JP4732860B2 - 船外機用電動式操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の船外機を複数のモータ駆動式転舵用アクチュエータによって転舵させる船外機用電動式操舵装置に関するものである。
従来、複数の船外機を遠隔操作により操舵する船外機用操舵装置としては、例えば特許文献1または特許文献2に開示されているものがある。
特許文献1に示された船外機用操舵装置は、2台の船外機を一つのステアリングハンドルによって操舵するものである。この操舵装置は、前記両船外機の転舵動作が連動するように船外機どうしを連結する連結部材と、この連結部材にステアリングハンドルから操舵力を伝達するワイヤなどによって構成されている。
前記2台の船外機は、図16(a)に示すように、プロペラ100の回転方向が互いに逆方向となるように形成されている。一般的な船外機においては、プロペラ100が水中で回転するときには、プロペラ100の翼に作用する水圧がプロペラ軸101より上側と下側とで異なることに起因してプロペラ100を側方に押すような力Fが発生することが知られている[図16(b)参照]。
この側方への力Fは、図17(a)に示すように、プロペラ100の回転方向が互いに逆方向となるように形成された2台の船外機102どうしを連結部材103により互いに連結することによって互いに相殺される。すなわち、この構成を採ることにより、前記力Fがステアリングハンドルに伝達されることを防ぐことができる。
特許文献2に示されている船外機用操舵装置は、上述した連結部材によって互いに連結された2台の船外機のうち一方の船外機を油圧シリンダによって転舵させる構成が採られている。この油圧シリンダは、ステアリングハンドルに設けられたマスターシリンダに油圧回路を介して接続されている。
この特許文献2に示されている連結部材は、各船外機のステアリングブラケットどうしを連結している。この連結部材は、一方の船外機のトリム角を他方の船外機に対して変えたときに船外機と連結部材との接続部分に過大な力が加えられることを防ぐために、複数のリンクを組み合わせた構造が採られている。
これらの特許文献1,2に示された船外機用操舵装置は、ステアリングハンドル側と船外機側とを接続する部材(ワイヤ、油圧管)を船体の形状や大きさに適合するように製造しなければならない。このような不具合は、船外機を転舵させるアクチュエータとして電動モータを使用することによって解消することができる。
電動モータを用いた船外機用操舵装置としては、例えば特許文献3に記載されているものがある。この特許文献3に示された船外機用操舵装置は、1台の船外機を電動モータによって転舵させるもので、電動モータの回転をラックとピニオンとによって往復動に変換し、船外機のステアリングブラケットに伝達する構成が採られている。前記電動モータは、制御装置に接続されており、この電動モータの回転は、ステアリングハンドルの回転方向と回転角度とに対応するように前記制御装置によって制御される。
このように構成された電動式船外機用操舵装置においては、ステアリングハンドル側と船外機側とを電線によって接続することができるから、操舵力を機械的に伝達するワイヤや油圧管などを使用する場合に較べて船体に容易に装備することができる。
上述した特許文献3に記載されている電動式操舵装置によって複数の船外機を転舵させるに当っては、高い耐久性と信頼性とが得られるように、複数の電動モータを用いることが望ましい。
複数の船外機を複数の電動モータによって転舵させるに当っては、特許文献3に記載されている操舵装置のモータとラック・ピニオンとを船外機毎に装備することが考えられる。
特許第2734041号公報(第1図) 特開平8−276896号公報(第2図) 特許第2959044号公報(第3図)
しかし、船外機どうしを連結部材によって連結する構成を採りながら、船外機毎に電動モータを設けると、電動モータの消費電力が著しく増大するおそれがあった。これは、例えば連結部材の長さが製造誤差や、何らかの原因で設計値と異なるような場合に顕著に現れる。
すなわち、例えば、図17(b)に示すように、連結部材103の長さが設計値より長く、一方の船外機102Aの実際の舵角が目標舵角からずれるような場合、実際の舵角が目標舵角と一致する他方の船外機102Bを転舵させる電動モータは正しく動作するが、実際の舵角が目標舵角からずれる船外機102Aを転舵させる電動モータは、この船外機102Aを所定の舵角に達するまで転舵させることができず、通電された状態で停止、言い換えれば過負荷の状態で通電され続けることになるからである。
また、複数の電動モータを用いて複数の船外機を転舵させる構成を採るに当って、船外機毎にトリム角を変えることができるようにするためには、船外機どうしを連結する連結部材として、特許文献2に示されているようなリンクを多用した構造のものを用いなければならない。これは、2台の船外機のステアリングブラケット間に横架させた1本のロッドによって連結部材を構成すると、一方の船外機だけトリム角を変えたときにこの船外機の前部が連結部材によって他方の船外機側へ引かれるようになり、連結部材と船外機との接続部分に過大な応力が生じるようになるからである。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、船外機どうしを連結する連結部材の長さが変化しても複数の電動モータがそれぞれ過負荷になることなく動作する船外機用電動式操舵装置を提供することを第1の目的とする。