以下、本発明の実施の形態を、自動取引装置、取引処理の第1の実施の形態、取引処理の第2の実施の形態、取引処理の第3の実施の形態、他の実施の形態の順で説明する。
[自動取引装置]
図1は、本発明の一実施の形態の自動取引装置の外観図、図2は、図1の自動取引装置の構成図、図3は、磁気ストライプ付きカードの構成図、図4は、ICカードの構成図、図5は、カードの種類と、自動取引装置の種類とに応じた取引の種類の対応を示す関係図である。図1、図2は、自動取引装置として、金融機関における生体認証ハードを持つ自動現金取引装置を例に示す。
図1に示すように、自動現金取引装置(ATMという)6は、その前面に、カード挿入/排出口6−4と、通帳挿入/排出口6−5と、紙幣挿入/放出口6−3と、硬貨挿入/放出口6−2と、操作及び表示のための顧客操作パネル6−1とを有する。顧客操作パネル6−1は、タッチパネル付デイスプレイ装置で構成され、利用者の操作ガイダンスと、取引項目や金額等を入力する画面を表示するとともに、利用者のタッチパネルの操作により、利用者が選択した項目等を検出する。
又、生体認証用検出装置1は、顧客操作パネル6−1の横に設けられる。生体認証用検出装置1は、例えば、手のひらの静脈像を撮像する撮像装置で構成される。
図2に示すように、ATM6は、カード挿入/排出口6−4を有するCIP(Card Reader Printer)ユニット60と、通帳挿入/排出口6−5を有する通帳ユニット64と、紙幣挿入/放出口6−3と硬貨挿入/放出口6−2とを有する紙幣/硬貨計数ユニット66と、係員操作部65と、制御部67と、操作及び表示のための顧客操作パネル6−1と、撮像装置(静脈センサー)1とを有する。
CIPユニット60は、利用者のカード5の磁気ストライプ及びICのリード/ライトを行うICカードリーダ/ライタ61と、レシートに取引記録を行うレシートプリンタ63と、ジャーナル用紙に取引履歴の印刷を行うジャーナルプリンタ62とを有する。
通帳ユニット64は、通帳の頁に取引記録を行い、且つ必要に応じて頁捲りを行う。係員操作部65は、係員の操作のため、状態表示や、障害発生時や点検時等に操作を行う。紙幣/硬貨計数ユニット66は、挿入された紙幣/硬貨の鑑別、計数、収納と、要求された紙幣/硬貨の計数及び放出を行う。
制御部67は、サーバー4と交信して、ATMの動作制御を行うATMアプリケーション68と、認証処理のための認証ライブラリ69を有する。このATMアプリケーション68の一部が、認証ライブラリ67と協働して、顧客操作パネル6−1の誘導画面制御を行う。
ICカードリーダ/ライタ61は、図3に示す磁気ストライプ付きカード(MSカード)5−1及び図4に示すICカード5−2の両方のリード/ライトができる。図3の磁気ストライプ付きカード5−1は、カード基板50に、磁気ストライプ52を設けたものである。一方、図4のICカード5−2は、カード基板50に、磁気ストライプ52と、IC(集積回路)54を設けたものである。このIC54は、メモリと、CPUと、所定のインタフェース回路とを有し、プログラムを内蔵できる。
生体認証対応ICカードは、このプログラムとして、生体認証アプリケーションプログラム(生体認証APLという)と、利用者の生体データを搭載する。生体認証APLは、生体データの暗号化や、復号化及びメモリに登録された生体データのアクセス制御を、ICカード内のCPUに実行させる。又、生体認証APLは、検出装置1で検出された生体データと、メモリ内の登録された生体データとの照合を行い、本人確認する。
このようなICカードに生体認証機能を付与するには、利用者が、カード発行機関に生体認証カードの発行を申し込み、カード発行機関が、ICカードに生体認証APLを搭載し(書込み)、搭載したICカードを、利用者に送付する。
利用者が、生体認証カードを利用するには、金融機関の営業時間に、金融機関の窓口へ出向き、所定の手続きを行う。そして、生体データをICカードに登録する。即ち、窓口の生体認証用検出器が、自己の生体を検出し、ICカードに登録する。そして、運用上問題ないかを検証するため、再度、自己の生体を、窓口の生体認証用検出器で、検出させ、検出された生体データと、ICカードに登録された生体データを照合し、本人確認できるかを検証する。検証結果が良好であれば、利用者は、そのICカードを使用して、生体認証付き自動取引装置で、安心して、取引ができる。
このように、生体認証機能を持つICカードを実際に利用するまでには、セキュリテイを維持し、利用できるようにするため、利用者は、種々の手間がかかる。従って、実際には、ICカードの生体認証機能を付与するよう申し込みを行った利用者でも、生体データの登録手続きを行っていない場合もある。
従って、利用者が保持するICカードには、生体認証機能のないICカードと、生体認証APLのみが搭載されたICカードと、生体認証APLと生体データとが搭載されたICカードとが、存在する。
このような利用者のカード形態と、自動取引装置の種類と、可能な取引の関係を、図5で示す。即ち、利用者のカードには、生体認証機能のないICカードと、生体認証APLのみが搭載されたICカードと、生体認証APLと生体データとが搭載されたICカードとの4つがあり、自動取引装置には、ICカード対応で、生体認証機能を持つ自動取引装置と、ICカード対応で、生体認証機能を持たない自動取引装置と、ICカードに対応しない、MSカードのみの機能を持つ自動取引装置との3つがある。
