JP2005326708A - 画像形成装置、プロセスカートリッジ、現像装置、及び、クリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置、プロセスカートリッジ、現像装置、及び、クリーニング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 経時においても、トナー飛散や、地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに、クリーニング部で回収した未転写トナーをリサイクルすることができる、高画質かつ高信頼性の、画像形成装置、プロセスカートリッジ、現像装置、及び、クリーニング装置を提供する。
【解決手段】 トナーTとキャリアCとを有する現像剤Gが収容される現像部23と、転写部27を通過した像担持体21上に付着する未転写トナーTRを回収するクリーニング部25と、新品キャリアCNをクリーニング部25に供給する供給部33、34Bと、クリーニング部25で回収された未転写トナーTRと供給部33、34Bから供給された新品キャリアCNとを混合するとともに現像部23に搬送する搬送部26と、を備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置とそこに設置されるプロセスカートリッジ、現像装置及びクリーニング装置とに関し、特に、2成分現像剤を用いた作像プロセスにおいて未転写トナーをリサイクルトナーとして再利用する画像形成装置、プロセスカートリッジ、現像装置、及び、クリーニング装置に関するものである。
従来から、モノクロ複写機、モノクロプリンタ等のモノクロ画像形成装置においては、環境資源の保護と装置の高寿命化とを目的として、転写工程後に感光体ドラム(像担持体)上に残存する未転写トナーをクリーニング部で回収した後に現像部に搬送してリサイクルトナーとして再利用する技術が広く用いられている。
特許文献1等では、クリーニング装置で回収した未転写トナー(回収トナー)をトナー精製機構に搬送して、トナー精製機構に設置したマグネットローラによって正規帯電した回収トナーを分別した後に、その正規帯電した回収トナーを現像装置に搬送する技術が開示されている。
特許文献2等には、現像装置に収容された2成分現像剤をクリーニング装置との間で循環させながら、クリーニング装置で回収した未転写トナーを循環する現像剤に混合してリサイクルトナーとして再利用する技術が開示されている。
一方、カラー複写機、カラープリンタ等のカラー画像形成装置においては、高画質のカラー画像を環境変動の影響なく安定的に提供することが強く求められている。このようなカラー画像形成装置では、非磁性トナーと磁性キャリアとを有する2成分現像剤を用いる2成分現像方式が広く採用されている。
2成分現像方式は、マグネットが内設されるとともに所定の現像バイアスが印加された現像ローラ(現像剤担持体)上に2成分現像剤を担持して、感光体ドラムとの対向位置で2成分現像剤中のトナーを感光体ドラム上の静電潜像に付着させる現像方式である。このとき、現像ローラ上では、内設されたマグネットによって形成される磁力線に沿うように、トナーが吸着したキャリアが集合して磁気ブラシが形成される。
特開2001−125447号公報 特開2002−14588号公報
上述した従来の技術は、経時において地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生するために、高画質のカラー画像が安定的に出力されることが要求されるカラー画像形成装置において、未転写トナーをリサイクルトナーとしてそのまま用いることが難しかった。
詳しくは、カラー画像形成装置等に多く用いられる2成分現像剤においては、トナーの分散性を向上するために、トナー表面にシリカ、酸化チタン等の添加剤を添加する場合が多い。これら添加剤は、メカ的ストレスや熱的ストレスに弱いために、現像部内で撹拌部材に撹拌されることにより、添加剤がトナー中に埋没したりトナー表面から離脱したりする。その結果、現像剤の流動性等の特性値が変化することにともない、汲み上げ量(現像領域に搬送される現像剤の単位面積当たりの重量である。)が低下して、粒状性の低下等の画質劣化が発生する。
このような現象は、未転写トナーをリサイクルトナーとして用いる場合に、特に顕著にあらわれる。すなわち、未転写トナーがクリーニング部から現像部に搬送される間にストレスを受けて、添加剤がトナー中に埋没したりトナー表面から離脱したりする現象が助長される。
また、クリーニング部で回収された未転写トナーは、転写工程時に転写バイアスが印加されること等によって、その帯電量が不安定でばらついた状態になっている。そのように帯電量が不安定な未転写トナーは、現像部内で現像剤とともにに撹拌混合されても、帯電が不充分な状態となることが多い。このような帯電安定性(帯電立上げ性)の低い未転写トナーをリサイクルトナーとして用いる場合には、キャリアとの吸着力が低下して現像部からトナーが飛散したり、感光体ドラム上の非画像部にトナーが付着して地肌汚れ画像が出力されたりすることがあった。
このような現象は、現像部内でキャリアが長期間使用されて、キャリアがトナーを帯電させる能力(以下、適宜に「CA」という。)が低下すると、さらに助長されることになる。
上述の特許文献1等の技術は、クリーニング装置で回収した未転写トナーを、トナー精製機構を介して現像装置に搬送している。したがって、回収した未転写トナーは、搬送経路において、搬送部材から直接的にメカ的ストレスを受けたり、未転写トナー同士が直接的に接触したりする。このような場合、未転写トナーにおいて添加剤の埋没又は離脱や、未転写トナー同士の凝集や、未転写トナーの極性変化等が、生じることになる。その結果、トナー飛散や、地肌汚れ、粒状性の低下等の画質劣化が生じることになる。特に、経時において現像装置内のキャリアが劣化した場合には、さらに上述の不具合が助長されることになる。
上述の特許文献2等の技術は、現像装置に収容された2成分現像剤をクリーニング装置との間で循環させながら、クリーニング装置で回収した未転写トナーを循環する現像剤に混合している。そのために、循環経路において、未転写トナーが搬送部材から直接的にメカ的ストレスを受けたり、未転写トナー同士が直接的に接触したりする不具合がある程度軽減される。しかし、循環させている現像剤中のキャリアが経時で劣化した場合には、トナー飛散や、地肌汚れ、粒状性の低下等の画質劣化が生じることになる。また、循環経路中には、トナーから離脱した添加剤や紙紛等の不純物が経時で増加していくために、それらによって現像剤の特性が変化して、安定した現像プロセスが達成できない可能性がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、経時においても、トナー飛散や、地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに、クリーニング部で回収した未転写トナーをリサイクルすることができる、高画質かつ高信頼性の、画像形成装置、プロセスカートリッジ、現像装置、及び、クリーニング装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかる画像形成装置は、トナーとキャリアとを有する現像剤が収容されるとともに、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部と、転写部を通過した像担持体上に付着する未転写トナーを回収するクリーニング部と、新品キャリアを前記クリーニング部に供給する供給部と、前記クリーニング部で回収された未転写トナーと前記供給部から供給された新品キャリアとを混合するとともに前記現像部に搬送する搬送部と、を備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1に記載の発明において、前記供給部は、前記新品キャリアに新品トナーを混合した新品現像剤を前記クリーニング部に供給し、前記搬送部は、前記クリーニング部で回収された未転写トナーと前記供給部から供給された新品現像剤とを混合するとともに前記現像部に搬送するものである。
また、請求項3記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記クリーニング部は、前記像担持体に対向するように磁気ブラシを形成して当該像担持体上の未転写トナーを回収する回収部材を備えたものである。
