JP3441832B2 - 券売機 - Google Patents
券売機Info
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- JP3441832B2 JP3441832B2 JP06330795A JP6330795A JP3441832B2 JP 3441832 B2 JP3441832 B2 JP 3441832B2 JP 06330795 A JP06330795 A JP 06330795A JP 6330795 A JP6330795 A JP 6330795A JP 3441832 B2 JP3441832 B2 JP 3441832B2
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- ticket
- receipt
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、利用客により操作され
て券及び当該券のレシートを発行する券売機に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】近年、鉄道路線駅にあっては、駅務員に
よる定期券の発行業務の合理化を図るため、利用客自身
の操作によって定期券を発行する券売機が設置されて多
く実用に供されている。この種の券売機は、一般に、現
金に代えて信用取引を可能とするクレジットカードなど
を用いても定期券を購入できるようになっており、利用
客がクレジットカードを用いて定期券を購入した場合に
はその定期券のレシートを発行するよう構成されてい
る。ところで、かゝる構成の券売機は、発行対象となる
券（定期券）に所定の情報（定期券情報）が正常に磁気
記録されている場合にのみレシートを発行しなければな
らないことから、従来、券の発行前に当該券の磁気記録
情報を読み取って正常に磁気記録されているか否かを判
定し、その情報が券に正常に磁気記録されていれば、そ
の券を発行すると共に当該券のレシートを作成して発行
するようにしていた。ところが、上記券売機において
は、券に情報を正常に磁気記録できたと判定された時点
からレシートの発行処理が開始されるため、券に情報を
正常に磁気記録できたときに発行される券及び当該券の
レシートの発行所要時間が長くなって、券及び当該券の
レシートの発行に長時間を要するという問題があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記券売機
の問題点に鑑みて為されたものであって、発行対象とな
る券に情報を正常に磁気記録できたときに発行される券
及び当該券のレシートの発行所要時間を短縮して、券及
び当該券のレシートを短時間で発行することのできる券
売機を提供することを目的とするものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、発行対象となる券に所定の情報を磁気記録
し当該磁気記録情報を読み取ってその券を発行又は回収
するよう構成された券処理手段と、この券処理手段が発
行する券のレシートを作成して発行又は回収するよう構
成されたレシート発行手段と、前記券処理手段及びレシ
ート発行手段を制御して券処理手段が券に所定の情報を
磁気記録し当該磁気記録情報を読み取ってその券を発行
する券発行処理とレシート発行手段がレシートを作成し
て発行するレシート発行処理を並行して行わしめ、前記
券処理手段が読み取った磁気記録情報に基づきその券に
情報が正常に磁気記録されているか否かを判定し、券に
情報が正常に磁気記録されているとき、券処理手段の券
発行処理及びレシート発行手段のレシート発行処理を続
行させて券及びレシートを発行せしめ、券に情報が正常
に磁気記録されていないとき、券処理手段の券発行処理
及びレシート発行手段のレシート発行処理を中止させて
券及びレシートを回収せしめる制御手段とにより構成す
るという手段を採用した。 【０００５】 【実施例】以下、本発明に係る券売機を添付図面に示す
実施例に基づいて、更に詳しく説明する。図１は本発明
に係る券売機の外観を表した斜視図である。図１に示す
券売機は、鉄道路線駅に設置され、利用客により操作さ
れて普通券、回数券又は定期券（継続定期券）などの券
を販売するものであり、定期券を購入しようとする利用
客が希望する場合、或いは現金に代えてクレジットカー
ドを用いた場合にはその定期券のレシートを発行するも
のである。 【０００６】図１において符号(1) は券売機の筐体であ
って、この筐体(1) の前面、即ち、接客部には、利用客
に取扱い鉄道会社名などを案内表示するプラズマディス
プレイ(2) と、普通券の販売時に普通券の料金釦などか
ら成る購入案内画面を表示し、回数券の販売時に回数券
の区間に対応した料金釦などから成る回数券購入案内画
面を表示し、定期券の販売時にはその定期券に記録すべ
き定期券情報を入力するための五十音表やテンキーなど
から成る入力画面を表示するタッチパネル付ディスプレ
イ(3) と、クレジットカード用のカード挿入・返却口
(4) と、レシート用のレシート発行口(5) と、普通券の
枚数選択、おとな／こども選択、レシート選択、券種選
択などの複数の釦スイッチより成る選択釦(6) と、定期
券用の券発行口(7) と、硬貨投入用の硬貨投入口(8)
と、紙幣挿入用の紙幣挿入口(9) と、投入貨幣の金額を
表示する投入金額表示器(10)と、普通券や回数券の発券
口(11)と、釣札返却用の釣札返却口(12)と、釣銭放出用
の釣銭放出口(13)と、券の購入を取り消す取消し釦スイ
ッチ(14)と、係員呼び出し用の呼出し釦スイッチ(15)と
