JP3868697B2 - 自動発券装置 - Google Patents

自動発券装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3868697B2
JP3868697B2 JP2000071226A JP2000071226A JP3868697B2 JP 3868697 B2 JP3868697 B2 JP 3868697B2 JP 2000071226 A JP2000071226 A JP 2000071226A JP 2000071226 A JP2000071226 A JP 2000071226A JP 3868697 B2 JP3868697 B2 JP 3868697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
unit
input
amount
money
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000071226A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001256516A (ja
Inventor
弘文 藤沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Asahi Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Engineering Co Ltd filed Critical Asahi Engineering Co Ltd
Priority to JP2000071226A priority Critical patent/JP3868697B2/ja
Publication of JP2001256516A publication Critical patent/JP2001256516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3868697B2 publication Critical patent/JP3868697B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食堂で発行する商品券としての食券を自動的に発券する自動発券装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動発券装置としては、例えば、特開平8−50662号公報に掲載されたものが知られている。
これは、図13に示すように、鉄道の乗車券を発券する自動発券装置であり、ケース体1に設けたテンキーを有した入力部2から降車駅に対応したコード番号を入力すると、表示部3に、この降車駅(図では「D駅」と表示),コード番号(図では「103」と表示)及び降車駅までの運賃(図では「150円」)等が表示され、この状態で、金銭投入口4に金銭が投入され、あるいはカード投入口5に、プリペードカードが投入されると、投入金額あるいはプリペイドカードの使用可能な金額が投入金額として認識され、表示部3にこの投入金額(図では「200円」)及びつり銭(図では50円)が表示され、上記の入力部2からの入力及び投入金額に基づいて所要の乗車券が発券部6から発券される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来の自動発券装置にあっては、表示部3を見ながら操作を行わなければならないが、操作手順について良く認知していない場合には、操作が煩雑になり、そのため操作性を向上させたいという要請がある。
また、この装置でのデータを、外部機器に反映させてデータの利用を図りたいという要請もある等、種々の機能を向上させたいという要請がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、操作手順をより分かり易くすることができるようにし、あるいはまた、外部機器との接続ができるようにしてデータの授受を可能にし、データの利用の向上を図ることができるようにする等、より一層の機能の向上を図った自動発券装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するための本発明の自動発券装置は、基本的に、ケース体に、金銭が投入される金銭投入口を有し投入された金銭の所要の処理を行なう金銭処理部と、該金銭処理部に投入された金銭の投入金額を認識する投入金額認識部と、上記金銭処理部に投入された金銭の投入金額,商品,該商品に対応した商品コード番号及び該商品の商品単価等を表示する表示部と、購入したい商品に対応する商品コード番号,購入個数等の種々の情報を入力する入力部と、上記商品と交換可能な食券である商品券を発券する発券部と、上記投入金額及び上記入力部からの入力に基づいて所要の商品券を上記発券部から発券させる等の制御を行なう制御部とを備えた構成としている。
【0005】
そして、上記ケース体に、音声情報を出力する音声出力部を設け、上記制御部を、種々の音声情報を記憶する音声データ記憶手段と、所定のタイミングで上記音声データ記憶手段に記憶した種々の音声情報の中から該当する音声情報を上記音声出力部から出力させる音声出力手段とを備えて構成している。これにより、種々の音声情報を所定のタイミングで音声出力部から出力させることができ、そのため、音声によって案内を行なうことができるようになり、操作手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、操作性が大幅に向上させられる。
【0006】
そしてまた、上記ケース体に、上記制御部のデータを送受信するために該制御部に接続可能な外部インターフェースを設けた構成としている。これにより、制御部のデータの授受を外部機器によって行なうことができ、そのため、データの利用の向上が図られるとともに管理が容易に行なわれる。
この場合、上記制御部を、上記発券部から商品券が発券される際、該発券に係る商品及びその数量を有するメニューデータを上記インターフェースを介して送信可能なメニューデータ送信手段を備えて構成したことが有効である。発券に係る商品の確認が必要な部署のための表示器やプリンタ等の外部機器にその商品及び数量を送信できるので、商品と数量を即座に知ることができ、注文等に係る商品に即座に対応でき、極めて便利になる。
