JP4519796B2 - 角型リチウム二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、特に安全性と電池特性とを両立させた角型リチウム二次電池に関する。
リチウム二次電池は、ポータブル機器を中心に高容量電源として注目されている。さらに、近年、電気自動車を中心に、高出力電源としてもリチウム二次電池が注目されつつある。一般にリチウム二次電池を含む化学電池では、正極と負極とを電気的に絶縁するとともに電解質を保持する役目をもつセパレータを有する。リチウム二次電池の場合、ポリオレフィン(例えばポリエチレン、ポリプロピレンなど)からなる微多孔質フィルムが、セパレータとして主に用いられている。正極と負極とを、これらの間に介在するセパレータとともに、横断面が略楕円形になるように捲回することにより、角型リチウム二次電池の電極群が形成される。
しかし、極度な高温環境にリチウム二次電池を長時間保持した場合、微多孔質フィルムからなるセパレータは収縮しやすい。セパレータが収縮すると、正極と負極とが物理的に接触する内部短絡が発生する可能性がある。特に近年、リチウム二次電池の高容量化に伴い、セパレータが薄型化する傾向にある。よって、内部短絡の防止が、一層、重要視されつつある。一旦、内部短絡が発生すると、短絡電流に伴うジュール熱によって短絡部が拡大し、電池が過熱に至る場合もある。
そこで、仮に内部短絡が発生しても、短絡部の拡大を抑制する観点から、無機フィラー(固体微粒子)および結着剤を含む多孔質耐熱層を、電極活物質層に担持させることが提案されている。無機フィラーには、アルミナ、シリカなどが用いられている。多孔質耐熱層には、無機フィラーが充填されており、フィラー粒子同士は比較的少量の結着剤で結合されている(特許文献1)。多孔質耐熱層は、高温でも収縮しにくいので、内部短絡の発生時に、電池の過熱を抑止する働きがある。
特開平7−220759号公報
近年、ポータブル機器の電源においては、充電を短時間で完了させる必要性が高まっている。充電を短時間で終えるためには、高率充電(例えば1時間率以下)を行う必要がある。高率充電では、低率充電(例えば1.5時間率以上)の場合と比較して、充放電に伴う極板の膨張および収縮が大きく、ガス発生も顕著となる。そのため、電極群に歪みが生じる。多孔質耐熱層が含む結着剤量は、比較的少量であるため、フィラー粒子同士の結着力は小さい。よって、多孔質耐熱層が破損し、内部短絡時に電池の過熱を抑止する機能が低下することがある。
本発明は、多孔質耐熱層の破損を防止することにより安全性を確保でき、かつ優れた電池特性を実現できる角型リチウム二次電池の提供を目的とする。
本発明は、底部と側壁と上部開口とを有する角型の電池缶と、電極群と、非水電解質と、電極群および非水電解質を収容した電池缶の上部開口を覆う封口板とを含む角型リチウム二次電池に関する。角型の電池缶の側壁は、互いに対向する2つの長方形の主要平坦部を有する。電極群は、正極と負極と、これらの間に介在する多孔質耐熱層およびセパレータからなる。ここで、多孔質耐熱層の厚みAと、側壁の主要平坦部の厚みBとが、0.003≦A/B≦0.05を満たす。
角型の電池缶の上部開口は、略長方形である。略長方形の開口において、長手方向の辺が主要平坦部に対応する。すなわち、主要平坦部は、側壁の幅広の面に対応する。
多孔質耐熱層の厚みAは2〜10μmであり、側壁の主要平坦部の厚みBは160〜1000μmであることが好ましい。さらに、多孔質耐熱層の厚みAおよび側壁の主要平坦部の厚みBは、0.005≦A/B≦0.03を満たすことが好ましい。
電極群は、例えば、帯状の正極と帯状の負極とを、これらの間に介在する多孔質耐熱層およびセパレータとともに捲回してなり、正極は、正極芯材とその両面に担持された正極活物質層とを含み、負極は、負極芯材とその両面に担持された負極活物質層とを含む。この場合、多孔質耐熱層は、正極および負極の少なくとも一方の電極において、芯材の両面に担持された2つの活物質層のうちの少なくとも一方の表面に担持されていることが好ましい。
