JP4889516B2 - 車体トリムと一体の膨張性カーテン展開傾斜 - Google Patents

Description

本発明は、車両のヘッドライナーとの接合部に配置されたカーテンエアバッグの展開援助や支持のために、自動車の車体にしっかりと固定されるピラートリム部品やピラー構造体に関する。

種々のピラートリム部品形状が下記の特許文献で開示されている。
米国特許６，８９３，０４２ 米国特許６，６７２，０２７ 米国特許６，４８５，０４９ 米国特許６，４８５，０４８ 英国特許２，３７２，４８４

上記各装置はその目的に適したもののようではあるが、車両内装の製造中に組立てを要する部品の点数を削減するのが望ましい。ピラートリム部品の上部に膨張性カーテン傾斜を一体化させるのが望ましい。膨張性カーテンやエアバッグ支持面に関して内向きに曲がった膨張性カーテン押圧壁を具備するのが望ましい。ピラートリム部品の搭載簡便化・位置安定化のために、逆Ｔ型取付部を具備するのが望ましい。ピラートリム部品の２つの部位である主体部と支持部との間に、ヘッドライナー保持部を具備するのが望ましい。上記部材のいずれかの部材の望ましい組合せを具備するのが望ましい。

上記目的を達成するために、本発明のカーテンエアバッグ付き車両用ピラー構造体は、ピラーパネルと、前記ピラーパネルの少なくとも一部を覆う主体部と、前記主体部から延伸するカーテンエアバッグ支持部と、によって構成され、前記カーテンエアバッグ支持部がカーテンエアバッグガイド部を持つピラートリムと、によって構成されるピラー構造体であって、カーテンエアバッグを位置合わせする位置合わせ部と、前記カーテンエアバッグ支持部を前記ピラーパネルに取り付けるための取付部とをさらに有し、前記位置合わせ部と前記取付部とが前記カーテンエアバッグ支持部からそれぞれ延伸し、前記位置合わせ部は、前記カーテンエアバッグ支持部の前記カーテンエアバッグガイド部とは反対側から上方に延伸するとともに、前記主体部に向かい内向きに曲がる上向き延伸壁を有し、前記カーテンエアバッグを所定の展開前格納位置に押し込んで位置合わせをするように構成したことを特徴とする。

上記目的を達成するために、本発明のピラートリムは、主体部と、前記主体部から延伸するカーテンエアバッグ支持部と、によって構成され、前記カーテンエアバッグ支持部がカーテンエアバッグガイド部を持つピラートリムであって、カーテンエアバッグを位置合わせする位置合わせ部と、前記カーテンエアバッグ支持部を車体に取り付けるための取付部とをさらに有し、前記位置合わせ部と前記取付部とが前記カーテンエアバッグ支持部からそれぞれ延伸し、前記位置合わせ部は、前記カーテンエアバッグ支持部の前記カーテンエアバッグガイド部とは反対側から上方に延伸するとともに、前記主体部に向かい内向きに曲がる上向き延伸壁を有し、前記カーテンエアバッグを所定の展開前格納位置に押し込んで位置合わせをするように構成したことを特徴とする。

本発明の他の適用に関しては、添付図面と関連して、本発明を実施するための最良の形態に基づき、当業者に明らかにされる。

本発明によれば、エアバッグ支持部がエアバッグガイド部を持ち、かつ補強部がエアバッグガイド部を主体部に接続するように構成されているので、車両のヘッドライナーとの接合部に配置されたエアバッグの展開援助や支持が可能となる。

図１〜図５を参照すると、 ピラートリム部品１０は、主体部１２と、主体部１２から延伸する一体型エアバッグ支持部１４とを含む。エアバッグ支持部１４は、エアバッグガイド部１６を含む。補強部１８が具備され、エアバッグガイド部１６を主体部１２に接続している。

本発明の実施形態におけるピラートリム部品１０は、エアバッグ支持部１４から延伸する取付部２０を含む。エアバッグ支持部１４に接続された外向き延伸部２２と、外向き延伸部２２の外端２６に接続された曲部２４とによって、取付部２０が画成される。更に取付部２０は、外向き延伸部２２と曲部２４との間を延伸する内向き安定化ウェブ２８を含む。

図２と図４で最も良く図示されているが、取付部２０は、対応開口３２を通して係合するために、ピラートリム部品１０の後面３０から外向きに延伸している。開口３２が継目３４の中に形成される。ルーフパネルやルーフレール等のルーフ部３６が継目３４でピラーパネル３８に接続されて、これによって車体４０の一部を画成している。

