JP5594756B2 - 金融端末、金融端末制御方法、金融端末制御プログラムおよびプログラム記録媒体 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、不特定多数のユーザが利用する金融端末の操作性を損なうことなく、口座を開設した真正なカード所有者の身体的な特徴に応じて当該金融端末の案内画面(表示画面)に画面表示される画像情報(文字列や数字等)の視野角を狭く設定することにより、当該金融端末の操作時において、真正なカード所有者の取引情報(暗証番号や口座情報等)が第三者へ漏洩することをより確実に防止することが可能な金融端末、金融端末制御方法、金融端末制御プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することを、その目的としている。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、金融端末例えばATM端末の操作時に、口座を開設した真正なカード所有者の取引情報(暗証番号や口座情報等)を第三者に盗み取られることを防止するために、口座を開設した真正なカード所有者本人が金融端末を一番最初に操作する際に、金融端末の表示画面に表示される案内用の画像情報(文字列や数字等)の視野角を、当該真正なカード所有者が金融端末操作時における通常の姿勢で視認することが可能な視野角に当該真正なカード所有者本人が選択することによって、以降の案内画面の画像情報(文字列や数字等)を選択した当該視野角により画面表示するように設定することを特徴としている。これにより、金融端末の操作時において、通常の姿勢では、真正なカード所有者が、金融端末の表示画面に画面表示された案内用の画像情報(文字列や数字等)を視認することが可能であり、当該真正なカード所有者とは一般的に身体的な特徴が異なる第三者によって、当該真正なカード所有者による操作時の取引情報(暗証番号や口座情報等)を盗み取られないようにすることができる。
次に、本発明に係る金融端末の構成についてその一例を、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る金融端末の構成の一例を示すブロック構成図であり、金融端末の一例としてATM端末(Automatic Teller Machine:現金自動預け払い端末)を例にとって、その斜視図と制御系のブロック構成図とを示している。
次に、本発明に係る金融端末の一例として図1に示したATM端末10の動作の一例について、図2のフローチャートを用いて説明する。図2は、本発明に係る金融端末の動作の一例を説明するフローチャートであり、本発明に係る金融端末制御方法の一例として、真正なカード所有者(口座開設者)の図1のATM端末10を用いた最初の取引時において、当該ATM端末10のタッチパネル付き表示部17に案内画面として画面表示される画像情報(文字列や数字等)の視野角を当該真正なカード所有者が選択するまでの手順について示している。
以上に詳細に説明したように、本実施形態においては、以下のような効果が得られる。一般に、金融端末例えばATM端末10に入力する取引情報(暗証番号や口座情報等)の第三者への漏洩ルートは、金融機関や警察を装った詐欺と金融端末例えばATM端末10の操作時における覗き込みによるものとの2つが考えられる。本実施形態は、後者の漏洩ルートに対処するものである。
(2)前記真正なカード所有者が当該金融端末を初めて操作した際に画面表示される初期画面として、あらかじめ定めた複数種類の前記設定視野角それぞれに該当する視野角のみで視認することが可能な画像情報をそれぞれ画面表示し、前記真正なカード所有者が、該初期画面中の複数の画像情報のうち、当該真正なカード所有者が当該金融端末を操作する際の通常の姿勢において視認することが可能な画像情報を選択することにより、当該真正なカード所有者に対する以降の前記案内画面として画面表示される画像情報の設定視野角が決定される上記(1)の金融端末。
(3)前記案内画面の画像情報を構成する画面要素のうち、いずれか1ないし複数の画面要素の配置位置が、複数種類の前記設定視野角ごとに異なっている上記(1)または(2)の金融端末。
(4)前記案内画面の画像情報を構成する前記画面要素のうち、少なくとも、数字を入力するための数字ボタンの配置位置が、複数種類の前記設定視野角ごとに異なっている上記(3)の金融端末。
(5)取引用の案内画面に応じて操作することによりキャッシュカードを用いた取引処理を行う金融端末を制御する金融端末制御方法であって、前記案内画面として画面表示される画像情報を、あらかじめ定めた複数種類の設定視野角のうち、口座を開設した真正なカード所有者があらかじめ選択した設定視野角に狭めて画面表示する金融端末制御方法。