電極群は、少なくとも1つの短冊状の正極と少なくとも1つの短冊状の負極とを、これらの間に多孔質耐熱層およびセパレータを介在させて積層したものでもよい。この場合、最も外側の電極は、芯材の片面(内側)だけに活物質層を有することが好ましい。
多孔質耐熱層は、絶縁性フィラーを含むことが好ましい。
絶縁性フィラーは、無機酸化物からなることが好ましい。
高率充電を行う場合、電極群に対して大きな歪みが印加される。しかし、電池缶の側壁の主要平坦部が電極群を押し返す力が十分であれば、多孔質耐熱層は破損を免れる。この場合、多孔質耐熱層は、正極または負極の活物質層に押し付けられるため、形状を維持できると考えられる。
ただし、多孔質耐熱層には、正極と負極との間に電解質を保持する機能も要求される。よって、多孔質耐熱層が過度に活物質層に押し付けられると、電解質が電極群内で局所的に枯渇する。その結果、電池特性は低下する。
本発明は、上記の2つの知見に基づいている。本発明は、電池缶の側壁の主要平坦部が多孔質耐熱層を押し返す力を、多孔質耐熱層の厚みに応じて、適正範囲に制御することを提案している。これにより、多孔質耐熱層の破損を防止でき、内部短絡時の安全性を確保できる。さらに、優れた電池特性も実現できる。
図1は、本発明の角型リチウム二次電池の一部を概念的に示している。
正極13は、帯状の正極芯材11およびこの両面に担持された正極活物質層12を有する。負極16は、帯状の負極芯材14およびこの両面に担持された負極活物質層15を有する。負極活物質層15の表面には、多孔質耐熱層18が担持されている。多孔質耐熱層18は、内部短絡時に短絡部の拡大を防止する役割を果たす。正極13と負極16とは、これらの間に介在する帯状のセパレータ17および多孔質耐熱層18とともに捲回され、電極群を構成している。電極群の最外周には、負極芯材の露出部14aが配置されている。電極群は、角型の電池缶19に収容されている。
本発明においては、多孔質耐熱層の厚みAと、電池缶の側壁の主要平坦部の厚みBとが、0.003≦A/B≦0.05を満たす。多孔質耐熱層には、耐短絡性を確保する機能(第1機能)と、電解質を保持する機能(第2機能)とを有する。電池缶の側壁の主要平坦部が電極群を押し返す力が不足すると、高率充電時に多孔質耐熱層が破損しやすく、第1機能が損なわれる。一方、電池缶の側壁の主要平坦部が電極群を押し返す力が過剰になると、多孔質耐熱層が強く締め付けられるため、十分量の電解質を保持できない。よって、第2機能が損なわれる。
A/B<0.003の場合、多孔質耐熱層の厚みAは、電池缶の側壁の主要平坦部の厚みBに対して薄すぎる。多孔質耐熱層が薄いと、そこに保持される電解質量は少なくなる。その上、電池缶の側壁の主要平坦部から電極群に大きな圧力が印加されるため、多孔質耐熱層から電解質が搾り出される傾向が強い。よって、電極群内で電解質が局所的に枯渇し、電池特性が低下する。第1機能と第2機能とのバランスを最適化する観点からは、0.005≦A/Bであることが望ましく、0.01≦A/Bであることが更に望ましい。
0.05<A/Bの場合、多孔質耐熱層の厚みAは、電池缶の側壁の主要平坦部の厚みBに対して厚すぎる。多孔質耐熱層が厚いと、その柔軟性が低下し、多孔質耐熱層は脆くなる。よって、高率充電によって電極群が変形する際に、多孔質耐熱層が崩れやすい。その上、電池缶の側壁の主要平坦部が電極群を押し返す力が不足するため、多孔質耐熱層の補強も不十分になる。よって、多孔質耐熱層が容易に破損し、電池の耐短絡性が低下する。第1機能と第2機能とのバランスを最適化する観点からは、A/B≦0.03であることが望ましく、A/B≦0.025であることが更に望ましい。以上より、A/Bは、0.005≦A/B≦0.03を満たすことが好ましく、0.01≦A/B≦0.025を満たすことが特に好ましい。
