JP5640686B2 - 車両の乗員保護装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の衝突時、特に、側突時にインフレータが発生するガスでカーテンエアバッグを膨張させ、該カーテンエアバッグを車室の側部に沿って下方に向けて展開させ乗員の頭部を保護するような車両の乗員保護装置に関する。
近年、車両においては、前方からの衝撃荷重から乗員を保護するためのエアバッグに加えて、側方からの衝撃荷重からも乗員を保護するためのカーテンエアバッグが備えられている。
すなわち、車体サイド部(ルーフサイドおよびフロントピラー参照)に沿ってその車室内側にカーテンエアバッグが、例えば、蛇腹状に折畳んだ状態で配置されており、該カーテンエアバッグはインフレータに接続されると共に、車体サイド部に配設される内装材で覆われており、車両の衝突時にインフレータが発生するガスでカーテンエアバッグを膨張させて、車室の側部に沿って該カーテンエアバッグを下方に向けて前席から後席にわたって展開させるようになっている。
従来のカーテンエアバッグは複数のセル(cell、小室)を備え、その展開時の上側部分を開放し、下側部分を閉塞して、インフレータからのガスを、接続部を介してセル上側のガス流路から各セルに流入して、カーテンエアバッグを展開させる構造が一般的である。
このような従来のカーテンエアバッグの展開時には、その展開圧力で上述の内装材を変位させながら、車体サイド部と、内装材の車外側端部との間の隙間からカーテンエアバッグが展開するが、この場合、上記セルにその上側の開放部側からガスが入ることで、折畳み状態のカーテンエアバッグの基部(根元部分)が不用意に膨張して、体積が大きくなるので、カーテンエアバッグの円滑な展開が阻害され、体積が大きくなった状態で内装材に瞬間的な荷重が付加されるので、該内装材が破損したり飛散する懸念があった。
ところで、特許文献1、2には側突荷重から乗員を保護する車両の乗員保護装置において、カーテンエアバッグに複数のセルを設け、これらのセルに対して展開時の上側に車両前後方向に延びる一連のガス通路を形成したものが開示されている。
上記特許文献1、2に開示された従来技術においても、セルに対して展開時の上側からガスが入る構造であるから、上述同様の問題点があった。
特開2002−362293号公報 特開2009−12688号公報
そこで、この発明は、カーテンエアバッグの少なくとも一部のセルを、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放してインフレータからのガス流路に連通させることで、内装材を変位させながら車体サイド部と内装材の車幅方向外端部との間の隙間からカーテンエアバッグが展開する際に、上記セルに対してその開放部側つまり下側からガスが入ることにより、畳み状態のカーテンエアバッグの基部(つまり、上側に位置する根元部)が不用意に膨張しないため、該カーテンエアバッグを円滑に展開させて、内装材の破損、飛散を防止することができる車両の乗員保護装置の提供を目的とする。
この発明による車両の乗員保護装置は、ルーフサイド部からフロントピラー部に沿ってその車室内側にカーテンエアバッグが畳み状態で配置され、該カーテンエアバッグはインフレータに接続されると共に、少なくともルーフサイド部に配設されるトップシーリングとフロントピラー部に配設されるフロントピラートリムとで覆われており、車両の衝突時にインフレータが発生するガスで上記カーテンエアバッグを膨張させて、車室の側部に沿ってカーテンエアバッグを下方に向けて展開させる車両の乗員保護装置であって、上記カーテンエアバッグのうちフロントピラートリムで覆われる部位のセルは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータからのガス流路に連通しており、上記フロントピラートリムで覆われるカーテンエアバッグのセルが、車両前端側の端側セルであり、該端側セルに隣り合うトップシーリング前側部分で覆われる隣接セルと、該隣接セルの後方に位置して上記トップシーリングで覆われると共に、上下方向に延びるガス流路を兼ねる中間セルとを設け、上記端側セルと上記隣接セルとは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータからのガス流路に連通し、上記トップシーリングの剛性は上記フロントピラートリムの剛性より低く、上記カーテンエアバッグの展開時に、上記中間セルのガス流路と連通して上記隣接セルの下側から上記端側セルの下側に向けて上記インフレータからのガス流路が形成され、上記中間セルと上記隣接セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅が、上記隣接セルと上記端側セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅よりも幅狭に設けられると共に、上記隣接セルの下側の開放部分の前後幅が、上記隣接セルと上記端側セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅よりも幅広に設けられたものである。
