JP2001256795A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001256795A
JP2001256795A JP2000069233A JP2000069233A JP2001256795A JP 2001256795 A JP2001256795 A JP 2001256795A JP 2000069233 A JP2000069233 A JP 2000069233A JP 2000069233 A JP2000069233 A JP 2000069233A JP 2001256795 A JP2001256795 A JP 2001256795A
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JP2000069233A
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Yasuhisa Takeyama
泰久 武山
Osamu Hirabayashi
修 平林
Nobuaki Otsuka
伸朗 大塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルの不良部分を救済する効率を向上
できる半導体記憶装置を提供すること。 【解決手段】 複数の置換単位に分割され、これら置換
単位の少なくとも1つを冗長部分とするメモリセルアレ
イ1と、複数の置換単位のうち、冗長部分を除いた置換
単位中のアドレスを選択する複数の通常デコード回路1
3を含む通常デコーダ3と、冗長部分中のアドレスを選
択する複数の冗長デコード回路15を含む冗長デコーダ
5とを具備し、通常デコード回路13、および冗長デコ
ード回路15それぞれに、これら回路の出力を、アドレ
ス信号の論理に関わらずに、ある値に固定するフューズ
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冗長部分付きの
半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置においては、冗長部分、
即ち冗長セルおよび冗長セルの制御回路を設けておき、
メモリセルの一部が不良であった場合、その不良セル
を、冗長セルに置き換えることにより、製造時の良品率
(歩留り)の向上を図る、ということが広く行われてい
る。
【0003】図5は従来の冗長部分付き半導体記憶装置
を示すブロック図、図6は図5に示す装置の論理回路図
である。
【0004】図5、図6に示すように、冗長部分は、半
導体記憶装置毎に定められた一定の数のローまたはカラ
ムからなる単位(以下、置換単位という)で構成されて
いる。不良部分は、置換単位毎に冗長部分に置き換えら
れる。図5では、冗長部分が1セットの例を示している
が、実際には冗長部分が複数セット設けられることが一
般的である。
【0005】図5、図6に示す装置の動作を簡単に説明
する。
【0006】メモリセルの一部に不良があった場合、そ
の不良部分のアドレス(本例では2 Nセットの置換単位
のうち、1セットを選択するアドレス)に応じて、アド
レスフューズ101を切り、さらに冗長部分を使用する
ことを表すためのイネーブルフューズ102を切る。
【0007】この状態のとき、不良部分のアドレスに対
してアクセスが行われると、冗長部分を使用するための
ヒット信号がオン(“H”レベル)になる。このヒット
信号は冗長デコーダ104に入力され、その反転信号は
通常デコーダ103に入力される。これにより、通常デ
コーダ103中に、2M個設けられた通常デコード回路
105はそれぞれディスエーブルされ、冗長デコーダ1
04中に2M個設けられた冗長デコード回路106がイ
ネーブルされる。
【0008】このようにして、不良部分のアドレスに対
して割り当てられたメモリセルがアクセスされないよう
にし、代わりに冗長部分のメモリセルがアクセスされる
ようにしている。図7(A)、図7(B)にそれぞれ、
通常デコード回路105、冗長デコード回路106の回
路図を示しておく。
【0009】上記装置において、冗長部分を使用するか
否かのチェックは、メモリセルへのアクセスの度に毎回
行われる。このように毎回チェックすることで、ヒット
信号がオン(“H”レベル)になったときのみ、通常デ
コード回路105をそれぞれディスエーブルし、冗長デ
コード回路106をそれぞれイネーブルすることができ
る。
【0010】しかし、ヒット信号を生成するためのアド
レスフューズ、イネーブルフューズおよびコンパレータ
等の回路は、メモリセルおよびデコーダのレイアウトの
