JP2005063365A - 価格表示制御システム、店舗端末、価格表示制御方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

価格表示制御システム、店舗端末、価格表示制御方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 顧客に提示する商品の価格を柔軟に決定し、顧客が所持する携帯電話端末に対して表示し、かつ価格表示の対象となる商品IDや顧客IDの顧客による入力の手間を省く。
【解決手段】 価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020101」の場合は、価格決定手段3209は、商品情報記憶部333から今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、検索された商品情報から基準売価2104を抽出する。取引情報記憶部336から今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004並びに今回の商品コード336005を含む取引情報3360を検索し、該検索された各取引情報から数量336006を抽出する。抽出された基準売価に対し、抽出された各数量336006を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタ41060とする。
【選択図】図28

Description

本発明は、店舗に陳列される商品の価格表示を制御する価格表示制御システムに関するものである。
従来の実店舗での商品販売では、顧客への商品価格の提示を、紙やプラスチックに印刷した値札を用いることで行っている。また、特許文献1には、時刻ごと、在庫数ごとの価格を管理し、顧客端末からの価格参照リクエストに対して、要求時点での価格を提示するシステムが記載されている。また、商品の在庫状況、予約状況、販売状況から価格決定を行うシステムが、特許文献2,3,4に記載されている。
特願2001−312608号公報 特願2002−133074号公報 特願2002−117210号公報 特願2002−197540号公報
店舗には、顧客一人一人のニーズを把握し、一人一人の顧客と店舗間の関係を長期にわたり維持することで、顧客の生涯価値(一人の顧客がある商品について一生涯で支払うお金)を獲得し店舗の売上を伸ばす、いわゆるワンツーワンマーケッティングを展開することが求められつつある。その実現に必要な一要素として、個々の顧客の顧客情報や取引履歴を管理し、個々の顧客に応じた価格を、柔軟に、顧客が商品に興味を持ったタイミングでタイムリーに提示することが求められている。
例えば、過去の購入金額が一定額に達した顧客に、通常価格の80%の価格を提示することや、直近の来店から一定期間以上が過ぎている顧客に、通常価格の80%の価格を提示することは、その場においての顧客への商品の販売機会を高めるとともに、顧客の固定化にも有効である。
また、一方でそうした価格を個々の顧客に提示するのに、価格の問い合わせがあってから顧客情報や取引履歴を人手で調べてから回答していたのでは、価格を提示するための時間が長くなり、顧客の購入意欲を減退させてしまう。
このように、ワンツーワンマーケッティングを行う上では、顧客一人一人に向けた価格を、店舗側が顧客情報や取引履歴情報の様々な組み合わせに基づいて柔軟に行えること、また、その価格を顧客が参照する手間が少なく、販売機会を逃さないことが求められる。
また、店舗の商品に対する価格設定とそれが売上にもたらす影響の観点からは、同一の商品に対して複数の価格設定を行い、商品の値ごろ感の異なる複数の顧客セグメントに対して販売することは、店舗の売上を最大化する上で重要である。
これに対して、従来の紙に印刷した値札では、基本的に1つの価格設定しか行うことができず、また値札の価格変更を行うためには、新たに値札を印刷し、商品に貼り付ける必要があるため、多大なコストが発生してしまう点で問題があった。このため、個々の顧客ごとに異なる価格提示を行うことが基本的にはできず、店舗による価格の変更は、在庫処理目的のバーゲンセール時に、一括して固定的に値札を書き換える程度にとどまっていた。また例外的に、熟練した店員が、個々の顧客の情報や取引履歴を記憶することで、得意顧客に対して割引等の価格提示を行っているが、必ずしも正確ではなく、必要以上に安い価格設定を行ってしまう点で問題があった。また、そのような顧客対応は、熟練した店員にしか期待できず、顧客の情報や取引履歴に明るくないアルバイトなどの臨時雇いの店員には期待することができなかった。
また、特許文献1〜4の発明では、電子的に価格表示を行う点でコストを低く抑えることができるが、表示される価格が、商品の在庫状況、予約状況、販売状況のみ基づいているため、顧客との関係構築を図る上で十分な柔軟性を持ち、顧客情報や過去の取引情報に基づいた顧客にとって魅力的な価格を、個々の顧客ごとに提示できているとは言えない点で問題があった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、実店舗における商品の販売において、顧客に提示する商品の価格を、顧客情報や過去の取引情報に基づいて、個々の顧客ごとに柔軟に決定し、決定した価格の提示を、顧客が所持する携帯電話端末に対して行い、かつ価格表示の対象となる商品IDや顧客IDの顧客による入力の手間を省くことに寄与することができる価格表示制御システムを提供することにある。
上記従来の課題を解決するために、請求項1の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項1の本発明によれば、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとするので、過去の同一商品の購入金額合計により表示価格を決めることができる。
請求項2の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価と商品カテゴリコードとを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項2の本発明によれば、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価と商品カテゴリコードとを抽出し、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとするので、過去の同一商品カテゴリの購入金額合計により表示価格を決めることができる。
請求項3の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記商品情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項3の本発明によれば、これから価格を表示される商品の商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとするので、過去の店舗単位での購入金額合計により表示価格を決めることができる。
請求項4の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項4の本発明によれば、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとするので、過去の同一商品の購入数量合計により表示価格を決めることができる。
請求項5の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項5の本発明によれば、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとするので、過去の同一商品カテゴリの購入数量合計により表示価格を決めることができる。
請求項6の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出された数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項6の本発明によれば、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出された数量の合計を価格決定パラメタとするので、過去の店舗単位での購入数量合計により表示価格を決めることができる。
請求項7の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品が購入された時点とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品が購入された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項7の本発明によれば、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品が購入された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとするので、前回購入からの経過時間長により表示価格を決めることができる。
請求項8の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品についての価格の表示を依頼された時点とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品についての価格の表示を依頼された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項8の本発明によれば、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品についての価格の表示を依頼された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとするので、前回来店からの経過時間長により表示価格を決めることができる。
請求項9の本発明は、店舗に陳列されるとともに一括購入される複数の商品を示す複数の商品コードを含む一括購入商品コード情報が記憶される一括購入商品コード情報記憶手段と、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記一括購入商品コード情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む一括購入商品コード情報を検索し、該検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、これから価格を表示される複数の商品の商品コードに含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、前記検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、当該検索されたいずれかの取引情報に含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ所定の2値の他方の値を価格決定パラメタとし、価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項9の本発明によれば、これから価格を表示される商品の商品コードを含む一括購入商品コード情報を検索し、該検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、これから価格を表示される複数の商品の商品コードに含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、前記検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、当該検索されたいずれかの取引情報に含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ所定の2値の他方の値を価格決定パラメタとするので、過去に一括購入された複数商品により表示価格を決めることができる。
請求項10の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項10の本発明によれば、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとするので、過去の同一商品の購入回数合計により表示価格を決めることができる。
請求項11の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項11の本発明によれば、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとするので、過去の同一商品カテゴリの購入回数合計により表示価格を決めることができる。
請求項12の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項12の本発明によれば、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとするので、過去の店舗単位での購入回数合計により表示価格を決めることができる。
請求項13の本発明は、過去に商品の価格を表示された端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段とを備える価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項13の本発明によれば、過去に商品の価格を表示された端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとするので、同一商品の価格参照回数により表示価格を決めることができる。
請求項14の本発明は、前記価格決定手段は、前記取引情報記憶手段を用いずに前記価格決定パラメタを求めることが可能な請求項1ないし13のいずれかに記載の価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項14の本発明では、価格決定手段は、例えば、これから価格を表示される商品の購入金額合計、購入数量合計、購入時期、これから価格を表示される商品が陳列された店舗またはそのエリア、若しくは商品の組み合わせにより表示価格を決めるようにすればよい。
請求項15の本発明は、前記価格決定手段は、これから価格を表示される端末を携行するユーザについての情報である顧客情報に基づいて前記価格決定パラメタを求めることが可能な請求項1ないし14のいずれかに記載の価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項15の本発明によれば、価格決定手段は、これから価格を表示される端末を携行するユーザについての情報である顧客情報に基づいて前記価格決定パラメタを求めることが可能である。顧客情報とは、顧客の特性を表すもので、年齢や世代、性別、居住エリア、生年月日、メールアドレスにおけるドメイン名などを要素にすればよい。
請求項16の本発明は、前記価格決定手段は、予め複数の価格決定パラメタのそれぞれに価格を対応づけた料金表の中の、前記得られた価格決定パラメタに対応する価格を前記表示価格とする請求項1ないし15のいずれかに記載の価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項16の本発明によれば、価格決定手段は、予め複数の価格決定パラメタのそれぞれに価格を対応づけた料金表の中の、前記得られた価格決定パラメタに対応する価格を前記表示価格とするので、料金表を用いて過去の履歴により表示価格を決めることができる。
請求項17の本発明は、前記価格決定手段は、予め複数の価格決定パラメタのそれぞれに比率を対応づけたレート表から、前記得られた価格決定パラメタに対応する比率を抽出し、これから価格を表示される商品の基準売価に対し、当該抽出された比率を乗じ、該乗算結果を前記表示価格とする請求項1ないし16のいずれかに記載の価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項17の本発明によれば、価格決定手段は、予め複数の価格決定パラメタのそれぞれに比率を対応づけたレート表から、前記得られた価格決定パラメタに対応する比率を抽出し、これから価格を表示される商品の基準売価に対し、当該抽出された比率を乗じ、該乗算結果を前記表示価格とするので、レート表を用いて過去の履歴により表示価格を決めることができる。
