JPH06236468A - 現金自動処理装置 - Google Patents
現金自動処理装置Info
- Publication number
- JPH06236468A JPH06236468A JP5022245A JP2224593A JPH06236468A JP H06236468 A JPH06236468 A JP H06236468A JP 5022245 A JP5022245 A JP 5022245A JP 2224593 A JP2224593 A JP 2224593A JP H06236468 A JPH06236468 A JP H06236468A
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- Japan
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- card
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Abstract
(57)【要約】
【目的】顧客が一取引を開始してから終了するまで現金
自動処理装置を占有し、顧客の入力操作の不慣も手伝っ
て占有時間が長くなり、設備効率が悪いことを改善す
る。 【構成】現金自動処理装置をホストコンピュータとのオ
ンライン処理を行なう自動制御装置１と、顧客との取引
データの処理を行ない現金精算カードを発行する取引デ
ータ入力装置２と、現金精算カードとキャッシュカード
とから現金を払出す金支払装置４とに分ける。取引デー
タ入力装置２は顧客との取引に関する処理を、自動機制
御装置１を介してホストコンピュータとの間で行なって
現金支払に関する現金精算カードを発行する。現金支払
装置４は入力された現金精算カードとキャッシュカード
とのデータを、自動機制御装置１がオンライン処理時に
記録しておいたファイルによりチェックし、確認できれ
ば現金を放出する。
自動処理装置を占有し、顧客の入力操作の不慣も手伝っ
て占有時間が長くなり、設備効率が悪いことを改善す
る。 【構成】現金自動処理装置をホストコンピュータとのオ
ンライン処理を行なう自動制御装置１と、顧客との取引
データの処理を行ない現金精算カードを発行する取引デ
ータ入力装置２と、現金精算カードとキャッシュカード
とから現金を払出す金支払装置４とに分ける。取引デー
タ入力装置２は顧客との取引に関する処理を、自動機制
御装置１を介してホストコンピュータとの間で行なって
現金支払に関する現金精算カードを発行する。現金支払
装置４は入力された現金精算カードとキャッシュカード
とのデータを、自動機制御装置１がオンライン処理時に
記録しておいたファイルによりチェックし、確認できれ
ば現金を放出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は現金自動処理装置、特に
顧客がキャッシュカードを使用し、取引に必要なデータ
を入力して現金の支払いを受けるホストコンピュータに
接続された現金自動処理装置に関する。
顧客がキャッシュカードを使用し、取引に必要なデータ
を入力して現金の支払いを受けるホストコンピュータに
接続された現金自動処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の現金自動処理装置では、
顧客はキャッシュカードを使用し、取引に必要なデータ
の入力を現金自動処理装置が出すガイドに従って行って
いる。そして取引の処理が行われた後に、現金自動処理
装置の現金計数放出処理により放出された現金と、キャ
ッシュカード及び取引記録であるレシートとを受取り取
引を終える。このように現金自動処理装置を用いて顧客
が取引を行う場合、取引に必要な入力から結果としての
現金支払を受けるまでの全ての処理の間、現金自動処理
装置を占有するようになっている。
顧客はキャッシュカードを使用し、取引に必要なデータ
の入力を現金自動処理装置が出すガイドに従って行って
いる。そして取引の処理が行われた後に、現金自動処理
装置の現金計数放出処理により放出された現金と、キャ
ッシュカード及び取引記録であるレシートとを受取り取
引を終える。このように現金自動処理装置を用いて顧客
が取引を行う場合、取引に必要な入力から結果としての
現金支払を受けるまでの全ての処理の間、現金自動処理
装置を占有するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の現金自
