JP3034297B2 - 自動券売機と自動券売システム - Google Patents

自動券売機と自動券売システム

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JP3034297B2
JP3034297B2 JP2305284A JP30528490A JP3034297B2 JP 3034297 B2 JP3034297 B2 JP 3034297B2 JP 2305284 A JP2305284 A JP 2305284A JP 30528490 A JP30528490 A JP 30528490A JP 3034297 B2 JP3034297 B2 JP 3034297B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば利用客による貨幣または金額カ
ードなどの投入と行き先または料金指定操作とによって
普通乗車券などを印刷して発行する自動券売機などの自
動券売機と自動券売システムに関する。
(従来の技術) 近年、たとえば鉄道業界においては、駅業務の省力化
にともない、利用客の操作により乗車券を販売する自動
券売機などの導入が進められている。この種の自動券売
機では、利用客が貨幣あるいはプリペイドカードのよう
な金銭的価値を有する金額カードを投入し、さらに行き
先または料金釦を選択して押下することにより、自動的
に乗車券の印刷発行と必要に応じて釣銭の払い出しとを
行うようになっている。
また、現在では、プラズマディスプレイによる操作案
内、料金釦の可変による発売範囲の拡大、さらには音声
による行き先の指定あるいは音声案内などを取り入れる
方向にあり、その開発、性能、および機能の向上は目覚
ましいものとなっている。
さらに、無人化コーナなどの拡大にあたり、遠隔シス
テムとして他コーナまたは他駅からの利用客との対話、
投入金の返却、電源の入/切、発売の中止といった券売
機の動作指定などが可能となっている。
しかしながら、このような高性能化に反し、一旦トラ
ブルが発生したり、または利用客の操作不慣れや行き先
までの料金の問い合わせなどによるよびだし釦の押下時
などにあっては、必ず係員が対応する必要があった。こ
のため、設置されている券売機のすべてが同時に故障な
どして動作停止状態(発売の中止)になると、係員が対
応するまでの間、改札業務が完全に停止してしまうとい
う欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、従来においては、トラブルが発生し
たり、よびだし釦が押下された場合には必ず係員が対応
しなければならず、このため、すべての券売機が同時に
動作停止状態となると、係員が対応するまでの間の改札
業務が完全に停止してしまうという欠点があった。
そこで、この発明は、完全なる無人化、省力化に向け
てより一層の対応が可能となり、取引業務が完全に停止
されるという不具合を解消できる自動券売機と自動券売
システムを提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明の自動券売機
にあっては、第1及び第2の自動券売機が併設される自
動券売システムにおける前記第1の自動券売機におい
て、前記第2の自動券売機は、乗車券購入のための料金
を検査する検銭手段と、この検銭手段で検査された料金
に基づいて乗車券を印刷発行する発券手段と、これら各
手段の動作状態を記憶する動作状態記憶手段とを備えて
おり、前記第1の自動券売機は、乗車券購入のための料
金を検査する金額検銭手段と、この金額検銭手段で検査
された料金に基づいて乗車券を印刷発行する印刷発行手
段と、これら各手段の動作状態が異常状態であるか否か
を監視する監視制御手段と、この監視制御手段により動
作状態が異常状態であると認識されたとき、前記第2の
自動券売機の動作状態記憶手段の内容に基づいて前記第
2の自動券売機の動作状態を検出する動作状態検出手段
と、この動作状態検出手段で前記第2の自動券売機が正
常に動作していることを検出したときには当該機を停止
状態とし乗車券の発行を中止する中止手段と、前記動作
状態検出手段で前記第2の自動券売機が発売停止状態で
あることを検出したときには前記監視制御手段により当