が夫々所定の位置に設けられている。なお、前記券発行
口(7) は、旧定期券を挿入する挿入口としても用いられ
る。 【０００７】図２は図１に示す券売機の構成ブロック図
である。図２において符号(16)は券売機の電源スイッチ
を操作したり、普通券、回数券又は定期券などの券に印
刷又は磁気記録する発行日付などを確認したりする係員
操作部、符号(17)は取扱い鉄道会社名、取扱い鉄道会社
毎の駅情報、各駅間の普通券、回数券又は定期券の料金
データなど券を販売するのに必要な各種データが記憶さ
れている磁気ディスク格納用ユニット、符号(18)はカー
ド挿入・返却口(4) に挿入されたクレジットカードに磁
気記録されているカード情報（カード発行会社名、有効
期間、氏名、口座番号など）を読み取るカードリーダで
ある。このカードリーダ(18)は、カード挿入・返却口
(4) に挿入されたクレジットカードを搬送ローラなどの
搬送機構により取り込み当該クレジットカードのカード
情報を磁気ヘッドにより読み取ってそのクレジットカー
ドをカード挿入・返却口(4) より返却するようになって
いる。符号(19)はレシートを作成して発行又は回収する
よう構成されたレシート発行手段であるレシート発行機
であって、レシート用の原紙に定期券の発行駅名、発行
日付及び料金などの明細情報を印刷ヘッドにより印刷し
て作成したレシートを搬送ローラなどの搬送機構により
レシート発行口(5) に向け搬送して発行するか、又はそ
の搬送機構により回収箱に向け搬送して回収するように
なっている。符号(20)は券発行手段である券処理ユニッ
トであって、券発行口(7) に挿入された旧定期券を回収
し新たな定期券を作成して券発行口(7) より発行するも
のである。この券処理ユニット(20)は、券発行口(7) に
挿入された旧定期券を搬送ベルトなどの搬送機構により
取り込んで当該旧定期券に磁気記録されている定期券情
報（発駅、経由駅、着駅、通用期限年月日、氏名、年
齢、性別など）を磁気ヘッドにより読み取った後にその
旧定期券を所定の位置で一時保留し、発行対象となる定
期券に当該定期券の定期券情報をサーマルプリンタによ
り印刷すると共に上記磁気ヘッドにより磁気記録して当
該磁気記録情報を磁気ヘッドにより読み取り、その定期
券に定期券情報が正常に磁気記録されていれば当該定期
券を券発行口(7) より発行して旧定期券を回収するが、
その定期券に定期券情報が正常に磁気記録されていなけ
れば当該定期券を回収して旧定期券を券発行口(7) より
返却するよう構成されている。又、前記券処理ユニット
(20)は、プリペイドカード、ストアードフェアカードに
対する受付（挿入、読取、磁気書込、返却）も可能とな
っている。符号(21)は硬貨投入口(8) に投入された硬貨
を検銭処理して硬貨金庫に収納すると共に釣銭箱から釣
銭を釣銭放出口(13)に放出する硬貨処理ユニット、符号
(22)は紙幣挿入口(9) に挿入された紙幣を鑑別処理して
紙幣金庫に収納すると共に当該紙幣金庫から釣札を釣札
返却口(12)に返却する紙幣処理ユニット、符号(23)は普
通券又は回数券を作成して発券口(11)に発行する発券ユ
ニット、符号(24)はカードリーダ(18)が読み取ったクレ
ジットカードのカード情報を当該クレジットカード発行
元の端末装置(A) に伝送回線(C) を介し送信してそのク
レジットカードが使用可能か否かの問い合わせを行う通
信制御装置、符号(25)は制御手段であって券売機全体を
制御する制御ユニットである。 【０００８】このように構成された券売機は、利用客が
普通券を購入する場合、下記の如く操作されることによ
って普通券を発行する。即ち、利用客が硬貨投入口(8)
又は紙幣挿入口(9) に貨幣を投入すると、タッチパネル
付ディスプレイ(3) が購入案内画面を表示する。そし
て、その購入案内画面より普通券の料金釦がタッチされ
ると、発券ユニット(23)がその料金釦に対応した普通券
を作成して発券口(11)より発行し、硬貨処理ユニット(2
1)又は紙幣処理ユニット(22)が必要に応じて釣銭又は釣
札を釣銭発行口(13)や釣札返却口(12)より返却する。 【０００９】又、上述の券売機は、利用客が回数券を購
入する場合、下記の如く操作されることによって回数券
を発行する。即ち、利用客が硬貨投入口(8) 又は紙幣挿
入口(9) に貨幣を投入すると、タッチパネル付ディスプ
レイ(3) が購入案内画面を表示する。そして、利用客に
より購入案内画面に表示されている回数券の選択釦がタ
ッチされると回数券購入案内画面に表示が移り、回数券
購入案内画面に表示されている回数券の料金釦がタッチ
されると、発券ユニット(23)がその料金釦に対応した回
数券を複数枚（例えば、１１枚）作成して発券口(11)よ
り発行し、硬貨処理ユニット(21)又は紙幣処理ユニット
(22)が必要に応じて釣銭又は釣札を釣銭発行口(13)や釣
札返却口(12)より返却する。 【００１０】又、上述の券売機は、利用客が現金を用い
て定期券を購入する場合、下記の如く操作されることに
よって定期券を発行すると共に、その定期券のレシート
を希望する利用客に当該定期券のレシートを発行する。
即ち、利用客が券発行口(7)に旧定期券を挿入すると、
券処理ユニット(20)がその旧定期券の定期券情報を読み
取って当該旧定期券を一時保留し、次いで、タッチパネ
ル付ディスプレイ(3)が上記旧定期券の発駅、経由駅、
着駅と共に新たな定期券に記録すべき定期券情報を入力
するための入力画面を表示する。そして、利用客がその
入力画面より有効開始日、有効期間、氏名、年齢、性別
などを入力すると、上記入力画面に定期券の料金が表示
