JP2004126834A - 取引履歴表示方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】カード決済取引がなされた場合、その利用状況をカード取引端末装置に表示させることで、より早く確実に利用者に確認可能とする。
【解決手段】カードを利用した際の取引履歴をクレジットカードに搭載されたICチップ、もしくは利用端末と通信回線で結ばれたコンピュータのデータベースに蓄積させ、さらにそのコンピュータと通信回線で接続されたカード取引端末装置操作に該カードを挿入し、利用者が操作することで、該カードの取引履歴を現金自動取引装置の操作画面に表示し、利用者に確認させることにより、利用者の利便性を向上させる。
【選択図】 図4
【解決手段】カードを利用した際の取引履歴をクレジットカードに搭載されたICチップ、もしくは利用端末と通信回線で結ばれたコンピュータのデータベースに蓄積させ、さらにそのコンピュータと通信回線で接続されたカード取引端末装置操作に該カードを挿入し、利用者が操作することで、該カードの取引履歴を現金自動取引装置の操作画面に表示し、利用者に確認させることにより、利用者の利便性を向上させる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカード決済取引の取引履歴をネットワークを介してカード取引端末装置に表示するようにした取引履歴表示方式で、カードの利用状況を利用者に確認できる表示方式に属する。
【0002】
【従来の技術】
現在、クレジットカード等によるカード決済取引はCATやATM等のカード取引端末装置を使用したオンライン取引が主流となっている。
【0003】
これらのカード決済が行われた場合、そのカード取引内容を記載した領収書や利用明細等が発行され。その場でカード利用者に渡される。利用者側ではさらに月毎に郵送される請求書等で各カードの利用状況が確認可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、領収書や請求書を紛失した場合、利用者はカード発行元に問い合わせるかもしくは請求書を入手する以外に手段はなく、さらに請求書が届くのは月に1回であり数日もしくは数週間を要していた。
【0005】
本発明は上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするとこはカード決済取引がなされた場合、その利用状況をカード取引端末装置に表示させることで、より早く確実に利用者に確認可能としたカード利用状況通知方法及び、同方法を使用したカード決済取引システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
カードを利用した際の取引履歴をクレジットカードに搭載されたICチップ、もしくは利用端末と通信回線で結ばれたコンピュータのデータベースに蓄積させ、さらにそのコンピュータと通信回線で接続されたカード取引端末装置操作に該カードを挿入し、利用者が操作することで、該カードの取引履歴を現金自動取引装置の操作画面に表示し、利用者に確認させることにより、利用者の利便性を向上させる。
【0007】
ここで「カード」としては、例えばクレジットカード等を挙げる事ができる。他、消費者金融等の発行するキャッシングカード等の各種決済取引用カードの利用に本発明を適用することも可能である。
【0008】
ここで「カード取引端末装置」としてはクレジットカード取引装置(CAT)、現金自動取引装置(ATM)、Kiosk端末装置等を挙げることができる。
【0009】
ここで「カード認証ホスト」とあるが、これは例えばクレジットカード会社のホストコンピュータや、銀行のホストコンピュータ等を挙げることができる。尚、ここでは、一つのホストが必ずしも一つの装置のコンピュータを示すとは限らない。ネットワーク上に散在する複数のコンピュータ等を接続することにより当該ホストを実現することも可能である。ここでは、少なくともカード決済取引時のカード認証処理行うことが可能なホストシステムを意味している。従って本発明を複数会社のカード利用に適用する場合には、複数会社のカード認証ホストがネットワークを介して接続されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例に関して図面を参照しながら説明する。尚、この例ではカード決済取引システムを示すことにより、カード利用状況表示方式について同時に説明するものとする。
【0011】
図1はクレジットカード取引装置の構成及びクレジットカード取引装置が接続される接続構成を示したものである。図示するように本体のクレジットカード取引装置100、ICカード700内に搭載されたICチップ701に格納されている情報のリード・ライトを行うICカード機構部101、利用者が入力と各種情報を表示する操作部兼表示部102、ホストと通信を行う伝送制御部103、電源部104、装置全体のユニットを制御する制御部105で構成される。また図示するようにクレジットカード取引装置100は、伝送制御部103を介し、ネットワーク600を通じてクレジットカード認証ホスト300と情報処理サーバ400と接続される。このサーバは記憶装置401としてクレジットカードの取引履歴をデータベースに蓄積している。
