JPH08339110A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08339110A
JPH08339110A JP7144502A JP14450295A JPH08339110A JP H08339110 A JPH08339110 A JP H08339110A JP 7144502 A JP7144502 A JP 7144502A JP 14450295 A JP14450295 A JP 14450295A JP H08339110 A JPH08339110 A JP H08339110A
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JP
Japan
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image forming
developing
image
unit
color
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JP7144502A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/04Arrangements for exposing and producing an image
    • G03G2215/0497Exposure from behind the image carrying surface

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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電器や現像器のメンテ、交換や現像剤の補
給が容易なカラー画像形成装置の提供を目的とし、且つ
各機材間の位置精度が保たれ良好な画像の得られる画像
形成装置、特にトナー像の重ね合わせによる良好なカラ
ー画像の得られるカラー画像形成装置の提供を目的とし
たものである。 【構成】 カラー画像形成装置に用いられる色毎の組み
の帯電手段と現像器とをカラー画像形成装置本体に着脱
可能な一体的なユニットとしたことを特徴とするカラー
画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、F
AX等の画像形成装置で、像形成体の周面に帯電手段、
像露光手段と現像手段を配置して画像形成を行う電子写
真方式の画像形成装置に関し、特に像形成体の周面に複
数の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像形成
体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形
成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
としては、画像を必要な色と同数の像形成体としての感
光体、帯電器、現像器等を備え、それぞれ感光体に形成
した単色のトナー像を転写体等に重ね合わせてカラー画
像とするカラー画像形成装置や、1つの感光体を複数回
回転して各色毎の帯電、像露光ならびに現像を繰り返し
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置、あるい
は、同じく1つの感光体の一回転以内に各色毎の帯電、
像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形成する
カラー画像形成装置等が知られている。
【0003】しかし、1つの感光体の一回転以内に各色
毎の帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像
を形成するカラー画像形成装置は、高速の画像形成を可
能とするものの、感光体の一周内に帯電器、像露光手段
と現像器を複数組配設する必要があること、像露光を行
う光学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚れて画
質を損なうおそれがあり、これを避けるため像露光手段
と現像器の間隔を大きくとる必要があることから必然的
に感光体の径が大きくなって装置を大型化すると云う矛
盾がある。この欠点を避ける目的から、感光体の基体を
透明体の素材によって形成し、その内部に複数の像露光
手段を収容して、画像を前記の基体を通してその外周に
形成した感光層に露光する形態の装置が、例えば、特開
平5−307307号公報によって提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の提
案による装置は像形成体に対し内部に像露光手段、外側
に帯電器、現像器を数多く配置するために構造が複雑化
し、現像器や像形成体や像露光手段の着脱操作が煩雑に
