JP3673637B2 - 冗長回路を備えた半導体メモリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はSRAM(static random access memory)等のような半導体メモリ装置に係り、より具体的には、装置の製造工程中に発生した欠陥メモリセルを救済するための冗長回路を備えた半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体メモリ装置を製造する時、よりよい収率を得るように考えることは非常に重要である。一般に、半導体メモリ装置に幾つの欠陥メモリセルが発生することがあり、たとえただ一つの欠陥セルだけを持つとしても、そのメモリ装置は製品として出荷することはできない。高集積半導体メモリ装置の製造時に欠陥セルが発生する確率は、相対的に低い集積度を持つ装置を製造する時のそれよりは高い。すなわち、メモリ装置が高集積化されるほど製造工程上により多数の欠陥発生要因が随伴し、装置が屑等により大きな影響を受け、収率が低下してしまう。このように、メモリ装置の高集積化による収率低下を改善するため、種々の試みがなされている。
【0003】
より高い収率を実現するためには、もちろん、欠陥セルの発生を可能な限り抑制することができるように、製造工程を改善することが一番好ましいが、このような努力には限界がある。従って、収率改善のための種々の他の技術が提案されている。これらの中には、メモリ装置の構造を改良して製造過程で発生した欠陥領域を救済する技術がある。
【0004】
このような構造改良技術として、よく知られているのが冗長技術である。この技術によると、メモリ装置には、2進データの貯蔵のための主メモリセルアレイと共に、その各ロウ及び各カラム上の欠陥セルを代替するための冗長メモリセルのアレイが用意される。各冗長セルは各冗長ワードライン及び冗長ビットラインに接続される。主メモリセルアレイの検査過程で、数個ないし数千個の欠陥セルが発見されると、これらは冗長メモリセルに代替される。これにより、全体チップは欠陥がない製品として維持される。
【0005】
一般に、主セルアレイのロウ上に存在する欠陥セルを代替するための冗長セルアレイはロウ冗長アレイと称し、カラム上に存在する欠陥セルを代替するための冗長セルアレイはカラム冗長アレイと称する。欠陥メモリセルを冗長セルに代替するためには、欠陥セルの位置情報、すなわち、リペアアドレスを貯蔵するための回路と、外部から入力されたアドレスがリペアアドレスと一致するか否かを判定する回路が必要である。このような回路と、冗長セルアレイとは一般に冗長回路と呼ばれる。ロウ冗長回路は任意のロウアドレスを解読して、そのアドレスが貯蔵されたリペアロウアドレスと一致する時、欠陥領域を冗長セルアレイの対応するロウアドレス領域に代替する機能を有している。カラム冗長回路も、上述したロウ冗長回路と同じように、カラムアドレスと貯蔵されたリペアカラムアドレスとを比較し、欠陥を持つ主セルアレイのカラムアドレス領域を冗長セルアレイの対応するカラムアドレス領域に各々代替する機能を有している。
【0006】
図2には、半導体メモリ集積回路装置1内で、リペアアドレスを貯蔵し、ロウあるいはカラムアドレスがリペアアドレスと一致するか否かを判定する冗長デコーダ回路とその周辺回路とが示されている。明示されてはいないが、冗長ロウ/カラムプリデコーダ回路4と冗長ロウ/カラムデコーダ回路6とは各々複数の冗長プリデコーダ及び複数の冗長デコーダとして構成される。
【0007】
冗長プリデコーダ回路4を構成するプリデコーダはロウ/カラムアドレスバッファ2からロウ/カラムアドレス信号RA0,RA1,RA2,…,RAiを受け入れ、冗長ロウ/カラムデコーダ回路6内の冗長デコーダを各々活性化させるための冗長イネーブル信号(RREP0/バー)、(RREP1/バー)、(RREP2/バー)、…、(RREPj/バー)を各々発生する。冗長デコーダは冗長イネーブル信号(RREP0/バー)〜(RREPj/バー)により活性化される。よく知られているように、ロウ冗長回路では冗長デコーダ回路6が冗長ワードラインを駆動し、カラム冗長回路では冗長デコーダ回路6が冗長ビットライン対を選択するためのカラム選択ラインを駆動する。各冗長プリデコーダは複数のヒューズを備える。一般に、冗長プリデコーダを備える半導体メモリ装置で、欠陥セルの救済が必要な場合にはヒューズが切断され、救済が不必要な場合にはヒューズは切断されない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