【0007】
また、必要に応じ、上記制御部を、上記発券に係る商品,数量及び金額等に関する数値データを集計する集計手段を備えて構成している。種々のデータを集計して管理できるので、商品の売上等の状況を即座に把握でき、極めて有用になる。
上記制御部の集計手段において、上記発券部による発券があったとき、該発券に係る商品毎に上記購入金額を売上金額として記憶する売上データ記憶手段と、該売上データ記憶手段に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した所定の期間の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出手段とを備えて構成したことが有効である。日毎や月毎の売上を即座に見ることができ、しかも商品毎に見ることができるので、商品管理や会計管理を極めて容易に行なうことができる。
また、上記制御部の集計手段において、上記入力部からの入力に基づいて日付け毎に商品の仕入金額を記憶する仕入金額記憶手段と、予め指定した所定の期間の全体の総合仕入金額を算出する総合仕入金額算出手段とを備えて構成したことが有効である。仕入についての管理も極めて容易に行なうことができる。
更に、上記制御部の集計手段において、上記総合売上金額算出手段が算出した総合売上金額と上記総合仕入金額算出手段が算出した総合仕入金額とから粗利益を算出する粗利益算出手段を備えて構成したことが有効である。粗利益を即座に見ることができ、この点でも、商品管理や会計管理を極めて容易に行なうことができる。
【0008】
また、必要に応じ、上記制御部を、商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を記憶する商品データ記憶手段と、上記金銭処理部に金銭が投入されたとき該投入された投入金額を表示部に表示させる金銭表示手段と、上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき上記商品データ記憶手段に記憶した当該商品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該商品コード番号とともに表示部に表示させる商品データ表示手段と、上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量を表示部に表示させる数量表示手段と、上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量に対応する購入金額を演算する購入金額演算手段と、上記入力部から実行指令があったとき投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき該当する商品券を発券部から発券させる発券手段とを備えて構成している。
これによれば、入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を行なうと、投入金額と購入金額とが照合されて発券処理が行なわれる。そのため、コード番号の入力という極めて容易な入力で発券できるので、種々の商品メニューに対応できるとともに、小型の装置で、簡易な発券を行なわせることができるようになる。
【0009】
更に、必要に応じ、上記制御部を、種々のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、所定のタイミングで上記メッセージ記憶手段に記憶した種々のメッセージの中から該当するメッセージを上記表示部に表示させるメッセージ表示手段とを備えて構成している。種々のメッセージを表示部に表示させて表示によって案内を行なうことができ、そのため、操作手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、操作性を大幅に向上させることができる。
更にまた、必要に応じ、上記制御部を、上記投入金額認識部が投入金額を認識したとき、上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容する商品コード番号入力許容手段を備えて構成している。金銭あるいはカードを投入しない限り商品コードの入力ができないので、確実に金銭の回収を行なうことができるようになるとともに、入力ミスを防止することができる。
また、必要に応じ、上記制御部を、上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき該入力部から当該購入したい商品の数量の入力を許容する商品数量入力許容手段を備えて構成している。単価の確認を行なって数量の決定をできるので、入力ミスを防止することができる。
【0010】
また、必要に応じ、上記制御部を、上記入力部からの入力に基づいて、上記商品データ記憶手段に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を書き込む商品データ書込手段を備えて構成している。容易に商品データの書き換えを行なうことができ、汎用性を向上させることができる。
更に、必要に応じ、上記ケース体に、金銭決済が可能なカードが投入されるカード投入口を有し投入されたカードの所要の処理を行なうカード処理部を設け、上記投入金額認識部に上記カード処理部に投入されたカードの使用可能な金額を投入金額として認識する機能を備えた構成としている。プリペイドカード等のカード決済を行なうことができ、より一層、汎用性を増すことができる。
更にまた、必要に応じ、上記制御部を、上記発券処理を行なう発券処理モードと、該発券処理モードの発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンスモードとに切替えて該制御部を機能させるモード切替手段を設けて構成している。制御部の機能を煩雑にすることがなく、確実に機能させることができる。
また、上記制御部を、該制御部のメンテナンスモード切替時に、該制御部による処理と、外部制御による処理を行なうための切替スイッチを備えて構成している。制御部自らと、外部機器による管理の切替を確実にできる。