図４で最も良く図示されているが、ルーフ部３６とピラーパネル３８との間の継目３４を通して延伸する逆Ｔ型周縁２５が、開口３２を画成する。開口３２を画成する逆Ｔ型周縁２５の上向き延伸部と、内向き安定化ウェブ２８とが相互作用するが、これは車体４０の水平前後方向にピラートリム部品１０を配置しかつ安定させるためである。開口３２を画成する逆Ｔ型周縁２５の水平延伸部と、取付部２０の外向き延伸部２２とが相互作用するが、これは車体４０の垂直上下方向にピラートリム部品１０を配置しかつ安定させるためである。

図１〜図３を参照すると、エアバッグ支持部１４からエアバッグガイド部１６に向かい車体４０の内向きに延伸するエアバッグ位置合わせ部４２を、ピラートリム部品１０は含む。エアバッグガイド部１６に向かい車体４０の内向きに曲がる（エアバッグ支持部１４の）上向き延伸壁４４の少なくとも一部によって、エアバッグ位置合わせ部４２が画成される。

支持されたサイドカーテンエアバッグ４６ （部分破線図）を車体４０の中心線に向かい内向きに離れるように、上向き延伸壁４４の内向き曲部４４Ａが配置しているのが、図２で最も良く図示されている。エアバッグ位置合わせ部４２の２つの上向き延伸壁４４の間に、取付部２０が配置される。

主体部１２の上に配置された展開表面４８を、エアバッグガイド部１６は含む。主体部１２とエアバッグ支持部１４との間を、展開表面４８が延伸している。ヘッドライナー５０とピラートリム部品１０との間の継目に形成される隙間を通して車体４０の中心線に向けて内向きに、展開表面４８がサイドカーテンエアバッグ４６の膨張を導く。

主体部１２とエアバッグ支持部１４との間に配置されたヘッドライナー保持部５２を、ピラートリム部品１０は含む。エアバッグ支持部１４と主体部１２との間に形成された溝５４を、ヘッドライナー保持部５２は含む。展開表面４８と主体部１２との間に、溝５４が配置される。

サイドカーテンエアバッグ４６を持つ車体４０に使用されるピラー構造体５６ （図２にて最も良く図示）は、ピラーパネル３８とピラートリム部品１０とを含む。ピラーパネル３８の少なくとも一部を覆う主体部１２と、主体部１２から延伸するエアバッグ支持部１４とを、ピラートリム部品１０は含む。エアバッグガイド部１６をエアバッグ支持部１４は含む。補強部１８が具備され、エアバッグガイド部１６を主体部１２に接続している。ピラートリム部品１０から延伸しかつピラーパネル３８にピラートリム部品１０を接続する取付部２０を、ピラートリム部品１０は含む。取付部２０は、ピラートリム部品１０のエアバッグ支持部１４から延伸する。

車体４０の中心線に関して内向きにピラーパネル３８から離れる方向に、エアバッグ位置合わせ部４２はエアバッグ支持部１４から延伸する。車体４０の中心線に関して内向きにエアバッグガイド部１６に向かい、エアバッグ位置合わせ部４２はピラートリム部品１０のエアバッグ支持部１４から延伸する。

エアバッグ位置合わせ部４２の２つの上向き延伸壁部４４の間に、取付部２０が配置される。主体部１２の上に配置された展開表面４８を、エアバッグガイド部１６は含む。ルーフパネルやルーフレール等のルーフ部３６にピラーパネル３８が接続され、これによって継目３４を画成する。ルーフ部３６をピラーパネル３８に接続する継目３４を通して、開口３２が延伸する。ルーフ部３６とピラーパネル３８とを接続する継目３４を通して逆Ｔ型周縁２５が形成され、これによって開口３２を画成している。

開口３２を画成する逆Ｔ型周縁２５を通して、取付部２０がルーフ部３６とピラーパネル３８とにピラートリム部品１０を接続する。ピラートリム部品１０を構成する２つの部材である主体部１２とエアバッグ支持部１４との間に、ヘッドライナー保持部５２が配置される。

主体部１２に向かい内向きに延伸するエアバッグ位置合わせ部４２と、主体部１２から離れるように外向きに延伸する取付部２０と、主体部１２とエアバッグ支持部１４との間に配置されたヘッドライナー保持部５２の中から選ばれる、少なくとも２つの部材またはそれらの組合せを、エアバッグ支持部１４は持つ。

主体部１２に向かい内向きに曲がる（エアバッグ支持部１４の）上向き延伸壁４４の少なくとも一部によって、エアバッグ位置合わせ部４２が画成される。エアバッグ支持部１４に接続された外向き延伸部２２と、外向き延伸部２２の外端２６に接続された曲部２４と、外向き延伸部２２と曲部２４との間を延伸する内向き安定化ウェブ２８とによって、取付部２０が画成される。

