JP6011171B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
現像装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6011171B2 JP6011171B2 JP2012195926A JP2012195926A JP6011171B2 JP 6011171 B2 JP6011171 B2 JP 6011171B2 JP 2012195926 A JP2012195926 A JP 2012195926A JP 2012195926 A JP2012195926 A JP 2012195926A JP 6011171 B2 JP6011171 B2 JP 6011171B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating cylinder
- developer
- developing device
- developing
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
特許文献1には、2成分現像剤を用いる現像装置として、円筒形状の搬送パドル(回転筒体)を回転させることにより、現像剤を現像容器(ハウジング)内において循環させて、搬送パドルと平行に配置された現像ローラーの現像スリーブにより、感光体ドラム上の静電潜像をトナー現像する構成が開示されている。搬送パドルには、外周に螺旋状の外周突起が設けられるとともに、内周に、外周突起とは螺旋形状が反対方向(逆巻き)になった内周突起が設けられている。
特許文献1に開示された現像装置の構成を採用して現像速度を高速化する場合、搬送パドルを高速で回転させて、現像装置内におけるトナーの循環量(g/sec)を増加させる必要がある。
また、本発明の他の目的は、そのような現像装置を有する画像形成装置を提供することにある。
また、本発明に係る現像装置は、感光体表面の静電潜像を現像する現像装置であって、トナーと磁性のキャリアを含む2成分の現像剤が収容されたハウジング内に、回転筒体が水平状態に軸支されており、当該回転筒体の軸方向の両側に現像剤の流入口と流出口とがそれぞれ設けられており、当該回転筒体の内部には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流入口から流出口方向へ当該回転筒体の内周面に沿って搬送する搬送力を作り出す内部搬送羽根が設けられ、当該回転筒体の外周面には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流出口から流入口方向へ当該回転筒体の外周面に沿って搬送する搬送力を作り出す外部搬送羽根が設けられ、前記内部搬送羽根および外部搬送羽根が作る搬送力によりハウジング内において現像剤が前記回転筒体の内部と外部とを循環する構成であり、前記回転筒体内のキャリアに対して重力方向に磁力を作用させて、前記回転筒体の回転によって生じる遠心力により当該キャリアが上方へ移動することを抑止する磁力発生手段を有し、前記磁力発生手段は、前記回転筒体の軸方向に沿って配置されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る画像形成装置は、一対の感光体表面の静電潜像をそれぞれ現像する一対の現像装置を有する画像形成装置であって、前記現像装置のそれぞれは、トナーと磁性のキャリアを含む2成分の現像剤が収容されたハウジング内に、回転筒体が水平状態に軸支されており、当該回転筒体の軸方向の両側に現像剤の流入口と流出口とがそれぞれ設けられており、当該回転筒体の内部には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流入口から流出口方向へ当該回転筒体の内周面に沿って搬送する搬送力を作り出す内部搬送羽根が設けられ、当該回転筒体の外周面には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流出口から流入口方向へ当該回転筒体の外周面に沿って搬送する搬送力を作り出す外部搬送羽根が設けられ、前記内部搬送羽根および外部搬送羽根が作る搬送力によりハウジング内において現像剤が前記回転筒体の内部とハウジング内とを循環する構成であり、前記回転筒体の外周面に沿って搬送される現像剤を担持して感光体の静電潜像に供給する現像ローラーをさらに有し、前記現像ローラーが、回転可能な現像スリーブと、当該現像スリーブの内部に回転不可の状態で挿通され複数の磁極が周方向に間隔をあけて設けられた磁石ローラーと、を有し、一方の第1現像装置の前記現像ローラーが、他方の第2現像装置の前記回転筒体の下方に位置しており、前記第1現像装置における前記磁石ローラーの1つの磁極が、前記第2現像装置における前記回転筒体内のキャリアに対して重力方向に磁力を作用させて、前記回転筒体の回転によって生じる遠心力により当該キャリアが上方へ移動することを抑止することを特徴とする。
好ましくは、前記磁石体は、前記回転筒体の直下に配置されていることを特徴とする。
好ましくは、前記内部搬送羽根は、前記回転筒体の内周面に螺旋状に設けられた内部螺旋羽根であり、前記外部搬送羽根は、当該内部螺旋羽根とは螺旋方向が逆の螺旋状に設けられた外部螺旋羽根であることを特徴とする。