都合上、デコーダの端に配置されることが多い。このた
め、ヒット信号は、最長で、デコーダの端から端まで形
成された長い配線を経由して通常デコード回路105や
冗長デコード回路106に入力されることになり、その
配線遅延が大きくなる。この配線遅延のため、冗長部分
を使用する際、不良部分のアドレスに対応したデコード
回路のロジックが確定するまでの時間が増大し、不良部
分のアドレスへのアクセスのみ、他のアドレスへのアク
セスに比べて遅くなってしまう、という問題がある。
【0011】このような問題を解決した半導体記憶装置
を、図8、図9に示す。
【0012】図8、図9に示す装置では、例えば2N
ットの置換単位のうち、1セットを選択するためのデコ
ーダ(本例ではプリデコーダ)111中にディスエーブ
ルフューズを設ける。具体的には、プリデコーダ111
中には、2N個のプリデコード回路112が設けられ、
その一つ一つにディスエーブルフューズを設ける。ディ
スエーブルフューズ付きのプリデコード回路112の回
路図を、図10(A)に示す。また、参考のため、置換
単位中アドレス選択用プリデコーダ113中に設けられ
た2N個のプリデコード回路114の回路図を、図10
(B)に示しておく。
【0013】図8、図9に示す装置の動作を簡単に説明
する。
【0014】メモリセルの一部に不良があった場合、そ
の不良部分のアドレス(本例では2 Nセットの置換単位
のうち、1セットを選択するアドレス)に応じて、アド
レスフューズ101を切り、さらに冗長部分を使用する
ことを表すためのイネーブルフューズ102を切る。
【0015】さらに、上記不良部分のアドレスに対応す
るプリデコード回路112のディスエーブルフューズを
切り、このプリデコード回路112の出力を“L”レベ
ルに固定する。これにより、出力が“L”レベルに固定
されたプリデコード回路112により選択される通常デ
コード回路105がディスエーブルされ、冗長デコード
回路106がイネーブルされる。
【0016】このようにして、前記不良部分のアドレス
に対して割り当てられたメモリセルはアクセスされない
ようにし、代わりに冗長部分のメモリセルがアクセスさ
れるようにする。
【0017】冗長部分を、図8、図9に示すように構成
した場合、図5、図6に示す構成と比較し、ヒット信号
を通常デコード回路105に入力しないので、ヒット信
号の配線遅延により、不良部分のアドレスへのアクセス
が遅くなってしまう、という問題を解決することができ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8、図9に
示す装置においても、以下のような問題がある。
【0019】不良部分を含むメモリセルを、冗長部分の
メモリセルと置き換える際、レイアウトの対称性等の整
合のため、まとまった数のメモリセルの単位で、冗長部
分と置き換える場合がある。これは、特にカラム置き換
えの場合に行われる。この場合、置き換えに使用する冗
長部分のメモリセルにも不良がないとは限らないため、
冗長部分に置き換える単位が大きいと、置き換えた先の
冗長部分のメモリセルに不良がある可能性が大きくな
り、その結果、メモリセルの不良部分を救済する効率が
低下してしまう、という問題がある。
【0020】この発明は、上記の事情に鑑み為されたも
ので、メモリセルの不良部分を救済する効率を向上でき
る半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の態様に係る半導体記憶装置は、複
数の置換単位に分割され、これら置換単位の少なくとも
1つを冗長部分とするメモリセルアレイと、前記複数の
置換単位のうち、前記冗長部分を除いた前記置換単位中
のアドレスを選択する複数のデコード回路を含む通常デ
コーダと、前記冗長部分中のアドレスを選択する複数の
デコード回路を含む冗長デコーダとを具備する。そし
て、前記通常デコーダに含まれた前記複数のデコード回
路、および前記冗長デコーダに含まれた前記複数のデコ
ード回路それぞれに、これら回路の出力を、アドレス信
号の論理に関わらずに、ある値に固定する素子を備えた
ことを特徴としている。
【0022】また、この発明の第2の態様に係る半導体
記憶装置は、複数の置換単位に分割され、これら置換単
位の少なくとも1つを冗長部分とするメモリセルアレイ
と、前記冗長部分を除いた前記置換単位それぞれに対応
して設けられ、前記冗長部分を除いた前記置換単位を選
択する第1のアドレス信号、および前記置換単位中のア
ドレスを選択する第2のアドレス信号をデコードし、前
記冗長部分を除いた前記置換単位中のアドレスを選択す
