JP2007058002A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像装置外へのトナー飛散を確実に軽減するとともに、トナー消費に無駄が生じない環境性の高い、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】 像担持体21との対向位置と現像剤規制部材との対向位置との間で現像剤担持体に担持された現像剤を覆うカバー部材と、カバー部材で覆われた空間内の気体とともに現像剤担持体から離脱した離脱トナーを吸引口23m1から吸引する吸引手段23n、23sと、吸引手段23n、23sによって吸引した離脱トナーを現像装置23内に直接的又は間接的に供給する供給手段23n、23tと、を備える。
【選択図】 図4

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに設置される現像装置及びプロセスカートリッジとに関し、特に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いた現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置において、非磁性トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤(外添剤等を添加する場合も含むものとする。)を収容した現像装置が多く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、2成分現像剤を用いた画像形成装置では、トナー像(画像)を形成するときに、現像剤中のトナーのみが消費される。したがって、良好なトナー像を経時においても安定的に形成するために、消費されたトナーの分だけ新品のトナー(補給トナー)を補給して、現像装置に収容されている現像剤のトナー濃度を常に適正に保つように制御している。補給トナーは、搬送部材によって、予め現像器内に収容されている現像剤と混合撹拌される。
このような2成分現像剤を用いた画像形成装置では、現像ローラ(現像剤担持体)にキャリアとともに担持されたトナーが、その後にドクターブレード(現像剤規制部材)の位置を通過して現像ローラ上に担持された現像剤から離脱して飛散(トナー飛散)してしまう不具合が知られている。トナー飛散が発生すると、画像形成装置内がトナーで汚染されて、感光体ドラム(像担持体)上に飛散トナー(離脱トナー)が付着して画像を劣化させてしまう場合もある。
このような問題を解決することを目的として、特許文献1等には、ドクターブレードの下流側に現像ローラの外周面を覆うようにカバー部材を設置する技術が開示されている。
また、特許文献2等には、トナー飛散の発生を軽減することを目的として、ドクターブレードの下流側に現像ローラの外周面を覆うようにカバー部材(入口シール)を設置するとともに、現像ローラに対向するカバー部材に回収孔を設けて、飛散トナーを吸引手段によって回収孔から積極的に回収する技術が開示されている。
また、特許文献3等には、トナー飛散の発生を軽減することを目的として、ドクターブレードを中空に構成するとともにその一部(ドクターブレードの下流側の上方である。)に開口部を設けて、中空部の気圧をドクターブレード下流側の気圧よりも低くする技術が開示されている。
特許第3247963号公報 特開2003−202751号公報 特開2004−205999号公報
特許文献1等の技術は、カバー部材を設けることによって、ドクターブレードの下流側から現像装置外へのトナーの飛散を軽減する効果がある程度期待できる。しかし、経時でカバー部材の内面にトナーが堆積してしまい、やがて堆積したトナーが塊となって現像ローラ上に落下して現像領域まで搬送されることによって、感光体ドラム上に形成されるトナー像の画質を低下させるという問題があった。また、カバー部材の内面にトナーが堆積しない場合であっても、キャリアから離脱したトナーは帯電量が低いために、そのようなトナーがカバー部材内に一度浮遊してやがて現像ローラ上へ落下して現像領域まで搬送されることによって、地肌汚れ等の画質の低下や現像領域下流側でのトナー飛散を引き起こすという問題があった。
これに対して、特許文献2等の技術は、吸引手段によってカバー部材の回収孔から飛散トナー(離脱トナー)を積極的に回収しているために、上述した画質低下を生じさせることなく、ドクターブレードの下流側から現像装置外へのトナー飛散を軽減する効果がある程度期待できる。しかし、回収された飛散トナーは再利用されることなくそのまま廃棄されてしまうために、現像装置におけるトナー消費に無駄が生じていた。
他方、特許文献3等の技術は、ドクターブレードの下流側で飛散したトナーをドクターブレードの中空部内に吸引するものであるが、ドクターブレードの下流側がカバー部材等で覆われていないために、トナー飛散を抑止する効果が不充分になる可能性が高かった。また、回収された飛散トナーはそのまま廃棄されてしまうために、現像装置におけるトナー消費に無駄が生じていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像装置外へのトナー飛散を確実に軽減するとともに、トナー消費に無駄が生じない環境性の高い、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
本願発明者は、上記課題を解決するために研究を重ねた結果、次の事項を知るに至った。
すなわち、ドクターブレード(現像剤規制部材)の位置を通過して現像ローラ(現像剤担持体)上に担持された現像剤から離脱する離脱トナー(飛散トナー)は、その多くが現像装置内で充分に混合撹拌されなかった補給トナー(新品トナー)である。補給トナーの混合撹拌が不充分であると、補給トナーは充分に帯電されない状態で現像ローラにキャリアとともに担持されて、その後にドクターブレードの位置を通過して現像ローラ上に担持された現像剤から離脱してしまう。
そして、このような補給トナー(新品トナー)を多く含む離脱トナーは、トナー自体の基本的な特性が変化したものではなく、現像装置内で充分に混合撹拌することで再利用が可能なトナーである。
