JP2002279489A - Atm管理システム及びatm - Google Patents

Atm管理システム及びatm

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JP2002279489A
JP2002279489A JP2001074642A JP2001074642A JP2002279489A JP 2002279489 A JP2002279489 A JP 2002279489A JP 2001074642 A JP2001074642 A JP 2001074642A JP 2001074642 A JP2001074642 A JP 2001074642A JP 2002279489 A JP2002279489 A JP 2002279489A
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atm
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JP2001074642A
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English (en)
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Yuki Hara
有希 原
Fumio Toyoda
文夫 豊田
昌樹 ▲高▼野
Masaki Takano
Arihito Tsukada
有人 塚田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATMの表示画面の表示条件を利用者毎に設
定できるようにする。 【解決手段】 銀行5から管理が依頼されたATM管理
センタ1は、ATM7の画面の各種表示条件が登録され
たマイ画面DB(データベース)12を備えている。利
用者PC(パソコン)からの要求により、ATM管理セ
ンタ1はマイ画面DB12から画面カスタマイズ用登録
画面を作成し、利用者PC2に送って表示させる。利用
者はこの画面で希望する条件(視差調整や壁紙など)を
設定してATM管理センタ1に送る。ATM管理センタ
1は、この条件をもとにマイ画面情報を作成し、マイ画
面情報DB12iに登録する。この利用者がATM7を
利用するときには、このときの画面表示の条件をマイ画
面情報DB12iに登録したマイ画面情報に基づいて設
定し、これにより、この利用者が希望した表示条件で表
示されるマイ画面として入出金のための画面が表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行などに設置さ
れて預金の預入れや引き出しなどをこの銀行と取引する
利用者が行なうことができるようにしたATM(Automat
ic Tellers Machine:現金自動預け払い機)の管理シス
テムとそのATMに関する。
【0002】
【従来の技術】銀行では、利用者の操作によって預金の
預入れや引き出し,残金確認などを行なうことができる
ようにしたATMが設置されており、これにより、銀行
の閉店後も、このような手続をとることができるように
なった。また、かかるATMはコンビニエンスストアな
どにも配置されるようになり、わざわざ銀行にで向かわ
なくとも、近くのコンビニエンスストアなどの店舗で預
金の預入れや引き出しができるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ATMは、
いろいろの人が利用する。その利用者としては、背が高
い人もいれば、背が低い人もおり、また、弱視や白内
障,色弱視などといった目の不自由な利用者もいる。こ
のようないろいろな利用者がいるにもかかわらず、AT
Mでは、一般に、その表示画面での画面表示は固定した
条件の基に行なわれており、利用者によっては非常に使
いにくい場合もある。
【0004】例えば、ATMの表示画面では、タッチキ
ーが表示されて、利用者がこのタッチキーをタッチする
ことにより、種々の取引きのための操作が行なわれるも
のであるが、この表示画面は、かかるタッチキーを表示
する表示面がガラス板などの透明板で覆われ、この透明
板位置の表面に指先のタッチ位置を光学的に検出するた
めの感知部が設けられてなるものであるが、かかる透明
板により、表示面とタッチ位置とが離れていることか
ら、背が高い利用者と背が低い利用者とでは、同じタッ
チキーをタッチ操作する場合、透明板でのタッチ位置が
異なる、という視差が生ずる。このような視差が生ずる
と、利用者によっては、所望のタッチキーをタッチした
つもりでも、異なった場所をタッチすることもあり、操
作がしにくい場合もあった。
【0005】また、このように、ATMの表示画面での
画面表示条件を固定することにより、弱視や白内障など
の視覚障害をもつ利用者にとっては、表示される文字な
どが小さく見えたり、かすんで見えたりして、文章が読
みにくく、操作がしにくい、といったこともある。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、利
用者毎にATMの表示画面での画面表示条件を該利用者
に適した条件に設定可能とし、如何なる利用者にとって
も利用し易い画面表示を行なうことができるようにした
ATM管理システム及びATMを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるATM管理システムは、ATM利用者
