JPH10239918A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10239918A
JPH10239918A JP9039177A JP3917797A JPH10239918A JP H10239918 A JPH10239918 A JP H10239918A JP 9039177 A JP9039177 A JP 9039177A JP 3917797 A JP3917797 A JP 3917797A JP H10239918 A JPH10239918 A JP H10239918A
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JP
Japan
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image
roller
toner
fixing roller
transfer
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JP9039177A
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Satoru Haneda
哲 羽根田
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
Kunio Shigeta
邦男 重田
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
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    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00413Fixing device
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G2215/2083Type of toner image to be fixed  duplex

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材にしわが生じることなく、転写材が定
着手段へと進入されると共に、ベルト状の第2の像担持
手段より定着手段へ転写材が搬送される際に、転写材が
第2の転写手段や転写材分離手段と接触することが少な
い画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 第2の像担持手段のベルト水平面の延長
面を、定着手段に設けられた表面画像定着用ローラと裏
面画像定着用ローラとにより形成されるニップ部と、表
面画像定着用ローラの中心軸との間に位置するように設
定し、延長面と表面画像定着用ローラとの交点をニップ
部より表面画像定着用ローラの中心軸側に設けることを
特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等において、像担持体上に形成したトナー像
を転写材上に転写、定着して画像を形成する電子写真方
式の画像形成装置に関し、特に、像担持体上のトナー像
を転写材の表面に転写または一旦トナー像受像体上に転
写した後転写材の裏面に転写することにより、転写材の
表裏の何れにも画像を形成することができる画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面コピーにおいては、像担持体
上に形成した一方の面の画像を転写材上に転写、定着
し、これを一旦両面反転給紙装置に収納し、再び像担持
体上に形成した画像とタイミングを合わせて両面反転給
紙装置より転写材を給送し、転写材の他方の面に画像を
転写、定着する方法がとられている。
【0003】この両面コピー装置は、上記の如く、両面
反転給紙装置への給送や定着装置を2度通す等の転写材
の搬送が行われるので、転写材搬送の信頼性が低く、ジ
ャム等を引き起こす原因となっていた。これに対し、特
公昭49−37538号、同54−28740号、特開
平1−44457号、同4−214576号等により転
写材の両面にトナー像を形成後、1回で定着を行うもの
が提案され、特に、特開平1−44457号や同4−2
14576号等には像担持体、帯電手段、画像書込手
段、現像手段等よりなる像形成手段を複数組トナー像受
像体上に並列に配置し、カラー画像の両面コピーを形成
する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平1−44457号や同4−214576号等によ
り提案される両面カラー画像形成は、転写材の搬送性は
向上するが、トナー像受像体上に1色ずつカラートナー
像を重ねて行くので、色ズレやトナーの散りやこすれ等
の画像劣化が起き易い。
【0005】これに対し本願発明者らは、特願平8−7
0322号、同8−70323号等にて提案するよう
に、第1の像担持手段(感光体ドラム)に形成したトナ
ー像を一旦第2の像担持手段(トナー像受像体)に転写
し、再度感光体ドラム上にトナー像を形成し、トナー像
受像体上を搬送される転写材の両面に、トナー像受像体
上のトナー像を裏面画像として、また再度感光体ドラム
上に形成したトナー像を表面画像としてそれぞれ転写材