エアバッグ支持部１４と主体部１２との間に形成された溝５４によって、ヘッドライナー保持部５２が画成される。主体部１２とエアバッグ支持部１４との間に配置されたエアバッグ展開表面４８によって画成されたエアバッグガイド部１６を、ピラートリム部品１０が含む。主体部１２をエアバッグ支持部１４に接続する一体壁によって画成される補強部１８を、ピラートリム部品１０が含む。

本発明の実施形態におけるピラートリム部品１０は、主体部１２と、主体部１２から延伸するエアバッグ支持部１４とを含む。主体部１２に向かい内向きに延伸するエアバッグ位置合わせ部４２と、主体部１２から離れるように外向きに延伸する取付部２０とを、エアバッグ支持部１４は含む。

本発明の実施形態におけるピラートリム部品１０は、主体部１２と、主体部１２から延伸するエアバッグ支持部１４とを含む。主体部１２に向かい内向きに延伸するエアバッグ位置合わせ部４２と、主体部１２とエアバッグ支持部１４との間に配置されたヘッドライナー保持部５２とを、エアバッグ支持部１４は含む。

本発明の実施形態によると、膨張性カーテン展開軌跡傾斜１６は、ピラートリム部品１０に一体化しかつエアバッグ位置合わせ部４２の特徴を含む。一体型膨張性カーテン展開軌跡傾斜１６と、エアバッグ位置合わせ部４２の特徴とを持つピラートリム部品１０は、分離型ピラートリム固定具が無くても済むように、車体インターロックや取付部２０へのピラートリムをも含む。

次に図６〜図９を参照すると、膨張性サイドカーテンエアバッグ４６は、作動中、ピラートリム部品１０の一体型エアバッグ支持部１４によって格納位置に支持される。

図６で最も良く図示されているが、搭載されたエアバッグ４６は、ピラートリム部品１０の主体部１２に向かい内向きに曲がる上向き延伸壁４４を含む一体型エアバッグ位置合わせ部４２によって、より望ましい展開前格納位置に、ピラートリム部品１０の搭載中に、「押し」込まれる。

一体型傾斜１６や展開表面４８の車内側に形成された中央ピラートリム部品１０の保持部５２や溝５４と、ヘッドライナー５０は相互作用する。

主体部１２とエアバッグ支持部１４との間に配置された、溝５４と車内向き表面４８（一体型傾斜１６）との間で、ヘッドライナー５０を安定的に維持するために、ヘッドライナー保持部５２はヘッドライナー５０と相互作用する形状を持つが、これは図６にて最も良く図示されている。図７にて最も良く図示されているが、膨張性サイドカーテンエアバッグ４６は、その展開初期段階でヘッドライナー５０の後側を押圧し、その後、溝５４と一体型展開表面４８からヘッドライナー５０の下縁を引き離す。

同時に、車体シートメタルが内向きに押圧された場合、ピラートリム部品１０の起伏状エアバッグ位置合わせ部４２の作用によって、ピラートリム部品１０の他部と同速度・同時期の内向き動作を、膨張性サイドカーテンエアバッグ４６が維持する。

膨張性サイドカーテンエアバッグ４６は、その展開続行中にヘッドライナー５０の後側を更に押圧し、その後膨張性サイドカーテンエアバッグ４６は車内向きに自身の上で撓み続ける。

図８で最も良く図示されているが、ピラートリム部品１０中に形成された溝５４の縁を、展開側エアバッグ４６がその展開途中に超えるが、これは一体型展開表面４８の援助による。

展開中のエアバッグ４６がヘッドライナー保持部５２の上縁５２Ａに接触しないように、エアバッグ展開表面４８は、充分な角度で内向きに延伸している。

膨張性サイドカーテンエアバッグ４６は、展開し続けると、ヘッドライナー５０の後側を押圧しかつピラートリム部品１０中に形成された溝５４の上縁を越え、その後、全開位置に移動する。上記作動は、図９にて最も良く図示されている。

衝撃物を減衰させるためにピラートリム部品１０の後側リブ１９・補強部１８が若干変形可能なので、いかなる衝撃による力も軽減するのに一体型傾斜１６や展開表面４８が役立つ。

図６を再度参照して述べる。ピラー部品１０を車体４０に組付け中に、初期位置４６ａに配置された事前搭載サイドカーテンエアバッグ４６の後ろにエアバッグ位置合わせ部４２を摺動させることによって、搭載器がピラートリム部品１０を搭載し始め、その後、取付部２０を開口３２に挿入する。