この発明は以上述べた事項に基づくものであり、すなわち、この発明の請求項1記載の発明にかかる現像装置は、トナー及びキャリアを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に第1対向位置で対向するとともに、前記現像剤が担持される現像剤担持体と、前記現像剤担持体に第2対向位置で対向するとともに、前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、前記第1対向位置と前記第2対向位置との間で前記現像剤担持体に担持された現像剤を覆うカバー部材と、前記カバー部材で覆われた空間内の気体とともに前記現像剤担持体から離脱した離脱トナーを吸引口から吸引する吸引手段と、前記吸引手段によって吸引した前記離脱トナーを装置内に直接的又は間接的に供給する供給手段と、を備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記現像剤担持体に対向するとともに、長手方向に前記現像剤を搬送する第1搬送部材と、仕切部材を介して前記第1搬送部材に対向するとともに、前記第1搬送部材の搬送方向とは逆の方向に前記現像剤を搬送して該第1搬送部材とともに前記現像剤の循環経路を形成する第2搬送部材と、をさらに備えたものである。
また、請求項3記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項2に記載の発明において、前記供給手段は、前記第2搬送部材によって搬送される現像剤中に前記離脱トナーを供給するものである。
また、請求項4記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項3に記載の発明において、前記供給手段は、前記第2搬送部材によって搬送される現像剤に埋没する位置に前記離脱トナーを供給する供給口を備えたものである。
また、請求項5記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項2〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記吸引口は、前記第1搬送部材によって形成される現像剤の搬送経路の上流側に配設されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記供給手段は、前記吸引手段によって吸引した前記気体とともに前記離脱トナーを装置内に供給するものである。
また、請求項7記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の発明において、前記吸引手段及び前記供給手段を、吸気側が前記吸引口に接続されて排気側が装置内に直接的又は間接的に接続されたポンプ機構としたものである。
また、請求項8記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記カバー部材は、前記現像剤規制部材に隣接して設けられたものである。
また、請求項9記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、装置内に新たにトナーを補給するトナー補給手段を備え、前記供給手段は、前記離脱トナーを前記トナー補給手段に供給するものである。
また、請求項10記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項9に記載の発明において、前記吸引手段及び前記供給手段を、吸気側が前記吸引口に接続されて排気側が前記トナー補給手段に接続されたポンプ機構としたものである。
また、請求項11記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、装置内に新たにキャリアを補給するキャリア補給手段と、装置内に収容された前記現像剤の一部を排出する現像剤排出手段と、を備え、前記供給手段は、前記離脱トナーを前記キャリア補給手段に供給するものである。
また、請求項12記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項11に記載の発明において、前記吸引手段及び前記供給手段を、吸気側が前記吸引口に接続されて排気側が前記キャリア補給手段に接続されたポンプ機構としたものである。
また、請求項13記載の発明にかかる現像装置は、前記請求項11又は請求項12に記載の発明において、前記キャリア補給手段は、キャリアとともにトナーを装置内に新たに補給するものである。
また、この発明の請求項14記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたものである。
また、この発明の請求項15記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたものである。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたユニットと定義する。
本発明は、現像剤規制部材との対向位置を通過して現像剤担持体上に担持された現像剤から離脱する離脱トナーを積極的に回収して現像装置内に供給している。これによって、現像装置外へのトナー飛散を確実に軽減するとともに、トナー消費に無駄が生じない環境性の高い、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図5にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収容された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像装置(現像部)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、27は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色カラーのトナー像が転写された記録媒体Pを搬送する搬送ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像装置23Y、23M、23C、23BKに各色のトナーを補給するトナー補給手段としてのトナー補給部、51は原稿Dを原稿読込部55に搬送する原稿搬送部、55は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部(スキャナ)、61は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部、66は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25が、一体化されたものである。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
