JP2009129007A - 納品書発行代行システム及びその方法 - Google Patents

納品書発行代行システム及びその方法 Download PDF

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Naohiko Mizukami
尚彦 水上
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Abstract

【課題】売上計上及び仕入れ計上を早くでき、商流と物流の一致を図った納品書発行代行システム及び方法を提供する。
【解決手段】納品書発行代行システムは、販売者に代わって納品書を代行発行するため、代理店認識機能と、注文情報受信機能と、注文情報に基づき販売者を選択する販売者選択機能とを備え、販売者ルート特定手段と、販売者名の下に発行する、顧客向けの納品書フォーマットデータ及び販売者に対して元販売者名の下に発行する販売者向けの納品書フォーマットデータを受信する納品書発行手段と、元販売者より販売者名の下に顧客向けの納品書及び元販売者名の下に販売者向けの納品書を代行発行する、納品書代行発行手段と、元販売者により商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、納品書発行代行システム、サーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び納品書発行代行方法に関し、特に、例えば商品のカタログ販売時における納品書の発行を販売者に代わり元販売者が代行するシステム、サーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び納品書発行代行方法に関する。
従来、新聞や雑誌、テレビ、カタログ、インターネットのホームページなどで広告し、郵便や電話、ファクシミリ、電子メール(Eメール)などで注文を受け、商品を配送する通信販売において、顧客情報や物品の配送情報などの管理に有用なシステムとして、物品配送情報管理システム及び方法が呈示されている。
多様な商品を品揃えして通信販売する形態では、商品の広告主であって顧客から商品購入の注文を受けて顧客と売買契約を行う者(以下、受注業者という)と、受注業者から商品の発送指示を受け、顧客へ商品を発送する者(以下、出荷業者という)が異なる場合がある。
例えば、従来の流通過程において、元販売者は、顧客又は小売店より商品納入の注文を受けた代理店からの発注を受ける態様で実施しており、注文された商品は、顧客又は小売店へ発送される。
ここで、代理店は、製造者がどのような商品を製造しているか、これから製造するかという情報と、小売店においてどのような商品が売れているかという情報との双方を知りえる立場にある。従って、代理店は、商品の製造から消費に至る流通過程において重要な位置を占めている。
また、代理店は、複数の顧客又は小売店からまとめて注文を受けることで、注文を受けた商品のうち共通の商品について、元販売者に対して一括して多量に注文をすることができることから、単価を安価に設定することができる。
特許第3639188号公報
しかしながら、従来のように、代理店からの注文により商品が納入される場合、商品の価格の表示がなされていない出荷案内書が、販売される商品とともに顧客又は小売店のもとに届き、顧客又は小売店のもとにおいては、商品が届けられても、その価格がわからないので、仕入れ計上がその時点ですることができない。
そのため、現在、商流と物流の一致が望まれている。
又、カタログによる販売をする代理店においては、カタログによる販売をする業者によって、納品書を発行し、顧客又は小売店に向けて直接代理店に代わって、納品書を発行し、商品とともに納品書を届けられる商流と物流の一致した売り上げ計上ができることが望まれている。
それゆえに、この発明の主たる目的は、売り上げ計上及び仕入れ計上を早くすることができ、商流と物流の一致を図る事ができる納品書発行代行システム及びその方法を提供することである。
この発明にかかる納品書発行代行システムは、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える販売者たる代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者から選択された一の販売者を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、販売者に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能と、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者の中から一の販売者を選択する販売者選択機能とを備える、販売者ルート特定手段と、顧客に対して選択された販売者の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び販売者に対して元販売者の名の下に発行するように構成した販売者向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより販売者の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、販売者納品書代行発行機能と、受信された販売者向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に販売者向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行システムである。
この発明の請求項2にかかる納品書発行代行システムは、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、小売店及び/又は代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能と、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する小売店選択機能とを備える、販売ルート特定手段と、顧客に対して選択された小売店の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び選択された小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより小売店の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、小売店納品書代行発行機能と、受信された選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店の納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、少なくとも一つの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行システムである。
この発明の請求項3にかかる納品書発行代行システムは、この元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が、代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、小売店及び代理店を認識する認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能とを備える、販売ルート特定手段と、小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店向けの納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された小売店向けの納品書とともに抽出された商品を小売店のもとに配送するために商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行システムである。
この発明の請求項4にかかる納品書発行代行システムにおいては、販売ルート特定手段は、販売ルート特定手段により特定される販売ルートを、販売ルート情報として管理する機能を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の納品書発行代行システムである。
この発明の請求項5にかかる納品書発行代行システムにおいては、管理する機能は、販売ルート情報を、顧客向けの納品書フォーマットデータ、小売店向けの納品書フォーマットデータ、代理店向けの納品書フォーマットデータのうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理する機能を備えることを特徴とする、請求項4に記載の納品書発行代行システムである。
この発明の請求項6にかかる納品書発行代行システムにおいては、管理する機能は、販売ルート情報を、注文情報に記載の商品における顧客向け単価、小売店向け単価、代理店向け単価のうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理する機能を備えることを特徴とする、請求項4または請求項5に記載の納品書発行代行システムである。
この発明の請求項7にかかる納品書発行代行システムにおいては、納品書発行代行システムは、顧客の情報を記録する顧客情報記録手段と、顧客向け代行発行納品書データフォーマットに記載された商品単価情報に基づく売り上げ情報を管理し記録する売り上げ情報管理手段とを備え、売り上げ情報管理手段は、記録された顧客の情報と売り上げ情報とからマーケティング情報を抽出し、管理する機能を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の納品書発行代行システムである。
この発明の請求項8にかかる納品書発行代行方法は、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える販売者たる代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者から選択された一の販売者を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、販売者に代わって納品書を発行する、納品書発行代行方法であって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識ステップと、注文情報を受信する注文情報受信ステップと、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者の中から一の販売者を選択する販売者選択ステップとを備える、販売者ルート特定ステップと、顧客に対して選択された販売者の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び販売者に対して元販売者の名の下に発行するように構成した販売者向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行ステップと、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより販売者の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、販売者納品書代行発行ステップと、受信された販売者向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に販売者向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行ステップのうち、いずれかの納品書代行発行ステップを備える、納品書代行発行ステップと、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定ステップとを備える、納品書発行代行方法である。
この発明の請求項9にかかる納品書発行代行方法は、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、小売店及び/又は代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行方法であって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識ステップと、注文情報を受信する注文情報受信ステップと、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する小売店選択ステップとを備える、販売ルート特定ステップと、顧客に対して選択された小売店の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び選択された小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行ステップと、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより小売店の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、小売店納品書代行発行ステップと、受信された選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店の納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行ステップと、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行ステップのうち、少なくとも一つの納品書代行発行ステップを備える、納品書代行発行ステップと、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行方法である。
この発明の請求項10にかかる納品書発行代行方法は、元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が、代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行方法であって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、小売店及び代理店を認識する認識ステップと、注文情報を受信する注文情報受信ステップとを備える、販売ルート特定ステップと、小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行ステップと、受信された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店向けの納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行ステップと、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行ステップのうち、いずれかの納品書代行発行ステップを備える、納品書代行発行ステップと、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された小売店向けの納品書とともに抽出された商品を小売店のもとに配送するために商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定ステップとを備える、納品書発行代行方法である。
この発明の請求項11にかかる納品書発行代行方法においては、販売ルート特定ステップは、販売ルート特定ステップにより特定される販売ルートを、販売ルート情報として管理するステップを備えることを特徴とする、請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の納品書発行代行方法である。
この発明の請求項12にかかる納品書発行代行方法においては、管理するステップは、販売ルート情報を、顧客向けの納品書フォーマットデータ、小売店向けの納品書フォーマットデータ、代理店向けの納品書フォーマットデータのうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理するステップを備えることを特徴とする、請求項11に記載の納品書発行代行方法である。
この発明の請求項13にかかる納品書発行代行方法においては、管理するステップは、販売ルート情報を、注文情報に記載の商品における顧客向け単価、小売店向け単価、代理店向け単価のうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理するステップを備えることを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の納品書発行代行方法である。
この発明の請求項14にかかる納品書発行代行方法においては、納品書発行代行方法は、顧客の情報を記録するステップと、顧客向け代行発行納品書データフォーマットに記載された商品単価情報に基づく売り上げ情報を管理し記録するステップとを備え、売り上げ情報管理し記録するステップは、記録された顧客の情報と売り上げ情報とからマーケティング情報を抽出し、管理するステップを備えることを特徴とする、請求項8ないし請求項13のいずれかに記載の納品書発行代行方法である。
この発明の請求項15にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える販売者たる代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者から選択された一の販売者を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、販売者に代わって納品書を発行するサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能と、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者の中から一の販売者を選択する販売者選択機能とを備える、販売者ルート特定手段と、顧客に対して選択された販売者の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び販売者に対して元販売者の名の下に発行するように構成した販売者向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより販売者の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、販売者納品書代行発行機能と、受信された販売者向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に販売者向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明の請求項16にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、小売店及び/又は代理店に代わって納品書を発行するサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能と、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する小売店選択機能とを備える、販売ルート特定手段と、顧客に対して選択された小売店の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び選択された小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより小売店の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、小売店納品書代行発行機能と、受信された選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店の納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、少なくとも一つの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明の請求項17にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が、代理店に代わって納品書を発行するサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、小売店及び代理店を認識する認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能とを備える、販売ルート特定手段と、小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店向けの納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された小売店向けの納品書とともに抽出された商品を小売店のもとに配送するために商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
請求項1、請求項8及び請求項15の発明によれば、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える販売者たる代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者から選択された一の販売者を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、販売者に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能と、注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者の中から一の販売者を選択する販売者選択機能とを備える、販売者ルート特定手段と、顧客に対して選択された販売者の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び販売者に対して元販売者の名の下に発行するように構成した販売者向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより販売者の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、販売者納品書代行発行機能と、受信された販売者向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に販売者向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備えるので、販売者が納品書を発行する必要はなく、発注商品を受け取った顧客は、元販売者から送られた商品を受け取ると同時に商品と代行発行納品書を検収することができ、且つ代行発行納品書により、直ちに、仕入れ計上等の会計処理をすることができ、売り上げ計上および仕入れ計上を速くすることができる。このように、この発明によれば、商流と物流の一致を図ることができる。