[実施形態1]
<カラープリンター>
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例であるタンデム型カラープリンター(以下、カラープリンターとする)の主要部の構成を説明するための正面側から見た模式図である。このカラープリンターは、外部の端末装置等から入力される画像データに基づいて、電子写真方式によりカラーまたはモノクロのトナー画像を形成する。
各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kには、矢印Z1で示す方向にそれぞれ回転される感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kが、中間転写ベルト18に対向して、正面側から背面側にわたって水平状態で設けられている。各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色のトナーによって画像を形成する。
現像装置30Yは、Y色の非磁性トナー(以下、単に「トナー」とする)と、磁性のキャリア(以下、単に「キャリア」とする)とを含む2成分現像剤を用いて、感光体ドラム11Yの表面に形成された静電潜像をY色のトナーによって現像する。これにより、感光体ドラム11Yの表面に、Y色のトナー画像が形成される。現像装置30Yの具体的な構成については後述する。
中間転写ベルト18の周回移動域の内側には、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kの感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kとは中間転写ベルト18を挟んでそれぞれ対向する1次転写ローラー15Y、15M、15C、15Kが設けられている。
なお、フルカラー画像を形成する場合には、各感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kの表面に形成されたそれぞれのトナー画像が中間転写ベルト18上の同じ領域に多重転写されるように、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kのそれぞれの画像形成動作タイミングがずらされる。
トナー画像が中間転写ベルト18に転写された後に感光体ドラム11Yの表面に残留するトナーは、画像形成ユニット10Yに設けられたクリーニング部16Yによって、感光体ドラム11Yから除去される。クリーニング部16Yは、例えば回転ブラシによって構成されている。
カラープリンターの下部には、複数枚の記録シートPが収容された給紙カセット21が設けられている。給紙カセット21に収容された記録シートPは、給紙ローラー22によって1枚ずつシート搬送経路23に繰り出されて、タイミングローラー対24によって、トナー画像が1次転写された中間転写ベルト18の走行に同期した所定のタイミングで、転写ニップTNへ搬送される。
定着装置25は、ヒータランプが内蔵された加熱ローラー25aと、加熱ローラー25aに圧接された加圧ローラー25bとを有している。加熱ローラー25aと加圧ローラー25bとの間には定着ニップFNが形成されており、定着ニップFNを記録シートPが通過する。
トナー画像が定着された記録シートPは、排紙ローラー26によって、排紙トレイ29上に排出される。
図2は、画像形成ユニット10Yに設けられた現像装置30Yの構成を説明するための横断面の模式図である。なお、図2は、現像装置30Yにおける感光体ドラム11Yの軸方向のほぼ中央部における横断面を示している。
図2に基づいて現像装置30Yの構成について説明する。なお、他の各画像形成ユニット10M、10C、10Kのそれぞれに設けられた現像装置30M、30C、30Kも、画像形成ユニット10Yの現像装置30Yと同様の構成になっているために、それらの構成の詳細な説明については省略する。
ハウジング31には、感光体ドラム11Yに軸方向のほぼ全長にわたって対向する開口部31aが設けられており、開口部31a内には、感光体ドラム11Yに沿って現像ローラー34が配置されている。また、ハウジング31の内部には、現像ローラー34に対して感光体ドラム11Yとは反対側に、円筒形状の撹拌搬送部材33が現像ローラー34に沿って設けられている。
現像ローラー34は、ハウジング31の開口部31a内において、感光体ドラム11Yの外周面とは一定の間隔をあけて平行に配置された円筒状の現像スリーブ34aと、現像スリーブ34aの内部を同心状態で挿通する円柱状の磁石ローラー34bとを有している。
磁石ローラー34bの下部に設けられた第2S極S2に対して現像スリーブ34aの搬送方向下流側には、第3N極N3が設けられている。この第3N極N3は、現像スリーブ34aの外周面を搬送される現像剤をハウジング31内に戻すように、ハウジング31の内部に位置している。
ハウジング31内の現像剤は、磁石ローラー34bの上部の第2N極N2によって現像剤中のキャリアが引き付けられ、現像スリーブ34aの回転によって、現像スリーブ34aの外周面上に担持されて搬送される。現像スリーブ34aの外周面上を搬送される現像剤は、現像スリーブ34aの回転によって、規制部材35によって所定量になるように規制された後に、感光体ドラム11Yとの対向位置へ搬送される。