に転写した後、トナー像受像体から転写材を分離し、定
着手段により転写材の両面のトナー像を定着して両面画
像を形成する画像形成装置を検討しているが、定着手段
へ転写材が搬送される際に、定着手段のニップ部に進入
する転写材にしわが生じ転写材上の両面のトナー像の良
好な定着が行われないという問題が起こる。また、ベル
ト状の第2の像担持手段より分離されて定着手段へ転写
材が搬送される際に、転写材が浮上がり第2の転写手段
や転写材分離手段と接触し表面画像のトナー像が乱れる
という問題が発生する。
【0006】本発明は上記の問題点を解決し、転写材に
しわが生じることなく、転写材が定着手段へと進入され
ると共に、ベルト状の第2の像担持手段より定着手段へ
転写材が搬送される際に、転写材が第2の転写手段や転
写材分離手段と接触することが少ない画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トナー像形
成手段により形成されたトナー像を担持する第1の像担
持手段と、前記第1の像担持手段に担持されたトナー像
が転写され、転写された該トナー像を表面に担持するベ
ルト状の第2の像担持手段と、前記第1の像担持手段に
担持されているトナー像を転写材の表面に転写する第1
の転写手段と、前記第2の像担持手段に担持されている
トナー像を前記転写材の裏面に転写する第2の転写手段
と、前記転写材の両面に転写されたトナー像を定着する
定着手段とを有する画像形成装置において、前記第2の
像担持手段のベルト水平面の延長面を、前記定着手段に
設けられた表面画像定着用ローラと裏面画像定着用ロー
ラとにより形成されるニップ部と、前記表面画像定着用
ローラの中心軸との間に位置するように設定し、前記延
長面と表面画像定着用ローラとの交点を前記ニップ部よ
り前記表面画像定着用ローラの中心軸側に設けることを
特徴とする画像形成装置によって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。また、以下の実施形態の説明にお
いて、カラートナー像の転写材への転写の際に、転写域
において第1の像担持手段に対向する側の転写材の面
(転写材の表面または上面という)に転写する画像を表
面画像、転写材の他方の側の面(転写材の裏面または下
面という)に転写する画像を裏面画像という。また、以
下の実施形態において説明する画像形成装置はベルト状
転写手段を有し、さらにはベルト状部材を用いて転写材
の両面にトナー像を形成し、これを一括定着を行うよう
にした両面画像形成装置であるが、本発明は両面画像形
成に限定されるものではなく、第1の像担持手段或いは
第2の像担持手段による片面のみのコピーもなされ得
る。また、画像書込手段を第1の像担持手段の内部に設
けた画像形成装置に好ましく適用しうるが、このカラー
画像形成装置に限定されるものではなく、画像書込手段
を第1の像担持手段の外側に配置した画像形成装置にも
適用しうるものである。
【0009】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形
態の画像形成プロセスおよび各機構について、図1ない
し図6を用いて説明する。図1は、本発明にかかわる画
像形成装置の一実施形態を示すカラー画像形成装置の断
面構成図であり、図2は、図1の第1の像担持手段の側
断面図であり、図3は、本発明にかかわる画像形成装置
の両面のトナー像形成状態を示す図であり、図3(A)
は、第1の像担持手段に形成したトナー像を第2の像担
持手段上に転写し裏面画像を形成する図であり、図3
(B)は、第2の像担持手段上の裏面画像と同期して第
1の像担持手段に表面画像を形成する図であり、図3
(C)は、転写材上への両面画像形成を示す図であり、
図4は、第2の像担持手段と定着手段との位置関係を示
す図であり、図5は、定着手段のローラ形状を示す図で
あり、図6は、定着手段のローラ構造を示す図である。
【0010】図1において、10は第1の像担持手段で
ある感光体ドラム、11は各色毎の帯電手段であるスコ
ロトロン帯電器、12は各色毎の画像書込手段である露
光光学系、13は各色毎の現像手段である現像器、14
aは第2の像担持手段であるトナー像受像体、14cは
第1の転写手段である転写器、14gは第2の転写手段
である裏面転写器、14hは転写材分離手段である紙分
離AC除電器、17は定着手段である定着装置である。
【0011】第1の像担持手段である感光体ドラム10
は、例えば、光学ガラスや透明アクリル樹脂の透明部材
によって形成される円筒状の基体の外周に、透明の導電
層、a−Si層あるいは有機感光層(OPC)等の感光
層を形成したものであり、導電層を接地した状態で図1
の矢印で示す時計方向に回転される。
【0012】感光体ドラム10は、図2に示すように、
それを係合固定する両面端のフランジ部材10a及び1
0bが装置本体に架設固定されるドラム軸30に対し両
面端のフランジ部材10a及び10bに嵌込まれたベア
リングB1,B2により軸受けされて回転自在に支持さ
れ、フランジ部材10bの一体とする歯車Gが装置本体
側の不図示の駆動歯車と噛合して駆動されることにより
所定の方向に定速で回転される。12Aは後述する像露
光手段の発光素子(LED)よりのリード線である。