請求項2、請求項9及び請求項16の発明によれば、元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、元販売者が、小売店及び/又は代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、代理店を認識する代理店認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能と、注文情報に基づき、代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する小売店選択機能とを備える、販売ルート特定手段と、顧客に対して選択された小売店の名の下に発行するように構成した顧客向けの納品書フォーマットデータ及び選択された小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより小売店の名の下に顧客向けの納品書を代行発行する、小売店納品書代行発行機能と、受信された選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店の納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、少なくとも一つの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された顧客向けの納品書とともに抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備えるので、小売店や代理店が納品書を発行する必要はなく、発注商品を受け取った顧客は、元販売者から送られた商品を受け取ると同時に商品と代行発行納品書を検収することができ、且つ代行発行納品書により、直ちに、仕入れ計上等の会計処理をすることができ、売り上げ計上及び仕入れ計上を速くすることができる。このように、この発明によれば、商流と物流の一致を図ることができる。
請求項3、請求項10及び請求項17の発明によれば、この元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、注文情報に基づき、元販売者が、代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、代理店サーバーから発注された注文情報を受信する際に、小売店及び代理店を認識する認識機能と、注文情報を受信する注文情報受信機能とを備える、販売ルート特定手段と、小売店に対して代理店の名の下に発行するように構成した小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、受信された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより代理店の名の下に小売店向けの納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、注文情報(納品先を特定する情報を除く)に基づき、元販売者のもとより元販売者の名の下に代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、元販売者により注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、納品先を特定する情報に基づき、発行された小売店向けの納品書とともに抽出された商品を小売店のもとに配送するために商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備えるので、代理店が納品書を発行する必要はなく、発注商品を受け取った小売店は、元販売者から送られた商品を受けて取ると同時に商品と代行発行納品書を検収することができ、且つ代行発行納品書により、直ちに、仕入れ計上等の会計処理をすることができ、売り上げ計上及び仕入れ計上を速くすることができる。この発明によれば、商流と物流の一致を図ることができる。
請求項4及び請求項11の発明によれば、販売ルート特定手段が、販売ルート特定手段により特定される販売ルートを、販売ルート情報として管理する機能を備えるので、元販売者は、販売ルート情報を迅速に把握することができる。
請求項5及び請求項12の発明によれば、上記管理する機能が、販売ルート情報を、顧客向けの納品書フォーマットデータ、小売店向けの納品書フォーマットデータ、代理店向けの納品書フォーマットデータのうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理する機能を備えるので、元販売者は、迅速に発行すべき代行発行納品書フォーマットデータを抽出することができる。
請求項6及び請求項13の発明によれば、管理する機能が、販売ルート情報を、注文情報に記載の商品における顧客向け単価、小売店向け単価、代理店向け単価のうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理する機能を備えるので、各代行発行すべき納品書に記載される商品の単価データを迅速に抽出し、記載することができる。
請求項7及び請求項14の発明によれば、納品書発行代行システムは、顧客の情報を記録する顧客情報記録手段と、顧客向け代行発行納品書データフォーマットに記載された商品単価情報に基づく売り上げ情報を管理し記録する売り上げ情報管理手段とを備え、売り上げ情報管理手段は、記録された顧客の情報と売り上げ情報とからマーケティング情報を抽出し、管理する機能を備えるので、元販売者側において顧客による消費情報を把握することができ、さらに、該マーケティング情報を、元販売者における商品管理等の効率化を図るために利用することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1及び図2は、本発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システム10を示す図解図である。
納品書発行代行システム10は、大略、顧客クライアント12と、販売者サーバー14と、元販売者サーバー16Aと、送り主サーバー18及びネットワーク100から構成されている。
(1)顧客とは、商品使用者(ユーザー)、消費財の商品消費者(カスタマー)そのもの、若しくはその所属する企業等を云う。商品販売者(代理商、小売商等をいう)から購入し、代金支払義務を負う。
(2)販売者とは、商品を売りさばく者をいい、代理商と小売商とを含む。
(2)−1小売商とは、顧客に商品を供給する役割を負う、小売を行う業者、企業等をいう。顧客からの要求により、商品をすばやく供給するため適量を予め購入保管(在庫)し、適時提供できるように在庫を持つこともある。顧客向け価格は、上代(小売価格)となる。元販売者・代理店からの仕入価格は下代(卸価格)となる。元販売者・代理店から商品を仕入れ顧客へ提供することで、上代、下代の価格差となる利益を得る。顧客の複数社購買の対象として、牽制を受ける。多種の供給業者扱い品を纏めて受注することもある。
(2)−2代理商とは、製造業者や卸売商など特定の売りのために、取引の代理又は媒介をする商人であり、元販売者の政策上の販売拠点として認定を受けた企業等であって、地域・商品分類・特定販社等より区分される。元販売者に代わって販売を行うために代理店とも呼ばれる。小売店からの要求を仲介し、適時提供のために商品在庫を持つこともある。複数の小売商への供給業者となるため、取扱高、事務手続量が多くなる。
(3)元販売者とは、国内製造メーカー、海外製造メーカーの製品販売契約を持ち、製品供給の源となる企業を云う。例えば、取扱品のカタログを元に提供ルートをもち、供給先の各階層等からの要求(発注)に応じて指定納品先に商品の供給を行う。
発注者と納品先から、仲介する販売者(代理店、小売店)のルートを確定し、仲介する企業等の価格入り納品書を代行発行する機能を備える。
元販売者は、通常、代理商(店)と代理店契約を締結し、代理商(店)は、通常、小売商(店)と取引の契約を締結しており、かかる契約によって商売上の手続きの流れとなる販売ルート、すなわち商品の販売に携わる者、商品の販売に関する要求情報の流れ及び要求された代行発行納品書の流れが定まる。
顧客は、通常、小売店と取引をする顧客になり、顧客からの商品の注文を受ける小売店及びその小売店を統轄する代理店と元販売者との間の販売ルートが、定まる。
しかしながら、顧客は、同一顧客でありながら、直接的に、元販売者と取引をする代理店の顧客となる場合、又は元販売者の管理下の顧客となる場合があり、その場合別の販売ルートが定まることとなる。
また、発注時に商品の納品先を指定することにより、商品の配送等の商品の納品ルート、すなわち物流ルートが定まる。
顧客は、通常、元販売者、代理店及び小売店から配布されたカタログ、インターネット等を通じて、商品並びに元販売者、代理店及び小売店を知って商品の発注をすることとなる。
顧客クライアント12は、インターネットなどのネットワーク100を介して代理店サーバー14a、小売店サーバー14b及び元販売者サーバー16Aと接続し、代理店サーバー14a、小売店サーバー14b及び元販売者サーバー16Aに登録された商品の内容を閲覧する機能を有する。
また、顧客クライアント12は、任意のメールサーバー(図示せず)とSMTPプロトコル及びPOP3プロトコルに基づいて電子メールの送受信を行う機能を有する。
なお、顧客クライアント12としては、インターネットなどのネットワーク100に接続可能な通信機器を有し、WWWブラウザアプリケーション及びメールクライアントアプリケーションがインストールされたワークステーションやパーソナルコンピュータやインターネット接続機能を有する携帯電話が使用される。
この納品書発行代行システム10の顧客の登録は、顧客クライアント12に対し、代理店サーバー14aの顧客管理部36aによりWWWサーバー22aによって送信される図9に示すような顧客登録画面、小売店サーバー14bの顧客管理部36bによりWWWサーバー22bによって送信される顧客登録画面、又は、元販売者サーバー16Aの顧客管理部216によりWWWサーバー202によって送信される顧客登録画面をもって入力し登録する。あるいは、顧客の登録は、元販売者サーバー16Aの顧客管理部216によりWWWサーバー202によって送信される顧客登録画面をもって、代理店サーバー14aの顧客管理部36a、又は小売店サーバー14bの顧客管理部36bにより入力し登録する。
顧客登録画面においては、入力項目として、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、顧客コード(ログインコード)、納品先コード、パスワード、生年月日、電話番号、ファックス番号、住所、顧客メールアドレスを入力し、法人のプロフィール(表1に示すような、業種、業態、規模等)を入力する。
顧客は、通常、顧客コード(ログインコード)及びパスワードを元販売者サーバー16Aより通信回線を介して送信する。そして、以後の取引においては顧客は、取り決められた顧客コード(ログインコード)及びパスワードにより正当な顧客であることの確認がなされることとなる。
これらにより入力された情報は、代理店サーバー14aの顧客データベース部56a及び/又は小売店サーバー14bの顧客データベース56bに記録され、顧客管理部36a及び/又は顧客管理部36bによって管理されている。又、これらにより入力された情報は、元販売者サーバー16Aの顧客データベース部316に記録され、顧客管理部216によって管理されている。

Figure 2009129007
更に、顧客は、通常、小売店と取引をする顧客になり、顧客からの商品の注文を受ける小売店及びその小売店を統轄する代理店と元販売者との間の販売ルートが、定まる。
(1)代理店サーバーの構成
代理店サーバー14aは、元販売者のために継続的にその営業の部類に属する取引の媒介をする代理店と称される代理商等が、インターネットなどのネットワーク100を介して、小売店サーバー14b、元販売者サーバー16A及び送り主サーバー18と各種のデータをやり取りすることにより、商品の販売の管理を行う機能を有する。
図3は、代理店サーバー14aを示す機能ブロック図であり、図4は、代理店サーバー14aのデータベースサーバー20aの機能を示すブロック図である。
代理店サーバー14aは、データベースサーバー20a、WWWサーバー機能部22a及び電子メール送受信部24aを備える。
そして、図4に示すように、データベースサーバー20aは、納品書発行代行システム10を管理するための運用管理部30aと、商品管理部32aと、元販売者情報管理部34aと、顧客管理部36aと、小売店管理部35a、注文管理部38aと、納品書発行管理部40aと、メール管理部42aと、在庫状況管理部44aと、売り上げ管理部46aとを備える。
また、代理店サーバー14aは、各種情報を管理するためのデータベース、例えば、商品データベース部50a、元販売者データベース部52a、注文情報データベース部54a、顧客データベース部56a、小売店データベース部55a、メールデータデータベース部58a、代行発行納品書フォーマットデータベース部60a、決済情報データベース部62a及び売り上げ情報データベース部64aを有し、データベースサーバー20aによって記録し管理している。
運用管理部30aは、代理店サーバー14a等を備えてサービスを提供する納品書発行代行システム運営者における納品書発行代行システムの運用管理者に付与するID、権限種別、パスワードを登録、変更、削除する機能を有し、IDをデータベースサーバー20aにて記録手段に記録し管理する。
なお、運用管理者は、付与された運用管理者IDとパスワードとを入力し、ログインボタンを押すことにより代理店サーバー14aに、権限種別に応じた管理者権限でログインすることができるように構成されている。
商品管理部32aは、元販売者及び商品等の分類管理をする機能を有する。
そして、商品管理部32aにおいて、図10に示すように、大分類、小分類の登録、削除、変更を行う機能を有する。
例えば、元販売者及び商品の大分類として、「空調機・冷凍機用具」「計測器・測定器・検知器」といった分類分けをするとともに、その大分類に属する小分類、例えば、大分類「空調機・冷凍機用具」に対しては、元販売者たる「ABC社」の「ミニチューブカッター」「ベンダー」といった小分類に分類分けするとともに、各商品の単価が数段階のランクにランク分けされ、各商品及び各商品の販売者である元販売者をコード化して商品データベース部50a及び元販売者データベース部52aにおいて記録し管理する。
また、ランク分けされた商品の各ランク毎の単価又は各ランク毎の単価に対する掛け率も記録し、管理する。
なお、掛け率は、商品群で決定されることもあり、又、商品毎に決定されることもある。
この商品管理部32aは、元販売者及び商品等の検索機能を有する。
元販売者情報管理部34aは、元販売者に関する情報の管理及び販売する商品の情報の管理をする機能を有する。
元販売者に関する情報の管理としては、例えば、元販売者名、元販売者コード、パスワード、元販売者分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、元販売者を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定等の項目を、登録、変更、削除することにより管理する機能を有し、これらの情報は、元販売者データベース部52aにおいて記録し管理される。
さらに、元販売者情報管理部34aは、販売する商品の情報の管理として、商品コード、商品名、フリガナ、商品分類、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、送料が、商品情報として管理される。
そして、元販売者情報管理部34aは、店舗及び商品に関するデータを検索する機能を有する。
小売店管理部35aは、小売店の情報の管理、例えば、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、フリガナ、略称、小売店コード(ログインコード)(代理店コード及び枝番を含む)、納品先コード、小売店ランク、法人としてのプロフィール(業種、業態、規模等)、電話番号、ファックス番号、郵便番号、住所、メールアドレス、URL等の項目の登録、変更、削除をして管理する機能を有し、小売店データベース部55aにおいて記録し管理する。
小売店データベース部55aのデータは、小売店により代理店サーバー14aのWWWサーバー機能部22aにより提供された小売店登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
小売店との間において契約があれば、それに基づいてデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
ここに小売店ランクとは、代理店によって決定された小売店の順位・格付けであり、このランクに基づいて小売店が購入できる商品の単価が決定されたり、掛け率が決定される。
この小売店データベース部55aは、小売店に関するデータを検索する機能を有する。
顧客管理部36aは、注文者たる顧客の情報の管理、例えば、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、略称、顧客コード(ログインコード)(小売店コード及び枝番を含む)、パスワード、顧客ランク、法人としてのプロフィール(業種、業態、規模等)、電話番号、ファックス番号、郵便番号、住所、メールアドレス、URL等の項目の登録、変更、削除をして管理する機能を有し、顧客データベース部56aにおいて記録し管理する。
顧客データベース部56aのデータは、購入者により代理店サーバー14aのWWWサーバー機能部22aにより提供された顧客登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
顧客との間において契約があれば、それに基づいてデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
ここに顧客ランクとは、代理店によって決定された顧客の順位・格付けであり、このランクに基づいて顧客が購入できる商品の単価が決定されたり、掛け率が決定される。
この顧客データベース部56aは、顧客に関するデータを検索する機能を有する。
注文管理部38aは、発注者たる代理店より発注された商品の注文管理をする機能を有する。
注文管理部38aは、代理店より発注された商品の情報の管理、例えば、注文ナンバー(発注番号(No.)を含む)、注文年月日、元販売者コード、代理店コード(ログインコード)、購入者氏名、購入金額等を登録し、また、登録された情報を検索、表示する機能を有し、注文情報データベース部54aにおいて記録し管理する。
発注番号とは、代理店サーバー14aによりWEB発注入力を行った処理単位毎に又は元販売者サーバー16Aによりシステム上で、発番される番号であり、代理店より発注された商品に関する情報の確認をするための確認番号である。この実施の形態においては、発注番号は、元販売者にとっての受注番号であり、システム上1つのユニークな番号とする。発注番号と同義の受注番号は、タイムバケット概念により分類管理する。タイムバケットは、その日の出荷可能なものを区別するために(例えば、P.M.5:00迄)、時間帯毎に及び/又は物流センター又は製造者(メーカー)毎に、商品の属性として分類している。
取引情報としては、例えば、次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、注文日、元販売者コード、元販売者名、納品先コード、合計金額)
・注文者情報(代理店コード、顧客又は小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、小売店・顧客ランクに基づく単価又は掛け率、送料、販売価格(商品に対する要望)
・代行発行納品書情報(顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)元販売者コード)
販売価格は、商品毎に[(単価)×個数]で計算され、表示される。
合計金額は、一つの代行発行納品書毎の販売価格の合計である。
この注文管理部38aは、注文に関するデータを検索する機能を有する。
納品書発行管理部40aは、顧客が特定した納品書のフォーマットに関するデータが、顧客及び/又は納品先毎に唯一の顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、代行発行納品書フォーマットデータベース部60aにより記録され、管理するように機能する。
また、納品書発行管理部40aは、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、代行発行納品書フォーマットデータベース部60aにより記録され、管理するように機能する。
さらに、また、納品書発行管理部40aは、代理店が特定した納品書のフォーマットに関するデータが、唯一の代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、代行発行納品書フォーマットデータベース部60aにより記録され、管理するように機能する。
メール管理部42aは、例えば、電子メールの発送先・電子メールの内容の決定、電子メール発送先顧客又は小売店の検索、電子メール発送作業の完了、顧客又は小売店向け電子メール内容作成等の顧客又は小売店、元販売者向けメールの管理を行う機能を有し、メールデータデータベース部58aにおいて、メールに関する情報を記録し管理する。
このメール管理部42aは、メールに関するデータを検索する機能を有する。
メールの発送先の検索は、例えば、生年月日、住所等の項目のうち、入力された項目によって検索することができるように構成されている。
そして、このメール管理部42aによって導き出された顧客又は小売店向けメールは、電子メール送受信部24aによって顧客又は小売店に送信されることになる。
在庫状況管理部44aは、元販売者の下において保管している商品を管理するために、元販売者サーバー16Aにおいて開示されている情報を閲覧することができる機能を備える。
在庫状況管理部44aは、元販売者コード、商品コード、仕入先名、仕入年月日、数量、出荷日等の情報により管理する。
売り上げ管理部46aは、元販売者より商品を顧客又は小売店に配送して、元販売者サーバー16Aから送信された代行発行納品書の控に基づいて入力されたとき、売り上げ計上し、顧客又は小売店毎に管理する。
売り上げ管理部46aは、掛売りしたときの未収代金を売り掛け計上する機能を備えてもよく、注文情報データベース部54aの納品データと決済情報データベース部62aの決済データとを比較し、掛売り代金を回収した時に処理をする。
この売り上げ管理部46aは、売り上げ代金及び売掛金に関するデータを検索する機能を有する。
WWWサーバー機能部22aは、HTTPプロトコルに基づいて小売店サーバー14b及び元販売者サーバー16Aに各種のデータを配信する機能を有する。
なお、具体的に配信されるデータとしては、後に詳述する商品データベース部50aに記録された販売商品に関する内容を表示するデータを表示するデータ、購入申込みデータを入力する画面を表示するデータや小売店サーバー14b及び元販売者サーバー16Aにより入力されたデータを確認する表示を行うデータなどのデータの閲覧及び入力のために用いられる様々な画面のデータが送信される。
電子メール送受信部24aは、SMTPプロトコル及びPOP3プロトコルに基づいて電子メールの送受信を行う機能を有する。なお、具体的に送信又は受信される電子メールとしては、商品の購入申込みが行われたときに行う、発注のための電子メールなどが送信される。
商品データベース部50aは、代理店サーバー14aにおいて販売される商品の商品内容のデータが記憶されている。
なお、商品データベース部50aは、WWWサーバー機能部20aにより提供される商品データ登録インターフェイスを介して、元販売者サーバー16Aから受信した元販売者の情報データが適宜登録されている。
例えば、元販売者及び商品の大分類として、「空調機・冷凍機用具」「計測器・測定器・検知器」といった分類分けをするとともに、その大分類に属する小分類、例えば、大分類「空調機・冷凍機用具」に対しては、元販売者たる「ABC社」の「ミニチューブカッター」「ベンダー」といった小分類に分類分けするとともに、各商品の単価が数段階のランクにランク分け(図10図示、Aランク、BランクCランク等の格付け)され、各商品及び各商品の販売者である元販売者をコード化して商品データベース部50a及び元販売者データベース部52aにおいて記録し管理する。