図4は、撹拌搬送部材33を構成する一方の合成樹脂製の半体部分を示す斜視図である。図4に示す撹拌搬送部材33の一方の半体部分は、回転筒体33aの構成部分である半円周形状部分の外周面に、6条の外部螺旋羽根33bの構成部分が一体成型によって形成されるとともに、その半円周形状部分の内周面に、2条の内部螺旋羽根33cの構成部分が一体成型によって形成されている。
それぞれの半体部分同士は、円筒形状の回転筒体33aが形成されるように結合される。これにより、図3に示すように、外周面の6条の外部螺旋羽根33bのそれぞれが連続状態になるとともに、内周面の2条の内部螺旋羽根33cのそれぞれが連続状態になって、撹拌搬送部材33になる。
図4に示すように、回転筒体33aを構成する一方の半円周形状部分には、回転筒体33aの背面側の端部を閉鎖するフランジ部33eが一体成型によって形成されている。このフランジ部33eは、回転筒体33aにおける背面側の端部を閉鎖している。
周壁部31cにおける下部の外側面には、磁石体36が設けられている。磁石体36は、一定の厚さの帯板状に形成されており、撹拌搬送部材33の直下に位置した状態で、撹拌搬送部材33の軸方向の全長にわたって配置されている。
磁石体36の磁力は、撹拌搬送部材33の回転筒体33aが予め設定された速度で回転した場合に、回転筒体33a内のキャリアに作用する遠心力によって、回転筒体33a内の底部のキャリアが回転筒体33aとともに上方に移動することを抑止するように設定されている。
ハウジング31における周壁部31cの外側面には、感光体ドラム11Yとは反対側の側部における撹拌搬送部材33の軸方向の中央部に対応した位置に、ハウジング31内の現像剤のトナー濃度Tc(トナー重量/現像剤重量)を検出するトナー濃度センサー38が設けられている。トナー濃度センサー38としては、例えば、現像剤の透磁率を検出する透磁率センサーが用いられており、トナー濃度センサー38によって検出されるトナー濃度Tcが、予め設定された濃度よりも低下した場合には、ハウジング31内にトナーが補給されるようになっている。
次に、現像装置30Yの動作について説明する。
現像装置30Yが、感光体ドラム11Y上の静電潜像の現像を実行する場合には、撹拌搬送部材33の回転筒体33aが所定の速度で回転されるとともに、現像ローラー34の現像スリーブ34aも、所定の速度で回転される。
しかしながら、回転筒体33a内の底部のキャリアには、回転筒体33aの下方に配置された磁石体36における1つの磁極の磁力が重力方向に作用しているために、キャリアに作用する重力および磁石体36の磁力によって、回転筒体33a内の底部のキャリアが、回転する回転筒体33aとともに上方へ移動することが抑止される。
外部螺旋羽根33bによって搬送される現像剤は、現像スリーブ34aとの間を通過する間に、現像スリーブ34aの回転によって、現像スリーブ34aの外周面上に担持されて搬送される。そして、現像スリーブ34aの外周面上を現像剤が搬送される間に、感光体ドラム11Yの静電潜像が、帯電状態になったトナーによって現像される。
各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kの現像装置30Y、30M、30C、30Kにおいて使用される2成分現像剤のトナーおよびキャリアは、特に限定されるものではなく、一般的に使用されている公知のトナーおよびキャリアを使用することができる。
バインダー型キャリアでは、磁性体微粒子を固着させたり、表面コーティング層を設けたりすることもできる。バインダー型キャリアの極性等の帯電特性は、バインダー樹脂の材質、帯電微粒子、表面コーティング層の種類によって制御することができる。
バインダー型キャリアの磁性体微粒子としては、マグネタイト、ガンマ酸化鉄等のスピネラレルフェライト、鉄以外の金属(Mn、Ni、Mg、Cu等)を一種または二種以上含有するスピネラレルフェライト、バリウムフェライト等のマグネトプランバイト型フェライト、表面に酸化鉄を有する鉄あるいは合金等の粒子を用いることができる。その形状は、粒状、球状、針状のいずれであってもよい。特に、高磁化を要する場合には、鉄系の強磁性微粒子を用いることが好ましい。また、化学的な安定性を考慮すると、マグネタイト、ガンマ酸化鉄を含むスピネルフェライト、バリウムフェライト等のマクネトプランバイト型フェライトの強磁性微粒子を用いることが好ましい。強磁性微粒子の種類および含有量を適宜選択することにより、所望の磁性を有する磁性樹脂キャリアを得ることができる。磁性体微粒子は、磁性樹脂キャリア中に50〜90重量%の量で添加することが好ましい。
バインダー型キャリア表面への帯電性微粒子あるいは導電性微粒子の固着は、例えば、磁性樹脂キャリアと微粒子とを均一に混合し、磁性樹脂キャリアの表面にこれら微粒子を付着させた後、機械的および熱的な衝撃力を与え、微粒子を磁性樹脂キャリア中に打ち込むようにして固定することにより行われる。
現像装置30Y、30M、30C、30Kのそれぞれのハウジング31内においては、トナーとキャリアとの混合比は、所望のトナー帯電量が得られるように調整され、トナーとキャリアの合計量に対するトナー比は、3〜30重量%、好ましくは4〜20重量%が適している。
