JP2010146054A - レシート・領収書発行システム、その発行方法、レシート・領収書発行プログラム及びプログラム記録媒体 - Google Patents

レシート・領収書発行システム、その発行方法、レシート・領収書発行プログラム及びプログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】会員登録をしなくてもレシート・領収書の事後発行が可能な利便性に富むレシート・領収書発行システムを提供する。
【解決手段】電子決済システムに用いる汎用的なICカード301Aにより取引を行った際にICカード301Aをユニークに識別するカード固有情報をカード読取機302Aにより読み取り、当該取引の取引情報と関連付けて上位装置303Aよりデータベースサーバ305に登録情報として登録し、後日、上位装置303BよりICカードを使用した過去の取引に関するレシートや領収書の発行を要求する場合、カード読取機302Bにより読み取ったICカード301B(=301A)のカード固有情報に関する取引情報の取得要求を、データベースサーバ305に送信し、当該カード固有情報に関する取引情報を、前記登録情報の中から抽出して、上位装置303Bに返送させ、利用者からの要求に応じてレシートや領収書の形式に編集して印刷する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レシート・領収書発行システム、レシート・領収書発行方法、レシート・領収書発行プログラムおよびプログラム記録媒体に関し、特に、電子決済においてレシート・領収書を事後に発行可能とするレシート・領収書発行システム、レシート・領収書発行方法、レシート・領収書発行プログラムおよびプログラム記録媒体に関する。
一般に、コンビニエンスストア等の店舗で商品を購入したときに、顧客が商品を購入した際の代金に関する領収書の発行を希望する場合、代金支払時に店頭において領収書の発行を依頼している。しかし、混雑時には店頭での領収書発行に手間取ったり、あるいは、代金支払時に領収書の発行依頼を忘れたりするという不都合が発生してしまう等、種々の理由から、レシートや領収書を発行されなかったり、あるいは、レシートや領収書が発行されたとしても購入者本人が受け取らなかったりする場合がある。
かかる場合に、購入者本人が、後日に、レシートや領収書が必要となったとしても、当人が、過去に購入した事実特定が困難であるため、レシートや領収書の発行あるいは再発行を行うことは困難であった。
しかし、民法第486条によると、「弁済をした者は、弁済を受領した者に対して受取証書の交付を請求することができる。」とあり、購入者のレシートや領収書の請求権が認められている。にもかかわらず、過去の或る取引について、後日、レシートや領収書の発行あるいは再発行を要求しても、当該取引を特定することが困難であるし、また、過去の取引時にレシートや領収書が既に発行されていたか否かを判別することも困難であった。
このような場合の対策として、例えば、特許文献1の特開2003−203276号公報「領収書発行方法および領収書発行プログラム」のように、店頭における商品の代金支払時ではなく、商品購入の事後においても、領収書の発行依頼を行うことにより、領収書を入手することができる仕組みが提案されるようになってきている。
特開2003−203276号公報(第3−4頁)
しかしながら、前記特許文献1に記載のような構成を用いて、店頭でレシートや領収書を受け取らなかった場合に、後日、レシートや領収書を発行する仕組みを構築しようとすると、利用者と取引事実とを特定するためには、利用者を会員制などにして、何らかの個人情報の管理を行うことが必要であった。
また、後日、レシートや領収書を発行する従来の他の仕組みとして、会員制の店舗用ショッピングカードを利用するという仕組みも提案されている。この場合、該ショッピングカードを使用することにより、登録時の個人情報を用いた売上事実特定が可能である。しかし、サービス提供側は、顧客の囲い込みが可能である一方、不特定多数の膨大な個人情報を管理しなければならなくなるという問題があり、利用者側にとっても、該当の会員制のショッピングカードを取り扱っていない店舗ではサービスを受けられないという問題がある。
また、かくのごとき仕組みを構築する団体毎にそれぞれ独自に個人情報が管理されるため、各団体間の互換性もほとんど皆無な状態であり、利用者にとっては利便性が低いものであり、具体的に言えば、利用者は所属する団体の数だけ会員になる必要がある状況にある。
さらには、利用者が不要であれば、レシートや領収書を発行しないという仕組みがあれば、レシートや領収書用のシート用紙の節約に繋がるが、一方では、利用者には、民法第486条による領収書の請求権があるため、その権利を担保するという仕組みを併せ持つことが必要であった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、実際の商品購入時に会員登録をしなくても決済処理に使用可能なICカードを利用することにより、レシート・領収書の事後発行を可能とする、利便性に富むレシート・領収書発行システム、レシート・領収書発行方法、レシート・領収書発行プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することを、その目的とする。
