JP6913224B1 - 売上貢献度還元システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を適切に把握し、当該貢献度に応じて還元を行う売上貢献度還元システム及びプログラムを提供する。【解決手段】売上貢献度還元システム1は、商品の購入に関わるユーザの行動履歴を収集するユーザ行動履歴収集部111と、ユーザ行動履歴収集部111により収集されたユーザ行動履歴に基づいて、リアル店舗とECサイトとの間における前記商品の売上への貢献度を算出する貢献度算出部112と、貢献度算出部112により算出された貢献度に基づいて、リアル店舗及びECサイトの少なくとも一方への還元額を算出する還元額算出部113とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上への貢献度に応じて還元を行う売上貢献度還元システム及びプログラムに関する。
ユーザが所望の商品を入手する方法として、リアル店舗に出向いて購入する他に、インターネット上のECサイトで注文する方法がある。ここで「リアル店舗」とは、実際の現物商品をユーザが見たり、触ったり、試したりできる状態で陳列している場所、及び、ECサイトでは経験し辛く、かつ、商品購買につながる、当該商品と関連した実体験全般ができる場所や機能をいう。
リアル店舗は、ECサイトと比較して、商品販売に対する貢献度が利益に反映されないという問題がある。例えば、ユーザがリアル店舗に入店して商品を閲覧し試着・試用等をしてから、実際の購入をECサイトで行った場合、そのリアル店舗はECサイトの売上に貢献したにもかかわらず、金銭的に全く報われない。リアル店舗は、ECサイトに比較して、家賃・店舗設営費・人件費・光熱費などがかかるため、ユーザがリアル店舗に入店して商品を閲覧、試着、試用等をしてから、実際の買い物をECサイトで行った場合は、そのリアル店舗に還元する必要がある。
その逆に、ユーザがECサイトを閲覧し、気になった商品について後でリアル店舗で当該商品を見たり触ったりして購買した場合には、そのECサイトに還元する必要がある。
特許文献1には、複数の店舗を収容するショッピングセンタにおいて、各店舗の他の店舗への売上額の貢献度に応じて還元を行うシステムが開示されている。
特開2011−248608号公報
しかしながら、特許文献1では、ショッピングセンタにおける複数のリアル店舗の集合体の中のみでの貢献度を算出しており、ECサイトの存在まで考慮していない。
本発明は、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を適切に把握し、当該貢献度に応じて還元を行う売上貢献度還元システム及びプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の売上貢献度還元システムは、
商品の購入に関わるユーザの行動履歴を収集するユーザ行動履歴収集手段と、
前記ユーザ行動履歴収集手段により収集されたユーザ行動履歴に基づいて、リアル店舗とECサイトとの間における前記商品の売上への貢献度を算出する貢献度算出手段と、
前記貢献度算出手段により算出された貢献度に基づいて、前記リアル店舗及び前記ECサイトの少なくとも一方への還元額を算出する還元額算出手段と
を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を適切に把握し、当該貢献度に応じて還元を行うことができる。
上記売上貢献度還元システムにおいて、
ユーザ行動履歴収集手段は、
前記ユーザの行動履歴として、リアル店舗への入店履歴と、リアル店舗における前記商品の閲覧履歴と、リアル店舗における前記商品の試用履歴と、前記商品の購買履歴と、ECサイトの閲覧履歴と、の少なくとも1つを収集することを特徴とする。
この特徴によれば、前記ユーザ行動履歴を収集することにより、リアル店舗及びECサイトにおける商品の売上貢献度を適切に把握することができる。
上記売上貢献度還元システムにおいて、
前記売上貢献度算出手段は、
前記ユーザがECサイトで前記商品を購入する前に、リアル店舗で前記商品を閲覧又は試用する行動をとっていた場合に、前記ユーザが前記商品を購入したことと前記リアル店舗における前記ユーザの前記行動とは因果関係があると判断して、前記因果関係の度合いを数値化した因果関係値を算出し、
前記因果関係値に基づいて、前記リアル店舗の前記商品の売上への貢献度を算出することを特徴とする。
この特徴によれば、ユーザの行動履歴から算出した因果関係値に基づいて、ECサイトにおける商品の売上貢献度を適切に把握することができる。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、
コンピュータを、
商品の購入に関わるユーザの行動履歴を収集するユーザ行動履歴収集手段、
記ユーザ行動履歴収集手段により収集されたユーザ行動履歴に基づいて、リアル店舗とECサイトとの間における前記商品の売上への貢献度を算出する貢献度算出手段、及び、
前記貢献度算出手段により算出された貢献度に基づいて、前記リアル店舗及び前記ECサイトの少なくとも一方への還元額を算出する還元額算出手段として機能させるためのプログラムである。
この特徴によれば、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を適切に把握し、当該貢献度に応じて還元を行うことができる。
本発明の実施形態に係る売上貢献度還元システムの全体構成図である。 売上貢献度還元システムを構成する制御ノードの機能構成図である。 同実施形態に係る売上貢献度還元システムが行う処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る売上貢献度還元システム1の全体構成図である。同図に示すように、売上貢献度還元システム1は、ブロックチェーンネットワークを構成する複数のノード10で構成されている。当該複数のノード10は、当該売上貢献度還元システム1を制御する制御ノード11、被服等のユーザが身に着ける各種商品を販売するリアル店舗に設置されていたりECサイトを運営する業者が所持していたりするパーソナルコンピュータ、会計レジスター等の店舗端末12、ユーザが所持するユーザ端末13、IOTを構成するセンサー14、カメラ15等を含む。
制御ノード11は、ハードウェアとして、CPUと、RAM、ROM、ハードディスク等の記憶装置と、通信ネットワーク30を介した通信を可能とする通信インターフェースと、キーボードやディスプレイ等の入出力インターフェースと、を備えている。ノード10の記憶装置には、各種データ、データベース、プログラム等のソフトウェアが記憶されている。例えば、記憶装置には、ユーザの商品購入に関わる行動履歴がブロックチェーンのトランザクションとして記憶されている。また、ノード10の記憶装置には、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を算出するためのプログラム、当該貢献度に基づいてリアル店舗及び/又はECサイトへの還元額を算出するためのプログラム等が記憶されている。ノード10のCPUが記憶装置に記憶されているソフトウェアに従って処理を実行することにより、図2に示す機能構成が制御ノード11に実現される。
制御ノード11のユーザ行動履歴収集部111は、商品の購入に関わるユーザの行動履歴を収集する。
例えば、ユーザ行動履歴収集部111は、ユーザの行動履歴として、リアル店舗への入店履歴、リアル店舗における商品の閲覧履歴、リアル店舗における前記商品の試用履歴、ECサイトの閲覧履歴、リアル店舗やECサイト等での前記商品の購買履歴等を収集する。なお、ここで、「閲覧」には、一瞥する、チラッと見る等の行為が含まれる。特定の目的で商品を調べようとする場合に限らず、特定の目的を持たずに何気なく見たりすることで、試用や購買に結び付く場合があるためである。
リアル店舗における具体的な収集方法としては、ユーザ行動履歴収集部111は、リアル店舗に入店するユーザの人数や各ユーザの属性等を、店舗端末12、ユーザ端末13、リアル店舗に設置されているセンサー14、カメラ15等で構成されるIOTを用いて、時間別日別に収集する。
また、ユーザ行動履歴収集部111は、リアル店舗においてユーザがどの商品を閲覧したかや、各商品がユーザにより閲覧された回数等を、センサー14、カメラ15等のIOTを用いて収集する。この際に、カメラ15として、アイトラッキング機能や顔自体の向いている方向を認識する機能を有するものを用いて、ユーザによる商品閲覧履歴を収集してもよい。
また、ユーザ行動履歴収集部111は、リアル店舗において各ユーザがどの商品を試用したかや、各商品がユーザにより試用された回数等を、IOTを用いて収集する。
ECサイトにおける収集方法としては、ユーザ行動履歴収集部111は、IOTを用いて収集してもよいし、ユーザの閲覧興味行動情報等を各種サイトや機器から取得してもよい。
ユーザ行動履歴収集部111は、これらの収集したユーザの行動履歴をブロックチェーンのトランザクションとして記憶装置に記憶する。
制御ノード11の貢献度算出部112は、ユーザ行動履歴収集部111により収集されたユーザの行動履歴に基づいて、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を算出する。
具体的には、貢献度算出部112は、ユーザ行動履歴収集部111により収集された、商品購買につながるユーザの行動履歴を、IOTや会計レジスタ等の売上額と連動したトランザクションとして、ユーザの属性とともに把握する。
例えば、リアル店舗において、ある商品を強調しているコーナーやその商品の試用コーナーがあった場合に、同じユーザが当該エリアを何度も行き来していたり、当該エリアでのユーザの滞留時間が長い場合などは、貢献度算出部112は、その行動を当該コーナーにおける商品ディスプレイや商品試用等に対するユーザの興味の強さや興味の移り変わりの情報として認識する。また、ユーザの目線や顔の向きによって、ユーザの商品に対する興味の方向性や強さを認識する。また、リアル店舗内における各コーナーを回る順序や、例えば、生鮮食品のコーナーでの滞留時間が長いこと、入店したらまず生鮮食品コーナーに向かう等、ユーザの各種行動パターンを把握する。
そして、貢献度算出部112は、ユーザがECサイト又はリアル店舗で商品を購入したことと、リアル店舗又はECサイトにおけるユーザの行動と、の因果関係の度合いを数値化して、因果関係指標として算出する。そして、貢献度算出部112は、当該因果関係指標に基づいて、前記リアル店舗と前記ECサイトとの間における前記商品の売上への貢献度を算出する。。
貢献度算出部112は、ECサイトにおけるユーザ登録情報及び当該ユーザの行動履歴と、リアル店舗においてIOT等で収集された当該ユーザの行動履歴と、を紐づけて、因果関係を解析し、当該因果関係の度合いを数値化した因果関係指標を算出する。
例えば、貢献度算出部112は、ユーザがECサイトで前記商品を購入する前に、リアル店舗で前記商品を閲覧又は試用する行動をとっていた場合に、前記ユーザが前記商品を購入したことと前記リアル店舗における前記ユーザの前記行動とは因果関係があると判断して、当該因果関係の度合いを数値化した因果関係指標を算出する。
さらには、貢献度算出部112は、ユーザがリアル店舗で商品を閲覧又は試用した日時と、当該ユーザがECサイトで前記商品を購入した日時との時間間隔が短いほど、前記因果関係の度合いが高いことを表す因果関係指標を算出してもよい。
また、貢献度算出部112は、例えば、(1)から(5)までのユーザ行動履歴を、ニューラルネットワーク、AI等の手法を用いて分析し、入店・閲覧・試用・購買の各行動に価値(影響する重み)付けをして、因果関係指標を算出してもよい。
(1)(リアル店舗試用→ECサイト購入)
ユーザは、ネット記事等で気になった商品の実物被服の試着するために、当該被服を販売しているリアル店舗に訪問する。試着したらサイズがピッタリであったが、リアル店舗には白色の服しか在庫がなく、気に入った赤色の服がなかったので、試着した同じ型番の服で購入したい赤色の服をECサイトにて購入する。ユーザ本人が当該赤色の服を購入希望であるという情報をリアル店舗で記録したか否かに関わらず、ユーザがECサイトにて購入する直前にリアル店舗で試着したことによって、ECサイトでの購入の助けになったとわかる。
(2)(リアル店舗試用→ECサイト購入)
インターネット記事で気になった本を立ち読みしてから購入を決めようと、ユーザはリアル店舗を訪問する。リアル店舗で当該本を立ち読みした結果、当該本の購入を決めたが、荷物になるので、ECサイトで当該本を注文して、自宅に配送にした。
(3)(商業施設入店→リアル店舗試用→ECサイト購入)
ユーザが商業施設で何げなく散歩していたら、面白そうな雑貨屋の店舗のディスプレイに引き込まれて入店する。そこで便利そうな雑貨の体験コーナーがあったので使ってみたら気に入ったが、リアル店舗で当該雑貨を購入せず、ECサイトで購入した。
(4)(商業施設B入店→リアル店舗A閲覧→リアル店舗C入店→商業施設Bで購入)
ユーザは、バナナの無料試食コーナーがある食品スーパーAを目指してAがテナント入店している商業施設Bに訪問する。食品スーパーAで試食イベントにだけ参加して何も買い物をせず、その直後、食品スーパーAの隣の店舗の靴屋Cも予定になかったが気になったので入店する。さらに商業施設Bが独自に主催する九州展示会でお土産も購入する。この場合、食品スーパーAへ直接訪問することが行動の動機となり、商業施設Bへの訪問への貢献になり、靴屋Cへの入店にも貢献している。
(5)(リアル店舗A試用→リアル店舗B購入)
ユーザは、リアル店舗Aに訪問し、服を試着したところ、サイズがなかったので在庫がある同系列のリアル店舗Bに行き試着したところ、好みのサイズを見つけその場で服を購入した。リアル店舗同士でもA店舗の試着と良い接客等があったからこそ店舗Bの売上につながった。
(6)(ECサイト閲覧→リアル店舗購入)
ユーザがまずECサイトで商品を閲覧し、後にリアル店舗で同様の商品や似た商品を閲覧、試用又は購買した場合、ECサイトでの閲覧と、リアル店舗での商品の閲覧、試用又は購買との間には、因果関係があると考えられる。
ユーザがECサイトで商品を購入した場合には、貢献度算出部112は、例えば、各ユーザがECサイトで購入した商品毎に、当該購入に関連付けられる各リアル店舗の因果関係指標を集計することで、各リアル店舗の各商品の売上貢献度を算出する。
さらには、貢献度算出部112は、各リアル店舗への入店人数や、各リアル店舗における各商品の閲覧回数等を加味して、各リアル店舗の各商品の売上貢献度を算出してもよい。
また、ユーザがリアル店舗で商品を購入した場合には、貢献度算出部112は、ユーザーの購買行動に対するECサイト及びリアル店舗の貢献度の両方を数値化する。ECサイト及びリアル店舗の運営主体が違う場合は、ECサイト及びリアル店舗の貢献度を正確に算定して、貢献度に応じて還元する必要がある。一方、ECサイト及びリアル店舗が一体化している場合や、同じ運営主体である場合は、マーケティングにより貢献度合いを分析する。
還元額算出部113は、貢献度算出部112より算出された貢献度に基づいて、リアル店舗及び/又はECサイトへの還元額を算出する。
具体的には、例えば、還元額算出部113は、ユーザがECサイトで商品を購入した場合には、貢献度算出部112により算出されたリアル店舗毎、商品毎の貢献度に、所定の割合を乗算することにより、リアル店舗毎に商品毎の還元額を算出する。
また、ユーザがリアル店舗で商品を購入した場合には、還元額算出部113は、貢献度算出部112より算出された、リアル店舗における貢献度及びECサイトにおける貢献度に応じて還元額を按分し、リアル店舗及びECサイトそれぞれに還元する。
当該算出されたリアル店舗毎・商品毎の還元額は、当該商品を生産している商品メーカーの負担で各リアル店舗及び各ECサイトに支払われる。支払い方法としては、例えば、制御ノード11は、リアル店舗及びECサイト運営業者が管理する店舗端末12に対して、商品メーカーからの還元額が記録されたトークンを送信する。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、売上貢献度還元システム1が行う還元手順について説明する。
制御ノード11のユーザ行動履歴収集部111は、商品の購入に関わるユーザの行動履歴を、店舗端末12、ユーザ端末13、センサー14、カメラ15等で構成されるIOTを用いて収集する(ステップS101)。
次に、制御ノード11の貢献度算出部112は、ユーザ行動履歴収集部111により収集されたユーザ行動履歴に基づいて、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を算出する(ステップS102)。
次に、制御ノード11の還元額算出部113は、貢献度算出部112により算出された貢献度に基づいて、リアル店舗及び/又はECサイトへの還元額を算出する(ステップS103)。制御ノード11は、当該還元額をリアル店舗及び/又はECサイトに還元する。
以上、説明したように、売上貢献度還元システム1は、リアル店舗へのユーザの入店・商品の閲覧・商品の試用及びECサイトにおける閲覧行動が、総合的に当該商品の購買にどのように因果関係があるか判定し、リアル店舗とECサイトとの間における商品の売上貢献度を適切に把握し、当該貢献度に応じてリアル店舗及び/又はECサイトに還元を行うことができる。
また、売上貢献度還元システム1のノード10は、ブロックチェーンネットワークで接続されているため、データ改変や外部からの侵入等のセキュリティの問題がないため、信頼性の高いIOTからの情報に基づいて、還元額を算出することができる。
なお、上述した実施形態は一例に過ぎず、本発明は特許請求の範囲に記載の発明の要旨を変更しない範囲内で、種々変形して実施することができる。
例えば、売上貢献度還元システム1の通信方式は、上述した実施形態におけるブロックチェーン通信に限定されることはなく、例えば、P2P(ピアツーピア)やクライアント・サーバー通信であってもよいし、分散ストーレージ型ブロックチェーンを使用した通信であってもよいし、これらを組み合わせた通信方式であってもよい。
また、上述した実施形態では、売上貢献度還元システム1は複数のノード10で構成されているとして説明したが、売上貢献度還元システム1の装置構成はこれに限定されることはない。例えば、売上貢献度還元システム1は1つの装置で構成されていてもよいし、クライアント・サーバシステムで構成されていてもよい。売上貢献度還元システム1が1つの装置で構成されている場合には、当該装置はインターネット等の通信網に接続してないスタンドアロンの装置であってもよい。
また、本発明に係る売上貢献度還元システム1において販売する商品は、ユーザが実際に身に着けることができる被服が中心であるが、デジタル形態の被服、書籍、その他の商品であってもよい。
1 売上貢献度還元システム
10 ノード
11 制御ノード
111 ユーザ行動履歴収集部
112 貢献度算出部
113 還元額算出部
12 店舗端末
13 ユーザ端末
14 センサー
15 カメラ

Claims (4)

  1. 商品の購入に関わるユーザの行動履歴を収集するユーザ行動履歴収集手段と、
    前記ユーザ行動履歴収集手段により収集されたユーザ行動履歴に基づいて、リアル店舗とECサイトとの間における前記商品の売上への貢献度を算出する貢献度算出手段と、
    前記貢献度算出手段により算出された貢献度に基づいて、前記リアル店舗及び前記ECサイトへの還元額を算出する還元額算出手段と
    を備え、
    前記貢献度算出手段は、
    前記ユーザがECサイトで前記商品を購入した場合には、該購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するリアル店舗の貢献度を算出し、
    前記ユーザがリアル店舗で商品を購入した場合には、該購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するECサイトの貢献度と前記リアル店舗の貢献度との両方を算出し、
    前記還元額算出手段は、
    前記ユーザがECサイトで前記商品を購入した場合には、前記貢献度算出手段により算出された前記購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するリアル店舗の貢献度に応じて、前記リアル店舗の還元額を算出し、
    前記ユーザがリアル店舗で商品を購入した場合には、前記貢献度算出手段により算出された、前記リアル店舗における貢献度及び前記購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するECサイトにおける貢献度に応じて、前記リアル店舗及び前記ECサイトそれぞれの還元額を算出することを特徴とする売上貢献度還元システム。
  2. ユーザ行動履歴収集手段は、
    前記ユーザの行動履歴として、リアル店舗への入店履歴と、リアル店舗における前記商品の閲覧履歴と、リアル店舗における前記商品の試用履歴と、前記商品の購買履歴と、ECサイトの閲覧履歴と、を収集することを特徴とする
    請求項1に記載の売上貢献度還元システム。
  3. 前記貢献度算出手段は、
    前記ユーザがECサイトで前記商品を購入する前に、リアル店舗で前記商品を閲覧又は試用する行動をとっていた場合に、前記ユーザが前記商品を購入したことと前記リアル店舗における前記ユーザの前記行動とは因果関係があると判断して、少なくとも、前記ユーザが前記リアル店舗で前記商品を閲覧又は試用した日時と、前記ユーザが前記ECサイトで前記商品を購入した日時との時間間隔が短いほど、前記因果関係の度合いが高いことを表す因果関係指標を算出し、
    前記因果関係指標に基づいて、前記リアル店舗の前記商品の売上への貢献度を算出することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の売上貢献度還元システム。
  4. コンピュータを、
    商品の購入に関わるユーザの行動履歴を収集するユーザ行動履歴収集手段、
    記ユーザ行動履歴収集手段により収集されたユーザ行動履歴に基づいて、リアル店舗とECサイトとの間における前記商品の売上への貢献度を算出する貢献度算出手段、及び、
    前記貢献度算出手段により算出された貢献度に基づいて、前記リアル店舗及び前記ECサイトへの還元額を算出する還元額算出手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記貢献度算出手段は、
    前記ユーザがECサイトで前記商品を購入した場合には、該購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するリアル店舗の貢献度を算出し、
    前記ユーザがリアル店舗で商品を購入した場合には、該購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するECサイトの貢献度と前記リアル店舗の貢献度との両方を算出し、
    前記還元額算出手段は、
    前記ユーザがECサイトで前記商品を購入した場合には、前記貢献度算出手段により算出された前記購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するリアル店舗の貢献度に応じて、前記リアル店舗の還元額を算出し、
    前記ユーザがリアル店舗で商品を購入した場合には、前記貢献度算出手段により算出された、前記リアル店舗における貢献度及び前記購入に関わる前記ユーザの行動履歴に関連するECサイトにおける貢献度に応じて、前記リアル店舗及び前記ECサイトそれぞれの還元額を算出することを特徴とするプログラム。
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