メモリ装置が高集積化されればされるほど、活性電力消費はもちろん、スタンバイ電力消費の最小化が一層要求される。しかし、従来の冗長回路を備える半導体メモリ装置では、ヒューズが切断されない場合、装置のスタンバイ状態及び活性状態の間、ヒューズを介して、常に一定量の電流、すなわち、所定の静的電流が流れる。従って、従来の半導体メモリ装置では、冗長回路の動作特性に関連する電力消費が発生する。
【0009】
従って、本発明の目的は冗長回路の動作特性に関して最小の電力消費を持つ半導体メモリ装置を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は半導体メモリ装置のスタンバイ状態で最小の電力消費を持つ半導体メモリ装置の冗長回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するための本発明の一つの特徴によると、半導体メモリ装置は、チップ選択信号が印加される入力端子を持つ第1インバータと、チップ選択信号が印加される第1端子を持つヒューズと、ヒューズの第2端子と接地電圧との間に接続され、チップ選択信号の論理状態に従って可変するインピーダンスを持つ手段と、ヒューズの第2端子に接続される入力端子を持つ第2インバータと、欠陥セルの救済のためのリペアアドレスを貯蔵する回路とロウあるいはカラムアドレスを受け入れるためのアドレス入力端子とを具備し、ロウあるいはカラムアドレスがリペアアドレスと同一であるか否かの可否を判定する冗長プリデコーディング信号を発生する手段と、チップ選択信号と第2インバータの出力と冗長プリデコーディング信号とを各々受け入れ、入力された信号の論理的組合により冗長イネーブル信号を発生する手段を含む。
【0012】
この特徴によると、可変インピーダンス手段はチップ選択信号が非活性化される時、ヒューズの第2端子に所定の第1論理レベルの電圧を印加し、チップ選択信号が活性化される時、ヒューズが第2端子に所定の第2論理レベルの電圧を印加し、冗長回路は冗長イネーブル信号が活性化される時、活性化される。
【0013】
本発明の他の特徴によると、半導体メモリ装置は、チップ選択信号が印加される第1ノードと、第2ノードと、第1ノードに接続される入力端子を持つ第1インバータと、第1ノードと第2ノードとの間に接続されるヒューズと、第2ノードと接地電圧との間に接続され、所定の微少電流が流れる電流通路と、第2ノードに接続される入力端子を持つ第2インバータと、欠陥セルを冗長セルに代替するためのリペアアドレスを貯蔵するための回路とロウ/カラムアドレスを各々受け入れるためのアドレス入力端子とを具備し、ロウ/カラムアドレスがリペアアドレスと同一であるか否かの可否を判定する複数の冗長プリデコーディング信号を発生する手段と、チップ選択信号と第2インバータ出力と冗長プリデコーディング信号とを受け入れる複数の入力端子を持ち、入力端子を通じて入力された信号の論理的組合せにより冗長イネーブル信号を発生する手段を含む。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、図1及び図2を参照して本発明による冗長回路の好ましい実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
チップ選択信号CSが印加される半導体メモリ装置1において、リペアアドレスを貯蔵し、そして、ロウあるいはカラムアドレスがリペアアドレスと一致するか否かを判定する冗長デコーダ回路とその周辺回路とが図1に示されている。前述したように、冗長ロウ/カラムプリデコーダ回路4及び冗長ロウ/カラムデコーダ回路6は各々複数(例えば、j+1)個の冗長プリデコーダ及び複数(例えば、j+1)個の冗長デコーダから構成される。
【0016】
図1は本発明による冗長ロウ/カラムプリデコーダ回路を構成する各プリデコーダの好ましい実施の形態を示す回路図である。各冗長ロウ/カラムプリデコーダは欠陥セルプリデコーダ回路100と、冗長ドライバ回路200と、NANDゲート回路300とを備える。
【0017】