【0012】
図2は現金自動取引装置の構成及び現金自動取引装置が接続される接続構成を示したものである。図示するように本体の現金自動取引装置200、ICカード700内に搭載されたICチップ701に格納されている情報のリード・ライトを行うICカード機構部201利用者が入力と各種情報を表示する操作部兼表示部202、ホストと通信を行う伝送制御部203、電源部204、装置全体のユニットを制御する制御部205、通帳磁気ストライプのリード・ライト処理を行う通帳印字機構部206、紙幣入出金機構部207、硬貨入出金機構部208、ジャーナル印字機構209で構成される。また図示するように現金自動取引装置200は、伝送制御部203を介してネットワーク600を通じて銀行認証ホスト500と情報処理サーバ400と接続される。このサーバは記憶装置401としてクレジットカードの取引履歴をデータベースに蓄積している。
【0013】
実施例の詳細について図4、図5を用いて説明する。
【0014】
尚、以下に示すカード取引端末装置側の処理は、従来のカード決済取引に行われる処理と同様である。従って、ここではカード取引端末装置としてのCAT、ATMにおける処理をフローチャートに基づき同時に説明し、その処理内容については、概略説明に留めるものとする。
【0015】
図4でクレジットカード取引装置における利用者の操作手順を示す。処理が開始されると、カード取引端末装置では、カード情報、取引内容情報、その他必要情報が読み込まれる(ステップ1)。
【0016】
ここで、カード情報にはカード番号情報が含まれる。取引内容情報としては、取引種別(商品購入、キャッシング等)、取引決済額、取引商品区分(購入商品種別等)、支払方法(一括、分割等)が挙げられる。その他必要情報として、カード取引端末毎のID番号、利用者によって入力される暗証番号等が挙げられる。
【0017】
それら読み込まれた各種情報は、データとして各カード認証ホストへと送信され、これによりカード認証処理要求がなされる(ステップ2)。
【0018】
クレジットカード取引装置からの認証処理要求に基づき、カード認証ホストでは、クレジットカード取引装置から送信されてくるカード情報、取引内容情報、その他必要情報が順次受信され読み込まれる(ステップ3)。
【0019】
ついでそれら受信された情報に基づく認証処理が行われる(ステップ4)。
【0020】
認証が正常に行われなかった場合には、認証要求に対する回答として認証エラーを示す信号がクレジットカード取引装置へと送信され、処理は終了する(ステップ5)。
【0021】
認証が正常に行われた時には、認証OKを示すのに必要な情報・データがクレジットカード取引端末に送信され、次いで取引内容に応じた各種処理が行われる。ここでいう「各種処理」とは取引内容の所定ファイルへの記録、利用残高の更新処理等が挙げられる(ステップ6)。
【0022】
次いで認証ホストでは、当該カード決済取引の取引履歴を当該カードに搭載されたICチップもしくはネットワークを通じて接続されたサーバに通知するための所定ファイルが呼び出される。このファイルは、カード認証ホストの各種記憶装置に保存されているファイルである(ステップ7)。
【0023】
ここで、取引履歴送信要求時には、認証ホストからはカード情報に加え、取引情報(取引日時、使用端末ID,取引店舗名、処理通番、商品区分、取引種別等の履歴作成に必要な各種情報)が該クレジットカード取引装置もしくはサーバへと送信される。尚、取引情報については、作成する取引履歴の内容に応じて、種々の情報を追加することが可能である(ステップ8)。
【0024】
クレジットカード取引装置における取引履歴受信のための処理を説明する。クレジットカード取引端末側では認証ホストからの取引履歴送信処理要求を受けて、カード情報、取引情報に該当するデータが認証ホストから受信されて読み込まれる(ステップ9)。
【0025】
認証ホストからカード情報、取引情報を受信したクレジットカード取引装置は、同装置に挿入されている該カードに搭載されているICチップにカード情報、取引情報を送信する(ステップ10)。
【0026】
該クレジットカード取引装置に挿入されているICチップは送信された取引履歴を受信完了すると、その旨のメッセージをクレジットカード取引装置に送信する(ステップ11)。
【0027】
ICチップより受信完了メッセージを受取ったクレジットカード取引装置は利用明細と共にカードを返却する(ステップ12)。
【0028】
ネットワークを介したサーバにおける取引履歴受信のための処理を説明する。認証ホストでは、該取引履歴送信処理データを、カード情報、取引情報に該当するデータとともにサーバへ送信する(ステップ13)。
【0029】
認証ホストからカード情報、取引情報を受信したサーバは、同装置に接続されている記憶装置にカード情報、取引情報を送信する(ステップ14)。
【0030】
サーバは該サーバに接続されている記憶装置が送信された取引履歴を受信完了すると、その旨のメッセージを認証ホストに送信する(ステップ15)。
【0031】
サーバより受信完了メッセージを受取った認証ホストは取引完了のメッセージを該クレジットカード利用装置へ送信する(ステップ16)。
【0032】
認証ホストより受信完了メッセージを受取ったクレジットカード取引装置は利用明細と共にカードを返却する(ステップ12)。
