JP2002002916A - 物流管理システム - Google Patents

物流管理システム

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JP2002002916A
JP2002002916A JP2000187697A JP2000187697A JP2002002916A JP 2002002916 A JP2002002916 A JP 2002002916A JP 2000187697 A JP2000187697 A JP 2000187697A JP 2000187697 A JP2000187697 A JP 2000187697A JP 2002002916 A JP2002002916 A JP 2002002916A
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JP2000187697A
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Hiromitsu Takai
弘光 高井
Akira Shibata
彰 柴田
Hisashi Shigekusa
久志 重草
Mitsuru Kaimai
満 開米
Tomonori Kajimura
智徳 梶村
Hisachika Kusuda
久周 楠田
Junichi Kano
純一 鹿野
Tsutomu Kamiya
努 神谷
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KUROMIKKU KK
NETWORK KENKYUSHO KK
SYSTEM KIKI KK
Denso Corp
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KUROMIKKU KK
NETWORK KENKYUSHO KK
SYSTEM KIKI KK
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の流通過程で発生する欠品や誤配などの
異常状態に迅速に対処し、最上流側の事業者から最下流
側の事業者までを一つの流通システムとして最適な状態
に管理可能にすることによって、流通コストの低減に寄
与すること。 【解決手段】 情報を伝達する手段として、目視可能な
情報の記録及び消去動作を所定回数以上反復可能なリラ
イトタグ1が用意される。上流側事業者3は、商品の出
荷時に、出荷情報及び配送情報などを記録装置12によ
りQRコード化して記録したリライトタグ1をコンテナ
7に添付する。配送事業者5は、リライトタグ1に記録
された配送情報を読取装置19により読み取った結果に
基づいて商品の配送を行う。下流側事業者4は、リライ
トタグ1に記録された出荷情報を読取装置15により読
み取って受領商品の確認を行うと共に、リライトタグ1
に対し記録装置16によりQRコード化した受領情報を
記録し、そのリライトタグ1をコンテナ7に添付して上
流側事業者3へ回送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上流側事業者から
下流側事業者へ出荷される物品の流通状況の管理を行う
ための物流管理システム、特には、出荷される物品に係
る物流情報を伝達するために当該出荷物品に情報記録用
タグを添付するようにした物流管理システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】物流現場においては、
毎日、おびただしい種類の商品が大量に流通しており、
これに多数の製造事業者、流通事業者、配送事業者など
が関わっているため、その仕組みは非常に複雑となって
いる。このため、実際には、入荷及び出荷管理、出荷商
品に係る物流情報や受領(入荷)商品に係る受領情報な
どの伝達、在庫情報や売れ筋情報などの把握など、多岐
の分野において改善すべき点が多々あり、このような現
場作業の支援を行うために種々の技術が考えられてい
る。
【0003】しかしながら、現状では、常に下流側事業
者の発注通りに商品が流通しているわけではなく、その
発注に対して一部の商品の未納入や納入遅れに起因した
所謂欠品を生じたり、上流側事業者の出荷ミスや配送事
業者の配送段階でのミスに起因した所謂誤配が発生する
ことが多々ある。このような状況が発生した場合、最下
流の事業者である例えば小売店では、欠品や誤配に伴い
店頭の商品に品切れが生ずることがあり、このような品
切れ状態に陥ったときには、商機を失って一時的な損失
を被るばかりでなく、当該小売店に対する消費者の信頼
を失うなどの長期的な損失を被る可能性が高くなるもの
であり、このような事態の発生を未然に防止できるシス
テム、若しくは、欠品や誤配などが発生した場合であっ
ても迅速に対処できるシステムを構築することが必要と
なってくる。
【0004】また、近年では、小売店舗間での価格競争
が一段と激化しており、このような価格競争に対処する
ため流通コストを低減することも要望されている。とこ
ろが、上述のような欠品や誤配は、物流過程における一
種の異常状態であり、このため上述したように小売店に
おいて直接的な損害が生ずるだけで収まらず、上流側事
業者においても、例えば、商品の生産量や在庫量に狂い
が生ずることになるため、その狂いを是正するために余
分な作業(生産計画の見直しや在庫調整など)が必要に
なるなど、流通コストを押し上げる要因になっていた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、物品の流通過程で発生する欠品や誤
配などの異常状態に迅速に対処できると共に、最上流側
の事業者から最下流側の事業者までを一つの流通システ
ムとして最適な状態に管理可能となって、流通コストの
