JPH02113392A - プリペイドカード自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はプリペイドカード自動販売機に係わり、特に、
会員番号、暗証番号および金額情報が記録されたプリペ
イドカードを自動販売するプリペイドカード自動販売機
に関する。

［従来の技術］ 周知のように、プリペイドカードには金額情報が予め磁
気記録されており、カード利用者はその磁気記録された
金額情報に相当する代金を支払ってこのカードを購入す
る。そして、利用者がこのプリペイドカードで例えば券
売機、公衆電話機等を利用する度にその利用代金に相当
する金額が磁気記録された金額情報から差引かれる。

また、近年、券売機や公衆電話機に隣接してプリペイド
カードの自動販売機が配設されている。

このような自動販売機においては、１０００円、　２０
００円、　３０００円等の発行額面に相当する金額情報
が予め記録された複数種類のプリペイドカードが予め装
置内部のストッカーに区別して収納されている。

そして、購入者が金銭投入口へ紙幣等の金銭を投入した
のち、購入したいカード種別を示す販売キーをキー操作
すると、該当種類のプリペイドカードがカード発行口か
ら排出される。

また、このような代金前払いの機能を有するプリペイド
カードを一般の商店においても適用できることが考えら
れる。そして、プリペイドカードの販売業務を簡素化す
るために各店に前述したようなプリペイドカード自動販
売機を配設することが望まれている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、各店毎にその店しか使用できないプリペイドカ
ードを発行すると、客にとっては店毎に異なる複数種類
のプリペイドカードを常時携帯している必要があるので
、非常に煩わしい。したがって、複数床で使用できるプ
リペイドカードの開発が望まれている。

しかし、複数の店で使用可能なプリペイドカードを発行
する場合においては、プリペイドカードを発行（販売）
する店とそのプリペイドカードが使用される店とが異な
る場合が生じる。

また、プリペイドカードの使用できる範囲を拡大し、前
述した公衆電話機や券販売機で使用するプリペイドカー
ドと同様に、購入者以外の第３者の使用も可能にすると
、購入者がプリペイドカードを紛失した場合に、これを
拾得した第３者が使用可能となって、損害を被る虞れが
あり、このプリペイドカードの購入を差控えるようにな
り、普及が困難になる問題も生じる。

したがって、購入者を全く特定しない前述したようなプ
リペイドカード自動販売機を一般の商店で使用できるプ
リペイドカードの自動販売機として使用することは上述
した問題が生じることになる。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
金銭とともに購入者を特定する会員番号と暗証番号が記
録されたカード挿入を義務付け、自動販売されるプリペ
イドカードに金額情報と使用者を特定する会員番号およ
び暗証番号を書込むことにより、プリペイドカードの販
売業務を自動化できるとともに、このプリペイドカード
の使用者を確実に特定でき、たとえ客がプリペイドカー
ドを紛失したとしても、取得した第３者が使用できなく
シ、正規のプリペイドカード購入者に損害を与えないよ
うにして、安心してプリペイドカードを購入し、使用で
きるプリペイドカード自動販売機を提供することを目的
とする。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解消するために本発明は、金銭投入口から投
入された金銭の金額を判読して判読された金額に対応す
る金額情報が記録されたプリペイドカードを排出するプ
リペイドカード自動販売機において、 カードに形成された記録領域に対して各種情報の書込み
読取りを行なうカードリーダライタと、所定の記憶領域
を有した生カードを収納するストッカーと、カード挿入
口から挿入されたカードに記憶されている会員番号およ
び暗証番号等からなるカード情報をカードリーダライタ
で読取るカード情報読取手段と、販売キー操作に応動し
てストッカーから供給された生カードの記憶領域に対し
て読取られたカード情報および判読された金額の金額情
報をカードリーダライタにて書込むカード書込手段と、
このカード書込手段にて会員番号と暗証番号および金額
情報が書込まれたカードをプリペイドカードとして排出
するカード発行手段とを備えたものである。