該機の印刷発行手段に異常が生じているか否かを認識
し、異常が生じていないときには前記印刷発行手段によ
る発行を乗車券の発行から乗車駅を証明する乗車駅証明
書を発行する乗車証発行モードに切り換えて乗車駅証明
証を発行させる変更手段とから構成されている。
また、この発明の自動券売システムは、第1及び第2
の自動券売機が併設されるものにおいて、前記第2の自
動券売機は、乗車券購入のための料金を検査する検銭手
段と、この検銭手段で検査された料金に基づいて乗車券
を印刷発行する発券手段と、これら各手段の動作状態を
記憶する動作状態記憶手段とを備え、前記第1の自動券
売機は、乗車券購入のための料金を検査する金額検銭手
段と、この金額検銭手段で検査された料金に基づいて乗
車券を印刷発行する印刷発行手段と、これら各手段の動
作状態が異常状態であるか否かを監視する監視制御手段
と、この監視制御手段により動作状態が異常状態である
と認識されたとき、前記第2の自動券売機の動作状態記
憶手段の内容に基づいて前記第2の自動券売機の動作状
態を検出する動作状態検出手段と、この動作状態検出手
段で前記第2の自動券売機が正常に動作していることを
検出したときには当該機を停止手段とし乗車券の発売を
中止する中止手段とを備え、前記動作状態検出手段で前
記第2の自動券売機が発売停止状態であることを検出し
たときには前記監視制御手段により当該機の印刷発行手
段に異常が生じているか否かを認識し、異常が生じてい
るときには前記第2の自動券売機の動作状態記憶手段の
動作状態に基づいて前記発券手段を動作させ、前記第2
の自動券売機を発売停止状態から乗車駅を証明する乗車
駅証明証の乗車証発行モードに切り換えて乗車駅証明証
を発行させる変更手段から構成されている。
また、この発明の自動券売機は、第1及び第2の自動
券売機が併設される自動券売システムにおける前記第1
の自動券売機において、前記第2の自動券売機は、乗車
券購入のための料金を検査する検銭手段と、この検銭手
段で検査された料金に基づいて乗車券を印刷発行する発
券手段と、これら各手段の動作状態を記憶する動作状態
記憶手段とを備えており、前記第1の自動券売機は、乗
車券購入のための料金を検査する金額検銭手段と、この
金額検銭手段で検査された料金に基づいて乗車券を印刷
発行する印刷発行手段と、これら各手段の動作状態が異
常状態であるか否かを監視する監視制御手段と、この監
視制御手段により動作状態が異常状態であると認識され
たとき、前記第2の自動券売機の動作状態記憶手段の内
容に基づいて前記第2の自動券売機の動作状態を検出す
る動作状態検出手段と、この動作状態検出手段で前記第
2の自動券売機が正常に動作していることを検出したと
きには当該機を停止手段とし乗車券の発売を中止する中
止手段と、前記動作状態検出手段で前記第2の自動券売
機が発売停止状態であることを検出したときには前記監
視制御手段により当該機の印刷発行手段に異常が生じて
いるか否かを認識し、異常が生じていないときには前記
印刷発行手段による発行を乗車券の発行から乗車駅を証
明する乗車駅証明書の乗車証発行モードに切り換えて乗
車駅証明書を発行させる第1の変更手段と、この第1の
変更手段により乗車駅証明書を発行している状態におい
て、前記動作状態検出手段により前記第2の自動券売機
が発売停止状態から乗車券を印刷発行できる発券動作状
態に復旧されたことを検出したとき、当該機を前記第1
の変更手段による乗車証発行モードから停止状態に変更
する第2の変更手段から構成されている。
(作用) この発明は、第1及び第2の自動券売機が併設される
自動券売システムにおける前記第1の自動券売機におい
て、前記第2の自動券売機は、乗車券購入のための料金
を検査し、検査された料金に基づいて乗車券を印刷発行
し、これらの動作状態を動作状態記憶手段に記憶し、前
記第1の自動券売機は、乗車券購入のための料金を検査
し、検査された料金に基づいて乗車券を印刷発行し、こ
れらの動作状態が異常状態であるか否かを監視し、動作
状態が異常状態であると認識されたとき、前記第2の自
動券売機の動作状態記憶手段の内容に基づいて前記第2
の自動券売機の動作状態を検出し、前記第2の自動券売
機が正常に動作していることを検出したときには当該機