次に、本実施形態1のカラープリンターの現像装置30Yにおいて、現像剤の循環量がほぼ一定になっていることにより、感光体ドラム11Y上に形成されるトナー画像に濃度傾斜の発生が抑制されることを、実施例1〜3によって検証した。以下、実施例1〜3について説明する。
現像条件Cは、トナー濃度センサー38によって検出されるトナー濃度Tcが9%になるようにトナー補給制御を行って、現像条件Bよりも、現像剤におけるトナー量を多くしたこと以外は、現像剤Bと同じ条件とした。
このように、磁石体36の磁力を低下させると、現像条件Aのように、キャリアの磁化が小さい場合には、磁石体36によるキャリアの引き付け力が弱まるために、撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量は若干低下していると考えられる。また、現像条件Cのように、トナー濃度の増加した場合にもキャリアに作用する磁力が低下するために、撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量は若干低下していると考えられる。しかし、いずれの場合にも、撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量の低下が、磁石体36の磁力によって抑制されているために、トナー画像の濃度傾斜は適切状態であった。
図7に示すように、本実施例3では、現像条件A、B、Cのいずれの場合にも、全てのトナー画像において、濃度傾斜が目視で確認できない最適状態(◎)であった。従って、本実施例3でも、現像装置30Yにおける撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量の低下が、磁石体36の磁力によって抑制されていると推測することができる。
図7の表に示すように、この比較例では、現像条件A、B、Cのいずれであっても、濃度傾斜が目視で確認され、しかも、それぞれの濃度傾斜は許容できない不適切状態(×)であった。従って、この比較例1では、現像装置30Yにおける撹拌搬送部材33の内部における現像剤の搬送量が低下していると推測することができる。
また、ハウジング31の外部に設けられた磁石体36は、撹拌搬送部材33の軸方向に沿って連続して設けられている必要はない。磁石体36の磁力によって、回転筒体33a内の下部のキャリアが回転筒体33aの回転による遠心力で回転筒体33aとともに上方へ移動することを規制できるのであれば、断続的に設けてもよい。
<カラープリンター>
図8は、本実施形態2に係るカラープリンターの主要部の構成を説明するための模式図である。このカラープリンターでは、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kのそれぞれによって形成されたトナー画像が、直接、記録シートP上に転写されるように構成されている。このために、前記実施形態1のプリンターに設けられた中間転写ベルト18に替えて、記録シートPを担持して搬送するシート搬送ベルト41が設けられている。このシート搬送ベルト41は、図8に矢印X1で示す方向(前記実施形態1における中間転写ベルト18の周回移動方向と同方向)に周回移動するように、図8において左側の端部に配置された駆動ローラー17aと、図8において右側の端部に配置された従動ローラー17bとに巻き掛けられている。
シート搬送ベルト41における上側の走行部の走行方向の最上流側に配置された画像形成ユニット10Yの下部には、矢印Z2で示す方向に回転する感光体ドラム11Yが、シート搬送ベルト41の上側の走行部に対向して設けられている。感光体ドラム11Yの回転方向Z2は、シート搬送ベルト41の上側の走行部との対向部分がその走行部と同方向になっている。
現像装置30Yは、感光体ドラム11Yの最上部に対向して配置されており、感光体ドラム11Yの最上部において、実施形態1の現像装置30Yと同様に、感光体ドラム11Y上に形成された静電潜像を、Yトナーによって現像する。
図9は、画像形成ユニット10Yに設けられた現像装置30Yの構成を説明するための横断面模式図である。現像装置30Yは、前記実施形態1の現像装置30Yと同様に、2成分現像剤が収容されたハウジング31を有しており、ハウジング31内の上部に撹拌搬送部材33が設けられ、ハウジング31の下部に現像ローラー34が設けられている。
ハウジング31の下部には、現像スリーブ34a上を搬送される現像剤量を規制する規制部材35が現像スリーブ34aに沿って設けられている。規制部材35は、現像スリーブ34aと感光体ドラム11Yとの対向部分に対して現像スリーブ34aの回転方向の上流側に配置されており、現像スリーブ34aとは一定の間隔が形成されている。
磁石ローラー34bに設けられた第1N極N1(主極)は、磁石ローラー34bが感光体ドラム11Yに対して最も近接した位置に配置されている。第1N極N1(主極)の磁力は、実施形態1と同様に、100mTになっている。
第1S極S1に対して現像スリーブ34aの回転方向上流側に配置された第2N極N2は、規制部材35に対して現像スリーブ34aの回転方向上流側であるハウジング31内において、撹拌搬送部材33の下部に近接して配置されている。この第2N極N2は、上方に配置された撹拌搬送部材33内のキャリアに対して重力方向に所定の磁力を作用させる磁力発生手段を兼用している。
ハウジング31の上部の周壁部31cの外側面には、撹拌搬送部材33の軸方向の中央部に対向して、トナー濃度センサー38が設けられている。