具体的には、販売商品については、商品コード、各商品の提供者たる元販売者コード、商品名、フリガナ、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、顧客ランクに基づく顧客向け単価に対する掛け率、送料等のデータが記録し管理される。
なお、掛け率は、商品群で決定されることもあり、又、商品毎に決定されることもある。
元販売者データベース部52aは、元販売者として登録している元販売者の代表者氏名及び/又は名称、住所、元販売者コード、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の商品販売者特有の情報をデータとして記憶されているが、元販売者情報管理部34aによって記録され管理されている。
元販売者データベース部52aのデータは、元販売者よりWWWサーバー202aにより商品代理店サーバー14aに提供された元販売者登録情報のための画面から入力されたデータが記憶されたり、代理店サーバー14aの管理者により入力される。
元販売者情報としては、元販売者名、フリガナ、元販売者コード、パスワード、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、元販売者を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定がある。
注文情報データベース部54aは、WWWサーバー機能部22aにより提供された代理店サーバー14aからの発注データを入力する画面(インターフェイス)から入力された発注データが記憶されている。
注文情報データベース部54aに記憶されている発注データは、元販売者が使用する元販売者サーバー16Aにより内容が閲覧され、商品販売者が注文内容を確認するために用いられる。
具体的には、取引情報としては、例えば、次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)を含む)、注文日、元販売者コード、元販売者名、納品先コード、合計金額)
・注文者情報(代理店コード(ログインコード)、顧客又は小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、顧客又は小売店ランクに基づく単価又は掛け率、送料、販売価格、商品に対する要望)
・代行発行納品書情報(顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、元販売者コード)等のデータが記録し管理される。
小売店データベース部55aは、代理店サーバー14aに小売店として登録している、注文者や小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、小売店コード(ログインコード)、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の小売店特有の情報を、データとして記憶している。
小売店データベース部55aのデータは、小売店により代理店サーバー14aのWWWサーバー機能部22aにより提供された小売店登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
小売店との間において契約があれば、それに基づいてデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
具体的には、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、フリガナ、小売店コード(ログインコード)(代理店コード及び枝番を含む)、パスワード、納品先コード、小売店ランク、法人としてのプロフィール(業種、業態、規模等)、電話番号、ファックス番号、住所、小売店メールアドレス、ホームページURL等のデータが記録し管理される。
顧客データベース部56aは、代理店サーバー14aに顧客として登録している、注文者や代理店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、住所、顧客コード(ログインコード)、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の顧客特有の情報を、データとして記憶している。
顧客データベース部56aのデータは、購入者により代理店サーバー14aのWWWサーバー機能部22aにより提供された顧客登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
顧客との間において契約があれば、それに基づいてデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
具体的には、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、顧客コード(ログインコード)(小売店コード及び枝番を含む)、パスワード、納品先コード、顧客ランク、法人としてのプロフィール(業種、業態、規模等)、電話番号、ファックス番号、住所、顧客メールアドレス、ホームページURL等のデータが記録し管理される。
メールデータデータベース部58aは、メール管理部42aによって管理されているメールに関するデータ、例えば、メールの発送先・メールの内容の決定、メール発送先顧客の検索、メール発送作業の完了、顧客向けメール内容作成を記録しているが、メール管理部42により記録され管理されている。
代行発行納品書フォーマットデータベース部60aは、顧客が特定した納品書のフォーマットに関するデータが、顧客及び/又は納品先毎に唯一の顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、納品書発行管理部40aにより記録され、管理されている。
顧客向け納品書のフォーマットは、小売店欄、顧客(納品先)欄、日付(年月日)欄、商品コード欄、商品名欄、数量欄、単価欄、販売価格(顧客向け価格)欄、合計金額欄等を備え、顧客コード(ログインコード)(小売店コード及び枝番を含む)、代理店コード、顧客向け代行発行納品書フォーマット番号をキーとするPDFファイルとして記録する。
また、代行発行納品書フォーマットデータベース部60aは、小売店が特定した納品書フォーマットに関するデータが、小売店毎に唯一の小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、納品書発行管理部40aにより、記録され、管理されている。
小売店向け納品書のフォーマットは、代理店欄、小売店欄、日付(年月日)欄、商品コード欄、商品名欄、数量欄、単価欄、合計金額欄等を備え、小売店コード(代理店コード及び枝番により構成)、小売店向け代行納品書フォーマット番号をキーとしてPDFファイルとして記録する。
さらにまた、代行発行納品書フォーマットデータベース部60aは、代理店が特定した納品書フォーマットに関するデータが、唯一の代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、納品書発行管理部40aにより、記録され、管理されている。
代理店向け納品書のフォーマットは、元販売者欄、代理店欄、日付(年月日)欄、商品コード欄、商品名欄、数量欄、単価欄、合計金額欄等を備え、代理店コード、代理店向け代行納品書フォーマット番号をキーとしてPDFファイルとして記録する。
決済情報データベース部62aは、決済システム800、例えば支払処理機関サーバー810より受信した商品の販売により生じた注文者の支払い処理に関するデータを記憶されているが、購入管理部48aによって記録され管理されている。
記憶されているデータを具体的に説明すると、購入者の支払い処理状況を示すデータ(注文者氏名、顧客コード(ログインコード)、注文ナンバー、注文日時、支払日、決済の有無等)が記憶されている。なお、代理店が支払い状況の確認する場合には、予め各顧客に付与された顧客コード及びパスワードを用いて顧客の認証を行い、認証された顧客と関係のないデータは閲覧されないように構成されている。
なお、購入者の支払い処理状況を示すデータは、決済システム800から、例えば、支払処理機関サーバー810からのデータを受信して、記録し管理されるようにしてもよい。
決済情報データベース部62aは、商品の販売により生じた注文者の支払い処理に関するデータを記憶している。記憶されているデータを具体的に説明すると、注文者の支払い処理状況を示すデータが記憶されており、代理店が使用する代理店サーバー14aにより内容が閲覧することができ、代理店が支払い状況の確認するために用いられる。
売り上げ情報データベース部64aは、注文をした顧客名又は小売店名、発注番号、注文年月日、元販売者名、合計金額、注文状況、注文された商品に関する情報(商品名、商品コード、個数、単価、送料、販売価格)を、売り上げ管理部46aによって管理されている。
この納品書発行代行システム10の代理店、すなわち商品の発注者となる代理店の登録は、元販売者サーバー16Aの代理店情報管理部214によりWWWサーバー202aによって送信される代理店登録画面をもって入力し登録する。あるいは、代理店の登録は、元販売者サーバー16Aの代理店情報管理部214によりWWWサーバー202aによって送信される代理店登録画面をもって、代理店サーバー14aの代理店情報管理部214により入力し登録する。
代理店登録画面においては、入力項目として、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称のフリガナ、代理店コード(ログインコード)、パスワード、生年月日、電話番号、ファックス番号、住所、代理店メールアドレスを入力し、法人のプロフィール(表1に示すような、業種、業態、規模等)を入力する。
代理店は、通常、代理店コード(ログインコード)及びパスワードを元販売者サーバー16Aより通信回線を介して送信される。そして、以後の取引において代理店は、取り決められた代理店コード(ログインコード)及びパスワードにより正当な代理店であることの確認がなされることとなる。
これらにより入力された情報は、元販売者サーバー16Aの代理店データベース部314に記録され、代理店情報管理部214によって管理されている。
(2)小売店サーバーの構成
小売店サーバー14bは、元販売者のために継続的にその営業の部類に属する取引の媒介をする小売店と称される小売商等が、インターネットなどのネットワーク100を介して、顧客クライアント12、代理店サーバー14a、元販売者サーバー16A及び送り主サーバー18と各種のデータをやり取りすることにより、商品の販売の管理を行う機能を有する。
図5は、小売店サーバー14bを示す機能ブロック図であり、図6は、小売店サーバー14bのデータベースサーバー20bの機能を示すブロック図である。
小売店サーバー14bは、データベースサーバー20b、WWWサーバー機能部22b及び電子メール送受信部24bを備える。
そして、データベースサーバー20bは、図6に示すように、納品書発行代行システム10を管理するための運用管理部30bと、商品管理部32bと、元販売者情報管理部34bと、代理店情報管理部35bと、顧客管理部36bと、納品書発行管理部40bと、メール管理部42bと、売り上げ管理部46bとを備える。
また、小売店サーバー14bは、各種情報を管理するためのデータベース、例えば、商品データベース部50b、元販売者データベース部52b、代理店データベース部53b、顧客データベース部56b、メールデータデータベース部58b、代行発行納品書フォーマットデータベース部60b、決済情報データベース部62bを有し、データベースサーバー20bによって記録し管理している。
運用管理部30bは、小売店サーバー14b等を備えてサービスを提供する納品書発行代行システム運営者における納品書発行代行システムの運用管理者に付与するID、権限種別、パスワードを登録、変更、削除する機能を有し、IDをデータベースサーバー20にて記録手段に記録し管理する。
なお、運用管理者は、付与された運用管理者IDとパスワードとを入力し、ログインボタンを押すことにより小売店サーバー14bに、権限種別に応じた管理者権限でログインすることができるように構成されている。
商品管理部32bは、元販売者及び商品等の分類管理をする機能を有する。
そして、商品管理部32bにおいて、図10に示すように、大分類、小分類の登録、削除、変更を行う機能を有する。
例えば、元販売者及び商品の大分類として、「空調機・冷凍機用具」「計測器・測定器・検知器」といった分類分けをするとともに、その大分類に属する小分類、例えば、大分類「空調機・冷凍機用具」に対しては、元販売者たる「ABC社」の「ミニチューブカッター」「ベンダー」といった小分類に分類分けするとともに、各商品の単価が数段階のランクにランク分けされ、各商品及び各商品の販売者である元販売者をコード化して商品データベース部50b及び元販売者データベース部52bにおいて記録し管理する。
また、ランク分けされた商品の各ランク毎の単価又は各ランク毎の単価に対する掛け率も記録し、管理する。
なお、掛け率は、商品群で決定されることもあり、又、商品毎に決定されることもある。
この商品管理部32bは、元販売者及び商品等の検索機能を有する。
元販売者情報管理部34bは、元販売者に関する情報の管理及び販売する商品の情報の管理をする機能を有する。
元販売者に関する情報の管理としては、例えば、元販売者名、元販売者分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、元販売者を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定等の項目を、登録、変更、削除することにより管理する機能を有し、これらの情報は、元販売者データベース部52において記録し管理される。
さらに、元販売者情報管理部34bは、販売する商品の情報の管理として、商品コード、商品名、フリガナ、商品分類、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、送料が、商品情報として管理される。
そして、元販売者情報管理部34bは、店舗及び商品に関するデータを検索する機能を有する。
代理店情報管理部35bは、代理店に関する情報の管理及び販売する商品の情報の管理をする機能を有する。
代理店に関する情報の管理としては、例えば、代理店名、代理店コード、代理店分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、代理店を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定等の項目を、登録、変更、削除することにより管理する機能を有し、これらの情報は、代理店データベース部53bにおいて記録し管理される。
さらに、代理店情報管理部35bは、販売する商品の情報の管理として、商品コード、商品名、フリガナ、商品分類、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、送料が、商品情報として管理される。
代理店データベース部53bのデータは、代理店サーバー14aによってWWWサーバー機能部22bにより提供された代理店登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
代理店との間において契約があれば、それに基づいてデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
そして、代理店情報管理部35bは、店舗及び商品に関するデータを検索する機能を有する。
顧客管理部36bは、顧客の情報の管理、例えば、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、略称、顧客コード(ログインコード)(小売店コード及び枝番を含む)、納品先コード、顧客ランク、法人としてのプロフィール(業種、業態、規模等)、電話番号、ファックス番号、郵便番号、住所、メールアドレス、URL等の項目の登録、変更、削除をして管理する機能を有し、顧客データベース部56bにおいて記録し管理する。
顧客データベース部56bのデータは、購入者により顧客クライアント12によってWWWサーバー機能部22bにより提供された顧客登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
顧客との間において契約があれば、それに基づいてデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
ここに顧客ランクとは、代理店によって決定された顧客の順位・格付けであり、このランクに基づいて顧客が購入できる商品の単価が決定されたり、掛け率が決定される。
この顧客データベース部56bは、顧客に関するデータを検索する機能を有する。
納品書発行管理部40bは、顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)が採番され、コード化されて、代行発行納品書フォーマットデータベース部60bにより記録され、管理するように機能する。
メール管理部42bは、例えば、電子メールの発送先・電子メールの内容の決定、電子メール発送先顧客の検索、電子メール発送作業の完了、顧客向け電子メール内容作成等の顧客、元販売者向けメールの管理を行う機能を有し、メールデータデータベース部58bにおいて、メールに関する情報を記録し管理する。
このメール管理部42bは、メールに関するデータを検索する機能を有する。
メールの発送先の検索は、例えば、生年月日、住所等の項目のうち、入力された項目によって検索することができるように構成されている。
そして、このメール管理部42bによって導き出された顧客向けメールは、電子メール送受信部24bによって顧客に送信されることになる。
売り上げ管理部46bは、商品を顧客に配送して、元販売者サーバー16Aから送信された代行発行納品書の控に基づいて入力されたとき、売り上げ計上し、顧客毎に管理する。
売り上げ管理部46bは、掛売りしたときの未収代金を売り掛け計上する機能を備えてもよく、受注情報データベース部54bの納品データと決済情報データベース部62bの決済データとを比較し、掛売り代金を回収した時に処理をする。
この売り上げ管理部46bは、売り上げ代金及び売掛金に関するデータを検索する機能を有する。
WWWサーバー機能部22bは、HTTPプロトコルに基づいて顧客クライアント12、代理店サーバー14a及び元販売者サーバー16Aに各種のデータを配信する機能を有する。
なお、具体的に配信されるデータとしては、後に詳述する商品データベース部50bに記録された販売商品に関する内容を表示するデータを表示するデータ、購入申込みデータを入力する画面を表示するデータや顧客クライアント12及び元販売者サーバー16Aにより入力されたデータを確認する表示を行うデータなどのデータの閲覧及び入力のために用いられる様々な画面のデータが送信される。
電子メール送受信部24bは、SMTPプロトコル及びPOP3プロトコルに基づいて電子メールの送受信を行う機能を有する。なお、具体的に送信又は受信される電子メールとしては、商品の購入申込みが行われたときに行う、発注のための電子メールなどが送信される。
商品データベース部50bは、小売店サーバー14bにおいて販売される商品の商品内容のデータが記憶されている。
なお、商品データベース部50bは、WWWサーバー機能部22bにより提供される商品データ登録インターフェイスを介して、元販売者サーバー16Aから受信した元販売者の情報データが適宜登録されている。
例えば、元販売者及び商品の大分類として、「空調機・冷凍機用具」「計測器・測定器・検知器」といった分類分けをするとともに、その大分類に属する小分類、例えば、大分類「空調機・冷凍機用具」に対しては、元販売者たる「ABC社」の「ミニチューブカッター」「ベンダー」といった小分類に分類分けするとともに、各商品の単価が数段階のランクにランク分け(図10図示、Aランク、BランクCランク等の格付け)され、各商品及び各商品の販売者である元販売者をコード化して商品データベース部50b及び元販売者データベース部52bにおいて記録し管理する。
具体的には、販売商品については、商品コード、各商品の提供者たる元販売者コード、商品名、フリガナ、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、顧客ランクに基づく顧客向け単価に対する掛け率、送料等のデータが記録し管理される。
なお、掛け率は、商品群で決定されることもあり、又、商品毎に決定されることもある。
元販売者データベース部52bは、元販売者として登録している元販売者の代表者氏名又は名称、住所、元販売者コード、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の小売店特有の情報をデータとして記憶されているが、元販売者情報管理部34によって記録され管理されている。
元販売者データベース部52bのデータは、元販売者よりWWWサーバー202aにより商品小売店サーバー14bに提供された元販売者登録情報のための画面から入力されたデータが記憶されたり、代理店サーバー14aの管理者により入力される。
元販売者情報としては、元販売者名、フリガナ、元販売者コード、パスワード、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、元販売者を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定がある。
代理店データベース部53bは、代理店として登録している代理店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、元販売者コード、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の代理店特有の情報をデータとして記憶されているが、元販売者情報管理部34によって記録され管理されている。
代理店データベース部53bのデータは、代理店よりWWWサーバー機能部22bにより商品小売店サーバー14bに提供された代理店登録情報のための画面から入力されたデータが記憶されたり、代理店サーバー14aの管理者により入力される。
代理店情報としては、代理店名、フリガナ、代理店コード、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、代理店を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定がある。
顧客データベース部56bは、小売店サーバー14bに顧客として登録している、注文者や商品販売者の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、住所、顧客コード(ログインコード)、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の顧客特有の情報を、データとして記憶している。
顧客データベース部56bのデータは、購入者や商品販売者がWWWサーバー機能部22bにより提供された顧客登録情報のための画面から入力されたデータが記憶されたり、小売店サーバー14bの管理者により入力される。
具体的には、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、顧客コード(ログインコード)(小売店コード及び枝番を含む)、納品先コード、顧客ランク、法人としてのプロフィール(業種、業態、規模等)、電話番号、ファックス番号、住所、顧客メールアドレス、ホームページURL等のデータが記録し管理される。