以下、画像形成装置における、4色フルカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部55は、コンタクトガラス53上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部(不図示である。)で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21(像担持体)上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、それぞれ、現像装置23Y、23M、23C、23BKとの対向位置に達する。そして、各現像装置23Y、23M、23C、23BKから感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム21上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト27上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の記録媒体Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
なお、モノクロ画像形成時や3色カラー画像形成時における画像形成装置の動作は、画像が形成される作像部の数が異なるだけで、基本的な動作は上述の4色フルカラー画像形成時のものと同様である。
次に、図2及び図3にて、画像形成装置の作像部について詳述する。
図2は作像部を示す断面図であり、図3はその現像装置を示す長手方向(図2の紙面垂直方向である。)の断面図である。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20には、主として、像担持体としての感光体ドラム21と、帯電部22と、クリーニング部25とが、ケース26に一体的に収納されている。クリーニング部25には、感光体ドラム21に当接するクリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bが設置されている。感光体ドラム21は、アルミニウムからなる素管に感光性を有する有機感光体を塗布したものである。なお、本実施の形態1において、感光体ドラム21の外径は30mmであって、外周面における線速は185mm/秒に設定されている。
現像装置23は、主として、感光体ドラム21に対向する現像剤担持体としての現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送部材としての第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送部材としての第2搬送スクリュ23cと、現像ローラ23aに対向する現像剤担持体としてのドクターブレード23dと、で構成される。
また、現像装置23には、仕切部材23eで隔絶された第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとが設けられている。図3を参照して、第1現像剤収容部23gと第2現像剤収容部23hとは長手方向両端部(仕切部材23eが介在しない範囲である。)で連通して、現像剤の循環経路を形成している。第1現像剤収容部23gには、現像ローラ23a、第1搬送スクリュ23b、ドクターブレード23d、等が配設されている。第2現像剤収容部23hには、第2搬送スクリュ23c、磁気センサ40、等が配設されている。また、図2を参照して、現像ローラ23aと感光体ドラム21との対向位置(第1対向位置)と、現像ローラ23aとドクターブレード23dとの対向位置(第2対向位置)と、の間には現像ローラ23a上に担持された現像剤を覆うカバー部材23mが配設されている。
図3を参照して、現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネット23a1と、アルミニウム等の非磁性材料からなりマグネット23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。マグネット23a1によって現像ローラ23a(スリーブ23a2)上に複数の磁極(主極、搬送極、汲み上げ極、剤切り極等である。)が形成される。
現像ローラ23a(スリーブ23a2)は、装置本体1に設置された不図示の駆動モータに連結されていて、駆動モータによって回転駆動される。また、図示は省略するが、現像ローラ23aと、第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cとは、ギア列によって駆動連結されている。これにより、現像ローラ23aが駆動モータによって回転駆動されるのにともない、それに従動して第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cも回転駆動される。
なお、本実施の形態1において、現像ローラ23aの外径は18mmであって、現像ローラ23aの外周面における線速は278mm/秒に設定されている。
さらに、第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cは、主として軸部とスクリュ部(一条スクリュである。)とで構成されている。第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cは、軸部の軸径が6mmになっていて、スクリュ部の外径が12mmになっている。
現像装置23内には、トナーTとキャリアCとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
本実施の形態1におけるトナーT(現像剤G中のトナーとトナー補給部32内のトナーとである。)は、樹脂及び着色剤からなるトナー母体粒子や添加剤を含有する。トナーTの粒径は、2〜10μmになっている。
また、本実施の形態1におけるトナーTは、単量体を使用して乳化重合、懸濁重合等の重合反応によって合成する方法や、樹脂自体を熱等によって熔融し噴霧して微粒子化する方法や、水中等へ分散することによって所定の粒子サイズにして得られる母体粒子に添加剤をヘンシェルミキサー等で混合付着させる方法によって製造することができる。
