JP4675302B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力用半導体装置の過電圧保護に関する。
電力エネルギーの有効利用のために、電力用半導体素子を用いた電力変換装置が広く使用されており、例えば、モータ駆動用の電力変換装置といったパワーエレクトロ二クス装置としてはインバータ装置等が挙げられる。
このインバータ装置内の電力用半導体素子として近年、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor))が広く用いられている。
そして、この電力用半導体素子であるIGBTをスイッチング素子として用いて、高速に電流をスイッチングさせる等して、より高電圧・大電流を制御する方式が採用されている。これらの装置では、半導体素子のスイッチング時に大きな電流変化(以下、電流変化の程度を電流変化率:dI/dtを用いて表す)が発生するため、回路の浮遊インダクタンスに起因する大きなサージ電圧が半導体素子に印加されることになる。
このサージ電圧により、スイッチング時の電流・電圧軌跡が半導体素子の安全動作領域(SOA)を超えると素子破壊が起こる。
それゆえ、従来より、サージ電圧による素子破壊を抑制する種々の方式が提案されている(特許文献1〜7)。
特開平04−354156号公報 特開2000−324797号公報 特開平01−280355号公報 特開平07−288456号公報 特開2002−135973号公報 特開2005−295653号公報 特開2006−42410号公報
一方、上述したように半導体素子のスイッチング時の電流変化率dI/dtに依存してサージ電圧が大きくなるため電流遮断スピードを緩和することによりサージ電圧を減少させることができるが、スイッチング損失は増大してしまうというトレードオフの関係にある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、過大なサージ電圧による素子破壊とスイッチング損失をより低減することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、第1の電圧と、出力ノードとの間に設けられ、第1の制御信号の入力に応答して駆動する第1の半導体スイッチング素子と、第1の半導体スイッチング素子と直列に出力ノードと第1の電圧よりも低い第2の電圧との間に接続され、第2の制御信号の入力に応答して駆動する第2の半導体スイッチング素子とを有するハーフブリッジ回路と、第1の半導体スイッチング素子に対応して設けられ、第1の半導体スイッチング素子と並列に接続され、第3の制御信号の入力を受けて導通/非導通となる第1のMOSトランジスタと第1の制御信号の入力に応答して第1の半導体スイッチング素子が導通状態から非導通状態に移行する期間において生じる所定のサージ電圧を検知して、第3の制御信号を生成する信号生成回路とを備える。信号生成回路は、第1の電圧と第2の電圧との間に直列に接続された第1および第2の抵抗素子と、第1および第2の抵抗素子と第1の電圧との間に設けられ、カソード側が第1の電圧と接続され、アノード側が第1および第2の抵抗素子と接続される定電圧ダイオードと、第1および第2の抵抗素子の接続ノードに生成される電圧と基準電圧とを比較する比較器と、比較器の比較結果に基づいて第3の制御信号であるワンショットトリガパルス信号を生成するワンショットトリガパルス信号生成回路とを含む
本発明に係る別の半導体装置は、第1の電圧と、出力ノードとの間に設けられ、第1の制御信号の入力に応答して駆動する第1の半導体スイッチング素子と、第1の半導体スイッチング素子と直列に出力ノードと第1の電圧よりも低い第2の電圧との間に接続され、第2の制御信号の入力に応答して駆動する第2の半導体スイッチング素子とを有するハーフブリッジ回路と、第2の半導体スイッチング素子に対応して設けられ、第2の半導体スイッチング素子と並列に接続され、第3の制御信号の入力を受けて導通/非導通となる第1のMOSトランジスタと、第1の制御信号の入力に応答して第1の半導体スイッチング素子が非導通状態から導通状態に移行する期間において生じる所定のサージ電圧を検知して、第3の制御信号を生成する信号生成回路とを備える。信号生成回路は、出力ノードと第2の電圧との間に直列に接続された第1および第2の抵抗素子と、第1および第2の抵抗素子と出力ノードとの間に設けられ、カソード側が出力ノードと接続され、アノード側が第1および第2の抵抗素子と接続される定電圧ダイオードと、第1および第2の抵抗素子の接続ノードに生成される電圧と基準電圧とを比較する比較器と、比較器の比較結果に基づいて第3の制御信号であるワンショットトリガパルス信号を生成するワンショットトリガパルス信号生成回路とを含む
本発明に係る半導体装置は、第1の半導体スイッチング素子が導通状態から非導通状態に移行する期間において、第1のMOSトランジスタを一時的に導通状態に設定することにより、第1の半導体スイッチング素子を通過する通過電流を第1のMOSトランジスタにバイパスさせて第1の半導体スイッチング素子を流れる通過電流の電流変化率を緩和させることができサージ電圧を抑制することができる。
また、本発明に係る別の半導体装置は、第1の半導体スイッチング素子が非導通状態から導通状態に移行する期間において、第1のMOSトランジスタを一時的に導通状態に設定することにより、第1の半導体スイッチング素子が導通する際に通過する通過電流に依存して生じるリカバリ電流を第1のMOSトランジスタにバイパスさせてリカバリ電流の電流変化率を緩和させることができるためサージ電圧を抑制することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に従うインバータ装置1の回路構成図である。
