JP5329611B2 - 購入支援サーバ、購入支援方法、購入支援プログラム、及びそのプログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

購入支援サーバ、購入支援方法、購入支援プログラム、及びそのプログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Description

本発明の一形態は、購入支援サーバ、購入支援方法、購入支援プログラム、及びそのプログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
従来から、多くの電子商取引サイト(ECサイト)がインターネット上に存在しており、ユーザはそのサイトを介して商品を購入したり、商品に関する情報を得たりすることができる。ECサイトの仕組みについては様々な手法が考えられている(例えば下記特許文献1参照)。
このようなECサイトの利用の一態様として、ユーザがECサイトで販売されている商品情報を確かめた上で実店舗(現実世界における実際の店舗)で商品を購入することがある。例えば、ECサイトで販売されている商品の価格を確認した後に実店舗で同じ商品の価格も確かめ、必要に応じて価格交渉を行った上でその商品を購入するユーザ(消費者)が存在する。
特開2001−266011号公報
しかしながら、実店舗側では、訪れたユーザが予めインターネット上で商品の情報を調べたか否かを見分けることができない。したがって、そのようなユーザの動向を捉えることができず、その動向をマーケティングなどに生かすことができない。ユーザがインターネットで予めどのような商品情報を見た上で訪問してきたのかを実店舗が把握できれば便利である。
本発明の一形態に係る購入支援サーバは、店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバであって、掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出部と、実店舗を示す店舗情報をユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信部と、ユーザが店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得部と、訪問通知に応じて、ユーザが閲覧した商品ページに示された第1の価格を含む掲載商品の商品情報を商品記憶部から抽出する商品抽出部と、商品抽出部により抽出された商品情報を実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信部と、商品情報送信部により送信された商品情報に応じて店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信部であって、該指示情報が実店舗での掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信部と、指示情報に応じて、第2の価格を示す価格情報を携帯端末に送信する価格送信部とを備えることを特徴とする。
本発明の一形態に係る購入支援方法は、店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバにより実行される購入支援方法であって、掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出ステップと、実店舗を示す店舗情報をユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信ステップと、ユーザが店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得ステップと、訪問通知に応じて、ユーザが閲覧した商品ページに示された第1の価格を含む掲載商品の商品情報を商品記憶部から抽出する商品抽出ステップと、商品抽出ステップにおいて抽出された商品情報を実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信ステップと、商品情報送信ステップにおいて送信された商品情報に応じて店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信ステップであって、該指示情報が実店舗での掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信ステップと、指示情報に応じて、第2の価格を示す価格情報を携帯端末に送信する価格送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の一形態に係る購入支援プログラムは、店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバとしてコンピュータを機能させる購入支援プログラムであって、掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出部と、実店舗を示す店舗情報をユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信部と、ユーザが店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得部と、訪問通知に応じて、ユーザが閲覧した商品ページに示された第1の価格を含む掲載商品の商品情報を商品記憶部から抽出する商品抽出部と、商品抽出部により抽出された商品情報を実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信部と、商品情報送信部により送信された商品情報に応じて店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信部であって、該指示情報が実店舗での掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信部と、指示情報に応じて、第2の価格を示す価格情報を携帯端末に送信する価格送信部とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の一形態に係るコンピュータ読取可能な記録媒体は、店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバとしてコンピュータを機能させる購入支援プログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、購入支援プログラムがコンピュータに、掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出部と、実店舗を示す店舗情報をユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信部と、ユーザが店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得部と、訪問通知に応じて、ユーザが閲覧した商品ページに示された第1の価格を含む掲載商品の商品情報を商品記憶部から抽出する商品抽出部と、商品抽出部により抽出された商品情報を実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信部と、商品情報送信部により送信された商品情報に応じて店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信部であって、該指示情報が実店舗での掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信部と、指示情報に応じて、第2の価格を示す価格情報を携帯端末に送信する価格送信部とを実行させる、ことを特徴とする。