請求項18の本発明は、商品が陳列された店舗に設けられるとともにバーコードで値札を印刷するバーコード印刷手段を備える店舗端末から、前記価格決定パラメタの算出方式を示す価格決定パラメタ算出方式コードが通知された場合に、当該店舗の店舗コード及び当該商品の商品コードを含む値札情報を前記店舗端末に送信する請求項1ないし17のいずれかに記載の価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項18の本発明によれば、商品が陳列された店舗に設けられるとともにバーコードで値札を印刷するバーコード印刷手段を備える店舗端末から、前記価格決定パラメタの算出方式を示す価格決定パラメタ算出方式コードが通知された場合に、当該店舗の店舗コード及び当該商品の商品コードを含む値札情報を前記店舗端末に送信するので、店舗端末のバーコード印刷手段で値札が印刷され、その値札が読みとられ送信されてきたときに、価格決定パラメタ算出方式コードを用いて過去の履歴により表示価格を決定し、店舗端末やユーザの端末に通知することができる。
請求項19の本発明は、商品が陳列された店舗の店舗コード並びに当該商品の商品コードを含む値札情報をバーコードで印刷されて当該商品につけられた値札からユーザの端末が当該バーコードを読み込みデコードし送信した場合に、当該店舗コード及び商品コードを受信するとともに、当該店舗コード及び商品コードを基に求めた表示価格を当該ユーザの端末に送信して表示させる請求項1ないし18のいずれかに記載の価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項19の本発明によれば、値札からユーザの端末がバーコードを読み込みデコードし送信した場合に、当該店舗コード及び商品コードを受信するとともに、当該店舗コード及び商品コードを基に求めた表示価格を当該ユーザの端末に送信して表示させるので、バーコードを読みとった端末に対し、過去の履歴により求めた表示価格を表示させることができる。
請求項20の本発明は、ユーザの端末に表示された表示価格にて購入する意志が当該端末から通知された場合に当該表示価格を前記店舗端末へ送信する請求項19記載の価格表示制御システムをもって解決手段とする。
請求項20の本発明によれば、ユーザの端末に表示された表示価格にて購入する意志が当該端末から通知された場合に当該表示価格を前記店舗端末へ送信するので、過去の履歴による表示価格を、店舗端末には、購入意志が通知されたときに通知することができ、したがって、購入意志がない場合や誤操作がされた場合などに店舗端末に無用に価格が表示される不都合を防ぐことができる。
請求項21の本発明は、請求項1ないし17のいずれかに記載の価格表示制御システムとともに用いられる店舗端末であって、バーコードを印刷するバーコード印刷手段と、前記価格決定パラメタの算出方式を示す価格決定パラメタ算出方式コードを価格表示制御システムに送信するとともに該価格表示制御システムから送信された店舗コードと商品コードとを含む値札情報を前記バーコード印刷手段により印刷させる手段とを備える店舗端末をもって解決手段とする。
請求項21の本発明は、バーコードを印刷するバーコード印刷手段と、前記価格決定パラメタの算出方式を示す価格決定パラメタ算出方式コードを価格表示制御システムに送信するとともに該価格表示制御システムから送信された店舗コードと商品コードとを含む値札情報を前記バーコード印刷手段により印刷させる手段とを備えるので、価格決定パラメタ算出方式コードを送信することにより店舗コードと商品コードとを含む値札情報を得て、該値札情報をバーコード印刷手段で印刷することができる。
請求項22の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項22の本発明によれば、請求項1の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項23の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価と商品カテゴリコードとを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項23の本発明によれば、請求項2の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項24の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項24の本発明によれば、請求項3の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項25の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項25の本発明によれば、請求項4の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項26の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項26の本発明によれば、請求項5の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項27の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出された数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項27の本発明によれば、請求項6の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項28の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品が購入された時点とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品が購入された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。 請求項28の本発明によれば、請求項7の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項29の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品についての価格の表示を依頼された時点とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品についての価格の表示を依頼された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項29の本発明によれば、請求項8の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項30の本発明は、店舗に陳列されるとともに一括購入される複数の商品を示す複数の商品コードを含む一括購入商品コード情報が一括購入商品コード情報記憶手段に記憶され、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記一括購入商品コード情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む一括購入商品コード情報を検索し、該検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、これから価格を表示される複数の商品の商品コードに含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、前記検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、当該検索されたいずれかの取引情報に含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ所定の2値の他方の値を価格決定パラメタとし、価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項30の本発明によれば、請求項9の本発明と同様の作用効果を奏する。 請求項31の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項31の本発明によれば、請求項10の本発明と同様の作用効果を奏する。
請求項32の本発明は、店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項32の本発明によれば、請求項11の本発明と同様の作用効果を奏する。
請求項33の本発明は、過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項33の本発明によれば、請求項12の本発明と同様の作用効果を奏する。
請求項34の本発明は、過去に商品の価格を表示された端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項34の本発明によれば、請求項13の本発明と同様の作用効果を奏する。
請求項35の本発明は、請求項22ないし34のいずれかの価格表示制御方法を実行させるコンピュータプログラムをもって解決手段とする。
請求項35の本発明によれば、請求項22ないし34のいずれかの価格表示制御方法を実行させるコンピュータプログラムにより流通性を高めることができる。
請求項36の本発明は、請求項22ないし34のいずれかの価格表示制御方法を実行させるコンピュータプログラムが格納された記録媒体をもって解決手段とする。
請求項36の本発明によれば、請求項22ないし34のいずれかの価格表示制御方法を実行させるコンピュータプログラムが格納された記録媒体により流通性を高めることができる。
本発明によれば、実店舗における商品の販売において、顧客に提示する商品の価格を、顧客情報や過去の取引情報に基づいて、個々の顧客ごとに柔軟に決定し、決定した価格の提示を、顧客が所持する携帯電話端末に対して行い、かつ価格表示の対象となる商品IDや顧客IDの顧客による入力の手間を省くことに寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用されたネットワークシステムの構成図である。携帯電話端末1は、商品を購入しようとするユーザ10に携行された電話端末(コンピュータ)である。店舗端末2は、ユーザ10が訪れた店舗20に配備されたコンピュータ端末であり、店舗20に陳列された商品200に付けられるバーコード値札201の印刷等を行うものである。店舗端末2は、店舗20の販売員等である店舗オペレータ210に操作される。価格管理装置3は、店舗20に陳列される商品200の価格等を管理するコンピュータである。店舗端末2及び価格管理装置3はネットワーク6に接続され、携帯電話端末1は、携帯事業者無線中継ゲートウェイ(以下、GW装置という)4を介してネットワーク6に接続される。なお、他の1以上のユーザ10、該ユーザに携行される携帯電話端末1、他の1以上の店舗20、該店舗に配備された店舗端末2については図示省略している。
図2は、携帯電話端末1の構成図である。携帯電話端末1は、カメラ11と、キーボードやマウス等である入力装置12と、CRTディスプレイ装置等である表示装置13と、コンピュータプログラム等により構成されるデータ処理装置14と、固定磁気ディスク装置等の記憶装置15と、GW装置4と通信する無線ネットワーク通信装置16と、店舗端末2と通信するローカル通信制御装置17とを備える。
データ処理装置14は、カメラ11で読みとられたバーコード値札201を解析するバーコード解析部141と、HTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたファイルであるHTML情報の解釈等を行うWeb情報利用手段142とを備える。Web情報利用手段142はブラウザとアプリケーションプログラムにより構成される。
記憶装置15は、携帯電話端末1の識別情報である携帯端末ID1001が記憶された携帯端末ID記憶部151と、受信された情報が記憶される受信情報記憶部152と、価格管理装置3のアドレスが記憶されたアドレス記憶部153とを備える。携帯端末ID1001は携帯電話端末1の本体に印刷されている。また携帯端末ID1001や本実施の形態における他の種類のIDは他のIDとと重複しないもの、すなわち付与対象に固有のものである。
図3は、店舗端末2の構成図である。店舗端末2は、バーコード印刷装置21(バーコード印刷手段)と、キーボードやマウス等である入力装置22と、CRTディスプレイ装置等である表示装置23と、コンピュータプログラム等により構成されるデータ処理装置24と、固定磁気ディスク装置等の記憶装置25と、ネットワーク6と通信するネットワーク通信装置26と、携帯電話端末1と通信するローカル通信制御装置27とを備える。
データ処理装置24は、バーコード印刷装置21に値札情報等のデータを送信するバーコード作成手段241と、HTML情報の解釈等を行うWeb情報利用手段242と、電子メールの作成、送受信及び表示制御等を行うメール情報利用手段243と、携帯電話端末1のユーザの認証を行うユーザローカル認証手段244とを備える。
記憶装置25は、価格管理装置3から送信される値札情報が記憶される値札情報記憶部251と、携帯電話端末1から送信される購入登録完了情報が記憶されるユーザローカル認証情報記憶部252とを備える。
図4は、価格管理装置3の構成図である。価格管理装置3は、いわゆるウェブサーバであり、店舗に陳列される商品の価格管理を事業とする事業者等により運営される。価格管理装置3は、ネットワーク6と通信するネットワーク通信制御装置31と、コンピュータプログラム等により構成されるデータ処理装置32と、固定磁気ディスク装置等の記憶装置33とを備える。
データ処理装置32は、httpリクエストやHTML情報を含むhttpレスポンスをhttpプロトコルにより送受信するWeb情報提供制御手段3201と、電子メールの格納及び提供を行うメール情報提供制御手段3202と、店舗名等を含む店舗情報を管理する店舗情報管理手段3203と、ユーザの氏名等を含む顧客情報を管理する顧客情報管理手段3204と、商品名等を含む商品情報を管理する商品情報管理手段3205と、店舗端末2から送信される、価格決定の要素であるプライスプランコード等を含むプライスプラン情報を管理するプライスプラン管理手段3206と、携帯電話端末1の認証を行う携帯端末認証手段3207と、ユーザ認証を行うユーザ認証手段3208と、商品の表示価格を決定する価格決定手段3209と、商品が売買(取引)されたときの管理を行う販売情報管理手段3210と、商品の売買が完了したときの管理を行う販売完了情報管理手段3211とを備える。店舗情報管理手段3203から販売完了情報管理手段3211までは、各手段に対応するCGI(Common Gateway Interface)プログラムにより構成されている。
記憶装置33は、店舗情報が記憶される店舗情報記憶部331と、顧客情報が記憶される顧客情報記憶部332と、商品情報が記憶される商品情報記憶部333(商品情報記憶手段)と、プライスプラン情報が記憶されるプライスプラン記憶部334と、一括購入される複数の商品の各商品コードを含むバンドル商品指定情報(一括購入商品コード情報)が記憶されるバンドル商品指定情報記憶部335(一括購入商品コード情報記憶手段)と、商品の売買取引に関わる情報である取引情報が記憶される取引情報記憶部336(取引情報記憶手段)とを備える。
なお、これら記憶部に新たに情報を格納するときは、価格管理装置3に備わったメモリ上で情報を生成してから格納し、また、これら記憶部に記憶された情報を更新するときは一旦メモリ上に読み出して変更してから当該記憶部に格納することになるが、かかる点についての説明は便宜上省くことにする。
図5は、GW装置4の構成図である。GW装置4は、通信パケットの中継を行う中継手段411を含むデータ処理装置41と、携帯電話端末1と通信する無線ネットワーク通信装置42と、ネットワーク6と通信するネットワーク通信制御装置43とを備える。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
本実施の形態にあっては、店舗情報が価格管理装置3に記憶(登録)される店舗登録段階、商品情報が価格管理装置3に登録される商品登録段階、バーコードの印刷が行われるバーコード印刷段階、顧客情報が価格管理装置3に登録される顧客登録段階、商品が選択されて価格が携帯電話端末1へ表示される商品選択価格表示段階、購入意志が価格管理装置3へ登録され店舗端末2へ通知される商品購入登録段階の6段階が実行される。
[店舗登録段階]
図6は、店舗登録段階のフローチャートである。
店舗オペレータ210が店舗端末2の入力装置22に所定のURIを入力することで店舗登録のリクエストを受信した価格管理装置3は、店舗情報登録用のHTML情報である店舗登録用HTML情報31001を、ネットワーク6を介して、店舗端末2に送信する(ステップS1)。
図7は、店舗情報の構成図である。店舗情報2000は、店舗を示すコードである店舗コード2001と、店舗に割り当てられた電子メールアドレスである店舗メールアドレス2002と、店舗を含む地域に割り当てられた郵便番号である店舗郵便番号2003と、店舗の名称である店舗名2004とを備える。
