JP4635649B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4635649B2
JP4635649B2 JP2005058420A JP2005058420A JP4635649B2 JP 4635649 B2 JP4635649 B2 JP 4635649B2 JP 2005058420 A JP2005058420 A JP 2005058420A JP 2005058420 A JP2005058420 A JP 2005058420A JP 4635649 B2 JP4635649 B2 JP 4635649B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
screen
operation display
display panel
refund amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005058420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006244104A (ja
Inventor
義規 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2005058420A priority Critical patent/JP4635649B2/ja
Priority to CN 200510107694 priority patent/CN100594523C/zh
Publication of JP2006244104A publication Critical patent/JP2006244104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4635649B2 publication Critical patent/JP4635649B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、顧客が行なう操作内容が第三者に知られることを防止する顧客操作画面を表示する自動取引装置に関する。
従来の自動取引装置は、顧客が行なう払戻しや入金等の取引の操作を誘導等する液晶ディスプレイ等の表示画面に顧客が暗証番号や払戻す金額等の個人情報を入力するためのタッチパネル等の顧客操作パネルを備えている。顧客は表示画面に表示したボタンを押下して個人情報を入力するが、取引を行なっている顧客以外の第三者がその顧客の背後や側面から入力する個人情報を盗み見ることを防止するため、その個人情報を入力するときに表示画面の輝度を下げるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−4488号公報(段落「0009」〜段落「0013」、図2)
しかしながら、上述した従来の技術においては、顧客が個人情報を入力するときに表示画面の輝度を下げるため入力操作を行う顧客も表示画面が見にくくなり入力操作にミスが発生し易くなるという問題がある。
また、表示画面の輝度を下げるため制御回路等にインバータ等の回路が必要となりコストが高くなってしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、顧客が顧客操作画面に表示した操作ボタンで暗証番号や払戻し金額等の個人情報を入力して取引を行なう自動取引装置において、前面に設けた顧客センサにより中央、左または右等に立つ顧客の位置を検出し、該顧客の位置に応じて、個人情報表示位置判断部が該顧客の身体により第三者の視界をさえぎる顧客操作画面内の表示位置を決定し、その表示位置に操作ボタンおよび入力した個人情報を配置した顧客操作画面を顧客操作表示部により表示するようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、顧客操作画面内に表示する顧客の個人情報を入力する操作ボタンおよび入力した個人情報の表示位置を第三者から見えにくい位置にすることにより、第三者が自動取引装置を操作する顧客の個人情報を盗み見ることを防止することができるという効果が得られる。
また、表示画面の輝度を下げる必要がなく顧客が行なう入力操作にミスが発生しにくいという効果が得られる。
さらに、表示画面の輝度を下げるための回路が不要であるためコストが高くならないという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す自動取引装置の外観斜視図、図2は第1の実施例を示す自動取引装置の外観背面図、図3は第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図、図4は第1の実施例を示す自動取引装置の顧客センサの説明図である。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行や郵便局等の金融機関またはコンビニエンスストア等に設置されるものである。この自動取引装置1は顧客の操作により入金や払戻し等の取引ができるものである。
2は顧客操作表示盤であり、自動取引装置1の前面中央に設けた表示盤および操作盤である。この顧客操作表示盤2は顧客の操作を誘導または案内する文字または図柄や顧客が情報を入力するためのいわゆる操作ボタン等の顧客操作画面を表示する液晶ディスプレイ等の表示盤およびその表示盤に表示した操作ボタンに顧客が触れたことを検知するタッチパネル等の操作盤で構成されるものである。
3は紙幣入出金口であり、入金する紙幣および払戻す紙幣を顧客との間で受け渡すものである。
4は硬貨入出金口であり、入金する硬貨および払戻す硬貨を顧客との間で受け渡すものである。
5はカード挿入排出口であり、顧客の個人情報等が記録されたカードを挿入する挿入口および挿入したカードを顧客に返却するときにカードを排出する排出口である。
6は通帳挿入排出口であり、顧客の個人情報や口座残高等が記録された通帳を挿入する挿入口および挿入した通帳を顧客に返却するときに通帳を排出する排出口である。
701は中央顧客センサであり、自動取引装置1の前面中央に設けた近接センサである。