欠陥セルプリデコーダ回路100はアドレスバッファ2からのロウ/カラムアドレス信号RA0〜RAiが各々印加されるアドレス入力端子(IN0,IN1,…,INi)と、ヒューズ(f0,f0’,f1,f1’,…,fi,fi’)と、CMOS伝達ゲート(T0,T1,…,Ti)と、2重インバータ(DI0,DI1,…,DIi)とから構成される。各ヒューズ(f0,f0’,f1,f1’,…,fi,fi’)中の隣接した2つの各ヒューズ(f0,f0’)、(f1,f1’)、…、(fi,fi’)は対になる。各対のヒューズ(f0,f0’)、(f1,f1’)、…、(fi,fi’)の一端はNANDゲート300の対応する入力端子(302−x)(ここで、x=0,1,2,…,i)にそれぞれ接続される。CMOS伝達ゲート(T0,T1,…,Ti)の各々はp−MOSFETとn−MOSFETとから構成され、2重インバータ(DI0,DI1,…,DIi)の各々は2つのp−MOSFET Mp1,Mp2と2つのn−MOSFET Mn1,Mn2とから構成される。各2重インバータ(DI0,DI1,…,DIi)で、FETであるMp1,Mp2,Mn1及びMn2のソース/ドレインチャンネルは電源電圧VDDと接地電圧VSSとの間に順に直列接続される。各ヒューズ対(例えば、f0とf0’)の、一方のヒューズ(例えば、f0)の他端は、対応するアドレス入力端子IN0との間でCMOS伝達ゲートT0を構成するFETのソース/ドレインチャンネルに接続され、他方のヒューズf0’の他端は、出力端子(すなわち、FET(MP2)のドレインとFET(Mn1)のドレインとの接続点)に各々接続される。
【0018】
冗長ドライバ回路200はヒューズ206と、MOSスタック212と、2つのインバータ204及び216と、n−MOSFET218とから構成される。ノード202にはチップ選択信号CSが印加される。ノード202はNANDゲート300の一つの入力端子304に接続される。ノード208はn−MOSFET(Qn1)のドレイン端子、インバータ216の入力端子、各伝達ゲート(T0,T1,…,Ti)のp−MOSFETのゲート端子及びn−MOSFET218のドレイン端子に共通に接続される。ヒューズ206の一端はノード202に接続され、他端はノード208に接続される。MOSスタック212は3つのn−MOSFETQn1,Qn2及びQn3で構成される。FETであるQn1〜Qn3のドレイン/ソースチャンネルはノード208と接地電圧210との間に順に直列接続され、それらのゲートは電源電圧214に共通に接続される。FETであるQn1〜Qn3は、それらのドレイン/ソースチャンネルにより形成される電流通路の一端と接続されるノード208にハイレベル(あるいは、VDDレベル)の電圧が印加される時、この電流通路を通じて1μA以下の電流が流れる導電性を持つ。インバータ204の出力端子は各2重インバータのp−MOSFET(Mp1)のゲートに接続される。インバータ216の出力端子はNANDゲート300の一つの入力端子306,各伝達ゲート(T0,T1,…,Ti)のn−MOSFETのゲート端子及び、n−MOSFET218のゲートに共通に接続される。FET218のソースは接地電圧に接続される。NANDゲート300の出力(RREPk/バー)は冗長デコーダ回路6の対応するデコーダに供給される。
【0019】
以上のような実施の形態の冗長プリデコーダを備える半導体メモリ装置で、欠陥セルの救済が必要な場合にはヒューズ206が電気的にあるいはレーザを使用することにより切断され、欠陥セルの救済が不必要な場合にはヒューズ206が切断されない。また、前者の場合において、例えば、主メモリセルアレイのロウカラムアドレス信号“100…0”に対応する欠陥セルが冗長セルに代替される時、アドレス信号を貯蔵する機能をするヒューズ(f0,f0’,f1,f1’,f2,f2’,…,fi,fi’)中(f0’,f1,f2,…,fi)が切断される。後者の場合にはヒューズ(f0’,f1,f2,…,fi)は切断されない。メモリチップのスタンバイ状態ではチップ選択信号CSが非活性化され、ロウレベル(論理的“0”)に維持され、チップの活性状態ではチップ選択信号CSが活性化され、ハイレベル(論理的“1”)に維持される。
【0020】
次に、本実施の形態による半導体メモリ装置の動作について説明する。