多孔質耐熱層の厚みAは2〜10μmであることが好ましく、3〜8μmであることが更に好ましい。厚みAが小さすぎると、耐短絡性を向上させる機能もしくは電解質を保持する機能が不十分になる場合がある。厚みAが大きすぎると、正極と負極との間隔が過剰に広がり、出力特性が低下することがある。
電池缶の側壁の主要平坦部の厚みBは160〜1000μmであることが好ましく、200〜500μmであることが更に好ましい。厚みBが小さすぎると、電池缶の成形が困難になる場合がある。厚みBが大きすぎると、電池のエネルギー密度を高くすることが困難になる。
セパレータには、微多孔質フィルムを用いることが好ましい。微多孔質フィルムの材質には、ポリオレフィンを用いることが好ましく、ポリオレフィンは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどであることが好ましい。ポリエチレンとポリプロピレンの両方を含む微多孔質フィルムを用いることもできる。微多孔質フィルムの厚みは、高容量設計を維持する観点から、8〜20μmが好ましい。
多孔質耐熱層は、正極活物質層の表面だけに設けてもよく、負極活物質層の表面だけに設けてもよく、正極活物質層の表面と負極活物質層の表面に設けてもよい。ただし、内部短絡を確実に回避する観点からは、正極活物質層よりも大面積に設計される負極活物質層の表面に設けることが望ましい。多孔質耐熱層は、芯材の片面にある活物質層だけに設けてもよく、芯材の両面にある活物質層に設けてもよい。また、多孔質耐熱層は、活物質層の表面に接着されていることが望ましい。
多孔質耐熱層は、独立したシート状であってもよい。ただし、シート状に形成された多孔質耐熱層は、機械的強度が余り高くないため、取り扱いが困難になる場合がある。また、多孔質耐熱層は、セパレータの表面に設けてもよい。ただし、セパレータは高温下で収縮するため、多孔質耐熱層の製造条件に細心の注意を払う必要がある。これらの懸念を払拭する観点からも、正極活物質層または負極活物質層の表面に多孔質耐熱層を設けることが望ましい。多孔質耐熱層は多くの空隙を有するため、正極活物質層、負極活物質層もしくはセパレータの表面に形成しても、リチウムイオンの移動を妨げることがない。なお、同一または異なる組成の多孔質耐熱層を積層してもよい。
多孔質耐熱層は、絶縁性フィラーおよび結着剤を含むことが好ましい。このような多孔質耐熱層は、絶縁性フィラーと少量の結着剤とを含む原料ペーストを、ドクターブレードやダイコートなどの方法で、電極活物質層の表面に塗布し、乾燥させることにより形成される。原料ペーストは、絶縁性フィラーと結着剤と液状成分とを、双椀式練合機などで混合することにより調製される。
高耐熱性樹脂の繊維を膜状に成形したものを多孔質耐熱層に用いることもできる。高耐熱性樹脂には、アラミド、ポリアミドイミドなどが好ましく用いられる。ただし、絶縁性フィラーおよび結着剤を含む多孔質耐熱層の方が、結着剤の作用により構造的強度が高くなるので好ましい。
絶縁性フィラーには、高耐熱性樹脂の繊維もしくはビーズなどを用いることもできるが、無機酸化物を用いることが好ましい。無機酸化物は硬質であるため、充放電に伴って電極が膨張しても、正極と負極との間隔を適性範囲内に維持することができる。無機酸化物のなかでも、特にアルミナ、シリカ、マグネシア、チタニア、ジルコニアなどは、リチウム二次電池の使用環境下において電気化学的な安定性が高い点で好ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。絶縁性フィラーとして、アラミド、ポリアミドイミドなどの高耐熱性樹脂を用いることもできる。無機酸化物と高耐熱性樹脂とを併用することもできる。
絶縁性フィラーおよび結着剤を含む多孔質耐熱層においては、その機械的強度を維持するとともにイオン伝導性を確保する観点から、結着剤の量が、絶縁性フィラー100重量部あたり、1〜10重量部が好ましく、2〜8重量部が更に好ましい。結着剤および増粘剤のほとんどは、非水電解質で膨潤する性質を有する。よって、結着剤の量が10重量部を超えると、結着剤の過度な膨潤により、多孔質耐熱層の空隙が塞がれ、イオン伝導性が低下し、電池反応が阻害される場合がある。一方、結着剤の量が1重量部未満では、多孔質耐熱層の機械的強度が低下する場合がある。