前述の課題を解決するため、本発明によるレシート・領収書発行システムは、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)ICカードを使用して取引を行った際に該ICカードに記録されている記録情報を読み取るカード読取機を接続した1ないし複数の上位装置と、前記ICカードを使用した過去の取引に関するレシートや領収書の発行または過去の取引情報の照会を要求する端末装置と、前記上位装置からの取引情報を登録情報として登録するデータベースサーバとをネットワークを介して接続し、前記ICカードを使用して取引を行った際のレシートや領収書を事後に発行することが可能なレシート・領収書発行システムにおいて、前記上位装置は、取引を行った際に使用した前記ICカードをユニークに識別するために記録されているカード固有情報を読み取って、当該取引に関する取引情報と関連付けて、前記データベースサーバに送信することにより、前記データベースサーバに前記登録情報として登録させる一方、前記端末装置は、前記ICカードの記録情報を読み取るカード読取機を備え、該カード読取機によって読み取った前記ICカードの前記カード固有情報に関する取引情報の取得要求を、前記データベースサーバに送信することにより、前記データベースサーバより、当該カード固有情報に関する取引情報を、前記登録情報の中から抽出して、要求元の前記端末装置に返送させるレシート・領収書発行システム。
本発明のレシート・領収書発行システム、レシート・領収書発行方法、レシート・領収書発行プログラムおよびプログラム記録媒体によれば、会員登録をしなくても決済処理を行うことができる汎用的なICカードを、電子決済におけるレシート・領収書の事後発行に使用することを可能としているので、会員制の場合のような個人情報を管理する必要がなく、かつ、当該ICカードの個体識別情報であるカード固有情報のみを利用する形態であるので、各店舗における取引処理を一元的に管理することができ、高い利便性を有するレシート・領収書の事後発行に関する仕組みを実現することができる。
以下、本発明によるレシート・領収書発行システム、レシート・領収書発行方法、レシート・領収書発行プログラムおよびプログラム記録媒体の好適な実施例について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明によるレシート・領収書発行システム、レシート・領収書発行方法について説明するが、かかるレシート・領収書発行方法をコンピュータにより実行可能なレシート・領収書発行プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、レシート・領収書発行プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明によるレシート・領収書発行システムは、会員登録をしなくても決済処理に使用することが可能な汎用的なICカードを電子決済におけるレシート・領収書の事後発行に使用することを可能とし、而して、個人情報を管理する必要がなく、利便性に富む仕組みを実現していることをその主要な特徴としている。
つまり、本発明によるレシート・領収書発行システムは、電子決済システムで利用される汎用的なICカードそれぞれをユニークに識別することが可能な固有の識別情報として各ICカードに記録されているカード固有情報(例えば、非接触型ICカードの個体識別番号であるFelica(登録商標)のIDm(Identifier manufacturing)やMIFARE(登録商標)規格準拠のUID(Unique Identifier)等)を利用することにより、店頭や自動販売機などにおいて商品を購入した際に、レシートや領収書を受け取らなかった場合であっても、後日、改めてレシート・領収書を発行あるいは再発行を行うことができる一元的な仕組みを実現していることをその主要な特徴としている。
(本発明の実施例)
本発明は、前述のように、利用者が所持するICカードのカード固有情報を利用することにより、利用者の個人情報を管理することなく、後日、利用明細の照会やレシート・領収書の発行を行うことを可能とするシステムを提供するものである。
図1は、本発明のレシート・領収書発行システムにおいて使用するICカードの構成を示す概念図であり、一般に利用されているICカードと同一の構成で良い。つまり、図1に示すように、ICカード100は、当該ICカード100の保持部材101とそれに搭載されるICチップ102とによって構成され、ICチップ102内には各種の記録情報200が記録されている。ここで、本発明において使用されるICチップ100には、図2に示すような情報が記録される。図2は、本発明のレシート・領収書発行システムにおいて使用するICカード100内のICチップ102に記録される情報の一例を示す説明図である。
図2に示すように、ICチップ102に記録されている記録情報200は、当該ICカード100をユニークに特定するための識別情報であるカード固有情報201と、実際の決済などにおいて使用される情報であるサービスA情報202、サービスB情報203、…で構成され、サービスA情報202、サービスB情報203、…は、ICチップ102の記憶容量が許す範囲で複数のサービス情報を記録することが可能である。
一方、カード固有情報201とは、ICカード100一枚一枚ごとに異なるユニークな番号であり、具体的には、例えば、ICカード100として非接触ICカードのFelica(登録商標)カードを用いる場合、Felicaカードの製造番号であるIDm(Identifier manufacturing)を、また、MIFARE(登録商標)規格に準拠した非接触ICカードを用いる場合、MIFARE規格の個体識別番号であるUID(Unique Identifier)に相当する情報を採用すれば良い。
図3は、本発明によるレシート・領収書発行システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図であり、図2に示すような記録情報200を記録したICカード100を利用して構成されるシステムの簡単な構成例を示している。
