JP2001194908A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001194908A
JP2001194908A JP2000003439A JP2000003439A JP2001194908A JP 2001194908 A JP2001194908 A JP 2001194908A JP 2000003439 A JP2000003439 A JP 2000003439A JP 2000003439 A JP2000003439 A JP 2000003439A JP 2001194908 A JP2001194908 A JP 2001194908A
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toner
carrier
image forming
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JP2000003439A
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English (en)
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Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Seiko Itagaki
板垣  整子
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーリサイクルが行われトリクル現像が行
われる現像装置を設けた画像形成装置で、長期に亘って
良好な現像条件が維持されるようにする。 【解決手段】 現像装置内における現像剤の流れに対し
回収トナーの供給位置を現像剤の回収位置の下流部に設
け、現像装置からの現像剤の回収は現像剤の界面近傍か
らすくい上げるようにして回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像形成体上の潜像
をキャリアとトナーから成る二成分現像剤によって現像
してトナー像とすると共に、キャリアとトナーそれぞれ
の供給手段と排出手段を備える現像装置を使用する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成装置では、
一様に帯電した像形成体に像露光を行って潜像を形成
し、潜像を現像してトナー像としたのちトナー像を記録
紙等の転写材に転写することが行われる。トナー像を担
持した転写材が定着装置を通過することによりトナーは
転写材上に定着する。
【0003】潜像を現像するに当たっては、現像性に優
れていることからトナーとキャリアとから成る二成分現
像剤が多く用いられる。トナーとキャリアとは現像器内
で撹拌されてトナーはキャリア外面に静電的に付着した
状態となり、現像領域へと搬送され現像バイアスが印加
された条件下でトナーはキャリアから離れて像形成体の
潜像部分に静電的に付着する。現像器内では現像によっ
てトナーが消費されるので、現像器内にはインダクスン
ス等を用いて現像剤中でのトナー量を検知するトナー濃
度検知手段が設けられていて、トナーが所定比率より低
下するとトナーホッパ等のトナー供給部からトナーを現
像器内に補充することがなされている。
【0004】各現像器内のトナーは消費された新たなト
ナーによって不足した分の補充が行われるが、キャリア
は持続して使用される。キャリアは長期に亘って使用さ
れると、個々のキャリアの外周には1μmに満たない微
小なトナーが付着し、これが原因となって現像性能が次
第に低下して来て良好なトナー像が得られないようにな
る。このために所定枚数の画像形成がなされた時点で像
形成体の周囲に近接配置した各々の現像器を取外して内
部の現像剤を交換し新規なキャリアと交換することによ
って再び良好な現像が行われるようなサービス業務がな
されていた。
【0005】このようなところから、補給するトナーと
共に新しいキャリアを一定比率で加えて補給し、現像性
能の低下したキャリアを序々に新しいキャリアと交換し
て行くことによってサービス業務としての現像剤の交換
を必要としなくする提案、即ちトリクル現像と呼ばれる
提案が特公平2−21591号公報によってなされてい
る。
【0006】また、回転する像形成体の周縁部に複数の
Y,M,C,K等トナー色を異にした現像剤を内蔵した
現像器を設け、像形成体上にトナー像を重ね合わせてカ
ラートナー像を形成後一括して転写材へ転写するカラー
画像形成装置が本出願人等によって提供されている。こ
の様式は像形成体周囲を帯電器や現像器やクリーナを余
分な空間を設けずに有効に配置することによりカラー画
像形成装置を小型化できる特徴を有している。かかるカ
ラー画像形成装置では、各現像器毎に内部のトナーの消
費を検知し、検知結果に基づいてトナー補給を行うこと
がなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の提案されたトリ
クル現像ではトナー消費量に比例してトナーと一定比率
をもったキャリアの供給を行って来た。しかしこのよう
な現像剤の補給方法では画像形成装置の使用状況によっ
てキャリアの特性変化が顕著に現れ、現像されたトナー
画像にも差異が生じて来る。
【0008】本発明者らは、現像剤交換という作業を必
要としないで、現像器が常に良好な現像条件が維持され
て、長期に亘って安定して良好な画像の得られる画像形
成装置の検討を行って来た。
【0009】(1)モノクロ画像形成装置ではクリーニ
ング手段によって回収した廃トナーを現像装置内に再投
入して再使用するトナーリサイクルが行われるが、回収
トナー中には紙粉等のゴミが混入しているので、現像剤
の全面的交換を行わないで長期に亘って現像を行ってい
ると、現像剤中には多くのゴミが蓄積されてゴミのため
に現像性能を阻害するようになって来る。本発明の第1
の目的は、トナーリサイクルが行われかつトリクル現像
が行われる現像装置で、回収トナー中のゴミの除去が適
切に行われ、新しいキャリアの補給によって現像剤の交
換がなされて、長期に亘って良好な現像条件が維持され
る現像装置を有した画像形成装置を提供することにあ
る。
【0010】(2)現像装置内の現像剤は、現像が行わ
れる使用環境や使用頻度に応じて、現像されたトナー画
像の画質は低下して来る。従って、トナー補給と共に一