の利用者端末での指示操作に基づいて、該利用者が利用
するATMの表示画面の画面表示条件を設定するように
した構成とするものである。
【0008】さらに、具体的には、ATMの各種表示条
件が登録された第1のデータベースを有し、ATMの管
理を行なうATM管理装置と、ネットワークを介して該
ATM管理装置に接続可能な利用者端末とからなり、該
利用者端末は、該ATM管理装置の該第2のデータベー
スに登録されている該表示条件を選択操作することによ
り、ATMの表示画面での画面表示条件を設定する手段
を有し、該ATM管理装置は、該利用者端末からの該画
面表示条件に応じたマイ画面情報を作成して第2のデー
タベースに登録し、該利用者が利用するATMの表示画
面で該第2のデータベースに登録されている該利用者に
該当する該画面表示条件で画面表示を行なわせるもので
ある。
【0009】上記目的を達成するために、本発明による
ATMは、タッチキーの画面表示がなされる表示面が透
明板によって覆われ、該透明板の表面にタッチ位置を検
出する感知部が設けられてなり、利用者の身長に応じ
て、該表示面での該タッチキーの表示位置と該感知部と
の間の上下方向の相対位置関係を可変とする手段を設
け、利用者の身長に応じた該表示画面での視差を調整す
る構成としたものである。
【0010】また、利用者の撮像手段と、該撮像手段の
撮像出力から該利用者の身長を求める演算手段とを設
け、該演算手段の出力に基づいて前記視差を調整するこ
とができるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明によるシステムの一実施
形態を示す概略構成図であって、ATM管理センタ、2
は利用者PC(パソコン:Personal Computer)、3はI
Cカード、4はネットワーク、5は銀行、6は支店、7
はATMである。
【0012】同図において、各銀行5の本店や支店6,
図示しないコンビニエンスストアなどに設置されている
ATM7は、その管理がATM管理センタ1に委託され
ている。銀行5と取引きのある利用者PC2は、インタ
ーネットなどのネットワーク4を介してATM管理セン
タ1に接続することができる。この実施形態は、利用者
毎に、ATM7の表示画面の画面表示を利用者の好みに
応じてカスタマイズできるようにしたものであり、その
好みとする画面表示を利用者PC2から設定できるよう
にするものである。かかる画面表示の設定は、利用者P
C2からの指示に基づいて、ATM管理センタ1によっ
て行なわれる。
【0013】なお、かかる画面表示の条件設定は、利用
者PC2ばかりでなく、その利用者に割り当てられたI
Dコードを用いることにより、携帯電話機や携帯情報端
末などの他の端末からも行なうことができるが、以下で
は、利用者PC2を用いて条件設定をするものとして説
明する。
【0014】利用者によってこのような画面設定が行な
われると、この利用者が利用するATM7の表示画面で
は、この利用者によって設定された条件で画面表示がな
されることになる。以下、このように、利用者の好みに
カストマイズされた画面をマイ画面という。
【0015】ATM管理センタ1は、銀行5の取引先
(利用者)を識別するIDコード(識別コード:Identi
fication Code:通常、暗証番号やパスワード,利用者
名称など)を管理するID管理DB(データベース)1
0や取引先毎の預金残高を管理する個人預金DB11,
ATM7の表示画面での利用者が選択可能な各種表示条
件や利用者が選択した表示条件を格納したマイ画面DB
12などを有している。
【0016】マイ画面DB12は、利用者が設定する画
面表示の各種の表示条件を保存したDB、即ち、ATM
7の表示画面の各種背景画面(壁紙)を保存した壁紙D
B12aや表示画面上で顧客(利用者)の相手をする各
種イラストで表わされたエージェントを保存したエージ
ェントDB12b,表示画面の各種レイアウトを保存し
たレイアウトDB12c,各利用者(個人IDコード)
毎に操作履歴を保存した履歴DB12dと、表示画面で
のキー操作をし易くするための各種表示調整事項を保存
した視覚調整DB12e,各国の言語など言語条件を保
存した言語条件DB12f,各種視覚障害に対する表示
条件を保存した視覚条件DB12g,マイ画面DB12
に保存された上記の表示条件を利用する利用者の認証の
ために用いるIDDB12hなどからなっている。
【0017】利用者は、利用者PC2を操作することに
より、マイ画面DB12から上記DB12a〜12gの
いずれか1以上のDBに保存されている情報(表示条
件)を選択することができ、また、選択された情報は、
利用者毎にまとめられ、マイ画面情報としてマイ画面D
B12のマイ画面情報DB12iに保存される。利用者
がATM7を使用するときには、ATM管理センタ1が
マイ画面12のマイ画面情報DB12iからこの利用者
に該当するマイ画面情報を読み取り、ATM7の表示画
面にこのマイ画面情報に従う画面表示を行なわせる。
【0018】図2はかかるマイ画面情報の一具体例の構
成を摸式的に示した図である。
【0019】同図において、マイ画面情報13は、ID
DB12hに登録されている利用者のIDコードが書き
込まれる項目「IDコード」13aやこの利用者がエー
ジェントDB12bから選択したエージェントの種類を
示す項目「エージェント」13b,この利用者が壁紙D
B12aから選択した壁紙の種類を示す項目「壁紙」1
3c,視差調整DB12eで選択されたこの利用者に対
する視差調整条件を示す項目「視差調整」13d,視覚