図6は、本発明の他の実施の形態の自動取引装置の外観図、図7は、図6の自動取引装置の構成図である。図6、図7は、自動取引装置として、金融機関における生体認証ハードを持たない自動現金取引装置を例に示す。
図6に示すように、生体認証ハードを持たない自動現金取引装置(ATMという)6は、図1のATMと同様に、その前面に、カード挿入/排出口6−4と、通帳挿入/排出口6−5と、紙幣挿入/放出口6−3と、硬貨挿入/放出口6−2と、操作及び表示のための顧客操作パネル6−1とを有する。顧客操作パネル6−1は、タッチパネル付デイスプレイ装置で構成され、利用者の操作ガイダンスと、取引項目や金額等を入力する画面を表示するとともに、利用者のタッチパネルの操作により、利用者が選択した項目等を検出する。
又、このATM6では、図1のATMと相違し、生体認証用検出装置1は、設けられていない。このため、図7に示すように、ATM6は、図2で説明したカード挿入/排出口6−4を有するCIP(Card Reader Printer)ユニット60と、通帳挿入/排出口6−5を有する通帳ユニット64と、紙幣挿入/放出口6−3と硬貨挿入/放出口6−2とを有する紙幣/硬貨計数ユニット66と、係員操作部65と、制御部67と、操作及び表示のための顧客操作パネル6−1とを有する。
又、制御部67は、サーバー4と交信して、ATMの動作制御を行うATMアプリケーション68を有し、図2の認証ライブラリ69を搭載されていない。
図2及び図7のICカードリーダ/ライタ61は、利用者に挿入されたカードが、図3のMSカード5−1であるか、図4のICカード5−2であるかを、識別できる。
又、図2の制御部67は、ICカードリーダ/ライタ61から識別結果により、MSカード5−1であれば、MS取引処理を実行する。制御部67は、ICカード5−2であれば、生体認証APL、生体データの搭載を、ICカードリーダ/ライタ61に問い合わせる。
図2の制御部67は、生体認証APLと生体データとが搭載されているとの応答を得ると、生体認証を使用した取引処理を実行し、生体認証APLのみが搭載されている、又は生体認証APLが搭載されていないとの応答を得ると、ICカード取引処理を行う。
更に、図7の制御部67は、ICカードリーダ/ライタ61から識別結果により、MSカード5−1であれば、MS取引処理を実行する。制御部67は、ICカード5−2であれば、ICカード取引処理を行う。
これらの制御部67は、更に、以下で説明する限度額オーバー時に、限度額引き上げのための処理を行う。
[取引処理の第1の実施の形態]
図8及び図9は、本発明の取引処理の第1の実施の形態の処理フロー図であり、図4のICカード5−2で、生体認証APLが搭載され、且つ生体データが未登録の場合の図1,2及び図6,7の自動取引装置の処理を示す。図8は、取引限度額をオフラインでチエックする場合、図9は、取引限度額をオンラインでチエックする場合の処理を示す。
先ず、図8により、オフラインチエックの取引処理を説明する。
(S10)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、顧客操作パネル(以下、UOPと称す)6−1の前に、利用者が対面したかを、図示しない感人センサで検出する。
(S12)制御部67は、感人センサが、利用者を検出すると、カード挿入画面を、UOP6−1に表示する。そして、利用者により、ICカードリーダ/ライタ61に、ICカード5―2が挿入されると、ICカードリーダ/ライタ61は、挿入されたカードが、ICカード5−2であるかMSカードであるかを判別し、制御部67へ通知する。制御部67は、通知されたカード種別が、ICカードであると、ICカードリーダ/ライタ61を介し、挿入されたICカード5−2に、生体認証APLと生体データが登録されているかを問い合わせる。この場合、生体データが未登録であるので、図5に示したように、制御部67は、通常のIC取引モードを取引モードに決定する。そして、制御部67は、UOP6−1に、取引項目選択画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、出金系である支払い又は口座振込キーを選択する。
(S14)この出金系の取引項目の選択に応じて、制御部67は、UOP6−1に、暗証入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、暗証を入力すると、制御部67は、ICカード5−2内の暗証番号と比較して、本人確認する。
(S16)制御部67は、本人確認が良好であると、UOP6−1に、金額入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、口座からの出金金額を入力する。
(S18)制御部67は、ステップS12で決定したIC取引モードの限度額(例えば、50万円)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、決定された限度額を越えていない場合には、通常の出金取引を行う。即ち、センタと送受信を行い、センタの許可電文を受け、現金及び媒体(カード、レシート等)を放出し、取引を終了する。一方、制御部67は、出金金額が、決定された限度額を越えていると判定すると、ステップS12で問い合わせたICカード5−2に生体データが未登録であったことを確認する。