【0033】
図5は現金自動取引装置における利用者の操作手順を示す。利用者は、現金自動取引装置で取引履歴表示を選択する(ステップ1)。
【0034】
表示したい履歴のクレジットカードを挿入し(ステップ2)、暗証番号を入力すると(ステップ3)、現金自動取引装置はクレジットカードのICチップから取引履歴情報を検索し(ステップ4)、読み取る(ステップ5)。
【0035】
あるいは現金自動取引装置はネットワークを介して接続されている銀行認証ホストへ該カードのカード情報とともに該クレジットカード取引履歴要求のメッセージを送信する(ステップ6)。
【0036】
メッセージを受信した銀行認証ホストは受信したカード情報を基にネットワークを介して接続されたサーバに取引履歴要求メッセージを送信する(ステップ7)。
【0037】
銀行認証ホストより受信したメッセージを基にサーバが接続された記憶装置に蓄積されている取引履歴データの中から、該当カードの取引履歴を検索する(ステップ8)。
【0038】
該当履歴がなかった場合には、履歴要求に対する回答として認証エラーを示すデータが銀行ホストを経由して現金自動取引装置へと送信され、処理は終了する(ステップ9)。
【0039】
該当履歴があった場合は検索結果を銀行認証ホストに送信する(ステップ10)。
【0040】
銀行認証ホストはサーバからの取引履歴を受信すると該現金自動取引装置へ取引履歴送信する(ステップ11)。
【0041】
取引履歴を受信した現金自動取引装置は、取引履歴を操作画面に表示する(ステップ12)。
【0042】
利用者が操作画面を確認すると(ステップ13)、カードを利用者に返却する(ステップ14)。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、クレジットカードの利用状況がリアルタイムで把握できることにより、利用者の利便性に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレジットカード取引装置の概観図。
【図2】現金自動取引装置の概観図。
【図3】ICカード概観図。
【図4】本発明を利用したクレジット取引装置の操作フロー。
【図5】本発明を利用した現金自動取引装置の操作フロー。
【符号の説明】
100…クレジットカード取引装置、101…ICカード機構部、102…操作部兼表示部、103…伝送制御部、104…電源部、105…制御部、200…現金自動取引装置、201…ICカード機構部、202…操作部兼表示部、203…伝送制御部、204…電源部、205…制御部、206…通帳印字機構部、207…紙幣入出金機構部、208…硬貨入出金機構部、209…ジャーナル印字機構部、300…クレジットカード認証ホスト、400…情報処理サーバ、401…記憶装置、500…銀行認証ホスト、600…ネットワーク、700…ICカード、701…ICチップ。
【発明の属する技術分野】
本発明はカード決済取引の取引履歴をネットワークを介してカード取引端末装置に表示するようにした取引履歴表示方式で、カードの利用状況を利用者に確認できる表示方式に属する。
【0002】
【従来の技術】
現在、クレジットカード等によるカード決済取引はCATやATM等のカード取引端末装置を使用したオンライン取引が主流となっている。
【0003】
これらのカード決済が行われた場合、そのカード取引内容を記載した領収書や利用明細等が発行され。その場でカード利用者に渡される。利用者側ではさらに月毎に郵送される請求書等で各カードの利用状況が確認可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、領収書や請求書を紛失した場合、利用者はカード発行元に問い合わせるかもしくは請求書を入手する以外に手段はなく、さらに請求書が届くのは月に1回であり数日もしくは数週間を要していた。
【0005】
本発明は上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするとこはカード決済取引がなされた場合、その利用状況をカード取引端末装置に表示させることで、より早く確実に利用者に確認可能としたカード利用状況通知方法及び、同方法を使用したカード決済取引システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
カードを利用した際の取引履歴をクレジットカードに搭載されたICチップ、もしくは利用端末と通信回線で結ばれたコンピュータのデータベースに蓄積させ、さらにそのコンピュータと通信回線で接続されたカード取引端末装置操作に該カードを挿入し、利用者が操作することで、該カードの取引履歴を現金自動取引装置の操作画面に表示し、利用者に確認させることにより、利用者の利便性を向上させる。
【0007】
ここで「カード」としては、例えばクレジットカード等を挙げる事ができる。他、消費者金融等の発行するキャッシングカード等の各種決済取引用カードの利用に本発明を適用することも可能である。
【0008】
ここで「カード取引端末装置」としてはクレジットカード取引装置(CAT)、現金自動取引装置(ATM)、Kiosk端末装置等を挙げることができる。
【0009】
