JP4521810B2 - 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
このような現象は、現像部内でキャリアが長期間使用されて、キャリアがトナーを帯電させる能力(以下、適宜に「CA」という。)が低下すると、さらに助長されることになる。
4.0≦Dv≦8.0
となり、粒径分布が、
1.00≦Dv/Dn≦1.25
となるように形成されたものである。
また、請求項22記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項21に記載の発明において、前記マグネットは、前記マグネットローラと前記像担持体との対向位置で前記磁気ブラシを当該像担持体に近接させる第1磁極と、回収した未転写トナーをキャリアとともに前記マグネットローラから離脱させる第2磁極と、を備えたものである。
また、請求項23記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項18〜請求項22のいずれかに記載の発明において、前記クリーニング部は、前記像担持体との対向位置に向かう前記回収部材上のキャリアの量を規制する規制部材を備えたものである。
また、請求項24記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項16〜請求項23のいずれかに記載の発明において、前記クリーニング部は、前記像担持体の表面に当接するクリーニングブレードを備えたものである。
図1〜図4にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は画像情報に基づいたレーザ光を発する露光部(書込み部)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収納された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23は感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像部、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写部としての転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
露光部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24(転写部)が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が、順次転写される(第1転写工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
なお、クリーニング部25で回収された未転写トナーは、リサイクルトナーとして再度現像工程で再利用される。これについては、後で詳しく説明する。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
詳しくは、被転写材Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した被転写材Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
そして、定着工程後の被転写材Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
なお、装置本体1に設置される4つのプロセスカートリッジ及びトナーボトルは、作像プロセスに用いられるトナーT、TNの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及びトナーボトルにおける符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
また、現像部23は、供給経路34A、34Cを介して、トナーボトル32に接続されている。そして、新品トナーTN(現像部23で使用されていないトナーである。)が収容されたトナーボトル32から、現像部23内に新品トナーTNが適宜に供給される。
現像部23内に収容された現像剤Gは、現像ローラ23aの汲み上げ磁極によって、第1搬送スクリュ23bの位置から現像ローラ23a上に移動する。その後、現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、スリーブ23a2の回転にともない、搬送磁極の磁場とスリーブ23a2表面の摩擦力とによってドクターブレード23dの位置まで搬送される。ドクターブレード23dの位置まで搬送された現像剤Gは、そのドクターギャップ入口で一旦滞留して、ドクターギャップで現像剤量が規制される。その後、現像剤量が適量に規制された現像ローラ23a上の現像剤Gは、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)に搬送される。
その後、現像領域を通過した現像ローラ23a上の現像剤Gは、現像剤離れ磁極の位置で現像ローラ23aから離れて、第1搬送スクリュ23bの位置に落下する。このような工程が、現像ローラ23a上で繰り返される。
これに対して、本実施の形態1では、現像部23には、適宜に新品キャリアCNが供給されるために、劣化したキャリアCが排出されて現像部23内のキャリアのCAを一定に維持することが可能になる。したがって、トナー飛散や、地肌汚れ等の画質劣化の発生が抑止される。