【0013】本実施形態においては、各色毎の帯電手段
であるスコロトロン帯電器11、各色毎の画像書込手段
である露光光学系12及び各色毎の現像手段である現像
器13は、これらを1組として、イエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)および黒色(K)の各色の画
像形成プロセス用として4組設けられ、図1の矢印にて
示す感光体ドラム10の回転方向に対して、Y,M,
C,Kの順に配置される。
【0014】各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電
器11は、それぞれ所定の電位に保持された制御グリッ
ドと例えば鋸歯状電極からなる放電電極11aとを有
し、感光体ドラム10の感光層と対峙して取付けられ、
トナーと同極性のコロナ放電によって帯電作用(本実施
形態においてはマイナス帯電)を行い、感光体ドラム1
0に対し一様な電位を与える。放電電極11aとして
は、その他ワイヤ電極や針状電極を用いることも可能で
ある。
【0015】各色毎の画像書込手段である露光光学系1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、前述した各
色毎のスコロトロン帯電器11に対して感光体ドラム1
0の回転方向下流側に位置するようにして感光体ドラム
10の内部に配置される。それぞれの露光光学系12
は、感光体ドラム10の軸と平行に主走査方向に配列さ
れた像露光光の発光素子としてのLED(発光ダイオー
ド)を複数個アレイ状に並べた線状の露光素子12a
と、結像素子としての光集束性光伝送体(商品名である
セルフォックレンズアレイともいう)12bとが、レン
ズホルダ12cに取付けられた露光用ユニットとして構
成され、保持部材20に取付けられる。保持部材20に
は各色毎の露光光学系12の他に一様露光器12e及び
転写同時露光器12dが取付けられ、一体となって感光
体ドラム10の基体内部に収容される。各色毎の露光光
学系12は、別体の画像読み取り装置によって読み取ら
れメモリに記憶された各色の画像データに従って感光体
ドラム10の感光層を裏面から像露光し、感光体ドラム
10上に静電潜像を形成する。露光素子12aとして
は、その他FL(蛍光体発光),EL(エレクトロルミ
ネッセンス),PL(プラズマ放電)等の複数の発光素
子をアレイ状に並べたものを用いることも可能である。
なお、像露光光発光素子の発光波長は、通常Y,M,C
のトナーに対して透過性の高い780〜900nmの範
囲のものが用いられるが、本実施形態においては裏面か
ら像露光を行う方式であるためカラートナーに対して透
過性を十分に有しないこれより短い400〜780nm
の波長でもよい。
【0016】各色毎の現像手段である現像器13は、感
光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保ち、感光体
ドラム10の回転方向と順方向に回転する例えば厚み
0.5〜1mm、外径15〜25mmの円筒状の非磁性
のステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリー
ブ131と、現像ケーシング138を有し、内部にイエ
ロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒色
(K)の一成分或いは二成分現像剤を収容している。そ
れぞれの現像器13は不図示の突き当てコロにより感光
体ドラム10と所定の間隙、例えば100〜500μm
をあけて非接触に保たれており、現像スリーブ131に
対して直流電圧と交流電圧を重畳した現像バイアスを印
加することにより、非接触の反転現像を行い、感光体ド
ラム10上にトナー像を形成する。
【0017】第2の像担持手段であるトナー像受像体1
4aは例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチ
レンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニ
リデン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチ
ックに導電材料を分散した、厚さ0.1〜1.0mm、
表面及び体積抵抗率106〜1012Ω・cmの半導電性
基体のフィルムの外側にトナーフィルミング防止層とし
て厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2
層構成のシームレスベルトである。ベルトの基体として
は、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導
電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴ
ムベルトを使用することもできる。トナー像受像体14
aは、駆動ローラ14dと従動ローラ14eとに張架さ
れ、図1の矢印で示す反時計方向に回転される。
【0018】第1の転写手段である転写器14cは、ト
ナー像受像体14aを挟んで感光体ドラム10に対向し
て設けられ、トナー像受像体14aと感光体ドラム10
との間に転写域14bを形成する。転写器14cにはト
ナーと反対極性(本実施形態においてはプラス極性)の