また、請求項4記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項3に記載の発明において、前記磁気ブラシは、前記供給部から供給された前記新品キャリアが前記回収部材上に担持されて形成されるものである。
また、請求項5記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記回収部材は、前記像担持体との対向位置において当該像担持体の走行方向とは逆の方向に走行するように構成されたものである。
また、請求項6記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項3〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記回収部材を、内部に設置されたマグネットと当該マグネットの周囲を回転するスリーブとからなるマグネットローラとしたものである。
また、請求項7記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項6に記載の発明において、前記マグネットは、前記マグネットローラと前記像担持体との対向位置で前記磁気ブラシを当該像担持体に近接させる第1磁極と、回収した未転写トナーをキャリアとともに前記マグネットローラから離脱させる第2磁極と、を備えたものである。
また、請求項8記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項3〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記クリーニング部は、前記像担持体との対向位置に向かう前記回収部材上のキャリアの量を規制する規制部材を備えたものである。
また、請求項9記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記クリーニング部は、前記像担持体の表面に当接するクリーニングブレードを備えたものである。
また、請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項9のいずれかに記載の発明において、前記供給部は、前記クリーニング部に内設されたものである。
また、請求項11記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項10のいずれかに記載の発明において、前記供給部は、前記新品キャリアを前記現像部にも供給できるように構成されたものである。
また、請求項12記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項11のいずれかに記載の発明において、前記供給部は、新品トナーを前記クリーニング部と前記現像部とに供給できるように構成されたものである。
また、請求項13記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項12のいずれかに記載の発明において、前記現像部は、前記像担持体に対向するとともに前記現像剤を担持する現像剤担持体を備え、前記現像剤担持体に直流成分の現像バイアスを印加するものである。
また、請求項14記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項13のいずれかに記載の発明において、前記現像部に収容又は供給されるトナーは、有機溶媒中に少なくともウレア結合しうる変性されたポリエステル系樹脂と着色剤とを含むトナー組成物を溶解又は分解させて、それを水系媒体中に分散して重付加反応させて、その分散液の溶媒を除去・洗浄して形成されたものである。
また、請求項15記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項14のいずれかに記載の発明において、前記現像部に収容又は供給されるトナーは、当該トナーの重量平均粒径をDvμmとし個数平均粒径をDnμmとしたときに、4.0≦Dv≦8.0となり、粒径分布が、1.00≦Dv/Dn≦1.25となるように形成されたものである。
また、請求項16記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項15のいずれかに記載の発明において、前記現像部に収容又は供給されるトナーは、平均円形度が0.9〜1.0の範囲となるように形成されたものである。
また、請求項17記載の発明にかかる画像形成装置は、上記請求項1〜請求項16のいずれかに記載の発明において、前記現像部に収容した現像剤を排出する排出手段を備えたものである。
また、この発明の請求項18記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、請求項1〜請求項17のいずれかに記載の画像形成装置に着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、前記像担持体と前記現像部と前記クリーニング部と前記搬送部とが一体化されたものである。
また、請求項19記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、上記請求項18に記載の発明において、前記供給部がさらに一体化されたものである。
また、この発明の請求項20記載の発明にかかる現像装置は、請求項1〜請求項17のいずれかに記載の画像形成装置に着脱自在に設置される現像装置であって、前記現像部を備えたものである。
また、この発明の請求項21記載の発明にかかるクリーニング装置は、請求項1〜請求項17のいずれかに記載の画像形成装置に着脱自在に設置されるクリーニング装置であって、前記クリーニング部を備えたものである。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置に着脱自在に設置されるユニットと定義する。
本発明は、クリーニング部で回収した未転写トナーに新品キャリアを供給して、未転写トナーと新品キャリアとを混合しながら現像部に搬送している。これにより、未転写トナーの帯電量が安定するとともに、現像部内のキャリアの劣化も抑止されて、経時においてもトナー飛散や地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに未転写トナーのリサイクルができる、高画質かつ高信頼性の、画像形成装置、プロセスカートリッジ、現像装置、及び、クリーニング装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図4にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は画像情報に基づいたレーザ光を発する露光部(書込み部)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収納された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23は感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像部、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写部としての転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、27は各色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、28は中間転写ベルト27上に形成されたトナー像を被転写材Pに転写する第2転写バイアスローラ、29は中間転写ベルト27上の未転写トナーを回収する中間転写ベルトクリーニング部、30は4色のトナー像が重ねて転写された被転写材Pを搬送する転写ベルト、32Y、32M、32C、32BKは各現像部23に各色のトナーを供給するトナーボトル、51は原稿Dを原稿読込部55に搬送する原稿搬送部、55は原稿Dの画像情報を読み込む読み込み手段としての原稿読込部(スキャナ)、61は転写紙等の被転写材Pが収納される給紙部、66は被転写材P上の未定着画像を定着する定着部を示す。