上記構成によれば、上述のセルはその下側部分が開放してガス流路に連通しているので、比較的剛性の高いフロントピラートリムを変位させながらルーフサイド部と、フロントピラートリムの車幅方向外端部との間の隙間からカーテンエアバッグが展開する際、上記部位のセルに対してその開放部側つまり下側からガスが入ることになり、畳み状態のカーテンエアバッグの基部(根元部)が不用意に膨張しない。
この結果、カーテンエアバッグを下方に向けて円滑に展開させることができ、フロントピラートリムの破損、飛散を防止することができる。
また、上記フロントピラートリムで覆われるカーテンエアバッグのセルが、車両前端側の端側セルであり、該端側セルに隣り合うトップシーリング前側部分で覆われる隣接セルを設け、上記端側セルと上記隣接セルとは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータからのガス流路に連通しているものであるから、上述の端側セルと隣接セルとに対しては何れもその開放部側としての下側からガスが入ることになる。
このため、後方からガスが隣接セル、端側セルの順に入る際、フロントピラートリムよりも後方に位置する隣接セルに対しても下側からガスが入って膨張展開するので、フロントピラートリムを車幅方向の内側に変位させやすくなり、この結果、カーテンエアバッグのより一層円滑な展開ができ、フロントピラートリムの破損、飛散をより一層防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記カーテンエアバッグは前席空間と後席空間との車室の側部に沿って展開され、上記カーテンエアバッグのインフレータへの接続部が前席空間と後席空間との間に位置し、上記カーテンエアバッグの後席側に対応する部分はトップシーリングで覆われ、該後席側に対応する部分のバッグ部は、展開時の少なくとも上側部分が開放されているものである。
上記構成によれば、カーテンエアバッグのインフレータへの接続部が前席空間と後席空間との間、つまりカーテンエアバッグの折畳み状態下の前後方向中間に設けられており、インフレータからのガスの分配性が良好であるから、前席空間と後席空間とに対応して共に迅速なガス導入が成され、フロントピラートリムの破損、飛散を防止しつつ、カーテンエアバッグ全体として円滑な膨張展開ができる。
この発明の一実施態様においては、上記カーテンエアバッグのうちフロントピラートリムとトップシーリングとの隣接部に対応して、折畳み状態のカーテンエアバッグを包囲して車体側に固定すると共に、該カーテンエアバッグの展開を案内可能にする案内部材が、上記トップシーリングとフロントピラートリムとで覆われているものである。
上記構成によれば、折畳み状態のカーテンエアバッグの基部(根元部)が不用意に膨張しないことに加えて、上述の案内部材でカーテンエアバッグの展開方向を案内するので、該案内部材の案内性により、カーテンエアバッグのさらに円滑な展開を図ることができる。
この発明によれば、カーテンエアバッグの少なくとも一部のセルを、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放してインフレータからのガス流路に連通させたので、内装材を変位させながら、車体サイド部と、内装材の車幅方向外端部との間の隙間からカーテンエアバッグが展開する際に、上記セルに対してその開放部側つまり下側からガスが入ることにより、畳み状態のカーテンエアバッグの基部(つまり、上側に位置する根元部)が不用意に膨張しないため、該カーテンエアバッグを円滑に展開させて、内装材の破損、飛散を防止することができる効果がある。
また、後方からガスが隣接セル、端側セルの順に入る際、フロントピラートリムよりも後方に位置する隣接セルに対しても下側からガスが入って膨張展開するので、フロントピラートリムを車幅方向の内側に変位させやすくなり、この結果、カーテンエアバッグのより一層円滑な展開ができ、フロントピラートリムの破損、飛散をより一層防止することができる効果がある。