トナーTに含有される樹脂としては、ポリスチレン、ポリクロロスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の単重合体;スチレン/p−クロロスチレン共重合体、スチレン/プロピレン共重合体、スチレン/ビニルトルエン共重合体、スチレン/ビニルナフタリン共重合体、スチレン/アクリル酸メチル共重合体、スチレン/アクリル酸エチル共重合体、スチレン/アクリル酸ブチル共重合体、スチレン/アクリル酸オクチル共重合体、スチレン/メタクリル酸メチル共重合体、スチレン/メタクリル酸エチル共重合体、スチレン/メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン/α−クロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン/アクリロニトリル共重合体、スチレン/ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン/ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン/ビニルメチルケトン共重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/イソプレン共重合体、スチレン/アクリロニトリル/インデン共重合体、スチレン/マレイン酸共重合体、スチレン/マレイン酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビニルブチルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックス等を単独又は2種以上混合して用いることができる。
トナーTに用いられる黒色の着色剤としては、カーボンブラック、アニリンブラック、ファーネスブラック、ランプブラック等が用いられる。シアンの着色剤としては、フタロシアニンブルー、メチルレンブルー、ビクトリアブルー、メチルバイオレット、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー等が用いられる。マゼンタの着色剤としては、ローダミン6Gレーキ、ジメチルキナクリドン、ウォッチングレッド、ローズベンガル、ローダミンB、アリザリンレーキ等が用いられる。イエローの着色剤としては、クロムイエロー、ベンジジンイエロー、ハンザイエロー、ナフトールイエロー、モリブデンオレンジ、キノリンイエロー、タートラジン等が用いられる。
これらのトナーTには、効率的に帯電を付与するために、少量の帯電付与剤(例えば、染顔料、極性制御剤等である。)を含有させることができる。極性制御剤としては、モノアゾ染料の金属錯塩、ニトロフミン酸及びその塩、サリチル酸、ナフトエ酸、ジカルボン酸のCo、Cr又はFe等の金属錯体、有機染料、四級アンモニウム塩等を用いることができる。
添加剤として用いられる無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸化鉄、酸化銅、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸パリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素等を用いることができる。その中でも、シリカ、酸化チタンの2種を用いる場合には、トナーに対して添加剤の埋没を抑制する効果と、トナーの帯電を安定させる効果と、が特に大きく発揮される。
また、本実施の形態1における現像剤G中のキャリアCは、磁性を有する核体粒子に被覆層が形成されたものである。キャリアCの粒径は、20〜200μmになっている。
キャリアCの核体粒子としては、鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性金属やマグネタイト、ヘマタイト、フェライト等の合金又はその化合物等が用いられる。
キャリアCの被覆層を形成するための樹脂としては、ポリオレフィン樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン及びクロロスルホン化ポリエチレン;ポリビニル及びポリビニリデン系樹脂、例えばポリスチレン、アクリル樹脂(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル及びポリビニルケトン;塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体;スチレン/アクリル酸共重合体;オルガノシロキサン結合からなるストレートシリコン樹脂のようなシリコン樹脂又はその変性品(例えばアルキド樹脂、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリウレタン等による変性品);弗素樹脂、例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン;ポリアミド;ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート;ポリウレタン;ポリカーボネート;アミノ樹脂、例えば尿素・ホルムアルデヒド樹脂;エポキシ樹脂等を用いることができる。これらの樹脂の中でも、トナースペントを防止する点で好ましいのは、アクリル樹脂、シリコン樹脂又はその変性品及び弗素樹脂である(特に、シリコン樹脂又はその変性品が好ましい。)。被覆層の形成方法としては、キャリア核体粒子の表面に噴霧法、浸漬法等によって樹脂を塗布するものが用いられる。
また、キャリアCには、キャリア抵抗の調整等をおこなうために、被覆層中に微粉末を添加することができる。被覆層中に分散される微粉末は、0.01〜5.0μm程度の粒径のものが好ましい。また、微粉末は、被覆樹脂100重量部に対して2〜30重量部(特に、5〜20重量部)添加されることが好ましい。微粉末としては、シリカ、アルミナ、チタニア等の金属酸化物やカーボンブラック等の顔料を用いることができる。
なお、トナーTやキャリアCは、上述したものに限定されることなく、公知となっている種々のものを用いることができる。
先に述べた作像プロセスを、現像工程を中心にしてさらに詳しく説明する。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置23内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して補給されたトナーT(補給トナー)とともに混合撹拌されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。第1搬送スクリュ23b(第1搬送部材)は現像剤Gを図3中の右側に搬送して、第2搬送スクリュ23c(第2搬送部材)は現像剤Gを図3中の左側(第1搬送スクリュ23bの搬送方向とは逆の方向である。)に搬送する。