本例においてはインバータ装置1の一例として直流を交流に変換するハーフブリッジ回路に対してサージ電圧を抑制する方式について説明する。
図1を参照して、ここでは、ハーフブリッジ回路を形成する絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1,IGBT2が直列に電源V1に接続され、ノードN0と接続されたコイルL1の負荷に対して電流I1を供給する場合が示されている。キャパシタC1は電源容量である。絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタは、電極配線インダクタンスLs3を介して電源V1の正側のノードN1と接続され、エミッタが電極配線インダクタンスLs5を介してノードN0と接続される。また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2のコレクタは、電極配線インダクタンスLs7を介してノードN0と接続され、エミッタが電極配線インダクタンスLs9を介して電源V1の負側のノードN2と接続される。
また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1に対応してそれぞれ並列にダイオードD1およびMOSトランジスタFET1(上アームとも称する)が設けられる。具体的には、ダイオードD1のカソード側は電極配線インダクタンスLs4を介してノードN1と接続され、ダイオードD1のアノード側は電極配線インダクタンスLs6を介してノードN0と接続される。また、MOSトランジスタFET1は、ダイオードD1と並列にノードN1とノードN0との間に設けられ、ゲートに後述するパルス信号の入力を受ける。また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2に対応してそれぞれ並列にダイオードD2およびMOSトランジスタFET2(下アームとも称する)が設けられる。具体的には、ダイオードD2のカソード側は電極配線インダクタンスLs8を介してノードN0と接続され、ダイオードD2のアノード側は電極配線インダクタンスLs10を介してノードN2と接続される。MOSトランジスタFET2は、ダイオードD2と並列にノードN0とノードN2との間に設けられ、ゲートに後述するパルス信号の入力を受ける。
また、電極配線インダクタンスLs1は、電源V1とノードN1との間に設けられる。また、電極配線インダクタンスLs2は、接地電圧GNDとノードN2との間に設けられる。
なお、電極配線インダクタンスLs1,Ls2は、電極配線インダクタンスLs3〜LS10の各々よりもインダクタンス値が大きい。本例においては、例えば電極配線インダクタンスLs1,Ls2の和が電極配線インダクタンスLs3〜Ls10の合計程度のインダクタンス値に設定されているものとする。
上述した絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1をスイッチング動作により制御することにより所望の電流を負荷であるコイルL1に供給する。当該スイッチング動作は一般的な技術であるためその説明は省略する。
図2は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が導通している場合に非導通となる際のサージ電圧を抑制する場合について説明する図である。
図2を参照して、時刻t1に絶縁ゲート型バイポーラトランジスタが導通状態から非導通状態に遷移し始める。すなわち、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が非導通状態に設定されて、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ・エミッタ間が電圧V1に設定される。その際、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ・エミッタ間には、スイッチング時のコイルL1に流れる電流I1を遮断する際の電流変化率dI/dtの大きさとインバータ回路内部の電極配線インダクタンスに比例したサージ電圧が生じる。本例においては時刻t2で電圧V1を越えてサージ電圧が生じる。なお、サージ電圧とはサージピーク電圧から電圧V1を越えた電圧であるものとする。
本実施の形態においては、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1がオフする時間(オフ時間)内にMOSトランジスタFET1を一時的に導通させる。例えばMOSトランジスタFET1を一時的に導通させるために極小パルスをMOSトランジスタFET1のゲートに供給することができる。なお、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1がオフする時間(導通状態から非導通状態に移行する期間)とは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1を流れる電流I1が減少を始めてからほぼ0付近にまで収束するまでの時間(時刻t2〜時刻t3)に設定される。一例として、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオフ時間として0.2〜3μsに設定することができる。