本発明の車両の乗員保護装置を示す側面図 内装材の配設構造を示す側面図 カーテンエアバッグの配設構造を示す要部拡大側面図 カーテンエアバッグの展開状態を示す側面図 図3のA−A線矢視断面図 図3のB−B線矢視断面図
内装材を変位させながら、車体サイド部と、内装材の車幅方向外端部との間の隙間からカーテンエアバッグが展開する際に、上記セルに対してその開放部側つまり下側からガスを流入することで、畳み状態のカーテンエアバッグの基部の不用意な膨張を抑制して、該カーテンエアバッグを円滑に展開させて、内装材の破損、飛散を防止するという目的を、ルーフサイド部からフロントピラー部に沿ってその車室内側にカーテンエアバッグが畳み状態で配置され、該カーテンエアバッグはインフレータに接続されると共に、少なくともルーフサイド部に配設されるトップシーリングとフロントピラー部に配設されるフロントピラートリムとで覆われており、車両の衝突時にインフレータが発生するガスで上記カーテンエアバッグを膨張させて、車室の側部に沿ってカーテンエアバッグを下方に向けて展開させる車両の乗員保護装置において、上記カーテンエアバッグのうちフロントピラートリムで覆われる部位のセルは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータからのガス流路に連通しており、上記フロントピラートリムで覆われるカーテンエアバッグのセルが、車両前端側の端側セルであり、該端側セルに隣り合うトップシーリング前側部分で覆われる隣接セルと、該隣接セルの後方に位置して上記トップシーリングで覆われると共に、上下方向に延びるガス流路を兼ねる中間セルとを設け、上記端側セルと上記隣接セルとは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータからのガス流路に連通し、上記トップシーリングの剛性は上記フロントピラートリムの剛性より低く、上記カーテンエアバッグの展開時に、上記中間セルのガス流路と連通して上記隣接セルの下側から上記端側セルの下側に向けて上記インフレータからのガス流路が形成され、上記中間セルと上記隣接セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅が、上記隣接セルと上記端側セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅よりも幅狭に設けられると共に、上記隣接セルの下側の開放部分の前後幅が、上記隣接セルと上記端側セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅よりも幅広に設けられるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の乗員保護装置を示し、図1はルーフパネルおよび内装材(トップシーリング、フロントピラートリム)を省略してカーテンエアバッグが蛇腹状に折畳み状態で配置された構造を、車室内側から目視した状態で示す側面図、図2は図1の車体構造に対して内装材(トップシーリング、フロントピラートリム)を取付けた状態で示す側面図、図3はカーテンエアバッグの配置構造を示す要部拡大側面図である。
まず、図1〜図3を参照して側部車体構造について説明すると、閉断面構造で、かつ前低後高状に延びるフロントピラー1を設け、このフロントピラー1の上端部には、後方に向けて延びる閉断面構造のルーフサイドレール2を一体的に連設している。
また、上述のルーフサイドレール2の後端部には、閉断面構造で、かつ前高後低状に延びるリヤピラー3を一体的に連設している。
さらに、上述のフロントピラー1の前端部には上下方向に延びる閉断面構造のヒンジピラー4を一体的に連設し、ルーフサイドレール2の車両前後方向の中間部には上下方向に延びる閉断面構造のセンタピラー5を一体的に連設し、ルーフサイドレール2の後部下側とリヤピラー3の前部との間には、クオータピラー6を備えたリヤクオータパネル7を一体的に連設している。
そして、上述のヒンジピラー4と、フロントピラー1と、ルーフサイドレール2と、センタピラー5と、図示しないサイドシルとで囲繞された空間をフロントドア用の車体開口8(前席乗員用のドア開口部)に形成し、上述のセンタピラー5と、ルーフサイドレール2と、クオータピラー6と、図示しないサイドシルとで囲繞された空間をリヤドア用の車体開口9(後席乗員用のドア開口部)に形成している。