(S20)この確認後、制御部67は、UOP6−1に、このICカードで、利用者自身が可能な限度額引き上げ方策を示す画面を表示する。図8では、画面は、「使用カードの限度額が、50万である」ことと、限度額引き上げ方策を表示する。制御部67は、限度額引き上げ方策を決定する。この場合、利用者のカードが、ICカードであり、且つ生体認証APLが、ICカードに搭載されているので、制御部67は、生体認証データをカードに登録すると、取引モードが、生体認証IC取引となり、限度額が引きあがると判定する。このため、画面に、「生体認証データをカードに登録すると、取引限度額は、100万となり」、そのための手続である「生体認証データは、窓口で、平日の営業時間に行える」との表示を行う。
(S22)利用者が、UOP6−1に表示された確認キーに触れると、制御部67は、媒体(この場合、ICカード5−2)を返却する。又、ステップS18で通常取引した場合には、ICカードと現金とレシート(支払いの場合)又はICカードとレシート(振込みの場合)を返却する。そして、利用者が、返却媒体を取ると、取引を終了する。
このように、制御部67は、出金系取引の場合に、カードの種別に応じて、取引モードと出金限度額を決定し、要求された出金金額が、限度額を越えた場合に、カードと自動取引装置の種別に応じて、限度額を引き上げる方策を、利用者に通知する。
このため、利用者は、自動取引装置で、取引限度額オーバーで、取引不可となった場合に、利用者は、利用者が利用できる限度額引き上げ方法を提示されるので、利用者は、即座に、この方法を認識でき、所望の手続をその場で、実行できる。
次に、図9により、オンライン限度額チエックの取引処理を説明する。
(S30)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、顧客操作パネル(以下、UOPと称す)6−1の前に、利用者が対面したかを、図示しない感人センサで検出する。
(S32)制御部67は、感人センサが、利用者を検出すると、カード挿入画面を、UOP6−1に表示する。そして、利用者により、ICカードリーダ/ライタ61に、ICカード5―2が挿入されると、ICカードリーダ/ライタ61は、挿入されたカードが、ICカード5−2であるかMSカードであるかを判別し、制御部67へ通知する。制御部67は、通知されたカード種別が、ICカードであると、ICカードリーダ/ライタ61を介し、挿入されたICカード5−2に、生体認証APLと生体データが登録されているかを問い合わせる。この場合、生体データが未登録であるので、図5に示したように、制御部67は、通常のIC取引モードを取引モードに決定する。そして、制御部67は、UOP6−1に、取引項目選択画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、出金系である支払い又は口座振込キーを選択する。
(S34)この出金系の取引項目の選択に応じて、制御部67は、UOP6−1に、暗証入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、暗証を入力すると、制御部67は、ICカード5−2内の暗証番号と比較して、本人確認する。
(S36)制御部67は、本人確認が良好であると、UOP6−1に、金額入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、口座からの出金金額を入力する。
(S38)制御部67は、センタ(図2、図4のホストサーバ4)に、カードの内容、入力された出金金額、及び取引モード(又は、カード種別)を送信する。センタは、先ず、利用者の口座の出金可能額(例えば、残高)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、出金可能額以内であれば、センタは、IC取引モードの限度額(例えば、50万円)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、決定された限度額を越えていない場合には、通常の出金取引を行うように、取引許可電文を、制御部67に送信する。一方、センタは、出金金額が、出金可能額を越えた場合や、出金限度額を越えた場合には、制御部67に、取引拒否電文を送信する。
(S40)制御部67は、センタからの電文が、拒否電文であるかを判定する。拒否電文でなければ、許可電文であるので、通常の出金取引を行い、ステップS44に進む。一方、制御部67は、拒否電文であると、出金金額が、決定された限度額を越えた場合かを判定するため、ステップS12で問い合わせたICカード5−2に生体データが未登録であったことを確認する。
(S42)この確認後、制御部67は、UOP6−1に、このICカードで、利用者自身が可能な限度額引き上げ方策を示す画面を表示する。図9では、画面は、「使用カードの限度額が、50万である」ことと、限度額引き上げ方策を表示する。制御部67は、限度額引き上げ方策を決定する。この場合、利用者のカードが、ICカードであり、且つ生体認証APLが、ICカードに搭載されているので、制御部67は、生体認証データをカードに登録すると、取引モードが、生体認証IC取引となり、限度額が引きあがると判定する。このため、画面に、「生体認証データをカードに登録すると、取引限度額は、100万となり」、そのための手続である「生体認証データは、窓口で、平日の営業時間に行える」との表示を行う。