低減に寄与できるようになる物流管理システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した手段を採用できる。この手段によ
れば、上流側事業者は、下流側事業者からの発注情報に
基づいて物品を出荷する際には、その出荷物品に係る物
流情報を記録装置により二次元コード化して記録したリ
ライトタグを添付することによって、下流側事業者への
情報伝達を行う。リライトタグが添付された物品を受領
した下流側事業者は、そのリライトタグに二次元コード
で記録された物流情報を読取装置により読み取って受領
物品の種類や数量などに誤りがないか否かの確認を行う
と共に、当該リライトタグに対し少なくとも物品の受領
に関する受領情報を記録装置により二次元コード化して
記録し、そのリライトタグを上流側事業者へ回送するこ
とによって、上流側事業者への情報伝達を行う。そし
て、下流側事業者から回送されてきたリラトイタグを受
取った上流側事業者においては、そのリライトタグに記
録された受領情報を読取装置により読み取って物品の配
送状況の確認を行うと共に、当該リライトタグに記録さ
れた情報を消去装置により消去して新たな物品を出荷す
る際に添付するリライトタグとして再使用する。
【0007】この場合、上流側事業者及び下流側事業者
間での物流情報及び受領情報の伝達を、出荷物品に添付
され且つ当該両事業者間で授受されるリライトタグに記
録された二次元コードを通じて確実に行うことができ、
しかも、二次元コードを通じて伝達可能な情報量は必要
十分に大きくできるから、最上流側の事業者から最下流
側の事業者までを一つの流通システムとして最適な状態
に管理可能になる。また、出荷物品の欠品や誤配などの
異常状態があった場合でも、下流側事業者から上流側事
業者へ回送されるリライトタグに記録された受領情報に
基づいて上記異常状態に迅速に対処可能になるから、下
流側事業者において、物品の欠品や誤配に起因した損害
を被る事態を未然に防止可能になると共に、上流側事業
者においても、上記異常状態の解消のための作業を容易
に行い得るようになり、結果的に、流通コストの低減に
寄与できるようになる。さらに、上記リライトタグは、
目視可能な情報である二次元コードの記録及び消去動作
を所定回数以上反復可能な構成のものであって、そのラ
ンニングコストが低くなるから、この面からも流通コス
トの低減に寄与できるようになる。
【0008】請求項2記載の手段によれば、前記リライ
トタグは、上流側事業者から下流側事業者へ流通される
返還物流容器に装着された状態で移動されるから、上流
側事業者及び下流側事業者間でのリライトタグの授受を
間違いなく確実に行い得るようになり、情報伝達の信頼
性が高くなる。
【0009】請求項3記載の手段によれば、下流側事業
者は、前記リライトタグに対し二次元コード化した受領
情報を記録する際に、その受領情報を、リライトタグに
記録されている物流情報と重ならない領域に記録するか
ら、リライトタグには物流情報がそのまま残ることにな
る。このため、上流側事業者において、上記受領情報に
対応した物流情報の内容を確認する必要が生じた場合
に、その確認作業をリライトタグに記録された物流情報
及び受領情報に基づいて容易に行い得るようになる。
【0010】この場合、請求項4記載の手段のように、
上流側事業者において、リライトタグに対する情報の記
録若しくは消去動作の実行毎にインクリメントされる書
き換え履歴データを前記物流情報中に含めた状態で記録
する構成とした場合には、下流側事業者から上流側事業
者へ回送されてくるリライトタグに残されている物流情
報中の書き換え履歴データに基づいて、当該リライトタ
グの寿命管理を確実に行い得るようになり、リライトタ
グを通じた情報伝達の信頼性が高くなる。
【0011】また、請求項5記載の手段のように、下流
側事業者において、リライトタグに対する情報の記録動
作の実行毎にインクリメントされる書き換え履歴データ
を前記受領情報中に含めた状態で記録する構成とした場
合にも、下流側事業者から上流側事業者へ回送されてく
るリライトタグに記録されている受領情報中の書き換え
履歴データに基づいて、当該リライトタグの寿命管理を
確実に行い得るようになり、リライトタグを通じた情報
伝達の信頼性が高くなる。
【0012】請求項6記載の手段によれば、下流側事業
者は、前記リライトタグに対し二次元コード化した受領
情報を記録する際に、上流側事業者が二次元コード化し
て記録した物流情報を消去装置により消去した上で、そ
の消去領域に対し上記受領情報を記録するから、リライ
トタグに必要な書き込み領域の面積を相対的に小さくで
き、そのリライトタグ自体のコストを低下させることが
可能になる。
【0013】この場合、請求項7記載の手段のように、
上流側事業者において、リライトタグに対する情報の記
録若しくは消去動作の実行毎にインクリメントされる書
き換え履歴データを前記物流情報中に含めた状態で記録
し、且つ下流側事業者において前記物流情報中の書き換
え履歴データを前記受領データ中に含めた状態で記録す
る構成とした場合には、下流側事業者から上流側事業者
へ回送されてくるリライトタグに記録されている受領情
報中の書き換え履歴データに基づいて、当該リライトタ
グの寿命管理を確実に行い得るようになり、リライトタ
グを通じた情報伝達の信頼性が高くなる。
【0014】また、請求項8記載の手段のように、下流
側事業者において、リライトタグに対する情報の記録動
作の実行毎にインクリメントされる書き換え履歴データ
を前記受領情報中に含めた状態で記録する構成とした場
合にも、下流側事業者から上流側事業者へ回送されてく
るリライトタグに記録されている受領情報中の書き換え
履歴データに基づいて、当該リライトタグの寿命管理を
確実に行い得るようになり、リライトタグを通じた情報
伝達の信頼性が高くなる。
【0015】請求項9記載の手段によれば、上流側事業