702は左顧客センサであり、自動取引装置1の前面右側に設けた近接センサである。
703は右顧客センサであり、自動取引装置1の前面左側に設けた近接センサである。
なお、中央顧客センサ701、左顧客センサ702および右顧客センサ703の詳細は後述する。
図2において、21は自動取引装置1の筐体であり、22は自動取引装置1の背面に設けた開閉可能な筐体扉である。23は係員操作表示盤であり、筐体扉22の内面に設けられている。この係員操作表示盤23は液晶ディスプレイ等の表示画面と表示画面に表示したボタンが押下されたことを検知するタッチパネル等で構成されている。
図3において、31は顧客操作表示部であり、操作方法や手順、その他の情報を文言、文字あるいは図柄等によって顧客に対する操作案内を顧客操作表示盤2に表示し、また、暗証番号、払戻し金額、取引の選択、確認または取消等の入力をタッチパネル等が検知して対応する信号を後述する制御部に出力するいわゆるボタン操作が行なわれるものである。
32は顧客検知部であり、顧客センサ33により自動取引装置1に向かって正面中央、正面左側、正面右側に位置する顧客の存在および顧客センサ33と顧客の距離を検出するものである。また、顧客センサ33は中央顧客センサ701、左顧客センサ702および右顧客センサ703で構成されるものである。なお、顧客センサ33は中央顧客センサ701、左顧客センサ702および右顧客センサ703の3つのセンサで構成されるものに限らず、自動取引装置1の正面中央、正面左側、正面右側に位置する顧客の存在を検知するものであれば1つもしくは2つ、または4つ以上のセンサであってもよい。
34はカードリーダプリンタ部であり、挿入された磁気カードやICカード等のカードに記録された情報の読取りや書き込みおよび明細票に取引内容等を印刷する磁気ヘッド、ICカード読み取り書き込み機構および印刷機構等を備えたものである。なお、カードリーダプリンタ部34にはカードを挿入ならびに排出するカード挿入排出口5および明細票を排出する図示しない明細票排出口を備えている。
35は入出金部であり、紙幣の入金や払戻しのため、紙幣の計数等および硬貨の入金や払戻しのため、硬貨の計数等を行なうものである。なお、入出金部35には顧客と紙幣の受け渡しを行う紙幣入出金口3および顧客と硬貨の受け渡しを行う硬貨入出金口4を備えている。
また、自動取引装置1には図示しない通帳印字部があり、通帳の磁気ストライプの読み取りや書き込みおよび取引内容等を通帳に印刷するものがある。
36は係員操作表示部であり、金融機関の係員や保守員等が保守作業等を行なう際に情報を係員操作表示盤23から入力したり、係員操作表示盤23に情報を表示したりするものである。
37は制御部であり、顧客操作表示部31、顧客検知部32、カードリーダプリンタ部34、入出金部35および係員操作表示部36を含めて自動取引装置1全体の動作を半導体メモリ等で構成された図示しない記憶部に格納されたソフトウェアに基づいて制御する。また、通信回線38を介して他の装置と通信可能に接続されている。
371は個人情報表示位置判断部であり、制御部37に属するものである。この個人情報表示位置判断部371は顧客検知部32で検出した自動取引装置1の正面中央、正面左側、正面右側に位置する顧客の存在または顧客センサ33と顧客の距離から操作ボタンおよび顧客が入力した個人情報を表示する顧客操作画面内の位置を決定する。顧客操作表示部31は個人情報表示位置判断部371が判断した結果にしたがって顧客操作画面に操作ボタンおよび顧客が入力した個人情報を表示する。
ここで、顧客センサ33を構成する中央顧客センサ701、左顧客センサ702および右顧客センサ703について説明する。
図4において、中央顧客センサ701は自動取引装置1の前面中央、つまり自動取引装置1を操作する顧客に対向した自動取引装置1の前面であって、水平方向の中心部に配置され、自動取引装置1に向かって正面中央に位置する顧客を検知するものである。この中央顧客センサ701は超音波センサまたは赤外線センサ等で構成され、顧客の存在およびセンサと顧客の距離を検出することができるものである。
左顧客センサ702は自動取引装置1の前面右側、つまり中央顧客センサ701と自動取引装置1の前面右端との間に配置され、自動取引装置1に向かって正面左側に位置する顧客を検知するものである。また、右顧客センサ703は自動取引装置1の前面左側つまり中央顧客センサ701と自動取引装置1の前面左端との間に配置され、自動取引装置1に向かって正面右側に位置する顧客を検知するものである。この左顧客センサ702および右顧客センサ703も超音波センサまたは赤外線センサ等で構成され、顧客の存在およびセンサと顧客の距離を検出することができるものである。
なお、中央顧客センサ701と左顧客センサ702の間隔および中央顧客センサ701と右顧客センサ703の間隔は自動取引装置1の正面中央に位置する顧客を左顧客センサ702または右顧客センサ703で検知しない間隔、例えば、平均的な成人の肩幅の2分の1をやや超える程度とする。また、中央顧客センサ701、左顧客センサ702および右顧客センサ703を超音波センサで構成する場合は中央顧客センサ701等の指向性が狭くなるようにする。
このように、顧客検知部32は顧客センサ33により自動取引装置1の正面中央、正面左側、正面右側に位置する顧客の存在および顧客センサ33と顧客までの距離を検出することができる。
上述した構成の作用について図5の第1の実施例を示すフローチャートのSが示すステップにしたがって説明する。なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。また、以下の説明において、単に「左側」および「左端」と示したものは自動取引装置1に向かって「左側」および「左端」を意味し、単に「右側」および「右端」と示したものは自動取引装置1に向かって「右側」および「右端」を意味する。
S501:顧客検知部32は顧客センサ33により顧客の接近を検知する。このとき、中央顧客センサ701、左顧客センサ702または右顧客センサ703のいずれかが顧客の接近を検知すると顧客の接近と判断する。