(S44)利用者が、UOP6−1に表示された確認キーに触れると、制御部67は、媒体(この場合、ICカード5−2)を返却する。又、ステップS40で通常取引した場合には、ICカードと現金とレシート(支払いの場合)又はICカードとレシート(振込みの場合)を返却する。そして、利用者が、返却媒体を取ると、取引を終了する。
このように、制御部67は、出金系取引の場合に、カードの種別に応じて、取引モードと出金限度額を決定し、要求された出金金額が、限度額を越えた場合に、カードと自動取引装置の種別に応じて、限度額を引き上げる方策を、利用者に通知する。
このため、利用者は、自動取引装置で、取引限度額オーバーで、取引不可となった場合に、利用者は、利用者が利用できる限度額引き上げ方法を提示されるので、利用者は、即座に、この方法を認識でき、所望の手続をその場で、実行できる。
又、センタで、限度額チエックするため、残高等の確認と同時にチエックができ、限度額以内でも、残高不足となり、取引不可となることを早期に認識できる。
[取引処理の第2の実施の形態]
図10及び図11は、本発明の取引処理の第2の実施の形態の処理フロー図であり、図4のICカード5−2で、生体認証APLが搭載され、且つ生体データも登録されている場合の図6,7の生体認証ハード未搭載の自動取引装置の処理を示す。図10は、取引限度額をオフラインでチエックする場合、図11は、取引限度額をオンラインでチエックする場合の処理を示す。
先ず、図10により、オフラインの限度額チエックの取引処理を説明する。
(S50)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、顧客操作パネル(以下、UOPと称す)6−1の前に、利用者が対面したかを、図示しない感人センサで検出する。
(S52)制御部67は、感人センサが、利用者を検出すると、カード挿入画面を、UOP6−1に表示する。そして、利用者により、ICカードリーダ/ライタ61に、ICカード5―2が挿入されると、ICカードリーダ/ライタ61は、挿入されたカードが、ICカード5−2であるかMSカードであるかを判別し、制御部67へ通知する。制御部67は、通知されたカード種別が、ICカードであると、ICカードリーダ/ライタ61を介し、挿入されたICカード5−2に、生体認証APLと生体データが登録されているかを問い合わせる。この場合、生体データが登録済みであるが、ATM6が、生体認証ハードを未搭載であるので、図5に示したように、制御部67は、通常のIC取引モードを取引モードに決定する。そして、制御部67は、UOP6−1に、取引項目選択画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、出金系である支払い又は口座振込キーを選択する。
(S54)この出金系の取引項目の選択に応じて、制御部67は、UOP6−1に、暗証入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、暗証を入力すると、制御部67は、ICカード5−2内の暗証番号と比較して、本人確認する。
(S56)制御部67は、本人確認が良好であると、UOP6−1に、金額入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、口座からの出金金額を入力する。
(S58)制御部67は、ステップS52で決定したIC取引モードの限度額(例えば、50万円)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、決定された限度額を越えていない場合には、通常の出金取引を行う。即ち、センタと送受信を行い、センタの許可電文を受け、現金及び媒体(カード、レシート等)を放出し、取引を終了する。一方、制御部67は、出金金額が、決定された限度額を越えていると判定すると、ステップS52で問い合わせたICカード5−2に生体データが登録であったことを確認する。又、制御部67は、生体認証ユニット(図1,2の生体センサ1)が、ATM6に未搭載であることを、装置構成情報から検出する。
(S60)この確認後、制御部67は、UOP6−1に、このカードで、利用者自身が可能な限度額引き上げ方策を示す画面を表示する。図10では、画面は、「この装置での使用カードの限度額が、50万である」ことと、限度額引き上げ方策を表示する。制御部67は、限度額引き上げ方策を決定する。この場合、利用者のカードが、ICカードであり、且つ生体認証APL及び生体データが、ICカードに搭載されているので、制御部67は、生体認証機能付きATM(図1、図2)で取引すると、取引モードが、生体認証IC取引となり、限度額が引きあがると判定する。このため、画面に、「生体認証データをカードが登録されている。生体認証付きATMで取引すると、取引限度額は、100万となる」、そのための手順である「生体認証機能付きATMは、どの店舗(ここでは、当店)にある」との表示を行う。
(S62)利用者が、UOP6−1に表示された確認キーに触れると、制御部67は、媒体(この場合、ICカード5−2)を返却する。又、ステップS58で通常取引した場合には、ICカードと現金とレシート(支払いの場合)又はICカードとレシート(振込みの場合)を返却する。そして、利用者が、返却媒体を取ると、取引を終了する。
このように、制御部67は、出金系取引の場合に、カードの種別に応じて、取引モードと出金限度額を決定し、要求された出金金額が、限度額を越えた場合に、カードと自動取引装置の種別に応じて、限度額を引き上げる方策を、利用者に通知する。