る複数のデコード回路を含む通常デコーダと、前記第1
のアドレス信号を不良アドレスと比較し、これらが一致
したとき、ヒット信号を出力するコンパレータと、前記
冗長部分に対応して設けられ、前記ヒット信号および前
記第2のアドレス信号をデコードし、前記冗長部分中の
アドレスを選択する複数のデコード回路を含む冗長デコ
ーダとを具備する。そして、前記通常デコーダに含まれ
た前記複数のデコード回路、および前記冗長デコーダに
含まれた前記複数のデコード回路それぞれに、これら回
路の出力を、前記第1、第2のアドレス信号、およびヒ
ット信号の論理に関わらずに、ある値に固定する素子を
備えたことを特徴としている。
【0023】また、この発明の第3の態様に係る半導体
記憶装置は、複数の置換単位に分割され、これら置換単
位の少なくとも1つを冗長部分とするメモリセルアレイ
と、前記冗長部分を除いた前記置換単位を選択する第1
のアドレス信号をプリデコードし、第1のプリデコード
アドレス信号を出力する第1のプリデコーダと、前記置
換単位中のアドレスを選択する第2のアドレス信号をプ
リデコードし、第2のプリデコードアドレス信号を出力
する第2のプリデコーダと、前記冗長部分を除いた前記
置換単位それぞれに対応して設けられ、前記第1のプリ
デコードアドレス信号および第2のプリデコードアドレ
ス信号をデコードし、前記冗長部分を除いた前記置換単
位中のアドレスを選択する複数のデコード回路を含む通
常デコーダと、前記冗長部分を除いた前記置換単位のう
ち、不良な置換単位に対応する不良アドレスを記憶する
不良アドレス記憶回路と、前記第1のアドレス信号、も
しくは前記第1のプリデコードアドレス信号を前記不良
アドレスと比較し、これらが一致したとき、ヒット信号
を出力するコンパレータと、前記冗長部分に対応して設
けられ、前記ヒット信号および前記第2のプリデコード
アドレス信号をデコードし、前記冗長部分中のアドレス
を選択する複数のデコード回路を含む冗長デコーダとを
具備する。そして、前記通常デコーダに含まれた前記複
数のデコード回路、および前記冗長デコーダに含まれた
前記複数のデコード回路それぞれに、これら回路の出力
を、前記第1、第2のプリデコードアドレス信号、およ
びヒット信号の論理に関わらずに、ある値に固定する素
子を備えたことを特徴としている。
【0024】上記構成を有する半導体記憶装置である
と、通常デコーダ、冗長デコーダ双方に設けられた、置
換単位中のアドレスを選択する複数のデコード回路それ
ぞれに、これら回路の出力を、アドレス信号の論理に関
わらずに、ある値に固定する素子を備えている。このた
め、通常部分中に発生した不良部分は、置換単位中で、
さらに必要最低限に絞り込んで、冗長部分に置き換える
ことが可能となる。この結果、冗長部分中に不良部分が
あった場合でも、この不良部分のアドレスが、通常部分
中に発生した不良部分のアドレスに合致しない限り、置
き換えが可能となる。よって、救済効率は、従来装置に
比較して向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を、
図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわた
り、共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0026】図1はこの発明の一実施形態に係る冗長部
分付き半導体記憶装置の基本構成を示すブロック図であ
る。
【0027】図1に示すように、メモリセルアレイ1
は、複数セットの置換単位に分割されている。これら置
換単位の少なくとも1つは冗長部分であり、これ以外は
通常部分である。本例では通常部分が2Nセットの置換
単位を含み、冗長部分が1セットの置換単位を含む場合
を想定している。
【0028】プリデコーダ2はN本のアドレス信号をプ
リデコードする。N本のアドレス信号は2Nセットの置
換単位のうち、1セットを選択する。プリデコーダ2か
ら出力された2N本のプリデコードアドレス信号XB
は、2Nセットの置換単位毎に設けられた通常デコーダ
3のうち、対応するものに入力される。これにより、2
Nセットの通常デコーダ3のうち、1セットが選択され
る。
【0029】プリデコーダ4はM本のアドレス信号をプ
リデコードする。M本のアドレス信号は各置換単位中そ
れぞれに定められた2M個のアドレスのうち、1個のア
ドレスを選択する。プリデコーダ4から出力された2M
本のプリデコードアドレス信号XAは、2Nセットの通
常デコーダ3、および1セットの冗長デコーダ5に共通