多孔質耐熱層に用いる結着剤は、特に限定されないが、ポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFと略記)、ポリテトラフルオロエチレン(以下、PTFEと略記)、ポリアクリル酸系ゴム粒子(例えば日本ゼオン(株)製のBM−500B(商品名))などが好ましい。ここで、PTFEやBM−500Bは、増粘剤と組み合わせて用いることが好ましい。増粘剤は、特に限定されないが、カルボキシメチルセルロース(以下、CMCと略記)、ポリエチレンオキシド(以下、PEOと略記)、変性アクリロニトリルゴム(例えば日本ゼオン(株)製のBM−720H(商品名))などが好ましい。
絶縁性フィラーおよび結着剤を含む多孔質耐熱層の空隙率は、その機械的強度を維持するとともに、イオン伝導性を確保する観点から、40〜80%が好適であり、45〜65%が更に好適である。多孔質耐熱層の空隙率を40〜80%に制御し、多孔質耐熱層に適量の電解質を含ませることにより、電極群が適度に膨張する。よって、電極群が電池缶の内側面を適度に押圧するようになる。この効果と、A/B比の適正化による効果とが相乗的に奏されることにより、第1機能と第2機能とのバランスに特に優れた電池が得られる。
多孔質耐熱層の空隙率は、絶縁性フィラーのメディアン径を変えたり、結着剤の量を変えたり、原料ペーストの乾燥条件を変えたりすることによって制御できる。例えば、乾燥温度を高くするか、熱風の風量を大きくすれば、空隙率は相対的に高くなる。空隙率は、多孔質耐熱層の厚さ、絶縁性フィラーおよび結着剤の量、絶縁性フィラーおよび結着剤の真比重などから計算により求めることができる。多孔質耐熱層の厚さは、極板断面のSEM写真を数箇所撮影し、例えば10箇所の厚みの平均値から求めることができる。また、水銀ポロシメータにより空隙率を求めることもできる。
正極は、例えば、正極芯材とその両面に担持された正極活物質層とを含む。正極芯材は、例えば、捲回に適した帯状であり、Al、Al合金などからなる。正極活物質層は、正極活物質を必須成分として含み、導電剤、結着剤などを任意成分として含むことができる。これらの材料は、特に限定されない。ただし、正極活物質には、リチウム含有遷移金属酸化物が好ましく用いられる。リチウム含有遷移金属酸化物のなかでも、コバルト酸リチウムおよびその変性体、ニッケル酸リチウムおよびその変性体、マンガン酸リチウムおよびその変性体などが好ましい。
負極は、例えば、負極芯材とその両面に担持された負極活物質層とを含む。負極芯材は、例えば、捲回に適した帯状であり、Cu、Cu合金などからなる。負極活物質層は、負極活物質を必須成分として含み、導電剤、結着剤などを任意成分として含むことができる。これらの材料は、特に限定されない。ただし、負極活物質には、各種天然黒鉛、各種人造黒鉛、シリサイドなどのシリコン系複合材料、リチウム金属、各種合金材料などが好ましく用いられる。
正極または負極の結着剤には、例えばPTFE、PVDF、スチレンブタジエンゴムなどを用いることができる。導電剤には、例えばアセチレンブラック、ケッチェンブラック(登録商標)、各種グラファイトなどを用いることができる。
非水電解質は、リチウム塩を非水溶媒に溶解したものが好ましい。リチウム塩は、特に限定されないが、LiPF6、LiBF4などが好ましい。リチウム塩は1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。非水溶媒も特に限定されないが、例えばエチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)などが好ましく用いられる。非水溶媒は1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
