JP3215395B2 - 自動取引装置と、自動取引装置に使用される発券ユニット、検銭機器、カード処理機器 - Google Patents

自動取引装置と、自動取引装置に使用される発券ユニット、検銭機器、カード処理機器

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JP3215395B2
JP3215395B2 JP2000059113A JP2000059113A JP3215395B2 JP 3215395 B2 JP3215395 B2 JP 3215395B2 JP 2000059113 A JP2000059113 A JP 2000059113A JP 2000059113 A JP2000059113 A JP 2000059113A JP 3215395 B2 JP3215395 B2 JP 3215395B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば利用客
による貨幣または金額カードなどの投入と行き先または
料金指定操作とによって普通乗車券などを印刷して発行
する自動券売機などの自動取引装置と、自動取引装置に
使用される発券ユニット、検銭機器、カード処理機器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば鉄道業界においては、駅
業務の省力化に伴い、利用客の操作により乗車券を販売
する自動券売機などの導入が進められている。この種の
自動券売機では、利用客が貨幣あるいはプリペイドカー
ドのような金銭的価値を有する金額カードを投入し、さ
らに行き先または料金釦を選択して押下することによ
り、自動的に乗車券の印刷発行と必要に応じて釣銭の払
い出しを行うようになっている。
【0003】また、現在では、プラズマディスプレイに
よる操作案内、料金釦の可変による発売範囲の拡大、さ
らには音声による行き先の指定あるいは音声案内などを
取り入れる方向にあり、その開発、性能、および機能の
向上は目覚ましいものとなっている。
【0004】さらに、無人化コーナなどの拡大にあた
り、遠隔システムとして他コーナまたは他駅からの利用
客との対話、投入金の返却、電源の入/切、発売の中止
といった券売機の動作指定などが可能となっている。
【0005】しかしながら、このような高性能化に反
し、一旦トラブルが発生したり、または利用客の操作不
慣れや行き先までの料金の問い合わせなどによるよびだ
し釦の押下時などにあっては、必ず係員が対応する必要
があった。このため、係員への負担が大きく、完全なる
無人化、省力化への妨げとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、トラブルが発生したり、よびだし釦が押下
された場合には必ず係員が対応しなければならないた
め、係員への負担が大きく、完全なる無人化、省力化を
妨げる要因となっていた。
【0007】そこで、この発明は、係員への負担を大幅
に低減でき、完全なる無人化、省力化に向けてより一層
の対応が可能となる自動取引装置と、自動取引装置に使
用される発券ユニット、検銭機器、カード処理機器を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の自動取引装置
は、発売路線の区間を表示する複数種類の口座釦と、こ
の口座釦の押圧に基づいて対応する乗車券を発行する発
券ユニットと、この発券ユニットにて動作異常が発生し
たとき、発生した異常の状態情報を記憶する機器ユニッ
ト動作状態記憶部と、応答メッセージをあらかじめ記憶
する処理記憶部と、係員を呼び出すための係員よびだし
釦と、係員よびだし釦の押圧を検出する検出手段と、こ
の検出手段で係員よびだし釦の押圧を検出したとき、当
該機器で異常が発生しているか否かをチェックするチェ
ック手段と、このチェック手段のチェックの結果、当該
機器で異常が発生していないと判断されたとき、前記処
理記憶部に記憶されている応答メッセージより利用客に
対する第1のメッセージ案内を行う第1の案内手段と、
前記チェック手段のチェックの結果、当該機器で異常が
発生していると判断されたとき、前記処理記憶部に記憶
されている応答メッセージより利用客に対して前記第1
メッセージ案内とは異なる第2のメッセージ案内を行
う第2の案内手段とからなる。
【0009】この発明の自動取引装置は、利用客の操作
により利用客の要求に応じた物品を提供するものにおい
て、当該装置に動作異常が発生したとき、発生した異常
の状態情報を記憶する機器ユニット動作状態記憶部と、
