JP4889008B2 - 現像剤搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又はそれらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置において現像剤を所定位置に移送する現像剤搬送装置とそれを備えた画像形成装置とに関し、特に、トリクル現像方式を用いた現像装置に接続される現像剤搬送装置とそれを備えた画像形成装置とに関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置において、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤(添加剤等を添加する場合も含むものとする。)を収容した現像部に、適宜に新しいキャリアを補給する技術(これをトリクル現像方式という。)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
2成分現像剤を用いた現像部(現像装置)は、現像部内におけるトナー消費に応じて、現像部の一部に設けられたトナー補給口から現像部内に適宜にトナーが補給される。補給されたトナーは、現像部内の現像剤とともに、搬送スクリュ等の撹拌部材によって撹拌・混合される。撹拌・混合された現像剤は、その一部が現像ローラに供給される。現像ローラに担持された現像剤は、ドクターブレードによって適量に規制された後に、その2成分現像剤中のトナーが感光体ドラムとの対向位置で感光体ドラム上の潜像に付着する。
このように、通常の現像工程において現像部内に収容された2成分現像剤中のキャリアは消費されることなく現像部内に残るために、キャリアに経時劣化が生じてしまう。詳しくは、キャリアが現像部内で長時間かけて撹拌・混合されることでキャリアのコーティング層が磨耗又は剥離してキャリアの帯電能力が低下する「膜削れ現象」や、キャリアの表面にトナーの成分や添加剤が付着してキャリアの帯電能力が低下する「スペント現象」が生じてしまう。
トリクル現像方式は、このようなキャリアの経時劣化による出力画像の画質低下を防止するためのものである。すなわち、現像部内に新しいキャリア(又は新しい2成分現像剤)を適宜に補給するとともに、現像部内に収容された2成分現像剤の一部を適宜に現像部外に排出することで、現像部内の劣化キャリアを減じて現像部内に収容されたキャリアの量と帯電能力とを維持するものである。
このようなトリクル現像方式を用いた画像形成装置は、キャリアの経時劣化が生じるごとに現像部やキャリアを新品のものに交換する必要のある装置に比べて、経時においても出力画像の画質が安定化することになる。
一方、特許文献1、特許文献2等には、トリクル現像方式を用いた画像形成装置であって、新品キャリアの搬送元となるキャリア容器から搬送先となる現像部に至る搬送経路にコイルスクリュ(搬送スクリュ)を設置する技術が開示されている。詳しくは、離間している搬送元と搬送先とを結ぶ中空パイプの内部にコイルスクリュを設置して、コイルスクリュを回転駆動することによって生じる機械的な搬送力によってキャリアの搬送をおこなっている。
他方、特許文献3等には、トナー容器に収容されたトナーを、スクリューポンプ(モーノポンプ)を用いて現像部に搬送するトナー搬送装置が開示されている。このようなトナー搬送装置は、トナーの搬送元となるトナー容器と、トナーの搬送先となる現像部と、の間のトナー搬送経路をフレキシブルなチューブで形成している。
特開2001−194860号公報 特開2001−183893号公報 特開2005−17787号公報
上述した特許文献1、特許文献2等の技術は、キャリアの搬送元と搬送先とがある程度離間している場合であっても、コイルスクリュの回転によってキャリアを搬送することができる。
しかし、コイルスクリュによって搬送されるキャリアが、中空パイプとコイルスクリュとの隙間からすり抜けてしまい、キャリアの搬送量(補給量)に変動が生じやすくなっていた。特に、重力に逆らった搬送経路(低位置から高位置への傾斜経路等である。)では、キャリアの搬送不良が顕著になっていた。
また、コイルスクリュを用いることなく、エアーポンプやスクリューポンプ等のポンプを用いてキャリアを空気とともに搬送する場合においても、キャリアはトナーに対して比重が大きいために、重力に逆らった搬送経路においてキャリアの搬送不良が生じたり、ポンプが大型化したりする問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、重力に逆らった傾斜経路等の搬送経路であっても、比較的簡易な構成で現像剤が確実に搬送される現像剤搬送装置及び画像形成装置を提供することにある。
本願発明者は、上記課題を解決するために研究を重ねた結果、次の事項を知るに至った。