取付部２０の外端を最初に挿入した後に、 搭載器は、ピラートリム部品１０を上向きに動かすと同時に外向きにも動かす。

上記作動を経て、サイドカーテンエアバッグ４６が展開前格納位置４６ｂに内向きに再度位置するが、これはエアバッグ支持部１４の上向き延伸壁４４のエアバッグ位置合わせ部４２による。

取付部２０を対応開口３２に完全に係合させる際には、ピラートリム部品１０の下部を取付けるのに適した手段なら何でも使用可能である。

ピラートリム部品１０を外すには、作業者はピラートリム部品１０の下端を内向きに引き、下端固定部を外す。その後、ピラートリム部品１０を内向きに動かすと同時に下げて、取付部２０を対応開口３２から外す。

現在最も実用的で好適とされる実施形態と関連させて本発明に関して記載したが、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではなく、発明精神・請求項の範囲に含まれる種々の改変・等価構成を含むことを意図すると解釈すべきである。上記範囲は、法律で許可された上記全ての改変・等価構成を含むように最も広義に解釈されるべきである。

本発明の実施形態における、ピラートリム部品の上部の側立面図である。 部分破線で図示したサイドカーテンエアバッグを支持し、かつピラーパネルと、ルーフパネルやルーフレール等のルーフ部に、接続されており、それによって、部分破線の継目を第１側で画成し、一方、部分破線のヘッドライナーを第２側で支持している、図１のピラートリム部品の簡略断面図である。 本発明の実施形態における、ピラートリム部品の上部の前側立面斜視図である。 本発明の実施形態における、取付部を受ける継目を画成する２つの部材である、ピラーパネルと、ルーフパネルやルーフレール等のルーフ部との中に形成された逆Ｔ型開口の詳細図である。 本発明の実施形態における、ピラートリム部品の上部の後側立面図である。 本発明の実施形態における、初期位置にて全面破線で図示したサイドカーテンエアバッグと、ピラートリム部品の取付に応じて移動した展開前格納位置にて部分破線で図示したサイドカーテンエアバッグの簡略断面図である。 本発明の実施形態における、サイドカーテンエアバッグの膨張の早期段階を図示した簡略断面図である。 本発明の実施形態における、サイドカーテンエアバッグの膨張の途中段階を図示した簡略断面図である。 本発明の実施形態における、サイドカーテンエアバッグの膨張の最終段階を図示した簡略断面図である。

符号の説明

１０・・・ピラートリム部品
１２・・・主体部
１４・・・エアバッグ支持部
１６・・・エアバッグガイド部
１８・・・補強部
１９・・・後側リブ
２０・・・取付部
２０Ａ・・・上向き延伸部
２２・・・外向き延伸部
２４・・・曲部
２５・・・逆Ｔ型周縁
２６・・・外端
２８・・・内向き安定ウェブ
３０・・・後面
３２・・・開口
３４・・・継目
３６・・・ルーフ部
３８・・・ピラーパネル
４０・・・車体
４２・・・エアバッグ位置合わせ部
４４・・・上向き延伸壁
４４Ａ・・・内向き曲部
４６・・・膨張性サイドカーテンエアバッグ
４６ａ・・・初期位置
４６ｂ・・・展開前格納位置
４８・・・展開表面
５０・・・ヘッダライナー
５２・・・ヘッドライナー保持部
５２Ａ・・・上端
５４・・・溝
５６・・・ピラー構造体

Claims (19)