される。 【００１１】その状態で、利用客が硬貨投入口(8) 又は
紙幣挿入口(9) にその料金以上の貨幣を投入した後に、
上記入力画面に表示されているレシートの釦が押下され
ると（図３参照）(S1)、制御ユニット(25)が券処理ユニ
ット(20)及びレシート発行機(19)に定期券の発行処理と
レシートの発行処理を並行して行なわせるための発行指
令信号を出力する(S2)。これにより、発行対象となる定
期券に旧定期券の発駅、経由駅、着駅、上記入力画面よ
り入力された入力情報、制御ユニット(25)が有効開始日
及び有効期間に基づいて求めた有効期限年月日などから
成る定期券情報を印刷すると共に磁気記録し当該磁気記
録情報を読み取って発行する券処理ユニット(20)の定期
券の発行処理と、上記定期券の明細情報を印刷してレシ
ートを作成しそのレシートを発行するレシート発行機(1
9)のレシートの発行処理が並行して行われる(S3)。そし
て、制御ユニット(25)は、券処理ユニット(20)が定期券
の発行処理中に読み取った定期券情報の磁気記録情報を
入力して、その定期券情報の磁気記録情報と券処理ユニ
ット(20)が定期券に磁気記録する前の定期券情報とを照
合することにより、定期券情報が定期券に正常に磁気記
録されているか否かを判定し(S4)、定期券情報が定期券
に正常に磁気記録されているとき、定期券の発行処理及
びレシートの発行処理を続行させる(S5)。これにより、
券処理ユニット(20)がその定期券を券発行口(7) より発
行し、レシート発行機(19)がその定期券のレシートをレ
シート発行口(5) より発行する(S6)。しかし、制御ユニ
ット(25)が上記(S4)において定期券情報が定期券に正常
に磁気記録されていないと判定すると、券処理ユニット
(20)及びレシート発行機(19)に回収指令信号を出力する
(S7)。これにより、券処理ユニット(20)が定期券の発行
処理を中止してその定期券を回収箱に回収し、レシート
発行機(19)がレシートの発行処理を中止してそのレシー
トを回収箱に回収する(S8)。 【００１２】上述したように定期券情報を正常に磁気記
録することのできた定期券及び当該定期券のレシートが
発行されると、券処理ユニット(20)が旧定期券を回収箱
に回収し、硬貨処理ユニット(21)又は紙幣処理ユニット
(22)が必要に応じて釣銭又は釣札を釣銭発行口(13)や釣
札返却口(12)より返却する。しかし、定期券情報を正常
に磁気記録することのできなかった定期券及び当該定期
券のレシートが回収されると、券処理ユニット(20)が旧
定期券を券発行口(7) より返却し、硬貨処理ユニット(2
1)又は紙幣処理ユニット(22)が投入貨幣を釣銭発行口(1
3)や釣札返却口(12)より返却する。 【００１３】そして、上述の券売機は、利用客がクレジ
ットカードを用いて定期券を購入する場合、下記の如く
操作されることによって定期券及び当該定期券のレシー
トをを発行する。即ち、利用客が券発行口(7) に旧定期
券を挿入すると、券処理ユニット(20)がその旧定期券の
定期券情報を読み取って当該旧定期券を一時保留し、次
いで、タッチパネル付ディスプレイ(3) が上記旧定期券
の発駅、経由駅、着駅と共に新たな定期券に記録すべき
定期券情報を入力するための入力画面を表示する。そし
て、利用客がその入力画面より有効開始日、有効期間、
氏名、年齢、性別などを入力すると、上記入力画面に定
期券の料金が表示される。その状態で利用客がカード挿
入・返却口(4) にクレジットカードを挿入すると、カー
ドリーダ(18)がそのクレジットカードのカード情報を読
み取り、通信制御装置(24)がそのカード情報をクレジッ
トカード発行元の端末装置(A) に送信してそのクレジッ
トカードが使用可能か否かの問い合わせを行い、クレジ
ットカードが使用可能であれば、後述する定期券及び当
該定期券のレシートの発行処理に移行するが、クレジッ
トカードが使用不可であれば、カードリーダ(18)がその
クレジットカードをカード挿入・返却口(4) より返却
し、券処理ユニット(20)が旧定期券を券発行口(7) より
返却する。 【００１４】前記クレジットカードが使用可能であると
き、上記入力画面に表示されているレシートの釦が利用
客により押下されると（図３参照）(S1)、制御ユニット
(25)が券処理ユニット(20)及びレシート発行機(19)に定
期券の発行処理とレシートの発行処理を並行して行なわ
せるための発行指令信号を出力する(S2)。これにより、
発行対象となる定期券に旧定期券の発駅、経由駅、着
駅、上記入力画面より入力された入力情報、制御ユニッ
ト(25)が有効開始日及び有効期間に基づいて求めた有効
期限年月日などから成る定期券情報を印刷すると共に磁
気記録し当該磁気記録情報を読み取って発行する券処理
ユニット(20)の定期券の発行処理と、上記定期券の明細
情報を印刷してレシートを作成しそのレシートを発行す
るレシート発行機(19)のレシートの発行処理が並行して
行われる(S3)。そして、制御ユニット(25)は、券処理ユ
ニット(20)が定期券の発行処理中に読み取った定期券情
報の磁気記録情報を入力して、その定期券情報の磁気記
録情報と券処理ユニット(20)が定期券に磁気記録する前
の定期券情報とを照合することにより、定期券情報が定
期券に正常に磁気記録されているか否かを判定し(S4)、
定期券情報が定期券に正常に磁気記録されているとき、
定期券の発行処理及びレシートの発行処理を続行させる
(S5)。これにより、券処理ユニット(20)がその定期券を
券発行口(7) より発行し、レシート発行機(19)がその定
期券のレシートをレシート発行口(5) より発行する(S