このような形態によれば、予め商品ページを閲覧したユーザが該ページで示される商品の取扱店舗(実店舗)を訪問すると、その商品ページに示されていた商品の情報(第1の価格を含む)がその実店舗に提示される。したがって、実店舗は、ユーザがインターネットで予めどのような商品情報を見た上で訪問してきたのかを把握することができる。加えて、実店舗はそのユーザのために独自の価格(第2の価格)を提示することができる。
さらに別の形態に係る購入支援サーバでは、第2の価格に応じてユーザが実店舗で掲載商品を購入したことを示す購入通知を取得する購入通知取得部と、購入通知に基づいて、実店舗が商品ページの提供者に支払う報酬を示す報酬情報を報酬記憶部に登録する報酬登録部と、をさらに備えてもよい。
さらに別の形態に係る購入支援サーバでは、商品ページには、掲載商品を取り扱う実店舗の情報を取得するためのユーザ・インタフェースが設けられており、店舗抽出部が、商品ページ内のユーザ・インタフェースが操作されたことに応じて、掲載商品を取り扱う実店舗を抽出してもよい。
このようなユーザ・インタフェースを設けることで、ユーザは掲載商品を取り扱う実店舗を簡単に入手することができる。
さらに別の形態に係る購入支援サーバでは、同一系列に属する店舗を示す系列情報を記憶する系列記憶部をさらに備え、報酬登録部が、さらに、系列記憶部を参照して実店舗と商品ページに対応する仮想店舗とが同一系列に属するか否かを判定し、該実店舗の系列と該仮想店舗の系列とが異なる場合に、該実店舗が該仮想店舗に支払う報酬を示す報酬情報を報酬記憶部に登録してもよい。
この場合には、実店舗と商品ページの仮想店舗との関係を判定し、双方の店舗が互いに異なる系列に属する場合に、実店舗から仮想店舗に報酬が提供される。この場合には仮想店舗は実店舗にユーザを紹介したといえるが、仮想店舗はその貢献に応じた報酬を実店舗から得ることができる。
さらに別の形態に係る購入支援サーバでは、同一系列に属する店舗を示す系列情報を記憶する系列記憶部をさらに備え、店舗抽出部が、さらに系列記憶部を参照して、掲載商品を取り扱っており且つ商品ページで示される仮想店舗と同一系列である実店舗を抽出してもよい。
この場合には、ユーザにより閲覧された商品ページの仮想店舗と同一系列の実店舗のみがそのユーザに提示されるので、他の系列にユーザ(潜在的購入者)が流れることを防ぐことができる。
さらに別の形態に係る購入支援サーバでは、商品情報が、店舗における商品の在庫数を含み、店舗抽出部が、掲載商品を取り扱っており且つ該掲載商品の在庫数が1以上である実店舗を抽出してもよい。
この場合には、掲載商品の在庫を有する実店舗のみがユーザに提示される。したがって、ユーザが訪問先店舗で掲載商品を直ぐに入手できる可能性が高まり、ユーザにとっては利便性が高まる。
さらに別の形態に係る購入支援サーバでは、商品抽出部が、さらに、商品ページの仮想店舗とは異なる別の仮想店舗に対応する掲載商品の商品情報を抽出し、商品情報送信部が、さらに、商品抽出部により抽出された別の仮想店舗の商品情報を店舗端末に送信してもよい。
この場合には、商品ページの仮想店舗での価格だけでなく別の仮想店舗での価格も実店舗に提供される。したがって、第2の価格を提示する実店舗にとっては参考情報が増えることになり、利便性が高まる。
さらに別の形態に係る購入支援サーバは、掲載商品を購入したユーザが過去に閲覧した商品ページを示す閲覧情報又は該ユーザが過去に購入した商品を示す購入情報を所定の記憶部から抽出し、抽出した閲覧情報又は購入情報を店舗端末に送信する追加情報提供部をさらに備えてもよい。
この場合には、掲載商品を購入したユーザの閲覧情報又は購入情報が実店舗に提供されるので、実店舗はその情報を参考にしてその後の様々な販促活動を行うことができる。
本発明の一側面によれば、実店舗は、ユーザがインターネットで予めどのような商品情報を見た上で訪問してきたのかを把握することができる。
第1実施形態に係る購入支援システムの全体構成を示す図である。 図1に示す携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 商品ページの一例を示す図である。 店舗リストの表示例を示す図である。 価格リストの表示例を示す図である。 図1に示す店舗端末の機能構成を示すブロック図である。 店舗情報の例を示す図である。 商品情報の例を示す図である。 閲覧情報の例を示す図である。 購入情報の例を示す図である。 注目商品情報の例を示す図である。 報酬情報の例を示す図である。 図1に示す仲介サーバのハードウェア構成を示す図である。 図1に示す仲介サーバの機能構成を示すブロック図である。 図1に示す購入支援システムの動作を示すシーケンス図である。 図1に示す購入支援システムの動作を示すシーケンス図である。 図1に示す購入支援システムの動作を示すシーケンス図である。 第1実施形態に係る購入支援プログラムの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る購入支援システムの全体構成を示す図である。 系列情報の例を示す図である。 図19に示す仲介サーバの機能構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図1〜14を用いて、第1実施形態に係る購入支援システム1の機能及び構成を説明する。購入支援システム1は、仮想商店街のウェブサイト(オンライン・ショッピング・サイト)をユーザに提供する機能や、そのサイト内の商品ページを閲覧したユーザが実店舗を訪れた際にその訪問の旨を実店舗に通知する機能などを備えるコンピュータシステムである。購入支援システム1は、ユーザの携帯端末10と、店舗に設置された店舗端末20と、データベース群30と、仲介サーバ(購入支援サーバ)40と、ショッピング・サーバ50と、決済サーバ60とを備えている。
ショッピング・サーバ50は、オンライン・ショッピング・サイトを提供するコンピュータである。ユーザはショッピング・サーバ50が提供するサイトにアクセスして、商品情報の閲覧や商品購入を行うことができる。決済サーバ60は、オンライン決済サイトを提供するコンピュータであり、ユーザは実店舗で商品を購入する場合にその決済サイトを介してクレジット決済を行うことができる。
携帯端末10、店舗端末20、データベース群30、仲介サーバ40、ショッピング・サーバ50、及び決済サーバ60は、インターネットや無線LAN、移動体通信網などで構成されている通信ネットワークNを介して互いに通信することが可能である。図1では携帯端末10及び店舗端末20をそれぞれ3台示しているが、購入支援システム1内におけるこれらの装置の台数は任意である。
なお、データベース群30、仲介サーバ40、ショッピング・サーバ50、及び決済サーバ60を管理する者(事業者)は同一でもよいし、互いに異なっていてもよい。
まず、携帯端末10について説明する。図2に示すように、携帯端末10は機能的構成要素としてページ取得部11、登録要求部12、店舗リスト取得部13、訪問通知部14、価格リスト受信部15、及び表示部(ディスプレイ)16を備えている。携帯端末10の例として高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯情報端末(PDA)が挙げられるが、携帯端末の種類はこれらに限定されない。店舗リスト取得部13、訪問通知部14、及び価格リスト受信部15は、携帯端末10に予めインストールされている所定のアプリケーション・プログラム(以下では「専用アプリケーション」という)が動作することで実現される。