条件DB12gで選択されたこの利用者に対する視覚条
件を示す項目「視覚条件」13e,言語条件DB12f
で選択された個の利用者に対する言語条件(言語の種
類)を示す項目「言語条件」13f,レイアウトDB1
2cで選択されたレイアウトの種類を示す項目「レイア
ウト」13gからなっている。
【0020】ここで、上記のように、利用者は、DB1
2a,12b,12e〜12gのうちのいずれかを選択
できるものであって、これら全てのDBから選択する必
要はない。但し、選択しなかったDBに対しては、これ
に対応するマイ画面情報13での項目には、予め決めら
れた初期表示条件が設定されることになる。マイ画面D
B12を利用しない利用者に対しては、マイ画面情報1
3の全ての項目13b〜13gに初期表示条件が設定さ
れているものとして、ATM7の表示画面で画面表示が
行なわれるが、この場合には、かかる利用者に対して、
IDDB12hにIDコードが登録されていないし、ま
た、マイ画面情報13もマイ画面情報DB12iに登録
されていない。即ち、IDDB12hにIDコードが登
録されていないことが確認された利用者に対しては、こ
のように画面表示が行なわれる。なお、マイ画面情報D
B12iに全ての利用者のマイ画面情報13が保存され
るようにし、マイ画面DB12を利用しない利用者のマ
イ画面情報13では、全ての項目13b〜13gに初期
表示条件が設定されているようにしてもよい。この場合
には、マイ画面DB12のいずれかのDBが利用される
と、そのDBに対するマイ画面情報13の項目が初期表
示条件から選択された表示条件に変更されるようにして
もよい。
【0021】また、レイアウトDB12cの表示条件は
利用者によって選択されるものではなく、利用者がAT
M7の表示画面を同様に操作するかという履歴DB12
dの履歴情報によって決まるものである。通常は初期表
示条件が設定されており、これに応じたレイアウトでA
TM7の表示画面の画面表示が行なわれるが、この利用
者に表示画面での操作に特徴がある場合、履歴DB12
dに保存されているこの利用者の操作履歴をもとに、A
TM管理センタ1はレイアウトDB12cからこれに適
したレイアウトを選択し、マイ画面情報13の項目「レ
イアウト」13gの内容を修正する。これにより、この
利用者に対しては、ATM7の表示画面でその操作に適
したレイアウトで画面表示が行なわれる。
【0022】次に、マイ画面の設定方法について説明す
る。図3はマイ画面の設定処理シーケンスの一具体例を
示すフローチャートであって、利用者PC2とATM管
理センタ1との間の処理手順の流れを示している。
【0023】同図において、利用者が利用者PC2で電
源ONして所定の操作をすると、その表示画面に図4
(a)に示すようなログイン画面14が表示される。こ
のログイン画面14でユーザ名(IDコード)やパスワ
ードなどを入力し、「OK」キーをクリックすると、ネ
ットワーク4を介してATM管理センタ1をアクセスす
る(ステップ100)。ここで、利用者がそのIDコー
ドやパスワードなどの認証用のデータを保存したICカ
ード3を所有している場合には、このICカードを利用
してかかるIDコードやパスワードを入力することがで
きる。
【0024】ATM管理センタ1が接続されると、AT
M管理センタ1は、利用者PC2からの受信したIDコ
ードやパスワードをID管理DB10と照合し、利用者
の認証を行なう(ステップ101)。この利用者が認証
されると、ATM管理センタ1は、メニュー画面情報を
この利用者PC2に送信する。
【0025】利用者PC2では、このメニュー画面情報
が受信され、表示画面に図4(a)に示すようなメニュ
ー画面15が表示される。このメニュー画面15では、
複数のメニュー項目が選択可能に設けられており(図示
では、メニュー1〜6)、そのうちの1つのマイ画面設
定のためのメニュー項目「カスタマイズ登録」をクリッ
クして選択すると、この選択メニュー情報がATM管理
センタ1に送信される(ステップ102)。ATM管理
センタ1は、この選択メニュー情報を受信すると、マイ
画面DB12での壁紙DB12a,エージェントDB1
2b,視差調整DB12e,言語条件DB12f及び視
覚条件DB12gなどに基いて画面カスタマイズ用登録
画面を作成し、その画面情報を利用者PC2に送信する
(ステップ103)。
【0026】なお、既にマイ画面設定がなされて利用者
に対しては、この作成される画面カスタマイズ用登録画
面はマイ画面情報DB12iに保管されているこの利用
者のマイ画面情報13(図2)も参照して作成される。
【0027】利用者PC2では、この登録画面情報を受
信すると、その表示画面に図4(c)に示すような画面
カスタマイズ用登録画面16が表示される(ステップ1
04)。 この画面カスタマイズ用登録画面16では、
項目「1.必須記入事項」と項目「オプション」とが設
けられており、項目「1.必須記入事項」には、「ユー
ザ名」,「パスワード」及び「生年月日」の記入欄と
「性別」,「身長」,「視力」及び「その他」の選択欄
とが設けられ、また、項目「オプション」には、「壁紙
とボタンデザインテンプレート」や「ボタンサイズカス
タマイズ」,「エージェントカスタマイズ」などの選択
欄が設けられている。
【0028】ここで、項目「1.必須記入事項」におい
て、選択欄「身長」は、マイ画面DBの視差調整DB1
2eに関するものである。ATM7では、利用者の背の
高さによって視差が生じ、表示画面に表示される操作キ
ーの見え方が異なる。このため、利用者によっては操作
しにくい場合もあり、視覚調整はこの表示画面での操作
キーの表示位置を調整して操作し易くするものである。
以下、この点について説明する。
【0029】図5はATM7の縦断面を概略的に示した
図であり、18は利用者、19は目線、20は筐体、2
1は表示画面、22は透明板、23は表示面、24はタ
ッチ面、25は水平面である。
【0030】同図において、筐体20の上部には、水平
面25から傾斜角θで傾斜して表示画面23が形成され
ており、その表示面23がガラス板などの透明板22に
よって覆われている。表示画面21の表示面23に操作
キーなどの画面が表示されるのであるが、利用者30は
この透明板22を通して表示画23を見ることになるか
ら、この表示面23に表示される操作キーをタッチ操作
する場合には、この操作キーに対向する透明板22の表
面の位置をタッチすることになる。即ち、この透明板2
2の表面がタッチ面24となる。透明板22の表面に
は、このタッチ位置を検出するための感知部(図示せ
ず)が設けられており、この検出位置と表示面23での
位置とが対応付けられる。
【0031】ここで、表示画面21の中心位置Pの高さ
Hは、基準とする身長(基準身長)の利用者30が筐体
20の前面から距離D1だけ離れて表示画面21を見た
とき、その目線31がタッチ面24と交差する交点と表
示面23と交差する交点とが互いに上記の対応した位置
関係となるように、表示面23に表示される画面での位
置と各感知部の位置とが関連付けられている。なお、一
例として、傾斜角θ=70゜、高さH=1240mmで
ある。
【0032】ところで、現在使用されているタッチパネ
ル型のATMとしては、透明板22の表面側に光方式に
よるタッチ感知部が設けられ、タッチ面24でのタッチ
位置を検知する光方式が採用されている機種が多く、こ
のような機種では、表示画面21に表示される操作キー
をタッチ操作する場合、この操作キーを透明板22を介
して見て、この操作キーが見えるタッチ面24でのタッ
チ位置をタッチする。即ち、利用者18が表示面23で
の操作キーを見たときの目線19がタッチ面24と交差
する位置を指先でタッチする。
【0033】しかしながら、このように構成の表示画面
21では、表示面23とタッチ面24(タッチ感知部)
との間に透明板22の厚み分の距離G(=3mm〜7m
m)があるから、基準身長の利用者18の場合には、こ
の利用者18によるタッチ面24でのタッチ位置とこの
ときに利用者がタッチしようとする表示面23での位置
とは同一目線19上にあり、利用者が表示面23でのタ
ッチしようとする位置に対応したタッチ面24での正し
い位置をタッチすることになるが、この基準身長よりも
比較的背の高い利用者や背の低い利用者の場合には、同
じ操作キーをタッチする場合、タッチ面24での異なる
位置をタッチすることになる。これは、同じ操作キーを
見る場合の目線19が異なることによるものであり、視
差が生ずることによるものである。
【0034】即ち、図5での表示画面21の一部を拡大
して示す図6において、いま、基準身長Aの利用者18
の目線19aが表示面23に垂直であって、この目線1
9aと表示面23,タッチ面24との交点を夫々q,r
とすると、この利用者18がタッチ面24の点rをタッ
チすると、等価的に表示面23の点qをタッチしたこと
になる。これに対し、基準身長Aよりも高い身長Bの利
用者18が表示面23での点qを見る場合、即ち、その
目線19bをこの点qに合わせると、この目線19bは
基準身長Aの利用者の目線19aに対して傾くから、こ
の目線19bがタッチ面24と交差する点r’は目線1
9aの交点rからずれることになる。この点r’に対応
した(即ち、この点r’を通る目線19aに平行な直線
と交差する)表示面23上の点は上記の点qからずれた
点q’となるので、この身長Bの利用者18が表示面2
3での点qにタッチしようとしてタッチ面24の点r’
をタッチすると、実際には、点q’をタッチしたことに
なる。
【0035】このような視差によると、感知部26は、
身長Aの利用者18がタッチするタッチ面24での位置
を確実かつ正確に検出するが、身長Bの利用者18が表
示面23の点qに表示されている操作キーを操作するた
めに、タッチ面24の点r’にタッチした場合には、感
知部26間をタッチしていたり、隣の感知部26をタッ
チしていたりして、正確なタッチ位置検出ができないこ
ともある。
【0036】この実施形態での視差調整は、かかる問題
を解消して、利用者の身長にかかわらず表示面での目線
方向の位置を正確にタッチ操作できるようにしたもので
あり、このために、利用者の身長に応じて感知部26の
位置や表示面23での操作キーの表示位置を調整した
り、タッチ位置を更正するものである。
【0037】図7は視差調整の一具体例を示す図であ
る。ここでは、表示面23(図6)に表示される操作キ
ー28と透明板22の表面の感知部26(図6)とを表
示面23に平行な同一仮想面に投影して示している。
【0038】基準身長Aの利用者の場合には、図7
(a)に示すように、操作キー27が感知部26の中心
部に位置させるものであり、身長Bの利用者に対して
は、図7(b)に示すように、感知部26を、図7
(a)に示す状態から、上方にずらすようにする。この
ずらし量は、利用者の身長に応じて(即ち、視差に応じ
て)異ならせる。
【0039】なお、基準身長Aよりも低い身長の利用者
に対しては、図7(b)とは逆に、操作キー27に対し
て感知部26を下方にずらすことになる。また、感知部
26をずらす代わりに、操作キー27の表示位置をずら
すようにしてもよい。
【0040】また、図8は視差調整の他の具体例を示す
ものである。ここでも、表示面23に表示される操作キ
ー27とタッチ面24(図6)でのタッチ位置28とを
表示面23に平行な同一仮想面に投影して示している。
【0041】基準身長Aの利用者の場合には、図8
(a)に示すように、タッチ位置28は操作キー26に
重なるが、身長Bの利用者の場合には、図8(b)に示
すように、タッチ位置28が操作キー26よりも視差に
応じた距離dだけ上方にずれた位置で検知される。この
ような場合、この具体例では、この利用者の身長Bに応
じてこのタッチ位置28の検知位置を距離dだけ下方修
正し、このタッチ位置28が操作キー27に重なった位
置にあるとするものである。
【0042】以上のような視差調整のための情報が、図
1における視差調整DB12eに格納されている。そし
て、図4(c)に示す画面カスタマイズ用登録画面16
での選択項目「身長」16aでは、例えば、140cm
〜150cm,150cm〜160cm,……というよ
うに、複数の身長範囲が選択可能に列挙されていて、そ
のいずれかを選択することにより、その選択範囲に対応
した図7,図8で説明した視差調整を行なうための視差
調整情報が視差調整DB12eから検索されるのであ
る。
【0043】図9は視差調整DB12eの一具体例を示
す図であって、図7,図8に示した視差調整の具体例に
対応するものである。
【0044】同図において、身長が150cm〜160
cmのときの図7(a)に示す状態となるように基準値
(例えば、0)を決め、身長が160cm〜170cm
のときには、基準値からのずらし幅(調整幅)を+q2
として図7(b)に示す状態とし、身長が140cm〜
150cmのときには、基準値からのずらし幅(調整
幅)を−q1として図7(b)に示す状態とは逆方向に
ずらした状態とする。身長が150cm〜160cmか
らずれるに従って、基準値からのずらし幅を大きくす
る。
【0045】また、図8に示した視差調整を行なう場合
には、身長または身長の範囲を変数とする関数と各身長
や身長の範囲が視差調整DB12eに格納されており、
画面カスタマイズ用登録画面16での選択項目「身長」
16aで選択された身長または身長範囲を変数としてこ
の関数が演算され、これにより、図8(b)に示す更正
距離dが求められる。
【0046】以上のように、図4(c)に示す画面カス
タマイズ用登録画面16での選択項目「身長」16aを
クリック選択することにより、利用者に最適な視差調整
がなされる。
【0047】なお、ATM7の表示画面21(図5)の
場所に応じても、視差が異なるものであるが、これはわ
ずかなものであって、身長の差異によるものほど問題と
はならないが、必要に応じて表示画面21の中心から離
れるにつれて視差調整をするようにしてもよい。
【0048】図4(c)に示す画面カスタマイズ用登録
画面16において、選択項目「視力」16bは、特に、
目の不自由な利用者に対して配慮されるものである。
【0049】まず、視力そのものに従って、ATM7の
表示画面の表示条件を設定するようにするために、視力
が、例えば、「良い」,「普通」,「悪い」の3段階に
区分し(視力の数値範囲で区分するようにしてもよい
し、この数値範囲を上記の区分と併記するようにしても
よい)、そのうちのいずれか1つを選択するようにす
る。これに対する表示条件は、例えば、視力が悪いほど
ATM7の表示画面に表示される文字などを大きくする
ようにする。このような表示条件を決める情報が視覚条
件DB12g(図1)に保存されている。
【0050】この選択項目「視力」16bでの「その
他」欄16b1は、特に、色感覚の障害や白内障,弱視
などといった視覚障害がある利用者に利用されるもので
あり、ドロップダウンコンポボックス16b2により、
障害名やそのレベルを選択することができる。この選択
内容に応じてATM7の表示画面の表示条件(表示され
る文字などの大きさや濃さ,色など)が設定されるが、
その設定内容も視覚条件DB12gに保存されている。
【0051】項目「オプション」としては、壁紙DB1
2aに保存されている壁紙とボタン(操作キー)のデザ
インテンプレート(見本)が表示され、これらのうちの
いずれかを選択することができるし、壁紙DB12aに
保存されている各種ボタンサイズも、カスタマイズする
ものとして、大,小,極小などの選択ができる。エージ
ェントDB12bに保存されているイラスト化された各
種のエージェントの画像が、カストマイズするものとし
て、選択可能に表示される。また、図示しないが、言語
条件DB12fに保存されている各国の言語も、選択可
能としている。
【0052】なお、かかる画面カストマイズ用登録画面
16に表示する項目や内容は非常に多くなるものである
から、複数の画面に渡って表示するようにしてもよい。
但し、項目「1.必須記入事項」は、1つの画面にまと
めて、しかも、最初の画面で表示するようにする。
【0053】また、初めてマイ画面設定をする場合の画
面カスタマイズ用登録画面16では、項目「1.必須記
入事項」の選択欄「身長」,「視力」と項目「2.オプ
ション」での全ての欄が初期設定されている。図4
(c)に図示する状態がこの初期設定状態とすると、選
択欄「身長」は基準身長の150cm〜160cmに、
選択項目「視力」が「良い」に夫々選択されており、項
目「2.オプション」では、選択項目「壁紙とボタンデ
ザインテンプレート」が3番目のものに、選択「ボタン
サイズカスタマイズ」が「C)極小」に、選択項目「エ
ージェントカスタマイズ」が2番目のものに夫々選択さ
れていることになる。マイ画面設定しないときのATM
7の表示画面は、かかる初期設定の表示条件で画面表示
がなされることになる。
【0054】画面カスタマイズ用登録画面16で項目
「1.必須記入事項」の入力や選択、項目「2.オプシ
ョン」での所望の選択が終わり、「登録」キー16cを
クリックすると、図3において、以上の入力/選択情報
がATM管理センタ1に送信される(ステップ10
5)。なお、項目「1.必須記入事項」での「ユーザ
名」,「パスワード」及び「生年月日」の記入欄と「性
別」の選択欄とについては、これらに関するデータが保
存されているICカード3(図1)を利用して入力,選
択することができる。また、「キャンセル」キー16d
をクリックすると、以上のマイ画面設定操作がキャンセ
ルされ、設定操作される前の状態に戻り、「クリア」キ
ー16eをクリックすると、入力欄「ユーザ名」,「パ
スワード」,「生年月日」での入力文字,数字,記号が
その新しいものから順に1つずつクリアされる。
【0055】ATM管理センタ1は、利用者PC2から
の入力情報や選択情報を受信すると、入力情報をID管
理DB10と照合して入力のミスやもれがないかどうか
などの設定内容の確認をし(ステップ106)、不具合
がある場合には、修正指示画面を作成して利用者PC2
に送信する(ステップ112)。利用者PC2では、そ
の表示画面にこの修正指示画面が表示される。この修正
指示画面も図4(c)に示す画面カスタマイズ用登録画
面16と同様であるが、修正を要する欄が指示される。
例えば、入力欄「ユーザ名」,「パスワード」の入力デ
ータが対応とれていない場合や入力欄「生年月日」で入
力がなされていない場合などでは、これら入力欄の欄名
表示部分が点滅表示したり、特定の色表示したりなどし
て修正を指示する。
【0056】この修正指示画面で修正をし、「登録」キ
ー16cをクリックすると、修正された内容で入力情報
や選択情報がATM管理センタ1に送信され(ステップ
105)、ATM管理センタ1では、その確認が行なわ
れる(ステップ106)。不具合がないことが確認され
ると、登録内容確認画面情報を利用者PC2に送信し、
利用者PC2に図4(d)に示すような登録内容確認画
面を表示させる(ステップ107)。この登録内容確認
画面17には、画面カスタマイズ用登録画面16(図4
(c))と同様の画面にステップ105で入力操作,選
択操作をした結果が表わされており、これを確認し、変
更したい選択欄がないので「OK」キー17aをクリッ
クすると(ステップ108)、登録指示データがATM
管理センタ1に送信され(ステップ109)、ATM管
理センタ1は、これを受信すると、画面カスタマイズ用
登録画面16での入力,選択情報に基づいて図2に示し
たマイ画面情報13を作成し、これをマイ画面DB12
のマイ画面情報DB12iに登録する(ステップ11
0)。
【0057】また、登録内容確認表示画面17で変更し
たい選択欄がある場合には、「キャンセル」キー17b
をクリックすることにより(ステップ108)、その旨
を表わすデータがATM管理センタ1に送信され、これ
に基づいて、ATM管理センタ1は登録画面修正画面を
利用者PC2に送信して(ステップ111)、利用者P
C2の表示画面に表示させる(ステップ113)。この
登録画面修正画面も画面カスタマイズ用登録画面16
(図4(c))で先に入力,選択操作がなされたもので
あり、これに対して選択欄の修正が行なわれて(ステッ
プ105)、上記の手順が繰り返される。
【0058】以上のようにして、ATM管理センタ1
で、利用者PC2の操作結果に基づいてマイ画面情報1
3(図2)が作成され、マイ画面情報DB12iに登録
されることになる。
【0059】次に、図1におけるATM7について説明
する。
【0060】図10はATM管理センタ1によるATM
7の制御シーケンスの一具体例を示すフローチャートで
ある。
【0061】同1及び図10において、利用者がATM
7にキャッシュカードを挿入し、所定の操作を行なう
と、ATM7はこのキャッシュカードからIDコードな
どの情報を読み取り、これをATM管理センタ1に送信
する(ステップ200)。ATM管理センタ1では、か
かる情報を受信し、これをID管理DB10と照合して
利用者の認証を行ない(ステップ201)、この利用者
を確認すると、マイ画面DB12のIDDB12hを用
いてこの利用者のマイ画面情報が登録されているかどう
かを確認する(ステップ202)。そして、マイ画面情
報が登録されていない利用者に対しては、上記の初期設
定の表示条件に基づく画面(通常画面)情報をATM7
に送信し(ステップ203)、また、マイ画面情報が登
録されている利用者に対しては、マイ画面情報IB12
iに登録されているマイ画面情報による表示条件に基づ
くマイ画面情報をATM7に送信する(ステップ20
4)。
【0062】ATM7では、ATM管理センタ1から送
信される画像情報が受信され、その表示画面にこの画像
情報に応じた図11(a)に示すようなメニュー画面3
0が表示される(ステップ205)。このメニュー画面
30では、「残高照会」,「お振込み」,「定期預
金」,「お引き出し」,「お預入れ」といった銀行との
取引きに関する事項を選択するための取引事項タッチキ
ー31とともに、「視差調整」タッチキー32も表示さ
れる。
【0063】このメニュー画面30の表示は、ATM管
理センタ1で作成された通常画面(ステップ203)ま
たはマイ画面(ステップ204)であって、通常画面で
ある場合には、上記の初期設定の表示条件で視差の調整
や文字の大きさなどの見え方,壁紙,ボタン(タッチキ
ー31,32)のデザインやサイズ,図示しないエージ
ェントなどが決定されている。また、マイ画面である場
合には、図4(c)に示した画面カスタマイズ用登録画
面16でもって設定した表示条件で上記のことが表示さ
れる。
【0064】メニュー画面30で「視差調整」タッチキ
ー32をタッチすると、図11(b)に示すような視差
調整のサブメニュー画面40が表示される。このサブメ
ニュー画面40は、表示画面に表示される画面をさらに
見易くするためのものであって、「拡大する」,「読み
上げ」,「くっきり表示」などといった項目のタッチキ
ー41が設けられた希望する表示条件の画面が選択でき
るようにしている。例えば、「拡大する」のタッチキー
41をタッチすると、図11(c)に示すように、図1
1(a)に示したメニュー画面30に対し、タッチキー
31が、さらに、「視差調整」タッチキー32に代わっ
た「もどる」タッチキー33が拡大して表示されて見易
くなったメニュー画面30が表示されるようになる。
【0065】この場合、この操作に伴って、この利用者
に対するマイ画面情報13(図2)を修正するようにし
てもよいし、修正しなくともよい。また、図11(a)
に示すメニュー画面30が通常画面である場合、このと
きの利用者がサブメニュー画面40によってこのメニュ
ー画面30を図11(c)に示すように修正すると、こ
の修正に応じて、この利用者に対してマイ画面情報13
(図2)を作成してマイ画面情報DB12iに登録する
ようにしてもよいし、このようなマイ画面情報13を作
成しないようにしてもよい。
【0066】また、この「視差調整」タッチキー32
は、視覚障害をもつ利用者、即ち、図4(c)で示した
画面カスタマイズ用登録画面16で項目「必須記入事
項」の選択項目「視力」16bでの「その他」16b1
について選択設定がなされたり容赦に対して機能するよ
うにすることができる。これは、ATM管理センタ1で
の、ステップ202,204の処理において、マイ画面
情報13が登録されているか否かを確認するとき、その
項目「視覚条件」13eをも確認し、視覚障害をもつ利
用者であれば、メニュー画面30(図11(a))にお
いて、「視差調整」タッチキー32が表示されるように
し、それ以外の利用者に対しては、それが表示されない
ようにする。
【0067】さて、図11(a)または(c)に示すメ
ニュー画面30での取引事項タッチキー31のいずれか
タッチすると、取引のための図示しない画面が表示さ
れ、この画面で残高照会をすることができるし、また、
振込みや定期預金の申込み,預金の引き出し,預金の預
入れのための操作をすることができ(ステップ20
6)、この操作に応じた情報がATM管理センタ1に送
信される(ステップ207)。ATM管理センタ1で
は、この情報に基づいて入出金の受付などを行ない(ス
テップ208)、入出金や定期預金の設定などの場合に
は、この利用者に対する個人預金DB11を更新し(ス
テップ209)、ATM7に入出金を指示する(ステッ
プ210)。ATM7は、これに応じて入出金の管理を
行ない(ステップ211)、一連の処理を終了する。
【0068】以上のようにして、この実施形態では、A
TM7の表示画面での画面表示を、利用者毎の好みに合
わせた、あるいは利用し易い表示とすることができる。
【0069】図12は図1におけるATM7の他の具体
例の要部構成を概略的に示す図であって、40はビデオ
カメラであり、図5に対応する部分には同一符号を付け
ている。
【0070】同図において、ATM7の前面の表示面2
1の上側にビデオカメラ40が設置されており、このA
TM7の前に立ってこれを使用しょうとする利用者18
の上半身を撮像することにより、この身長を自動認知
し、図7及び図8で説明したように、表示画面21の視
差調整をする。
【0071】図13は図12でのビデオカメラ40によ
る撮像状態を示すものである。
【0072】図13(a)が上記の基準身長(150c
m〜160cm)の利用者18の撮像状態とすると、図
13(b)は、例えば、180cm〜190cmの身長
の利用者18の撮像状態を示すものであって、利用者の
顔を検出することにより、身長を推定することができ
る。この場合、例えば、利用者18が立つ場所のバック
を特定の色(例えば、青色)としておくことにより、利
用者18の顔の領域を検出することができ、この領域の
中心位置を検出することにより、身長を推定することが
できる。図13(b)に示すように顔の一部が撮影領域
からはみ出している場合も、これを検出して顔の中心位
置の高さを推定することができる。
【0073】このようにして、この具体例では、利用者
18の身長を推定し、これに応じた視差調整を行なうこ
とができるものであるから、この場合には、図4(c)
に示す画面カスタマイズ用登録画面16において、選択
項目「身長」は、設けてもよいが、必ずしも設ける必要
はない。
【0074】なお、以上の説明では、ATM7は銀行の
本店や支店内に設置されているものとしたが、コンビニ
エンスストアなどの銀行以外の場所に設置されたATM
であってもよいことはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるAT
M管理システムによると、ATMの表示画面を、その利
用者毎に、好みの画面や見易い画面,使い易い画面とす
