JPH07121633A - 自動取引システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金券の引換券を受け入れて金券を発行する自
動機と、オンライン接続された金券の履歴管理システム
において、取引情報を引換券に記録して明細票として再
利用し、更にこの明細票を自動機で受け入れて金券の履
歴照合取引を行なうことで、引換券媒体を多目的に利用
できるようにする。 【構成】 金券の引換券媒体を自動機で受け付け、取引
成立後に金券の管理番号等を媒体の各欄４７〜５２に印
字して顧客へ返却する。発行した金券の管理番号は自動
機が読み取った後、ホストコンピュータ上で管理する一
方、利用済み金券の管理番号は別途用意された入力手段
で当該ホストコンピュータへ送って管理する。また、返
却した引換券を自動機で受け付け、媒体上の管理番号を
読み取ってホストコンピュータ上の履歴情報を検索して
照合取引を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、金券を発行する自動取
引システムに関し、特に金券と引き換えることのできる
媒体を繰り返し金券自動発行機で受け入れ取引を行な
う、自動取引システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】例えば、特開昭６３−８３８９７号公報
に記載されている方式では、現金自動取引装置に金券処
理機を付加して金券の換金、入金処理を行なうことによ
り、夜間や休日等においても、金券の換金および入金を
自動的に短時間で行なう技術が示されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、単に
取引対象と引き換えることのできる媒体を自動機で受け
入れて自動取引を行なうことのみにとどまっており、利
用者の操作の簡素化、媒体の有効利用および多機能化に
ついては配慮がなされていない。本発明の目的は、この
ような問題点を改善し、金券を自動機で購入する際のキ
ー入力などの操作を苦手とする利用者の操作を省力化す
るために、窓口のオペレータが金券の引換券としての媒
体を発行し、利用者はその媒体を自動機に挿入すれば目
的の金券を購入できるようにする、自動取引システムを
提供することにある。また、この金券引換券として発行
された媒体に取引履歴を追加記録して取引明細票として
変換／再利用したり、紛失・盗難手続きと金券の再発行
にも、この媒体を用いて金券に関する情報の入力を自動
的に行なうことで、媒体を有効に利用することを目的と
する。そして最後に、金券の紛失・盗難届の手続き、再
発行処理を自動機で処理可能とすることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の自動取引システムは、金券の引換券として
の媒体に取引の内容とその履歴を記録する手段、この記
録を再生する手段、及び印字等により利用者がその内容
を目視できる手段を設け、オペレータにより入力される
情報をこの媒体に記録、印字できる媒体発行装置にて媒
体に記録した上でこれを発行する。利用者はこの媒体を
金券自動発行機に挿入することにより取引を行なう。一
方、発行される金券上には一意の管理番号を付与してお
き、金券の状態を管理できるデータベースを持つホスト
コンピュータにて金券の発行から使用に至るまでの状態
の管理をする。即ち、金券を金券自動発行機で発行する
ときは、自動発行機が金券に付与されている管理番号を
読み取り、これらの管理番号を通信手段により当該ホス
トコンピュータのデータベースへ送り、当該管理番号の
金券を「発行済」扱いとする。また、使用された金券の
管理番号等を当該ホストコンピュータに入力する管理番
号入力装置を別途設けておき、使用が終って発行元に戻
ってきた金券の管理番号をこの入力手段で入力して、
「使用済」扱いに更新する。また、金券を発行する際に
この管理番号を先に挿入された媒体に記録、印字して明
細票として返却する。さらに、金券自動発行機と当該ホ
ストコンピュータとの間に通信手段を設けて金券の状況
を自動発行機へ伝え、自動発行機は金券の状態を媒体に
記録、印字するので、金券の引換券として発行された媒
体を取引履歴の記録として利用する。また、金券自動発
行機に「紛失・盗難届」手続きを選択する手段を設ける
ことにより、利用者が当該明細票媒体を金券自動発行機
に挿入し、「紛失・盗難届」手続きを選択すると、自動
発行機は明細票から未使用状態の金券の管理番号を読み
出して表示するので、利用者が、金券の管理番号を選択
するだけで自動発行機はこれらの管理番号を通信手段に
より当該ホストコンピュータのデータベースへ紛失・盗
難金券の管理番号として送り、当該管理番号の金券の有
効性を確認した上で「使用不可」扱いとしてこれらの金
券を無効とし、さらに、通常の発行手順を行なうことで
これらの金券と等価な金券を再発行する。