メールデータデータベース部58bは、メール管理部42bによって管理されているメールに関するデータ、例えば、メールの発送先・メールの内容の決定、メール発送先顧客の検索、メール発送作業の完了、顧客向けメール内容作成を記録しているが、メール管理部42bにより記録され管理されている。
代行発行納品書フォーマットデータベース部60bは、顧客及び/又は納品先毎に唯一の顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、納品書発行管理部40bにより記録され、管理されている。
納品書のフォーマットは、小売店欄、顧客(納品先)欄、日付(年月日)欄、商品コード欄、商品名欄、数量欄、単価欄、販売価格(顧客向け価格)欄、合計金額欄等を備え、顧客コード(ログインコード)(顧客コード及び枝番を含む)、代理店コード、代行発行納品書フォーマット番号をキーとするPDFファイルとして記録する。
また、代行発行納品書フォーマットデータベース部60bは、小売店が特定した納品書のフォーマットに関するデータが、唯一の小売店向け代行発行納品書ファーマット番号(No.)として採番され、コード化されて、納品書発行管理部40bにより記録され、管理されている。
小売店向け納品書のフォーマットは、代理店欄、小売店欄、日付(年月日)欄、商品コード欄、商品名欄、数量欄、単価欄、合計金額欄等を備え、小売店コード(代理店コード及び枝番により構成)、代行納品書フォーマット番号をキーとしてPDFファイルとして記録する。
決済情報データベース部62bは、決済システム800、例えば支払処理機関サーバー810より受信した商品の販売により生じた注文者の支払い処理に関するデータを記憶されているが、購入管理部48bによって記録され管理されている。
記憶されているデータを具体的に説明すると、購入者の支払い処理状況を示すデータ(注文者氏名、注文ナンバー、注文日時、支払日、決済の有無等)が記憶されている。
なお、購入者の支払い処理状況を示すデータは、決済システム800から、例えば、支払処理機関サーバー810からのデータを受信して、記録し管理されるようにしてもよい。
決済情報データベース部62bは、商品の販売により生じた注文者の支払い処理に関するデータを記憶している。記憶されているデータを具体的に説明すると、注文者の支払い処理状況を示すデータが記憶されており、小売店が使用する小売店サーバー14bにより内容が閲覧することができ、小売店が支払い状況の確認するために用いられる。
(3)元販売者サーバーの構成
元販売者サーバー16Aは、インターネットなどのネットワーク100を介して、顧客クライアント12、代理店サーバー14a、小売店サーバー14b、送り主サーバー18と各種のデータをやり取りすることで商品の販売及び管理を行う機能を有する。
図7は、元販売者サーバー16Aを示す機能ブロック図であり、図8は、データベースサーバー200の機能を示す機能ブロック図である。
元販売者サーバー16Aは、データベースサーバー200、WWWサーバー202及び電子メール送受信部204を備える。
そして、データベースサーバー200は、納品書発行代行システム10を管理するための運用管理部210と、商品管理部212と、代理店情報管理部214と、小売店情報管理部215と、顧客管理部216と、送り主管理部218と、注文管理部220と、納品書発行管理部222と、メール管理部224と、在庫状況管理部226と、売り上げ管理部228と、購入管理部230と、販売ルート管理部234とを備える。
また、元販売者サーバー16Aは、各種情報を管理するためのデータベース、例えば、運用管理データベース部310、商品データベース部312、代理店データベース部314、小売店データベース部315、顧客データベース部316、送り主データベース部318、注文データベース部320、代行発行納品書フォーマットデータベース部322、メールデータデータベース部324、在庫状況データベース部326、売り上げ情報データベース部328、購入データベース部330、決済情報データベース部332及び販売ルートデータベース部334を有し、データベースサーバー200によって記録され管理されている。
運用管理部210は、元販売者サーバー16A等を備えてサービスを提供する納品書発行システム運営者における納品書発行システムの運用管理者に付与するID、権限種別、パスワードを登録、変更、削除する機能を有し、運用管理者ID等を運用管理データベース部310に記録し管理する。
なお、運用管理者は、付与された運用管理者IDとパスワードとを入力し、ログインボタンを押すことにより元販売者サーバー16Aに、権限種別に応じた管理者権限でログインすることができるように構成されている。
商品管理部212は、製造者及び商品等の分類管理をする機能を有する。
そして、商品管理部212において、図11に示すように、大分類、小分類の登録、削除、変更を行う機能を有する。例えば、製造者及び商品の大分類として、「空調機・冷凍機用具」「計測器・測定器・検知器」といった分類分けをするとともに、その大分類に属する小分類、例えば、大分類「空調機・冷凍機用具」に対しては、製造者たる「XYZ社」の「ミニチューブカッター」「ベンダー」といった小分類に分類分けするとともに、各商品の単価が数段階のランクにランク分けされ、各商品及び各商品の製造者をコード化して、商品データベース部312及び代理店データベース部314において記録し管理する。
また、ランク分けされた商品の各ランク毎の単価又は各ランク毎の単価に対する掛け率も記録し、管理する。
なお、掛け率は、商品群で決定されることもあり、又、商品毎に決定されることもある。
この商品管理部212は、製造者及び商品等の検索機能を有する。
代理店情報管理部214は、図12に示すように、代理店に関する情報の管理及び販売する商品の情報の管理をする機能を有する。代理店とは、商品を売りさばく者をいい、元販売者に代わって、小売店に対し販売を行う者(代理商)をいう。
代理店に関する情報の管理としては、例えば、代理店名、代理店コード(依頼主コード)、パスワード、代理店分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、各代理店を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定等の項目を、登録、変更、削除することにより管理する機能を有する。また、代理店が、取引の契約を締結している小売店の情報も管理する機能を有する。これらの情報は、代理店データベース部314において記録し管理される。
代理店データベース部314のデータは、代理店サーバー14aによってWWWサーバー202により提供された代理店登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
代理店コード・パスワードは、元販売者サーバー16AにログインするときのログインID・パスワードとなる。
さらに、代理店情報管理部214は、各代理店において販売する商品の情報の管理として、当該代理店が販売する商品コード及び商品名、フリガナ、商品分類、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、送料が、商品情報として管理される。
そして、代理店情報管理部214は、各代理店及び商品に関するデータを検索する機能を有する。
小売店情報管理部215は、図13に示すように、小売店に関する情報の管理及び販売する商品の情報の管理をする機能を有する。小売店とは、商品を売りさばく者をいい、顧客に商品を供給する者(小売商)をいう。
小売店に関する情報の管理としては、例えば、小売店名、小売店コード(依頼主コード:代理店コード+枝番により構成される。)、パスワード、納品先コード、小売店分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、各小売店を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定等の項目を、登録、変更、削除することにより管理する機能を有する。また、小売店が、取引の契約を締結している顧客の情報も管理する機能を有する。これらの情報は、小売店データベース部315において記録し管理される。
小売店データベース部315のデータは、小売店サーバー14bによってWWWサーバー202により提供された小売店登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
小売店コード・パスワードは、元販売者サーバー16AにログインするときのログインID・パスワードとなる。
さらに、小売店情報管理部215は、各小売店において販売する商品の情報の管理として、当該小売店が販売する商品コード及び商品名、フリガナ、商品分類、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、送料が、商品情報として管理される。
そして、小売店情報管理部215は、各小売店及び商品に関するデータを検索する機能を有する。
顧客管理部216は、図12及び図13に示すように、顧客の情報の管理、例えば、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、略称、顧客コード(依頼主コード:小売店コード+枝番により構成される。)、当該顧客を管理する小売店コード、パスワード、顧客ランク、電話番号、ファックス番号、郵便番号、住所、メールアドレス、URL、納品先(納品先名称、住所、納品先代表者、納品先担当者、納品先ID等を含む)等の項目の登録、変更、削除をして管理する機能を有し、顧客データベース部316において記録し管理する。
顧客データベース部316のデータは、顧客クライアント12によってWWWサーバー202により提供された顧客登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
当該顧客を管理する代理店コードは、代理店により代理店サーバー14aによってWWWサーバー202により提供された顧客登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
この顧客管理部216は、顧客に関するデータ及び当該顧客を管理する代理店を検索する機能を有する。
顧客情報としては、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、顧客コード(依頼主コードから算出された数値等により構成され、小売店コードと対応させて、どの小売店の何れの顧客かを区分している)、当該顧客を管理する代理店コード、パスワード、電話番号、ファックス番号、住所、顧客メールアドレスがある(図13参照)。
この実施の形態においては、顧客コードは、元販売者サーバーにログインするときの顧客ログインコードに対応する依頼主コードで構成され、顧客データベース部316において記録し、管理している。
送り主管理部218は、受注した商品を納品先に発送する者(送り主)、例えば元販売者の物流センターや元販売者に商品を納入した製造者の新規登録、登録済みの送り主情報の変更、削除をして、送り主の管理をし、送り主データベース部318において記録し管理する。
送り主情報としては、送り主名、フリガナ、送り主コード(ID)、パスワード、送り主分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、元販売者に提供される製品及び製品の内容を示す案内文、問い合わせ先メールアドレス等の情報を含む。
この送り主管理部218は、受注した商品の納品先に発送した発送に関するデータを検索する機能を有する。
注文管理部220は、注文者たる代理店より発注された商品の注文管理をする機能を有する。
注文管理部220は、図20に示すように、代理店より発注された商品の情報の管理、例えば、発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文年月日、代理店コード、納品先コード、顧客又は小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、購入金額、販売ルート番号、依頼主コード等を登録し、また、登録された情報を検索、表示する機能を有し、注文データベース部320において記録し管理する。
取引情報としては、例えば、図20に示すように次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文日、代理店コード、代理店名、納品先コード、合計金額を含む)
・注文者情報(代理店コード、顧客又は小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、顧客又は小売店ランクに基づく単価又は掛け率、送料、販売価格、商品に対する要望)
・代行発行納品書情報(顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店コード)
・出荷指示情報(納品先、納品先コード、出荷指示番号(No.)、出荷依頼番号(No.))
発注番号とは、代理店サーバー14aによりWEB発注入力を行った処理単位毎に元販売者サーバー16Aによりシステム上で、発番される番号であり、代理店が顧客より発注された商品に関する情報の確認をするための確認番号である。この実施の形態においては、発注番号は、元販売者にとっての受注番号であり、システム上1つのユニークな番号とする。発注番号と同義の受注番号は、タイムバケット概念により分類管理する。タイムバケットは、その日の出荷可能なものを区別するために(例えば、P.M.5:00迄)、時間帯毎に及び/又は物流センター又は製造者(メーカー)毎に、商品の属性として分類している。
出荷指示番号とは、元販売者の物流センター等の送り主に対して同一納品先、発送日で纏めた集合に対して、出荷指図単位に自動採番された番号をいう。
出荷依頼番号とは、上記出荷指示番号とほぼ同格の扱いとなるものの、出荷を指示する先が外部企業である製造者等の送り主である場合に、出荷指示番号として採番される番号をいう。
代行発行納品書番号とは、出荷指示番号・出荷依頼番号に従って売上金額算出のための単価値入がされた出荷商品を伴った明細と一致する単位で印字の際に処理単位毎にユニークに採番される。代行発行納品書番号は、予め、顧客、小売店及び代理店との間の約束事に従って採番されるが、顧客、小売店及び代理店のオリジナル番号と重ならない番号とする。(例えば、番号の先頭が変わるかの、別の記号を付ける。)
管理番号とは、元販売者において伝票が発生したとき、元販売者サーバー16Aにより自動採番される番号であり、伝票等の取引関係及び帳票を管理する番号である。
注文に関する情報は、請求明細書・売上金元帳(売掛金管理簿)に記載され、管理番号により取引追跡のキーとなる。
販売価格は、商品毎に[(単価)×個数]で計算され、表示される。
合計金額は、一つの代行発行納品書毎の販売価格の合計である。
この注文管理部220は、注文に関するデータを検索する機能を有する。
納品書発行管理部222は、顧客向け代行発行納品書のフォーマット、代理店向け代行発行納品書のフォーマット及び小売店向け代行発行納品書のフォーマットに関するデータを、代理店毎に唯一の各代行発行納品書フォーマット番号として採番し、コード化して、代行発行納品書フォーマットデータベース部322において記録し管理している。
納品書発行管理部222は、納品先コードに基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、顧客向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき顧客が顧客向け代行発行納品書のフォーマットに関するデータを抽出する。そして、注文データベース部320より、納品先コードに対応して、顧客の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、住所、電話番号等の顧客を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、単価、販売価格)を抽出して、顧客向け代行発行納品書のフォーマットに関するデータに当てはめる機能を有する。
また、納品書発行管理部222は、小売店コードに基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース322より、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき小売店向け代行発行納品書のフォーマットに関するデータを抽出する。そして、注文データベース部320より小売店コードに対応して、小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、電話番号等の小売店を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、単価、小売店向け価格)を抽出して、小売店向け代行発行納品書フォーマットに関するデータに当てはめる機能を有する。
また、納品書発行管理部222は、代理店コードに基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき代理店向け代行発行納品書フォーマットに関するデータを抽出する。そして、注文データベース部320より代理店コードに対応して代理店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、電話番号等の代理店を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、単価、販売価格)、代理店向け情報(発注番号(No.)を含む)を抽出して、代理店向け代行発行納品書フォーマットに関するデータに当てはめる機能を有する。
メール管理部224は、例えば、電子メールの発送先・電子メールの内容の決定、電子メール発送先顧客の検索、電子メール発送作業の完了、顧客向け電子メール内容作成等の顧客、代理店、小売店及び製造者向けメールの管理を行う機能を有し、メールデータデータベース部324において、メールに関する情報を記録し管理する。
このメール管理部224は、メールに関するデータを検索する機能を有する。
メールの発送先の検索は、例えば、生年月日、住所等の項目のうち、入力された項目によって検索することができるように構成されている。
そして、このメール管理部224によって導き出された顧客向けメールは、電子メール送受信部204によって顧客に送信されることになる。
在庫状況管理部226は、元販売者の下において、保管している商品及び保管している場所を、商品コード、仕入先名、仕入年月日、数量、出荷日、保管場所名、保管場所コード等の情報により管理する。
これらの情報は、元販売者サーバー16Aの在庫状況データベース部326、送り主データベース部318及び売り上げ情報データベース部328において記録し、在庫状況管理部226により管理されている。
売り上げ管理部228は、注文データベース部320及び代行発行納品書フォーマットデータベース部322の情報を基にして、売り上げ情報を売り上げ情報データベース部328に記録し、管理する。更に、売り上げ管理部228は、商品を代理店の顧客に掛売りしたときの未収代金を売り掛け計上し売り上げ情報データベース部328に記録して、顧客、代理店及び小売店毎に管理する。
売掛金は、代行発行納品書フォーマットデータベース部322と決済情報データベース部332とを比較し、掛売り代金を回収した時には、処理をする。
この売り上げ管理部228は、売り上げ及び売掛金に関するデータを検索する機能を有する。
また、売り上げ管理部228は、顧客データベース部316の情報と売り上げ情報データベース部328の情報とから、マーケティング情報を抽出し、管理する機能を有する。
マーケティング情報とは、例えば、商品名(個数含む)、注文年月日(時期)、地域、業種、企業規模、購入頻度等により構成される情報である。これらマーケティング情報は、売り上げ情報データベース部328において、顧客(納品先)毎にデータベース化されて、記録され管理される。
さらに、また、売り上げ管理部228は、上記マーケティング情報を利用することにより、統計情報の管理機能をも備える。統計情報の管理機能とは、例えば、マーケティング情報に含まれる各データや顧客情報と売り上げ情報とを利用することによる、相関関係、回帰分析、クラスタリング等に基づく統計情報の管理機能等である。
従って、元販売者側において顧客による消費情報を把握することができるので、元販売者は、該マーケティング情報を、元販売者における商品管理等の効率化を図るために利用することができる。
購入管理部230は、注文管理部220によって管理されている注文データベース部320の情報を受け取り、各代理店の注文ナンバー、注文年月日、代理店名、合計金額、注文状況、注文された商品に関する情報(商品名、商品コード、個数、単価、送料、販売価格)を、購入データベース部330に記録し管理する。
この購入管理部230は、各代理店の商品購入に関するデータを検索する機能を有する。
販売ルート管理部234は、顧客及び/又は納品先に従って定まる、当該顧客と元販売者との間の販売ルートを管理する。
販売ルートとは、顧客及び/又は納品先を担当する販売店及びその販売店を担当する代理店と元販売者との間の「商品の販売に関する要求情報の流れ」及び「商品の納品に関する商品の流れ(商品の納品ルート)」のルートをいう。
販売ルート管理部234は、代理店サーバー14aからの販売ルートの申し入れがあると、販売ルート番号を発行し、管理する機能を有する。例えば、販売ルート番号は、元販売者、代理店及び小売店により定まる販売ルートに対応して、一意的に特定される番号である。また、販売ルート番号は、元販売者、代理店、小売店及び顧客により定まる販売ルートに対応して、一意的に特定される番号である。
販売ルート番号は、代行発行すべき各代行発行納品書フォーマットデータと、該販売ルートに関連する顧客向け、小売店向け及び代理店向けの単価(又は掛け率)とをそれぞれ関連付けた状態で、管理している。
元販売者は、通常、代理商(店)と代理店契約を締結し、代理商(店)は、通常、小売商(店)と取引の契約を締結しており、かかる契約によって、商品の販売に関する要求情報の流れ及び要求された代行発行納品書及び商品の納品ルート、すなわち販売ルートが定まる。
このようにして定まった販売ルートは、元販売者サーバー16Aの販売ルート管理部234により番号を自動採番され、販売ルート番号により、商品の販売に関する要求情報の流れ及び要求された代行発行納品書及び商品の納品ルートの確認の容易化をしている。
(予め販売ルートが特定されている場合)
以下、代理店サーバー14aから元販売者サーバー16Aに対して商品の注文がされた場合における販売ルート番号を特定する方法について、説明する。
元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、前記元販売者が、前記小売店及び/又は前記代理店に代わって納品書を発行する構成として、納品書発行代行システムについて、以下述べる。
まず、代理店は、顧客から商品の注文を受ける。次に、代理店は、元販売者に納品書発行代行システムを利用して、代理店コードを用いて発注を行う。このとき、元販売者は、何処の代理店より発注が行われたのかを認識する(すなわち、元販売者と代理店とのルートが特定する)。さらに、発注時に顧客から商品の納品先を特定する情報(納品先コード)を含む注文情報を受信する(ここで、元販売者と商品の納品先である顧客とにおける商品の納品ルートが特定する)。
続いて、代理店は、顧客に商品を納入する際に、顧客からの注文情報に基づき、該代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する(ここで、代理店と小売店とのルートが特定する)。
以上の手続により、元販売者と代理店のルート、代理店と小売店とのルート、小売店と顧客のルートが特定することで、結果、販売ルートが特定される。このように、販売ルートが特定され、販売ルート番号が特定される。注文情報を受信することにより、元販売者は、商品の納品ルートも特定される。
次に、元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記元販売者が、前記代理店に代わって納品書を発行する構成として、納品書発行代行システムについて、以下述べる。
まず、代理店は、小売店から商品の注文を受ける。次に、代理店は、元販売者に納品書発行代行システムを利用して、小売店コードを用いて発注を行う。このとき、元販売者は、何処の代理店を通して小売店が発注を行ったのかを認識する(ここで、元販売者、代理店及び小売店のルートが特定する)。さらに、発注時に商品の納品先を特定する情報(納品先コード)を含む注文情報を受信する(ここで、元販売者と商品の納品先である小売店とにおける商品の納品ルートが特定する)。
以上の手続により、元販売者と代理店とのルート、代理店と小売店とのルートが特定することで、結果、販売ルートが特定される。このように、販売ルートが特定され、販売ルート番号が特定される。注文情報を受信することにより、元販売者は、商品の納品ルートも特定される。
(販売ルートが逐次追加される場合)
なお、代理店が、新たな販売ルートとして小売店を追加する場合、元販売者に対して、予め申し出ておく必要がある。代理店が新たな販売ルートを構築する毎に、一意的に定まる販売ルート番号を発行する必要のためである。
代理店サーバー14aより、元販売者サーバー16Aに対して新たな小売店の追加の申出があった場合、元販売者サーバー16Aの販売ルート管理部234は、元販売者、代理店及び小売店により定まる販売ルートに対応して、一意的に販売ルート番号を発行し、販売ルートデータベース部334において記録し管理する。
また、販売ルート番号が管理する販売ルートが、元販売者、代理店及び小売店により定まる販売ルートである場合において、代理店は、該販売ルート番号が管理をしない顧客までを納品先の対象として、商品の納品を希望する場合もある。しかし、この場合は、販売ルート番号に基づいて、顧客向け代行発行納品書フォーマットデータを抽出することができない。そのため、販売ルート番号の管理外の顧客を対象として、商品の納品の発注が行われた場合は、発注時に、顧客を選択する処理を行うか、若しくは、顧客を入力することで、顧客を特定する。そうすることで、小売店の名の下に発行する顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出することができる。
WWWサーバー202は、HTTPプロトコルに基づいて、顧客クライアント12、代理店サーバー14a、小売店サーバー14b及び送り主サーバー18に、各種画面を生成し、フォーマット等各種のデータを配信する機能を有する。なお、具体的に配信されるデータとしては、後に詳述する商品データベース部312に記録された販売商品に関する内容を表示するデータを表示するデータ、購入申込みデータを入力する画面を表示するデータ、顧客クライアント12、代理店サーバー14a、小売店サーバー14b及び送り主サーバー18により入力されたデータを確認する表示を行うデータなどのデータの閲覧及び入力のために用いられる様々な画面及びそのデータが送信される。
電子メール送受信部204は、SMTPプロトコル及びPOP3プロトコルに基づいて電子メールの送受信を行う機能を有する。なお、具体的に送信又は受信される電子メールとしては、代理店及び寄付対象団体とサービス提供者との契約内容を知らせる電子メールや顧客に対する製造者の情報などが送信される。
次に、納品書発行代行システム10の情報を記録するデータベースについて説明する。
商品データベース部312は、図11に示すように、元販売者サーバー16Aにおいて販売される商品の商品内容のデータが記憶されている。
商品データベース部312においては、商品コード、商品名、フリガナ、商品分類、検索のためのキーワード、商品の説明文、仕様/内容説明、単価、送料が記録されている。
なお、商品データベース部312は、適宜製造者により送り主サーバー18によってネットワーク100を介して提供される商品データが、送り主管理部218によって記録され管理されている。
例えば、製造者及び商品の大分類として、「空調機・冷凍機用具」「計測器・測定器・検知器」といった分類分けをするとともに、その大分類に属する小分類、例えば、大分類「空調機・冷凍機用具」に対しては、製造者たる「XYZ社」の「ミニチューブカッター」「ベンダー」といった小分類に分類分けするとともに、各商品の単価が数段階のランクにランク分け(図11図示、Aランク、Bランク、Cランク等の格付け)され、各商品及び各商品の製造者をコード化して、商品データベース部312において記録し管理される。
また、ランク分けされた商品の各ランク毎の単価又は各ランク毎の単価に対する掛け率も記録し、管理する。
なお、掛け率は、商品群で決定されることもあり、又、商品毎に決定されることもある。
商品データベース部312は、商品マスタ及び顧客別単価マスタ(表2及び表3に示す)を商品情報として記憶し管理する。

Figure 2009129007
Figure 2009129007
代理店データベース部314は、元販売者サーバー16Aに代理店として登録している代理店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、住所、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の代理店特有の情報をデータとして記憶されているが、代理店情報管理部214によって記録され管理されている。
代理店データベース部314のデータは、代理店がWWWサーバー202により代理店サーバー14aに提供された代理店登録情報のための画面から入力されたデータが記憶されたり、代理店サーバー14aの管理者により入力される。代理店とは、商品を売りさばく者をいい、元販売者に代わって小売店に対し、販売を行う者(代理商)をいう。
代理店情報としては、商品の販売者名、フリガナ、商品の代理店コード、パスワード、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、商品の代理店を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定がある。
また、代理店が、取引の契約を締結している小売店の情報も記録され、管理されている。
代理店のID毎に、代行発行納品書フォーマットデータベース部322の代行発行納品書フォーマット、納品書への商品の値入れ単価が確定する。
小売店データベース部315は、元販売者サーバー16Aに小売店として登録している小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、ホームページのURL、電子メールアドレス連絡先などの各々の代理店特有の情報をデータとして記憶されているが、小売店情報管理部215によって記録され管理されている。
小売店データベース部315のデータは、小売店がWWWサーバー202により小売店サーバー14bに提供された小売店登録情報のための画面から入力されたデータが記憶されたり、小売店サーバー14bの管理者により入力される。小売店とは、商品を売りさばく者をいい、顧客に商品を供給する者(小売商)をいう。
小売店情報としては、商品の販売者名、フリガナ、小売店コード(代理店コード+枝番により構成される。)、パスワード、納品先コード、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、検索用キーワード、商品の販売者を紹介する紹介文、問い合わせ先メールアドレス、営業休業設定がある。
小売店のID毎に、代行発行納品書フォーマットデータベース部322の代行発行納品書フォーマット、納品書への商品の値入れ単価が確定する。
顧客データベース部316は、代理店サーバー14a、小売店サーバー14b及び元販売者サーバー16Aに顧客として代理店、小売店及び/又は元販売者の顧客として関連づけて登録している、例えば、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、略称、顧客コード(小売店コード+枝番により構成される。)、納品先コード、当該顧客を管理する代理店コード、パスワード、顧客ランク、電話番号、ファックス番号、郵便番号、住所、メールアドレス、URL、納品先(納品先名称、住所、納品先代表者、納品先担当者、納品先ID等を含む)等の各々の顧客特有の情報をデータとして記憶されているが、顧客管理部216によって記録され管理されている。
顧客データベース部316のデータは、購入者が顧客クライアント12によってWWWサーバー202により提供された顧客登録情報のための画面から入力されたデータが記憶されたり、代理店サーバー14aの管理者により入力される。
この実施の形態においては、顧客コードは、元販売者サーバー16Aにログインするときの顧客ログインコードに対応する小売店コード及び枝番で構成され、顧客データベース316で管理している。
ここに顧客ランクとは、代理店及び/又は元販売者によって決定された顧客の順位・格付けであり、このランクに基づいて顧客が購入できる商品の単価が又は掛け率が決定される。
顧客向けの商品の単価は、通常、代理店又は小売店が顧客毎にランクを定め、該ランクに対応する末端価格、又は製造者・元販売者等の生産者価格、代理店等の卸売価格に対する掛け率を定めている。
送り主データベース部318は、製造者に関する様々なデータが記憶されているが、送り主管理部218により記録され管理されている。記憶されているデータとしては、製造者の活動内容を説明したテキストデータや写真データ等の他、製造者がインターネットのホームページを有しているときには、そのURL等も記憶されている。
製造者情報としては、製造者名、フリガナ、製造者コード(ID)、パスワード、製造者分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、製造者案内文、問い合わせ先メールアドレスがある。
注文データベース部320は、代理店から注文された商品の情報、注文した顧客又は小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称や住所等の注文者情報及び支払方法等のデータが記録されているが、注文管理部220によって記録され管理されている。
この情報は、WWWサーバー202により提供された購入申込みデータを入力する画面(インターフェース)から入力された購入申込みデータが記憶されている。
注文データベース部320に記憶されている購入申込みデータは、代理店が使用する代理店サーバー14aにより内容が閲覧され、代理店が注文内容を確認するために用いることができる。
取引情報としては、例えば、図20に示すように次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文日、代理店コード、代理店名、納品先コード、合計金額を含む)
・注文者情報(代理店コード、顧客又は小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、顧客又は小売店ランクに基づく単価又は掛け率、送料、販売価格、商品に対する要望)
・代行発行納品書情報(顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店コード)
・出荷指示情報(納品先、納品先コード、出荷指示番号(No.)、出荷依頼番号(No.))
発注番号とは、代理店サーバー14aによりWEB発注入力を行った処理単位毎に代理店サーバー14a又は元販売者サーバー16Aによりシステム上で、発番される番号であり、代理店が顧客より発注された商品に関する情報の確認をするための確認番号である。この実施の形態においては、発注番号は、元販売者にとっての受注番号であり、システム上1つのユニークな番号とする。発注番号と同義の受注番号は、タイムパケット概念により分類管理する。タイムパケットは、その日の出荷可能なものを区別するために(例えば、P.M.5:00迄)、時間帯毎に及び/又は物流センター又は製造者(メーカー)毎に、商品の属性として分類している。
出荷指示番号とは、元販売者の物流センター等の送り主に対して同一納品先、発送日で纏めた集合に対して、出荷指図単位に自動採番された番号をいう。
出荷依頼番号とは、上記出荷指示番号とほぼ同格の扱いとなるものの、出荷を指示する先が外部企業である製造者等の送り主である場合に、出荷指示番号として採番される番号をいう。
顧客向け、小売店向け及び代理店向け代行発行納品書番号とは、出荷指示番号・出荷依頼番号に従って売上金額算出のための単価値入がされた出荷商品を伴った明細と一致する単位で印字の際に処理単位毎にユニークに採番される。代行発行納品書番号は、予め、顧客、小売店及び代理店との間の約束事に従って採番されるが、顧客、小売店及び代理店のオリジナル番号と重ならない番号とする(例えば、番号の先頭が変わるかの、別の記号を付ける。)。
管理番号とは、元販売者において伝票が発生したとき、元販売者サーバー16Aにより自動採番される番号であり、伝票等の取引関係及び帳票を管理する番号である。
注文に関する情報は、請求明細書・売上金元帳(売掛金管理簿)に記載され、管理番号により取引追跡のキーとなる。
販売価格は、商品毎に[(単価)×個数]で計算され、表示される。
合計金額は、一つの代行発行納品書毎の販売価格の合計である。
この注文管理部220は、注文に関するデータを検索する機能を有する。
代行発行納品書フォーマットデータベース部322は、顧客が特定した代行発行納品書のフォーマット、代理店が特定した代行発行納品書のフォーマット及び小売店が特定した代行発行納品書フォーマットに関するデータが、代理店毎に唯一の代行発行納品書フォーマット番号が採番され、コード化されて、納品書発行管理部222により記録され、管理されている。
代行発行納品書のフォーマットは、代行発行納品書フォーマット番号(・代行発行納品書フォーマット番号〔代理店から小売店への納品書〕、・代行発行納品書フォーマット番号〔小売店から納品先への納品書〕)、販売店(代理店又は小売店)欄、顧客(納品先(顧客又は小売店))欄、日付(年月日)欄、商品コード欄、商品名欄、数量欄、単価欄、販売価格、(顧客向け価格)欄、合計金額欄等を備え、代理店コード又は小売店コード、代行発行納品書フォーマット番号をキーとするPDFファイルとして記録する。
メールデータデータベース部324は、メール管理部224によって管理されているメールに関するデータ、例えば、メールの発送先・メールの内容の決定、メール発送先顧客の検索、メール発送作業の完了、顧客向けメール内容作成を記録しているが、メール管理部224により記録され管理されている。
在庫状況データベース部326は、元販売者の下において、保管している商品及び保管している場所を、商品名、商品コード、仕入先名、仕入年月日、数量、出荷日、保管場所名、保管場所コード等の情報を記録し、管理されている。
売り上げ情報データベース部328は、売り上げ及び納品した商品の代金を売掛金として処理をするために、販売先の顧客名及び顧客コード(ログインコード)、代理店名及び代理店コード、小売店名および小売店コード、各月の売り上げ及び売り掛け、未処理売掛金累計額等の情報を記録し、売り上げ管理部228により記録され管理されている。
購入データベース部330は、各代理店の発注番号(No.)、注文年月日、代理店名、合計金額、注文状況、注文された商品に関する情報(商品名、商品コード、個数、単価、送料、販売価格)を、購入管理部230によって管理されている。
決済情報データベース部332は、決済システム800、例えば支払処理機関サーバー810より受信した商品の販売により生じた購入者の支払い処理に関するデータを記憶されているが、購入管理部230によって記録され管理されている。
記憶されているデータを具体的に説明すると、購入者の支払い処理状況を示すデータ(購入者氏名、購入者ナンバー、注文ナンバー、購入日時、支払日、決済の有無等)が記憶されており、元販売者が使用する元販売者サーバー16Aにより内容が閲覧され元販売者が支払い状況の確認するために用いられる。なお、元販売者が支払い状況の確認する場合には、予め各代理店及び顧客に付与された顧客コード及びパスワードを用いて代理店及び顧客の認証を行い、認証された代理店及び顧客と関係のないデータは閲覧されないように構成されている。
なお、購入者の支払い処理状況を示すデータは、決済システム800から、例えば、支払処理機関サーバー810からのデータを受信して、記録し管理されるようにしてもよい。
販売ルートデータベース部334は、顧客及び/又は納品先に従って定まる、当該顧客と元販売者との間の販売ルートに関するデータを記録しているが、販売ルート管理部234により管理されている。
販売ルートとは、顧客及び/又は納品先を担当する小売店及びその小売店を担当する代理店と元販売者との間の「商品の販売に関する要求情報の流れ」及び「商品の納品に関する商品の流れ(商品の納品ルート)」のルートをいう。
販売ルートに関するデータは、例えば、次の通りである(図24参照)。
依頼主コード(代理店コード+枝番+C/D)「依頼主&代理店」を表す。
納品先コード(☆顧客クライアント12からの情報により記録)
販売ルート番号
小売店コード(※小売店の把握)
顧客向け代行発行納品書フォーマット番号
小売店向け代行発行納品書フォーマット番号
代理店向け代行発行納品書フォーマット番号
すなわち、販売ルート番号は、元販売者、代理店及び小売店により定まる販売ルートに対応して、一意的に特定される番号である。また、販売ルート番号は、元販売者、代理店、小売店及び顧客により定まる販売ルートに対応して、一意的に特定される番号である。
そして、販売ルート番号は、その販売ルートに関連した小売店、代理店及び元販売者に対応して代行発行すべき顧客向け代行発行納品書フォーマット番号、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号及び代理店向け代行発行納品書フォーマット番号と関連させて管理している。そうすることで、代理店コード(依頼主コード)、納品先コード及び小売店コードにより特定された販売ルート番号に基づいて、効率よく各発行すべき代行発行納品書フォーマットを抽出することが可能となる。
また、販売ルート番号は、価格の管理を行っている(図26)。すなわち、販売ルート番号に関連する商品毎に、顧客向け単価、小売店向け単価及び代理店向け単価を関連付けて管理している。また、販売ルート番号に関連する商品毎に、顧客向けの掛け率、小売店向け掛け率及び代理店向け掛け率を関連付けて管理している場合もある。そうすることで、各代行発行納品書に記載すべき価格等の情報を迅速に抽出することが可能となる。
送り主サーバー18は、任意のメールサーバー(図示せず)とSMTPプロトコル及びPOP3プロトコルに基づいて電子メールの送受信を行う機能を有する。なお、送り主サーバー18としては、インターネットなどのネットワーク100に接続可能な通信機器を有し、WWWブラウザアプリケーション及びメールクライアントアプリケーションがインストールされたワークステーションやパーソナルコンピュータが使用される。
送り主サーバー18における登録は、次のようになされる。
例えば、製造者より、登録の問い合わせがあれば、元販売者のシステム運営者は、元販売者サーバー16Aにより送り主サーバー18に登録申込書を送信し、製造者においては、受信した登録申込書に所定事項を入力し、元販売者サーバー16Aに送信する。すると、元販売者の運営者は、加入の審査をして、可能であれば、製造者に契約書を送信して、製造者と契約を締結する。そして、元販売者サーバー16Aにおいて、契約をした製造者用のID・パスワードを登録し、送り主サーバー18にそのID・パスワードを送信し、そのID・パスワードを元販売者サーバー16Aの送り主管理部218によって記録し管理する。
商品の製造者端末たる送り主サーバー18は、顧客クライアント12と同様に、インターネット等のネットワーク100を介して元販売者サーバー16Aと接続し、元販売者サーバー16Aに商品の製造者情報の新規登録、登録内容の変更をする機能を有する。
送り主サーバー18は、インターネットなどのネットワーク100を介して元販売者サーバー16Aと接続し、元販売者サーバー16Aよりコンピュータソフトウェア及び/又は認証画面、情報管理画面及び注文管理画面が送信されることにより、データベースサーバー400が、商品の製造者管理者の認証機能手段402、送り主情報管理手段404、出荷依頼管理手段406及び納品書発行管理手段408が提供される。
この実施の形態においては、この送り主サーバー18が元販売者サーバー16AのWWWサーバー202によって送られてくる画面に対応して入力をすることにより、認証画面により認証機能手段402として、情報管理画面により送り主情報管理手段404として、注文管理画面により出荷依頼管理手段406及び納品書発行管理手段408として、それぞれ各機能を果たすように構成されている。
製造者管理は、元販売者サーバー16Aの送り主管理部218において管理されており、製造者管理者のIDとパスワードを入力し、ログインボタンを押すと、製造者管理者権限でログインすることができる。
製造者の情報管理として、送り主サーバー18において新規登録する場合には、製造者名、フリガナ、製造者コード(ID)、パスワード、製造者分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、製造者案内文、問い合わせ先メールアドレスの可否を入力することにより管理する。また、その変更を行い管理することができる。
製造者情報については、元販売者サーバー16Aの送り主管理部218でのみ、登録、変更、削除をすることができるようにしてもよい。
これら製造者情報は、元販売者サーバー16Aの送り主データベース部318において記録し、送り主管理部218において管理されている。
送り主管理手段404は、製造者の新規登録、登録済みの製造者情報の変更、削除をして、製造者の管理をし、送り主データベース部318において記録し管理する。
製造者情報としては、製造者名、フリガナ、製造者コード(ID)、パスワード、製造者分類、電話番号、ファックス番号、所在地、代表者名、担当部署名、担当者名、担当者メールアドレス、URL、元販売者に提供される製品及び製品の内容を示す案内文、問い合わせ先メールアドレス等の情報を含む。
この送り主情報管理手段404は、製造者及び製造者より提供される製品に関するデータを検索する機能を有する。
出荷依頼管理手段406は、元販売者より出荷依頼された商品の注文管理をする機能を有する。
出荷依頼管理手段406は、元販売者より出荷依頼された商品の情報の管理、例えば、注文ナンバー、注文年月日、代理店コード、注文者氏名、購入金額等を登録し、また、登録された情報を検索、表示する機能を有し、出荷依頼データベース部416において記録し管理する。
取引情報としては、例えば、図20に示すように次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文日、代理店コード、小売店コード、代理店名、納品先コード、合計金額を含む)
・注文者情報(代理店コード又は小売店コード、顧客又は小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、顧客又は小売店ランクに基づく単価又は掛け率、送料、販売価格、商品に対する要望)
・代行発行納品書情報(顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店コード)
・出荷指示情報(納品先、納品先コード、出荷指示番号(No.)、出荷依頼番号(No.))