図3のレシート・領収書発行システムは、利用者が所持するICカード301A、ICカード301Bと、ICカード301A、ICカード301Bそれぞれの記録情報を読み取るカード読取機302A、カード読取機302Bと、カード読取機302A、カード読取機302Bの読み取り動作をそれぞれ制御する上位装置303A、上位装置303Bと、レシート・領収書の発行に必要とする各種の情報を蓄積しているデータベースサーバ305と、上位装置303A、上位装置303B、データベースサーバ305を相互に接続するネットワークである回線網306とから構成されている。
ここで、ICカード301A、ICカード301Bそれぞれに搭載されているICチップには、記録情報200として、図2にて説明したようなカード固有情報201と、各種の決済に関する情報であるサービスA情報202、サービスB情報203、…とが記録されている。
カード読取機302A、カード読取機302Bそれぞれは、ICカード301A、ICカード301Bそれぞれが装着された際に、あるいは、ICカード301A、ICカード301Bそれぞれが近接してかざされた際に、ICカード301A、ICカード301BそれぞれのICチップに記録されている記録情報200を読み取って、上位装置303A、上位装置303Bそれぞれに送信する。
上位装置303A、上位装置303Bそれぞれは、情報を一時的に保存する記憶装置304A、記憶装置304Bを内蔵しており、利用者が行った取引に関する情報を一時的に保存するとともに、ICカード301A、ICカード301BそれぞれのICチップに記録されている記録情報200を読み取る指示を受け付けた場合、配下に接続しているカード読取機302A、カード読取機302Bそれぞれの読み取り動作を制御して、それぞれから送信されてきたICカード301A、ICカード301BそれぞれのICチップに記録されている記録情報200中のカード固有情報201を取引に関する情報に関連付けて、内蔵の記憶装置304A、記憶装置304Bに一時保存する。
さらに、上位装置303A、上位装置303Bそれぞれは、内蔵の記憶装置304A、記憶装置304Bそれぞれに、まだ処理していない取引に関する情報が保存されていた場合、当該取引に関する情報とカード固有情報201とを付した登録要求を作成して、回線網306を介して、データベースサーバ305に送信する。
さらに、上位装置303A、上位装置303Bそれぞれは、利用者から、レシート・領収書発行要求を受け付けた際に、カード読取機302A、カード読取機302Bそれぞれに装着されたまたは近接しているICカード301A、ICカード301BそれぞれのICチップに記録されている記録情報200中のカード固有情報201を読み取り、該カード固有情報201を付したレシート・領収書発行要求をデータベースサーバ305に対して送信する。また、レシート・領収書発行要求を送信した後、データベースサーバ305からレシート・領収書を受信した際に、該レシート・領収書を画面表示して、利用者に提示するとともに、当該利用者からの指示に応じて印刷する。
データベースサーバ305は、回線網306を介して、上位装置303A、上位装置303Bから登録要求が送信されてきた際に、当該登録要求に付されているカード固有情報201と取引に関する情報とを、当該カード固有情報201のICカード301を所持する利用者の取引に関する登録情報としてデータベースに登録する。
本レシート・領収書発行システムにおいて、データベースに登録される登録情報の一例を図4に示す。図4は、本発明によるレシート・領収書発行システムのデータベースサーバ305に登録される登録情報の一例を示す説明図であり、レシート・領収書の発行に必要とする情報として、上位装置303A、上位装置303Bそれぞれからカード固有情報201を付した取引に関する情報として送信されてきた情報の一例を示している。
データベースサーバ305のデータベースに登録される登録情報400は、図4に示すように、利用者が行った商品の購入などの取引に関する情報であり、店舗情報、購入時情報(購入日時、購入商品、決済金額、決済方法、…等)の取引情報402に、当該利用者が所持するICカードを特定するためのカード固有情報401を付した形式とされている。
さらに、データベースサーバ305は、上位装置303A、上位装置303Bからカード固有情報201を付したレシート・領収書発行要求が送信されてきた際に、当該レシート・領収書発行要求に付されているカード固有情報201に基づいて、データベースを検索して、該カード固有情報201に該当するカード固有情報401がデータベースに登録されているか否かを確認し、該当するカード固有情報401が登録されていた場合は、当該カード固有情報401が付されている取引情報402をデータベースから読み出して、レシート・領収書の形式に編集して、要求元の上位装置303A、上位装置303Bに返送する。
なお、領収書の宛先を示す情報として、カード固有情報401のカード固有情報が記録されたICカードを所持する利用者名を設定する場合、当該カード固有情報401を付した利用者問合せ情報を作成して、当該カード固有情報401のICカードを発行したICカード発行会社が運営するICカード管理サーバへ送信して、該ICカード管理サーバから、利用者名を返送してもらうことにより、設定することができる。
また、ここでは、データベースサーバ305側で、過去の取引情報402をレシートまたは領収書の形式に編集して、要求元の上位装置303A、上位装置303Bへ返送する場合について説明するが、データベースサーバ305側では、単に、データベースに登録されている登録情報400の中から、要求されたカード固有情報に該当する取引情報402を取り出して、そのまま、要求元の上位装置303A、上位装置303Bへ返送して画面表示し、上位装置303A、上位装置303B側で、印刷を要求された際に、レシートや領収書の形式に編集して印刷するようにしても良い。
