JPH11110996A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH11110996A
JPH11110996A JP9266246A JP26624697A JPH11110996A JP H11110996 A JPH11110996 A JP H11110996A JP 9266246 A JP9266246 A JP 9266246A JP 26624697 A JP26624697 A JP 26624697A JP H11110996 A JPH11110996 A JP H11110996A
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JP
Japan
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redundant
address
signal
decoder
redundancy
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JP9266246A
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Inventor
Kiyonori Ogura
清則 小椋
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブロック単位で不良セルと冗長セルとを切り換
えることを可能としながら、冗長効率を向上させ得る半
導体記憶装置を提供する。 【解決手段】第1アドレス記憶回路100は複数本のワ
ード線よりなる通常ブロックを選択するアドレスを第1
冗長アドレスとして記憶する。第1冗長デコーダ101
は入力されるアドレス信号と第1冗長アドレスとが一致
する場合にアドレス信号により選択される通常ブロック
を冗長ブロックにて冗長するための第1判定信号JUG
1を出力する。第2アドレス記憶回路102は冗長ブロ
ック内の欠陥セルが接続された冗長ワード線を選択する
冗長アドレスを第2冗長アドレスとして記憶する。第2
冗長デコーダ103は、入力されるアドレス信号と第2
冗長アドレスとが一致する場合に冗長ブロック内の欠陥
セルを新たな冗長ワード線にて冗長するための第2判定
信号JUG2を出力する。第1冗長デコーダ101は第
2判定信号JUG2に基づいて非活性化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に係
り、詳しくは通常セルアレイ内の不良セルへのアクセス
を冗長セルに切り換える冗長機能を備えた半導体記憶装
置に関するものである。
【0002】近年、半導体記憶装置はますます高集積化
及び大容量化が進んでいる。このため、微細化された記
憶セルに不良が発生する確率が高くなる傾向にあり、こ
の不良セルを救済するために設けられる冗長セルの数も
増加される傾向にある。又、複数の記憶セルが設けられ
るワード線を数ライン備えたブロック毎にも不良が発生
する確率が高くなる傾向にあり、一度に複数の不良セル
と冗長セルとを切り換える冗長単位が、前記ブロック単
位となってきている。しかしながら、この冗長セルに対
しても不良が発生する確率が高くなる傾向にあり、不良
冗長セルによる歩留まりの低下を抑制すべく、救済率を
向上させることが要求されている。
【0003】
【従来の技術】メモリセルアレイに多数の記憶セルが形
成されるDRAMでは、通常の記憶セルが多数形成され
る通常セルアレイと、複数の冗長セルが形成される冗長
セルアレイが備えられる。
【0004】このように構成されたDRAMでは、検査
工程時に通常セルアレイ内に不良セルが発見された場合
には、その不良セルに対応するアドレスがヒューズの切
断等の操作により記憶される。
【0005】そして、不良セルがワード線を数ライン備
えたブロック単位で発見された場合等、各ワード線のア
ドレスをそれぞれ記憶させるような構成であると、該ワ
ード線毎にヒューズやデコーダが必要となり、回路面積
が増大してしまう。そのため、その数ラインのワード線
を備えたブロックのアドレスをブロック単位で記憶させ
ることにより、回路面積の増大を抑制している。
【0006】そして、該不良セルを選択するアドレス信
号が入力されると、不良セルへのアクセスをブロック単
位で冗長セルに切り換えるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のDRAMでは、例えば、冗長セルアレイ内のブロッ
クの一本の冗長ワード線上に不良が発生すると、ブロッ
ク単位で切り換えられるため、該ブロック内の正常な冗
長ワード線が使用不能となる。このことは、冗長効率の
低下を招く。
【0008】従って、通常セルアレイ及び冗長セルアレ
イに複数の不良セルが発見された場合には、冗長セルが
不足してDRAMが使用できなくなり、DRAMの歩留
りが低下する虞がある。
【0009】又、冗長セルはヒューズの切断等の操作に
より冗長するアドレスを記憶させた後でないと、通常は
アクセスすることができないので、冗長ワード線の不良
を予め検出できない。従って、不良な冗長ブロックを使
用不能とするためには、再度別の冗長回路に冗長するア
ドレスを記憶させ、更に不良な冗長ブロックを使用禁止
とするためにヒューズを切断する等の処理が必要とな
り、手間が掛かるという問題がある。
【0010】本発明の第1の目的は、ブロック単位で不
良セルと冗長セルとを切り換えることを可能としなが
ら、冗長効率を向上させることにより、回路面積の増大
