JP4790925B2 - アドレス発生回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アドレス発生回路、特にRAM(Randaom Access Memory)におけるメモリセルアレイ内の欠陥のあるメモリセルのアドレス(以下冗長アドレスと称する。)を記憶し、前記RAMの電源投入時に前記冗長アドレスを発生させる冗長アドレス発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来のアドレス発生回路の概略図である。
【0003】
図9(a)は従来のアドレス発生回路を示す回路図である。図中、41はPMOSトランジスタよりなる第1のスイッチトランジスタ、42はヒューズ素子、43はラッチ回路、44はインバータ、45はパワーオンリセット回路である。
【0004】
図9(a)に示した従来のアドレス発生回路では、電源電圧源VDDとグランドVSSの間に第1のスイッチトランジスタ41とヒューズ素子42が順次直列に接続されている。ラッチ回路43は2つのインバータが互いの入力端と出力端を相互に接続しあう形で構成されたものである。第1のスイッチトランジスタ41とヒューズ素子42の接続ノードAにラッチ回路43の入力ノードが接続され、反対側の出力ノードがインバータ44に接続されている。
【0005】
第1のスイッチトランジスタのゲートには、パワーオンリセット回路45から出力されるリセット信号RESが入力される。ヒューズ素子42は発生すべきアドレスに応じて選択的に切断または非切断状態に設定され、これにより2値の情報を記憶する。
【0006】
図9(b)は、第1のスイッチトランジスタ41のゲートに入力されるリセット信号RESの波形を示す波形図である。図中、横軸tは時間を、縦軸Vは電圧を表し、t0は電源を投入した時刻を表す。
【0007】
図9(b)に示すとおり、時刻t0において電源が投入されると、電源電圧源VDDの電位は時間の経過とともに上昇していき、所定の電源電圧、例えば3.3Vに到達するとその電源電圧に保持される。一方、パワーオンリセット回路45はこの電源電圧源VDDのレベル上昇に応答して動作し、電源投入時刻t0から所定の時間だけ遅れた時刻t1まではグランド電位を保持し、時刻t1以降は上述の電源電圧源VDDのレベル上昇に追従した波形を出力する。すなわち、リセット信号RESは、図9(b)に示すとおり時刻t1において階段状のレベル上昇を有する波形となる。
【0008】
次に、図9(a)のアドレス発生回路の動作について、図9(b)のリセット信号RESの波形図を用いて説明する。
【0009】
電源投入後、時刻t0から時刻t1までは、リセット信号RESはグランド電位に保持されたままであるので、第1のスイッチトランジスタ41はオンされる。このため、電源電圧源VDDからノードAに電荷が供給され、ノードAは一定の正電位に保持される。
【0010】
次に、時刻t1になると、図9(b)に示すようにリセット信号RESのレベルが階段状に上昇し、第1のスイッチトランジスタ41がオフされる。このため、ヒューズ素子42が非切断状態にある場合には、ノードAに蓄積された電荷がヒューズ素子42を介してグランドVSSに移動し、ラッチ回路43の入力ノードはグランド電位に保持される。一方、ヒューズ素子42が切断状態にある場合は、ノードAに一定の電荷が保持されたままであり、ラッチ回路43の入力ノードの電位は一定の正電位に保持される。
【0011】
従って、電源投入後、ヒューズ素子42の切断または非切断に応じてラッチ回路43においてHレベルまたはLレベルがラッチされ、ラッチ回路43よりヒューズ素子42が切断状態にある場合はレベル信号が、非切断状態にある場合はレベル信号がインバータ44に出力される。そして、インバータ44を介してアドレス発生回路の記憶するアドレス(2値情報)が出力される。
【0012】
【発明の解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のアドレス発生回路では、電源投入から電源切断までの期間中、切断状態にあるヒューズ素子42においては、ヒューズ素子42の両端に電源電圧に相当する大きな電圧が常時印加され、定常的に微小なリーク電流が流れてしまう。
【0013】
すなわち、ヒューズ素子42は切断状態にある場合でも実際には数MΩ程度の抵抗を有する。このため、ヒューズ素子42が切断状態であったとしてもラッチ回路43の入力ノード、ヒューズ素子42、グランドVSSを経由した電流パスが定常的に形成される。ヒューズ素子42が切断状態にあるときはラッチ回路43の入力ノードはHレベルであるので、切断状態にあるヒューズ素子42にはラッチ回路43の入力ノード(Hレベル)とグランドVSSとの間の微小なリーク電流が定常的に流れてしまう。
【0014】
この定常的なリーク電流によってヒューズ素子42の材料(例えばAl、Cu)のグローバック現象が起こる。そして、電源投入と電源切断のサイクルを何度も繰り返すうちに、切断されたヒューズ素子42がグローバック現象による一定の経時変化後に再び接続されて、抵抗値が減少してしまう。その結果、ヒューズを切断状態に設定したにもかかわらず、ヒューズ切断情報のデータ誤ラッチにより非切断状態と同様のアドレスを発生してしまうという問題点があった。
【0015】
本発明は上述の問題点を鑑みてなされたものであり、電源投入と電源切断のサイクルが繰り返されても、グローバック現象によりヒューズ素子の再接続が起こることを防止し、ヒューズ切断情報を正確にラッチして正確なアドレスを出力することができるアドレス発生回路を提供することを目的とする。
【0016】
【発明を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明のためのアドレス発生回路の概略図であり、図中、1は第1のスイッチトランジスタ、2は第2のスイッチトランジスタ、3はヒューズ素子、4はラッチ回路、5はパワーオンリセット回路である。
【0017】