(図3のレシート・領収書発行システムの動作の説明)
図3に示すレシート・領収書発行システムの動作の一例を、次に説明する。利用者は、まず、ICカード301Aを使って、上位装置303Aが設置されている店舗において商品の購入等の何らかの取引処理をする。取引処理が終了すると、上位装置303Aに接続されているカード読取機302Aによって当該ICカード301Aの記録情報200中のカード固有情報201が読み取られ、上位装置303Aに内蔵の記憶装置304A内に記録されるとともに、商品の購入の場合、図4に説明したように、取引に関する情報として、購入日時、購入商品、決済金額、決済方法、…等の購入時の情報が、カード固有情報201に関連付けられて上位装置303Aに内蔵の記憶装置304A内に記録される。
また、当該店舗において取引処理が完了した後に、該取引に関する情報のデータベースサーバ305への登録要求を、上位装置303Aに指示すると、ICカード301Aのカード固有情報201とともに、取引に関係する取引情報として上位装置303Aに内蔵の記憶装置304Aに一時保存された取引情報は、回線網306を通して、データベースサーバ305に送信される。これにより、データベースサーバ305のデータベースに、図4に示すような取引に関する登録情報400として登録される。ここで、データベースに登録される該登録情報400は、当該取引を行った利用者を特定する情報であるカード固有情報401と、当該取引処理に関する取引情報402である。
後日、利用者が、自身の取引情報402を確認したい場合や過去の取引に関するレシートや領収書を取得したい場合に、実際に取引した店舗に設置されている上位装置303Aのみならず、該上位装置303Aとは異なる別の場所の上位装置例えば当該利用者宅の上位装置303Bを、ICカード301Aを使用した過去の取引に関するレシートや領収書の発行または過去の取引情報の照会を要求する端末装置として利用することも可能である。該上位装置303Bに接続されているカード読取機302Bに取引に利用したICカード301Aを装着するかあるいは近接してかざした状態にして、当該ICカード301Aのカード固有情報201に相当する過去の取引情報に関するレシート・領収書の発行要求を上位装置303Bに指示すると、上位装置303Bに接続されているカード読取機302Bによって当該ICカード301Aの記録情報200中のカード固有情報201が読み取られ、当該カード固有情報201を付したレシート・領収書の発行要求が、上位装置303Bから、回線網306を介して、データベースサーバ305に送信される。
回線網306を介して上位装置303Bからのレシート・領収書の発行要求を受信したデータベースサーバ305は、取引情報を登録しているデータベースの登録情報400を検索して、受信したレシート・領収書の発行要求に付されているカード固有情報201と一致するカード固有情報の取引情報402をデータベースの中から抽出して、当該取引情報402に関するレシート・領収書を作成して、要求元の上位装置303Bに返送する。
ここで、データベースサーバ305は、決済金額や決済方法等の取引内容や取引商品に応じてあらかじめ定めたレシートや領収書の標準フォーマットを有しており、レシート・領収書を作成する際に、抽出した取引情報402に該当する標準フォーマットに基づいてレシート・領収書を作成する。
さらには、データベースサーバ305は、レシート・領収書を作成した取引情報402についてレシート・領収書を作成して返送済みであることを示す情報(識別子)をデータベースの登録情報として設定するようにしても良い。これにより、上位装置303Bからのレシート・領収書の発行要求を受信した際に、レシート・領収書の発行要求に該当する取引情報402についてレシート・領収書作成済みの識別子が既に設定されているか否かを確認して、同一の取引情報402に関するレシート・領収書を複数枚発行しないように制御することも可能である。
なお、かくのごとく、レシート・領収書を複数枚発行することを抑止しようとする場合、店舗における実際の取引時に該取引に関する情報の登録要求を、上位装置303Aからデータベースサーバ305に送信する際に、レシート・領収書が発行済みか否かを示す情報も該登録要求に付して送信し、データベースサーバ305は、該登録要求に付されてきたレシート・領収書作成済みの情報も含めて登録情報400としてデータベースに登録する。
データベースサーバ305から、ICカード301Aのカード固有情報201の取引に関するレシート・領収書情報を受信した上位装置303Bは、該レシート・領収書情報を上位装置303Bの表示部に画面表示することによって、ICカード301Aの所有者である利用者に対して提示する。さらに、利用者からの指示に応じて、上位装置303Bは、画面表示しているレシート・領収書をシート用紙に印刷することもできる。
以上に説明したように、実際の取引に利用するICカード(例えば、Felica(登録商標)カードやMIFARE(登録商標)規格準拠の非接触ICカード等)を、本レシート・領収書システムにおいても利用することにより、当該ICカードを用いた取引に関する過去の情報を素早く探索することができるとともに、取引当日ではない後日においても、必要に応じて、過去の取引情報をベースにて、レシートや領収書の発行あるいは再発行を行うことが可能である。