6)。しかし、制御ユニット(25)が上記(S4)において定期
券情報が定期券に正常に磁気記録されていないと判定す
ると、券処理ユニット(20)及びレシート発行機(19)に回
収指令信号を出力する(S7)。これにより、券処理ユニッ
ト(20)が定期券の発行処理を中止してその定期券を回収
箱に回収し、レシート発行機(19)がレシートの発行処理
を中止してそのレシートを回収箱に回収する(S8)。 【００１５】上述したように定期券情報を正常に磁気記
録することのできた定期券及び当該定期券のレシートが
発行されると、券処理ユニット(20)が旧定期券を回収箱
に回収し、カードリーダ(18)がクレジットカードをカー
ド挿入・返却口(4) より返却する。しかし、定期券情報
を正常に磁気記録することのできなかった定期券及び当
該定期券のレシートが回収されると、カードリーダ(18)
がクレジットカードをカード挿入・返却口(4) より返却
し、券処理ユニット(20)が旧定期券を券発行口(7) より
返却する。 【００１６】本実施例にあっては、券処理ユニット(20)
が定期券の発行処理中に読み取った定期券情報の磁気記
録情報と券処理ユニット(20)が定期券に磁気記録する前
の定期券情報の照合を制御ユニット(25)により行う例を
説明したが、上述の定期券情報の磁気記録情報と定期券
情報の照合を券処理ユニット(20)により行うようにして
もよい。この場合には、券処理ユニット(20)が制御ユニ
ット(25)に定期券情報が定期券に正常に磁気記録されて
いるか否かの判定結果を出力し、制御ユニット(25)がそ
の判定結果に基づき券処理ユニット(20)及びレシート発
行機(19)を前述の如き制御して定期券及び当該定期券の
レシートの発行又は回収を行なわせる。 【００１７】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明の券売機
は、発行対象となる券及び当該券のレシートの発行処理
を並行して行うと共に、券に情報を正常に磁気記録する
ことができたとき券及び当該券のレシートを発行し、券
に情報を正常に磁気記録することができなかったとき券
及び当該券のレシートを回収するものであるので、従来
の券売機のように、券に情報を正常に磁気記録できたと
判定された時点からレシートの発行処理を開始するもの
に比し、券に情報を正常に磁気記録できたときに発行さ
れる券及び当該券のレシートの発行所要時間を大幅に短
縮することが可能となって、券及び当該券のレシートを
短時間で発行することができる。
て券及び当該券のレシートを発行する券売機に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】近年、鉄道路線駅にあっては、駅務員に
よる定期券の発行業務の合理化を図るため、利用客自身
の操作によって定期券を発行する券売機が設置されて多
く実用に供されている。この種の券売機は、一般に、現
金に代えて信用取引を可能とするクレジットカードなど
を用いても定期券を購入できるようになっており、利用
客がクレジットカードを用いて定期券を購入した場合に
はその定期券のレシートを発行するよう構成されてい
る。ところで、かゝる構成の券売機は、発行対象となる
券（定期券）に所定の情報（定期券情報）が正常に磁気
記録されている場合にのみレシートを発行しなければな
らないことから、従来、券の発行前に当該券の磁気記録
情報を読み取って正常に磁気記録されているか否かを判
定し、その情報が券に正常に磁気記録されていれば、そ
の券を発行すると共に当該券のレシートを作成して発行
するようにしていた。ところが、上記券売機において
は、券に情報を正常に磁気記録できたと判定された時点
からレシートの発行処理が開始されるため、券に情報を
正常に磁気記録できたときに発行される券及び当該券の
レシートの発行所要時間が長くなって、券及び当該券の
レシートの発行に長時間を要するという問題があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記券売機
の問題点に鑑みて為されたものであって、発行対象とな
る券に情報を正常に磁気記録できたときに発行される券
及び当該券のレシートの発行所要時間を短縮して、券及
び当該券のレシートを短時間で発行することのできる券
売機を提供することを目的とするものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、発行対象となる券に所定の情報を磁気記録
し当該磁気記録情報を読み取ってその券を発行又は回収
するよう構成された券処理手段と、この券処理手段が発
行する券のレシートを作成して発行又は回収するよう構
成されたレシート発行手段と、前記券処理手段及びレシ
ート発行手段を制御して券処理手段が券に所定の情報を
磁気記録し当該磁気記録情報を読み取ってその券を発行
する券発行処理とレシート発行手段がレシートを作成し
て発行するレシート発行処理を並行して行わしめ、前記
券処理手段が読み取った磁気記録情報に基づきその券に
情報が正常に磁気記録されているか否かを判定し、券に
情報が正常に磁気記録されているとき、券処理手段の券
発行処理及びレシート発行手段のレシート発行処理を続
行させて券及びレシートを発行せしめ、券に情報が正常
に磁気記録されていないとき、券処理手段の券発行処理
及びレシート発行手段のレシート発行処理を中止させて
券及びレシートを回収せしめる制御手段とにより構成す
るという手段を採用した。 【０００５】 【実施例】以下、本発明に係る券売機を添付図面に示す
実施例に基づいて、更に詳しく説明する。図１は本発明