直流電圧を印加し転写域14bに転写電界を形成するこ
とにより、感光体ドラム10上のトナー像をトナー像受
像体14a上または転写材の表面上に転写する。
【0019】第2の転写手段である裏面転写器14gは
トナー像受像体14aを挟んで駆動ローラ14dに対向
して設けられ、トナーと反対極性(本実施形態において
はプラス極性)の直流電圧が印加されトナー像受像体1
4a上のトナー像を転写材のの裏面上に転写する。
【0020】転写材分離手段である紙分離AC除電器1
4hはトナー像受像体14aの定着装置17側端部に設
けられ、トナーと同極性(本実施形態においてはマイナ
ス極性)の直流電圧が印加されトナー像受像体14aに
より搬送される転写材を分離する。
【0021】定着手段である定着装置17は、両方のロ
ーラの内部にヒータを有する表面画像定着用ローラとし
ての定着ローラ17aと、裏面画像定着用ローラとして
の圧着ローラ17bとの2本のローラで構成され、定着
ローラ17aと、圧着ローラ17bとの間で熱と圧力と
を加えられることにより転写材上の表裏の付着トナーを
定着する。
【0022】次に画像形成プロセスを説明する。
【0023】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により感光体ドラム10が図1の矢印
で示す時計方向へ回転され、同時に感光体ドラム10の
左方に配置されたイエロー(Y)のスコロトロン帯電器
11の帯電作用により感光体ドラム10に電位の付与が
開始される。
【0024】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光光学系12によって第1の色信号すなわち
Yの画像データに対応する電気信号による画像書込が開
始され感光体ドラム10の回転によってその表面の感光
層に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成す
る。
【0025】前記の潜像はYの現像器13により非接触
の状態で反転現像され感光体ドラム10の回転に応じイ
エロー(Y)のトナー像が形成される。
【0026】次いで感光体ドラム10は、Yの現像器1
3の上方に配置されたマゼンタ(M)のスコロトロン帯
電器11の帯電作用によりYのトナー像の上に電位が付
与され、Mの露光光学系12によって第2の色信号すな
わちMの画像データに対応する電気信号による画像書込
が行われ、Mの現像器13による非接触の反転現像によ
って前記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ
(M)のトナー像が重ね合わせて形成される。
【0027】同様のプロセスにより、感光体ドラム10
の右方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電器
11、Cの露光光学系12およびCの現像器13によっ
てさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー
像が重ね合わせて形成され、更にその上にCの現像器1
3の下方に配置された黒色(K)のスコロトロン帯電器
11、Kの露光光学系12およびKの現像器13によっ
て第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像が順次
重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回転以内
にその周面上にイエロー(Y),マゼンタ(M),シア
ン(C)および黒色(K)の4色の重ね合わせカラート
ナー像が形成される(トナー像形成手段)。
【0028】これらY,M,C及びKの露光光学系12
による感光体ドラム10の感光層に対する画像書込はド
ラムの内部より前述した透明の基体を通して行われる。
従って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の
書込は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受け
ることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等
の静電潜像を形成することが可能となる。
【0029】上記の画像形成プロセスによって第1の像
担持手段である感光体ドラム10上に形成された裏面画
像となる重ね合わせカラートナー像は転写域14bにお
いて、第1の転写手段である転写器14cとによって形
成される転写電界によって、感光体ドラム10に近接あ
るいは接触して設けられた第2の像担持手段であるトナ
ー像受像体14a上に一括して転写される(図3
(A))。この際、良好な転写がなされるように、感光
体ドラム10の内部に設けた転写同時露光器12dによ
る一様露光が行われる。
【0030】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは感光体ドラムAC除電器16により除電を受
けた後、像担持体クリーニング手段としてのクリーニン
グ装置19にいたり、感光体ドラム10に当接したゴム
材から成るクリーニングブレード19aによってクリー
ニングされ、更に、先の画像形成における感光体の履歴