ページ取得部11は、オンライン・ショッピング・サイト内の商品ページを取得する手段である。ユーザが商品ページへのリンクをクリックするなどの操作を行うと、ページ取得部11は当該ページのURL(Uniform Resource Locator)を含むHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストをショッピング・サーバ50に送信する。そして、ページ取得部11はそのHTTPリクエストに応じてショッピング・サーバ50から送られてきた商品ページを受信し、そのページを表示部16に出力する。
図3に示すように、商品ページには、掲載商品の名称や型番、取扱店舗、価格(第1の価格)などの商品情報が掲載される。また、商品ページには、その商品を購入候補として選択するための買い物かごボタンや、商品を友人にメールで紹介するためのリンク、商品をお気に入りに追加するためのリンク、レビューを見たり書いたりするためのリンクが表示される。さらに、商品ページには、掲載商品を取り扱う実店舗を知りたい場合にクリックするためのボタン(以下では「登録ボタン」という)も表示される。以下では、登録ボタンが押された掲載商品を「注目商品」という。
登録要求部12は、注目商品の登録を仲介サーバ40に要求する手段である。商品ページ上の登録ボタンが押されると、登録要求部12はその商品ページに示される商品情報とユーザIDとを含む登録要求を生成し、その登録要求を仲介サーバ40に送信する。送信される商品情報は、商品を識別する商品IDと、その商品の取扱店舗を識別する店舗IDと、商品名と、価格と、商品ページのURLとを含んでいる。
店舗リスト取得部13は、注目商品を取り扱う実店舗のリスト(以下では「店舗リスト」という)を取得する手段である。ユーザが専用アプリケーションを起動した後に自分の注目商品を検索するための操作を行うと、専用アプリケーションは当該ユーザの注目商品の情報を仲介サーバ40に要求する。この要求に応じて、仲介サーバ40は後述する注目商品データベース35を参照してユーザに対応する注目商品のリストを携帯端末10に送信する。このような注目商品の取得を前提として、その後ユーザが一の注目商品を取り扱う店舗を検索する操作を行うと、店舗リスト取得部13はその注目商品の商品IDを含むリスト要求を生成して仲介サーバ40に送信する。そして、店舗リスト取得部13はそのリスト要求に応じて仲介サーバ40から送られてきた店舗リストを受信し、そのリストを表示部16に出力する。
店舗リストは、図4に示すように、地図上のマーク及びテキストによる詳細情報(住所や電話番号、URLなど)により表示されてもよい。この際に携帯端末10は、自端末の現在位置の周辺に位置する実店舗を最初に表示してもよい。また、店舗リストは一覧表などの形式でテキストのみにより表示されてもよい。実店舗の場所がユーザに分かるのであれば、店舗リストの表示方法はなんら限定されるものではない。
なお、店舗リスト取得部13は、商品ページ上の登録ボタンが押されて仲介サーバ40で注目商品が登録され、登録完了のイベントを仲介サーバ40から受信した場合に、当該注目商品の商品IDを含むリスト要求を自動的に仲介サーバ40に送信してもよい。この場合には、ユーザは登録ボタンを押すだけで店舗リストの画面を見ることができる。また、店舗リスト取得部13はユーザの入力を待つことなく、定期的に自動的に仲介サーバ40に問い合わせて店舗リストを取得し、現在位置に近い実店舗を表示してもよい。
訪問通知部14は、ユーザが店舗リストで示される一の実店舗を訪れたことを示す訪問通知を仲介サーバ40に送信する手段である。実店舗を訪れたユーザが専用アプリケーションを起動して、訪問したことを通知するための操作を行うと、訪問通知部14はユーザIDと、訪問先店舗を特定するための店舗関連情報とを含む訪問通知を仲介サーバ40に送信する。なお、この通知操作には、仲介サーバ40への訪問の通知を承認する操作が含まれる。店舗関連情報は、携帯端末10のGPS(全地球測位システム)機能により取得された位置情報(緯度経度)でもよいし、携帯端末10のバーコードリーダ機能により店頭のICタグをスキャンすることで得られた店舗IDであってもよい。
なお、訪問通知部14は、ユーザの操作を要することなく自動的に訪問通知を生成及び送信してもよい。例えば、ユーザが専用アプリケーションを稼動させたまま実店舗を訪れた場合に、訪問通知部14が自動的に位置情報を取得し、この位置情報を含む訪問通知を仲介サーバ40に送信してもよい。この場合には、ユーザが訪問通知の自動送信を許可するか否かを選択可能なように専用アプリケーションを構成してもよい。
価格リスト受信部15は、訪問先店舗から提示された注目商品の価格を取得する手段である。価格リスト受信部15は、上記の訪問通知に応じて仲介サーバ40から送られてきた価格リストを受信し、その情報を表示部16に出力する。価格リストの表示例を図5に示す。図5では、価格リストは、画面の最上段に表示された液晶テレビの商品情報の下に表示されており、訪問先店舗Aが提示する価格(第2の価格)と、比較のために示す仮想店舗X,Y,Zでの価格とから成る。すなわち、価格リストは、ユーザが実店舗とその競合相手である仮想店舗との間で商品の価格を比較するための情報である。各店舗の欄に設けられた購入ボタンは、選択した店舗でオンライン決済処理により注目商品を購入するためのインタフェースである。
次に、店舗端末20について説明する。店舗端末20は、店舗毎に設けられ、店舗での売上や在庫などの情報を管理するコンピュータである。図6に示すように、店舗端末20は機能的構成要素として訪問情報受信部21、価格指示部22、及び表示部(ディスプレイ)23を備えている。
訪問情報受信部21は、店舗を訪問してきたユーザに対応する訪問情報を受信して表示部23に出力する手段である。この訪問情報は、そのユーザにより選択された注目商品に関する情報であって、商品ページに示されていた当該注目商品の価格と、他の仮想店舗での当該注目商品の価格とを含んでいる。したがって、訪問先店舗の店員は、自店舗で扱っている商品に関して、ユーザが商品ページを閲覧することで知った価格と、他の店舗での価格とを知ることができる。
価格指示部22は、訪問情報を確認した店員による入力に応じて、来店したユーザに提示する価格(第2の価格)に関する価格指示情報を仲介サーバ40に送信する手段である。店員は提示価格を自分で決めて入力してもよいし、提示価格を仲介サーバ40に決定させるための指示を入力してもよい。価格指示部22は入力内容に基づいて、具体的な提示価格又は価格決定指示のいずれかを含む価格指示情報を生成し、この価格指示情報を仲介サーバ40に送信する。
次に、データベース群30について説明する。データベース群30は、購入支援システム1内で用いられる各種の情報を記憶する手段である。データベース群30は、店舗データベース31、商品データベース(商品記憶部)32、閲覧履歴データベース33、購入履歴データベース34、注目商品データベース35、及び報酬データベース(報酬記憶部)36を備えている。
店舗データベース31は、店舗情報を記憶する手段である。図7に示すように、店舗情報は、店舗を識別する店舗IDと、仮想店舗か実店舗かを示す店舗種別と、店舗属性(店舗名、所在地又は地図情報、電話番号、オンライン・ショッピング用のURL、利用配送業者、決済方法など)とで構成されている。なお、店舗属性の種類は任意に決めてよい。一つの企業が仮想店舗及び実店舗の双方を持つこともあれば、これらのうちのどちらか一方のみを持つ場合もある。
商品データベース32は、各店舗で取り扱われている商品に関する商品情報を記憶する手段である。図8に示すように、商品情報は、店舗を識別する店舗IDと、その店舗が取り扱う商品を識別する商品IDと、その商品の各種属性情報とを含んでいる。属性情報は、商品名、商品ページのURL、価格、カタログID、在庫数などを含む。商品IDは取扱店舗が独自に商品に割り振るコードであるのに対して、カタログIDは取扱店舗に関わらず商品自体を一意に特定するコード(例えば型番)であり、カタログIDを持たない商品も存在し得る。なお、商品属性の種類は任意に決めてよい。商品情報は、所定のタイミングで各店舗端末20又はショッピング・サーバ50から送られてくる情報(例えば新商品の情報や、在庫数の更新を示す情報)に基づいて更新される。
閲覧履歴データベース33は、ユーザが商品ページを閲覧したことを示す閲覧情報を記憶する手段である。閲覧情報は、携帯端末10のページ取得部11が商品ページを取得する際にショッピング・サーバ50により登録される。図9に示すように、閲覧情報は、ユーザID、店舗ID、商品ID、商品属性(商品名、商品ページのURL、カタログID、価格など)、及び閲覧日時を含んでいる。閲覧情報に含める商品属性の種類は任意に決めてよい。
購入履歴データベース34は、ユーザがオンライン・ショッピング・サイトで商品を購入したことを示す購入情報を記憶する手段である。購入情報はショッピング・サーバ50により登録される。図10に示すように、購入情報は、一回の購入処理を識別する購入IDと、その購入処理に関する情報(ユーザID、店舗ID、商品ID、商品属性(商品名、商品ページのURL、カタログID、価格など))と、購入日時を含んでいる。購入情報に含める商品属性の種類は任意に決めてよい。
注目商品データベース35は、ユーザにより指定された注目商品を示す注目商品情報を記憶する手段である。注目商品情報は、ユーザが商品ページ上の登録ボタンをクリックしたことで携帯端末10から仲介サーバ40に送られた登録要求に基づいて、仲介サーバ40により登録される。したがって、注目商品情報も、閲覧情報と同様に、ユーザが商品ページを閲覧したことを示す情報であるといえる。図11に示すように、注目商品情報は、ユーザID、店舗ID、商品ID、商品属性(商品名、商品ページのURL、カタログID、価格など)、及び登録日時を含んでいる。注目商品情報に含める商品属性の種類は任意に決めてよい。
報酬データベース36は、ユーザに注目商品の提示価格を提示してそのユーザに当該商品を販売した実店舗が支払う報酬に関する報酬情報を記憶する手段である。図12に示すように、報酬情報は、一つの購入手続に対応して付与される報酬IDと、報酬の支払者(訪問先店舗)を示す店舗IDと、報酬の受取人を示す店舗IDと、販売された商品の商品IDと、商品購入により発生した報酬額と、登録日時(購入日時ともいえる)とを含んでいる。図12の「受取側の店舗ID」欄における「EC」は、様々な商品ページを提供するオンライン・ショッピング・サイトの運営者を特定するための識別子である。
なお、各データベースの構成は上記の例に限定されず、任意の方針で各データベースを正規化または冗長化してもよい。例えば、店舗データベース31を実店舗用のデータベースと仮想店舗用のデータベースとに分けてもよい。
以上を前提として仲介サーバ40について説明する。仲介サーバ40は、注目商品を登録して実店舗を訪問したユーザと訪問先店舗との間の取引を支援するための各種処理を実行するコンピュータである。
図13に示すように、仲介サーバ40は、オペレーティングシステムやアプリケーション・プログラムなどを実行するCPU401と、ROM及びRAMで構成される主記憶部402と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部403と、ネットワークカードなどで構成される通信制御部404と、キーボードやマウスなどの入力部405と、ディスプレイなどの出力部406とで構成される。
後述する仲介サーバ40の各機能的構成要素は、CPU401や主記憶部402の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU401の制御の下で通信制御部404や入力部405、出力部406などを動作させ、主記憶部402や補助記憶部403におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。処理に必要なデータやデータベースは主記憶部402や補助記憶部403内に格納される。なお、図13では仲介サーバ40が1台のコンピュータで構成されているように示しているが、仲介サーバ40の機能を複数台のコンピュータに分散させてもよい。
図14に示すように、仲介サーバ40は機能的構成要素として注目商品登録部41、店舗リスト提供部(店舗抽出部、店舗情報送信部)42、訪問情報提供部(訪問通知取得部、商品抽出部、商品情報送信部)43、価格リスト提供部(指示受信部、価格送信部)44、及び報酬登録部(購入通知取得部)45を備えている。
注目商品登録部41は、注目商品情報を生成して注目商品データベース35に格納する手段である。注目商品登録部41は、携帯端末10の登録要求部12から登録要求を受信すると、その登録要求内の商品情報及びユーザIDを互いに関連付けて注目商品情報を生成する。そして、注目商品登録部41はその注目商品情報を注目商品データベース35に格納する。
店舗リスト提供部42は、ユーザにより閲覧された注目商品を取り扱っている実店舗のリストを該ユーザに提供する手段である。店舗リスト提供部42は、携帯端末10から受信したリスト要求に含まれる商品IDに対応し且つ店舗種別が「実店舗」である商品情報を商品データベース32から抽出する。あるいは、商品の在庫がある実店舗のみを抽出するために、店舗リスト提供部42は、リスト要求の商品IDに対応し、店舗種別が「実店舗」であり、且つ在庫数が1以上である商品情報を商品データベース32から抽出する。在庫数を考慮することで、ユーザは訪問先店舗で掲載商品を直ぐに入手できる可能性が高まる。続いて、店舗リスト提供部42は抽出した商品情報の店舗IDに対応する店舗情報を店舗データベース31から抽出し、抽出した店舗情報を用いて店舗リストを生成する。そして、店舗リスト提供部42はその店舗リストを携帯端末10に送信する。
訪問情報提供部43は、ユーザにより閲覧された注目商品の商品情報を、該ユーザが訪れた実店舗に提供する手段である。訪問情報提供部43は、携帯端末10から受信した訪問通知からユーザID及び店舗関連情報を取得する。続いて訪問情報提供部43は、店舗関連情報が位置情報であれば、店舗データベース31を検索して位置情報に対応する店舗IDを取得し、店舗関連情報が店舗IDであればそのIDをそのまま保持する。
続いて、訪問情報提供部43は、ユーザID及び店舗IDに対応する注目商品情報を注目商品データベース35から取得する。また、訪問情報提供部43は商品データベース32から、実店舗以外の他の仮想店舗における注目商品の価格を付加情報として抽出する。そして、訪問情報提供部は注目商品情報及び付加情報を含む訪問情報を生成し、その訪問情報を店舗端末20に送信する。訪問情報には各店舗における注目商品の価格が含まれる。しかし、この訪問情報にはユーザ(来店者)を特定できるような情報は含まれないので、ユーザが実店舗を訪問した時点における該ユーザのプライバシーを守ることができる。