図8は、店舗登録用HTML情報31001を例示した図である。
店舗登録用HTML情報31001には、店舗情報の入力を促す文字情報と、POSTメソッドに含まれるURI「http://価格管理装置3のアドレス/店舗情報管理手段3203のCGI名」、店舗コード2001、店舗メールアドレス2002、店舗郵便番号2003及びこれらを入力させるための文字情報「店舗コード」、「店舗メールアドレス」及び「店舗郵便番号」等と、店舗情報2000を登録する登録ボタンを表示させる情報などが含まれる。
店舗端末2のネットワーク通信装置26は、店舗登録用HTML情報31001をWeb情報利用手段242に与える。Web情報利用手段242は、店舗登録用HTML情報31001を表示装置23に表示させる。
図9は、表示された店舗登録用HTML情報31001を例示した図である。
表示装置23には、店舗情報の入力を促す文字情報、店舗情報2000を構成する店舗コード2001、店舗メールアドレス2002、店舗郵便番号2003及びこれらを入力させるための文字情報「店舗コード」等と、これらが入力される入力ボックスと、登録ボタンとが表示される。
店舗オペレータ210は入力装置22を操作して、各入力ボックスに、店舗情報2000の構成要素を入力し登録ボタンを押すと、店舗情報2000がWeb情報利用手段242に入力される。
図6に戻り、Web情報利用手段242は、店舗登録用HTML情報31001のPOSTメソッドに含まれるURIと店舗情報2000とを含むhttpリクエスト31002をネットワーク通信装置26を介してネットワーク6に送出すると、ネットワーク6はhttpリクエスト31002を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31に送信する(ステップS3)。
ネットワーク通信制御装置31はhttpリクエスト31002をWeb情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト31002に含まれるURIにCGI名を記述された手段、すなわち店舗情報管理手段3203に対し、httpリクエスト31002に含まれる店舗情報2000を与える。店舗情報管理手段3203は、店舗情報2000を店舗情報記憶部331に記憶させる。
店舗情報管理手段3203は、店舗情報の登録が完了したことを示す情報と、記憶された店舗情報2000と、該店舗情報2000を構成する各情報に対応する文字情報(「店舗コード」等)とを含む店舗登録完了HTML情報31003を生成し、Web情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、店舗登録完了HTML情報31003を、ネットワーク通信制御装置31を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は店舗登録完了HTML情報31003を店舗端末2のネットワーク通信装置26に送信する(ステップS5)。
店舗端末2のネットワーク通信装置26は、店舗登録完了HTML情報31003をWeb情報利用手段242に与える。Web情報利用手段242は、店舗登録完了HTML情報31003を表示装置23に表示させる。
図10は、表示された店舗登録完了HTML情報31003を例示した図である。
表示装置23には、店舗情報の登録が完了したことを示す情報並びに、店舗情報2000を構成する店舗コード2001、店舗メールアドレス2002、店舗郵便番号2003及び店舗名2004並びに、これらに対応する文字情報が表示される。かかる表示により店舗オペレータ210は、店舗20についての店舗情報2000が登録されたことを知ることができる。
なお、他の店舗20についてもかかる処理が行われることにより、店舗情報記憶部331には店舗20や他の店舗20についての店舗情報2000が記憶される。また、店舗オペレータ210が店舗端末2を用いて店舗情報2000を登録するのでなく、価格管理装置3を運営する事業者のオペレータが価格管理装置3に対して直接、店舗情報2000を登録してもよい。
[商品登録段階]
図11は、商品登録段階のフローチャートである。
店舗オペレータ210が店舗端末2の入力装置22に所定のURIを入力することで商品登録のリクエストを受信した価格管理装置3は、商品情報等登録用のHTML情報である商品登録用HTML情報32001を、ネットワーク6を介して、店舗端末2に送信する(ステップS21)。
図12は、商品情報、プライスプラン情報及びバンドル商品指定情報の構成図である。
商品情報2100は、商品を示すコードである商品コード2101と、商品の名称である商品名2102と、商品の属するカテゴリを示すコードである商品カテゴリコード2103と、商品の基準単価である基準売価2104と、プライスプランコード2105とを含む。
プライスプラン情報2300は、プライスプランコード2105による検索時に照合されるプライスプランコード2301と、価格決定パラメタの算出方式を示すコードである価格決定パラメタ算出方式コード2302と、料金表に基づいて価格を決定することとレートに基づいて価格を決定することのいずれかを示す料金計算方式フラグ2303と、料金計算方式フラグ2303が料金表に基づいて価格を決定することを示している場合は料金表である一方、料金計算方式フラグ2303がレートに基づいて価格を決定することを示している場合はレート表であるレート/料金表コード2304とを含む。
バンドル商品指定情報2400は、商品コード2101をバンドル商品コード2401として1以上を含む。
図13は、商品登録用HTML情報32001を例示した図である。
商品登録用HTML情報32001には、商品情報2100の入力を促す文字情報並びに、POSTメソッドに含まれるURI「http://価格管理装置3のアドレス/商品情報管理手段3205のCGI名」が含まれる。また、店舗情報2000を構成する商品コード2101、商品名2102、商品カテゴリコード2103、基準売価2104、プライスプランコード2105並びに、プライスプラン情報2300を構成するプライスプランコード2301、価格決定パラメタ算出方式コード2302、料金計算方式フラグ2303、レート/料金表コード2304並びに、バンドル商品指定情報2400を構成する1以上のバンドル商品コード2401を入力させるための文字情報「商品コード」、「商品名」、「商品カテゴリコード」、「基準売価」、「プライスプランコード」、「プライスプランコード」、「価格決定パラメタ算出方式コード」、「料金計算方式フラグ」、「レート/料金表コード」及び「商品コード(1)」等と、登録ボタンを表示させる情報などが含まれる。
店舗端末2のネットワーク通信装置26は、商品登録用HTML情報32001をWeb情報利用手段242に与える。Web情報利用手段242は、商品登録用HTML情報32001を表示装置23に表示させる。
図14は、表示された商品登録用HTML情報32001を例示した図である。
表示装置23には、商品情報2100等の入力を促す文字情報並びに、商品コード2101、商品名2102、商品カテゴリコード2103、基準売価2104、プライスプランコード2105、プライスプランコード2301、価格決定パラメタ算出方式コード2302、料金計算方式フラグ2303、レート/料金表コード2304、1以上のバンドル商品コード2401が入力される入力ボックスと、文字情報「商品コード」、「商品名」、「商品カテゴリコード」、「基準売価」、「プライスプランコード」、「プライスプランコード」、「価格決定パラメタ算出方式コード」、「料金計算方式フラグ」、「レート/料金表コード」及び「商品コード(1)」等と、登録ボタンとが表示される。
店舗オペレータ210は入力装置22を操作して、各入力ボックスに情報を入力し登録ボタンを押すと、入力された情報により構成された商品情報2100、プライスプラン情報2300及びバンドル商品指定情報2400がWeb情報利用手段242に入力される。
なお、店舗オペレータ210によりプライスプラン情報2300のプライスプランコード2301は、商品情報2100のプライスプランコード2105と同一にされる。また、バンドル商品指定情報2400のバンドル商品コード2401の1つは商品コード2101と同一にされる。プライスプラン情報2300やバンドル商品指定情報2400は予め価格管理装置3に記憶されていれば入力不要である。
図11に戻り、Web情報利用手段242は、商品登録用HTML情報32001のPOSTメソッドに含まれるURI、商品情報2100、プライスプラン情報2300及びバンドル商品指定情報2400を含むhttpリクエスト32002をネットワーク通信装置26を介してネットワーク6に送出すると、ネットワーク6はhttpリクエスト32002を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31に送信する(ステップS23)。
ネットワーク通信制御装置31はhttpリクエスト32002をWeb情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト32002に含まれるURIにCGI名を記述された手段、すなわち商品情報管理手段3205に対し、httpリクエスト32002に含まれる商品情報2100、プライスプラン情報2300及びバンドル商品指定情報2400を与える。商品情報管理手段3205は、商品情報2100を商品情報記憶部333に、プライスプラン情報2300をプライスプラン記憶部334に、バンドル商品指定情報2400をバンドル商品指定情報記憶部335にそれぞれ記憶させる。
次に、商品情報管理手段3205は、値札情報2200として、URI「http://価格管理装置3のアドレス/携帯端末認証手段3207のCGI名?店舗コード=店舗コード2001&商品コード=商品コード2101」を生成する(ステップS25)。
さらに、商品情報管理手段3205は、商品情報2100が登録されたことを示す情報並びに、POSTメソッドに含まれるURIに含まれる値札情報2200並びに、記憶された商品情報2100、プライスプラン情報2300及びバンドル商品指定情報2400並びに、該各情報に対応する文字情報「商品情報」、「プライスプラン情報」及び「バンドル商品指定情報」並びに、該各情報を構成する各情報に対応する文字情報「商品コード」、「商品名」、「商品カテゴリコード」、「基準売価」、「プライスプランコード」、「プライスプランコード」、「料金計算方式フラグ」、「レート/料金表コード」、「商品コード(1)」等を含む商品登録完了HTML情報32003を生成し、Web情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、商品登録完了HTML情報32003を、ネットワーク通信制御装置31を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は商品登録完了HTML情報32003を店舗端末2のネットワーク通信装置26に送信する(ステップS27)。
店舗端末2のネットワーク通信装置26は、商品登録完了HTML情報32003をWeb情報利用手段242に与える。Web情報利用手段242は、商品登録完了HTML情報32003を表示装置23に表示させる。
図15は、表示された商品登録完了HTML情報32003を例示した図である。
表示装置23には、商品情報2100が登録されたことを示す情報及び値札情報2200並びに、商品情報2100、プライスプラン情報2300及びバンドル商品指定情報2400のそれぞれに対応する文字情報「商品情報」、「プライスプラン情報」及び「バンドル商品指定情報」並びに、商品情報2100、プライスプラン情報2300、バンドル商品指定情報2400のそれぞれを構成する情報並びに、該各情報に対応する文字情報「商品コード」、「商品名」、「商品カテゴリコード」、「基準売価」、「プライスプランコード」、「プライスプランコード」、「料金計算方式フラグ」、「レート/料金表コード」、「商品コード(1)」等の文字情報が表示される。かかる表示により店舗オペレータ210は、商品200が登録されたことを知ることができる。
店舗オペレータ210が入力装置22に所定の操作を行うと、Web情報利用手段242は、商品登録完了HTML情報32003を値札情報記憶部251に記憶させる。
かかる処理が、店舗20や他の店舗20に陳列された複数の商品200について行われることで、価格管理装置3の店舗情報記憶部331には当該複数の商品についての商品情報2100が記憶される。
また、店舗20や他の店舗20の店舗端末2の値札情報記憶部251には、店舗20や他の店舗20に陳列された複数の商品200についての商品登録完了HTML情報32003が記憶される。
[バーコード印刷段階]
店舗オペレータ210が入力装置22に所定の操作を行うと、入力装置22がバーコード作成手段241に印刷要求を行う。バーコード作成手段241は、値札情報記憶部251から商品登録完了HTML情報32003を読み出し、該商品登録完了HTML情報32003から値札情報2200を抽出し、該値札情報2200をバーコード印刷装置21に与える。バーコード印刷装置21は、値札情報2200をバーコード値札201に印刷する。
図16は、印刷されたバーコード値札201を例示した図である。
図16は、特に、値札情報2200である「http://www.asp.co.jp/121.cgi?sid=0123&pid=3210」をQRコード(2次元バーコードの1種)で印刷した場合を示す。なお、1次元バーコードなどの他の形式のバーコードを印刷しても勿論よい。
[顧客登録段階]
図17は、顧客登録段階のフローチャートである。
ユーザ10が携帯電話端末1の入力装置12に所定の操作を入力すると、Web情報利用手段142は、アドレス記憶部153から価格管理装置3のアドレスを読み出し、該アドレスにより、価格管理装置3に顧客登録のリクエストを送信する。これを受信した価格管理装置3は、顧客情報登録用のHTML情報である顧客登録用HTML情報33001を、ネットワーク6及びGW装置4を介して、携帯電話端末1に送信する(ステップS31)。
図18は、顧客情報の構成図である。
顧客情報1000は、携帯電話端末1の識別情報である携帯端末ID1001と、ユーザ10の識別情報であるユーザID1002と、ユーザ10以外には秘匿化されるパスワード1003と、ユーザ10の氏名を示す氏名1004と、ユーザ10の現住所を含む地域に割り当てられた郵便番号を示す郵便番号1005と、ユーザ10の現住所を示す現住所1006と、ユーザ10の現住所に敷設された電話回線に割り当てられた電話番号示す電話番号1007と、携帯電話端末1に割り当てられた無線電話回線の電話番号を示す携帯電話番号1008と、携帯電話端末1に割り当てられた電子メールアドレスを示すメールアドレス1009と、ユーザ10の生年月日を示す生年月日1010と、ユーザ10の性別を示す性別1011とを含む。
図19は、顧客登録用HTML情報33001を例示した図である。
顧客登録用HTML情報33001には、顧客情報1000の入力を促す文字情報と、例えば、utnタグが用いられたPOSTメソッドに含まれるURI「http://価格管理装置3のアドレス/顧客情報管理手段3204のCGI名」と、顧客情報1000から携帯端末ID1001を除いた残りの情報を入力させるための文字情報「ユーザID」、「パスワード」、「氏名」、「郵便番号」、「現住所」、「電話番号」、「携帯電話番号」、「メールアドレス」、「生年月日」、「性別」と、携帯端末ID1001を除いた残りの情報を送信する送信ボタンを表示させる情報などが含まれる。
携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16は、顧客登録用HTML情報33001をWeb情報利用手段142に与える。Web情報利用手段142は、顧客登録用HTML情報33001を表示装置13に表示させる。
図20は、表示された顧客登録用HTML情報33001を例示した図である。
表示装置13には、顧客情報1000から携帯端末ID1001を除いた残りの情報を登録させるための文字情報と、これらが入力される入力ボックスと、送信ボタンが表示される。
ユーザ10は入力装置12を操作して、各入力ボックスに、携帯端末ID1001を除いた残りの情報を入力し送信ボタンを押すと、携帯端末ID1001を除いた残りの情報がWeb情報利用手段142に入力される。
図21は、携帯端末ID1001の送信可否問い合わせを例示した図である。 Web情報利用手段142は表示装置13に、文字情報「携帯端末IDを送信しますか?」と、「はい」と表記された送信ボタンと、「いいえ」と表記された中止ボタンとを表示させる。
ユーザ10により、中止ボタンが押されると顧客登録段階が中止されので、携帯端末IDを送信したくないユーザ10はここで処理を中止できる。