更に、必要に応じ、所要の箇所に故障を検知する故障検知手段を設け、上記制御部を、該故障検知手段が故障を検知したとき、当該故障があったことを上記表示部に表示させる故障表示手段を設けて構成している。故障があったことを表示部で視認できるので、種々の故障に即座に対応することができ、極めて便利になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る自動発券装置を説明する。
図1乃至図4に示す本発明の実施の形態に係る自動発券装置は、比較的小さい食堂等に容易に設置される大きさに形成され、特に、商品に対応した商品コード番号と数量を入力するとともに金銭やカードを投入することによって、商品券としての食券を自動的に発券するものである。
図5に示す表には、商品,予め商品に対応して付された商品コード番号及び商品の商品単価についての関係の一例を示す。この表の内容を、紙等に印字して、装置が設置される所から視認できるように、装置近傍に貼り出しする等する。
【0012】
図1乃至図4に示すように、実施の形態に係る自動発券装置は、設置されるケース体10を備えている。
このケース体10には、金銭が投入される金銭投入口11を有し投入された金銭の受け入れ,返却レバー12の操作による金銭返却,つり銭出し等の機械的な所要の処理を行なう金銭処理部13と、プリペイドカード等の金銭決済が可能なカードが投入されるカード投入口14を有し投入されたカードの読出し,書込み,排出等の所要の処理を行なうカード処理部15と、金銭処理部13に投入された金銭の投入金額を認識するとともにカード処理部15に投入されたカードの使用可能な金額を投入金額として認識する機能を備えた投入金額認識部16とが備えられている。金銭投入口11において、11aはコイン用の金銭投入口,11bは紙幣用の金銭投入口である。
また、ケース体10は、液晶表示装置(LCD)等からなる表示部20を備えている。図4に示すように、表示部20には、金銭の投入金額を表示する投入金額表示欄21,商品名を表示する商品名表示欄22,商品に対応した商品コード番号を表示する商品コード番号表示欄23,商品の商品単価を表示する商品単価表示欄24,数量を表示する数量表示欄25及びメッセージを表示するメッセージ表示欄26が表出される。これらの表示欄は、後述の発券処理を行なう発券処理モードにおいて表出される。
【0013】
更に、ケース体10には、購入したい商品に対応する商品コード番号,購入数量等の種々の情報を入力する入力部30が設けられている。入力部30において、31はテンキー、32は訂正するときに押釦する訂正キー、33は商品の決定をするとき等に押釦する確認キーである。
更にまた、ケース体10は、商品と交換可能な商品券としての食券を印字して発券口34から排出して発券する発券部35を備えている。また、発券部35は、領収書を印字して発行する領収書発行機能も備えている。尚、発券口34は金銭処理部13のつり銭や返却コインの出口にもなっている。
また、ケース体10には、音声情報を出力するスピーカからなる音声出力部36が設けられている。
更に、ケース体10には、後述の制御部40のデータを送受信するために該制御部40に接続可能な外部インターフェース37が設けられている。
インターフェース37は、厨房等の注文品の確認が必要な部署のための表示器やプリンタ等の外部機器に接続するするための第一接続部37aと、統括管理するためのオフコンやパソコン等の別の外部機器に接続するための第二接続部37bとからなる。
【0014】
ケース体10には、投入金額及び入力部30からの入力に基づいて所要の食券を発券部35から発券させる等の制御を行なう制御部40が設けられている。
次に、この制御部40の構成について詳しく説明する。
図2に示すように、41は商品コード番号,商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を記憶する商品データ記憶手段である。
42は金銭処理部13に金銭が投入されたとき投入された投入金額を表示部20の投入金額表示欄21に表示させる金銭表示手段である。43は商品データ表示手段であり、この商品データ表示手段43は、入力部30のテンキーから購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき、商品データ記憶手段41に記憶した当該商品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該商品コード番号とともに表示部20の商品名表示欄22,商品コード番号表示欄23及び商品単価表示欄24に表示させる。
44は入力部30から購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量を表示部20の数量表示欄25に表示させる数量表示手段、45は入力部30のテンキーから購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量に対応する購入金額を演算する購入金額演算手段である。
46は入力部30の確認キー33の押釦によって実行指令があったとき投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき該当する商品券としての食券を発券部35から発券させる発券手段である。食券は、例えば、店がわが使用する整理券部分と、客がわのための控券部分とがミシン目等で切り離し可能に連続したカード状のもので、例えば、日付,食堂名,商品コード番号,商品名,商品単価,数量,購入価格等が印字されている。
48は入力部30の入力に基づいて、例えば、商品コード番号の押釦前に確認キー33を押釦することにより、発券部35から所要の領収書を発行させる領収書発行手段である。領収書は、食券と一体になっていても良く、別異に発行するようにしても良い。
【0015】
また、制御部40において、50は投入金額認識部16が投入金額を認識したとき、入力部30から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容する商品コード番号入力許容手段、51は入力部30から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき該入力部30から当該購入したい商品の数量の入力を許容する商品数量入力許容手段である。