他の各画像形成ユニット10M、10C、10Kに設けられた現像装置30M、30C、30Kのそれぞれも、現像装置30Yと同様の構成になっており、従って、現像ローラー34の磁石ローラー34bにおける第2N極N2が、撹拌搬送部材33の下方に位置しており、第2N極N2の磁力が、撹拌搬送部材33における回転筒体33a内のキャリアに対して重力方向に作用するようになっている。
本実施形態の現像装置30Yでは、撹拌搬送部材33の回転筒体33a内に流入口33sから流入した2成分現像剤が、回転筒体33aの内周面に設けられた2条の内部螺旋羽根33cによって、回転筒体33aにおける流出口33tが設けられた背面側の端部へ向かって撹拌および混合されつつ搬送される間に、撹拌搬送部材33の下方に設けられた現像ローラー34における磁石ローラー34bの第2N極N2の磁力が、回転筒体33aの底部のキャリアに作用する。
次に、本実施形態2のカラープリンターの現像装置30Yにおいて、現像剤の循環量がほぼ一定になっていることにより、感光体ドラム11Y上に形成されるトナー画像に濃度傾斜が発生することを抑制できることを、実施例4〜5によって検証した。以下、実施例4〜5について説明する。
このような構成の現像装置30Yにおいて、前記実施形態1における実施例1と同様に、図6の表に示す現像条件A、B、Cで、30枚の記録シートS上にトナー画像を形成して、それぞれのトナー画像について、濃度傾斜の評価を行った。濃度傾斜の評価結果を図11の表に示す。
図11の表に示すように、本実施例5でも、現像条件A、B、Cのいずれの場合にも、全てのトナー画像において濃度傾斜が目視で確認できない最適状態(◎)であった。従って、本実施例5でも、現像装置30Yにおける撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量の低下が、磁石ローラー34bにおける第2N極N2の磁力によって抑制されていると推測することができる。
<カラープリンター>
図12は、本実施形態3に係るカラープリンターの主要部の構成を説明するための模式図である。このカラープリンターでも、前記実施形態2と同様に、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kのそれぞれによって形成されたトナー画像が、直接、記録シートP上に転写されるように、シート搬送ベルト41が設けられている。
シート搬送ベルト41は、上側に位置する走行部分が、上側の端部に位置する駆動ローラー17aに向って矢印X2で示す方向に走行している。この上側の走行部には、下方の給紙カセット21からシート搬送経路23に繰り出された記録シートPが、タイミングローラー対24によって、シート搬送ベルト41の走行に同期した所定のタイミングで、シート搬送ベルト41における従動ローラー17bに巻き掛けられた下端部へ搬送されて、上側の走行部に担持されて、その走行部と一体となって搬送される。
シート搬送ベルト41における上側の走行部の最も上流側(シート搬送ベルト41の下端部の近接位置)に配置された画像形成ユニット10Yには、矢印Z3で示す方向に回転する感光体ドラム11Yが設けられている。従って、感光体ドラム11Yは、シート搬送ベルト41に対向して配置されており、シート搬送ベルト41および感光体ドラム11Yにおける相互に対向する部分同士が同方向に移動している。
他の画像形成ユニット10M、10C、10Kも、画像形成ユニット10Yとほぼ同様の構成になっており、それぞれが、矢印Z3で示す方向に回転する感光体ドラム11M、11C、11Kと、その周囲に、帯電ローラー、露光装置、および、現像装置30Yとほぼ同様の構成になった現像装置30M、30C、30Kがそれぞれ設けられている。
図13は、シート搬送ベルト41による記録シートSの搬送方向に沿って隣接して配置された画像形成ユニット10Yの現像装置30Yおよび画像形成ユニット10Mの現像装置30Mの構成を説明するための断面図である。
記録シートSの搬送方向上流側に配置された現像装置30Yは、感光体ドラム11Yの最上部よりも回転方向下流側に位置する上部に対向してハウジング31の開口部31aが形成されており、この開口部31a内に、現像ローラー34が感光体ドラム11Yに沿って配置されている。現像ローラー34は、現像スリーブ34a内に配置された磁石ローラー34bの磁極の位置が、実施形態1における現像装置30Y磁石ローラー34bの磁極と若干異なること以外は、同様の構成になっている。
なお、現像装置30Yには、前記実施形態1と同様に、トナー濃度センサー38が設けられている。
現像装置30Yでは、現像ローラー34の磁石ローラー34bは、規制部材35に対して現像スリーフ34aの回転方向上流側に位置する上部に、現像剤のキャリアを引き付ける第2N極N2が設けられている。
本実施形態3において、記録シートSの搬送方向の最上流部に配置された現像装置30Yは、前記実施形態1の現像装置30Yと同様であり、従って、撹拌搬送部材33の回転筒体33aが所定の速度で回転されて、回転筒体33a内の底部のキャリアに遠心力が作用しても、ハウジング31における周壁部31cの下部外面に設けられた磁石体36の磁力により、回転筒体33a内の底部のキャリアが回転筒体33aとともに上方に移動することが抑止される。