なお、本実施の形態1において、トナー補給口23fは、第2搬送スクリュ23cによる現像剤の循環経路(搬送経路)の上流側(図3中の右側である。)の上方に配設されている。また、トナー補給口23fに隣接するように、回収した離脱トナーを現像装置23内に供給するための供給口23pが設置されている(図4をも参照できる。)。離脱トナーの再利用に係わる構成・動作ついては、後で詳しく説明する。
循環経路にて摩擦帯電してキャリアCに吸着したトナーTは、キャリアCとともに現像ローラ23a上に担持される。現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、その後にドクターブレード23dの位置(第2対向位置)に達する。そして、現像ローラ23a上の現像剤Gは、ドクターブレード23dの位置で適量に調整される。このとき、ドクターブレード23dと現像ローラ23aとのギャップ(図5に示すドクターギャップD1である。)で現像剤Gが摩擦されて、トナーTがさらに帯電することになる。その後、現像ローラ23a上の現像剤Gは、感光体ドラム21との対向位置(第1対向位置であって、現像領域である。)に達する。
その後、現像領域において、現像剤G中のトナーTが、感光体ドラム21表面に形成された静電潜像に付着する。詳しくは、レーザ光Lが照射された画像部の潜像電位(露光電位)と、現像ローラ23aに印加された現像バイアスとの、電位差(現像ポテンシャル)によって形成される電界によって、トナーTが潜像に付着する。
その後、現像工程にて感光体ドラム21に付着したトナーTは、そのほとんどが中間転写ベルト27上に転写される。そして、感光体ドラム21上に残存した未転写のトナーTが、クリーニングブレード25a及びクリーニングローラ25bによってクリーニング部25内に回収される。
ここで、装置本体1に設けられたトナー補給部32は、交換自在に構成されたトナーカートリッジ33と、トナーカートリッジ33から排出された新品トナー(補給トナー)Tを現像装置23に導くトナー補給経路34と、で構成されている。トナーカートリッジ33内には、新品のトナーT(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかである。)が収容されている。
図4を参照して、トナー補給経路34には、エアポンプ35(粉体ポンプ)が設置されている。エアポンプ35が駆動されることで、トナーカートリッジ33内の補給トナーが、フレキシブルで耐トナー性に優れたチューブからなるトナー補給経路34を移動して、トナー補給口23fを介して現像装置23内に補給されることになる。なお、トナー補給経路34のチューブは、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料やポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料で形成され、その内径が3〜7mmになるように形成されている。
また、トナーカートリッジ33には、エアポンプ36を介してトナーカートリッジ33の底部と上部とに連通するエア供給経路36a、36bが設けられている。そして、エアポンプ36を駆動することで、トナーカートリッジ33に空気が供給されて、トナーカートリッジ33内のトナーの凝集が抑止される。なお、エア供給経路36a、36bのチューブは、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料やポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料で形成され、その内径が2〜7mmになるように形成されている。
なお、トナーカートリッジ33内のトナーTは、現像装置23内のトナーTの消費にともない、トナー補給口23fから現像装置23内に適宜に補給されるものである。現像装置23内のトナーTの消費は、現像装置23の第2搬送スクリュ23cの下方に設置された磁気センサ40(トナー濃度検知手段)や、感光体ドラム21に対向するフォトセンサ(不図示である。)によって検出される。そして、磁気センサ40やフォトセンサの検知結果が狙いのトナー濃度(現像剤G中のトナーTの割合である。)の範囲に対応する出力値になるように、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して現像装置23にトナーが補給される。
現像装置23に補給するトナー補給量の調整は、トナー補給経路34内に配置したエアポンプ35の駆動時間を制御することによっておこなわれる。なお、トナー補給経路34における搬送手段としては、上述したポンプ機構の他に、スクリュ機構を用いることもできる。
以下、図3〜図5を参照して、本実施の形態1の現像装置23における、特徴的な構成・動作について説明する。
図5を参照して、現像ローラ23aとドクターブレード23dとの対向位置(第2対向位置)よりも下流側(現像ローラ23aの回転方向に対する下流側でる。)であって、現像ローラ23aと感光体ドラム21との対向位置(第1対向位置)よりも上流側には、現像ローラ23aに対向するようにカバー部材23mが配設されている。カバー部材23mは、樹脂材料、金属材料、シール材料等で形成することができて、ドクターブレード23dに隣接して設けられている。カバー部材23m内の空間は、少なくともドクターギャップD1の2倍以上の距離が確保されるように形成されている。また、現像ローラ23aとカバー部材23mの先端部(感光体ドラム21側の先端部である。)とのギャップD2は、ドクターギャップD1の1.1〜2.0倍になるように設定されている。
このような構成によって、ドクターブレード23dの位置を通過して現像ローラ23a上に担持された現像剤から離脱する離脱トナーが、現像装置23外に飛散することなく、カバー部材23m内に効率的に捕集されることになる。
図3〜図5を参照して、カバー部材23mの側方(第1搬送スクリュ23bによって形成される現像剤の搬送経路の上流側の側方である。)には、吸引口23m1が設けられている。この吸引口23m1は、カバー部材23m内に捕集された離脱トナーを、カバー部材23m内の空気とともに吸引手段23n、23sによって吸引するためのものである。
ここで、吸引口23m1は、第1搬送スクリュ23bによって形成される現像剤の搬送経路の上流側(図3の左側である。)に配設されているために、離脱トナーを効率よく吸引することができる。すなわち、第1現像剤収容部23gの上流側を通過する現像剤は、下流側を通過する現像剤に比べて、第1搬送スクリュ23bによる混合撹拌時間が短いために、弱帯電トナーが含まれる割合が大きい。したがって、カバー部材23mの位置で現像ローラ23a上の現像剤から離脱する離脱トナーも、下流側(図3右側)にくらべて上流側(図3左側)で多くなる。本実施の形態1では、吸引口23m1が上流側(図3左側)に設けられているために、上流側に作用する吸引力を下流側のものよりも大きくできて、カバー部材23m全体から離脱トナーを効率よく回収することができる。