図面では車両左側の側部車体構造のみを示しているが、車両右側は左側と左右対称構造に形成されており、左右一対のルーフサイドレール2,2間にはルーフパネル10(図3参照)を張架している。
また、フロントピラー1上端とルーフサイドレール2前端との左右一対の接合部相互間には、車幅方向に延びるフロントヘッダ11を設けて、このフロントヘッダ11とルーフパネル10との間には、車幅方向に延びるヘッダ閉断面12を形成し、上部車体剛性の向上を図っている。
さらに、上述のルーフパネル10の下面には、図3に示すように、車両の前後方向に間隔を隔てて複数のルーフレインフォースメント13,14,15,16を車幅方向に向けて取付け、ルーフパネル10と各ルーフレインフォースメント13,14,15,16との間には、車幅方向に延びるルーフ閉断面17,18,19,20を形成して、上部車体剛性(ルーフ剛性)の向上を図っている。
上述のフロントピラー1は、図2、図3で示すように、その車室内側からフロントピラートリム21で覆われており、このフロントピラートリム21はフロントピラー1に対してクリップ等の取付け部材を用いて配設固定されている。
また、図2、図3で示すように、上述のルーフパネル10、ルーフレインフォースメント13〜16、フロントヘッダ11、リヤヘッダ(図示せず)およびルーフサイドレール2はその車室内側からトップシーリング22で覆われており、このトップシーリング22はフロントヘッダ11、リヤヘッダ(図示せず)、ルーフレインフォースメント13〜16に対してクリップ等の取付け部材を用いて固定されると共に、ルーフサイドレール2の車室内側に配設されている。
なお、図3において、23はセンタピラー5の車室内側に配設されたセンタピラートリムである。
図4はカーテンエアバッグ30を展開した状態で示す側面図であって、図4に示すカーテンエアバッグ30が蛇腹状に折畳まれて図1、図3に示すようにルーフサイドレール2からフロントピラー1に沿ってその車室内側に配置されるものである。
図1、図3に示すように、カーテンエアバッグ30は前席空間と後席空間との間、つまりセンタピラー5と対応する位置に設けた接続部31を介してインフレータ32に接続されており、インフレータ32からのガスをカーテンエアバッグ30の前後方向中間から流入して、その分配性の向上を図るように構成している。
図3に示すように、車体サイド部としてのルーフサイドレール2およびフロントピラー1に沿って配置されたカーテンエアバッグ30はトップシーリング22とフロントピラートリム21とで覆われており、車両の衝突時(特に、側突時)にはインフレータ32が発生するガスでカーテンエアバッグ30を膨張させて、車室の側部に沿ってカーテンエアバッグ30を下方に向けて、図4に示すように、展開させるように構成している。
図4を参照して、カーテンエアバッグ30の展開時の構成について説明すると、このカーテンエアバッグ30は2枚の布を図4に太線で示す縫合部にて区画して、車両前側から車両後側にかけて端側セルC1と、隣接セルC2と、中間セルC3,C4と、後部セルC5,C6との複数のセルを形成すると共に、インフレータ32からのガスが流入しない非膨張部30a,30b,30c,30dを形成している。
上述の非膨張部30a,30c,30dには、カーテンエアバッグ30をフロントピラー1およびルーフサイドレール2に支持固定するための支持片33,34,35,36を一体形成している。そして、これらの各支持片33,34,35,36を、図1、図4に示すように、クリップまたはボルトなどの取付け部材37…にてフロントピラー1またはルーフサイドレール2に支持固定するように構成している。
ここで、上述の非膨張部30bはカーテンエアバッグ30の展開時の向きを規制するものである。
また、上述の端側セルC1の下側前部と、フロントピラー1に設けた止め部材38との間には、カーテンエアバッグ30の展開時にテザー39が張架されるように構成し、展開時のカーテンエアバッグ30の展開姿勢(形、位置)を整えるようになっている。
上記複数のセルC1〜C6のうち、車両前端側の端側セルC1は、フロントピラートリム21で覆われており、この端側セルC1は展開時に上側部分が完全に閉塞され、下側部分のみが開放して、この開放部分が、インフレータ32からのガスを導く下側ガス流路40に連通している。