ここで、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、それぞれ、感光体ドラム21、帯電部22、現像部23、クリーニング部25、搬送部26が、一体化されたものである(図2及び図3を参照できる。)。そして、各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKは、装置本体1に対して所定の交換サイクルにて交換される。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部55は、コンタクトガラス53上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号の強度レベルをもとにして画像処理部で色変換処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報は、露光部2に送信される。そして、露光部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応するプロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKの感光体ドラム21上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム21は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム21の表面は、帯電部22との対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム21上には、所定の帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム21表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
露光部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、ミラー6〜8で反射された後に、紙面左側から1番目のプロセスカートリッジ20Yの感光体ドラム21表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラー3により、感光体ドラム21の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部22にて帯電された後の感光体ドラム21上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、ミラー9〜11で反射された後に、紙面左から2番目のプロセスカートリッジ20Mの感光体ドラム21表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、ミラー12〜14で反射された後に、紙面左から3番目のプロセスカートリッジ20Cの感光体ドラム12表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、ミラー15で反射された後に、紙面左から4番目のプロセスカートリッジ20BKの感光体ドラム21表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム21表面は、現像部23との対向位置に達する。そして、各現像部23から感光体ドラム21上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム21上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24(転写部)が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色のトナー像が、順次転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、クリーニング部25との対向位置に達する。そして、クリーニング部25で、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
なお、クリーニング部25で回収された未転写トナーは、リサイクルトナーとして再度現像工程で再利用される。これについては、後で詳しく説明する。
他方、感光体ドラム21上の各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト27表面は、図中の矢印方向に走行して、第2転写バイアスローラ28の位置に達する。そして、第2転写バイアスローラ28の位置で、被転写材P上に中間転写ベルト27上のフルカラーのトナー像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、第2転写バイアスローラ28位置の被転写材Pは、給紙部61から搬送ガイド63、レジストローラ64等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、被転写材Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した被転写材Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された被転写材Pは、転写ベルト30により、定着部66に導かれる。定着部66では、加熱ローラ67と加圧ローラ68とのニップにて、カラー画像が被転写材P上に定着される。
そして、定着工程後の被転写材Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3にて、作像部としてのプロセスカートリッジ20について詳述する。図2はプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であり、図3はそのプロセスカートリッジを示す長手方向(図2の紙面垂直方向である。)の断面図である。
なお、装置本体1に設置される4つのプロセスカートリッジ及びトナーボトルは、作像プロセスに用いられるトナーT、TNの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及びトナーボトルにおける符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ20は、感光体ドラム21と帯電部22と現像部23とクリーニング部25と搬送部26とが一体化されていて、装置本体1に着脱自在に構成されている。
現像部23は、主として、感光体ドラム21に対向する現像ローラ23aと、現像ローラ23aに対向する第1搬送スクリュ23bと、仕切部材23eを介して第1搬送スクリュ23bに対向する第2搬送スクリュ23cと、現像ローラ23aに対向するドクターブレード23dと、で構成される。図3を参照して、現像ローラ23aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネット23a1と、マグネット23a1の周囲を回転するスリーブ23a2と、で構成される。
現像部23内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
また、現像部23は、供給経路34A、34Cを介して、トナーボトル32に接続されている。そして、新品トナーTN(現像部23で使用されていないトナーである。)が収容されたトナーボトル32から、現像部23内に新品トナーTNが適宜に供給される。
クリーニング部25は、主として、感光体ドラム21に対向する回収部材としてのマグネットローラ25a、マグネットローラ25aに離間して設置された規制部材25c(ブレード)、感光体ドラム21表面に当接するクリーニングブレード25d、回収した未転写トナーTRを新品現像剤GNとともに搬送部26に搬送する搬送スクリュ25b、等で構成される。図3を参照して、マグネットローラ25aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネット25a1と、マグネット25a1の周囲を回転するスリーブ25a2と、で構成される。