一方、携帯端末IDを送信してもよい場合に送信ボタンが押されると、Web情報利用手段142は、携帯端末ID記憶部151から携帯端末ID1001を読み出し、該携帯端末ID1001と入力された情報とにより顧客情報1000を完成させる。
図17に戻り、Web情報利用手段142は、顧客登録用HTML情報33001のPOSTメソッドに含まれるURIと完成された顧客情報1000とを含むhttpリクエスト33002を無線ネットワーク通信装置16とGW装置4とを介してネットワーク6に送出すると、ネットワーク6はhttpリクエスト33002を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31に送信する(ステップS33)。
なお、ユーザ10により、顧客情報1000を更新する要求が価格管理装置3に対しなされると、同様の処理により、携帯電話端末1は価格管理装置3から送信される顧客情報1000を表示させ、ユーザ10により変更された顧客情報1000を含むhttpリクエスト33002を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31を送信する。
ネットワーク通信制御装置31はhttpリクエスト33002をWeb情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト33002に含まれるURIにCGI名を記述された手段、すなわち顧客情報管理手段3204に対し、httpリクエスト33002に含まれる顧客情報1000を与える。また、Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト33002に含まれる顧客情報1000からユーザID1002とパスワード1003を抽出してユーザ認証手段3208に与える。
ユーザ認証手段3208は、与えられた顧客情報1000のユーザID1002を含む顧客情報1000が顧客情報記憶部332に記憶されているか否かを判定すると判定結果を顧客情報管理手段3204に通知し、該判定結果により顧客情報管理手段3204は処理を異ならせる。
<ユーザIDの一致する顧客情報1000がない場合(新規登録)>
与えられた顧客情報1000のユーザID1002を含む顧客情報1000が顧客情報記憶部332に記憶されてない場合は、顧客情報管理手段3204は、与えられた顧客情報1000を顧客情報記憶部332に新たに記憶させる。
<ユーザIDの一致する顧客情報1000がありかつパスワードが一致する場合>
与えられた顧客情報1000のユーザID1002とパスワード1003を含む顧客情報1000が顧客情報記憶部332に記憶されている場合は、顧客情報管理手段3204は、記憶されている顧客情報1000を、与えられた顧客情報1000で更新する。具体的には、記憶されている顧客情報1000と与えられた顧客情報1000との比較を行い、異なっている項目についてのみ、与えられた顧客情報1000で記憶されている顧客情報1000を上書きする。
いずれにしても、顧客情報1000が新たに記憶された場合または更新された場合は、顧客情報管理手段3204は、顧客情報1000が登録されたことを示す文字情報と、記憶または更新された顧客情報1000と、該顧客情報1000を構成する各情報に対応する文字情報とを含む顧客登録完了HTML情報33003を生成し、Web情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、顧客登録完了HTML情報33003を、ネットワーク通信制御装置31を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は顧客登録完了HTML情報33003を、GW装置4を介して携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16に送信する(ステップS35)。
携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16は、顧客登録完了HTML情報33003をWeb情報利用手段142に与える。Web情報利用手段142は、顧客登録完了HTML情報33003を表示装置13に表示させる。
図22は、表示された顧客登録完了HTML情報33003を例示した図である。
表示装置13には、顧客情報1000が登録されたことを示す文字情報と、顧客情報1000と、該顧客情報1000を構成する各情報に対応する文字情報が表示される。かかる表示によりユーザ10は、顧客情報1000が新たに登録されたこと、あるいは顧客情報1000が更新されたことを知ることができる。
<ユーザIDの一致する顧客情報1000がありかつパスワードが一致しない場合>
与えられた顧客情報1000のユーザID1002を含む顧客情報1000が顧客情報記憶部332に記憶されているが、与えられた顧客情報1000のパスワード1003を含む顧客情報1000が商品情報記憶部333に記憶されていない場合は、顧客情報管理手段3204は、顧客情報1000の登録が却下されたことを示す文字情報を含む顧客登録却下HTML情報33004を生成し、Web情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、顧客登録却下HTML情報33004を、ネットワーク通信制御装置31を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は顧客登録却下HTML情報33004を、GW装置4を介して携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16に送信する(ステップS35)。
携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16は、顧客登録却下HTML情報33004をWeb情報利用手段142に与える。Web情報利用手段142は、顧客登録却下HTML情報33004を表示装置13に表示させる。
図23は、表示された顧客登録却下HTML情報33004を例示した図である。
表示装置13には、顧客情報1000の登録が却下されたことを示す文字情報が表示される。かかる表示によりユーザ10は、顧客情報1000の登録が却下されたことを知ることができる。
かかる処理が、他のユーザ10についても行われることで、価格管理装置3の顧客情報記憶部332には当該ユーザ10や他のユーザ10についての複数の顧客情報1000が記憶される。
[商品選択価格表示段階]
図24は、商品選択価格表示段階のフローチャートである。
ユーザ10により、まとめ購入を希望される1以上の商品200に付けられたバーコード値札201に対し、携帯電話端末1のカメラ11が向けられて入力装置12に所定の操作がなされる。以下、このようにまとめて購入される1以上の商品200のそれぞれに対応する情報が処理されるが、当該情報には(*)を後述させることにより、まとめ購入における1以上の情報であることを示す。
カメラ11はバーコード値札201のバーコードを画像のまま読み取って当該画像をバーコード解析部141に送信し、バーコード解析部141は画像を解析(デコード)して値札情報2200(*)を得る(ステップS41)。
Web情報利用手段142は、値札情報2200(*)を含むhttpリクエスト4000(*)を生成し、無線ネットワーク通信装置16及びGW装置4を介してネットワーク6に送出すると、ネットワーク6はhttpリクエスト4000(*)を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31に送信する(ステップS43)。
価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31は、httpリクエスト4000(*)をWeb情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト4000(*)に含まれる値札情報2200(*)であるURIにCGI名を記述された手段、すなわち携帯端末認証手段3207に対し、値札情報2200(*)を与える。
携帯端末認証手段3207は、値札情報2200(*)に含まれる商品コード2101(*)を含む商品情報2100(*)を商品情報記憶部333から検索し、検索された商品情報2100(*)に含まれる商品名2102(*)を抽出する。続いて携帯端末認証手段3207は、端末ID取得HTML情報34001を生成する。
図25は、端末ID取得HTML情報34001を例示した図である。
端末ID取得HTML情報34001には、例えば、utnタグが用いられたPOSTメソッドに含まれるURI「http://価格管理装置3のアドレス/価格決定手段3209のCGI名」と、値札情報2200(*)に含まれる店舗コード2001(*:共通)と、値札情報2200に含まれる商品コード2101(*)と、検索された商品名2102(*)と、商品ごとのトランザクションID4103(*)と、商品コード2101(*)等に対応する文字情報「商品コード」等と、購入予定数量の入力を促す文字情報、入力された購入予定数量を送信する送信ボタンを表示させる情報とが含まれる。
なお、トランザクションID4103(*)に対し、店舗コード2001、商品コード2101(*)、商品名2102(*)、商品コード2101(*)及びこれらに対応する文字情報が対応することを記憶装置33に記憶させるとともに端末ID取得HTML情報34001にはトランザクションID4103(*)とこれに対応する文字情報のみを含ませれば、後述するhttpリクエスト34002に含まれて当該端末ID取得HTML情報34001に含ませたトランザクションID4103(*)が返却されたときに記憶装置33に記憶させた店舗コード2001、商品コード2101(*)、商品名2102(*)、商品コード2101(*)を読み出せるので、かかる処理を行ってもよい。
また、商品コード2101(*)等に対応する文字情報「商品コード」等は、予め値札情報2200(*)に含ませておいてもよい。
図24に戻り、携帯端末認証手段3207は、生成した端末ID取得HTML情報34001をWeb情報提供制御手段3201に与え、Web情報提供制御手段3201は、端末ID取得HTML情報34001を、ネットワーク通信制御装置31とGW装置4を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は端末ID取得HTML情報34001を携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16に送信する(ステップS45)。
携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16は、端末ID取得HTML情報34001をWeb情報利用手段142に与える。Web情報利用手段142は、端末ID取得HTML情報34001を表示装置13に表示させる。
図26は、表示された端末ID取得HTML情報34001を例示した図である。
表示装置13には、商品コード、商品名、商品コード等に対応する文字情報「商品コード」等、購入予定数量の入力を促す文字情報、並びに入力された購入予定数量を送信する送信ボタンが表示される。
ユーザ10は入力装置12を操作して、購入予定数量を入力し送信ボタンを押すと、購入予定数量がWeb情報利用手段142に入力される。
Web情報利用手段142は、携帯端末ID記憶部151から携帯端末ID1001を読み出す。そして、端末ID取得HTML情報34001のPOSTメソッドに含まれるURIと、店舗コード2001に等しい店舗コード4101と、商品コード2101(*)に等しい商品コード4102(*)と、トランザクションID4103(*)と、読み出した携帯端末ID1001に等しい携帯端末ID4104と、入力された購入予定数量に等しい購入予定数量4105とを含むhttpリクエスト34002を生成し、無線ネットワーク通信装置16とGW装置4とを介してネットワーク6に送出すると、ネットワーク6はhttpリクエスト34002を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31に送信する(ステップS47)。
ネットワーク通信制御装置31はhttpリクエスト34002をWeb情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト34002に含まれるURIにCGI名を記述された手段、すなわち価格決定手段3209に対し、httpリクエスト34002に含まれる店舗コード4101、商品コード4102(*)、トランザクションID4103(*)、携帯端末ID4104及び購入予定数量4105を与える。
価格決定手段3209は、取引情報記憶部336において1つの取引情報を特定する。
図27は、取引情報の構成図である。
取引情報3360は、取引の相手であるユーザの携帯端末IDである携帯端末ID336001と、ユーザのユーザIDであるユーザID336002と、取引を示すトランザクションID336003(*)と、取引が行われる店舗の店舗コード336004と、購買される商品の商品コード336005(*)と、購買される商品の属する商品カテゴリコード336005A(*)と、購買される数量である数量336006(*)と、商品の価格表示を依頼された年月日と曜日と時刻とを示す価格表示依頼年月日曜日時刻336007と、ユーザの携帯電話端末に表示される価格である表示価格336008(*)と、表示価格336008(*)の合計である購入セッション合計金額336009と、購入の要否を示す購入要否フラグ336010と、購入要否フラグ336010を保存した年月日と曜日と時刻とを示す購入要否フラグ保存年月日曜日時刻336011と、購入が完了した年月日と曜日と時刻とを示す購入完了年月日曜日時刻336012とを含む。
購入要否フラグ336010は、ユーザが購入を希望する場合は「01」に、希望しない場合は「02」に設定される。
価格決定手段3209は、店舗コード4101及び携帯端末ID4104を含みかつ、購入要否フラグ336010と購入要否フラグ保存年月日曜日時刻336011とが設定されていない(Null)取引情報3360を検索する。
さらに、価格決定手段3209は、同一の取引情報3360が重複して記憶されるのを防ぐため、検索された取引情報3360の中から、商品コード4102(*)を含むものを検索する。
該当する取引情報3360が検索できた場合は、取引情報3360の数量336006(*)に購入予定数量4105(*)を、購入要否フラグ保存年月日曜日時刻336011に現在の年月日と曜日と時刻を示す情報をそれぞれ内部タイマーにより設定する。
一方、該当する取引情報3360が検索できなかった場合は、携帯端末ID336001として携帯端末ID4104を、トランザクションID336003(*)としてトランザクションID4103(*)と、店舗コード336004として店舗コード4101を、商品コード336005(*)として商品コード4102(*)を、商品カテゴリコード336005A(*)として商品コード4102(*)から検索した商品カテゴリコード2103(*)を、数量336006(*)として購入予定数量4105(*)を、価格表示依頼年月日曜日時刻336007として現在の年月日と曜日と時刻を示す情報をそれぞれ含む取引情報3360を生成する。なお、他の項目にはNullである。
このようにして検索あるいは検索及び生成などにより1つの取引情報3360が特定される。
次に、価格決定手段3209は、価格決定パラメタ41060(*)を算出する(ステップS49)。
先ず、商品情報記憶部333から、商品コード336005(*)を含む商品情報2100(*)を検索する。プライスプラン記憶部334から、検索された商品情報2100(*)に含まれたプライスプランコード2105を含むプライスプラン情報2300を検索し、検索されたプライスプラン情報2300に含まれる価格決定パラメタ算出方式コード2302(*)を取得する。
次に、価格決定パラメタ算出方式コード2302(*)に対応する価格決定パラメタ41060(*)を算出する。
ここで、価格決定パラメタ算出方式コード2302について説明する。
図28は、価格決定パラメタ算出方式コード2302の説明図である。
価格決定パラメタ算出方式コード2302は6桁の数字で構成される。
[今回の購入内容に基づいた価格決定]
価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が01の場合は今回の購入内容に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、3,4桁目が01の場合は購入金額に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、5,6桁目が01の場合は同一商品の購入金額合計に基づいた価格決定を行うことを示し、02の場合は同一カテゴリの購入金額合計に基づいた価格決定を行うことを示し、03の場合は店舗単位での購入金額合計に基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2,3,4桁目が「0101」の場合は、価格決定手段3209は、以下のように価格決定パラメタ41060(*)を算出する。