に係る券売機の外観を表した斜視図である。図１に示す
券売機は、鉄道路線駅に設置され、利用客により操作さ
れて普通券、回数券又は定期券（継続定期券）などの券
を販売するものであり、定期券を購入しようとする利用
客が希望する場合、或いは現金に代えてクレジットカー
ドを用いた場合にはその定期券のレシートを発行するも
のである。 【０００６】図１において符号(1) は券売機の筐体であ
って、この筐体(1) の前面、即ち、接客部には、利用客
に取扱い鉄道会社名などを案内表示するプラズマディス
プレイ(2) と、普通券の販売時に普通券の料金釦などか
ら成る購入案内画面を表示し、回数券の販売時に回数券
の区間に対応した料金釦などから成る回数券購入案内画
面を表示し、定期券の販売時にはその定期券に記録すべ
き定期券情報を入力するための五十音表やテンキーなど
から成る入力画面を表示するタッチパネル付ディスプレ
イ(3) と、クレジットカード用のカード挿入・返却口
(4) と、レシート用のレシート発行口(5) と、普通券の
枚数選択、おとな／こども選択、レシート選択、券種選
択などの複数の釦スイッチより成る選択釦(6) と、定期
券用の券発行口(7) と、硬貨投入用の硬貨投入口(8)
と、紙幣挿入用の紙幣挿入口(9) と、投入貨幣の金額を
表示する投入金額表示器(10)と、普通券や回数券の発券
口(11)と、釣札返却用の釣札返却口(12)と、釣銭放出用
の釣銭放出口(13)と、券の購入を取り消す取消し釦スイ
ッチ(14)と、係員呼び出し用の呼出し釦スイッチ(15)と
が夫々所定の位置に設けられている。なお、前記券発行
口(7) は、旧定期券を挿入する挿入口としても用いられ
る。 【０００７】図２は図１に示す券売機の構成ブロック図
である。図２において符号(16)は券売機の電源スイッチ
を操作したり、普通券、回数券又は定期券などの券に印
刷又は磁気記録する発行日付などを確認したりする係員
操作部、符号(17)は取扱い鉄道会社名、取扱い鉄道会社
毎の駅情報、各駅間の普通券、回数券又は定期券の料金
データなど券を販売するのに必要な各種データが記憶さ
れている磁気ディスク格納用ユニット、符号(18)はカー
ド挿入・返却口(4) に挿入されたクレジットカードに磁
気記録されているカード情報（カード発行会社名、有効
期間、氏名、口座番号など）を読み取るカードリーダで
ある。このカードリーダ(18)は、カード挿入・返却口
(4) に挿入されたクレジットカードを搬送ローラなどの
搬送機構により取り込み当該クレジットカードのカード
情報を磁気ヘッドにより読み取ってそのクレジットカー
ドをカード挿入・返却口(4) より返却するようになって
いる。符号(19)はレシートを作成して発行又は回収する
よう構成されたレシート発行手段であるレシート発行機
であって、レシート用の原紙に定期券の発行駅名、発行
日付及び料金などの明細情報を印刷ヘッドにより印刷し
て作成したレシートを搬送ローラなどの搬送機構により
レシート発行口(5) に向け搬送して発行するか、又はそ
の搬送機構により回収箱に向け搬送して回収するように
なっている。符号(20)は券発行手段である券処理ユニッ
トであって、券発行口(7) に挿入された旧定期券を回収
し新たな定期券を作成して券発行口(7) より発行するも
のである。この券処理ユニット(20)は、券発行口(7) に
挿入された旧定期券を搬送ベルトなどの搬送機構により
取り込んで当該旧定期券に磁気記録されている定期券情
報（発駅、経由駅、着駅、通用期限年月日、氏名、年
齢、性別など）を磁気ヘッドにより読み取った後にその
旧定期券を所定の位置で一時保留し、発行対象となる定
期券に当該定期券の定期券情報をサーマルプリンタによ
り印刷すると共に上記磁気ヘッドにより磁気記録して当
該磁気記録情報を磁気ヘッドにより読み取り、その定期
券に定期券情報が正常に磁気記録されていれば当該定期
券を券発行口(7) より発行して旧定期券を回収するが、
その定期券に定期券情報が正常に磁気記録されていなけ
れば当該定期券を回収して旧定期券を券発行口(7) より
返却するよう構成されている。又、前記券処理ユニット
(20)は、プリペイドカード、ストアードフェアカードに
対する受付（挿入、読取、磁気書込、返却）も可能とな
っている。符号(21)は硬貨投入口(8) に投入された硬貨
を検銭処理して硬貨金庫に収納すると共に釣銭箱から釣
銭を釣銭放出口(13)に放出する硬貨処理ユニット、符号
(22)は紙幣挿入口(9) に挿入された紙幣を鑑別処理して
紙幣金庫に収納すると共に当該紙幣金庫から釣札を釣札
返却口(12)に返却する紙幣処理ユニット、符号(23)は普
通券又は回数券を作成して発券口(11)に発行する発券ユ
ニット、符号(24)はカードリーダ(18)が読み取ったクレ
ジットカードのカード情報を当該クレジットカード発行
元の端末装置(A) に伝送回線(C) を介し送信してそのク
レジットカードが使用可能か否かの問い合わせを行う通
信制御装置、符号(25)は制御手段であって券売機全体を
制御する制御ユニットである。 【０００８】このように構成された券売機は、利用客が
普通券を購入する場合、下記の如く操作されることによ
って普通券を発行する。即ち、利用客が硬貨投入口(8)
又は紙幣挿入口(9) に貨幣を投入すると、タッチパネル
付ディスプレイ(3) が購入案内画面を表示する。そし
て、その購入案内画面より普通券の料金釦がタッチされ
ると、発券ユニット(23)がその料金釦に対応した普通券
を作成して発券口(11)より発行し、硬貨処理ユニット(2
1)又は紙幣処理ユニット(22)が必要に応じて釣銭又は釣