電池缶の材質は、リチウム二次電池の作動電圧範囲において電気化学的に安定でなければならない。例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス鋼などを用いることが好ましい。また、電池缶には、ニッケルやスズによるめっきが施されていてもよい。
次に、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
《電池1》
(i)正極の作製
コバルト酸リチウム3kgと、呉羽化学(株)製のPVDF#1320(PVDFを12重量%含むN−メチル−2−ピロリドン(以下、NMPと略記)溶液)1kgと、アセチレンブラック90gと、適量のNMPとを、双腕式練合機で攪拌し、正極合剤ペーストを調製した。このペーストを厚さ15μmのアルミニウム箔からなる正極芯材の両面に塗布し、乾燥し、圧延して、正極活物質層を形成し、総厚が130μmの正極を得た。正極は43mm幅の帯状に裁断した。
(ii)負極の作製
人造黒鉛3kgと、日本ゼオン(株)製のBM−400B(変性スチレンブタジエンゴムを40重量%含む水性分散液)75gと、CMC30gと、適量の水とを、双腕式練合機で攪拌し、負極合剤ペーストを調製した。このペーストを厚さ10μmの銅箔からなる負極芯材の両面に塗布し、乾燥し、圧延して、負極活物質層を形成し、総厚が140μmの負極を得た。負極は45mm幅の帯状に裁断した。
(iii)多孔質耐熱層の形成
メディアン径0.3μmのアルミナ(絶縁性フィラー)970gと、日本ゼオン(株)製のBM−720H(変性ポリアクリロニトリルゴム(結着剤)を8重量%含むNMP溶液)375gと、適量のNMPとを、双腕式練合機で攪拌し、原料ペーストを調製した。この原料ペーストを、負極活物質層の表面に塗布し、120℃真空減圧下で10時間乾燥し、厚さ0.5μmの多孔質耐熱層を形成した。
多孔質耐熱層の空隙率は48%であった。空隙率は、断面SEM撮影により求めた多孔質耐熱層の厚みと、蛍光X線分析によって求めた一定面積の多孔質耐熱層中に存在するアルミナ量と、アルミナおよび結着剤の真比重と、アルミナと結着剤との重量比から計算により求めた。
(iv)非水電解質の調製
エチレンカーボネート(EC)と、ジメチルカーボネート(DMC)と、エチルメチルカーボネート(EMC)との体積比1:1:1の混合溶媒に、1モル/リットルの濃度でLiPF6を溶解させ、さらに全体の3重量%相当のビニレンカーボネートを添加して、非水電解質を得た。
(v)電池の組み立て
電極群以外を断面にした図2を参照しながら説明する。
正極と、両面に多孔質耐熱層が設けられた負極とを、これらの間に厚さ20μmのポリエチレン製の微多孔質フィルムからなるセパレータ(セルガード(株)製のA089(商品名))を介して捲回し、断面が略楕円形の電極群21を構成した。
電極群21をアルミニウム製の角型の電池缶20に収容した。電池缶20は、底部20aと、側壁20bとを有する。電池缶20の上部は開口しており、その形状は略矩形である。側壁20bの主要平坦部の厚みは80μmとした。
その後、電池缶20と正極リード22または負極リード23との短絡を防ぐための絶縁体24を電極群21の上部に配置した。次に、絶縁ガスケット26で囲まれた負極端子27を中央に有する矩形の封口板25を、電池缶20の開口に配置した。負極リード23は、負極端子27と接続した。正極リード22は、封口板25の下面と接続した。開口の端部と封口板25とをレーザで溶接し、電池缶20の開口を封口した。その後、封口板25の注液孔から2.5gの非水電解質を電池缶20に注入した。最後に、注液孔を封栓29で溶接により塞いだ。こうして、高さ50mm、幅34mm、内空間の厚み約5.2mm、設計容量850mAhの角型リチウム二次電池を完成させた。
《電池2〜6》
電池缶の側壁の主要平坦部の厚みを160μm、300μm、600μm、1000μmまたは1500μmとした以外は、電池1と同様の角型リチウム二次電池2、3、4、5または6をそれぞれ作製した。