ここで「カード認証ホスト」とあるが、これは例えばクレジットカード会社のホストコンピュータや、銀行のホストコンピュータ等を挙げることができる。尚、ここでは、一つのホストが必ずしも一つの装置のコンピュータを示すとは限らない。ネットワーク上に散在する複数のコンピュータ等を接続することにより当該ホストを実現することも可能である。ここでは、少なくともカード決済取引時のカード認証処理行うことが可能なホストシステムを意味している。従って本発明を複数会社のカード利用に適用する場合には、複数会社のカード認証ホストがネットワークを介して接続されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例に関して図面を参照しながら説明する。尚、この例ではカード決済取引システムを示すことにより、カード利用状況表示方式について同時に説明するものとする。
【0011】
図1はクレジットカード取引装置の構成及びクレジットカード取引装置が接続される接続構成を示したものである。図示するように本体のクレジットカード取引装置100、ICカード700内に搭載されたICチップ701に格納されている情報のリード・ライトを行うICカード機構部101、利用者が入力と各種情報を表示する操作部兼表示部102、ホストと通信を行う伝送制御部103、電源部104、装置全体のユニットを制御する制御部105で構成される。また図示するようにクレジットカード取引装置100は、伝送制御部103を介し、ネットワーク600を通じてクレジットカード認証ホスト300と情報処理サーバ400と接続される。このサーバは記憶装置401としてクレジットカードの取引履歴をデータベースに蓄積している。
【0012】
図2は現金自動取引装置の構成及び現金自動取引装置が接続される接続構成を示したものである。図示するように本体の現金自動取引装置200、ICカード700内に搭載されたICチップ701に格納されている情報のリード・ライトを行うICカード機構部201利用者が入力と各種情報を表示する操作部兼表示部202、ホストと通信を行う伝送制御部203、電源部204、装置全体のユニットを制御する制御部205、通帳磁気ストライプのリード・ライト処理を行う通帳印字機構部206、紙幣入出金機構部207、硬貨入出金機構部208、ジャーナル印字機構209で構成される。また図示するように現金自動取引装置200は、伝送制御部203を介してネットワーク600を通じて銀行認証ホスト500と情報処理サーバ400と接続される。このサーバは記憶装置401としてクレジットカードの取引履歴をデータベースに蓄積している。
【0013】
実施例の詳細について図4、図5を用いて説明する。
【0014】
尚、以下に示すカード取引端末装置側の処理は、従来のカード決済取引に行われる処理と同様である。従って、ここではカード取引端末装置としてのCAT、ATMにおける処理をフローチャートに基づき同時に説明し、その処理内容については、概略説明に留めるものとする。
【0015】
図4でクレジットカード取引装置における利用者の操作手順を示す。処理が開始されると、カード取引端末装置では、カード情報、取引内容情報、その他必要情報が読み込まれる(ステップ1)。
【0016】
ここで、カード情報にはカード番号情報が含まれる。取引内容情報としては、取引種別(商品購入、キャッシング等)、取引決済額、取引商品区分(購入商品種別等)、支払方法(一括、分割等)が挙げられる。その他必要情報として、カード取引端末毎のID番号、利用者によって入力される暗証番号等が挙げられる。
【0017】
それら読み込まれた各種情報は、データとして各カード認証ホストへと送信され、これによりカード認証処理要求がなされる(ステップ2)。
【0018】
クレジットカード取引装置からの認証処理要求に基づき、カード認証ホストでは、クレジットカード取引装置から送信されてくるカード情報、取引内容情報、その他必要情報が順次受信され読み込まれる(ステップ3)。
【0019】
ついでそれら受信された情報に基づく認証処理が行われる(ステップ4)。
【0020】
認証が正常に行われなかった場合には、認証要求に対する回答として認証エラーを示す信号がクレジットカード取引装置へと送信され、処理は終了する(ステップ5)。
【0021】
認証が正常に行われた時には、認証OKを示すのに必要な情報・データがクレジットカード取引端末に送信され、次いで取引内容に応じた各種処理が行われる。ここでいう「各種処理」とは取引内容の所定ファイルへの記録、利用残高の更新処理等が挙げられる(ステップ6)。
【0022】
次いで認証ホストでは、当該カード決済取引の取引履歴を当該カードに搭載されたICチップもしくはネットワークを通じて接続されたサーバに通知するための所定ファイルが呼び出される。このファイルは、カード認証ホストの各種記憶装置に保存されているファイルである(ステップ7)。
【0023】
ここで、取引履歴送信要求時には、認証ホストからはカード情報に加え、取引情報(取引日時、使用端末ID,取引店舗名、処理通番、商品区分、取引種別等の履歴作成に必要な各種情報)が該クレジットカード取引装置もしくはサーバへと送信される。尚、取引情報については、作成する取引履歴の内容に応じて、種々の情報を追加することが可能である(ステップ8)。
【0024】