応答メッセージをあらかじめ記憶する処理記憶部と、
員を呼び出すための係員よびだし釦と、係員よびだし釦
の押圧を検出する検出手段と、この検出手段で係員よび
だし釦の押圧を検出したとき、前記機器ユニット動作状
態記憶部を検索し、当該機器で異常が発生しているか否
かをチェックするチェック手段と、このチェック手段の
チェックの結果、当該機器で異常が発生していないと判
断されたとき、前記処理記憶部に記憶されている応答メ
ッセージより利用客に対する第1のメッセージ案内を行
う第1の案内手段と、前記チェック手段のチェックの結
果、当該機器で異常が発生していると判断されたとき、
前記処理記憶部に記憶されている応答メッセージより
用客に対して前記第1のメッセージ案内とは異なる第2
メッセージ案内を行う第2の案内手段とからなる。
【0010】この発明の自動取引方法は、利用客の操作
により利用客の要求に応じた物品を提供するものにおい
て、乗車券を発行する発券ユニットを含む機器の動作異
常が発生したとき、発生した異常の状態情報を記憶する
とともに、応答メッセージをあらかじめ記憶しておき、
利用客に操作されたとき、利用客の要求に応じた物品を
提供し、係員を呼び出すための係員よびだし釦が押圧さ
れたときにこれを検出し、係員よびだし釦の押圧を検出
したとき、当該機器で異常が発生しているか否かをチェ
ックし、チェックの結果、当該機器で異常が発生してい
ないと判断されたときには、記憶されている応答メッセ
ージより利用客に対する第1のメッセージ案内を行い、
チェックの結果、当該機器で異常が発生していると判断
されたときには、記憶されている応答メッセージより
用客に対して前記第1のメッセージ案内とは異なる第2
メッセージ案内を行うものである。
【0011】この発明の発券ユニットは、発売路線の区
間を表示する複数種類の口座釦と、応答メッセージをあ
らかじめ記憶する処理記憶部と、係員を呼び出すための
係員よびだし釦と、係員よびだし釦の押圧を検出する検
出手段と、この検出手段で係員よびだし釦の押圧を検出
したとき、記憶されている異常の状態情報を検索し当該
機器で異常が発生しているか否かをチェックするチェッ
ク手段と、このチェック手段のチェックの結果、当該機
器で異常が発生していないと判断されたとき、前記処理
記憶部に記憶されている応答メッセージより利用客に対
する第1のメッセージ案内を行う第1の案内手段と、前
記チェック手段のチェックの結果、当該機器で異常が発
生していると判断されたとき、前記処理記憶部に記憶さ
れている応答メッセージより利用客に対して前記第1の
メッセージ案内とは異なる第2のメッセージ案内を行う
第2の案内手段とを備えた自動取引装置に使用され、前
記口座釦の押圧に基づいて対応する乗車券を発行する発
券ユニットと、この発券ユニットにて動作異常が発生し
たとき、発生した異常の状態情報を記憶する機器ユニッ
ト動作状態記憶部とからなる。
【0012】この発明の検銭機器は、発売路線の区間を
表示する複数種類の口座釦と、応答メッセージをあらか
じめ記憶する処理記憶部と、この口座釦の押圧に基づい
て対応する乗車券を発行する発券ユニットと、係員を呼
び出すための係員よびだし釦と、係員よびだし釦の押圧
を検出する検出手段と、この検出手段で係員よびだし釦
の押圧を検出したとき、記憶されている異常の状態情報
を検索し当該機器で異常が発生しているか否かをチェッ
クするチェック手段と、このチェック手段のチェックの
結果、当該機器で異常が発生していないと判断されたと
き、前記処理記憶部に記憶されている応答メッセージよ
利用客に対する第1のメッセージ案内を行う第1の案
内手段と、前記チェック手段のチェックの結果、当該機
器で異常が発生していると判断されたとき、前記処理記
憶部に記憶されている応答メッセージより利用客に対し
て前記第1のメッセージ案内とは異なる第2のメッセー
案内を行う第2の案内手段とを備えた自動取引装置に
使用され、乗車券購入のために投入された硬貨、紙幣を
検銭するブロックユニットと、このブロックユニット
て動作異常が発生したとき、発生した異常の状態情報を
記憶する機器ユニット動作状態記憶部とからなる。
【0013】この発明のカード処理機器は、発売路線の
区間を表示する複数種類の口座釦と、応答メッセージを
あらかじめ記憶する処理記憶部と、この口座釦の押圧に
基づいて対応する乗車券を発行する発券ユニットと、係
員を呼び出すための係員よびだし釦と、係員よびだし釦
の押圧を検出する検出手段と、この検出手段で係員よび
だし釦の押圧を検出したとき、記憶されている異常の状
態情報を検索し当該機器で異常が発生しているか否かを
チェックするチェック手段と、このチェック手段のチェ
ックの結果、当該機器で異常が発生していないと判断さ
れたとき、前記処理記憶部に記憶されている応答メッセ
ージより利用客に対する第1のメッセージ案内を行う第
1の案内手段と、前記チェック手段のチェックの結果、
当該機器で異常が発生していると判断されたとき、前記
処理記憶部に記憶されている応答メッセージより利用客
に対して前記第1のメッセージ案内とは異なる第2の
ッセージ案内を行う第2の案内手段とを備えた自動取引
装置に使用され、乗車券購入のために投入された金額カ
ードを処理するカードユニットと、このカードユニット
にて動作異常が発生したとき、発生した異常の状態情報
を記憶する機器ユニット動作状態記憶部とからなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図2は、この発明の自動取引装置にかか
る、自動券売機の接客面を示すものである。
【0016】接客面1には、案内および投入金額などを
表示する大型プラズマ・ディスプレイ2、係員よびだし
釦(押釦スイッチ)3、購入を取り消すとりけし釦(押
釦スイッチ)4、発売路線の区間運賃を点灯表示する複
数の可変表示口座釦 (数字表示器内蔵形の押釦スイッ
チ)からなる金額ボタン5、プリペイドカードなどの金
銭的価値を有する金額カードの挿入と受け取りまたは紙
幣(たとえば1000円札)の挿入を行う挿入口6、硬
貨を投入するコイン投入口7、乗車券の発行と釣銭の払
い出しとが行われる受取口8、音声案内用のスピーカ
9、および利用客による問い合わせを受け付けるための
マイク10などがそれぞれ設けられている。
【0017】図3および図4は、上記した接客面1を有
する自動券売機の構成を示すものである。
【0018】すなわち、主制御部21はこの自動券売機
全体の制御を司るものであり、たとえばCPUやメモリ
などを主体に構成されている。
【0019】この主制御部21には、機器ユニット動作
状態記憶部22、比較判定および処理記憶部23、上記
コイン投入口7より投入された硬貨の鑑別などを行う検
銭ブロックユニット24、上記挿入口6に挿入された紙
幣の鑑別などを行う紙幣ブロックユニット25、上記挿
入口6に挿入された金額カードに対する処理を行うカー
ドブロックユニット26、乗車券などを印刷して発行す
る発券ブロックユニット27、遠隔システムを構成する
際にホストコンピュータとの間での通信を制御する伝送
コントローラユニット28、および接客部29などが接
続されている。
【0020】接客部29は、前記接客面1を構成するス
ピーカ9が接続される音声案内ユニット31、同じくマ
イク10が接続される音声認識ユニット32、同じく係
員よびだし釦3や金額ボタン5などが接続される接客押
釦ユニット33、同じく大型プラズマ・ディスプレイ2
を形成する案内ディスプレイユニット34からなってい
る。
【0021】機器ユニット動作状態記憶部22は、上記
した各ユニット機器において異常が発生した場合に、そ
の発生した異常の状態をコード情報(異常コード)とし
て記憶するものであり、たとえばメモリなどによって構
成されている。
【0022】比較判定および処理記憶部23は、利用客
の問い合わせに対するユニット機器の異常コードを記憶
するとともに、これら各異常コードに対する処理方法と
各種の問い合わせに対する電文、たとえば操作方法や応
答メッセージなどをあらかじめ記憶するものであり、た
とえば不揮発性のメモリなどによって構成されている。
【0023】次に、上記した構成における、利用客への
応答時の動作について説明する。
【0024】図1において、たとえば今、利用客の操作
によるよびだし釦3の押下を、接客部29の接客押釦ユ
ニット33を介して検出したとする。すると、機器ユニ
ット動作状態記憶部22が検索され、現在、ユニット機
のどれかで異常が発生しているか否かがチェックされ
る。
【0025】異常なしの場合には、接客部29の音声案
内ユニット31が制御され、スピーカ9より利用客に対
して音声メッセージ、たとえば「何か御用でしょうか」
の案内が行われる。この案内に対して、利用客からの問
い合わせがマイク10を介して入力されると、その内容
が音声認識ユニット32にて認識される。ここで認識さ
れた音声認識文は解読され、この認識文にもとづいて比
較判定および処理記憶部23が検索される。そして、こ
の音声認識文に対応する応答案内文(電文)が比較判定
および処理記憶部23より読み出される。この応答案内
文は、音声案内ユニット31を介して上記スピーカ9よ
り出力されて利用客に音声メッセージとして案内される