S502:顧客検知部32で顧客の接近を検知すると顧客操作表示部31は取引選択画面を顧客操作表示盤2に表示する。この取引選択画面には「お預入れ」、「払戻し」、「残高照会」等の取引ボタンが表示され、顧客は希望する取引に対応する取引ボタンを押下する。本実施例では払戻し取引で説明する。
S503:顧客が取引選択画面の「払戻し」ボタンを押下すると顧客操作表示部31は「カードを入れてください」等の案内文言で構成されたカード挿入誘導画面を顧客操作表示盤2に表示する。
S504:顧客は顧客操作表示盤2に表示されたカード挿入誘導画面にしたがってカードをカード挿入排出口5に挿入する。
S505:顧客がカードを挿入すると顧客検知部32は顧客センサ33により顧客が自動取引装置1の正面中央、正面左側または正面右側のいずれに位置するかを検出する。ここで、顧客が自動取引装置1の正面中央、正面左側または正面右側のいずれに位置するかの判断条件は、例えば、左顧客センサ702で顧客の存在を検知している場合は正面左側、右顧客センサ703で顧客の存在を検知している場合は正面右側、中央顧客センサ701のみで顧客の存在を検知している場合は正面中央とする。
なお、顧客の位置を判断する条件はこれに限らず、左顧客センサ702のみで顧客の存在を検知している場合は正面左側、右顧客センサ703のみで顧客の存在を検知している場合は正面右側、中央顧客センサ701で顧客の存在を検知している場合は正面中央とする等にしてもよい。
S506:顧客検知部32が顧客センサ33により顧客が自動取引装置1の正面中央、正面左側または正面右側のいずれに位置することを検出すると顧客操作表示部31は暗証番号の入力を誘導する暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、顧客検知部32が自動取引装置1の正面中央に位置する顧客を検出している場合、図6の暗証番号入力画面(中央)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面には「1」から「9」ならびに「0」、「♯」および「円」ボタン等で構成されるテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、顧客検知部32が自動取引装置1の正面左側に位置する顧客を検出している場合、図7の暗証番号入力画面(左)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向における中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、顧客検知部32が自動取引装置1の正面右側に位置する顧客を検出している場合、図8の暗証番号入力画面(右)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
S507:顧客操作表示盤2に暗証番号入力画面を表示すると、顧客は表示されたテンキー等の操作ボタンから暗証番号を入力する。
S508:顧客が暗証番号を入力すると、次に、顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、顧客検知部32が自動取引装置1の正面中央に位置する顧客を検出している場合、図9の払戻し金額入力画面(中央)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、顧客検知部32が自動取引装置1の正面左側に位置する顧客を検出している場合、図10の払戻し金額入力画面(左)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、顧客検知部32が自動取引装置1の正面右側に位置する顧客を検出している場合、図11の払戻し金額入力画面(右)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
S509:顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示すると、顧客が希望する払戻し金額を入力する。
このとき、顧客検知部32が自動取引装置1の正面中央に位置する顧客を検出している場合、顧客が入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、顧客検知部32が自動取引装置1の正面左側に位置する顧客を検出している場合、顧客が入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、顧客検知部32が自動取引装置1の正面右側に位置する顧客を検出している場合、顧客が入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
顧客は払戻し金額の入力が終了すると「円」ボタンを押下する。顧客が「円」ボタンを押下すると顧客操作表示部31は入力した払戻し金額を確認する払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、顧客検知部32が自動取引装置1の正面中央に位置する顧客を検出している場合、図12の払戻し金額確認画面(中央)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、顧客検知部32が自動取引装置1の正面左側に位置する顧客を検出している場合、図13の払戻し金額確認画面(左)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、顧客検知部32が自動取引装置1の正面右側に位置する顧客を検出している場合、図14の払戻し金額確認画面(右)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示すると顧客は入力した金額を確認し、「確認」ボタンを押下する。
S510:顧客が「確認」ボタンを押下すると入出金部35は入力された金額に相当する現金を顧客に支払う動作を行う。このとき、顧客操作表示部31は「現金を数えています しばらくお待ちください」等の動作中である旨の画面を顧客操作表示盤2に表示する。
S511:顧客は紙幣入出金口3および硬貨入出金口4に集められた現金およびカード挿入排出口から返却されたカードを受け取り、払戻し取引を終了する。