【０００５】

【作用】本発明においては、利用者はオペレータにより
発行してもらった媒体を金券自動発行機に挿入すれば、
自動発行機が媒体上に記録された取引情報を読み取るの
で、取引情報等の入力操作をすることなく、目的の金券
を購入することができる。また、自動発行機と通信手段
を持つホストコンピュータのデータベースで金券の状態
を管理し、それを媒体に記録、印字することにより、利
用者は金券の取引履歴を媒体にて参照することができ
る。さらに、紛失・盗難届、再発行手続きを当該媒体を
挿入して自動発行機で行なえるので、媒体の利用価値が
拡がり、かつ利用者のサービス向上にもつながる。

【０００６】

【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。本実施例の自動取引システムは、金券の
引換券あるいは取引明細票として用いるための媒体を発
行する媒体発行装置と、その媒体上の情報に従って金券
を発行する金券自行発行機と、発行された金券の状態を
管理するホストコンピュータと、それに接続された管理
番号入力装置とから構成される。図２は、本発明の一実
施例における媒体発行装置の外観図である。図２におい
て、１は媒体発行装置の本体、２は媒体受取り口、３は
表示部、４はオペレータが操作する入力部である。図３
は、本発明の一実施例における金券自動発行機の外観図
である。図３において、５は金券自動発行機の本体、６
は媒体出入口、７は金券受取り口、８はディスプレイ装
置の操作案内画面である。図４は、本発明の一実施例に
おけるホストコンピュータと管理番号入力装置の外観図
である。図４において、９は使用済み金券の管理番号を
入力する管理番号入力装置の本体、１０は表示部、１１
はオペレータが管理番号を入力するための入力部であ
る。また、１２はホストコンピュータ本体で、通信回線
１３により管理番号入力装置９とつながっている。

【０００７】次に、これらの装置の機能構成を示す。図
５は、本発明の一実施例における媒体発行装置のブロッ
ク図である。図５において、１は媒体発行装置本体であ
り、１５は操作案内画面を表示する表示部、１６は取引
情報入力を行なう入力部、１７は入力部１６にて入力さ
れた取引情報を媒体に記録、印字して媒体を発行する媒
体発行部、１８は制御部、１９はインタフェース部、２
０は内部記憶装置、２１は電源部である。図６は、本発
明の一実施例における金券自動発行機のブロック図であ
る。図６において、５は金券自動発行機の本体であり、
２３は媒体に記録された情報の読み取り、記録、印字を
行なう媒体部、２４は金券に付与されている管理番号を
読み取り、発行する金券発行部、２５は操作案内画面を
表示し、利用者の操作入力を受け付ける表示入力部、２
６は制御部、２７はインタフェース部、２８は内部記憶
装置、２９は電源部、３０はホストコンピュータとの通
信媒体である通信回線である。図７は、本発明の一実施
例におけるホストコンピュータと管理番号入力装置のブ
ロック図である。図７において、１２はホストコンピュ
ータの本体であり、３２は金券の管理情報等を記憶する
内部記憶装置、３３は制御部、３４はインタフェース
部、３５は電源部、３０は金券自動発行機との通信媒体
である通信回線、３６は管理番号入力装置３７との通信
媒体である通信回線である。また、９は使用済み金券の
管理番号を入力するための管理番号入力装置の本体であ
り、３８は表示部、３９は入力部、４０は制御部、４１
はインタフェース部、４２は電源部である。