回収部材としてのマグネットローラ25a表面には、マグネット25a1によって、複数の磁極が形成されている。そして、まず、図2の矢印方向に回転するマグネットローラ25a上に、クリーニング部25に供給された新品現像剤GNが担持される。マグネットローラ25a上に担持された新品現像剤GNは、磁極の磁場により磁気ブラシを形成する。
ここで、マグネットローラ25aの走行方向(回転方向)は、感光体ドラム21との対向位置において、感光体ドラム21の走行方向(回転方向)と逆方向(カウンター方向である。)になっているために、磁気ブラシの当接回数が多くなって、未転写トナーTRの回収効率を向上することができる。
また、マグネットローラ25aのスリーブ25a2表面には、磁気ブラシの搬送性を考慮して、径方向に対して放射状にV溝が形成されている。なお、磁気ブラシの搬送性を充分に担保できる場合には、スリーブ25a2表面に、V溝に替わって、サンドブラスト加工を施すこともできる。
また、本実施の形態1では、供給口25eから搬送スクリュ25bの上流側に新品現像剤GNを供給したが、マグネットローラ25aの上方からマグネットローラ25aに直接的に新品現像剤GNを供給することもできる。
本実施の形態1のトナーT、TNは、重合法により製造された重合球形トナーである。詳しくは、有機溶媒中に少なくとも、イソシアネート基を含有するポリエステル系プレポリマーが溶解して、顔料系着色剤が分散して、離型剤が溶解又は分散している油性分散液を水系媒体中に無機微粒子及び/又はポリマー微粒子の存在下で分散させる。そして、この分散液中で上述のポリエステル系プレポリマーをポリアミン及び/又は活性水素含有基を有するモノアミンと反応させて、ウレア基を有するウレア変性ポリエステル系樹脂を形成させる。そして、このウレア変性ポリエステル系樹脂を含む分散液からそれに含まれる液状媒体を除去することにより、トナーT、TNを形成する。
このトナーT、TNは、上述のポリエステル系プレポリマーと、上述のモノアミンと、の反応によって高分子量化されたウレア結合を有するウレア変性ポリエステル系樹脂をバインダー樹脂として含むものである。そして、そのバインダー樹脂中には着色剤が高分散している。
なお、本実施の形態1では、上述の画質を重視して重合法により作成された重合球形トナーをトナーT、TNとして用いたが、粉砕法によって製造されたトナーを用いることもできる。
トナーの粒径分布におけるDv/Dnを上述の範囲に規定することによって、高解像度、高画質のトナーT、TNを得ることができる。
このように形成されたトナーT、TNは、耐熱保存性、低温定着性、耐ホットオフセット性のいずれにも優れる。とりわけ、カラー画像形成装置に上述のトナーT、TNを用いた場合には、画像の光沢性に優れる。さらに、2成分現像剤においては、長期にわたるトナーの消費と供給とがおこなわれても、現像剤中のトナー粒子径の変動が少なくなって、現像部23における長期の撹拌においても、良好で安定した現像性が得られる。
ここで、平均円形度とは、(粒子の投影面積と同じ面積を有する円の周囲長)/(粒子投影像の周囲長)なる式で求まる円形度の平均値である。トナーの円形度は、代表的には、フロー式粒子像分析装置「FPIA−2000」(シスメックス社製)により計測される。
なお、粉砕法により製造されたトナーの円形度は、通常、0.91〜0.92である。平均円形度が大きな球形化トナーを得る製造方法としては、上述した重合法の他に、乳化重合法、懸濁重合法、分散重合法等を用いることができる。
現像部23に新品現像剤GNを供給しない場合には、経時でキャリアに対するトナーの付着力の変化が大きくなる。そのため、初期的にはトナーの付着力が小さくてザラツキ感の小さい出力画像を得ることができても、経時においてはトナーの付着力が増加して急激にザラツキ感が増すことがあった。
本実施の形態1では、現像部23に新品現像剤GNを適宜に供給するとともに劣化した現像剤Gを現像部23外に排出して、さらにDC成分の現像バイアスを印加しているので、現像領域においてキャリアに与える電気的ストレスを低減して、常にザラツキ感がなく粒状性の高い画質を得ることができる。
図4において、横軸は感光体ドラム21の回転時間(画像形成をおこなったプロセスカートリッジ20の稼働時間である。)を示し、縦軸は現像部23内におけるキャリアC(実線S1では搬送部26から送入された新品キャリアCNが混在したものである。)のCAを示す。また、図4において、実線S1は本実施の形態1における画像形成装置を用いた場合のCAの経時変化を示し、破線S2は本実施の形態1における供給部32〜34を設置していない画像形成装置を用いた場合のCAの経時変化を示す。
また、本比較実験において、破線S2の画像形成装置では、未転写トナーTRを直接的にリサイクルトナーとして現像部23内の現像剤Gに混入することにより、トナー飛散や地肌汚れが発生することが確認された。これに対して、実線S1の画像形成装置では、未転写トナーTRを新品現像剤GNと混合した状態で、リサイクルトナーとして現像部23内の現像剤Gに混入することにより、トナー飛散や地肌汚れが発生しないことが確認された。
さらに、出力画像の粒状性についても追加的に評価をおこなった結果、実線S1の画像形成装置ではリサイクルトナー混入時においても粒状性が良好であることが確認された。
図5にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図5は、実施の形態2におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態2の画像形成装置は、クリーニング部25に加えて現像部23にも新品キャリアCNを直接的に供給している点が、クリーニング部25のみに新品キャリアCNを供給している前記実施の形態1のものとは相違する。