更に、制御部40において、52は種々のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段、53は所定のタイミングでメッセージ記憶手段52に記憶した種々のメッセージの中から該当するメッセージを表示部20のメッセージ表示欄26に表示させるメッセージ表示手段である。特に、メッセージ表示手段53は、投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額を越えるときその事態を表示部20に表示させるマイナス表示機能を備えている。
メッセージとしては、「メニューの番号(商品コード番号)を押して下さい」,「数量を押して確認ボタンを押して下さい」,「金額が不足しています」,「つり銭不足のため発券できません」等適宜に設けられている。
更にまた、制御部40において、54は種々の音声情報を記憶する音声データ記憶手段、55は所定のタイミングで音声データ記憶手段に記憶した種々の音声情報の中から該当する音声情報を音声出力部36から出力させる音声出力手段である。
音声出力手段55は、実施の形態では、金銭処理部13の金銭投入口11から金銭が投入され、あるいは、カード処理部15のカード投入口14からカードが投入されたとき、「いらっしゃいませ」という音声を出力し、投入後タイマによる所定時間経過後に、「メニューの番号(商品コード番号)を押して下さい」という音声を出力し、発券処理後に、「ありがとうございました」という音声を出力する。
その他、「いらっしゃいませ」,「数量を押して確認ボタンを押して下さい」「料金不足です。お金を入れるか数量の訂正をして下さい」、「レシートが必要な方は確認ボタンを押して下さい。」等適宜に音声データを設けて良い。
【0016】
また、制御部40において、56は入力部30からの入力に基づいて、商品データ記憶手段41に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を書き込む商品データ書込手段である。商品データ書込手段56は、例えば、上記の図5に示す表において、新たな商品コード,商品及び単価が加わったとき、商品に対応して付された商品コード番号を変更するとき、あるいは、商品の商品単価を変更するとき等に機能する。
57は発券部35から商品券が発券される際、該発券に係る商品及びその数量を有するメニューデータをインターフェースの第一接続部37aを介して送信可能なメニューデータ送信手段である。例えば、商品コード番号01の商品「玉子丼」において数量3であれば、このデータが送信される。
【0017】
更に、制御部40において、60は発券に係る商品,数量及び金額等に関する数値データを集計する集計手段である。
図3に示すように、集計手段60は、発券部35による発券があったとき、該発券に係る商品毎に購入金額を売上金額として記憶する売上データ記憶手段61と、売上データ記憶手段61に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した所定の期間の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出手段62とを備えて構成されている。
また、集計手段60は、入力部30からの入力に基づいて日付け毎に商品の仕入金額を記憶する仕入金額記憶手段63と、予め指定した所定の期間の全体の総合仕入金額を算出する総合仕入金額算出手段64とを備えて構成されている。
更に、集計手段60は、総合売上金額算出手段62が算出した総合売上金額と上記総合仕入金額算出手段64が算出した総合仕入金額とから粗利益を算出する粗利益算出手段65を備えて構成されている。
【0018】
そしてまた、図2に示すように、制御部40は、発券処理を行なう発券処理モードと、発券処理モードの発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンスモードとに切替えて制御部40を機能させるモード切替手段66を備えている。メンテナンスモードでは、上記の商品データ書込手段56を機能させ、あるいは、集計手段60を機能させる。
67は制御部40のメンテナンスモード切替時に、該制御部40による処理と、外部制御による処理とのいずれかを選択して切替えるための切替スイッチである。
更に、金銭処理部13,投入金額認識部16,発券部35や制御部40等、所要の箇所には故障を検知する故障検知手段70が設けられており、制御部40には、故障検知手段70が故障を検知したとき、当該故障があったことを表示部20に表示させる故障表示手段71が設けられている。
尚、制御部40の各手段は、コンピュータのCPUやメモリ等の機能等の各種装置機能によって実現される。
【0019】
従って、本発明の実施の形態に係る自動発券装置を使用するときは、以下のようになる。
先ず、制御部40のモード切替手段66の設定による発券処理を行なう発券処理モードの場合について、図6及び図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
購入者が例えば図5に示すように表(メニュー)を見て商品及び商品の単価を確認し、金銭処理部13の金銭投入口11に必要な金銭を投入し、あるいは、カード処理部15のカード投入口14にカードを投入すると(1−1)、音声出力手段55が機能し、音声出力部36から、「いらっしゃいませ」という音声を出力し(1−2)、また、表示部(LCD)が点灯する(1−3)。この点灯により、入力操作を行うことが促される。30秒操作がなければ消灯する。
この状態で、図4に示すように、金銭表示手段42が投入金額を表示部20に表示する(1−4)。
また、音声出力手段55が、音声出力部36から、「メニューの番号(商品コード番号)を押して下さい」,「領収書が必要な方は確認ボタンを押してからメニューの番号(商品コード番号)を押して下さい」という音声を出力する(1−5)。更に、メッセージ表示手段53がメッセージを表示部20のメッセージ表示欄26に「メニューの番号を押して下さい」を表示する。
この場合、メッセージが音声及び表示によって示されて案内があるので、操作手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、そのため、操作性が向上させられる。
【0020】
この状態で、商品コード番号入力許容手段50が入力部30から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容する。そのため、金銭あるいはカードの投入後に操作を行なわせるので、確実に金銭の回収が行なわれる。