また、クリーニング部25は、供給経路34Bを介して、キャリアボトル33に接続されている。さらに、クリーニング部25は、供給経路34A、34Bを介して、トナーボトル32にも接続されている。そして、新品キャリアCN(現像部23で使用されていないキャリアである。)が収容されたキャリアボトル33から、新品キャリアCNが、トナーボトル32から供給される新品トナーTNと混合されながら、新品現像剤GNとしてクリーニング部25内に適宜に供給される。このように、キャリアボトル33、トナーボトル32、供給経路34A、34Bが、クリーニング部25へ新品現像剤GNを供給する供給部として機能する。
ここで、供給経路34A〜34Cは、2つのモーノポンプ、それらに接続されたフレキシブルチューブ等で構成されている。そして、2つのモーノポンプを個々に制御することで、供給経路34A、34Bを介してのクリーニング部25への新品現像剤GNの供給と、供給経路34A、34Cを介しての現像部23への新品トナーTNの供給と、をおこなう。なお、供給経路34A〜34Cは、モーノポンプの替わりにエアーポンプを用いることもできるし、気流を用いた搬送手段の替わりにスパイラルコイル等による機械的な搬送手段を用いることもできる。
また、搬送部26は、管内に回転自在に支持された搬送コイル26a等で構成されていて、クリーニング部25から現像部23にかけて設置されている。そして、クリーニング部25の搬送スクリュ25bによって搬送された未転写トナーTR及び新品現像剤GNを、混合しながら現像部23に搬送する。なお、搬送部26は、搬送コイル26aを用いた搬送手段の他に、モーノポンプやエアーポンプを用いた搬送手段を用いることもできる。
以下、図2及び図3を参照して、プロセスカートリッジ20にておこなわれる、作像プロセス及びリサイクル手段について説明する。
現像部23内に収容された現像剤Gは、現像ローラ23aの汲み上げ磁極によって、第1搬送スクリュ23bの位置から現像ローラ23a上に移動する。その後、現像ローラ23a上に担持された現像剤Gは、スリーブ23a2の回転にともない、搬送磁極の磁場とスリーブ23a2表面の摩擦力とによってドクターブレード23dの位置まで搬送される。ドクターブレード23dの位置まで搬送された現像剤Gは、そのドクターギャップ入口で一旦滞留して、ドクターギャップで現像剤量が規制される。その後、現像剤量が適量に規制された現像ローラ23a上の現像剤Gは、感光体ドラム21との対向位置(現像領域である。)に搬送される。
ここで、現像ローラ23aには直流成分(DC成分)の現像バイアスが印加されている。これにより、現像領域には、感光体ドラム21上に形成された静電潜像に向けて現像剤G中のトナーTを付勢する方向の現像電界が形成される。そして、感光体ドラム21上の静電潜像にトナーが付着して、所望のトナー像が形成される。
その後、現像領域を通過した現像ローラ23a上の現像剤Gは、現像剤離れ磁極の位置で現像ローラ23aから離れて、第1搬送スクリュ23bの位置に落下する。このような工程が、現像ローラ23a上で繰り返される。
トナー像として感光体ドラム21上に付着したトナーは、そのほとんどが、その後に中間転写ベルト27上に転写される。中間転写ベルト27上に転写されずに感光体ドラム21上に残留した未転写トナーTRは、クリーニング部25によって回収される。そして、クリーニング部25において、回収された未転写トナーTRは、新品現像剤GNと混合され2成分現像剤となる。
図3を参照して、現像部23内の現像剤Gは、所定方向に回転する第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cによって、仕切部材23eで仕切られた双方の収容部間を循環する(図3中の破線矢印で示す循環移動である。)。詳しくは、第1搬送スクリュ23b側にある現像剤Gは、仕切部材23eの一端に設けられた開口23hから、第2搬送スクリュ23c側に移動する。第2搬送スクリュ23c側にある現像剤Gは、仕切部材23eの他端に設けられた開口23gから、第1搬送スクリュ23b側に移動する。
リサイクル経路となる搬送部26は、第2搬送スクリュ23cの一端(搬送方向の上流側端部である。)に接続されている。そして、搬送部26からリサイクルトナーを含む2成分現像剤(未転写トナーTRが混合された新品現像剤GNである。)が、現像部23内に送入される。
ここで、搬送部26の上流部(クリーニング部25側である。)には、透磁率センサ、光反射型フォトセンサ等のトナー濃度センサ42が設置されている。トナー濃度センサ42は、搬送部26を移動する現像剤のトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)を検知して、その検知結果を装置本体1のCPUに送信する。CPUでは、トナー濃度センサ42の検知情報と、出力画像面積率と、現像部23内に設置されたトナー濃度センサ41の検知情報と、に基づいて、現像部23内に供給する新品トナーTNの量を決定する。こうして、所定量の新品トナーTNが、トナーボトル32から供給経路34A、34Cを介して、供給口23fから現像部23内に供給される。なお、現像部23内に設置されるトナー濃度センサ41としては、透磁率センサ、光反射型フォトセンサ等を用いることができる。
図3を参照して、現像部23の第1搬送スクリュ23bの一端(搬送方向の下流側端部である。)には、現像剤Gを現像部23外に排出するための排出手段としての排出口23kが設けられている。詳しくは、排出口23kは、現像部23のケース底部から所定の高さの位置に設けられている。これにより、搬送部26から現像部23内に現像剤が送入されて現像部23内の現像剤Gの量が増加して、現像剤Gの水位が排出口23kの位置を越えた場合に、排出口23kから現像剤Gが排出される(これをオーバーフロー方式と呼ぶ。)。図3の破線矢印に示すように、現像部23から排出された現像剤Gは、装置本体1に着脱自在に設置された廃ボトル(不図示である。)内に収容される。
なお、オーバーフロー方式による現像剤Gの排出は、第2搬送スクリュ23cの側面に切り欠きを設けて現像剤Gの排出をおこなう側面排出方式や、第1搬送スクリュ23bの端部に磁場を形成して現像剤Gを吸着した後に排出する方式に比べて、現像剤G中に蓄積される紙粉や劣化トナーや遊離した添加剤を除去する効果が大きい。
一方、図3を参照して、キャリアボトル33及びトナーボトル32から搬送される新品現像剤GNは、クリーニング部25に設置された搬送スクリュ25bの一端(搬送方向の上流側端部である。)の供給口25eから、クリーニング部35に供給される。クリーニング部25内に供給された新品現像剤GNは、所定方向に回転する搬送スクリュ25bによって、搬送部26側に搬送される。このとき、搬送中の新品現像剤GNの一部がマグネットローラ25a上に担持されて、感光体ドラム21との対向位置で未転写トナーTRを回収した後に再び搬送スクリュ25b上に戻される。
本実施の形態1においては、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーTRをクリーニング部25で回収して、クリーニング部25内で新品現像剤GNと混合した後に、搬送部26を介して、現像部23に搬送する。このように、帯電状態が不安定な未転写トナーTRは、CAの高い新品キャリアCNを有する新品現像剤GNに混合されるために、現像部23に送入されるまでに最適な帯電状態になる。そのため、リサイクルトナーとしての未転写トナーTRは、現像部23内においてキャリアC上に確実に保持されて、トナー飛散や地肌汚れの発生が低減される。
通常、現像部23内に収容されている現像剤Gは、経時で、徐々にその特性値を変化させる。特性値変化の要因は、キャリアCにおける、キャリアコート層の膜削れ、キャリア表面へのトナースペント、キャリア表面へのトナー添加剤スペントが代表的なものである。このような場合には、キャリアCのCA(キャリアCの帯電能力である。)が低下する。一度低下したCAは、経時で回復することはなく、次第に地肌汚れやトナー飛散を引き起こすことになる。そのため、CA低下率によって現像剤Gの寿命が設定される場合が多い。
これに対して、本実施の形態1では、現像部23には、適宜に新品キャリアCNが供給されるために、劣化したキャリアCが排出されて現像部23内のキャリアのCAを一定に維持することが可能になる。したがって、トナー飛散や、地肌汚れ等の画質劣化の発生が抑止される。
次に、クリーニング部25における、未転写トナーTRの回収動作について、さらに詳しく説明する。