このような構成によって、供給部32〜34において、現像部23に新品トナーTNを供給するモードと、現像部23に新品現像剤GNを供給するモードと、クリーニング部25に新品現像剤GNを供給するモードとが、任意に制御される。
図6にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図6は、実施の形態3におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態3の画像形成装置は、クリーニング部25内に新品現像剤GNを供給する供給部25f、25gを設置している点が、クリーニング部25外に新品現像剤GNを供給する供給部32〜34を設置している前記実施の形態1のものとは相違する。
なお、新品現像剤GNの替わりに、新品キャリアCNを予めクリーニング部25に収容することもできる。
特に、本実施の形態3の構成は、プロセスカートリッジ20の寿命が比較的短く設定されている場合に最適であって、比較的簡易かつ低廉に、上述の効果を得ることができる。
図7にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図7は、実施の形態4におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態4の画像形成装置は、クリーニング部25にクリーニングブレード25d及び規制部材25cを設置していない点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
具体的には、前記実施の形態1で述べた、1.00≦Dv/Dn≦1.25なる粒径分布を有し、平均円形度が0.90〜1.00の球形化された重合トナーを現像プロセスに用いる場合には、本実施の形態4のクリーニング部25によって、前記実施の形態1のものと同様に機能することになる。
図8にて、この発明の実施の形態5について詳細に説明する。
図8は、実施の形態5におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態5の画像形成装置は、クリーニング部25にマグネットローラ25a及び規制部材25cを設置していない点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
また、プロセスカートリッジ20に対して本発明を適用した場合には、未転写トナーTRのリサイクルや新品現像剤GNの供給によって、プロセスカートリッジ20の高寿命化が達成される。
また、独立した現像装置を構成する場合には、非現像工程時に現像ローラ23aを感光体ドラム21から退避させる機構を設けることが比較的容易にできるために、現像ローラ23aにおけるトナーフィルミングの発生が抑止されて、現像装置の寿命が延びることになる。
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像部、
23k 排出口(排出手段)、 24 転写バイアスローラ(転写部)、
25 クリーニング部、 25a マグネットローラ(回収部材)、
25a1 マグネット、 25a2 スリーブ、
25b、25f 搬送スクリュ、 25c 規制部材、
25d クリーニングブレード、 25e 供給口、 25g 仕切部材、
26 搬送部、 26a 搬送コイル、 27 中間転写ベルト、
32、32Y、32M、32C、32BK トナーボトル(供給部)、
33 キャリアボトル(供給部)、 34A〜34C 供給経路(供給部)、
41、42 トナー濃度センサ、
T トナー、 TR 未転写トナー(リサイクルトナー)、 TN 新品トナー、
C キャリア、 CN 新品キャリア、 G 現像剤、 GN 新品現像剤。
Claims (24)
- トナーとキャリアとを有する現像剤が収容されるとともに、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部と、
転写部を通過した像担持体上に付着する未転写トナーを回収するクリーニング部と、
新品キャリアに新品トナーを混合した新品現像剤を前記クリーニング部に供給する供給部と、
前記クリーニング部で回収された未転写トナーと前記供給部から供給された新品現像剤とを混合するとともに前記現像部に搬送する搬送部と、
前記現像部に収容した現像剤を排出する排出手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記クリーニング部は、前記像担持体に対向するように磁気ブラシを形成して当該像担持体上の未転写トナーを回収する回収部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記磁気ブラシは、前記供給部から供給された前記新品キャリアが前記回収部材上に担持されて形成されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記回収部材は、前記像担持体との対向位置において当該像担持体の走行方向とは逆の方向に走行するように構成されたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記回収部材は、内部に設置されたマグネットと当該マグネットの周囲を回転するスリーブとからなるマグネットローラであることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記マグネットは、前記マグネットローラと前記像担持体との対向位置で前記磁気ブラシを当該像担持体に近接させる第1磁極と、回収した未転写トナーをキャリアとともに前記マグネットローラから離脱させる第2磁極と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング部は、前記像担持体との対向位置に向かう前記回収部材上のキャリアの量を規制する規制部材を備えたことを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング部は、前記像担持体の表面に当接するクリーニングブレードを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記供給部は、前記クリーニング部に内設されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記供給部は、前記新品キャリアを前記現像部にも供給できるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記供給部は、前記新品トナーを前記現像部にも供給できるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記現像部は、前記像担持体に対向するとともに前記現像剤を担持する現像剤担持体を備え、
前記現像剤担持体に直流成分の現像バイアスを印加することを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記現像部に収容又は供給されるトナーは、有機溶媒中に少なくともウレア結合しうる変性されたポリエステル系樹脂と着色剤とを含むトナー組成物を溶解又は分解させて、それを水系媒体中に分散して重付加反応させて、その分散液の溶媒を除去・洗浄して形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記現像部に収容又は供給されるトナーは、当該トナーの重量平均粒径をDvμmとし個数平均粒径をDnμmとしたときに、
4.0≦Dv≦8.0
となり、粒径分布が、
1.00≦Dv/Dn≦1.25
となるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記現像部に収容又は供給されるトナーは、平均円形度が0.9〜1.0の範囲となるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。
- 画像形成装置に着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
トナーとキャリアとを有する現像剤が収容されるとともに、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部と、
転写部を通過した像担持体上に付着する未転写トナーを回収するとともに、新品キャリアを収容するキャリア収容部が内設されたクリーニング部と、
前記クリーニング部で回収された未転写トナーと、前記キャリア収容部から供給された新品キャリアと、を混合するとともに前記現像部に搬送する搬送部と、
前記現像部に収容した現像剤を排出する排出手段と、
を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記キャリア収容部は、前記新品キャリアに新品トナーを混合した新品現像剤を収容し、
前記搬送部は、前記クリーニング部で回収された未転写トナーと、前記キャリア収容部から供給された新品現像剤と、を混合するとともに前記現像部に搬送することを特徴とする請求項16に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記クリーニング部は、前記像担持体に対向するように磁気ブラシを形成して当該像担持体上の未転写トナーを回収する回収部材を備えたことを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記磁気ブラシは、前記キャリア収容部から供給された前記新品キャリアが前記回収部材上に担持されて形成されることを特徴とする請求項18に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回収部材は、前記像担持体との対向位置において当該像担持体の走行方向とは逆の方向に走行するように構成されたことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記回収部材は、内部に設置されたマグネットと当該マグネットの周囲を回転するスリーブとからなるマグネットローラであることを特徴とする請求項18〜請求項20のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
- 前記マグネットは、前記マグネットローラと前記像担持体との対向位置で前記磁気ブラシを当該像担持体に近接させる第1磁極と、回収した未転写トナーをキャリアとともに前記マグネットローラから離脱させる第2磁極と、を備えたことを特徴とする請求項21に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記クリーニング部は、前記像担持体との対向位置に向かう前記回収部材上のキャリアの量を規制する規制部材を備えたことを特徴とする請求項18〜請求項22のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
- 前記クリーニング部は、前記像担持体の表面に当接するクリーニングブレードを備えたことを特徴とする請求項16〜請求項23のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
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