者及び下流側事業者間に配送事業者が介在する場合に
は、上流側事業者が物品の出荷を行う際に、上記配送事
業者に対し出荷物品に関する配送情報を通信手段を通じ
て通知するものであり、当該配送事業者においては、上
流側事業者からの出荷物品に添付された前記リライトタ
グの記録物流情報を読取装置により読み取ると共に、そ
の物流情報と予め通知されている前記配送情報とを照合
して物品の配送処理を行うようになる。この結果、上流
側事業者及び下流側事業者間に配送事業者が介在する場
合であっても、各事業者間での情報の伝達をリライトタ
グに記録された二次元コードを通じて確実に行うことが
できるものであり、最上流側の事業者から最下流側の事
業者までを一つの流通システムとして最適な状態に管理
可能になる。
【0016】請求項10記載の手段によれば、下流側事
業者は、リライトタグに記録された物流情報と上流側事
業者への発注情報とを照合すると共に、その照合結果に
不整合部分がある場合に、当該リライトタグに対し不整
合の内容を示す不整合情報を含む受領情報を二次元コー
ド化して記録し、そのリライトタグを上流側事業者へ回
送することにより情報伝達を行うようになるから、上流
側事業者では、物流過程で発生した異常状態の種類を上
記不整合情報に基づいて容易に把握できるようになり、
その異常状態への対処をさらに迅速に行い得ることにな
る。
【0017】請求項11記載の手段によれば、上流側事
業者は、下流側事業者から回送されたリライトタグに記
録された受領情報中に前記不整合情報が記録されていた
場合に、その不整合情報を以降の物品供給計画(生産計
画、商品在庫計画、出荷計画など)に反映させることが
できるから、物品の供給過剰或いは供給不足を未然に防
止可能になり、安定した流通システムを構築できるよう
になる。
【0018】請求項12記載の手段によれば、下流側事
業者は、受領した物品に異常がある場合に、リライトタ
グに対し異常の内容を示す異常情報を含む受領情報を二
次元コード化して記録し、そのリライトタグを上流側事
業者へ回送することにより情報伝達を行うようになるか
ら、上流側事業者では、出荷物品に破損や傷付きなどの
異常があった場合に、その異常内容を上記異常情報に基
づいて容易に把握できるようになり、出荷物品そのもの
の異常にも迅速に対処できることになる。
【0019】請求項13記載の手段によれば、下流側事
業者は、リライトタグを上流側事業者へ回送する際にお
いて、前記不整合情報または異常情報に関連した物品を
返送する場合には、当該リライトタグに対し返品情報を
含む受領情報を二次元コード化して記録する構成となっ
ているから、上流側事業者においては、出荷物品の返送
という事態にも的確に対処できるようになる。
【0020】請求項14記載の手段によれば、上流側事
業者は、下流側事業者から回送されたリライトタグに記
録された受領情報中に前記返品情報が記録されていた場
合に、その返品情報を以降の物品供給計画(生産計画、
商品在庫計画、出荷計画など)に反映させることができ
るから、物品の供給過剰或いは供給不足を未然に防止可
能になり、安定した流通システムを構築できるようにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1実施例について図1ないし図3を参照しながら
説明する。図3には、本実施例において情報記録用タグ
として使用するリライトタタグ1の正面外観が実際のも
のより拡大した状態で示されている。このリライトタグ
1は、ほぼクレジットカード大のプラスチック製基板上
に、ロイコ染料を利用した可逆性感熱記録材料(例えば
三菱製紙株式会社製のサーモリライト(商標名))より
なる感熱シートを貼り付けて構成される。この実施例で
は、上記感熱シートをリライトタグ1の全面に貼り付け
ることにより、当該リライトタグ1の一方の面の全体
を、目視可能な情報の記録(印字)及び消去動作を行う
ことができる書き込み領域2として使用している。尚、
リライトタグ1での情報の記録及び消去動作は、数百回
のオーダーで反復できるものである。
【0022】リライトタグ1の書き込み領域2には、例
えば、以下〜のような各記録領域2a〜2hが設定
される。 商品(本発明でいう物品)の発送元である上流側事
業者の名称、住所、電話番号などの発送元情報を文字な
どで記録するための発送元表示領域2a、 商品の配送先である下流側事業者の名称、住所、電
話番号などの配送先情報を文字などで記録するための配
送先表示領域2b、 商品の配送事業者名、配送番号、注文番号、荷総個
数、出荷日時を示す配送情報(本発明でいう物流情報)
を文字などで記録するための配送情報表示領域2c、 上記配送情報(必要に応じて、配送商品に係るその
他の情報を含む)を二次元コードであるQRコードで記
録するための配送情報記録領域2d、 顧客コード、商品の供給業者を示す供給者コード、
追跡コード、1コンテナ当たりの梱包数量、重量、体積
を示す出荷情報(本発明でいう物流情報)を文字などで
記録するための出荷情報表示領域2e、 上記出荷情報(実際には、出荷商品に係るその他の
情報(例えば商品名、個数などの商品明細や、前記発送
元情報及び配送先情報など)を含む)をQRコードで記
録するための出荷情報記録領域2f、 配送先(下流側事業者)での商品の受領数量、未納
入数量(欠品数量)、返品数量、受領日時を示す受領情
報を文字などで記録するための受領情報表示領域2g、 上記受領情報(必要に応じて、受領商品に係るその
他の情報(商品の返品理由(誤配、破損など)を示す情
報)を含む)をQRコードで記録するための受領情報記
録領域2h。
【0023】図1には、物流管理システムを実現するの
に必要な構成要素が機能ブロックの組合わせにより示さ
れている。但し、図1には、本実施例の説明を簡素にす
るために、最も単純な形態のシステムを示している。ま
た、図1においては、リライトタグ1、コンテナ7及び
商品などの「物の移動」を伴う過程を太線矢印で示すこ
とにする。
【0024】図1において、本実施例の物流管理システ
ムでは、上流側事業者3(例えば商品製造工場)及び下
流側事業者4(例えば販売代理店或いは小売店)間にお
いて配送事業者5の車両6により配送される通い箱形式
のコンテナ7(返還物流容器に相当)を使用している。
具体的に図示しないが、上記コンテナ7には、その側面
に前記リライトタグ1を着脱可能に添付するための帳票
ホルダが取り付けられており、リライトタグ1は、その
コンテナ7の帳票ホルダに添付された状態で上流側事業
者3及び下流側事業者4間を移動される構成となってい
る。また、コンテナ7としては、折り畳み形式の所謂オ
リコンを使用することが望ましい。
【0025】上流側事業者3には、それぞれコンピュー
タシステムにより構成された生産管理装置8及び出荷管
理装置9、リライトタグ1に記録された二次元コード
(本実施例の場合、QRコード)を読み取ってデコード
するための読取装置10、リライトタグ1の書き込み領
域2の記録内容を消去するための消去装置11、リライ
トタグ1の書き込み領域2に対し任意の情報を記録(印
字)するための記録装置12が備えられている。
【0026】この場合、生産管理装置8及び出荷管理装
置9は、互いの間でデータの授受を行う構成となってい
る。また、出荷管理装置9は、読取装置10が読み取っ
た情報の整理機能、消去装置11による消去動作の制御
機能、リライトタグ1に記録する情報(本実施例の場
合、前記配送情報及び出荷情報)をQRコードにエンコ
ードする機能並びに記録装置12を通じた記録動作の制
御機能を備えた構成となっている。尚、上記消去装置1
1及び記録装置12は、1台の装置として設けることが
できる。また、上記生産管理装置8及び出荷管理装置9
を一つのコンピュータシステムにより構成することも可
能である。
【0027】下流側事業者4には、それぞれコンピュー
タシステムにより構成された販売管理装置13及び入荷
管理装置14、リライトタグ1に記録されたQRコード
を読み取ってデコードするための読取装置15、リライ
トタグ1の書き込み領域2に対し任意の情報を記録(印
字)するための記録装置17が備えられている。
【0028】この場合、販売管理装置13及び入荷管理
装置14は、互いの間でデータの授受を行う構成となっ
ている。また、入荷管理装置14は、読取装置15が読
み取った情報の整理機能、リライトタグ1に記録する情
報(本実施例の場合、前記受領情報)をQRコードにエ
ンコードする機能並びに記録装置16を通じた記録動作
の制御機能を備えた構成となっている。尚、上記販売管
理装置13及び入荷管理装置14を一つのコンピュータ
システムにより構成することも可能である。
【0029】配送事業者5には、コンピュータシステム
により構成された配送管理装置17、リライトタグ1に
記録されたQRコードを読み取ってデコードするための
読取装置18が備えられている。この場合、上記読取装
置18は、配送担当者(車両6の運転者或いは同乗者)
が携帯するハンディターミナル形式のものであり、リラ
イトタグ1から読み取った情報を、例えば公衆電話回線
やMCA無線などを通じて配送管理装置17へ送信した
り、或いは、当該読み取り情報を内蔵メモリに蓄積して
おき、配送管理装置17の設置場所に戻ったときに当該
配送管理装置17に接続して情報を入力する構成となっ
ている。
【0030】上記物流管理システムにおいて、下流側事
業者4は、上流側事業者3に対する発注情報を販売管理
装置13及び通信回線J(公衆電話回線、専用通信回
線、インターネットなど)を通じて送信する構成となっ
ており、また、上流側事業者3は、配送事業者5に対す
る配送情報を生産管理装置8及び通信回線Jを通じて送
信する構成となっている。
【0031】図2のフローチャートには、一つの発注情
報があった場合において、当該発注情報に対応する商品
の納入が完了するまでの手順例が示されており、以下こ
れについて説明する。尚、以下の説明においては、上流
側事業者3での処理内容をステップA1、A2、…で示
し、下流側事業者4での処理内容をステップB1、B
2、…で示し、配送事業者5での処理内容をステップC
1、C2、…で示すことにする。また、図2において
も、リライトタグ1、コンテナ7及び商品などの「物の
移動」を伴う過程を太線矢印で示すことにする。
【0032】下流側事業者4においては、必要とする商
品についての発注情報を、販売管理装置13から通信回
線を通じて上流側事業者3へ送信し(ステップB1)、
これと同時に、当該発注情報を販売管理装置13から入
荷管理装置14へ伝達する(ステップB2)。この場
合、入荷管理装置14にあっては、伝達された発注情報
を内蔵メモリに蓄積する。
【0033】上記発注情報を受信した上流側事業者3に
おいては、生産管理装置8により当該発注情報つまり受
注情報に応じた商品の生産計画(本発明でいう物品供給
計画)を作成し、その計画に基づいて商品を生産する
(ステップA1)。次いで、受注情報と完成した商品情
報とを出荷管理装置9へ伝達する(ステップA2)。出
荷管理装置9にあっては、伝達された受注情報及び商品
情報に基づいて出荷計画を作成し、その出荷計画に基づ
いた配送情報を通信回線を通じて配送事業者に送信する
(ステップA3)。また、出荷管理装置9にあっては、
出荷する商品についての発送元情報、配送先情報、出荷
情報、配送情報をリライトタグ1に記録し、そのリライ
トタグ1を出荷商品のためのコンテナ7に添付し、以て
所謂配送待ちの状態にする(ステップA4)。尚、この
場合、リライトタグ1には、上記発送元情報、配送先情
報、出荷情報、配送情報が文字などで記録されると共
に、出荷情報及び配送情報については、その他の必要情
報を含んだ状態でQRコードにエンコードされて記録さ
れることになる(図3参照)。