本発明のアドレス発生回路では、電源電圧源VDD、第1のスイッチトランジスタ1、第2のスイッチトランジスタ2、ヒューズ素子3、およびグランドVSSが順次直列に接続されている。第1のスイッチトランジスタ1と第2のスイッチトランジスタ2の接続ノードはラッチ回路の入力端子に接続されている。また、パワーオンリセット回路5は、第1のスイッチトランジスタ1のオン/オフを制御する第1のリセット信号RES1、および第2のスイッチトランジスタ2のオン/オフを制御する第2のリセット信号RES2を出力する。
【0018】
第1のリセット信号RES1は、電源投入直後からの第1の期間において第1のスイッチトランジスタ1をオンにし、前記第1の期間が終わった後は前記第1のスイッチトランジスタ1を常時オフに保持する制御信号である。
【0019】
第2のリセット信号RES2は、少なくとも、前記第1の期間以降の第2の期間において第2のスイッチトランジスタ2をオンにし、前記第2の期間が終わった後は前記第2のスイッチトランジスタ2を常時オフに保持する制御信号である。
【0020】
本発明のアドレス発生回路の動作について説明する。
【0021】
電源投入後の前記第1の期間中は、第1のリセット信号RES1により第1のスイッチトランジスタ1はオンされているので、電源電圧源から第1のスイッチトランジスタ1と第2のスイッチトランジスタ2の接続ノードAに電荷が供給され、ノードAは一定の正電位に保持される。
【0022】
次に、前記第2の期間になると、第1のリセット信号RES1により第1のスイッチトランジスタ1がオフされ、第2のリセット信号RES2により第2のスイッチトランジスタ2がオンされる。このため、ヒューズ素子3が非切断状態にある場合には、前記ノードAに蓄積された電荷が第2のスイッチトランジスタ2およびヒューズ素子3を介してグランドVSSに移動して前記ノードAはグランド電位になる。一方、ヒューズ素子3が切断状態にある場合は、ノードAには一定の電荷が保持されたままであり、前記ノードAは一定の正電位に保持される。
【0023】
次に、前記第2の期間が終了した後は、第1のスイッチトランジスタ1がオフされるとともに、第2のリセット信号RES2により第2のスイッチトランジスタ2もオフされるので、前記接続ノードAは電源電圧源VDDおよびグランドVSSと前記第1のスイッチトランジスタ1および第2のスイッチトランジスタ2により隔離される。
【0024】
このため、ヒューズ素子3が非切断状態にある場合には、前記ノードAはグランド電位であり、ラッチ回路4の入力端子にはグランド電位に入力される。一方、ヒューズ素子3が切断状態にある場合は、前記ノードAは一定の正電位に保持されており、ラッチ回路4の入力端子は一定の正電位に入力される。
【0025】
従って、電源投入後、ヒューズ素子3の切断または非切断に応じてラッチ回路4においてHレベルまたはLレベルがラッチされ、ヒューズ素子3が切断状態にある場合はレベル信号が、非切断状態にある場合はレベル信号がラッチ回路4より出力され、アドレス発生回路の記憶するアドレス(2値情報)が出力される。
【0026】
このとき、本発明のアドレス発生回路では、前記第2の期間終了後は、第2のリセット信号RES2により第2のスイッチトランジスタ2が常時オフされているので、電源投入から電源切断までの期間中にラッチ回路4の入力端子とグランドVSSの間の電流パスが定常的に形成されるのを防止することができる。このため、切断状態にあるヒューズ素子3においても、このヒューズ素子3に定常的なリーク電流が流れるのを防止することができる。
【0027】
従って、本発明のアドレス発生回路によれば、グローバック現象により切断されたヒューズ素子が再接続されるのを防止することができ、ヒューズ切断情報を正確にラッチして正確なアドレスを出力することが可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の第1の実施の形態のアドレス発生回路の概略図である。
【0029】
図2(a)は本発明の第1の実施の形態のアドレス発生回路の回路図である。図中、11はPMOSトランジスタ、12はNMOSトランジスタ、13はヒューズ素子、14はラッチ回路、15はラッチ回路を構成する第1のインバータ、16はラッチ回路を構成する第2のインバータ、17は第3のインバータ、18はパワーオンリセット回路である。
【0030】
図2(a)では、電源電圧源VDDとグランドVSSの間に、PMOSトランジスタ11、NMOSトランジスタ12およびヒューズ素子13が順次直列に接続されている。ラッチ回路14は第1のインバータ15と第2のインバータ16が互いの入力端と出力端を相互に接続しあう形で構成されている。PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の接続ノードAがラッチ回路14の入力ノードに接続されている。ラッチ回路14の反対側の出力ノードが第3のインバータ17に接続されている。
【0031】
ここで、PMOSトランジスタ11およびNMOSトランジスタ12がともにオン状態であり、かつヒューズ素子13も非切断状態にあるとき、すなわち、電源電圧源VDDからグランドVSSへ貫通電流が流れるときに、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の接続ノードAの電位がラッチ回路14の入力しきい値よりも小さくなるように、PMOSトランジスタ11およびNMOSトランジスタ12のサイズを設計することが必要である。
【0032】
具体的には、ラッチ回路14のしきい値がVDD/2である場合、PMOSトランジスタ11およびNMOSトランジスタ12のサイズ(例えばゲート電極の幅など)は、PMOSトランジスタ11のオン抵抗が、NMOSトランジスタ12のオン抵抗とヒューズ素子13の非切断状態の抵抗との和よりも大きくなるように設計されることが好ましい。
【0033】
また、ヒューズ素子13は例えばAlやCuといった材料により形成される。
【0034】
パワーオンリセット回路18は、PMOSトランジスタ11のゲートにオン/オフを制御する第1のリセット信号RES1を出力し、NMOSトランジスタ12のゲートにオン/オフを制御する第2のリセット信号RES2を出力する。
【0035】
図2(b)はパワーオンリセット信号18が出力する第1のリセット信号RES1および第2のリセット信号RES2の波形を示す波形図である。図中、横軸tは時間を、縦軸Vは電圧を表し、t0は電源を投入した時刻を表す。
【0036】