そして、吸引手段23n、23sによって吸引された離脱トナーは、吸引した空気とともに、供給手段23n、23tによって、現像装置23内(第2現像剤収容部23hに収容された現像剤中である。)に直接的に供給される。そして、現像装置23内に供給された脱離トナーは、トナー補給部33から補給される補給トナーと同様に、現像装置23内の現像剤と混合撹拌されることになる。すなわち、吸引手段及び供給手段によって、離脱トナーが現像装置23内で再利用されることになる。
ここで、本実施の形態1では、吸引手段及び供給手段が、ポンプ機構としての1つのエアポンプ23nによって実現されている。エアポンプ23nは、吸気側の離脱トナー搬送経路23sがカバー部材23mの吸引口23m1に接続され、排気側の離脱トナー搬送経路23tが第2搬送スクリュ23c上方の供給口23pに接続されている。吸引手段及び供給手段が1つのエアポンプ23nで構成されることから、比較的安価な装置となる。また、離脱トナーを、第2搬送スクリュ23cによって形成される搬送経路の上流側に供給することで、現像装置23内で再利用される離脱トナーに対する混合撹拌時間を充分に確保することができて、現像ローラ23a上で再び離脱トナーとなる不具合を抑止することができる。
エアポンプ23nは、エア流量が0.1〜2.0(リットル/分)の粉体ポンプであって、エアポンプ23nが駆動されることでカバー部材23m内の離脱トナーが、フレキシブルで耐トナー性に優れたチューブからなる離脱トナー搬送経路23s、23tを移動して、供給口23pを介して現像装置23内に供給されることになる。なお、離脱トナー搬送経路23s、23tを形成するチューブは、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料やポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料で形成され、その内径が3〜7mmになるように形成されている。エアポンプ23nのエア流量が少なすぎるときには離脱トナーを搬送することができずに離脱トナー搬送経路23s、23tが詰まってしまい、エア流量が多すぎると離脱トナー以外に現像ローラ23aに担持された現像剤を吸引してしまい画像濃度低下等の画質劣化が生じてしまう。
本実施の形態1では、カバー部材23m内から空気(気体)とともに吸引した離脱トナーを、空気とともに現像装置23内に戻しているために、現像装置23内の内圧の変動がほとんど生じない。これにより、カバー部材23mからのトナー飛散に限らず、内圧変動にともなう現像装置23全体のトナー飛散が抑止される。さらに、供給口23pから第2現像剤収容部23hに向けて空気が送入されているために、第2現像剤収容部23hに収容された現像剤が供給口23pからエアポンプ23n側に流入する不具合が抑止される。
さらに、本実施の形態1では、図5を参照して、供給口23pが現像剤に埋没する位置に設けられている。すなわち、供給口23pは、その先端位置が第2現像剤収容部23hに収容された現像剤の高さ(剤面)よりも低くなるように配設されている。これによって、供給口23pから供給される離脱トナーは、第2現像剤収容部23hを流動する現像剤中に効果的に分散・混合されて、その後に充分に帯電されることになる。
以上説明したように、本実施の形態1の構成によれば、ドクターブレード23dとの対向位置を通過して現像ローラ23a上に担持された現像剤から離脱する離脱トナーを積極的に回収して現像装置23内に供給している。これによって、現像装置23外へのトナー飛散が確実に軽減されるとともに、トナー消費に無駄が生じずに環境性を高めることができる。
なお、本実施の形態1では、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKを、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、クリーニング部25を一体化して構成した。また、各現像装置23Y、23M、23C、23BKを、単体のユニットとして構成した。これに対して、各現像装置23Y、23M、23C、23BKを、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKと一体化することもできる。すなわち、プロセスカートリッジ20を、感光体ドラム21、帯電部22、現像装置23、クリーニング部25で構成することもできる。この場合にも、本実施の形態1と同様の効果を奏することになる。さらには、作像部のメンテナンス性が向上する。
実施の形態2.
図6にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図6は、実施の形態2における現像装置を示す断面図であって、前記実施の形態1における図5に対応するものである。本実施の形態2における現像装置は、離脱トナーの供給口23pが第2現像剤収容部23hの下方に配設されている点が、供給口23pが第2現像剤収容部23hの上方に配設されている前記実施の形態1のものとは相違する。
図6に示すように、本実施の形態2の現像装置23においても、前記実施の形態1のものと同様に、現像ローラ23aと感光体ドラム21との対向位置(第1対向位置)と、現像ローラ23aとドクターブレード23dとの対向位置(第2対向位置)と、の間にカバー部材23mが配設されている。また、カバー部材23m内の離脱トナーを吸引して現像装置23内に供給するエアポンプ23n及び離脱トナー搬送経路23s、23tが配設されている。
ここで、本実施の形態2では、離脱トナーの供給口23pが第2現像剤収容部23hの底面に配設されている。すなわち、供給口23pが現像剤に埋没する位置に設けられている。これによって、供給口23pから供給される離脱トナーは、第2現像剤収容部23hを流動する現像剤中に効果的に分散・混合されて、その後に充分に帯電されることになる。
以上説明したように、本実施の形態2においても、前記実施の形態1と同様に、ドクターブレード23dとの対向位置を通過して現像ローラ23a上に担持された現像剤から離脱する離脱トナーを積極的に回収して現像装置23内に供給しているために、現像装置23外へのトナー飛散が確実に軽減されるとともに、トナー消費に無駄が生じずに環境性を高めることができる。
実施の形態3.