以上説明したように、第1の実施例では、顧客検知部32が検出した顧客の位置に応じて顧客の個人情報を入力する操作ボタンおよび入力した個人情報を表示する顧客操作表示盤2上の位置を変え、顧客の身体で第三者の視界をさえぎることにより、自動取引装置1を操作する顧客以外の第三者がその顧客の個人情報を盗み見ることを防止することができるという効果が得られる。
また、表示画面の輝度を下げる必要がなく顧客が行なう入力操作にミスが発生しにくいという効果が得られる。
さらに、表示画面の輝度を下げるための回路が不要であるためコストが高くならないという効果が得られる。
図15は本発明の第2の実施例を示す自動取引装置の顧客センサの説明図である。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図15において、151は自動取引装置1を操作する顧客である。152および153は待ち行列を形成する顧客である。
自動取引装置1を操作する顧客151を中央顧客センサ701で自動取引装置1の正面中央に位置することを検出した場合、左顧客センサ702で自動取引装置1を操作する顧客151の左後方に位置する待ち行列を形成する顧客152を検出する。また、右顧客センサ703で自動取引装置1を操作する顧客151の右後方に位置する待ち行列を形成する顧客153を検出する。
ここで、待ち行列を形成する顧客152、153が自動取引装置1を操作する顧客151の後方に位置することは中央顧客センサ701で検出した当該センサと自動取引装置1を操作する顧客151との距離A、左顧客センサ702で検出した当該センサと待ち行列を形成する顧客152との距離Bおよび右顧客センサ703で検出した当該センサと待ち行列を形成する顧客153との距離Cを比較して検出する。
例えば、距離Aが距離Bより短く、かつ、右顧客センサ703で顧客を検出していないときは待ち行列を形成する顧客152が自動取引装置1を操作する顧客151の左後方に位置すること、つまり、左方向に待ち行列が形成されていることを検出する。
また、距離Aが距離Cより短く、かつ、左顧客センサ702で顧客を検出していないときは待ち行列を形成する顧客153が自動取引装置1を操作する顧客151の右後方に位置すること、つまり、右方向に待ち行列が形成されていることを検出する。
なお、自動取引装置1を操作する顧客を左顧客センサ702または右顧客センサ703で検出した場合であっても、以下の条件で待ち行列が形成されている方向を検出することができる。
例えば、距離Cが距離Aおよび距離Bより短い場合、距離Aが検出できないときであって距離Cが距離Bより短い場合、距離Bが検出できないときであって距離Cが距離Aより短い場合は左方向に待ち行列が形成されていることを検出する。また、距離Bが距離Aおよび距離Cより短い場合、距離Aが検出できないときであって距離Bが距離Cより短い場合、距離Cが検出できないときであって距離Bが距離Aより短い場合は右方向に待ち行列が形成されていることを検出する。
以上の条件で、待ち行列が形成されている方向が左方向であること、または、右方向であることを検出することができる。
上述した構成の作用についての図5の第1の実施例を示すフローチャートに基づいて説明するが、S501〜S504、S510,S511は上述した説明と同様なのでその説明を省略し、異なる部分であるS505からS509を説明する。また、以下の説明において、単に「左側」および「左端」と示したものは自動取引装置1に向かって「左側」および「左端」を意味し、単に「右側」および「右端」と示したものは自動取引装置1に向かって「右側」および「右端」を意味する。
S505:顧客がカードを挿入すると顧客検知部32は顧客センサ33により顧客が形成する待ち行列の方向が左方向であるか右方向であるかを検出する。
S506:顧客検知部32が顧客センサ33により顧客が形成する待ち行列が左方向または右方向であることを検出すると顧客操作表示部31は暗証番号の入力を誘導する暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、顧客検知部32が顧客の待ち行列を左方向にあることを検出している場合、顧客操作表示部31は図8の暗証番号入力画面(右)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
また、顧客検知部32が顧客の待ち行列を右方向にあることを検出している場合、顧客操作表示部31は図7の暗証番号入力画面(左)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
S507:顧客操作表示盤2に暗証番号入力画面を表示すると、顧客は表示されたテンキー等の操作ボタンから暗証番号を入力する。
S508:顧客が暗証番号を入力すると、次に、顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、顧客検知部32が顧客の待ち行列を左方向にあることを検出している場合、図11の払戻し金額入力画面(右)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
また、顧客検知部32が顧客の待ち行列を右方向にあることを検出している場合、図10の払戻し金額入力画面(左)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
S509:顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示すると、顧客が希望する払戻し金額を入力する。
このとき、顧客検知部32が顧客の待ち行列を左方向にあることを検出している場合、入力した払戻し金額を画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
また、顧客検知部32が顧客の待ち行列を右方向にあることを検出している場合、入力した払戻し金額を画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
顧客は払戻し金額の入力が終了すると「円」ボタンを押下する。顧客が「円」ボタンを押下すると顧客操作表示部31は入力した払戻し金額を確認する払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、顧客検知部32が顧客の待ち行列を左方向にあることを検出している場合、図14の払戻し金額確認画面(右)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