を停止手段とし乗車券の発行を中止し、前記第2の自動
券売機が発売停止状態であることを検出したときには当
該機の印刷発行に異常が生じているか否かを認識し、異
常が生じていないときには印刷発行を乗車券の発行から
乗車駅を証明する乗車駅証明書を発行する乗車証発行モ
ードに切り換えて乗車駅証明証を発行させるようにした
ものである。
また、この発明は、第1及び第2の自動券売機が併設
される自動券売システムにおいて、前記第2の自動券売
機は、乗車券購入のための料金を検査し、検査された料
金に基づいて乗車券を印刷発行し、これら動作状態を動
作状態記憶手段に記憶し、前記第1の自動券売機は、乗
車券購入のための料金を検査し、検査された料金に基づ
いて乗車券を印刷発行し、これらの動作状態が異常状態
であるか否かを監視し、動作状態が異常状態であると認
識されたとき、前記第2の自動券売機の動作状態記憶手
段の内容に基づいて前記第2の自動券売機の動作状態を
検出し、前記第2の自動券売機が正常に動作しているこ
とを検出したときには当該機を停止状態とし乗車券の発
売を中止し、前記第2の自動券売機が発売停止状態であ
ることを検出したときには当該機の印刷発行に異常が生
じているか否かを認識し、異常が生じているときには前
記第2の自動券売機の動作状態記憶手段の動作状態に基
づいて動作させ、前記第2の自動券売機を発売停止状態
から乗車駅を証明する乗車駅証明証の乗車証発行モード
に切り換えて乗車駅証明証を発行させるようにしたもの
である。
また、この発明は、第1及び第2の自動券売機が併設
される自動券売システムにおける前記第1の自動券売機
において、前記第2の自動券売機は、乗車券購入のため
の料金を検査し、検査された料金に基づいて乗車券を印
刷発行し、これらの動作状態を動作状態記憶手段に記憶
し、前記第1の自動券売機は、乗車券購入のための料金
を検査し、検査された料金に基づいて乗車券を印刷発行
し、これらの動作手段が異常状態であるか否かを監視
し、動作状態が異常状態であると認識されたとき、前記
第2の自動券売機の動作状態記憶手段の内容に基づいて
前記第2の自動券売機の動作状態を検出し、前記第2の
自動券売機が正常に動作していることを検出したときに
は当該機を停止状態とし乗車券の発売を中止し、前記第
2の自動券売機が発売停止状態であることを検出したと
きには当該機の印刷発行に異常が生じているか否かを認
識し、異常が生じていないときには前記発行を乗車券の
発行から乗車駅を証明する乗車駅証明書の乗車証発行モ
ードに切り換えて乗車駅証明書を発行させ、乗車駅証明
書を発行している状態において、前記第2の自動券売機
が発売停止状態から乗車券を印刷発行できる発券動作状
態に復旧されたことを検出したとき、当該機を乗車証発
行モードから停止状態に変更するようにしたものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第2図は、この発明の自動券売機と自動券売システム
にかかる、自動券売機の接客面を示すものである。
接客面1には、案内および投入金額などを表示する大
型プラズマ・ディスプレイ2、係員よびだし釦(押釦ス
イッチ)3、購入を取り消すとりけし釦(押釦スイッ
チ)4、発売路線の区間運賃を点灯表示する複数の可変
表示口座釦(数字表示器内蔵形の押釦スイッチ)からな
る金額ボタン5、プリペイドカードなどの金銭的価値を
有する金額カードの挿入と受け取りまたは紙幣(たとえ
ば1000円札)の挿入を行う挿入口6、硬貨を投入するコ
イン投入口7、乗車券の発行と釣銭の払い出しとが行わ
れる受取口8、音声案内用のスピーカ9、および利用客
による問い合わせを受け付けるためのマイク10などがそ
れぞれ設けられている。
また、接客面1には、乗車駅証明書(乗車証)を発行
するための乗車証発行ボタン11が設けられている。
第3図および第4図は、上記した接客面1を有する自
動券売機の構成を示すものである。
すなわち、主制御部21はこの自動券売機全体の制御を
司るものであり、たとえばCPUやメモリなどを主体に構
成されている。
この主制御部21には、機器ユニット動作状態記憶部2
2、比較判定および動作モード決定部23、上記コイン投
入口7より投入された硬貨の鑑別などを行う検銭ブロッ
クユニット24、上記挿入口6に挿入された紙幣の鑑別な