なお、前述の説明においては、データベースサーバ305に対してレシート・領収書の発行要求を送信し、データベースサーバ305において、取引方法や取引商品毎にあらかじめ定めた標準フォーマットにしたがってレシート・領収書を作成して、要求元の上位装置303Bに返送する場合について説明したが、前述したように、レシート・領収書の作成処理を、上位装置303B側で行うようにしても良い。例えば、データベースサーバ305に対するレシート・領収書の発行要求には、データベースサーバ305側でレシート・領収書の作成を行うか、上位装置303B側でレシート・領収書の作成を行うかのいずれであるかを指定するようにして、後者を指定した場合には、データベースサーバ305からはデータベース中から抽出した取引情報を、そのままの形式で、要求元の上位装置303Bへ返送するようにしても良い。
つまり、後者を指定した場合は、上位装置303Bからデータベースサーバ305に対しては、ICカード301Aのカード固有情報201を付したレシート・領収書の発行要求ではなく、カード固有情報201に該当する過去の取引情報の取得要求として送信することになり、上位装置303Bは、データベースサーバ305から返送されてきた該当の取引情報について、利用者からの指示により印刷を行う際に、あらかじめ定めた標準フォーマットあるいは利用者から指定されたフォーマットにしたがって、レシート・領収書を作成することになる。例えば、領収書の宛先として、当該カード固有情報201のICカード301Aの所有者ではない第三者例えば会社名を指定したい場合などにおいては、利用者から指定されたフォーマットを利用することが有効であり、利用者から指定された会社規定のフォーマットに基づいて、かつ、指定された宛先情報に基づいて、領収書を作成するように指定することができる。さらに、上位装置303Bは、レシート・領収書の印刷を要求された場合に、複数枚に亘って印刷しないように制御することを可能にしても良い。
(本発明の他の実施例)
図3に示したシステム構成例においては、回線網306を用いた広域のレシート・領収書発行システムの例を示したが、取引を行った場所例えばデパートのような店舗内のみで利用履歴の照会やレシート・領収書の発行を行うような場合は、店舗内に設置したデータベースサーバや上位装置内の記憶装置に、利用したい情報例えば取引情報を蓄積しておき、当該店舗内に設置したローカルエリアネットワークを用いたシステム構成とすることも可能である。
図5は、本発明によるレシート・領収書発行システムのシステム構成の図3とは異なる例を示すシステム構成図であり、店舗内等の比較的狭い領域におけるローカルネットワークを用いたシステム構成例を示している。
図5のレシート・領収書発行システムは、利用者が所持するICカード501A、ICカード501Bと、ICカード501A、ICカード501Bそれぞれの記録情報を読み取るカード読取機502A、カード読取機502Bと、カード読取機502A、カード読取機502Bの読み取り動作をそれぞれ制御する上位装置503、領収書発行端末507と、レシート・領収書の発行に必要とする各種の情報を蓄積しているデータベースサーバ505と、上位装置503、領収書発行端末507、データベースサーバ505を相互に接続するネットワークであるローカルエリアネットワーク506とから構成されており、上位装置503、領収書発行端末507それぞれには、内蔵の記憶装置504、記憶装置508が備えられ、さらに、領収書発行端末507にはプリンタ509が接続されている。
つまり、図5のレシート・領収書発行システムは、図3のレシート・領収書発行システムにおける回線網306、上位装置303Bの代わりに、ローカルエリアネットワーク506、領収書発行端末507を用いた構成からなっており、図3の場合のような広い領域ではなく、店舗内のような比較的狭い領域をカバーするシステムであり、かつ、図3の場合のように、データベースサーバ305にてレシート・領収書の作成処理を行うのではなく、上位装置303Bの代わりに配置した領収書発行端末507にてレシート・領収書の作成処理を行う場合を示している。また、店舗内の各所に設定される上位装置303Aのような端末装置には、領収書印刷用のプリンタを配置する必要はなく、領収書発行端末507のみにプリンタ509を接続して領収書の印刷処理を行う場合を示している。
ここで、ICカード501A、ICカード501Bそれぞれに搭載されているICチップには、図3の場合と同様、記録情報200として、図2にて説明したようなカード固有情報201と、商品の購入等の各種の決済に関する情報であるサービスA情報202、サービスB情報203、…とが記録されている。
また、データベースサーバ505のデータベースに登録される登録情報は、図3のデータベースサーバ305の場合と同様、図4に示すように、利用者が行った商品の購入などの取引に関する情報であり、店舗情報、購入時情報(購入日時、購入商品、決済金額、決済方法、…等)の取引情報402に、当該利用者が所持するICカードを特定するためのカード固有情報401を付した形式とされている。
(図5のレシート・領収書発行システムの動作の説明)
図5に示すレシート・領収書発行システムの動作の一例を、次に説明する。利用者は、まず、店舗において何らかの商品の購入等を行い、ICカード301Aを使って、代金の支払処理を行う。支払処理が終了すると、当該店舗内に設置されている上位装置503に内蔵の記憶装置504に商品の購入に関する情報が取引情報として一時保存されるとともに、使用した当該ICカード301Aに記録されているカード固有情報201が、当該上位装置503に接続されたカード読取機502Aにより読み取られて、上位装置503に内蔵の記憶装置504に、前記取引情報と関連付けられて一時保存される。