回収部材としてのマグネットローラ25a表面には、マグネット25a1によって、複数の磁極が形成されている。そして、まず、図2の矢印方向に回転するマグネットローラ25a上に、クリーニング部25に供給された新品現像剤GNが担持される。マグネットローラ25a上に担持された新品現像剤GNは、磁極の磁場により磁気ブラシを形成する。
その後、マグネットローラ25a上に担持された新品現像剤GNは、規制部材25cによってその現像剤量が制御された後に、感光体ドラム21との対向位置に達する。このとき、マグネットローラ25a上の新品現像剤GNによる磁気ブラシは、マグネット25a1の第1磁極によって、感光体ドラム21に近接してその表面を摺擦する。
これにより、感光体ドラム21上の未転写トナーTRを、静電的、物理的に新品キャリアCNに付着させる。こうして回収された未転写トナーTRは、マグネットローラ25a上に新品現像剤GNとともに担持される。その後、マグネットローラ25aに担持された未転写トナーTR及び新品現像剤GNは、マグネット25a1の第2磁極によって、搬送スクリュ25bの上方位置でマグネットローラ25aから離脱される。
ここで、マグネットローラ25aの走行方向(回転方向)は、感光体ドラム21との対向位置において、感光体ドラム21の走行方向(回転方向)と逆方向(カウンター方向である。)になっているために、磁気ブラシの当接回数が多くなって、未転写トナーTRの回収効率を向上することができる。
他方、マグネットローラ25aとの対向位置を通過した感光体ドラム21表面は、クリーニングブレード25dとの対向位置に達する。そして、感光体ドラム21表面に当接するクリーニングブレード25dによって、マグネットローラ25aで回収できなかった感光体ドラム21上の未転写トナーTRが完全に回収される。クリーニングブレード25dで回収された未転写トナーTRは、重力方向に落下して、下方に設置されたマグネットローラ25aの磁気ブラシによって捕集される。
なお、マグネットローラ25aには、不図示の電源部によってACバイアスを重畳したDCバイアスが印加されている。これにより、未転写トナーTRの回収効率がさらに向上する。
また、マグネットローラ25aのスリーブ25a2表面には、磁気ブラシの搬送性を考慮して、径方向に対して放射状にV溝が形成されている。なお、磁気ブラシの搬送性を充分に担保できる場合には、スリーブ25a2表面に、V溝に替わって、サンドブラスト加工を施すこともできる。
また、本実施の形態1では、供給口25eから搬送スクリュ25bの上流側に新品現像剤GNを供給したが、マグネットローラ25aの上方からマグネットローラ25aに直接的に新品現像剤GNを供給することもできる。
ここで、現像剤G中のトナーT及び新品トナーTN(現像部23やクリーニング部25に供給されるトナーである。)は同種のものであって、次のように形成されたものである。
本実施の形態1のトナーT、TNは、重合法により製造された重合球形トナーである。詳しくは、有機溶媒中に少なくとも、イソシアネート基を含有するポリエステル系プレポリマーが溶解して、顔料系着色剤が分散して、離型剤が溶解又は分散している油性分散液を水系媒体中に無機微粒子及び/又はポリマー微粒子の存在下で分散させる。そして、この分散液中で上述のポリエステル系プレポリマーをポリアミン及び/又は活性水素含有基を有するモノアミンと反応させて、ウレア基を有するウレア変性ポリエステル系樹脂を形成させる。そして、このウレア変性ポリエステル系樹脂を含む分散液からそれに含まれる液状媒体を除去することにより、トナーT、TNを形成する。
上述のウレア変性ポリエステル系樹脂において、そのTg(ガラス転移温度)は40〜65℃、好ましくは45〜60℃である。その数平均分子量Mnは2500〜50000、好ましくは2500〜30000である。その重量平均分子量Mwは1万〜50万、好ましくは3万〜10万である。
このトナーT、TNは、上述のポリエステル系プレポリマーと、上述のモノアミンと、の反応によって高分子量化されたウレア結合を有するウレア変性ポリエステル系樹脂をバインダー樹脂として含むものである。そして、そのバインダー樹脂中には着色剤が高分散している。
このように、本実施の形態1では、少なくとも結着樹脂と、その結着樹脂と非相溶の離型剤及び着色剤と、からなるカラートナーにおいて、結着樹脂と着色剤との混合物を予め有機溶剤と共に混練させることにより、初期的に結着樹脂と着色剤とが充分に付着した状態となる。これにより、分散が効果的に行なわれる条件になって、結着樹脂中での着色剤の分散が良好で、着色剤の分散径が小さくなり、着色剤が微分散され、着色力が高くかつ色調の鮮明な透過性の高い優れたトナーT、TNとなる。こうして、透明性、彩度(鮮やかさ、光沢)、色再現性に優れた高画質の出力画像を得ることができる。
なお、本実施の形態1では、上述の画質を重視して重合法により作成された重合球形トナーをトナーT、TNとして用いたが、粉砕法によって製造されたトナーを用いることもできる。
また、本実施の形態1のトナーT、TNは、その重量平均粒径(Dv)が4〜8μmであって、その個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)が1.00≦Dv/Dn≦1.25となるように形成されたものである。
トナーの粒径分布におけるDv/Dnを上述の範囲に規定することによって、高解像度、高画質のトナーT、TNを得ることができる。
また、より高品質の画像を得るためには、着色剤の重量平均粒径(Dv)を4〜8μmにして、個数平均粒径(Dn)との比(Dv/Dn)を1.00≦Dv/Dn≦1.25にして、かつ、3μm以下の粒子を個数%で1〜10個数%に設定するのがよい。より好ましくは、着色剤の重量平均粒径を4〜6μmにして、Dv/Dnを1.00≦Dv/Dn≦1.15にするのがよい。
このように形成されたトナーT、TNは、耐熱保存性、低温定着性、耐ホットオフセット性のいずれにも優れる。とりわけ、カラー画像形成装置に上述のトナーT、TNを用いた場合には、画像の光沢性に優れる。さらに、2成分現像剤においては、長期にわたるトナーの消費と供給とがおこなわれても、現像剤中のトナー粒子径の変動が少なくなって、現像部23における長期の撹拌においても、良好で安定した現像性が得られる。
また、本実施の形態1のトナーT、TNは、その平均円形度が0.9〜1.0の範囲となるように形成されたものである。
ここで、平均円形度とは、(粒子の投影面積と同じ面積を有する円の周囲長)/(粒子投影像の周囲長)なる式で求まる円形度の平均値である。トナーの円形度は、代表的には、フロー式粒子像分析装置「FPIA−2000」(シスメックス社製)により計測される。
ここで、トナーの平均円形度が0.90未満の場合には、トナーは不定形の形状となって、満足した転写性やチリのない高画質画像を得ることができない。これは、不定形のトナー粒子は感光体ドラム21等の像担持体に対する接触点が多く、さらに突起先端部に電荷が集中することから、ファンデルワールス力や鏡像力が球形化された粒子よりも高くなることによる。そのために、静電的な転写工程において、不定形粒子と球形の粒子との混在したトナーでは球形の粒子が選択的に移動して、文字部やライン部の画像抜けが生じることになる。また、残されたトナーを次の現像工程に向けて除去するためのクリーナ機構が必要になったり、トナーイールド(画像形成に使用されるトナーの割合である。)が低くなったりする不具合も生じる。
なお、粉砕法により製造されたトナーの円形度は、通常、0.91〜0.92である。平均円形度が大きな球形化トナーを得る製造方法としては、上述した重合法の他に、乳化重合法、懸濁重合法、分散重合法等を用いることができる。
また、本実施の形態1のトナーT、TNの表面には、添加剤としてシリカ0.7重量部、酸化チタン0.3重量部が添加されている。キャリアに対するトナーの物理的付着力を下げて現像効率を高めるためには、トナー表面に添加するシリカ量を1重量部以上としてトナーの流動性を向上させることも考えられる。しかし、帯電量変化をともなった環境変動に対する余裕度が低下することと、経時における磁性キャリアの汲上量が低下することと、から、上述の添加量の添加剤を用いている。
以上述べたトナーを有する現像剤を担持する現像剤担持体としての現像ローラ23aには、先に説明したようにDC成分の現像バイアスが印加される。