なって取り扱い性が悪くなり、また各機材相互間の位置
精度を保つのも難しいと云う難点を抱えている。特に、
安定したコロナ放電を必要とする帯電器の清掃や、感光
体寿命に対して耐用寿命が短い現像剤の交換が行われる
現像器のメンテ、交換作業や補給槽の現像剤の補給、交
換のメンテ作業が多々行われる帯電器、現像器、補給槽
の着脱操作が煩雑になり取り扱い性が悪い。
【0005】本発明はこの点を解決して改良した結果、
帯電器や現像器のメンテ、交換や現像剤の補給が容易な
カラー画像形成装置の提供を目的とし、且つ各機材間の
位置精度が保たれ良好な画像の得られる画像形成装置、
特にトナー像の重ね合わせによる良好なカラー画像の得
られるカラー画像形成装置の提供を目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、潜像を形成
する像形成体の外側に帯電手段と現像手段と、内側に像
露光手段とをそれぞれ複数組み配設し、前記帯電手段に
よって前記像形成体を帯電させ、前記像露光手段によっ
て前記像形成体を像露光をさせ、前記現像手段による現
像によって前記像形成体上にトナー像を形成することを
繰り返すことにより、前記像形成体上に前記トナー像を
重ね合わせて画像形成した後、転写材に一括転写を行う
カラー画像形成装置において、前記カラー画像形成装置
に用いられる色毎の組みの前記帯電手段と前記現像器と
を前記カラー画像形成装置本体に着脱可能な一体的なユ
ニットとしたことを特徴とするカラー画像形成装置によ
って達成される。
【0007】
【実施例】本発明を構成するカラー画像形成装置の一実
施例の画像形成プロセスおよび各機構について、図1〜
図5を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例を示
すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図2は、本
発明に用いられる現像器ユニットの着脱の仕方を示す図
であり、図3は、本発明に用いられるベルト感光体ユニ
ットを示す図であり、図4は、図3のベルト感光体ユニ
ットの保護カバーを示す図であり、図5は、現像器ユニ
ットと現像器ユニットの保護カバーを示す図である。
【0008】本実施例に示すカラー画像形成装置は、像
形成体であるベルト感光体の基体が透明の素材によって
形成され、該透明基体の外周面に感光体層が設けられた
ベルト感光体を用い、ベルト感光体が上下のローラに張
架されて縦型に配設され、ベルト感光体に対し内部に像
露光手段が、また外側に帯電器、現像器、転写器、クリ
ーニング装置等の画像形成プロセス手段が配置された構
造である。
【0009】像形成体であるベルト感光体10は、例え
ば、内側に透明ポリイミド樹脂等によって形成されるエ
ンドレスのベルト状の基体を設け、該基体の外周に透明
導電層,a−Si層あるいは有機感光層(OPC)等の
感光体層をベルト上に形成したものであり、ベルト感光
体10の透明基体を内面とし駆動ローラ1、従動ローラ
2,3、テンションローラ4及び駆動ローラ1と従動ロ
ーラ2との間に設けられた支持部材50に張架されて縦
型に配置される。帯電、露光、現像プロセスが行われる
ベルト感光体10が内面を支持部材50に押圧された状
態で時計方向に駆動回転される。支持部材50には、露
光光走査用の穴51Y,51M,51C及び51Kが設
けられている。
【0010】本実施例では、画像露光用の露光ビームの
結像点であるベルト感光体の光導電体層において、光導
電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適性な
コントラストを付与できる波長の露光光量を有していれ
ばよい。従って、本実施例におけるベルト感光体の透明
基体の光透過率は、100%である必要はなく、露光ビ
ームの透過時にある程度の光が吸収されるような特性が
あっても構わない。透光性基体の素材としては、ポリイ
ミド、フッ素、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
エチレンテレフタレート、などの各種透光性樹脂が使用
可能である。また、透光性導電層としては、インジウム
・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、酸化鉛、酸化イン
ジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alなどから
なる透光性を維持した金属薄膜が用いられ、成膜法とし
ては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッタリン
グ法、各種CVD法、浸漬塗工法、スプレー塗布法など
が利用される。また、光導電体層としては、アモルファ
スシリコン(a−Si)合金感光層、アモルファスセレ
ン合金感光層や、各種有機感光層(OPC)が使用可能