(6)前記真正なカード所有者が当該金融端末を初めて操作した際に画面表示される初期画面として、あらかじめ定めた複数種類の前記設定視野角それぞれに該当する視野角のみで視認することが可能な画像情報をそれぞれ画面表示し、前記真正なカード所有者が、該初期画面中の複数の画像情報のうち、当該真正なカード所有者が当該金融端末を操作する際の通常の姿勢において視認することが可能な画像情報を選択することにより、当該真正なカード所有者に対する以降の前記案内画面として画面表示される画像情報の設定視野角を決定する上記(5)の金融端末制御方法。
(7)前記案内画面の画像情報を構成する画面要素のうち、いずれか1ないし複数の画面要素の配置位置を、複数種類の前記設定視野角ごとに異なった位置に配置する上記(5)または(6)の金融端末制御方法。
(8)前記案内画面の画像情報を構成する前記画面要素のうち、少なくとも、数字を入力するための数字ボタンの配置位置を、複数種類の前記設定視野角ごとに異なった位置に配置する上記(7)の金融端末制御方法。
(9)上記(5)ないし(8)のいずれかの金融端末制御方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施する金融端末制御プログラム。
(10)上記(9)の金融端末制御プログラムを、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録しているプログラム記録媒体。
11 カードリーダ挿入口
12 印字用紙排出口
13 紙幣入出金口
14 硬貨入出金口
15 通帳挿入口
16 音声出力部
17 タッチパネル付き表示部
19 送受話器
21 カードリーダ部
22 印字部
23 紙幣入出金部
24 硬貨入出金部
25 通帳処理部
26 音声案内部
27 表示部
28 タッチパネル入力部
30 主制御部
31 メモリ部
32 インタフェース部
Claims (8)
- 取引用の案内画面に応じて操作することによりキャッシュカードを用いた取引処理を行う金融端末において、
前記案内画面として画面表示される画像情報が、あらかじめ定めた複数種類の設定視野角のうち、口座を開設した真正なカード所有者があらかじめ選択した設定視野角に狭めて画面表示されるように構成され、
前記真正なカード所有者が当該金融端末を初めて操作した際に画面表示される初期画面として、あらかじめ定めた複数種類の前記設定視野角それぞれに該当する視野角のみで視認することが可能な画像情報をそれぞれ画面表示し、前記真正なカード所有者が、該初期画面中の複数の画像情報のうち、当該真正なカード所有者が当該金融端末を操作する際の通常の姿勢において視認することが可能な画像情報を選択することにより、当該真正なカード所有者に対する以降の前記案内画面として画面表示される画像情報の設定視野角が決定される、
ことを特徴とする金融端末。 - 前記案内画面の画像情報を構成する画面要素のうち、いずれか1ないし複数の画面要素の配置位置が、複数種類の前記設定視野角ごとに異なっていることを特徴とする請求項1に記載の金融端末。
- 前記案内画面の画像情報を構成する前記画面要素のうち、少なくとも、数字を入力するための数字ボタンの配置位置が、複数種類の前記設定視野角ごとに異なっていることを特徴とする請求項2に記載の金融端末。
- 取引用の案内画面に応じて操作することによりキャッシュカードを用いた取引処理を行う金融端末を制御する金融端末制御方法であって、前記案内画面として画面表示される画像情報を、あらかじめ定めた複数種類の設定視野角のうち、口座を開設した真正なカード所有者があらかじめ選択した設定視野角に狭めて画面表示し、
前記真正なカード所有者が当該金融端末を初めて操作した際に画面表示される初期画面として、あらかじめ定めた複数種類の前記設定視野角それぞれに該当する視野角のみで視認することが可能な画像情報をそれぞれ画面表示し、前記真正なカード所有者が、該初期画面中の複数の画像情報のうち、当該真正なカード所有者が当該金融端末を操作する際の通常の姿勢において視認することが可能な画像情報を選択することにより、当該真正なカード所有者に対する以降の前記案内画面として画面表示される画像情報の設定視野角を決定する、
ことを特徴とする金融端末制御方法。 - 前記案内画面の画像情報を構成する画面要素のうち、いずれか1ないし複数の画面要素の配置位置を、複数種類の前記設定視野角ごとに異なった位置に配置することを特徴とする請求項4に記載の金融端末制御方法。
- 前記案内画面の画像情報を構成する前記画面要素のうち、少なくとも、数字を入力するための数字ボタンの配置位置を、複数種類の前記設定視野角ごとに異なった位置に配置することを特徴とする請求項5に記載の金融端末制御方法。
- 請求項4〜6のいずれかに記載の金融端末制御方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施することを特徴とする金融端末制御プログラム。
- 請求項7に記載の金融端末制御プログラムを、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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