【０００８】次に、本実施例で用いる媒体について述べ
る。図１は、本発明の一実施例における媒体を示す図、
図８は本発明の一実施例における磁気データフォーマッ
トを示す図である。本実施例の媒体は、図１のように、
明細印字部分（日付記入欄４７、取扱日記入欄４８、金
額記入欄４９、金券番号記入欄５０、利用日記入欄５
１、備考記入欄５２）と磁気ストライプ４６を有する。
この磁気ストライプ４６は、継続的な取引記録手段とし
て用いられる。そして、図８のように、媒体が金券自動
発行機に挿入されたとき「引換券」なのか「明細票」な
のかを判断するために使用される媒体識別子４３と、発
行すべき金券の枚数を記す取引金種別枚数記録欄４４
と、利用者の名前や電話番号等の情報を記す利用者情報
記録欄４５とを有する。また、金券の発行及び再発行の
際には各記入欄４７〜５０に必要なデータが印字され、
利用日記入欄５１、備考記入欄５２には利用状況照会
時、紛失・盗難再発行時に照会結果や取引結果が印字さ
れる。

【０００９】次に、本実施例における金券管理情報につ
いて述べる。図９は、本発明の一実施例におけるホスト
コンピュータの金券管理データベースのデータフォーマ
ットを示す図である。図９において、５３は金券管理番
号欄であり、新／再区分欄５４には新規発行、再発行の
区別が記録され、状態欄５５には金券の状態が記録され
ている。また、発行日欄５６、発行店欄５７にはそれぞ
れ金券の発行日、発行店名が記録されている。また、利
用者情報欄５８には発行時に取得した利用者の名前、電
話番号等の利用者情報が記録されている。また、利用日
欄５９には金券の利用日、または紛失・盗難届け出日を
記録し、利用店名欄６０には金券の使用された場所が記
録されている。

【００１０】次に、本実施例の媒体発行装置の処理につ
いて述べる。図１０は、本発明の一実施例における媒体
発行装置の引換券作成、発行処理を示すフローチャート
である。本実施例では、図４の制御部１８は、表示部１
５によりオペレータの処理を誘導する画面を表示する
（ステップ６４０）。媒体発行装置１のオペレータは、
図２の表示部３に表示された処理画面に従って、金券の
利用者が申し込んだ金種の枚数、利用者の氏名、電話番
号等を入力部４にて入力する（ステップ６５０）。図４
の媒体発行部１７は媒体にその入力情報を記録し、媒体
識別子を引換券識別子として媒体を発行する（ステップ
６６０）。

【００１１】次に、本実施例の自動取引システムの媒体
挿入時の処理について述べる。図１１および図１２は、
本発明の一実施例における自動取引システムの処理を示
すフローチャート、図１３は本発明の一実施例における
金券自動発行機の処理選択画面を示す図である。本実施
例では、利用者が媒体発行装置のオペレータにより発行
された金券引換券を金券自動発行機５の媒体出入口６へ
挿入すると（図１１のステップ６７０）、媒体部２３は
媒体識別子４３及び利用者情報４５を読み取り、この結
果を制御部２６に伝える。制御部２６は識別子を判断し
（ステップ６８０）、この媒体が「引換券」であると判
断すると媒体部２３で取引金種別枚数４４を読み取り
（ステップ６９０）、金券発行部２４へ必要な枚数分の
放出を指示する。金券発行部２４は金券の管理番号を読
み取りながら必要な枚数分の金券を計数し（ステップ７
００）、制御部２６は読み取った金券の管理番号、利用
者情報等を通信回線３０を介してホストコンピュータ３
１へ送信する（ステップ７１０）。送信されたデータは
ホストコンピュータ３１の制御部３３が受信し、内部記
憶装置３２の金券管理データに登録されている金券の管
理番号を検索して、利用者名等の金券管理情報を追加記
録して更新する（ステップ７３０）。記録の更新が完了
すると制御部３３は通信回線３０を介して金券自動発行
機２２に記録完了を伝える（ステップ７４０）。金券自
動発行機２２の制御部２６は、これを受けると、媒体部
２３に媒体識別子を「明細票」と書換えるよう指示し、
媒体部２３は媒体識別子を「明細票」と書換え、取扱日
付、取扱店、金券の管理番号を印字して媒体を返却し、
並行して制御部２６は金券発行部２４へ計数の済んだ金
券の放出を指示し、金券発行部２４はこれを放出する
（ステップ７２０）。