動処理装置は、一取引を開始してから終了するまで一顧
客が占有し、顧客が入力操作に不慣れであると現金自動
処理装置の占有時間がその分長くなって、全体の処理効
率が悪くなるという問題点がある。
動処理装置は、一取引を開始してから終了するまで一顧
客が占有し、顧客が入力操作に不慣れであると現金自動
処理装置の占有時間がその分長くなって、全体の処理効
率が悪くなるという問題点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の現金自動処理装
置は、顧客がキャッシュカードを使用し、取引に必要な
データを入力して現金の支払いを受けるホストコンピュ
ータに接続された現金自動処理装置において、顧客が入
力したキャッシュカードの暗証番号と顧客が直接入力し
た暗証番号とが一致したとき顧客の入力した取引金額を
含むホストコンピユータへの電文を作成し、ホストコン
ピユータからの応答電文に従って通番，暗証番号および
取引金額を含む現金精算カードを発行する少なくとも１
台の取引データ入力装置と、この取引データ入力装置の
作成したホストコンピュータへの電文をホストコンピュ
ータへ送信し、ホストコンピュータからの通番および取
引金額を含む応答電文の内容をファイルに記録して、応
答電文を前記取引データ入力装置へ転送する自動機制御
装置と、前記取引データ入力取引データ入力装置が発行
した現金精算カードと前記顧客のキャッシュカードとの
入力を受けて、両者の暗証番号が一致したとき現金精算
カードの通番をキーに現金精算カードの内容と前記自動
機制御装置のファイルに記録された応答電文の内容との
一致を確認して、現金精算カードに書込まれた取引金額
を放出する少なくとも１台の現金支払装置とを有するこ
とにより構成される。
置は、顧客がキャッシュカードを使用し、取引に必要な
データを入力して現金の支払いを受けるホストコンピュ
ータに接続された現金自動処理装置において、顧客が入
力したキャッシュカードの暗証番号と顧客が直接入力し
た暗証番号とが一致したとき顧客の入力した取引金額を
含むホストコンピユータへの電文を作成し、ホストコン
ピユータからの応答電文に従って通番，暗証番号および
取引金額を含む現金精算カードを発行する少なくとも１
台の取引データ入力装置と、この取引データ入力装置の
作成したホストコンピュータへの電文をホストコンピュ
ータへ送信し、ホストコンピュータからの通番および取
引金額を含む応答電文の内容をファイルに記録して、応
答電文を前記取引データ入力装置へ転送する自動機制御
装置と、前記取引データ入力取引データ入力装置が発行
した現金精算カードと前記顧客のキャッシュカードとの
入力を受けて、両者の暗証番号が一致したとき現金精算
カードの通番をキーに現金精算カードの内容と前記自動
機制御装置のファイルに記録された応答電文の内容との
一致を確認して、現金精算カードに書込まれた取引金額
を放出する少なくとも１台の現金支払装置とを有するこ
とにより構成される。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例の構成図である。
図１の実施例は自動機制御装置１と２台の取引データ入
力装置２，３と１台の現金支払装置４とで構成した場合
を示していて、自動機制御装置１は制御部１１，ファイ
ル１２，および通信処理部１３により構成され、取引デ
ータ入力装置２および３はそれぞれ取引データ入力制御
部２１，キャシュカード処理部２２，顧客操作部２３，
および現金精算カード発行部２４により構成され、現金
支払装置４はカード受付処理部４１，ガイド部４２，現
金支払部４３，および現金支払制御部４４により構成さ
れている。
図１の実施例は自動機制御装置１と２台の取引データ入
力装置２，３と１台の現金支払装置４とで構成した場合
を示していて、自動機制御装置１は制御部１１，ファイ
ル１２，および通信処理部１３により構成され、取引デ
ータ入力装置２および３はそれぞれ取引データ入力制御
部２１，キャシュカード処理部２２，顧客操作部２３，
および現金精算カード発行部２４により構成され、現金
支払装置４はカード受付処理部４１，ガイド部４２，現
金支払部４３，および現金支払制御部４４により構成さ
れている。
【０００７】以上の構成において、現金支払取引を行な
う顧客はまず取引データ入力装置２において取引操作を
始める。もし、取引データ入力装置２が空いていない場