なお、価格決定パラメタ41060(*)、すなわち1回の購入に含まれる一の商品についての価格決定パラメタ41060ついて説明するが、価格決定手段3209は各商品について価格決定パラメタ41060の算出を行うことで価格決定パラメタ41060(*)が求まる。価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2,3,4桁目が「0101」以外の場合や価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が「01」以外の場合でも同様である。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010101」の場合は、価格決定手段3209は、商品情報記憶部333から今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、検索された商品情報2100の基準売価2104に数量336006を乗じたものを価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010102」の場合は、価格決定手段3209は、商品情報記憶部333から、今回の商品カテゴリコード336005Aを含む商品情報2100を1以上検索し、検索された各商品情報2100の基準売価2104に数量336006を乗じ、該乗算結果の合計を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010103」の場合は、価格決定手段3209は、商品情報記憶部333から今回の商品コード336005(*)を含む商品情報2100(*)を検索し、検索された各商品情報2100の基準売価2104(*)に数量336006(*)を乗じ、該乗算結果の合計を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が01の場合は今回の購入内容に基づいた価格決定を行うことを示すことは前述した。その場合において、3,4桁目が02の場合は購入数量に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、5,6桁目が01の場合は同一商品の購入数量合計に基づいた価格決定を行うことを示し、02の場合は同一カテゴリの購入数量合計に基づいた価格決定を行うことを示し、03の場合は店舗単位での購入数量合計に基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010201」の場合は、今回の数量336006を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010202」の場合は、今回の数量336006(*)の中から、対応する商品カテゴリコード336005Aが同一であるものを抽出し、該抽出した数量336006の合計を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010203」の場合は、今回の数量336006(*)の合計を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が01の場合において、3,4桁目が03の場合は購入時期に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合においては、5,6桁目が04であり、その場合は指定された期間に応じた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010304」の場合は、価格決定手段3209は、今回の価格表示依頼年月日曜日時刻336007を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が01の場合において、3,4桁目が04の場合は地理的特性に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、5,6桁目が05の場合は商品が購入される店舗に基づいた価格決定を行うことを示し、06の場合は店舗が含まれるエリアに基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010405」の場合は、価格決定手段3209は、今回の店舗コード336004を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010405」の場合は、価格決定手段3209は、店舗情報記憶部331から、今回の店舗コード336004を含む店舗情報2000を検索し、該検索された店舗情報2000に含まれる店舗郵便番号2003を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が01の場合において、3,4桁目が05の場合はバンドルされた商品に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合においては、5,6桁目が07であり、その場合は商品の組み合わせに応じた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「010507」の場合は、価格決定手段3209は、バンドル商品指定情報記憶部335から、今回の商品コード336005を含むバンドル商品指定情報2400を検索し、該検索された各バンドル商品指定情報2400を構成するバンドル商品コード2401の全てが取引情報3360に含まれていれば、価格決定パラメタ41060を「1」とし、一方、含まれていなければ「0」とする。
[過去の履歴に基づいた価格決定]
価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が02の場合は過去の履歴に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、3,4桁目が01の場合は購入金額に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、5,6桁目が01の場合は同一商品の購入金額合計に基づいた価格決定を行うことを示し、02の場合は同一カテゴリの購入金額合計に基づいた価格決定を行うことを示し、03の場合は店舗単位での購入金額合計に基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020101」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、商品情報記憶部333から、今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、該検索された商品情報から基準売価2104を抽出する。また、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004並びに今回の商品コード336005を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない1以上の取引情報3360を検索し、該検索された各取引情報から数量336006を抽出する。そして、抽出された基準売価に対し、抽出された各数量336006を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020102」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、商品情報記憶部333から、今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、該検索された商品情報から基準売価2104と商品カテゴリコード2103とを抽出する。また、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001及び店舗コード336004並びに、抽出した商品カテゴリコード2103を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない1以上の取引情報3360を検索し、該検索された各取引情報から数量336006を抽出する。そして、抽出された基準売価2104に対し、抽出された各数量336006を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020103」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、商品情報記憶部333から、今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、該検索された商品情報から基準売価2104を抽出する。また、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001及び今回の店舗コード336004を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない1以上の取引情報3360を検索し、該検索された各取引情報から数量336006を抽出する。そして、抽出された基準売価2104に対し、抽出された各数量336006を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が02の場合において、3,4桁目が02の場合は購入数量に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、5,6桁目が01の場合は同一商品の購入数量合計に基づいた価格決定を行うことを示し、02の場合は同一カテゴリの購入数量合計に基づいた価格決定を行うことを示し、03の場合は店舗単位での購入数量合計に基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020201」の場合は、価格決定手段3209は、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004及び今回の商品コード336005を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない1以上の取引情報3360を検索し、該検索された各取引情報から数量336006を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020202」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、商品情報記憶部333から、今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコード2103を抽出する。また、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004及び前記抽出した商品カテゴリコード2103を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない1以上の取引情報3360を検索し、該検索された各取引情報から数量336006を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020203」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001及び今回の店舗コード336004を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない1以上の取引情報3360を検索し、該検索された各取引情報から数量336006を抽出し、該抽出された数量の合計を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が02の場合において、3,4桁目が03の場合は購入時期に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、5,6桁目が08の場合は前回の購入時期からの経過時間に基づいた価格決定を行うことを示し、09の場合は前回の来店時期からの経過時間に基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020308」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001及び今回の店舗コード336004を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012が直近の年月日と曜日と時刻とを示す取引情報3360を検索する。そして、該直近の購入完了年月日曜日時刻336012により示される時刻から今回の価格表示依頼年月日曜日時刻336007により示される時刻までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020309」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001及び今回の店舗コード336004を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない取引情報3360を検索する。そして、検索した取引情報3360から直近の価格表示依頼年月日曜日時刻336007を抽出し、該直近の価格表示依頼年月日曜日時刻336007により示される時刻から今回の価格表示依頼年月日曜日時刻336007により示される時刻までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が02の場合において、3,4桁目が05の場合はバンドルされた商品に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合においては、5,6桁目が07であり、その場合はアップグレードの価格に基づいた価格決定を行うことを示す。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が02の場合において、3,4,5,6桁目が0507の場合は、例えばバンドリングされて一括購入される複数商品の過去の購入実績に基づいた価格決定を行うことを示す。例えば、当該複数商品のいずれかをアップグレードで再購入しようとする場合には価格を下げて表示するために利用される。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020507」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、バンドル商品指定情報記憶部335から、今回の商品コード336005を含むバンドル商品指定情報2400を検索し、該検索された各バンドル商品指定情報2400を構成するバンドル商品コード2401の全てが今回の取引情報3360に含まれていれば、価格決定パラメタ41060を「1」とする。一方、含まれていなければ、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001及び今回の店舗コード336004を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない1以上の取引情報3360を検索する。そして、前述の検索された各バンドル商品指定情報2400を構成するバンドル商品コード2401の全てが、検索された1以上の取引情報3360のいずれか1以上に含まれていれば、価格決定パラメタ41060を「1」とし、含まれていなければ「0」とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が02の場合において、3,4桁目が06の場合は購入回数に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合においては、5,6桁目が01の場合は同一商品の購入回数合計に基づいた価格決定を行うことを示し、02の場合は同一カテゴリの購入回数合計に基づいた価格決定を行うことを示し、03の場合は店舗単位での購入回数合計に基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020601」の場合は、価格決定手段3209は、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004及び今回の商品コード336005を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない取引情報3360を検索し、該検索された取引情報3360の数を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020602」の場合は、価格決定手段3209は、先ず、商品情報記憶部333から今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、該検索された商品情報2100から商品カテゴリコード2103を抽出する。また、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004及び抽出した商品カテゴリコード2103を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない取引情報3360を検索し、該検索された取引情報3360の数を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020603」の場合は、価格決定手段3209は、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004を含みかつ購入完了年月日曜日時刻336012がNullでない取引情報3360を検索し、該検索された取引情報3360の数を価格決定パラメタ41060とする。