また、当該店舗において代金の支払処理が完了した後に、当該取引に関する情報のデータベースサーバ305への登録要求を、上位装置303Aに指示すると、ICカード301Aのカード固有情報201とともに、上位装置303Aに内蔵の記憶装置304Aに一時保存された取引情報は、ローカルエリアネットワーク506を通して、データベースサーバ505に送信されて、データベースサーバ505のデータベースに、図4に示すような取引に関する登録情報400として登録される。ここで、データベースに登録される該登録情報400は、当該取引を行った利用者を特定する情報であるカード固有情報401と、当該取引処理に関する取引情報402である。
なお、上位装置503は、代金の支払処理が終了した時点で、レシート・領収書の発行処理は行わない。つまり、利用者からの要求がない限り、当該利用者に対してレシート・領収書の発行処理を行わなくても構わない。要求された場合には、当該店舗内に設置されている領収書発行端末307によって、レシート・領収書の発行処理を行い、該レシート・領収書を印刷する。
後日、利用者が、当該商品購入の支払代金に関する領収書の発行処理を要求したい場合、当該利用者は、購入時に実際に使用された上位装置503ではなく別の場所にある領収書発行端末507を利用する。該領収書発行端末507には、カード読取機502B以外に領収書印刷用のプリンタ509も接続されている。
利用者は、実際の商品購入時に使用したICカード501Aをカード読取機502Bに装着するかあるいは近接してかざした状態にして、当該ICカード501Aのカード固有情報201に相当する過去の取引情報に関するレシート・領収書の発行要求を領収書発行端末507に指示すると、領収書発行端末507に接続されているカード読取機502Bによって当該ICカード501Aの記録情報200中のカード固有情報201が読み取られ、領収書発行端末507に入力される。
ICカード501Aのカード固有情報201を受け取った領収書発行端末507は、該カード固有情報201を付した取引情報取得要求を、ローカルエリアネットワーク506を介して、データベースサーバ505に送信する。領収書発行端末507からの取引情報取得要求を受け取ったデータベースサーバ505は、取引情報を登録しているデータベースの登録情報400を検索して、受信した取引情報取得要求に付されているカード固有情報201と一致するカード固有情報の取引情報402をデータベースから抽出して、商品購入時の決済情報として、要求元の領収書発行端末507に返送する。
データベースサーバ505からの商品購入時の決済情報を受け取った領収書発行端末507は、該決済情報(取引情報)を記憶装置508に一旦保存するとともに、当該領収書発行端末507の表示部に画面表示して、利用者に提示する。さらに、利用者からの指示に応じて、領収書発行端末507は、画面表示している決済情報(取引情報)を、あらかじめ定めた標準のフォーマットあるいは利用者から指示されたフォーマットにしたがって、レシート・領収書の形式に編集して、プリンタ509からシート用紙に印刷する。
なお、前述した説明においては、商品購入時に実際に使用したICカード501Aを利用して商品購入を行った後において当該商品購入に関するレシート・領収書を発行する場合について説明したが、利用者が所持するICカード501Bについて、当該ICカード501Bを使用して過去に商品の購入を行った取引情報履歴を照会することにより、データベースサーバ505に登録情報400として登録されている取引情報の履歴をすべて抽出して、当該利用者に提示させるように動作することも可能である。
かかる場合は、領収書発行端末507のカード読取機502BにICカード501Bのカード固有情報201を読み取らせて、該カード固有情報201を付した取引情報履歴の取得要求を、領収書発行端末507からデータベースサーバ505に送信することにより、データベースサーバ505のデータベースの登録情報400を検索し、取引情報履歴の取得要求に付されたカード固有情報201と一致する取引情報のすべてを取引情報履歴として抽出して、領収書発行端末507の表示部に一覧形式で画面表示させる。
さらに、利用者は、必要に応じて、画面表示された取引情報履歴の一覧の中から、レシート・領収書の発行を要求する取引情報を選択して、レシート・領収書の形式で印刷させることも可能である。このとき、使用したICカード501Bに複数のサービスA情報202、サービスB情報203、…が記録されていたとしても、カード固有情報201のみに基づいて取引情報履歴を検索するようにしているので、一元的に管理することができ、高い利便性も得られる。
さらに、前述した説明においては、利用者は、領収書発行端末507に接続されたカード読取機502Bに商品購入時に使用したICカード501Aのカード固有情報201を読み取る場合を説明したが、場合によっては、購入した商品名や購入日時などの情報を領収書発行端末507に入力して、実際の商品購入時に使用したICカード501Aのカード固有番号をデータベースサーバ505に対して照会するようにしても良い。
かかる場合は、データベースサーバ505にて、入力された商品名や購入日時などの情報に基づいて、データベースに登録されている登録情報を検索して、該当する取引情報つまり商品購入時の決済情報を、領収書発行端末507に返送することにより、該商品購入時の決済情報を領収書発行端末507に画面表示し、利用者に提示することが可能である。
また、本発明は、前述したようなレシート・領収書の事後発行を行う場合のみならず、過去の商品購入等の取引情報を単に照会するという用途に利用することも可能である。さらには、商品購入時にレシートや領収書の発行を要求しないで、レシートや領収書の入手が必要な利用者が、当該利用者が利用することが可能な専用の端末装置を利用して、必要な分、レシートや領収書を印刷するという用途にも適用することができる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。例えば、本発明の実施態様は、課題を解決するための手段における構成(1)に加えて、次のような構成として表現できる。
(2)前記端末装置は、前記データベースサーバより受信した前記カード固有情報に関する取引情報を、当該端末装置に画面表示する上記(1)のレシート・領収書発行システム。
(3)端末装置に画面表示された前記取引情報を、利用者からの指示に応じて、あらかじめ定めた標準のフォーマットあるいは利用者から指定されたフォーマットにしたがったレシートまたは領収書の形式に編集して、印刷出力する上記(2)のレシート・領収書発行システム。
(4)前記データベースサーバは、抽出した前記カード固有情報に関する取引情報を、取引内容に応じてあらかじめ登録されているフォーマットにしたがって、レシートまたは領収書の形式に編集して、要求元の前記端末装置に返送し、当該端末装置に画面表示する上記(1)のレシート・領収書発行システム。
(5)前記端末装置は、前記ICカードの前記カード固有情報に関する取引情報の取得要求として、当該ICカードを使用して取引を行った過去の取引情報の履歴を取得する要求を、前記データベースサーバに送信し、該データベースサーバから返送されてきた過去の取引情報の履歴を一覧形式で、画面表示する上記(1)ないし(4)のいずれかのレシート・領収書発行システム。
(6)前記端末装置は、画面表示された過去の取引情報の履歴の中から、利用者により印刷の指示がなされた取引情報を、印刷出力する上記(5)のレシート・領収書発行システム。
(7)前記ICカードの前記カード固有情報は、FeliCa(登録商標)カードの製造番号であるIDm(Identifier manufacturing)またはMIFARE(登録商標)規格の個体識別情報であるUID(Unique Identifier)のいずれかまたは双方からなる上記(1)ないし(6)のいずれかのレシート・領収書発行システム。
(8)前記端末装置は、前記上位装置のうちのいずれか、あるいは、利用者宅内に設置の端末、あるいは、レシート・領収書発行に専用の領収書発行端末、のいずれかである上記(1)ないし(7)のいずれかのレシート・領収書発行システム。
(9)ICカードを使用して取引を行った際に該ICカードに記録されている記録情報中に含まれている当該ICカードをユニークに識別するカード固有情報を読み取り、該カード固有情報と当該取引に関する取引情報とを関連付けてデータベースに登録し、利用者が使用する端末装置から前記ICカードを使用した過去の取引に関するレシートや領収書の発行または過去の取引情報の照会を要求された際に、当該利用者のICカードに記録された前記カード固有情報に基づいて、前記データベースの登録情報を検索して、当該カード固有情報に関する取引情報を抽出するレシート・領収書発行方法。
(10)前記データベースより抽出した前記カード固有情報に関する取引情報を、利用者が使用する前記端末装置に画面表示する上記(1)のレシート・領収書発行方法。
(11)画面表示された前記取引情報を、利用者からの指示に応じて、あらかじめ定めた標準のフォーマットあるいは利用者から指定されたフォーマットにしたがったレシートまたは領収書の形式に編集して、印刷出力する上記(10)のレシート・領収書発行方法。
(12)前記ICカードの前記カード固有情報は、FeliCa(登録商標)カードの製造番号であるIDm(Identifier manufacturing)またはMIFARE(登録商標)規格の個体識別情報であるUID(Unique Identifier)のいずれかまたは双方からなる上記(9)ないし(11)のいずれかのレシート・領収書発行方法。
(13)上記(9)ないし(12)のいずれかのレシート・領収書発行方法をコンピュータにより実行可能なプログラムとして実施するレシート・領収書発行プログラム。
(14)上記(13)のレシート・領収書発行プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録しているプログラム記録媒体。
本発明のレシート・領収書発行システムにおいて使用するICカードの構成を示す概念図である。 本発明のレシート・領収書発行システムにおいて使用するICカード内のICチップに記録される情報の一例を示す説明図である。 本発明によるレシート・領収書発行システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明によるレシート・領収書発行システムのデータベースサーバに登録される登録情報の一例を示す説明図である。 本発明によるレシート・領収書発行システムのシステム構成の図3とは異なる例を示すシステム構成図である。
符号の説明
100 ICカード
101 ICカードの保持部材
102 ICチップ
200 ICチップの記録情報
201 カード固有情報
202 サービスA情報
203 サービスB情報
301A ICカード
301B ICカード
302A カード読取機
302B カード読取機
303A 上位装置
303B 上位装置
304A 記憶装置
304B 記憶装置
305 データベースサーバ
306 回線網
400 登録情報
401 カード固有情報
402 取引情報
501A ICカード
501B ICカード
502A カード読取機
502B カード読取機
503 上位装置
504 記憶装置
505 データベースサーバ
506 ローカルエリアネットワーク
507 領収書発行端末
508 記憶装置
509 プリンタ

Claims (14)

  1. ICカードを使用して取引を行った際に該ICカードに記録されている記録情報を読み取るカード読取機を接続した1ないし複数の上位装置と、前記ICカードを使用した過去の取引に関するレシートや領収書の発行または過去の取引情報の照会を要求する端末装置と、前記上位装置からの取引情報を登録情報として登録するデータベースサーバとをネットワークを介して接続し、前記ICカードを使用して取引を行った際のレシートや領収書を事後に発行することが可能なレシート・領収書発行システムにおいて、前記上位装置は、取引を行った際に使用した前記ICカードをユニークに識別するために記録されているカード固有情報を読み取って、当該取引に関する取引情報と関連付けて、前記データベースサーバに送信することにより、前記データベースサーバに前記登録情報として登録させる一方、前記端末装置は、前記ICカードの記録情報を読み取るカード読取機を備え、該カード読取機によって読み取った前記ICカードの前記カード固有情報に関する取引情報の取得要求を、前記データベースサーバに送信することにより、前記データベースサーバより、当該カード固有情報に関する取引情報を、前記登録情報の中から抽出して、要求元の前記端末装置に返送させることを特徴とするレシート・領収書発行システム。
  2. 前記端末装置は、前記データベースサーバより受信した前記カード固有情報に関する取引情報を、当該端末装置に画面表示することを特徴とする請求項1に記載のレシート・領収書発行システム。
  3. 端末装置に画面表示された前記取引情報を、利用者からの指示に応じて、あらかじめ定めた標準のフォーマットあるいは利用者から指定されたフォーマットにしたがったレシートまたは領収書の形式に編集して、印刷出力することを特徴とする請求項2に記載のレシート・領収書発行システム。
  4. 前記データベースサーバは、抽出した前記カード固有情報に関する取引情報を、取引内容に応じてあらかじめ登録されているフォーマットにしたがって、レシートまたは領収書の形式に編集して、要求元の前記端末装置に返送し、当該端末装置に画面表示することを特徴とする請求項1に記載のレシート・領収書発行システム。
  5. 前記端末装置は、前記ICカードの前記カード固有情報に関する取引情報の取得要求として、当該ICカードを使用して取引を行った過去の取引情報の履歴を取得する要求を、前記データベースサーバに送信し、該データベースサーバから返送されてきた過去の取引情報の履歴を一覧形式で、画面表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のレシート・領収書発行システム。
  6. 前記端末装置は、画面表示された過去の取引情報の履歴の中から、利用者により印刷の指示がなされた取引情報を、印刷出力することを特徴とする請求項5に記載のレシート・領収書発行システム。
  7. 前記ICカードの前記カード固有情報は、FeliCa(登録商標)カードの製造番号であるIDm(Identifier manufacturing)またはMIFARE(登録商標)規格の個体識別情報であるUID(Unique Identifier)のいずれかまたは双方からなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のレシート・領収書発行システム。
  8. 前記端末装置は、前記上位装置のうちのいずれか、あるいは、利用者宅内に設置の端末、あるいは、レシート・領収書発行に専用の領収書発行端末、のいずれかであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のレシート・領収書発行システム。
  9. ICカードを使用して取引を行った際に該ICカードに記録されている記録情報中に含まれている当該ICカードをユニークに識別するカード固有情報を読み取り、該カード固有情報と当該取引に関する取引情報とを関連付けてデータベースに登録し、利用者が使用する端末装置から前記ICカードを使用した過去の取引に関するレシートや領収書の発行または過去の取引情報の照会を要求された際に、当該利用者のICカードに記録された前記カード固有情報に基づいて、前記データベースの登録情報を検索して、当該カード固有情報に関する取引情報を抽出することを特徴とするレシート・領収書発行方法。
  10. 前記データベースより抽出した前記カード固有情報に関する取引情報を、利用者が使用する前記端末装置に画面表示することを特徴とする請求項1に記載のレシート・領収書発行方法。
  11. 画面表示された前記取引情報を、利用者からの指示に応じて、あらかじめ定めた標準のフォーマットあるいは利用者から指定されたフォーマットにしたがったレシートまたは領収書の形式に編集して、印刷出力することを特徴とする請求項10に記載のレシート・領収書発行方法。
  12. 前記ICカードの前記カード固有情報は、FeliCa(登録商標)カードの製造番号であるIDm(Identifier manufacturing)またはMIFARE(登録商標)規格の個体識別情報であるUID(Unique Identifier)のいずれかまたは双方からなることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記載のレシート・領収書発行方法。
  13. 請求項9ないし12のいずれかに記載のレシート・領収書発行方法をコンピュータにより実行可能なプログラムとして実施することを特徴とするレシート・領収書発行プログラム。
  14. 請求項13に記載のレシート・領収書発行プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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