《電池7〜12》
多孔質耐熱層の厚みを1μmとした以外は、電池1、2、3、4、5または6と同様の角型リチウム二次電池7、8、9、10、11または12をそれぞれ作製した。
《電池13〜18》
多孔質耐熱層の厚みを2μmとした以外は、電池1、2、3、4、5または6と同様の角型リチウム二次電池13、14、15、16、17または18をそれぞれ作製した。
《電池19〜24》
多孔質耐熱層の厚みを3μmとした以外は、電池1、2、3、4、5または6と同様の角型リチウム二次電池19、20、21、22、23または24をそれぞれ作製した。
《電池25〜32》
(i)電池25〜27、29、30および32
多孔質耐熱層の厚みを4μmとした以外は、電池1、2、3、4、5または6と同様の角型リチウム二次電池25、26、27、29、30または32をそれぞれ作製した。
(ii)電池28
電池缶の側壁の主要平坦部の厚みを400μmとし、多孔質耐熱層の厚みを4μmとした以外は、電池1と同様の角型リチウム二次電池28を作製した。
(iii)電池31
電池缶の側壁の主要平坦部の厚みを1200μmとし、多孔質耐熱層の厚みを4μmとした以外は、電池1と同様の角型リチウム二次電池31を作製した。
《電池33〜40》
多孔質耐熱層の厚みを7μmとした以外は、電池25、26、27、28、29、30、31または32と同様の角型リチウム二次電池33、34、35、36、37、38、39または40をそれぞれ作製した。
《電池41〜48》
多孔質耐熱層の厚みを10μmとした以外は、電池25、26、27、28、29、30、31または32と同様の角型リチウム二次電池41、42、42、44、45、46、47または48をそれぞれ作製した。
《電池49〜54》
多孔質耐熱層の厚みを20μmとした以外は、電池1、2、3、4、5または6と同様の角型リチウム二次電池49、50、51、52、53または54をそれぞれ作製した。
なお、電池2〜54において、多孔質耐熱層の空隙率は、46〜49%であった。
[評価]
各電池に対し、慣らし充放電を2度行った後、45℃環境下で7日間保存した。その後、以下の評価を行った。多孔質耐熱層の厚みA、電池缶の側壁の主要平坦部の厚みBおよび評価結果を表1に示す。
(釘刺し試験)
各電池に対して、充電電流値850mAで、終止電圧4.35Vまたは4.45Vまで充電を行った。20℃環境下において、充電状態の電池の側面に、直径2.7mmの鉄釘を5mm/秒の速度で突き刺し、電池温度を電池の側面に付した熱電対で測定した。90秒後の到達温度を求めた。
(サイクル寿命試験)
20℃環境下で、以下の条件(1)または(2)で、充放電を500サイクル繰り返した。初期の放電容量に対する500サイクル目の放電容量の割合(容量維持率)を百分率で求めた。
条件(1)
定電流充電:充電電流値850mA/充電終止電圧4.2V
定電圧充電:充電電圧値4.2V/充電終止電流100mA
定電流放電:放電電流値850mA/放電終止電圧3V
条件(2)
定電流充電:充電電流値850mA/充電終止電圧4.2V
定電圧充電:充電電圧値4.2V/充電終止電流100mA
定電流放電:放電電流値1700mA/放電終止電圧3V
Figure 0004519796
多孔質耐熱層の厚みA(μm)の電池缶の側壁の主要平坦部の厚みB(μm)に対する比(A/B)が0.003未満の電池3〜6、10〜12、17、18、24および32は、サイクル寿命特性の低下が顕著であった。この結果は、多孔質耐熱層の厚みが、電池缶の主要平坦部に対して、相対的に薄いことと関連している。薄い多孔質耐熱層は、保持できる電解質量が少ない上に、電池缶の側壁の主要平坦部からの圧力により電解質が搾り出されやすい。よって、電極群中の電解質が枯渇したと考えられる。