である。
【0011】帯電手段であるスコロトロン帯電器11
Y,11M,11C及び11Kはイエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)および黒色(K)の各色の画
像形成プロセスに用いられ、ベルト感光体10の前述し
た有機感光体層に対し所定の電位に保持された制御グリ
ッドと放電ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用
を行い、ベルト感光体10に対し一様な電位を与える。
【0012】像露光手段である露光光学系12Y,12
M,12C及び12Kは、ベルト感光体10の幅方向に
配列した発光素子をアレイ状に並べた線状のFL(蛍光
体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電),LED(発光ダイオード)や、光シ
ャッタ機能をもつ素子を並べた線状のLISA(光磁気
効果光シャッタアレイ),PLZT(透過性圧電素子シ
ャッタアレイ),LCS(液晶シャッタ)等の露光素子
と、等倍結像素子としてのセルフォックレンズとにより
ユニットとして構成され、ベルト感光体10に内包して
設けられた保持部材20に取り付けられており、別体の
画像読み取り装置によって読み取られた各色の画像信号
がメモリより順次取り出されて露光光学系12Y,12
M,12C及び12Kにそれぞれ電気信号として入力さ
れる。この実施例で使用される発光素子の発光波長は6
00〜900nmの範囲のものである。
【0013】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像
剤をそれぞれ収容する非接触現像法を用いた現像手段で
ある現像器13Y,13M,13C及び13Kは、縦型
に配設されたベルト感光体10の一方の側にベルト感光
体10の移動方向と直行してベルト面に平行に複数組み
の現像器13Y,13M,13C及び13Kを上下に配
設され、それぞれベルト感光体10の周面に対し所定の
間隙を保って同方向に回転する現像スリーブ131Y,
131M,131C及び131Kを備えている。
【0014】前記の現像器13Y,13M,13C及び
13Kは、前述したスコロトロン帯電器11Y,11
M,11C及び11Kによる帯電,露光光学系12Y,
12M,12C及び12Kによる像露光によって形成さ
れるベルト感光体10上の静電潜像を現像バイアス電圧
の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0015】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
される。
【0016】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動してベルト感光体10を時計方向へと回転し、
同時にスコロトロン帯電器11Yの帯電作用によりベル
ト感光体10に電位の付与が開始される。
【0017】ベルト感光体10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すな
わちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号によ
る露光が開始されドラムの回転走査によってその表面の
感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静
電潜像を形成する。
【0018】前記の潜像は現像器13Yにより現像スリ
ーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像されベルト感
光体10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成
される。
【0019】次いでベルト感光体10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11
Mの帯電作用により電位を付与され、露光光学系12M
の第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対
応する電気信号による露光が行われ、現像器13Mによ
る非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のト
ナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わ
せて形成される。
【0020】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11C、露光光学系12Cおよび現像器13Cによって
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、またスコロトロン帯電器11K、露光光学系12K