また、上述の端側セルC1に隣り合う隣接セルC2は、トップシーリング22の前側部分で覆われており、この隣接セルC2は端側セルC1と同様に、展開時に上側部分が完全に閉塞され、下側部分のみが開放して、この開放部分が、インフレータ32からのガスを導く下側ガス流路40に連通している。
上述の中間セルC3,C4は接続部31に直結連通しており、これらの各中間セルC3,C4は上下方向に延びるガス流路を兼ねるものであって、中間セルC3,C4は上側部分および下側部分が共に開放形成されていて、下側の開放部分は上述の下側ガス流路40に連通している。
また、中間セルC4の上部リヤ側と後部セルC5の上部フロント側とは、非膨張部30bの上側においてガス流路41で連通している。
さらに、カーテンエアバッグ30のうち後席側に対応する部分としてのガス流路41、後部セルC5,C6はトップシーリング22で覆われており、後席側に対応する部分のバッグ部である2つの後部セルC5,C6は、図4に示すように、その上側部分および下側部分が共に開放されていて、各後部セルC5,C6の上側部分は上側ガス流路42に連通しており、下側部分は下側ガス流路43に連通している。
図4に示すように、カーテンエアバッグ30が展開した時、該カーテンエアバッグ30の下端は同図に仮想線で示す車両のベルトラインBLより下方まで位置するように形成されている。これは、側突時に乗員の上部が窓枠部分から車外側に振られる現象を、カーテンエアバッグ30が窓枠部分を超えて上下方向に位置することで有効に抑制できるからである。この場合のカーテンエアバッグのベルトラインBLより下方に位置する部分とは、セルでもガス流路でも有効である。
図4に示す展開状態のカーテンエアバッグ30を蛇腹状に折畳んでルーフサイドレール2からフロントピラー1に沿ってその車室内側に取付けた時、このカーテンエアバッグ30は図3に示すように、トップシーリング22の前後に形成された凹部22a,22bのインナハンドル取付け部44,45よりも下側に位置するように配置されたものである。
図5は図3のA−A線矢視断面図、図6は図3のB−B線矢視断面図であって、図5、図6においては、図示の便宜上、カーテンエアバッグ30を収納したエリアを仮想線で示している。
図5、図6に示すように、ルーフサイドレール2は、ルーフサイドレールアウタ2Aとルーフサイドレールインナ2Bとを接合固定して、車両の前後方向に延びるルーフサイド閉断面24と、上下の接合部25,26とを備えている。
ルーフサイドレール2の上側の接合部25には、ルーフパネル10の車幅方向外側端部10aを接合固定しており、下側の接合部26にはシーミングウェルト27を嵌着固定している。
このシーミングウェルト27は、リップ部27aを有し、このリップ部27aを図5に示すトップシーリング22の車幅方向外端部から図6に示すフロントピラートリム21の車幅方向外端部にかけて連続して車室内側方向から当接するように形成している。
図6に示すように、フロントピラートリム21とトップシーリング22との隣接部においては、トップシーリング22の前端部とフロントピラートリム21の上端部とが、トップシーリング22が上側(車外側)に位置し、フロントピラートリム21が下側(車内側)に位置した状態で両者が一部オーバラップしており、これら両者21,22の隣接部に対応して、折畳み状態のカーテンエアバッグ30を包囲して、車体側としてのルーフサイドレールインナ2Bに固定する案内部材46を設けている。
この案内部材46は、取付け片46aと上片46bと側片46cと下片46dとを一体形成すると共に、各片46b,46c,46dをコ字状に形成して、ルーフサイドレール2の下側の接合部26の方向へカーテンエアバッグ30の展開を案内するものである。
また、上述の案内部材46は、ボルト47、ナット48などの取付け部材を用いて、ルーフサイドレールインナ2Bに取付けられると共に、該案内部材46はトップシーリング22とフロントピラートリム21とで車室内側から覆われている。なお、図中、矢印Fは車両の前方を示し、矢印INは車両の内方を示し、矢印OUTは車両の外方を示す。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する。
車両の衝突時(特に、側突時)または、その予知時には、インフレータ32が作動し、該インフレータ32が発生するガスが車両前後方向中間の接続部31からカーテンエアバッグ30内に流入するので、このカーテンエアバッグ30が膨張し、車室の側部に沿ってカーテンエアバッグ30が下方に向けて展開するので、前席乗員および後席乗員の頭部を保護することができる