1. ピラーパネルと、
   前記ピラーパネルの少なくとも一部を覆う主体部と、前記主体部から延伸するカーテンエアバッグ支持部と、によって構成され、前記カーテンエアバッグ支持部がカーテンエアバッグガイド部を持つピラートリムと、
   によって構成されるピラー構造体であって、
   カーテンエアバッグを位置合わせする位置合わせ部と、
   前記カーテンエアバッグ支持部を前記ピラーパネルに取り付けるための取付部とをさらに有し、
   前記位置合わせ部と前記取付部とが前記カーテンエアバッグ支持部からそれぞれ延伸し、
   前記位置合わせ部は、前記カーテンエアバッグ支持部の前記カーテンエアバッグガイド部とは反対側から上方に延伸するとともに、前記主体部に向かい内向きに曲がる上向き延伸壁を有し、前記カーテンエアバッグを所定の展開前格納位置に押し込んで位置合わせをするように構成したことを特徴とする、ピラー構造体。
2. 前記カーテンエアバッグ位置合わせ部が、前記カーテンエアバッグガイド部に向かい前記カーテンエアバッグ支持部から内向きに延伸することを特徴とする、請求項１に記載のピラー構造体。
3. 前記取付部が前記カーテンエアバッグ支持部から延伸しかつ前記ピラートリムをピラーパネルに接続し、前記カーテンエアバッグ位置合わせ部の２つの上向き延伸壁の間に前記取付部が配置されることを特徴とする、請求項２に記載のピラー構造体。
4. 前記主体部の上に配置される展開表面によって、前記カーテンエアバッグガイド部が画成されることを特徴とする、請求項１に記載のピラー構造体。
5. ルーフ部によって更に構成される前記ピラー構造体であって、前記ピラーパネルが前記ルーフ部に接続されかつ開口が前記ルーフ部と前記ピラーパネルの両方を通して延伸することを特徴とする、請求項１に記載のピラー構造体。
6. 前記ルーフ部と前記ピラーパネルの両方を通して形成される逆Ｔ型周縁が前記開口を画成することを特徴とする、請求項５に記載のピラー構造体。
7. 前記開口を画成する前記逆Ｔ型周縁を通して前記ルーフ部と前記ピラーパネルとに前記ピラートリムを前記取付部が接続することを特徴とする、請求項６に記載のピラー構造体。
8. 前記主体部と前記カーテンエアバッグ支持部との間に配置されるヘッドライナー保持部を更に有することを特徴とする、請求項１に記載のピラー構造体。
9. 主体部と、
   前記主体部から延伸するカーテンエアバッグ支持部と、
   によって構成され、前記カーテンエアバッグ支持部がカーテンエアバッグガイド部を持つピラートリムであって、
   カーテンエアバッグを位置合わせする位置合わせ部と、
   前記カーテンエアバッグ支持部を車体に取り付けるための取付部とをさらに有し、
   前記位置合わせ部と前記取付部とが前記カーテンエアバッグ支持部からそれぞれ延伸し、
   前記位置合わせ部は、前記カーテンエアバッグ支持部の前記カーテンエアバッグガイド部とは反対側から上方に延伸するとともに、前記主体部に向かい内向きに曲がる上向き延伸壁を有し、前記カーテンエアバッグを所定の展開前格納位置に押し込んで位置合わせをするように構成したことを特徴とする、ピラートリム。
10. 前記カーテンエアバッグ支持部に接続される外向き延伸部と、前記外向き延伸部の外端に接続される曲部とによって、前記取付部が画成されることを特徴とする、請求項９に記載のピラートリム。
11. 前記取付部が更に、前記外向き延伸部と前記曲部との間を延伸する内向き安定化ウェブによって画成されることを特徴とする、請求項１０に記載のピラートリム。
12. 前記カーテンエアバッグガイド部に向かい前記カーテンエアバッグ支持部から内向きに前記カーテンエアバッグ位置合わせ部が延伸することを特徴とする、請求項９に記載のピラートリム。
13. 前記カーテンエアバッグガイド部に向かい内向きに曲がる上向き延伸壁を前記カーテンエアバッグ支持部が持ち、前記上向き延伸壁の少なくとも一部によって、前記カーテンエアバッグ位置合わせ部が画成されることを特徴とする、請求項１２に記載のピラートリム。
14. 前記カーテンエアバッグ支持部から前記取付部が延伸し、前記カーテンエアバッグ位置合わせ部の２つの前記上向き延伸壁の間に前記取付部が配置されることを特徴とする、請求項１３に記載のピラートリム。
15. 前記主体部の上に配置されかつ前記主体部と前記カーテンエアバッグ支持部との間を延伸する展開表面によって、前記カーテンエアバッグガイド部が画成されることを特徴とする、請求項９に記載のピラートリム。
16. 前記主体部と前記カーテンエアバッグ支持部との間に配置されるヘッドライナー保持部を更に有することを特徴とする、請求項９に記載のピラートリム。
17. 前記カーテンエアバッグ支持部と前記主体部との間に形成される溝によって前記ヘッドライナー保持部が画成されることを特徴とする、請求項１６に記載のピラートリム。
18. 前記カーテンエアバッグ位置合わせ部が前記主体部に向かい内向きに延伸し、かつ前記取付部が前記主体部から離れるように外向けに延伸することを特徴とする、請求項９又は請求項１２に記載のピラートリム。
19. 前記主体部と前記カーテンエアバッグ支持部との間にヘッドライナー保持部が配置され、
    前記展開表面が前記カーテンエアバッグ支持部と前記ヘッドライナー保持部との間に配置され、展開中の前記カーテンエアバッグが前記ヘッドライナー保持部の上縁に接触しないように前記展開表面が充分な角度で内向きに延伸する、ことを特徴とする、請求項１５に記載のピラートリム。

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