か、または案内ディスプレイユニット34に送られて接
客面1上の大型プラズマ・ディスプレイ2により表示さ
れる。
【0026】すなわち、利用客によって、たとえば隣の
駅までの料金の問い合わせが行われると、その問い合わ
せに対する電文、つまり隣の駅までの料金を案内するメ
ッセージが読み出され、利用客への案内が自動的に行わ
れる。
【0027】なお、料金の問い合わせに限らず、各種の
問い合わせ、たとえば乗換え駅の案内や目的地に対する
最寄り駅の案内、さらにはそこまでの所要時間などを案
内することも可能である。
【0028】一方、よびだし釦3の押下の受付け時に、
機器ユニット動作状態記憶部22を検索した結果、ある
ユニット機器の異常発生が検出、たとえばその異常コー
ドによりどのユニット機器においてどのようなトラブル
が発生しているかが認められたとする。すると、この場
合、接客部29の音声案内ユニット31が制御され、ス
ピーカ9より利用客に対して音声メッセージ、たとえば
「いかがいたしましたか」の案内が行われる。この案内
に対して、利用客からの問い合わせがマイク10を介し
て入力されると、その内容が音声認識ユニット32にて
認識される。ここで認識された音声認識文は解読され、
この認識文にもとづいて比較判定および処理記憶部23
が検索される。そして、この音声認識文に対応する異常
コードが比較判定および処理記憶部23より読み出され
る。この比較判定および処理記憶部23より読み出され
た異常コードは、機器ユニット動作状態記憶部22に記
憶された異常コードと比較され、利用客の問い合わせに
対する異常と装置側で検出した異常とが一致するか否か
が判断される。
【0029】異常の内容が一致する場合には、上記異常
コードに対する処理方法と応答メッセージとが比較判定
および処理記憶部23より読み出される。そして、その
処理方法にしたがって、上記異常に対する解除処理が自
動的に行われる。また、上記応答メッセージが、音声案
内ユニット31を介して上記スピーカ9より出力されて
利用客に案内される。
【0030】すなわち、利用客によって、たとえば「釣
銭が出ない」という問い合わせが行われると、検銭ブロ
ックユニット24に対して不足金を放出させるための指
示がなされるとともに、「不足金を払い出します」とい
う案内が利用客へ自動的に行われる。この場合、たとえ
ば「発行した乗車券を挿入口6に入れてください。挿入
後、投入金を全額返却致します」という案内の後に、検
銭ブロックユニット24に対して投入金の全額を返却さ
せるための指示を行うようにしても良い。
【0031】なお、釣銭の不足の異常に限らず、たとえ
ば乗車券の発行ミス(不発行など)や各種のジャムによ
るトラブルを自動的に解除することも可能である。
【0032】また、異常の内容が一致しない場合や、自
動解除不可能な異常の発生、たとえばユニット機器の故
障や伝送エラーが発生した場合には、問い合わせの内容
の入力を再度案内したり、係員呼び出し用ブザーにより
係員に連絡するなどの処理が行われる。
【0033】さらには、当該券売機を動作中止とした
後、たとえば伝送コントローラユニット28を介して隣
接する券売機に解除処理の内容を伝送することにより、
この隣接する券売機によって処理を継続して行うように
することも可能である。
【0034】上記したように、係員の手をわずらわせる
ことなく、異常発生状態に対処できるようにしている。
【0035】すなわち、券売機において発生するトラブ
ルや利用客からの問い合わせはほぼ限定されたものとな
っており、係員の対応により処理される内容は限られた
ものであることから、トラブルの内容と問い合わせの内
容とから対処の方法を自動的に決定するようにしてい
る。これにより、無人にてトラブルなどを解除し得るよ
うになるため、利用客への対応の自動化が可能となる。
したがって、係員の負担を軽減することができ、より一
層の無人化、省力化が図れるものである。
【0036】また、遠隔システムとした場合であって
も、問い合わせ時などに利用客を長く待たせることもな
い。
【0037】なお、上記実施例においては、乗車券を印
刷して発行する自動券売機を例に説明したが、これに限
らず、たとえば遊園地などの入場券や乗り物券、食堂に
おける食券の販売を自動的に行う各種の自動券売機の
他、飲食品の販売やキャッシュサービスなどのような物
品またはサービスを提供する各種の自動取引装置に適用
できる。
【0038】その他、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、利用客への対応を自動化できるため、係員への負担