この場合、カーテンエアバッグ30のうちフロントピラートリム21で覆われる部位のセル、つまり端側セルC1は、図4で示したように、その下側部分が開放して下側ガス流路40に連通しているので、比較的剛性の高いフロントピラートリム21を車室内側へ押し広げ変位させつつ、ルーフサイドレールインナ2Bと、フロントピラートリム21の車幅方向外端部との間の隙間からカーテンエアバッグ30が展開する際、上述の端側セルC1に対してその開放部側、つまり、下側からガスが入ることになり、折畳み状態のカーテンエアバッグ30の基部が不用意に膨張しないので、カーテンエアバッグ30を下方に向けて円滑に展開させることができ、フロントピラートリム21の破損や飛散を防止することができる。
詳しくは、上述の端側セルC1はその下側からのみガスが流入するので、下側ガス流路40が存在する端側セルC1の下部がその上部よりも先に膨張し、膨張体積が過大にならない状態下において下方に向けて作用する膨張圧力により上記隙間からカーテンエアバッグ30が下側に向けて展開するので、該隙間は小さい開口でよく、この展開圧力によりフロントピラートリム21を押し広げながら変位させるので、該フロントピラートリム21の破損、飛散を防止することができる。
因に、端側セルに対して上側からガスが流入する従来構造では、ガス流路が存在する端側セルの上部がその下部よりも先に膨張し、膨張体積が大きくなった状態下において下方に向けて作用する膨張圧力により上記隙間からカーテンエアバッグが下側に向けて瞬時に展開するので、上述の隙間は大きい開口を必要とし、展開圧力によりフロントピラートリムを瞬間的に押し広げて展開するので、フロントピラートリムには瞬間的な荷重が付加され、該フロントピラートリムが破損したり飛散する懸念がある。
上述の端側セルC1と同様に、トップシーリング22の前側部分で覆われた隣接セルC2に対しても、その開放部側としての下側からのみガスが入ることになる。
つまり、インフレータ32からのガスは、接続部31、中間セルC3、下側ガス通路40を介して隣接セルC2、端側セルC1の順に流入することになり、フロントピラートリム21よりも後方に位置する隣接セルC2に対しても下側からのみガスが入って膨張展開するので、この隣接セルC2の膨張展開によりトップシーリング22(トップシーリング22の剛性はフロントピラートリム21の剛性よりも低い)を車幅方向内側に変位させ、トップシーリング22とフロントピラートリム21とがオーバラップする部分においてはトップシーリング22によりフロントピラートリム21を車幅方向内側に変位させることになる。
したがって、フロントピラートリム21を車幅方向の内側に変位させやすくなり、これにより、カーテンエアバッグ30のより一層円滑な展開ができて、フロントピラートリム21の破損、飛散をより一層防止することができる。
また、上述のインフレータ32への接続部31は前席空間と後席空間との間、つまりカーテンエアバッグ30の折畳み状態下の前後方向中間、具体的には、センタピラー5と対応する位置に設けられているので、上述のインフレータ32からのガスの前後方向への分配性が良好となり、前席空間に対応する各セルC1,C2,C3と、後席空間に対応する各セルC5,C6とに対して共に迅速なガス導入が図れて、フロントピラートリム21の破損、飛散を防止しつつも、カーテンエアバッグ30全体として円滑な膨張展開を図ることができる。
なお、上述の後部セルC5,C6に対して、インフレータ32からのガスは、接続部31、ガス流路41および上側ガス流路42を介して流入することになる。
このように、上記実施例の車両の乗員保護装置は、車体サイド部(ルーフサイドレール2,フロントピラー1参照)に沿ってその車室内側にカーテンエアバッグ30が折畳み状態で配置され、該カーテンエアバッグ30はインフレータ32に接続されると共に、車体サイド部に配設される内装材(トップシーリング22,フロントピラートリム21参照)で覆われており、車両の衝突時(または衝突予知時)にインフレータ32が発生するガスで上記カーテンエアバッグ30を膨張させて、車室の側部に沿ってカーテンエアバッグ30を下方に向けて展開させる車両の乗員保護装置であって、上記カーテンエアバッグ30の少なくとも一部のセルC1は、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータ32からのガス流路(下側ガス流路40参照)に連通しているものである(図3、図4参照)。