図7にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図7は、実施の形態3における現像装置を示す斜視図であって、前記実施の形態1における図4に対応するものである。本実施の形態3における現像装置は、離脱トナーがトナー補給部32を介して現像装置23内に間接的に供給される点が、離脱トナーが現像装置23内に直接的に供給される前記実施の形態1のものとは相違する。
本実施の形態3の現像装置23においても、前記実施の形態1のものと同様に、現像ローラ23aと感光体ドラム21との対向位置と、現像ローラ23aとドクターブレード23dとの対向位置と、の間にカバー部材23mが配設されている。また、カバー部材23m内の離脱トナーを吸引するエアポンプ23n及び離脱トナー搬送経路23s(吸引手段)が配設されている。
図7を参照して、本実施の形態3では、前記実施の形態1とは異なり、供給手段としても機能するエアポンプ23nの排気側の離脱トナー搬送経路23tが、トナー補給手段としてのトナー補給部32に接続されている。
詳しくは、吸引手段及び供給手段として機能するエアポンプ23nは、トナーカートリッジ33内へ空気を供給するエアポンプ36と併用されている。これにより、離脱トナーは、トナーカートリッジ33内への空気の供給と同時に、トナーカートリッジ33内に供給されることになる。
このようにトナーカートリッジ33に離脱トナーが空気とともに供給されることで、離脱トナーはトナーカートリッジ33内の新品トナーと充分に混合されてから現像装置23に補給されることになる。
このような構成によって、現像装置23内の現像剤に対するトナー濃度の制御が比較的簡単になる。すなわち、前記実施の形態1の場合には、現像装置23内へのトナー補給が、トナー補給部32からのものと、供給手段23n、23tからのものと、の2つになるために、現像装置23内におけるトナー濃度制御がやや複雑になる。これに対して、本実施の形態2では、現像装置23内へのトナー補給が、供給手段23n、23tからのものと合わせて、トナー補給部32からのもの1つになるために、現像装置23内におけるトナー濃度制御が簡易になる。
また、離脱トナーはトナーカートリッジ33内の新品トナーと充分に混合されることから、離脱トナーが凝集体となっていても、その凝集体がトナーカートリッジ33内で充分にほぐされることになる。
さらに、離脱トナーの吸引及び供給に用いるエアポンプ23nと、トナーカートリッジ32へのエア供給用のエアポンプ36と、を併用しているために、部品点数が増えることがなく、装置を低コスト化することができる。
なお、本実施の形態3では、エアポンプ36(23n)による離脱トナーの吸引は、常時おこなわれるのではなく、適当な間隔ごとにおこなわれている。離脱トナーを吸引するタイミングは、トナー補給のタイミングから一定時間だけずらしている。具体的なタイミングとしては、補給トナーが現像ローラ23aの最上流部へ到達した後に、エアポンプを駆動して離脱トナーを吸引することが望ましい。これにより、トナー補給のタイミングと、トナーカートリッジ33に空気を供給するタイミングと、をずらすことができて、トナー補給経路34のエアポンプ35によるトナー搬送性が確保される。さらに、離脱トナーが最も発生しやすいタイミングで離脱トナーの吸引をおこなうことができて、離脱トナーの装置外への飛散が確実に抑止される。
以上説明したように、本実施の形態3では、ドクターブレード23dとの対向位置を通過して現像ローラ23a上に担持された現像剤から離脱する離脱トナーを積極的に回収して現像装置23内に間接的に供給しているために、現像装置23外へのトナー飛散が確実に軽減されるとともに、トナー消費に無駄が生じずに環境性を高めることができる。
実施の形態4.
図8にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図8は、実施の形態4における現像装置とその近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に対応するものである。本実施の形態4における画像形成装置は、現像装置23内に新たにキャリアを補給するキャリア補給手段47と現像装置23内に収容された現像剤の一部を排出する現像剤排出手段23kとが設置されている点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
本実施の形態4における現像装置23は、トリクル現像方式が用いられている。
図8に示すように、本実施の形態4における画像形成装置には、現像装置23内に収容された現像剤Gの一部を現像装置23外に排出する現像剤排出手段23kと、現像装置23内に新たにキャリアCを補給するキャリア補給手段としてのキャリア補給部47と、が設けられている。
詳しくは、第2現像剤収容部23hの上方には、トナー補給部32(トナー補給手段)とは別に、キャリア補給手段としてのキャリア補給部47が設けられている。キャリア補給部47は、交換自在に構成されたキャリアカートリッジ48と、キャリアカートリッジ48から排出された新品キャリアCをトナー補給口23f(補給口)を介して現像装置23に導くキャリア補給経路49と、で構成されている。キャリアカートリッジ48内には、新品キャリアCが収容されている。そして、所定のタイミングで、キャリア補給部47から現像装置23内に適宜にキャリアが補給されることになる。
図示は省略するが、現像装置23に補給するキャリア補給量の調整は、キャリア補給経路49内に配置したエアポンプの駆動時間を制御することによっておこなわれる。なお、キャリア補給経路49における搬送手段としては、上述したポンプ機構の他に、スクリュ機構を用いることもできる。
一方、第2現像剤収容部23hにおける壁面の上端近傍であってトナー補給口23fの下流側には、現像剤排出手段としての現像剤排出口23kが設けられている。
そして、キャリア補給部47から現像装置23内に新品キャリアCが補給されて現像装置23内の現像剤量が所定量を超えると、過剰になった現像剤Gが現像剤排出口23kから現像装置23外に排出される。現像剤排出口23kから排出された現像剤Gは、現像剤回収経路43を経由して現像剤回収部44まで搬送される。
このように、新品キャリアCの補給にともない現像剤の剤面(高さ)が上昇して、現像剤排出口23kの高さを超えた現像剤Gが現像装置23外に排出されるので、現像装置23内の現像剤量は常に一定に保たれることになる。
なお、本実施の形態4では、現像装置23から現像剤を排出する現像剤排出手段としてオーバーフロー法を用いたが、現像剤排出口23kに開閉自在なシャッタを設けて、シャッタの開閉によって現像剤の排出をおこなうこともできる。
また、本実施の形態4でも、前記実施の形態1と同様に、現像ローラ23aと感光体ドラム21との対向位置と、現像ローラ23aとドクターブレード23dとの対向位置と、の間にカバー部材23mが配設されている。また、図示は省略するが、カバー部材23m内の離脱トナーを吸引して現像装置23内に直接的に供給するエアポンプ23n及び離脱トナー搬送経路23s、23tが配設されている。