をなくすために、例えば発光ダイオードを用いた帯電前
の一様露光器12eによる露光によって感光体周面の除
電がなされ、引続き表面画像となる重ね合わせカラート
ナー像が上記のカラー画像形成プロセスと同様にして形
成される(図3(B))。この際、感光体ドラム10上
に形成される表面画像は、前記感光体ドラム10上に形
成した裏面画像に対して鏡像となるように画像データが
変更される。
【0031】感光体ドラム10上への表面画像形成にと
もなって転写材である記録紙Pが転写材収納手段である
給紙カセット15より、送り出しローラ15aにより送
り出され、転写材給送手段としてのタイミングローラ1
5bへ搬送され、タイミングローラ15bの駆動によっ
て、感光体ドラム10上に担持された表面画像のカラー
トナー像と、トナー像受像体14aに担持されている裏
面画像のカラートナー像との同期がとられて転写域14
bへ給送される。
【0032】この際、接地された従動ローラ14eと対
向して設けられ、支軸152を回転支点としてトナー像
受像体14aに当接及び当接解除可能であり、記録紙P
に当接状態とされトナーと同極性(本実施形態において
はマイナス極性)の直流電圧が印加された転写材帯電手
段である先端がブラシ状の紙帯電器150により、記録
紙Pがトナーと同極性に紙帯電され、トナー像受像体1
4aに吸着されて転写域14bへ給送される。トナーと
同極性に紙帯電を行うことにより、トナー像受像体14
a上のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像と引き
合うことを防止して、トナー像の乱れを防止している。
記録紙Pの通過と同時に紙帯電器150はトナー像受像
体14aより離間され、当接が解除の状態となる。
【0033】紙帯電器150は記録紙Pの後端の通過の
直前或いは通過と同時にトナー像受像体14aより当接
解除され記録紙Pと離間される。また、紙帯電器150
への電圧の印加は記録紙Pの送られているときのみであ
り、記録紙Pとの離間と同時に紙帯電器150へ印加さ
れている電圧が切断される。
【0034】また、転写材帯電手段として、トナー像受
像体14aに当接及び当接の解除可能でトナーと同極性
の直流電圧が印加される導通ローラや半導電性のフィル
ム部材またはブレード部材を用いることも可能である。
【0035】転写域14bではトナーと反対極性(本実
施形態においてはプラス極性)の電圧が印加された第1
の転写手段としての転写器14cによって感光体ドラム
10上の表面画像が一括して記録紙Pの上面側(表面
側)に転写される。このとき、トナー像受像体14a上
の裏面画像は記録紙Pに転写されないでトナー像受像体
14a上に存在する。次に、トナーと反対極性(本実施
形態においてはプラス極性)の電圧を印加した第2の転
写手段としての裏面転写器14gによりトナー像受像体
14aの周面上の裏面画像を一括して記録紙Pの下面側
(裏面側)に転写する(図3(C))。転写器14cに
よる転写の際、良好な転写がなされるように、転写域1
4bと対向して感光体ドラム10の内部に設けられた、
例えば発光ダイオードを用いた転写同時露光器12dに
よる一様露光が行われるようにしてもよい。
【0036】各色のトナー像は互いに重なり合うことか
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、トナー像受像体14a上に
形成したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を
行ったり、感光体ドラム10上に形成したカラートナー
像をコロナ帯電により極性反転を行う両面画像形成で
は、下層のトナーが同極性に十分帯電されないことか
ら、転写が不良となるので好ましくない。
【0037】感光体ドラム10上で反転現像を繰り返
し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を極
性を変えずにトナー像受像体14aに一括転写し、次
に、極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、裏
面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。表
面画像形成に対しても、感光体ドラム10上に反転現像
を繰り返し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナ
ー像を極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、
表面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。
【0038】以上のことからカラー画像形成において
は、上記の表面や裏面の画像形成法を用いて、第1の転
写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー像を形
成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材の裏面
にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好ましく
採用される。