を大幅に低減でき、完全なる無人化、省力化に向けてよ
り一層の対応が可能となる自動取引装置と、自動取引装
置に使用される発券ユニット、検銭機器、カード処理機
器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の利用客への応答時の動作を説明する
ために示すフローチャート。
【図2】券売機を例に接客面の一例を示す図。
【図3】券売機の構成を示すブロック図。
【図4】券売機の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1…接客面 2…大型プラズマ・ディスプレイ 3…係員よびだし釦 5…金額ボタン 6…挿入口 9…スピーカ 10…マイク 21…主制御部 22…機器ユニット動作状態記憶部 23…比較判定および処理記憶部 24…検銭ブロックユニット 25…紙幣ブロックユニット 26…カードブロックユニット 27…発券ブロックユニット 28…伝送コントローラユニット 29…接客部 31…音声案内ユニット 32…音声認識ユニット 33…接客押釦ユニット 34…案内ディスプレイユニット

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発売路線の区間を表示する複数種類の口
    座釦と、 この口座釦の押圧に基づいて対応する乗車券を発行する
    発券ユニットと、この発券ユニットにて動作異常が発生したとき、発生し
    た異常の状態情報を記憶する機器ユニット動作状態記憶
    部と、 応答メッセージをあらかじめ記憶する処理記憶部と、 係員を呼び出すための係員よびだし釦と、 係員よびだし釦の押圧を検出する検出手段と、 この検出手段で係員よびだし釦の押圧を検出したとき、
    前記機器ユニット動作状態記憶部を検索し、当該機器で
    異常が発生しているか否かをチェックするチェック手段
    と、 このチェック手段のチェックの結果、当該機器で異常が
    発生していないと判断されたとき、前記処理記憶部に記
    憶されている応答メッセージより利用客に対する第1の
    メッセージ案内を行う第1の案内手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、当該機器で異常が
    発生していると判断されたとき、前記処理記憶部に記憶
    されている応答メッセージより利用客に対して前記第1
    メッセージ案内とは異なる第2のメッセージ案内を行
    う第2の案内手段とを具備したことを特徴とする自動取
    引装置。
  2. 【請求項2】 利用客の操作により利用客の要求に応じ
    た物品を提供する自動取引装置において、当該装置に動作異常が発生したとき、発生した異常の状
    態情報を記憶する機器ユニット動作状態記憶部と、 応答メッセージをあらかじめ記憶する処理記憶部と、 係員を呼び出すための係員よびだし釦と、 係員よびだし釦の押圧を検出する検出手段と、 この検出手段で係員よびだし釦の押圧を検出したとき、
    前記機器ユニット動作状態記憶部を検索し、当該機器で
    異常が発生しているか否かをチェックするチェック手段
    と、 このチェック手段のチェックの結果、当該機器で異常が
    発生していないと判断されたとき、前記処理記憶部に記
    憶されている応答メッセージより利用客に対する第1の
    メッセージ案内を行う第1の案内手段と、 前記チェック手段のチェックの結果、当該機器で異常が
    発生していると判断されたとき、前記処理記憶部に記憶
    されている応答メッセージより利用客に対して前記第1
    メッセージ案内とは異なる第2のメッセージ案内を行
    う第2の案内手段とを具備したことを特徴とする自動取
    引装置。
  3. 【請求項3】 利用客の操作により利用客の要求に応じ
    た物品を提供する自動取引方法において、乗車券を発行する発券ユニットを含む機器の動作異常が
    発生したとき、発生した異常の状態情報を記憶するとと
    もに、応答メッセージをあらかじめ記憶しておき、 利用客に操作されたとき、利用客の要求に応じた物品を
    提供し、 係員を呼び出すための係員よびだし釦が押圧されたとき
    にこれを検出し、 係員よびだし釦の押圧を検出したとき、当該機器で異常
    が発生しているか否かをチェックし、 チェックの結果、当該機器で異常が発生していないと判
    断されたときには、記憶されている応答メッセージより
    利用客に対する第1のメッセージ案内を行い、 チェックの結果、当該機器で異常が発生していると判断
    されたときには、記憶されている応答メッセージより
    用客に対して前記第1のメッセージ案内とは異なる第2
    メッセージ案内を行うことを特徴とする自動取引方
    法。
  4. 【請求項4】 発売路線の区間を表示する複数種類の口
    座釦と、応答メッセージをあらかじめ記憶する処理記憶
    部と、係員を呼び出すための係員よびだし釦と、係員よ
    びだし釦の押圧を検出する検出手段と、この検出手段で
    係員よびだし釦の押圧を検出したとき、記憶されている
    異常の状態情報を検索し当該機器で異常が発生している
    か否かをチェックするチェック手段と、このチェック手
    段のチェックの結果、当該機器で異常が発生していない
    と判断されたとき、前記処理記 憶部に記憶されている応
    答メッセージより利用客に対する第1のメッセージ案内
    を行う第1の案内手段と、前記チェック手段のチェック
    の結果、当該機器で異常が発生していると判断されたと
    き、前記処理記憶部に記憶されている応答メッセージよ
    利用客に対して前記第1のメッセージ案内とは異なる
    第2のメッセージ案内を行う第2の案内手段とを備えた
    自動取引装置に使用され、 前記口座釦の押圧に基づいて対応する乗車券を発行する
    発券ユニットと、 この発券ユニットにて動作異常が発生したとき、発生し
    た異常の状態情報を記憶する機器ユニット動作状態記憶
    部とを具備したことを特徴とする発券ユニット。
  5. 【請求項5】 発売路線の区間を表示する複数種類の口
    座釦と、応答メッセージをあらかじめ記憶する処理記憶
    部と、この口座釦の押圧に基づいて対応する乗車券を発
    行する発券ユニットと、係員を呼び出すための係員よび
    だし釦と、係員よびだし釦の押圧を検出する検出手段
    と、この検出手段で係員よびだし釦の押圧を検出したと
    き、記憶されている異常の状態情報を検索し当該機器で
    異常が発生しているか否かをチェックするチェック手段
    と、このチェック手段のチェックの結果、当該機器で異
    常が発生していないと判断されたとき、前記処理記憶部
    に記憶されている応答メッセージより利用客に対する第
    1のメッセージ案内を行う第1の案内手段と、前記チェ
    ック手段のチェックの結果、当該機器で異常が発生して
    いると判断されたとき、前記処理記憶部に記憶されてい
    る応答メッセージより利用客に対して前記第1のメッセ
    ージ案内とは異なる第2のメッセージ案内を行う第2の
    案内手段とを備えた自動取引装置に使用され、 乗車券購入のために投入された硬貨、紙幣を検銭するブ
    ロックユニットと、 このブロックユニットにて動作異常が発生したとき、発
    生した異常の状態情報を記憶する機器ユニット動作状態
    記憶部とを具備したことを特徴とする検銭機器。
  6. 【請求項6】 発売路線の区間を表示する複数種類の口
    座釦と、応答メッセージをあらかじめ記憶する処理記憶
    部と、この口座釦の押圧に基づいて対応する乗車券を発
    行する発券ユニットと、係員を呼び出すための係員よび
    だし釦と、係員よびだし釦の押圧を検出する検出手段
    と、この検出手段で係員よびだし釦の押圧を検出したと
    き、記憶されている異常の状態情報を検索し当該機器で
    異常が発生しているか否かをチェックするチェック手段
    と、このチェック手段のチェックの結果、当該機器で異
    常が発生していないと判断されたとき、前記処理記憶部
    に記憶されている応答メッセージより利用客に対する第
    1のメッセージ案内を行う第1の案内手段と、前記チェ
    ック手段のチェックの結果、当該機器で異常が発生して
    いると判断されたとき、前記処理記憶部に記憶されてい
    る応答メッセージより利用客に対して前記第1のメッセ
    ージ案内とは異なる第2のメッセージ案内を行う第2の
    案内手段とを備えた自動取引装置に使用され、 乗車券購入のために投入された金額カードを処理するカ
    ードユニットと、 このカードユニットにて動作異常が発生したとき、発生
    した異常の状態情報を記憶する機器ユニット動作状態記
    憶部とを具備したことを特徴とするカード処理機器。
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