すなわち、画像形成ユニット10Yに対して、記録シートSの搬送方向下流側に隣接して配置された画像形成ユニット10Mの現像装置30Mでは、撹拌搬送部材33の回転筒体33a内の底部のキャリアに対して、画像形成ユニット10Yの現像装置30Yにおける磁石ローラー34bの第1S極S1の磁力が重力方向に作用して、回転筒体33a内の底部のキャリアが回転筒体33aとともに上方に移動することが抑止される。
次に、本実施形態3のカラープリンターにおいて、画像形成ユニット10Yに対して記録シートSの搬送方向の下流側に隣接して配置された画像形成ユニット10Mの現像装置30Mにおいて、現像剤の循環量がほぼ一定になっていることにより、感光体ドラム11M上に形成されるトナー画像に濃度傾斜が発生することを抑制できることを、実施例6によって検証した。以下、実施例6について説明する。
このような構成の現像装置30Mにおいて、図6の表に示す現像条件A、B、Cで、実施例1と同様にして、30枚の記録シートS上にトナー画像を形成して、それぞれのトナー画像における濃度傾斜の評価を行った。濃度傾斜の評価結果を図15の表に示す。
本実施例6では、現像条件Aのように、キャリアの磁化が小さくなると、磁石ローラー34bにおける第1S極S1によるキャリアを引き付ける力が弱まるために、撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量は若干低下していると考えられる。また、現像条件Cのように、トナー濃度が増加することによってもキャリアに作用する磁力が低下するために、撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量は若干低下していると考えられる。しかし、いずれの場合にも、撹拌搬送部材33の内部での現像剤の搬送量の低下が抑制されており、トナー画像の濃度傾斜は適切状態であった。
上記各実施形態において、回転筒体33aの内周面に内部螺旋羽根33aを設ける構成としたが、このような構成に限らず、回転筒体33aの内部に、回転軸の外周面に螺旋羽根が設けられた搬送スクリューを設ける構成としてもよい。この場合には、回転筒体33aの軸心に沿って回転軸が配置されて、螺旋羽根の外周縁が、回転筒体33aの内周面に近接した状態とされる。
11Y、11M、11C、11K 感光体ドラム
12Y 帯電ローラー
13Y 露光装置
15Y、15M、15C、15K 1次転写ローラー
18 中間転写ベルト
30Y、30M、30C、30K 現像装置
31 ハウジング
31c 周壁部
33 撹拌搬送部材
33a 回転筒体
33b 外部螺旋羽根
33c 内部螺旋羽根
34 現像ローラー
34a 現像スリーブ
34b 磁石ローラー
35 規制部材
36 磁石体
Claims (8)
- 感光体表面の静電潜像を現像する現像装置であって、
トナーと磁性のキャリアを含む2成分の現像剤が収容されたハウジング内に、回転筒体が水平状態に軸支されており、当該回転筒体の軸方向の両側に現像剤の流入口と流出口とがそれぞれ設けられており、当該回転筒体の内部には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流入口から流出口方向へ当該回転筒体の内周面に沿って搬送する搬送力を作り出す内部搬送羽根が設けられ、当該回転筒体の外周面には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流出口から流入口方向へ当該回転筒体の外周面に沿って搬送する搬送力を作り出す外部搬送羽根が設けられ、前記内部搬送羽根および外部搬送羽根が作る搬送力によりハウジング内において現像剤が前記回転筒体の内部と外部とを循環する構成であり、
前記回転筒体内のキャリアに対して重力方向に磁力を作用させて、前記回転筒体の回転によって生じる遠心力により当該キャリアが上方へ移動することを抑止する磁力発生手段を有し、
前記回転筒体の下方に、前記回転筒体の外周面に沿って搬送される現像剤を担持して感光体表面の静電潜像に供給する現像ローラーが配置されており、
前記現像ローラーが、回転可能な現像スリーブと、当該現像スリーブの内部に回転不可の状態で挿通され複数の磁極が周方向に間隔をあけて設けられた磁石ローラーと、を有し、
前記磁石ローラーのいずれか1つの磁極が、前記磁力発生手段として兼用されていることを特徴とする現像装置。 - 前記磁力発生手段は、前記回転筒体の軸方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 感光体表面の静電潜像を現像する現像装置であって、
トナーと磁性のキャリアを含む2成分の現像剤が収容されたハウジング内に、回転筒体が水平状態に軸支されており、当該回転筒体の軸方向の両側に現像剤の流入口と流出口とがそれぞれ設けられており、当該回転筒体の内部には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流入口から流出口方向へ当該回転筒体の内周面に沿って搬送する搬送力を作り出す内部搬送羽根が設けられ、当該回転筒体の外周面には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流出口から流入口方向へ当該回転筒体の外周面に沿って搬送する搬送力を作り出す外部搬送羽根が設けられ、前記内部搬送羽根および外部搬送羽根が作る搬送力によりハウジング内において現像剤が前記回転筒体の内部と外部とを循環する構成であり、