図2(b)に示すとおり、時刻t0において電源が投入されると、電源電圧源VDDの電位は時間の経過とともに上昇していき、所定の電源電圧、例えば3.3Vに到達するとその電源電圧に保持される。
【0037】
一方、パワーオンリセット回路18は、この電源電圧源VDDのレベル上昇に応答して動作し、電源投入時刻t0から所定の時間だけ遅れた時刻t1まではグランド電位を保持し、時刻t1以降は上述の電源電圧源VDDのレベル上昇に追従した波形を有する第1のリセット信号RES1を出力する。すなわち、第1のリセット信号RES1は、図2(b)に示すとおり時刻t1において階段状のレベル上昇を有する波形となる。
【0038】
ここで、時刻t1は、この時刻における電源電圧源VDDのレベルが少なくともPMOSトランジスタ11のしきい値電圧Vth,pの絶対値よりも大きくなるように決定される。
【0039】
更に、パワーオンリセット回路18は、上述の電源電圧源VDDのレベル上昇に応答して動作し、電源投入時刻t0から、前記時刻t1より所定の時間だけ遅れた時刻t2までの間は電源電圧源VDDのレベル上昇に追従し、前記時刻t2以降はグランド電位を保持するような波形を有する第2のリセット信号RES2を出力する。すなわち、第2のリセット信号RES2は、図2(b)に示すとおり時刻t2において階段状のレベル降下を有する波形となる。
【0040】
ここで、時刻t2は、電源電圧源VDDのレベルがNMOSトランジスタ12のしきい値電圧Vth,nよりも大きく、かつ時刻t1からの時間差がラッチ回路14のデータ確定時間よりも長くなるように決定される。ラッチ回路14のデータ確定時間は通常数十nsecから数十psec程度であるので、時刻t1と時刻t2との時間差が少なくとも数十nsec程度確保されることが好ましい。
【0041】
次に、図2(a)のアドレス発生回路の動作について、図2(b)に示す第1および第2のリセット信号RES1、2の波形図を用いて説明する。
【0042】
電源投入後、時刻t0から時刻t1までの間は、第1のリセット信号RES1はグランド電位を保持されたままであるので、PMOSトランジスタ11はオンされる。第2のリセット信号RES2は電源電圧源VDDのレベル上昇に追従したレベルであり、NMOSトランジスタ12のしきい値電圧よりも大きな正電位を出力するので、NMOSトランジスタ12はオンされる。このため、電源電圧源VDDからノードAに電荷が供給され、ノードAはラッチ回路14の入力しきい値よりも大きな一定の正電位に保持される。
【0043】
次に、時刻t1から時刻t2までの期間では、第1のリセット信号RES1は階段状のレベル上昇を示し、PMOSトランジスタ11のしきい値電圧の絶対値よりも大きなレベルを出力する。このとき、PMOSトランジスタ11のゲート−ソース間の電位差VGS(=RES1−VDD)が0Vになり、その絶対値がしきい値Vth,pの絶対値よりも小さくなるので、PMOSトランジスタ11はオフされる。
【0044】
第2のリセット信号RES2は電源電圧源VDDのレベル上昇に追従したレベルであり、NMOSトランジスタ12のしきい値電圧よりも大きな正電位を出力したままであるので、NMOSトランジスタ12はオンされたままである。
【0045】
このため、ヒューズ素子13が非切断状態にある場合には、ノードAに蓄積された電荷がNMOSトランジスタ12およびヒューズ素子13を介してグランドVSSに移動し、ラッチ回路14の入力ノードはグランド電位に保持される。一方、ヒューズ素子13が切断状態にある場合は、ノードAに一定の電荷が保持されたままであり、ラッチ回路の入力ノードの電位は上述の一定の正電位に保持される。
【0046】
次に、時刻t2以降では、第1のリセット信号RES1のレベルはPMOSトランジスタ11のしきい値電圧の絶対値よりも大きな正電位のままであり、PMOSトランジスタ11はオフされる。第2のリセット信号RES2のレベルは階段状に降下し、グランド電位に保持されるので、NMOSトランジスタ12はオフされる。このため、ノードAは電源電圧源VDDおよびグランドVSSからPMOSトランジスタ11およびNMOSトランジスタ12により隔離される。
【0047】
このため、ヒューズ素子13が非切断状態にある場合には、前記ノードAはグランド電位であり、ラッチ回路14の入力ノードにはグランド電位に入力される。一方、ヒューズ素子13が切断状態にある場合には、前記ノードAはラッチ回路14の入力しきい値よりも大きな一定の正電位に保持されており、ラッチ回路14の入力ノードにはこの正電位に入力される。
【0048】
従って、電源投入後、ヒューズ素子13の切断または非切断に応じてラッチ回路14においてHレベルまたはLレベルがラッチされ、ヒューズ素子13が切断状態にある場合はLレベル信号が、非切断状態にある場合はHレベル信号がラッチ回路14より出力される。ラッチ回路14の出力信号が第3のインバータ17に入力され、第3のインバータ17によって反転された信号がアドレス発生回路の記憶するアドレス(2値情報)として出力される。
【0049】
このとき、本発明の第1の実施の形態では、時刻t2以降の期間では、第2のリセット信号RES2によりNMOSトランジスタ12が常時オフされている。ラッチ回路14の入力ノード、ヒューズ素子13、およびグランドVSSを経由した電流パスはNMOSトランジスタ12がオフされることにより切断される。
【0050】
従って、電源投入から電源切断までの期間中にラッチ回路14の入力ノードとグランドVSSの間の電流パスが定常的に形成されるのを防止することができる。このため、切断状態にあるヒューズ素子13においても、このヒューズ素子13に定常的なリーク電流が流れるのを防止することができる。
【0051】
従って、第1の実施の形態のアドレス発生回路によれば、グローバック現象により切断されたヒューズ素子が再接続されるのを防止することができ、ヒューズ切断情報を正確にラッチして正確なアドレスを出力することができる。
【0052】
図3は、本発明の第2の実施の形態のアドレス発生回路の概略図である。本発明の第2の実施の形態は第1の実施の形態におけるパワーオンリセット回路について具体的な回路例を示したものである。
【0053】