この構成によれば、上述のセルC1はその下側部分が開放してガス流路(下側ガス流路40)に連通しているので、内装材(フロントピラートリム21参照)を変位させながら車体サイド部と内装材の車幅方向外端部との間の隙間からカーテンエアバッグ30が展開する際、上述のセルC1に対してその開放部側つまり下側からガスが入ることになり、折畳み状態のカーテンエアバッグ30の基部(根元部)が不用意に膨張しない。
この結果、カーテンエアバッグ30を下方に向けて円滑に展開させることができ、内装材の破損、飛散を防止することができる。
上記実施例の車両の乗員保護装置は、また、ルーフサイド部としてのルーフサイドレール2からフロントピラー1に沿ってその車室内側にカーテンエアバッグ30が折畳み状態で配置され、該カーテンエアバッグ30はインフレータ32に接続されると共に、少なくともルーフサイドレール2に配設されるトップシーリング22とフロントピラー1に配設されるフロントピラートリム21とで覆われており、車両の衝突時(または衝突予知時)にインフレータが発生するガスで上記カーテンエアバッグ30を膨張させて、車室の側部に沿ってカーテンエアバッグ30を下方に向けて展開させる車両の乗員保護装置であって、上記カーテンエアバッグ30のうちフロントピラートリム21で覆われる部位のセルC1は、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータ32からのガス流路(下側ガス流路40参照)に連通しているものである(図3、図4参照)。
この構成によれば、上述のセルC1はその下側部分が開放してガス流路(下側ガス流路40)に連通しているので、比較的剛性の高いフロントピラートリム21を変位させながらルーフサイドレール21と、フロントピラートリム21の車幅方向外端部との間の隙間からカーテンエアバッグ30が展開する際、上記部位のセルC1に対してその開放部側つまり下側からガスが入ることになり、折畳み状態のカーテンエアバッグ30の基部(根元部)が不用意に膨張しない。
この結果、カーテンエアバッグ30を下方に向けて円滑に展開させることができ、フロントピラートリム21の破損、飛散を防止することができる。
さらに、上記フロントピラートリム21で覆われるカーテンエアバッグ30のセルC1が、車両前端側の端側セルであり、該端側セルC1に隣り合うトップシーリング22前側部分で覆われる隣接セルC2を設け、上記端側セルC1と上記隣接セルC2とは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータ32からのガス流路(下側ガス流路40参照)に連通しているものである(図3、図4参照)。
この構成によれば、上述の端側セルC1と隣接セルC2とに対しては何れもその開放部側としての下側からガスが入ることになる。
このため、後方からガスが隣接セルC2、端側セルC1の順に入る際、フロントピラートリム21よりも後方に位置する隣接セルC2に対しても下側からガスが入って膨張展開するので、フロントピラートリム21を車幅方向の内側に変位させやすくなり、この結果、カーテンエアバッグ30のより一層円滑な展開ができ、フロントピラートリム21の破損、飛散をより一層防止することができる。
さらにまた、上記カーテンエアバッグ30は前席空間と後席空間との車室の側部に沿って展開され、上記カーテンエアバッグ30のインフレータ32への接続部31が前席空間と後席空間との間(センタピラー5対応部参照)に位置し、上記カーテンエアバッグ30の後席側に対応する部分はトップシーリング22で覆われ、該後席側に対応する部分のバッグ部(後部セルC5,C6参照)は、展開時の少なくとも上側部分が開放されているものである(図1、図3、図4参照)。
この構成によれば、カーテンエアバッグ30のインフレータ32への接続部31が前席空間と後席空間との間、つまりカーテンエアバッグ30の折畳み状態下の前後方向中間に設けられており、インフレータ32からのガスの分配性が良好であるから、前席空間と後席空間とに対応して共に迅速なガス導入が成され、フロントピラートリム21の破損、飛散を防止しつつ、カーテンエアバッグ30全体として円滑な膨張展開ができる。
加えて、上記カーテンエアバッグ30のうちフロントピラートリム21とトップシーリング22との隣接部に対応して、折畳み状態のカーテンエアバッグ30を包囲して車体側に固定すると共に、該カーテンエアバッグ30の展開を案内可能にする案内部材46が、上記トップシーリング22とフロントピラートリム21とで覆われているものである(図6参照)。