入力部30のテンキーにより商品コード番号が押釦されると(1−6YES,1−7YES)、商品データ表示手段43が、図4に示すように、商品データ記憶手段41に記憶した当該商品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該商品コード番号とともに表示部20に表示する(1−8)。所定時間入力操作がなかったり(1−6NO,1−9YES)(1−10NO,1−11NO,1−12NO,1−6NO,1−9YES)、返却レバー12が操作されると(1−10YES)、図7に示すように、金銭あるいはカードの返却処理が行なわれ(1−23)、音声出力手段55が、「ありがとうございました」という音声を出力して(1−24)、終了する。
そして、確認キー33が押釦されると(1−11YES)、音声出力手段55が、「数量を押して確認ボタンを押して下さい」という音声を出力する(1−13)。また、メッセージ表示手段53が「数量を押して確認ボタンを押して下さい」を表示する。この場合も、メッセージが音声及び表示によって示されて案内があるので、操作手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、そのため、操作性が向上させられる。
【0021】
次に、商品数量入力許容手段51が入力部30から購入したい商品の数量の入力を許容する。図7に示すように、入力部30のテンキーにより数量が押釦されると(1−14YES,1−15YES)、図4に示すように、数量表示手段44が入力された数量を表示部20の数量表示欄25に表示し(1−16)、購入金額演算手段45が入力された数量に対応する購入金額を演算する。所定時間入力操作がなかったり(1−14NO,1−17YES)(1−18NO,1−19NO,1−20YES,1−14NO,1−17YES)、返却レバー12が操作されると(1−18YES)、金銭あるいはカードの返却処理が行なわれ(1−23)、音声出力手段55が、「ありがとうございました」という音声を出力して(1−24)、終了する。
そして、確認キー33が押釦されると(1−19YES)、発券手段46が投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき(1−21発券可能)、該当する商品券を発券部35から発券する(1−22)。そして、つり銭があればつり銭を出し(1−23)、カードの場合は所定の書込み処理後に返却処理を行ない(1−23)、音声出力手段55が、「ありがとうございました」という音声を出力して(1−24)、終了する。
【0022】
一方、発券手段46が投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額を越えるとき(1−21金額不足)、メッセージ表示手段53がマイナスであることを表示部20に表示する(1−25)。その後、新たに、金銭処理部13の金銭投入口11に必要な金銭が投入され、あるいは、カード処理部15のカード投入口14にカードが再投入されれば(1−27)、更に、購入金額演算手段45が入力された数量に対応する購入金額を演算する。そして、発券手段46が投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき(1−27発券可能)、該当する商品券を発券部35から発券する(1−22)。
また、金額が不足している場合に、訂正キー32が押釦されると(1−28YES)、再び、入力部30のテンキーによる数量の押釦を許容し(1−15)、訂正キー32が押釦されないときは(1−28NO)、返却レバー12の操作(1−29)、あるいは、所定時間入力操作がないことを待って(1−30)、発券処理を行なわずに、金銭あるいはカードの返却処理を行ない(1−23)、音声出力手段55が、「ありがとうございました」という音声を出力して(1−24)、終了する。
【0023】
また、厨房等の注文品の確認が必要な部署のための表示器やプリンタ等の外部機器にインターフェースの第一接続部37aを介して接続をしておけば、発券部35から商品券が発券される際、メニューデータ送信手段57から、該発券に係る商品及びその数量を有するメニューデータが送信される。そのため、厨房において、注文のあった商品と数量を即座に知ることができるので、注文の商品の料理等に即座に対応でき、極めて便利になる。
更に、上記の発券工程においては、故障検知手段70が、金銭処理部13,投入金額認識部16,発券部35や制御部40の所要手段等、所要の箇所の故障を検知しており、もし、故障検知手段70が故障を検知すれば、故障表示手段71によって、故障があったことが表示部20に表示される。そのため、故障を容易に認知できる。
【0024】
次に、制御部40のモード切替手段66の設定による発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンスモードの場合について説明する。
この制御部40のメンテナンスモード切替時には、切替スイッチ67により、制御部40による処理と、外部制御による処理が可能になる。制御部40による処理の場合には、入力部30の操作によって表示部20に表示させる。一方、外部制御の場合には、インターフェースの第二接続部37bに接続したオフコンやパソコン等の外部機器による操作に従う。
先ず、このメンテナンスモードでは、図8に示すように、例えば、メニュー表示が行なわれ、各メニューの操作が可能になる。
「集計」は、売上,仕入の集計表示,印刷を行なう。
「売上」は、売上日計の表示,修正,印刷を行なう。
「仕入」は、仕入日計の入力,表示,修正,印刷を行なう。
「商品設定」は、商品コード番号に対して商品名の設定,単価の設定を行なう。
「サービス発行」は、上記の発券処理によらずに別途発券を行なう。
「時間設定」は、日付けや時間の設定を行なう。
「エラー確認」は、発生中のエラー内容の確認を行なう。
「マシンメンテ」は、装置の動作設定や確認を行なう。
【0025】
このうち、「集計」,「売上」,「仕入」について、その一例を示すと、詳しくは、図3に示すように、予め、「仕入」において、入力部30からの入力に基づいて仕入金額記憶手段63に日付け毎に商品の仕入金額を記憶させておく。これにより、総合仕入金額算出手段64が、予め指定した所定の期間、例えば、1日毎、月毎に、全体の総合仕入金額を算出する。