納品書発行管理手段408は、顧客、小売店及び代理店に送付するために元販売者サーバー16Aより送信された代行発行納品書を記録し管理する機能を有する。
もっとも、元販売者サーバー16Aにアクセスし、代理店コードに基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、代行発行納品書フォーマット番号に基づき代行発行納品書フォーマットを抽出する。そして、注文データベース部320より代理店コード又は小売店コード(ログインコード)に対応して顧客の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、電話番号等の顧客及び/又は代理店を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より注文情報(合計金額等)、注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、単価、販売価格)、代理店向け情報(発注番号(No.)を含む)、顧客向け情報及び小売店向け情報を抽出して、代行発行納品書フォーマットに当てはめる機能を有するように構成してもよい。
商品登録は、商品管理部212において、製造者及び商品等の分類管理をすることができるように、例えば、製造者及び商品の大分類として、「空調機・冷凍機用具」「計測器・測定器・検知器」といった分類分けをするとともに、その大分類に属する小分類、例えば、大分類「空調機・冷凍機用具」に対しては、製造者たる「XYZ社」の「ミニチューブカッター」「ベンダー」といった小分類に分類分けするとともに、各商品の価格が数段階のランクにランク分けされ、各商品及び各商品の製造者をコード化して、商品データベース部312及び代理店データベース部314に格納されて管理される(図11参照)。
この登録された商品は、製造者及び商品等を、商品コード、製造者コード(ID)に基づいて検索される。
次に、顧客登録について説明する。
元販売者は、通常、代理商(店)と代理店契約を締結し、代理商(店)は、通常、小売商(店)と取引の契約を締結しており、かかる契約によって商売上の手続きの流れとなる販売ルート、すなわち商品の販売に携わる者、商品の販売に関する要求情報の流れ及び要求された代行発行納品書の流れが定まる。
顧客は、通常、小売店と取引をする顧客になり、顧客からの商品の注文を受ける小売店及びその小売店を統轄する代理店と元販売者との間の販売ルートが、定まる。
しかしながら、顧客は、同一顧客でありながら、直接的に、元販売者と取引をする代理店の顧客となる場合、又は元販売者の管理下の顧客となる場合があり、その場合別の販売ルートが定まることとなる。
また、発注時に商品の納品先を指定することにより、商品の配送等の商品の納品ルート、すなわち物流ルートが定まる。
顧客登録については、このトップページにおける「顧客登録」ボタンをクリックすることにより、元販売者サーバー16Aより送信された顧客登録画面(図9図示)に、必要事項を入力されて元販売者サーバー16Aに返信されることにより、元販売者サーバー16Aは、代理店データベース部314を検索して販売ルート等を確定し、元販売者サーバー16Aの顧客管理部216により顧客登録がなされる。
このときに、通常当該顧客に対する販売ルート及びランク付け並びにランクに基づく販売単価又は掛け率が定まる。
このように、商品購入を納品書発行代行システムによって行うにあたり、顧客登録がなされていることが条件となる。
顧客登録は、顧客管理部216により、図12に示すように、購入者たる顧客の情報の管理、例えば、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、フリガナ、ニックネーム、顧客コード(小売店コード+枝番により構成される)、当該顧客を管理する代理店コード、パスワード、納品先コード、販売ルート番号、顧客ランク、生年月日、電話番号、ファックス番号、郵便番号、住所、メールアドレス、URL、納品先(納品先名称、住所、納品先代表者、納品先担当者、納品先ID等を含む)等の項目を、顧客データベース部316に格納し管理することにより行なわれる。
あるいは、顧客の登録は、元販売者サーバー16Aの顧客管理部216によりWWWサーバー202によって送信される顧客登録画面をもって、代理店サーバー14aの顧客管理部36aにより入力し登録する。
顧客データベース部316の当該顧客を管理する代理店コードは、代理店サーバー14aによってWWWサーバー202により提供された顧客登録情報のための画面(インターフェース)から入力されたデータが記録されたり、変更されたりすることにより記録される。
顧客管理部216により、顧客に関するデータ及び当該顧客を管理する代理店及び小売店を検索することができる。
また、次に、小売店登録について説明する。
小売店登録は、小売店の情報の管理、例えば、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、フリガナ、小売店コード(代理店コード及び枝番により構成される)、パスワード、販売ルート番号、小売店ランク、電話番号、ファックス番号、住所、メールアドレス、URL、納品先(当該小売店が取引する顧客名称、住所、納品先代表者、納品先担当者、納品先コード等を含む)等の項目を、小売店データベース部315に格納し管理することにより行われる。
あるいは、小売店の登録は、元販売者サーバー16Aの小売店情報管理部215によりWWWサーバー202によって送信される小売店登録画面をもって、代理店サーバー14aの小売店情報管理部35aにより入力し登録する。
小売店情報管理部215により、小売店に関するデータ及び当該小売店を管理する代理店を検索することができる。
次に、本発明に係るネットワークを利用した商品購入に関する納品書発行代行システム10について、実施例について説明する。
図27、図28及び図29は、元販売者で商品が調達できかつ顧客クライアントから注文を受けた代理店が、元販売者に発注し、納品書の発行代行を要求する場合であって、代理店が複数の小売店から選択した一の小売店を介して商品を納品する場合における、商品・サービス購入の流れを示すフローチャート図である。
まず、元販売者の納品書発行代行システム10の運用管理者から、元販売者サーバー16Aの商品管理部212及び代理店情報管理部214により、WWWサーバー202によって送り主サーバー18に送信された画面によって、商品登録が行われるか、又は元販売者サーバー16Aにより元販売者によって商品登録が行われた後、すなわち、商品・サービス購入のための商品登録が行われた後、商品の購入がなされることになる。
代理店が顧客から商品の注文を受け付けた場合(ステップ200)、代理店が依頼者となって、予め取得している代理店コードであるログインコードにより、本発明にかかる納品書発行代行システム10にログインする。その後、顧客クライアント12から注文情報を受け付けた代理店サーバー14aは、注文情報に基づき元販売者サーバー16Aに発注するために、代理店サーバー14aより、元販売者サーバー16Aに、注文が確定した商品内容、顧客への販売単価や納品先(配達先)情報等のより詳しい情報を送信して、該注文情報に対応して納品書発行代行を元販売者サーバー16Aに要求する。
ログイン後、図15に示される発注システム処理メニューの画面(トップページ)が表示され、「発注入力」ボタンがクリックされることで、図16(a)に示される発注画面が表示される(ステップ202)。
続いて、発注画面に所定の納品先、商品及び該商品の数量等が記入される。
注文情報としては、例えば、次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文日、代理店コード、代理店名、納品先コード、合計金額を含む)
・注文者情報(代理店コード、顧客の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、顧客ランクに基づく単価(代理店向け単価、小売店向け単価、顧客向け単価)、送料、販売価格、商品に対する要望)
以下、各処理の説明を行う。
まず、納品先である顧客を確定するために、納品先コードが入力される。納品先コードが入力され納品先である顧客が確定すると、続いて、代理店は、該顧客からの注文情報に基づき、小売店を選択する(ステップ204)。すなわち、代理店が複数の小売店と取引の契約を締結している場合は、どの小売店を介して納品するのかを選択する必要がある。そこで、小売店の選択が必要である場合は、納品先コードが入力され、例えば、「確認」ボタンがクリックされたときに、図16(b)に示されるような小売店選択画面が、別途表示されることで、小売店の選択が行われる。
なお、このとき、小売店を特定する方法として、選択画面により行うだけでなく、直接、小売店に対応するコードを入力するようにしてもよい。
続いて、商品の商品コード、それに対応する注文数量が入力される。
このとき、次に示すような手順によって、前記受注した商品を代理店により設定された価格ランクに基づいた単価を示し、その単価によって自らの名の下に納品書を発行し且つ顧客の納品先へ配送することを、元販売者サーバー16Aに依頼する(ステップ206)。
元販売者サーバー16Aは、商品名又は商品コードが入力されると、在庫状況管理部226で、元販売者の下にある商品の在庫を元販売者サーバー16Aにおいて管理されている在庫状況データベース部326を閲覧して、確認する。
次に、代理店サーバー14aは、前記注文商品の詳細情報とともに前記受注した商品を代理店により設定された価格ランクに基づいた単価を明示し、その単価によって小売店の名の下に納品書を発行し且つ顧客の納品先へ配送することを、元販売者サーバー16Aに依頼する。あわせて、前記注文商品の詳細情報とともに前記受注した商品を代理店により設定された価格ランクに基づいた単価を明示し、その単価によって代理店の名の下に納品書を発行することを、元販売者サーバー16Aに依頼する(ステップ206)。
なお、代理店により設定された価格ランクに基づいた単価情報は、予め、元販売者サーバー16Aの商品データベース部312に記録された単価情報から読み出すようにしてもよいし、販売ルート番号に関連付けされている単価情報を利用してもよい。
代理店サーバー14aから注文及び納品書代行発行し顧客である納品先へ配送することを指示された元販売者サーバー16Aは、その在庫状況管理部226により、商品コードに基づいて、元販売者の下にある商品の在庫情報を記憶する在庫状況データベース部326を検索し、元販売者の下にある商品の存在を確認する。
在庫があれば、納品書発行管理部222に対して、納品書の発行を指示する(ステップ208)。
また、元販売者サーバー16Aは、入力された納品先コード、選択された小売店及び代理店コードに基づいて、販売ルート番号を特定する。
元販売者サーバー16Aは、注文内容に従って注文管理部220及び納品書発行管理部222により、注文データベース部320及び代行発行納品書フォーマットデータベース部322を検索して顧客向け、小売店向け及び代理店向けの代行発行納品書フォーマットデータを抽出するととともに商品を出荷することを要求する出荷指示書を抽出する(ステップ212)。
元販売者サーバー16Aは、納品書発行代行のために、特定された販売ルート番号に基づき、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222により、代行発行納品書フォーマットデータベース部322を検索して、当該顧客向け、当該小売店向け及び当該代理店向けの納品書フォーマットデータを、それぞれ抽出する(ステップ212)。
なお、販売ルート番号が管理する販売ルートが、元販売者、代理店及び小売店により定まる販売ルートである場合において、代理店は、該販売ルート番号が管理をしない顧客までを納品先の対象として、商品の納品を希望する場合もある。しかし、この場合は、販売ルート番号に基づいて、顧客向け代行発行納品書フォーマットデータを抽出することができない。そのため、販売ルート番号の管理外の顧客を対象として、商品の納品の発注が行われた場合は、発注時に、顧客を選択する処理を行うか、若しくは、顧客を入力することで、顧客を特定する。そうすることで、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、代行発行納品書フォーマットデータベース部322から小売店の名の下に発行すべき該顧客向け納品書フォーマットデータを抽出することができる。
元販売者サーバー16Aは、前記代理店サーバー14aからの注文情報に基づき、値入れの準備をする(ステップ210)。
そして、発注時に入力された納品先コードに基づき、納品先の顧客に、該注文された商品に関する顧客向けの代行発行納品書を、元販売者のもとより前記小売店の名の下に発行し且つ顧客(納品先を含む)へ発送することができるようにするとともに、顧客(納品先を含む)に該注文された商品を配送するための配送伝票を作成する。
同時に、小売店に、該注文された商品に関する小売店向けの代行発行納品書を、元販売者のもとより前記代理店の名の下に発行し、小売店に発送する。また、該注文された商品に関する代理店向けの代行発行納品書を、元販売者のもとより前記元販売者の名の下に発行し、代理店に発送する。
元販売者サーバー16Aの注文管理部220は、代理店より発注された商品の情報の管理、例えば、発注番号、注文年月日、代理店コード、注文者である顧客の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、購入金額等を登録し、注文データベース部320において記録し管理する。
取引情報として、例えば、図20に示すように次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文日、代理店コード、代理店名、納品先コード、合計金額を含む)
・注文者情報(代理店コード、顧客の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、顧客ランクに基づく単価(代理店向け単価、小売店向け単価、顧客向け単価)、送料、販売価格、商品に対する要望)
・代行発行納品書情報(顧客向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店コード、小売店コード、顧客コード)
・出荷指示情報(納品先、納品先コード、出荷指示番号(No.)、出荷依頼番号(No.))