に入力される。これにより、各置換単位中に定められた
M個のアドレスのうち、1個のアドレスが選択され
る。
【0030】コンパレータ6はイネーブルフューズ7が
切られているときイネーブルされ、切られていないとき
ディスエーブルされる。イネーブル状態のとき、コンパ
レータ6は、N本のアドレス信号を、N個のアドレスフ
ューズ8にプログラムされた不良アドレスの情報と比較
する。この比較の結果、例えばN本のアドレス信号が不
良アドレスの情報に一致したとき、例えば“H”レベル
のヒット信号を出力する。ヒット信号は冗長デコーダ5
に入力される。
【0031】図2は図1に示す装置の一論理回路例を示
す論理回路図である。なお、図2では、N=2、M=2
の場合を想定している。
【0032】図2に示すように、通常デコーダ3はそれ
ぞれ、2M個(図2の例では4個)の通常デコード回路
13を含み、冗長デコーダ5も同様に、2M個(図2の
例では4個)の冗長デコード回路15を含む。これら通
常デコード回路13、および冗長デコード回路15はそ
れぞれ、置換単位中に定められた2M個のアドレスのう
ち、一個を選択する。これら通常デコード回路13、お
よび冗長デコード回路15にはそれぞれ、ディスエーブ
ルフューズが取り付けられている。
【0033】図3(A)は通常デコード回路13の一回
路例を示す回路図、図3(B)は冗長デコード回路15
の一回路例を示す回路図である。
【0034】図3(A)に示すように、通常デコード回
路13は、Pチャネル型MOSトランジスタ(以下PM
OS)21、22、ディスエーブルフューズ23、Nチ
ャネル型MOSトランジスタ(以下NMOS)24、2
5、およびラッチ回路26を含む。PMOS21、22
は、高電位電源Vccと出力ノード27との間に並列接
続されている。ディスエーブルフューズ23の一端は、
出力ノード27に接続されている。このディスエーブル
フューズ23は、ポリシリコン、またはメタルを用いて
形成される。NMOS24、25は、ディスエーブルフ
ューズ23の他端と低電位電源Vssとの間に直列に接
続されている。ラッチ回路26の入力は出力ノード27
に接続されている。プリデコードアドレス信号XA、お
よびプリデコードアドレス信号XBはそれぞれ、PMO
S21、22、NMOS23、24のゲートにそれぞれ
入力される。
【0035】図3(B)に示すように、冗長デコード回
路15は、通常デコード回路13と、同様の回路であ
る。異なるところは、PMOS21、22、NMOS2
3、24のゲートに、プリデコードアドレス信号XBの
代わりに、ヒット信号HITが入力されることである。
【0036】次に、第1の実施形態に係る装置の動作を
説明する。
【0037】メモリセルアレイ1に不良部分があった場
合、イネーブルフューズ7を切り、コンパレータ6をイ
ネーブルする。さらに不良部分が存在する置換単位を選
択するアドレスに応じて、アドレスフューズ8を切り、
この不良部分のアドレスがアクセスされたとき、ヒット
信号HITが“H”レベルとなるようにする。
【0038】また、不良部分が存在する置換単位に含ま
れた通常デコード回路13のうち、不良部分を選択する
通常デコード回路13のディスエーブルフューズ23を
切る。これにより、不良部分を選択する通常デコード回
路13はディスエーブルされる。つまり、ディスエーブ
ルフューズ23が切られたとき、通常デコード回路13
は、プリデコードアドレス信号XA、XBの論理に関わ
らずに、その出力を常に“L”レベルとする。
【0039】さらに冗長デコード回路15のうち、上記
不良部分を選択する通常デコード回路13に対応した冗
長デコード回路15以外のディスエーブルフューズ23
を切る。これにより、不良部分を選択する通常デコード
回路13に対応した冗長デコード回路15のみがイネー
ブルされる。つまり、ディスエーブルフューズ23が切
られていない冗長デコード回路15のみが、プリデコー
ドアドレス信号XA、およびヒット信号HITの論理に応
じて、その出力を“H”レベル、又は“L”レベルとす
る。図4に、ディスエーブルフューズ23の切断状態
(Cutは切断、NoCutは非切断を示す)と不良部分との関
係の一例を示しておく。図4に示す例では、通常部分中
の、4個のアドレスのうち、1個の不良アドレスを、冗
長部分中の1個のアドレスに置き換えている。なお、4
個のアドレスのうち、2個以上のアドレスに不良があっ
た場合でも同様である。
【0040】上記一実施形態に係る装置は、図5〜図1
0に示した従来装置と比較して、特に置換単位中に定め
られた2M個のアドレスのうち、1個を選択する通常デ