すなわち、重力に逆らった傾斜経路等の搬送経路であっても、磁性を有する現像剤に磁界を作用させながら搬送することで、現像剤の搬送性を向上させることができる。
また、内部に螺旋状部材が設けられた搬送管を、螺旋状部材とともに回転させることで、コイルスクリュやポンプを用いた場合に比べて、傾斜経路における現像剤の搬送性を向上させることができる。しかし、その場合であっても、傾斜経路の傾斜角度が30度以上である場合に、螺旋部材の形状(フィン高さやピッチ等である。)によっては、現像剤の搬送性が低下してしまうことがある。ところが、その傾斜経路に搬送される現像剤に磁界を作用させることで、現像剤搬送性の低下を抑止することができる。
この発明は以上述べた事項に基づくものであり、すなわち、この発明の請求項1記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、現像剤が搬送される搬送管と、前記搬送管の内部に設けられ、回転することにより現像剤を搬送する螺旋状部材と、前記現像剤に作用する磁界を前記搬送管の傾斜経路の内部に形成するように前記傾斜経路に沿って配設された磁界発生手段と、を備え、前記磁界発生手段は、前記搬送管の前記傾斜経路において搬送方向に対して上流側又は/及び下流側における前記磁界の強さが中流における前記磁界の強さよりも小さくなるように形成されたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項1記載の発明において、前記搬送管は、前記螺旋状部材とともに回転可能に構成されたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項2に記載の発明において、前記螺旋状部材は、前記搬送管の内周面に近設されたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項2に記載の発明において、前記螺旋状部材は、前記搬送管の内周面に一体的に形成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記磁界発生手段を、前記搬送管の下方に設置された磁石としたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項5に記載の発明において、前記磁石及び前記搬送管は、屈曲自在に形成されたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明において、前記磁界発生手段は、前記磁界を前記搬送管の中心に向けて形成するものである。
また、請求項8記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記搬送管は、非磁性材料で形成されたものである。
また、請求項9記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記現像剤を、キャリア又は/及びトナーとしたものである。
また請求項10記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項1〜請求項9のいずれかに記載の発明において、前記現像剤が収容された現像剤容器と、像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、を備え、前記搬送管は、前記現像剤容器から前記現像部に向けて前記現像剤を搬送するものである。
また、請求項11記載の発明にかかる現像剤搬送装置は、前記請求項1〜請求項10のいずれかに記載の発明において、像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、前記現像部の内部に収容された前記現像剤の一部を排出する排出手段と、前記排出手段によって排出された前記現像剤を回収する現像剤回収部と、を備え、前記搬送管は、前記現像剤回収部に向けて前記現像剤を搬送するものである。
また、請求項12記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項11のいずれかに記載の現像剤搬送装置を備えたものである。
なお、本願において、「現像剤」とは、現像工程に用いられる剤又は現像工程に用いられた剤であって、「キャリア」、「トナー」、「キャリアとトナーとからなる2成分現像剤」等のすべてを総称するものであると定義する。
本発明は、重力に逆らった傾斜経路等の搬送経路であっても、搬送される現像剤に磁界を作用させているために、比較的簡易な構成で現像剤が確実に搬送される現像剤搬送装置及び画像形成装置を提供することができる。
また、重力に逆らった傾斜経路等の搬送経路であっても、内部に螺旋状部材が設けられた搬送管を、螺旋状部材とともに回転させているために、比較的簡易な構成で現像剤が良好に搬送される現像剤搬送装置及び画像形成装置を提供することができる。
実施の形態.