および現像器13Kによって第4の色信号に対応する黒
色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、ベル
ト感光体10の一回転以内にその周面上にカラーのトナ
ー像が形成される。
【0021】これ等露光光学系12Y,12M,12C
及び12Kによるベルト感光体10の有機感光層に対す
る露光はドラムの内部より前述した透明の基体を透して
行われる。従って第2,第3および第4の色信号に対応
する画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響
を全く受けることなく行われ、第1の色信号に対応する
画像と同等の静電潜像を形成することが可能となる。な
お露光光学系12Y,12M,12C及び12Kの発熱
によるベルト感光体10内の温度の安定化及び温度上昇
の防止は、保持部材20に熱伝導性の良好な材料を用
い、低温の場合はヒータを用い、高温の場合はヒートパ
イプを介して外部に放熱する等の措置を講ずることによ
り支障のない程度迄抑制することができる。
【0022】また、各色の補給用の現像剤が補給器であ
る補給槽21Y,21M,21Cおよび21Kより現像
器13Y,13M,13Cおよび13Kに補給される。
現像器13Y,13M,13C及び13Kによる現像作
用に際しては、それぞれ現像スリーブ131Y,131
M,131C及び131Kに対し直流あるいはさらに交
流を加えた現像バイアスが印加され、現像器の収容する
一成分或いは二成分現像剤によるジャンピング現像が行
われて、透明電導層を接地するベルト感光体10に対し
てトナーと同極性の直流バイアスを印加して、露光部に
トナーを付着させる非接触の反転現像が行われるように
なっている。
【0023】かくして、ベルト感光体10の周面上に形
成されたカラーのトナー像は、転写部において、給紙装
置である給紙カセット15より送り出され、タイミング
ローラ16へ搬送され、タイミングローラ16の駆動に
よって、ベルト感光体10上のトナー像と同期して給紙
される転写材である転写紙Pに、ベルト感光体10の駆
動用の駆動ローラ1の下部に配置された転写器としての
転写ローラ14aにより転写される。また、転写ローラ
14aはタイミングローラ16によって転写部に給送さ
れる転写紙Pとの同期がとられ、ベルト感光体10の周
方向に転写紙Pの長さ分の転写が行われる間のみベルト
感光体10に圧接され、転写プロセスが行われない状態
の時はベルト感光体10と離間された状態が取られるよ
うに、不図示の画像形成装置に設けられた制御部と転写
ローラの圧接解除機構とによって作動される。
【0024】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、駆動
ローラ1の曲率によりドラム周面より分離されたのち、
搬送ベルト14eにより定着装置17へ搬送され、定着
装置17において加熱・圧着されトナーが転写紙P上に
溶着・定着されて、定着装置17より排出され、排紙搬
送ローラ対18a,18bにより搬送されて排紙ローラ
18を介して上部に設けられた排紙部に転写紙P上のト
ナー像面を下面にして排出される。
【0025】一方、転写紙を分離したベルト感光体10
はクリーニング装置19においてクリーニングブレード
19a及びクリーニングローラ19bによってベルト感
光体10面を摺擦され残留トナーを除去、清掃されて原
稿画像のトナー像の形成を続行するかもしくは一旦停止
して新たな原稿画像のトナー像の形成にかかる。クリー
ニングブレード19a及びクリーニングローラ19bに
よって掻き落とされた廃トナーは、トナー搬送スクリュ
ウ19c及びトナー搬送パイプ19dを通して、廃トナ
ー容器22へと排出される。クリーニング終了後、クリ
ーニングブレード19a及びクリーニングローラ19b
はベルト感光体10の損傷を防止するために、ベルト感
光体10より離間した状態に保たれる。
【0026】イエロー(Y)の画像形成が行われるため
のスコロトロン帯電器11Y、現像器13Y及び補給槽
21Yとが一体とされ現像器ユニット30Yとして設け
られる。他のマゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)についても同様にスコロトロン帯電器11M,1
1C,11K、現像器13M,13C,13K及び補給
槽21M,21C,21Kとがそれぞれ一体とされ現像
器ユニット30M,30C及び30Kとしてそれぞれ設
けられる。
【0027】メンテ、交換に際して、現像器ユニット3
0Yが、図2の右側に設けられた現像器ユニット着脱用
の開閉扉8Yが開口され、現像器13Yに設けられた不
図示の2本の案内溝が案内溝に係合される装置本体に設
けられた前後のガイドレール41Y,42Y(不図示)
上を引き出され、更に開閉扉8Yに設けられガイドレー