さて、価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2桁目が02の場合において、3,4桁目が07の場合は価格が参照された回数に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合においては、5,6桁目が10であり、その場合は同一商品の価格が参照された回数に基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「020710」の場合は、価格決定手段3209は、取引情報記憶部336から、今回の携帯端末ID336001、今回の店舗コード336004及び今回の商品コード336005を含む取引情報3360を検索し、該検索された取引情報3360の数を価格決定パラメタ41060とする。
[顧客特性に基づいた価格決定]
価格決定パラメタ算出方式コード2302の1,2,3,4桁目が0308の場合は顧客特性に基づいた価格決定を行うことを示す。その場合において、5,6桁目が11の場合は年齢に基づいた価格決定を行うことを示し、12の場合は性別に基づいた価格決定を行うことを示し、13の場合はユーザが居住する地域に基づいた価格決定を行うことを示し、14の場合はユーザの誕生日に限って特別な価格決定を行うことを示し、15の場合は電子メールアドレスに基づいた価格決定を行うことを示す。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「030811」の場合は、価格決定手段3209は、顧客情報記憶部332から、今回の携帯端末ID336001を含む顧客情報1000を検索し、該検索された顧客情報1000に含まれる生年月日1010から年齢を算出し、該年齢を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「030812」の場合は、価格決定手段3209は、顧客情報記憶部332から、今回の携帯端末ID336001を含む顧客情報1000を検索し、該検索された顧客情報1000に含まれる性別1011に応じた値を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「030813」の場合は、価格決定手段3209は、顧客情報記憶部332から、今回の携帯端末ID336001を含む顧客情報1000を検索し、該検索された顧客情報1000に含まれる郵便番号1005を価格決定パラメタ41060とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「030814」の場合は、価格決定手段3209は、顧客情報記憶部332から、今回の携帯端末ID336001を含む顧客情報1000を検索し、該検索された顧客情報1000に含まれる生年月日1010から月日を特定し、これを現在の月日に一致すれば、価格決定パラメタ41060を「1」とし、一致しなければ「0」とする。
価格決定パラメタ算出方式コード2302が「030815」の場合は、価格決定手段3209は、顧客情報記憶部332から、今回の携帯端末ID336001を含む顧客情報1000を検索し、該検索された顧客情報1000に含まれるメールアドレス1009の@以降の文字列が所定のインターネットサービスプロバイダに対応するものであった場合は価格決定パラメタ41060を「1」とし、対応するものでなければ「0」とする。
このようにして、価格決定パラメタ41060(*)が求まると、価格決定手段3209は、価格決定パラメタ41060(*)に対応する表示価格4106(*)を算出し(ステップS51)、該表示価格4106(*)を表示価格336008(*)に設定する。
なお、表示価格4106(*)、すなわち1回の購入に含まれる一の商品についての表示価格4106について説明するが、価格決定手段3209は各商品について表示価格4106の算出を行うことで表示価格4106(*)が求まる。 価格決定手段3209は、ステップS49で検索したプライスプラン情報2300から料金計算方式フラグ2303を抽出する。
料金計算方式フラグ2303が料金表に基づいて価格を決定することを示している場合は、料金表であるレート/料金表コード2304と既に求めた価格決定パラメタ41060とに基づいて表示価格4106を求める。
図29は、レート/料金表コード2304(料金表)を例示した図である。
具体的には、同一商品の購入数量合計の場合に「010201」である価格決定パラメタ算出方式コード2302と、レート/料金表コード2304が料金表である場合に「1」である料金計算方式フラグ2303とともに、プライスプラン情報2300に含まれる当該レート/料金表コード2304を示す図である。 つまり、レート/料金表コード2304にあっては、複数の価格決定パラメタ41060のそれぞれに応じた価格が当該パラメタに対応づけられている。
したがって、料金計算方式フラグ2303が「1」の場合は、価格決定手段3209は、レート/料金表コード2304において、算出された価格決定パラメタ41060に対応づけられた価格を表示価格4106とする。
一方、料金計算方式フラグ2303が「0」の場合は、レート/料金表コード2304にあっては、複数の価格決定パラメタ41060のそれぞれに応じた比率(基準価格に対する比率(レート))が当該パラメタに対応づけられている。 価格決定手段3209は、先ず、商品情報記憶部333から、今回の商品コード336005を含む商品情報2100を検索し、該商品情報2100から基準売価2104を抽出する。また、レート/料金表コード2304(レート表)において、算出された価格決定パラメタ41060に対応づけられたレートを抽出する。そして、抽出された基準売価2104に抽出されたレートを乗じ、乗算結果を表示価格4106とする。
こうして表示価格4106(*)が算出されると、価格決定手段3209は、表示価格4106(*)に今回の数量336006(*)を乗じ、乗算結果の合計を合計表示価格4107(*)とし(ステップS53)、該合計表示価格4107を購入セッション合計金額36009に設定する。
次に、価格決定手段3209は、商品情報記憶部333から、商品コード4102(*)を含む商品情報2100(*)を検索するとともに、該商品情報2100(*)から商品名2102(*)を商品名4108(*)として抽出する。
そして、価格決定手段3209は、価格表示HTML情報34003を生成する。
図30は、価格表示HTML情報34003を例示した図である。
価格表示HTML情報34003は、POSTメソッドに含まれるURI「http://価格管理装置3のアドレス/販売情報管理手段3210のCGI名」、httpリクエスト34002に含まれていた店舗コード4101、商品コード4102(*)、トランザクションID4103(*)及び購入予定数量4105(*)、並びに算出された表示価格4106(*)及び合計表示価格4107、並びに抽出した商品名4108(*)、並びに店舗コード4101に対応する文字情報等、並びに購入するときに押される購入ボタンと購入しないときに押される非購入ボタンを表示させる情報、並び購入ボタンが押されたときに返却される情報「buy」と非購入ボタンがにが押されたときに返却される情報「del」などを含む。
図24に戻り、価格決定手段3209は、生成した価格表示HTML情報34003をWeb情報提供制御手段3201に与え、Web情報提供制御手段3201は、価格表示HTML情報34003を、ネットワーク通信制御装置31とGW装置4を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は価格表示HTML情報34003を携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16に送信する(ステップS55)。
携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16は、価格表示HTML情報34003をWeb情報利用手段142に与える。Web情報利用手段142は、価格表示HTML情報34003を表示装置13に表示させる。
図31は、表示された価格表示HTML情報34003を例示した図である。
表示装置13には、商品コード4102(*)、商品名4108(*)、購入予定数量4105(*)、表示価格4106(*)、商品コード等に対応する文字情報「商品コード」等、合計表示価格4107、購入するときに押される購入ボタン、購入しないときに押される非購入ボタンが表示される。
[商品購入登録段階]
図32は、商品購入登録段階のフローチャートである。
ユーザ10は購入意志があれば入力装置12を操作して購入ボタンを押す。するとWeb情報利用手段142に購入ボタンが押されたことが通知され、非購入ボタンを押すとWeb情報利用手段142に非購入ボタンが押されたことが通知される。Web情報利用手段142は、購入ボタンが押されたことが通知されたときは購入要否フラグ4204として「buy」を設定し、一方、非購入ボタンが押されたことが通知されたときは購入要否フラグ4204として「del」を設定する。
Web情報利用手段142は、価格表示HTML情報34003のPOSTメソッドに含まれるURI、店舗コード4201、商品コード4202(*)及びトランザクションID4203(*)、並びに設定した購入要否フラグ4204を含むhttpリクエスト35001を無線ネットワーク通信装置16とGW装置4とを介してネットワーク6に送出すると、ネットワーク6はhttpリクエスト35001を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31に送信する(ステップS61)。
ネットワーク通信制御装置31はhttpリクエスト35001をWeb情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト35001に含まれるURIにCGI名を記述された手段、すなわち販売情報管理手段3210に対し、httpリクエスト35001に含まれる店舗コード4201、商品コード4202(*)、トランザクションID4203(*)及び購入要否フラグ4204を与える。
販売情報管理手段3210は、取引情報記憶部336から、店舗コード4201及びトランザクションID4203(*)を含む取引情報3360を検索する。なお、検索された取引情報3360に含まれる商品コード336005(*)と与えられた商品コード4202(*)とが一致するか否かを判定し、一致しなければ処理を中止するなどとしてもよい。
さて、販売情報管理手段3210は、与えられた購入要否フラグ4204が「buy」であれば、検索された取引情報3360の購入要否フラグ336010に「01」を設定し、一方、購入要否フラグ4204が「del」であれば、検索された取引情報3360の購入要否フラグ336010に「02」を設定し、購入要否フラグ保存年月日曜日時刻336011に現在の年月日と曜日と時刻を示す情報を内部タイマーにより設定する。
<購入要否フラグ4204が「buy」>
ここで、購入要否フラグ4204が「buy」であることから購入要否フラグ336010を「01」に設定した場合は以下の処理を行う。
販売情報管理手段3210は、店舗情報記憶部331から、店舗コード4201を含む店舗情報2000を検索し、検索された店舗情報2000から店舗名2004と店舗メールアドレス2002とを抽出する。
また、販売情報管理手段3210は、商品情報記憶部333から、商品コード4202(*)を含む商品情報2100(*)を検索し、検索された商品情報2100(*)から商品名2102及び基準売価2104を抽出する。
次に、販売情報管理手段3210は、購入登録完了情報35002を生成する。
図33は、購入登録完了情報35002を例示した図である。
購入登録完了情報35002には、検索された取引情報3360の携帯端末ID336001、トランザクションID336003(*)、店舗コード336004、商品コード336005(*)、数量336006(*)、価格表示依頼年月日曜日時刻336007、表示価格336008(*)、購入セッション合計金額336009及び購入要否フラグ保存年月日曜日時刻336011、並びに抽出された商品名2102(*)、基準売価2104(*)及び店舗名2004がそれぞれ、携帯端末ID25201、トランザクションID25202(*)、店舗コード25203、商品コード25204(*)、数量25205(*)、価格表示依頼年月日曜日時刻25206、表示価格25207(*)、購入セッション合計金額25208、購入要否フラグ保存年月日曜日時刻25209、商品名25211(*)、基準売価25212(*)、店舗名25213として含まれる。なお、購入登録完了情報35002にあっては、店舗コード336004とトランザクションID336003(*)は、リンク先のURIの一部として「http://価格管理装置3のアドレス/販売完了情報管理手段3211のCGI名」に付加されもしている。また、購入登録完了情報35002には、携帯端末ID25201等に対応する文字情報等も含まれる。
図32に戻り、販売情報管理手段3210は、生成した購入登録完了情報35002と抽出した店舗メールアドレス2002とをメール情報提供制御手段3202に与え、メール情報提供制御手段3202は、購入登録完了情報35002をネットワーク通信制御装置31を介して、店舗メールアドレス2002を宛先とした電子メールとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は購入登録完了情報35002を保持し、店舗端末2のメール情報利用手段243は保持された購入登録完了情報35002をネットワーク通信装置26を介して取得する(ステップS63)。
メール情報利用手段243は、購入登録完了情報35002を表示装置23に表示させるとともに、ユーザローカル認証情報記憶部252に記憶させる。
このように価格管理装置3は、ユーザの購入意志が通知されたときに限って表示価格を店舗端末に通知するので、購入意志がない場合や誤操作がされた場合などに店舗端末に無用に価格が表示される不都合を防ぐことができる。
次に、販売情報管理手段3210は、購入登録完了HTML情報152000を生成する。
購入登録完了HTML情報152000には、購入登録が完了したことを示す文字情報、POSTメソッドに含まれるURI「http://価格管理装置3のアドレス/販売完了情報管理手段3211のCGI名」が含まれ、さらに購入登録完了情報35002に含まれるトランザクションID25202(*)、店舗コード25203、商品コード25204(*)、数量25205(*)、表示価格25207(*)、購入セッション合計金額25208、商品名25211(*)、店舗名25213のそれぞれが、トランザクションID15201(*)、店舗コード15202、商品コード15203(*)、数量15204(*)、表示価格15205(*)、購入セッション合計金額15206、商品名15207(*)、店舗名15208として含まれる。また、購入登録完了HTML情報152000には、店舗コード15203等に対応する文字情報等も含まれる。
図32に戻り、販売情報管理手段3210は、生成した購入登録完了HTML情報152000をWeb情報提供制御手段3201に与え、Web情報提供制御手段3201は、購入登録完了HTML情報152000を、ネットワーク通信制御装置31とGW装置4を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は購入登録完了HTML情報152000を携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16に送信する(ステップS65)。