現像部23に新品現像剤GNを供給しない場合には、経時でキャリアに対するトナーの付着力の変化が大きくなる。そのため、初期的にはトナーの付着力が小さくてザラツキ感の小さい出力画像を得ることができても、経時においてはトナーの付着力が増加して急激にザラツキ感が増すことがあった。
本実施の形態1では、現像部23に新品現像剤GNを適宜に供給するとともに劣化した現像剤Gを現像部23外に排出して、さらにDC成分の現像バイアスを印加しているので、現像領域においてキャリアに与える電気的ストレスを低減して、常にザラツキ感がなく粒状性の高い画質を得ることができる。
ここで、本実施の形態1においては、現像領域において、低電界の現像ポテンシャルが形成されている。具体的には、帯電工程にて感光体ドラム21上に形成される帯電電位VDが−350Vとなり、露光工程における潜像電位VLが−50Vとなり、現像工程における現像バイアスVBが−250Vとなるように設定されている。すなわち、現像ポテンシャル(VL−VB)が、200Vに設置されている。このとき、0<|VD|−|VB|<|VD−VL|<400Vなる関係が成立する。|VD−VL|<400Vなる関係は、感光体ドラム21上における画像部と非画像部との放電を避けるためにパッシェンの放電則より設定されたものである。なお、本実施の形態1における作像プロセスは、ネガポジの作像プロセスである。
次に、図4にて、本実施の形態1における効果を示す実験結果について説明する。
図4において、横軸は感光体ドラム21の回転時間(画像形成をおこなったプロセスカートリッジ20の稼働時間である。)を示し、縦軸は現像部23内におけるキャリアC(実線S1では搬送部26から送入された新品キャリアCNが混在したものである。)のCAを示す。また、図4において、実線S1は本実施の形態1における画像形成装置を用いた場合のCAの経時変化を示し、破線S2は本実施の形態1における供給部32〜34を設置していない画像形成装置を用いた場合のCAの経時変化を示す。
なお、実線S1及び破線S2に係わる双方の画像形成装置において、供給部32〜34に係わるリサイクル条件以外はすべて同じ実験条件が設定されている。代表的な現像条件として、所定のDC成分の現像バイアスを印加するとともに、現像工程後のベタ部のトナー付着量が0.5mg/cm2となるように調整した。また、感光体ドラム21の直径は90mmとして、現像ローラ23aのスリーブ径は25mmとして、現像ギャップ(感光体ドラム21と現像ローラ23aとの間隙である。)は0.3mmとした。また、画像形成装置における出力画像は、その印字率を20%に設定した。
図4に示すように、未転写トナーTRを新品現像剤GNに混合しながら現像部23に搬送する、本実施の形態1のリサイクル手段によれば、現像部23内のキャリアのCA変動が小さくなることがわかる。
また、本比較実験において、破線S2の画像形成装置では、未転写トナーTRを直接的にリサイクルトナーとして現像部23内の現像剤Gに混入することにより、トナー飛散や地肌汚れが発生することが確認された。これに対して、実線S1の画像形成装置では、未転写トナーTRを新品現像剤GNと混合した状態で、リサイクルトナーとして現像部23内の現像剤Gに混入することにより、トナー飛散や地肌汚れが発生しないことが確認された。
さらに、出力画像の粒状性についても追加的に評価をおこなった結果、実線S1の画像形成装置ではリサイクルトナー混入時においても粒状性が良好であることが確認された。
以上説明したように、本実施の形態1の構成によれば、クリーニング部25で回収された未転写トナーTRは、新品キャリアCNを有する新品現像剤GNと混合された状態で、現像部23に搬送される。これにより、リサイクルトナーとして現像部23に送入される未転写トナーTRの帯電量が安定するとともに、現像部23内のキャリアの劣化も抑止される。すなわち、経時においてもトナー飛散や地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに、カラー画像形成装置におけるトナーリサイクルが達成される。
なお、本実施の形態1では、クリーニング部25に、新品キャリアCNと新品トナーTNとを混合した新品現像剤GNを供給するように、供給部32、33、34A、34Bを構成した。これに対して、クリーニング部25に、新品キャリアCNのみを供給するように、供給部33、34Bを構成することもできる。この場合、クリーニング部25に供給された新品キャリアCNが、マグネットローラ25aに担持されて、本実施の形態1と同様に、未転写トナーTRを回収することになる。そして、未転写トナーTRと新品キャリアCNとの現像剤が、搬送部26を介して現像部23内に送入されることになる。この場合にも、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図5にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図5は、実施の形態2におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態2の画像形成装置は、クリーニング部25に加えて現像部23にも新品キャリアCNを直接的に供給している点が、クリーニング部25のみに新品キャリアCNを供給している前記実施の形態1のものとは相違する。
図5に示すように、前記実施の形態1と同様に、クリーニング部25は、供給経路34Bを介して、キャリアボトル33に接続されている。さらに、クリーニング部25は、供給経路34A、34Bを介して、トナーボトル32にも接続されている。そして、キャリアボトル33から供給される新品キャリアCNが、トナーボトル32から供給される新品トナーTNと混合されながら、新品現像剤GNとしてクリーニング部25内に適宜に供給される。
また、現像部23は、供給経路34A〜34Cを介して、トナーボトル32に接続されている。さらに、本実施の形態2においては、現像部23が、供給部34B、34Cを介して、キャリアボトル33にも接続されている。このような構成によって、トナーボトル32から、現像部23内に新品トナーTNが適宜に供給される。さらに、キャリアボトル33から、現像部23内に新品キャリアCNが適宜に供給される。
ここで、供給経路34A〜34Cには、前記実施の形態1と同様に、2つのモーンポンプと、それらに接続されたフレキシブルチューブ等が設置されている。さらに、トナーボトル32及びキャリアボトル33の排出口には、それぞれ、排出口を開閉するシャッタが設けられている。
このような構成によって、供給部32〜34において、現像部23に新品トナーTNを供給するモードと、現像部23に新品現像剤GNを供給するモードと、クリーニング部25に新品現像剤GNを供給するモードとが、任意に制御される。
そして、前記実施の形態1と同様に、クリーニング部25における現像剤中の未転写トナーのトナー濃度が高くなったときに(トナー濃度センサ42で検知される。)、搬送スクリュ25bと搬送部26の搬送コイル26aとを回転駆動して、未転写トナーTRを含む現像剤を現像部23に搬送する。
ここで、本実施の形態2においては、新品キャリアCNを、クリーニング部25と現像部23とに分配するように供給をおこなう。このような制御をおこなうことで、例えば、低画像面積率の出力画像を連続して出力する場合等のように、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーTRが少なく、クリーニング部25で回収される未転写トナーTRが少ない場合には、未転写トナーTRとともに現像部23に搬送される新品キャリアCNの量も少なくなる。このような場合には、現像部23内における劣化したキャリアCの排出を促進するために、供給部32〜34から現像部23に新品現像剤GNが直接的に供給される。これにより、画像面積率に係わらず、現像部23内のキャリアのCA低下を未然に防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態2においても、リサイクルトナーとして現像部23に送入される未転写トナーTRの帯電量が安定するとともに、現像部23内のキャリアの劣化も抑止される。これにより、経時においてもトナー飛散や地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに、カラー画像形成装置における良好なトナーリサイクルが達成される。
実施の形態3.
