JP2003318275A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 定常的な貫通電流の発生を回避し、かつ小面
積のプログラム回路を備えた半導体装置を提供する。 【解決手段】 プログラム回路150において、不揮発
的にプログラムされた情報を示す複数ビットのプログラ
ム信号PS(1)〜PS(m)をそれぞれ生成するプロ
グラムユニットPUT(1)〜PUT(m)は、内部ノ
ードNdおよびNsの間に並列に接続される。各プログ
ラムユニットは、内部ノードNdおよびNsと対応する
入力ノードとの間にそれぞれ接続されて、プログラム情
報に応じて選択的に切断されるヒューズ素子を有する。
電流制限用のトランジスタ6および8は、接地ノード4
および内部ノードNsの間と、電源ノード2および内部
ノード8の間とのそれぞれに、プログラムユニットPU
T(1)〜PUT(m)によって共有されるように配置
される。
積のプログラム回路を備えた半導体装置を提供する。 【解決手段】 プログラム回路150において、不揮発
的にプログラムされた情報を示す複数ビットのプログラ
ム信号PS(1)〜PS(m)をそれぞれ生成するプロ
グラムユニットPUT(1)〜PUT(m)は、内部ノ
ードNdおよびNsの間に並列に接続される。各プログ
ラムユニットは、内部ノードNdおよびNsと対応する
入力ノードとの間にそれぞれ接続されて、プログラム情
報に応じて選択的に切断されるヒューズ素子を有する。
電流制限用のトランジスタ6および8は、接地ノード4
および内部ノードNsの間と、電源ノード2および内部
ノード8の間とのそれぞれに、プログラムユニットPU
T(1)〜PUT(m)によって共有されるように配置
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、より特定的には、ヒューズ等のプログラム素子を用
いて、外部から入力されるプログラム情報を不揮発的に
記憶するためのプログラム回路を備える半導体装置に関
する。
し、より特定的には、ヒューズ等のプログラム素子を用
いて、外部から入力されるプログラム情報を不揮発的に
記憶するためのプログラム回路を備える半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、半導体装置には、冗長救済、
動作モードの設定、あるいは内部電圧の微調整(トリミ
ング)等に用いるための、外部から予め入力される情報
をヒューズ素子等のプログラム素子を用いて不揮発的に
記憶するプログラム回路が設けられる。以下、本明細書
においては、プログラム素子によって記憶される上記の
情報を「プログラム情報」と称する。
動作モードの設定、あるいは内部電圧の微調整(トリミ
ング)等に用いるための、外部から予め入力される情報
をヒューズ素子等のプログラム素子を用いて不揮発的に
記憶するプログラム回路が設けられる。以下、本明細書
においては、プログラム素子によって記憶される上記の
情報を「プログラム情報」と称する。
【0003】図13は、従来の技術に従うプログラム回
路の第1の構成例を示す回路図である。
路の第1の構成例を示す回路図である。
【0004】図13を参照して、従来の技術に従うプロ
グラム回路10は、電源電圧Vddを供給する電源ノー
ド2および入力ノードNiの間に接続されたヒューズ素
子FSと、接地電圧Vssを供給する接地ノード4およ
び入力ノードNiとの間に電気的に結合された電流制限
トランジスタ6と、入力ノードNiの電圧に応じたプロ
グラム信号PSをノードNoに生成するための信号生成
回路として動作するインバータIVとを含む。図示しな
いが、インバータIVは、電源電圧Vddおよび接地電
圧Vssの供給を受けて動作している。
グラム回路10は、電源電圧Vddを供給する電源ノー
ド2および入力ノードNiの間に接続されたヒューズ素
子FSと、接地電圧Vssを供給する接地ノード4およ
び入力ノードNiとの間に電気的に結合された電流制限
トランジスタ6と、入力ノードNiの電圧に応じたプロ
グラム信号PSをノードNoに生成するための信号生成
回路として動作するインバータIVとを含む。図示しな
いが、インバータIVは、電源電圧Vddおよび接地電
圧Vssの供給を受けて動作している。
【0005】ヒューズ素子FSは、初期状態においては
導通状態であり、外部からのブロー入力等によって非導
通状態に非可逆的に変化する。この結果、ヒューズ素子
FSが導通状態である場合には、入力ノードNiは電源
ノード2と電気的に結合され、ヒューズ素子FSが非導
通状態に変化すると、入力ノードNiは電源ノード2か
ら電気的に切離される。
導通状態であり、外部からのブロー入力等によって非導
通状態に非可逆的に変化する。この結果、ヒューズ素子
FSが導通状態である場合には、入力ノードNiは電源
ノード2と電気的に結合され、ヒューズ素子FSが非導
通状態に変化すると、入力ノードNiは電源ノード2か
ら電気的に切離される。
【0006】電流制限トランジスタ6は、たとえばN型
MOSトランジスタで構成され、ゲートに調整可能な制
御電圧Vcnを受ける。これにより、電流制限トランジ
スタ6の通過電流は、制御電圧Vcnに応じて調整され
る。一般的に制御電圧Vcnは、電流制限トランジスタ
6が接地ノード4と入力ノードNiとを電気的に結合可
能なレベル以上に設定されなければならないが、貫通電
流を低減するために、電源電圧Vddよりはかなり低め
のレベルに設定される。すなわち、電源電圧Vddが下
限値まで低下したときにも、さらに若干のばらつきを考
慮しても電流制限トランジスタ6が入力ノードNiと接
地ノード4との間を電気的に結合可能なレベルとなるよ
うに、制御電圧Vcnは設定される。
MOSトランジスタで構成され、ゲートに調整可能な制
御電圧Vcnを受ける。これにより、電流制限トランジ
スタ6の通過電流は、制御電圧Vcnに応じて調整され
る。一般的に制御電圧Vcnは、電流制限トランジスタ
6が接地ノード4と入力ノードNiとを電気的に結合可
能なレベル以上に設定されなければならないが、貫通電
流を低減するために、電源電圧Vddよりはかなり低め
のレベルに設定される。すなわち、電源電圧Vddが下
限値まで低下したときにも、さらに若干のばらつきを考
慮しても電流制限トランジスタ6が入力ノードNiと接
地ノード4との間を電気的に結合可能なレベルとなるよ
うに、制御電圧Vcnは設定される。
【0007】従来の技術に従うプログラム回路10にお
いては、ヒューズ素子FSが導通状態である場合には、
電流制限トランジスタ6の通過電流が抑えられているた
めに、入力ノードNiは電源電圧Vddレベルに設定さ
れる。この結果、インバータIVによって生成されるプ
ログラム信号PSは、接地電圧Vssレベルに設定され
る。なお、以下においてはノードや信号の2値的な高電
圧状態(電源電圧Vddレベル)および低電圧状態(接
地電圧Vssレベル)を、それぞれ「Hレベル」および
「Lレベル」とも称することとする。
いては、ヒューズ素子FSが導通状態である場合には、
電流制限トランジスタ6の通過電流が抑えられているた
めに、入力ノードNiは電源電圧Vddレベルに設定さ
れる。この結果、インバータIVによって生成されるプ
ログラム信号PSは、接地電圧Vssレベルに設定され
る。なお、以下においてはノードや信号の2値的な高電
圧状態(電源電圧Vddレベル)および低電圧状態(接
地電圧Vssレベル)を、それぞれ「Hレベル」および
「Lレベル」とも称することとする。
【0008】一方、ヒューズ素子FSが外部からのブロ
ー入力によって導通状態から非導通状態へ変化している
場合には、入力ノードNiは、電流制限トランジスタ6
によって接地電圧Vssレベル(Lレベル)に設定され
る。この結果、プログラム信号PSはインバータIVに
よってHレベルに設定される。このように、従来の技術
に従うプログラム回路10によれば、ヒューズ素子FS
へのブロー入力の有/無を選択することによって、1ビ
ットのプログラム情報を不揮発的に記憶し、当該プログ
ラム情報に応じたレベルのプログラム信号PSを生成す
ることができる。
ー入力によって導通状態から非導通状態へ変化している
場合には、入力ノードNiは、電流制限トランジスタ6
によって接地電圧Vssレベル(Lレベル)に設定され
る。この結果、プログラム信号PSはインバータIVに
よってHレベルに設定される。このように、従来の技術
に従うプログラム回路10によれば、ヒューズ素子FS
へのブロー入力の有/無を選択することによって、1ビ
ットのプログラム情報を不揮発的に記憶し、当該プログ
ラム情報に応じたレベルのプログラム信号PSを生成す
ることができる。
【0009】また、消費電力削減を図るための構成とし
て、プログラム回路の別の構成例も提案されている。
て、プログラム回路の別の構成例も提案されている。
【0010】図14は、従来の技術に従うプログラム回
路の第2の構成例を示す回路図である。
路の第2の構成例を示す回路図である。
【0011】図14を参照して、従来の技術に従うプロ
グラム回路11は、図13に示した従来の技術のプログ
ラム回路10と比較して、2個のヒューズ素子FS0お
よびFS1を有する点で異なる。ヒューズ素子FS0
は、図13に示したヒューズ素子FSと同様に,電源ノ
ード2および入力ノードNiの間に接続され、ヒューズ
素子FS1は、入力ノードNiおよび電流制限トランジ
スタ6の間に接続される。
グラム回路11は、図13に示した従来の技術のプログ
ラム回路10と比較して、2個のヒューズ素子FS0お
よびFS1を有する点で異なる。ヒューズ素子FS0
は、図13に示したヒューズ素子FSと同様に,電源ノ
ード2および入力ノードNiの間に接続され、ヒューズ
素子FS1は、入力ノードNiおよび電流制限トランジ
スタ6の間に接続される。
【0012】図15は、図14に示した従来の技術のプ
ログラム回路におけるプログラム信号の設定を説明する
回路図である。
ログラム回路におけるプログラム信号の設定を説明する
回路図である。
【0013】図15(a)を参照して、プログラム信号
PSをHレベルにプログラムする場合には、ヒューズ素
子FS0がブローされて非導通状態に設定されるのに対
して、ヒューズ素子FS1は導通状態に維持される。こ
の結果、入力ノードNiはLレベルに設定され、インバ
ータIVは、プログラム信号PSをHレベルに設定す
る。
PSをHレベルにプログラムする場合には、ヒューズ素
子FS0がブローされて非導通状態に設定されるのに対
して、ヒューズ素子FS1は導通状態に維持される。こ
の結果、入力ノードNiはLレベルに設定され、インバ
ータIVは、プログラム信号PSをHレベルに設定す
る。
【0014】図15(b)を参照して、プログラム信号