発注番号とは、代理店サーバー14aによりWEB発注入力を行った処理単位毎に代理店サーバー14a又は元販売者サーバー16Aによりシステム上で、発番される番号であり、代理店が発注した商品に関する情報の確認をするための確認番号である。この実施の形態においては、発注番号は、元販売者にとっての受注番号であり、システム上1つのユニークな番号とする。発注番号と同義の受注番号は、タイムバケット概念により分類管理する。タイムバケットは、その日の出荷可能なものを区別するために(例えば、P.M.5:00迄)、時間帯毎に及び/又は物流センター又は製造者(メーカー)毎に、商品の属性として分類している。
代理店コードとは、代理店を表す番号であり、代理店コードと枝番とで構成される。
出荷指示番号とは、元販売者の物流センター等の送り主に対して同一納品先、発送日で纏めた集合に対して、出荷指図単位に自動採番された番号をいう。
出荷依頼番号とは、上記出荷指示番号とほぼ同格の扱いとなるものの、出荷を指示する先が外部企業である製造者等の送り主である場合に、出荷指示番号として採番される番号をいう。
顧客向け、小売店向け及び代理店向け代行発行納品書番号とは、出荷指示番号・出荷依頼番号に従って売上金額算出のための単価値入がされた出荷商品を伴った明細と一致する単位で印字の際に処理単位毎にユニークに採番される。代行発行納品書番号は、予め、代理店との間の約束事に従って採番されるが、代理店のオリジナル番号と重ならない番号とする(例えば、番号の先頭が変わるかの、別の記号を付ける。)。
管理番号とは、元販売者において伝票が発生したとき、元販売者サーバー16Aにより自動採番される番号であり、伝票等の取引関係及び帳票を管理する番号である。
注文に関する情報は、請求明細書・売上金元帳(売掛金管理簿)に記載され、管理番号により取引追跡のキーとなる。
販売価格は、商品毎に[(単価)×個数]で計算され、表示される。
合計金額は、一つの代行発行納品書毎の販売価格の合計である。
この注文管理部220は、注文に関するデータを検索する機能を有する。
以下、各代行発行納品書の発行手順について、説明する。
まず、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、販売ルート番号に基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、顧客向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき、顧客向け代行発行納品書フォーマットを抽出する(ステップ212)。
そして、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、図17において示すように、注文データベース部320及び販売ルートデータベース部334より、納品先コードに対応して、顧客の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称又は氏名、住所、電話番号等の顧客を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より、注文情報(合計金額等)、注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、顧客向け単価、販売価格)を抽出して、顧客向け代行発行納品書フォーマットにあてはめる。
そして、納品書発行管理部222は、小売店の名の下に顧客向け代行発行納品書を発行する(ステップ214)。
また、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、販売ルート番号に基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき小売店向け代行発行納品書のフォーマットを抽出する(ステップ212)。
そして、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、図18において示すように、注文データベース部320及び販売ルートデータベース部334より、小売店コードに対応して、小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、電話番号等の小売店を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より、注文情報(合計金額等)、注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、小売店向け単価、販売価格)、小売店向け情報(発注番号(No.)を含む)を抽出して、小売店向け代行発行納品書フォーマットに当てはめる。
そして、納品書発行管理部222は、代理店の名の下に小売店向け代行発行納品書を発行する(ステップ214)。
さらに、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、販売ルート番号に基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき代理店向け代行発行納品書のフォーマットを抽出する(ステップ212)。
そして、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、図19において示すように、注文データベース部320及び販売ルートデータベース部334より、代理店コードに対応して、代理店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、住所、電話番号等の代理店を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より、注文情報(合計金額等)、注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、代理店向け単価、販売価格)、代理店向け情報(発注番号(No.)を含む)を抽出して、代行発行納品書フォーマットに当てはめる。
納品書発行管理部222は、元販売者の名の下に代理店向け代行発行納品書を発行する(ステップ214)。
顧客向けの代行発行納品書は、注文日、合計金額等の注文情報、小売店の住所、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称等の小売店を特定する情報、発注番号(No.)等の小売店向け情報、代行発行納品書番号(No.)等の納品書特定情報、顧客向け単価、商品コード、数量、販売価格等の商品に関する情報、顧客先名を含む顧客からの注文情報が表示される。
また、小売店向けの代行発行納品書についても同様に、注文日、合計金額等の注文情報、代理店の住所、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称等の代理店を特定する情報、発注番号(No.)等の代理店向け情報、代行発行納品書番号(No.)等の納品書特定情報、小売店向け単価、商品コード、数量、販売価格等の商品に関する情報が表示される。
さらに、代理店向けの代行発行納品書についても同様に、注文日、合計金額等の注文情報、元販売者の住所、名称、代表者氏名・名称等の元販売者を特定する情報、発注番号(No.)等の代理店向け情報、代行発行納品書番号(No.)等の納品書特定情報、代理店向け単価、商品コード、数量、販売価格等に関する情報が表示される。
それぞれの代行発行納品書番号は、QRコード化してもよい。
QRコード化を付された商品を受け取った顧客は、QRコードをリーダーで読み取ることによって、代行発行納品書を確認し、発行することもできる。
元販売者サーバー16Aは、注文内容に従って注文管理部220及び納品書発行管理部222により、注文データベース部320及び代行発行納品書フォーマットデータベース部322を検索して、商品を出荷することを要求する出荷指示書を抽出する(ステップ212)。
次に、出荷指示について説明する。
出荷指示は、元販売者で商品が調達できかつ顧客クライアントから注文を受けた代理店が元販売者に納品書の発行代行を要求する場合と、元販売者で商品が調達できかつ顧客クライアントが直接元販売者に注文し納品書を発行代行される場合とのいずれかの場合も、同様である。
まず、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、図20に示すような、注文情報(発注番号(No.)を含む)、注文者情報、出荷指示情報(納品先、納品先コード、出荷指示番号(No.))及び注文商品情報(商品名、商品コード、個数)を含む出荷指示書を発行する(ステップ214)。
次に、元販売者の物流センターの送り主サーバー18に、出荷指示書を送信して、出荷指示をする(ステップ216)。
売り上げ管理部228は、注文データベース部320及び代行発行納品書フォーマットデータベース部322の情報を基にして、売り上げ情報を売り上げ情報データベース部328に記録し、管理する。
上述したような発注時の手続により、商品の納品先の顧客、及び小売店が確定することで、販売ルートが確定することから、商品の配送等の商品の納品ルート、すなわち物流ルートが定まる。
次に、本発明に係るネットワークを利用した商品購入に関する納品書発行代行システム10について、上述した実施例とは、さらに異なる実施例について説明する。
図30は、元販売者で商品が調達できかつ小売店から注文を受けた代理店が、元販売者に発注し、納品書の発行代行を要求する場合における、商品・サービス購入の流れを示すフローチャート図である。
代理店が小売店から商品の注文を受け付けた場合(ステップ300)、代理店が依頼者となって、予め取得している代理店コードであるログインコードにより、本発明にかかる納品書発行代行システム10にログインする。その後、小売店から注文情報を受け付けた代理店サーバー14aは、注文情報に基づき元販売者サーバー16Aに発注するために、代理店サーバー14aより、元販売者サーバー16Aに、注文が確定した商品内容、小売店への販売単価や納品先(小売店)情報等のより詳しい情報を送信して、該注文情報に対応して納品書発行代行を元販売者サーバー16Aに要求する。
ログイン後、図15に示される発注システム処理メニューの画面(トップページ)が表示され、「発注入力」ボタンがクリックされることで、図16(a)に示される発注画面が表示される(ステップ302)。続いて、発注画面に所定の納品先、商品及び該商品の数量等が記入される。以下、各処理の説明を行う。
まず、納品先である小売店に対応する納品先コードが入力される。納品先コードが入力され納品先である小売店が確定すると、続いて、代理店は、該小売店からの注文情報に基づき、小売店を選択する(ステップ304)。すなわち、代理店は、複数の小売店と取引の契約を締結していることから、どの小売店からの注文であるかを選択する必要がある。そこで、小売店の選択が必要である場合は、納品先コードが入力され、例えば、「確認」ボタンがクリックされたときに、図16(b)に示されるような小売店選択画面が、別途表示されることで、小売店の選択が行われる。なお、このとき、小売店を特定する方法として、選択画面により行うだけでなく、直接、小売店に対応するコードを入力するようにしてもよい。
続いて、商品の商品コード、それに対応する注文数量が入力される。
注文情報としては、例えば、次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文日、代理店コード、代理店名、納品先コード、合計金額を含む)
・注文者情報(代理店コード、小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、顧客ランクに基づく単価(代理店向け単価、小売店向け単価、顧客向け単価)、送料、販売価格、商品に対する要望)
このとき、前記受注した商品を代理店により設定された価格ランクに基づいた単価を示し、その単価によって自らの名の下に納品書を発行し且つ小売店へ配送することを、元販売者サーバー16Aに依頼する(ステップ306)。
なお、代理店により設定された価格ランクに基づいた単価情報は、予め、元販売者サーバー16Aの商品データベース部312に記録された単価情報から読み出すようにしてもよいし、販売ルート番号に関連付けされている単価情報を利用してもよい。
元販売者サーバー16Aは、商品名又は商品コードが入力されると、在庫状況管理部226で、元販売者の下にある商品の在庫を元販売者サーバー16Aにおいて管理されている在庫状況データベース部326を閲覧して、確認する。
次に、代理店サーバー14aは、前記注文商品の詳細情報とともに前記受注した商品を代理店により設定された価格ランクに基づいた単価を明示するか、若しくは、商品データベース部312に記録された単価情報から読み出された単価によって代理店の名の下に納品書を発行することを、元販売者サーバー16Aに依頼する(ステップ306)。
代理店サーバー14aから注文及び納品書代行発行し、納品先として小売店へ配送することを指示された元販売者サーバー16Aは、その在庫状況管理部226により、商品コードに基づいて、元販売者の下にある商品の在庫情報を記憶する在庫状況データベース部326を検索し、元販売者の下にある商品の存在を確認する。
在庫があれば、納品書発行管理部222に対して、納品書の発行を指示する(ステップ308)。
また、元販売者サーバー16Aは、入力された納品先コード、小売店及び代理店コードに基づいて、販売ルート番号が特定される。
元販売者サーバー16Aは、注文内容に従って注文管理部220及び納品書発行管理部222により、注文データベース部320及び代行発行納品書フォーマットデータベース部322を検索して小売店向け及び代理店向けの代行発行納品書フォーマットデータを抽出するととともに商品を出荷することを要求する出荷指示書を抽出する(ステップ312)。
元販売者サーバー16Aは、納品書発行代行のために、特定された販売ルート番号に基づき、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222により、代行発行納品書フォーマットデータベース部322を検索して、当該小売店向け及び当該代理店向けの納品書フォーマットデータを、それぞれ抽出する(ステップ312)。
元販売者サーバー16Aは、前記代理店サーバー14aからの注文情報に基づき、値入れの準備をする(ステップ310)。
そして、発注時に入力された納品先コードに基づき、納品先である小売店に、該注文された商品に関する小売店向けの代行発行納品書を、元販売者のもとより前記代理店の名の下に発行し且つ小売店へ発送することができるようにするとともに、小売店に該注文された商品を配送するための配送伝票を作成する。
元販売者サーバー16Aの注文管理部220は、代理店より発注された商品の情報の管理、例えば、発注番号、注文年月日、小売店コード、注文者である小売店の代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称、購入金額等を登録し、注文データベース部320において記録し管理する。
取引情報として、例えば、図20に示すように次のような情報を有する。
・注文情報(発注番号(No.)、管理番号(No.)、注文日、代理店コード、代理店名、納品先コード、合計金額を含む)
・注文者情報(代理店コード、小売店の名称、名称のフリガナ、郵便番号、住所、メールアドレス、電話番号、ファックス番号)
・注文商品情報(商品コード、商品名、個数、小売店ランクに基づく単価(代理店向け単価、小売店向け単価))、送料、販売価格、商品に対する要望)
・代行発行納品書情報(小売店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号(No.)、小売店コード)
・出荷指示情報(納品先、納品先コード、出荷指示番号(No.)、出荷依頼番号(No.))
発注番号とは、代理店サーバー14aによりWEB発注入力を行った処理単位毎に代理店サーバー14a又は元販売者サーバー16Aによりシステム上で、発番される番号である。この実施形態においては、発注番号は、元販売者にとっての受注番号であり、システム上1つのユニークな番号とする。発注番号と同義の受注番号は、タイムバケット概念により分類管理する。タイムバケットは、その日の出荷可能なものを区別するために(例えば、P.M.5:00迄)、時間帯毎に及び/又は物流センター又は製造者(メーカー)毎に、商品の属性として分類している。
発注番号とは、代理店単位で、代理店サーバー14aにより任意に付加された発注を識別する番号であり、代理店が発注した商品の確認をするための番号である。
出荷指示番号とは、元販売者の物流センター等の送り主に対して同一納品先、発送日で纏めた集合に対して、出荷指図単位に自動採番された番号をいう。
出荷依頼番号とは、上記出荷指示番号とほぼ同格の扱いとなるものの、出荷を指示する先が外部企業である製造者等の送り主である場合に、出荷指示番号として採番される番号をいう。
小売店向け及び代理店向け代行発行納品書番号とは、出荷指示番号・出荷依頼番号に従って売上金額算出のための単価値入がされた出荷商品を伴った明細と一致する単位で印字の際に処理単位毎にユニークに採番される。代行発行納品書番号は、予め、代理店との間の約束事に従って採番されるが、代理店のオリジナル番号と重ならない番号とする(例えば、番号の先頭が変わるかの、別の記号を付ける。)。
管理番号とは、元販売者において伝票が発生したとき、元販売者サーバー16Aにより自動採番される番号であり、伝票等の取引関係及び帳票を管理する番号である。
注文に関する情報は、請求明細書・売上金元帳(売掛金管理簿)に記載され、管理番号により取引追跡のキーとなる。
販売価格は、商品毎に{(単価)×個数}で計算され、表示される。
合計金額は、一つの代行発行納品書毎の販売価格の合計である。
この注文管理部220は、注文に関するデータを検索する機能を有する。
以下、各代行発行納品書の発行手順について、説明する。
まず、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、販売ルート番号に基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、小売店向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき小売店向け代行発行納品書のフォーマットを抽出する(ステップ312)。
そして、元販売者サーバーAの納品書発行管理部222は、図18において示すように、注文データベース部320及び販売ルートデータベース部334より、小売店コード、納品先コードに対応して、且つ、注文データベース部320より、注文情報(合計金額等)、注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、小売店向け単価、販売価格)、小売店向け情報(発注番号(No.)を含む)を抽出して、小売店向け代行発行納品書フォーマットに当てはめる。
そして、納品書発行管理部222は、代理店の名の下に小売店向け代行発行納品書を発行する(ステップ314)。
また、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、販売ルート番号に基づき、代行発行納品書フォーマットデータベース部322より、代理店向け代行発行納品書フォーマット番号に基づき代理店向け代行発行納品書のフォーマットを抽出する(ステップ312)。
そして、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、図19において示すように、注文データベース部320及び販売ルートデータベース部334より、代理店コードに対応して、代理店の名称、住所、電話番号等の代理店を判定する情報を抽出し、且つ、注文データベース部320より、注文情報(合計金額等)、注文商品に関する情報(商品コード、商品名、数量、代理店向け単価、販売価格)、代理店向け情報(発注番号(No.)を含む)を抽出して、代理店向け代行発行納品書フォーマットに当てはめる。
そして、納品書発行管理部222は、元販売者の名の下に代理店向け代行発行納品書を発行する(ステップ314)。
小売店向けの代行発行納品書は、注文日、合計金額等の注文情報、代理店の住所、代表者氏名及び/又は担当者氏名・名称等の代理店を特定する情報、発注番号(No.)等の小売店向け情報、等の代理店向け情報、代行発行納品書番号(No.)等の納品書特定情報、小売店向け単価、商品コード、数量、販売価格等の商品に関する情報等が表示される。
また、代理店向けの代行発行納品書についても同様に、注文日、合計金額等の注文情報、元販売者の住所、代表者氏名・名称等の元販売者を特定する情報、発注番号(No.)等の代理店向け情報、代行発行納品書番号(No.)等の納品書特定情報、代理店向け単価、商品コード、数量、販売価格等に関する情報が表示される。
それぞれの代行発行納品書番号は、QRコード化してもよい。
QRコード化を付された商品を受け取った小売店は、QRコードリーダーで読み取ることによって、代行発行納品書を確認し、発行することもできる。
元販売者サーバー16Aは、注文内容に従って注文管理部220及び納品書発行管理部222により、注文データベース部320及び代行発行納品書フォーマットデータベース部322を検索して、商品を出荷することを要求する出荷指示書を抽出する(ステップ314)。
次に、出荷指示について説明する。
出荷指示は、元販売者で商品が調達できかつ顧客クライアントから注文を受けた代理店が元販売者に納品書の発行代行を要求する場合と、元販売者で商品が調達できかつ顧客クライアントが直接元販売者に注文し納品書を発行代行される場合とのいずれかの場合も、同様である。
まず、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、図20に示すような、注文情報(発注番号(No.)を含む)、注文者情報、出荷指示情報(納品先、納品先コード、出荷指示番号(No.))及び注文商品情報(商品名、商品コード、個数)を含む出荷指示書を発行する(ステップ314)。
次に、元販売者の物流センターの送り主サーバー18に、出荷指示書を送信して、出荷指示をする(ステップ316)。
売り上げ管理部228は、注文データベース部320及び代行発行納品書フォーマットデータベース部322の情報を基にして、売り上げ情報を売り上げ情報データベース部328に記録し、管理する。
(元販売者で商品が調達できない場合)
次に、元販売者の元において、在庫が無いことが確認されたときについて、主として図31に基づいて、説明する。
元販売者で商品が調達できない場合でかつ顧客又は小売店から注文を受けた代理店が、元販売者に商品を発注し、納品書の発行代行を要求する場合における、商品・サービス購入の流れを示すフローチャート図である。
まず、元販売者サーバー16Aは、製造者等の外部企業にある送り主サーバー18に納品書の商品への添付指示及び注文された商品の発送の要求をする。
前記したように、元販売者サーバー16Aは、発行した代行発行納品書とともに、出荷依頼番号(No.)を採番して付された出荷依頼書を発行して送り主サーバー18に送信する(図2参照)。
出荷依頼については、前記出荷指示と類似しており、元販売者サーバー16Aの納品書発行管理部222は、図20に示すような、注文情報(発注番号(No.)を含む)、注文者情報、出荷依頼情報(納品先、納品先コード、出荷依頼番号(No.))及び注文商品情報(商品名、商品コード、個数)を、送り主サーバー18に送信して、出荷依頼をする。
元販売者サーバー16Aは、注文情報(発注番号(No.)を含む)、注文者情報、出荷依頼情報(納品先、納品先コード、出荷依頼番号(No.))及び注文商品情報(商品名、商品コード、個数)を含む出荷依頼書と代行発行納品書とを、同時発行するのか否かを選択する(ステップ400)。
元販売者サーバー16Aは、元販売者サーバー16Aにおいて同時に発行されるのではなく、前記した代行発行納品書の発行に準じ、納品書発行管理部222により、代行発行納品書に記載すべき情報(注文情報、注文者情報、注文商品情報及び代行発行納品書情報)を送り主サーバー18に送信して(ステップ402)、送り主サーバー18において発行されるようにしてもよい(ステップ404)。
又は、送り主サーバー18により代行発行納品書フォーマット番号をキーとして、元販売者サーバー16Aにおいて管理されている代行発行納品書フォーマットデータベース部322から代行発行納品書フォーマットを抽出し、前記代理店の元で認定されたランクに基づく顧客向け価格、販売数量を表した、代行発行納品書が発行され、商品とともに納品先に届けられるようにしてもよい。
送り主サーバー18は、売り上げ情報として、代行発行納品書又は仕入れ(売り上げ)伝票を、搬送責任を有する運送業者が採番した、送り状番号(No.)又は問い合わせ番号(No.)も付けて、元販売者サーバー16Aに送信する。
元販売者サーバー16Aは、商品に発行された代行発行納品書が添付されて(もしくはQRコードが付されて)、商品が発送されると、売上伝票とともに又は売上伝票に代えて、発行された代行発行納品書の控に関する情報を、代理店サーバー14aに送信する。
このとき、元販売者サーバー16Aにおいて代理店に対する売り上げ番号(No.)が採番され、該売上番号(No.)、発注番号(No.)、代理発行納品書(控)が代理店サーバー14aに送られる。
なお、現金支払いの場合には、元販売者サーバー16Aより、出荷チェック情報が支払処理機関サーバー810に向けて、送信され、支払処理機関サーバー810において、入金チェックをすることにより、受注が確定する。
また、支払処理機関サーバー810よりの指示により、元販売者サーバー16Aから代理店サーバー14aに対し、売上伝票の送信及び/又は出荷確認のメールが配信される。売上伝票には、発注番号(No.)、代行発行納品書フォーマット番号(No.)及び元販売者で採番した売上番号(No.)が含められる。
また、掛け売りしたときには、売り上げ管理部228は、代行発行納品書フォーマットデータベース部322の情報を基にして、商品を代理店の顧客に掛売りしたときの未収代金を売り掛け計上し、売り上げ情報データベース部328に記録して、顧客、代理店毎に管理する。
掛売り代金を回収した時には、売り上げ情報データベース部328と決済情報データベース部332とを比較し、処理をする。
各顧客の商品購入に関するデータは、購入管理部230において、注文管理部220によって管理されている注文データベース部320の情報を受け取り、受注番号(No.)、管理番号、注文年月日、合計金額等の注文情報、購入代理店名等の注文者情報、注文状況、注文された商品に関する商品情報(商品名、商品コード、個数、単価、送料、販売価格)を、購入データベース部330に記録し管理され、検索することもできる。
なお、前記元販売者サーバー16Aは、前記代理店サーバー14aに対し、顧客向け価格、商品コード、数量、顧客先名を含む顧客からの注文データを、元販売者サーバー16Aに送信することを促す注文登録画面を送信し、前記代理店サーバー14aから送信された前記注文登録画面に基づく注文情報を受信し、注文データベース部320に登録するようにしてもよい。
上述したように、この発明によれば、売上計上及び仕入れ計上を早くすることができ、
