JP3176324B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3176324B2 JP20360897A JP20360897A JP3176324B2 JP 3176324 B2 JP3176324 B2 JP 3176324B2 JP 20360897 A JP20360897 A JP 20360897A JP 20360897 A JP20360897 A JP 20360897A JP 3176324 B2 JP3176324 B2 JP 3176324B2
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    • G11C29/789Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with redundancy programming schemes using non-volatile cells or latches
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    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特にヒューズ素子を有する半導体集積回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、RAMなどで製品の歩留まり
を向上するために冗長なセルを予め作り込んでおき、正
規のRAMセルに不良があった場合、ヒューズを切断す
ることにより不良なセルを切り離し、上記冗長なセルに
置き換えるリダンダンシー回路が知られている。
【0003】ヒューズの切断・非切断は、信号のHig
h(Low)もしくはハイインピーダンスとして内部的
には表現される。このHigh(Low)状態は、容易
に内部ロジックによって引用可能であるが、ハイインピ
ーダンス状態は内部的に判定が難しく、従来の回路で
は、ヒューズ部を抵抗素子として電流を印加し、そこで
生じる電位差を用いてヒューズ切断の有無を判定してい
た。
【0004】図5は、従来のリダンダンシー回路(特開
平4−342919号の図4を参照)の一例を示す回路
図である。図において、VDD−GND間には、ヒュー
ズ素子1と抵抗素子2とが直列接続され、該直列接続さ
れたノードには、インバータ素子3の入力とNMOS素
子4のドレインとが接続される。また、上記インバータ
素子3の出力は、ヒューズ検出出力5と上記NMOS素
子4のゲートとに接続され、該NMOS素子4のソース
は、GNDに接続されている。
【0005】上述した構成による従来技術によるリダン
ダンシー回路の動作について説明する。ヒューズ素子1
の抵抗値が抵抗素子2の抵抗値より十分に小さくなるよ
うに設計すれば、ヒューズ素子1の未切断時は、インバ
ータ3には、Highが入力されるので、Lowが出力
される。したがって、ヒューズ検出出力5には、Low
が出力される。例えば、ヒューズ素子1の抵抗値をR
f、抵抗素子2の抵抗値をR、電源電圧をVdd、イン
バータ3のしきい値をVtとすると、抵抗比(Rf/
R)は以下のような基準となる。 Rf/R << Vt/(Vdd−Vt)
【0006】一方、ヒューズ素子1の切断時は、インバ
ータ3には、抵抗素子2によってLowが入力されるの
で、Highが出力される。したがって、NMOS素子
4のゲートにHighが入力されるので、NMOS素子
4が導通状態となり、インバータ3の入力がLowにな
る。ゆえに、ヒューズ検出出力5には、インバータ3の
出力であるHighが出力される。つまり、ヒューズ検
出出力5には、ヒューズ素子1の非切断時にLow、ヒ
ューズ素子1の切断時にHighが出力される。
【0007】次に、図6は、上述した従来技術を改良し
た第2の従来技術(特開平4−342919号の図1を
参照)によるリダンダンシー回路の構成を示す回路図で
ある。図において、VDDには、ヒューズ素子7が接続
され、該ヒューズ素子7の他方の端子は、NMOS素子
8のドレインに接続されている。また、該NMOS素子
8のソースは、GNDに接続され、同素子のゲートは、
入力端子6に接続されている。また、NMOS素子8の
ドレインには、インバータ素子9の入力とNMOS素子
10のドレインとが接続されている。上記インバータ素
子9の出力は、ヒューズ検出出力11と上記NMOS素
子10のゲートとに接続され、該NMOS素子10のソ
ースは、GNDに接続されている。
【0008】上述した構成による第2の従来技術による
動作を図7に示すタイミングチャートを参照して説明す
る。ヒューズ素子7の未切断時、初期状態で入力端子6
がLowの期間中においては、NMOS素子8が非導通
状態になり、ヒューズ素子7によってインバータ9には
Highが入力され、Lowを出力するので、ヒューズ
検出出力11にはLowが出力される。入力端子6がH
ighの期間中においては、ヒューズ素子7の抵抗値が
NMOS素子8のソース・ドレイン間の導通時の抵抗値
より十分に小さく設計すれば、インバータ9にはHig
hが入力され、Lowを出力するので、ヒューズ検出出
力11にはLowが出力される。
【0009】例えば、ヒューズ素子7の抵抗値をRf、
NMOS素子8では、通常、抵抗値を大きくとれないの
で直列に入れ、該抵抗値とNMOS素子8の導通時の抵
抗値との合計の抵抗値をR、電源電圧をVdd、インバ
ータ素子9のしきい値をVtとすると、抵抗比(Rf/
R)は以下のような基準となる。 Rf/R << Vt/(Vdd−Vt)
【0010】ヒューズ素子7の切断時、初期状態で入力
端子6がLowの期間中においては、NMOS素子8が
非導通状態になるので、インバータ素子9の入力は不定
となり、ヒューズ検出出力11が初期状態となる。一
方、入力端子6がHighの期間中においては、NMO
S素子8が導通状態になり、インバータ素子9にはLo
wが入力され、Highを出力する。また、NMOS素
子10のゲートにはHighが入力され、NMOS素子
10が導通状態になり、インバータ素子9の入力がLo
wになる。したがって、ヒューズ検出出力11にはイン
バータ素子9の出力であるHighが出力される。
【0011】入力端子6がHighからLowになり、
NMOS素子8が非導通状悪になった後も、インバータ
9とNMOS素子10とによって、入力端子6のHig
h入力状態のデータが保持され、ヒューズ検出出力11
にはHighが出力される。つまり、入力端子6がHi
gh状態でヒューズ7を切断した後は、入力端子の状態
に関係なく、ヒューズ検出出力5には、ヒューズ素子7
の非切断時にLow、ヒューズ素子7の切断時にHig
hが出力される。
【0012】次に、図8は、上述した従来技術を改良し
た第3の従来技術(特開平7−14924号の図1より
抜粋)による回路図である。図において、PMOS素子
13とNMOS素子14とが相補接続されてインバータ
23が構成され、NMOS素子14のソースとGND間
には、ヒューズ素子15が接続されている。同様に、P
MOS素子18とNMOS素子17とが相補接続されて
インバータ24が構成され、NMOS素子17のソース
とVDD間には、ヒューズ素子16が接続されている。
インバータ23とインバータ24との入力は、入力端子
12に接続され、インパーク23の出力には、インバー
タ19の入力とインバータ20の出力とが接続されてい
る。また、インバータ24の出力には、インバータ20
の入力、インバータ19の出力およびヒューズ検出出力
21が接続されている。
【0013】上述した構成による第3の従来技術による
動作を図9に示すタイミングチャートを参照して説明す
る。ヒューズ素子15、16の未切断時、初期状態で入
力端子12がLowの期間中においては、インバータ2
3の出力がHighになり、インバータ24の出力がL
owになる。インバータ19にはHighが入力され、
Lowを出力し、インバータ20にはLowが入力さ
れ、Highを出力し、ヒューズ検出出力21にはLo
wが出力される。一方、入力端子12がHighの期間
中においては、インバータ23の出力がLowになり、
インバータ24の出力がHighになる。インバータ1
9にはLowが入力され、Highを出力し、インバー
タ20にはHighが入力され、Lowを出力し、ヒュ
ーズ検出出力21にはHighが出力される。
【0014】ヒューズ素子15、16の切断時、初期状
態で入力端子12がLowの期間中においては、PMO
S素子13、18は導通状態になり、NMOS素子1
4、17は非導通状悪になる。したがって、インバータ
19にはHighが入力され、Lowを出力し、インバ
ータ20にはLowが入力され、Highを出力し、ヒ
ューズ検出出力21にはLowが出力される。一方、入
力端子12がHighの期間中においては、PMOS素
子13、18は非導通状態になり、NMOS素子14、
17は導通状態になる。
【0015】しかしながら、ヒューズ素子15が切断さ
れているため、上記NMOS素子14のドレインはLo
wにはならず、同様にヒューズ素子16が切断されてい
るため、上記NMOS素子17のドレインはHighに
はならず、インバータ素子19、20によって入力端子
12がLowの状態を保持し続け、ヒューズ検出出力2
1にはLowが出力される。つまり、入力端子12がH
ighの状態において、ヒューズ素子15、16が非切
断時には、ヒューズ検出出力21にはHigh、ヒュー
ズ素子15、16が切断時には、ヒューズ検出出力21
にはLowが出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
5に示す第1の従来技術においては、ヒューズ素子1の
抵抗値をRf、抵抗素子2の抵抗値をR、電源電圧をV
ddとすると、ヒューズが非切断の状態であっても、V
DD−GND間に、VDD−ヒューズ素子1−抵抗素子
2−GNDという経路で、定常的に、電流I=Vdd/
(Rf+R)が流れるという問題がある。
【0017】また、第2の従来技術においては、上記問
題点を解決するために外部から信号を入力して定常的に
流れる電流を低減している。しかしながら、ヒューズ素
子7の抵抗値をRf、NMOS素子8とその直列抵抗と
の合計の抵抗値をR、電源電圧をVddとすると、ヒュ
ーズが非切断の状態においては、入力端子6にHigh
レベルが供給されている期間中に、NMOS素子8が導
通状態になり、VDD−GND間にVDD−ヒューズ素
子7−NMOS素子8−GNDという経路で、上述した
第1の従来技術と同様な定常的な電流I=Vdd/(R
f+R)が流れるという問題がある。
【0018】また、第3の従来技術においては、上記問
題点を解決するためにVDD−GND間にCMOS構造
を構成し、定常的な電流を低減している。しかしなが
ら、ヒューズが非切断の状態で入力信号がLowからH
ighや、HighからLowに変化すると、変化する
度に、インバータ23とインバータ20の間と、インバ
ータ24とインバータ19の間とに、それぞれ出力信号
同士の衝突が起こり電流が流れるという問題がある。
【0019】また、第4の従来技術においては、上述し
た第2の従来技術による問題点を解決するためには、H
ighの状態をできるだけ削減した信号が必要であり、
上述した第3の従来技術による問題点を解決するために
は、変化をできるだけ削減した信号が必要があり、外部
よりこのような信号を供給できない場合は信号発生回路
を内部で構成しなければならないので、ワンショット信
号のような電源投入時に動作する信号を入力信号として
用いなければならない。しかしながら、ワンショット信
号発生回路の設計においては、製造バラツキ・電圧変動
・環境変動などを考慮しなければならず、また面積的に
も大きな部分を専有するという問題がある。
【0020】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、定常的に流れる電流および出力信号同士の衝突
により流れる電流による消費電力を低減でき、また、入
力信号の制限を解消できる半導体集積回路を提供するこ
とを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、入力信号に対し出
力信号でヒューズ素子を切断または未切断かを判定する
ヒューズ回路を具備する半導体集積回路において、ヒュ
ーズ素子を少なくても1つ挿入し、前記ヒューズ素子を
切断しない場合、前記入力信号に対して前記出力を反転
し、前記ヒューズ素子を切断した場合、前記入力信号に
関係なく前記出力を電源電位レベルまたは接地電位レベ
ルに固定するヒューズ回路と、前記入力信号を遅延する
遅延回路と、前記ヒューズ回路の出力を入力とし、前記
遅延回路の出力をクロック入力とするフリップフロップ
回路とを具備し、前記フリップフロップ回路から前記ヒ
ューズ素子の切断の有無を示す情報を出力することを特
徴とする。
【0022】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の半導体集積回路において、前記ヒューズ回路は、
第1導電型MOSFETと第2導電型MOSFETとか
ら構成されるCMOSインバータ回路を備え、前記第1
導電型MOSFETと第2導電型MOSFETのいずれ
か一方のトランジスタのドレイン側もしくはソース側
に、前記ヒューズ素子を少なくても1つ挿入したことを
特徴とする。
【0023】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の半導体集積回路において、前記フリップフロツプ
回路は、入力初段素子として、クロックドインバータで
構成されていることを特徴とする。
【0024】また、請求項4記載の発明では、請求項1
記載の半導体集積回路において、半導体素子の出力がハ
イインピーダンスである時に、前記入力信号の信号幅を
容量保持可能な時間に調整する信号幅調整回路を備える
ことを特徴とする。
【0025】本発明では、ヒューズ素子をインバータ内
に挿入するとともに、後段のデータ保持部分にフリップ
フロツプを用いることにより、定常的な電流を低減する
とともに、出力信号同士の衝突により流れる電流を低減
する。また、上記電流を低減することにより、入力信号
の制限を解消し、ワンショット信号発生回路を削減す
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0027】A.第1実施例 A−1.第1実施例の構成 図1は、本発明の第1の実施例による半導体集積回路の
構成を示す回路図である。図において、PMOS素子3
1とNMOS素子32が相補接続されてインバータ52
を構成し、NMOS素子32のソースとGNDとの間に
は、ヒューズ素子33が接続されている。上記インバー
タ52の出力は、フリップフロツプ回路35のデータ入
力端子に接続されている。また、入力端子30は、上記
インバータ52の入力と遅延回路34の入力とに接続さ
れ、遅延回路34の出力は、上記フリップフロツプ回路
35のクロック入力に接続されている。フリップフロツ
プ回路35の出力はヒューズ検出出力36に接続されて
いる。
【0028】A−2.第1実施例の動作 次に、上述した構成による実施例の動作を図2のタイミ
ングチャートを参照して説明する。ヒューズ33が未切
断時、初期状態で入力端子30がLowであると、PM
OS素子31が導通し、NMOS素子32が非導通にな
る。この場合、フリップフロツプ35のデータ入力はH
ighになり、フリップフロツプ35のクロック入力は
Lowになる。この結果、フリップフロツプ回路35の
出力は初期状態になり、ヒューズ検出出力36は初期状
態になる。
【0029】次に、入力端子30の入力がLowからH
ighに変化すると、PMOS素子31が導通から非導
通になり、NMOS素子32が非導通から導通になる。
したがって、インバータ52を構成するPMOS素子3
1・NMOS素子32の出力であるフリップフロップ3
5のデータ入力は、HighからLowに変化し、遅延
回路34によって遅延されたフリップフロツプ35のク
ロック入力は、LowからHighに変化する。このフ
リツプフロツプ35のクロック入力の立ち上がりで、上
記インバータ52の出力であるLowデータがフリップ
フロツプ35に取り込まれるので、ヒューズ検出出力3
6はLowのデータを出力する。
【0030】その後、再び入力端子30の入力がLow
になると、PMOS素子31が導通し、NMOS素子3
2が非導通になり、フリップフロツプ35のデータ入力
がHighになり、フリップフロップ35のクロック入
力がLowになる。そして、フリップフロツプ35の出
力は、入力端子30がLowからHighに変化したと
きに取り込んだLowデータを出力するので、ヒューズ
検出出力36はLowを出力する。
【0031】ヒューズ33が切断時、初期状態で入力端
子30がLowであると、PMOS素子31が非導通に
なりNMOS素子32が導通しフリップフロツプ35の
データ入力はHighになる。この場合、フリップフロ
ツプ35のクロック入力はLowになり、フリップフロ
ツプ回路35の出力は初期状態になり、ヒューズ検出出
力36は初期状態になる。
【0032】次に、入力端子30の入力がLowからH
ighに変化すると、PMOS素子31が導通から非導
通になり、NMOS素子32が非導通から導通になる。
そして、フリップフロツプ35のデータ入力は、インバ
ータ出力とフリップフロツプ35までの容量保持でHi
ghを一定時間保ち続ける。また、遅延回路34によっ
て遅延されたフリップフロツプ35のクロック入力がL
owからHighになり、このフリップフロツプ35の
クロック入力の立ち上がりで、上記容量保持されている
データがフリップフロツプ35に取り込まれるので、ヒ
ューズ検出出力36はHighのデータを出力する。
【0033】その後、再び入力端子30の入力がLow
になると、PMOS素子31が導通し、NMOS素子3
2が非導通になる。そして、フリップフロツプ35のデ
ータ入力はHighになり、フリップフロツプ35のク
ロック入力はLowになる。この結果、フリップフロツ
プ35は、入力端子30がLowからHighに変化し
たときに取り込んだHighデータを出力するので、ヒ
ューズ検出出力36はHighを出力する。
【0034】つまり、入力端子30が一度、Lowから
Highへ変化した後は、入力端子30の状態に関係な
く、ヒューズ検出出力36には、ヒューズ素子33の非
切断時にLow、ヒューズ素子33切断時にHighが
出力される。
【0035】B.第2実施例 図3は、本発明の第2の実施例として第1の実施例35
のフリップフロツプを示す回路図である。図において、
データ入力端子37は、PMOS素子53のゲートとN
MOS素子56のゲートとに接続されいる。上記PMO
S素子53、PMOS素子54、NMOS素子55およ
び上記NMOS素子56は、直列接続されており、クロ
ックドインバータ39を構成している。
【0036】また、クロックドインバータ39の出力
は、インバータ42の入力とトランスファーゲート44
の一方の端子とに接続されている。上記インバータ42
の出力は、インバータ43の入力とトランスファーゲー
ト45の一方の端子とに接続されている。上記インバー
タ43の出力は、上記トランスファーゲート44の他方
の端子に接続されている。
【0037】また、上記トランスファーゲート45の他
方の端子は、インバータ46の入力とトランスファーゲ
ート48の一方の端子とに接続されている。上記インバ
ータ46の出力は、インバータ49の入力とインバータ
47の入力とに接続されている。上記インバータ49の
出力は、データ出力端子50に接続され、上記インバー
タ47の出力は、上述したトランスファーゲート48の
他方の端子に接続されている。
【0038】また、クロック入力端子38は、インバー
タ40の入力に接続され、該インバータ40の出力は、
上述したNMOS素子55のゲート、トランスファーゲ
ート44のPMOS側のゲート、トランスファーゲート
45のPMOS側のゲート、トランスファーゲート48
のNMOS側のゲートおよびインバータ41の入力に接
続されている。該インバータ41の出力は、PMOS素
子54のゲート、上記トランスファーゲート44のNM
OS側のゲート、上記トランスファーゲート45のNM
OS側のゲートおよび上記トランスファーゲート48の
PMOS側のゲートに接続されている。
【0039】前述した図2を参照した動作説明では、ヒ
ューズ33の切断時、入力端子30の入力がHighの
期間中においては、フリップフロップ35のデータ入力
を、インバータ52の出力からフリップフロップ35の
入力までの容量保持で、Highに一定時間保ち続ける
必要がある。しかしながら、その期間が長くなると、リ
ークなどの影響でHighを保ち続けられなくなり、最
悪の場合、中間電位まで電位が変化する可能性がでてく
る。このような入力をフリップフロップ回路の入力段の
インバータに印加した場合、多大な貫通電流が流れる。
そこで、本第2実施例では、図1に示す入力段のインバ
ータとトランスファーゲートとを、図3に示すように、
クロックに同期して動作するクロックドインバータ39
に変更することにより、入力端子30にHigh入力が
長く続いた場合に、貫通電流の発生を防止している。
【0040】C.第3実施例 次に、本発明の第3実施例について説明する。図4は、
前述した第1実施例による回路に信号幅調整回路を追加
した、本発明の第3実施例による半導体集積回路の構成
を示す回路図である。なお、図1に対応する部分には同
一の符号を付けて説明を省略する。図において、信号幅
調整回路51は、入力端子30とインバータ52の入力
との間に挿入され、入力端子30に印加されるHigh
の信号幅を所定の期間に調整する。前述したように、貫
通電流の発生原因の1つとして、入力端子30に入力さ
れる入力信号のHighの期間が長くなることを挙げた
が、本第3実施例では、信号幅調整回路51によって、
入力されるHighの信号幅をある一定期間に調整する
ことにより、貫通電流の発生を防止している。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、インバータ内にヒューズ素子を接続することによ
り、インバータのPMOS・NMOS素子のどちらかが
非導通となるので、ヒューズを介しての定常的な電流を
なくすことができるという利点が得られる。また、後段
にフリップフロツプ回路を用いたことで、回路内に出力
信号同士がショートしている部分がないので、入力デー
タの変化時に、回路内で出力信号同士の衝突によって発
生する電流をなくすことができるという利点が得られ
る。
【0042】また、定常的な電流や、出力信号同士の衝
突による電流をなくすことができるので、入力信号にワ
ンショット信号を必要としなくなり、入力信号の制限を
なくすことができるという利点が得られる。また、同様
に入力信号にワンショット信号を必要としなくなるの
で、入力にクロック信号を用いることができるという利
点が得られる。さらに、入力信号にワンショット信号を
必要としないので、ワンショット信号の発生回路が不必
要になり、設計工数・ブロック面積の削減ができるとい
う利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す全体回路図であ
る。
【図2】 第1の実施例の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図3】 本発明の第2実施例として、図1に示す第一
の実施例内のフリップフロツプを示す回路図である。
【図4】 本発明の第3実施例を示す回路図である。
【図5】 第1の従来技術を示す回路図である。
【図6】 第2の従来技術を示す回路図である。
【図7】 第2の従来技術の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図8】 第3の従来技術を示す回路図である。
【図9】 第3の従来技術の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1、7、15、16、33 ヒューズ素子 2 抵抗素子 3 インバータ 4 NMOS素子 5、11、21、50 ヒューズ検出出力 6 入力端子 8、10 NMOS素子 9 インバータ 12 入力端子 13、18 PMOS素子 14、17 NMOS素子 19、20、22 インバータ 23、24 インバータ 30 入力端子 31 PMOS素子 32 NMOS素子 34 遅延回路 35 フリップフロツプ回路 36 ヒューズ検出出力 37 データ入力端子 38 クロック入力端子 39 クロックドインバータ 40、41、42、43、46、47、49、52 イ
ンバータ 44、45、48 トランスファーゲート 50 データ出力端子 51 信号幅調整回路 53、54 PMOS素子 55、56 NMOS素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02H 3/08 H02H 7/20 F 7/20 G11C 11/34 341C (56)参考文献 特開 平1−184796(JP,A) 特開 平4−147494(JP,A) 特開 平8−321197(JP,A) 特開 平5−120894(JP,A) 特開 昭64−67798(JP,A) 特開 平5−267466(JP,A) 特開 平6−36590(JP,A) 特開 平6−119795(JP,A) 実開 昭63−131000(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 85/30 H01H 85/46 H01H 85/00 H02H 3/08 H02H 7/20 G11C 29/00 G11C 11/413

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に対し出力信号でヒューズ素子
    を切断または未切断かを判定するヒューズ回路を具備す
    る半導体集積回路において、 ヒューズ素子を少なくても1つ挿入し、前記ヒューズ素
    子を切断しない場合、前記入力信号に対して前記出力を
    反転し、前記ヒューズ素子を切断した場合、前記入力信
    号に関係なく前記出力を電源電位レベルまたは接地電位
    レベルに固定するヒューズ回路と、前記入力信号を遅延する遅延回路と、 前記ヒューズ回路の出力を入力とし、前記遅延回路の出
    力をクロック入力とするフリップフロップ回路とを具備
    し、 前記フリップフロップ回路から前記ヒューズ素子の切断
    の有無を示す情報を出力することを特徴とする半導体集
    積回路。
  2. 【請求項2】 前記ヒューズ回路は、第1導電型MOS
    FETと第2導電型MOSFETとから構成されるCM
    OSインバータ回路を備え、 前記第1導電型MOSFETと第2導電型MOSFET
    のいずれか一方のトランジスタのドレイン側もしくはソ
    ース側に、前記ヒューズ素子を少なくても1つ挿入した
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記フリップフロツプ回路は、入力初段
    素子として、クロックドインバータで構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 半導体素子の出力がハイインピーダンス
    である時に、前記入力信号の信号幅を容量保持可能な時
    間に調整する信号幅調整回路を備えることを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路。
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