【００１２】一方、図１１のステップ６８０において制
御部２６が「明細票」であると判断したときは、表示入
力部２５へ図１３に示す処理選択画面６１を表示するよ
う指示する（図１２のステップ７５０）。利用者は、デ
ィスプレイ装置８に表示されたメニューから「紛失・盗
難届」または「利用状況照会」のいずれか希望する取引
処理を選択して、キー６２，６３の何れかを押下し（ス
テップ７６０）、制御部２６は、利用者の選択した取引
処理を表示入力部２５により検知する（ステップ７７
０）。ここで「紛失・盗難届」が選択された場合、媒体
部２３から明細票の未使用状態の金券の管理番号を読み
取り、表示入力部２５へ読み取った管理番号を表示する
よう指示する（ステップ７８０）。利用者は、ディスプ
レイ装置８に表示された金券の管理番号から紛失、また
は盗難に遭った金券の番号を選択する（ステップ７９
０）ので、制御部２６は選択された金券の管理番号を通
信回線３０を介してホストコンピュータ３１へ送信する
（ステップ８００）。送信されたデータはホストコンピ
ュータ３１の制御部３３が受信し、内部記憶装置３２の
金券管理データに登録されている金券の管理番号を検索
して、その金券の状態が「発行済」であるのを確認した
後、状態を「届出済」に更新する（ステップ８６０）。
更新が完了すると制御部３３は通信回線３０を介して金
券自動発行機２２に更新完了を伝える（ステップ８７
０）。金券自動発行機２２の制御部２６は、これを受け
ると、金券発行部２４へ「届出済」金券と同額の金券を
放出するよう指示する。金券発行部２４は金券の管理番
号を読み取りながら必要な枚数分の金券を計数し（ステ
ップ８１０）、その後ステップ７１０以降の処理を行な
って、金券を再発行する。

【００１３】一方、ステップ７７において「利用状況照
会」が選択された場合、制御部２６は媒体部２３により
明細票から金券の管理番号を読み取り（ステップ８２
０）、読み取った金券の管理番号を通信回線３０を介し
てホストコンピュータ３１へ送信する（ステップ８３
０）。送信されたデータはホストコンピュータ３１の制
御部３３が受信し、内部記憶装置３２の金券管理データ
に登録されている金券の管理番号を検索して、利用日５
９や利用店名６０があれば、これをその金券の利用状況
データとして通信回線３０を介して金券自動発行機２２
に送信する（ステップ８５０）。金券自動発行機２２の
制御部２６は、これを受けると、媒体部２３に利用状況
データを該当管理番号行のご利用日５１や備考５２欄に
印字するよう指示し、媒体部２３は明細票へ印字して利
用者に返却する（ステップ８４０）。

【００１４】次に、本実施例の管理番号入力装置の処理
について述べる。図１４は、本発明の一実施例における
使用済み金券の管理番号入力処理を示すフローチャート
であり、使用済み金券の管理番号等の情報を金券の状態
管理をしているホストコンピュータへ入力する時の処理
を示すものである。本実施例では、使用済み金券の管理
番号入力装置における制御部４０は表示部３８により処
理画面を表示する（ステップ８８０）。オペレータは、
表示部１０に表示された処理画面に従って各利用店から
戻ってきた金券の管理情報を入力部１１にて入力する
（ステップ８９０）ので、制御部４０は入力された金券
の管理情報を通信回線３６を介してホストコンピュータ
３１へ送信する（ステップ９００）。送信されたデータ
はホストコンピュータ３１の制御部３３が受信し、内部
記憶装置３２の金券管理データに記録する（ステップ９
１０）。記録が完了すると制御部３３は通信回線３６を
介して使用済み金券の管理番号入力装置３７に記録完了
を伝え（ステップ９２０）、管理番号入力装置３７の制
御部４０がこれを受けて終了する。なお、本実施例で
は、金券引換券兼明細票に磁気ストライプと紙面を備え
た媒体を利用したものを説明したが、この媒体のかわり
に電子的な記録手段と表示機能を持つＩＣカードを用い
ても同様の効果を得ることができる。

【００１５】

【発明の効果】本発明によれば、窓口で発行された引換
券媒体を自動機に挿入するだけで利用者は金券を入手す
ることができ、また取引後もこの媒体を用いて利用状況
の照会、紛失・盗難届、再発行といった自動処理が可能
となり、サービスを向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における媒体を示す図であ
る。

【図２】本発明の一実施例における媒体発行装置の外観
図である。

【図３】本発明の一実施例における金券自動発行機の外
観図である。

【図４】本発明の一実施例におけるホストコンピュータ
と管理番号入力装置の外観図である。

【図５】本発明の一実施例における媒体発行装置のブロ
ック図である。

【図６】本発明の一実施例における金券自動発行機のブ
ロック図である。

【図７】本発明の一実施例におけるホストコンピュータ
と管理番号入力装置のブロック図である。

【図８】本発明の一実施例における磁気データフォーマ
ットを示す図である。

【図９】本発明の一実施例におけるホストコンピュータ
の金券管理データベースのデータフォーマットを示す図
である。

【図１０】本発明の一実施例における媒体発行装置の引
換券作成、発行処理を示すフローチャートである。

【図１１】本発明の一実施例における自動取引システム
の処理を示すフローチャートの一部である。

【図１２】本発明の一実施例における自動取引システム
の処理を示すフローチャートの一部である。

【図１３】本発明の一実施例における金券自動発行機の
処理選択画面を示す図である。

【図１４】本発明の一実施例における使用済み金券の管
理番号入力処理を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ 媒体発行装置の本体 ２ 媒体受取り口 ３ 表示部 ４ 入力部 ５ 金券自動発行機の本体 ６ 媒体出入口 ７ 金券受取り口 ８ ディスプレイ装置 ９ 使用済み金券入力装置の本体 １０ 表示部 １１ 入力部 １２ ホストコンピュータ本体 １３ 通信回線 １５ 表示部 １６ 入力部 １７ 媒体発行部 １８ 制御部 １９ インタフェース部 ２０ 内部記憶装置 ２１ 電源部 ２３ 媒体部 ２４ 金券発行部 ２５ 表示入力部 ２６ 制御部 ２７ インタフェース部 ２８ 内部記憶装置 ２９ 電源部 ３０ 通信回線 ３２ 内部記憶装置 ３３ 制御部 ３４ インタフェース部 ３５ 電源部 ３６ 通信回線 ３８ 表示部 ３９ 入力部 ４０ 制御部 ４１ インタフェース部 ４２ 電源部

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０７Ｄ 9/00 ４３６ Ｚ ４５１ Ｚ ４６１ Ｚ Ｇ０７Ｆ 7/12

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 取引の内容、種別、利用者情報を含む情
   報を記録する手段、および金券番号、金額を含む履歴情
   報を継続的に印字する記入欄を有する媒体と、入力され
   た必要情報を該媒体上に記録、印字して発行する媒体発
   行装置と、挿入された媒体上の情報を読み取る手段、表
   示／印字手段、および、媒体識別子が引換券である場
   合、該情報をホストコンピュータに送信し、一対一に対
   応する管理番号を付与した金券を発行するとともに該媒
   体に取引明細を印字して返却し、媒体識別子が引換券で
   ない場合には、選択された処理に従って、紛失・盗難に
   遭った金券の管理番号をホストコンピュータに送信し、
   金券を再発行するとともに媒体に取引明細を印字して返
   却するか、該媒体に記録されている金券の管理番号を読
   み取ってホストコンピュータに送信し、該金券の管理情
   報を受信して該媒体に印字して返却するように制御する
   手段を備えた金券自動発行機と、使用済み金券の管理番
   号を入力する装置と、該管理番号毎に金券の状態を管理
   するデータベースと該金券自動発行装置および入力装置
   からの送信情報をもとに管理状態を更新する手段とを持
   つホストコンピュータと、前記入力装置および金券自動
   発行装置とホストコンピュータの間の通信手段とを備え
   たことを特徴とする自動取引システム。