価格リスト提供部44は、注目商品について訪問先店舗が提示する価格(第2の価格)を示す価格リスト(価格情報)を携帯端末10に送信する手段である。価格リスト提供部44は、店舗端末20から受信した価格指示情報が提示価格を含んでいる場合には、その提示価格を用いて価格リストを生成する。一方、その価格指示情報が価格決定指示を含んでいる場合には、価格リスト提供部44は予め設定されている提示ルールに基づいて提示価格を決定する。例えば、価格リスト提供部44は店舗毎に設定された割引率、店舗及び商品の組合せ毎に設定された割引率、あるいは店舗及びユーザの組合せ毎に設定された割引率のいずれかを注目商品の価格に乗ずることで提示価格を求めてもよい。
続いて、価格リスト提供部44は、実店舗以外の他の仮想店舗における注目商品の価格を商品データベース32から抽出する。そして、価格リスト提供部44は実店舗の提示価格と他の仮想店舗の価格とを含む価格リストを生成し、この価格リストを、注目商品の商品情報とともに携帯端末10に送信する。なお、価格リスト提供部44は、実店舗において提示価格での販売を容易にするためのクーポン情報を価格リストともに送信してもよい。この場合、クーポン情報は店舗端末20によりスキャン可能なバーコード形式で携帯端末10に送信される。
報酬登録部45は、実店舗が所定の受取人に支払う報酬を示す報酬情報を報酬データベース36に登録する手段である。報酬登録部45は、ユーザが実店舗で注目商品を購入したことを示す購入通知を携帯端末10又は店舗端末20から受信する。購入通知は、ユーザID、実店舗の店舗ID、商品ID、ユーザにより閲覧された商品ページに対応する店舗ID、及び決済額を含んでいる。なお、商品ページに対応する店舗IDは、携帯端末10及び店舗端末20において注目商品情報から取得可能である。仲介サーバ40としては、注目商品が購入されたことを取得できればよいので、購入通知の送信元は携帯端末10及び店舗端末20のどちらでもよい。
報酬登録部45は、店舗間の関係を示す情報(同系列の店舗か否かを示す情報)と支払ルールとを予め保持しており、これらの情報に基づいて支払先及び報酬額を決定する。実店舗と商品ページに対応する店舗とで系列が異なる場合には、報酬登録部45は商品ページの店舗(他系列の仮想店舗)とオンライン・ショッピング・サイトの運営者とを受取人として設定する。一方、双方の店舗が同系列である場合には、報酬登録部45はオンライン・ショッピング・サイトの運営者のみを受取人として設定するので、同系列の仮想店舗への報酬は生じない。
続いて、報酬登録部45は支払ルールに基づいて報酬額を決定する。例えば、報酬登録部45は、支払者毎に設定された報酬率、受取人毎に設定された報酬率、支払者と受取人との組合せ毎に設定された報酬率のいずれかを決済額に乗ずることで報酬額を求めてもよい。このように支払先及び報酬額を決定すると、報酬登録部45は新たに生成した報酬IDと、実店舗の店舗IDと、受取人の店舗IDと、購入された商品(注目商品)のIDと、報酬額と、システム時刻から得た登録日時とを互いに関連付けることで報酬情報を生成し、その報酬情報を報酬データベース36に格納する。記憶された報酬情報は定期的に集計され、その集計結果に基づいて報酬額がオンライン・ショッピング・サイトの運営者及び仮想店舗に支払われる。
次に、図15〜17を用いて、購入支援システム1の動作を説明するとともに本実施形態に係る購入支援方法について説明する。
ユーザが商品ページを要求する操作を行うと(ステップS11)、ページ取得部11がショッピング・サーバ50にHTTPリクエストを送信し(ステップS12)、ショッピング・サーバ50がそのリクエストに応答して商品ページを送信する(ステップS13)。ページ取得部11はその商品ページを表示部16に表示し(ステップS14)、これによりユーザは所望の商品情報を見ることができる。
ユーザがその商品ページ上にある登録ボタンを押すと(ステップS15)、登録要求部12がユーザID及び商品情報を含む登録要求を仲介サーバ40に送信する(ステップS16)。仲介サーバ40では注目商品登録部41がその登録要求に基づいて注目商品情報を生成し注目商品データベース35に格納する(ステップS17)。
その後ユーザが、注目商品を取り扱う店舗リストを取得するための操作を行うと(ステップS18)、店舗リスト取得部13が注目商品の商品IDを含むリスト要求を仲介サーバ40に送信する(ステップS19)。仲介サーバ40では、店舗リスト提供部42がそのリスト要求に基づいて商品データベース32及び店舗データベース31を参照することで、注目商品を取り扱う実店舗の店舗情報を取得し、その店舗情報を用いて店舗リストを生成する(ステップS20、店舗抽出ステップ)。そして、店舗リスト提供部42はその店舗リストを携帯端末10に送信する(ステップS21、店舗情報送信ステップ)。携帯端末10では店舗リスト取得部13がその店舗リストを受信して表示部16に表示する(ステップS22)。これによりユーザは注目商品を取り扱う実店舗の場所を知ることができる。
なお、上述したように、店舗リスト取得部13はユーザ操作を待つことなく、注目商品登録の完了を示すイベントを仲介サーバ40から受信した場合に、自動的にリスト要求を送信してもよい。この場合には、結果的に店舗リスト提供部42は、登録ボタンが押されたことに応じて店舗リストを生成し携帯端末10に送信する。
その後ユーザが提示された実店舗の一つを実際に訪問し、訪問したことを通知するための操作を当該実店舗で行うと(ステップS23)、訪問通知部14がユーザID及び店舗関連情報を含む訪問通知を仲介サーバ40に送信する(ステップS24)。
仲介サーバ40では訪問情報提供部43がその訪問通知を受信し(訪問通知取得ステップ)、当該訪問通知に基づいて訪問情報を生成する(ステップS25、商品抽出ステップ)。具体的には、訪問情報提供部43はまず店舗関連情報に基づいて訪問先店舗の店舗IDを取得し、当該店舗IDとユーザIDとに対応する注目商品情報を注目商品データベース35から抽出する。また、訪問情報提供部43は、注目商品情報の商品IDを用いて商品データベース32を参照することで、競合店舗における注目商品の商品情報を抽出する。そして、訪問情報提供部43は抽出したこれらの情報を用いて訪問情報を生成する。訪問情報提供部43は訪問情報を店舗端末20に送信する(ステップS26、商品情報送信ステップ)。上述したように、この訪問情報はユーザを特定する情報(例えばユーザID)を含まないので、ユーザのプライバシーを守ることができる。
店舗端末20では、訪問情報受信部21がその訪問情報を受信して表示部23に表示する(ステップS27)。これにより訪問先店舗の店員は、予めオンライン・ショッピング・サイトで情報収集したユーザが来店したことと、そのユーザが自店舗内のどの商品に興味を示しているかを知ることができる。また、店員は注目商品が競合店舗でいくらで販売されているかを知ることもできる。店員は店舗端末20を操作して、そのユーザに示す注目商品の価格を入力するか、あるいは仲介サーバ40に価格を決定させるための指示を入力ことで、価格決定に関する指示を行う(ステップS28)。この操作を受けて、価格指示部22が価格指示情報を生成して仲介サーバ40に送信する(ステップS29)。
仲介サーバ40では、価格リスト提供部44がその価格指示情報を受信し(指示受信ステップ)、この情報に基づいて価格リストを生成する(ステップS30)。具体的には、価格リスト提供部44は店舗端末20で入力された提示価格をそのまま採用するか、あるいは、上述したような所定のルールに基づいて提示価格を決定する。また、価格リスト提供部44は、価格リスト提供部44での処理と同様の手法で、競合店舗における注目商品の価格を抽出する。そして、価格リスト提供部44は訪問先店舗の提示価格と競合店舗の価格とを含む価格リストを生成する。価格リスト提供部44はこの価格リストを携帯端末10に送信する(ステップS31、価格送信ステップ)。これにより実店舗は、注目商品の価格などをインターネットで調べてきたユーザに対して当該注目商品の優待価格を提示することで、そのユーザと交渉をすることができる。
携帯端末10では価格リスト受信部15がその価格リストを受信し表示部16に表示する(ステップS32)。これによりユーザは、訪れた実店舗で注目商品をいくらで購入できるかを知ることができる。また、ユーザは、自分で交渉せずとも、興味のある商品を注目商品として登録して実店舗を訪問すれば、訪問先店舗での通常価格よりも安い価格で当該注目商品を購入することができる。また、訪問先店舗に自分の個人情報が渡らないので、ユーザは購入支援システム1を気軽に利用できる。
実店舗を訪れたユーザが当該実店舗で注目商品を購入すると(ステップS33)、携帯端末10及び店舗端末20のどちらか一方が購入通知を仲介サーバ40に送信する(ステップS34a又はステップS34b)。なお、購入の際の決済方法はなんら限定されず、実店舗での現金払い又はクレジット払いでもよいし、携帯端末10を介してのインターネット決済でもよい。また、携帯端末10により受信されたクーポン情報を店舗端末20がスキャンすることで提示価格での購入を行うことも可能である。
仲介サーバ40では報酬登録部45がその購入通知を受信する(購入通知取得ステップ)。そして、報酬登録部45は実店舗がオンライン・ショッピング・サイトの運営者に支払う報酬額と、当該実店舗がユーザにより閲覧された商品ページに対応する仮想店舗に支払う報酬額とを決定し、これらの報酬額に関する報酬情報を報酬データベース36に登録する(ステップS35、報酬登録ステップ)。
次に、図18を用いて、コンピュータを仲介サーバ40として機能させるための購入支援プログラムを説明する。
購入支援プログラムP1は、メインモジュールP10、注目商品登録モジュールP11、店舗リスト提供モジュールP12、訪問情報提供モジュールP13、価格リスト提供モジュールP14、及び報酬登録モジュールP15を備えている。
メインモジュールP10は、購入支援機能を統括的に制御する部分である。注目商品登録モジュールP11、店舗リスト提供モジュールP12、訪問情報提供モジュールP13、価格リスト提供モジュールP14、及び報酬登録モジュールP15を実行することにより実現される機能はそれぞれ、上記の注目商品登録部41、店舗リスト提供部42、訪問情報提供部43、価格リスト提供部44、及び報酬登録部45の機能と同様である。
購入支援プログラムP1は、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体または半導体メモリに固定的に記録された態様で提供される。また、購入支援プログラムP1は、搬送波に重畳されたコンピュータデータ信号として通信ネットワークを介して提供されてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、予め商品ページを閲覧したユーザが該ページで示される商品の取扱店舗を実際に訪問すると、その商品ページに示されていた商品の情報(第1の価格を含む)がその実店舗に提示される。したがって、実店舗は、ユーザがインターネットで予めどのような商品情報を見た上で訪問してきたのかを把握することができる。加えて、実店舗はそのユーザのために独自の価格(第2の価格)を提示することができる。また、オンライン・ショッピング・サイトの運営者(商品ページの提供者)は実店舗にユーザを紹介したといえるが、当該運営者及び仮想店舗は、その貢献に応じた報酬を実店舗から得ることができる。また、ユーザは店員と面倒な交渉をすることなく訪問先店舗から価格の提示を受けることができる。
また、本実施形態では、商品ページ上に登録ボタンを設けることで、ユーザは掲載商品を取り扱う実店舗を簡単に入手することができる。
本実施形態では、実店舗と商品ページの仮想店舗とが互いに異なる系列に属する場合に実店舗から仮想店舗に報酬が提供される。この場合には仮想店舗も実店舗にユーザを紹介したといえるが、その貢献に応じて仮想店舗も実店舗から報酬を得ることができる。
本実施形態では、商品ページの仮想店舗での価格だけでなく別の仮想店舗での価格も価格リストとして実店舗に提供されるので、価格をユーザに提示しようとする実店舗にとっては参考情報が増えることになり、実店舗側の利便性が高まる。
(第2実施形態)
次に、図19〜21を用いて第2実施形態に係る購入支援システム2を説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、ユーザに提示される店舗リストに、閲覧された商品ページに対応する仮想店舗と同一系列の実店舗のみが含まれることと、それに関連して報酬がオンライン・ショッピング・サイトの運営者にのみ支払われることである。以下では、第1実施形態と同一又は同等の事項についての説明を省略する。
図19に示すように、本実施形態ではデータベース群30はさらに系列データベース(系列記憶部)37を備えている。系列データベース37は、同一系列に属する店舗群を示す系列情報を記憶する手段である。図20に示すように、系列情報は、系列を特定する系列IDと、その系列に属する店舗の店舗IDとを含んでいる。
次に、本実施形態における仲介サーバ40Aを説明する。図21に示すように、仲介サーバ40Aは、第1実施形態における店舗リスト提供部42及び報酬登録部45に代えて店舗リスト提供部42A及び報酬登録部45Aを備えている。他の機能的構成要素は第1実施形態と同じなので、以下ではこれら二つの機能的構成要素について説明する。
店舗リスト提供部42Aは、ユーザにより指定された注目商品を取り扱っている同一系列の実店舗のリストを該ユーザに提供する手段である。店舗リスト提供部42Aは、携帯端末10から受信したリスト要求に含まれる商品情報から店舗ID及び商品IDを取得する。続いて、店舗リスト提供部42Aはその店舗IDに対応する系列情報を系列データベース37から読み出すことで、商品ページで示される仮想店舗と同一系列の店舗を特定する。
続いて、店舗リスト提供部42Aは商品ID及び同一系列の店舗IDに対応し、且つ店舗種別が「実店舗」である商品情報を商品データベース32から抽出する。あるいは、商品の在庫がある実店舗のみを抽出するために、店舗リスト提供部42Aは、商品ID及び同一系列の店舗IDに対応し、店舗種別が「実店舗」であり、且つ在庫数が1以上である商品情報を商品データベース32から抽出する。続いて、店舗リスト提供部42Aは抽出した商品情報の店舗IDに対応する店舗情報を店舗データベース31から抽出し、抽出した店舗情報を用いて店舗リストを生成する。そして、店舗リスト提供部42Aはその店舗リストを携帯端末10に送信する。
報酬登録部45Aは、実店舗がオンライン・ショッピング・サイトの運営者(商品ページの提供者)に支払う報酬を示す報酬情報を報酬データベース36に登録する手段である。報酬登録部45Aは、ユーザが実店舗で注目商品を購入したことを示す購入通知を携帯端末10又は店舗端末20から受信する。続いて、報酬登録部45Aは、所定の支払ルール(例えば店舗及び商品の組合せ毎に設定された報酬率)に基づいて、実店舗がオンライン・ショッピング・サイトの運営者に支払う報酬額を決定する。そして、報酬登録部45Aは新たに生成した報酬ID、実店舗の店舗ID、購入された商品(注目商品)のID、報酬額、及び登録日時を互いに関連付けることで報酬情報を生成し、その報酬情報を報酬データベース36に格納する。
