JP4789642B2 - ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車のドアに内蔵されるドアハンドル装置であって、このドアを開扉するドアオープンレバーの引き操作を止めたときに、このドアオープンレバーが勢いよくこの操作前の位置に戻ってしまわないようにしたドアハンドル装置の改良に関する。
自動車のドアのドアオープンレバーは、引き操作によってドアラッチ装置によるドアの閉扉状態の維持を解くように、このドアラッチ装置に連係されている。この引き操作を止めたときにはドアオープンレバーは操作前の位置に復帰するようにバネにより付勢されている。この引き操作を止めたときのドアオープンレバーの付勢による復帰が何らの制動なくなされた場合、衝撃音の発生などの不具合を生じさせると共に、自動車の高級感などを損なう。こうしたことから、ドアオープンレバーにおける回動軸を挟んでドア内に位置される内端と、ドア内に設けられたブラケットとの間に亘って、蛇腹状をなす緩衝装置を設けさせ、ドアオープンレバーの引き操作によって膨らんだ緩衝装置がこの引き操作を止めたときにはエアの抵抗によってゆっくりと縮むようにして、ドアオープンレバーの復帰に制動を付与するようにしたものがある。(特許文献1参照)
しかるに、この特許文献1のものは、緩衝装置の一端とドアオープンレバーの内端、および、緩衝装置の他端とブラケットとは、軸をもって連結されているため、厳冬期などにおいてドアの内部に凍結などが生じた場合、ときにこれらの連結箇所が固着しこれがドアオープンレバーの引き操作を妨げるシチュエーションを想定させ得るものであった。
特公平2−35107号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、ドアオープンレバーの引き操作を止めたときの操作前の位置への付勢復帰に対し適切に制動を付与しつつ、ドア内に凍結が生じるような場合でもドアオープンレバーの引き操作などに支障を生じさせることのない、この制動付与機能を持ったドアハンドル装置を提供する点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、ドアハンドル装置を、以下の(1)〜(6)の構成を備えたものとした。
(1)ドアパネル側に回動可能に組み付けられ、引き操作によってドアを開扉状態とするようにドアラッチ装置と連係されたドアオープンレバーと、
(2)シリンダと、ピストンと、ピストンロッドと、ピストンを常時シリンダの奥端から離れ出させる向きに付勢する付勢手段とを備え、この付勢に抗したピストンの押し込み移動に対しシリンダ内に封入された流体の抵抗を付与する制動装置と、
(3)ドアパネル側に固定されたこの制動装置の収納部とを有しており、
(4)ドアオープンレバーは、回動軸を挟んだ一方側を操作部とし、かつ、他方側を押圧部としており、この押圧部はカム末端に近づくに連れて回動軸との距離を離れ出させるように形成されたカム面を備えており、
(5)制動装置は、ピストンロッドが収納部の奥側に固定され、シリンダの外面と収納部の内面との間には隙間が形成され、かつ、シリンダの奥端はドアオープンレバーのカム面に前記付勢により常時突き当てられており、
(6)ドアオープンレバーの非操作時に前記カム面のカム末端側がシリンダの奥端に突き当てられてピストンがシリンダ内に最も押し込まれるようになっている。
かかる構成によれば、ドアオープンレバーを引き操作したときにはシリンダの奥端の前方にはカム面における回動軸に近い箇所が位置されるようになることから、付勢手段の付勢によりシリンダは追随して前進、つまり、収納部から突き出す方向に移動される。この引き操作には制動装置による制動は作用されない。ドアオープンレバーの引き操作を止めるとドアオープンレバーは操作前の位置に復帰される。この復帰によって、シリンダの奥端の前方にはカム面のカム末端側が位置されるようになることから、付勢手段の付勢に抗してシリンダは後退、つまり、収納部内に押し込まれる方向に移動される。このとき制動装置による制動が作用されドアオープンレバーの復帰動作をゆっくりとしたものにできる。制動装置を構成するシリンダの奥端はドアオープンレバーのカム面に接しているだけであり、かつ、シリンダの外面と収納部の内面との間には隙間が形成されていることから、ドアハンドル装置内に凍結が生じてもドアオープンレバーの引き操作に支障が生じることはなく、また、制動装置の動作にも支障が生じることがない。
この発明において、少なくともシリンダの奥端を摩擦係数の小さい合成樹脂によって構成させておくこともある。このようにした場合、シリンダの奥端をドアオープンレバーの押圧部のカム面に常時突き当てさせていても、このドアオープンレバーの回動を妨げることがない。