コード回路13、および冗長デコード回路15にそれぞ
れ、ディスエーブルフューズ23を取り付けたこと、が
異なっている。
【0041】この構成を有することで、通常部分中に発
生した不良部分は、置換単位中で、さらに必要最低限に
絞り込まれて、冗長部分に置き換えられるようになる。
この結果、冗長部分中に不良部分があった場合でも、こ
の不良部分のアドレスが、通常部分中に発生した不良部
分のアドレスに合致しない限り、置き換えが可能とな
る。よって、救済効率は、従来装置に比較して向上す
る。
【0042】また、図3(A)、図3(B)に示したよ
うに、通常デコード回路13の回路と、冗長デコード回
路15の回路とは、互いに同様の回路で構成できる。こ
のため、通常デコード回路13および冗長デコード回路
15のレイアウトは、互いに共通化することが可能であ
る。このように通常デコード回路13および冗長デコー
ド回路15のレイアウトを互いに共通化すれば、通常デ
コード回路13および冗長デコード回路15それぞれに
ディスエーブルフューズ23を設けたとしても、レイア
ウト面積が増大する、というデメリットは少ない。
【0043】また、上記一実施形態では、2Nセットの
置換単位のうち、1セットを選択するN本のアドレス信
号に対応して、アドレスフューズ8を設けるようにし
た。しかし、アドレスフューズ8は、2N本のプリデコ
ードアドレス信号XBに対応して、設けるようにしても
良い。この場合には、イネーブルフューズ7が不要にな
る、という効果もある。何故なら、プリデコードアドレ
ス信号は、アドレス信号をデコードした信号であるか
ら、アドレス信号のようにオール“L”又はオール
“H”の状態が存在しないためである。
【0044】また、上記一実施形態では、通常デコード
回路13、および冗長デコード回路15をディスエーブ
ルする素子としてフューズを用いたが、ディスエーブル
する素子であれば、フューズ以外の素子を用いることが
可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、メモリセルの不良部分を救済する効率を向上できる
半導体記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る冗長部分付
き半導体記憶装置のブロック図。
【図2】図2は図1に示す装置の論理回路図。
【図3】図3(A)は通常デコード回路の回路図、図3
(B)は冗長デコード回路の回路図。
【図4】図4はディスエーブルフューズの切断状態と不
良部分との関係を示す図。
【図5】図5は従来の冗長部分付き半導体記憶装置のブ
ロック図。
【図6】図6は図5に示す装置の論理回路図。
【図7】図7(A)は通常デコード回路の回路図、図7
(B)は冗長デコード回路の回路図。
【図8】図8は従来の冗長部分付き半導体記憶装置のブ
ロック図。
【図9】図9は図8に示す装置の論理回路図。
【図10】図10(A)は置換単位選択用プリデコード
回路の回路図、図10(B)は置換単位中アドレス選択
用プリデコード回路の回路図。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ、 2…プリデコーダ(置換単位選択用)、 3…通常デコーダ、 4…プリデコーダ(置換単位中アドレス選択用)、 5…冗長デコーダ、 6…コンパレータ、 7…イネーブルフューズ、 8…アドレスフューズ、 9…コンタクトホール、 13…通常デコード回路、 15…冗長デコード回路、 21、22…Pチャネル型MOSトランジスタ、 23…ディスエーブルフューズ、 24、25…Nチャネル型MOSトランジスタ、 26…ラッチ回路、 27…出力ノード。
フロントページの続き (72)発明者 大塚 伸朗 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B018 GA06 HA24 HA25 KA13 KA14 KA17 5L106 CC04 CC16 GG00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の置換単位に分割され、これら置換
    単位の少なくとも1つを冗長部分とするメモリセルアレ
    イと、 前記複数の置換単位のうち、前記冗長部分を除いた前記
    置換単位中のアドレスを選択する複数のデコード回路を
    含む通常デコーダと、 前記冗長部分中のアドレスを選択する複数のデコード回
    路を含む冗長デコーダとを具備し、 前記通常デコーダに含まれた前記複数のデコード回路、
    および前記冗長デコーダに含まれた前記複数のデコード