商流と物流の一致を図る事ができる納品書発行が行えるネットワークを利用した納品書発行代行システム及びその方法を提供することができる。
本発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムを示す図解図である。 本発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムを示す図解図である。 代理店サーバーを示す機能ブロック図である。 代理店サーバーにおけるデータベースサーバーを示す機能ブロック図である。 小売店サーバーを示す機能ブロック図である。 小売店サーバーにおけるデータベースサーバーを示す機能ブロック図である。 元販売者サーバーを示す機能ブロック図である。 元販売者サーバーにおけるデータベースサーバーを示す機能ブロック図である。 本発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおいて顧客に送信される登録画面を示す図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおける代理店の商品管理部のデータベースの図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおける元販売者の商品管理部のデータベースの図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおける元販売者の代理店、小売店及び顧客の管理データベースを示す図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおける代理店の小売店及び顧客の管理データベースを示す図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書代行システムにおける販売者の注文データベースの図解図である。 処理選択機能表示画面である。 (a)発注入力画面及び(b)小売店選択画面である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおいて元販売者が発行する顧客向け代行発行納品書の図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおいて元販売者が発行する小売店向け代行発行納品書の図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおいて元販売者が発行する代理店向け代行発行納品書の図解図である。 この発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムにおける元販売者の注文情報ファイルを示す図解図である。 製造者サーバーを示す機能ブロック図である。 決済システムを含む、ネットワークを利用した納品書発行代行システムを示す図解図である。 ログインに関する情報(データ)を示す図解図である。 販売ルートに関する情報(データ)を示す図解図である。 注文に関する情報(データ)を示す図解図である。 商品の価格に関する情報(データ)を示す図解図である。 元販売者で商品が調達できかつ顧客クライアントから注文を受けた代理店が、元販売者に発注し、納品書の発行代行を要求する場合であって、代理店が複数の小売店から選択した一の小売店を介して商品を納品する場合における、商品・サービス購入の流れを示すフローチャート図である。 本発明にかかるネットワークを利用した納品書発行代行システムを示す別の図解図である。 本発明にかかるネットワークを利用した納品発行代行システムを示す図解図である。 元販売者で商品が調達できかつ小売店から注文を受けた代理店が、元販売者に発注し、納品書の発行代行を要求する場合における、商品・サービス購入の流れを示すフローチャート図である。 図27及び図30において、元販売者で商品が調達できない場合における、商品・サービス購入の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
10 納品書発行代行システム
12 顧客クライアント(集中購買顧客クライアント)
14 販売者サーバー
14a 代理店サーバー
14b 小売店サーバー
16A 元販売者サーバー
16a 物流センターサーバー
18 送り主サーバー
20a、20b データベースサーバー
22a、22b WWWサーバー機能部
24a、24b 電子メール送受信部
30a、30b 運用管理部
32a、32b 商品管理部
34a、34b 元販売者情報管理部
35a 小売店情報管理部
35b 代理店情報管理部
36a、36b 顧客管理部
38a 注文管理部
40a、40b 納品書発行管理部
42a、42b メール管理部
44a 在庫状況管理部
46a、46b 売り上げ管理部
50a、50b 商品データベース部
52a 52b 元販売者データベース部
53b 代理店データベース部
54a 注文情報データベース部
55a 小売店データベース部
56a、56b 顧客データベース部
58a、58b メールデータデータベース部
60a、60b 代行発行納品書フォーマットデータベース部
62a、62b 決済情報データベース部
64a 売り上げ情報データベース部
100 ネットワーク
200 データベースサーバー
202 WWWサーバー
204 電子メール送受信部
210 運用管理部
212 商品管理部
214 代理店情報管理部
215 小売店情報管理部
216 顧客管理部
218 送り主管理部
220 注文管理部
222 納品書発行管理部
224 メール管理部
226 在庫状況管理部
228 売り上げ管理部
230 購入管理部
234 販売ルート管理部
310 運用管理データベース部
312 商品データベース部
314 代理店データベース部
315 小売店データベース部
316 顧客データベース部
318 送り主データベース部
320 注文データベース部
322 代行発行納品書フォーマットデータベース部
324 メールデータデータベース部
326 在庫状況データベース部
328 売り上げ情報データベース部
330 購入データベース部
332 決済情報データベース部
334 販売ルートデータベース部
400 データベースサーバー
402 認証機能手段
404 送り主情報管理手段
406 出荷依頼管理手段
408 納品書発行管理手段
416 出荷依頼データベース部
800 決済システム
810 支払処理機関サーバー
820 金融機関

Claims (17)

  1. 元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える販売者たる代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者から選択された一の販売者を介して納品先に商品を納品する場合に、前記元販売者が、販売者に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記代理店を認識する代理店認識機能と、
    前記注文情報を受信する注文情報受信機能と、
    前記注文情報に基づき、前記元販売者が取引する複数の販売者の中から一の販売者を選択する販売者選択機能とを備える、販売者ルート特定手段と、
    前記顧客に対して前記選択された販売者の名の下に発行するように構成した前記顧客向けの納品書フォーマットデータ及び前記販売者に対して元販売者の名の下に発行するように構成した販売者向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、
    前記受信された前記顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記販売者の名の下に前記顧客向けの納品書を代行発行する、販売者納品書代行発行機能と、
    前記受信された前記販売者向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記販売者向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記顧客向けの納品書とともに前記抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行システム。
  2. 元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、前記元販売者が、前記小売店及び/又は前記代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記代理店を認識する代理店認識機能と、
    前記注文情報を受信する注文情報受信機能と、
    前記注文情報に基づき、前記代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する小売店選択機能とを備える、販売ルート特定手段と、
    前記顧客に対して前記選択された小売店の名の下に発行するように構成した前記顧客向けの納品書フォーマットデータ及び前記選択された小売店に対して前記代理店の名の下に発行するように構成した前記選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、
    前記受信された前記顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記小売店の名の下に前記顧客向けの納品書を代行発行する、小売店納品書代行発行機能と、
    前記受信された前記選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記代理店の名の下に前記小売店の納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、
    代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、少なくとも一つの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記顧客向けの納品書とともに前記抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行システム。
  3. 元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記元販売者が、前記代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行システムであって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記小売店及び前記代理店を認識する認識機能と、
    前記注文情報を受信する注文情報受信機能とを備える、販売ルート特定手段と、
    前記小売店に対して前記代理店の名の下に発行するように構成した前記小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、
    前記受信された前記小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記代理店の名の下に前記小売店向けの納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、
    代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記小売店向けの納品書とともに前記抽出された商品を小売店のもとに配送するために商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行システム。
  4. 前記販売ルート特定手段は、
    前記販売ルート特定手段により特定される販売ルートを、販売ルート情報として管理する機能を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の納品書発行代行システム。
  5. 前記管理する機能は、
    前記販売ルート情報を、前記顧客向けの納品書フォーマットデータ、前記小売店向けの納品書フォーマットデータ、前記代理店向けの納品書フォーマットデータのうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理する機能を備えることを特徴とする、請求項4に記載の納品書発行代行システム。
  6. 前記管理する機能は、
    前記販売ルート情報を、前記注文情報に記載の商品における顧客向け単価、小売店向け単価、代理店向け単価のうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理する機能を備えることを特徴とする、請求項4または請求項5に記載の納品書発行代行システム。
  7. 前記納品書発行代行システムは、
    前記顧客の情報を記録する顧客情報記録手段と、
    前記顧客向け代行発行納品書データフォーマットに記載された商品単価情報に基づく売り上げ情報を管理し記録する売り上げ情報管理手段とを備え、
    前記売り上げ情報管理手段は、
    前記記録された顧客の情報と前記売り上げ情報とからマーケティング情報を抽出し、管理する機能を備えることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の納品書発行代行システム。
  8. 元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える販売者たる代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者から選択された一の販売者を介して納品先に商品を納品する場合に、前記元販売者が、販売者に代わって納品書を発行する、納品書発行代行方法であって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記代理店を認識する代理店認識ステップと、
    前記注文情報を受信する注文情報受信ステップと、
    前記注文情報に基づき、前記元販売者が取引する複数の販売者の中から一の販売者を選択する販売者選択ステップとを備える、販売者ルート特定ステップと、
    前記顧客に対して前記選択された販売者の名の下に発行するように構成した前記顧客向けの納品書フォーマットデータ及び前記販売者に対して元販売者の名の下に発行するように構成した販売者向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行ステップと、
    前記受信された前記顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記販売者の名の下に前記顧客向けの納品書を代行発行する、販売者納品書代行発行ステップと、
    前記受信された前記販売者向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記販売者向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行ステップのうち、いずれかの納品書代行発行ステップを備える、納品書代行発行ステップと、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記顧客向けの納品書とともに前記抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定ステップとを備える、納品書発行代行方法。
  9. 元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、前記元販売者が、前記小売店及び/又は前記代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行方法であって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記代理店を認識する代理店認識ステップと、
    前記注文情報を受信する注文情報受信ステップと、
    前記注文情報に基づき、前記代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する小売店選択ステップとを備える、販売ルート特定ステップと、
    前記顧客に対して前記選択された小売店の名の下に発行するように構成した前記顧客向けの納品書フォーマットデータ及び前記選択された小売店に対して前記代理店の名の下に発行するように構成した前記選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行ステップと、
    前記受信された前記顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記小売店の名の下に前記顧客向けの納品書を代行発行する、小売店納品書代行発行ステップと、
    前記受信された前記選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記代理店の名の下に前記小売店の納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行ステップと、
    代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行ステップのうち、少なくとも一つの納品書代行発行ステップを備える、納品書代行発行ステップと、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記顧客向けの納品書とともに前記抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段とを備える、納品書発行代行方法。
  10. 元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記元販売者が、前記代理店に代わって納品書を発行する、納品書発行代行方法であって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記小売店及び前記代理店を認識する認識ステップと、
    前記注文情報を受信する注文情報受信ステップとを備える、販売ルート特定ステップと、
    前記小売店に対して前記代理店の名の下に発行するように構成した前記小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行ステップと、
    前記受信された前記小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記代理店の名の下に前記小売店向けの納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行ステップと、
    代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行ステップのうち、いずれかの納品書代行発行ステップを備える、納品書代行発行ステップと、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記小売店向けの納品書とともに前記抽出された商品を小売店のもとに配送するために商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定ステップとを備える、納品書発行代行方法。
  11. 前記販売ルート特定ステップは、
    前記販売ルート特定ステップにより特定される販売ルートを、販売ルート情報として管理するステップを備えることを特徴とする、請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の納品書発行代行方法。
  12. 前記管理するステップは、
    前記販売ルート情報を、前記顧客向けの納品書フォーマットデータ、前記小売店向けの納品書フォーマットデータ、前記代理店向けの納品書フォーマットデータのうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理するステップを備えることを特徴とする、請求項11に記載の納品書発行代行方法。
  13. 前記管理するステップは、
    前記販売ルート情報を、前記注文情報に記載の商品における顧客向け単価、小売店向け単価、代理店向け単価のうち、少なくともいずれか一つと関連付けて管理するステップを備えることを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の納品書発行代行方法。
  14. 前記納品書発行代行方法は、
    前記顧客の情報を記録するステップと、
    前記顧客向け代行発行納品書データフォーマットに記載された商品単価情報に基づく売り上げ情報を管理し記録するステップとを備え、
    前記売り上げ情報管理し記録するステップは、
    前記記録された顧客の情報と前記売り上げ情報とからマーケティング情報を抽出し、管理するステップを備えることを特徴とする、請求項8ないし請求項13のいずれかに記載の納品書発行代行方法。
  15. 元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える販売者たる代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、元販売者が取引する複数の販売者から選択された一の販売者を介して納品先に商品を納品する場合に、前記元販売者が、販売者に代わって納品書を発行するサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記代理店を認識する代理店認識機能と、
    前記注文情報を受信する注文情報受信機能と、
    前記注文情報に基づき、前記元販売者が取引する複数の販売者の中から一の販売者を選択する販売者選択機能とを備える、販売者ルート特定手段と、
    前記顧客に対して前記選択された販売者の名の下に発行するように構成した前記顧客向けの納品書フォーマットデータ及び前記販売者に対して元販売者の名の下に発行するように構成した販売者向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、
    前記受信された前記顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記販売者の名の下に前記顧客向けの納品書を代行発行する、販売者納品書代行発行機能と、
    前記受信された前記販売者向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記販売者向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記顧客向けの納品書とともに前記抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 元販売者が、顧客から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記代理店が取引する複数の小売店から選択された一の小売店を介して納品先に商品を納品する場合に、前記元販売者が、前記小売店及び/又は前記代理店に代わって納品書を発行するサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記代理店を認識する代理店認識機能と、
    前記注文情報を受信する注文情報受信機能と、
    前記注文情報に基づき、前記代理店が取引する複数の小売店から一の小売店を選択する小売店選択機能とを備える、販売ルート特定手段と、
    前記顧客に対して前記選択された小売店の名の下に発行するように構成した前記顧客向けの納品書フォーマットデータ及び前記選択された小売店に対して前記代理店の名の下に発行するように構成した前記選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、
    前記受信された前記顧客向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記小売店の名の下に前記顧客向けの納品書を代行発行する、小売店納品書代行発行機能と、
    前記受信された前記選択された小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記代理店の名の下に前記小売店の納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、
    代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、少なくとも一つの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記顧客向けの納品書とともに前記抽出された商品を顧客のもとに配送するために、商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 元販売者が、小売店から商品の納品先を特定する情報を含む注文情報を受けた代理店サーバーを備える代理店より、納品書の発行及び商品の配送を受注する場合において、前記注文情報に基づき、前記元販売者が、前記代理店に代わって納品書を発行するサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記代理店サーバーから発注された前記注文情報を受信する際に、前記小売店及び前記代理店を認識する認識機能と、
    前記注文情報を受信する注文情報受信機能とを備える、販売ルート特定手段と、
    前記小売店に対して前記代理店の名の下に発行するように構成した前記小売店向けの納品書フォーマットデータを、通信回線を介して受信する、納品書発行手段と、
    前記受信された前記小売店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記代理店の名の下に前記小売店向けの納品書を代行発行する、代理店納品書代行発行機能と、
    代理店向けの納品書フォーマットデータを抽出し、前記注文情報(前記納品先を特定する情報を除く)に基づき、前記元販売者のもとより前記元販売者の名の下に前記代理店向けの納品書を代行発行する、元販売者納品書代行発行機能のうち、いずれかの納品書代行発行機能を備える、納品書代行発行手段と、
    元販売者により前記注文情報に基づき、取り揃えた商品群の中から商品を抽出し、前記納品先を特定する情報に基づき、前記発行された前記小売店向けの納品書とともに前記抽出された商品を小売店のもとに配送するために商品の納品ルートを特定する商品の納品ルート特定手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするサーバプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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