JP4769852B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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自動復旧フラッグと顧客離脱フラグの両方がセットされているときは(ステップS51)、受付取出口にセットされている紙幣の正当な所有者を確認するため、暗証番号入力画面を表示し(ステップS52)、本人確認を行い(ステップS53)、その結果が正当なときは現金等を放出する(ステップS54、55)。
(1) 現金処理障害が発生し、且つ利用者がATMを離れたときは、第1の検知手段により利用者の離脱を検知し、障害の状態において、現金の搬送が可能か否かを判定し、可能な場合には、受付取出口にセットされた取引媒体をATM内へ取り込むので受付取出口の機構に細工をして障害状態にし、利用者がATMから離れている間に受付取出口に残された現金が不正に持ち去られることを防止できる。現金の搬送が不可能なときには、利用者に対して受付取出口から離れない旨の案内をするので不正行為を防止することができる。即ち、本発明によれば、ATMの自動復旧機能の有無に関係なく不正行為の防止ができるという効果がある。
図2は、本発明の実施例1における自動取引装置の1つであるATMの概略を示す外観図である。
ATM1は、中央処理装置、主記憶装置からなる制御部11及びハードディスク21等の不揮発性の補助記憶装置を有している。制御部11は、プログラム制御によりATM1全体を制御するものであり、更に、紙幣投入取出口4に受け付けたれた紙幣を第1の収納庫(例えば、「収納庫」)34に搬送して収納させ、且つ、紙幣を収納庫34から紙幣投入取出口4に搬送する第1の搬送手段11aと、第1の搬送手段11aにより紙幣の搬送中の障害発生時に、紙幣の搬送が可能か否かを判定する判定手段11bと、利用者がATM1を離れたか否か、又は、係員呼び出しボタン9が押下されたか否かを検知する検知手段11cと、紙幣投入取出口4に放出された紙幣を紙幣投入取出口4から第2の収納庫(例えば、「一時保管庫」)36に紙幣を取り込む第2の搬送手段11dとを有している。
図4は、図1中の入力操作部3上に表示される取引選択画面例を示す図である。
図5は、図1のATMにおける本発明の実施例1の現金処理障害発生時の動作を示すフローチャートである。図6は、係員が来るまで待つよう促す画面例を示す図である。
本実施例1によれば、現金処理障害が発生し、且つ利用者がATM1を離れたときは、検知手段11cにより顧客検知センサ18を用いて利用者の離脱を検知し、障害の状態において、紙幣の搬送が可能か否かを判定し、可能な場合には、紙幣投入取出口4にセットされた紙幣を、搬送路33を経由して一時保管庫36へ取り込むので、受付取出口のシャッタ31に細工をして障害状態にし、利用者がATM1から離れている間に受付取出口に残された現金が不正に持ち去られることを防止できる。紙幣の搬送が不可能なときには、利用者に対して受付取出口から離れない旨の案内をするので不正行為を防止することができる。即ち、本実施例1によれば、ATM1の自動復旧機能の有無に関係なく不正行為の防止ができるという効果がある。
本発明の実施例2におけるATMは、実施例1とほぼ同様の現金処理障害時における取引媒体取込機能を有している。
図7は、図1のATMにおける本発明の実施例2の現金処理障害発生時の動作を示すフローチャートである。なお、図7において、実施例1の現金処理障害発生時の動作を示す図5中のステップと共通のステップには共通の符号が付されている。
実施例2によれば、実施例1の効果に加え、顧客検知センサ18にテープ等で細工をされ、常に利用者がいる状態になってしまっても、係員呼び出しボタン9の押下により紙幣及びカードの取り込みを実行できるので不正行為の予防ができる。
本発明の実施例3におけるATMは、実施例1とほぼ同様の現金処理障害時における取引媒体取込機能を有している。
図8は、図1のATMにおける本発明の実施例3の現金処理障害発生時の動作を示すフローチャートである。なお、図8において、実施例1の現金処理障害発生時の動作を示す図5中のステップと共通のステップには共通の符号が付されている。