ル43Y,44Y(不図示)により装置本体外に開閉扉
8Yに設けられた不図示のストッパに当接するまで引き
出されて着脱され、スコロトロン帯電器の清掃、交換や
現像器、補給槽のメンテ、交換や補給槽への現像剤、ト
ナーの補給が行われる。
【0028】スコロトロン帯電器の清掃、交換や現像
器、補給槽のメンテ、交換や補給槽への現像剤、トナー
の補給は現像器ユニット30Yを装置本体より外さず開
閉扉8Yに設けられたガイドレール43Y,44Yに乗
った状態でも行うことが可能でありメンテ作業が容易と
なる。特に補給槽21Yの交換が容易となる。現像器ユ
ニット30M,30C及び30Kついても同様に着脱、
メンテが行われる。
【0029】更に、現像器ユニット30Y,30M,3
0C及び30Kは、同一の形状構造とすることが容易で
あり、現像器ユニット30Y,30M,30C及び30
Kを全て同一の形状構造とし、相互に交換可能とするこ
とが出来る。
【0030】また、図5に示すように、スコロトロン帯
電器11Y、現像器13Y及び補給槽21Yとが一体と
された現像器ユニット30Yに保護カバー32Yを設け
現像器ユニット30Yの装着時に保護カバー32Yを一
点鎖線で示す位置に開口して現像器ユニット30Yを装
置本体に装着することも可能である。
【0031】ベルト感光体及び露光光学系のメンテ、交
換に際しては、図2に点線にて示すベルト感光体ユニッ
ト100が、各現像器13Y,13M,13C及び13
Kとスコロトロン帯電器11Y,11M,11C及び1
1Kとが図2の右側方にそれぞれ退避されてから上部の
開閉蓋7を開口して上方に取り出される。この際トナー
搬送パイプ19dに設けられた廃トナー容器22との不
図示の結合部が切り離される。
【0032】ベルト感光体ユニット100には、筺体1
01が設けられ、筺体101の内部に、駆動ローラ1、
従動ローラ2,3及びテンションローラ4が筺体101
に固定されて設けられ、各ローラにベルト感光体10が
張架されている。ベルト感光体10の外側にクリーニン
グ装置19が、内側にベルト感光体10を支持する支持
部材50がそれぞれ筺体101の内部に固定されてお
り、更にベルト感光体10に内包された状態で保持部材
20に固定された露光光学系12Y,12M,12C,
及び12Kが支持部材50に設けられた露光用の穴51
Y,51M,51C及び51Kと対峙して取り付けられ
る。また筺体101の外部には、駆動ローラ1に結合し
画像形成装置の本体に設けられた不図示の駆動モータよ
りの駆動を受けて回動される歯車G1が設けられる。
【0033】更に、筺体101には現像器ユニット30
Y,30M,30C,30Kの接合部の穴103Y,1
03M,103C,103K、転写ローラ14a作動用
の逃げ穴104及び露光光学系12Y,12M,12
C,12Kが固定された保持部材20の着脱用の穴10
2が設けられている。保持部材20が筺体101に装着
されると不図示の係止部材によって係止される。
【0034】露光光学系12Y,12M,12C及び1
2Kが固定された保持部材20が筺体101の穴102
より着脱される際には、保持部材20に設けられた穴2
10,220が筺体101に設けられた支柱105,1
06にそれぞれ嵌合されて着脱され、露光光学系12
Y,12M,12C,12Kと支持部材50に張架され
たベルト感光体10とが位置出しされる。
【0035】図3に示すように、ベルト感光体10とベ
ルト感光体10に内包された状態で露光光学系12Y,
12M,12C及び12Kが固定された保持部材20と
が一体とされたベルト感光体ユニット100に、保護カ
バー108Y,108M,108C及び108Kを設け
ベルト感光体ユニット100の装着時に保護カバー10
3Y,103M,103C及び103Kが一点鎖線で示
す位置に開口されて装置本体に装着されることも可能で
あり、この場合ベルト感光体ユニット100が装着され
たのち現像器ユニット30Y,30M,30C及び30
Kが装着される。
【0036】本発明を構成するカラー画像形成装置の他
の実施例を図6〜図8を用いて説明する。図6は、本発
明のカラー画像形成装置の他の実施例を示す断面構成図
であり、図7は、図6のカラー画像形成装置に用いられ
るプロセスユニットを示す図であり、図8は、図6のカ
ラー画像形成装置に用いられる現像器を示す図である。
【0037】本実施例のカラー画像形成装置は、図1に
て説明した前記実施例の画像形成プロセスと同一のプロ
セスにより画像形成が行われるが、像形成体として円筒
状の感光体ドラムが用いられ、現像器ユニットとして前
記実施例に用いられるた現像器の側部に補給槽が結合さ
れたたものが用いられる。感光体ドラムの内部に複数の
露光光学系が設けられた保持部材が配設され、感光体ド
ラムの外部に色毎の現像器とスコロトロン帯電器とが一
体化された現像器ユニットが複数配設されたプロセスユ
ニットが用いられ画像形成が行われる。図1にて示した
部材と同一の機能、構造を有する部材には同一の符号を
付した。
【0038】像形成体である感光体ドラム10aは、例
えば、内側に光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の
透明部材によって形成される円筒状の基体を設け、該基
体の外周に透明導電層,a−Si層あるいは有機感光層
(OPC)等の感光体層をドラム上に形成したものであ
り、接地された状態で時計方向に駆動回転される。前記
実施例と同様な部材及び手段によりカラー画像形成プロ
セスが行われる。
【0039】本実施例では、画像露光用の露光ビームの
結像点である感光体ドラムの光導電体層において、光導
電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適性な
コントラストを付与できる波長の露光光量を有していれ
ばよい。従って、本実施例における感光体ドラムの透明
基体の光透過率は、100%である必要はなく、露光ビ
ームの透過時にある程度の光が吸収されるような特性が
あっても構わない。透光性基体の素材としては、ソーダ
ガラス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般光
学部材などに使用される、アクリル、フッ素、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレー
ト、などの各種透光性樹脂が使用可能である。また、透
光性導電層としては、インジウム・スズ・酸化物(IT
O)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、
Au、Ag、Ni、Alなどからなる透光性を維持した
金属薄膜が用いられ、成膜法としては、真空蒸着法、活
性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CVD法、
浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。また、
光導電体層としては、アモルファスシリコン(a−S
i)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層や、各
種有機感光層(OPC)が使用可能である。
【0040】感光体ドラム10aの周面上に形成された
カラーのトナー像は、転写器である転写極14bにおい
て、給紙カセット15より送り出され、タイミングロー
ラ16へ搬送され、タイミングローラ16の駆動によっ
て、感光体ドラム10a上のトナー像と同期して給紙さ
れる転写材である転写紙Pに転写される。
【0041】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、除電
器14cにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より
分離した後、搬送ベルト14eにより定着装置17へ搬
送される。定着装置17において加熱・圧着されトナー
を転写紙P上に溶着・定着したのち、定着装置17より
排出され、排紙搬送ローラ対18aにより搬送されて排
紙ローラ18を介して装置上部のトレイ上に排出され
る。
【0042】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
aはクリーニング装置19においてクリーニングブレー
ド19aによって感光体ドラム10a面を摺擦され残留
トナーを除去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を
続行するかもしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナ
ー像の形成にかかる。クリーニング終了後、クリーニン
グブレード19a及びクリーニングローラ19bは感光
体ドラム10aの損傷を防止するために、感光体ドラム
10aより離間した状態に保たれる。
【0043】現像器130Y,130M,130C及び
130Kは、前記実施例の現像器13Y,13M,13
C及び13Kの側面に現像剤の補給槽21Y,21M,
21C及び21Kを結合したものであり、感光体ドラム
10aの内部に露光光学系12Y,12M,12C及び
12Kが固定された保持部材20が配設され、各色毎の
スコロトロン帯電器11Y,11M,11C及び11K
と現像器130Y,130M,130C及び130Kと
がそれぞれ一体化された現像器ユニット40Y,40
M,40C及び40Kとクリーニング装置19とが感光
体ドラム10aの外部に配設されてプロセスユニット3
00が構成される。プロセスユニット300が装置本体
に設けられたガイドレールT1,T2と、これに係合す
るプロセスユニット300に設けられた案内部材R1,
R2とによって装置本体に着脱可能に設けられる。