このため、利用者は、自動取引装置で、取引限度額オーバーで、取引不可となった場合に、利用者は、利用者が利用できる限度額引き上げ方法を提示されるので、利用者は、即座に、この方法を認識でき、所望の手続を実行できる。
次に、図11により、オンラインの限度額チエックの取引処理を説明する。
(S70)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、顧客操作パネル(以下、UOPと称す)6−1の前に、利用者が対面したかを、図示しない感人センサで検出する。
(S72)制御部67は、感人センサが、利用者を検出すると、カード挿入画面を、UOP6−1に表示する。そして、利用者により、ICカードリーダ/ライタ61に、ICカード5―2が挿入されると、ICカードリーダ/ライタ61は、挿入されたカードが、ICカード5−2であるかMSカードであるかを判別し、制御部67へ通知する。制御部67は、通知されたカード種別が、ICカードであると、ICカードリーダ/ライタ61を介し、挿入されたICカード5−2に、生体認証APLと生体データが登録されているかを問い合わせる。この場合、生体データが登録済みであるが、ATM6が、生体認証ハードを未搭載であるので、図5に示したように、制御部67は、通常のIC取引モードを取引モードに決定する。そして、制御部67は、UOP6−1に、取引項目選択画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、出金系である支払い又は口座振込キーを選択する。
(S74)この出金系の取引項目の選択に応じて、制御部67は、UOP6−1に、暗証入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、暗証を入力すると、制御部67は、ICカード5−2内の暗証番号と比較して、本人確認する。
(S76)制御部67は、本人確認が良好であると、UOP6−1に、金額入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、口座からの出金金額を入力する。
(S78)制御部67は、センタ(図2、図4のブランチサーバ4)に、カードの内容、入力された出金金額、及び取引モード(又は、カード種別)を送信する。センタは、先ず、利用者の口座の出金可能額(例えば、残高)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、出金可能額以内であれば、センタは、IC取引モードの限度額(例えば、50万円)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、決定された限度額を越えていない場合には、通常の出金取引を行うように、取引許可電文を、制御部67に送信する。一方、センタは、出金金額が、出金可能額を越えた場合や、出金限度額を越えた場合には、制御部67に、取引拒否電文を送信する。
(S80)制御部67は、センタからの電文が、拒否電文であるかを判定する。拒否電文でなければ、許可電文であるので、通常の出金取引を行い、ステップS84に進む。一方、制御部67は、拒否電文であると、出金金額が、決定された限度額を越えた場合かを判定するため、ステップS72で問い合わせたICカード5−2に生体データが登録であったことを確認する。又、制御部67は、生体認証ユニット(図1,2の生体センサ1)が、ATM6に未搭載であることを、装置構成情報から検出する。
(S82)この確認後、制御部67は、UOP6−1に、このカードで、利用者自身が可能な限度額引き上げ方策を示す画面を表示する。図11では、画面は、「この装置での使用カードの限度額が、50万である」ことと、限度額引き上げ方策を表示する。制御部67は、限度額引き上げ方策を決定する。この場合、利用者のカードが、ICカードであり、且つ生体認証APL及び生体データが、ICカードに搭載されているので、制御部67は、生体認証機能付きATM(図1、図2)で取引すると、取引モードが、生体認証IC取引となり、限度額が引きあがると判定する。このため、画面に、「生体認証データをカードが登録されている。生体認証付きATMで取引すると、取引限度額は、100万となる」、そのための手順である「生体認証機能付きATMは、どの店舗(ここでは、当店)にある」との表示を行う。
(S84)利用者が、UOP6−1に表示された確認キーに触れると、制御部67は、媒体(この場合、ICカード5−2)を返却する。又、ステップS80で通常取引した場合には、ICカードと現金とレシート(支払いの場合)又はICカードとレシート(振込みの場合)を返却する。そして、利用者が、返却媒体を取ると、取引を終了する。
この実施の形態でも、図10と同様の作用効果を奏する。また、センタで限度額チエックするため、残高チエックと同時にできる。
[取引処理の第3の実施の形態]
図12及び図13は、本発明の取引処理の第3の実施の形態の処理フロー図であり、図3のMSカード5−1の場合の図1,2及び図6,7の自動取引装置の処理を示す。図12は、取引限度額をオフラインでチエックする場合、図13は、取引限度額をオンラインでチエックする場合の処理を示す。
先ず、図12により、オフラインの限度額チエックの取引処理を説明する。
(S90)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、顧客操作パネル(以下、UOPと称す)6−1の前に、利用者が対面したかを、図示しない感人センサで検出する。
(S92)制御部67は、感人センサが、利用者を検出すると、カード挿入画面を、UOP6−1に表示する。そして、利用者により、ICカードリーダ/ライタ61に、MSカード5―1が挿入されると、ICカードリーダ/ライタ61は、挿入されたカードが、ICカード5−2であるかMSカード5−1であるかを判別し、制御部67へ通知する。制御部67は、通知されたカード種別が、MSカード5−1であると、MS取引モードを取引モードに決定する。そして、制御部67は、UOP6−1に、取引項目選択画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、出金系である支払い又は口座振込キーを選択する。
(S94)この出金系の取引項目の選択に応じて、制御部67は、UOP6−1に、暗証入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、暗証を入力すると、制御部67は、MSカード5−1内の暗証番号と比較して、本人確認する。
(S96)制御部67は、本人確認が良好であると、UOP6−1に、金額入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、口座からの出金金額を入力する。
(S98)制御部67は、ステップS92で決定したMS取引モードの限度額(例えば、10万円)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、決定された限度額を越えていない場合には、通常の出金取引を行う。即ち、センタと送受信を行い、センタの許可電文を受け、現金及び媒体(カード、レシート等)を放出し、取引を終了する。一方、制御部67は、出金金額が、決定された限度額を越えていると判定すると、ステップS92で検出したカード種別が、MSカードであったことを確認する。
(S100)この確認後、制御部67は、UOP6−1に、カードを使用して、利用者自身が可能な限度額引き上げ方策を示す画面を表示する。図12では、画面は、「使用カードの限度額が、10万である」ことと、限度額引き上げ方策を表示する。制御部67は、限度額引き上げ方策を決定する。この場合、利用者のカードが、MSカードであるので、制御部67は、生体認証機能付きカードを作成すると、取引モードが、生体認証IC取引となり、限度額が引きあがると判定する。このため、画面に、「生体認証機能付きカードを作成すると、取引限度額は、100万となり」、そのための手続である「画面から申し込みを選択すると、生体認証付きカードの申込書を、カードに登録された住所へ送付する」との表示を行う。
(S102)利用者が、UOP6−1に表示された「申込み」、又は「申込まない」キーに触れると、制御部67は、媒体(この場合、MSカード5−1)を返却する。又、ステップS98で通常取引した場合には、MSカードと現金とレシート(支払いの場合)又はMSカードとレシート(振込みの場合)を返却する。そして、利用者が、返却媒体を取ると、取引を終了する。
このように、利用者のカード種別により、取引限度額を引き上げる方策を、利用者に提示するため、利用者は、取引限度額を引き上げる方策を即時に認識できる。又、この例では、画面に、取引限度額を引き上げるための申込みを選択するキーを表示するため、利用者は、別の手間なく、申込みを行うことができる。
次に、図13により、オフラインの限度額チエックの取引処理を説明する。
(S110)ATM6の制御部67は、顧客待ち状態において、顧客操作パネル(以下、UOPと称す)6−1の前に、利用者が対面したかを、図示しない感人センサで検出する。
(S112)制御部67は、感人センサが、利用者を検出すると、カード挿入画面を、UOP6−1に表示する。そして、利用者により、ICカードリーダ/ライタ61に、MSカード5―1が挿入されると、ICカードリーダ/ライタ61は、挿入されたカードが、ICカード5−2であるかMSカード5−1であるかを判別し、制御部67へ通知する。制御部67は、通知されたカード種別が、MSカード5−1であると、MS取引モードを取引モードに決定する。そして、制御部67は、UOP6−1に、取引項目選択画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、出金系である支払い又は口座振込キーを選択する。
(S114)この出金系の取引項目の選択に応じて、制御部67は、UOP6−1に、暗証入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、暗証を入力すると、制御部67は、MSカード5−1内の暗証番号と比較して、本人確認する。
(S116)制御部67は、本人確認が良好であると、UOP6−1に、金額入力画面を表示する。利用者が、UOP6−1を操作して、口座からの出金金額を入力する。
(S118)制御部67は、センタ(図2、図4のブランチサーバ4)に、カードの内容、入力された出金金額、及び取引モード(又は、カード種別)を送信する。センタは、先ず、利用者の口座の出金可能額(例えば、残高)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、出金可能額以内であれば、センタは、MS取引モードの限度額(例えば、10万円)と、入力された出金金額とを比較する。出金金額が、決定された限度額を越えていない場合には、通常の出金取引を行うように、取引許可電文を、制御部67に送信する。一方、センタは、出金金額が、出金可能額を越えた場合や、出金限度額を越えた場合には、制御部67に、取引拒否電文を送信する。
(S120)制御部67は、センタからの電文が、拒否電文であるかを判定する。拒否電文でなければ、許可電文であるので、通常の出金取引を行い、ステップS124に進む。一方、制御部67は、拒否電文であると、出金金額が、決定された限度額を越えた場合の拒否電文かを判定するため、ステップS112で検出したカード種別が、MSカードであったことを確認する。
(S122)この確認後、制御部67は、UOP6−1に、カードを使用して、利用者自身が可能な限度額引き上げ方策を示す画面を表示する。図13では、画面は、「使用カードの限度額が、10万である」ことと、限度額引き上げ方策を表示する。制御部67は、限度額引き上げ方策を決定する。この場合、利用者のカードが、MSカードであるので、制御部67は、生体認証機能付きカードを作成すると、取引モードが、生体認証IC取引となり、限度額が引きあがると判定する。このため、画面に、「生体認証機能付きカードを作成すると、取引限度額は、100万となり」、そのための手続である「画面から申し込みを選択すると、生体認証付きカードの申込書を、カードに登録された住所へ送付する」との表示を行う。
(S124)利用者が、UOP6−1に表示された「申込み」、又は「申込まない」キーに触れると、制御部67は、媒体(この場合、MSカード5−1)を返却する。又、ステップS98で通常取引した場合には、MSカードと現金とレシート(支払いの場合)又はMSカードとレシート(振込みの場合)を返却する。そして、利用者が、返却媒体を取ると、取引を終了する。
このように、利用者のカード種別により、取引限度額を引き上げる方策を、利用者に提示するため、利用者は、取引限度額を引き上げる方策を即時に認識できる。又、この例では、画面に、取引限度額を引き上げるための申込みを選択するキーを表示するため、利用者は、別の手間なく、申込みを行うことができる。
[他の実施の形態]
図1、図2の生体認証機能付きATMは、取引処理の第1の実施の形態と第3の実施の形態を、単独又は複数採用でき、図3、図4の生体認証機能を持たないATMは、取引処理の第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態を、単独又は複数採用できる。更に、生体認証APLと生体データが未搭載のICカードに対しては、図12、図13の第3の実施の形態を採用できる。
又、いずれの実施の形態の実施できるプログラムを作成し、装置に搭載する際に、必要な実施の形態の実施を、フラグ等で設定することもできる。このようにすれば、1つのプログラムを用意、管理すれば、良く、メーカーにとって、便利である。
生体認証方法を、手のひらの静脈パターン認証で説明したが、指の静脈パターンや、手の掌紋等他の手のひらの特徴を認証することや、指紋、顔面等の他の生体認証にも、適用できる。又、金融業務の自動現金取引装置で説明したが、自動振込機、出金専用機、自動発券機、自動販売機等他の分野の自動取引機にも適用できる。
更に、同様にして、ATM6で、静脈パターンの登録を行うこともできる。しかも、利用者の個人媒体を、MSカード、ICカードで説明したが、生体認証機能を搭載できる携帯装置、例えば、携帯電話等を使用しても良い。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の趣旨の範囲内において、本発明は、種々の変形が可能であり、本発明の範囲からこれらを排除するものではない。
(付記1)利用者の個人媒体に登録された個人データを用いて、本人確認を行い、前記利用者の希望する出金系の取引処理を実行する自動取引装置において、前記個人媒体の記憶内容を読み出す読み出しユニットと、前記利用者が操作する操作パネルと、入力された個人データと前記登録された個人データとの照合で本人確認を行い、前記本人確認が良好である場合に、前記操作パネルから入力された金額と、出金限度額とを比較して、前記入力金額が前記出金限度額以下の場合に、前記出金系の取引を実行する制御ユニットとを有し、前記制御ユニットは、前記個人媒体の本人確認機能を検出し、前記個人媒体の本人確認機能と前記自動取引装置に与えられた本人確認機能とにより、前記出金系の取引モードを決定し、前記入力金額が前記決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための前記利用者の他の本人確認機能を取得する方策又は他の本人確認機能の自動取引装置を前記利用者に通知する画面を、前記操作パネルに表示することを特徴とする自動取引装置。
(付記2)前記制御ユニットは、前記出金限度額を引き上げるための方策として、前記利用者が生体認証による本人確認機能を取得する方策又は生体認証機能付き自動取引装置への誘導を前記利用者に通知する画面を、前記操作パネルに表示することを特徴とする付記1記載の自動取引装置。
(付記3)前記制御ユニットは、前記読み出しユニットで読み出された前記個人媒体の種類から、前記個人媒体による本人確認機能を検出することを特徴とする付記1乃至2記載の自動取引装置。
(付記4)前記読み出しユニットは、前記個人媒体として、ICカード及び磁気ストライプ付きカードの両方の読み出し及び識別を行うことを特徴とする付記1乃至付記3記載の自動取引装置。
(付記5)前記制御ユニットは、少なくとも、前記ICカードによる取引と、前記磁気ストライプ付きカードによる取引とのいずれかを前記個人媒体の種類に応じて、実行し、且つ前記入力金額が前記磁気ストライプ付きカードで決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための生体認証機能付きICカードの申込み画面を、前記操作パネルに表示することを特徴とする付記4記載の自動取引装置。
(付記6)前記制御ユニットは、少なくとも、前記ICカードによる取引と、前記磁気ストライプ付きカードによる取引とのいずれかを前記個人媒体の種類に応じて、実行し、且つ前記入力金額が前記ICカードで決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための生体認証機能付きICカードへの手続画面又は生体認証機能付き自動取引装置への誘導画面を、前記操作パネルに表示することを特徴とする付記1乃至4記載の自動取引装置。
(付記7)前記利用者の生体データを検出する生体データ検出ユニットを更に有し、前記制御ユニットは、少なくとも、前記ICカードによる取引と、前記生体認証による取引とのいずれかを前記個人媒体の種類に応じて、実行し、且つ前記入力金額が前記ICカードで決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための生体認証機能付きICカードへの手続画面を、前記操作パネルに表示することを特徴とする付記1乃至4記載の自動取引装置。
(付記8)利用者の個人媒体に登録された個人データを用いて、本人確認を行い、前記利用者の希望する出金系の取引処理を実行する自動取引装置の取引処理方法において、読み出しユニットを用いて、前記個人媒体の記憶内容を読み出すステップと、入力された個人データと前記登録された個人データとの照合で本人確認を行うステップと、前記本人確認が良好である場合に、操作パネルから入力された金額と、出金限度額とを比較して、前記入力金額が前記出金限度額以下の場合に、前記出金系の取引を実行する取引実行ステップとを有し、前記取引実行ステップは、前記個人媒体の本人確認機能を検出し、前記個人媒体の本人確認機能と前記自動取引装置の取引処理方法に与えられた本人確認機能とにより、前記出金系の取引モードを決定するステップと、前記入力金額が前記決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための前記利用者の他の本人確認機能を取得する方策又は他の本人確認機能の自動取引装置の取引処理方法を前記利用者に通知する画面を、前記操作パネルに表示するステップとを有することを特徴とする自動取引装置の取引処理方法。
(付記9)前記表示ステップは、前記出金限度額を引き上げるための方策として、前記利用者が生体認証による本人確認機能を取得する方策又は生体認証機能付き自動取引装置の取引処理方法への誘導を前記利用者に通知する画面を、前記操作パネルに表示するステップからなることを特徴とする付記8記載の自動取引装置の取引処理方法。
(付記10)前記取引実行ステップは、前記読み出しユニットで読み出された前記個人媒体の種類から、前記個人媒体による本人確認機能を検出するステップを有することを特徴とする付記8乃至9記載の自動取引装置の取引処理方法。
(付記11)前記読み出しステップは、前記個人媒体として、ICカード及び磁気ストライプ付きカードの両方の読み出し及び識別を行うステップからなることを特徴とする付記8乃至付記10記載の自動取引装置の取引処理方法。
(付記12)前記取引実行ステップは、少なくとも、前記ICカードによる取引と、前記磁気ストライプ付きカードによる取引とのいずれかを前記個人媒体の種類に応じて、実行ステップと、前記入力金額が前記磁気ストライプ付きカードで決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための生体認証機能付きICカードの申込み画面を、前記操作パネルに表示するステップを有することを特徴とする付記11記載の自動取引装置の取引処理方法。
(付記13)前記取引実行ステップは、少なくとも、前記ICカードによる取引と、前記磁気ストライプ付きカードによる取引とのいずれかを前記個人媒体の種類に応じて、実行するステップと、前記入力金額が前記ICカードで決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための生体認証機能付きICカードへの手続画面又は生体認証機能付き自動取引装置の取引処理方法への誘導画面を、前記操作パネルに表示するステップとを有することを特徴とする付記8乃至11記載の自動取引装置の取引処理方法。
(付記14)前記利用者の生体データを検出する生体データ検出ステップを更に有し、前記取引実行ステップは、少なくとも、前記ICカードによる取引と、前記生体認証による取引とのいずれかを前記個人媒体の種類に応じて、実行するステップと、前記入力金額が前記ICカードで決定した取引モードの出金限度額を越えていると判定した場合に、前記出金限度額を引き上げるための生体認証機能付きICカードへの手続画面を、前記操作パネルに表示するステップを有することを特徴とする付記8乃至11記載の自動取引装置の取引処理方法。