また、顧客検知部32が顧客の待ち行列を右方向にあることを検出している場合、図13の払戻し金額確認画面(左)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示すると顧客は入力した金額を確認し、「確認」ボタンを押下する。
以上説明したように、第2の実施例では、顧客検知部32が検出した顧客の待ち行列の方向に応じて顧客の個人情報を入力する操作ボタンおよび入力した個人情報を表示する顧客操作表示盤2上の位置を変え、顧客の身体で第三者の視界をさえぎることにより、自動取引装置1を操作する顧客以外の第三者がその顧客の個人情報を盗み見ることを防止することができるという効果が得られる。
また、表示画面の輝度を下げる必要がなく顧客が行なう入力操作にミスが発生しにくいという効果が得られる。
さらに、表示画面の輝度を下げるための回路が不要であるためコストが高くならないという効果が得られる。
図16は本発明の第3の実施例を示す表示位置指定画面の説明図である。本実施例の構成は第1の実施例と同様であるが顧客検知部32および顧客センサ33は備えたものでなくてもよい。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図16において、161は表示領域中央部であり、162は表示領域左部であり、163は表示領域右部である。この表示領域中央部161、表示領域左部162および表示領域右部163は顧客操作表示盤2に表示された表示位置指定画面の領域であり、表示位置指定画面を水平方向に3分割し、中央に表示領域中央部161、左に表示領域左部162および右に表示領域右部163を表示する。なお、この表示位置指定画面にテンキー等の操作ボタンを表示しておいてもよい。
顧客がこの表示領域中央部161、表示領域左部162および表示領域右部163を指等で触れることにより、暗証番号または払戻し金額を入力するテンキー等の操作ボタンおよび入力した払戻し金額等を表示する位置を指定することができる。
顧客が表示領域中央部161に触れた場合、表示位置指定画面を水平方向に3分割した中央部を表示する位置とし、表示領域左部162に触れた場合、表示位置指定画面を水平方向に3分割した左側を表示する位置とし、表示領域右部163に触れた場合、表示位置指定画面を水平方向に3分割した右側を表示する位置とする。
ここで、上記した中央部、左側または右側の3つ表示位置に限らず指で触れた位置を中心にテンキー等を表示するようにしてもよい。
したがって、本実施例では、顧客操作表示盤2に表示する位置を顧客センサ33で顧客の位置を検出して決定するのでなく、顧客の操作により顧客の希望する位置にテンキー等を表示する。
上述した構成の作用についての図5の第1の実施例を示すフローチャートに基づいて説明するが、S501〜S504、S510,S511は上述した説明と同様なのでその説明を省略し、異なる部分であるS505からS509を説明する。また、以下の説明において、単に「左側」および「左端」と示したものは自動取引装置1に向かって「左側」および「左端」を意味し、単に「右側」および「右端」と示したものは自動取引装置1に向かって「右側」および「右端」を意味する。
S505:顧客がカードを挿入すると顧客操作表示部31は顧客操作表示盤2に図16に示す表示位置指定画面を表示する。顧客がこの表示位置指定画面の表示領域中央部161、表示領域左部162および表示領域右部163のいずれかに指等で触れると、顧客操作表示部31は顧客が触れた位置が表示領域中央部161の場合は「中央」、表示領域左部162の場合は「左側」および表示領域右部163の場合は「右側」を表示位置として図示しない記憶部に記憶する。
S506:顧客操作表示部31は表示位置を記憶部に記憶すると暗証番号の入力を誘導する暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、図6の暗証番号入力画面(中央)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面には「1」から「9」ならびに「0」、「♯」および「円」ボタン等で構成されるテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、図7の暗証番号入力画面(左)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、図8の暗証番号入力画面(右)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
S507:顧客操作表示盤2に暗証番号入力画面を表示すると、顧客は表示されたテンキー等の操作ボタンから暗証番号を入力する。
S508:顧客が暗証番号を入力すると、次に、顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、図9の払戻し金額入力画面(中央)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、図10の払戻し金額入力画面(左)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、図11の払戻し金額入力画面(右)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
S509:顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示すると、顧客が希望する払戻し金額を入力する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