まず、本実施の形態によるメモリチップの主セルアレイで、どのような欠陥セルも存在しない場合において、チップのスタンバイ状態の間には、チップ選択信号CSがロウレベルに維持される。従って、ノード202上のロウレベルの電圧はヒューズ206を通じてノード208に印加されると同時にNANDゲート300の一つの入力端子304へも印加される。これにより、ノード208にはMOSスタック212及びn−MOSFET218を介して接地電圧が印加される。そして、NANDゲート300はその入力端子304に印加されるロウレベルのチップ選択信号CSにより他の入力端子302及び306の電圧レベルと無関係にハイレベルの冗長イネーブル信号(RREPk/バー)を発生する。ハイレベルの冗長イネーブル信号(RREPk/バー)により、冗長デコーダ回路6は非活性化される。これにより、どの冗長ワードラインも冗長ビットラインも選択しない。結局、この時には、冗長回路が非活性化される。このように、チップのスタンバイ状態の間は、たとえ冗長ドライバ回路200のヒューズ206が連結されていても、そこにはどのような静的電流も流れない。また、この時、チップ選択信号CS及びその相補信号CS/バーにより各2重インバータDI0〜DIiのp−MOSFET(MP1)及びn−MOSFET(Mn2)が完全にターン・オフされるので、欠陥セルプリデコーダ回路100からは漏洩電流がまったく流れない。
【0021】
一方、チップの活性状態では、チップ選択信号CSが活性化され、ハイレベルになる。従って、ノード202上にはハイレベルの電圧が印加される。ノード202上のハイレベル電圧はヒューズ206を通じてノード208に印加されると同時にNANDゲート300の一つの入力端子304に印加される。この時、MOSスタック212はそれにより形成された電流通路を通じて1μA以下の電流が流れる導電性を持っているので、循環的に電流通路のインピーダンスが増加して、ノード208はハイレベルに維持される。これで、インバータ216はロウレベルの出力を生成する。結局、この時にも、NANDゲート300はインバータ216から自身の入力端子306に印加されるロウレベルの信号によりその他の入力端子302及び304の電圧レベルと無関係にハイレベルの冗長イネーブル信号(RREPk/バー)を発生する。従って、この時にも冗長回路は非活性化される。
【0022】
このように、欠陥セルが存在しないで、ヒューズ206が連結されている時、MOSスタック212がチップ選択信号CSの論理状態に従って、可変するインピーダンス(チップ選択信号CSがロウレベルである時、非常に低いインピーダンス、チップ選択信号CSがハイレベルである時には非常に高いインピーダンス)を持つことにより、チップのスタンバイ状態の間にはどのような静的電流も流れず、活性状態の間にも1μA以下の静的電流が流れるのみである。従って、従来に比べて、冗長回路の電力消耗が非常に減少する。
【0023】
次に本実施の形態によるメモリチップの主セルアレイのロウあるいはカラム上に少なくとも一つの欠陥セルが存在する場合について説明する。欠陥セルを冗長セルに代替するため、冗長セルに対応する欠陥セルプリデコーダ100のヒューズ(f0,f0’,f1,f1’,f2,f2’,…,fi,fi’)の半分が選択的に切断される。この時、欠陥セルに対応するロウ/カラムアドレス信号(RA0,RA1,…,RAi)の各アドレス信号RAm(ここで、m=0,1,2,…,i)の値が‘0’であると、対応するヒューズ対(fm,fm’)中のヒューズfmが切断され、‘1’であると、ヒューズfm’が切断される。例えば、欠陥セルのロウ/カラムアドレス信号(RA0,RA1,…,RAi)=(1,0,0,…,1)である時には、ヒューズ(f0’,f1,f2,…,fi’)が切断される。これにより、ヒューズ(f0,f0’,f1,f1’,f2,f2’,…,fi,fi’)はリペアアドレス“100…1”を貯蔵する。また、この場合には、冗長ドライバ部200のヒューズ206も切断される。
【0024】
上記のような場合において、チップのスタンバイ状態の間は、ノード208はMOSスタック212によりロウレベルに維持されることにより、インバータ216はハイレベルの出力を発生し、チップ選択信号CSはロウレベルに維持される。従って、NANDゲート300はチップ選択信号CSによりそのほかの入力端子302及び306の電圧レベルと無関係にハイレベルの冗長イネーブル信号(RREPk/バー)を発生する。
【0025】