合は取引データ入力装置３を使用する。取引データ入力
装置２では取引データ入力制御部２１の入力操作制御順
に基づいて、顧客操作部２３は顧客の誘導用のガイドを
表示する。顧客はこのガイドに従って、まず自分のキャ
ッシュカードをキャッシュカード処理部２２に挿入す
る。キャッシュカード処理部２２は挿入されたキャシュ
カードの磁気データの読取りを行い、読取りデータを取
引データ入力制御部２１に送ると共に、キャッシュカー
ドをキャッシュカード処理部２２に設けられているジャ
ーナル／レシート印字部のインプリント部に送る。取引
データ入力制御部２１はキャッシュカードの読取データ
を保管し、顧客操作部２３に暗証番号の入力ガイド表示
する。このガイド表示により顧客が顧客操作部２３から
入力した暗証番号データは、取引データ入力制御部２１
に送られ、取引データ入力制御部２１は保管しておいた
キャッシュカードデータ上の暗証番号と照合を行い、エ
ラーであれば再入力の指示を行ない、一致していれば、
次に取引金額の入力ガイド表示を顧客操作部２３に対し
て行う。次に顧客操作部２３は顧客の入力した支払金額
（取引金額）データを取引データ入力制御部２１に送
り、取引データ入力制御部２１は顧客操作部２３を介し
て確認操作を行なう。更に取引データ入力制御部２１は
保管しておいたキャッシュカードデータ，暗証番号，取
引金額データにホストコンピュータの処理に必要な情報
を付加した送信電文を組立て、自動機制御装置１に対し
て電文を送り、送信要求を行う。
う顧客はまず取引データ入力装置２において取引操作を
始める。もし、取引データ入力装置２が空いていない場
合は取引データ入力装置３を使用する。取引データ入力
装置２では取引データ入力制御部２１の入力操作制御順
に基づいて、顧客操作部２３は顧客の誘導用のガイドを
表示する。顧客はこのガイドに従って、まず自分のキャ
ッシュカードをキャッシュカード処理部２２に挿入す
る。キャッシュカード処理部２２は挿入されたキャシュ
カードの磁気データの読取りを行い、読取りデータを取
引データ入力制御部２１に送ると共に、キャッシュカー
ドをキャッシュカード処理部２２に設けられているジャ
ーナル／レシート印字部のインプリント部に送る。取引
データ入力制御部２１はキャッシュカードの読取データ
を保管し、顧客操作部２３に暗証番号の入力ガイド表示
する。このガイド表示により顧客が顧客操作部２３から
入力した暗証番号データは、取引データ入力制御部２１
に送られ、取引データ入力制御部２１は保管しておいた
キャッシュカードデータ上の暗証番号と照合を行い、エ
ラーであれば再入力の指示を行ない、一致していれば、
次に取引金額の入力ガイド表示を顧客操作部２３に対し
て行う。次に顧客操作部２３は顧客の入力した支払金額
（取引金額）データを取引データ入力制御部２１に送
り、取引データ入力制御部２１は顧客操作部２３を介し
て確認操作を行なう。更に取引データ入力制御部２１は
保管しておいたキャッシュカードデータ，暗証番号，取
引金額データにホストコンピュータの処理に必要な情報
を付加した送信電文を組立て、自動機制御装置１に対し
て電文を送り、送信要求を行う。
【０００８】自動機制御装置１は取引データ入力装置２
からの要求により、制御部１１が通信処理部１３を介し
てホストコンピュータに電文を送出する。ホストコンピ
ュータでの処理が行われた後の受信電文は再び通信処理
部１３で受けられ、制御部１１に送られる。制御部１１
では受信電文の中から、これ以降の現金支払処理に必要
なデータとなる口座番号，取引金額，電文通番，取引デ
ータ入力装置識別番号などのデータをファイル１２に記
録すると共に、取引データ入力装置２に受信電文を送
る。
からの要求により、制御部１１が通信処理部１３を介し
てホストコンピュータに電文を送出する。ホストコンピ
ュータでの処理が行われた後の受信電文は再び通信処理
部１３で受けられ、制御部１１に送られる。制御部１１
では受信電文の中から、これ以降の現金支払処理に必要
なデータとなる口座番号，取引金額，電文通番，取引デ
ータ入力装置識別番号などのデータをファイル１２に記
録すると共に、取引データ入力装置２に受信電文を送
る。
【０００９】取引データ入力制御部２１では受信電文に
基づき、顧客操作部２３にガイド表示を行うことと合わ
せて、キャッシュカード処理部２２に印字データを送
り、ジャーナル／レシート印字とインプリント印字とを
行う指示をして、その後、キャッシュカードとレシート
とを顧客に返却させる。また受信電文の中から口座番
号、取引金額，通番などのデータを取出し、銀行番号，
支店番号，時刻データを付加し、現金精算カード書込み
データを作成して、現金精算カード発行部２４に送る。
現金精算カード発行部２４は送られてきたデータを、内
部に保管してある磁気ストライプが貼付けられたプラス
テックの現金精算カードを繰り出し、データ書込みを行
い、顧客に対し放出処理を行う。顧客は顧客操作部２３
のガイド表示に従い、キャシュカード、レシート、現金
精算カードを受取り、次に現金支払装置４にいく。また
取引データ入力制御部２１はこれらの処理が終ると、次
の顧客のために顧客操作部２３に新たに取引きが実行で
きることのガイド表示を行うと共に、キャシュカード処
理部２２にキャッシュカードの挿入許可指示を出し、カ
ードの挿入準備を行わさせる。
基づき、顧客操作部２３にガイド表示を行うことと合わ
せて、キャッシュカード処理部２２に印字データを送
り、ジャーナル／レシート印字とインプリント印字とを
行う指示をして、その後、キャッシュカードとレシート
とを顧客に返却させる。また受信電文の中から口座番
号、取引金額，通番などのデータを取出し、銀行番号，
支店番号，時刻データを付加し、現金精算カード書込み
データを作成して、現金精算カード発行部２４に送る。
現金精算カード発行部２４は送られてきたデータを、内
部に保管してある磁気ストライプが貼付けられたプラス
テックの現金精算カードを繰り出し、データ書込みを行
い、顧客に対し放出処理を行う。顧客は顧客操作部２３
のガイド表示に従い、キャシュカード、レシート、現金
精算カードを受取り、次に現金支払装置４にいく。また
取引データ入力制御部２１はこれらの処理が終ると、次
の顧客のために顧客操作部２３に新たに取引きが実行で
きることのガイド表示を行うと共に、キャシュカード処
理部２２にキャッシュカードの挿入許可指示を出し、カ
ードの挿入準備を行わさせる。
【００１０】次に、顧客は現金支払装置４のガイドに従
い、操作をを行って現金の支払いを受けることになる
が、このために現金支払制御部４４は予めガイド部４２
に、現金精算カードをカード受付処理部４１に挿入する
ようガイド表示をさせておく。顧客はガイド部４２のガ
イド表示に従い、取引データ入力装置２または３により
発行された現金精算カードをカード受付処理部４１に挿
入する。カード受付処理部４１は挿入されたカードに記
録されたデータを読出し、データを現金支払制御部４４
に送る。現金支払制御部４４はこのデータが現金精算カ
ードのデータであることを確認してから保管し、ガイド
部４２にキャッシュカードをカード受付処理部４１に挿
入するようにガイド表示させると共に、カード受付処理
部４１にカードの挿入およびデータリード処理の指示を
出す。顧客がガイド表示に従って挿入されたキャッシュ
カードは、カード受付処理部４１によりデータが読取ら
れ、データは現金支払制御部４４に送られる。現金支払
制御部４４では保管してある現金精算カードデータの口
座番号とキャッシュカードデータの口座番号とを照合し
不一致であれば処理を停止する。一致していれば、現金
精算データを自動機制御装置１に送り、取引記録照合を
要求する。制御部１１は要求に基づき、ファイル１２に
保管してある取引記録を通番を基に検索して該当取引記
録データを取出し、口座番号，取引金額，先に接続され
た取引データ入力装置識別番号であることの照合を行
い、エラーであれば処理を停止し、一致していれば現金
支払の指示を現金支払装置に返す。
い、操作をを行って現金の支払いを受けることになる
が、このために現金支払制御部４４は予めガイド部４２
に、現金精算カードをカード受付処理部４１に挿入する
ようガイド表示をさせておく。顧客はガイド部４２のガ
イド表示に従い、取引データ入力装置２または３により
発行された現金精算カードをカード受付処理部４１に挿
入する。カード受付処理部４１は挿入されたカードに記
録されたデータを読出し、データを現金支払制御部４４
に送る。現金支払制御部４４はこのデータが現金精算カ
ードのデータであることを確認してから保管し、ガイド
部４２にキャッシュカードをカード受付処理部４１に挿
入するようにガイド表示させると共に、カード受付処理
部４１にカードの挿入およびデータリード処理の指示を
出す。顧客がガイド表示に従って挿入されたキャッシュ
カードは、カード受付処理部４１によりデータが読取ら
れ、データは現金支払制御部４４に送られる。現金支払
制御部４４では保管してある現金精算カードデータの口
座番号とキャッシュカードデータの口座番号とを照合し
不一致であれば処理を停止する。一致していれば、現金
精算データを自動機制御装置１に送り、取引記録照合を
要求する。制御部１１は要求に基づき、ファイル１２に
保管してある取引記録を通番を基に検索して該当取引記
録データを取出し、口座番号，取引金額，先に接続され
た取引データ入力装置識別番号であることの照合を行
い、エラーであれば処理を停止し、一致していれば現金
支払の指示を現金支払装置に返す。
【００１１】現金支払制御部４４は処置停止の指示があ
れば処理を停止し、支払い指示であれば現金支払の処理
に入る。保管している現金精算カードデータの中の取引
金額データを取り出し、放出する金種と枚数とのデータ
を現金支払部４３に送る。現金支払部４３は放出データ
の金種とその枚数とに従い、現金を金庫から計数しなが
ら繰出す。現金支払制御部４４は現金支払部４３からの
放出終了を受け、カード受付処理部４１に対して現金精
算カードの収納とキャッシュカードの返却とを行う指示
を行う。カード受付処理部４１は内部のカード収納部に
現金精算カードを収納する。またキャッシュカードを返
却口に返却する。この処理が終了すると現金支払制御部
４４はキャッシュカードの返却と現金の受取りとを行う
ようにガイド表示をガイド部４２に行う。顧客はガイド
表示に従い、キャシュカードおよび現金を受取る。以上
により取引は終了となるが、現金支払制御部４４は取引
の終了を自動機制御部１に送り、制御部１１は該当取引
が終了したことをファイル１２に記録する。また現金支
払制御部４４は次の顧客のためにガイド部４２に取引が
できることのガイド表示を行うと共に、カード受付処理
部４１に現金精算カードの許可指示を出し、カードの挿
入準備を行なわせる。
れば処理を停止し、支払い指示であれば現金支払の処理
に入る。保管している現金精算カードデータの中の取引
金額データを取り出し、放出する金種と枚数とのデータ
を現金支払部４３に送る。現金支払部４３は放出データ
の金種とその枚数とに従い、現金を金庫から計数しなが
ら繰出す。現金支払制御部４４は現金支払部４３からの
放出終了を受け、カード受付処理部４１に対して現金精
算カードの収納とキャッシュカードの返却とを行う指示
を行う。カード受付処理部４１は内部のカード収納部に
現金精算カードを収納する。またキャッシュカードを返
却口に返却する。この処理が終了すると現金支払制御部
４４はキャッシュカードの返却と現金の受取りとを行う
ようにガイド表示をガイド部４２に行う。顧客はガイド
表示に従い、キャシュカードおよび現金を受取る。以上
により取引は終了となるが、現金支払制御部４４は取引
の終了を自動機制御部１に送り、制御部１１は該当取引
が終了したことをファイル１２に記録する。また現金支
払制御部４４は次の顧客のためにガイド部４２に取引が
できることのガイド表示を行うと共に、カード受付処理
部４１に現金精算カードの許可指示を出し、カードの挿
入準備を行なわせる。
【００１２】以上の実施例では１台の現金支払装置４に
対して、２台の取引データ入力装置２を設けるものとし
たが、ｍ台の現金支払装置４に対してｎ台の取引データ
入力装置２を設けても、同様に実施できることは明らか
である。
対して、２台の取引データ入力装置２を設けるものとし
たが、ｍ台の現金支払装置４に対してｎ台の取引データ
入力装置２を設けても、同様に実施できることは明らか
である。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、現金自動
処理装置を取引データ入力処理およびオンライン処理と
現金支払処理との二つに分けて、それぞれ独立に処理す
る機器と、二つの処理を関係付ける現金精算カードとを
導入したことにより、顧客の取引処理が効率的に行え、
各機器の使用効果が向上し、設備の有効活用が図れると
共に、現金支払機の台数を減らすことができることから
装置に格納しておく現金の総額を減らすことができ、現
金の運用効率を高めることができるという効果もある。
処理装置を取引データ入力処理およびオンライン処理と
現金支払処理との二つに分けて、それぞれ独立に処理す
る機器と、二つの処理を関係付ける現金精算カードとを
導入したことにより、顧客の取引処理が効率的に行え、
各機器の使用効果が向上し、設備の有効活用が図れると
共に、現金支払機の台数を減らすことができることから
装置に格納しておく現金の総額を減らすことができ、現
金の運用効率を高めることができるという効果もある。
【図１】本発明の一実施例の構成図である。
１ 自動機制御装置 ２，３ 取引データ入力装置 ４ 現金支払装置 １１ 制御装置 １２ ファイル １３ 通信処理部 ２１ 取引データ入力制御部 ２２ キャッシュカード処理部 ２３ 顧客操作部 ２４ 現金精算カード発行部 ４１ カード受付処理部 ４２ ガイド部 ４３ 現金支払部 ４４ 現金支払制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 顧客がキャッシュカードを使用し、取引
に必要なデータを入力して現金の支払いを受けるホスト
コンピュータに接続された現金自動処理装置において、
顧客が入力したキャッシュカードの暗証番号と顧客が直
接入力した暗証番号とが一致したとき顧客の入力した取
引金額を含むホストコンピユータへの電文を作成し、ホ
ストコンピユータからの応答電文に従って通番，暗証番
号および取引金額を含む現金精算カードを発行する少な
くとも１台の取引データ入力装置と、この取引データ入
力装置の作成したホストコンピュータへの電文をホスト
コンピュータへ送信し、ホストコンピュータからの通番
および取引金額を含む応答電文の内容をファイルに記録
して、応答電文を前記取引データ入力装置へ転送する自
動機制御装置と、前記取引データ入力装置が発行した現
金精算カードと前記顧客のキャッシュカードとの入力を
受けて、両者の暗証番号が一致したとき現金精算カード
の通番をキーに現金精算カードの内容と前記自動機制御
装置のファイルに記録された応答電文の内容との一致を
確認して、現金精算カードに書込まれた取引金額を放出
する少なくとも１台の現金支払装置とを有することを特
徴とする現金自動処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022245A JPH06236468A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 現金自動処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022245A JPH06236468A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 現金自動処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06236468A true JPH06236468A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12077415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5022245A Pending JPH06236468A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 現金自動処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06236468A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003196705A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Ufj Bank Ltd | 現金取扱システム、現金取扱機、現金入金用カード、現金出金用カード、現金入金方法、及び現金出金方法 |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP5022245A patent/JPH06236468A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003196705A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Ufj Bank Ltd | 現金取扱システム、現金取扱機、現金入金用カード、現金出金用カード、現金入金方法、及び現金出金方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990406 |