顧客は払戻し金額の入力が終了すると「円」ボタンを押下する。顧客が「円」ボタンを押下すると顧客操作表示部31は入力した払戻し金額を確認する払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、図12の払戻し金額確認画面(中央)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、図13の払戻し金額確認画面(左)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、図14の払戻し金額確認画面(右)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示すると顧客は入力した金額を確認し、「確認」ボタンを押下する。
なお、顧客操作表示部31はS505で記憶する表示位置を顧客が指等で触れた画面上の座標で記憶し、その座標を中心としてテンキー等を表示するようにしてもよい。
以上説明したように、第3の実施例では、顧客が指定した位置に顧客の個人情報を入力する操作ボタンおよび入力した個人情報を表示し、顧客の身体で第三者の視界をさえぎることにより、自動取引装置1を操作する顧客以外の第三者がその顧客の個人情報を盗み見ることを防止することができるという効果が得られる。
また、表示画面の輝度を下げる必要がなく顧客が行なう入力操作にミスが発生しにくいという効果が得られる。
さらに、表示画面の輝度を下げるための回路が不要であるためコストが高くならないという効果が得られる。
図17は本発明の第4の実施例を示す係員操作画面の説明図、図18は第4の実施例を示す顧客情報位置設定画面の説明図である。本実施例の構成は第1の実施例と同様であるが顧客検知部32および顧客センサ33は備えたものでなくてもよい。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図17において、171は顧客情報位置設定ボタンであり、係員操作表示盤23に表示された操作ボタンである。この顧客情報位置設定ボタン171は顧客操作表示部31が顧客操作表示盤2に暗証番号等を入力するテンキー等の操作ボタンおよび入力した払戻し金額等を表示する位置を設定する操作を行なうときに係員等が押下するものである。
顧客情報位置設定ボタン171を押下すると係員操作表示部36は図18に示す顧客情報位置設定画面を係員操作表示盤23に表示する。係員はこの顧客情報位置設定画面に表示された「左」、「中央」、「右」、「左上」、「中央上」、「右上」、「左下」、「中央下」および「右下」ボタンを押下することにより顧客操作表示部31が顧客操作表示盤2に暗証番号等を入力するテンキー等の操作ボタンおよび入力した払戻し金額等を表示する位置を設定する。なお、本実施例では「左」、「中央」、「右」ボタンが押下された場合を中心に説明する。
ここで、係員が「中央」ボタンを押下した場合、係員操作部36はテンキー等を表示する位置を「中央」として、「左」ボタンを押下した場合、係員操作部36はテンキー等を表示する位置を「左側」として、「右」ボタンを押下した場合、係員操作部36はテンキー等を表示する位置を「右側」として顧客操作表示部31へ制御部37を介して通知する。通知された顧客操作表示部31はその表示位置を図示しない記憶部に記憶する。
なお、この顧客情報を入力または表示する位置を設定する操作は払戻し等の取引を行なう前に行っておくものである。
上述した構成の作用についての図5の第1の実施例を示すフローチャートに基づいて説明するが、S501〜S504、S510,S511は上述した説明と同様なのでその説明を省略し、異なる部分であるS505からS509を説明する。また、以下の説明において、単に「左側」および「左端」と示したものは自動取引装置1に向かって「左側」および「左端」を意味し、単に「右側」および「右端」と示したものは自動取引装置1に向かって「右側」および「右端」を意味する。
S505:顧客がカードを挿入すると顧客操作表示部31は予め係員により設定された表示位置が記憶部に記憶されていることを確認する。
S506:顧客操作表示部31は表示位置を記憶部に記憶されていることを確認すると暗証番号の入力を誘導する暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、図6の暗証番号入力画面(中央)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面には「1」から「9」ならびに「0」、「♯」および「円」ボタン等で構成されるテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、図7の暗証番号入力画面(左)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、図8の暗証番号入力画面(右)の説明図に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この暗証番号入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
S507:顧客操作表示盤2に暗証番号入力画面を表示すると、顧客は表示されたテンキー等の操作ボタンから暗証番号を入力する。
S508:顧客が暗証番号を入力すると、次に、顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、図9の払戻し金額入力画面(中央)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、図10の払戻し金額入力画面(左)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、図11の払戻し金額入力画面(右)の説明図に示す払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額入力画面にはテンキー等の操作ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
S509:顧客操作表示部31は払戻し金額の入力を誘導する払戻し金額入力画面を顧客操作表示盤2に表示すると、顧客が希望する払戻し金額を入力する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、入力した個人情報である払戻し金額を画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