図6にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図6は、実施の形態3におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態3の画像形成装置は、クリーニング部25内に新品現像剤GNを供給する供給部25f、25gを設置している点が、クリーニング部25外に新品現像剤GNを供給する供給部32〜34を設置している前記実施の形態1のものとは相違する。
図6に示すように、本実施の形態3の画像形成装置には、新品キャリアCNを収容したキャリアボトル33は設置されていない。本実施の形態3では、クリーニング部25内のマグネットローラ25a及び搬送スクリュ25bの近傍に新品現像剤GNが予め収容されている。さらに、仕切部材25gによって設けられたスペースには、充分な量の新品現像剤GNが予め収容されている。この新品現像剤GNが収容されたスペースには、搬送スクリュ25fが設置されている。
なお、新品現像剤GNの替わりに、新品キャリアCNを予めクリーニング部25に収容することもできる。
そして、クリーニング部25における現像剤中の未転写トナーのトナー濃度が高くなったときに、搬送スクリュ25bと搬送部26の搬送コイル26aとを回転駆動して、未転写トナーTRを含む現像剤を現像部23に搬送する。これと同時に、仕切部材25gによって仕切られたスペースの搬送スクリュ25fも回転駆動して、スペース内の新品現像剤GNをマグネットローラ25a側に供給する。
以上説明したように、本実施の形態3においても、リサイクルトナーとして現像部23に送入される未転写トナーTRの帯電量が安定するとともに、現像部23内のキャリアの劣化も抑止される。これにより、経時においてもトナー飛散や地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに、カラー画像形成装置における良好なトナーリサイクルが達成される。
特に、本実施の形態3の構成は、プロセスカートリッジ20の寿命が比較的短く設定されている場合に最適であって、比較的簡易かつ低廉に、上述の効果を得ることができる。
実施の形態4.
図7にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図7は、実施の形態4におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態4の画像形成装置は、クリーニング部25にクリーニングブレード25d及び規制部材25cを設置していない点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図7に示すように、本実施の形態4のクリーニング部25は、クリーニングブレード25d及び規制部材25cが設置されていない。クリーニング部25は、主として、マグネットローラ25a、搬送スクリュ25bで構成される。
このようにクリーニングブレード25dを設置せずに、マグネットローラ25aのみで、感光体ドラム21上の未転写トナーTRを回収する構成は、転写効率が高くて未転写トナーTRが少ない画像形成装置に有効である。
具体的には、前記実施の形態1で述べた、1.00≦Dv/Dn≦1.25なる粒径分布を有し、平均円形度が0.90〜1.00の球形化された重合トナーを現像プロセスに用いる場合には、本実施の形態4のクリーニング部25によって、前記実施の形態1のものと同様に機能することになる。
なお、球形トナーは、クリーニングブレードで回収するよりも、磁気ブラシで回収する方が、回収効率が高い。また、重合球形トナーを回収する場合、クリーニングブレードのブレード圧を高くしたり、クリーニングブレードの個数を増やしたりする技術が多く開示されているが、このような構成にすると、回収したトナーを劣化させやすい。したがって、本実施の形態4の構成は、球形トナーを用いた作像プロセスに好適なものとなる。
一方、本実施の形態4では、マグネットローラ25a上に担持される新品現像剤GNの量を規制する規制部材25bを設置していない。このような場合、マグネットローラ25a上の新品現像剤GNは、経時においてトナー濃度が増加するのにともない、適当な剤量に調整される。すなわち、現像剤GNのトナー濃度が増加すると、現像剤GNを保持するためのマグネットローラ25aにおける磁場による拘束力が低下するために、マグネットローラ25aの回転にともない、担持されている現像剤GNの一部が落下する。そのため、規制部材25bが設置されていなくても、マグネットローラ25a上の現像剤GNの剤量はある程度一定になる。
以上説明したように、本実施の形態4においても、リサイクルトナーとして現像部23に送入される未転写トナーTRの帯電量が安定するとともに、現像部23内のキャリアの劣化も抑止される。これにより、経時においてもトナー飛散や地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに、カラー画像形成装置における良好なトナーリサイクルが達成される。
実施の形態5.
図8にて、この発明の実施の形態5について詳細に説明する。
図8は、実施の形態5におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図であって、前記実施の形態1における図2に相当する図である。本実施の形態5の画像形成装置は、クリーニング部25にマグネットローラ25a及び規制部材25cを設置していない点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図8に示すように、本実施の形態5においては、マグネットローラ25aが設置されていない。クリーニング部25は、主として、クリーニングブレード25d、搬送スクリュ25bで構成される。
このように構成されたクリーニング部25では、クリーニングブレード25dのみで、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーTRを回収する。感光体ドラム21表面に当接するクリーニングブレード25dによって掻き取られた未転写トナーTRは、搬送スクリュ25b上に落下する。落下した未転写トナーTRは、搬送スクリュ25bによって新品現像剤GNと混合されながら、搬送部26を介して現像部23に搬送される。
以上説明したように、本実施の形態5においても、リサイクルトナーとして現像部23に送入される未転写トナーTRの帯電量が安定するとともに、現像部23内のキャリアの劣化も抑止される。これにより、経時においてもトナー飛散や地肌汚れ、粒状性低下等の画質劣化が発生せずに、カラー画像形成装置における良好なトナーリサイクルが達成される。
なお、上記各実施の形態においては、プロセスカートリッジ20として、感光体ドラム21、帯電部22、現像部23、クリーニング部25、搬送部26を一体的に構成した。これに対して、トナーボトル32、キャリアボトル33、供給経路34A〜34C等で構成される供給部を、感光体ドラム21、帯電部22、現像部23、クリーニング部25、搬送部26とともに一体化して、プロセスカートリッジ20を構成することもできる。この場合にも、上述した各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、プロセスカートリッジ20に対して本発明を適用した場合には、未転写トナーTRのリサイクルや新品現像剤GNの供給によって、プロセスカートリッジ20の高寿命化が達成される。
また、上記各実施の形態で述べたプロセスカートリッジ20の構成をとらずに、各作像部材を独立して装置本体1に着脱自在に設置する構成をとることもできる。具体的には、上述した現像部23を備えた現像装置や、上述したクリーニング部25を備えたクリーニング装置を、装置本体1に対して着脱自在に構成することができる。この場合にも、上述した各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、独立した現像装置を構成する場合には、非現像工程時に現像ローラ23aを感光体ドラム21から退避させる機構を設けることが比較的容易にできるために、現像ローラ23aにおけるトナーフィルミングの発生が抑止されて、現像装置の寿命が延びることになる。
また、上記各実施の形態では、感光体ドラム21上に残存する未転写トナーTRをクリーニング部25で回収して、その未転写トナーTRを新品現像剤GNと混合してリサイクルトナーとして現像部23に搬送した。これに対して、中間転写ベルト27(像担持体)上に残存する未転写トナー(第2転写工程後の未転写トナーである。)を中間転写ベルトクリーニング部29(クリーニング部)で回収して、その未転写トナーを新品現像剤GNと混合してリサイクルトナーとして現像部23に搬送する構成とすることもできる。
また、上記各実施の形態では、本発明をカラー画像形成装置に適用したが、モノクロ画像形成装置についても、当然に本発明を適用することができる。その場合、モノクロ画像形成装置における、トナー飛散や画質劣化の発生を高い余裕度にて防止することができる。
さらに、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置におけるプロセスカートリッジの近傍を示す断面図である。 図2のプロセスカートリッジにおける長手方向の断面図である。 現像部内におけるキャリアのCAの経時変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態2における作像部を示す断面図である。 この発明の実施の形態3における作像部を示す断面図である。 この発明の実施の形態4における作像部を示す断面図である。 この発明の実施の形態5における作像部を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、 2 露光部(書込み部)、
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像部、
23k 排出口(排出手段)、 24 転写バイアスローラ(転写部)、
25 クリーニング部、 25a マグネットローラ(回収部材)、
25a1 マグネット、 25a2 スリーブ、
25b、25f 搬送スクリュ、 25c 規制部材、
25d クリーニングブレード、 25e 供給口、 25g 仕切部材、
26 搬送部、 26a 搬送コイル、 27 中間転写ベルト、
32、32Y、32M、32C、32BK トナーボトル(供給部)、
33 キャリアボトル(供給部)、 34A〜34C 供給経路(供給部)、
41、42 トナー濃度センサ、
T トナー、 TR 未転写トナー(リサイクルトナー)、 TN 新品トナー、
C キャリア、 CN 新品キャリア、 G 現像剤、 GN 新品現像剤。

Claims (21)

  1. トナーとキャリアとを有する現像剤が収容されるとともに、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部と、
    転写部を通過した像担持体上に付着する未転写トナーを回収するクリーニング部と、
    新品キャリアを前記クリーニング部に供給する供給部と、
    前記クリーニング部で回収された未転写トナーと前記供給部から供給された新品キャリアとを混合するとともに前記現像部に搬送する搬送部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記供給部は、前記新品キャリアに新品トナーを混合した新品現像剤を前記クリーニング部に供給し、
    前記搬送部は、前記クリーニング部で回収された未転写トナーと前記供給部から供給された新品現像剤とを混合するとともに前記現像部に搬送することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング部は、前記像担持体に対向するように磁気ブラシを形成して当該像担持体上の未転写トナーを回収する回収部材を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記磁気ブラシは、前記供給部から供給された前記新品キャリアが前記回収部材上に担持されて形成されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記回収部材は、前記像担持体との対向位置において当該像担持体の走行方向とは逆の方向に走行するように構成されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記回収部材は、内部に設置されたマグネットと当該マグネットの周囲を回転するスリーブとからなるマグネットローラであることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記マグネットは、前記マグネットローラと前記像担持体との対向位置で前記磁気ブラシを当該像担持体に近接させる第1磁極と、回収した未転写トナーをキャリアとともに前記マグネットローラから離脱させる第2磁極と、を備えたことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記クリーニング部は、前記像担持体との対向位置に向かう前記回収部材上のキャリアの量を規制する規制部材を備えたことを特徴とする請求項3〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記クリーニング部は、前記像担持体の表面に当接するクリーニングブレードを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記供給部は、前記クリーニング部に内設されたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記供給部は、前記新品キャリアを前記現像部にも供給できるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記供給部は、新品トナーを前記クリーニング部と前記現像部とに供給できるように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記現像部は、前記像担持体に対向するとともに前記現像剤を担持する現像剤担持体を備え、
    前記現像剤担持体に直流成分の現像バイアスを印加することを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記現像部に収容又は供給されるトナーは、有機溶媒中に少なくともウレア結合しうる変性されたポリエステル系樹脂と着色剤とを含むトナー組成物を溶解又は分解させて、それを水系媒体中に分散して重付加反応させて、その分散液の溶媒を除去・洗浄して形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記現像部に収容又は供給されるトナーは、当該トナーの重量平均粒径をDvμmとし個数平均粒径をDnμmとしたときに、
    4.0≦Dv≦8.0
    となり、粒径分布が、
    1.00≦Dv/Dn≦1.25
    となるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記現像部に収容又は供給されるトナーは、平均円形度が0.9〜1.0の範囲となるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記現像部に収容した現像剤を排出する排出手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 請求項1〜請求項17のいずれかに記載の画像形成装置に着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
    前記像担持体と前記現像部と前記クリーニング部と前記搬送部とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  19. 前記供給部がさらに一体化されたことを特徴とする請求項18に記載のプロセスカートリッジ。
  20. 請求項1〜請求項17のいずれかに記載の画像形成装置に着脱自在に設置される現像装置であって、
    前記現像部を備えたことを特徴とする現像装置。
  21. 請求項1〜請求項17のいずれかに記載の画像形成装置に着脱自在に設置されるクリーニング装置であって、
    前記クリーニング部を備えたことを特徴とするクリーニング装置。
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