JPH0531989Y2 - - Google Patents

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JPH0531989Y2
JPH0531989Y2 JP10297989U JP10297989U JPH0531989Y2 JP H0531989 Y2 JPH0531989 Y2 JP H0531989Y2 JP 10297989 U JP10297989 U JP 10297989U JP 10297989 U JP10297989 U JP 10297989U JP H0531989 Y2 JPH0531989 Y2 JP H0531989Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ピアス陳列用具に係り、特に薄い紙
片を折り曲げて完成するように構成することによ
り、平面上に載置することもピアス陳列用の溝に
嵌め込んで使用することもでき、しかもピアスの
針穴の加工に用いる刃具が長持ちすると共に、従
来品に比べて極めて安価に提供できるようにした
ピアス陳列用具に関する。
従来の技術 第8図及び第9図により従来例について説明す
ると、第8図に示すピアス陳列用具1は、板厚2
mm位の樹脂製の板2に装飾用の一対の切溝2aを
加工し、その上方に一対の針穴2bを形成し、折
曲部2cで折り曲げ、底部2dを平面上に載置で
きるようにしたものである。
しかし該従来例は、非常に高価につき、またピ
アス陳列用の溝に嵌め込んで用いることはできな
いという不便があつた。
第9図に示すピアス陳列用具3は、板厚1mm以
上の高密度の圧縮紙4を用いて1枚ものとして形
成され、上部に一対の針穴4bが形成されてなる
ものである。このピアス陳列用具3は、図示のよ
うに、ピアス陳列用の溝5に嵌め込んで使用する
ことはできるが、逆に平面上に載置することはで
きないという欠点があり、また圧縮紙4が非常に
硬いため、針穴4bの加工に用いる刃具がすぐに
傷んでしまい、加工コストが高くつくという欠点
があつた。
目 的 本考案は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、1枚の長方形状の薄い紙片の長手方向を第1
の筋押し線と第2の筋押し線とで区切つて、該第
1の筋押し線の下方に折曲げ時にばね作用を有す
る長さ5mm程度のリツプ部を形成し、第1の筋押
し線と第2の筋押し線との間にピアスが飾られる
表面部を形成し、第2の筋押し線の上方に該表面
部よりも若干長さの短い裏面部を形成し、かつ該
表面部に対して該裏面部を折り曲げて重ねた状態
で同一位置となるように該表面部と該裏面部とを
貫通してピアスの針を差し込むための針穴を形成
することにより、平面上に載置することも、また
ピアス陳列用の溝に嵌め込んで使用することもで
きる便利なピアス陳列用具を提供することであ
る。また他の目的は、上記構成によつて低密度の
薄い紙片の使用を可能とし、材料コストの低減と
共に針穴の加工に用いる刃具が長持ちするように
して加工コストの低減を図り、ピアス陳列用具の
コストを大幅に低減することである。
構 成 要するに本考案は、1枚の長方形状の薄い紙片
の長手方向を第1の筋押し線と第2の筋押し線と
で区切つて、該第1の筋押し線の下方に折曲げ時
にばね作用を有する長さ5mm程度のリツプ部を形
成し、前記第1の筋押し線と前記第2の筋押し線
との間にピアスが飾られる表面部を形成し、前記
第2の筋押し線の上方に該表面部よりも若干長さ
の短い裏面部を形成し、かつ前記表面部に対して
該裏面部を折り曲げて重ねた状態で同一位置とな
るように該表面部と該裏面部とを貫通してピアス
の針を差し込むための針穴を形成してなることを
特徴とするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。第1図から第3図において、本考案に係るピ
アス陳列用具8は、1枚の長方形状の薄い紙片9
の長手方向を第1の筋押し線9aと第2の筋押し
線9cとで区切つて、該第1の筋押し線9aの下
方に折曲げ時にばね作用を有する長さ5mm程度の
リツプ部9dを形成し、第1の筋押し線9aと第
2の筋押し線9cとの間にピアス10が飾られる
表面部9eを形成し、第2の筋押し線9cの上方
に該表面部よりも若干長さの短い裏面部9fを形
成し、かつ表面部9eに対して裏面部9fを折り
曲げて重ねた状態で同一位置となるように該表面
部と該裏面部とを貫通してピアス10の針11を
差し込むための針穴8bを形成してなるものであ
る。また折り畳んだ状態におけるデザイン上の配
慮から、第2の筋押し線9cの両側において紙片
9には湾曲して凹陥した切欠9gが形成されてい
る。
紙片9としては、板厚0.5mm程度の上質紙で十
分であり、高密度の紙を用いる必要はない。そし
て針穴9bは、表面部9eと裏面部9fとを第1
図に示すように折り畳んだ状態で刃具(図示せ
ず)により穴あけして形成するものである。
作 用 本考案は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。本考案に係るピアス
陳列用具8は、まず第1図に示すように、表面部
9cと裏面部9fとを折り畳んでその上にリツプ
部9を重ね、ピアス陳列用の溝5に嵌め込んで使
用する使用の態様と、第2図に示すようにリツプ
部9dを水平面に平行に折り曲げて表面部9eと