札を釣銭発行口(13)や釣札返却口(12)より返却する。 【０００９】又、上述の券売機は、利用客が回数券を購
入する場合、下記の如く操作されることによって回数券
を発行する。即ち、利用客が硬貨投入口(8) 又は紙幣挿
入口(9) に貨幣を投入すると、タッチパネル付ディスプ
レイ(3) が購入案内画面を表示する。そして、利用客に
より購入案内画面に表示されている回数券の選択釦がタ
ッチされると回数券購入案内画面に表示が移り、回数券
購入案内画面に表示されている回数券の料金釦がタッチ
されると、発券ユニット(23)がその料金釦に対応した回
数券を複数枚（例えば、１１枚）作成して発券口(11)よ
り発行し、硬貨処理ユニット(21)又は紙幣処理ユニット
(22)が必要に応じて釣銭又は釣札を釣銭発行口(13)や釣
札返却口(12)より返却する。 【００１０】又、上述の券売機は、利用客が現金を用い
て定期券を購入する場合、下記の如く操作されることに
よって定期券を発行すると共に、その定期券のレシート
を希望する利用客に当該定期券のレシートを発行する。
即ち、利用客が券発行口(7)に旧定期券を挿入すると、
券処理ユニット(20)がその旧定期券の定期券情報を読み
取って当該旧定期券を一時保留し、次いで、タッチパネ
ル付ディスプレイ(3)が上記旧定期券の発駅、経由駅、
着駅と共に新たな定期券に記録すべき定期券情報を入力
するための入力画面を表示する。そして、利用客がその
入力画面より有効開始日、有効期間、氏名、年齢、性別
などを入力すると、上記入力画面に定期券の料金が表示
される。 【００１１】その状態で、利用客が硬貨投入口(8) 又は
紙幣挿入口(9) にその料金以上の貨幣を投入した後に、
上記入力画面に表示されているレシートの釦が押下され
ると（図３参照）(S1)、制御ユニット(25)が券処理ユニ
ット(20)及びレシート発行機(19)に定期券の発行処理と
レシートの発行処理を並行して行なわせるための発行指
令信号を出力する(S2)。これにより、発行対象となる定
期券に旧定期券の発駅、経由駅、着駅、上記入力画面よ
り入力された入力情報、制御ユニット(25)が有効開始日
及び有効期間に基づいて求めた有効期限年月日などから
成る定期券情報を印刷すると共に磁気記録し当該磁気記
録情報を読み取って発行する券処理ユニット(20)の定期
券の発行処理と、上記定期券の明細情報を印刷してレシ
ートを作成しそのレシートを発行するレシート発行機(1
9)のレシートの発行処理が並行して行われる(S3)。そし
て、制御ユニット(25)は、券処理ユニット(20)が定期券
の発行処理中に読み取った定期券情報の磁気記録情報を
入力して、その定期券情報の磁気記録情報と券処理ユニ
ット(20)が定期券に磁気記録する前の定期券情報とを照
合することにより、定期券情報が定期券に正常に磁気記
録されているか否かを判定し(S4)、定期券情報が定期券
に正常に磁気記録されているとき、定期券の発行処理及
びレシートの発行処理を続行させる(S5)。これにより、
券処理ユニット(20)がその定期券を券発行口(7) より発
行し、レシート発行機(19)がその定期券のレシートをレ
シート発行口(5) より発行する(S6)。しかし、制御ユニ
ット(25)が上記(S4)において定期券情報が定期券に正常
に磁気記録されていないと判定すると、券処理ユニット
(20)及びレシート発行機(19)に回収指令信号を出力する
(S7)。これにより、券処理ユニット(20)が定期券の発行
処理を中止してその定期券を回収箱に回収し、レシート
発行機(19)がレシートの発行処理を中止してそのレシー
トを回収箱に回収する(S8)。 【００１２】上述したように定期券情報を正常に磁気記
録することのできた定期券及び当該定期券のレシートが
発行されると、券処理ユニット(20)が旧定期券を回収箱
に回収し、硬貨処理ユニット(21)又は紙幣処理ユニット
(22)が必要に応じて釣銭又は釣札を釣銭発行口(13)や釣
札返却口(12)より返却する。しかし、定期券情報を正常
に磁気記録することのできなかった定期券及び当該定期
券のレシートが回収されると、券処理ユニット(20)が旧
定期券を券発行口(7) より返却し、硬貨処理ユニット(2
1)又は紙幣処理ユニット(22)が投入貨幣を釣銭発行口(1
3)や釣札返却口(12)より返却する。 【００１３】そして、上述の券売機は、利用客がクレジ
ットカードを用いて定期券を購入する場合、下記の如く
操作されることによって定期券及び当該定期券のレシー
トをを発行する。即ち、利用客が券発行口(7) に旧定期
券を挿入すると、券処理ユニット(20)がその旧定期券の
定期券情報を読み取って当該旧定期券を一時保留し、次
いで、タッチパネル付ディスプレイ(3) が上記旧定期券
の発駅、経由駅、着駅と共に新たな定期券に記録すべき
定期券情報を入力するための入力画面を表示する。そし
て、利用客がその入力画面より有効開始日、有効期間、
氏名、年齢、性別などを入力すると、上記入力画面に定
期券の料金が表示される。その状態で利用客がカード挿
入・返却口(4) にクレジットカードを挿入すると、カー
ドリーダ(18)がそのクレジットカードのカード情報を読
み取り、通信制御装置(24)がそのカード情報をクレジッ
トカード発行元の端末装置(A) に送信してそのクレジッ
トカードが使用可能か否かの問い合わせを行い、クレジ
ットカードが使用可能であれば、後述する定期券及び当
該定期券のレシートの発行処理に移行するが、クレジッ
トカードが使用不可であれば、カードリーダ(18)がその
クレジットカードをカード挿入・返却口(4) より返却
し、券処理ユニット(20)が旧定期券を券発行口(7) より