本実施形態においても基本的に第1実施形態と同様の処理が実行されるので、当該第1実施形態と同様の効果を得ることができる。加えて、本実施形態では、ユーザにより閲覧された商品ページの仮想店舗と同一系列の実店舗のみがそのユーザに提示されるので、他の系列にユーザ(潜在的購入者)が流れることを防ぐことができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
上記実施形態では登録ボタンの押下により指定された商品が注目商品として処理されたが、お気に入りとして登録された商品(「お気に入りに追加」リンクがクリックされた商品)が注目商品として処理されてもよい。
ユーザは、商品ページの閲覧及び注文商品の登録を携帯端末10以外の他の端末で行ってもよい。例えば、ユーザは自宅のパーソナルコンピュータ(PC)で商品ページの閲覧及び注文商品の登録を行い、その後外出時に携帯端末10を用いて店舗リストや価格リストを取得することも可能である。この場合には、図15に示す一連の処理(ステップS11〜S16の処理)は携帯端末10ではなくユーザの自宅PCを用いて行われ、図16,17に示す一連の処理(ステップS18以降の処理)は携帯端末10を用いて行われる。注目商品情報はユーザの端末ではなくサーバ側(注目商品データベース35)に記憶されるので、この場合でも、携帯端末10への店舗リストや価格リストの送信は上記実施形態と同様に実行可能である。
店舗リスト取得部13は複数の注目商品に対応する実店舗を要求してもよい。この場合には、店舗リスト提供部42,42Aはその要求に応じて、各注目商品に対応する実店舗を抽出し、抽出した実店舗を示す店舗リストを生成及び送信してもよい。この場合の実店舗の表示方法は任意に定めてよい。例えば、店舗を地図上に表示させる場合に注目商品ごとに色を分けて店舗を表示させてもよいし、地図上の店舗がクリックされた場合に、該店舗が扱う注目商品のリストを表示させたりしてもよい。あるいは、地図を表示させたまま、タブ選択などにより各注目商品の取扱店舗を表示させてもよい。このような店舗リストにより、ユーザは複数の注目商品に対応する複数の取扱店舗を一度に確認して、訪問する店舗を決めることができる。
価格リスト提供部44は、実店舗の提示価格のみを含む価格リストを携帯端末10に送信してもよい。あるいは、価格リスト提供部44は実店舗の提示価格、及びユーザが閲覧した注目商品の価格の二つのみを含む価格リストを携帯端末10に送信してもよい。
上記実施形態では携帯端末10が仲介サーバ40,40Aに訪問通知を送信したが、携帯端末10と通信可能な実店舗内の所定の装置(店舗端末20とは異なる装置でもよい)が訪問通知を仲介サーバ40,40Aに送信してもよい。
訪問情報提供部43は、実店舗が個人を特定できない程度のユーザ情報を訪問情報に含めて店舗端末20に送信してもよい。例えば、訪問情報提供部43は会員のランク(プラチナ会員、ゴールド会員など)のみからなるユーザ情報を訪問情報の一部として店舗端末20に送信してもよい。これにより、実店舗の店員はユーザ属性も考慮して提示価格を決めることができる。
仲介サーバ40,40Aは、実店舗での購入手続の完了を受けて報酬登録の処理を行う際に、この登録処理と並行して、ユーザ(購入者)に関する任意の追加情報を店舗端末20に送信してもよい。例えば、ユーザの個人情報やユーザの過去の閲覧履歴又は購入履歴などを追加情報として店舗端末20に送信してもよい。この場合には、仲介サーバ40,40Aは追加情報提供部をさらに備える。追加情報提供部は、購入通知で示されるユーザIDに対応する閲覧情報及び/又は購入情報を閲覧履歴データベース33及び/又は購入履歴データベース34から抽出し、抽出した情報に基づいて追加情報を生成する。そして、追加情報提供部はその追加情報を店舗端末20に送信する。
このように追加情報を提供することで、実店舗はユーザの閲覧情報又は購入情報を得ることができるので、実店舗はその情報を参考にしてその後の様々な販促活動を行うことができる。例えば、購入者に別の商品の購入を勧めたり、ユーザのニーズを把握した上で商品の品揃えや価格設定を検討したりすることができる。
1及び2…購入支援システム、10…携帯端末、11…ページ取得部、12…登録要求部、13…店舗リスト取得部、14…訪問通知部、15…価格リスト受信部、16…表示部、20…店舗端末、21…訪問情報受信部、22…価格指示部、23…表示部、30…データベース群、31…店舗データベース、32…商品データベース、33…閲覧履歴データベース、34…購入履歴データベース、35…注目商品データベース、36…報酬データベース、37…系列データベース、40及び40A…仲介サーバ、41…注目商品登録部、42及び42A…店舗リスト提供部、43…訪問情報提供部、44…価格リスト提供部、45及び45A…報酬登録部、50…ショッピング・サーバ、60…決済サーバ、P1…購入支援プログラム、P10…メインモジュール、P11…注目商品登録モジュール、P12…店舗リスト提供モジュール、P13…訪問情報提供モジュール、P14…価格リスト提供モジュール、P15…報酬登録モジュール。

Claims (11)

  1. 店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバであって、
    掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて前記商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出部と、
    前記実店舗を示す店舗情報を前記ユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信部と、
    前記ユーザが前記店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得部と、
    前記訪問通知に応じて、前記ユーザが閲覧した商品ページに示された前記第1の価格を含む前記掲載商品の商品情報を前記商品記憶部から抽出する商品抽出部と、
    前記商品抽出部により抽出された商品情報を前記実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信部と、
    商品情報送信部により送信された商品情報に応じて前記店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信部であって、該指示情報が前記実店舗での前記掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信部と、
    前記指示情報に応じて、前記第2の価格を示す価格情報を前記携帯端末に送信する価格送信部
    備えることを特徴とする購入支援サーバ。
  2. 前記第2の価格に応じて前記ユーザが前記実店舗で前記掲載商品を購入したことを示す購入通知を取得する購入通知取得部と、
    前記購入通知に基づいて、前記実店舗が前記商品ページの提供者に支払う報酬を示す報酬情報を報酬記憶部に登録する報酬登録部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の購入支援サーバ。
  3. 前記商品ページには、前記掲載商品を取り扱う実店舗の情報を取得するためのユーザ・インタフェースが設けられており、