定比率をもって供給されるキャリアによっては、劣化し
て来るトナー画像の画質に対応できない。使用環境やプ
ロセス条件によって現像剤の劣化速度が異なり、また現
像剤の劣化の反映度が使用環境やプロセス条件で異な
る。本発明の第2の目的は、使用状況や環境の変化に対
しても影響されずに長期に亘って安定して良好な現像が
なされる画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、二成
分現像剤を収納した現像装置に転写残トナーを回収し再
使用する画像形成装置において、現像装置に対して回収
トナーの供給と、トナー及びキャリアの供給と、現像剤
の回収を行うと共に、現像装置内における現像剤の流れ
に対し回収トナーの供給位置は現像剤の回収位置より下
流部に設けられたことを特徴とする画像形成装置(請求
項1の発明)及び、二成分現像剤を収納した現像装置に
転写残トナーを回収し再使用する画像形成装置におい
て、現像装置に対して回収トナーの供給と、トナー及び
キャリアの供給と、現像剤の回収を行うと共に、現像装
置から回収される現像剤は内蔵された現像剤の界面近傍
のものであることを特徴とする画像形成装置(請求項2
の発明)によって達成される。
【0012】上記第2の目的は、トナーとキャリアとか
ら成る二成分現像剤を有する現像装置にキャリアの供給
及び回収がなされる画像形成装置において、トナーを収
納するトナー収納部とキャリアを収納するキャリア収納
部とを有し、画像形成状態を検知する検知手段を有して
いて、前記検知手段からの情報に応じて現像装置へのキ
ャリアの供給量を制御することを特徴とする画像形成装
置(請求項5の発明)によって達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本実施形態の画
像形成装置は、転写残トナーをクリーニング手段によっ
て回収し、回収トナーを現像装置に供給して再使用する
トナーリサイクルを行う画像形成装置であって、現像装
置にはトリクル方式によってトナーとキャリアとが適宜
供給される構成となっている。図1はかかる構成の画像
形成装置の一実施例を示す断面図である。
【0014】図1において、10は静電潜像担持体であ
る感光体ドラムで、例えば有機感光体(OPC感光体)
を導電性のドラム上に塗布したもので接地されて時計方
向に駆動回転される。11はコロナ放電によって感光体
ドラム10周面に負の一様な帯電を行いVHの電位を与
えるスコロトロン帯電器、このスコロトロン帯電器11
による帯電に先立って、前プリントまでの感光体の履歴
を除去するために発光ダイオード等を用いた帯電前露光
手段であるPCL11Aによる露光を行って感光体周面
の除電をしておく。
【0015】感光体ドラム10への一様帯電ののち、レ
ーザ書込み装置12により画像信号に基づいた像露光が
行われる。この像露光はコンピュータ、又は画像読取り
装置から入力される画像信号を画像信号処理部によって
処理を行ったのちレーザ書込み装置12に入力して像露
光を行い、感光体ドラム10上に静電潜像を形成する。
【0016】レーザ書込み装置12は図示しないレーザ
ダイオードを発光光源とし回転する回転多面鏡12a、
fθレンズ12b等を経て複数の反射鏡12dにより光
路を曲げられ主走査がなされるもので、感光体ドラム1
0の回転による副走査によって静電潜像が形成される。
本実施例では画像部に対して上記画像信号に基づいて露
光を行ない、露光部が電位の絶対値が低いVLになる反
転潜像を形成する。
【0017】感光体ドラム10周縁には、負に帯電した
導電性のトナーと磁性キャリアから成る2成分の現像剤
を内蔵した現像装置14が設けられていて、磁石体を内
蔵し現像剤を保持して回転する現像スリーブ141によ
って反転現像が行われる。
【0018】現像剤はフェライトをコアとしてその周り
に絶縁性樹脂をコーティングしたキャリアと、ポリエス
テルを主材料として顔料あるいはカーボンブラック等の
着色剤、荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加えたト
ナーとからなるもので、粒径10〜50μm、飽和磁化
10〜40emu/gのキャリアに、粒径5〜10μ
m、電荷量5〜20μC/gのトナーをトナー濃度5〜
10質量%になるよう混合したもので、現像スリーブ1
41上に0.1〜0.6mmの層厚に規制されて現像域
へと搬送される。
【0019】現像域における現像スリーブ141と感光
体ドラム10との間隙は現像剤の層厚よりも大きい0.
2〜1.0mmとして、現像スリーブ14aと感光体ド
ラム10との間には直流電圧VDCに交流電圧VACを重畳
した交流バイアス電圧が印加される。トナーの帯電は直
流電圧VDCと同極性(負)であるため、交流電圧VAC
よってキャリアから離脱するきっかけを与えられたトナ
ーは、直流電圧VDCより電位の絶対値の高いVHの部分
には付着せず、電位の絶対値の低いVLの部分にその電
位差に応じたトナー量が付着し顕像化(反転現像)が行
われる。また、現像スリーブ14aと感光体ドラム10
との間には直流電圧VDCのみを印加してもよい。なお現
像は非接触現像であっても接触現像であっても差し支え
ない。トナー像を保持した感光体ドラム10は次の転写
工程で転写が行われる。
【0020】一方、給紙カセット15より半月ローラ1
5a及び搬送ローラ15b,15cを介してタイミング
ローラ15dまで搬出された記録紙Pは一旦停止し、転
写のタイミングの整った時点でタイミングローラ15d
の回転作動によって転写域16bへと給送される。転写
域16bにおいては転写のタイミングに同期して感光体
ドラム10の周面にトナーの帯電と逆極性の高電圧が印
加された転写ローラ16aが圧接され、給紙した記録紙
Pを挟着して感光体ドラム10周面上のトナー像が記録
紙P上に転写される。
【0021】次いでトナー像が転写された記録紙Pは、
僅かの間隙をもって配置された尖頭電極16cによって
除電され感光体ドラム10周面より分離して前記定着装
置17に搬送され、既に説明した加熱ローラ17aと加
圧ローラ17bの加熱・加圧により転写トナー像は熔融
し、記録紙P上に固定された後、排出ローラ181,1
82によりトレイ部54へ排出される。
【0022】なお、前記の転写ローラ16aは記録紙P
の通過後より次のトナー像転写時までの間、感光体ドラ
ム10周面より退避離間している。
【0023】一方、記録紙Pにトナー像を転写した感光
体ドラム10は、交流コロナ放電器を用いた除電器19