携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16は、購入登録完了HTML情報152000をWeb情報利用手段142に与える。Web情報利用手段142は、購入登録完了HTML情報152000を表示装置13に表示させるとともに、受信情報記憶部152に記憶させる。
図34は、表示された購入登録完了HTML情報152000を例示した図である。
表示装置13には、購入登録が完了したことを示す文字情報、トランザクションID15201(*)、店舗コード15202、商品コード15203(*)、数量15204(*)、表示価格15205(*)、購入セッション合計金額15206、商品名15207(*)、店舗名15208、店舗コード15202等に対応する文字情報等が表示される。
<購入要否フラグ4204が「del」>
一方、購入要否フラグ4204が「del」であることから購入要否フラグ336010を「02」に設定した場合は以下の処理を行う。
販売情報管理手段3210は、削除完了HTML情報152100を生成する。
削除完了HTML情報152100には、登録削除が完了したことを示す文字情報と、POSTメソッドに含まれるURI「http://価格管理装置3のアドレス/販売完了情報管理手段3211のCGI名」とが含まれ、さらに購入登録完了情報35002に含まれるトランザクションID25202(*)、店舗コード25203、商品コード25204(*)、数量25205(*)、表示価格25207(*)、購入セッション合計金額25208、商品名25211(*)、店舗名25213のそれぞれが、トランザクションID15201(*)、店舗コード15202、商品コード15203(*)、数量15204(*)、表示価格15205(*)、購入セッション合計金額15206、商品名15207(*)、店舗名15208として含まれる。また、購入登録完了HTML情報152000には、店舗コード15203等に対応する文字情報等も含まれる。
図32に戻り、販売情報管理手段3210は、生成した削除完了HTML情報152100をWeb情報提供制御手段3201に与え、Web情報提供制御手段3201は、削除完了HTML情報152100を、ネットワーク通信制御装置31とGW装置4を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は削除完了HTML情報152100を携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16に送信する(ステップS65)。
携帯電話端末1の無線ネットワーク通信装置16は、削除完了HTML情報152100をWeb情報利用手段142に与える。Web情報利用手段142は、削除完了HTML情報152100を表示装置13に表示させるとともに、受信情報記憶部152に記憶させる。
図35は、表示された削除完了HTML情報152100を例示した図である。
表示装置13には、登録削除が完了したことを示す文字情報、トランザクションID15201(*)、店舗コード15202、商品コード15203(*)、数量15204(*)、表示価格15205(*)、購入セッション合計金額15206、商品名15207(*)、店舗名15208、店舗コード15202等に対応する文字情報等が表示される。
ユーザ10が購入を希望して、携帯電話端末1の入力装置12に所定の操作をすると、Web情報利用手段142は、受信情報記憶部152から、保存した購入登録完了HTML情報152000を読み出し、ローカル通信制御装置17を介して、店舗端末2のローカル通信制御装置27へ送信する(ステップS67)。
なお、ローカル通信制御装置17とローカル通信制御装置27との間の通信は、有線、赤外線、Bluetooth(ブルートゥース)などの短距離無線通信などにより行われる。
店舗端末2のローカル通信制御装置27は、購入登録完了HTML情報152000をユーザローカル認証手段244に与える。ユーザローカル認証手段244は、ユーザローカル認証情報記憶部252から、与えられた購入登録完了HTML情報152000内のトランザクションID15201(*)を含む購入登録完了情報35002を検索する。
ユーザローカル認証情報記憶部252は、与えられた購入登録完了HTML情報152000と検索した購入登録完了情報35002とを表示装置23に表示させる(ステップS69)。
店舗オペレータ210は、表示された購入登録完了HTML情報152000と検索した購入登録完了情報35002の内容が一致していることを確認する。 なお、例えば価格などが一致していない場合は、何らかの情報改ざんが行われた可能性があるが、店舗オペレータ210が以降の操作を中止することで改ざんされた価格で取引が継続されるのを防止できる。
また、店舗オペレータ210は、ユーザ10に自動車免許証などの提示を求め、表示された購入登録完了HTML情報152000内の情報と当該免許証の情報とを照合し内容が一致しているかを確認し、不一致点があれば、以降の操作を中止することで、携帯電話端末1を拾得した他人に商品が販売されるのを防止できる。
一方、ユーザ10は、表示装置23に表示された購入登録完了HTML情報152000または購入登録完了情報35002の内容と、実際の商品の内容が一致していることを確認する。
なお、携帯電話端末1が店舗端末2へ購入登録完了HTML情報152000を送信し、表示された購入登録完了HTML情報152000を店舗オペレータ210が店舗端末2で確認する代わりに、ユーザ10が、携帯電話端末1に印刷された携帯端末ID1001を店舗オペレータ210に見せ、店舗オペレータ210がこの携帯端末ID1001と表示されたものとが一致することを確認するようにしてもよい。かかる方法によっても、購入登録完了HTML情報152000を特定することができ、同時に決済を行うユーザと購入登録を行ったユーザの同一性を確認できる。また、ユーザ10の操作により、携帯電話端末1が購入登録完了HTML情報152000を表示し、ユーザ10が表示された購入登録完了HTML情報152000を店舗オペレータ210に示してもよい。また、ユーザ10が携帯端末ID1001もしくはトランザクションIDを口頭で店舗オペレータ210に伝えてもよい。
このような過程を経てユーザは現金またはクレジットカード決済等により商品の代金を支払い商品を受け取る。
店舗オペレータ210が、表示された購入登録完了情報35002に含まれたリンク先のURIを押すと、Web情報利用手段242は、当該URIと当該購入登録完了情報35002に含まれたトランザクションID25202(*)及び店舗コード25203を含むhttpリクエスト36001を、ネットワーク通信装置26を介してネットワーク6に送出すると、ネットワーク6はhttpリクエスト36001を価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31に送信する(ステップS71)。
価格管理装置3のネットワーク通信制御装置31は、httpリクエスト36001をWeb情報提供制御手段3201に与える。Web情報提供制御手段3201は、httpリクエスト36001に含まれるトランザクションID25202(*)及び店舗コード25203を、リンク先のURIにCGI名を記述された手段、すなわち販売完了情報管理手段3211に与える。
販売完了情報管理手段3211は、取引情報記憶部336から、与えられたトランザクションID25202(*)及び店舗コード25203を含む取引情報3360を検索し、検索された取引情報3360の購入完了年月日曜日時刻336012に現在の年月日と曜日と時刻を示す情報を内部タイマーにより設定する。
また、販売完了情報管理手段3211は、検索された取引情報3360に含まれた商品コード336005(*)を含む商品情報2100(*)を商品情報記憶部333から検索し、検索された商品情報2100(*)から商品名2102及び基準売価2104を抽出する。
また、販売完了情報管理手段3211は、店舗情報記憶部331から、与えられた店舗コード25203を含む店舗情報2000を検索し、検索された店舗情報2000から店舗名2004を抽出する。
販売完了情報管理手段3211は、販売登録完了HTML情報13000を生成する。
販売登録完了HTML情報13000には、販売登録が完了したことを示す文字情報と、検索された取引情報3360の携帯端末ID336001、トランザクションID336003(*)、店舗コード336004、商品コード336005(*)、数量336006(*)、価格表示依頼年月日曜日時刻336007、表示価格336008(*)、購入セッション合計金額336009、購入要否フラグ保存年月日曜日時刻336011及び購入完了年月日曜日時刻336012、並びに抽出された商品名2102(*)、基準売価2104(*)及び店舗名2004が含まれる。また、販売登録完了HTML情報13000には、携帯端末ID336001等に対応する文字情報等も含まれる。
図32に戻り、販売完了情報管理手段3211は、生成した販売登録完了HTML情報13000をWeb情報提供制御手段3201に与え、Web情報提供制御手段3201は、販売登録完了HTML情報13000を、ネットワーク通信制御装置31を介してhttpレスポンスとしてネットワーク6に送出すると、ネットワーク6は販売登録完了HTML情報13000を店舗端末2のネットワーク通信装置26に送信する(ステップS63)。
店舗端末2のネットワーク通信装置26は、販売登録完了HTML情報13000をWeb情報利用手段242に与える。Web情報利用手段242は、販売登録完了HTML情報13000を表示装置23に表示させる。
図36は、表示された販売登録完了HTML情報13000を例示した図である。
表示装置23には、販売登録が完了したことを示す文字情報と、携帯端末ID336001、トランザクションID336003(*)、店舗コード336004、商品コード336005(*)、数量336006(*)、価格表示依頼年月日曜日時刻336007、表示価格336008(*)、購入セッション合計金額336009、購入要否フラグ保存年月日曜日時刻336011、購入完了年月日曜日時刻336012、商品名2102(*)、基準売価2104(*)、店舗名2004並びに携帯端末ID336001等に対応する文字情報等が表示される。かかる表示により店舗オペレータ210は、販売登録が完了したことを知ることができる。
なお、上記説明した処理を実行させるコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納したり、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。特に、携帯電話端末1や店舗端末2が実行するコンピュータプログラムは、価格管理装置3からネットワーク6やGW装置4を介して送信することができる。
また、フラッシュメモリなどの記憶装置、RF帯の電波等を用いた無線通信装置及び制御装置(CPU)を組み込んだ値札を用い、値札の無線通信装置を介して店舗端末2から送信された値札情報を制御装置が記憶装置に記憶させるとともに、携帯電話端末1が値札に近づけられると、値札の制御装置が記憶装置に記憶された値札情報を読み出して無線通信装置を介して携帯電話端末1に送信するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、顧客に提示する商品の価格を、顧客情報や過去の取引情報に基づいて、個々の顧客ごとに提示することができるようになっている。
さらには、「顧客の過去購入金額合計」「前回購入からの経過時間」といったような、顧客情報や過去の取引情報等に基づいた様々な価格決定パラメタの計算方法(料金を計算する上でのパラメタを顧客情報や取引情報から求める方法)を予めモジュール化しておくことで、商品が対象としているマーケットや店舗の顧客特性等に応じた価格設定を、店舗オペレータが柔軟に行う事ができるようになっている。
また、商品情報と、価格決定パラメタの計算方法(料金を計算する上でのパラメタを顧客情報や取引情報から求める方法)と、料金計算方法(パラメタから料金を求める方法)とを分離して管理することができるようになっており、これにより、店舗オペレータは、例えば、登録済みの商品の料金を変更する場合には、料金計算方法のみを変更すればよく、料金変更に必要な作業が削減される。また、新しい商品を登録する場合には、商品情報と登録済みの価格決定パラメタの計算方法、料金計算方法とを結びつけることで、簡単に料金設定を行うことができる。
一方、商品の価格を顧客が閲覧する上で必要な商品コードの入力は、顧客が商品に付加されたバーコードを携帯電話で読み取ればよく、また同様に価格閲覧に必要な顧客IDの入力は、顧客IDとして携帯端末IDを用いるため、携帯電話端末により自動的に行われる。このため、顧客が価格を閲覧するために必要な労力が低減される。
これらにより、店舗は、個々の顧客に応じた価格を、柔軟に、顧客が商品に興味を持ったタイミングでタイムリーに提示することを挙げることができるようになり、顧客への商品の販売機会を高めるとともに、顧客の固定化を実現することができるようになる。また、同一の商品に対して複数の価格設定を行い,商品の値ごろ感の異なる複数の顧客セグメントに対して販売することができ、店舗の売上を最大化することができる。
本発明を適用されたネットワークシステムの構成図である。 携帯電話端末1の構成図である。 店舗端末2の構成図である。 価格管理装置3の構成図である。 GW装置4の構成図である。 店舗登録段階のフローチャートである。 店舗情報の構成図である。 店舗登録用HTML情報31001を例示した図である。 表示された店舗登録用HTML情報31001を例示した図である。 表示された店舗登録完了HTML情報31003を例示した図である。 商品登録段階のフローチャートである。 商品情報、プライスプラン情報及びバンドル商品指定情報の構成図である。 商品登録用HTML情報32001を例示した図である。 表示された商品登録用HTML情報32001を例示した図である。 表示された商品登録完了HTML情報32003を例示した図である。 印刷されたバーコード値札201を例示した図である。 顧客登録段階のフローチャートである。 顧客情報の構成図である。 顧客登録用HTML情報33001を例示した図である。 表示された顧客登録用HTML情報33001を例示した図である。 携帯端末ID1001の送信可否問い合わせを例示した図である。 表示された顧客登録完了HTML情報33003を例示した図である。 表示された顧客登録却下HTML情報33004を例示した図である。 商品選択価格表示段階のフローチャートである。 端末ID取得HTML情報34001を例示した図である。 表示された端末ID取得HTML情報34001を例示した図である。 取引情報の構成図である。 価格決定パラメタ算出方式コード2302の説明図である。 レート/料金表コード2304(料金表)を例示した図である。 価格表示HTML情報34003を例示した図である。。 表示された価格表示HTML情報34003を例示した図である。 商品購入登録段階のフローチャートである。 購入登録完了情報35002を例示した図である。 表示された購入登録完了HTML情報152000を例示した図である。 表示された削除完了HTML情報152100を例示した図である。 表示された販売登録完了HTML情報13000を例示した図である。
符号の説明
1…携帯電話端末
2…店舗端末
3…価格管理装置
4…GW装置
6…ネットワーク
10…ユーザ
11…カメラ
12…入力装置
13…表示装置
14…データ処理装置
15…記憶装置
16…無線ネットワーク通信装置
17…ローカル通信制御装置
20…店舗
21…バーコード印刷装置
22…入力装置
23…表示装置
24…データ処理装置
25…記憶装置
26…ネットワーク通信装置
27…ローカル通信制御装置
31…ネットワーク通信制御装置
32…データ処理装置
33…記憶装置
41…データ処理装置
42…無線ネットワーク通信装置
43…ネットワーク通信制御装置
141…バーコード解析部
142…Web情報利用手段
151…携帯端末ID記憶部
152…受信情報記憶部
153…アドレス記憶部
200…商品
201…バーコード値札
210…店舗オペレータ
241…バーコード作成手段
242…Web情報利用手段
243…メール情報利用手段
244…ユーザローカル認証手段
251…値札情報記憶部
252…ユーザローカル認証情報記憶部
331…店舗情報記憶部
332…顧客情報記憶部
333…商品情報記憶部
334…プライスプラン記憶部
335…バンドル商品指定情報記憶部