前記回転筒体内のキャリアに対して重力方向に磁力を作用させて、前記回転筒体の回転によって生じる遠心力により当該キャリアが上方へ移動することを抑止する磁力発生手段を有し、
前記磁力発生手段は、前記回転筒体の軸方向に沿って配置されていることを特徴とする現像装置。 - 前記磁力発生手段は、前記ハウジングの外部に設けられた磁石体の磁極であることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
- 前記磁石体は、前記回転筒体の直下に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
- 前記内部搬送羽根は、前記回転筒体の内周面に螺旋状に設けられた内部螺旋羽根であり、前記外部搬送羽根は、当該内部螺旋羽根とは螺旋方向が逆の螺旋状に設けられた外部螺旋羽根であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像装置。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
- 一対の感光体表面の静電潜像をそれぞれ現像する一対の現像装置を有する画像形成装置であって、
前記現像装置のそれぞれは、
トナーと磁性のキャリアを含む2成分の現像剤が収容されたハウジング内に、回転筒体が水平状態に軸支されており、当該回転筒体の軸方向の両側に現像剤の流入口と流出口とがそれぞれ設けられており、当該回転筒体の内部には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流入口から流出口方向へ当該回転筒体の内周面に沿って搬送する搬送力を作り出す内部搬送羽根が設けられ、当該回転筒体の外周面には、当該回転筒体の回転によって、ハウジング内の現像剤を前記流出口から流入口方向へ当該回転筒体の外周面に沿って搬送する搬送力を作り出す外部搬送羽根が設けられ、前記内部搬送羽根および外部搬送羽根が作る搬送力によりハウジング内において現像剤が前記回転筒体の内部とハウジング内とを循環する構成であり、
前記回転筒体の外周面に沿って搬送される現像剤を担持して感光体の静電潜像に供給する現像ローラーをさらに有し、
前記現像ローラーが、回転可能な現像スリーブと、当該現像スリーブの内部に回転不可の状態で挿通され複数の磁極が周方向に間隔をあけて設けられた磁石ローラーと、を有し、
一方の第1現像装置の前記現像ローラーが、他方の第2現像装置の前記回転筒体の下方に位置しており、
前記第1現像装置における前記磁石ローラーの1つの磁極が、前記第2現像装置における前記回転筒体内のキャリアに対して重力方向に磁力を作用させて、前記回転筒体の回転によって生じる遠心力により当該キャリアが上方へ移動することを抑止することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012195926A JP6011171B2 (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 現像装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012195926A JP6011171B2 (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 現像装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014052481A JP2014052481A (ja) | 2014-03-20 |
JP6011171B2 true JP6011171B2 (ja) | 2016-10-19 |
Family
ID=50611017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012195926A Active JP6011171B2 (ja) | 2012-09-06 | 2012-09-06 | 現像装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6011171B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6639644B2 (ja) | 2016-03-28 | 2020-02-05 | 三菱電機株式会社 | 室外機 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09101673A (ja) * | 1995-10-04 | 1997-04-15 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JPH09185233A (ja) * | 1995-12-31 | 1997-07-15 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP2000089550A (ja) * | 1998-09-11 | 2000-03-31 | Canon Inc | 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 |