この構成によれば、折畳み状態のカーテンエアバッグ30の基部(根元部)が不用意に膨張しないことに加えて、上述の案内部材46でカーテンエアバッグ30の展開方向を案内するので、該案内部材46の案内性により、カーテンエアバッグ30のさらに円滑な展開を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車体サイド部は、実施例のルーフサイド部としてのルーフサイドレール2、フロントピラー部としてのフロントピラー1に対応し、
以下同様に、
内装材は、トップシーリング22、フロントピラートリム21に対応し、
フロントピラートリムで覆われる部位のセルは、端側セルC1に対応し、
後席側に対応する部分のバッグ部は、後部セルC5,C6に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
なお、この発明は、カーテンエアバッグが上記実施形態のように蛇腹状に折畳み状態で配置されるものに限らず、ロール巻き状に畳まれたものにも適用することができ、同様の効果が期待できることは言うまでもない。
1…フロントピラー
2…ルーフサイドレール(ルーフサイド部)
21…フロントピラートリム
22…トップシーリング
30…カーテンエアバッグ
31…接続部
32…インフレータ
40…下側ガス流路(ガス流路)
46…案内部材
C1…端側セル(セル)
C2…隣接セル
C3…中間セル
C5,C6…後部セル(バッグ部)

Claims (3)

  1. ルーフサイド部からフロントピラー部に沿ってその車室内側にカーテンエアバッグが畳み状態で配置され、
    該カーテンエアバッグはインフレータに接続されると共に、少なくともルーフサイド部に配設されるトップシーリングと
    フロントピラー部に配設されるフロントピラートリムとで覆われており、
    車両の衝突時にインフレータが発生するガスで上記カーテンエアバッグを膨張させて、車室の側部に沿ってカーテンエアバッグを下方に向けて展開させる車両の乗員保護装置であって、
    上記カーテンエアバッグのうちフロントピラートリムで覆われる部位のセルは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータからのガス流路に連通しており、
    上記フロントピラートリムで覆われるカーテンエアバッグのセルが、車両前端側の端側セルであり、
    該端側セルに隣り合うトップシーリング前側部分で覆われる隣接セルと、該隣接セルの後方に位置して上記トップシーリングで覆われると共に、上下方向に延びるガス流路を兼ねる中間セルとを設け、
    上記端側セルと上記隣接セルとは、展開時の上側部分が閉塞され、下側部分が開放して上記インフレータからのガス流路に連通し、
    上記トップシーリングの剛性は上記フロントピラートリムの剛性より低く、
    上記カーテンエアバッグの展開時に、上記中間セルのガス流路と連通して上記隣接セルの下側から上記端側セルの下側に向けて上記インフレータからのガス流路が形成され、
    上記中間セルと上記隣接セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅が、
    上記隣接セルと上記端側セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅よりも幅狭に設けられると共に、上記隣接セルの下側の開放部分の前後幅が、上記隣接セルと上記端側セルとの間を区画する縫合部の下方のガス流路の上下幅よりも幅広に設けられた
    車両の乗員保護装置。
  2. 上記カーテンエアバッグは前席空間と後席空間との車室の側部に沿って展開され、
    上記カーテンエアバッグのインフレータへの接続部が前席空間と後席空間との間に位置し、
    上記カーテンエアバッグの後席側に対応する部分はトップシーリングで覆われ、
    該後席側に対応する部分のバッグ部は、展開時の少なくとも上側部分が開放されている
    請求項1記載の車両の乗員保護装置。
  3. 上記カーテンエアバッグのうちフロントピラートリムとトップシーリングとの隣接部に対応して、畳み状態のカーテンエアバッグを包囲して車体側に固定すると共に、該カーテンエアバッグの展開を案内可能にする案内部材が、上記トップシーリングとフロントピラートリムとで覆われている
    請求項1または2に記載の車両の乗員保護装置。
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