336…取引情報記憶部
411…中継手段
1000…顧客情報
1001…携帯端末ID
1002…ユーザID
1003…パスワード
1004…氏名
1005…郵便番号
1006…現住所
1007…電話番号
1008…携帯電話番号
1009…メールアドレス
1010…生年月日
1011…性別
2000…店舗情報
2001…店舗コード
2002…店舗メールアドレス
2003…店舗郵便番号
2004…店舗名
2100…商品情報
2101…商品コード
2102…商品名
2103…商品カテゴリコード
2104…基準売価
2105…プライスプランコード
2200…値札情報
2300…プライスプラン情報
2301…プライスプランコード
2302…価格決定パラメタ算出方式コード
2303…料金計算方式フラグ
2304…レート/料金表コード
2400…バンドル商品指定情報
2401…バンドル商品コード
3201…Web情報提供制御手段
3202…メール情報提供制御手段
3203…店舗情報管理手段
3204…顧客情報管理手段
3205…商品情報管理手段
3206…プライスプラン管理手段
3207…携帯端末認証手段
3208…ユーザ認証手段
3209…価格決定手段
3210…販売情報管理手段
3211…販売完了情報管理手段
3360…取引情報
4000…httpリクエスト
4101…店舗コード
4102…商品コード
4103…トランザクションID
4104…携帯端末ID
4105…購入予定数量
4106…表示価格
4107…合計表示価格
4108…商品名
4201…店舗コード
4202…商品コード
4203…トランザクションID
4204…購入要否フラグ
13000…販売登録完了HTML情報情報
15201…トランザクションID
15202…店舗コード
15203…商品コード
15203…店舗コード
15204…数量
15205…表示価格
15206…購入セッション合計金額
15207…商品名
15208…店舗名
25201…携帯端末ID
25202…トランザクションID
25203…店舗コード
25204…商品コード
25205…数量
25206…価格表示依頼年月日曜日時刻
25207…表示価格
25208…購入セッション合計金額
25209…購入要否フラグ保存年月日曜日時刻
25211…商品名
25212…基準売価
25213…店舗名
31001…店舗登録用HTML情報
31002…httpリクエスト
31003…店舗登録完了HTML情報
32001…商品登録用HTML情報
32002…httpリクエスト
32003…商品登録完了HTML情報
33001…顧客登録用HTML情報
33002…httpリクエスト
33003…顧客登録完了HTML情報
33004…顧客登録却下HTML情報
34001…端末ID取得HTML情報
34002…httpリクエスト
34003…価格表示HTML情報
35001…httpリクエスト
35002…購入登録完了情報
36001…httpリクエスト
36009…購入セッション合計金額
41060…価格決定パラメタ
152000…購入登録完了HTML情報
152100…削除完了HTML情報
336001…携帯端末ID
336002…ユーザID
336003…トランザクションID
336004…店舗コード
336005…商品コード
336005A…商品カテゴリコード
336006…数量
336007…価格表示依頼年月日曜日時刻
336008…表示価格
336009…購入セッション合計金額
336010…購入要否フラグ
336011…購入要否フラグ保存年月日曜日時刻
336012…購入完了年月日曜日時刻

Claims (36)

  1. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  2. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価と商品カテゴリコードとを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  3. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記商品情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  4. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  5. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  6. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出された数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  7. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品が購入された時点とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品が購入された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  8. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品についての価格の表示を依頼された時点とを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品についての価格の表示を依頼された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  9. 店舗に陳列されるとともに一括購入される複数の商品を示す複数の商品コードを含む一括購入商品コード情報が記憶される一括購入商品コード情報記憶手段と、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記一括購入商品コード情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む一括購入商品コード情報を検索し、該検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、これから価格を表示される複数の商品の商品コードに含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、前記検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、当該検索されたいずれかの取引情報に含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ所定の2値の他方の値を価格決定パラメタとし、価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  10. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  11. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が記憶される商品情報記憶手段と、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  12. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  13. 過去に商品の価格を表示された端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が記憶される取引情報記憶手段と、
    前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格決定手段と
    を備える価格表示制御システム。
  14. 前記価格決定手段は、前記取引情報記憶手段を用いずに前記価格決定パラメタを求めることが可能な請求項1ないし13のいずれかに記載の価格表示制御システム。
  15. 前記価格決定手段は、これから価格を表示される端末を携行するユーザについての情報である顧客情報に基づいて前記価格決定パラメタを求めることが可能な請求項1ないし14のいずれかに記載の価格表示制御システム。
  16. 前記価格決定手段は、予め複数の価格決定パラメタのそれぞれに価格を対応づけた料金表の中の、前記得られた価格決定パラメタに対応する価格を前記表示価格とする請求項1ないし15のいずれかに記載の価格表示制御システム。
  17. 前記価格決定手段は、予め複数の価格決定パラメタのそれぞれに比率を対応づけたレート表から、前記得られた価格決定パラメタに対応する比率を抽出し、これから価格を表示される商品の基準売価に対し、当該抽出された比率を乗じ、該乗算結果を前記表示価格とする請求項1ないし16のいずれかに記載の価格表示制御システム。
  18. 商品が陳列された店舗に設けられるとともにバーコードで値札を印刷するバーコード印刷手段を備える店舗端末から、前記価格決定パラメタの算出方式を示す価格決定パラメタ算出方式コードが通知された場合に、当該店舗の店舗コード及び当該商品の商品コードを含む値札情報を前記店舗端末に送信する請求項1ないし17のいずれかに記載の価格表示制御システム。
  19. 商品が陳列された店舗の店舗コード並びに当該商品の商品コードを含む値札情報をバーコードで印刷されて当該商品につけられた値札からユーザの端末が当該バーコードを読み込みデコードし送信した場合に、当該店舗コード及び商品コードを受信するとともに、当該店舗コード及び商品コードを基に求めた表示価格を当該ユーザの端末に送信して表示させる請求項1ないし18のいずれかに記載の価格表示制御システム。
  20. ユーザの端末に表示された表示価格にて購入する意志が当該端末から通知された場合に当該表示価格を前記店舗端末へ送信する請求項19記載の価格表示制御システム。
  21. 請求項1ないし17のいずれかに記載の価格表示制御システムとともに用いられる店舗端末であって、
    バーコードを印刷するバーコード印刷手段と、
    前記価格決定パラメタの算出方式を示す価格決定パラメタ算出方式コードを価格表示制御システムに送信するとともに該価格表示制御システムから送信された店舗コードと商品コードとを含む値札情報を前記バーコード印刷手段により印刷させる手段と
    を備える店舗端末。
  22. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  23. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価と商品カテゴリコードとを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  24. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の基準売価とを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から基準売価を抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、前記抽出された基準売価に対し、前記抽出された数量を乗じ、該乗算の結果の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  25. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  26. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出した数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  27. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、購入された数量とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報から数量を抽出し、該抽出された数量の合計を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  28. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品が購入された時点とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品が購入された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  29. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードと、当該商品についての価格の表示を依頼された時点とを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含みかつ商品についての価格の表示を依頼された時点が直近の取引情報を検索し、該直近の時点から、これから価格を表示される商品についての価格の表示を依頼された時点までの経過時間長を算出し、該経過時間長を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  30. 店舗に陳列されるとともに一括購入される複数の商品を示す複数の商品コードを含む一括購入商品コード情報が一括購入商品コード情報記憶手段に記憶され、 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記一括購入商品コード情報記憶手段から、これから価格を表示される商品の商品コードを含む一括購入商品コード情報を検索し、該検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、これから価格を表示される複数の商品の商品コードに含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、前記検索された一括購入商品コード情報を構成する商品コードの全てが、当該検索されたいずれかの取引情報に含まれていれば、所定の2値の一方の値を価格決定パラメタとする一方、含まれていなければ所定の2値の他方の値を価格決定パラメタとし、価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  31. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  32. 店舗に陳列された商品を示す商品コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む商品情報が商品情報記憶手段に記憶され、
    過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品の属するカテゴリを示す商品カテゴリコードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記商品情報記憶手段から、これから価格が表示される商品を示す商品コードを含む商品情報を検索し、該検索された商品情報から商品カテゴリコードを抽出し、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びに前記抽出した商品カテゴリコードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  33. 過去に商品の価格を表示された後に当該商品が購入された場合の当該端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID並びにこれから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  34. 過去に商品の価格を表示された端末を示す端末IDと、当該商品が陳列された店舗を示す店舗コードと、当該商品を示す商品コードとを含む取引情報が取引情報記憶手段に記憶されているときに、
    コンピュータが、前記取引情報記憶手段から、これから価格を表示される端末の端末ID、これから価格を表示される商品が陳列された店舗の店舗コード並びにこれから価格を表示される商品の商品コードを含む取引情報を検索し、該検索された取引情報の数を価格決定パラメタとし、該価格決定パラメタに基づいて、これから価格を表示される商品の表示価格を求める価格表示制御方法。
  35. 請求項22ないし34のいずれかの価格表示制御方法を実行させるコンピュータプログラム。
  36. 請求項22ないし34のいずれかの価格表示制御方法を実行させるコンピュータプログラムが格納された記録媒体。
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