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収容された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像部(現像装置)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、27は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色カラーのトナー像が転写された記録媒体Pを搬送する搬送ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像部23Y、23M、23C、23BKに各色のトナーを補給するトナー補給部、47Y、47M、47C、47BKは各現像部23Y、23M、23C、23BKに新たにキャリアを補給するキャリア補給部、51は原稿Dを原稿読込部55に搬送する原稿搬送部、55は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部(スキャナ)、61は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部、66は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25が、一体化されたものである。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部55は、コンタクトガラス53上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、それぞれ、現像部23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像部23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の記録媒体Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。
図2は作像部を示す概略断面図であり、図3はその現像部を示す長手方向(図2の紙面垂直方向である。)の断面図である。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像部及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電部22と、クリーニング部25とが、ケース26に一体的に収納されている。クリーニング部25には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bが設置されている。
現像部23は、主として、感光体ドラム21に対向する現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送スクリュ23cと、現像ローラ23aに対向するドクターブレード23dと、で構成される。
また、現像部23には、仕切部材23eで隔絶された第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとが設けられている。図3を参照して、第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとは長手方向両端部(仕切部材23eが介在しない範囲である。)で連通して、現像剤の循環経路を形成している。第1現像剤収容部23gには、現像ローラ23a、第1搬送スクリュ23b、ドクターブレード23d、が配設されている。第2現像剤収容部23hには、第2搬送スクリュ23c、磁気センサ40、が配設されている。
図3を参照して、現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネット23a1と、非磁性材料からなりマグネット23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。マグネット23a1によって現像ローラ23a(スリーブ23a2)上に複数の磁極(主極、搬送極、汲み上げ極、剤切り極等である。)が形成される。
現像ローラ23a(スリーブ23a2)は、装置本体1に設置された不図示の駆動モータに連結されていて、駆動モータによって回転駆動される。また、図示は省略するが、現像ローラ23aと、第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cとは、ギア列によって駆動連結されている。これにより、現像ローラ23aが駆動モータによって回転駆動されるのにともない、それに従動して第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cも回転駆動される。
現像部23内には、トナーTとキャリアCとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
本実施の形態におけるトナーT(現像剤G中のトナーとトナー補給部32内のトナーとである。)は、樹脂及び着色剤からなるトナー母体粒子や添加剤を含有する。
また、本実施の形態におけるトナーTは、単量体を使用して乳化重合、懸濁重合等の重合反応によって合成する方法や、樹脂自体を熱等によって熔融し噴霧して微粒子化する方法や、水中等へ分散することによって所定の粒子サイズにして得られる母体粒子に添加剤をヘンシェルミキサー等で混合付着させる方法によって製造することができる。