一方、A/B比が0.05を超える電池33、41、42、49、50および51は、釘刺し試験における過熱が顕著であった。これらの電池を分解したところ、釘刺しを行った箇所に限らず、一様に多孔質耐熱層が脱落していた。この結果は、多孔質耐熱層の厚みが、電池缶に対して、相対的に厚いことと関連している。厚い多孔質耐熱層は、脆くなるため、高率充電時に電極群が変形する際に崩れやすくなる。さらに、電池缶の側壁が薄いため、電極群を押し返す力も脆弱である。そのため、多孔質耐熱層が破損したと考えられる。
電池缶の側壁の主要平坦部の厚みにかかわらず、電池1〜12は、1700mAで放電を行う厳しい充放電条件(2)では、サイクル寿命特性の低下が顕著であった。よって、多孔質耐熱層が1μm以下では薄すぎて、本発明の効果が小さくなると考えられる。ただし、条件(1)の場合、多孔質耐熱層が1μm以下でも、比較的良好な値が得られている。
電池缶の側壁の主要平坦部の厚みにかかわらず、電池49〜54は、条件(2)では、サイクル寿命特性の低下が顕著であった。また、4.45Vまで充電した電池の釘刺し試験における過熱も、比較的顕著であった。よって、多孔質耐熱層が20μm以上では、厚すぎて、本発明の効果が小さくなると考えられる。
全体的に、電池缶の側壁の主要平坦部が厚すぎると(例えば1000μm超)、条件(2)におけるサイクル寿命特性が低下する傾向が見られた。また、電池缶の側壁の主要平坦部が薄すぎると(例えば80μm)、4.45Vまで充電した電池の釘刺し試験における過熱が進む傾向が見られた。
本発明の角型リチウム二次電池は、耐短絡性に優れ、高度な安全性を有し、かつ高率放電特性にも優れていることから、あらゆるポータブル機器(例えば携帯情報端末、携帯電子機器など)の電源として利用可能である。ただし、本発明の角型リチウム二次電池の用途は特に限定されず、家庭用小型電力貯蔵装置、自動二輪車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車などの電源に用いることもできる。
本発明の角型リチウム二次電池の一部の断面概念図である。 本発明の実施例に係る角型リチウム二次電池の縦断面図である。
符号の説明
11 正極芯材
12 正極活物質層
13 正極
14 負極芯材
14a 負極芯材の露出部
15 負極活物質層
16 負極
17 セパレータ
18 多孔質耐熱層
19、20 電池缶
20a 底部
20b 側壁
21 電極群
22 正極リード
23 負極リード
24 絶縁体
25 封口板
26 絶縁ガスケット
27 負極端子
29 封栓

Claims (5)

  1. 底部と側壁と上部開口とを有するアルミニウム製の角型の電池缶と、電極群と、非水電解質と、前記電極群および前記非水電解質を収容した前記電池缶の上部開口を覆う封口板とを含む角型リチウム二次電池であって、
    前記電極群は、正極と負極と、これらの間に介在する多孔質耐熱層およびセパレータからなり、
    前記側壁は、互いに対向する2つの長方形の主要平坦部を有し、
    前記多孔質耐熱層の厚みAと、前記主要平坦部の厚みBとが、0.003≦A/B≦0.05を満たす、角型リチウム二次電池。
  2. 前記多孔質耐熱層の厚みAが、2〜10μmであり、前記主要平坦部の厚みBが、160〜1000μmであり、0.005≦A/B≦0.03である、請求項1記載の角型リチウム二次電池。
  3. 前記電極群は、帯状の正極と帯状の負極とを、これらの間に介在する多孔質耐熱層およびセパレータとともに捲回してなり、前記正極は、正極芯材とその両面に担持された正極活物質層とを含み、前記負極は、負極芯材とその両面に担持された負極活物質層とを含み、
    前記正極および前記負極の少なくとも一方の電極において、前記芯材の両面に担持された2つの活物質層のうちの少なくとも一方の表面に、前記多孔質耐熱層が担持されている、請求項1記載の角型リチウム二次電池。
  4. 前記多孔質耐熱層は、絶縁性フィラーを含む、請求項1記載の角型リチウム二次電池。
  5. 前記絶縁性フィラーは、無機酸化物からなる、請求項4記載の角型リチウム二次電池。
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