実施例3によれば、実施例1の効果に加え、顧客検知センサ18が搭載されていないATMでも係員呼び出しボタン9の押下により紙幣及びカードの取り込みを実行できるので不正行為の予防ができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。
4 紙幣投入取出口
7 カード挿入取出口
9 係員呼び出しボタン
11 制御部
11a 第1の搬送手段
11b 判定手段
11c 検知手段
11d 第2の搬送手段
18 顧客検知センサ
23 呼び出しボタン制御部
Claims (4)
- 利用者の現金を含む取引媒体を受付、又は、放出する受付取出口と、
前記現金を収納する第1及び第2の収納庫と、
前記利用者が操作を行う入力操作部とを有し、
前記取引媒体を介して取引を行う自動取引装置であって、
前記受付取出口に受け付けられた前記現金を前記第1の収納庫に搬送して前記第1の収納庫に収納させ、且つ、前記現金を前記第1の収納庫から前記受付取出口へ搬送する第1の搬送手段と、
前記第1の搬送手段による前記現金の搬送時に障害を検出し、前記障害の状態において前記現金の搬送が可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果において前記現金の搬送が可能であるときに、前記利用者が前記受付取出口から離れたか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段が、前記利用者が前記受付取出口から離れたことを検知したときに、前記受付取出口に放出された前記現金を前記受付取出口から前記第2の収納庫に搬送して前記第2の収納庫に収納させる第2の搬送手段と、
を有することを特徴とする自動取引装置。 - 利用者の現金を含む取引媒体を受付、又は、放出する受付取出口と、
前記現金を収納する第1及び第2の収納庫と、
前記利用者が操作を行う入力操作部とを有し、
前記取引媒体を介して取引を行う自動取引装置であって、
前記受付取出口に受け付けられた前記現金を前記第1の収納庫に搬送して前記第1の収納庫に収納させ、且つ、前記現金を前記第1の収納庫から前記受付取出口へ搬送する第1の搬送手段と、
前記第1の搬送手段による前記現金の搬送時に障害を検出し、前記障害の状態において前記現金の搬送が可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果において前記現金の搬送が可能であるときに、前記利用者が前記受付取出口から離れたか否か、又は、係員呼び出しボタンが押下されたか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段が、前記利用者が前記受付取出口から離れたことを検知したとき、又は、係員呼び出しボタンが押下されたことを検知したときに、前記受付取出口に放出された前記現金を前記受付取出口から前記第2の収納庫に搬送して前記第2の収納庫に収納させる第2の搬送手段と、
を有することを特徴とする自動取引装置。 - 利用者の現金を含む取引媒体を受付、又は、放出する受付取出口と、
前記現金を収納する第1及び第2の収納庫と、
前記利用者が操作を行う入力操作部とを有し、
前記取引媒体を介して取引を行う自動取引装置であって、
前記受付取出口に受け付けられた前記現金を前記第1の収納庫に搬送して前記第1の収納庫に収納させ、且つ、前記現金を前記第1の収納庫から前記受付取出口へ搬送する第1の搬送手段と、
前記第1の搬送手段による前記現金の搬送時に障害を検出し、前記障害の状態において前記現金の搬送が可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果において前記現金の搬送が可能であるときに、係員呼び出しボタンが押下されたか否かを検知する検知手段と、
前記検知手段が、係員呼び出しボタンが押下されたことを検知したときに、前記受付取出口に放出された前記現金を前記受付取出口から前記第2の収納庫に搬送して前記第2の収納庫に収納させる第2の搬送手段と、
を有することを特徴とする自動取引装置。 - 前記判定手段は、
前記障害の状態において、前記現金の搬送が不可能と判定したときには、前記入力操作部に前記利用者が前記受付取出口から離れないよう促す案内を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動取引装置。
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