により除電を受けたのち、クリーニング装置20に至り
感光体ドラム10に当接したゴム材からなるクリーニン
グブレード20aによって周面上に残った残留トナーは
クリーニング装置20内に掻き落とされ、掻き落とされ
た回収トナーはスクリュー等を内蔵した回収トナー搬送
路21によって現像装置14に送られる。
【0024】クリーニング装置20によって残留トナー
を除去された感光体ドラム10はPCL11Aによって
露光を受けたのち帯電器11によって一様帯電を受け、
次の画像形成サイクルに入る。
【0025】図2に示したのは、図1における現像装置
を取り出して示したもので、現像器14は、以下の如く
構成される。
【0026】現像器14において、140はトナーとキ
ャリアとから成る二成分現像剤を収容する現像剤収容部
である現像器ハウジング、142は固定の磁極を有する
磁界発生手段であるマグネットロール、141は内部に
マグネットロール142を有する現像剤搬送体である現
像スリーブ、143は現像スリーブ141上の現像剤層
厚を所定量に規制する磁性材から成る層厚規制手段であ
る層厚規制部材、144は非磁性材から成る現像剤の受
け部材、148は背面に磁石板148aを有する現像剤
の除去板、145は搬送供給ローラ、146,147は
一対の撹拌スクリューである。
【0027】現像剤搬送体である現像スリーブ141
は、例えばステンレス材を用いた外形8mm〜60mm
の非磁性の円筒状の部材からなり、感光体ドラム10の
周面に対し、現像スリーブ141の両端に設けられた不
図示の突当コロにより所定の間隙を保って感光体ドラム
10の回転に対し正又は逆方向に回転される(図2の時
計方向回転)。外径が8mm以下であると、画像形成に
必要な磁極N1,S1,N2,S2,N3から成る少な
くとも5極の磁極を有するマグネットロール142を形
成することが不可能であり、また現像スリーブ141の
外径が60mmを越えると、現像器14が大型化する。
【0028】マグネットロール142は、現像スリーブ
141に内包され、複数個の磁極N1,N2,N3,S
1,S2を交互に配し、現像スリーブ141と同心に固
定されていて、非磁性のスリーブ周面に磁力を作用させ
る。
【0029】層厚規制手段である層厚規制部材143
は、マグネットロール142の磁極N3と対向し、現像
スリーブ141と所定の間隙で配置される例えば棒状或
いは板状の磁性ステンレス材よりなり、現像スリーブ1
41の周面上の二成分現像剤の層厚を規制する。
【0030】受け部材144は、例えばABS樹脂等の
樹脂部材を用いた非磁性部材から成り、現像スリーブ1
41の回転方向下流側に現像スリーブ141と所定の間
隙で配置され、層厚規制部材143の端面に隣接し、例
えば層厚規制部材143に接着剤により固着されて一体
となって形成されており、層厚規制部材143により規
制される現像剤層よりのトナーがこぼれるを防止し、二
成分現像剤の現像剤層を安定して現像スリーブ141の
周面上に保つ。受け部材144は現像器ハウジング14
0により形成され、層厚規制部材143の端面に隣接し
て設けられてもよい。
【0031】現像剤の除去板148は、マグネットロー
ル142の磁極N2と対向して設けられ、磁極N2、N
3の反撥磁界と除去板148の背面に設けられる磁石板
148aとの作用により現像スリーブ141上の現像剤
を剥ぎ取る。
【0032】搬送供給ローラ145は、除去板148に
より剥ぎ取られた現像剤を撹拌スクリュー146に搬送
すると共に、撹拌スクリュー146によりの撹拌された
現像剤を層厚規制部材143へと供給する。145Aは
搬送供給ローラ145に設けられ、現像剤を搬送するた
めの羽根部である。
【0033】撹拌スクリュー146及び147は、互い
に相反する方向に等速で回転し、現像器14内のトナー
と磁性キャリアとを撹拌、混合し、所定のトナー成分を
均等に含有する二成分現像剤とする。
【0034】撹拌スクリュー147の上部で現像器ハウ
ジング140の上部の天板140Aに開口する後述のト
ナー補給口から現像器ハウジング140内に補給された
トナーは、互いに相反する方向に等速で回転する撹拌ス
クリュー146,147により現像器ハウジング140
内に収容された現像剤と撹拌、混合されて均一なトナー
濃度の現像剤となり、該現像剤が回転する搬送供給ロー
ラ145により層厚規制部材143に搬送され、層厚規
制部材143により所定の層厚とされ、受け部材144
により二成分現像剤の現像剤層が安定して現像スリーブ
141の外周面上に供給される。感光体ドラム10上の
潜像を現像した現像剤は磁極N2、N3の反撥磁界と除
去板148の背面に設けられる磁石板148aとの作用
により剥ぎ取られ、搬送供給ローラ145により再度撹
拌スクリュー146へと搬送される。感光体ドラム10
上の静電潜像が直流(DC)バイアスE1に必要により
交流(AC)バイアスAC1が重畳される現像バイアス
電圧の印加による非接触又は接触現像法により非接触又
は接触の状態で反転現像される。
【0035】現像装置14に対しては、回収トナーRT
の供給と、トナーT及びキャリアCの供給がなされる。
トナーTの供給は、トナー濃度検知センサ149によっ
て現像器ハウジング140内のトナー濃度が所定のトナ
ー濃度より低下したと検知されるとトナーTの供給が行
われる。一方、キャリアCについてはコピー枚数の積算
量などに基づいて新しいキャリアCの補給が適時行われ
る。供給されるトナーTについては、トナーTの供給手
段であるホッパ200Tから補給トナー搬送路300T
内を通って現像装置14内に補給される。供給されるキ
ャリアCについてもキャリアCの供給手段であるホッパ
200Cから補給キャリア搬送路300C内を通って現
像装置14内に補給される。補給トナー搬送路300T
と補給キャリア搬送路300Cの内部には搬送スクリュ
ー300Aが設けられ、トナーT又はキャリアCの搬送
が行われる。供給されるトナーTとキャリアCとは、そ
れぞれ別個に補給トナー搬送路300T及び補給キャリ
ア搬送路300Cを通って現像装置14に供給される構
成でもよいし、また図1に示すように合流し現像剤搬送
路300を通って供給するような構成でもよい。
【0036】図3は図2に示す現像装置14の天板14
0Aを取り除いた搬送スクリュー部分を示す平面図で、
図4はそのAA断面を示した要部図である。
【0037】一対の循環手段として設けられた前記の撹
拌スクリュー146および147はそれぞれの軸端に備
える歯車G146とG147が噛合していて等速で相反
する方向に駆動回転される。
【0038】撹拌スクリュー146と147の間には仕
切板182と183が軸方向に直列して設置され、撹拌
スクリューの推進力によって搬送される二成分現像剤D
が前記の仕切板に沿って矢示方向に移送され、仕切板端
部の開口部182Aおよび182Bを経由して現像装置
14内を循環搬送される。
【0039】前記の天板140Aには、撹拌スクリュー
147の搬送上流側の端部に位置する面にトナーTとキ
ャリアCとを合流して搬送する現像剤搬送路300の補
給口H(T・C)を開口していて、補給口H(T・C)
の下流位置には回収トナー搬送路21の補給口H(R
T)が開口している。かかる配置関係とすることによっ
て、回収トナーは新たに補給されるトナーT或いはキャ
リアCと共に撹拌スクリュー146,147による循環
搬送過程において、十分に撹拌され、補給されたトナー
Tも撹拌によって帯電し、現像スリーブ141へと搬送
され供給が行われる。
【0040】ホッパ200Tから補給されるトナーTは
現像によって消費されるトナーTと近似した量である
が、ホッパ200Cから補給されるキャリアCについて
は消費されないので、キャリアCの補給によって現像器
ハウジング140内の現像剤の量は増量することとな
る。これに対応して、現像器ハウジング140内の二成
分現像剤Dの規定量に相当する界面近傍に過剰となって
界面レベルが上昇した二成分現像剤Dを排出する排出口
H(D)が設けられている。排出口H(D)は撹拌スク
リュー146の搬送下流側の端面で補給口H(T・C)
と同一方向の近傍に設けられ、排出口H(D)の開口端
面には回転して界面近くの二成分現像剤Dをすくい上げ
て排出口H(D)内に送り込む水車状の羽根車400A
が設けられている。撹拌スクリュー146,147によ
って形成される循環搬送経路で、排出口及び補給口の位
置関係は、排出口H(D)が上流部に位置していて、つ
いでトナーTとキャリアCとの補給口H(T・C)、回
収トナーRTの補給口H(RT)の順に位置していて、
新たに補給されたトナーTやキャリアCは回収トナーR
Tと共に直ちに排出口H(D)から排出されることがな
いような構成となっている。また排出口H(D)では二
成分現像剤Dの界面近くですくい上げ開口部に向けて送
り込むようにして回転する羽根車400Aによって、現
像にやや劣化して来た現像剤と共に、界面上に漂った形
で存在する紙粉等のゴミは除去される回収トナーRT中
には紙粉等のゴミが混在していることが多いので、排出
口H(D)を界面近くでしかもゴミが集まり易い循環路
中の端面に設けることによって、ゴミは極めて効率よく
除去されることとなる。
【0041】このようにして、回収トナーを再使用する
際生じる紙粉等のゴミの問題を解消しながら、サービス
マンによる現像剤交換を行うことなく、5万プリント以
上について継続して良好な現像画像が得られる画像形成
装置が提供されることとなった。
【0042】(実施の形態2)本実施形態の画像形成装
置は、像形成体の周縁部に複数の現像装置を設けカラー
画像を形成する画像形成装置であって、各現像装置はそ
れぞれにトリクル方式によってトナーとキャリアの補給
が行われ、トナーはトナー濃度検知等に基づいてトナー
補給が行われる一方、キャリアについては画像形成状態
を検知する検知手段を有していて、検知手段からの情報
に応じてキャリアの供給量の制御がなされるようにした
画像形成装置である。
【0043】本実施形態の複数組搭載した画像形成装置
の一例であるカラープリンタの画像形成プロセス及び各
機構について、図5を用いて説明する。図5は、本発明
の現像装置を複数組搭載した画像形成装置の一例である
カラープリンタの断面構成図であり、図6はその像形成
体の断面構成図である。なお本実施形態においては、実
施の形態1と同一機能を有した部材に対しては同一符号
をもって表示している。
【0044】図5または図6によれば、像形成体である
感光体ドラム10は、例えばガラスや透光性アクリル樹
脂等の透光性部材によって形成される円筒状の基体の外
周に、透光性の導電層及び有機感光層(OPC)の光導
電体層を形成したものである。
【0045】感光体ドラム10は、図示しない駆動源か
らの動力により、透光性の導電層を接地された状態で図
5の矢印で示す時計方向に回転される。
【0046】本実施形態においては、画像露光用の露光
ビームは、その結像点である感光体ドラム10の光導電
体層において、光導電体層の光減衰特性(光キャリア生
成)に対して適正なコントラストを付与できる波長の露
光光量を有していればよい。従って、本実施形態におけ
る感光体ドラムの透光性の基体の光透過率は、100%
である必要はなく、露光ビームの透過時にある程度の光
を吸収するような特性を有していてもよい。要は、適切
なコントラストを付与できればよい。透光性の基体の素
材としては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエ
ステルモノマーを重合したものが、透光性、強度、精
度、表面性等において優れており好ましく用いられる
が、その他一般光学部材などに使用されるアクリル、フ
ッ素、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレン
テレフタレートなどの各種透光性樹脂が使用可能であ
る。また、露光光に対して透光性を有していれば、着色
していてもよい。透光性の導電層としては、インジウム
錫酸化物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウ
ム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる
透光性を維持した金属薄膜が用いられ、成膜法として
は、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング
法、各種CVD法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが
利用できる。また、光導電体層としては各種有機感光層
(OPC)が使用できる。
【0047】光導電体層の感光層としての有機感光層
は、電荷発生物質(CGM)を主成分とする電荷発生層
(CGL)と電荷輸送物質(CTM)を主成分とする電
荷輸送層(CTL)とに機能分離された二層構成の感光
層とされる。二層構成の有機感光層は、CTLが厚いた
めに有機感光層としての耐久性が高く本発明に適する。
なお有機感光層は、電荷発生物質(CGM)と電荷輸送
物質(CTM)を1つの層中に含有する単層構成とされ
てもよく、該単層構成又は前記二層構成の感光層には、
通常バインダ樹脂が含有される。
【0048】以下に説明する帯電手段としてのスコロト
ロン帯電器11、画像書込手段としての露光光学系1
2、現像手段としての現像器14は、それぞれ、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒色
(K)の各色毎の画像形成プロセス用として準備されて
おり、本実施形態においては、図5の矢印にて示す感光
体ドラム10の回転方向に対して、Y、M、C、Kの順
に配置される。
【0049】帯電手段としてのスコロトロン帯電器11
は像形成体である感光体ドラム10の移動方向に対して
直交する方向(図5において紙面垂直方向)に感光体ド
ラム10と対峙し近接して取り付けられ、感光体ドラム
10の前述した有機感光体層に対し所定の電位に保持さ
れた制御グリッド(符号なし)と、コロナ放電電極11
aとして、例えば鋸歯状電極を用い、トナーと同極性の
コロナ放電とによって帯電作用(本実施形態においては
マイナス帯電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な
電位を与える。コロナ放電電極11aとしては、その他
ワイヤ電極や針状電極を用いることも可能である。
【0050】各色毎の露光光学系12は、それぞれ、像
露光光の発光素子としてのLED(発光ダイオード)を
感光体ドラム10の軸と平行に複数個アレイ状に並べた
線状の露光素子(不図示)と等倍結像素子としてのセル
フォックレンズ(不図示)とがホルダに取り付けられた
露光用ユニットとして構成される。円柱状の保持部材2
0に、各色毎の露光光学系12が取付けられて感光体ド
ラム10の基体内部に収容される。露光素子としてはそ
の他、FL(蛍光体発光)、EL(エレクトロルミネッ
センス)、PL(プラズマ放電)等の複数の発光素子を
アレイ状に並べた線状のものが用いられる。
【0051】各色毎の画像書込手段としての露光光学系
12は、感光体ドラム10上での露光位置を、スコロト
ロン帯電器11と現像器14との間で、現像器14に対
して感光体ドラム10の回転方向上流側に設けた状態
で、感光体ドラム10の内部に配置される。
【0052】露光光学系12は、別体のコンピュータ
(不図示)から送られメモリに記憶された各色の画像デ
ータに基づいて画像処理を施した後、一様に帯電した感
光体ドラム10に像露光を行い、感光体ドラム10上に
潜像を形成する。この実施形態で使用される発光素子の
発光波長は、通常Y、M、Cのトナーの透光性の高い6
80〜900nmの範囲のものが良好であるが、裏面か
ら像露光を行うことからカラートナーに透光性を十分に
有しないこれより短い波長でもよい。
【0053】各色毎の現像手段としての現像器14は後
に再び説明するが、内部にイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)若しくは黒色(K)の二成分の現
像剤を収容し、それぞれ、例えば厚み0.5〜1mm、
外径15〜25mmの円筒状の非磁性のステンレスある
いはアルミ材で形成された現像剤担持体である現像スリ
ーブ141を備えている。
【0054】現像領域では、現像スリーブ141は、突
き当てコロ(不図示)により感光体ドラム10と所定の
間隙、例えば100〜1000μmをあけて非接触に保
たれ、感光体ドラム10の回転方向と最近接位置におい
て順方向に回転するようになっており、現像時、現像ス
リーブ141に対してトナーと同極性(本実施形態にお
いてはマイナス極性)の直流電圧或いは直流電圧に交流
電圧ACを重畳する現像バイアス電圧を印加することに
より、感光体ドラム10の露光部に対して非接触の反転
現像が行われる。この時の現像間隔精度は画像ムラを防
ぐために20μm程度以下が必要である。
【0055】以上のように現像器14は、スコロトロン
帯電器11による帯電と露光光学系12による像露光に
よって形成される感光体ドラム10上の静電潜像を、非
接触の状態で感光体ドラム10の帯電極性と同極性のト
ナー(本実施形態においては感光体ドラムは負帯電であ
り、トナーは負極性)により反転現像する。
【0056】図6に示すように、感光体ドラム10と保
持部材20Aとは、装置背面側と前面側の端部におい
て、それぞれ感光体ドラム10を回転可能に支持する支
持部材であるフランジ部材10A,10Bと、保持部材
20Aを支持するフランジ120A,120Bとを圧入
もしくはネジ等の手段を介して一体的に構成されてい
る。感光体ドラム10は、その支持部材であるフランジ
部材10Aならびにフランジ部材10Bが、保持部材2
0Aのフランジ120Aの一体とする固定部材であるシ
ャフト121ならびにフランジ120Bに対して、それ
ぞれベアリングB1ならびにベアリングB2を介して回
動自在に支持されている。
【0057】シャフト121は感光体ドラム10を保持
する軸部121Aを備えており、また背面側の装置基板
70には係合穴130Aを備えるシャフト121の保持
手段である支軸130が設けられている。係合穴130
AにはリニアベアリングB4が嵌入されており、受け部
材130aを挟んで支軸130がネジ等により背面側の
装置基板70に固定されている。支軸130は駆動歯車
G1に噛合する歯車G2の中心に位置され、歯車G2を
一体とする伝導部材131をベアリングB3を介して回
動自在に支持している。一方装置前面側の装置基板70
には保持部材20Aに固定される露光光学系12を一体
とする感光体ドラム10を挿脱可能とする開口部70A
が開口されている。
【0058】保持部材20Aは背面側の装置基板70に
対しては、シャフト121の軸部121Aを支軸130
に設けられたリニアベアリングB4に挿入し、軸部12
1Aに挿通した係合ピン121Pを支軸130の係合部
130Bに形成したV字状の溝に係合することにより露
光光学系12の角度関係位置を規制して取り付けられ、
前面側の装置基板70に対しては、端部の一体とするフ
ランジ120Cを緩衝材Kを挟み前蓋120Dを軸方向
に押圧した状態でネジ52により固定することにより所
定の位置に装着される。
【0059】感光体ドラム10を支持する支持部材であ
るフランジ部材10Aの側面に取付けられる係合部材で
あるカプリング10Cと、歯車G2を一体とする伝導部