を抑制しながら、歩留りを向上させ得る半導体記憶装置
を提供することにある。
【0011】第2の目的は、不良冗長セルへのアクセス
を容易に他の冗長セルに切り換えることができる半導体
記憶装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
した発明の原理説明図である。すなわち、第1アドレス
記憶回路100は、複数本のワード線又はビット線によ
り構成される通常ブロックを選択するアドレスを第1冗
長アドレスとして記憶する。第1冗長デコーダ101
は、外部から入力されるアドレス信号と前記第1アドレ
ス記憶回路100に記憶された第1冗長アドレスとを比
較し、前記アドレス信号が前記第1冗長アドレスと一致
する場合に前記アドレス信号により選択される通常ブロ
ックを複数本の冗長ワード線又は複数本の冗長ビット線
よりなる冗長ブロックにて冗長するための第1判定信号
JUG1を出力する。第2アドレス記憶回路102は、
前記冗長ブロック内の欠陥セルが接続された冗長ワード
線又はその冗長ワード線を含む複数の冗長ワード線、あ
るいは欠陥セルが接続された冗長ビット線又はその冗長
ビット線を含む複数の冗長ワード線を選択する冗長アド
レスを第2冗長アドレスとして記憶する。第2冗長デコ
ーダ103は、外部から入力されるアドレス信号と前記
第2アドレス記憶回路102に記憶された前記第2冗長
アドレスとを比較し、前記アドレス信号が前記第2冗長
アドレスと一致する場合に前記冗長ブロック内の欠陥セ
ルを新たな1又は複数の冗長ワード線、あるいは新たな
1又は複数の冗長ビット線にて冗長するための第2判定
信号JUG2を出力する。前記第1冗長デコーダ101
は前記第2判定信号JUG2に基づいて非活性化する。
【0013】請求項2に記載の発明では、前記第2冗長
デコーダが一度に冗長する冗長ワード線又は冗長ビット
線の本数は、第1冗長デコーダが一度に冗長する本数よ
り少なく設定した。
【0014】請求項3に記載の発明では、前記第2アド
レス記憶回路は、前記第2冗長アドレス、若しくは前記
通常ブロック内の欠陥セルに対応した冗長アドレスを第
2冗長アドレスとして記憶し、前記第2冗長デコーダ
は、前記第2アドレス記憶回路に記憶された冗長アドレ
スが前記通常ブロック内の欠陥セルに対応したアドレス
のとき、外部から入力されるアドレス信号と該第2アド
レス記憶回路に記憶された第2冗長アドレスとを比較
し、前記アドレス信号が前記第2冗長アドレスと一致す
る場合に前記通常ブロック内の欠陥セルを前記1又は複
数の冗長ワード線、あるいは前記1又は複数の冗長ビッ
ト線にて冗長するための第2判定信号を出力する。
【0015】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
前記第1冗長デコーダ101は前記第2判定信号JUG
2に基づいて非活性化するため、前記冗長ブロック内の
欠陥セルが接続された冗長ワード線又はその冗長ワード
線を含む複数の冗長ワード線、あるいは欠陥セルが接続
された冗長ビット線又はその冗長ビット線を含む複数の
冗長ワード線は第1冗長デコーダ101により選択され
ない。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、前記第2
冗長デコーダが一度に冗長する冗長ワード線又は冗長ビ
ット線の本数は、第1冗長デコーダが一度に冗長する本
数より少なく設定したため、第1冗長デコーダが冗長す
る冗長ワード線又は冗長ビット線に少数の不良がある場
合、その少数の不良冗長ワード線又は不良冗長ビット線
を第2冗長デコーダが冗長する冗長ワード線又は冗長ビ
ット線にて冗長させることができる。従って、第1冗長
デコーダが冗長する冗長ワード線又は冗長ビット線に少
数の不良があっても、正常な冗長ワード線又は冗長ビッ
ト線は使用することができる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、第2冗長
デコーダは、通常ブロック内の欠陥セルが接続されたワ
ード線又はビット線を冗長する。従って、ワード線又は
ビット線の本数が少ない場合に第1冗長デコーダを使用
することなく冗長が行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をDRAMに具体化
した一実施の形態を図2〜図4に従って説明する。
【0019】図2は、DRAMの概要を示す。外部から
入力されるアドレス信号ADは、行アドレスバッファ1
及び列アドレスバッファ2に入力される。前記行アドレ
スバッファ1は、前記アドレス信号ADに基づいて行ア
ドレス信号A,Aバーを生成して行デコーダ3及び冗長
デコーダ部4に出力する。
【0020】前記行デコーダ3は、前記行アドレス信号
A,Aバーに基づいてワード線選択信号Wを生成してワ
ードドライバ5に出力し、ワードドライバ5はワード線
選択信号Wに基づいて、メモリセルアレイ6内に備えら
れる通常セルアレイ7のいずれかのワード線WLの電位
をHレベルに引き上げる。
【0021】前記冗長デコーダ部4は、前記行アドレス
信号A,Aバーと検査工程時に予め記憶したアドレスデ
ータとを比較し、その結果に基づいて冗長ワード線選択
信号RWを生成して冗長ワードドライバ8に出力すると
ともに、制御信号Sを生成して行デコーダ3に出力す
る。
【0022】前記冗長ワードドライバ8は、前記冗長ワ
ード線選択信号RWに基づいて、前記メモリセルアレイ
6内に備えられる冗長セルアレイ9のいずれかのワード
線RWLの電位をHレベルに引き上げる。
【0023】前記行デコーダ3は、前記制御信号Sに基
づいて活性化又は非活性化する。前記列アドレスバッフ
ァ2は、前記アドレス信号ADに基づいて列アドレス信
号B,Bバーを生成して列デコーダ10に出力する。
【0024】前記列デコーダ10は、前記列アドレス信
号B,Bバーに基づいた選択信号をセンスアンプ11に
出力する。センスアンプ11は、前記選択信号に基づい
て、メモリセルアレイ6内のビット線BLを選択する。
【0025】I/Oバッファ12は、前記Hレベルに引
き上げられたワード線WL又は冗長ワード線RWLと、
前記選択されたビット線BLとにより選択される1つの
セルの情報の読み出し又は書き込み動作をセンスアンプ
11を介して行なう。
【0026】図3は、前記行デコーダ3、冗長デコーダ
部4、ワードドライバ5及び冗長ワードドライバ8の回
路図を示す。本実施形態では、行アドレス信号A,Aバ
ーが7ビット、即ちワード線WLが第1ラインL0から
第128ラインL127まで128本備えられたDRA
Mについて説明する。又、本実施形態では、冗長ワード
線RWLが第1冗長ラインRL0から第3冗長ラインR
L2まで3本備えられている。
【0027】前記行デコーダ3は、7ビットの行アドレ
ス信号A0,A0バー〜A6,A6バーに対応した12
8個のNAND回路を備える。各NAND回路には、7
ビットの行アドレス信号A0,A0バー〜A6,A6バ
ーが128通りの信号となるようにそれぞれ入力され
る。又、128個のNAND回路には、前記制御信号S
が入力される。
【0028】前記ワードドライバ5は、128個のイン
バータ回路から構成されている。128個のインバータ
回路には、前記128個のNAND回路からそれぞれ出
力されるワード線選択信号Wがそれぞれ入力される。
【0029】行デコーダ3は、制御信号SがHレベルの
とき、行アドレス信号A0,A0バー〜A6,A6バー
に基づいて一つのNAND回路のみがLレベルとなるワ
ード線選択信号Wをワードドライバ5に出力する。する
と、ワードドライバ5は、Lレベルのワード線選択信号
Wが入力されるインバータ回路のみが一本のワード線W
LをHレベルに引き上げる。
【0030】又、制御信号SがLレベルのとき、行デコ
ーダ3の128個のNAND回路から出力されるワード
線選択信号Wは、全てHレベルとなるため、ワード線W
Lは全てLレベルとなる。即ち、行デコーダ3は、制御
信号SがLレベルのとき、非活性化する。
【0031】前記冗長デコーダ部4は、第1及び第2冗
長デコーダ21,22、第1及び第2冗長ROM23,
24を備えている。前記第1冗長デコーダ21は、通常
セルアレイ7の2本のワード線WLよりなる欠陥ブロッ
クを冗長セルアレイ9の2本の冗長ワード線RL0,R
L1に冗長するために設けられている。第1冗長デコー
ダ21には、7ビットの行アドレス信号A0〜A6,A
0バー〜A6バーの内、上位6ビットの行アドレス信号
A1〜A6,A1バー〜A6バーが入力されるととも
に、第1冗長デコーダ非活性信号RSが入力される。
【0032】前記第1冗長ROM23には、前記第1冗
長デコーダ21にて冗長される欠陥ブロックのアドレス
が記憶される。例えば、検査工程時に前記ワード線WL
の第3及び第4ラインL2,L3上に欠陥が検出された
場合、第1冗長ROM23にはその第3及び第4ライン
L2,L3よりなる欠陥ブロックのアドレス「A6〜A
1=000001」が記憶される。即ち、この第1冗長
ROM23には、2本のワード線WLを備えた欠陥ブロ
ックと、2本の冗長ワード線を備えた冗長ブロックとを
切り換えるためのアドレスが記憶される。
【0033】第1冗長デコーダ21は、第1冗長デコー
ダ非活性信号RSがLレベルのとき、行アドレス信号A
1〜A6,A1バー〜A6バーが第1冗長ROM23に
記憶した冗長アドレスと一致するか否かを判別し、その
結果に基づいた第1判定信号JUG1の第1反転信号J
UG1バーを出力する。
【0034】図4は、前記第1冗長デコーダ21の具体
的回路構成を示す。第1冗長デコーダ21は、行アドレ
ス信号入力用の12個のNチャネルMOSトランジスタ
Tr1〜Tr12 を備えている。前記トランジスタTr1〜T
r12 のゲートには、上位6ビットの行アドレス信号A
1,A1バー〜A6,A6バーがそれぞれ入力される。
【0035】前記トランジスタTr1〜Tr12 のソースは
電源VSSに接続され、同トランジスタTr1〜Tr12 のド
レインはそれぞれ第1冗長ROM23を構成するヒュー
ズF1 〜F12を介してノードN1に接続されている。
【0036】ここで、第1冗長ROM23に第3及び第
4ラインL2,L3を備えた欠陥ブロックのアドレス
「A6〜A1=000001」を記憶させる場合、行ア
ドレス信号A1と対応したヒューズF1 及び行アドレス
信号A2バー〜A6バーと対応したヒューズF4 ,F6
,F8 ,F10,F12が切断される。
【0037】従って、前記ノードN1の電位は、切断さ
れていないヒューズに接続されたトランジスタTr2,T
r3,Tr5,Tr7,Tr9,Tr11 のうち少なくとも1つが
オンされたとき、電源VSSレベル(Lレベル)となる。
即ち、ノードN1の電位は、行アドレス信号A6〜A1
が「000001」ではないとき電源VSSレベル(Lレ
ベル)となる。
【0038】前記ノードN1は、NチャネルMOSトラ
ンジスタTr13 を介して電源VSSに接続されている。前
記トランジスタTr13 のゲートには、第1冗長デコーダ
非活性信号RSが入力される。