【0034】さらに、上記のようにQRコードで記録さ
れる出荷情報中には、同一のリライトタグ1に対する情
報の記録若しくは消去動作の実行毎に「1」ずつインク
リメントされる「記録回数」データが書き換え履歴デー
タとして挿入されるものである。尚、この書き換え履歴
データは、QRコードで記録される配送情報中に挿入し
ても良い。
【0035】上記上流側事業者3からの配送情報を受信
した配送事業者5においては、配送管理装置17により
当該配送情報に基づいた配送計画を作成し、必要な人員
や車両の手配を行う(ステップC1)。また、これと同
時に、上記配送情報をハンディターミナル形式の読取装
置18にダウンロードする(ステップC2)。次いで、
配送事業者5の配送担当者においては、上流側事業者3
から受取った商品(コンテナ7)に添付されているリラ
イトタグ1にQRコードで記録されている配送情報を読
取装置18により読み取ると共に、その配送情報と前記
配送管理装置17からダウンロードした配送情報とを照
合することにより配送計画と相違がないことを確認した
上で商品の配送作業を行う(ステップC3)。
【0036】下流側事業者4においては、配送事業者5
が配送してきた商品(コンテナ7)を受け取ったとき
に、入荷管理装置14に蓄積されている発注情報と、当
該商品に添付されているリライトタグ1から読み取った
出荷情報(QRコード)とを照合すると共に、それらの
情報に基づいて受領商品の種類や数量などに誤りがない
か否かを確認する納品検査を行う(ステップB3)。こ
の納品検査時において、上記照合結果に不整合部分があ
る場合、つまり発注情報により示される商品個数と実際
に受け取った商品個数の差分がある場合には、これを未
納入(欠品)或いは誤配として検出し、その検出結果を
不整合情報として内部メモリに蓄積する。また、受け取
った商品に破損や傷付きなどの異常があった場合には、
これを不良品として検出し、その検出結果を異常情報と
して内部メモリに記憶する。
【0037】次いで、下流側事業者においては、商品に
添付されていたリライトタグ1に対し、商品の受領数
量、未納入数量、返品数量(本発明でいう返品情報に相
当)、受領日時を含む受領情報を文字などで記録すると
共に、前記不整合情報及び異常情報をもを含んだ状態の
受領情報をQRコードにエンコードして記録し、そのリ
ライトタグ1を上流側事業者3へ返送するコンテナ7に
添付する(ステップB4)。尚、上記未納入数量、返品
数量についての情報は、当然のことながら零の場合があ
り、受領情報中に不整合情報及び異常情報が含まれない
場合もある。また、返品する商品がある場合には、その
商品をコンテナ7に収納する。
【0038】この後、下流側事業者4においては、上記
受領情報(必要に応じてその他の情報を含ませることが
できる)を入荷管理装置14から販売管理装置13へ伝
達する(ステップB5)。販売管理装置13にあって
は、伝達された受領情報を反映して次の商品発注計画を
作成する(ステップB6)。
【0039】下流側事業者4から上流側事業者3へ返送
するコンテナ7を受け取った配送事業者5は、そのコン
テナ7の添付リライトタグ1にQRコードで記録されて
いる受領情報を読取装置18により読み取って記憶する
と共に、そのコンテナ7を上流側事業者へ配送する(ス
テップC4)。また、このステップC4においては、リ
ライトタグ1から読み取った情報を、配送事業者5の配
送管理装置17に対し、公衆電話回線やMCA無線など
を通じたデータ通信により入力するか、若しくは配送担
当者が配送管理装置17の設置場所へ戻ったときに読取
装置18に記憶されている受領情報を直接的に入力する
ことになる。このようにして受領情報が入力された配送
管理装置17は、商品の誤配があったことを示す不整合
情報を含む受領情報を反映した次の商品配送計画を作成
する(ステップC5)。
【0040】コンテナ7の返却を受けた上流側事業者3
にあっては、そのコンテナ7に添付されたリライトタグ
1に記録されている受領情報(QRコード)を読取装置
10により読み取り、出荷管理装置9に入力する(ステ
ップA5)。この場合、読取装置10は、リライトタグ
1の出荷情報(QRコード)中に含まれる書き換え履歴
データも同時に読み取るものであり、その書き換え履歴
データを示す「記録回数」データが所定の上限回数に達
していたときには、当該リライトタグ1の廃棄処分を指
示し、それ以外のリライトタグ1については、記録され
ている情報を消去装置11により消去して再使用に供す
る(ステップA6)。尚、この廃棄処分の指示は、例え
ば、読取装置10において書き換え履歴データを読み取
った直後に当該読取装置10による表示或いは警報など
により行うことができるが、出荷管理装置9において行
う構成としても良い。
【0041】出荷管理装置9にあっては、入力された受
領情報に基づいて下流側事業者4が受領した商品の配送
状況の確認を行うと共に当該商品についての完了処理を
行い、その受領情報を生産管理装置9に伝達する(ステ
ップA7)。生産管理装置9は、伝達された受領情報中
に未納入商品についての情報(商品の誤配があったこと
を示す不整合情報、商品に不良品があったことを示す異
常情報)がある場合に、その未納入商品についての情報
を反映した次の生産計画を作成する(ステップA8)。
【0042】要するに、上記した本実施例によれば、上
流側事業者3は、下流側事業者4からの発注情報に基づ
いて商品を出荷する際には、その商品に係る出荷情報及
び配送情報などを記録装置12によりQRコードにて記
録したリライトタグ1を商品搬送用コンテナ7に添付す
ることによって、下流側事業者4への情報伝達を行うも
のである。このようなリライトタグ1が添付されたコン
テナ7及び商品を受領した下流側事業者4は、そのリラ
イトタグ1にQRコードで記録された出荷情報を読取装
置15により読み取って受領商品の種類や数量などに誤