トナーTに含有される樹脂としては、ポリスチレン、ポリクロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の単重合体;スチレン/p−クロロスチレン共重合体、スチレン/プロピレン共重合体、スチレン/ビニルトルエン共重合体、スチレン/ビニルナフタリン共重合体、スチレン/アクリル酸メチル共重合体、スチレン/アクリル酸エチル共重合体、スチレン/アクリル酸ブチル共重合体、スチレン/アクリル酸オクチル共重合体、スチレン/メタクリル酸メチル共重合体、スチレン/メタクリル酸エチル共重合体、スチレン/メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン/α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン/アクリロニトリル共重合体、スチレン/ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン/ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン/ビニルメチルケトン共重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/イソプレン共重合体、スチレン/アクリロニトリル/インデン共重合体、スチレン/マレイン酸共重合体、スチレン/マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビニルブチルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックス等を単独又は2種以上混合して用いることができる。
トナーTに用いられる黒色の着色剤としては、カーボンブラック、アニリンブラック、ファーネスブラック、ランプブラック等が用いられる。シアンの着色剤としては、フタロシアニンブルー、メチルレンブルー、ビクトリアブルー、メチルバイオレット、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー等が用いられる。マゼンタの着色剤としては、ローダミン6Gレーキ、ジメチルキナクリドン、ウォッチングレッド、ローズベンガル、ローダミンB、アリザリンレーキ等が用いられる。イエローの着色剤としては、クロムイエロー、ベンジジンイエロー、ハンザイエロー、ナフトールイエロー、モリブデンオレンジ、キノリンイエロー、タートラジン等が用いられる。
これらのトナーTには、効率的に帯電を付与するために、少量の帯電付与剤(例えば、染顔料、極性制御剤等である。)を含有させることができる。極性制御剤としては、モノアゾ染料の金属錯塩、ニトロフミン酸及びその塩、サリチル酸、ナフトエ酸、ジカルボン酸のCo、Cr又はFe等の金属錯体、有機染料、四級アンモニウム塩等を用いることができる。
添加剤として用いられる無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化鉄、酸化銅、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸パリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素等を用いることができる。その中でも、シリカ、酸化チタンの2種を用いる場合には、トナーに対して添加剤の埋没を抑制する効果と、トナーの帯電を安定させる効果と、が特に大きく発揮される。
また、本実施の形態におけるキャリアC(2成分現像剤G中のキャリアCとキャリアカートリッジ48内のキャリアCとである。)は、磁性を有する核体粒子に被覆層が形成されたものである。
キャリアCの核体粒子としては、鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属やマグネタイト、ヘマタイト、フェライト等の合金又はその化合物等が用いられる。
キャリアCの被覆層を形成するための樹脂としては、ポリオレフィン樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン及びクロロスルホン化ポリエチレン;ポリビニル及びポリビニリデン系樹脂、例えばポリスチレン、アクリル樹脂(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル及びポリビニルケトン;塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体;スチレン/アクリル酸共重合体;オルガノシロキサン結合からなるストレートシリコン樹脂のようなシリコン樹脂又はその変性品(例えばアルキド樹脂、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリウレタン等による変性品);弗素樹脂、例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン;ポリアミド;ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート;ポリウレタン;ポリカーボネート;アミノ樹脂、例えば尿素・ホルムアルデヒド樹脂;エポキシ樹脂等を用いることができる。これらの樹脂の中でも、トナースペントを防止する点で好ましいのは、アクリル樹脂、シリコン樹脂又はその変性品及び弗素樹脂である(特に、シリコン樹脂又はその変性品が好ましい。)。被覆層の形成方法としては、キャリア核体粒子の表面に噴霧法、浸漬法等によって樹脂を塗布するものが用いられる。