【0039】従って、前記ノードN1の電位は、Hレベ
ルの第1冗長デコーダ非活性信号RSが入力されて前記
トランジスタTr13 がオンされたとき、電源VSSレベル
(Lレベル)となる。
【0040】前記ノードN1はPチャネルMOSトラン
ジスタTr14 を介して電源VCCに接続されている。前記
トランジスタTr14 のゲートには、クロック信号φが入
力される。このクロック信号φは、行アドレス信号A
1,A1バー〜A6,A6バーが入力されるときには、
LレベルとなりトランジスタTr14 をオンさせる。ノー
ドN1の電位は、そのオンしたトランジスタTr14 によ
ってチャージされ、Hレベルになる。
【0041】前記ノードN1はPチャネルMOSトラン
ジスタTr15 を介して電源VCCに接続されている。前記
ノードN1と前記トランジスタTr15 のゲートは、イン
バータ25を介して接続されている。従って、ノードN
1の電位がHレベルとなると、トランジスタTr15 がオ
ンされ、ノードN1の電位がHレベルにラッチされる。
【0042】前記インバータ25の出力端子は、インバ
ータ26の入力端子に接続されている。前記インバータ
26の出力端子からは、第1判定信号JUG1が出力さ
れる。
【0043】このように構成された第1冗長デコーダ2
1及び第1冗長ROM23では、行アドレス信号A6〜
A1が「000001」のとき、即ちA1バー,A2,
A3,A4,A5,A6が全てLレベルのときで、か
つ、第1冗長デコーダ非活性信号RSがLレベルのとき
のみ、ノードN1が電源VSSから電気的に切り離され
る。このとき、ノードN1はトランジスタTr14 により
チャージされてHレベルになっているため、インバータ
26からHレベルの第1判定信号JUG1が出力され
る。
【0044】又、行アドレス信号A6〜A1が「000
001」ではないとき、即ちA1バー,A2,A3,A
4,A5,A6のうち少なくとも1つがHレベルのと
き、又は、第1冗長デコーダ非活性信号RSがHレベル
のとき、ノードN1は電源VSSに電気的に接続される。
このとき、ノードN1の電位はLレベルに引き下げら
れ、インバータ26からLレベルの第1判定信号JUG
1が出力される。
【0045】即ち、第1冗長デコーダ21は、第1冗長
デコーダ非活性信号RSがLレベルで、かつ行アドレス
信号A1〜A6,A1バー〜A6バーが第1冗長ROM
23に記憶した冗長アドレスと一致した場合、Hレベル
の第1反転信号JUG1を出力する。
【0046】又、第1冗長デコーダ21は、行アドレス
信号A1〜A6,A1バー〜A6バーが第1冗長ROM
23に記憶した冗長アドレスと一致しなかった場合、L
レベルの第1反転信号JUG1を出力する。
【0047】又、第1冗長デコーダ21は、第1冗長デ
コーダ非活性信号RSがHレベルのとき、非活性化さ
れ、Lレベルの第1反転信号JUG1を出力する。前記
第2冗長デコーダ22は、前記第1冗長デコーダ21に
て冗長するための冗長ワード線RL0,RL1のうち1
本が不良となった場合にその不良冗長ワード線を更に冗
長ワード線RL2に冗長するために設けられている。第
2冗長デコーダ22には、7ビットの行アドレス信号A
0〜A6,A0バー〜A6バーが入力される。
【0048】前記第2冗長ROM24には、冗長ブロッ
クに発生する1本の欠陥ワード線のアドレスが記憶され
る。例えば、前述したように、第1冗長ROM23に欠
陥ブロックのアドレス「A6〜A1=000001」が
記憶された後、該欠陥ブロックと切り換えられる冗長ブ
ロックに備えられる第1及び第2冗長ラインRL0,R
L1のうち、第1冗長ラインRL0上に欠陥が検出され
た場合、第2冗長ROM24には、その第1冗長ライン
RL0と対応するアドレス「A6〜A0=000001
0」が記憶される。
【0049】即ち、この第2冗長ROM24には、冗長
ワード線RWLの一本の欠陥ラインと、冗長ワード線R
WLの第3冗長ラインRL2とを切り換えるためのアド
レスが記憶される。尚、第1及び第2冗長ラインRL
0,RL1に欠陥がない場合等には、勿論、第2冗長R
OM24に通常セルアレイ7のワード線WLの一本の欠
陥ラインと、冗長ワード線RWLの第3冗長ラインRL
2とを切り換えるためのアドレスを記憶させることもで
きる。
【0050】第2冗長デコーダ22は、行アドレス信号
A0〜A6,A0バー〜A6バーが検査工程時に記憶し
た冗長アドレスと一致するか否かを判別し、その結果に
基づいた第2判定信号JUG2の第2反転信号JUG2
バーを出力する。
【0051】詳述すると、第2冗長デコーダ22は、行
アドレス信号A0〜A6,A0バー〜A6バーが第2冗
長ROM24に記憶した冗長アドレスと一致した場合、
Lレベルの第2反転信号JUG2バーを出力する。又、
行アドレス信号A0〜A6,A0バー〜A6バーが第2
冗長ROM24に記憶した冗長アドレスと一致しなかっ
た場合、Hレベルの第2反転信号JUG2バーを出力す
る。
【0052】AND回路25には、前記第1反転信号J
UG1バー及び第2反転信号JUG2バーが入力され
る。AND回路25は、Hレベルの第1及び第2反転信
号JUG1バー,JUG2バーに応答し、Hレベルの前
記制御信号Sを出力する。
【0053】従って、行アドレス信号が第1及び第2冗
長ROM23,24に記憶した冗長アドレスのうち一方
とでも一致した場合、AND回路25はLレベルの制御
信号Sを出力し、その制御信号Sにより行デコーダ3は
非活性化する。
【0054】インバータ回路26には、前記第2反転信
号JUG2バーが入力される。インバータ回路26は、
第2反転信号JUG2バーを反転した信号を前記第1冗
長デコーダ非活性信号RSとして第1冗長デコーダ21
に出力する。
【0055】即ち、行アドレス信号が第2冗長ROM2
4に記憶した冗長アドレスと一致した場合、インバータ
回路26はHレベルの第1冗長デコーダ非活性信号RS
を出力し、その第1冗長デコーダ非活性信号RSにより
第1冗長デコーダ21は非活性化する。
【0056】NAND回路27には、前記第1反転信号
JUG1バーがインバータ回路28を介して入力される
とともに、行アドレス信号A0バーが入力される。NA
ND回路27は、Lレベルの第1反転信号JUG1バー
と、Hレベルの行アドレス信号A0バーに基づきLレベ
ルの冗長ワード線選択信号RWを出力する。
【0057】NAND回路29には、前記第1反転信号
JUG1バーが前記インバータ回路28を介して入力さ
れるとともに、行アドレス信号A0が入力される。NA
ND回路29は、Lレベルの第1反転信号JUG1バー
と、Hレベルの行アドレス信号A0に基づきLレベルの
冗長ワード線選択信号RWを出力する。
【0058】又、前記第2反転信号JUG2バーは、一
つの冗長ワード線選択信号RWとして前記冗長ワードド
ライバ8に出力される。前記冗長ワードドライバ8は、
第1冗長デコーダ21に対応した2個のインバータ回路
8a,8bと、第2冗長デコーダ22に対応したインバ
ータ回路8cとから構成されている。前記インバータ回
路8aには、前記NAND回路27から出力される冗長
ワード線選択信号RWが入力され、前記インバータ回路
8bには、前記NAND回路29から出力される冗長ワ
ード線選択信号RWが入力される。又、前記インバータ
回路8cには、前記第2反転信号JUG2バーである冗
長ワード線選択信号RWが入力される。
【0059】冗長ワードドライバ8のインバータ回路8
a,8b,8cは、Lレベルのワード線選択信号RWに
基づいて冗長ワード線RWLをHレベルに引き上げる。 (欠陥のないワード線のアドレスが入力される場合)こ
のように構成されたDRAMでは、欠陥のないワード線
WLである例えば第2ラインL1を選択すべく、7ビッ
トの行アドレス信号A6〜A0が「0000001」の
時、冗長デコーダ部4内の第1及び第2冗長デコーダ2
1,22は、第1及び第2冗長ROM23,24に記憶
した冗長アドレスと一致しないと判定し、Hレベルの第
1及び第2反転信号JUG1バー、JUG2バーを出力
する。
【0060】すると、冗長デコーダ部4はHレベルの制
御信号Sを出力するため、行デコーダ3が活性化し、ア
ドレス信号「A6〜A0=0000001」と対応する
ワード線WLである第2ラインL1の電位がHレベルに
引き上げられる。
【0061】このような動作により、第2ラインL1へ
のアクセスが行われる。 (欠陥のあるワード線のアドレスが入力され、第1冗長
デコーダが働く場合)欠陥のあるワード線WLである例
えば第4ラインL3を選択すべく、7ビットの行アドレ
ス信号A6〜A0が「0000011」の時、第1冗長
デコーダ21は、第1冗長ROM23に記憶した冗長ア
ドレスと一致すると判定し、Lレベルの第1反転信号J
UG1バーを出力する。又、第2冗長デコーダ22は、
第2冗長ROM24に記憶した冗長アドレスと一致しな
いと判定し、Hレベルの第2反転信号JUG2バーを出
力する。
【0062】すると、冗長デコーダ部4はLレベルの制
御信号Sを出力し、行デコーダ3が非活性化されるとと
もに、NAND回路27,29にHレベルの第1反転信
号JUG1バーの反転信号が入力される。
【0063】そして、NAND回路29に入力されるH
レベルのアドレス信号A0に基づいて、冗長ワード線R
WLの第2冗長ラインRL1がHレベルに引き上げられ
る。このような動作により、欠陥のある第4ラインL3
へのアクセスが第1冗長デコーダ21により第2冗長ラ
インRL1に切り換えられる。
【0064】(欠陥のある冗長ワード線のアドレスが入
力され、第2冗長デコーダが働く場合)欠陥のあるワー
ド線WLである例えば第3ラインL2を選択すべく、7
ビットの行アドレス信号A6〜A0が「000001
0」の時、第1冗長デコーダ21は、第1冗長ROM2
3に記憶した冗長アドレスと一致すると判定する。又、
第2冗長デコーダ22は、第2冗長ROM24に記憶し
た冗長アドレスと一致すると判定し、Lレベルの第2反
転信号JUG2バーを出力する。
【0065】この時、第1冗長デコーダ21はHレベル
の第1冗長デコーダ非活性信号RSにより非活性化し、
Hレベルの第1反転信号JUG1バーを出力する。その
Hレベルの第1反転信号JUG1バーに基づいてNAN
D回路27,29はHレベルの冗長ワード線選択信号R
Wを出力するため、冗長ワード線RL0,RL1の電位
はLレベルのままとなる。又、AND回路25はLレベ
ルの制御信号Sを出力するため、行デコーダ3は非活性
化する。
【0066】そして、第2反転信号JUG2バーに基づ
いて、冗長ワードドライバ8のインバータ回路8cは、
冗長ワード線RWLの第3冗長ラインRL2の電位をH
レベルに引き上げる。
【0067】このような動作により、欠陥のある第1冗
長ラインRL0へのアクセスが更に第2冗長デコーダ2
2により第3冗長ラインRL2に切り換えられる。従っ
て、第1冗長デコーダ21により欠陥のある第1冗長ラ
インRL0に切り換えらることが防止される。
【0068】尚、本実施の形態では、第1冗長ラインR
L0上に欠陥がある場合について説明したが、冗長セル
アレイ9内に欠陥がない場合、第1及び第2冗長ライン
RL0,RL1がブロック単位でワード線上の欠陥ブロ
ックと切り換えられ、第3の冗長ラインRL2がライン
単位でワード線上の欠陥ラインと切り換えられる。
【0069】上記したように、本実施の形態では、以下
の作用効果を有する。(1)上記実施の形態では、冗長
セルアレイ9は3本の冗長ワード線RWLを備え、3本
の冗長ワード線RWLは、不良セルに対してブロック単
位で切り換えられるか、ライン単位で切り換えられるよ
うにした。そして、第1及び第2冗長ラインRL0,R
L1からなる冗長ブロック内の一本のライン上に欠陥が
あった場合、欠陥のある冗長ラインを第2冗長デコーダ
22にて第3冗長ラインRL2に冗長するとともに、第
1及び第2冗長ラインRL0,RL1を駆動する第1冗
長デコーダ21を非活性化させるようにした。
【0070】従って、第1及び第2冗長ラインRL0,
RL1上のいずれか一方に欠陥があった場合でも、その
冗長ブロック全体が使用不能とならず、正常な冗長ライ
ンを使用することができるため、冗長効率を向上させる
ことができる。
【0071】(2)上記実施の形態では、第1冗長デコ
ーダ21は、第2冗長デコーダ22から出力される第2
反転信号JUG2バーに基づいて非活性化されるように
した。従って、第1冗長デコーダ21が切り換える第1
及び第2冗長ラインRL0,RL1上のいずれか一方に
欠陥があった場合、第2冗長ROM24にその不良冗長
ラインのアドレスを記憶させるだけで、その不良冗長ラ
インへのアクセスを容易に第3冗長ラインRL2に切り
換えることができる。従って、従来のように使用禁止を
記憶させるためのヒューズを切断する等の処理を必要と
しない。
【0072】(3)上記実施の形態では、不良セルに対
してブロック単位で切り換えられるか、ライン単位で切
り換えられるようにしたため、ワード線WLの一本のラ
イン上に欠陥があった場合、第3冗長ラインRL3によ
り、その欠陥ラインのみを切り換えることができる。従
って、無駄に切り換えられる正常な通常セルがなくな
り、冗長効率が向上する。
【0073】(4)上記実施の形態では、第1及び第2
の冗長デコーダ21,22は、ワード線WLに対する選
択動作を制御する行用の冗長デコーダとした。そして、
ワード線WL及び冗長ワード線RWLは、一般的にビッ
ト線BLよりピッチが狭く、線幅が細く形成され、断線
等の発生率が高いため、本実施の形態の冗長デコーダの
有効度は高い。
【0074】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。 ○前記冗長デコーダ部4の規模は、DRAMの規模や不
良セル発生率等に応じて適宜変更してもよい。この場
合、勿論冗長デコーダ部4に応じて冗長セルアレイ9の
規模等も変更する必要がある。
【0075】例えば、図5に示すように、冗長デコーダ
部は、第1から第4冗長デコーダ51〜54を備えてい
る。前記第1から第3冗長デコーダ51〜53は、上記
実施の形態の第1冗長デコーダ21と同様の構成であ
り、Hレベルの非活性信号RSが入力されると非活性化
される。
【0076】前記第4冗長デコーダ54は、上記実施の
形態の第2冗長デコーダ22と同様の構成である。尚、
前記第1冗長デコーダ51は、8本の冗長ワード線を備
えた第1冗長ブロックを一度に切り換えるようになって
いる。前記第2冗長デコーダ52は、4本の冗長ワード
線を備えた第2冗長ブロックを一度に切り換えるように
なっている。前記第3冗長デコーダ53は、2本の冗長
ワード線を備えた第1冗長ブロックを一度に切り換える
ようになっている。前記第4冗長デコーダ54は、1本
の冗長ワード線を備えた第4冗長ブロックを一度に切り
換えるようになっている。
【0077】インバータ回路55には、第4冗長デコー
ダ54から出力される第4反転信号JUG4バーが入力
される。前記インバータ回路55は、第4反転信号JU
G4バーを反転した信号を非活性信号RSとして第3冗
長デコーダ53に出力するとともに、NOR回路56に
出力する。
【0078】インバータ回路57には、第3冗長デコー
ダ53から出力される第3反転信号JUG3バーが入力
される。前記インバータ回路57は、第3反転信号JU
G3バーを反転した信号をNOR回路56に出力する。
【0079】前記NOR回路56は、入力される信号の
内少なくとも一方がHレベルになると、Hレベルの非活
性信号RSを第2冗長デコーダ52に出力するととも
に、NOR回路58に出力する。
【0080】インバータ回路59には、第2冗長デコー
ダ52から出力される第2反転信号JUG2バーが入力
される。前記インバータ回路59は、第2反転信号JU
G2バーを反転した信号をNOR回路58に出力する。
【0081】前記NOR回路58は、入力される信号の
内少なくとも一方がHレベルになると、Hレベルの非活
性信号RSを第1冗長デコーダ51に出力する。このよ
うに構成された冗長デコーダ部では、第4冗長デコーダ
54がLレベルの第4反転信号JUG4バーを出力する
と、第1から第3冗長デコーダ51〜53にHレベルの
非活性信号RSが入力され、第1から第3冗長デコーダ
51〜53は非活性化される。尚、Lレベルの第4反転
信号JUG4バーは上記実施の形態と同様に通常の行デ
コーダを非活性化させるとともに、前記第4冗長ブロッ
クの内の冗長ワード線をHレベルとするように働く。
【0082】第3冗長デコーダ53がLレベルの第3反
転信号JUG3バーを出力すると、第1及び第2冗長デ
コーダ51,52にHレベルの非活性信号RSが入力さ
れ、第1及び第2冗長デコーダ51,52は非活性化さ
れる。尚、Lレベルの第3反転信号JUG3バーは上記
実施の形態と同様に通常の行デコーダを非活性化させる
とともに、前記第3冗長ブロックの内の一本の冗長ワー
ド線をHレベルとするように働く。
【0083】第2冗長デコーダ52がLレベルの第2反
転信号JUG2バーを出力すると、第1冗長デコーダ5
1にHレベルの非活性信号RSが入力され、第1冗長デ
コーダ51は非活性化される。尚、Lレベルの第2反転
信号JUG2バーは上記実施の形態と同様に通常の行デ
コーダを非活性化させるとともに、前記第2冗長ブロッ
クの内の一本の冗長ワード線をHレベルとするように働
く。
【0084】又、Lレベルの第1反転信号JUG1バー
は上記実施の形態と同様に通常の行デコーダを非活性化
させるとともに、前記第1冗長ブロックの内の一本の冗
長ワード線をHレベルとするように働く。
【0085】このような冗長デコーダ部では、第1冗長
ブロック内に欠陥があった場合、その不良ワード線の本
数に応じて、第2〜第4冗長ブロックにより第1冗長ブ
ロックを無駄が少なく救済することができる。
【0086】第2冗長ブロック内に欠陥があった場合、
その不良ワード線の本数に応じて、第3,第4冗長ブロ
ックにより第2冗長ブロックを無駄が少なく救済するこ
とができる。
【0087】第3冗長ブロック内に欠陥があった場合、
第4冗長ブロックにより第3冗長ブロックを無駄が少な
く救済することができる。従って、冗長ワード線を8本
備えた第1冗長ブロック等の大きな単位で不良セルと冗
長セルとを切り換えることを可能としながら、冗長効率
を向上させることができる。その結果、回路面積の増大
を抑制しながら、歩留りを向上させることができる。
【0088】○又、上記4段の第1から第4冗長デコー
ダ51〜54は、同様の構成で何段でも接続することが
でき、容易に冗長デコーダ部の規模を拡大することがで
きる。
【0089】例えば、冗長デコーダ部は第1から第8冗
長デコーダを備え、第1冗長デコーダが切り換える第1
冗長ブロックは16本の冗長ワード線を備え、第8冗長
デコーダが切り換える第8冗長ブロックは1本の冗長ワ
ード線であるとすれば、第1冗長ブロック内の1本の冗
長ワード線上に欠陥があった場合、第8冗長ブロックの
冗長ワード線が第1冗長ブロックを救済することがで
き、冗長効率を大幅に向上させることができる。
【0090】又、救済される冗長ブロックと救済する冗
長ブロックとが備える冗長ワード線の数は同じであって
もよい。この場合、冗長効率は従来と変わらないが、容
易に不良冗長ワード線へのアクセスを禁止し、他の冗長
ワード線に切り換えることができる。
【0091】○上記実施の形態の第1冗長デコーダ21
及び第1冗長ROM23は、非活性信号RSがHレベル
となると、非活性化され、非活性信号RSがLレベルと
なると、予め記憶したアドレスと入力される行アドレス
信号とが一致するか否かを判別する回路であればよく、
例えば、図6に示すような回路に変更してもよい。
【0092】冗長ROM61は、記憶するビット数Nに
応じて記憶部を記憶部K1から記憶部KnまでN個備え
ている。又、冗長ROM61は、使用/未使用記憶部K
Sを備えている。
【0093】前記記憶部K1は、電源VCCと電源VSSと
の間に抵抗R1及びヒューズF1が直列に接続されて構
成されている。前記抵抗R1とヒューズF1との接続点
であるノードN1からは、記憶信号X1が出力される。
【0094】前記記憶部K1から記憶部Knまでは、そ
れぞれ同様に構成され、それぞれノードN1〜Nnから
記憶信号X1〜Xnが出力される。使用/未使用記憶部
KSは、電源VCCと電源VSSとの間に抵抗RS 及びヒュ
ーズFS が直列に接続されて構成されている。前記抵抗
RS とヒューズFS との接続点であるノードNS から
は、使用/未使用信号XS が出力される。
【0095】冗長デコーダ62は、N個のEXNOR回
路E1〜Enを備えている。EXNOR回路E1〜En
には、それぞれ前記記憶信号X1〜Xnが入力される。
又、EXNOR回路E1〜Enには、それぞれアドレス
信号A1〜Anが入力される。
【0096】NAND回路63には、前記EXNOR回
路E1〜Enから出力される信号が入力される。又、N
AND回路63には、前記使用/未使用信号XS がイン
バータ回路64を介して入力されるとともに、非活性信
号RSがインバータ回路65を介して入力される。
【0097】NAND回路63は、インバータ回路66
を介して判定信号JUGを出力する。冗長ROM61
は、検査工程時に欠陥が発見され使用される場合、ヒュ
ーズFS が切断されず、使用されない場合、ヒューズF
S が切断される。
【0098】従って、該冗長ROM61及び冗長デコー
ダ62が使用されるときは、使用/未使用信号XS がL
レベルとなり、インバータ回路64から出力される信号
がHレベルとなる。使用されないときは、使用/未使用
信号XS がHレベルとなり、インバータ回路64から出
力される信号がLレベルとなり、冗長デコーダ62が非
活性化される。
【0099】前記ヒューズF1〜Fnは、検査工程時に
アドレス「0」を記憶する場合、切断されず、アドレス
「1」を記憶する場合、切断される。従って、例えば記
憶部K1にアドレス「1」が記憶された場合、記憶信号
X1はHレベルとなる。そして、入力されるアドレス信
号A1がHレベルのとき、EXNOR回路E1から出力
される信号がHレベルとなる。
【0100】又、例えば記憶部K1にアドレス「0」が
記憶された場合、記憶信号X1はLレベルとなる。そし
て、入力されるアドレス信号A1がLレベルのとき、E
XNOR回路E1から出力される信号がHレベルとな
る。
【0101】このように構成された冗長デコーダ62
は、非活性信号RSがHレベルとき、NAND回路63
から出力される信号が常にHレベルとなり、非活性化さ
れる。冗長デコーダ62は、非活性信号RSがLレベル
で、かつ使用/未使用信号XS がLレベルのとき、EX
NOR回路E1〜Enから出力される信号が全てHレベ
ルとなると、Hレベルの判定信号JUGを出力する。
【0102】即ち、冗長デコーダ62は、非活性信号R
SがLレベルで、かつ使用/未使用信号XS がLレベル
のとき、予め記憶したアドレスと入力される行アドレス
信号とが一致するか否かを判別し、一致したとき、Hレ
ベルの判定信号JUGを出力する。
【0103】このように変更しても、上記実施の形態と
同様の効果を得ることができる。 ○上記実施の形態では、冗長デコーダ部4は、ワード線
WLに対する選択動作を制御する行用の冗長デコーダと
したが、ビット線BLに対する選択動作を制御する列用
の冗長デコーダとして実施してもよい。勿論、行用の冗
長デコーダと列用の冗長デコーダは、同時に設けて実施
してもよい。
【0104】○上記実施の形態では、DRAMに具体化
したが、SRAM等他の半導体記憶装置に具体化しても
よい。
【0105】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ブロック単位で不良セルと冗長セルとを切り換えること
を可能としながら、冗長効率を向上させることにより、
回路面積の増大を抑制しながら、歩留りを向上させ得る
半導体記憶装置を提供することができる。又、不良冗長
セルへのアクセスを容易に他の冗長セルに切り換えるこ
とができる半導体記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本実施の形態のDRAMの概要を示す回路図で
ある。
【図3】本実施の形態の冗長デコーダ部を説明するため
の回路図である。
【図4】本発明の形態の第1冗長デコーダを説明するた
めの回路図である。
【図5】別例の冗長デコーダ部を説明するための回路図
である。
【図6】別例の第1冗長デコーダを説明するための回路
図である。
【符号の説明】
100 第1アドレス記憶回路 101 第1冗長デコーダ 102 第2アドレス記憶回路 103 第2冗長デコーダ JUG1 第1判定信号 JUG2 第2判定信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のワード線又はビット線により構
    成される通常ブロックを選択するアドレスを第1冗長ア
    ドレスとして記憶する第1アドレス記憶回路と、 外部から入力されるアドレス信号と前記第1アドレス記
    憶回路に記憶された第1冗長アドレスとを比較し、前記
    アドレス信号が前記第1冗長アドレスと一致する場合に
    前記アドレス信号により選択される通常ブロックを複数
    本の冗長ワード線又は冗長ビット線よりなる冗長ブロッ
    クにて冗長するための第1判定信号を出力する第1冗長
    デコーダとを備えた半導体記憶装置において、 前記冗長ブロック内の欠陥セルが接続された冗長ワード
    線又はその冗長ワード線を含む複数の冗長ワード線、あ
    るいは欠陥セルが接続された冗長ビット線又はその冗長
    ビット線を含む複数の冗長ワード線を選択する冗長アド
    レスを第2冗長アドレスとして記憶する第2アドレス記
    憶回路と、 外部から入力されるアドレス信号と前記第2アドレス記
    憶回路に記憶された前記第2冗長アドレスとを比較し、
    前記アドレス信号が前記第2冗長アドレスと一致する場
    合に前記冗長ブロック内の欠陥セルを新たな1又は複数
    の冗長ワード線、あるいは新たな1又は複数の冗長ビッ
    ト線にて冗長するための第2判定信号を出力する第2冗
    長デコーダとを備え、 前記第1冗長デコーダは前記第2判定信号に基づいて非
    活性化するようにした半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第2冗長デコーダが一度に冗長する
    冗長ワード線又は冗長ビット線の本数は、第1冗長デコ
    ーダが一度に冗長する本数より少なく設定した請求項1
    に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第2アドレス記憶回路は、前記第2
    冗長アドレス、若しくは前記通常ブロック内の欠陥セル
    に対応した冗長アドレスを第2冗長アドレスとして記憶
    し、 前記第2冗長デコーダは、前記第2アドレス記憶回路に
    記憶された冗長アドレスが前記通常ブロック内の欠陥セ
    ルに対応したアドレスのとき、外部から入力されるアド
    レス信号と該第2アドレス記憶回路に記憶された第2冗
    長アドレスとを比較し、前記アドレス信号が前記第2冗
    長アドレスと一致する場合に前記通常ブロック内の欠陥
    セルを前記1又は複数の冗長ワード線、あるいは前記1
    又は複数の冗長ビット線にて冗長するための第2判定信
    号を出力する請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
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