【0039】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pが、転写材分離手段としての紙分離AC除電器14h
により除電され、トナー像受像体14aから分離され、
両方のローラの内部にヒータを有する2本のローラで構
成される定着手段としての定着装置17へと搬送され
る。定着装置17に設けられた表面画像定着用ローラと
しての定着ローラ17aと、裏面画像定着用ローラとし
ての圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えられる
ことにより記録紙P上の表裏の付着トナーが定着され、
両面画像記録がなされた記録紙Pが表裏の画像を反転さ
れて送られ、排紙ローラ18により装置外部のトレイへ
排出される。
【0040】転写後のトナー像受像体14aの周面上に
残ったトナーは、トナー像受像体14aを挟んで従動ロ
ーラ14eに対向して配設されたトナー像受像体クリー
ニング手段としてのトナー像受像体クリーニング装置1
40に設けられ、支軸142を回転支点としてトナー像
受像体14aに当接及び当接の解除可能なトナー像受像
体クリーニングブレード141によりクリーニングされ
る。
【0041】また、転写後の感光体ドラム10の周面上
に残ったトナーは両面画像形成時と同様に感光体ドラム
AC除電器16により除電を受けた後、像担持体クリー
ニング手段としてのクリーニング装置19にいたり、感
光体ドラム10に当接したゴム材から成るクリーニング
ブレード19aによってクリーニング装置19内に掻き
落とされ、スクリュウ19bによって図示せぬ排トナー
容器に回収される。クリーニング装置19により残留ト
ナーを除去された感光体ドラム10はYのスコロトロン
帯電器11によって一様帯電を受け、次の画像形成サイ
クルにはいる。
【0042】上記の方法を用いることにより、重ね合わ
せカラートナー像を一括転写するので、トナー像受像体
14a上のカラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ
等が起こりにくく、画像劣化が少ない良好な両面カラー
画像形成がなされる。
【0043】図4に示すように、両面のトナー像が転写
されトナー像受像体14aにより搬送される記録紙P
が、紙分離AC除電器14hによりトナー像受像体14
aより分離されて、定着装置17へと進入されるが、ト
ナー像受像体14aのベルト水平面の延長面PL1を、
定着装置17に設けられた表面画像定着用ローラとして
の定着ローラ17aと裏面画像定着用ローラとしての圧
着ローラ17bとにより形成されるニップ部Tを通り定
着ローラ17aと接する水平面PL2と、定着ローラ1
7aのローラ中心軸との間に位置するように設定し、ト
ナー像受像体14aから分離した記録紙Pが定着ローラ
17aに突当たるようにさせる。従って、延長面PL1
と定着ローラ17aとの交点P1がニップ部Tより定着
ローラ17aの中心軸側(図4のニップ部Tの上側)に
設けられる。
【0044】交点P1の位置を、前記定着ローラ17a
の半径をDとするとき、ニップ部より定着ローラ17a
の中心軸側(図4のニップ部Tの上側)の間隔L1が
(1/10〜3/10)×Dの位置に設定する。(1/
10)×D未満であると記録紙Pの先端がばらついてニ
ップ部Tに進入され定着しわとなる。また、(3/1
0)×Dを越えると定着ローラ17aと記録紙Pとがす
れあい表面画像のトナー像が乱れる。
【0045】また、定着ローラ17aや圧着ローラ17
bのローラ径は通常半径Dが10〜30mm程度のもの
が用いられ、トナー像受像体14aの駆動ローラ14d
としては半径10〜20mm程度のものが用いられる
が、定着ローラ17aの端部の垂直面と、これに面する
駆動ローラ14dの端部の垂直面との間隔L2は記録紙
Pの良好な通過を行わせるため、20〜50mmに設定
する。
【0046】記録紙Pが定着ローラ17aに突当たるこ
とにより、記録紙Pが曲げられて定着装置17のニップ
部Tへと運ばれる。また、ニップ部Tに加えられ、トナ
ー像受像体14aの端部において記録紙Pが図4下側に
移動されるので、記録紙Pがトナー像受像体14aと密
着するように搬送される。
【0047】上記により、転写材にしわが生じることな
く、転写材が定着手段へと進入されて転写材上の両面の
トナー像の良好な定着が行われる。また、ベルト状の第
2の像担持手段より定着手段へ転写材が搬送される際
に、転写材が第2の転写手段や転写材分離手段と接触す
ることが少なく転写材上の表面画像のトナー像が乱され
ることがない。
【0048】なお、図4に点線で示す熱遮蔽板17dを
定着装置17とトナー像受像体14aとの間に設け、定
着装置17よりの発熱によるトナー像受像体14aの変
形や劣化を防止することも可能である。
【0049】また、記録紙Pの定着装置17での搬送の
際のしわを防止するため、図5に示すように、定着装置
17の圧着ローラ17bをストレート形状とし、定着ロ
ーラ17aを中央より鼓状の逆クラウン形状とすること
によって定着時の記録紙Pのしわの発生を防止する。こ
のときの定着ローラ17aの中央より鼓状の左右への逆
クラウン量は1.5μm/cm以上、5.0μm/cm
以下が好ましい。1.5μm/cm未満では記録紙Pの
両側にしわが発生し易く、5.0μm/cmを越えると