また、一例として、極小パルスのパルス時間を絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオフ時間の50%程度(0.1〜1.5μsec)に設定することが可能である。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオフ時間(時刻t2〜時刻t3)にMOSトランジスタFET1を一時的に導通させると電流I1の一部の電流をMOSFET1にバイパスさせることができる。そうすると、見かけ上の電流I1の電流変化率dI/dtが緩和されるため絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1に発生するサージ電圧が抑制される。図2においては、MOSトランジスタFET1に流れるドレイン電流が生じるため絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1およびMOSトランジスタFET1を流れる電流の下降の傾きがMOSトランジスタFET1が無い場合の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ電流の下降に比べて緩和されている場合が示されている。すなわちMOSトランジスタFET1が無い場合に比べて電流変化率dI/dtが緩和されることになる。
当該方式により、MOSトランジスタFET1,FET2を設けない従来の構成においては、サージ電圧を抑制することが十分にできずに素子を破壊してしまう可能性があったが本願方式によりサージ電圧を十分に抑制することができる。
また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1自体の動作には変更はなく、通常どおり遮断されるためスイッチング損失はほとんど増加しない。また、MOSトランジスタFET1については、高電圧が印加されることになるが、極小パルスにより導通時間が極めて短いため電流I1をバイパスさせる通過電流量も小さいためMOSトランジスタFET1自身のスイッチング損失は小さく抑えることができる。
また、MOSトランジスタFET1,FET2を高耐圧小電流容量に設計することによりさらにFET1自身のスイッチング損失を小さく抑えることが可能である。例えば、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1に対して1/10倍の電流を駆動するように設計することも可能である。これにより、MOSトランジスタFET1,FET2の大きさも小さくすることができるため回路を小型化することができる。
なお、MOSトランジスタFET1は、ユニポーラ素子であるため残存キャリアのライフタイムの影響を受けないためバイポーラ素子である絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1と比較してスイッチング時の制御性に優れるという利点がある。一方、導通時においては、高電流を通過させると絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1よりもスイッチング損失が大きくなる可能性があるが、MOSトランジスタFET1を通過する電流は小さいためスイッチング損失をほとんど考慮しなくても良い。
(実施の形態1の変形例)
図3は、本発明の実施の形態1の変形例に従うインバータ装置10の回路構成図である。
図3を参照して、本発明の実施の形態1の変形例に従うインバータ装置10は、インバータ装置1と比較して、MOSトランジスタFET1を駆動する極小パルスを生成する信号生成回路をさらに設けた点が異なる。
具体的には、MOSトランジスタFET1のゲートに極小パルスを生成するワンショットトリガパルス発生器15と、比較器COMPと、ツェナーダイオードZD1と、抵抗R1,R2をさらに設けた点が異なる。
ツェナーダイオードZD1は、カソード側が電源V1の正側と電気的に結合される。また、アノード側は抵抗R1,R2を介して接地電圧GNDと電気的に結合される。
抵抗R1,R2はツェナーダイオードZD1と接地電圧GNDとの間に直列に接続され、その接続ノードが比較器COMPの一方端子と電気的に結合される。比較器COMPの他方端子には基準電圧Vref1が入力され、比較器COMPは、基準電圧Vref1と抵抗R1,R2の接続ノードに生成される電圧との比較に基づいて比較結果をワンショットトリガパルス発生器15に出力する。
ワンショットトリガパルス発生器15は、比較器COMPからの比較結果例えば「H」レベルの信号に応答してワンショットパルス信号(極小パルス)をMOSトランジスタFET1に出力する。
具体的な動作について説明する。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタが導通状態から非導通状態に遷移し始める際、上述したように絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ・エミッタ間にはサージ電圧が生じる。このサージ電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を越えて、抵抗R1,R2に電圧が印加されることになる。そして、抵抗R1,R2の抵抗分割に従う電圧が接続ノードに生成される。比較器COMPは、抵抗分割に従う接続ノードに生成された電圧と、基準電圧Vref1とを比較して、基準電圧Vref1以上の電圧が接続ノードに生成された場合に「H」レベルの比較結果をワンショットトリガパルス発生器15に出力する。
ワンショットトリガパルス発生器15は、比較器COMPからの比較結果(「H」レベル)の信号を受けて、極小パルス(「H」レベルの期間が0.1〜1.5μsec)を1回のみ出力する。これをMOSトランジスタFET1が受けて、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオフ期間にMOSトランジスタFET1を一時的に導通させて電流I1の一部の電流をMOSトランジスタFET1にバイパスさせる。当該動作により実施の形態1で説明したようにサージ電圧を抑制することができる。
なお、この極小パルスの幅(「H」レベルの期間)については、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオフ期間内に設定され、インバータ装置10の特性に従って最適な範囲に設定することができる。例えば、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオフ期間としては0.2μsec〜3μsec程度である。
一般的にサージ電圧の許容値は、素子定格耐圧以内に設定されているため、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1あるいはダイオードD1の素子定格耐圧以上に設定することにより、高負荷の高電流遮断時に発生するサージ電圧のみを抑制することができるためサージ電圧のあまり発生しない低負荷の低電流時にはMOSトランジスタFET1を動作しないように設定することが可能である。これにより、MOSトランジスタFET1の無駄な動作に従う発熱およびスイッチング損失を抑制することができる。
また、本実施の形態1に従う信号生成回路に含まれるワンショットトリガパルス発生器15は、サージ電圧が生じた場合において1回のみの極小パルスを出力する構成であり、サージ電圧が生じている間中MOSトランジスタFET1を導通状態とする方式ではない。したがって、過大なサージ電圧が長い時間印加された場合にMOSトランジスタFET1が長い時間導通状態とされることにより生じる発熱に起因する熱破壊を抑制することができる。
また、本発明の実施の形態1に従う信号生成回路は、比較器COMPにおいて抵抗R1,R2の分割抵抗に従う電圧と、基準電圧Vref1とを比較してサージ電圧を検出する方式であるため抵抗R1,R2の抵抗値を調整するあるいは基準電圧Vref1を調整することによりサージ電圧の検出レベルの微調整も可能である。
なお、上記においては、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1の導通状態から非導通状態に遷移する際のスイッチング動作に生じるサージ電圧すなわちターンオフサージ電圧を抑制する方式について説明したが、負荷L1が電源V1と接続されている場合の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2のスイッチング動作についても同様であり、同様の方式を適用することにより絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2の導通状態から非導通状態に遷移する際に生じるサージ電圧すなわちターンオフサージ電圧を抑制することも可能である。
(実施の形態2)
上記の実施の形態1においては、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1の導通状態から非導通状態に遷移する際に生じるサージ電圧すなわちターンオフサージ電圧を抑制する方式について説明したが、本実施の形態2においては、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1の非導通状態から導通状態に遷移する際に生じるサージ電圧すなわちターンオンサージ電圧を抑制する方式について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2に従うインバータ装置の回路構成図である。
図4を参照して、本発明の実施の形態2に従うインバータ装置は、実施の形態1で説明したインバータ装置1と同様の回路構成図である。
まず、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1の非導通状態から導通状態に遷移する際に生じるサージ電圧について説明する。
ハーフブリッジ回路のスイッチング動作により負荷であるコイルL1と、ダイオードD2との閉回路において電流I1が還流した状態いわゆるフリーホイール状態であるものとする。
そして、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1の非導通状態から導通状態に遷移する際、リカバリ電流がダイオードD2に流れることになる。このリカバリ電流の電流変化率dI/dtとインバータ回路内部の電極配線インダクタンスの大きさに比例したサージ電圧が絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2のコレクタ・エミッタ間あるいはダイオードD2のアノード・カソード間に発生することになる。なお、ダイオードD2のアノード・カソード間電圧あるいは絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBTのコレクタ・エミッタ間電圧を電圧Vce2とする。
それゆえ、素子耐圧を越えるサージ電圧が印加された場合には素子が破壊される可能性があるため電流変化率dI/dtを緩和することが考えられるが、上述したようにスイッチング損失は増大してしまうというトレードオフの関係にある。
図5は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が非導通状態である場合に導通状態となる際のサージ電圧を抑制する場合について説明する図である。
図5を参照して、ここでは、時刻t4において絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が非導通状態から導通状態に遷移し始める。ここでは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ・エミッタ間電圧である電圧Vce1が変化し始める場合が示されている。また、これに伴い、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2のコレクタ・エミッタ間電圧である電圧Vce2が変化し始める。
時刻t5において、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ電流およびダイオードD2の導通電流が変化し始める。時刻t6において、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ電流が最大になる。これに伴い、逆向きに流れるダイオードD2のリカバリ電流は最大となる。このリカバリ電流の電流変化率dI/dtは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が導通状態となる際の導通電流の電流変化率dI/dtに比例する。図5においては、点線で囲まれる領域において絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ電流の傾きすなわち電流変化率dI/dtおよびダイオードD2に流れるリカバリ電流の傾きすなわち電流変化率dI/dtが示されている。このリカバリ電流の傾きすなわち電流変化率dI/dtに依存してダイオードD2のアノード・カソード間あるいは絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2にサージ電圧が発生する。本例においては、時刻t7において、サージ電圧のピーク値となっている場合が示されている。本実施の形態2に従う方式においては、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1がオンする時間(オン時間)内にMOSトランジスタFET2を一時的に導通させる。例えばMOSトランジスタFET2を一時的に導通させるために極小パルスをMOSトランジスタFET2のゲートに供給することができる。なお、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1がオンする時間(非導通状態から導通状態に移行する期間)とは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1を流れる電流I1が上昇を始めてから電流値がある一定のレベルである平衡状態に遷移する時刻t8までの時間(時刻t5〜時刻t8)に設定される。一例として、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオン時間として0.2〜3μsに設定することができる。また、一例として、極小パルスのパルス時間を絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオフ時間の20%程度(0.04〜0.6)に設定することが可能である。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオン時間(時刻t5〜時刻t8)にMOSトランジスタFET2を一時的に導通させるとリカバリ電流の一部の電流をMOSFET2にバイパスさせることができる。そうすると、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のコレクタ電流の電流変化率dI/dtが緩和されるためダイオードD2あるいは絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2に印加されるサージ電圧が抑制される。ここでは、MOSトランジスタFET2が導通することによりリカバリ電流の20%〜30%の電流がドレイン電流として流れる場合が示されている。
当該方式により、MOSトランジスタFET1,FET2を設けない従来の構成においては、サージ電圧を抑制することが十分にできずに素子を破壊してしまう可能性があったが本願方式によりサージ電圧を十分に抑制することができる。
また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1自体の動作には変更はなく、通常どおり動作するためスイッチング損失はほとんど増加しない。また、MOSトランジスタFET2については、高電圧が印加されることになるが、極小パルスにより導通時間が極めて短いためリカバリ電流をバイパスさせる通過電流量も小さいためMOSトランジスタFET2自身のスイッチング損失は小さく抑えることができる。また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が導通し、MOSトランジスタFET2が導通するため上アームと下アームが短絡される上下アーム短絡を引き起こす可能性があるがMOSトランジスタFET2が導通する時間(極小パルスの「H」レベルの期間が0.04〜0.6μsec)は、極めて短い期間であるため上下アーム短絡を引き起こすことなくサージ電圧のみを低減することが可能である。
また、MOSトランジスタFET1,FET2を高耐圧小電流容量に設計することによりさらにFET2自身のスイッチング損失を小さく抑えることが可能である。例えば、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1に対して1/10倍の電流を駆動するように設計することも可能である。これにより、MOSトランジスタFET1,FET2の大きさも小さくすることができるため回路を小型化することができる。
なお、MOSトランジスタFET2は、ユニポーラ素子であるため残存キャリアのライフタイムの影響を受けないため絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1と比較してスイッチング時の制御性に優れるという利点がある。一方、導通時においては、高電流を通過させると絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1よりもスイッチング損失が大きくなる可能性があるが、MOSトランジスタFET2を通過する電流は小さいためスイッチング損失をほとんど考慮しなくても良い。
(実施の形態2の変形例)
図6は、本発明の実施の形態2の変形例に従うインバータ装置20の回路構成図である。
図6を参照して、本発明の実施の形態2の変形例に従うインバータ装置20は、インバータ装置1と比較して、MOSトランジスタFET2を駆動する極小パルスを生成する信号生成回路をさらに設けた点が異なる。
具体的には、MOSトランジスタFET2のゲートに極小パルスを生成するワンショットトリガパルス発生器15#と、比較器COMP#と、ツェナーダイオードZD2と、抵抗R3,R4をさらに設けた点が異なる。
ツェナーダイオードZD2は、カソード側が出力ノードN0と電気的に結合される。また、アノード側は抵抗R3,R4を介して接地電圧GNDと電気的に結合される。
抵抗R3,R4はツェナーダイオードZD2と接地電圧GNDとの間に直列に接続され、その接続ノードが比較器COMP#の一方端子と電気的に結合される。比較器COMP#の他方端子には基準電圧Vref2が入力され、比較器COMP#は、基準電圧Vref2と抵抗R3,R4の接続ノードに生成される電圧との比較に基づいて比較結果をワンショットトリガパルス発生器15#に出力する。
ワンショットトリガパルス発生器15#は、比較器COMP#からの比較結果例えば「H」レベルの信号に応答してワンショットパルス信号(極小パルス)をMOSトランジスタFET2に出力する。
具体的な動作について説明する。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が非導通状態から導通状態に遷移し始める際、上述したようにダイオードD2あるいは絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2のコレクタ・エミッタ間の電圧Vce2が変化し始め、リカバリ電流の電流変化率dI/dtに依存してサージ電圧が生じる。このサージ電圧がツェナーダイオードZD2のツェナー電圧を越えて、抵抗R3,R4に電圧が印加されることになる。そして、抵抗R3,R4の抵抗分割に従う電圧が接続ノードに生成される。比較器COMP#は、抵抗分割に従う接続ノードに生成された電圧と、基準電圧Vref2とを比較して、基準電圧Vref以上の電圧が接続ノードに生成された場合に「H」レベルの比較結果をワンショットトリガパルス発生器15#に出力する。
ワンショットトリガパルス発生器15#は、比較器COMP#からの比較結果(「H」レベル)の信号を受けて、極小パルス(「H」レベルの期間が0.04〜0.6μsec)を1回のみ出力する。これをMOSトランジスタFET2が受けて、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオン期間にMOSトランジスタFET2を一時的に導通させてリカバリ電流の一部の電流をMOSトランジスタFET2にバイパスさせる。当該動作により実施の形態2で説明したようにサージ電圧を抑制することができる。
なお、この極小パルスの幅(「H」レベルの期間)については、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオン期間内に設定され、インバータ装置の特性に従って最適な範囲に設定することができる。例えば、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1のオン期間としては0.2μsec〜3μsec程度である。
一般的にサージ電圧の許容値は、素子定格耐圧以内に設定されているため、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧を絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2あるいはダイオードD2の素子定格耐圧以上に設定することにより、高負荷の高電流遮断時に発生するサージ電圧のみを抑制することができるためサージ電圧のあまり発生しない低負荷の低電流時にはMOSトランジスタFET2を動作しないように設定することが可能である。これにより、MOSトランジスタFET2の無駄な動作に従う発熱およびスイッチング損失を抑制することができる。
なお、上記においては、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1の非導通状態から導通状態に遷移する際に生じるサージ電圧すなわちリカバリサージ電圧を抑制する方式について説明したが、負荷L1が電源V1と接続されている場合の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2のスイッチング動作についても同様であり、同様の方式を適用することにより絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT2の非導通状態から導通状態に遷移する際に生じるサージ電圧を抑制することも可能である。
本実施の形態においては、ハーフブリッジ回路を用いたインバータ装置を例に挙げて説明したが、ハーフブリッジ回路に限られずフルブリッジ回路にも適用可能でありIGBTをスイッチング素子とした半導体装置(IPM)(Inteligent Power Module)に対して同様に適用可能である。
また、実施の形態1および2ならびにこれらの変形例を適宜組み合わせて用いることも当然に可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に従うインバータ装置1の回路構成図である。 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が導通している場合に非導通となる際のサージ電圧を抑制する場合について説明する図である。 本発明の実施の形態1の変形例に従うインバータ装置10の回路構成図である。 本発明の実施の形態2に従うインバータ装置の回路構成図である。 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT1が非導通状態である場合に導通状態となる際のサージ電圧を抑制する場合について説明する図である。 本発明の実施の形態2の変形例に従うインバータ装置20の回路構成図である。
符号の説明
1,10,20 インバータ装置、15,15# ワンショットトリガパルス発生器、COMP,COMP# 比較器、D1,D2 ダイオード、FET1,FET2 MOSトランジスタ、IGBT1,IGBT2 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ、ZD1,ZD2 ツェナーダイオード。

Claims (2)

  1. 第1の電圧と、出力ノードとの間に設けられ、第1の制御信号の入力に応答して駆動する第1の半導体スイッチング素子と、前記第1の半導体スイッチング素子と直列に前記出力ノードと第1の電圧よりも低い第2の電圧との間に接続され、第2の制御信号の入力に応答して駆動する第2の半導体スイッチング素子とを有するハーフブリッジ回路と、
    前記第1の半導体スイッチング素子に対応して設けられ、前記第1の半導体スイッチング素子と並列に接続され、第3の制御信号の入力を受けて導通/非導通となる第1のMOSトランジスタと
    前記第1の制御信号の入力に応答して前記第1の半導体スイッチング素子が導通状態から非導通状態に移行する期間において生じる所定のサージ電圧を検知して、前記第3の制御信号を生成する信号生成回路とを備え、
    前記信号生成回路は、
    前記第1の電圧と前記第2の電圧との間に直列に接続された第1および第2の抵抗素子と、
    前記第1および第2の抵抗素子と前記第1の電圧との間に設けられ、カソード側が前記第1の電圧と接続され、アノード側が前記第1および第2の抵抗素子と接続される定電圧ダイオードと、
    前記第1および第2の抵抗素子の接続ノードに生成される電圧と基準電圧とを比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果に基づいて前記第3の制御信号であるワンショットトリガパルス信号を生成するワンショットトリガパルス信号生成回路とを含む、半導体装置。
  2. 第1の電圧と、出力ノードとの間に設けられ、第1の制御信号の入力に応答して駆動する第1の半導体スイッチング素子と、前記第1の半導体スイッチング素子と直列に前記出力ノードと第1の電圧よりも低い第2の電圧との間に接続され、第2の制御信号の入力に応答して駆動する第2の半導体スイッチング素子とを有するハーフブリッジ回路と、
    前記第2の半導体スイッチング素子に対応して設けられ、前記第2の半導体スイッチング素子と並列に接続され、第3の制御信号の入力を受けて導通/非導通となる第1のMOSトランジスタと、
    前記第1の制御信号の入力に応答して前記第1の半導体スイッチング素子が非導通状態から導通状態に移行する期間において生じる所定のサージ電圧を検知して、前記第3の制御信号を生成する信号生成回路とを備え、
    前記信号生成回路は、
    前記出力ノードと前記第2の電圧との間に直列に接続された第1および第2の抵抗素子と、
    前記第1および第2の抵抗素子と前記出力ノードとの間に設けられ、カソード側が前記出力ノードと接続され、アノード側が前記第1および第2の抵抗素子と接続される定電圧ダイオードと、
    前記第1および第2の抵抗素子の接続ノードに生成される電圧と基準電圧とを比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果に基づいて前記第3の制御信号であるワンショットトリガパルス信号を生成するワンショットトリガパルス信号生成回路とを含む、半導体装置。
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