    回路それぞれに、これら回路の出力を、アドレス信号の
    論理に関わらずに、ある値に固定する素子を備えたこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数の置換単位に分割され、これら置換
    単位の少なくとも1つを冗長部分とするメモリセルアレ
    イと、 前記冗長部分を除いた前記置換単位それぞれに対応して
    設けられ、前記冗長部分を除いた前記置換単位を選択す
    る第1のアドレス信号、および前記置換単位中のアドレ
    スを選択する第2のアドレス信号をデコードし、前記冗
    長部分を除いた前記置換単位中のアドレスを選択する複
    数のデコード回路を含む通常デコーダと、 前記第1のアドレス信号を不良アドレスと比較し、これ
    らが一致したとき、ヒット信号を出力するコンパレータ
    と、 前記冗長部分に対応して設けられ、前記ヒット信号およ
    び前記第2のアドレス信号をデコードし、前記冗長部分
    中のアドレスを選択する複数のデコード回路を含む冗長
    デコーダとを具備し、 前記通常デコーダに含まれた前記複数のデコード回路、
    および前記冗長デコーダに含まれた前記複数のデコード
    回路それぞれに、これら回路の出力を、前記第1、第2
    のアドレス信号、およびヒット信号の論理に関わらず
    に、ある値に固定する素子を備えたことを特徴とする半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数の置換単位に分割され、これら置換
    単位の少なくとも1つを冗長部分とするメモリセルアレ
    イと、 前記冗長部分を除いた前記置換単位を選択する第1のア
    ドレス信号をプリデコードし、第1のプリデコードアド
    レス信号を出力する第1のプリデコーダと、 前記置換単位中のアドレスを選択する第2のアドレス信
    号をプリデコードし、第2のプリデコードアドレス信号
    を出力する第2のプリデコーダと、 前記冗長部分を除いた前記置換単位それぞれに対応して
    設けられ、前記第1のプリデコードアドレス信号および
    第2のプリデコードアドレス信号をデコードし、前記冗
    長部分を除いた前記置換単位中のアドレスを選択する複
    数のデコード回路を含む通常デコーダと、 前記冗長部分を除いた前記置換単位のうち、不良な置換
    単位に対応する不良アドレスを記憶する不良アドレス記
    憶回路と、 前記第1のアドレス信号、もしくは前記第1のプリデコ
    ードアドレス信号を前記不良アドレスと比較し、これら
    が一致したとき、ヒット信号を出力するコンパレータ
    と、 前記冗長部分に対応して設けられ、前記ヒット信号およ
    び前記第2のプリデコードアドレス信号をデコードし、
    前記冗長部分中のアドレスを選択する複数のデコード回
    路を含む冗長デコーダとを具備し、 前記通常デコーダに含まれた前記複数のデコード回路、
    および前記冗長デコーダに含まれた前記複数のデコード
    回路それぞれに、これら回路の出力を、前記第1、第2
    のプリデコードアドレス信号、およびヒット信号の論理
    に関わらずに、ある値に固定する素子を備えたことを特
    徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルアレイに不良アドレスが
    存在した場合、 前記通常デコーダに含まれた前記複数のデコード回路の
    うち、前記不良アドレスを選択するデコード回路の出力
    をある値に固定し、 前記冗長デコーダに含まれた前記複数のデコード回路の
    うち、前記不良アドレスを選択するデコード回路に対応
    したデコード回路以外の出力をある値に固定することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載の
    半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記出力をある値に固定する素子は、フ
    ューズであることを特徴とする請求項1乃至請求項4い
    ずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記フューズは、ポリシリコンまたはメ
    タルで形成されていることを特徴とする請求項5に記載
    の半導体記憶装置。
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