［作用］ このように構成されたプリペイドカード自動販売機にて
プリペイドカードを購入する場合は、予め会員番号およ
び暗証番号等の情報が記憶された例えば発行済のプリペ
イドカードを準備する必要がある。そしてこのカードを
カード挿入口へ挿入して、金銭投入口から金銭を投入す
ると、前記カードから読取られた会員番号と暗証番号お
よび投入された金銭の金額に対応する金額情報が書込ま
れたプリペイドカードが排出される。したがって、この
自動販売機で販売されたプリペイドカードを使用する人
を会員番号および暗証番号を確認する事によって特定で
きる。

なお、始めてプリペイドカードを購入する場合は、この
自動販売機でなくて版売員が対応する通常のカード発行
装置にて会員番号と暗証番号を登録してプリペイドカー
ドを代金と引替えに発行してもらう。

［実施例〕 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図（ａ）は実施例のプリペイドカード自動販売機の
扉を開いた状態の斜視図であり、同図（ｂ）は外観図で
ある。はぼ箱形に形成されたケース１の扉２の前面に、
例えば紙幣を挿入する金銭投入口３、発行済のプリペイ
ドカードを挿入したり購入したプリペイドカードが排出
されるカード挿入取出口４、各柾操作案内や投入金額等
を電光表示する表示部５、販売キー６、プリペイドカー
ドの購入操作を取消す場合の取消キー７、現在カード販
売可能状態であることを示す販売中ランプ８等が配列さ
れている。

ケース１内には、第１図（ａ）に示すように、所定の記
憶領域が形成された複数枚の生カード９が収納されたス
トッカー１０、生カード９又はカード挿入取出口４から
挿入された発行済プリペイドカードに対して情報の書込
み読取りを行なうカートリーダライタ１１、ストッカー
１ｏ内の生カード９および前記発行済プリペイドカード
をカードリーダライタ１１へ搬入したりカード挿入取出
口４へ排出するカード搬送機構１２、キーボード１３が
取付けられ、マイクロコンピュータ等がならる制御装置
１４、プリペイドカードの売上データをジャーナル（記
録紙）に印字出力するプリンタ１５等が収納されている
。

さらに、前記部２の内側には、金銭投入口３がら投入さ
れた金銭の金額を判読して収納する金銭処理収納Ｈ１６
が取付けられている。なお、この実施例においては、金
銭投入口３がら投入される金銭の種類は販売されるプリ
ペイドカードの額面の種別等の関係より、千円紙幣に限
定している。

したがって、千円紙幣以外が投入されると、使用不可能
紙幣として金銭投入口３からそのまま排出される。

第２図（ａ）は前記ストッカー１０に収納されている生
カード９の外観図である。この生カード９には［ショッ
ピングカートコ等のプリペイドカードであることを示す
名称１７．およびこのプリペイドカードの概算の使用状
況（カード残高）を使用者に知らせるために使用する複
数の金額１８が表記されている。さらに、この生カード
９には第３図（ａ）に示すように所定の記憶領域として
の磁気ストライプ１９が形成されている。なお、生カー
ド９の状態においては、磁気ストライプ１９には何も記
録されていない。

また、第２図（ｂ）はこのプリペイドカード自動販売機
で、前記生カード９を用いて販売されたプリペイドカー
ド２ｏを示す外観図である。図示するように、外観は生
カード９と同じであるが、プリペイドカード販売時にお
けるこのプリペイドカード２０に記録された金額の目安
を示すパンチ孔２１が前記表記された該当金額１８の右
側に穿設されている。

また、発行されたプリペイドカード２ｏの磁気ストライ
プ１９には、第３図（ｂ）に示すように、このプリペイ
ドカード２ｏを発行（販売）した会社（店）を示す発行
会社コード１９ａ、発行（販売）日付１９ｂ１このプリ
ペイドカード２ｏの使用する人を特定するための会員番
号１９ｃ１同じく使用者（購入者）が指定した暗証番号
１９ｄ１全でのプリペイドカード２ｏに連続するカード
番号１９ｅ、金額情報としての金額１９ｆ等が記録され
ている。

第４図はプリペイドカード自動販売機の概略構成を示す
ブロック図である。

各種情報処理を実行するＣＰＵ２５に対してパスライン
２６を介して、制御プログラムを記憶するＲＯＭ２７、
売上集計ファイル等の各種可変データを記憶するＲＡＭ
２８、前記販売キー６等が配設された操作パネル２９、
電話回線を介してホストコンピュータからなるカードセ
ンタ３０にオンライン接続されるＭＯＤＥＭ等からなる
通信制御回路３１、各種設定情報をキー人力するための
前記キーボード１３、表示部５、カードリーダライタ１
１、カード搬送機構１２を駆動する搬送機構駆動回路３
２、金銭処理収納部１６から投入金額情報が入力される
インターフェース３３、プリンタ１５のインターフェー
ス３４等が接続されている。

また、上記各電子構成部材に対して電源３５から各駆動
電圧ＶＤ、ＶＣが供給される。

前記ＲＡＭ２８内には、第５図に示すように、販売した
プリペイドカード２０の額面で種別するカード種別毎に
販売枚数、売上合計金額、後述する上乗せ金額等を集計
する売上集計ファイル２８ａが形成されている。この実
施例においては、２０００円から５０００円までの１０
００きざみに４種類のカード種別が設定されている。な
お、この販売許可する１０００円きざみの額面種類数は
前記キーボード１３にてこの自動販売機の管理者が一定
の条件下にて任意に設定可能である。そして、設定され
た最低金額Ｙｓおよび最高金額Ｙｍはそれぞれ最低金額
メモリ２８ｂおよび最高金額メモリ２８ｃに記憶される
。

また、ＲＡＭ２８内には、金銭投入口３から投入された
、１枚のプリペイドカード販売における投入金銭の投入
合計金額Ｙを算出する合計メモリ２８ｄ１力−ド挿入取
出口４へ挿入されて、カードリーダライタ１１で読取ら
れた発行済プリペイドカード２０に記憶された第３図（
ｂ）に示すカード情報を一時記憶するカード情報メモリ
２８ｅ１カードセンタ３０へ送信する売上データを記憶
する送信バッファ２８ｆ１表示部５に表示する表示デー
タを記憶する表示バッファ２８ｇ１プリンタ１５にてジ
ャーナルへ印字する売上データ等の印字データを記憶す
る印字バッファ２８ｈ等が形成されている。

しかして、プリペイドカード自動販売機の電源３５が投
入されると、前記ＣＰＵ２５は第６図の流れ図に従って
プリペイドカード２０に対する販売処理業務を実行する
ようにプログラム構成されている。

流れ図が開始されると、Ｓ（ステップ）１にて表示部５
に［カード挿入、金銭投入］の操作案内を表示する。そ
して、操作パネル上２９にて何等かの販売操作が実行さ
れると、その実行された操作種別を調べる。そして、Ｓ
２にて金銭投入口３から紙幣が投入されると、Ｓ３にて
金銭処理収納部１６にて判読された投入紙幣の投入金額
Ｙ１をＲＡＭ２８の投入合計メモリ２８ｄの投入合計金
額Ｙに加算する。そして、表示部５に［カード残高０円
、投入合計７円］を表示する。

そして、Ｓ４にてそ操作パネル２９にて次の販売操作が
実行され、Ｓ４にて更に追加の紙幣が投入されると、Ｓ
５にて、今回の投入金額Ｙ１と投入合計メモリ２８ｄの
投入合計金額Ｙとの加算値（Ｙ１＋Ｙ）が最高金額メモ
リ２８ｃの最高金額Ｙｍ以下であれば、Ｓ３へ戻り、投
入金額Ｙ１を投入金額メモリ２８ｄの投入合計金額Ｙに
加算する。

なお、Ｓ５にて加算値（Ｙｔ　＋ｙ）が最高金額メモリ
２８ｃの最高金額Ｙｅｎを越えていれば、最後に投入さ
れた紙幣を排出して、例えば表示部５に［投入金額超過
］等のメツセージを表示しのち、Ｓ４へ戻り、次の販売
操作を待つ。Ｓ２又はＳ４にて販売操作が金銭投入操作
でなく、Ｓ６にてカード挿入取出口４に発行済のプリペ
イドカード２０が挿入されると、カード搬送機構１２を
駆動して、挿入されたプリペイドカード２０をカードリ
ーダライタ１１へ搬送する。そして、Ｓ７にてその発行
済のプリペイドカード２０に記録されている第３図（ｂ
）に示す発行会社コード１９ａ１発行日付１９ｂ、会員
番号１９ｃ、暗証番号１９ｄ、カード番号１９ｅ、金額
１９ｆからなるカード情報を読取ってＲＡＭ２８のカー
ド情報メモリ２８ｅへ格納する。そして、読取ったカー
ト情報の金額１９ｆをカード残高Ｘ円として投入合計メ
モリ２８ｄの投入合計金額Ｙとともに表示部５に表示す
る。なお、この時点で金銭が全く投入されていなければ
、当然投入合計金額０円と表示される。

そして、Ｓ８にて次の販売操作が実行され、Ｓ９にてそ
の販売操作が金銭投入操作であれば、前述したＳ５と同
様に投入金額Ｙ１と投入合計金額Ｙとの加算値（Ｙ１＋
Ｙ）が最高金額Ｙ１１以下であれば、投入金額Ｙ１を投
入金額メモリ２８ｄの投入合計金額Ｙに加算し、カード
残高Ｘ円、投入合計金額Ｙ円を表示したのち、Ｓ８へ戻
り、次の販売操作を待つ。なお、加算値（Ｙｌ＋Ｙ）が
最高金額ＹＩＩｌを越えていれば、最後に投入された紙
幣を排出して、例えば表示部５に［投入金額超過コ等の
メツセージを表示しのち、Ｓ８へ戻り、次の販売操作を
待つ。

Ｓ９にて実行された販売操作が金銭投入操作でなく、Ｓ
１０にて発行キー６のキー操作であれば、Ｓｌｌにてカ
ード情報メモリ２８ｅに既にカード情報が格納されてお
り、Ｓ１２にて投入合計メモリ２８ｄの投入合計金額Ｙ
が最低金額メモリ２８ｂに記憶されている最低金額Ｙｓ
以上であることを確認する。

確認処理が終了すると、３１Ｂにてカード情報メモリ２
８ｅに記憶されている金額１９ｆで示されるカード残高
Ｘを上乗せ金額として投入合計メモリ２８ｄの投入合計
金額Ｙに加算した新たなカード残高Ｘを算出する（Ｘ−
Ｙ＋Ｘ）。そして、表示部５に新たなカード残高Ｘを表
示す。

しかる後、現在カードリーダライタ１１に挿入されてい
る発行済プリペイドカード２ｏにカード残高Ｏの金額１
９ｆを書込む。次に、カードに表記された０の金額１８
の左側にパンチ孔１８を穿設して、カード挿入取出口４
がら排出する。

次に、カード搬送機構１２を駆動して、ストッカー１０
から１枚の生カード９をカードリーダライタ１１へ搬入
する。Ｓ１４にて、搬入された生カード９の磁気ストラ
イプ１９に、カード情報メモリ２８ｅから読出した会員
番号１９ｃ、暗証番号１９ｄおよび先に求めた発行済プ
リペイドカード２０のカード残高が上乗せされた新たな
カード残高Ｘに対応する金額１９ｆを書込む。さらに、
図示しない時計回路から読取られた現在の発行日付１９
ｂ１図示しないカウンタにて計数されているカード番号
１９ｅ、およびこの自動販売機を設置した会社（店）の
発行会社コード１９ａが同時に書込まれる。

そして、磁気ストライプ１９に新たに書込まれた金額１
９ｆ　（カード残高Ｘ）に対応する金額１８の右側に概
算のカード残高を示すパンチ孔２１を穿設する。しかる
後、Ｓ１５にて新たなカード情報が書込まれたカード９
をプリペイドカード２０としてカード挿入取出口４へ排
出する。

その後、投入合計メモリ２８ｄに記憶された投入合計金
額Ｙ、投入合計金額に対応するカード種別、会員番号１
９Ｃ１暗証番号１９ｄ、カード番号１９ｅ等のカード発
行データをカードセンタ３０へ送信する。また、上記カ
ード発行データをプリンタ１５にてジャーナルに印字出
力する。

さらに、投入合計金額Ｙおよび上乗せ金額を売上集計フ
ァイル２８ｇの該当カード種別の売上合計および上乗せ
金額の各領域に累積集計する。その後、投入合計メモリ
２８ｄおよびカード情報メモリ２８ｅをクリアして、１
枚のプリペイドカード２０の販売処理を終了する。

なお、Ｓ１１にてカード情報メモリ２８ｅにカード情報
が格納されていなかった場合や、Ｓ１２にて投入合計金
額Ｙが最低金額Ｙｓに満たなかった場合は、投入済の金
銭や挿入中のプリペイドカード２０を排出して、表示部
５に［販売操作やり直し］を表示するとともに、投入合
計メモリ２８ｄおよびカード情報メモリ２８ｅをクリア
する。

このように構成されたプリペイドカード自動販売機にお
いて、始めてプリペイドカード２０を購入する場合は、
この自動販売機でなくて販売員が対応する通常のカード
発行装置にて会員番号と暗証番号を登録してプリペイド
カードを代金と引替えに発行してもらう。

そして、各店に配設されたプリペイドカード取引装置で
暗証番号等を確認してこのプリペイドカード２０を使用
して各商品を購入する。そして、プリペイドカード２０
のカード残高がＯになり、又はごく少なくなり、新たな
プリペイドカード２０を購入する必要が生じた場合に実
施例のプリペイドカード自動販売機が使用可能となる。

すなわち、現在使用中の発行済プリペイドカード２０を
カード挿入取出口４へ挿入するとともに希望する金額（
額面）に相当する金銭を金銭投入口３へ投入したのち、
販売キー６をキー操作すると、先に挿入した使用中又は
使用済のプリペイドカード２０が金額０に減算されて排
出される。そして、新たに先に挿入されたプリペイドカ
ード２０１；残っていたカード残高Ｘが投入合計金額Ｙ
に加算（上乗せ）された金額（カード残高）が金額１９
ｆとして記録されたプリペイドカード２０が排出される
。なお、記憶されている金額１９ｆの概算額は、第２図
（ｂ）に示すように、パンチ孔２１で確認することがで
きる。また、このプリペイドカード２０には、先のプリ
ペイドカード２０に記憶されている会員番号１９ｃと暗
証番号１９ｄが記憶されている。

したがって、このプリペイドカード２０を用いてプリペ
イドカード取引装置が設置された店にて実際の商品を購
入する場合は、カード挿入口へ挿入し、ピンパッドで暗
証番号をキー人力する。すると、キー人力された暗証番
号とプリペイドカード２０に記憶されている暗証番号１
９ｄが一致したときのみ、このプリペイドカード２０を
用いた商品購入が可能となる。

すなわち、プリペイドカード２０を使用する人を特定す
るために、プリペイドカード２０を自動販売機で購入す
る客に対して、その客に対して発行済プリペイドカード
２０の挿入を義務付けることによって、自動販売機で販
売されるプリペイドカード２０にも使用者を特定できる
会員番号および暗証番号を記憶させることが可能となる
。したがって、確実にプリペイドカード２０の使用者を
特定できる。

その結果、各プリペイドカード２０の使用者が特定の一
人に限定され、たとえそのプリペイドカード２０を紛失
したとしても、拾得した第３者は、暗証番号１’９　ｄ
が不明であるので、拾得したプリペイドカード２０を使
用することは不可能となる。

また、この実施例においては、先に挿入された発行済プ
リペイドカード２０のカード残高を自動的に新たに発行
するプリペイドカード２０のカード残高に上乗せしてい
るので、わずかな・カード残高しか残っていない複数の
プリペイドカード２０を保持する必要がない。よって、
プリペイドカード２０の使用者にとって保持管理するカ
ード枚数が減少するので、カード使用者に対するサービ
スを向上できる。

なお、実施例においては、会員番号および暗証番号を入
力する手法として、発行済プリペイドカード２０を使用
したが、例えば会員番号と暗証番号とが記憶された会員
証カードを使用してもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のプリペイドカード自動販売
機においては、金銭とともに購入者を特定する会員番号
と暗証番号が記録されたカードの挿入を義務付け、自動
販売されるプリペイドカードに金額情報と使用者を特定
する会員番号および暗証番号を書込むようにしている。

したがって、プリペイドカードの販売業務を自動化でき
るとともに、このプリペイドカードの使用者を確実に特
定でき、たとえ客がプリペイドカードを紛失したとして
も、・取得した第３者が使用できなくし、正規のプリペ
イドカード購入者に損害を与えないようにして、安心し
てプリペイドカードを購入し、かつ使用できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に係わるプリペイドカード自動販
売機を示すものであり、第１（ａ）は扉を開いた状態を
示す斜視図、第１図（ｂ）は全体を示す外観図、第２図
は生カードおよびプリペイドカードの外観図、第３図は
各カードに記憶されたカード情報を示す図、第４図は概
略構成を示すブロック図、第５図は記憶部に形成された
各メモリを示す図、第６図は動作を示す流れ図である。 ３・・・金銭投入口、４・・・カード挿入取出口、５・
・・表示部、６・・・販売キー　９・・・生カード、１
０・・・ストッカー　１１・・・カードリーダライタ、
１５・・・プリンタ、１９・・・磁気ストライプ、１９
ｃ・・・会員番号、１９ｄ・・・暗証番号、１９ｆ・・
・金額、２０・・・プリペイドカード、２１・・・パン
チ孔、２５−ＣＰ　Ｕ　、　２８−ＲＡ　Ｍ　、　２８
　ａ　−・・売上集計ファイル、２８ｄ・・・投入合計
メモリ、２８ｅ・・・カード情報メモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金銭投入口（３）から投入された金銭の金額を判読して
   判読された金額に対応する金額情報（１９ｆ）が記録さ
   れたプリペイドカード（２０）を排出するプリペイドカ
   ード自動販売機において、カードに形成された記録領域
   （１９）に対して各種情報の書込み読取りを行なうカー
   ドリーダライタ（１１）と、所定の記憶領域を有した生
   カード（９）を収納するストッカー（１０）と、カード
   挿入口（４）から挿入されたカードに記憶されている会
   員番号（１９ｃ）および暗証番号（１９ｄ）等からなる
   カード情報を前記カードリーダライタで読取るカード情
   報読取手段（Ｓ７）と、販売キー（６）操作に応動して
   前記ストッカーから供給された生カードの記憶領域に対
   して前記読取られたカード情報および前記判読された金
   額の金額情報を前記カードリーダライタにて書込むカー
   ド書込手段（Ｓ１４）と、このカード書込手段にて会員
   番号と暗証番号および金額情報が書込まれたカードをプ
   リペイドカードとして排出するカード発行手段（Ｓ１５
   ）とを備えたプリペイドカード自動販売機。