また、簡単な構造の連結部材を使用しながら、複数の船外機のうち一方の船外機のトリム角を変えたときに連結部材と船外機との接続部分に過大な応力が生じることがない船外機用電動式操舵装置を提供することを第2の目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る船外機用電動式操舵装置は、ステアリングハンドルと、複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、各船外機のトリム角を検出するトリム角検出手段と、前記トリム角検出手段によって検出されたトリム角の大きさに対応するように船外機毎の目標舵角を補正する補正手段と、前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備えたものである。
請求項2に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置は、ステアリングハンドルと、
複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、前記転舵用電動モータは、前記各船外機毎に設けられているものである。
請求項3に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置は、ステアリングハンドルと、
複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、前記連結部材と複数の船外機とからなる船外機連結体は複数組装備され、前記転舵用電動モータは、前記船外機連結体毎に設けられているものである。
請求項4に記載した発明に係る船外機用電動式転舵装置は、ステアリングハンドルと、複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、前記連結部材は、少なくとも3台の船外機を互いに連結し、前記転舵用電動モータは、前記複数の連結部材のうち少なくとも2つにぞれぞれ設けられているものである。
請求項5に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置は、請求項1ないし請求項4のうち何れか一つに記載した船外機用電動式操舵装置において、前記モータ制御手段を有する制御回路は、船外機間の実際の舵角の差を求め、この差に基づいて船外機毎に目標舵角を補正し、船外機毎の目標舵角を求める機能を有するものである。
請求項6に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置は、請求項5記載の船外機用電動式操舵装置において、前記船外機間の実際の舵角の差は、全ての船外機の実際の舵角の平均値と、各船外機の実際の舵角との差とからなるものである。
請求項7に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置は、ステアリングハンドルと、複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、予め定めた基準となる船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、前記実舵角検出手段によって検出された実舵角と前記目標舵角との差からなる制御舵角を求め、この制御舵角だけ全ての転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、前記転舵用電動モータは、前記各船外機毎に設けられているものである。
請求項8に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置は、ステアリングハンドルと、複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、予め定めた基準となる船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、 前記実舵角検出手段によって検出された実舵角と前記目標舵角との差からなる制御舵角を求め、この制御舵角だけ全ての転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、前記連結部材と複数の船外機とからなる船外機連結体は複数組装備され、前記転舵用電動モータは、前記船外機連結体毎に設けられているものである。
請求項9に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置は、ステアリングハンドルと、複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、予め定めた基準となる船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、前記実舵角検出手段によって検出された実舵角と前記目標舵角との差からなる制御舵角を求め、この制御舵角だけ全ての転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、前記連結部材は、少なくとも3台の船外機を互いに連結し、
前記転舵用電動モータは、前記複数の連結部材のうち少なくとも2つにぞれぞれ設けられているものである。
本発明によれば、船外機のトリム角の変化に対応して目標舵角が補正される。このため、簡単な構造の連結部材を使用しながら、複数の船外機のうち一方の船外機のトリム角を変えたときに連結部材と船外機との接続部分に過大な応力が生じることを防ぐことができる。
請求項2記載の発明によれば、プロペラが回転する際に生じる側方への力を一対の船外機によって相殺することができるから、航走中に前記力に抗して転舵用モータに通電する必要がない。このため、この発明によれば、電動モータの消費電力がより一層少ない船外機用電動式操舵装置を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、一つの電動モータで複数の船外機を転舵させることができ、船外機毎に電動モータを装備する場合に較べてコストダウンを図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、船外機の台数より少ない台数の電動モータによって全ての船外機を転舵させることができるから、船外機毎に電動モータを装備する場合に較べてコストダウンを図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、ステアリングハンドルの操作量に基づいて設定された目標舵角が補正手段によって船外機毎に補正され、全ての電動モータは、船外機の舵角のばらつきの影響を受けることなく同一の動作量をもって動作する。
このため、本発明に係る船外機用電動式操舵装置においては、船外機どうしを連結する連結部材の長さが変化した場合などのように、各船外機の実際の舵角に差異が生じる場合であっても、電動モータの動作量に差異が生じることはなく、全ての電動モータを消費電力が適正となるように動作させることができる。
したがって、本発明によれば、電動モータを複数装備することにより耐久性と信頼性の向上を図りながら、消費電力が少なくなる電動式船外機用操舵装置を提供することができる。
請求項6記載の発明によれば、目標舵角を補正するに当たり、実際の舵角の最大値と最小値との差を「船外機間の実際の舵角の差」とする場合に較べ、前記差の大きさが小さくなる。このため、この発明によれば、ステアリングハンドルの動作量と電動モータの動作量との差が小さくなり、ステアリングハンドルの操舵に船体の挙動が正しく従うようになるから、操船を容易に行うことができる。
請求項7ないし請求項9記載の発明によれば、全ての転舵用電動モータが基準となる船外機の舵角に基づいて動作し、船外機の舵角のばらつきの影響を受けることなく同一の動作量をもって動作する。このため、この発明に係る船外機用電動式操舵装置においては、船外機どうしを連結する連結部材の長さが変化した場合のように、各船外機の実際の舵角に差異が生じたとしても、電動モータの動作量に差異が生じることはなく、全ての電動モータを消費電力が適正となるように動作させることができる。
したがって、この発明によれば、電動モータを複数装備することにより耐久性と信頼性の向上を図りながら、消費電力が少なくなる電動式船外機用操舵装置を提供することができる。
また、請求項7記載の発明によれば、プロペラが回転する際に生じる側方への力を一対の船外機によって相殺することができるから、航走中に前記力に抗して転舵用モータに通電する必要がない。このため、この発明によれば、電動モータの消費電力がより一層少ない船外機用電動式操舵装置を提供することができる。
また、請求項8記載の発明によれば、一つの電動モータで複数の船外機を転舵させることができ、船外機毎に電動モータを装備する場合に較べてコストダウンを図ることができる。
また、請求項9記載の発明によれば、船外機の台数より少ない台数の電動モータによって全ての船外機を転舵させることができるから、船外機毎に電動モータを装備する場合に較べてコストダウンを図ることができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る船外機用電動式操舵装置の一実施の形態を図1ないし図6によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る船外機用電動式操舵装置を搭載した小型船舶の平面図、図2は転舵ユニットの断面図、図3は本発明に係る電動式転舵装置の構成を示すブロック図、図4は本発明に係る電動式転舵装置の制御系の構成を示すブロック図、図5は本発明に係る電動式転舵装置の動作を説明するためのフローチャートである。
これらの図において、符号1で示すものは、この実施の形態による船外機用電動式操舵装置2を装備した小型船舶を示す。この小型船舶1は、2台の船外機3が搭載され、これらの船外機3,3の駆動により航走するものである。これらの船外機3,3は、プロペラ4(図3参照)の回転方向が互いに逆方向になるように構成されており、小型船舶1の船尾板1a(図1参照)にクランプブラケット5(図2参照)とスイベルブラケット6とを介して船幅方向に並ぶ状態で搭載されている。
前記クランプブラケット5は、前記スイベルブラケット6をチルト軸7によって上下方向に回動自在に支持し、スイベルブラケット6は、ステアリング軸8を介して船外機本体9を転舵自在に支持している。前記船外機本体9は、図示してはいないが、エンジンや、プロペラ4を有するケーシングなどによって構成されている。前記クランプブラケット5とスイベルブラケット6との間には、船外機3のトリム角を調整するためのトリム角調整装置11(図3参照)が設けられている。
このトリム角調整装置11は、油圧シリンダ(図示せず)または電動モータ(図示せず)などによって船外機本体9をスイベルブラケット6とともにチルト軸7を中心に上下方向に回動させる構造のものである。このトリム角調整装置11の動作は、後述するコントローラ12(図3参照)によって制御される。
前記船外機本体9には、図2に示すように、前記ステアリング軸8より船外機3の前方へ突出するステアリングブラケット13が設けられている。船外機本体9は、このステアリングブラケット13を左右方向に揺動させることにより、ステアリング軸8を中心にしてスイベルブラケット6に対して転舵させられる。また、2台の船外機3,3のステアリングブラケット13,13は、図1および図2に示すように、1本の連結部材14によって互いに連結されるとともに、後述する電動式操舵装置2の転舵ユニット15に連結されている。
前記連結部材14は、ロッド14aの両端部にボールジョイント14bが設けられたいわゆるタイロッドによって構成されている。この連結部材14によって両船外機3のステアリングブラケット13どうしを連結することにより、両船外機3は、転舵動作が互いに連動するようになる。しかも、両船外機3のプロペラ4の回転方向が互いに逆方向であることから、プロペラ回転時に生じる側方への力(プロペラ反力)が相殺される。
前記転舵ユニット15は、図2に示すように、前記クランプブラケット5にチルト軸7を介して回動可能に支持された左右一対の支持部材21と、これらの支持部材21,21間に横架されたボールねじ軸22と、このボールねじ軸22に螺合するボールねじナット23と、このボールねじナット23を収容するハウジング24を有する転舵用モータ25などによって構成されており、船外機3毎に装備されている。
前記ボールねじ軸22は、その軸線が船幅方向と平行になるように支持部材21に支持されている。前記ボールねじナット23は、前記ハウジング24内に軸線方向への移動が規制された状態で回転自在に支持されている。
前記転舵用モータ25は、ハウジング24内に固定されたステータ26のコイル(図示せず)に通電することにより、前記ボールねじナット23がハウジング24内で回転するように構成されている。この転舵用モータ25の回転(ボールねじナット23の回転)は、後述するコントローラ12によって制御される。この転舵用モータ25によって本発明でいう電動モータが構成されている。
前記ハウジング24は、船外機3の後方(図2においては上側)に延びる転舵用アーム27を備えており、このアーム27を介して前記ステアリングブラケット13に接続されている。前記アーム27は、平面視において三角形状に形成されており、後端部に取付けられた連結用ピン28と、この連結用ピン28が嵌合するステアリングブラケット13の長孔29とからなる連結機構によってステアリングブラケット13に回動自在に連結されている。
また、このハウジング24内には、ボールねじナット23の回転に基づいて船外機本体9の実際の舵角を検出するための舵角センサ30が設けられている。この舵角センサ30によって本発明でいう実舵角検出手段が構成されている。なお、この舵角センサ30としては、例えば、船外機本体9と一体に回動する軸部分の外周面に形成された多数の溝(突条)を磁束の変化によって検出するいわゆるギャップセンサを用いることができる。
この実施の形態による転舵ユニット15においては、ボールねじナット23が転舵用モータ25の駆動により回転し、ボールねじ軸22に沿って移動することによって、前記転舵用レバー27がステアリングブラケット13を左方または右方に回動させることになり、船外機本体9が転舵される。
前記電動式操舵装置2は、図1に示すように、小型船舶1の前部に設けられたステアリングハンドル31と、このステアリングハンドル31の操舵角を検出するための操舵角センサ32と、この操舵角センサ32に接続されたコントローラ12と、このコントローラ12によって動作が制御される船外機3毎の前記転舵ユニット15などによって構成されている。
前記コントローラ12は、図4に示すように、船外機3毎(転舵ユニット15毎)の制御回路33,34を含むように構成されている。これらの制御回路33,34は同一の構成が採られているため、ここにおいては船体右側に位置する船外機3を転舵させるための制御回路33について説明し、他方の制御回路34については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
制御回路33は、前記操舵角センサ32によって検出されたステアリングハンドル31の操舵角に基づいて演算によって船外機3の目標舵角を求める目標舵角設定手段35と、前記舵角センサ30によって検出された実舵角に基づいて前記目標舵角を補正する補正手段36と、この補正手段36によって補正された目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用モータ25を動作させるモータ制御手段37とを備えている。
前記補正手段36は、船体右側に位置する船外機3の実際の(現在の)舵角と目標舵角との差(以下、この差を第1の偏差という)と、船体左側に位置する船外機3の実際の(現在の)舵角と目標舵角との差(以下、この差を第2の偏差という)とを求め、前記第1の偏差と第2の偏差が同一になるように、船外機毎に目標舵角を補正する。例えば、図3に示すように、船体右側に位置する船外機3Rの実際の舵角θRが0°であり、他方の船外機3Lの実際の舵角θLが2°であるような場合に目標舵角として10°の目標値が与えられたときは、補正手段36は、偏差が小さくなる方の船外機に合わせることで上限の舵角を超えることを防止する。
すなわち、上記の場合、補正手段36は、偏差が8°となるように船外機毎に目標舵角を補正し、船体右側の船外機3については、新たに目標舵角を8°に設定し、他方の船外機3については、新たに目標舵角を10°に設定する。船外機3の実際の舵角は、各船外機3の転舵ユニット15に設けられた舵角センサ30によって検出する。
なお、船外機の目標舵角の補正値は、上述したように船外機毎の偏差を用いて求める他に、全ての船外機3,3の実際の舵角の平均値と、各船外機3の実際の舵角との差とすることができる。例えば、船体右側に位置する船外機3Rの舵角θRが左1°であり、船体左側に位置する船外機3Lの舵角θLが0°である場合、補正手段36は、前記舵角の平均値(θR+θL)/2を求め、この舵角の平均値(0.5°)と、各船外機の実際の舵角との差(0.5°)、(−0.5°)を補正値として加算した目標舵角を設定する。
すなわち、目標舵角設定手段35が求めた目標舵角が例えば左15°である場合、右側の船外機3用の制御回路33の補正手段36は、目標舵角(15°)から前記差分の舵角(0.5°)を減算し、新たに目標舵角(14.5°)を設定する。一方、左側の船外機3用の制御回路34の補正手段36は、目標舵角(15°)に前記差分の舵角(0.5°)を加算し、新たに目標舵角(15.5°)を設定する。
この場合、前記右側の船外機3用の制御回路33のモータ制御手段37は、船外機3Rの実際の舵角が14.5°に達するように右側の転舵ユニット15の転舵用モータ25を動作させ、左側の船外機3用の制御回路34のモータ制御手段37は、船外機3Lの実際の舵角が15.5°に達するように左側の転舵ユニット15の転舵用モータ25を動作させる。
この実施の形態によるコントローラ12は、図3に示すように、前記トリム角調整装置11が接続されるとともに、トリム角変更スイッチなどからなるトリム角設定手段38が接続されており、トリム角設定手段38により設定されたトリム角となるようにトリム角調整装置11の動作を制御する構成が採られている。
このコントローラ12の前記補正手段36は、前記トリム角設定手段38からトリム角を変更する制御信号が送られた場合、トリム角調整装置11の制御と同時に前記目標舵角をトリム角に対応させて補正する。すなわち、トリム角が増大するにしたがって、船外機3が船幅方向の中央側に(例えば右側の船外機3Rの場合は左側に)向けて転舵されるように目標舵角を補正する。この補正により、タイロッドからなる連結部材14によって連結されている2台の船外機3のうち一方の船外機3のみのトリム角を変えることができるようになる。
この実施の形態においては、前記トリム角設定手段38によって、請求項1に記載した発明でいうトリム角検出手段が構成されている。なお、船外機本体9の上下方向の移動量に基づいて船外機本体9のトリム角度を検出するトリム角センサを装備する場合、このセンサによって検出されたトリム角のデータを用いて目標舵角を補正することができる。
ここで、前記コントローラ12の動作を図5に示すフローチャートによって説明する。
コントローラ12が転舵動作を制御するときには、先ず、図5に示すフローチャートのステップP1において、操舵角センサ32がステアリングハンドル31の操舵角αを検出し、ステップP2において、目標舵角設定手段35が目標舵角βを算出する。この目標舵角βを示すデータは、制御回路33の補正手段36Rと、制御回路34の補正手段36Lとにそれぞれ送られる。
補正手段36R,36Lは、ステップP3A,P3Bにおいて、舵角センサ30によって船外機3の実際の舵角β1,β2を検出し、ステップP4A,P4Bにおいて、実舵角β1,β2に基づいて目標舵角βを補正し、新たに目標舵角βa,βbを設定する。
次に、ステップP5A,P5Bにおいて、補正手段36Rは、目標舵角βaと実舵角β1との差からなる制御舵角Δβ1を求め、補正手段36Lは、目標舵角βbと実舵角β2との差からなる制御舵角Δβ2を求める。
その後、ステップP6A,P6Bにおいて、前記両モータ制御手段37R,37Lが前記制御舵角分だけ船外機3が転舵されるように転舵用モータ25に制御電流を流す。転舵用モータ25が通電されることにより、転舵ユニット15が船外機本体9を前記所定の制御舵角だけ転舵させる。このように転舵用モータ25に通電した後、この制御ルーチンを終了してステップP1に戻る。
このように構成された船外機用電動式操舵装置2においては、ステアリングハンドル31の操作量に基づいて設定された目標舵角が補正手段36によって各船外機3の舵角の差異に対応するように補正される。このため、全ての転舵用モータ25は、船外機3の舵角のばらつきの影響を受けることなく同一の動作量をもって動作する。また、この電動式操舵装置2においては、一方の船外機3のトリム角の変更に伴って目標舵角が補正されるから、トリム角の変化の影響をも受けることがない。
したがって、この実施の形態による船外機用電動式操舵装置2によれば、船外機3どうしを連結する連結部材14の長さが何らかの原因により変化した場合のように各船外機3の実際の舵角に差異が生じる場合であっても、転舵用モータ25の動作量に差異が生じることはなく、全ての転舵用モータ25を消費電力が適正となるように動作させることができる。
また、この実施の形態によれば、目標舵角を補正するに当たり、実際の舵角の平均値と実際の舵角との差を用いているから、例えば実際の舵角の最大値と最小値との差を実舵角の差を用いる場合に較べ、前記差の大きさを小さくすることができる。このため、この実施の形態によれば、ステアリングハンドル31の動作量と転舵用モータ25の動作量との差が小さくなり、ステアリングハンドル31の操舵に船体の挙動が正しく従うようになる。
さらに、この実施の形態によれば、船外機3のトリム角の変化に対応して目標舵角が補正されるから、連結部材14として簡単な構造のタイロッドを使用することができる。すなわち、2台の船外機3,3のうち一方の船外機3のみのトリム角を変更した場合、この船外機3の目標舵角が補正され、タイロッドを過度な力で引っ張るようなことがなくなる。
加えて、この実施の形態による船外機用電動式操舵装置2においては、プロペラ4が回転する際に生じる側方への力を2台の船外機3によって相殺することができるから、航走中に前記力に抗して転舵用モータ25に通電する必要がない。
(第2の実施の形態)
請求項7〜9に記載した発明に係る船外機用電動式操舵装置2の一実施の形態を図6および図7によって詳細に説明する。
図6は電動式転舵装置の制御系の構成を示すブロック図、図7は電動式転舵装置の動作を説明するためのフローチャートである。これらの図において、前記図1〜図5によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明は適宜省略する。
図6に示すコントローラ12は、第1の実施の形態で制御回路33,34から一部の機能を省いた構成の制御回路41を備えるとともに、モータ制御手段37と転舵用モータ25のみからなるモータ駆動回路42を備えている。
前記制御回路41は、2台ある船外機3のうち予め定めた基準とする一方の船外機3の転舵動作を制御するためのもので、操舵角センサ32によって検出されたステアリングハンドル31の操舵角に基づいて演算によって前記基準となる船外機3の目標舵角を求める目標舵角設定手段35と、舵角センサ30によって検出された実舵角と前記目標舵角とが一致するように転舵用モータ25を動作させるモータ制御手段37とを備えている。
前記モータ駆動回路42は、2台ある船外機3のうち他方の船外機3の転舵動作を制御するためのもので、このモータ駆動回路42のモータ制御手段37は、前記制御回路41の目標舵角設定手段35が求めた目標舵角と、前記基準となる船外機3用の舵角センサ30によって検出された実際の舵角とが一致するように他方の船外機3用の転舵用モータ25を動作させる。すなわち、制御回路41のモータ制御手段37と、モータ駆動回路42のモータ制御手段37とは、同一の制御量をもって転舵用モータ25をそれぞれ動作させる。
この実施の形態による電動式操舵装置は、図7に示すように動作する。先ず、図7に示すフローチャートのステップS1において、2台の船外機3,3のうち基準となる方の船外機3を決定し、ステップS2において、操舵角センサ32によってステアリングハンドル31の操舵角αを検出する。
次いで、ステップS3において、目標舵角設定手段35によって目標舵角βを算出し、ステップS4において、舵角センサ30によって基準となる船外機3の実際の舵角β1を検出する。そして、ステップS5において、目標舵角βと実舵角β1との差からなる制御舵角Δβ1を求め、ステップS6とステップS7とに示すように、基準とした船外機3用の転舵用モータ25と、他方の船外機3用の転舵用モータ25とに前記制御舵角Δβ1だけ転舵されるように制御電流をそれぞれ流す。このように両転舵用モータ25,25に通電した後、この制御ルーチンを終了してステップS1に戻る。
したがって、この実施の形態による船外機用電動式操舵装置によれば、基準となる船外機3の舵角に基づいて2台の転舵用モータ25,25の動作が制御され、船外機3の舵角のばらつきの影響を受けることなく両方の転舵用モータ25,25が同一の動作量をもって動作する。
このため、この実施の形態を採ったとしても前記第1の実施の形態を採るときと同等の効果を奏する。
上述した第1の実施の形態と第2の実施の形態とにおいては、2台の船外機3,3に転舵ユニット15をそれぞれ設ける例を示したが、船外機3と転舵ユニット15の台数や転舵ユニット15を接続する部位は、図8〜図13に示すように適宜変えることができる。図8〜図13は転舵ユニット15の接続例を示す図で、これらの図において、前記図1〜図7によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明は適宜省略する。
図8に示す船外機用電動式操舵装置2は、3台の船外機3にそれぞれ転舵ユニット15が設けられている。この構成を採る場合、例えば中央の船外機3のプロペラ4の回転方向と、両側の2台の船外機3のプロペラ4の回転方向とを逆方向とすることにより、第1または第2の実施の形態で示した電動式操舵装置2と同等の効果を奏する。
図9に示す船外機用電動式操舵装置2は、3台の船外機3間を連結する2本の連結部材14,14に転舵ユニット15がそれぞれ連結されている。この構成を採ることにより、転舵ユニット15の台数を船外機3の台数より少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
図10および図11に示す船外機用電動式操舵装置2は、プロペラ4の回転方向が異なる2台の船外機3,3と、これらの船外機3,3どうしを互いに連結する連結部材14とからなる船外機連結体51を2組装備し、船外機3毎に転舵ユニット15が設けられている。図10および図11に示す形態において、船体左側に位置する2台の船外機3は、プロペラ4の回転方向が一致し、船体右側に位置する2台の船外機3は、前記2台の船外機3とはプロペラ4の回転方向が逆方向になるように形成されている。
図10に示す船外機用電動式操舵装置2は、最も船体左側に位置する船外機3と、右から2番目に位置する船外機3とが連結部材14によって連結され、残りの2台の船外機3,3どうしが連結部材14によって互いに連結されている。
図11に示す船外機用電動式操舵装置2は、船幅方向の両端部に位置する2台の船外機3,3どうしが連結部材14によって互いに連結され、残りの2台の船外機3,3どうしが連結部材14によって互いに連結されている。図10および図11に示す構成を採る場合でも前記第1または第2の実施の形態を採るときと同等の効果を奏する。
図12に示す船外機用電動式操舵装置2は、4台の船外機3を連結する3本の連結部材14のうち両側の2本の連結部材14にそれぞれ転舵ユニット15が連結され、図13に示す船外機用電動式操舵装置2は、4台の船外機3を連結する3本の連結部材14に転舵ユニット15がそれぞれ連結されている。図12または図13に示す構成を採ることにより、転舵ユニット15の台数を船外機3の台数より少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。
なお、複数の船外機を連結部材によって連動するように連結するに当っては、図14および図15に示すように、1台の電動式転舵ユニットを接続する構成を採ることができる。図14に示す転舵ユニット15は、2台の船外機3,3を連結する連結部材14に接続されており、図15に示す転舵ユニット15は、3台の船外機3,3,3を連結する連結部材14に接続されている。
本発明に係る船外機用電動式操舵装置を搭載した小型船舶の平面図である。 転舵ユニットの断面図である。 本発明に係る電動式転舵装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る電動式転舵装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る電動式転舵装置の動作を説明するためのフローチャートである。 電動式転舵装置の制御系の構成を示すブロック図である。 電動式転舵装置の動作を説明するためのフローチャートである。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 転舵ユニットの接続例を示す図である。 従来の船外機用操舵装置を説明するための図である。 従来の船外機用操舵装置を説明するための図である。
符号の説明
3…船外機、14…連結部材、4…プロペラ、12…コントローラ、15…転舵ユニット、25…転舵用モータ、30…舵角センサ、31…ステアリングハンドル、32…操舵角センサ、35…目標舵角設定手段、36…補正手段、37…モータ制御手段。

Claims (9)

  1. ステアリングハンドルと、
    複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、
    複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、
    前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、
    各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、
    各船外機のトリム角を検出するトリム角検出手段と、
    前記トリム角検出手段によって検出されたトリム角の大きさに対応するように船外機毎の目標舵角を補正する補正手段と、
    前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備えたことを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
  2. ステアリングハンドルと、
    複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、
    複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、
    前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、
    各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、
    前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、
    前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、
    前記転舵用電動モータは、前記各船外機毎に設けられていることを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
  3. ステアリングハンドルと、
    複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、
    複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、
    前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、
    各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、
    前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、
    前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、
    前記連結部材と複数の船外機とからなる船外機連結体は複数組装備され、
    前記転舵用電動モータは、前記船外機連結体毎に設けられていることを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
  4. ステアリングハンドルと、
    複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、
    複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、
    前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、
    各船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、
    前記船外機毎の目標舵角と前記実舵角とが一致するように前記転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、
    前記連結部材は、少なくとも3台の船外機を互いに連結し、
    前記転舵用電動モータは、前記複数の連結部材のうち少なくとも2つにぞれぞれ設けられていることを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうち何れか一つに記載の船外機用電動式操舵装置において、前記モータ制御手段を有する制御回路は、船外機間の実際の舵角の差を求め、この差に基づいて船外機毎に目標舵角を補正し、船外機毎の目標舵角を求める機能を有するものであることを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
  6. 請求項5記載の船外機用電動式操舵装置において、前記船外機間の実際の舵角の差は、全ての船外機の実際の舵角の平均値と、各船外機の実際の舵角との差とからなる船外機用電動式操舵装置。
  7. ステアリングハンドルと、
    複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、
    複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、
    前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、
    予め定めた基準となる船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、
    前記実舵角検出手段によって検出された実舵角と前記目標舵角との差からなる制御舵角を求め、この制御舵角だけ全ての転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、
    前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、
    前記転舵用電動モータは、前記各船外機毎に設けられていることを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
  8. ステアリングハンドルと、
    複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、
    複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、
    前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、
    予め定めた基準となる船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、
    前記実舵角検出手段によって検出された実舵角と前記目標舵角との差からなる制御舵角を求め、この制御舵角だけ全ての転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、
    前記連結部材は、プロペラの回転方向が異なる船外機どうしを連結し、
    前記連結部材と複数の船外機とからなる船外機連結体は複数組装備され、
    前記転舵用電動モータは、前記船外機連結体毎に設けられていることを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
  9. ステアリングハンドルと、
    複数の船外機の転舵動作が連動するように船外機間を連結する連結部材と、
    複数の船外機を転舵させる複数の転舵用電動モータと、
    前記ステアリングハンドルの操作量に基づいて目標舵角を求める目標舵角設定手段と、
    予め定めた基準となる船外機の実際の舵角を検出する実舵角検出手段と、
    前記実舵角検出手段によって検出された実舵角と前記目標舵角との差からなる制御舵角を求め、この制御舵角だけ全ての転舵用電動モータを動作させるモータ制御手段とを備え、
    前記連結部材は、少なくとも3台の船外機を互いに連結し、
    前記転舵用電動モータは、前記複数の連結部材のうち少なくとも2つにぞれぞれ設けられていることを特徴とする船外機用電動式操舵装置。
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