材131の側面に取付けられる結合部材である駆動ピン
131Aと、止めネジ51とにより、フランジ部材10
Aと歯車G2との結合部が構成され、保持部材20Aを
一体とする感光体ドラム10の装着状態においては、フ
ランジ部材10Aの側面に取付けられるカプリング10
Cが歯車G2を有する伝導部材131の側面に取付けら
れる駆動ピン131Aに嵌込まれ、係合後、歯車G2を
有する伝導部材131とフランジ部材10Aを有する感
光体ドラム10とが中心及び外周面を合わされた状態
で、感光体ドラム10の側方から止めネジ51を用いて
駆動ピン131Aとカプリング10Cとが固定され、フ
ランジ部材10Aと歯車G2とが結合、固定される。
【0060】画像形成のスタートにより不図示の像形成
体駆動モータの始動により、駆動歯車G1の回転動力が
歯車G2により結合部を介して感光体ドラム10に伝達
され、感光体ドラム10が図1の矢印で示す時計方向へ
回転され、同時にYのスコロトロン帯電器11の帯電作
用により感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
感光体ドラム10は電位を付与されたあと、Yの露光光
学系12において第1の色信号すなわちYの画像データ
に対応する電気信号による露光が開始され感光体ドラム
10の回転走査によってその表面の感光層に原稿画像の
イエロー(Y)の画像に対応する静電潜像が形成され
る。この潜像はYの現像器14により非接触の状態で反
転現像され、感光体ドラム10上にイエロー(Y)のト
ナー像が形成される。
【0061】次いで、感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、Mのスコロトロン帯電器11
の帯電作用により電位が付与され、Mの露光光学系12
の第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像データに
対応する電気信号による露光が行われ、Mの現像器14
による非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)
のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が重ね合わ
せて形成される。
【0062】同様のプロセスにより、Cのスコロトロン
帯電器11、露光光学系12及び現像器14によってさ
らに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また、Kのスコロトロン帯電器11、露光光学系1
2及び現像器14によって第4の色信号に対応する黒色
(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体
ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナー
像が形成される。
【0063】このように、本実施の形態では、Y、M、
C及びKの露光光学系12による感光体ドラム10の有
機感光層に対する露光は、感光体ドラム10の内部より
透光性の基体を通して行われる。従って、第2、第3及
び第4の色信号に対応する画像の露光は何れも先に形成
されたトナー像により遮光されることなく静電潜像を形
成することが可能となり、好ましいが、感光体ドラム1
0の外部から露光してもよい。
【0064】一方、転写材としての記録紙Pは、転写材
収納手段としての給紙カセット15より、送り出しロー
ラ(符号なし)により送り出され、給送ローラ(符号な
し)により給送されてタイミングローラ16へ搬送され
る。
【0065】記録紙Pは、タイミングローラ16の駆動
によって、感光体ドラム10上に担持されたカラートナ
ー像との同期がとられ、紙帯電手段としての紙帯電器1
50の帯電により搬送ベルト14aに吸着されて転写域
へ給送される。搬送ベルト14aにより密着搬送された
記録紙Pは、転写域でトナーと反対極性(本実施形態に
おいてはプラス極性)の電圧が印加される転写手段とし
ての転写器14cにより、感光体ドラム10の周面上の
カラートナー像が一括して記録紙Pに転写される。
【0066】カラートナー像が転写された記録紙Pは、
転写材分離手段としての紙分離AC除電器14hにより
除電されて、搬送ベルト14aから分離され、定着装置
17へと搬送される。
【0067】定着装置17はカラートナー像を定着する
ための上側のロール状の熱線定着用回転部材(上側の定
着部材)としての熱線定着ローラ17aと、下側の定着
部材としての加圧ゴムローラ47aとにより構成され、
熱線定着ローラ17aの内部には、光源によっては可視
光を含んだ赤外線或いは遠赤外線等の熱線を発光するハ
ロゲンランプ171gが熱線照射手段として配設され
る。
【0068】熱線定着ローラ17aと加圧ゴムローラ4
7aとの間で形成されるニップ部Nで記録紙Pが挟持さ
れ、熱と圧力とを加えることにより記録紙P上のカラー
トナー像が定着され、記録紙Pが排紙ローラ18により
送られて、装置上部のトレイへ排出される。
【0069】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは、像形成体クリーニング手段としてのクリー
ニング装置20に設けられたクリーニングブレード20
aによりクリーニングされる。残留トナーを除去された
感光体ドラム10はスコロトロン帯電器11によって一
様帯電を受け、次の画像形成サイクルに入る。
【0070】本実施形態における、Y、M、C及びKの
各色毎の現像器14は、それぞれの有する現像スリーブ
141を、例えば外径100mmの感光体ドラム10の
感光面に対向して、Y、M、C及びKの順で時計方向に
配置される。各色毎の現像装置である現像器14は、イ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒
色(K)の前述した二成分の現像剤をそれぞれ収容し、
それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保
って、現像位置において感光体ドラム10の回転方向
(図3の時計方向)と逆方向(図3の時計方向)に回転
する現像スリーブ141を備えている。
【0071】各色毎の現像装置である現像器14は、既
に図2によって説明したのと近似した構成であるので説
明を省略する。実施の形態1と異なる点は非接触現像で
あって、トナーリサイクルは行わない構成となってい
る。
【0072】本実施形態の画像形成装置に用いられる現
像装置は、非接触現像法によってカブリがなく画像濃度
の高い現像を容易に行うことができる優れた特長を有し
ているが、カブリがなく鮮明な画像の現像を行うには次
のような粒径の二成分現像剤を用いることが望ましい。
【0073】現像装置には、従来平均粒径が十数μmの
非磁性トナーと平均粒径が数十〜数百μmの磁性キャリ
アとから成る二成分現像剤が用いられている。しかし本
実施形態に用いる現像剤としては、振動電界によってト
ナーの移行制御を効果的に行うことができるから、平均
粒径が1〜20μm、好ましくは4〜10μmのトナー
と平均粒径10〜60μm、さらに好ましくは20〜5
0μmのキャリアとから成る二成分現像剤が用いられ
る。
【0074】本実施形態の画像形成装置では、Y、M、
C及びKの各色毎の現像器14には、それぞれにY、
M、C及びKのトナーTとキャリアCを供給するホッパ
200Tとホッパ200Cとが装着されている。トナー
Tについては、それぞれの現像器14に設けたトナー濃
度検知センサ149によって現像器ハウジング140内
のトナー濃度の検知を行い、検知したトナー濃度が所定
のトナー濃度より低下したと検知されたときはホッパ2
00Tよりトナー供給が行われる。
【0075】キャリアCの供給については、画像形成装
置又はそれぞれの現像器14に設けた画像形成状態を検
知する検知手段によって検知された情報に基づいてキャ
リアCの供給量の制御が行われる。図7はキャリア供給
の制御系を示すブロック図である。
【0076】画像形成状態検知手段としては、使用状
況検知手段、環境状況検知手段、劣化状況検知手段
が存在する。キャリア供給の制御を行う制御部B1は、
画像形成状態検知手段B2による検知情報に基づいてキ
ャリア供給量決定ROMB3からキャリアCの供給量の
決定を行い、決定したキャリア供給量を該当するホッパ
200Cから現像器14にキャリア供給B4を行う。更
に詳しく説明する。
【0077】現像器14内の二成分現像剤は、使用状況
や環境条件によって現像特性が劣化する。二成分現像剤
が劣化すると現像性能が低下し、現像された画像にはカ
ブリが生じたりして画質が低下して来る。本実施の形態
は、二成分現像剤が劣化の要因となる現象について、こ
れを検知する検知手段を設け検知手段による情報に基づ
いてキャリア供給を行う。新規のキャリアCを供給し、
キャリア供給によって増量した若干劣化の傾向にある現
像剤を回収し交換することによって、現像器ハウジング
140内の現像剤を良好な現像条件が維持される範囲内
に保持することが行われる。キャリア供給B4のベース
となるのは、使用状況検知手段による検知情報に基づ
くキャリア供給である。
【0078】使用状況検知手段による検知情報 積算されたプリント数を検知する検知手段、感光体の積
算された使用回数を検知する検知手段、現像器の積算さ
れた使用回数を検知する検知手段を設け、検知手段によ
る検知情報に基づいてキャリア供給量の決定がなされ
る。
【0079】例えばプリント数を検知する検知手段の検
知情報によってキャリア供給を行う場合についてみる
と、現像器14内の現像剤容量が1kgのキャリアCを
内蔵しているとき、2〜10万プリントで同量の1kg
の新規のキャリアCの供給がなされるよう例えば100
プリント毎に1〜5gのキャリア供給を行うことがなさ
れる。使用状況の検知はプリント数、感光体使用回数、
現像器使用回数の何れでもよいが、本実施形態のように
複数の現像器14によってカラー画像を形成し、Kの現
像器14によってモノクロ画像を形成するような場合に
は、複数の現像器14の使用状況が均一でないことか
ら、個々の現像器14の使用回数を検知して対応した現
像器14に対するキャリア供給を行うよう制御すること
が好ましい。
【0080】現像器14の使用回数が同じであっても現
像剤の劣化の状態は同じではない。現像によってトナー
は消費されるが、例えば100プリントの間に消費され
るトナー量が多い方が少ない場合と比較すると劣化の程
度は低いことが判明している。従ってトナー消費量と略
等しいトナー供給量を検知する検知手段を設け、例えば
現像器の使用回数検知に基づくキャリア供給に際して、
その間のトナー供給量が所定の値よりも少ないときは、
キャリア供給量を増量する等の制御を行うことによっ
て、更に良好な現像状態が保持されることとなる。
【0081】環境状況検知手段による検知情報 環境状況が悪いと、普通の状況において良好な画像形成
がなされたものが、画質の低下が認められるようにな
る。高温高湿となると、現像器14内の二成分現像剤は
凝固を起こしやすく流動化が低下し、現像された画像に
ついて画質の低下が生じるばかりでなく、感光体の劣化
を早める要因ともなる。この現象はキャリアCの供給量
を増量し、より高い頻度で現像剤の交換を行うことによ
って防止または改善することができる。従って画像形成
装置内に温湿度の検知手段を設け、検知した温湿度が所
定の温湿度よりも高温高湿のときには、その状況に応じ
て使用状況検知手段の検知に基づくキャリア供給に際
してキャリア供給量の増量を行うことが好ましく、かか
るキャリア供給制御を行うことによって悪い環境状況下
にあっても良好な画像が継続して得られることとなる。
【0082】劣化状況検知手段による検知情報感光体
特性が劣化して来ると、良好な画像形成が維持できなく
なって来る。感 光体特性の劣化による画質の低下は、現像器14内の二
成分現像剤についてキャリアCをより多い頻度で供給し
交換することによって防止又は改善することができる。
感光体特性の劣化の検知は、感光体ドラム10の近傍に
表面電位計を設けスコロトロン帯電器11によって帯電
した感光体電位を計測することによって行われる。表面
電位計で検知した感光体電位が所定の電位よりも低いと
きには、感光体特性は劣化した状態にあると判断し、そ
の状況に応じて使用状況検知手段の検知に基づくキャ
リア供給に際してキャリア供給量の増量を行うことが好
ましく、かかるキャリア供給制御を行うことによって感
光体特性が劣化した状態にあっても良好な画像が継続し
て得られることとなる。
【0083】上記に説明した、、の画像形成状態
を検知する検知手段を設けて、検知手段からの情報に応
じて現像器14へのキャリアCの供給量を制御すること
も、環境状況の悪化、感光体特性の劣化が検知され
たときは、それぞれ単独でキャリアCの供給を行うこと
も可能ではあるが、図8に示すように使用状況検知に
基づくキャリア供給量を増量する形で行うことが適切で
ある。
【0084】また上記説明では、画像形成状態の検知に
基づいて自動的にキャリア供給がなされるよう制御され
るものであったが、画像形成装置の操作盤等外部にキャ
リア供給量の変更手段を設け、操作によって所定量のキ
ャリア供給を行い、或いは操作によって上記、、
によるキャリア供給量を増量又は減量するよう変更可能
とすることもユーザに状況に応じての選択の可能性を与
えることにおいて有効である。
【0085】
【発明の効果】請求項1〜4の発明によるときは、トナ
ーリサイクルが行われかつトリクル現像が行われる現像
装置を有した画像形成装置で、回収トナー中に混入した
ゴミの除去が行われ、適切なキャリア交換が除々に行わ
れて、長期に亘って良好な現像条件が維持されることと
なった。
【0086】請求項5〜11の発明によるときは、画像
形成の使用状況や環境の変化に対しても影響されずに長
期に亘って安定して良好な現像がなされるトリクル方式
による現像装置を備えた画像形成装置が提供されること
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の一実施例を示す
断面図。
【図2】図1における現像装置の構成図。
【図3】現像装置の搬送スクリュー部分を示す平面図。
【図4】図3のAA断面を示す要部図。
【図5】実施の形態2のカラープリンタの断面構成図。
【図6】図5に示すカラープリンタの像形成体の断面構
成図。
【図7】キャリア供給の制御系を示すブロック図。
【図8】使用状況検知結果とキャリア供給量との関係を
示す説明図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 帯電器、スコロトコン帯電器 12 レーザ書込み装置、露光光学系 14 現像器、現像装置 20 クリーニング装置 140 現像器ハウジング 141 現像スリーブ 142 マグネットロール 145 搬送供給ローラ 146,147 撹拌スクリュー T トナー C キャリア D 二成分現像剤 200T トナーホッパ 200C キャリアホッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H034 CA02 CB01 2H077 AA37 AA39 AB02 AC02 AC03 AD06 AD13 AD18 AD24 AD31 CA01 DA18 DA22 DA24 DB25 EA03 FA19 GA04 GA12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二成分現像剤を収納した現像装置に転写
    残トナーを回収し再使用する画像形成装置において、現
    像装置に対して回収トナーの供給と、トナー及びキャリ
    アの供給と、現像剤の回収を行うと共に、現像装置内に
    おける現像剤の流れに対し回収トナーの供給位置は現像
    剤の回収位置より下流部に設けられたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 二成分現像剤を収納した現像装置に転写
    残トナーを回収し再使用する画像形成装置において、現
    像装置に対して回収トナーの供給と、トナー及びキャリ
    アの供給と、現像剤の回収を行うと共に、現像装置から
    回収される現像剤は内蔵された現像剤の界面近傍のもの
    であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 現像剤の回収は現像剤循環路において現
    像装置端部から行われることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 回収トナーの供給位置と現像剤の回収位
    置とは現像装置の同一方向端部とすることを特徴とする
    請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 トナーとキャリアとから成る二成分現像
    剤を有する現像装置にキャリアの供給及び回収がなされ
    る画像形成装置において、トナーを収納するトナー収納
    部とキャリアを収納するキャリア収納部とを有し、画像
    形成状態を検知する検知手段を有していて、前記検知手
    段からの情報に応じて現像装置へのキャリアの供給量を
    制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段は温度又は湿度を検知する
    検知手段であって、温度又は湿度に応じてキャリアの供
    給量を多くすることを特徴とする請求項5に記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段はプリント数を検知する検
    知手段であってプリント数に応じてキャリアの供給量を
    多くすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記検知手段は感光体の使用回数を検知
    する検知手段であって、感光体の使用回数に応じてキャ
    リアの供給量を多くすることを特徴とする請求項5に記
    載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記検知手段は現像装置の使用回数を検
    知する検知手段であって、現像装置の使用回数に応じて
    キャリアの供給量を多くすることを特徴とする請求項5
    に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 該画像形成装置は外部より変更を可能
    とするキャリアの供給量変更手段を有することを特徴と
    する請求項5〜9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 該画像形成装置は複数の現像装置を用
    いてカラー画像を形成する画像形成装置であって、キャ
    リアの供給量の制御は複数の現像装置に対して行うこと
    を特徴とする請求項5〜10の何れか1項に記載の画像
    形成装置。
JP2000003439A 2000-01-12 2000-01-12 画像形成装置 Pending JP2001194908A (ja)

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