ることができ、操作性が向上する。
【0076】また、本発明によるATMによると、異な
る身長の利用者であっても、表示画面での表示面に表示
されるタッチキーを正確にタッチすることができ、操作
ミスを防止して操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるATM管理システムの一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】図1におけるATM管理センタでのマイ画面情
報データベースに登録されるマイ画面情報の構成を模式
的に示す図である。
【図3】図1における利用者PCによるATMでのマイ
画面の登録処理シーケンスの一具体例を示すフローチャ
ートである。
【図4】図3に示す登録処理シーケンスの実行に際して
利用者PCで表示される画面の一具体例を示す図であ
る。
【図5】図1におけるATMの構成を概略的に示す図で
ある。
【図6】図5で示すATMの表示画面での利用者の身長
の違いによる視差についての説明図である。
【図7】図1に示した実施形態での視差調整の一具体例
を示す図である。
【図8】図1に示した実施形態での視差調整の他の具体
例を示す図である。
【図9】図1における視差調整データベースに登録され
ている視差調整情報の一具体例を模式的に示す表図であ
る。
【図10】図1におけるATMの表示画面の表示条件の
設定処理シーケンスの一具体例を示すフローチャートで
ある。
【図11】図10に示した表示条件の設定処理シーケン
スでATMの表示画面での視差調整ができるようにした
画面の一具体例を示す図である。
【図12】図1におけるATMの他の具体例を示す概略
構成図である。
【図13】図12におけるATMに設置されたビデオカ
メラの利用者の撮像状態の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 ATM管理センタ 2 利用者PC 3 ICカード 4 ネットワーク 5 銀行 6 支店 7 ATM 10 ID管理データベース 11 個人預金データベース 12 マイ画面データベース 12a 壁紙データベース 12b エージェントデータベース 12c レイアウトデータベース 12d 履歴データベース 12e 視差調整データベース 12f 言語条件データベース 12g 視覚条件データベース 12h IDデータベース 12i マイ画面情報データベース 13 マイ画面情報 14 ログイン画面 15 メインメニュー画面 16 画面カスタマイズ用登録画面 17 登録内容確認画面 18 利用者 19,19a,19b 目線 20 ATMの筐体 21 表示画面 22 透明板 23 表示面 24 タッチ面 26 感知部 27 タッチキー 28 タツチ位置 30 メニュー画面 31〜33 タッチキー 40 ビデオカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 250 G06F 17/60 250 G07D 13/00 G07D 9/00 321C G07F 19/00 (72)発明者 ▲高▼野 昌樹 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 塚田 有人 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 Fターム(参考) 3E040 BA07 FH01 FJ02 FJ06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM利用者の利用者端末での指示操作
    に基づいて、該利用者が利用するATMの表示画面の画
    面表示条件を調整するようにしたことを特徴とするAT
    M管理システム。
  2. 【請求項2】 ATMの各種表示条件が登録された第1
    のデータベースを有し、ATMの管理を行なうATM管
    理装置と、ネットワークを介して該ATM管理装置に接
    続可能な利用者端末とからなり、 該利用者端末は、該ATM管理装置の該第2のデータベ
    ースに登録されている該表示条件を選択操作することに
    より、ATMの表示画面での画面表示条件を設定する手
    段を有し、 該ATM管理装置は、該利用者端末からの該画面表示条
    件に応じたマイ画面情報を作成して第2のデータベース
    に登録し、該利用者が利用するATMの表示画面で該第
    2のデータベースに登録されている該利用者に該当する
    該画面表示条件で画面表示を行なわせることを特徴とす
    るATM管理システム。
  3. 【請求項3】 タッチキーの画面表示がなされる表示面
    が透明板によって覆われ、該透明板の表面にタッチ位置
    を検出する感知部が設けられてなる表示画面を備えたA
    TMであって、 利用者の身長に応じて、該表示面での該タッチキーの表
    示位置と該感知部との間の上下方向の相対位置関係を可
    変とする手段を設け、利用者の身長に応じた該表示画面
    での視差を調整することを特徴とするATM。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 利用者の撮像手段と、 該撮像手段の撮像出力から該利用者の身長を求める演算
    手段とを設け、該演算手段の出力に基づいて前記視差を
    調整することを特徴とするATM。
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