    前記店舗抽出部が、前記商品ページ内の前記ユーザ・インタフェースが操作されたことに応じて、前記掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の購入支援サーバ。
  4. 同一系列に属する店舗を示す系列情報を記憶する系列記憶部をさらに備え、
    前記報酬登録部が、さらに、前記系列記憶部を参照して前記実店舗と前記商品ページに対応する仮想店舗とが同一系列に属するか否かを判定し、該実店舗の系列と該仮想店舗の系列とが異なる場合に、該実店舗が該仮想店舗に支払う報酬を示す報酬情報を前記報酬記憶部に登録する、
    ことを特徴とする請求項に記載の購入支援サーバ。
  5. 同一系列に属する店舗を示す系列情報を記憶する系列記憶部をさらに備え、
    前記店舗抽出部が、さらに前記系列記憶部を参照して、前記掲載商品を取り扱っており且つ前記商品ページで示される仮想店舗と同一系列である実店舗を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の購入支援サーバ。
  6. 前記商品情報が、店舗における商品の在庫数を含み、
    前記店舗抽出部が、前記掲載商品を取り扱っており且つ該掲載商品の在庫数が1以上である実店舗を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の購入支援サーバ。
  7. 前記商品抽出部が、さらに、前記商品ページの仮想店舗とは異なる別の仮想店舗に対応する前記掲載商品の商品情報を抽出し、
    前記商品情報送信部が、さらに、前記商品抽出部により抽出された前記別の仮想店舗の商品情報を前記店舗端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の購入支援サーバ。
  8. 前記掲載商品を購入した前記ユーザが過去に閲覧した商品ページを示す閲覧情報又は該ユーザが過去に購入した商品を示す購入情報を所定の記憶部から抽出し、抽出した閲覧情報又は購入情報を前記店舗端末に送信する追加情報提供部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の購入支援サーバ。
  9. 店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバにより実行される購入支援方法であって、
    掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて前記商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出ステップと、
    前記実店舗を示す店舗情報を前記ユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信ステップと、
    前記ユーザが前記店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得ステップと、
    前記訪問通知に応じて、前記ユーザが閲覧した商品ページに示された前記第1の価格を含む前記掲載商品の商品情報を前記商品記憶部から抽出する商品抽出ステップと、
    前記商品抽出ステップにおいて抽出された商品情報を前記実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信ステップと、
    商品情報送信ステップにおいて送信された商品情報に応じて前記店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信ステップであって、該指示情報が前記実店舗での前記掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信ステップと、
    前記指示情報に応じて、前記第2の価格を示す価格情報を前記携帯端末に送信する価格送信ステップ
    含むことを特徴とする購入支援方法。
  10. 店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバとしてコンピュータを機能させる購入支援プログラムであって、
    掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて前記商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出部と、
    前記実店舗を示す店舗情報を前記ユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信部と、
    前記ユーザが前記店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得部と、
    前記訪問通知に応じて、前記ユーザが閲覧した商品ページに示された前記第1の価格を含む前記掲載商品の商品情報を前記商品記憶部から抽出する商品抽出部と、
    前記商品抽出部により抽出された商品情報を前記実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信部と、
    商品情報送信部により送信された商品情報に応じて前記店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信部であって、該指示情報が前記実店舗での前記掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信部と、
    前記指示情報に応じて、前記第2の価格を示す価格情報を前記携帯端末に送信する価格送信部
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする購入支援プログラム。
  11. 店舗及び商品が関連付けられ且つ該商品の価格を含む商品情報を記憶する商品記憶部にアクセス可能な購入支援サーバとしてコンピュータを機能させる購入支援プログラムを記憶するコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記購入支援プログラムが前記コンピュータに、
    掲載商品の第1の価格が示された商品ページをユーザが閲覧したことを示す閲覧情報に基づいて前記商品記憶部を参照することで、該掲載商品を取り扱う実店舗を抽出する店舗抽出部と、
    前記実店舗を示す店舗情報を前記ユーザの携帯端末に送信する店舗情報送信部と、
    前記ユーザが前記店舗情報で示される実店舗を訪れたことを示す訪問通知を取得する訪問通知取得部と、
    前記訪問通知に応じて、前記ユーザが閲覧した商品ページに示された前記第1の価格を含む前記掲載商品の商品情報を前記商品記憶部から抽出する商品抽出部と、
    前記商品抽出部により抽出された商品情報を前記実店舗の店舗端末に送信する商品情報送信部と、
    商品情報送信部により送信された商品情報に応じて前記店舗端末から送信された指示情報を受信する指示受信部であって、該指示情報が前記実店舗での前記掲載商品の第2の価格に関する指示を示す、該指示受信部と、
    前記指示情報に応じて、前記第2の価格を示す価格情報を前記携帯端末に送信する価格送信部
    実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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