図中、図2で示したものと同一のものは同一の記号で示してあり、19はインバータ、20はソースとドレインを短絡させたトランジスタ、21はPMOSトランジスタ、32はインバータ遅延回路である。
【0054】
図3に示すとおり、第2の実施の形態におけるパワーオンリセット回路18では、電源電圧源VDDとグランドVSSの間にソースおよびドレインを互いに接続した2つのPMOSトランジスタ21を並列に接続した構造を有している。その一方のPMOSトランジスタのゲートはドレインに接続され、トランジスタダイオードを形成している。
【0055】
更に、パワーオンリセット回路18は、2つのPMOSトランジスタ21のドレイン側の接続ノードBからインバータ19を複数個直列に接続した構造を有している。各インバータ間の接続ノードにはソースとドレインを短絡させたトランジスタ20のゲートが接続され、短絡されたソースとドレインは電源電圧源VDDまたはグランドVSSに接続される。各トランジスタ20により、各接続ノードに対して電源電圧源VDDまたはグランドVSSとの容量カップリングが形成されている。
【0056】
ノードBより偶数段目のインバータの出力ノードCとPMOSトランジスタのゲートが接続され、ノードCより第1のリセット信号が出力される。ノードCより後段に直列接続された複数個のインバータ列はインバータ遅延回路32を構成し、奇数段目のインバータの出力ノードDとNMOSトランジスタのゲートが接続され、ノードDより第2のリセット信号が出力される。
【0057】
図3のパワーオンリセット回路の構成に基づいて、第1および第2のリセット信号の波形について説明する。
【0058】
電源投入時刻t0以降の一定の期間は、ノードCの電位はグランドVSSに対して容量カップリングを有しているので、グランド電位に固定されている。
【0059】
ノードBはPMOSトランジスタ21を介して電源電圧源VDDと接続されているので、電源投入時刻t0以降、電源電圧源VDDのレベル上昇に伴い、ノードBの電位は時間の経過とともに上昇していく。このとき、ノードBの電位は電源電圧源VDDのレベルよりも、ダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタ21のしきい値電圧の絶対値分だけ低い値になる。
【0060】
ノードBの電位が1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧より大きくなった時点で、1段目のインバータは活性化され、Lレベル信号を出力する。すなわち、1段目のインバータは、電源電圧源VDDのレベルがダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値と1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタのしきい値の和に一致した時点で活性化する。
【0061】
このLレベル信号は次段のインバータに入力され、その後、複数個直列に接続されたインバータ列が順次活性化されていく。これに応答して、偶数段目のインバータの出力ノードであるノードCのレベルが、ノードBからノードCまでのインバータの段数分の遅延時間だけ時刻t0より遅れて、時刻t1において階段状に上昇し、Hレベルとなる。以上のようにして、図2(b)に示したような第1のリセット信号RES1の波形が出力される。
【0062】
従って、図2(b)の第1のリセット信号における時刻t1は、図3のトランジスタダイオードを形成するPMOSトランジスタ21のしきい値電圧の大きさと、図3のパワーオンリセット回路の1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧の大きさと、ノードBからノードCまでのインバータの段数によって決定されるといえる。
【0063】
一方、ノードDが電源電圧源VDDに対して容量カップリングを有しているので、電源投入時刻t0以降、ノードDの電位は電源電圧源VDDのレベル上昇に伴い時間の経過とともに上昇していく。
【0064】
時刻t1において上述のようにノードCのレベルがHレベルとなると、ノードCに接続された次段のインバータにはこのHレベル信号が入力され、その後、複数個直列に接続されたインバータ列が順次活性化されていく。これに応答して、奇数段目のインバータの出力ノードであるノードDのレベルが、ノードCからノードDまでのインバータの段数分の遅延時間だけ時刻t1より遅れて、時刻t2において階段状に降下し、Lレベルとなる。以上のようにして、図2(b)に示したような第2のリセット信号RES2の波形が出力される。
【0065】
従って、図2(b)の第2のリセット信号における時刻t2は、図3のパワーオンリセット回路のノードCからノードDまでのインバータの段数によって決定されるといえる。
【0066】
尚、図3における各トランジスタ20による容量カップリングは、電源投入から電源切断までの期間中に各インバータ間の接続ノードの電位を安定化させる役割も有している。
【0067】
図4は、本発明の第3の実施の形態のアドレス発生回路の概略図である。図中、図1で示したものと同一のものは同一の記号で示してあり、22は第1のパワーオンリセット回路、23は第2のパワーオンリセット回路、24は低いしきい値を有するNMOSトランジスタ、25は高いしきい値を有するNMOSトランジスタ、26はPMOSトランジスタである。
【0068】
本発明の第3の実施の形態のアドレス発生回路は、第1および第2の実施の形態とほぼ同様の構成を有するものであるが、パワーオンリセット回路の構成が異なる。 図4に示すとおり、第3の実施の形態のパワーオンリセット回路は、PMOSトランジスタ11のゲートにオン/オフを制御する第1のリセット信号RES1を出力する第1のパワーオンリセット回路22と、NMOSトランジスタのゲート12にオン/オフを制御する第2のリセット信号RES2を出力する第2のパワーオンリセット回路23の2つからなる。
【0069】