結局、ハイレベルの冗長イネーブル信号(RREPk/バー)により、冗長デコーダは非活性化され、どの冗長ワードラインも冗長ビットラインも選択しない。この時、冗長ドライバ部200ではどのような静的電流も流れない。又、この時、チップ選択信号CS及びその相補信号CS/バーにより各2重インバータDI0〜DIiのp−MOSFET(Mp1)及びn−MOSFET(Mn2)が完全にターン・オフされるので、欠陥セルプリデコーダ部100には漏洩電流がまったく流れない。
【0026】
チップの活性状態の間に、ノード208は続いてMOSスタック212によりロウレベルに維持されるが、チップ選択信号CSはハイレベルに維持される。従って、NANDゲート300の出力、すなわち、冗長イネーブル信号(RREPk/バー)の電圧レベルは入力端子302に印加される冗長プリデコーディング信号(RPDECm)(ここで、m=0,1,2,…,i)の電圧レベルにより決定される。この時、各電圧ゲート(T0,T1,T2,…,Ti)はインバータ216の入力及び出力に応答して、対応するアドレス入力端子INm上のアドレス信号を対応するヒューズfmに伝達する。また、この時、チップ選択信号CS及びその相補信号CS/バーにより各2重インバータDI0〜DIiのp−MOSFET(Mp1)及びn−MOSFET(Mn2)がターン・オンされる。ここで、ヒューズ(f0,f0’,f1,f1’,f2,f2’,…,fi,fi’)が“100…1”のリペアアドレス信号を貯蔵するようにプログラムされていると仮定しよう。この場合には、ヒューズ(f0’,f1,f2,…,fi’)が切断される。従って、“100…1”のロウ/カラムアドレス信号(RA0,RA1,…,RAi)が入力端子(IN0,IN1,IN2,…,INi)に各々印加される時、すなわち、入力されたロウ/カラムアドレス信号とリペアアドレス信号とが同一である時、NANDゲート300の入力端子(302−0)〜(302−i)には各々ハイレベルの冗長プリデコーディング信号RPDEC0〜RPDECiが印加される。従って、NANDゲート300はロウレベルの冗長イネーブル信号RREPk/バーを発生する。これにより、冗長回路が活性化され、欠陥セルが冗長セルにより代替される。一方、入力されたロウ/カラムアドレス信号とリペアアドレス信号とが同一ではない時、NANDゲート300の入力端子(302ー0)〜(302−i)中の少なくとも一つにロウレベルの冗長プリデコーディング信号が印加される。従って、NANDゲート300はハイレベルの冗長イネーブル信号(RREPk/バー)を発生する。結局、この時には冗長回路が非活性化される。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、チップ上にどのような欠陥セルも存在しない時、即ちチップスタンバイ状態の間にはどのような静的電流も流れず、活性状態の間だけに、1μA以下の静的電流が流れる。従って、従来に比べて冗長回路の動作特性関連する電力消耗が非常に減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路との概略構成を示すブロック図。
【図2】本発明による半導体メモリ装置の冗長回路の詳細構成を示す回路図。
【符号の説明】
1 半導体メモリ集積回路装置
2 ロウ/カラムアドレスバッファ
4 冗長ロウ/カラムプリデコーダ回路
6 冗長ロウ/カラムデコーダ回路
100 欠陥セルプリデコーダ回路
200 冗長ドライバ回路
300 NANDゲート回路
202 ノード
204 インバータ
206 ヒューズ
208 ノード
210 接地電圧
212 MOSスタッフ
216 インバータ
302 入力端子
f0,f0’,f1,f1’,…,fi,fi’ ヒューズ
RA0,RA1,…,RAi ロウ/カラムアドレス信号
MP1,MP2 p−MOSFET
Mn1,Mn2 p−MOSFET
DI0,DI1,…,DIi ヒューズ

Claims (7)

  1. 欠陥セルを救済するための冗長回路を備えた半導体メモリ
    装置において、
    チップ選択信号が印加される第1ノードと、
    第2ノードと、
    前記第1ノードに接続される入力端子を持つ第1インバータと、
    前記第1ノードと前記第2ノードとの間に接続されるヒューズと、
    前記第2ノードと接地電圧との間に接続され、所定の微少電流が流れる電流通路と、
    前記第2ノードに接続される入力端子を持つ第2インバータと、
    前記欠陥セルを冗長セルに代替するためのリペアアドレスを貯蔵するための回路とロウ/カラムアドレスを各々受け入れるためのアドレス入力端子とを具備し、前記ロウ/カラムアドレスが前記リペアアドレスと同一であるか否かの可否を判定する複数の冗長プリデコーディング信号を発生する手段と、
    前記チップ選択信号と前記第2インバータの出力と前記冗長プリデコーディング信号とを各々受け入れる複数の入力端子を持ち、この入力端子を通じて入力された信号の論理的組合せにより冗長イネーブル信号を発生する論理手段とを含み、
    前記冗長回路が前記冗長イネーブル信号が活性化される時に活性化されることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 前記電流通路は前記第2ノードと前記接地電圧との間に直列に接続される複数のMOSFETにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  3. 前記電流通路を通じて流れる前記所定の微少電流は1μAより小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  4. 前記冗長プリデコーディング信号を発生する手段は、
    複数のヒューズ対と、前記各ヒューズ対を構成する2つのヒューズの一端は前記論理手段の対応する入力端子に共通に接続され、各々が各ヒューズ対中の一つのヒューズの他端とアドレス入力端子中の対応する一つとの間に接続される複数の伝達ゲートを有し、前記各伝達ゲートは前記第2インバータの入力及び出力中の少なくとも一つに応答して対応するアドレス入力端子上のロウ/アドレスを対応するヒューズに伝達し、各々が各ヒューズ対中の他の一つのヒューズの他端と前記アドレス入力端子中の対応する一つとの間に接続され、チップ選択信号及びその相補信号により制御される複数の2重インバータを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  5. 前記2重インバータの各々は、電源電圧と対応するヒューズとの間に直列に接続される電流通路と前記チップ選択信号及びその相補信号中のある一つと対応するアドレス入力端子とに各々接続されるゲートとを持つ2つの第1チャンネル型のMOSFETと、対応するヒューズと接地電圧との間に直列に接続される電流通路とチップ選択信号及びその相補的な信号中の他の一つと前記対応するアドレス入力端子とに各々接続されるゲートとを持つ2つの第2チャンネル型のMOSFETとを含むことを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ装置。
  6. 欠陥セルを救済するための冗長回路を備える半導体メモリ装置において、
    チップ選択信号が印加される入力端子を持つ第1インバータと、
    前記チップ選択信号が印加される第1端子を持つヒューズと、
    前記ヒューズの第2端子と接地電圧との間に接続され、前記チップ選択信号の論理状態に従って可変するインピーダンスを持ち、前記チップ選択信号が非活性化される時、前記ヒューズの第2端子に所定の第1論理レベルの電圧を印加し、前記チップ選択信号が活性化される時、前記ヒューズの第2端子に所定の第2論理レベルの電圧を印加する可変インピーダンス手段と、
    前記ヒューズの前記第2端子に接続される入力端子を持つ第2インバータと、
    前記欠陥セルの救済のためのリペアアドレスを貯蔵する回路とロウあるいはカラムアドレスを受け入れるためのアドレス入力端子とを具備し、前記ロウあるいはカラムアドレスが前記リペアアドレスと同一であるか否かの可否を判定する冗長プリデコーディング信号を発生する手段と、
    前記チップ選択信号と前記第2インバータの出力と前記冗長プリデコーディング信号とを各々受け入れ、入力された信号の論理的組合により冗長イネーブル信号を発生する論理手段とを含み、
    前記冗長回路が前記冗長イネーブル信号が活性化される時に活性化されることを特徴とする半導体メモリ装置。
  7. 前記可変インピーダンス手段は、前記第2インバータの前記入力端子と前記接地電圧との間に直列に接続される複数のMOSFETを含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体メモリ装置。
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