また、キャリアCには、キャリア抵抗の調整等をおこなうために、被覆層中に微粉末を添加することができる。被覆層中に分散される微粉末は、0.01〜5.0μm程度の粒径のものが好ましい。また、微粉末は、被覆樹脂100重量部に対して2〜30重量部(特に、5〜20重量部)添加されることが好ましい。微粉末としては、シリカ、アルミナ、チタニア等の金属酸化物やカーボンブラック等の顔料を用いることができる。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転している。現像部23内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して補給されたトナーT(新品トナー)とともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。第1搬送スクリュ23bは現像剤Gを図3中の右側に搬送して、第2搬送スクリュ23cは現像剤Gを図3中の左側(第1搬送スクリュ23bの搬送方向とは逆の方向である。)に搬送する。
そして、摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、キャリアCとともに現像ローラ23a上に担持される。現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、その後にドクターブレード23dの位置に達する。そして、現像ローラ23a上の現像剤Gは、ドクターブレード23dの位置で適量に調整された後に、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤G中のトナーTが、感光体ドラム21表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ23aに印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界によって、トナーTが潜像に付着する。
その後、現像工程にて感光体ドラム21に付着したトナーTは、そのほとんどが中間転写ベルト27上に転写される。そして、感光体ドラム21上に残存した未転写のトナーTが、クリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bによってクリーニング部25内に回収される。
ここで、装置本体1に設けられたトナー補給部32は、交換自在に構成されたトナーカートリッジ33と、トナーカートリッジ33から排出された新品トナーTを現像部23に導くトナー搬送装置と、で構成される。トナー搬送装置は、トナー搬送管(トナー搬送経路)34や、トナー搬送管34を回転駆動する駆動モータ75(図4を参照できる。)、等で構成される。また、トナーカートリッジ33内には、新品のトナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。トナー搬送管34は、ゴム材料等の屈曲自在な材料からなるチューブであって、その内部に螺旋状フィン(螺旋状部材)が設置されている。そして、駆動モータ75によって、トナー搬送管34とともに螺旋状フィンが回転することで、トナー搬送管34内でトナーが移送されることになる。
なお、トナーカートリッジ33内のトナーTは、現像部23内のトナーTの消費にともない、トナー補給口23fから現像部23内に適宜に補給されるものである。現像部23内のトナーTの消費は、現像部23の第2搬送スクリュ23cの下方に設置された磁気センサ40(トナー濃度検知手段)や、感光体ドラム21に対向するフォトセンサ(不図示である。)によって検出される。そして、磁気センサ40やフォトセンサの検知結果が狙いのトナー濃度(現像剤G中のトナーTの割合である。)の範囲に対応する出力値になるように、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して現像部23にトナーが補給される。
現像部23に補給するトナー補給量の調整は、駆動モータ75の駆動時間を制御することによっておこなわれる。
さらに、本実施の形態における現像部23は、トリクル現像方式が用いられている。
図2及び図4に示すように、本実施の形態における画像形成装置には、現像部23内に収容された現像剤Gの一部を現像部23外に排出する排出手段23kと、現像部23内に新たにキャリアCを補給するキャリア補給部47と、が設けられている。
詳しくは、第2現像剤収容部23hには、トナー補給部32とは別に、キャリア補給部47が接続されている。キャリア補給部47は、交換自在に構成されたキャリアカートリッジ48と、キャリアカートリッジ48から排出された新品キャリアCをキャリア補給口23mを介して現像部23に導く現像剤搬送装置としてのキャリア搬送装置と、で構成されている。キャリア搬送装置は、搬送管としてのキャリア搬送管(キャリア搬送経路)49や、キャリア搬送管49を回転駆動する駆動モータ76(図4を参照できる。)、等で構成される。キャリアカートリッジ48内には、新品キャリアCが収容されている。キャリア搬送管49は、ゴム材料等の屈曲自在な材料からなるチューブであって、その内部に螺旋状部材としての螺旋状フィンが設置されている。そして、駆動モータ76によって、キャリア搬送管49とともに螺旋状フィンが回転することで、キャリア搬送管49内でキャリアが移送されることになる。なお、キャリア搬送装置の構成・動作については、後で詳しく説明する。
一方、第2現像剤収容部23hにおける壁面の上方には、排出手段としての現像剤排出口23kが設けられている。
そして、キャリア補給部47から現像部23内に新品キャリアCが補給されて現像部23内の現像剤量が所定量を超えると、過剰になった現像剤Gが現像剤排出口23kから現像部23外に排出される。現像剤排出口23kから排出された現像剤Gは、現像剤排出経路43内を落下した後に、2成分現像剤搬送装置(現像剤搬送装置)によって現像剤回収部73まで搬送される。
2成分現像剤搬送装置は、搬送管としての現像剤搬送管(現像剤搬送経路)44や、現像剤搬送管44を回転駆動する駆動モータ77(図4を参照できる。)、等で構成される。現像剤回収部73内には、廃棄用の現像剤が収容される。現像剤搬送管44は、ゴム材料等の屈曲自在な材料からなるチューブであって、その内部に螺旋状部材としての螺旋状フィンが設置されている。そして、駆動モータ77によって、現像剤搬送管44とともに螺旋状フィンが回転することで、現像剤搬送管44内で現像剤が移送されることになる。
このように、新品キャリアCの補給にともない現像剤面が上昇して、現像剤排出口23kの高さを超えた現像剤Gが現像部23外に排出されるので、現像部23内の剤面(現像剤量)は常に一定に保たれることになる。
なお、本実施の形態では、現像部23から現像剤を排出する排出手段としてオーバーフロー法を用いたが、現像剤排出口23kに開閉自在なシャッタを設けて、シャッタの開閉によって現像剤の排出をおこなうこともできる。
以下、本実施の形態で特徴的な、キャリア搬送装置(現像剤搬送装置)の構成・動作について詳述する。
図4及び図5を参照して、キャリア搬送装置は、キャリア搬送管49、螺旋状フィン(螺旋状部材)50、ガイド部材87、88、支持部材90、ギア81、82、駆動モータ76、磁石70(磁界発生手段)、等で構成されている。
搬送管としてのキャリア搬送管49は、屈曲性と耐トナー性とに優れた非磁性材料からなるチューブである。図6(A)を参照して、キャリア搬送管49の内部には、屈曲性を有する螺旋状部材としての螺旋状フィン50が、キャリア搬送管49の内周面に近接するように設置されている。螺旋状フィン50は、非磁性金属からなる薄い板材をコイル状に曲げ加工したものや、樹脂材料を用いてコイル状に成型加工したものを用いることができる。
このような屈曲自在でフレキシブルなキャリア搬送管49及び螺旋状フィン50を用いることで、屈曲した搬送経路を形成することができるために、キャリア搬送経路のレイアウトの自由度が増して、画像形成装置が小型化される。また、キャリア搬送管49及び螺旋状フィン50を非磁性材料で形成することで、後述する磁界発生手段としての磁石70によってキャリア搬送管49の内部に所望の磁界を形成しやすくなる。
キャリア搬送管49は、一端が搬送先となる現像部23のキャリア補給口23mに接続され、他端が中継部71を介して搬送元となるキャリアカートリッジ(現像剤容器)48に接続されている。詳しくは、キャリア搬送管49の一端(搬送方向の下流側である。)は、キャリア補給口23mの位置で、円筒状のガイド部材88を介して回転自在に支持されている。また、キャリア搬送管49の他端(搬送方向の上流側である。)は、中継部71の位置で、円筒状のガイド部材87を介して回転自在に支持されている。ガイド部材87には、ギア81が一体的に形成されている。ガイド部材87のギア81は、駆動モータ76のモータ軸に設置されたギア82に噛合している。さらに、キャリア搬送管49の中央部(搬送方向の中流である。)は、支持部材90のガイド部90aによって振れ回りすることなく回転可能に支持されている。
このような構成によって、駆動モータ76による回転駆動力がギア81、82を介してキャリア搬送管49に伝達される。そして、キャリア搬送管49が螺旋状フィン50とともに回転して、キャリアCを中継部71からキャリア補給口23mに向けて搬送する(図6(A)の矢印方向の移動である。)。
ここで、キャリア搬送管49の下方には、キャリア搬送管49の内部に磁界を形成する磁界発生手段としての磁石70(永久磁石)が設置されている。磁石70によって形成される磁界は、キャリア搬送管49内で搬送されるキャリアCに作用して、現像剤としてのキャリアCの搬送性が向上されることになる。
特に、図5に示すように、キャリア搬送管49の傾斜経路の全域にわたって磁石70を設置することで、傾斜経路におけるキャリア搬送性の低下を確実に抑止することができる。すなわち、磁石70が磁性を有するキャリアCを引き付けるために、キャリアCが傾斜経路を滑落するのを防止する。なお、磁石70は、屈曲した搬送管49の搬送経路に沿うように、屈曲性を有することが好ましい。
本実施の形態では、図7(A)の破線矢印に示すように、磁石70による磁界がキャリア搬送管49の中心に向けて形成されるように設定されている。これにより、強い磁束がキャリア搬送管49内を通過することになって、キャリアCに作用する吸引力が増加するために、キャリア搬送性が向上する。また、磁石70による磁束によって、キャリア搬送管49内を移動するキャリアCを穂立ちさせるような拘束力が作用するために、キャリアCが充分に撹拌される。このような撹拌作用は、2成分現像剤をキャリア搬送装置で搬送する場合に特に有用となる。
これに対して、図7(B)の破線矢印に示すように、磁石70による磁界がキャリア搬送管49の接線方向に向けて形成される場合には、キャリアCに作用する吸引力が低下するとともに、キャリアCの穂立ちもなくなる。その結果、キャリアCは塊となってキャリア搬送管49内を移動して、キャリア搬送性が低下してしまう。
また、本実施の形態では、図8に示すように、キャリア搬送管49の搬送方向(長手方向)に対して、上流側及び下流側における磁界の強さが、中流における磁界の強さよりも小さくなるように、磁石70を形成している。具体的に、図5を参照して、キャリア搬送管49の傾斜経路において、上流側(低位置である。)の磁界強度と、下流側(高位置である。)の磁界強度と、が小さく、中流(ガイド部90aに支持された位置近傍である。)の磁界強度が大きくなるように、磁石70を形成している。
これによって、傾斜経路の下流側において、螺旋状フィン50によるキャリア搬送力よりも磁石70による吸引力が大きくなることによるキャリア搬送不良を抑止することができる。すなわち、傾斜経路の下流側において、磁石70による拘束力が低下して、螺旋状フィン50によるキャリア搬送力によってキャリアCを水平経路にスムーズに搬送することができる。
また、傾斜経路の上流側においても、磁石70による吸引力を小さくすることにより、キャリアCを水平経路から傾斜経路に向けてスムーズに取り入れることができる。
なお、キャリア搬送管49及び螺旋状部材50の形態は、図6(A)に示す形態に限定されることなく、図6(B)〜図6(D)に示す別の形態のものとすることもできる。
図6(B)は、ゴム材料や樹脂材料を用いて、キャリア搬送管49の内周面に螺旋状部材としての螺旋状フィン50を一体的に形成したものである。
図6(C)は、キャリア搬送管49がネジ状にしぼり加工されたチューブであって、キャリア搬送管49の内周面に螺旋状部材としてのネジ部49aが一体的に形成されている。
図6(D)は、キャリア搬送管49を熱収縮チューブとしたものである。この場合、螺旋状フィン50の外周に間隙をあけて熱収縮チューブを覆設した後に、熱収縮チューブを加熱して収縮させることで、熱収縮チューブを螺旋状フィン50の外周に密接させる。
このように、本実施の形態においては、キャリア搬送管49の内周面との間に隙間が生じないように螺旋状部材50が設けられているために、傾斜経路であっても、傾斜経路中をキャリアが滑落する不具合を軽減することができる。
しかし、その場合であっても、傾斜経路の傾斜角度が30度以上になると、螺旋状部材50の個々のフィンに引っかかるキャリアの量が低下してキャリア搬送性が顕著に低下してしまう。ところが、その傾斜経路に搬送される現像剤に磁界を作用させることで、傾斜経路の傾斜角度が30度以上であっても、螺旋状部材50の個々のフィンに引っかかるキャリアの量を確保して、キャリア搬送性の低下を抑止することができる。
また、本実施の形態では、現像剤搬送装置としての2成分現像剤搬送装置における、現像剤搬送管44(現像剤回収経路)の下方にも、磁界発生手段としての磁石70が設置されている。この場合も、磁石70による磁界が2成分現像剤Gに作用して、2成分現像剤Gの穂立ちも促進されて、現像剤Gの搬送性が向上することになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、重力に逆らった傾斜経路等の搬送経路44、49であっても、内部に螺旋状部材が設けられた搬送管44、49を螺旋状部材50と一体的に回転させるとともに、搬送される現像剤Cに磁界を作用させているために、比較的簡易な構成で、現像剤Cを確実に搬送させることができる。
なお、本実施の形態では、キャリア補給部47から新品のキャリアCを補給したが、キャリア補給部47から新品の2成分現像剤Gを補給する構成にすることもできる。この場合、キャリア搬送装置は、2成分現像剤Gを搬送することになる。そして、この場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏することになる。
また、本実施の形態では、磁界の影響を受けるキャリアCや2成分現像剤Gを搬送する現像剤搬送装置に対して本発明を適用した。これに対して、磁性を有するトナー(磁性トナー)を用いる画像形成装置の場合には、磁性トナーを搬送するトナー搬送装置に対して本発明を適用することもできる。その場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏することになる。
また、本実施の形態では、内部に螺旋状部材50が設けられた搬送管49を、螺旋状部材50とともに回転させるように構成された現像剤搬送装置に対して、本発明を適用した。これに対して、搬送管を回転させずにその内部に設置したコイルスクリュを回転させるように構成された現像剤搬送装置や、ポンプによって送入又は送出された気体とともに現像剤を搬送する現像剤搬送装置であっても、重力に逆らった傾斜経路等の搬送経路に磁界発生手段70を設置することで、現像剤の搬送性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKを、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25を一体化して構成した。また、各現像部23Y、23M、23C、23BKを、単体のユニットとして構成した。これに対して、各現像部23Y、23M、23C、23BKを、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKと一体化することもできる。すなわち、プロセスカートリッジ20を、感光体ドラム21、帯電部22、現像部23、クリーニング部25で構成することもできる。この場合にも、本実施の形態と同様の効果を奏することになる。さらには、作像部のメンテナンス性が向上する。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置における作像部を示す概略図である。 現像部を長手方向にみた断面図である。 現像剤搬送装置を示す斜視図である。 現像剤搬送装置を示す断面図である。 搬送管を示す断面図である。 搬送管の内部に形成される磁界を示す概略図である。 搬送管内に形成される磁界の搬送方向の磁界強度を示す分布図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像部(現像装置)、
23f トナー補給口、
23k 現像剤排出口(排出手段)、 23m キャリア補給口、
32、32Y、32M、32C、32BK トナー補給部、
33 トナーカートリッジ、 34 トナー搬送管(トナー搬送経路)、
43 現像剤排出経路、 44 現像剤搬送管(搬送管、現像剤回収経路)、
47、47Y、47M、47C、47BK キャリア補給部、
48 キャリアカートリッジ(現像剤容器)、
49 キャリア搬送管(搬送管、キャリア搬送経路)、
49a ネジ部(螺旋状部材)、
50 螺旋状部材、 70 磁石(磁界発生手段)、 73 現像剤回収部、
G 2成分現像剤、 C キャリア、 T トナー。

Claims (12)

  1. 現像剤が搬送される搬送管と、
    前記搬送管の内部に設けられ、回転することにより現像剤を搬送する螺旋状部材と、
    前記現像剤に作用する磁界を前記搬送管の傾斜経路の内部に形成するように前記傾斜経路に沿って配設された磁界発生手段と、
    を備え、
    前記磁界発生手段は、前記搬送管の前記傾斜経路において搬送方向に対して上流側又は/及び下流側における前記磁界の強さが中流における前記磁界の強さよりも小さくなるように形成されたことを特徴とする現像剤搬送装置。
  2. 前記搬送管は、前記螺旋状部材とともに回転可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤搬送装置。
  3. 前記螺旋状部材は、前記搬送管の内周面に近設されたことを特徴とする請求項2に記載の現像剤搬送装置。
  4. 前記螺旋状部材は、前記搬送管の内周面に一体的に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の現像剤搬送装置。
  5. 前記磁界発生手段は、前記搬送管の下方に設置された磁石であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像剤搬送装置。
  6. 前記磁石及び前記搬送管は、屈曲自在に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の現像剤搬送装置。
  7. 前記磁界発生手段は、前記磁界を前記搬送管の中心に向けて形成することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像剤搬送装置。
  8. 前記搬送管は、非磁性材料で形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像剤搬送装置。
  9. 前記現像剤は、キャリア又は/及びトナーであることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像剤搬送装置。
  10. 前記現像剤が収容された現像剤容器と、
    像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、を備え、
    前記搬送管は、前記現像剤容器から前記現像部に向けて前記現像剤を搬送することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像剤搬送装置。
  11. 像担持体上に形成される潜像を現像する現像部と、
    前記現像部の内部に収容された前記現像剤の一部を排出する排出手段と、
    前記排出手段によって排出された前記現像剤を回収する現像剤回収部と、を備え、
    前記搬送管は、前記現像剤回収部に向けて前記現像剤を搬送することを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の現像剤搬送装置。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれかに記載の現像剤搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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