顧客は払戻し金額の入力が終了すると「円」ボタンを押下する。顧客が「円」ボタンを押下すると顧客操作表示部31は入力した払戻し金額を確認する払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。
このとき、記憶した表示位置が「中央」である場合、図12の払戻し金額確認画面(中央)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における中央部に配置して表示する。
また、記憶した表示位置が「左側」である場合、図13の払戻し金額確認画面(左)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における左側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の左端の間に配置して表示する。
さらに、記憶した表示位置が「右側」である場合、図14の払戻し金額確認画面(右)の説明図に示す払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示する。この払戻し金額確認画面には入力した払戻し金額および「確認」ボタンを画面の水平方向における右側、つまり、顧客操作表示盤2の水平方向の中央部と顧客操作表示盤2の右端の間に配置して表示する。
払戻し金額確認画面を顧客操作表示盤2に表示すると顧客は入力した金額を確認し、「確認」ボタンを押下する。
なお、係員が顧客情報位置設定画面で「左上」、「中央上」、「右上」、「左下」、「中央下」および「右下」ボタンを押下した場合は顧客操作表示盤2に表示したそれぞれの画面の左側やや上部、中央やや上部、右側やや上部、左側やや下部、中央やや下部、右側やや下部にテンキー等を表示する。
以上説明したように、第4の実施例では、店舗の構造、自動取引装置の配置および待ち行列の形成される方向を熟知した係員が設定した位置に顧客の個人情報を入力する操作ボタンおよび入力した個人情報を表示し、顧客の身体で第三者の視界をさえぎることにより、自動取引装置1を操作する顧客以外の第三者がその顧客の個人情報を盗み見ることを防止することができるという効果が得られる。
また、表示画面の輝度を下げる必要がなく顧客が行なう入力操作にミスが発生しにくいという効果が得られる。
さらに、表示画面の輝度を下げるための回路が不要であるためコストが高くならないという効果が得られる。
第1の実施例を示す自動取引装置の外観斜視図 第1の実施例を示す自動取引装置の外観背面図 第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図 第1の実施例を示す自動取引装置の顧客センサの説明図 第1の実施例を示すフローチャート 第1の実施例を示す暗証番号入力画面(中央)の説明図 第1の実施例を示す暗証番号入力画面(左)の説明図 第1の実施例を示す暗証番号入力画面(右)の説明図 第1の実施例を示す払戻し金額入力画面(中央)の説明図 第1の実施例を示す払戻し金額入力画面(左)の説明図 第1の実施例を示す払戻し金額入力画面(右)の説明図 第1の実施例を示す払戻し金額確認画面(中央)の説明図 第1の実施例を示す払戻し金額確認画面(左)の説明図 第1の実施例を示す払戻し金額確認画面(右)の説明図 第2の実施例を示す自動取引装置の顧客センサの説明図 第3の実施例を示す表示位置指定画面の説明図 第4の実施例を示す係員操作画面の説明図 第4の実施例を示す顧客情報位置設定画面の説明図
符号の説明
1 自動取引装置
2 顧客操作表示盤
3 紙幣入出金口
4 硬貨入出金口
5 カード挿入排出口
6 通帳挿入排出口
21 筐体
22 筐体扉
23 係員操作表示盤
31 顧客操作表示部
32 顧客検知部
33 顧客センサ
34 カードリーダプリンタ部
35 入出金部
36 係員操作表示部
37 制御部
38 通信回線
701 中央顧客センサ
702 左顧客センサ
703 右顧客センサ

Claims (2)

  1. 顧客が顧客操作画面に表示した操作ボタンで暗証番号や払戻し金額等の個人情報を入力して取引を行なう自動取引装置において、
    前面に設けた顧客センサにより中央、左または右等に立つ顧客の位置を検出し、該顧客の位置に応じて、個人情報表示位置判断部が該顧客の身体により第三者の視界をさえぎる顧客操作画面内の表示位置を決定し、その表示位置に操作ボタンおよび入力した個人情報を配置した顧客操作画面を顧客操作表示部により表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1の自動取引装置において、
    前記顧客センサで顧客の左後方または右後方に待ち行列を形成する他の顧客を検出し、該左後方または右後方に形成された待ち行列の方向に応じて、個人情報表示位置判断部が該顧客の身体により該顧客の後方の第三者の視界をさえぎる顧客操作画面内の表示位置を決定し、その表示位置に操作ボタンおよび入力した個人情報を配置した顧客操作画面を顧客操作表示部により表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。
JP2005058420A 2005-03-03 2005-03-03 自動取引装置 Expired - Fee Related JP4635649B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005058420A JP4635649B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 自動取引装置
CN 200510107694 CN100594523C (zh) 2005-03-03 2005-09-30 自动交易装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005058420A JP4635649B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006244104A JP2006244104A (ja) 2006-09-14