記録紙Pの中央部と端部との速度差によるしわが発生し
易くなる。
【0050】また、定着時の熱容量を必要とする両面画
像形成時においては間欠的に記録紙Pが定着装置17を
通過され、感光体ドラム10による片面のみの表面画像
形成時においては連続的に記録紙Pが通過されるが、何
れにせよ表面画像を定着する定着ローラ17aは熱伝導
率が良好で熱容量が大であることが好ましく、図6に示
すように、定着装置17のそれぞれのローラ部材とし
て、定着ローラ17aは、例えば表面にテフロンコート
を施した鋼材或いはアルミ材等の金属ローラ部材171
aを用いたハードローラが用いられ、また、ニップ部を
かせぐように圧着ローラ17bは例えばアルミ材を用い
た金属パイプ172aに例えばシリコン材を用いたゴム
ローラ172bを形成したソフトローラが用いられる。
それぞれのローラ部材の内部に定着熱用のハロゲンヒー
タ17cが設けられる。
【0051】上記の如く、表面画像定着用ローラをハー
ドローラとすることで、転写材として用いられる記録紙
やOHTが表面画像定着用ローラに突当たっても、表面
画像定着用ローラに傷が付くことがない。また、裏面画
像定着用ローラをソフトローラとすることで、ニップ部
の幅が大となり良好な定着が行われる。
【0052】上述した画像形成装置において、第2の像
担持手段と定着手段との間に設けられる搬送部について
図7ないし図9を用いて説明する、図7は、搬送部とそ
の設定位置を示す図であり、図8は、図7の搬送部の上
面図であり、図9は、拍車の斜視図である。
【0053】上記図1ないし図6にて説明した画像形成
装置において、第2の像担持手段としてのトナー像受像
体14aと定着手段としての定着装置17との間に搬送
部160を設け、転写材としての記録紙Pをトナー像受
像体14aより定着装置17に搬送する。
【0054】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pがトナー像受像体14aから分離され、拍車162が
設けられた搬送部160を通して両方のローラの内部に
ヒータを有する2本のローラで構成される定着手段とし
ての定着装置17へと搬送される。定着ローラ17a
と、圧着ローラ17bとの間で熱と圧力とを加えられる
ことにより記録紙P上の表裏の付着トナーが定着され装
置外部のトレイへ排出される。
【0055】図7に示すように、トナー像受像体14a
と定着装置17との位置関係は前記図4にて説明したと
同様であり、トナー像受像体14aのベルト水平面の延
長面PL1を、定着装置17に設けられた表面画像定着
用ローラとしての定着ローラ17aと裏面画像定着用ロ
ーラとしての圧着ローラ17bとにより形成されるニッ
プ部Tを通り定着ローラ17aと接する水平面PL2
と、定着ローラ17aのローラ中心軸との間に位置する
ように設定し、延長面PL1と定着ローラ17aとの交
点P1をニップ部Tより定着ローラ17aの中心軸側
(図4のニップ部Tの上側)に設け、また、交点P1の
位置を、前記定着ローラ17aの半径をDとするとき、
ニップ部より定着ローラ17aの中心軸側(図4のニッ
プ部Tの上側)の間隔L1を(1/10〜3/10)×
Dの位置に設定するが、更に搬送部160に設けられた
拍車162の転写材搬送側の先端位置を上記水平面PL
2よりも下側(ニップ部Tよりも圧着ローラ17bの中
心軸側)に設定する。これにより、拍車により搬送され
る転写材が下方に垂れ下がってしまうのが防止される。
【0056】拍車162の転写材搬送側の先端位置をト
ナー像受像体14aの駆動ローラ14dの中心軸近傍の
位置に配置することが更に好ましい。これにより転写材
の裏面画像のトナー像が、拍車に擦られて乱されること
が少なくなる。
【0057】また、前述したと同様に、定着ローラ17
aや圧着ローラ17bのローラ径は通常半径Dが10〜
30mm程度のものが、またトナー像受像体14aの駆
動ローラ14dとしては半径10〜20mm程度のもの
が用いられるが、間に搬送部160が設置された、定着
ローラ17aの端部の垂直面と、これに面する駆動ロー
ラ14dの端部の垂直面との間隔L3を記録紙Pの良好
な通過を行わせるため、40〜100mmに設定する。
【0058】図7または図9に示すように、搬送部16
0は、箱体161と箱体161に取付けられた複数個の
拍車162と箱体161に張渡されたワイヤ163とに
よって構成される。箱体161の上面部161dに角孔
161aと角孔161aの両端部に溝161b,161
cとが設けられ、拍車162が角孔161aに拍車16
2の中心に設けられた支軸162aが角孔161aの両
端部に溝161b,161cに落とし込まれ拍車162
が回転可能に箱体161に取付けられる。
【0059】図7または図8に示すように、ワイヤ16
3がピン164を用いて箱体161に張渡されるが、こ
の際、箱体161の凸部161e,161fによりガイ
ド部材としてのワイヤ163が拍車162の回転中心の
支軸162aより上部に張渡される。
【0060】拍車162は図9に示すように、好ましく
は厚さ0.05〜0.5mm、外径5〜25mmのもの
であり、例えば厚さ0.2mmのステンレス板や銅板等
の金属板をエッチング加工し、先端が鋭利な突出部16
2bを設けた六角形状の外径10mmの板状の部材より
なる。この金属板は1010〜1014Ωの抵抗体を介して
接地される。拍車162が金属板を通し、高抵抗体を介
して或いは高抵抗部材を用いて接地されるのは、トナー
や転写材が荷電を有しており、拍車162の電荷蓄積や
鏡像力によるトナー付着を除電により防止し、トナー像
の乱れを防ぐためである。
【0061】トナー像が転写された記録紙Pが搬送部1
60に搬送されると、拍車162の回転中心の支軸16
2aより上部に張渡されたワイヤ163により記録紙P
の先端がすくい上げられトナー像が擦られずに拍車16
2に送られ、拍車162の先端部162bが記録紙Pに
接触或いは突刺さる状態で拍車162が従動回転され記
録紙Pが定着装置17へと搬送される。また、拍車16
2の回転中心の支軸162aより上部に張渡されたガイ
ド部材としてのワイヤ163により記録紙Pの後端が落
込むのが防止されトナー像が擦られない。下面にトナー
像が形成された記録紙Pが搬送された場合でもトナー像
が擦られずに搬送される。
【0062】図8に示すように、定着装置17の長手方
向に複数の拍車を並列に配置した拍車の組H1,H2,
H3とし拍車の組を複数組設けることが転写材を円滑に
搬送するのに好ましい。
【0063】
【発明の効果】請求項1または2によれば、転写材にし
わが生じることなく、転写材が定着手段へと進入され
る。また、ベルト状の第2の像担持手段より定着手段へ
転写材が搬送される際に、転写材が第2の転写手段や転
写材分離手段と接触することが少ない。
【0064】請求項3によれば、拍車により搬送される
転写材の裏面画像のトナー像が、拍車に擦られて乱され
ることが少なくなる。
【0065】請求項4によれば、表面画像定着用ローラ
をハードローラとすることで、転写材である記録紙やO
HTが表面画像定着用ローラに突当たっても、表面画像
定着用ローラに傷が付くことがない。また、裏面画像定
着用ローラをソフトローラとすることで、ニップ部の幅
が大となり良好な定着が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる画像形成装置の一実施形態を
示すカラー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】図1の第1の像担持手段の側断面図である。
【図3】本発明にかかわる画像形成装置の両面のトナー
像形成状態を示す図である。
【図4】第2の像担持手段と定着手段との位置関係を示
す図である。
【図5】定着手段のローラ形状を示す図である。
【図6】定着手段のローラ構造を示す図である。
【図7】搬送部とその設定位置を示す図である。
【図8】図7の搬送部の上面図である。
【図9】拍車の斜視図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14a トナー像受像体 14c 転写器 14d 駆動ローラ 14g 裏面転写器 14h 紙分離AC除電器 17 定着装置 17a 定着ローラ 17b 圧着ローラ 160 搬送部 162 拍車 P 記録紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像形成手段により形成されたトナ
    ー像を担持する第1の像担持手段と、 前記第1の像担持手段に担持されたトナー像が転写さ
    れ、転写された該トナー像を表面に担持するベルト状の
    第2の像担持手段と、 前記第1の像担持手段に担持されているトナー像を転写
    材の表面に転写する第1の転写手段と、 前記第2の像担持手段に担持されているトナー像を前記
    転写材の裏面に転写する第2の転写手段と、 前記転写材の両面に転写されたトナー像を定着する定着
    手段とを有する画像形成装置において、 前記第2の像担持手段のベルト水平面の延長面を、前記
    定着手段に設けられた表面画像定着用ローラと裏面画像
    定着用ローラとにより形成されるニップ部と、前記表面
    画像定着用ローラの中心軸との間に位置するように設定
    し、前記延長面と表面画像定着用ローラとの交点を前記
    ニップ部より前記表面画像定着用ローラの中心軸側に設
    けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記表面画像定着用ローラの半径をDと
    するとき、前記交点を前記ニップ部より前記表面画像定
    着用ローラの中心軸側で(1/10〜3/10)×Dの
    位置に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写材を前記第2の像担持手段より
    前記定着手段に搬送する拍車を、前記ニップ部を通る水
    平面より前記裏面画像定着用ローラの中心軸側に設ける
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表面画像定着用ローラのローラ部材
    がハードローラであり、前記裏面画像定着用ローラのロ
    ーラ部材がソフトローラであることを特徴とする請求項
    1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
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