また、上記の発券部35による発券があったときは、売上データ記憶手段61に、発券に係る商品毎に購入金額が売上金額として記憶される。これにより、総合売上金額算出手段62が、予め指定した所定の期間、例えば、1日毎、月毎に、商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する。
更に、粗利益算出手段65が総合売上金額算出手段62が算出した総合売上金額と総合仕入金額算出手段64が算出した総合仕入金額とから粗利益を算出している。
【0026】
そして、「集計」においては、図9に示すように、メニュー表示が行なわれ、各メニューの表示あるいは印刷により、データを見ることができる。
「粗利益表示」あるいは「粗利益印刷」では、図10に示すように、例えば、月毎の総合売上金額,総合仕入金額,粗利益を一覧にして視認できる。
また、「当月売上表示」あるいは「当月売上印刷」では、図11に示すように、例えば、商品毎の売上金額を視認できる。
また、図8に示す「売上」においては、図12に示すように、売上日計の表示が行なわれ、商品別の日毎の売上表を表示できる。
尚、これらの、データの表示は、上述したものに限定されず、種々に設けて良い。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の自動発券装置によれば、種々の音声情報を所定のタイミングで音声出力部から出力させるようにしたので、音声によって案内を行なうことができ、そのため、操作手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、操作性を大幅に向上させることができる。
また、ケース体に、制御部のデータを送受信するために制御部に接続可能な外部インターフェースを設けたので、制御部のデータの授受を外部機器によって行なうことができ、そのため、データの利用の向上を図ることができるとともに管理を容易にすることができる。
この場合、発券部から商品券が発券される際、発券に係る商品及びその数量を有するメニューデータを送信可能なメニューデータ送信手段を備えた場合には、発券に係る商品の確認が必要な部署のための表示器やプリンタ等の外部機器にその商品及び数量を送信できるので、商品と数量を即座に知ることができ、注文等に係る商品に即座に対応でき、極めて便利になる。
【0028】
また、発券に係る商品,数量及び金額等に関する数値データを集計する集計手段を備えた場合には、種々のデータを集計して管理できるので、商品の売上等の状況を即座に把握でき、極めて有用になる。
この場合、売上データ記憶手段に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した所定の期間の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出手段を備えて構成すれば、日毎や月毎の売上を即座に見ることができ、しかも商品毎に見ることができるので、商品管理や会計管理を極めて容易に行なうことができる。
更に、この場合、日付け毎に商品の仕入金額を記憶する仕入金額記憶手段と、予め指定した所定の期間の全体の総合仕入金額を算出する総合仕入金額算出手段とを備えて構成すれば、仕入についての管理も極めて容易に行なうことができる。
更にまた、この場合、総合売上金額と総合仕入金額とから粗利益を算出する粗利益算出手段を備えて構成すれば、粗利益を即座に見ることができ、この点でも、商品管理や会計管理を極めて容易に行なうことができる。
【0029】
また、制御部を、入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を行なって、投入金額と購入金額とを照合して発券処理を行なうようにした場合には、コード番号の入力という極めて簡易な入力で発券できるので、種々の商品メニューに対応できるとともに、小型装置で、簡易な発券を行なわせることができるようになる。
更に、種々のメッセージを表示部に表示させるようにした場合には、表示によって案内を行なうことができ、そのため、操作手順について良く認知していない場合でも、容易に操作を行なうことができ、操作性を大幅に向上させることができる。
更にまた、投入金額認識部が投入金額を認識したとき、入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容する商品コード番号入力許容手段を備えた場合には、金銭あるいはカードの投入後に操作を行なわせることができるので、確実に金銭の回収を行なうことができるようになる。
また、入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき、入力部から購入したい商品の数量の入力を許容する商品数量入力許容手段を備えた場合には、単価の確認を行なって数量の決定をできるので、入力ミスを防止することができる。
【0030】
そしてまた、入力部からの入力に基づいて、商品データ記憶手段に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を書き込む商品データ書込手段を備えて構成した場合には、容易に商品データの書き換えを行なうことができ、汎用性を向上させることができる。
また、ケース体に、金銭決済が可能なカードが投入されるカード投入口を有し投入されたカードの所要の処理を行なうカード処理部を設けた場合には、プリペイドカード等のカード決済を行なうことができ、より一層、汎用性を増すことができる。
【0031】
更に、発券処理モードとメンテナンスモードとに切替えて制御部を機能させるようにした場合には、制御部の機能を煩雑にすることがなく、確実に機能させることができる。
この場合、制御部のメンテナンスモード切替時に、制御部による処理と、外部制御による処理を行なうための切替スイッチを備えて構成した場合には、制御部自らと、外部機器による管理の切替を確実にできる。
更にまた、故障検知手段が故障を検知したとき故障があったことを表示部に表示させるようにした場合には、種々の故障に即座に対応することができ、極めて便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動発券装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る自動発券装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る自動発券装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る自動発券装置の発券モードにおける表示部の表示例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る自動発券装置で用いられる商品コード,商品名,単価の関係の一例を示す表図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る自動発券装置の発券モードにおける動作工程を示すフローチャート図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る自動発券装置の発券モードにおける動作工程を示すフローチャート図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る自動発券装置のメンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る自動発券装置のメンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る自動発券装置のメンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る自動発券装置のメンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る自動発券装置のメンテナンスモードにおける表示部の表示例を示す図である。
【図13】従来の自動発券装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ケース体
11 金銭投入口
11a コイン用の金銭投入口
11b 紙幣用の金銭投入口
12 返却レバー
13 金銭処理部
14 カード投入口
15 カード処理部
16 投入金額認識部
20 表示部
21 投入金額表示欄
22 商品名表示欄
23 商品コード番号表示欄
24 商品単価表示欄
25 数量表示欄
26 メッセージ表示欄
30 入力部
31 テンキー
32 訂正キー
33 確認キー
34 発券口
35 発券部
36 音声出力部
37 外部インターフェース
37a 第一接続部
37b 第二接続部
40 制御部
41 商品データ記憶手段
42 金銭表示手段
43 商品データ表示手段
44 数量表示手段
45 購入金額演算手段
46 発券手段
48 領収書発行手段
50 商品コード番号入力許容手段
51 商品数量入力許容手段
52 メッセージ記憶手段
53 メッセージ表示手段
54 音声データ記憶手段
55 音声出力手段
56 商品データ書込手段
57 メニューデータ送信手段
60 集計手段
61 売上データ記憶手段
62 総合売上金額算出手段
63 仕入金額記憶手段
64 総合仕入金額算出手段
65 粗利益算出手段
66 モード切替手段
67 切替スイッチ
70 故障検知手段
71 故障表示手段

Claims (3)

  1. ケース体に、金銭が投入される金銭投入口を有し投入された金銭の所要の処理を行なう金銭処理部と、該金銭処理部に投入された金銭の投入金額を認識する投入金額認識部と、上記金銭処理部に投入された金銭の投入金額,商品,該商品に対応した商品コード番号及び該商品の商品単価等を表示する表示部と、購入したい商品に対応する商品コード番号,購入個数等の種々の情報を入力する入力部と、上記商品と交換可能な食券である商品券を発券する発券部と、上記投入金額及び上記入力部からの入力に基づいて所要の商品券を上記発券部から発券させる等の制御を行なう制御部とを備えた自動発券装置において、
    上記ケース体に、音声情報を出力する音声出力部を設け、
    上記制御部を、種々の音声情報を記憶する音声データ記憶手段と、所定のタイミングで上記音声データ記憶手段に記憶した種々の音声情報の中から該当する音声情報を上記音声出力部から出力させる音声出力手段とを備えて構成し、
    上記ケース体に、上記制御部のデータを送受信するために該制御部に接続可能な外部インターフェースを設け、
    上記制御部を、上記発券部から商品券が発券される際、該発券に係る商品及びその数量を有するメニューデータを上記インターフェースを介して送信可能なメニューデータ送信手段を備えて構成し、
    上記制御部を、上記発券に係る商品,数量及び金額等に関する数値データを集計する集計手段を備えて構成し、
    上記制御部の集計手段を、上記発券部による発券があったとき、該発券に係る商品毎に上記購入金額を売上金額として記憶する売上データ記憶手段と、該売上データ記憶手段に記憶した売上金額に基づいて、予め指定した所定の期間の商品毎のあるいは全体の総合売上金額を算出する総合売上金額算出手段と、上記入力部からの入力に基づいて日付け毎に商品の仕入金額を記憶する仕入金額記憶手段と、予め指定した所定の期間の全体の総合仕入金額を算出する総合仕入金額算出手段と、上記総合売上金額算出手段が算出した総合売上金額と上記総合仕入金額算出手段が算出した総合仕入金額とから粗利益を算出する粗利益算出手段とを備えて構成し、
    上記制御部を、
    商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を記憶する商品データ記憶手段と、
    上記金銭処理部に金銭が投入されたとき該投入された投入金額を表示部に表示させる金銭表示手段と、
    上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき上記商品データ記憶手段に記憶した当該商品コード番号に対応する商品名及び商品単価を当該商品コード番号とともに表示部に表示させる商品データ表示手段と、
    上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量を表示部に表示させる数量表示手段と、
    上記入力部から購入したい商品の数量の入力があったとき入力された数量に対応する購入金額を演算する購入金額演算手段と、
    上記入力部から実行指令があったとき投入金額と購入金額とを照合して購入金額が投入金額内のとき該当する商品券を発券部から発券させる発券手段とを備えて構成し、
    上記制御部を、種々のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、所定のタイミングで上記メッセージ記憶手段に記憶した種々のメッセージの中から該当するメッセージを上記表示部に表示させるメッセージ表示手段と、上記投入金額認識部が投入金額を認識したとき、上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力を許容する商品コード番号入力許容手段と、上記入力部から購入したい商品の商品コード番号の入力があったとき該入力部から当該購入したい商品の数量の入力を許容する商品数量入力許容手段と、上記入力部からの入力に基づいて、上記商品データ記憶手段に、商品コード番号,該商品コード番号に対応した商品名及び商品単価を書き込む商品データ書込手段とを備えて構成し、
    上記制御部を、上記発券処理を行なう発券処理モードと、該発券処理モードの発券処理以外の処理を行なうためのメンテナンスモードとに切替えて該制御部を機能させるモード切替手段を設けて構成し、
    上記制御部を、該制御部のメンテナンスモード切替時に、該制御部による処理と、外部制御による処理を行なうための切替スイッチを備えて構成したことを特徴とする自動発券装置。
  2. 上記ケース体に、金銭決済が可能なカードが投入されるカード投入口を有し投入されたカードの所要の処理を行なうカード処理部を設け、上記投入金額認識部に上記カード処理部に投入されたカードの使用可能な金額を投入金額として認識する機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動発券装置。
  3. 所要の箇所に故障を検知する故障検知手段を設け、上記制御部を、該故障検知手段が故障を検知したとき、当該故障があったことを上記表示部に表示させる故障表示手段を設けて構成したことを特徴とする請求項1または2記載の自動発券装置。
JP2000071226A 2000-03-14 2000-03-14 自動発券装置 Expired - Fee Related JP3868697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071226A JP3868697B2 (ja) 2000-03-14 2000-03-14 自動発券装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071226A JP3868697B2 (ja) 2000-03-14 2000-03-14 自動発券装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001256516A JP2001256516A (ja) 2001-09-21
JP3868697B2 true JP3868697B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=18589843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000071226A Expired - Fee Related JP3868697B2 (ja) 2000-03-14 2000-03-14 自動発券装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3868697B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6178714B2 (ja) * 2013-12-13 2017-08-09 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001256516A (ja) 2001-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3441832B2 (ja) 券売機
JP4835143B2 (ja) 自動販売機
JP3868697B2 (ja) 自動発券装置
US11853991B2 (en) Accounting apparatus and method of controlling an accounting apparatus
JP3418372B2 (ja) 自動発券装置
JP2000090291A (ja) 券売機および券売システム
JP3071755U (ja) 自動発券装置
JP2987287B2 (ja) 自動釣銭機付金銭登録機
JP2005250934A (ja) 注文会計方法
JP3936497B2 (ja) 電子取引システムとこれを用いる機器及びこれに用いるicカード
JP2002150324A (ja) 定期券発行機、釣銭換金装置、精算処理装置、釣銭処理システムおよび釣銭処理方法
JP5217774B2 (ja) 定期券払戻装置
JPH11149508A (ja) 投票券自動販売払戻機
JP3215395B2 (ja) 自動取引装置と、自動取引装置に使用される発券ユニット、検銭機器、カード処理機器
JPS61199185A (ja) 自動券売機
JP3419639B2 (ja) 出札機の運賃確認装置
JP2023017445A (ja) 精算端末装置及び当該精算端末装置における処理方法
JP2002373376A (ja) Pos併用現金自動取引システム
JP2599392Y2 (ja) 券売機
JP2735265B2 (ja) 自動券売機と自動券売機におけるカード処理方法
JP2004192455A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2549470Y2 (ja) 自動精算機
JP2518151Y2 (ja) 乗車券自動精算機
JPS6019553B2 (ja) 乗車券自動発売装置
JPH08297757A (ja) 定期券発行機能付き精算機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151020

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees