JP2004059250A - 商品販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】日常的に使用される複数種類の商品を適切に販売することができる商品販売システムを提供する。
【解決手段】販売会社サーバと、代理店端末と、代理店に商品を納入する流通センタに設置される流通センタ端末と、流通センタに商品を納入する納入会社に設置される納入会社端末と、これら販売会社サーバ及び各端末とを相互に接続するネットワークと、流通センタ及び代理店並びにユーザの間を商品を収納して流通する収納箱に、収納箱を特定するための収納箱識別部材と、収納箱に収納される商品の種類を特定するための商品識別部材とを備え、販売会社サーバは、代理店端末から送信される収納箱識別情報及び所定の商品使用量情報を受信する機能と、受信した前記収納箱識別情報と商品使用量情報に基づいて前記流通センタにおける各商品の在庫状況を演算する機能と、演算された在庫状況に基づいて前記納入会社端末に商品の発注情報を送信する機能を備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品販売システムに係り、特に、ネットワークを用いて商品に関する情報を送受信することにより、日常的に使用する複数種類の商品を適切に販売することができる商品販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、商品の販売形態には様々なものが存在している。
【0003】
最も一般的なものとしては、店舗における対面販売である。これは、ユーザ(商品購入者)が目的の商品を販売している店舗に行き、代金と引き替えにその商品を受け取るというものである。
【0004】
また、通信技術の発達に伴い通信販売という販売形態も存在している。これは、ユーザが通信販売業者に対して電話やファクシミリ、あるいはインターネットなどで商品を注文する。そして、後日通信販売会社から宅配便などで商品が届けられるというものである。
【0005】
更には、特殊な販売形態として、いわゆる「置き薬」形式で薬品などを販売している場合もある。これは、ユーザの家や会社に予め所定の薬箱を設置する。このとき、薬箱には様々な種類の薬品が所定数量収納されている。ユーザは、必要な薬品を自由に使用する。そして、薬品の販売員は定期的にユーザ間を巡回し、使用された分のみを補充し、補充された薬品に対する代金のみをユーザに請求するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各従来例には様々な不都合があった。
【0007】
先ず、ユーザが店舗に行って商品を購入する場合には、以下の様な不都合があった。すなわち、ユーザ自身が直接店舗に行かなければならず、ユーザの時間が浪費され、且つ、煩雑であるという不都合があった。また、ユーザが適切に商品の在庫管理をしていれば問題となることは少ないが、在庫管理が適切でないと、必要なときに商品が無いという自体を招いてしまう。仮に、在庫管理を適切に行おうとすると、会社などでは在庫管理の担当者が必要となる。一方、在庫管理を容易にするために、商品の在庫を多めにしておくことも考えられる。しかし、これでは在庫のための費用がかかり、また、保管場所にも困ることとなる。
【0008】
また、通信販売の場合には以下の様な不都合があった。すなわち、通信販売などでは電話などで注文してから商品が届くまでに相当の時間がかかってしまうことが問題である。なぜなら、通信販売業者は、商品の注文を受け付けると自社の流通センタに連絡し、流通センタで必要な商品が揃えられる。そして、商品を宅配業者などに委託して輸送してもらう訳である。このとき、宅配業者は流通センタに常時待機している訳ではなく、決まった時間のみに商品を輸送する。このため、通信販売では商品が届くのが早くても翌日となってしまう場合が多い。
【0009】
更に、置き薬形式の販売形態の場合には、以下のような不都合があった。すなわち、販売員はユーザの家や会社を訪問した際に、使用された薬品の種類や数量を確認し、使用された薬品を補充する。そして、販売会社や代理店に帰った後に使用された薬品を集計し、この集計結果に基づいて薬品の在庫管理を行う。このとき、必要な薬品の在庫が不足していた場合には、薬品会社に薬品を発注する訳であるが、通常販売員が販売会社や代理店に戻るのは夕方であることが多く、その時点では薬品を発注してもすぐに入手する事ができない。このため、翌日にユーザを巡回する際に必要な薬品が不足してしまう場合がある、という不都合があった。このような不都合に対応するためには、在庫を多めにしておけばよい訳であるが、これには在庫のための費用がかかり、また、保管場所にも困ることとなる。
【0010】
【発明の目的】
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、特に、日常的に使用される複数種類の商品を適切に販売することができる商品販売システムを提供することを、その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明では、商品の販売会社に設置される販売会社サーバと、商品をユーザに販売する代理店が使用する代理店端末と、代理店に商品を納入する流通センタに設置される流通センタ端末と、流通センタに商品を納入する納入会社に設置される納入会社端末と、これら販売会社サーバ及び各端末とを相互に接続するネットワークと、流通センタ及び代理店並びにユーザの間を商品を収納して流通する収納箱からなり、収納箱に、当該収納箱を特定するための収納箱識別情報を表示する収納箱識別部材と、当該収納箱に収納される商品の種類を特定するための商品識別情報を表示する商品識別部材とを備え、販売会社サーバは、代理店端末から送信される収納箱識別情報及び所定の商品使用量情報である商品識別情報及び使用数量の情報を受信する機能と、受信した前記収納箱識別情報と商品使用量情報に基づいて前記流通センタにおける各商品の在庫状況を演算する機能と、演算された在庫状況に基づいて前記納入会社端末に商品の発注情報を送信する機能を備える、という構成を採っている。
【0012】
また,本発明では,収納箱は流通センタで所定の種類及び数量の商品が収納されて代理店を介してユーザに搬入されると共に、ユーザによって使用された収納箱が代理店を介して流通センタに回収され、当該使用された収納箱に使用前と同じ種類及び数量となるように商品を補充してユーザに搬入する。また,収納箱は、複数種類の商品を収納できるように内部が仕切られており、仕切られたそれぞれの部分に商品識別部材が設けられている。さらに,収納箱識別部材及び商品識別部材の少なくとも一方には、バーコードが表示されている。
【0013】
以上のように構成されたことで、商品の使用量が確認されると直ちにその使用量情報が販売会社端末に送信され、在庫状況が確認された上で納入会社端末に発注情報が送信されりう。納入会社では納入会社端末で受信した発注情報に基づいて直ちに商品の調達を介しすることができる。これにより、流通センタに対して適切に商品を納入でき、また、過剰な在庫等を保管する必要もない。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
[全体構成]
本実施形態の商品販売システムは、図1に示すように、インターネットなどのネットワーク3と、このネットワーク3に接続される販売会社サーバ5、代理店端末7、流通センタ端末9及び納入会社端末11を備えている。また、本実施形態の商品販売システムでは商品を収納する収納箱を用いる。
【0016】
[販売会社サーバ]
本実施形態において、販売会社とは、商品の販売を全体として管理する会社であり、上記販売会社サーバ5は、この販売会社に設置されるサーバである。この販売会社サーバ5は、種々の演算処理を行う中央演算処理装置(CPU)と、所定のコンピュータプログラムやデータを記憶するハードディスクと、データを一時的に記憶するRAMと、ネットワーク3に接続するためのネットワークインターフェースなどを備えている(いずれも図示略)。そして、ハードディスクに記憶されているコンピュータプログラムがCPUによって読み出され、種々の処理が実行される。また、販売会社サーバ5には、所定の入力装置及び表示装置が接続されており、販売会社サーバ5に情報を入力したり、処理内容や各端末7,9,11から送信される情報を確認できるようになっている。
【0017】
[代理店端末]
また、本実施形態において代理店とは、販売会社の管理の下に提供される商品を直接ユーザに販売する店舗であり、代理店端末7は、この代理店の従業者によって使用される端末である。代理店端末は、上記した販売会社サーバとの間でネットワークを介して種々の情報を送受信できる機能を有している。もちろん、代理店端末は、代理店の従業者が所定の情報を入力できる機能も有している。実際の代理店端末の構造は種々のものが考えられるが、少なくとも数値の入力及びバーコードの読みとりができる機能を有している。さらには、ネットワーク3に接続するためのネットワークインターフェースも有している。
【0018】
[流通センタ端末]
また、本実施形態において流通センタとは、上記販売会社からの指示に基づいて実際に商品を代理店に納入する会社であり、流通センタ端末9は、この流通センタに設置される端末である。この流通センタ端末9は、上記代理店端末7と同様に、上記した販売会社サーバ5との間でネットワーク3を介して種々の情報を送受信できる機能を有している。また、流通センタ端末9には、所定の入力装置及び表示装置が接続され、所定の情報を入力したり、販売会社サーバ5から送信される情報が確認できるようになっている。加えて、流通センタ端末9は、ネットワーク3に接続するためのネットワークインターフェースも有している。
【0019】
[納入会社端末]
更に、本実施形態において納入会社とは、販売会社からの注文を受けて商品を流通センタに納入する会社であり、納入会社端末11は、この納入会社に設置される端末である。この納入会社端末も、上記した流通センタ端末9と同様な機能を有している。尚、納入会社は商品のメーカーなどから商品を仕入れ、販売会社からの注文に従って流通センタに商品を納入するのであるが、仮に販売会社が商品を直接メーカーから購入して流通センタに納入する場合には、納入会社を省略することができる。
【0020】
[収納箱]
収納箱とは、複数種類の商品をまとめて収納する箱であり、これは販売会社の管理の下で、流通センタ、代理店及びユーザの間を流通するものである。収納箱には、図2に示すように、収納箱13を特定するための識別情報が表示された収納箱識別部材15が貼り付けてある。また、収納箱13には商品を収納するためのトレイ17が設けられており、このトレイ17は多数種類の商品を収納できるように、所定の仕切板19が多数設けられている。加えて、この仕切板19の表面には、商品を特定するための商品識別部材21が貼り付けられている。商品識別部材21は、ぞれぞれの仕切板毎に異なるものである。ここで、本実施形態の収納箱識別部材および商品識別部材は、共にバーコードを用いている。
【0021】
[商品(収納箱)の流れ]
次に、本実施形態の商品販売システムにおける商品及び前記収納箱の流れについて、図3に基づいて説明する。本実施形態では文房具を販売する場合を例にして説明する。但し、取り扱う商品が文房具に限定されるものではない。
【0022】
先ず、商品である文房具は予め流通センタで所定の収納箱13に詰め込まれている。詰め込まれている商品はボールペンや消しゴムなどの基本的な文房具の他に、ユーザの希望に基づいてフロッピーディスクやCD−R(追記可能なコンパクトディスク)なども含まれている。そして、収納箱13に収納されている文房具の種類及び個数は、すべて販売会社サーバ5で管理されており、販売会社サーバ5からの指示に従い流通センタで詰め込みが行われる。ここで、取り扱われる文房具はメーカーから納入会社を経由して流通センタに納入されるものであるが、本発明では、販売会社が直接メーカーから購入して、流通センタに搬入するようにしてもよい。
【0023】
ところで、文房具を収納した収納箱13は各ユーザの家や会社に配置されるため大量に流通するが、上記したように、全収納箱13には特定の収納箱識別部材15ルが付されており、この収納箱識別部材15から読みとれる収納箱識別情報に基づいて収納箱13の流通が管理される。収納箱識別部材15は、例えばバーコードが用いられる。但し、バーコードでなくとも、特定の数字を記載したようなものであってもよい。
【0024】
そして、文房具を収納した収納箱13の準備が完了すると、流通センタの従業者によって、準備が完了したことを知らせる情報(収納箱識別情報を含む)が流通センタ端末9から販売会社サーバ5に送信されるとともに、収納箱13が代理店に発送される(ステップS1)。代理店ではこの収納箱13が受け入れられ(ステップS2)、注文した内容と収納箱の中身が一致しているかどうかが確認される。収納箱に問題が無ければ代理店端末7から、収納箱13に問題が無かったことを知らせる情報(収納箱識別情報を含む)が販売会社サーバ5に送信され、その後、収納箱13がユーザのところへ搬入される(ステップS3)。
【0025】
代理店の従業者は、収納箱13をユーザに搬入してから所定の期間経過後、再びユーザを訪問する。このとき、最初に搬入した収納箱13と同じ内容(文房具の種類及び数量が同じと言う意味)の収納箱13Bを携えてゆく。そして、収納箱13の文房具の使用量を確認した上で(ステップS4)、使用された収納箱13と新しい収納箱13Bとを取り替える(ステップS5)。文房具の使用量は、代理店の従業者によって代理店端末7を使って販売会社サーバ5に送信されるが、このことは後に詳しく説明する。
【0026】
取り替えて持ち帰えられた収納箱13は代理店に受け入れられ(ステップS6)、これが流通センタに発送される(ステップS7)、流通センタで受け入れられる(ステップS8)。そして、流通センタでは、収納箱識別情報に基づいて収納箱が特定された上で、使用された文房具が補充される(ステップS9)。文房具が補充されるときには、使用される前と同じ内容となるように補充される。そして、文房具の補充が完了すると、完了したことを表す情報が流通センタ端末9から販売会社サーバ6に送信されると共に、収納箱13が代理店に向けて発送される(ステップS10)。代理店では、収納箱13を受け入れて(ステップS11)、内容が確認され、問題が無ければ代理店の従業者が次にユーザを訪れた時に、その収納箱13が搬入される(ステップS12)。上記した一連の流れが繰り返されることにより、ユーザは常に文房具が適切に保管されている収納箱を利用することができる。
【0027】
以上説明したように、本実施形態では1ユーザ当たり少なくとも2つの収納箱を用い、これをユーザと流通センタで交互に取り替えるようになっている。これにより、1つ目の収納箱13がユーザに使用されている間に、もう一つの収納箱13Bが流通センタに戻され、文房具の補充作業が行われる。尚、上記説明では、1ユーザ当たり2つの収納箱を使用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、大きな規模の会社などでは、部署毎に収納箱を備えたいと希望する場合もあるので、収納箱2つを一組として、これを複数組設置するようにしてもよい。
【0028】
[使用量情報の流れ]
次に、文房具の使用量情報の流れについて、図4に基づいて説明する。ここで使用量情報とは、ユーザがどのような種類の文房具をいくつ使用したかに関する情報である。
【0029】
先ず、代理店の従業者がユーザを訪れて、新しい収納箱13Bと使用済みの収納箱13とが取り替えられる訳であるが、このときに、各文房具の使用量がユーザ及び代理店の従業者によって確認される(ステップA1)。その後、先ず、代理店端末7に代理店の従業者によって収納箱識別情報が入力される(ステップA2)。次に、使用量情報が従業者によって代理店端末7に入力される(ステップA3)。より詳しくは、先ず代理店端末7によって使用された文房具の商品識別情報が読みとられる。そして、次に、その文房具の使用された数量が入力される。このため、代理店端末には少なくとも数値入力をする機能が備えられている。尚、使用量情報の入力についての詳しい説明は後述する。
【0030】
以上のように、収納箱識別情報及び使用量情報が入力されると、代理店の従業者の操作によって、代理店端末7から販売会社サーバ5にこれらの情報が送信される(ステップA4)。
【0031】
販売会社サーバ5では、上記収納箱識別情報及び使用量情報を受信する(ステップA5)。そして、受信した使用量情報に基づいて、販売会社サーバ5は在庫状況を確認する(ステップA6)。ここでいう在庫状況とは、受信した使用量情報によって必要となる文房具が、流通センタに在庫としてどの程度存在しているかということである。販売会社サーバ5では、流通センタの在庫状況を常時監視しているので、新たに必要となる文房具の種類や数量に関する使用量情報を反映させれば、適切に在庫管理をすることができる。
【0032】
販売会社サーバ5は、在庫状況を確認した上で、必要な在庫量を維持するために文房具の納入会社に文房具を発注する。発注は、販売会社サーバから納入会社端末に発注情報が送信されることにより行われる(ステップA7)。発注量の決定には様々な手法が考えられるが、例えば、ボールペンが流通センターに常に1000本在庫として確保されているように、販売会社サーバ5が自動的に納入会社に発注するようにしても良い。
【0033】
納入会社端末は、販売会社サーバ5から上記発注情報を受信する(ステップA8)。この発注情報に基づいて、納入会社では必要な文房具が揃えられ、これが流通センタに納入される。流通センタでは、納入された文房具の種類や数量が確認され、これに間違いが無ければ流通センタ端末9によって販売会社サーバ5に納入情報が送信される(ステップA9)。そして、販売会社サーバ5で納入情報が受信される(ステップA10)。
【0034】
以上のように、ユーザの家や会社で使用量が確認されると、その使用量情報が販売会社サーバ5を介して納入業者端末に送信され、迅速に流通センタに必要な文房具が納入される。このため、流通センタでの在庫切れや過剰な在庫を防止することができる。これに伴い、必要な文房具が常に流通センタに在庫として保管されているので、ユーザに対しても常に欠品無く文房具を提供することができる。
【0035】
尚、以上の説明は納入会社から文房具を仕入れる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、販売会社が自ら文房具を仕入れて流通センタに納入するようにしてもよい。
【0036】
[使用量情報の入力及び送信]
次に、上記した使用量情報の流れのうち、特に使用量情報の代理店端末7への入力及び販売会社サーバ5への送信について説明する。代理店の従業者はユーザを訪れ、収納箱識別部材15から収納箱識別情報が代理店端末7に入力される(ステップB1)。具体的には、代理店端末7で収納箱識別情報であるバーコードが光学的に読みとられる。次に、収納箱13に収納されている商品(文房具)が使用されていた場合には(ステップB2)、従業者によっての商品識別情報が代理店端末7に入力される(ステップB3)。この商品の商品識別情報は、上記したように、各文房具を特定するためのものであり、収納箱に文房具の種類毎に貼り付けられている複数の商品識別部材21に基づいて入力される。商品識別部材21は、収納箱識別部材15と同様に、バーコードなどが印刷されており、代理店端末で光学的に読みとれるようになっている。本実施形態では、商品識別部材は収納箱13のトレイ17に貼り付けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、それぞれの文房具自体に貼り付けたりしてもよい。
【0037】
商品識別情報が代理店端末7の入力されると、次に、代理店の従業者によって使用量情報が入力される(ステップB4)。すなわち、初期の状態での文房具の数と使用された後の文房具の数とが比較され、その差が使用量として入力されるのである。複数種類の文房具が使用されている場合に、1種類の文房具についての使用量情報しか入力していない状態では、使用量情報の入力が完了していないので(ステップB5)、商品識別情報及び使用量情報の入力が繰り返される(ステップB3,B4)。
【0038】
すべての使用された文房具について使用量情報が入力されると、代理店の従業者によって代理店端末7が操作され、各文房具の使用量のリストが印刷される。そして、印刷された内容をユーザが確認した上で、誤りが無ければ、使用量情報が代理店端末から販売会社端末に向けて送信される(ステップB6)。
【0039】
[支払いの流れ]
次に、代金の支払いの流れについて、図6を参照して説明する。上記したように、ユーザの家や会社で文房具の使用量が確認され(ステップC1)、代理店端末7にユーザの使用量情報が入力される。この入力された使用量情報は販売会社サーバ5を介して販売会社に送信される(ステップC2,C3))。これと同時に代理店によって、この使用量情報に基づいて、ユーザに対して請求書が発行される(ステップC4)。これに対して、ユーザは代理店に対して代金を支払う(ステップC5)。ここで、代金の支払いは直接現金で行う場合や、銀行振り込みなどを用いることができる。また、インターネットなどの通信手段を用いた振り込みなども利用することができる。この場合には、請求書をネットワークを介してユーザに送信し、ユーザがネットワークを使用して代金を振り込むこととなる。このため、代理店端末は、使用量情報に基づいて、各文房具の単価及び使用量を抽出して、所定の請求書を発行する機能を有している。
【0040】
また、上記したように、使用量情報は代理店端末7によって販売会社の販売会社サーバ5に送信される。そして、販売会社サーバは使用量情報に基づいて、代理店に対して請求書を発行する(ステップC6)。これに対して代理店では代金を販売会社に支払う(ステップC7)。
【0041】
更に、納入会社は流通センタに納入した商品(文房具)について請求書を発行し(ステップC8)、これに対して販売会社は代金を支払う(ステップC9)。
【0042】
【発明の効果】
本発明の商品販売システムは以上のように構成され機能するので、これによると、代理店端末によって所定の情報が送信されると、販売会社サーバでは直ちに在庫状況を演算でき、これに基づいて迅速に商品の手配を納入会社に依頼することができる。
【0043】
また、ユーザにとっては所定周期で所定の商品が補充された収納箱を使用できるので、商品に関する在庫管理などをしなくて済むようになる。また、通信販売などで必要な発注作業も不要になるので、労力が軽減される。
【0044】
また、収納箱はそっくり取り替えられるので、ユーザの家や会社などでの煩雑な補充作業などを回避することができる。
【0045】
更に、商品の使用量情報を入力する際には、バーコードなどを光学的に読みとることによって行えるので、使用量の確認及び力が迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品販売システムの一実施形態を示すネットワーク図である。
【図2】図1に示す実施形態で使用される収納箱を示す斜視図である。
【図3】図1に示す実施形態における収納箱の流れを示す図である。
【図4】図1に示す実施形態における使用量情報の流れを示す図である。
【図5】図4に示す使用量情報の入力及び送信の詳しい手順を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す実施形態における支払いの流れを示す図である。
【符号の説明】
3 ネットワーク
5 販売会社サーバ
7 代理店端末
9 流通センタ端末
11 納入会社端末
13、13B 収納箱
15 収納箱識別部材
21 商品識別部材

Claims (4)

  1. 商品の販売会社に設置される販売会社サーバと、前記商品をユーザに販売する代理店が使用する代理店端末と、前記代理店に商品を納入する流通センタに設置される流通センタ端末と、前記流通センタに商品を納入する納入会社に設置される納入会社端末と、これら販売会社サーバ及び各端末とを相互に接続するネットワークと、前記流通センタ及び代理店並びにユーザの間を前記商品を収納して流通する収納箱からなり、
    前記収納箱に、当該収納箱を特定するための収納箱識別情報を表示する収納箱識別部材と、当該収納箱に収納される商品の種類を特定するための商品識別情報を表示する商品識別部材とを備え、
    前記販売会社サーバは、前記代理店端末から送信される前記収納箱識別情報及び所定の商品使用量情報である前記商品識別情報及び使用数量情報を受信する機能と、受信した前記収納箱識別情報と商品使用量情報に基づいて前記流通センタにおける各商品の在庫状況を演算する機能と、演算された在庫状況に基づいて前記納入会社端末に商品の発注情報を送信する機能を備えたことを特徴とする商品販売システム。
  2. 前記収納箱は前記流通センタで所定の種類及び数量の商品が収納されて前記代理店を介してユーザに搬入されると共に、ユーザによって使用された収納箱が前記代理店を介して流通センタに回収され、当該使用された収納箱に使用前と同じ種類及び数量となるように商品を補充して前記ユーザに搬入することを特徴とした請求項1記載の商品販売システム。
  3. 前記収納箱は、複数種類の商品を収納できるように内部が仕切られており、仕切られたそれぞれの部分に前記商品識別部材が設けられていることを特徴とした請求項1又は2記載の商品販売システム。
  4. 前記収納箱識別部材及び前記商品識別部材の少なくとも一方には、バーコードが表示されていることを特徴とした請求項1,2又は3記載の商品販売システム。
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