返却する。 【００１４】前記クレジットカードが使用可能であると
き、上記入力画面に表示されているレシートの釦が利用
客により押下されると（図３参照）(S1)、制御ユニット
(25)が券処理ユニット(20)及びレシート発行機(19)に定
期券の発行処理とレシートの発行処理を並行して行なわ
せるための発行指令信号を出力する(S2)。これにより、
発行対象となる定期券に旧定期券の発駅、経由駅、着
駅、上記入力画面より入力された入力情報、制御ユニッ
ト(25)が有効開始日及び有効期間に基づいて求めた有効
期限年月日などから成る定期券情報を印刷すると共に磁
気記録し当該磁気記録情報を読み取って発行する券処理
ユニット(20)の定期券の発行処理と、上記定期券の明細
情報を印刷してレシートを作成しそのレシートを発行す
るレシート発行機(19)のレシートの発行処理が並行して
行われる(S3)。そして、制御ユニット(25)は、券処理ユ
ニット(20)が定期券の発行処理中に読み取った定期券情
報の磁気記録情報を入力して、その定期券情報の磁気記
録情報と券処理ユニット(20)が定期券に磁気記録する前
の定期券情報とを照合することにより、定期券情報が定
期券に正常に磁気記録されているか否かを判定し(S4)、
定期券情報が定期券に正常に磁気記録されているとき、
定期券の発行処理及びレシートの発行処理を続行させる
(S5)。これにより、券処理ユニット(20)がその定期券を
券発行口(7) より発行し、レシート発行機(19)がその定
期券のレシートをレシート発行口(5) より発行する(S
6)。しかし、制御ユニット(25)が上記(S4)において定期
券情報が定期券に正常に磁気記録されていないと判定す
ると、券処理ユニット(20)及びレシート発行機(19)に回
収指令信号を出力する(S7)。これにより、券処理ユニッ
ト(20)が定期券の発行処理を中止してその定期券を回収
箱に回収し、レシート発行機(19)がレシートの発行処理
を中止してそのレシートを回収箱に回収する(S8)。 【００１５】上述したように定期券情報を正常に磁気記
録することのできた定期券及び当該定期券のレシートが
発行されると、券処理ユニット(20)が旧定期券を回収箱
に回収し、カードリーダ(18)がクレジットカードをカー
ド挿入・返却口(4) より返却する。しかし、定期券情報
を正常に磁気記録することのできなかった定期券及び当
該定期券のレシートが回収されると、カードリーダ(18)
がクレジットカードをカード挿入・返却口(4) より返却
し、券処理ユニット(20)が旧定期券を券発行口(7) より
返却する。 【００１６】本実施例にあっては、券処理ユニット(20)
が定期券の発行処理中に読み取った定期券情報の磁気記
録情報と券処理ユニット(20)が定期券に磁気記録する前
の定期券情報の照合を制御ユニット(25)により行う例を
説明したが、上述の定期券情報の磁気記録情報と定期券
情報の照合を券処理ユニット(20)により行うようにして
もよい。この場合には、券処理ユニット(20)が制御ユニ
ット(25)に定期券情報が定期券に正常に磁気記録されて
いるか否かの判定結果を出力し、制御ユニット(25)がそ
の判定結果に基づき券処理ユニット(20)及びレシート発
行機(19)を前述の如き制御して定期券及び当該定期券の
レシートの発行又は回収を行なわせる。 【００１７】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明の券売機
は、発行対象となる券及び当該券のレシートの発行処理
を並行して行うと共に、券に情報を正常に磁気記録する
ことができたとき券及び当該券のレシートを発行し、券
に情報を正常に磁気記録することができなかったとき券
及び当該券のレシートを回収するものであるので、従来
の券売機のように、券に情報を正常に磁気記録できたと
判定された時点からレシートの発行処理を開始するもの
に比し、券に情報を正常に磁気記録できたときに発行さ
れる券及び当該券のレシートの発行所要時間を大幅に短
縮することが可能となって、券及び当該券のレシートを
短時間で発行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る券売機の外観を表した斜視図であ
る。 【図２】本発明に係る券売機の構成ブロック図である。 【図３】本発明に係る券売機が定期券及び当該定期券の
レシートを発行又は回収するときの処理過程を表したフ
ローチャートである。 【符号の説明】 (19) レシート発行機（レシート発行手段） (20) 券処理ユニット（券処理手段） (25) 制御ユニット（制御手段）
る。 【図２】本発明に係る券売機の構成ブロック図である。 【図３】本発明に係る券売機が定期券及び当該定期券の
レシートを発行又は回収するときの処理過程を表したフ
ローチャートである。 【符号の説明】 (19) レシート発行機（レシート発行手段） (20) 券処理ユニット（券処理手段） (25) 制御ユニット（制御手段）
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−171091（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−2388（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−199270（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−51288（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−114392（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−176990（ＪＰ，Ａ)
実開 昭61−185166（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G07B 1/00 - 5/14
G07G 1/06
G07F 9/00
G07D 9/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 利用客により操作されて券及び当該券の
レシートを発行する券売機であって、発行対象となる券
に所定の情報を磁気記録し当該磁気記録情報を読み取っ
てその券を発行又は回収するよう構成された券処理手段
(20)と、この券処理手段(20)が発行する券のレシートを
作成して発行又は回収するよう構成されたレシート発行
手段(19)と、前記券処理手段(20)及びレシート発行手段
(19)を制御して券処理手段(20)が券に所定の情報を磁気
記録し当該磁気記録情報を読み取ってその券を発行する
券発行処理とレシート発行手段(19)がレシートを作成し
て発行するレシート発行処理を並行して行わしめ、前記
券処理手段(20)が読み取った磁気記録情報に基づきその
券に情報が正常に磁気記録されているか否かを判定し、
券に情報が正常に磁気記録されているとき、券処理手段
(20)の券発行処理及びレシート発行手段(19)のレシート
発行処理を続行させて券及びレシートを発行せしめ、券
に情報が正常に磁気記録されていないとき、券処理手段
(20)の券発行処理及びレシート発行手段(19)のレシート
発行処理を中止させて券及びレシートを回収せしめる制
御手段(25)とを備えて成る券売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06330795A JP3441832B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 券売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06330795A JP3441832B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 券売機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08235388A JPH08235388A (ja) | 1996-09-13 |
| JP3441832B2 true JP3441832B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=13225511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06330795A Expired - Fee Related JP3441832B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 券売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3441832B2 (ja) |
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- 1995-02-27 JP JP06330795A patent/JP3441832B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| USD971033S1 (en) | 2019-08-06 | 2022-11-29 | Ips Group Inc. | Parking pay station |
| USD971035S1 (en) | 2019-08-06 | 2022-11-29 | Ips Group Inc. | Parking pay station |
| USD987444S1 (en) | 2019-08-06 | 2023-05-30 | Ips Group Inc. | Parking pay station |
| USD971034S1 (en) | 2019-08-06 | 2022-11-29 | Ips Group Inc. | Parking pay station |
| USD955230S1 (en) | 2019-08-06 | 2022-06-21 | Ips Group Inc. | Parking pay station |
| USD1021641S1 (en) | 2019-08-06 | 2024-04-09 | Ips Group Inc | Parking pay station |
| USD1021642S1 (en) | 2019-08-06 | 2024-04-09 | Ips Group Inc. | Parking pay station |
| USD955231S1 (en) | 2019-08-06 | 2022-06-21 | Ips Group Inc. | Parking pay station |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08235388A (ja) | 1996-09-13 |
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|---|---|---|---|
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