PSをLレベルにプログラムする場合には、図15
(a)の場合とは反対に、ヒューズ素子FS0が導通状
態に維持される一方で、ヒューズ素子FS1がブローさ
れて非導通状態に設定される。
PSをLレベルにプログラムする場合には、図15
(a)の場合とは反対に、ヒューズ素子FS0が導通状
態に維持される一方で、ヒューズ素子FS1がブローさ
れて非導通状態に設定される。
【0015】このように、すなわち、図14に示した従
来の技術のプログラム回路11においては、Hレベルお
よびLレベルのいずれのプログラム時においても、ヒュ
ーズ素子FS0およびFS1の一方が必ずブローされ
る。
来の技術のプログラム回路11においては、Hレベルお
よびLレベルのいずれのプログラム時においても、ヒュ
ーズ素子FS0およびFS1の一方が必ずブローされ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図13に示した従来の
技術のプログラム回路10においては、プログラム信号
PSがLレベルにプログラムされる場合、すなわちプロ
グラム情報がLレベルである場合には、ヒューズ素子F
Sがブローされないまま残るので、電源ノード2と接地
ノード4との間に貫通電流が生じてしまう。この貫通電
流は、電流制限トランジスタ6の通過電流に相当する
が、プログラム信号PSのノイズ耐性などを考慮する
と、当該通過電流は、比較的大きめにせざるを得ない。
技術のプログラム回路10においては、プログラム信号
PSがLレベルにプログラムされる場合、すなわちプロ
グラム情報がLレベルである場合には、ヒューズ素子F
Sがブローされないまま残るので、電源ノード2と接地
ノード4との間に貫通電流が生じてしまう。この貫通電
流は、電流制限トランジスタ6の通過電流に相当する
が、プログラム信号PSのノイズ耐性などを考慮する
と、当該通過電流は、比較的大きめにせざるを得ない。
【0017】また、ヒューズ素子FSの切断不良に関す
るマージンも問題となる。ヒューズ素子FSは、たとえ
ば、上面部に開口部(ウィンドウ)を設けてレーザブロ
ーを入力しやすいようにレイアウトされた金属配線を用
いて構成される。したがって、製造上あるいはブロー上
の問題で、ブロー入力を施したヒューズ素子を完全に切
断できない、切断不良が生じる可能性もある。すなわ
ち、ブローされたヒューズ素子が、ある程度の高抵抗を
有したままで、完全な非導通状態とはならずに切れ残る
可能性も存在している。このような場合でも、ヒューズ
ブロー入力を行なったことにより、プログラム信号PS
を所定のレベルに設定することができれば、それはヒュ
ーズの切断不良に対するマージンがあるということにな
る。
るマージンも問題となる。ヒューズ素子FSは、たとえ
ば、上面部に開口部(ウィンドウ)を設けてレーザブロ
ーを入力しやすいようにレイアウトされた金属配線を用
いて構成される。したがって、製造上あるいはブロー上
の問題で、ブロー入力を施したヒューズ素子を完全に切
断できない、切断不良が生じる可能性もある。すなわ
ち、ブローされたヒューズ素子が、ある程度の高抵抗を
有したままで、完全な非導通状態とはならずに切れ残る
可能性も存在している。このような場合でも、ヒューズ
ブロー入力を行なったことにより、プログラム信号PS
を所定のレベルに設定することができれば、それはヒュ
ーズの切断不良に対するマージンがあるということにな
る。
【0018】さらに、切断不良の発生時において、切断
不良によるヒューズ素子の切れ残り部分の抵抗と、電流
制限トランジスタ6のチャネル抵抗とが同程度になった
場合には、入力ノードNiが中間的な電圧レベルになっ
てしまい、インバータIV内部でさらに貫通電流を生じ
させてしまう危険性がある。
不良によるヒューズ素子の切れ残り部分の抵抗と、電流
制限トランジスタ6のチャネル抵抗とが同程度になった
場合には、入力ノードNiが中間的な電圧レベルになっ
てしまい、インバータIV内部でさらに貫通電流を生じ
させてしまう危険性がある。
【0019】このようなプログラム回路は、既に説明し
たように、半導体装置において内部電圧レベル調整に関
する情報をプログラムするためにも用いられる。具体的
には、ウェハプロセスの変動などに対応して、内部電圧
をウェハテスト時に微調整できるように、このようなプ
ログラム回路が備えられる。このように配置されたプロ
グラム回路は、たとえば冗長救済のために用いられたプ
ログラム回路とは異なって、外部からのコマンド入力時
のみならず、スタンバイ動作時等を通じて常にプログラ
ム信号を出力し続ける必要がある。したがって、プログ
ラム回路において貫通電流が定常的に消費すれば、低消
費電力が要求される待機(スタンバイ)時における消費
電力が増加してしまう。
たように、半導体装置において内部電圧レベル調整に関
する情報をプログラムするためにも用いられる。具体的
には、ウェハプロセスの変動などに対応して、内部電圧
をウェハテスト時に微調整できるように、このようなプ
ログラム回路が備えられる。このように配置されたプロ
グラム回路は、たとえば冗長救済のために用いられたプ
ログラム回路とは異なって、外部からのコマンド入力時
のみならず、スタンバイ動作時等を通じて常にプログラ
ム信号を出力し続ける必要がある。したがって、プログ
ラム回路において貫通電流が定常的に消費すれば、低消
費電力が要求される待機(スタンバイ)時における消費
電力が増加してしまう。
【0020】さらに、プログラム回路10においてヒュ
ーズ素子FSを導通状態のままに維持する場合には、電
流制限トランジスタ6のソースおよびドレインに接地電
圧Vssおよび電源電圧Vddがそれぞれ直接印加され
るため、ラッチアップが生じやすいという問題点もあ
る。
ーズ素子FSを導通状態のままに維持する場合には、電
流制限トランジスタ6のソースおよびドレインに接地電
圧Vssおよび電源電圧Vddがそれぞれ直接印加され
るため、ラッチアップが生じやすいという問題点もあ
る。
【0021】これに対して、図14に示したプログラム
回路11は、プログラム情報のレベルにかかわらず、ヒ
ューズ素子FS0およびFS1のいずれか一方が必ずブ
ローされるため、貫通電流の発生は回避される。この結
果、内部電圧レベル調整用等の常時プログラム信号を生
成するプログラム回路として用いても、待機動作時にお
ける消費電力の増大を引起すことがない。
回路11は、プログラム情報のレベルにかかわらず、ヒ
ューズ素子FS0およびFS1のいずれか一方が必ずブ
ローされるため、貫通電流の発生は回避される。この結
果、内部電圧レベル調整用等の常時プログラム信号を生
成するプログラム回路として用いても、待機動作時にお
ける消費電力の増大を引起すことがない。
【0022】しかしながら、プログラム回路11では、
1ビットのプログラム情報を記憶するために、2個のヒ
ューズ素子と少なくとも1個の電流制限トランジスタを
用いる必要があるため、そのレイアウト面積が増大して
しまう。特に、電流制限トランジスタは、そのチャネル
抵抗を確保するために、そのゲート長をある程度長くせ
ざるを得ず、比較的大きなレイアウト面積を要する。し
たがって、必要とされるプログラム信号PSのビット数
に応じてプログラム回路11の配置個数が増加すれば、
半導体装置全体の面積が増大してしまうという問題点が
生じる。
1ビットのプログラム情報を記憶するために、2個のヒ
ューズ素子と少なくとも1個の電流制限トランジスタを
用いる必要があるため、そのレイアウト面積が増大して
しまう。特に、電流制限トランジスタは、そのチャネル
抵抗を確保するために、そのゲート長をある程度長くせ
ざるを得ず、比較的大きなレイアウト面積を要する。し
たがって、必要とされるプログラム信号PSのビット数
に応じてプログラム回路11の配置個数が増加すれば、
半導体装置全体の面積が増大してしまうという問題点が
生じる。
【0023】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、定常
的な貫通電流が生じることがなく、かつレイアウト面積
の小さいプログラム回路を備えた半導体装置を提供する
ことである。
ためになされたものであって、この発明の目的は、定常
的な貫通電流が生じることがなく、かつレイアウト面積
の小さいプログラム回路を備えた半導体装置を提供する
ことである。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明に従う半導体装
置は、予め入力されたプログラム情報を不揮発的に記憶
するためのプログラム回路を備える。プログラム回路
は、第1の電圧を供給する第1の電源ノードと第1の内
部ノードとの間、および第2の電圧を供給する第2の電
源ノードと第2の内部ノードと間の少なくとも一方に設
けられ、その通過電流を制限するための電流制限部と、
第1および第2の内部ノードの間に並列に接続される複
数のプログラムユニットとを含む。各プログラムユニッ
トは、第1および第2の内部ノードと入力ノードとの間
にそれぞれ接続され、各々が外部入力に応答して導通状
態から非導通状態に非可逆的に変化可能な第1および第
2のプログラム素子と、入力ノードの電圧に応じて、プ
ログラム情報を示すプログラム信号を生成するための信
号生成部とを有する。各プログラムユニットにおいて、
第1および第2のプログラム素子のうちのプログラム情
報に応じて選択された一方は、非導通状態に設定され
る。
置は、予め入力されたプログラム情報を不揮発的に記憶
するためのプログラム回路を備える。プログラム回路
は、第1の電圧を供給する第1の電源ノードと第1の内
部ノードとの間、および第2の電圧を供給する第2の電
源ノードと第2の内部ノードと間の少なくとも一方に設
けられ、その通過電流を制限するための電流制限部と、
第1および第2の内部ノードの間に並列に接続される複
数のプログラムユニットとを含む。各プログラムユニッ
トは、第1および第2の内部ノードと入力ノードとの間
にそれぞれ接続され、各々が外部入力に応答して導通状
態から非導通状態に非可逆的に変化可能な第1および第
2のプログラム素子と、入力ノードの電圧に応じて、プ
ログラム情報を示すプログラム信号を生成するための信
号生成部とを有する。各プログラムユニットにおいて、
第1および第2のプログラム素子のうちのプログラム情
報に応じて選択された一方は、非導通状態に設定され
る。
【0025】好ましくは、電流制限部は、第1の電源ノ
ードおよび第1の内部ノードの間に電気的に結合され
て、ゲートに制御電圧を受ける第1のトランジスタと、
第2の電源ノードおよび第2の内部ノードの間に電気的
に結合されて、ゲートに制御電圧を受ける第2のトラン
ジスタとを有する。
ードおよび第1の内部ノードの間に電気的に結合され
て、ゲートに制御電圧を受ける第1のトランジスタと、
第2の電源ノードおよび第2の内部ノードの間に電気的
に結合されて、ゲートに制御電圧を受ける第2のトラン
ジスタとを有する。
【0026】この発明の他の構成に従う半導体装置は、
予め入力されたプログラム情報を不揮発的に記憶するた
めのプログラム回路を備える。プログラム回路は、第1
の電圧と電気的に結合された第1の内部ノードおよび第
2の電圧と電気的に結合された第2の内部ノードと間の
に並列に接続される複数のプログラムユニットとを含
む。各プログラムユニットは、第1の内部ノードと入力
ノードとの間に直列に接続され、各々が外部入力に応答
して導通状態から非導通状態に非可逆的に変化可能な複
数の第1のプログラム素子と、第2の内部ノードと入力
ノードとの間に直列に接続され、各々が外部入力に応答
して導通状態から非導通状態に非可逆的に変化可能な複
数の第2のプログラム素子と、入力ノードの電圧に応じ
て、プログラム情報を示すプログラム信号を生成するた
めの信号生成部とを有する。各プログラムユニットにお
いて、複数の第1および第2のプログラム素子のうちの
プログラム情報に応じて選択された一方の各々は、非導
通状態に設定される。
予め入力されたプログラム情報を不揮発的に記憶するた
めのプログラム回路を備える。プログラム回路は、第1
の電圧と電気的に結合された第1の内部ノードおよび第
2の電圧と電気的に結合された第2の内部ノードと間の
に並列に接続される複数のプログラムユニットとを含
む。各プログラムユニットは、第1の内部ノードと入力
ノードとの間に直列に接続され、各々が外部入力に応答
して導通状態から非導通状態に非可逆的に変化可能な複
数の第1のプログラム素子と、第2の内部ノードと入力
ノードとの間に直列に接続され、各々が外部入力に応答
して導通状態から非導通状態に非可逆的に変化可能な複
数の第2のプログラム素子と、入力ノードの電圧に応じ
て、プログラム情報を示すプログラム信号を生成するた
めの信号生成部とを有する。各プログラムユニットにお
いて、複数の第1および第2のプログラム素子のうちの
プログラム情報に応じて選択された一方の各々は、非導
通状態に設定される。
【0027】好ましくは、プログラム回路は、第1の電
圧を供給する第1の電源ノードと第1の内部ノードとの
間、および第2の電圧を供給する第2の電源ノードと第
2の内部ノードとの間の少なくとも一方に設けられ、そ
の通過電流を制限するための電流制限部をさらに含む。
圧を供給する第1の電源ノードと第1の内部ノードとの
間、および第2の電圧を供給する第2の電源ノードと第
2の内部ノードとの間の少なくとも一方に設けられ、そ
の通過電流を制限するための電流制限部をさらに含む。
【0028】また好ましくは、プログラム回路は、第1
および第2のノード間に接続される予備プログラムユニ
ットをさらに含み、予備プログラムユニットは、各プロ
グラムユニットと同様の構成を有するとともに、第1お
よび第2の内部ノード間を電気的に切離すための遮断部
分を有するように設計される。
および第2のノード間に接続される予備プログラムユニ
ットをさらに含み、予備プログラムユニットは、各プロ
グラムユニットと同様の構成を有するとともに、第1お
よび第2の内部ノード間を電気的に切離すための遮断部
分を有するように設計される。
【0029】さらに好ましくは、予備プログラムユニッ
トを使用する必要が生じた場合には、遮断部分が非形成
とされるように設計変更がなされ、設計変更された予備
プログラムユニットにおいては、第1および第2の内部
ノードの一方と内部ノードとの間が、外部入力に応答し
て選択的に電気的に切離される。
トを使用する必要が生じた場合には、遮断部分が非形成
とされるように設計変更がなされ、設計変更された予備
プログラムユニットにおいては、第1および第2の内部
ノードの一方と内部ノードとの間が、外部入力に応答し
て選択的に電気的に切離される。
【0030】あるいは好ましくは、各第1のプログラム
素子および各第2のプログラム素子は、アレイ状に配置
されたヒューズ素子を用いて構成され、各第1のプログ
ラム素子および各第2のプログラム素子は、外部入力を
受けるために設けられた第1および第2のウィンドウ内
にそれぞれ配置される。
素子および各第2のプログラム素子は、アレイ状に配置
されたヒューズ素子を用いて構成され、各第1のプログ
ラム素子および各第2のプログラム素子は、外部入力を
受けるために設けられた第1および第2のウィンドウ内
にそれぞれ配置される。
【0031】また好ましくは、半導体装置は、内部回路
で用いられる内部電圧の設定レベルを示す基準電圧を発
生する基準電圧発生回路と、基準電圧に基づいて、内部
電圧を制御するための内部電源回路とをさらに備え、基
準電圧発生回路は、プログラム回路からのプログラム信
号に応じて基準電圧を設定する。
で用いられる内部電圧の設定レベルを示す基準電圧を発
生する基準電圧発生回路と、基準電圧に基づいて、内部
電圧を制御するための内部電源回路とをさらに備え、基
準電圧発生回路は、プログラム回路からのプログラム信
号に応じて基準電圧を設定する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は同一または相当する部分を示すもの
とする。
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
における同一符号は同一または相当する部分を示すもの
とする。
【0033】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に従うプログラム回路を備えた半導体装置の全体
構成を示すブロック図である。
形態1に従うプログラム回路を備えた半導体装置の全体
構成を示すブロック図である。
【0034】図1を参照して、本発明の実施の形態に従
う半導体装置1は、内部回路として設けられた複数のメ
モリセルブロック100と、メモリセルブロック100
で用いられる内部電圧Vintを生成するための内部電
圧発生回路105と、内部電圧Vintの基準値に相当
する基準電圧Vrefを生成するための基準電圧発生回
路110と、基準電圧Vrefを調整するための情報を
予め記憶するためのプログラム回路150とを備える。
基準電圧発生回路110は、プログラム回路150から
のプログラム信号PSに応じて基準電圧Vrefのレベ
ルを調整する。内部電圧発生回路105は、基準電圧配
線111によって伝達される基準電圧Vrefに基づい
て、内部電圧Vintを制御する。
う半導体装置1は、内部回路として設けられた複数のメ
モリセルブロック100と、メモリセルブロック100
で用いられる内部電圧Vintを生成するための内部電
圧発生回路105と、内部電圧Vintの基準値に相当
する基準電圧Vrefを生成するための基準電圧発生回
路110と、基準電圧Vrefを調整するための情報を
予め記憶するためのプログラム回路150とを備える。
基準電圧発生回路110は、プログラム回路150から
のプログラム信号PSに応じて基準電圧Vrefのレベ
ルを調整する。内部電圧発生回路105は、基準電圧配
線111によって伝達される基準電圧Vrefに基づい
て、内部電圧Vintを制御する。
【0035】たとえば、半導体装置1がダイナミックラ
ンダムアクセスメモリ(DRAM)であるときには、内
部電圧Vintは、センスアンプ動作電圧,セルプレー
ト電圧,ワード線活性化用昇圧電圧等の複数の異なるレ
ベルの電圧を総称するものである。
ンダムアクセスメモリ(DRAM)であるときには、内
部電圧Vintは、センスアンプ動作電圧,セルプレー
ト電圧,ワード線活性化用昇圧電圧等の複数の異なるレ
ベルの電圧を総称するものである。
【0036】したがって、このような内部電圧Vint
のレベルは、ウェハプロセスの変動などに対応するため
に、ウェハレベルテストの結果を反映して微調整する必
要がある。このような微調整は、基準電圧Vrefに関
するプログラム情報を、プログラム回路150に対して
外部入力(たとえばヒューズブロー)によってプログラ
ムすることによって行なわれる。
のレベルは、ウェハプロセスの変動などに対応するため
に、ウェハレベルテストの結果を反映して微調整する必
要がある。このような微調整は、基準電圧Vrefに関
するプログラム情報を、プログラム回路150に対して
外部入力(たとえばヒューズブロー)によってプログラ
ムすることによって行なわれる。
【0037】図2は、基準電圧発生回路110の構成例
を示す回路図である。図2を参照して、基準電圧発生回
路110は、ローパスフィルタ115と、定電流供給部
120と、基準電圧調整部130とを有する。
を示す回路図である。図2を参照して、基準電圧発生回
路110は、ローパスフィルタ115と、定電流供給部
120と、基準電圧調整部130とを有する。
【0038】ローパスフィルタ115は、電源電圧Vd
dを伝達するための電源配線112に対して直列に接続
された抵抗素子116と、電源配線112と接地電圧V
ssとの間の接続されたキャパシタ117とを有する。
ローパスフィルタ115は、抵抗素子116およびキャ
パシタ117によって形成されるR−Cフィルタによっ
て、電源電圧Vddの高周波成分を除去する。
dを伝達するための電源配線112に対して直列に接続
された抵抗素子116と、電源配線112と接地電圧V
ssとの間の接続されたキャパシタ117とを有する。
ローパスフィルタ115は、抵抗素子116およびキャ
パシタ117によって形成されるR−Cフィルタによっ
て、電源電圧Vddの高周波成分を除去する。
【0039】定電流供給部120は、抵抗素子121
と、P型MOSトランジスタ122〜124と、N型ト
ランジスタ126,128とを有する。抵抗素子121
およびトランジスタ122は、電源配線112およびノ
ードN1の間に直列に接続される。トランジスタ123
は、電源配線112およびノードN2の間に接続され
る。トランジスタ124は、電源配線112と基準電圧
配線111との間に接続される。トランジスタ122〜
124は、各ゲートが共通にノードN2と接続される。
トランジスタ126は、ノードN1および接地電圧Vs
sの間に接続され、トランジスタ128は、ノードN2
および接地電圧Vssの間に接続される。トランジスタ
126および128の各ゲートはノードN1と接続され
る。さらにノードN1には制御電圧Vcが入力される。
と、P型MOSトランジスタ122〜124と、N型ト
ランジスタ126,128とを有する。抵抗素子121
およびトランジスタ122は、電源配線112およびノ
ードN1の間に直列に接続される。トランジスタ123
は、電源配線112およびノードN2の間に接続され
る。トランジスタ124は、電源配線112と基準電圧
配線111との間に接続される。トランジスタ122〜
124は、各ゲートが共通にノードN2と接続される。
トランジスタ126は、ノードN1および接地電圧Vs
sの間に接続され、トランジスタ128は、ノードN2
および接地電圧Vssの間に接続される。トランジスタ
126および128の各ゲートはノードN1と接続され
る。さらにノードN1には制御電圧Vcが入力される。
【0040】定電流供給部120内に生成されるカレン
トミラーによって、制御電圧Vcに応じた一定電流Ic
が、トランジスタ122〜124の各々を流れる。
トミラーによって、制御電圧Vcに応じた一定電流Ic
が、トランジスタ122〜124の各々を流れる。
【0041】基準電圧調整部130は、基準電圧配線1
11および接地電圧Vssの間に接続され、プログラム
回路150からのプログラム信号PSに応じて調整され
る電気抵抗を有する。したがって、基準電圧配線111
に生成される基準電圧Vrefは、一定電流Icと基準
電圧調整部130の電気抵抗との積に応じて変化する。
11および接地電圧Vssの間に接続され、プログラム
回路150からのプログラム信号PSに応じて調整され
る電気抵抗を有する。したがって、基準電圧配線111
に生成される基準電圧Vrefは、一定電流Icと基準
電圧調整部130の電気抵抗との積に応じて変化する。
【0042】図3は、基準電圧調整部130の構成を示
す回路図である。図3を参照して、基準電圧調整部13
0は、抵抗負荷部131および抵抗調整部132とを有
する。抵抗負荷部131は、基準電圧Vrefが伝達さ
れる基準電圧配線111および接地電圧Vssの間に直
列接続された、抵抗トランジスタRT(1)〜RT
(m)およびRTFを有する。ここで、mは自然数とす
る。抵抗トランジスタRT(1)〜RT(m)およびR
TFの各々はP型MOSトランジスタで構成され、各ゲ
ートは接地電圧Vssと結合される。
す回路図である。図3を参照して、基準電圧調整部13
0は、抵抗負荷部131および抵抗調整部132とを有
する。抵抗負荷部131は、基準電圧Vrefが伝達さ
れる基準電圧配線111および接地電圧Vssの間に直
列接続された、抵抗トランジスタRT(1)〜RT
(m)およびRTFを有する。ここで、mは自然数とす
る。抵抗トランジスタRT(1)〜RT(m)およびR
TFの各々はP型MOSトランジスタで構成され、各ゲ
ートは接地電圧Vssと結合される。
【0043】抵抗調整部132は、抵抗負荷部131に
設けられた抵抗トランジスタRT(1)〜RT(m)に
それぞれ対応して設けられた、バイパス用のトランジス
タBNT(1),BPT(1)〜BNT(m),BPT
(m)を含む。バイパストランジスタBNT(1)〜B
NT(m)は、N型MOSトランジスタで構成され、ゲ
ートにプログラム回路150からのプログラム信号PS
(1)〜PS(m)をそれぞれ受ける。これに対して、
バイパストランジスタBPT(1)〜BPT(m)は、
P型MOSトランジスタで構成され、反転されたプログ
ラム信号ZPS(1)〜ZPS(m)をそれぞれのゲー
トに受ける。すなわち、図1に示したプログラム信号P
Sは、mビットのプログラム信号PS(1)〜PS
(m)を総称したものである。
設けられた抵抗トランジスタRT(1)〜RT(m)に
それぞれ対応して設けられた、バイパス用のトランジス
タBNT(1),BPT(1)〜BNT(m),BPT
(m)を含む。バイパストランジスタBNT(1)〜B
NT(m)は、N型MOSトランジスタで構成され、ゲ
ートにプログラム回路150からのプログラム信号PS
(1)〜PS(m)をそれぞれ受ける。これに対して、
バイパストランジスタBPT(1)〜BPT(m)は、
P型MOSトランジスタで構成され、反転されたプログ
ラム信号ZPS(1)〜ZPS(m)をそれぞれのゲー
トに受ける。すなわち、図1に示したプログラム信号P
Sは、mビットのプログラム信号PS(1)〜PS
(m)を総称したものである。
【0044】抵抗負荷部131内のトランジスタRT
(1)〜RT(m),RTFのそれぞれのチャネル抵抗
は、バイパストランジスタBNT(1)〜BNT
(m),BPT(1)〜BPT(m)の各々のチャネル
抵抗よりも大きく設計される。このようなチャネル抵抗
の設定は、たとえば各トランジスタにおけるゲート長と
ゲート幅との比によって調整することができる。
(1)〜RT(m),RTFのそれぞれのチャネル抵抗
は、バイパストランジスタBNT(1)〜BNT
(m),BPT(1)〜BPT(m)の各々のチャネル
抵抗よりも大きく設計される。このようなチャネル抵抗
の設定は、たとえば各トランジスタにおけるゲート長と
ゲート幅との比によって調整することができる。
【0045】したがって、抵抗トランジスタRT(1)
〜RT(m)は、プログラム信号PSの対応するビット
がHレベルに設定されると、対応するバイパストランジ
スタによってバイパスされる。この結果、外部入力によ
って不揮発的に設定可能なプログラム信号PS(1)〜
PS(m)に応じて、基準電圧調整部130によって基
準電圧配線111および接地電圧Vssの間に形成され
る抵抗値が変化する。
〜RT(m)は、プログラム信号PSの対応するビット
がHレベルに設定されると、対応するバイパストランジ
スタによってバイパスされる。この結果、外部入力によ
って不揮発的に設定可能なプログラム信号PS(1)〜
PS(m)に応じて、基準電圧調整部130によって基
準電圧配線111および接地電圧Vssの間に形成され
る抵抗値が変化する。
【0046】基準電圧Vrefは、一定電流Icおよび
上記した基準電圧調整部130による抵抗値の積に応じ
て設定されるので、たとえば、トランジスタRT(1)
〜RT(m)のチャネル抵抗を2倍ずつ段階的に設定す
れば、すなわちトランジスタRT(1)〜RT(m)の
チャネル抵抗をそれぞれR1〜Rmで示せば、R1=2
・R2=2・R3=…=Rmのように設定すれば、プロ
グラム信号のそれぞれのビットPS(1)〜PS(m)
に応じて、基準電圧Vrefについて2m段階の微調整
を実行することが可能である。
上記した基準電圧調整部130による抵抗値の積に応じ
て設定されるので、たとえば、トランジスタRT(1)
〜RT(m)のチャネル抵抗を2倍ずつ段階的に設定す
れば、すなわちトランジスタRT(1)〜RT(m)の
チャネル抵抗をそれぞれR1〜Rmで示せば、R1=2
・R2=2・R3=…=Rmのように設定すれば、プロ
グラム信号のそれぞれのビットPS(1)〜PS(m)
に応じて、基準電圧Vrefについて2m段階の微調整
を実行することが可能である。
【0047】次に、実施の形態1に従うプログラム回路
150の構成について詳細に説明する。
150の構成について詳細に説明する。
【0048】図4は、実施の形態1に従うプログラム回
路150の構成を示す回路図である。
路150の構成を示す回路図である。
【0049】図4を参照して、実施の形態1に従うプロ
グラム回路150は、接地ノード4と内部ノードNsの
間に接続された電流制限トランジスタ6と、電源ノード
2と内部ノードNdの間に接続された電流制限トランジ
スタ8とを有する。電流制限トランジスタ6および8の
ゲートには、それぞれの通過電流を制御するための制御
電圧VcnおよびVcpが入力される。すなわち、内部
ノードNdは電流制限トランジスタ8を介して電源電圧
Vddと電気的に結合され、内部ノードNsは電流制限
トランジスタ6を介して接地電圧Vssと電気的に結合
される。
グラム回路150は、接地ノード4と内部ノードNsの
間に接続された電流制限トランジスタ6と、電源ノード
2と内部ノードNdの間に接続された電流制限トランジ
スタ8とを有する。電流制限トランジスタ6および8の
ゲートには、それぞれの通過電流を制御するための制御
電圧VcnおよびVcpが入力される。すなわち、内部
ノードNdは電流制限トランジスタ8を介して電源電圧
Vddと電気的に結合され、内部ノードNsは電流制限
トランジスタ6を介して接地電圧Vssと電気的に結合
される。
【0050】プログラム回路150は、さらに、内部ノ
ードNdおよびNsの間に並列に接続されたプログラム
ユニットPUT(1)〜PUT(m)をさらに有する。
すなわち、プログラムユニットPUT(1)〜PUT
(m)によって、電流制限トランジスタ6および8は共
有されている。プログラムユニットPUT(1)〜PU
T(m)は、プログラム信号PS(1)〜PS(m)を
それぞれ出力する。プログラムユニットPUT(1)〜
PUT(m)の各々の構成は同様であるので、プログラ
ムユニットPUT(1)の構成について代表的に説明す
る。
ードNdおよびNsの間に並列に接続されたプログラム
ユニットPUT(1)〜PUT(m)をさらに有する。
すなわち、プログラムユニットPUT(1)〜PUT
(m)によって、電流制限トランジスタ6および8は共
有されている。プログラムユニットPUT(1)〜PU
T(m)は、プログラム信号PS(1)〜PS(m)を
それぞれ出力する。プログラムユニットPUT(1)〜
PUT(m)の各々の構成は同様であるので、プログラ
ムユニットPUT(1)の構成について代表的に説明す
る。
【0051】プログラムユニットPUT(1)は、内部
ノードNdおよび入力ノードNi(1)の間に接続され
たヒューズ素子FS0と、内部ノードNsおよび入力ノ
ードNi(1)の間に接続されたヒューズ素子FS1
と、入力ノードNi(1)の電圧レベルに基づいてプロ
グラム信号PS(1)を生成するための信号発生回路と
して動作するインバータIV(1)とを有する。インバ
ータIV(1)は、電源電圧VddおよびVssの供給
を受けて動作する。ヒューズ素子FS0およびFS1
は、外部入力に応答して、導通状態から非導通状態へと
非可逆的に変化するプログラム素子の代表例として示さ
れる。
ノードNdおよび入力ノードNi(1)の間に接続され
たヒューズ素子FS0と、内部ノードNsおよび入力ノ
ードNi(1)の間に接続されたヒューズ素子FS1
と、入力ノードNi(1)の電圧レベルに基づいてプロ
グラム信号PS(1)を生成するための信号発生回路と
して動作するインバータIV(1)とを有する。インバ
ータIV(1)は、電源電圧VddおよびVssの供給
を受けて動作する。ヒューズ素子FS0およびFS1
は、外部入力に応答して、導通状態から非導通状態へと
非可逆的に変化するプログラム素子の代表例として示さ
れる。
【0052】図5は、図4に示したプログラム回路にお
けるヒューズ素子のブロー方式を説明する回路図であ
る。なお、以下においては、プログラムユニットPUT
(1)〜PUT(m)を総称してプログラムユニットP
UTとも称する。
けるヒューズ素子のブロー方式を説明する回路図であ
る。なお、以下においては、プログラムユニットPUT
(1)〜PUT(m)を総称してプログラムユニットP
UTとも称する。
【0053】図5を参照して、実施の形態1に従うプロ
グラム回路150においては、各プログラムユニットP
UTにおいて、ヒューズ素子FS0およびFS1のいず
れか一方が、1ビットのプログラム情報に応じて選択的
に外部入力によってブローされて、導通状態から非導通
状態に変化する。
グラム回路150においては、各プログラムユニットP
UTにおいて、ヒューズ素子FS0およびFS1のいず
れか一方が、1ビットのプログラム情報に応じて選択的
に外部入力によってブローされて、導通状態から非導通
状態に変化する。
【0054】図5には、一例として、プログラム信号P
S(1)、PS(2)、PS(3)およびPS(4)
が、Hレベル、Hレベル、LレベルおよびHレベルにそ
れぞれプログラムされる場合が示されている。Hレベル
へプログラムされるプログラムユニットPUT(1)、
PUT(2)およびPUT(4)では、ヒューズ素子F
S0がブローされて非導通状態に設定され、ヒューズ素
子FS1は導通状態に維持される。
S(1)、PS(2)、PS(3)およびPS(4)
が、Hレベル、Hレベル、LレベルおよびHレベルにそ
れぞれプログラムされる場合が示されている。Hレベル
へプログラムされるプログラムユニットPUT(1)、
PUT(2)およびPUT(4)では、ヒューズ素子F
S0がブローされて非導通状態に設定され、ヒューズ素
子FS1は導通状態に維持される。
【0055】これに対して、Lレベルにプログラムされ
るプログラムユニットPUT(3)では、ヒューズ素子
FS0が導通状態に維持される一方で、ヒューズ素子F
S1がブローされて非導通状態に設定される。
るプログラムユニットPUT(3)では、ヒューズ素子
FS0が導通状態に維持される一方で、ヒューズ素子F
S1がブローされて非導通状態に設定される。
【0056】以上説明したように、実施の形態1に従う
プログラム回路150においては、一般的にヒューズ素
子よりも大きなレイアウト面積を占める電流制限トラン
ジスタ6および8を、複数のプログラムユニットPUT
(1)〜PUT(m)によって共有することができる。
したがって、複数ビットのプログラム信号を生成するプ
ログラム回路150の面積を削減できる。
プログラム回路150においては、一般的にヒューズ素
子よりも大きなレイアウト面積を占める電流制限トラン
ジスタ6および8を、複数のプログラムユニットPUT
(1)〜PUT(m)によって共有することができる。
したがって、複数ビットのプログラム信号を生成するプ
ログラム回路150の面積を削減できる。
【0057】また、電源電圧Vdd側および接地電圧V
ss側の各々に対して、電流制限トランジスタ6および
8を設けることにより、ヒューズ素子FS0およびFS
1の切断不良に対するマージンを確保することができ
る。すなわち、ヒューズ素子FS0およびFS1のブロ
ーが不完全で、ある程度の電気抵抗が残存した場合にお
いても、入力ノードNi(1)〜Ni(m)の各々を、
電源電圧VddおよびVssのいずれかに設定すること
ができる。この結果、ヒューズ素子FS0およびFS1
を通過する貫通電流のみならず、信号発生回路として動
作するインバータIV(1)〜IV(m)の内部での貫
通電流の発生についても防止することができる。
ss側の各々に対して、電流制限トランジスタ6および
8を設けることにより、ヒューズ素子FS0およびFS
1の切断不良に対するマージンを確保することができ
る。すなわち、ヒューズ素子FS0およびFS1のブロ
ーが不完全で、ある程度の電気抵抗が残存した場合にお
いても、入力ノードNi(1)〜Ni(m)の各々を、
電源電圧VddおよびVssのいずれかに設定すること
ができる。この結果、ヒューズ素子FS0およびFS1
を通過する貫通電流のみならず、信号発生回路として動
作するインバータIV(1)〜IV(m)の内部での貫
通電流の発生についても防止することができる。
【0058】なお、ヒューズ素子FS0およびFS1の
切断不良に対するマージンを確保するためには、図4に
示したように電流制限トランジスタ6および8の両方を
配置することが望ましいが、プログラム回路150の面
積削減を優先的に指向する必要がある場合には、図6お
よび図7にそれぞれ示された回路構成例のように、電流
制限トランジスタ6および8について、いずれか一方の
配置を省略することも可能である。このような構成とし
ても、実施の形態1と同様に、複数ビットを記憶するプ
ログラム回路150の面積削減と、ヒューズ素子FS0
およびFS1を介して流れる貫通電流の発生を抑制との
両方を図ることができる。
切断不良に対するマージンを確保するためには、図4に
示したように電流制限トランジスタ6および8の両方を
配置することが望ましいが、プログラム回路150の面
積削減を優先的に指向する必要がある場合には、図6お
よび図7にそれぞれ示された回路構成例のように、電流
制限トランジスタ6および8について、いずれか一方の
配置を省略することも可能である。このような構成とし
ても、実施の形態1と同様に、複数ビットを記憶するプ
ログラム回路150の面積削減と、ヒューズ素子FS0
およびFS1を介して流れる貫通電流の発生を抑制との
両方を図ることができる。
【0059】[実施の形態2]図8は、実施の形態2に
従うプログラム回路の構成を示す回路図である。
従うプログラム回路の構成を示す回路図である。
【0060】図8を参照して、実施の形態2に従うプロ
グラム回路150♯は、図4に示した実施の形態1に従
うプログラム回路150と比較して、電源ノード2と内
部ノードNdとの間における電流制限トランジスタ8の
配置が省略される点と、プログラムユニットPUT
(1)〜PUT(m)に代えて、プログラムユニットP
UT♯(1)〜PUT♯(m)を備える点とで異なる。
グラム回路150♯は、図4に示した実施の形態1に従
うプログラム回路150と比較して、電源ノード2と内
部ノードNdとの間における電流制限トランジスタ8の
配置が省略される点と、プログラムユニットPUT
(1)〜PUT(m)に代えて、プログラムユニットP
UT♯(1)〜PUT♯(m)を備える点とで異なる。
【0061】なお、以下においてはプログラムユニット
PUT♯(1)〜PUT♯(m)を総称してプログラム
ユニットPUT♯とも称し、入力ノードNi(1)〜N
i(m)を総称して入力ノードNiとも称し、インバー
タIV(1)〜IV(m)を総称してインバータIVと
も称することとする。
PUT♯(1)〜PUT♯(m)を総称してプログラム
ユニットPUT♯とも称し、入力ノードNi(1)〜N
i(m)を総称して入力ノードNiとも称し、インバー
タIV(1)〜IV(m)を総称してインバータIVと
も称することとする。
【0062】プログラムユニットPUT♯は、図4に示
されたプログラムユニットPUTと比較して、内部ノー
ドNdおよびNsと対応する入力ノードNiとの間に複
数個ずつのヒューズ素子が配置される点で異なる。たと
えば、図8に示した構成においては、各プログラムユニ
ットPUT♯において、内部ノードNdおよび入力ノー
ドNiの間に2個のヒューズ素子FS0a,FS0bが
配置され、内部ノードNsおよび入力ノードNiの間に
2個のヒューズ素子FS1a,FS1bが設けられてい
る。
されたプログラムユニットPUTと比較して、内部ノー
ドNdおよびNsと対応する入力ノードNiとの間に複
数個ずつのヒューズ素子が配置される点で異なる。たと
えば、図8に示した構成においては、各プログラムユニ
ットPUT♯において、内部ノードNdおよび入力ノー
ドNiの間に2個のヒューズ素子FS0a,FS0bが
配置され、内部ノードNsおよび入力ノードNiの間に
2個のヒューズ素子FS1a,FS1bが設けられてい
る。
【0063】各プログラムユニットPUT♯において、
対応するプログラム信号PSをHレベルにプログラムす
る場合には、ヒューズ素子FS0aおよびFS0bが導
通状態(初期状態)に維持される一方で、ヒューズ素子
FS1aおよびFS1bの両方は、ヒューズブローを施
されて切断状態へ設定される。これに対して、プログラ
ム信号PSをLレベルにプログラムする場合には、ヒュ
ーズ素子FS1aおよびFS1bが導通状態(初期状
態)に維持される一方で、ヒューズ素子FS0aおよび
FS0bの両方は、ヒューズブローを施されて切断状態
へ設定される。
対応するプログラム信号PSをHレベルにプログラムす
る場合には、ヒューズ素子FS0aおよびFS0bが導
通状態(初期状態)に維持される一方で、ヒューズ素子
FS1aおよびFS1bの両方は、ヒューズブローを施
されて切断状態へ設定される。これに対して、プログラ
ム信号PSをLレベルにプログラムする場合には、ヒュ
ーズ素子FS1aおよびFS1bが導通状態(初期状
態)に維持される一方で、ヒューズ素子FS0aおよび
FS0bの両方は、ヒューズブローを施されて切断状態
へ設定される。
【0064】所望の1ビット情報をプログラムするため
には、内部ノードNdおよびNsの一方と入力ノードN
iとの間を電気的に遮断すればよいため、これらのノー
ド間に接続された複数個ずつ(2個ずつ)のヒューズ素
子のいずれか1つが完全に切断されれば、貫通電流を発
生させることなく所望のプログラム情報を記憶させるこ
とができる。言い換えれば、プログラム回路150♯に
おいては、プログラム不良および貫通電流の発生は、ノ
ード間に設けられた複数個(2個)のヒューズ素子のす
べてにおいて切断不良が生じた場合に初めて発生するこ
とになる。
には、内部ノードNdおよびNsの一方と入力ノードN
iとの間を電気的に遮断すればよいため、これらのノー
ド間に接続された複数個ずつ(2個ずつ)のヒューズ素
子のいずれか1つが完全に切断されれば、貫通電流を発
生させることなく所望のプログラム情報を記憶させるこ
とができる。言い換えれば、プログラム回路150♯に
おいては、プログラム不良および貫通電流の発生は、ノ
ード間に設けられた複数個(2個)のヒューズ素子のす
べてにおいて切断不良が生じた場合に初めて発生するこ
とになる。
【0065】ヒューズ素子の切断不良は、回路の微細化
を進めて、ヒューズピッチを小さくした場合に、特に開
発初期において発生しやすくなる。本発明に従うプログ
ラム回路は、上述したように内部電圧の発生回路等に適
用されるため、このようなヒューズ素子の切断不良が発
生しやすい傾向にある開発初期段階においても、半導体
装置全体の動作を保証しなければならない。したがっ
て、特にこのように設けられたプログラム回路について
は、プログラムの信頼性を確保する必要がある。
を進めて、ヒューズピッチを小さくした場合に、特に開
発初期において発生しやすくなる。本発明に従うプログ
ラム回路は、上述したように内部電圧の発生回路等に適
用されるため、このようなヒューズ素子の切断不良が発
生しやすい傾向にある開発初期段階においても、半導体
装置全体の動作を保証しなければならない。したがっ
て、特にこのように設けられたプログラム回路について
は、プログラムの信頼性を確保する必要がある。
【0066】実施の形態2に従うプログラム回路150
♯においては、各プログラムユニットPUTにおいて、
内部ノードNdおよびNsと入力ノードNiとの間に複
数個ずつのヒューズ素子を設けることによって、ヒュー
ズ素子の切断不良に起因するプログラム不良および貫通
電流の発生をより確実に防止することができる。
♯においては、各プログラムユニットPUTにおいて、
内部ノードNdおよびNsと入力ノードNiとの間に複
数個ずつのヒューズ素子を設けることによって、ヒュー
ズ素子の切断不良に起因するプログラム不良および貫通
電流の発生をより確実に防止することができる。
【0067】さらに、図8に示されるように、プログラ
ム回路150♯は、内部ノードNdおよびNsの間に、
複数のプログラムユニットPUT♯と並列に接続される
予備プログラムユニット160をさらに含む。予備プロ
グラムユニット160は、プログラムユニットPUT♯
と同様の構成を有している。予備プログラムユニット1
60は、プログラム信号のビット数が設計段階に想定さ
れたビット数(mビット)よりも多く必要になってしま
ったときに、大きな設計変更を伴うことなく当該ビット
数を増やすために設けられる。
ム回路150♯は、内部ノードNdおよびNsの間に、
複数のプログラムユニットPUT♯と並列に接続される
予備プログラムユニット160をさらに含む。予備プロ
グラムユニット160は、プログラムユニットPUT♯
と同様の構成を有している。予備プログラムユニット1
60は、プログラム信号のビット数が設計段階に想定さ
れたビット数(mビット)よりも多く必要になってしま
ったときに、大きな設計変更を伴うことなく当該ビット
数を増やすために設けられる。
【0068】具体的には、当初の設計段階においては、
ヒューズ素子を形成するためのマスクを、予備プログラ
ムユニット160内においてもヒューズ素子FS0a,
FS0b,FS1a,FS1bを同様に形成し、さら
に、予備プログラムユニット160の内部において、内
部ノードNdおよびNsの間の電流経路を遮断するため
の構成を有するように設計する。このような遮断部分
は、たとえば図8に示されるように、予備プログラムユ
ニット160内部において一部のヒューズ素子(図8の
例ではFS1a,FS1b)を非形成とするようなマス
クパターンを設計すればよい。当該遮断部分を設けるこ
とにより、実際には不使用とされる予備プログラムユニ
ット160について、無用な貫通電流が生じない。
ヒューズ素子を形成するためのマスクを、予備プログラ
ムユニット160内においてもヒューズ素子FS0a,
FS0b,FS1a,FS1bを同様に形成し、さら
に、予備プログラムユニット160の内部において、内
部ノードNdおよびNsの間の電流経路を遮断するため
の構成を有するように設計する。このような遮断部分
は、たとえば図8に示されるように、予備プログラムユ
ニット160内部において一部のヒューズ素子(図8の
例ではFS1a,FS1b)を非形成とするようなマス
クパターンを設計すればよい。当該遮断部分を設けるこ
とにより、実際には不使用とされる予備プログラムユニ
ット160について、無用な貫通電流が生じない。
【0069】このような設計に従って作製されたプログ
ラム回路150♯を用いて試作品の評価等を行ない、プ
ログラム信号PSが当所の設計段階よりも多いビット数
を要することになった場合には、ヒューズ素子作成用の
マスクパターンを変更する。すなわち、予備プログラム
ユニット160においても、他のプログラムユニットP
UT♯と同様に必要なヒューズ素子のすべてが形成され
るように設計変更を行なう。
ラム回路150♯を用いて試作品の評価等を行ない、プ
ログラム信号PSが当所の設計段階よりも多いビット数
を要することになった場合には、ヒューズ素子作成用の
マスクパターンを変更する。すなわち、予備プログラム
ユニット160においても、他のプログラムユニットP
UT♯と同様に必要なヒューズ素子のすべてが形成され
るように設計変更を行なう。
【0070】この結果、上述の設計変更後においては、
予備プログラムユニット160に対しても、正規のプロ
グラムユニットPUT♯と同様のヒューズブローを実行
して、プログラム情報を不揮発的に記憶させことができ
る。このような構成とすることにより、マスクパターン
の切換のみによって使用可能な状態に設定できる予備プ
ログラムユニットを半導体装置上に形成することが可能
となる。
予備プログラムユニット160に対しても、正規のプロ
グラムユニットPUT♯と同様のヒューズブローを実行
して、プログラム情報を不揮発的に記憶させことができ
る。このような構成とすることにより、マスクパターン
の切換のみによって使用可能な状態に設定できる予備プ
ログラムユニットを半導体装置上に形成することが可能
となる。
【0071】なお、このような予備プログラムユニット
160は、実施の形態1に従う構成においても同様に、
図2に示されたプログラムユニットPUTと同様の構成
を有するように設けることが可能である。
160は、実施の形態1に従う構成においても同様に、
図2に示されたプログラムユニットPUTと同様の構成
を有するように設けることが可能である。
【0072】次に、プログラム回路のレイアウト配置に
ついて具体例を説明する。図9は、図8に示したプログ
ラム回路150♯の平面レイアウト図である。
ついて具体例を説明する。図9は、図8に示したプログ
ラム回路150♯の平面レイアウト図である。
【0073】図9を参照して、プログラム回路150♯
を構成するプログラムユニットPUT♯の各々を構成す
る回路素子は、X方向に沿って連続的に配置される。さ
らに、プログラムユニットPUT♯(1)〜PUT♯
(m)は、Y方向に沿って連続的に配置されている。す
なわち、ヒューズ素子を始めとする、プログラム回路1
50♯の構成素子は、行列状に配列されてアレイ状に配
置される。
を構成するプログラムユニットPUT♯の各々を構成す
る回路素子は、X方向に沿って連続的に配置される。さ
らに、プログラムユニットPUT♯(1)〜PUT♯
(m)は、Y方向に沿って連続的に配置されている。す
なわち、ヒューズ素子を始めとする、プログラム回路1
50♯の構成素子は、行列状に配列されてアレイ状に配
置される。
【0074】プログラムユニットPUT♯(1)〜PU
T♯(m)の各々は同様にレイアウトされているので、
プログラムユニットPUT♯(1)の構成について代表
的に説明する。
T♯(m)の各々は同様にレイアウトされているので、
プログラムユニットPUT♯(1)の構成について代表
的に説明する。
【0075】プログラムユニットPUT♯(1)を構成
するヒューズ素子FS1aおよびFS1bは、電流制限
トランジスタ6のドレイン領域6dと接続された金属配
線200および、入力ノードNi(1)に相当する金属
配線204の間に直列に接続される。他のプログラムユ
ニットに対応するヒューズ素子FS1aおよびFS1b
も同様に配置される。さらに、プログラムユニットPU
T♯(1)〜PUT♯(m)のそれぞれに対応して配置
されるヒューズ素子FS1a,FS1bの全体をカバー
するように、たとえばポリイミドコートの開口部として
設けられたウィンドウ210が設けられる。
するヒューズ素子FS1aおよびFS1bは、電流制限
トランジスタ6のドレイン領域6dと接続された金属配
線200および、入力ノードNi(1)に相当する金属
配線204の間に直列に接続される。他のプログラムユ
ニットに対応するヒューズ素子FS1aおよびFS1b
も同様に配置される。さらに、プログラムユニットPU
T♯(1)〜PUT♯(m)のそれぞれに対応して配置
されるヒューズ素子FS1a,FS1bの全体をカバー
するように、たとえばポリイミドコートの開口部として
設けられたウィンドウ210が設けられる。
【0076】図10は、ヒューズ素子の配置を示す構造
図である。図10は、図9におけるP−Q断面図に相当
する。
図である。図10は、図9におけるP−Q断面図に相当
する。
【0077】図10(a)を参照して、ヒューズ素子F
S1a,FS1bとして設けられた金属配線層は、ウィ
ンドウ210から入力されるレーザ光照射によって切断
可能である。さらに下層に設けられた金属配線200,
204等によって、これらのヒューズ素子FS1aおよ
びFS1bは、電流制限トランジスタ6のドレイン領域
6dと、入力ノードNi(1)との間に直列に接続され
ている。
S1a,FS1bとして設けられた金属配線層は、ウィ
ンドウ210から入力されるレーザ光照射によって切断
可能である。さらに下層に設けられた金属配線200,
204等によって、これらのヒューズ素子FS1aおよ
びFS1bは、電流制限トランジスタ6のドレイン領域
6dと、入力ノードNi(1)との間に直列に接続され
ている。
【0078】図10(b)に示されるように、レーザ光
照射によって、ヒューズ素子FS1aおよびFS1bを
それぞれ形成する金属配線が切断(ブロー)されると、
これらのヒューズ素子は非導通状態となって、電流制限
トランジスタのドレイン領域6dと入力ノードNi
(1)との間は電気的に切離される。
照射によって、ヒューズ素子FS1aおよびFS1bを
それぞれ形成する金属配線が切断(ブロー)されると、
これらのヒューズ素子は非導通状態となって、電流制限
トランジスタのドレイン領域6dと入力ノードNi
(1)との間は電気的に切離される。
【0079】再び図9を参照して、インバータIV
(1)は、N型MOSトランジスタNT1およびP型M
OSトランジスタPT1から構成される。トランジスタ
PT1は、n型ウェル202上に形成されている。図9
において、n型ウェル202以外の領域は、P型基板上
に形成されているものとする。
(1)は、N型MOSトランジスタNT1およびP型M
OSトランジスタPT1から構成される。トランジスタ
PT1は、n型ウェル202上に形成されている。図9
において、n型ウェル202以外の領域は、P型基板上
に形成されているものとする。
【0080】トランジスタNT1およびPT1の各ゲー
トは、X方向に延在して設けられたゲート配線205に
よって、入力ノードNi(1)に相当する金属配線20
4と電気的に結合される。さらに、トランジスタNT1
のソース領域は、電流制限トランジスタ6のソース領域
6sとともに接地ノード4と電気的に結合される。トラ
ンジスタPT1のソース領域は、電源ノード2と電気的
に結合される。トランジスタNT1およびPT1のドレ
イン領域は互いに電気的に結合されて、プログラム信号
PS(1)が出力される出力ノードNoを形成してい
る。入力ノードNi(1)と電気的に結合されたトラン
ジスタNT1およびPT2のゲート配線205は、金属
配線206とさらに接続される。
トは、X方向に延在して設けられたゲート配線205に
よって、入力ノードNi(1)に相当する金属配線20
4と電気的に結合される。さらに、トランジスタNT1
のソース領域は、電流制限トランジスタ6のソース領域
6sとともに接地ノード4と電気的に結合される。トラ
ンジスタPT1のソース領域は、電源ノード2と電気的
に結合される。トランジスタNT1およびPT1のドレ
イン領域は互いに電気的に結合されて、プログラム信号
PS(1)が出力される出力ノードNoを形成してい
る。入力ノードNi(1)と電気的に結合されたトラン
ジスタNT1およびPT2のゲート配線205は、金属
配線206とさらに接続される。
【0081】プログラムユニットPUT♯(1)を構成
するヒューズ素子FS0aおよびFS0bは、金属配線
206および電源ノード2と接続された金属配線208
の間に直列に接続される。ヒューズ素子FS0a,FS
0bについても、図10で説明したように、ヒューズ素
子FS1a,FS1bと同様に配置される。他のプログ
ラムユニットに対応するヒューズ素子FS0aおよびF
S0bも同様に配置される。さらに、プログラムユニッ
トPUT♯(1)〜PUT♯(m)のそれぞれに対応し
て配置されるヒューズ素子FS0a,FS0bの全体を
少なくともカバーするように、ウィンドウ210と同様
に設けられたウィンドウ215が設けられる。
するヒューズ素子FS0aおよびFS0bは、金属配線
206および電源ノード2と接続された金属配線208
の間に直列に接続される。ヒューズ素子FS0a,FS
0bについても、図10で説明したように、ヒューズ素
子FS1a,FS1bと同様に配置される。他のプログ
ラムユニットに対応するヒューズ素子FS0aおよびF
S0bも同様に配置される。さらに、プログラムユニッ
トPUT♯(1)〜PUT♯(m)のそれぞれに対応し
て配置されるヒューズ素子FS0a,FS0bの全体を
少なくともカバーするように、ウィンドウ210と同様
に設けられたウィンドウ215が設けられる。
【0082】このように、プログラムユニットPUT♯
(1)〜PUT♯(m)を構成するヒューズ素子FS0
a,FS0bの全体およびFS1a,FS1bの全体
は、ウィンドウ210および215によってそれぞれカ
バーされて、外部からのブロー入力(レーザ光)を受け
ることができる。
(1)〜PUT♯(m)を構成するヒューズ素子FS0
a,FS0bの全体およびFS1a,FS1bの全体
は、ウィンドウ210および215によってそれぞれカ
バーされて、外部からのブロー入力(レーザ光)を受け
ることができる。
【0083】さらに、プログラム回路150♯を複数個
設ける場合がある場合には、金属配線208に対して対
称なレイアウト配置で、各回路素子を配置すればよい。
このような構成とすることにより、プログラム回路15
0♯について、回路素子をアレイ状に効率的に配置して
小レイアウト面積で形成することが可能となる。また、
実施の形態1に従うプログラム回路についても、ヒュー
ズ素子の配置個数のみを変更して、同様のレイアウトに
従って配置することが可能である。
設ける場合がある場合には、金属配線208に対して対
称なレイアウト配置で、各回路素子を配置すればよい。
このような構成とすることにより、プログラム回路15
0♯について、回路素子をアレイ状に効率的に配置して
小レイアウト面積で形成することが可能となる。また、
実施の形態1に従うプログラム回路についても、ヒュー
ズ素子の配置個数のみを変更して、同様のレイアウトに
従って配置することが可能である。
【0084】なお、実施の形態2に従うプログラム回路
150♯については、ヒューズ素子の切断不良に対する
マージンが確保されているので、図11に示す構成例の
ように、電流制限トランジスタ6および8の両方の配置
を省略してもよい。この場合には、プログラム回路の小
面積化をさらに図ることができる。
150♯については、ヒューズ素子の切断不良に対する
マージンが確保されているので、図11に示す構成例の
ように、電流制限トランジスタ6および8の両方の配置
を省略してもよい。この場合には、プログラム回路の小
面積化をさらに図ることができる。
【0085】また、図12に示すように、電流制限トラ
ンジスタを、接地電圧Vss側ではなく、電源電圧Vd
d側にのみ配置する構成としてもよい。すなわち、図1
2に従う構成においては、図9における電流制限トラン
ジスタ6に代えて、電源ノード2と内部ノードNdとの
間に接続された電流制限トランジスタ8が設けられる。
このような構成としても、図9に示したプログラム回路
150♯と同様の効果を得ることができる。
ンジスタを、接地電圧Vss側ではなく、電源電圧Vd
d側にのみ配置する構成としてもよい。すなわち、図1
2に従う構成においては、図9における電流制限トラン
ジスタ6に代えて、電源ノード2と内部ノードNdとの
間に接続された電流制限トランジスタ8が設けられる。
このような構成としても、図9に示したプログラム回路
150♯と同様の効果を得ることができる。
【0086】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0087】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体装置は、プログ
ラム回路において、複数のプログラム信号をそれぞれ生
成するための複数のプログラムユニットが電流制限トラ
ンジスタを共有できるので、第1および第2のプログラ
ム素子を介して流れる貫通電流を防止するとともに複数
ビットを記憶するプログラム回路の小面積化を図ること
ができる。
ラム回路において、複数のプログラム信号をそれぞれ生
成するための複数のプログラムユニットが電流制限トラ
ンジスタを共有できるので、第1および第2のプログラ
ム素子を介して流れる貫通電流を防止するとともに複数
ビットを記憶するプログラム回路の小面積化を図ること
ができる。
【0088】請求項2に従う半導体装置は、第1および
第2の内部ノードの各々に対応して電流制限のためのト
ランジスタを備えるので、プログラム素子の切断不良に
起因して入力ノードが中間的な電圧状態に設定されるこ
とをより確実に回避することができる。この結果、信号
生成部内部における貫通電流の発生を防止することがで
きるので、請求項1に記載の半導体装置が奏する効果に
加えて、より確実に消費電流の増大を防止することがで
きる。
第2の内部ノードの各々に対応して電流制限のためのト
ランジスタを備えるので、プログラム素子の切断不良に
起因して入力ノードが中間的な電圧状態に設定されるこ
とをより確実に回避することができる。この結果、信号
生成部内部における貫通電流の発生を防止することがで
きるので、請求項1に記載の半導体装置が奏する効果に
加えて、より確実に消費電流の増大を防止することがで
きる。
【0089】請求項3に記載の半導体装置は、プログラ
ム回路において、複数のプログラム信号をそれぞれ生成
するための複数のプログラムユニットが電流制限トラン
ジスタを共有できるとともに、電源ノードと各プログラ
ムユニットの内部ノードとの間に複数個ずつのプログラ
ム素子が配置される。したがって、プログラム素子の切
断不良に起因する貫通電流の発生を防止するとともに、
複数ビットを記憶するプログラム回路の小面積化を図る
ことができる。
ム回路において、複数のプログラム信号をそれぞれ生成
するための複数のプログラムユニットが電流制限トラン
ジスタを共有できるとともに、電源ノードと各プログラ
ムユニットの内部ノードとの間に複数個ずつのプログラ
ム素子が配置される。したがって、プログラム素子の切
断不良に起因する貫通電流の発生を防止するとともに、
複数ビットを記憶するプログラム回路の小面積化を図る
ことができる。
【0090】請求項4に記載の半導体装置は、電源ノー
ドの一方と各プログラムユニットの入力ノードとの間に
電流制限部を設けるので、請求項3に記載の半導体装置
が奏する効果に加えて、プログラムの切断不良に対する
マージンをさらに高めることができる。
ドの一方と各プログラムユニットの入力ノードとの間に
電流制限部を設けるので、請求項3に記載の半導体装置
が奏する効果に加えて、プログラムの切断不良に対する
マージンをさらに高めることができる。
【0091】請求項5および6に記載の半導体装置は、
請求項1または3に記載の半導体装置が奏する効果に加
えて、マスクパターンの変更のみによって使用可能な状
態とすることができる予備的なプログラムユニットを具
備することができる。
請求項1または3に記載の半導体装置が奏する効果に加
えて、マスクパターンの変更のみによって使用可能な状
態とすることができる予備的なプログラムユニットを具
備することができる。
【0092】請求項7に記載の半導体装置は、請求項1
または3に記載の半導体装置が奏する効果に加えて、プ
ログラム回路の構成素子を効率的かつ小面積で配置する
ことが可能である。
または3に記載の半導体装置が奏する効果に加えて、プ
ログラム回路の構成素子を効率的かつ小面積で配置する
ことが可能である。
【0093】請求項8記載の半導体装置は、請求項1ま
たは3に記載のプログラム回路を用いて内部回路用の内
部電圧を生成することができるので、待機動作時におけ
る消費電力を増大させることなく内部電圧を安定的に調
整することが可能である。
たは3に記載のプログラム回路を用いて内部回路用の内
部電圧を生成することができるので、待機動作時におけ
る消費電力を増大させることなく内部電圧を安定的に調
整することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に従うプログラム回路
を備えた半導体装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
を備えた半導体装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示された基準電圧発生回路の構成例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図3】 図2に示された基準電圧調整部の構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図4】 実施の形態1に従うプログラム回路の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図5】 図4に示したプログラム回路におけるヒュー
ズ素子のブロー方式を説明する回路図である。
ズ素子のブロー方式を説明する回路図である。
【図6】 実施の形態1に従うプログラム回路の他の構
成例を示す回路図である。
成例を示す回路図である。
【図7】 実施の形態1に従うプログラム回路のさらに
他の構成例を示す回路図である。
他の構成例を示す回路図である。
【図8】 実施の形態2に従うプログラム回路の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図9】 図9に示したプログラム回路の平面レイアウ
ト図である。
ト図である。
【図10】 ヒューズ素子の配置を示す構造図である。
【図11】 実施の形態2に従うプログラム回路の他の
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図12】 実施の形態2に従うプログラム回路のさら
に他の構成例を示す回路図である。
に他の構成例を示す回路図である。
【図13】 従来の技術に従うプログラム回路の第1の
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図14】 従来の技術に従うプログラム回路の第2の
構成例を示す回路図である。
構成例を示す回路図である。
【図15】 図14に示した従来の技術のプログラム回
路におけるプログラム信号の設定を説明する回路図であ
る。
路におけるプログラム信号の設定を説明する回路図であ
る。
1 半導体装置、2 電源ノード、4 接地ノード、
6,8 電流制限トランジスタ、100 メモリセルブ
ロック、105 内部電圧発生回路、110 基準電圧
発生回路、120 定電流供給部、130 基準電圧調
整部、150,150# プログラム回路、160 予
備プログラムユニット、210,215ウィンドウ、B
NT(1)〜BNT(m),BPT(1)〜BPT
(m) バイパストランジスタ、FS0a,FS0b,
FS1a,FS1b ヒューズ素子、IV(1)〜IV
(m) インバータ、Nd,Ns 内部ノード、Ni
(1)〜Ni(m) 入力ノード、PS(1)〜PS
(m) プログラム信号、PUT(1)〜PUT
(m),PUT#(1)〜PUT#(m) プログラム
ユニット、RT(1)〜RT(m) 抵抗トランジス
タ、Vdd 電源電圧、Vint 内部電圧、Vref
基準電圧、Vss 接地電圧、ZPS(1)〜ZPS
(m)プログラム信号(反転)。
6,8 電流制限トランジスタ、100 メモリセルブ
ロック、105 内部電圧発生回路、110 基準電圧
発生回路、120 定電流供給部、130 基準電圧調
整部、150,150# プログラム回路、160 予
備プログラムユニット、210,215ウィンドウ、B
NT(1)〜BNT(m),BPT(1)〜BPT
(m) バイパストランジスタ、FS0a,FS0b,
FS1a,FS1b ヒューズ素子、IV(1)〜IV
(m) インバータ、Nd,Ns 内部ノード、Ni
(1)〜Ni(m) 入力ノード、PS(1)〜PS
(m) プログラム信号、PUT(1)〜PUT
(m),PUT#(1)〜PUT#(m) プログラム
ユニット、RT(1)〜RT(m) 抵抗トランジス
タ、Vdd 電源電圧、Vint 内部電圧、Vref
基準電圧、Vss 接地電圧、ZPS(1)〜ZPS
(m)プログラム信号(反転)。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H01L 27/04 F
(72)発明者 谷田 進
東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三
菱電機株式会社内
Fターム(参考) 5F038 AZ03 BB01 BB07 CA03 CA06
CD02 CD03 DF01 DF05 DF08
DF17 EZ20
5F064 DD12 DD15 DD19 DD26 EE52
FF08 FF27 FF42
5J042 BA12 CA03 CA08 CA20 CA27
DA00
5L106 CC03 CC04 CC12 CC13 GG07
Claims (8)
- 【請求項1】 予め入力されたプログラム情報を不揮発
的に記憶するためのプログラム回路を備え、 前記プログラム回路は、 第1の電圧を供給する第1の電源ノードと第1の内部ノ
ードとの間、および第2の電圧を供給する第2の電源ノ
ードと第2の内部ノードと間の少なくとも一方に設けら
れ、その通過電流を制限するための電流制限部と、 前記第1および第2の内部ノードの間に並列に接続され
る複数のプログラムユニットとを含み、 各前記プログラムユニットは、 前記第1および第2の内部ノードと入力ノードとの間に
それぞれ接続され、各々が外部入力に応答して導通状態
から非導通状態に非可逆的に変化可能な第1および第2
のプログラム素子と、 前記入力ノードの電圧に応じて、前記プログラム情報を
示すプログラム信号を生成するための信号生成部とを有
し、 各前記プログラムユニットにおいて、前記第1および第
2のプログラム素子のうちの前記プログラム情報に応じ
て選択された一方は、前記非導通状態に設定される、半
導体装置。 - 【請求項2】 前記電流制限部は、 前記第1の電源ノードおよび第1の内部ノードの間に電
気的に結合されて、ゲートに制御電圧を受ける第1のト
ランジスタと、 前記第2の電源ノードおよび第2の内部ノードの間に電
気的に結合されて、ゲートに制御電圧を受ける第2のト
ランジスタとを有する、請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 予め入力されたプログラム情報を不揮発
的に記憶するためのプログラム回路を備え、 前記プログラム回路は、 第1の電圧と電気的に結合された第1の内部ノードおよ
び第2の電圧と電気的に結合された第2の内部ノードと
間のに並列に接続される複数のプログラムユニットとを
含み、 各前記プログラムユニットは、 前記第1の内部ノードと入力ノードとの間に直列に接続
され、各々が外部入力に応答して導通状態から非導通状
態に非可逆的に変化可能な複数の第1のプログラム素子
と、 前記第2の内部ノードと前記入力ノードとの間に直列に
接続され、各々が外部入力に応答して前記導通状態から
前記非導通状態に非可逆的に変化可能な複数の第2のプ
ログラム素子と、 前記入力ノードの電圧に応じて、前記プログラム情報を
示すプログラム信号を生成するための信号生成部とを有
し、 各前記プログラムユニットにおいて、前記複数の第1お
よび第2のプログラム素子のうちの前記プログラム情報
に応じて選択された一方の各々は、前記非導通状態に設
定される、半導体装置。 - 【請求項4】 前記プログラム回路は、 前記第1の電圧を供給する第1の電源ノードと前記第1
の内部ノードとの間、および前記第2の電圧を供給する
第2の電源ノードと前記第2の内部ノードとの間の少な
くとも一方に設けられ、その通過電流を制限するための
電流制限部をさらに含む、請求項3に記載の半導体装
置。 - 【請求項5】 前記プログラム回路は、 前記第1および第2のノード間に接続される予備プログ
ラムユニットをさらに含み、 前記予備プログラムユニットは、各前記プログラムユニ
ットと同様の構成を有するとともに、前記第1および第
2の内部ノード間を電気的に切離すための遮断部分を有
するように設計される、請求項1または3に記載の半導
体装置。 - 【請求項6】 前記予備プログラムユニットを使用する
必要が生じた場合には、前記遮断部分が非形成とされる
ように設計変更がなされ、 前記設計変更された前記予備プログラムユニットにおい
ては、前記第1および第2の内部ノードの一方と内部ノ
ードとの間が、前記外部入力に応答して選択的に電気的
に切離される、請求項5に記載の半導体装置。 - 【請求項7】 各前記第1のプログラム素子および各前
記第2のプログラム素子は、アレイ状に配置されたヒュ
ーズ素子を用いて構成され、 各前記第1のプログラム素子および各前記第2のプログ
ラム素子は、前記外部入力を受けるために設けられた第
1および第2のウィンドウ内にそれぞれ配置される、請
求項1または3に記載の半導体装置。 - 【請求項8】 内部回路で用いられる内部電圧の設定レ
ベルを示す基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、 前記基準電圧に基づいて、前記内部電圧を制御するため
の内部電源回路とをさらに備え、 前記基準電圧発生回路は、前記プログラム回路からの前
記プログラム信号に応じて前記基準電圧を設定する、請
求項1または3に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125483A JP2003318275A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002125483A JP2003318275A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003318275A true JP2003318275A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29540189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002125483A Withdrawn JP2003318275A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003318275A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015228440A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002125483A patent/JP2003318275A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015228440A (ja) * | 2014-06-02 | 2015-12-17 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
US9760107B2 (en) | 2014-06-02 | 2017-09-12 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
US10101761B2 (en) | 2014-06-02 | 2018-10-16 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device |
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