【0044】プロセスユニット300が装置本体より引
き出されて感光体ドラムや露光光学系のメンテ、交換が
行われる。またスコロトロン帯電器の清掃、交換や現像
器のメンテ、交換、補給槽への現像剤の補給等のメンテ
作業に際しては、プロセスユニット300が装置本体よ
り引き出された状態で帯電器と一体化された各現像器ユ
ニット40Y,40M,40C及び40Kがプロセスユ
ニット300の側部に設けられた不図示の開閉扉を開口
して左右に着脱されメンテ作業が行われる。現像剤の補
給が補給槽の上部の蓋33Y,33M,33C及び33
Kを開いて行われる。
【0045】図8に示すように補給槽21K内に補給さ
れた現像剤は、現像剤汲み上げ用の羽根車132K,1
33Kの回転により汲み上げられて補給ローラ138K
により撹拌部134Kに落とし込まれる。2本の撹拌ロ
ーラ136K,137Kにより撹拌された現像剤が供給
ローラ135Kにより現像スリーブ131Kに運ばれ感
光体ドラム10a上の潜像の現像が行われる。
【0046】
【発明の効果】請求項1または3によれば、帯電器、現
像器、補給槽等の頻繁にメンテ、交換作業が行われる機
器を着脱可能な一体的なユニットとし容易に取り扱われ
るようにしたことで、帯電器の清掃、交換や現像器のメ
ンテ、交換や現像剤を収納する現像槽の交換や、現像剤
またはトナーの補給等のメンテ作業が容易なカラー画像
形成装置の提供が可能となった。また像形成体と複数の
現像器、帯電器とのそれぞれの相互間の位置精度が一定
に保たれ良好なカラー画像形成がなされるカラー画像形
成装置の提供が可能となった。
【0047】請求項2によれば、利用効率の高いカラー
画像形成装置の提供が可能となった。
【0048】請求項4によれば、更にメンテ、交換作業
の容易なカラー画像形成装置の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
断面構成図である。
【図2】本発明に用いられる現像器ユニットの着脱の仕
方を示す図である。
【図3】本発明に用いられるベルト感光体ユニットを示
す図である。
【図4】図3のベルト感光体ユニットの保護カバーを示
す図である。
【図5】現像器ユニットと現像器ユニットの保護カバー
を示す図である。
【図6】本発明のカラー画像形成装置の他の実施例を示
す断面構成図である。
【図7】図6のカラー画像形成装置に用いられるプロセ
スユニットを示す図である。
【図8】図6のカラー画像形成装置に用いられる現像器
を示す図である。
【符号の説明】
1 駆動ローラ 2,3 従動ローラ 4 テンションローラ 7 開閉蓋 8Y,8M,8C,8K 開閉扉 10 ベルト感光体 10a 感光体ドラム 11Y,11M,11C,11K スコロトロン帯電器 12Y,12M,12C,12K 露光光学系 13Y,13M,13C,13K,130Y,130
M,130C,130K現像器 20 保持部材 21Y,21M,21C,21K 補給槽 30Y,30M,30C,30K,40Y,40M,4
0C,40K 現像器ユニット 50 支持部材 100 ベルト感光体ユニット 300 プロセスユニット P 転写紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を形成する像形成体の外側に帯電手
    段と現像手段と、内側に像露光手段とをそれぞれ複数組
    み配設し、前記帯電手段によって前記像形成体を帯電さ
    せ、前記像露光手段によって前記像形成体を像露光をさ
    せ、前記現像手段による現像によって前記像形成体上に
    トナー像を形成することを繰り返すことにより、前記像
    形成体上に前記トナー像を重ね合わせて画像形成した
    後、転写材に一括転写を行うカラー画像形成装置におい
    て、前記カラー画像形成装置に用いられる色毎の組みの
    前記帯電手段と前記現像器とを前記カラー画像形成装置
    本体に着脱可能な一体的なユニットとしたことを特徴と
    するカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 異なる色の前記帯電手段と前記現像器と
    による前記ユニットが互いに交換可能であることを特徴
    とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニットに現像剤を補給する補給槽
    が設けられていることを特徴とする請求項1または2に
    記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像形成体と前記複数の像露光手段と
    を前記カラー画像形成装置本体に着脱可能な一体的なユ
    ニットとしたことを特徴とする請求項1に記載のカラー
    画像形成装置。
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