なお、本実施の形態4では、供給手段としてのエアポンプ23n及び離脱トナー搬送経路23tによって離脱トナーを現像装置23内に直接的に供給したが、前記実施の形態3と同様に、離脱トナーをトナー補給部32を介して現像装置23内に間接的に供給することもできる。さらには、離脱トナーをキャリア補給部47を介して現像装置23内に間接的に供給することもできる。
以上説明したように、本実施の形態4では、ドクターブレード23dとの対向位置を通過して現像ローラ23a上に担持された現像剤から離脱する離脱トナーを積極的に回収して現像装置23内に供給しているために、現像装置23外へのトナー飛散が確実に軽減されるとともに、トナー消費に無駄が生じずに環境性を高めることができる。
なお、本実施の形態4では、キャリア補給部47から新品のキャリアCを補給したが、キャリア補給部47から新品の現像剤Gを補給する構成にすることもできる。この場合にも、本実施の形態4と同様の効果を奏することになる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置における作像部を示す断面図である。 現像装置を長手方向にみた断面図である。 現像装置を示す斜視図である。 現像装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における現像装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態3における現像装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4における現像装置を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像装置(現像部)、
23a 現像ローラ(現像剤担持体)、
23b 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)、
23c 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)、
23d ドクターブレード(現像剤規制部材)、 23f トナー補給口、
23g 第1現像剤収容部、 23h 第2現像剤収容部、
23k 現像剤排出口(現像剤排出手段)、
23m カバー部材、 23m1 吸引口、
23n エアポンプ(ポンプ機構、吸引手段、供給手段)、
23p 供給口、 23s、23t 離脱トナー搬送経路、
32、32Y、32M、32C、32BK トナー補給部(トナー補給手段)、
33 トナーカートリッジ、 34 トナー補給経路、
35、36 エアポンプ、 36a、36b エア供給経路、
43 現像剤回収経路、 44 現像剤回収部、
47 キャリア補給部(キャリア補給手段)、
48 キャリアカートリッジ、 49 キャリア補給経路、
G 2成分現像剤(現像剤)、 C キャリア、 T トナー。

Claims (15)

  1. トナー及びキャリアを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
    前記像担持体に第1対向位置で対向するとともに、前記現像剤が担持される現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に第2対向位置で対向するとともに、前記現像剤担持体に担持された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    前記第1対向位置と前記第2対向位置との間で前記現像剤担持体に担持された現像剤を覆うカバー部材と、
    前記カバー部材で覆われた空間内の気体とともに前記現像剤担持体から離脱した離脱トナーを吸引口から吸引する吸引手段と、
    前記吸引手段によって吸引した前記離脱トナーを装置内に直接的又は間接的に供給する供給手段と、
    を備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤担持体に対向するとともに、長手方向に前記現像剤を搬送する第1搬送部材と、
    仕切部材を介して前記第1搬送部材に対向するとともに、前記第1搬送部材の搬送方向とは逆の方向に前記現像剤を搬送して該第1搬送部材とともに前記現像剤の循環経路を形成する第2搬送部材と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記供給手段は、前記第2搬送部材によって搬送される現像剤中に前記離脱トナーを供給することを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記供給手段は、前記第2搬送部材によって搬送される現像剤に埋没する位置に前記離脱トナーを供給する供給口を備えたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記吸引口は、前記第1搬送部材によって形成される現像剤の搬送経路の上流側に配設されたことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記供給手段は、前記吸引手段によって吸引した前記気体とともに前記離脱トナーを装置内に供給することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記吸引手段及び前記供給手段は、吸気側が前記吸引口に接続されて排気側が装置内に直接的又は間接的に接続されたポンプ機構であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 前記カバー部材は、前記現像剤規制部材に隣接して設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 装置内に新たにトナーを補給するトナー補給手段を備え、
    前記供給手段は、前記離脱トナーを前記トナー補給手段に供給することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置。
  10. 前記吸引手段及び前記供給手段は、吸気側が前記吸引口に接続されて排気側が前記トナー補給手段に接続されたポンプ機構であることを特徴とする請求項9に記載の現像装置。
  11. 装置内に新たにキャリアを補給するキャリア補給手段と、
    装置内に収容された前記現像剤の一部を排出する現像剤排出手段と、を備え、
    前記供給手段は、前記離脱トナーを前記キャリア補給手段に供給することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置。
  12. 前記吸引手段及び前記供給手段は、吸気側が前記吸引口に接続されて排気側が前記キャリア補給手段に接続されたポンプ機構であることを特徴とする請求項11に記載の現像装置。
  13. 前記キャリア補給手段は、キャリアとともにトナーを装置内に新たに補給することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の現像装置。
  14. 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  15. 請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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