裏面部9fとを挟角45°位に折り曲げて水平面上
に載置する使用の態様とに使い分けることができ
る。
折り畳んだ場合には、第4図に示すように、表
面部9eとリツプ部9dとを重ねて、溝5に嵌め
込んで使用する。この場合において、リツプ部9
dは第5図に示すように、矢印A方向に復帰しよ
うとするばね力を有するため、溝5に対して押圧
力を生じ、溝5との間に摩擦が発生し、ピアス陳
列用具8は安定した状態で溝5に固定される。
ピアス10は、この溝5へのピアス陳列用具8
への嵌込みに先立つてその針11が針穴9bに差
し込まれ、止め具12を反対側から深く差し込ん
でピアス陳列用具8に固定される。そして通常1
枚のピアス陳列用具8に2個のピアス10が陳列
される。
また水平面に載置する使用の態様では、第6図
及び第7図に示すように、水平面にピアス陳列用
具8を載置して、ピアス10はその針11が針穴
9bに差し込まれ、止め具12はあまり深く差し
込まれず、ちようど止め具固定用の小径部11a
に固定され、これ以上表面部9eと裏面部9fと
が広がらないように具合よく設定することができ
る。
またピアス陳列用具8の製造工程においては、
紙片9が軟らかいので、該紙片を打ち抜くのも容
易であり、針穴9bをあけるための刃具が傷ま
ず、非常に長持ちするばかりでなく、紙片9は極
めて安価であるので、ピアス陳列用具8のコスト
は従来品に比べて数分の1乃至10分の1とするこ
とが可能である。
効 果 本考案は、上記のように1枚の長方形状の薄い
紙片の長手方向を第1の筋押し線と第2の筋押し
線とで区切つて、該第1の筋押し線の下方に折曲
げ時にばね作用を有する長さ5mm程度のリツプ部
を形成し、第1の筋押し線と第2の筋押し線との
間にピアスが飾られる表面部を形成し、第2の筋
押し線の上方に該表面部よりも若干長さの短い裏
面部を形成し、かつ該表面部に対して該裏面部を
折り曲げて重ねた状態で同一位置となるように該
表面部と該裏面部とを貫通してピアスの針を差し
込むための針穴を形成したので、平面上に載置す
ることも、またピアス陳列用の溝に嵌め込んで使
用することもできる便利なピアス陳列用具を提供
することができる効果がある。また上記構成によ
つて低密度の薄い紙片の使用が可能となり、材料
コストの低減と共に針穴の加工に用いる刃具が長
持ちすることになるから加工コストの低減を図る
ことができると共に、ピアス陳列用具のコストを
大幅に低減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本考案の実施例に係り、第
1図及び第2図はピアス陳列用具の斜視図、第3
図はピアス陳列用具の展開図、第4図は溝に嵌め
込み使用する場合のピアス陳列用具及びピアスの
斜視図、第5図は第4図に示すものの部分縦断面
図側面図、第6図は水平面に載置して使用する場
合のピアス陳列用具及びピアスの斜視図、第7図
は第6図に示すものの部分縦断面側面図、第8図
及び第9図は従来例に係るピアス陳列用具の斜視
図である。 8はピアス陳列用具、9は紙片、9aは第1の
筋押し線、9bは針穴、9cは第2の筋押し線、
9dはリツプ部、9eは表面部、9fは裏面部、
10はピアス、11は針である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1枚の長方形状の薄い紙片の長手方向を第1の
    筋押し線と第2の筋押し線とで区切つて、該第1
    の筋押し線の下方に折曲げ時にばね作用を有する
    長さ5mm程度のリツプ部を形成し、前記第1の筋
    押し線と前記第2の筋押し線との間にピアスが飾
    られる表面部を形成し、前記第2の筋押し線の上
    方に該表面部よりも若干長さの短い裏面部を形成
    し、かつ前記表面部に対して該裏面部を折り曲げ
    て重ねた状態で同一位置となるように該表面部と
    該裏面部とを貫通してピアスの針を差し込むため
    の針穴を形成してなることを特徴とするピアス陳
    列用具。
JP10297989U 1989-08-31 1989-08-31 Expired - Lifetime JPH0531989Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10297989U JPH0531989Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31

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JPH0342259U JPH0342259U (ja) 1991-04-22
JPH0531989Y2 true JPH0531989Y2 (ja) 1993-08-17

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KR200485523Y1 (ko) * 2016-02-28 2018-01-22 양용은 끈이 있는 형태의 악세사리를 전시하기 위한 접는 형태의 전시대

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JPH0342259U (ja) 1991-04-22

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