JP3994018B2 (ja) * | 2002-03-20 | 2007-10-17 | 株式会社リコー | 現像装置 |
JP2004054096A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Konica Minolta Holdings Inc | 現像装置 |
JP2005134767A (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-26 | Ricoh Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP5175923B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2013-04-03 | シャープ株式会社 | 現像装置、画像形成装置、および現像剤攪拌搬送方法 |
-
2012
- 2012-09-06 JP JP2012195926A patent/JP6011171B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014052481A (ja) | 2014-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007072347A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
US7391998B2 (en) | Developing apparatus | |
JP2009192701A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5359853B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010002474A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP6011171B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5062012B2 (ja) | 現像装置、及び画像形成装置 | |
JP5907376B2 (ja) | 現像装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2021096400A (ja) | 現像装置 | |
US8918024B2 (en) | Development device | |
US8948662B2 (en) | Two-component developer, developing device, and image forming apparatus | |
JP5206522B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5040872B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2009180853A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2008225356A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2011133596A (ja) | 現像装置及び該現像装置を備えた画像形成装置 | |
JP5494374B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5907378B2 (ja) | 現像装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP2012255993A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5441427B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5440416B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2009186799A (ja) | 現像装置、画像形成装置及び攪拌部材 | |
JP2012203104A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4821831B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010175764A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140613 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160309 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160506 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6011171 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |