JP4667375B2 - リチウムイオン二次電池 - Google Patents
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Description
、アルミナ等の無機固体粒子と樹脂結着剤を含む保護膜を電極表面に形成する場合、充放電特性を維持する観点から、保護膜の空隙率を高くする必要がある。保護膜の空隙率が低いと、電解液が充填される空隙が減少し、イオン伝導が阻害されることとなる。しかし、保護膜の空隙率を高くすると、多孔膜の強度が弱くなり、短絡などを誘発するため、電池の安全性を向上させる効果が得られなくなる。すなわち、充放電特性と安全性とは、二律背反の関係にあり、これらを両立することは難しい。
固体電解質粒子と無機酸化物フィラーとを混合することにより、固体電解質層による電解液の保持能力が向上することに加え、電極群への電解液の含浸が容易となり、更に、コストも低減できる。なお、電極群は、正極と負極とを捲回または積層したものである。電極群への電解液の含浸が容易となれば、製造時のタクトアップが可能となる。また、電極表面の液枯れによる特性低下が改善され、寿命特性が向上する。更に、電極表面における大きなSchottky障壁の発生が抑制され、イオン移動が容易となり、充放電特性が維持される。
り、100重量部以下が好ましく、50重量部以上、99重量部以下が特に好ましい。無機酸化物フィラーの量が多くなりすぎると、電池の充放電特性を向上させることが困難になることがある。
(i)固体電解質層が、負極の表面に接着されており、ポリオレフィン層が、固体電解質層の表面に接着されているリチウムイオン二次電池。
(ii)ポリオレフィン層が、負極の表面に接着されており、固体電解質層が、ポリオレフィン層の表面に接着されているリチウムイオン二次電池。
(iii)ポリオレフィン層が、負極の表面に接着されており、固体電解質層が、正極の表面に接着されているリチウムイオン二次電池。
(iv)固体電解質層が、正極の表面に接着されており、ポリオレフィン層が、固体電解質層の表面に接着されているリチウムイオン二次電池。
ことが好ましい。
(i)正極の作製
コバルト酸リチウム(LiCoO2:正極活物質)3kgと、PVDF(正極結着剤:呉羽化学(株)製のPVDF#1320(商品名)の固形分)120gと、アセチレンブラック(正極導電剤)90gとを、適量のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)とともに双腕式練合機にて攪拌し、正極合剤ペーストを調製した。このペーストを厚さ15μmのアルミニウム箔の両面に塗布し、乾燥させ、正極原反を得た。この正極原反を総厚が160μmとなるように圧延した後、円筒型18650の電池缶に挿入可能な幅にスリットし、正極フープを得た。
人造黒鉛(負極活物質)3kgと、スチレン−ブタジエンゴム(負極結着剤:日本ゼオン(株)製のBM−400B(商品名)の固形分)30gと、カルボキシメチルセルロース(CMC:増粘剤)30gとを、適量の水とともに双腕式練合機にて攪拌し、負極合剤ペーストを調製した。このペーストを厚さ10μmの銅箔の両面に塗布し、乾燥させ、負極原反を得た。この負極原反を総厚が180μmとなるように圧延した後、円筒型18650の電池缶に挿入可能な幅にスリットし、負極フープを得た。
正極フープと負極フープを、それぞれ所定の長さで切断し、正極5および負極6を得た。正極5には、正極リード5aの一端を接続し、負極6には、負極リード6aの一端を接続した。正極5と、負極6とを、厚さ20μmのポリエチレン樹脂製の微多孔性薄膜シート(セパレータ7)を介して捲回し、電極群を構成した。この電極群を上部絶縁リング8aおよび下部絶縁リング8bで挟まれた状態で、円筒型18650の電池缶1に挿入し、5.5gの非水電解液を注入した。
非水電解液には、エチレンカーボネートと、ジメチルカーボネートと、エチルメチルカーボネートとの体積比2:3:3の混合溶媒に、LiPF6を1mol/Lの濃度で溶解し、さらにビニレンカーボネートを3重量%溶解させたものを用いた。
正極リード5aの他端は電池蓋2の裏面に溶接し、負極リード6aの他端は電池缶1の内底面に溶接した。最後に電池缶1の開口を、周縁に絶縁パッキン3が配された電池蓋2で塞いだ。こうして、円筒型リチウムイオン二次電池を完成させた。
イオン伝導性を有する鱗片状の固体電解質粒子として、(株)オハラ製のガラス状組成物(YC−LC粉末(商品名)、長軸1μm、組成:LiCl−Li2O−P2O5)を用い、負極フープの両面に固体電解質層を形成したこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
具体的には、固体電解質粒子を970gと、変性アクリロニトリルゴム(日本ゼオン(株)製のBM−720H(商品名)の固形分)を30gと、適量のNMPとを、双腕式練合機にて攪拌し、ペーストを調製した。このペーストを、負極フープの両面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmの固体電解質層を形成したこと以外、比較例1と同様の操作を行った。
固体電解質層の厚みを、片面あたり20μmに変更したこと以外、参考例1と同様にして、負極フープの両面に固体電解質層を形成した。この負極フープを用い、更に、セパレータを用いなかったこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
イオン伝導性を有する鱗片状の固体電解質粒子として、(株)オハラ製のガラス状組成物(YC−LC粉末(商品名)、長軸1μm、組成:LiCl−Li2O−P2O5)を用い、無機酸化物フィラーとして、平均粒径0.3μmのα−アルミナを用い、負極フープの両面に固体電解質層を形成したこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
具体的には、固体電解質粒子を490gと、無機酸化物フィラー480gと、変性アクリロニトリルゴム(日本ゼオン(株)製のBM−720H(商品名)の固形分)を30gと、適量のNMPとを、双腕式練合機にて攪拌し、ペーストを調製した。このペーストを、負極フープの両面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmの固体電解質層を形成したこと以外、比較例1と同様の操作を行った。
固体電解質層の厚みを、片面あたり5μm(実施例2)、10μm(実施例3)、15μm(実施例4)、25μm(実施例5)および30μm(実施例6)に変更したこと以外、実施例1と同様にして、負極フープの両面に固体電解質層を形成した。この負極フープを用い、更に、セパレータを用いなかったこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
無機酸化物フィラーとして、α−アルミナの代わりに、平均粒径0.3μmのチタニアを用いたこと以外、実施例2と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
無機酸化物フィラーとして、α−アルミナの代わりに、平均粒径0.3μmのジルコニアを用いたこと以外、実施例2と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
無機酸化物フィラーとして、α−アルミナの代わりに、平均粒径0.3μmのマグネシアを用いたこと以外、実施例2と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
厚み5μmの固体電解質層の表面に、ポリオレフィン層を形成したこと以外、実施例2と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
具体的には、ポリオレフィン粒子である高密度ポリエチレン粒子(融点133℃、平均粒径1μm)980gと、変性アクリロニトリルゴム(日本ゼオン(株)製のBM−720H(商品名)の固形分)を20gと、適量のNMPとを、双腕式練合機にて攪拌し、ペーストを調製した。このペーストを、固体電解質層の表面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmのポリオレフィン層を形成したこと以外、実施例2と同様の操作を行った。
固体電解質層とポリオレフィン層との配置を逆にしたこと以外、実施例10と同様の円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
具体的には、先に、ポリオレフィン粒子と結着剤とを含むペーストを、負極フープの両面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmのポリオレフィン層を形成し、その後、固体電解質粒子と無機酸化物フィラーと結着剤とを含むペーストを、ポリオレフィン層(PO層)の表面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmの固体電解質層を形成したこと以外、比較例1と同様の操作を行った。
実施例10で調製した、ポリオレフィン粒子と結着剤とを含むペーストを、負極フープの両面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmのポリオレフィン層を形成した。一方、実施例1で調製した、固体電解質粒子と無機酸化物フィラーと結着剤とを含むペーストを、正極フープの両面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmの固体電解質層を形成した。こうして得た正極フープと負極フープを用い、セパレータを用いなかったこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
実施例1で調製した、固体電解質粒子と無機酸化物フィラーと結着剤とを含むペーストを、正極フープの両面に塗布し、乾燥させ、片面あたり厚み5μmの固体電解質層を形成した。その後、実施例10で調製した、ポリオレフィン粒子と結着剤とを含むペーストを、固体電解質層の表面に、片面あたり厚み5μmのポリオレフィン層を形成した。こうして得た正極フープを用い、セパレータを用いなかったこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
実施例1で調製した、固体電解質粒子と無機酸化物フィラーと結着剤とを含むペーストを、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製シート上に、塗布し、乾燥させ、PTFE製シート上から剥がしたところ、厚み25μmの固体電解質シートが得られた。この固体電解質シートを、正極と、負極との間に介在させ、セパレータを用いなかったこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
実施例1で調製した、固体電解質粒子と無機酸化物フィラーと結着剤とを含むペーストを、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製シート上に、塗布し、乾燥させ、PTFE製シート上に、厚み5μmの固体電解質層を形成した。その後、実施例10で調製した、ポリオレフィン粒子と結着剤とを含むペーストを、固体電解質層の表面に、塗布し、乾燥させ、厚み5μmのポリオレフィン層を形成した。PTFE製シート上からこれら2層を剥がしたところ、厚み10μmの固体電解質シートが得られた。この固体電解質シートを、正極と、負極との間に介在させ、セパレータを用いなかったこと以外、比較例1と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
固体電解質層に含まれる結着剤として、変性アクリロニトリルゴムの代わりに、ポリスチレン樹脂(PS)とポリエチレンオキシド(PEO)との等重量の混合物を用いたこと以外、参考例2と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製した。
実施例および比較例の電池を、以下に示す方法で評価した。
(固体電解質層の状態)
形成直後の固体電解質層の状態を目視で観察し、固体電解質層に欠け、クラックもしくは脱落が生じていないか確認した。すべての実施例において、固体電解質層の状態は良好であった。
固体電解質層が形成された直後の正極もしくは負極の状態を目視で観察し、寸法変化などの不具合が生じていないか確認した。すべての実施例において、電極の外観は良好であった。
正極と負極とを、固体電解質層を介して、巻芯に対して捲回し、実施例毎にそれぞれ10個ずつ電極群の仕掛品を構成した。その後、捲回を解いて、主に巻芯近くの固体電解質層の状態を目視で観察し、固体電解質層に欠け、クラックもしくは脱落が生じていないか確認した。実施例6の電池で1個だけ不良があったが、その他の実施例では、不良は見られなかった。
電槽缶の内径は18mmであるが、電極群の直径は、挿入性を重視して、16.5mmとした。その場合の正極重量から、正極活物質1gあたりの容量を142mAhとして、電池の設計容量を求めた。結果を表1に示す。
完成した良品の電池について、2度の慣らし充放電を行い、45℃環境で7日間保存した。その後、20℃環境において、以下の充放電を行った。
(1) 定電流放電:400mA(終止電圧3V)
(2) 定電流充電:1400mA(終止電圧4.2V)
(3) 定電圧充電:4.2V(終止電流100mA)
(4) 定電流放電:400mAまたは4000mA(終止電圧3V)
このときの充放電容量を表1に示す。
充放電特性を評価後の電池について、20℃環境において、以下の充電を行った。
(1) 定電流充電:1400mA(終止電圧4.25V)
(2) 定電圧充電:4.25V(終止電流100mA)
充電後の電池の側面に対し、直径2.7mmの鉄製丸釘を、20℃環境下で、5mm/秒または180mm/秒の速度で貫通させ、その際の電池の発熱状態を観測した。釘貫通後の電池の1秒後および90秒後の到達温度を表1に示す。
(i)固体電解質層の有無について
固体電解質層が存在しない比較例1では、釘刺し速度に関わらず、釘貫通後1秒後の過熱が顕著であった。これに対し、固体電解質層を電極の表面に接着させた実施例では、釘刺し後の過熱が大幅に抑制された。釘刺し試験後の電池を分解して調べたところ、比較例1の電池では、セパレータが広範囲に及んで溶融していた。一方、各実施例では、固体電解質層が原形を留めていた。このことから、固体電解質層の耐熱性が十分である場合、釘刺しによる内部短絡で電池が発熱しても、固体電解質層は破壊されないことがわかる。よって、固体電解質層によれば、短絡箇所の拡大を抑止でき、大幅な過熱を防げるものと考えられる。
固体電解質層の厚みが増すと、抵抗は高くなると考えられるが、実施例2〜6が示すように、電池特性の固体電解質層の厚みに対する依存性は、比較的小さかった。このことは、固体電解質層が内部抵抗に与える影響が小さいことを示している。ただし、固体電解質層に含まれる結着剤量を極端に多くすると、内部抵抗が高くなり、電池性能が低下する傾向が見られた。逆に、固体電解質層に含まれる結着剤量を極端に少なくすると、固体電解質層の強度が弱くなり、電極群の構成時に固体電解質層が損傷することがあった。
結着剤として、適量の変性アクリロニトリルゴム(アクリロニトリル単位を含むゴム性状高分子)を用いた実施例では、いずれも電極群の構成が容易であり、電池特性も良好であった。なお、参考例3で用いたポリスチレン(PS)やポリエチレンオキシド(PEO)は、柔軟性には優れるが、4V以上の電圧では酸化が進行すると考えられる。
無機酸化物フィラーを用いることで、電極群による電解液の含浸が容易になり、電池の製造工程においてタクトアップを図ることが可能となった。このような効果は、アルミナ、チタニア、ジルコニアおよびマグネシアのいずれを用いた場合においても、ほぼ同様に得られた。例えば、実施例5と参考例2について、電極群による電解液の含浸に要する時間を比較すると、参考例2に比べて実施例5は時間が約1/4となった。
固体電解質層の接着箇所を変化させても、同様の充放電特性および釘刺し安全性が得られた。ただし、固体電解質層を負極の表面に形成し、ポリオレフィン層を正極と接触させた場合には、電池の寿命特性が若干ながら低下する傾向が見られた。また、実施例14〜15が示すように、固体電解質層を電極の表面に接着させない場合でも、良好な釘刺し安全性が得られた。これは、固体電解質層の主成分が固体電解質や無機フィラーであり、ほとんど熱収縮しないためと考えられる。ただし、生産タクトや歩留まりなどの観点からは、固体電解質層は、電極の表面に接着する方が望ましい。
ポリオレフィン層を具備する電池は、いずれも、釘刺し安全性において、特に良好な結果が得られた。これは、ポリエチレンによる吸熱およびポリエチレンの溶融による電流遮断(シャットダウン機能)の効果が発揮されたためと考えられる。ポリエチレンの代わりに、ポリプロピレンを用いても、安全性は向上した。
なお、LiCl−Li2O−P2O5の代わりに、固体電解質粒子として、LiTi2(PO4)3−AlPO4、LiI−Li2S−SiS4、LiI−Li2S−B2S3、LiI−Li2S−P2O5およびLi3Nをそれぞれ用いたこと以外、参考例1、実施例2、10等と同様にして、円筒型リチウムイオン二次電池を作製し、上記と同様の検討を行ったところ、いずれも参考例1、実施例2、10等と同様の結果が得られた。
Claims (14)
- 複合リチウム酸化物を含む正極と、リチウムイオンを充放電可能な負極と、非水電解液と、前記正極と前記負極との間に介在する固体電解質層と、を具備するリチウム二次電池であって、
前記固体電解質層が、リチウムイオン伝導性を有するガラス状固体電解質粒子、無機酸化物フィラーおよび結着剤を含む、リチウムイオン二次電池。 - 前記固体電解質層が、前記正極の表面および前記負極の表面の少なくとも一方に接着されている、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記固体電解質粒子が、LiCl−Li2O−P2O5、LiTi2(PO4)3−AlPO4、LiI−Li2S−SiS4、LiI−Li2S−B2S3、LiI−Li2S−P2O5およびLi3Nよりなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記無機酸化物フィラーが、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウムおよび酸化マグネシウムよりなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記結着剤が、少なくともアクリロニトリル単位を含むゴム性状高分子を含む、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記固体電解質粒子が、鱗片形状である、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記固体電解質粒子の長軸が、0.1μm以上、3μm以下である、請求項6記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記固体電解質層の厚みが、3μm以上、30μm以下である、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記正極と前記負極との間に、更に、ポリオレフィン層が介在しており、前記ポリオレフィン層は、ポリオレフィン粒子を含む、請求項1記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記ポリオレフィン層が、前記正極の表面および前記負極の表面の少なくとも一方に接着されている、請求項9記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記固体電解質層が、前記負極の表面に接着されており、前記ポリオレフィン層が、前記固体電解質層の表面に接着されている、請求項9記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記ポリオレフィン層が、前記負極の表面に接着されており、前記固体電解質層が、前記ポリオレフィン層の表面に接着されている、請求項9記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記ポリオレフィン層が、前記負極の表面に接着されており、前記固体電解質層が、前記正極の表面に接着されている、請求項9記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記固体電解質層が、前記正極の表面に接着されており、前記ポリオレフィン層が、前記固体電解質層の表面に接着されている、請求項9記載のリチウムイオン二次電池。
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