JP4635649B2 true JP4635649B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=36947045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005058420A Expired - Fee Related JP4635649B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 自動取引装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4635649B2 (ja)
CN (1) CN100594523C (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5232126B2 (ja) * 2009-11-09 2013-07-10 シャープ株式会社 表示装置及び画像形成装置
CN102262804B (zh) * 2011-08-23 2013-03-13 广州广电运通金融电子股份有限公司 自助交易自动优化服务控制系统
JP5849078B2 (ja) * 2013-09-30 2016-01-27 東芝テック株式会社 表示制御装置およびプログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06208671A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Hitachi Ltd 操作案内装置
JPH0896221A (ja) * 1994-09-29 1996-04-12 Omron Corp 取引処理装置
JPH0954862A (ja) * 1995-08-16 1997-02-25 Nec Eng Ltd 現金自動取引機
JPH09303013A (ja) * 1996-05-16 1997-11-25 Kunika:Kk テンキー
JP2002008103A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Hitachi Ltd 現金自動取引装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5519669A (en) * 1993-08-19 1996-05-21 At&T Corp. Acoustically monitored site surveillance and security system for ATM machines and other facilities
JP3680919B2 (ja) * 1999-06-11 2005-08-10 エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 現金自動預金支払機
JP4453209B2 (ja) * 2001-02-27 2010-04-21 沖電気工業株式会社 自動取引装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06208671A (ja) * 1993-01-11 1994-07-26 Hitachi Ltd 操作案内装置
JPH0896221A (ja) * 1994-09-29 1996-04-12 Omron Corp 取引処理装置
JPH0954862A (ja) * 1995-08-16 1997-02-25 Nec Eng Ltd 現金自動取引機
JPH09303013A (ja) * 1996-05-16 1997-11-25 Kunika:Kk テンキー
JP2002008103A (ja) * 2000-06-22 2002-01-11 Hitachi Ltd 現金自動取引装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1828675A (zh) 2006-09-06
CN100594523C (zh) 2010-03-17
JP2006244104A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2857777B2 (ja) 現金自動取引装置
JP2008204409A (ja) 暗証番号入力表示装置及び方法
KR100952872B1 (ko) 자동 거래 장치
JP5119905B2 (ja) 自動取引装置
JP6007573B2 (ja) 自動取引装置
JP4952144B2 (ja) 自動取引装置
JP4635649B2 (ja) 自動取引装置
TWI389058B (zh) 自動櫃員機
JP5040561B2 (ja) 自動取引装置
JP5176705B2 (ja) 自動取引装置
JP4769852B2 (ja) 自動取引装置
JP5056007B2 (ja) 自動取引装置
JP5100404B2 (ja) 取引処理装置
JP4552608B2 (ja) 自動取引装置
KR20080079988A (ko) 자동거래장치
JP6478791B2 (ja) 自動取引装置
JP7277406B2 (ja) 自動取引装置、偽造カード判定方法、及び偽造カード判定プログラム
JP2006099315A (ja) 自動取引装置
JP5594756B2 (ja) 金融端末、金融端末制御方法、金融端末制御プログラムおよびプログラム記録媒体
JP5092602B2 (ja) 自動取引装置
JP2008077180A (ja) 取引処理装置
JP6561561B2 (ja) 自動取引装置
JP2006323731A (ja) 現金自動取引装置
JP2012103964A (ja) 暗証番号入力装置
JP2021140543A (ja) 自動取引装置、取引処理方法および取引処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4635649

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131203

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees