JPH0789389B2 - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JPH0789389B2
JPH0789389B2 JP62115933A JP11593387A JPH0789389B2 JP H0789389 B2 JPH0789389 B2 JP H0789389B2 JP 62115933 A JP62115933 A JP 62115933A JP 11593387 A JP11593387 A JP 11593387A JP H0789389 B2 JPH0789389 B2 JP H0789389B2
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card
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正弘 荒木
侯一 遠藤
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 プリペイド・カードにID番号を付加する。プリペイド・
カードから読取ったID番号と入力されたID番号とが予定
の対応関係にある場合にのみ(IDチェック),入力され
た書替えるべきID番号をプリペイド・カードのID番号と
してプリペイド・カードに書替える。これによってセキ
ュリティを保ちながらプリペイド・カードの譲渡を可能
とした。
[発明の背景] この発明は,銀行その他の金融業に設置されその顧客に
よって利用される取引処理装置,とくにプリペイド・カ
ードの発行,書替機能をもつ取引処理装置に関する。
キャッシュレス時代を迎えて,クレジット・カード等の
信用を担保するカードのみならず,電話カードのように
何らかの価値が付加されたカード(プリペイド・カード
という)も広く流通するようになっている。電話カード
のようなプリペイド・カードは,まさに貨幣にとって代
わるものである。
一方,従来の取引処理装置は,預金,引出し,振替,記
帳,残高照会等の貨幣に直接に関連する取引機能をもつ
にすぎなかった。上述のようなプリペイド・カードの出
現に対応すべく取引処理装置もその変貌を迫られてい
る。
そこで出願人は,プリペイド・カードの発行機能をもっ
た取引処理装置を提案した(特開昭62−15696号公報参
照)。この取引処理装置によると,顧客は自己の預金口
座から金銭を引出すことに代えてまたは加えて,金銭的
価値が記録されたプリペイド・カードの発行を受けるこ
とができる。プリペイド・カードに付加された価値に相
当する金額はその顧客の口座の残高から差引かれる。し
たがって顧客は金銭を引出したのち別途にプリペイド・
カードの販売所に行って所望のプリペイド・カードを購
入する手間を省くことができるようになる。
このようなプリペイド・カードは価値をもつものである
からその所有者の名義を明確にしておく必要がある。そ
こで,所有者固有のID番号を設定し,プリペイド・カー
ドに記録しておくとともに口座が設けられたファイルに
も登録しておくことが考えられる。
しかしながらプリペイド・カードに名義を与えると,他
人に簡単に譲渡できないという問題が生じる。プリペイ
ド・カードの譲渡があったときには名義の書替えが必要
となる。
プリペイド・カードの需要は今後ますます増大すると思
われ,プリペイド・カードを自分で所持して使用するこ
と以外に他人に譲るといった機会も増えるものと予想さ
れる。そこでプリペイド・カードの名義の書替えが可能
な取引処理装置の実現が望まれる。
[発明の目的] この発明の目的は,プリペイド・カードの所有者に固有
のID番号の書替えが可能な取引処理装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成と効果] この発明による取引処理装置は,プリペイド・カード書
替の取引を指定するための第1の入力手段,挿入された
プリペイド・カードのデータを読取るとともに所定のデ
ータを書込む読取/書込手段,プリペイド・カードのID
番号および書替えるべきID番号を入力するための第2の
入力手段,入力されたプリペイド・カードのID番号とプ
リペイド・カードから読取ったID番号とを照合してこれ
らが予定の対応関係にあるかどうかを検査する手段,な
らびに検査の結果,両ID番号が予定の対応関係にある場
合に,入力された書替えるべきID番号をプリペイド・カ
ードのID番号としてプリペイド・カードに書込むよう制
御する手段を備えていることを特徴とする。
プリペイド・カードには価値,ID番号等のデータを磁気
的に記録する磁気カードのみならず,ICカードないしはC
PUカード,光学的に又は磁気光学的に読取り,書込可能
なカード等の使用が可能である。
以上の構成によって,他人のID番号が記録された他人名
義のプリペイド・カードを自分のID番号を記録した自己
名義のカードに,またはこれとは逆に書替えることが可
能となる。しかもID番号チェックを行なっているので高
いセキュリティを保ってこの名義書替えが可能となり,
プリペイド・カードの譲渡を気楽に行なえるようにな
る。
[実施例の説明] 第1図は,取引処理装置の外観を示している。この取引
処理装置は,預金(入金),支払(出金),振込,記帳
等の通常の取引処理機能に加えて,プリペイド・カード
の発行機能ならびにプリペイド・カードの価値およびID
番号の書替発行機能をもつ。取引処理装置20の前方に突
出したほぼ水平な操作面には,顧客の操作手順その他の
事項を表示して案内する表示器(以下CRTという)1,CRT
1の画面の両側に配置されたファンクションキー2Aおよ
びテンキー2B,ならびに入金,振込等の取引において紙
幣を投入する投入口3Aおよび返却口3Bがそれぞれ設けら
れている。取引処理装置20のほぼ垂直な操作面には,通
帳の挿入および返却口6,銀行カード(取引カード)の挿
入および返却口4,出金の取引において出金紙幣を放出す
る放出口7,ならびに取扱中および取扱い取引種別の表示
器8,9がそれぞれ設けられている。銀行カードの挿入お
よび返却口4の上方には,プリペイド・カードの挿入お
よび発行口5が設けられている。表示器1としてはCRT
以外にもたとえばプラスマ・デイスプレイその他のもの
を使用することができる。ファンクション・キー2Aは,
取引処理の各階段に応じて,取引種類の選択,プリペイ
ド・カードの種類の選択,金額の万,千,円等の単位,
確認,取消などの入力のために用いられる。ファンクシ
ョン・キー2Aの機能はその都度,CRT1の画面上であって
各ファンクション・キー2Aに隣接する箇所に表示され
る。出金紙幣放出口7は,各取引において顧客の控とな
るレシートの発行口に兼用されている。また垂直な操作
面には係員呼出しボタン10および係員操作キー11が設け
られている。
第2図は,銀行カードの挿入,返却口4およびプリペイ
ド・カードの挿入および発行口5の内側に設けられた機
構を概略的に示している。銀行カードの挿入,返却口4
の内側には搬送路13が設けられ,この搬送路13の途上に
銀行カードに記録されているデータを読取るおよび必要
ならば所要のデータを書込むカード・リーダ14が配置さ
れている。銀行カードは,よく知られているように,銀
行取引の資格を有する者がその資格を表わすために所持
するカードであり,一般に磁気カードが用いられる。こ
の銀行カードの磁気記録面ないしは記録場所には,銀行
カードであることを示すコード,そのカードを発行した
銀行名,支店名,カード所有者のもつ口座の口座番号,
暗証番号等が磁気記録されている。
プリペイド・カード挿入および発行口5の内側にもカー
ド搬送路15が設けられており,この途上に挿入されたプ
リペイド・カードからデータを読取るためのおよび発行
するプリペイド・カードに所要のデータを記録するカー
ド・リーダ/ライタ16が配置されている。この搬送路15
にはブランク・カードの収納場所(たとえば収納箱)1
7,18が設けられている。さらに搬送路15の奥にはプリペ
イド・カードの回収箱19がある。たとえば,電話カード
とオレンジ・カードの2種類のプリペイド・カードが発
行される場合には,電話カードのブランク・カードが収
納場所17に,オレンジ・カードのブランク・カードが収
納場所18にそれぞれあらかじめ収められる。発行するプ
リペイド・カードの種類に応じて収納場所の数が決定さ
れる。これらの収納場所17,18のブランク・カードはそ
れぞれの繰出しローラ17A,18Aを駆動することにより,
それぞれ独立に搬送路15に繰出される。これらのプリペ
イド・カードもまた磁気カードであり,その磁気記録面
または記録場所には,プリペイド・カードの種類,発行
した銀行名,キー入力されたまたは書替えられた価値を
表わすデータ,カードの所有者固有のID番号,その他の
データがカード・リーダ/ライタ16によって磁気記録さ
れる。
第3図は取引処理装置20の電気的制御回路の構成を示し
ている。取引処理装置20は,中央処理装置(以下CPUと
いう),好ましくはマイクロプロセッサ21によって制御
されており,このCPU21は,フロッピイ・デイスクなど
からロードされ,取引処理を実行するプログラムを格納
したプログラム・メモリ,選択された取引,取引金額,
選択されたプリペイド・カードの種類,入力されたプリ
ペイド・カードの価値,読取られた銀行カード・デー
タ,プリペイド・カード・データ,入力されたID番号,
その他の取引データを一時的に記憶する揮発性メモリ,
および取引集計データなどを記憶する不揮発性メモリを
含むメモリ装置22を備えている。
取引処理装置20はさらに,ファンクション・キー2Aおよ
びテンキー2Bを含むキーボードおよびその制御回路26,C
RT1,表示器8,9およびその制御回路を含む表示装置27,投
入口3Aに投入された預金または振込のための紙幣の真偽
判別と計数を行なうビル・チェツカおよび出金の取引に
おいて放出すべき紙幣を計数して放出する紙幣放出機を
紙幣処理装置28,レシートおよジャーナルに取引データ
を印字する伝票発行機29,通帳に取引データを印字する
とともに,通帳に設けられた磁気ストライプに書込まれ
ているデータを読取るまたは書込む通帳処理装置23,上
述のカード・リーダ14,ならびに上述のカード・リーダ
/ライタ16,繰出しローラ17A,18Aの駆動装置,搬送路15
の駆動装置等を含むプリペイド・カードの発行および書
替発行装置25が設けられ,バスによってCPU21に接続さ
れている。CPU21は,伝送制御装置30を介して,コント
ロール・センタ(図示略)と取引処理のために必要な交
信を行なう。
コントロール・センタには,口座をもつ顧客ごとに,そ
の口座番号,銀行カードの暗証番号,プリペイド・カー
ドのID番号,氏名,住所,残高その他の事項を記憶した
顧客別情報ファイル(以下CIFという)がある。セタン
と取引処理装置との交信の結果,各取引ごとに,該当す
る顧客の口座の残高が取引種別および取引額に応じて更
新される。
第4a図および第4b図は,CPU21による取引処理手順を示し
ている。
まず,CRT1に,取引種類を選択せよという旨と各ファン
クション・キー2Aに隣接して預金,引出し,振込,プリ
ペイド・カード発行,プリペイド・カード書替発行,残
高照会,記帳等の取引種類を表わす文字とが表示される
(ステップ51)。顧客が所望の取引種類を表わすファン
クション・キー2Aを押すと(ステップ52),どのファン
クション・キーが押されたか,すなわち選択された取引
の種類が判定される(ステップ53〜56)。第4a図のステ
ップ53〜56では,便宜的に,預金,支払(引出し),プ
リペイド・カード発行およびプリペイド・カード書替発
行の4種類の取引のみが判定されるようになっているが
他の取引の種類も同様にして受付けられるのはいうまで
もない。
プリペイド・カード発行の取引が選択された場合には,C
RT1に,発行すべき価値カードの種類を選択せよという
旨の案内が表示され,たとえば2つのファンクション・
キー2Aに対応して「電話カード」と「オレンジ・カー
ド」の文字が表示される(ステップ57)。顧客は発行を
希望するプリペイド・カードの種類をファンクション・
キー2Aを用いて入力する(ステップ58)。以下では説明
を簡潔にするためにプリペイド・カードの種類について
は言及しないこととする。
さらに,CRT1に発行すべきプリペイド・カードの価値を
入力せよという指示が表示されるので(ステップ59),
顧客によってテンキー2Bを用いて価値が入力されると
(ステップ60),入力された価値がメモリ装置22に記憶
される(ステップ61)。この価値は一般にそれに相当す
る金額で表わされかつ入力される。
続いて銀行カードを挿入せよという指示がCRT1に表示さ
れるので(ステップ62),顧客が銀行カードをカード挿
入口4に挿入するとこれが検知される(ステップ63)。
この銀行カードは搬送路13を搬送されていき,そのカー
ド・データがカード・リーダ14によって読取られ,メモ
リ装置22に記憶される(ステップ64)。
カード・データに基づいてその銀行カードが正規のカー
ドかどうかが判定される(ステップ65)。さらに顧客に
暗証番号のキー入力を要請し,キー入力された暗証番号
とカード・データ中の暗証番号とが対応するかどうかを
チェックする。この暗証番号チェックはコントロール・
センタで行なうようにしてもよい。
プリペイド・カードの種類の選択(ステップ57,58),
価値の入力(ステップ59〜61)と銀行カードの挿入,読
取り(ステップ62〜64)との順序を逆にしてもよい。
いずれにしても,銀行カードが正規のカードであり,暗
証番号チェックに合格していれば,読取られた銀行カー
ドのカード・データ,入力された価値等の取引データが
コントロール・センタに伝送される(ステップ66)。
コントロール・センタではCIFが検索され,該当する口
座番号の口座が存在するかどうか,入力された価値がそ
の口座の残高以下であるかどうかなどのチェックが行な
われる。カード・データ中の口座番号の口座が存在し,
かつその口座の残高が伝送されてきた価値を超えていれ
ば,プリペイド・カードを発行することができる。該当
口座の残高から発行すべきプリペイド・カードの価値
(金額)が減算され,この減算結果を新残高として残高
が更新される。そして,プリペイド・カード発行許可の
旨,カード・データ,価値,ID番号,新残高等の取引デ
ータが該当する取引処理装置に伝送される。
取引処理装置から送られてきたカード・データ中の口座
番号がCIFに存在しない場合や,価値が残高よりも大き
い場合には,プリペイド・カードが発行できない旨,カ
ード・データ,価値等が該当する取引処理装置に伝送さ
れる。
取引処理装置はセンタからのメッセージを受取ると(ス
テップ67),プリペイド・カード発行が許可されている
かどうかを判定する(ステップ68)。
プリペイド・カード発行が許可されている場合には,選
択されたカードの種類に応じて収納場所17または18から
ブランク・カードが搬出路15に繰出される。そして,繰
出されたカードに,カードの種類,価値,ID番号等のデ
ータがカード・リーダ/ライタ16によって書込まれる。
価値データは,電話カードの場合にはたとえば度数の形
態で記録される。金額の形で記録することももちろん可
能であり,より一般的であろう。価値等が記録されたプ
リペイド・カードは発行口5に送出される(ステップ6
9)。
この後,銀行カードがその返却口4に返却され,必要な
取引データが印字されたレシートが発行口7から発行さ
れる(ステップ70)。銀行カードが抜取られればこの取
引処理は終了する(ステップ71)。
プリペイド・カードの発行が不許可の場合には,銀行カ
ードが返却され(ステップ72),CRT1に不許可の旨が表
示される(ステップ73)。銀行カードの抜取りにより取
引が終る(ステップ74)。
プリペイド・カード発行の取引においても通帳を用いる
ことができる。このときにはプリペイド・カード発行の
取引データが通帳に印字されるので,レシートの発行は
不要となろう。
プリペイド・カードの書替発行が選択された場合には
(ステップ56),第4b図の処理に移る。プリペイド・カ
ードの書替発行には,カード・データ中のID番号のみを
書替える場合,価値のみを書替える場合,ID番号および
価値の両方を書替える場合がある。
まずID番号のみを書替える場合について説明する。
CRT1に書替えるべきプリペイド・カードを挿入せよとい
う案内が表示されるので(ステップ81),顧客はプリペ
イド・カードを挿入口5に挿入する。するとそのカード
・データがカード・リーダ/ライタ16によって読取ら
れ,かつメモリ装置22に記憶される(ステップ82)。カ
ード・データには上述のように種類,価値,ID番号等が
ある。このカードは回収箱19の手前まで搬入されて一日
保留される。
CRT1に新たに追加すべき価値を入力せよという指示が表
示されるので,顧客は価値0を入力する(ステップ83,8
4)。このステップ83,84を適当な押ボタンスイッチ,ま
たはファンクション・キー2Aを用いてスキップするよう
にしてもよい。加算すべき価値としては0が記憶される
ことになる(ステップ85)。
さらにCRT1にID番号を入力させよという指示が与えられ
る(ステップ86)。このID番号は挿入されたプリペイド
・カードのものである。テンキー2Bを用いてID番号が入
力されると,挿入されたプリペイド・カードから読取ら
れたものと一致するかどうかがチェックされ,一致すれ
ば次の処理に進む。一致しない場合には2回までID番号
の入力のやり直しが許されるが(ステップ88),それで
も一致しない場合にはプリペイド・カードが挿入口5に
返却されて取引が終る(ステップ89)。
CRT1に書替えるべき新たなID番号を入力せよという指示
が与えられるので(ステップ90),顧客がテンキー2Bを
用いて書替えるべきID番号を入力するとこれがメモリ装
置22に記憶される。さらに上記の新たなID番号に対する
口座番号を入力せよという案内がCRT1に表示されるので
(ステップ92),顧客は口座番号を入力すると同じよう
にメモリ装置22に記憶される(ステップ93)。入力され
たID番号,口座番号はCRT1に表示されるので,これをみ
て顧客がファンクション・キー2Aの中の確認キーを押す
と(ステップ94),ステップ82で読取りメモリ装置22に
記憶したカード・データ中のID番号がメモリ装置22内で
キー入力されたID番号に書替えられる(ステップ95)。
ID番号の書替が必要なときは主にプリペイド・カードの
譲渡を受けたときまたは譲渡しようとするときである。
譲渡を受けたときは自己の口座のID番号が書替えるべき
ID番号として入力される。このときは自己の口座につい
ての銀行カードが後に挿入されかつそのデータが読取ら
れ(ステップ62〜64),このカード・データ中には口座
番号が含まれているからステップ92,93の口座番号入力
処理は不要となろう。プリペイド・カードを譲渡しよう
とするときは譲受人の口座のID番号が書替えるべきID番
号として入力されるとともに,譲受人の口座番号が入力
される。
以上の処理ののち,第4a図のステップ62以降の処理に移
る。銀行カード・チェックおよび暗証番号チェックで合
格すれば(ステップ65),銀行カード・データ,プリペ
イド・カード・データ(入力されたID番号を含む),入
力された口座番号がコントロール・センタに送られる
(ステップ66)。
コントロール・センタでは,銀行カード・データ中の口
座番号または入力された口座番号が存在すること,入力
されたID番号が上記口座番号に対応して登録されている
ものと一致すること等がチェックされる。
このチェックによってプリペイド・カード書替が許可さ
れれば(ステップ68),挿入されたプリペイド・カード
と同じ種類のプリペイド・ブランク・カードが収納場所
17または18から取り出され,ステップ95で変更された新
たなID番号を含むカード・データ(価値は元のままであ
る)がカード・リーダ/ライタ16によってそのブランク
・カードに書込まれるとともにそれが挿入口5に送出さ
れ,かつ既に挿入されていたプリペイド・カードが回収
箱19に回収される(ステップ69)。
ID番号の書替のみの場合にはステップ62〜68,70,71の処
理を省略してもよい。すなわち,ステップ95で変更され
たカード・データをブランク・カードに書込んで放出す
るだけでもよい。少なくともID番号チェック(ステップ
86,87)が行なわれているので高いセキュリティを保つ
ことができるからである。
価値のみの書替の場合にはステップ83,84において加算
すべき価値がテンキー2Bを用いて入力される。ID番号チ
ェックののちの書替えるべきID番号の入力処理および口
座番号の入力処理(ステップ90〜94)はスキップされよ
う。入力された価値の確認処理を行なってもよい。ステ
ップ95ではプリペイド・カード・データ中の価値に入力
された加算すべき価値が加算され,この加算結果が新た
な価値としてメモリ装置22に記憶される。ID番号の変更
はない。
コントロール・センタではプリペイド・カード発行の場
合と同じように,銀行カード・データ中の口座番号の口
座の残高がキー入力された加算すべき価値よりも多いか
どうかなどのチェック,および残高から加算すべき価値
を減算する残高更新が行なわれる。
プリペイド・カード書替発行が許可されていれば(ステ
ップ68),ブランク・カードに上記の加算結果が新たな
価値として記録される。ID番号,その他のカード・デー
タに変更はない ステップ83,84において,上記の加算結果に相当する価
値を入力するようにしてもよい。この場合には,入力さ
れた価値からプリペイド・カードに記録されていた価値
を減算した結果が該当口座の残高から差引かれる。また
入力された価値がブランク・カードに書込まれてそのカ
ードが放出されよう。
ID番号および価値の両方の書替処理は,上述したID番号
のみの書替処理と価値のみの書替処理をあわせたものと
なる。
上記実施例では挿入されたプリペイド・カードを回収
し,ブランク・カードに新たなデータを記録して発行す
ることによりプリペイド・カードの書替処理を行なって
いるが,挿入されたプリペイド・カードのデータを直接
に書替えるようにしてもよいのはいうまでもない。
上記実施例ではプリペイド・カードの発行または価値の
書替処理において,コントロール・センタで顧客の口座
から価値相当の金額を減算することによりただちに決済
を行なっているが,この決済を一定期間遅らせてもよ
い。また,紙幣投入口3Aに価値相当額の紙幣を投入さ
せ,この紙幣でプリペイド・カードのための支払いを行
なわせるようにしてもよい。もし釣銭があればこれを顧
客の口座に預入するようにしてよい。顧客の口座からの
決済において,残高不足の場合にはその不足分を現金で
支払わせるようにすることもできる。
上記実施例では取引処理装置がオン・ラインでコントロ
ール・センタに結ばれているが,オフ・ラインの取引処
理装置にもこの発明は適用されるのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は取引処理装置の外観を示す斜視図,第2図はカ
ード読取り,カード発行,書替発行のための機構を示す
構成図,第3図は取引処理装置の電気的構成を示すブロ
ック図,第4a図および第4b図は取引処理手順を示すフロ
ー・チャートである。 1……CRT,2A……ファンクション・キー, 2B……テンキー,4……銀行カード挿入,返却口, 5……プリペイド・カード挿入,発行口, 16……カード・リーダ/ライタ, 17,18……ブランク・カード収納場所, 20……取引処理装置, 21……CPU,25……カード発行装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−15696(JP,A) 特開 昭58−109970(JP,A) 特開 昭50−75499(JP,A) 特開 昭62−52696(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリペイド・カード書替の取引を指定する
    ための第1の入力手段, 挿入されたプリペイド・カードのデータを読取るととも
    に所定のデータを書込む読取/書込手段, プリペイド・カードのID番号および書替えるべきID番号
    を入力するための第2の入力手段, 入力されたプリペイド・カードのID番号とプリペイド・
    カードから読取ったID番号とを照合してこれらが予定の
    対応関係にあるかどうかを検査する手段,および 検査の結果,両ID番号が予定の対応関係にある場合に,
    入力された書替えるべきID番号をプリペイド・カードの
    ID番号としてプリペイド・カードに書込むよう制御する
    手段, を備えている取引処理装置。
  2. 【請求項2】口座番号に対応してプリペイド・カードの
    ID番号を記憶するファイル, 口座番号を入力する第3の入力手段,および 入力された口座番号に対応する上記ファイルにおけるプ
    リペイド・カードのID番号と入力された書替えるべきID
    番号とが予定の対応関係にある場合にのみ,プリペイド
    ・カードにおける上記のID番号書替処理を実行する上記
    制御手段, を備えている特許請求の範囲第(1)項に記載の取引処
    理装置。
  3. 【請求項3】取引カード・データを読取って取引の資格
    の有無を判定する手段,および 判定手段によって取引資格有と判定された場合にプリペ
    イド・カードにおける上記のID番号書替処理を実行する
    上記制御手段, を備えている特許請求の範囲第(1)項に記載の取引処
    理装置。
  4. 【請求項4】新たな価値に関するデータを入力するため
    の第4の入力手段, 取引カード・データを読取って,取引の資格の有無を判
    定する手段, 判定手段によって取引資格有と判定された場合に,入力
    された新たな価値に関するデータをプリペイド・カード
    の価値として挿入されたプリペイド・カードに書込むよ
    う制御する上記制御手段,および プリペイド・カードの価値を書替えるときに,取引カー
    ド・データによって指定される口座の残高から上記プリ
    ペイド・カードに加算されるべき価値を表わす金額を差
    引く振替手段, をさらに備えている,特許請求の範囲第(1)項に記載
    の取引処理装置。
  5. 【請求項5】上記の新たな価値に関するデータが,プリ
    ペイド・カードの持っている価値に加算されるべき価値
    を表わすデータであり,この加算されるべき価値が上記
    振替手段によって該当口座の残高から減算される,特許
    請求の範囲第(4)項に記載の取引処理装置。
  6. 【請求項6】上記の新たな価値に関するデータが,プリ
    ペイド・カードに書込まれるべき価値を表わすデータで
    あり,この書込まれるべき価値からプリペイド・カード
    の持っていた価値を減算した結果が上記の加算されるべ
    き価値を表わす金額として上記振替手段によって該当口
    座の残高から減算される,特許請求の範囲第(4)項に
    記載の取引処理装置。
JP62115933A 1987-05-14 1987-05-14 取引処理装置 Expired - Lifetime JPH0789389B2 (ja)

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JP62115933A JPH0789389B2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14 取引処理装置

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