どを行う紙幣ブロックユニット25、上記挿入口6に挿入
された金額カードに対する処理を行うカードブロックユ
ニット26、乗車券などを印刷して発行する発券ブロック
ユニット(印刷発行手段、発券手段)27、遠隔システム
を構成する際にホストコンピュータとの間での通信を制
御する伝送コントローラユニット28、接客部29、および
この自動券売機(自機)100aに併設して配置される他機
(この実施例では、2号機100bおよび3号機100cをさ
す)との間で状態信号を送受信するための状態信号送受
信ユニット30などが接続されている。
接客部29は、前記接客面1を構成するスピーカ9が接
続される音声案内ユニット31、同じくマイク10が接続さ
れる音声認識ユニット32、同じく金額ボタン5や乗車証
発行ボタン11などが接続される接客押釦ユニット33、同
じく大型プラズマ・ディスプレイ2を形成する案内ディ
スプレイユニット34からなっている。
機器ユニット動作状態記憶部22は、上記した各ユニッ
ト機器において異常が発生した場合に、その発生した異
常の内容をコード情報(異常コード)として記憶するも
のであり、たとえばメモリなどによって構成されてい
る。
比較判定および動作モード決定部23は、上記機器ユニ
ット動作状態記憶部22に記憶された異常の内容と2号機
100b,3号機100cの動作状態とを比較し、その結果にもと
づいて1号機100aの動作モードを決定するものである。
なお、2号機100b,3号機100cも、上記した1号機100a
と同様の構成とされている。
次に、上記した構成における動作について説明する。
第1図は、動作モード変更時の処理の流れを示すもの
である。
たとえば今、主制御部(監視制御手段)21の監視によ
り異常の発生が認識されたとする。すると、現在、どの
ユニット器機でどんな異常が発生しているかが、機器ユ
ニット動作状態記憶部22に記憶される。
なお、異常なしの場合には、通常の乗車券の発売(第
1の取引モード)が継続される。
ここで、たとえば1号機100aにおいて異常が認識され
た場合には、その内容が伝送コントローラユニット28よ
りホストコンピュータに送られて係員に案内されるとと
もに、状態信号受信ユニット30を介して2号機100bおよ
び3号機100cにそれぞれ送られる。
また、同時に、2号機100bおよび3号機100cの動作状
態が状態信号送受信ユニット30を介して1号機100aで読
み取られ、上記機器ユニット動作状態記憶部22の内容と
の比較により異常の有無、つまり動作停止状態の検出が
行われる(動作状態検出手段)。
そして、2号機100bまたは3号機100cのどちらか一方
が正常に動作されていることが検出された場合には、1
号機100aによる乗車券の発売が中止される(中止手
段)。
また、2号機100bおよび3号機100cの両方が発売中止
の状態とされており、1号機100aの発券ブロックユニッ
ト27に異常がない場合には、1号機100aは乗車証発行モ
ード(第2の取引モード)に変更される(変更手段、第
1の変更手段)。すなわち、併設されているすべての自
動券売機100a〜100cに異常が生じた場合、たとえば最後
に異常を起こした券売機は発売中止の状態とはされず
に、乗車証を発行するようにその動作モードが変更され
る。
この乗車証発行モードでは、接客部29の案内ディスプ
レイユニット34などが制御され、たとえば大型プラズマ
・ディスプレイ2に、「ただ今、乗車券の発売を停止し
ます。乗車証発行ボタンの押下により乗車証を発行致し
ますので、降車駅にて精算ねがいます。」などの案内が
行われる。そして、乗車証発行ボタン11が押下される
と、それにともなって発券ブロックユニット27が動作さ
れ、少なくとも発駅(乗車駅)名と日付とが印刷された
乗車証が受取口8より発行される。
こうして、無償にて乗車証を発行し、これを用いて入
場の後に降車駅にて精算させることにより、改札業務を
継続することが可能となる。
なお、最後に異常を起こした券売機の発券ブロックユ
ニット27に異常があった場合には、これを状態信号送受
信ユニット30を介して送信し、発券ブロックユニット27
が正常な券売機の1台を乗車証発行モードとする(変更
手段)ことにより解決できる。
また、遠隔システムによってすでに動作停止状態とさ
れていた券売機、たとえば2号機100bが復旧されたよう
な場合には、1号機100aの動作モードは乗車証発行モー
ドから中止の状態に変更される(第2の変更手段)。
上記したように、異常を起こした場合でも改札業務を
維持できるようにしている。
4、待機中および発売時に各ユニット器機の動作状態を
チェックするとともに、ユニット器機の異常を認識した
場合には、他機の動作状態に応じて自機の動作モードを
変更するようにしている。これにより、最悪の場合、た
とえばすべての券売機に異常が生じた場合であっても、
併設される券売機のすべてが発売中止の状態とされるの
を防止することが可能となる。したがって、改札業務を
継続し得るようになり、より一層の無人化、省力化が図
れるものである。
また、最後に異常を起こした券売機の動作モードを変
更するようにしているため、乗車券の発売と乗車証の発
行とが混在されて混乱を招くようなこともない。
なお、上記実施例においては、他機が正常な場合には
自機を発売中止とするようにしたが、これに限らず、た
とえば紙幣ブロックユニットが異常となった場合には金
額カードと硬貨とによる発売を継続するなど、各ユニッ
ト器機の異常の内容に応じて動作モードを細かく設定す
るようにしても良い。
また、乗車券を発行するものに限らず、各種の物品や
サービスを提供するものに適用可能である。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種
々変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、併設される
すべての装置が動作停止状態とされるのを防ぐことがで
きるようになるため、完全なる無人化、省力化に向けて
より一層の対応が可能となり、取引業務が完全に停止さ
れるといった不具合を解消できる自動券売機と自動券売
システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は動作
モード変更時の処理の流れを説明するために示すフロー
チャート、第2図は券売機を例に接客面の一例を示す
図、第3図は券売機の構成を示すブロック図、第4図は
同じく券売機の構成を示す斜視図である。 1……接客面、2……大型プラズマ・ディスプレイ、3
……係員よびだし釦、5……金額ボタン、6……挿入
口、9……スピーカ、10……マイク、11……乗車証発行
ボタン、21……主制御部、22……機器ユニット動作状態
記憶部、23……比較判定および動作モード決定部、24…
…検銭ブロックユニット、25……紙幣ブロックユニッ
ト、26……カードブロックユニット、27……発券ブロッ
クユニット、28……伝送コントローラユニット、29……
接客部、30……状態信号送受信ユニット、31……音声案
内ユニット、32……音声認識ユニット、33……接客押釦
ユニット、34……案内ディスプレイユニット、100a……
自動券売機(自機)、100b,100c……自動券売機(他
機)。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の自動券売機が併設される自
    動券売システムにおける前記第1の自動券売機におい
    て、 前記第2の自動券売機は、乗車券購入のための料金を検
    査する検銭手段と、この検銭手段で検査された料金に基
    づいて乗車券を印刷発行する発券手段と、これら各手段
    の動作状態を記憶する動作状態記憶手段とを備えてお
    り、 前記第1の自動券売機は、乗車券購入のための料金を検
    査する金額検銭手段と、 この金額検銭手段で検査された料金に基づいて乗車券を
    印刷発行する印刷発行手段と、 これら各手段の動作状態が異常状態であるか否かを監視
    する監視制御手段と、 この監視制御手段により動作状態が異常状態であると認
    識されたとき、前記第2の自動券売機の動作状態記憶手
    段の内容に基づいて前記第2の自動券売機の動作状態を
    検出する動作状態検出手段と、 この動作状態検出手段で前記第2の自動券売機が正常に
    動作していることを検出したときには当該機を停止状態
    とし乗車券の発行を中止する中止手段と、 前記動作状態検出手段で前記第2の自動券売機が発売停
    止状態であることを検出したときには前記監視制御手段
    により当該機の印刷発行手段に異常が生じているか否か
    を認識し、異常が生じていないときには前記印刷発行手
    段による発行を乗車券の発行から乗車駅を証明する乗車
    駅証明書を発行する乗車証発行モードに切り換えて乗車
    駅証明証を発行させる変更手段と、 を具備したことを特徴とする自動券売機。
  2. 【請求項2】第1及び第2の自動券売機が併設される自
    動券売システムにおいて、 前記第2の自動券売機は、乗車券購入のための料金を検
    査する検銭手段と、この検銭手段で検査された料金に基
    づいて乗車券を印刷発行する発券手段と、これら各手段
    の動作状態を記憶する動作状態記憶手段とを備え、 前記第1の自動券売機は、乗車券購入のための料金を検
    査する金額検銭手段と、この金額検銭手段で検査された
    料金に基づいて乗車券を印刷発行する印刷発行手段と、
    これら各手段の動作状態が異常状態であるか否かを監視
    する監視制御手段と、この監視制御手段により動作状態
    が異常状態であると認識されたとき、前記第2の自動券
    売機の動作状態記憶手段の内容に基づいて前記第2の自
    動券売機の動作状態を検出する動作状態検出手段と、こ
    の動作状態検出手段で前記第2の自動券売機が正常に動
    作していることを検出したときには当該機を停止手段と
    し乗車券の発売を中止する中止手段とを備え、 前記動作状態検出手段で前記第2の自動券売機が発売停
    止状態であることを検出したときには前記監視制御手段
    により当該機の印刷発行手段に異常が生じているか否か
    を認識し、異常が生じているときには前記第2の自動券
    売機の動作状態記憶手段の動作状態に基づいて前記発券
    手段を動作させ、前記第2の自動券売機を発売停止状態
    から乗車駅を証明する乗車駅証明証の乗車証発行モード
    に切り換えて乗車駅証明証を発行させる変更手段と、 を具備したことを特徴とする自動券売システム。
  3. 【請求項3】第1及び第2の自動券売機が併設される自
    動券売システムにおける前記第1の自動券売機におい
    て、 前記第2の自動券売機は、乗車券購入のための料金を検
    査する検銭手段と、 この検銭手段で検査された料金に基づいて乗車券を印刷
    発行する発券手段と、これら各手段の動作状態を記憶す
    る動作状態記憶手段とを備えており、 前記第1の自動券売機は、乗車券購入のための料金を検
    査する金額検銭手段と、この金額検銭手段で検査された
    料金に基づいて乗車券を印刷発行する印刷発行手段と、 これら各手段の動作状態が異常状態であるか否かを監視
    する監視制御手段と、 この監視制御手段により動作状態が異常状態であると認
    識されたとき、前記第2の自動券売機の動作状態記憶手
    段の内容に基づいて前記第2の自動券売機の動作状態を
    検出する動作状態検出手段と、 この動作状態検出手段で前記第2の自動券売機が正常に
    動作していることを検出したときには当該機を停止状態
    とし乗車券の発売を中止する中止手段と、 前記動作状態検出手段で前記第2の自動券売機が発売停
    止状態であることを検出したときには前記監視制御手段
    により当該機の印刷発行手段に異常が生じているか否か
    を認識し、異常が生じていないときには前記印刷発行手
    段による発行を乗車券の発行から乗車駅を証明する乗車
    駅証明書の乗車証発行モードに切り換えて乗車駅証明書
    を発行させる第1の変更手段と、 この第1の変更手段により乗車駅証明書を発行している
    状態において、前記動作状態検出手段により前記第2の
    自動券売機が発売停止状態から乗車券を印刷発行できる
    発券動作状態に復旧されたことを検出したとき、当該機
    を前記第1の変更手段による乗車証発行モードから停止
    状態に変更する第2の変更手段と、 を具備したことを特徴とする自動券売機。
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