クレジットカード取引装置における取引履歴受信のための処理を説明する。クレジットカード取引端末側では認証ホストからの取引履歴送信処理要求を受けて、カード情報、取引情報に該当するデータが認証ホストから受信されて読み込まれる(ステップ9)。
【0025】
認証ホストからカード情報、取引情報を受信したクレジットカード取引装置は、同装置に挿入されている該カードに搭載されているICチップにカード情報、取引情報を送信する(ステップ10)。
【0026】
該クレジットカード取引装置に挿入されているICチップは送信された取引履歴を受信完了すると、その旨のメッセージをクレジットカード取引装置に送信する(ステップ11)。
【0027】
ICチップより受信完了メッセージを受取ったクレジットカード取引装置は利用明細と共にカードを返却する(ステップ12)。
【0028】
ネットワークを介したサーバにおける取引履歴受信のための処理を説明する。認証ホストでは、該取引履歴送信処理データを、カード情報、取引情報に該当するデータとともにサーバへ送信する(ステップ13)。
【0029】
認証ホストからカード情報、取引情報を受信したサーバは、同装置に接続されている記憶装置にカード情報、取引情報を送信する(ステップ14)。
【0030】
サーバは該サーバに接続されている記憶装置が送信された取引履歴を受信完了すると、その旨のメッセージを認証ホストに送信する(ステップ15)。
【0031】
サーバより受信完了メッセージを受取った認証ホストは取引完了のメッセージを該クレジットカード利用装置へ送信する(ステップ16)。
【0032】
認証ホストより受信完了メッセージを受取ったクレジットカード取引装置は利用明細と共にカードを返却する(ステップ12)。
【0033】
図5は現金自動取引装置における利用者の操作手順を示す。利用者は、現金自動取引装置で取引履歴表示を選択する(ステップ1)。
【0034】
表示したい履歴のクレジットカードを挿入し(ステップ2)、暗証番号を入力すると(ステップ3)、現金自動取引装置はクレジットカードのICチップから取引履歴情報を検索し(ステップ4)、読み取る(ステップ5)。
【0035】
あるいは現金自動取引装置はネットワークを介して接続されている銀行認証ホストへ該カードのカード情報とともに該クレジットカード取引履歴要求のメッセージを送信する(ステップ6)。
【0036】
メッセージを受信した銀行認証ホストは受信したカード情報を基にネットワークを介して接続されたサーバに取引履歴要求メッセージを送信する(ステップ7)。
【0037】
銀行認証ホストより受信したメッセージを基にサーバが接続された記憶装置に蓄積されている取引履歴データの中から、該当カードの取引履歴を検索する(ステップ8)。
【0038】
該当履歴がなかった場合には、履歴要求に対する回答として認証エラーを示すデータが銀行ホストを経由して現金自動取引装置へと送信され、処理は終了する(ステップ9)。
【0039】
該当履歴があった場合は検索結果を銀行認証ホストに送信する(ステップ10)。
【0040】
銀行認証ホストはサーバからの取引履歴を受信すると該現金自動取引装置へ取引履歴送信する(ステップ11)。
【0041】
取引履歴を受信した現金自動取引装置は、取引履歴を操作画面に表示する(ステップ12)。
【0042】
利用者が操作画面を確認すると(ステップ13)、カードを利用者に返却する(ステップ14)。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、クレジットカードの利用状況がリアルタイムで把握できることにより、利用者の利便性に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレジットカード取引装置の概観図。
【図2】現金自動取引装置の概観図。
【図3】ICカード概観図。
【図4】本発明を利用したクレジット取引装置の操作フロー。
【図5】本発明を利用した現金自動取引装置の操作フロー。
【符号の説明】
100…クレジットカード取引装置、101…ICカード機構部、102…操作部兼表示部、103…伝送制御部、104…電源部、105…制御部、200…現金自動取引装置、201…ICカード機構部、202…操作部兼表示部、203…伝送制御部、204…電源部、205…制御部、206…通帳印字機構部、207…紙幣入出金機構部、208…硬貨入出金機構部、209…ジャーナル印字機構部、300…クレジットカード認証ホスト、400…情報処理サーバ、401…記憶装置、500…銀行認証ホスト、600…ネットワーク、700…ICカード、701…ICチップ。
Claims (12)
- 係員もしくは利用者が操作に基づきカードの取引を行う装置において、利用者が使用したカードの取引履歴を該カードに記録する方式。
- 請求項1記載の装置において、利用者が使用したカードの取引履歴を前記装置と通信回線で結ばれたホストコンピュータのデータベースに該カードの取引履歴を記録する方式。
- 利用者の操作に基づき現金の入出金や振込みを行うことが可能なカード取引装置において、利用者が挿入したカードの取引履歴を該カードの記録から読み取り表示する方式。
- 請求項3記載の現金自動取引装置において、利用者が挿入したカードの取引履歴を前記現金自動取引装置と通信回線で結ばれたホストコンピュータを経由して接続されたサーバのデータベースに記録された該カードの取引履歴を読み取り表示する方式。
- 表示内容には、カード利用日時、カード利用場所の取引内容情報が含まれる請求項1または2記載のカード利用状況表示方式。
- カード取引端末装置とカード認証ホストとの間でのネットワークを介したデータ通信を通じて、オンラインによるカード決済取引を可能にしたカード決済取引システムにおいて、
カード認証ホストには、
カード決済取引があった時には、その取引情報をカード内に搭載されたICチップへ送信する手段が設けられている、カード決済取引システム。 - カード取引端末装置とカード認証ホストとの間でのネットワークを介したデータ通信を通じて、オンラインによるカード決済取引を可能にしたカード決済取引システムにおいて、
カード認証ホストには、
カード決済取引があった時には、その取引情報をネットワークを介して予め指定されたサーバのデータベースへ送信する手段が設けられている、カード決済取引システム。 - カードにはクレジットカードが含まれ、カード取引端末装置にはATM及び/又はCATが含まれ、カード認証ホストにはクレジットカード会社のホストが含まれる請求項6乃至7のいずれかに記載されるカード決済システム。
- カード取引端末装置にはKiosk端末装置が含まれている請求項8記載のカード決済取引システム。
- ネットワークを介したカード取引端末装置とのデータ交信を通じて、オンラインによるカード決済取引を可能としたカード認証ホストであって、
カード決済取引があった時にはその取引履歴を利用者のクレジットカード内に搭載されたICチップへ取引履歴を送信するためのデータを作成する手段と、
カード毎に予め指定されたサーバのデータベースに取引履歴を送信するためのデータを作成する手段と、
が設けられている、カード認証ホスト。 - カード取引端末装置とカード認証ホスト間でのネットワークを介したデータ通信を通じてオンラインによるカード決済取引を可能としたカード決済取引システムに、ネットワークを介して接続されるサーバであって、
カード決済取引があった時には、カード認証ホストの側からの要求を受けてそのデータをデータベースに格納する手段と、
各カード取引端末側からの要求を受けてそのデータを前記カード取引端末装置に送信する手段、
が設けられているサーバ。 - 上記請求項の1,3または2,4を併用して行う方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002288196A JP2004126834A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 取引履歴表示方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002288196A JP2004126834A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 取引履歴表示方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004126834A true JP2004126834A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32280766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002288196A Pending JP2004126834A (ja) | 2002-10-01 | 2002-10-01 | 取引履歴表示方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004126834A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010146054A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Nec Infrontia Corp | レシート・領収書発行システム、その発行方法、レシート・領収書発行プログラム及びプログラム記録媒体 |
WO2018115929A1 (en) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | Valencia Renato | Method of, system for, data processing device, and integrated circuit device for implementing a distributed, ledger-based processing and recording of an electronic financial transaction |
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2002
- 2002-10-01 JP JP2002288196A patent/JP2004126834A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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