この発明にかかるドアハンドル装置によれば、ドアオープンレバーの引き操作を止めたときの操作前の位置への付勢復帰に対し適切に制動を付与しつつ、ドアオープンレバーの押圧部には制動装置を構成するシリンダなどは付勢手段の付勢により押し付けられているだけなので、ドア内に凍結が生じるような場合でもこの押し付け箇所が固着することはなくドアオープンレバーの引き操作などに支障を生じさせることがない。
以下、図1ないし図6に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1〜図3は、実施例にかかるドアハンドル装置を、それぞれ示している。図3はドアオープンレバー2を引き操作した状態を示している。また、図4は、実施例にかかる制動装置7の内部構成を示しており、また、図5および図6は、この制動装置7を構成するピストン71をそれぞれ示している。
この実施の形態にかかるドアハンドル装置は、自動車のドアにおける室内側に備えられるインサイドドアハンドル装置として、また、自動車のドアにおける室外側に備えられるアウトドアハンドル装置として、利用可能なものであり、これを構成するドアオープンレバー2の引き操作を止めたときに、このドアオープンレバー2が勢いよくこの操作前の位置に戻ってしまわないようにしたものである。
かかるドアオープンレバー2は、ドアパネル1側に回動可能に組み付けられ、引き操作によってドアを開扉状態とするようにドアラッチ装置と連係されている。
かかるドアオープンレバー2は、回動軸2aを挟んだ一方側を操作部2bとし、かつ、他方側を押圧部2cとしている。
図示の例では、かかるドアオープンレバー2は、インサイドドアハンドル装置を構成するものとなっている。かかるドアオープンレバー2の回動軸2aは上下方向に沿うように配され、操作前の位置において上方から操作部2bに指を掛けてこの操作部2b側を引き操作するようになっている。かかるドアオープンレバー2は、図示しないねじりコイルバネなどによって操作前の位置に位置づけられるようになっている。図示の例では、このねじりコイルバネの付勢に抗してドアオープンレバー2を引き操作すると、ドアオープンレバー2の押圧部2c側に接続された連結ロッド5が引かれ、これにより図示しないドアラッチ装置によるドアの閉扉状態の維持が解かれるようになっている。
具体的には、図示の例にあっては、ドアハンドル装置は、ドアパネル1、ここではインナーパネル1aの内方に位置されるインナーフレーム3と、アウターフレーム4とを備えている。アウターフレーム4は、前面を開口された略箱状をなすと共に、この開口側に周回フランジ4aを備えている。そして、アウターフレーム4は、この周回フランジ4aをインナーパネル1aに開設された取り付け穴1bの穴縁に突き当てた状態でこの周回フランジ4aより先の部分をインナーパネル1aの内側、つまり、ドア内1cに入り込ませるようにしてドアに取り付けられている。アウターフレーム4は横方向に長い略長方形の外郭形状および内郭形状を有している。回動軸2aは、かかるアウターフレーム4の幅方向に亘る一辺部(図示の例では右辺部)に近い位置において、軸上端をアウターフレーム4の上壁4bに固定し、かつ、軸下端をアウターフレーム4の下壁4cに固定し、その軸中間部をアウターフレーム4内に位置させた状態で、このアウターフレーム4に支持されている。ドアオープンレバー2の操作部2bは、アウターフレーム4内においてこのアウターフレーム4の下辺部に亘る長さを有し、かつ、操作前の位置においてこのアウターフレーム4の下辺部側を塞ぐ大きさを有している。このドアオープンレバー2の押圧部2cは、かかる操作部2bの一端部の裏面からドアの内方に向けて突き出すように形成されている。この操作部2bと押圧部2cとの連接箇所に上下方向に亘る軸穴2fが形成されており、回動軸2aの軸中間部をこの軸穴2fに通すことでドアオープンレバー2はアウターフレーム4に、ひいてはドアパネル1側に回動可能に組み付けられている。
一方、インナーフレーム3は、前面を開口された略箱状をなすと共に、この開口縁部をインナーパネル1aの内面側から前記取り付け穴1bの穴縁に突き当てるようにしてドア内1cに設置されている。アウターフレーム4の周回フランジ4aより先の部分はこのインナーフレーム3内に納まっている。かかるアウターフレーム4の奥壁およびインナーフレーム3の奥壁には、ドアオープンレバー2の引き操作時にその押圧部2cを通し抜けさせる窓穴3a、4dが形成されている。なお、図中、符号6で示すのは、ドアオープンレバー2のロックナットである。
ドアオープンレバー2の押圧部2cにおける、その操作前の位置においてアウターフレーム4の幅方向に沿った右壁4eに向けられた面は、カム面2dとされている。このカム面2dは、カム末端2e、つまり、押圧部2cの末端側に近づくに連れて回動軸2aとの距離を離れ出させるように形成されている。ドアオープンレバー2の操作前の位置において、このカム末端2eは、後述する制動装置7の収納部9の入り口9bの前方に位置するようになっている。
図1〜図6に示される例にあっては、ドアハンドル装置は、さらに、制動装置7と、この制動装置7の収納部9とを有している。
制動装置7は、シリンダ70と、ピストン71と、ピストンロッド72と、ピストン71を常時シリンダ70の奥端70aから離れ出させる向きに付勢する付勢手段73とを備えている。そして、かかる制動装置7は、この付勢に抗したピストン71の押し込み移動に対しシリンダ70内に封入された流体の抵抗を付与するように構成されている。かかる流体としては、典型的には、シリコンオイルなどの粘性流体やエアなどの気体が利用される。図示の例では、シリンダ70内に図示しない粘性流体が封入されている。
シリンダ70は、略円筒状をなすと共に、筒一端を開放させ筒他端を閉塞させており、この閉塞された筒他端をシリンダ70の奥端70aとしている。シリンダ70の奥端70aには半円状部70bが形成されており、この例では半円状部70bの頂部をドアオープンレバー2の押圧部2cのカム面2dに前記付勢手段73の付勢により常時突き当てるようになっている。この例では、このシリンダ70の奥端70a、すなわち、半円状部70bが摩擦係数の小さい合成樹脂によって構成されており、ドアオープンレバー2の押圧部2cのカム面2dに常時突き当てられながら、ドアオープンレバー2の回動を妨げることがないようにしてある。
ピストンロッド72の内端72a(シリンダ70内にあるロッド端部)にはキャップ74が取り付けられている。また、ピストンロッド72の中間部には、このキャップ74との間に間隔を開けて周回鍔72bが形成されている。ピストン71は、中央部にピストンロッド72の通し穴71aを備えた筒状をなし、この通し穴71aにピストンロッド72を通した状態でキャップ74と周回鍔72bとの間に配されている。キャップ74と周回鍔72bとの間のピッチはピストン71の全長よりも大きく、ピストン71はピストンロッド72がシリンダ70内に押し込まれ、又は、相対的に押し込まれるときには、前記流体によって周回鍔72bに着座し、ピストンロッド72がシリンダ70内から突き出され、又は、相対的に突き出されるときには、前記流体によって周回鍔72bから離座するようになっている。
このピストン71の通し穴71aは、このピストン71の周回鍔72bに向けられた側の端部(以下、ピストン71の後端部71bという。)においてピストンロッド72の太さより穴径を大きくしている。また、ピストン71の後端部71bのその中心軸に直交する向きの断面外郭形状はシリンダ70の内径と略等しい外径の円盤状をなしている。また、このピストン71の後端部71bの通し穴71aは前記着座時に周回鍔72bによって閉塞されるようになっている。また、このピストン71の後端部71bとこのピストン71におけるキャップ74に向けられた側の端部(以下、ピストン71の先端部という。)との間はシリンダ70の内径よりも小さく構成された細径部71cとされていると共に、この細径部71cにおける後端部71bとの連接箇所には前記通し穴71aに連通した窓穴71dが形成されている。また、ピストン71の後端部71bの側面には、その直径方向両側において、ピストン71の移動方向に沿った細溝71eが形成されており、前記着座時にはこの細溝71eとシリンダ70の内面とによって形成されたオリフィス状部を通って流体が移動するようになっている。
前記付勢手段73は、図示の例では、前記キャップ74とシリンダ70の奥端70aの内面間に納められた圧縮コイルバネによって構成されている。シリンダ70の開放された筒一端は、中央にピストンロッド72の通し穴を備えた端末キャップ75により閉塞されている。シリンダ70の筒一端側には、この筒一端側を向いた段差面70cが形成されており、発泡プラスチックよりなるアキュームレータ76aを納めたインナーライナー76が、その奥端をこの段差面70cに突き当てる位置まで挿入されている。このインナーライナー76と端末キャップ75との間にはさらにオイルシール77が介装されている。ピストンロッド72は最大で前記周回鍔72bをインナーライナー76に突き当てる位置まで前記バネの付勢によりシリンダ70内から突き出されるようになっている。
そして、この例では、ピストンロッド72がバネの付勢によりシリンダ70内から突き出され、または、相対的に突き出されるときには、流体の抵抗によりピストン71は周回鍔72bから離座され、流体は窓穴71dを通じて移動できるので、この突き出しに作用される制動力は小さく、一方、ピストンロッド72がバネの付勢に抗してシリンダ70内に押し込まれ、または、相対的に押し込まれるときには、流体の抵抗によりピストン71は周回鍔72bに着座され、流体は前記オリフィス状部を通じてのみ移動できるので、この押し込みに作用される制動力を大きくするようになっている。
そして、この例にあっては、かかる制動装置7の収納部9をドアパネル1側に固定させた状態で備えている。この例では、かかる収納部9は、筒一端を開放させ筒他端を閉塞させ、かつ、この開放させた筒一端を前記インナーフレーム3内の空間に連通させた筒状体9aによって構成されている。この筒状体9aの開放された筒一端が収納部9の前記入り口9bとなっている。そして、制動装置7は、ピストンロッド72の外端72cを収納部9の奥側、つまり、筒状体9aの筒他端に固定させるようにして、この収納部9内に納められている。かかる筒状体9aの内径はシリンダ70の外径よりも大きく、制動装置7はシリンダ70の外面と収納部9の内面との間にシリンダ70の全周に亘って隙間9cを形成させるように、ピストンロッド72の外端72cの固定によってのみ支持されている。そしてこのように支持される制動装置7のシリンダ70の奥端70aはドアオープンレバー2のカム面2dに前記付勢により常時突き当てられている。それと共に、ドアオープンレバー2の非操作時に前記カム面2dのカム末端2e側がシリンダ70の奥端70aに突き当てられてピストン71がシリンダ70内に最も押し込まれるようになっている。(図2)
これにより、この例にあっては、ドアオープンレバー2を引き操作したときにはシリンダ70の奥端70aの前方にはカム面2dにおける回動軸2aに近い箇所が位置されるようになることから、付勢手段73の付勢によりシリンダ70は追随して前進、つまり、収納部9から突き出す方向に移動される。この引き操作には制動装置7による制動は作用されない。ドアオープンレバー2の引き操作を止めるとドアオープンレバー2は操作前の位置に復帰される。この復帰によって、シリンダ70の奥端70aの前方にはカム面2dのカム末端2e側が位置されるようになることから、付勢手段73の付勢に抗してシリンダ70は後退、つまり、収納部9内に押し込まれる方向に移動される。このとき、ピストン71は周回鍔72bに着座するので制動装置7による制動が作用されドアオープンレバー2の復帰動作をゆっくりとしたものにできる。制動装置7を構成するシリンダ70の奥端70aはドアオープンレバー2のカム面2dに接しているだけであり、かつ、シリンダ70の外面と収納部9の内面との間には隙間9cが形成されていることから、ドアハンドル装置内に凍結が生じてもドアオープンレバー2の引き操作に支障はなく、また、制動装置7の動作にも支障が生じることがない。すなわち、こうした凍結によってドアオープンレバー2とシリンダ70とが固着したり、シリンダ70と収納部9とが固着したりすることがない。
実施例にかかるドアハンドル装置の正面構成図 同断面構成図 同断面構成図 制動装置7の断面構成図 ピストン71の斜視構成図 図5におけるA−A線断面図
符号の説明
1 ドアパネル
2 ドアオープンレバー
7 制動装置
70 シリンダ
70a 奥端
71 ピストン
72 ピストンロッド
73 付勢手段
9 収納部
9c 隙間

Claims (2)

  1. ドアパネル側に回動可能に組み付けられ、引き操作によってドアを開扉状態とするようにドアラッチ装置と連係されたドアオープンレバーと、
    シリンダと、ピストンと、ピストンロッドと、ピストンを常時シリンダの奥端から離れ出させる向きに付勢する付勢手段とを備え、この付勢に抗したピストンの押し込み移動に対しシリンダ内に封入された流体の抵抗を付与する制動装置と、
    ドアパネル側に固定されたこの制動装置の収納部とを有しており、
    ドアオープンレバーは、回動軸を挟んだ一方側を操作部とし、かつ、他方側を押圧部としており、この押圧部はカム末端に近づくに連れて回動軸との距離を離れ出させるように形成されたカム面を備えており、
    制動装置は、ピストンロッドが収納部の奥側に固定され、シリンダの外面と収納部の内面との間には隙間が形成され、かつ、シリンダの奥端はドアオープンレバーのカム面に前記付勢により常時突き当てられており、
    ドアオープンレバーの非操作時に前記カム面のカム末端側がシリンダの奥端に突き当てられてピストンがシリンダ内に最も押し込まれるようになっていることを特徴とするドアハンドル装置。
  2. 少なくともシリンダの奥端が摩擦係数の小さい合成樹脂によって構成されていることを特徴とする請求項1記載のドアハンドル装置。
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