パワーオンリセット回路22、23の回路構成は、第2の実施の形態のものとほぼ同様であるが、少なくとも、第2のパワーオンリセット回路23におけるダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタ26のしきい値電圧の絶対値と1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタ25のしきい値の和が、第1のパワーオンリセット回路22におけるPMOSトランジスタ21のしきい値電圧の絶対値と1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタ24のしきい値の和よりも大きくなるように設計されている。
【0070】
また、第1のパワーオンリセット回路22は直列接続された偶数段のインバータ列からなり、第2のパワーオンリセット回路23は直列接続された奇数段のインバータ列からなる。
【0071】
上述のように、電源投入後、パワーオンリセット回路の1段目のインバータが活性化するまでの時間は、トランジスタダイオードを形成するPMOSトランジスタのしきい値電圧の大きさと1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧の大きさに依存している。
【0072】
従って、前記第1および第2のパワーオンリセット回路22、23において、トランジスタダイオードを形成するPMOSトランジスタ21、26と1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタ24、25のしきい値電圧の大きさをそれぞれ適切に調節することにより、図2(b)における電源投入時刻t0から時刻t1および電源投入時刻t0から時刻t2までの時間差をそれぞれ所定の値に設定することができる。
【0073】
例えば、第1および第2のパワーオンリセット回路22、23において、トランジスタダイオードを形成するPMOSトランジスタ21、26のしきい値電圧が同一である場合は、1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタ24のしきい値電圧がNMOSトランジスタ25のしきい値電圧よりも低くなるように設定される。
【0074】
また、第1および第2のパワーオンリセット回路22、23において、1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタ24、25のしきい値が同一である場合は、トランジスタダイオードを形成するPMOSトランジスタ21のしきい値電圧の絶対値はPMOSトランジスタ26のしきい値電圧の絶対値よりも小さくなるように設定される。
【0075】
このため、第1および第2のパワーオンリセット回路22、23によって、図2(b)に示したような第1のリセット信号RES1および第2のリセット信号RES2の波形を出力することが可能になる。
【0076】
ここで、トランジスタのしきい値電圧の大きさを調節する手段としては、対応するトランジスタの製造プロセスにおいてゲート絶縁膜の膜厚やチャネルドープ時のイオン注入量などを調節する方法が考えられる。
【0077】
また、第1のパワーオンリセット回路22内の1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタ24は、第2の実施の形態のパワーオンリセット回路内の1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタと同一のしきい値電圧を有するトランジスタで十分であり、特に同一の構造を有するトランジスタで十分である。
【0078】
また、第1のパワーオンリセット回路22内のダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタ21は、第2の実施の形態のパワーオンリセット回路内のダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタと同一のしきい値電圧を有するトランジスタで十分であり、特に同一の構造を有するトランジスタで十分である。
【0079】
尚、第1および第2のパワーオンリセット回路22、23において、その他のトランジスタのしきい値電圧については適宜設計可能である。各々のパワーオンリセット回路22、23において、構成するすべてのPMOSおよびNMOSトランジスタのしきい値電圧を、ダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタ21、26および1段目のインバータのNMOSトランジスタ24、25に合わせて変更してもよい。また、PMOSトランジスタ21、26およびNMOSトランジスタ24、25のみ他のトランジスタと異なるしきい値電圧となる構成にしてもよい。
【0080】
図5は、本発明の第4の実施の形態のアドレス発生回路の概略図である。図中、図4で示したものと同一のものは同一の記号で示してあり、27はダイオード接続のPMOSトランジスタである。
【0081】
本発明の第4の実施の形態のアドレス発生回路は、第1および第3の実施の形態とほぼ同様の構成を有するものであるが、パワーオンリセット回路の構成が異なる。
【0082】
図5に示すとおり、第1および第2のパワーオンリセット回路22、23の各々の回路構成は第3の実施の形態のものとほぼ同様であるが、第2のパワーオンリセット回路23において、ダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタ26のドレインとノードBの間に、少なくとも、ゲートとドレインが接続されたPMOSトランジスタ27が更に接続され、ダイオードトランジスタが追加されている。
【0083】
これにより、第2のパワーオンリセット回路23内のダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を実質的に増加させることができる。このため、第2のパワーオンリセット回路23内のダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を、第1のパワーオンリセット回路22内のPMOSトランジスタ21のしきい値電圧の絶対値よりも大きくすることができる。
【0084】
従って、第2のパワーオンリセット回路23において、トランジスタダイオードを形成するPMOSトランジスタ27を適切に挿入することにより、図2(b)における電源投入時刻t0から時刻t1および電源投入時刻t0から時刻t2までの時間差をそれぞれ所定の値に設定することができる。
【0085】
このため、第1および第2のパワーオンリセット回路22、23によって、図2(b)に示したような第1のリセット信号RES1および第2のリセット信号RES2の波形を出力することが可能になる。
【0086】
ここで、PMOSトランジスタ21、26および27のしきい値電圧は適宜設計可能であるが、PMOSトランジスタ21、26および27はすべて同一のしきい値電圧を有するトランジスタ、特に同一構造を有するトランジスタとすることができる。この場合、第2のパワーオンリセット回路23内のダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値を、第1のパワーオンリセット回路22のものと比べて実質的に2倍にすることができる。
【0087】
図6は本発明の第5の実施の形態のアドレス発生回路の概略図である。図中、図2で示したものと同一のものは同一の記号で示してあり、28は抵抗素子である。
【0088】
本発明の第5の実施の形態のアドレス発生回路は第1の実施の形態とほぼ同様の構成を有するものであるが、NMOSトランジスタ12とヒューズ素子13の接続ノードEとグランドVSSの間にヒューズ素子13と並列に抵抗素子28が形成されている。
【0089】
上述のように時刻t2以降の期間では、第2のリセット信号RES2のレベルがグランド電位に保持され、NMOSトランジスタ12がオフされることにより、ラッチ回路14の入力ノード、ヒューズ素子13およびグランドVSSを経由した電流パスは定常的に切断される。
【0090】
しかしながら、ヒューズ素子13が切断状態にある場合には、NMOSトランジスタ12がオフされた直後は、NMOSトランジスタ12とヒューズ素子13の接続ノードEには一定量の電荷が蓄積されている。この蓄積された電荷は切断状態にあるヒューズ素子13を通ってグランドVSSへと緩和する。このため、NMOSトランジスタ12がオフされる場合であっても、時刻t2以降の非常に短い期間、ノードEとグランドVSSの間の微小なリーク電流がヒューズ素子13に流れてしまう。
【0091】
この微小なリーク電流はヒューズ素子13の材料(例えばAl、Cu)のグローバック現象を引き起こす。このリーク電流がヒューズ素子13に流れる期間は非常に短いものの、電源投入と電源切断のサイクルを何度も繰り返すうちに、切断されたヒューズ素子13がグローバック現象による一定の経時変化後に再び接続されてしまう可能性がある。
【0092】
第5の実施の形態のアドレス発生回路では、この短い期間にヒューズ素子13に流れる微小なリーク電流を防止するためにノードEとグランドVSSの間にヒューズ素子13と並列に抵抗素子28が形成されている。NMOSトランジスタ12がオフされた直後にノードEに蓄積される一定量の電荷は、抵抗素子28を通って速やかにグランドVSSへと緩和させることができる。
【0093】
従って、第5の実施の形態のアドレス発生回路によれば、グローバック現象により切断されたヒューズ素子が再接続されるのをより効果的に防止することができ、ヒューズ切断情報のラッチの正確性をより高めることができる。
【0094】
ここで、この抵抗素子28としては、例えばシリコン基板上に形成したポリシリコンを用いることができる。また、シリコン基板上に形成した拡散層や常時オン状態にされたトランジスタを用いることもできる。
【0095】
また、抵抗素子28の抵抗値はNMOSトランジスタ12のオン抵抗値よりは十分大きく、かつ切断状態にあるヒューズ素子13の抵抗値よりは十分小さくなるように設定される。一般に、NMOSトランジスタのオン抵抗値は数百Ωのオーダーであり、切断状態にあるヒューズ素子の抵抗値は1MΩ以上のオーダーであるので、抵抗素子28の抵抗値は例えば数十kΩのオーダーにすればよい。
【0096】
これは、ノードEに蓄積された電荷をグランドVSSに速やかに緩和させるためには抵抗素子28の抵抗値は小さいほど好ましいが、小さくしすぎるとヒューズ素子13が切断状態にある場合でも、抵抗素子28をヒューズ素子13と並列に設けたことによりノードEとグランドVSSの間の抵抗値が前記ヒューズ素子13の切断状態の抵抗値(数MΩ程度)と比べて著しく小さくなってしまうためである。
【0097】
この場合、ヒューズ素子13が切断状態であっても、時刻t1から時刻t2までの期間中にPMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の接続ノードAに蓄積された電荷が抵抗素子を介してグランドVSSに移動し、ラッチ回路14がヒューズ素子13の切断状態に対応したHレベルをラッチできなくなってしまうためである。
【0098】
尚、パワーオンリセット回路18としては第2乃至4の実施の形態で示したすべての形態のパワーオンリセット回路を用いることができる。
【0099】
図7は本発明の第6の実施の形態のアドレス発生回路の概略図であり、図7(a)は本発明の第6の実施の形態のアドレス発生回路の回路図である。図中、図1で示したものと同一のものは同一の記号で示してあり、29はNMOSトランジスタ、30は第3のパワーオンリセット回路である。また、図7(b)は第1、第2および第3のリセット信号RES1、RES2およびRES3の波形を示す波形図である。
【0100】
本発明の第6の実施の形態のアドレス発生回路は第5の実施の形態とほぼ同様の構成を有するものであるが、NMOSトランジスタ12とヒューズ素子13の接続ノードEとグランドVSSの間に、抵抗素子28の代わりにヒューズ素子13と並列にNMOSトランジスタ29が形成されている。また、NMOSトランジスタ29のゲートには第3のパワーオンリセット回路30によりオン/オフを制御する第3のリセット信号RES3が入力される。
【0101】
第3のリセット信号RES3は、電源投入時刻t0から、第2のリセット信号が階段状のレベル降下を示す時刻t2より遅れた時刻t3まではグランド電位に保持され、時刻t3以降は電源電圧源VDDの電位変動に追従した波形を有する。すなわち、第3のリセット信号RES3は、図7(b)に示すとおり時刻t3において階段状のレベル上昇を有する波形となる。
【0102】
第6の実施の形態のアドレス発生回路では、時刻t3以降では、NMOSトランジスタ29がオンされるので、NMOSトランジスタ12がオフされた直後にノードEに蓄積されている電荷は、NMOSトランジスタ29を介してグランドVSSへと速やかに緩和させることができる。このため、時刻t2以降の短い期間にノードEとグランドVSSの間の微小なリーク電流がヒューズ素子13に流れるのを防止することができる。
【0103】
加えて、第6の実施の形態では、図7(b)に示すとおり時刻t3までの期間はNMOSトランジスタ29がオフされるので、第5の実施の形態の場合とは異なり、ヒューズ素子13が切断状態の場合に、時刻t1から時刻t2までの期間中PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の接続ノードAに蓄積された電荷がグランドVSSに移動することはない。このため、NMOSトランジスタ29はラッチ回路14がヒューズ素子13の切断状態に対応したHレベルをラッチするのを妨げることはない。
【0104】
従って、第6の実施の形態のアドレス発生回路によれば、グローバック現象により切断されたヒューズ素子が再接続されるのをより効果的に防止することができるとともに、ヒューズ素子が切断状態の場合に時刻t1から時刻t2までの期間中にラッチ回路がヒューズ素子の切断状態に対応したHレベルを確実にラッチすることができるので、ヒューズ切断情報のラッチの正確性をより一層高めることができる。
【0105】
ここで、パワーオンリセット回路18としては第2乃至4の実施の形態で示したすべての形態のパワーオンリセット回路を用いることができる。
【0106】
また、第3のパワーオンリセット回路としては、第3および第4の実施の形態で示した第1のパワーオンリセット回路と同様の回路を用いることができる。
【0107】
すなわち、ダイオードトランジスタを形成するPMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値の大きさと1段目のインバータを構成するNMOSトランジスタのしきい値電圧の大きさを適切に調節することにより、第3のリセット信号RES3における電源投入時刻t0から時刻t3までの時間差を、電源投入時刻t0から時刻t2までの時間差よりも長くなるように設定することができる。
【0108】
また、図8は第6の実施の形態のアドレス発生回路の変形例である。図中、図中、図7で示したものと同一のものは同一の記号で示してあり、31はインバータ遅延回路である。
【0109】
図8に示すとおり、パワーオンリセット回路18の第2のリセット信号RES2の出力ノードに対して、更にNMOSトランジスタ29のゲートに第3のリセット信号を出力するインバータ遅延回路31を構成してもよい。これにより、図7(b)に示すような第1乃至3のリセット信号RES1、RES2およびRES3の波形を出力することができる。
【0110】
ここで、図8においてもパワーオンリセット回路18としては第2乃至4の実施の形態で示したすべての形態のパワーオンリセット回路を用いることができる。
【0111】
また、インバータ遅延回路31としては、第3の実施の形態におけるインバータ遅延回路32と同様のものを用いることができ、インバータを複数個直列に接続させて構成することができる。
【0112】
尚、本発明の関連技術として、特開平8−321197号公報に記載されたヒューズROM回路が考えられる。
【0113】
このヒューズROM回路は、電源電圧源VDDとグランドVSSの間にヒューズ素子、第1のスイッチトランジスタおよび第2のスイッチトランジスタが順次直列に接続されたROMセルを有し、第1のスイッチトランジスタと第2のスイッチトランジスタの接続ノード○とラッチ回路のノードが接続され、第1のスイッチトランジスタおよび第2のスイッチトランジスタのゲートにオン/オフを制御する制御信号を出力するゲート制御回路を有している。
【0114】
このゲート制御回路は、電源投入後、電源電圧源VDDのレベルが所定の電圧、例えば3.3Vに安定化した後に、第1のスイッチトランジスタおよび第2のスイッチトランジスタのオン/オフを制御するものである。このため、電源投入後ヒューズ素子の切断情報がラッチ回路においてラッチされるまでには多くの時間を必要とする。
【0115】
これに対し、本発明は、電源投入直後から電源電圧源VDDのレベル上昇と連動してヒューズ素子と直列に接続された各トランジスタのオン/オフを制御してヒューズ素子の切断情報をラッチ回路においてラッチさせるものであり、上記関連技術とは本質的に異なるものである。
【0116】
【発明の効果】
本発明のアドレス発生回路では、電源電圧源VDD、第1のスイッチトランジスタ、第2のスイッチトランジスタ、ヒューズ素子、およびグランドVSSが順次直列に接続されている。また、パワーオンリセット回路は、第1のスイッチトランジスタのオン/オフを制御する第1のリセット信号、および第2のスイッチトランジスタのオン/オフを制御する第2のリセット信号を出力する。
【0117】
第2のリセット信号により第2のスイッチトランジスタをオフすることができるので、電源投入から電源切断までの期間中にラッチ回路の入力端子とグランドの間の電流パスが定常的に形成されるのを防止することができる。このため、切断状態にあるヒューズ素子においても、このヒューズ素子に定常的なリーク電流が流れるのを防止することができる。
【0118】
従って、本発明によれば、グローバック現象により切断されたヒューズ素子が再接続されるのを防止することができ、ヒューズ切断情報を正確にラッチして正確なアドレスを出力することが可能となるので、係るアドレス発生回路の性能向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明のためのアドレス発生回路の概略図、
【図2】 本発明の第1の実施の形態のアドレス発生回路の概略図、
【図3】 本発明の第2の実施の形態のアドレス発生回路の概略図、
【図4】 本発明の第3の実施の形態のアドレス発生回路の概略図、
【図5】 本発明の第4の実施の形態のアドレス発生回路の概略図、
【図6】 本発明の第5の実施の形態のアドレス発生回路の概略図、
【図7】 本発明の第6の実施の形態のアドレス発生回路の概略図、
【図8】 本発明の第6の実施の形態のアドレス発生回路の変形例を示す図、
【図9】 従来のアドレス発生回路の概略図、
【符号の説明】
1 第1のスイッチトランジスタ、
2 第2のスイッチトランジスタ、
3 ヒューズ素子、
4 ラッチ回路、
5 パワーオンリセット回路、
11 PMOSトランジスタ、
12 NMOSトランジスタ、
13 ヒューズ素子、
14 ラッチ回路、
15 第1のインバータ、
16 第2のインバータ、
17 第3のインバータ、
18 パワーオンリセット回路
19 インバータ、
20 トランジスタ、
21 PMOSトランジスタ、
22 第1のパワーオンリセット回路、
23 第2のパワーオンリセット回路、
24 NMOSトランジスタ、
25 NMOSトランジスタ、
26 PMOSトランジスタ、
27 PMOSトランジスタ、
28 抵抗素子、
29 NMOSトランジスタ、
30 第3のパワーオンリセット回路
31 インバータ遅延回路
32 インバータ遅延回路
41 第1のスイッチトランジスタ、
42 ヒューズ素子、
43 ラッチ回路、
44 インバータ、
45 パワーオンリセット回路

Claims (4)

  1. 一端が電源電圧源に接続され、他端が第1のノードに接続された第1のスイッチトランジスタと、
    一端が前記第1のノードに接続され、他端が第2のノードに接続された第2のスイッチトランジスタと、
    一端が前記第2のノードに接続され、他端がグランドに接続されたヒューズ素子と、
    前記第1のスイッチトランジスタのオン/オフを制御する第1のリセット信号および前記第2のスイッチトランジスタのオン/オフを制御する第2のリセット信号を出力するパワーオンリセット回路と、
    入力端が前記第1のノードに接続され、前記ヒューズ素子の切断または非切断に対応した所定の電位をラッチして出力するラッチ回路と、
    前記第2のノードと前記グランドの間に前記ヒューズ素子と並列に接続され、少なくとも前記ヒューズ素子の非切断状態の抵抗値よりも大きく、かつ、前記第2のスイッチトランジスタのオン状態の抵抗値よりも大きい抵抗値を有する抵抗素子と、を有するアドレス発生回路であって、
    前記第1のリセット信号は、電源投入直後からの第1の期間において前記第1のスイッチトランジスタをオンにし、前記第1の期間が終わった後は前記第1のスイッチトランジスタを常時オフに保持する信号であって、
    前記第2のリセット信号は、少なくとも、前記第1の期間以降の第2の期間において前記第2のスイッチトランジスタをオンにし、前記第2の期間が終わった後は前記第2のスイッチトランジスタを常時オフに保持する信号であって、
    前記パワーオンリセット回路は、
    電源電圧源のレベル上昇に追従して上昇するレベルを出力する第1のレベル生成部と、前記第1のレベル生成部の出力端から複数段直列に接続された第1のインバータ列を有する第1のインバータ遅延回路とを有し、前記第1のリセット信号を出力する第1のパワーオンリセット回路と、
    電源電圧源のレベル上昇に追従して上昇するレベルを出力する第2のレベル生成部と、前記第2のレベル生成部の出力端から複数段直列に接続された第2のインバータ列を有する第2のインバータ遅延回路とを有し、前記第2のリセット信号を出力する第2のパワーオンリセット回路とを備え、
    前記第1のインバータ遅延回路の1段目のインバータのしきい値が前記第2のインバータ遅延回路の1段目のインバータのしきい値より低いことを特徴とするアドレス発生回路。
  2. 一端が電源電圧源に接続され、他端が第1のノードに接続された第1のスイッチトランジスタと、
    一端が前記第1のノードに接続され、他端が第2のノードに接続された第2のスイッチトランジスタと、
    一端が前記第2のノードに接続され、他端がグランドに接続されたヒューズ素子と、
    前記第1のスイッチトランジスタのオン/オフを制御する第1のリセット信号および前記第2のスイッチトランジスタのオン/オフを制御する第2のリセット信号を出力するパワーオンリセット回路と、
    入力端が前記第1のノードに接続され、前記ヒューズ素子の切断または非切断に対応した所定の電位をラッチして出力するラッチ回路と、
    前記第2のノードと前記グランドの間に前記ヒューズ素子と並列に接続され、少なくとも前記ヒューズ素子の非切断状態の抵抗値よりも大きく、かつ、前記第2のスイッチトランジスタのオン状態の抵抗値よりも大きい抵抗値を有する抵抗素子と、を有するアドレス発生回路であって、
    前記第1のリセット信号は、電源投入直後からの第1の期間において前記第1のスイッチトランジスタをオンにし、前記第1の期間が終わった後は前記第1のスイッチトランジスタを常時オフに保持する信号であって、
    前記第2のリセット信号は、少なくとも、前記第1の期間以降の第2の期間において前記第2のスイッチトランジスタをオンにし、前記第2の期間が終わった後は前記第2のスイッチトランジスタを常時オフに保持する信号であって、
    前記パワーオンリセット回路は、
    電源電圧源のレベル上昇に追従して上昇するレベルを出力する第1のレベル生成部と、前記第1のレベル生成部の出力端から複数段直列に接続された第1のインバータ列を有するインバータ遅延回路とを有し、前記第1のリセット信号を出力する第1のパワーオンリセット回路と、
    電源電圧源のレベル上昇に追従して上昇するレベルを出力する第2のレベル生成部と、前記第2のレベル生成部の出力端から複数段直列に接続された第2のインバータ列を有するインバータ遅延回路とを有し、前記第2のリセット信号を出力する第2のパワーオンリセット回路とを備え、
    前記第1のレベル生成部が出力するレベルが前記第2のレベル生成部が出力するレベルより高いことを特徴とするアドレス発生回路。
  3. 前記ヒューズ素子はAlまたはCuにより構成されることを特徴とする請求項1又は2記載のアドレス発生回路。
  4. 前記第1のスイッチトランジスタはPMOSトランジスタであり、前記第2のスイッチトランジスタはNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1又は2記載のアドレス発生回路。
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