りがないか否かを確認する納品検査を行うと共に、当該
リライトタグ1に対し商品の受領に関する受領情報を記
録装置16によりQRコード化して記録し、そのリライ
トタグ1を上流側事業者3へ返送するコンテナ7に添付
することによって、上流側事業者3への情報伝達を行う
ものである。そして、上流側事業者3においては、下流
側事業者4から回送されてきたリラトイタグ1に記録さ
れた受領情報を読取装置10により読み取って商品の配
送状況の確認を行うと共に、当該リライトタグ1に記録
された情報を消去装置11により消去して新たな商品を
出荷する際に添付するリライトタグ1として再使用する
ものである。
【0043】また、上流側事業者3及び下流側事業者4
間に介在された配送事業者5に対しては、上流側事業者
3が商品の出荷を行う際に、出荷商品に関する配送情報
が通信回線を通じて通知され、当該配送事業者5におい
ては、上流側事業者3からのコンテナ7(出荷商品)の
添付リライトタグ1にQRコードにて記録された配送情
報を読取装置18により読み取ると共に、その配送情報
と予め通知されている前記配送情報とを照合して商品の
配送処理を行うようになる。
【0044】この結果、上流側事業者3及び下流側事業
者4間に配送事業者5が介在する場合であっても、各事
業者間での各種の情報の伝達を、上流側事業者3及び下
流側事業者4間においてコンテナ7に添付された状態で
授受されるリライトタグ1に記録されたQRコードを通
じて確実に行うことができ、しかも、このようなQRコ
ードを通じて伝達可能な情報量は必要十分に大きくでき
るから、上流側事業者3から下流側事業者4までを一つ
の流通システムとして最適な状態に管理可能になる。さ
らに、リライトタグ1は、上流側事業者3及び下流側事
業者4間で返還物流容器として流通されるコンテナ7に
装着された状態で移動されるから、上流側事業者3及び
下流側事業者4間でのリライトタグ1の授受を間違いな
く確実に行い得るようになり、情報伝達の信頼性が高く
なる。
【0045】また、下流側事業者4は、納品検査時にお
いて、リライトタグ1に記録された出荷情報と上流側事
業者3への発注情報とを照合すると共に、その照合結果
に不整合部分がある場合(上流側事業者3の出荷商品に
ついて欠品や誤配などがある場合)に、当該リライトタ
グ1に対し不整合の内容を示す不整合情報を含む受領情
報をQRコードにて記録し、そのリライトタグ1を上流
側事業者3へ回送することにより情報伝達を行うように
なるから、上流側事業者3では、物流過程で発生した異
常状態の種類を上記不整合情報に基づいて容易に把握で
きるようになり、その異常状態への対処を迅速に行い得
ることになる。
【0046】さらに、下流側事業者4は、上記納品検査
時において、受領した商品に破損や傷付きなどの異常が
ある場合に、リライトタグ1に対し異常の内容を示す異
常情報を含む受領情報をQRコードにて記録し、そのリ
ライトタグ1を上流側事業者3へ回送することにより情
報伝達を行うようになるから、上流側事業者3では、出
荷商品に破損や傷付きなどの異常があった場合に、その
異常内容を上記異常情報に基づいて容易に把握できるよ
うになり、出荷商品そのものの異常にも迅速に対処でき
ることになる。
【0047】以上の結果、下流側事業者4において、商
品の欠品や誤配或いは商品の破損や傷付きなどに起因し
た損害を被る事態を未然に防止可能になると共に、上流
側事業者3においても、上記異常状態の解消のための作
業を容易に行い得るようになり、結果的に、流通コスト
の低減に寄与できるようになる。
【0048】また、下流側事業者4は、リライトタグ1
を上流側事業者3へ回送する際において、前記不整合情
報または異常情報に関連した商品を返送する場合には、
当該リライトタグ1に対し返品数量(返品情報)を含む
受領情報をQRコード化して記録する構成となっている
から、上流側事業者3においては、出荷商品の返送とい
う事態にも上記受領情報に基づいて的確に対処できるよ
うになる。しかも、上流側事業者3は、下流側事業者4
から回送されたリライトタグ1に記録された受領情報中
に前記不整合情報が記録されていた場合に、その不整合
情報を以降の商品生産計画或いは商品在庫計画、出荷計
画などに反映させ得るから、商品の供給過剰或いは供給
不足を未然に防止可能になり、安定した流通システムを
構築できるようになる。
【0049】一方、下流側事業者4は、リライトタグ1
に対し受領情報を記録する際に、その受領情報を、リラ
イトタグ1に記録されている出荷情報と重ならない領域
に記録するから、リライトタグ1には出荷情報がそのま
ま残ることになる。このため、上流側事業者3におい
て、上記受領情報に対応した出荷情報の内容を確認する
必要が生じた場合には、出荷管理装置9に一々アクセス
しなくても、その確認作業をリライトタグ1に記録され
た出荷情報及び受領情報に基づいて容易に行い得るよう
になる。
【0050】さらに、上記リライトタグ1は、文字など
のデータ及びQRコードによる情報の記録及び消去動作
を所定回数以上反復可能な構成のものであって、そのラ
ンニングコストが低くなるから、この面からも流通コス
トの低減に寄与できるようになる。また、上記リライト
タグ1に記録される出荷情報には、上流側事業者3にお
いて、出荷情報などの記録若しくは消去動作の実行毎に
「1」ずつインクリメントされる「記録回数」データが
書き換え履歴データとして挿入された構成となってお
り、当該上流側事業者3にあっては、下流側事業者4か
ら回送されてくるリライトタグ1に残されている出荷情
報中の書き換え履歴データに基づいて、当該リライトタ
グ1の寿命管理(リライトタグ1を廃棄するか或いは再
使用するかの管理)を行う構成となっている。従って、
リライトタグ1に記録される情報が、そのリライトタグ
1の寿命に起因して不鮮明になる事態を未然に防止でき
ることになり、結果的にリライトタグ1を通じた情報伝
達の信頼性を高め得るようになる。
【0051】(第2の実施の形態)上記第1実施例で
は、上流側事業者3及び下流側事業者4間に配送事業者
5のみが介在された単純な形態の物流管理システムにつ
いて述べたが、実際には、物流センターや問屋事業者な
どの中間事業者が存在することが多々ある。このような
中間事業者を含む物流形態としては、(1)上流側事業
者との取引と、下流側事業者との取引とを互いに独立し
た状態で行う形態、(2)上流側事業者と下流側事業者
との間で行われる取引の調整(仲買)のみを行う形態と
がある。
【0052】上記(1)の物流形態の場合、本発明の第
2実施例によるシステムを模式的に示す図4のように、
上流側事業者19と中間事業者20との間で配送事業者
21を介してコンテナ7(及び商品)の授受が行われる
と共に、当該中間事業者20と下流側事業者22との間
で配送事業者23を介してコンテナ7(及び商品)の授
受が行われるものである。この場合、上流側事業者19
と中間事業者20との関係においては、当該中間事業者
20は本発明でいう下流側事業者として機能するもので
あり、両事業者19及び20間では、前記第1実施例と
同様に、コンテナ7に添付(装着)したリライトタグ1
を通じて情報の伝達を行うことになる。また、中間事業
者20と下流側事業者22との関係においては、当該中
間事業者20は本発明でいう上流側事業者として機能す
るものであり、両事業者20及び22間においても、第
1実施例と同様に、コンテナ7に添付(装着)したリラ
イトタグ1を通じて情報の伝達を行うことになる。尚、
中間事業者20から上流側事業者19への発注情報の伝
達、並びに下流側事業者22から中間事業者20への発
注情報の伝達は、それぞれ通信回線Jを通じて行われ、
上流側事業者19から配送事業者21への配送情報の伝
達、並びに中間事業者20から配送事業者23への配送
情報の伝達も、それぞれ通信回線Jを通じて行われる。
【0053】(第3の実施の形態)前記(2)の物流形
態の場合、本発明の第3実施例によるシステムを模式的
に示す図5のように、コンテナ7(及び商品)は、上流
側事業者19から下流側事業者22までの間、並びにこ
の逆に下流側事業者22から上流側事業者19までの間
においてそのまま流通するものであり、中間事業者20
においては、コンテナ7に添付されているリライトタグ
1から読み取った出荷情報に基づいて、その責任範囲と
なる商品取引が円滑に進んでいるか否かの確認などを行
うことになる。尚、本実施例においても、中間事業者2
0から上流側事業者19への発注情報の伝達、並びに下
流側事業者22から中間事業者20への発注情報の伝達
は、それぞれ通信回線Jを通じて行われ、上流側事業者
19から配送事業者21への配送情報の伝達、並びに中
間事業者20から配送事業者23への配送情報の伝達
も、それぞれ通信回線Jを通じて行われる。
【0054】(第4の実施の形態)図6には本発明の第
4実施例が示されており、以下これについて前記第1実
施例と異なる部分のみ説明する。この第4実施例は、情
報記録用タグとして、第1実施例におけるリライトタグ
1に代えて、図6に示すような正面外観のリライトタグ
1′(実際のものより拡大した状態で示す)を使用した
点に特徴を有する。このリライトタグ1′においても、
上記リライトタグ1と同様の感熱シートを備えており、
その一方の面の全体を目視可能な情報の記録(印字)及
び消去動作を行うことができる書き込み領域2′として
使用している。この書き込み領域2′には、第1実施例
と同様の発送元表示領域2a、配送先表示領域2b、配
送情報表示領域2c、配送情報記録領域2dが形成され
ていると共に、出荷情報及び受領情報を文字などで記録
するための出荷/受領情報表示領域2i、上記出荷情報
(出荷商品に係るその他の情報も含む)及び受領情報
(必要に応じて、受領商品に係るその他の情報も含む)
をQRコードで記録するための出荷/受領情報記録領域
2jが形成されている。そして、上流側事業者3は、商
品の出荷に際して、リライトタグ1′の各領域2a〜2
d、2i、2jに対し、それぞれに対応する情報(文字
などによる発送元情報、配送先情報、配送情報、出荷情
報、並びにQRコードによる配送情報、出荷情報)を記
録する。また、下流側事業者4は、リライトタグ1′の
書き込み領域2′の記録内容を消去するための消去装置
(図示せず)を備えており、リライトタグ1′を返送す
る際には、少なくとも出荷/受領情報記録領域2jに記
録されている出荷情報を上記消去装置により消去し、そ
の消去領域2jに対し受領情報を記録装置16によりQ
Rコード化して記録する。尚、出荷/受領情報表示領域
2iに文字などで記録されている出荷情報も同時に消去
し、その消去領域2iに対し文字などで表現した形式の
受領情報を記録する構成としても良い。
【0055】この実施例の構成によれば、下流側事業者
4は、リライトタグ1′に対し受領情報を記録する際
に、上流側事業者3が記録した出荷情報を消去装置によ
り消去した上で、その消去領域に対し上記受領情報を記
録するから、リライトタグ1′に必要な書き込み領域
2′の面積が相対的に小さくでき、そのリライトタグ
1′自体のコストを低下させることが可能になる。
【0056】尚、リライトタグ1′に記録された出荷情
報中に、そのリライトタグ1′に対する情報の記録若し
くは消去動作の実行毎にインクリメントされる「記録回
数」データ(書き換え履歴データ)が記録されていた場
合、下流側事業者4においては、リライトタグ1′に受
領情報をQRコードにて記録する際に、その受領情報中
に上記「記録回数」データを含めた状態で記録するもの
である。この結果、下流側事業者4から上流側事業者3
へ回送されてくるリライトタグ1′に記録されている受
領情報中の「記録回数」データに基づいて、当該リライ
トタグ1′の寿命管理を前記第1実施例と同様に確実に
行い得るようになり、リライトタグ1′を通じた情報伝
達の信頼性が高くなる。
【0057】(その他の実施の形態)その他、本発明は
上記した各実施例に限定されるものではなく、次のよう
な変形または拡張が可能である。リライトタグ1、1′
に記録する二次元コードとしてQRコードを利用した
が、この他の二次元コード(マキシコード、データマト
リックス、カルラコード、PDF417などの名称で呼
ばれるもの)を利用する構成のシステムとしても良い。
リライトタグ1、1′の書き込み領域2、2′に設定す
る記録領域は、図3や図6に示したものに限られるもの
でなく、必要とする仕様に応じて種々変更できる。ま
た、リライトタグ1、1′に対する情報の記録動作の実
行毎にインクリメントされる書き換え履歴データを、上
流側事業者においてリライトタグ1、1′中に記録する
構成としたが、当該書き換え履歴データの記録を下流側
事業者において行い、その書き換え履歴データをリライ
トタグ1、1′の寿命管理に利用するシステムを構築す
ることも可能である。上流側事業者の例として商品製造
工場、下流側事業者の例として販売代理店或いは小売店
を挙げたが、これらに限らないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す物流管理システム全
体の機能ブロック図
【図2】発注情報に対応する商品の納入が完了するまで
の手順例を示すフローチャート
【図3】リライトタグの拡大正面図
【図4】本発明の第2実施例を示す物流管理システムの
模式図
【図5】本発明の第3実施例を示す物流管理システムの
模式図
【図6】本発明の第4実施例で使用するリライトタグの
拡大正面図
【符号の説明】
1、1′はリライトタグ、2、2′は書き込み領域、3
は上流側事業者、4は下流側事業者、5は配送事業者、
6は車両、7はコンテナ(返還物流容器)、8は生産管
理装置、9は出荷管理装置、10は読取装置、11は消
去装置、12は記録装置、13は販売管理装置、14は
入荷管理装置、15は読取装置、16は記録装置、17
は配送管理装置、18は読取装置、19は上流側事業
者、20は中間事業者(上流側事業者、下流側事業
者)、21は配送事業者、22は下流側事業者、23は
配送事業者を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 398073695 システム機器株式会社 東京都港区虎ノ門4丁目2番12号 (72)発明者 高井 弘光 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 柴田 彰 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 重草 久志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 開米 満 東京都千代田区神田須田町1−26 株式会 社クロミック内 (72)発明者 梶村 智徳 東京都千代田区神田須田町1−26 高野ビ ル7F 株式会社ネットワーク研究所内 (72)発明者 楠田 久周 東京都港区虎ノ門4丁目2番12号 システ ム機器株式会社内 (72)発明者 鹿野 純一 東京都港区虎ノ門4丁目2番12号システム 機器株式会社内 (72)発明者 神谷 努 東京都港区虎ノ門4丁目2番12号システム 機器株式会社内 Fターム(参考) 3F022 EE09 MM07 MM21 5B049 BB31 CC21 DD02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下流側事業者から上流側事業者への発注
    情報に基づいて出荷される物品に情報記録用タグを添付
    して、上流側事業者から下流側事業者へ出荷される物品
    に係る物流情報を伝達するようにした物流管理システム
    において、 前記情報記録用タグとして、目視可能な情報の記録及び
    消去動作を所定回数以上反復可能な書き込み領域を有す
    るリライトタグを用意し、 前記上流側事業者において、物品を前記下流側事業者へ
    出荷する際に前記物流情報を記録装置により二次元コー
    ド化して記録したリライトタグを添付して情報伝達を行
    う段階と、 前記下流側事業者において、前記リライトタグに記録さ
    れた物流情報を読取装置により読み取って受領物品の確
    認を行うと共に、当該リライトタグに対し少なくとも物
    品の受領に関する受領情報を記録装置により二次元コー
    ド化して記録し、そのリライトタグを上流側事業者へ回
    送することによって情報伝達を行う段階と、 前記上流側事業者において、前記下流側事業者からの回
    送リライトタグに記録された受領情報を読取装置により
    読み取って物品の配送状況の確認を行うと共に、当該リ
    ライトタグに記録された情報を消去装置により消去して
    新たな物品を出荷する際に添付するリライトタグに供す
    る段階とを備えたことを特徴とする物流管理システム。
  2. 【請求項2】 前記上流側事業者及び下流側事業者間で
    流通される返還物流容器を備え、前記リライトタグは、
    その返還物流容器に装着された状態で上流側事業者及び
    下流側事業者間を移動されることを特徴とする請求項1
    記載の物流管理システム。
  3. 【請求項3】 前記下流側事業者は、前記リライトタグ
    に対し前記受領情報を前記記録装置により二次元コード
    化して記録する際に、当該受領情報を前記上流側事業者
    が二次元コード化して記録した前記物流情報と重ならな
    い領域に記録することを特徴とする請求項1または2記
    載の物流管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の物流管理システムにおい
    て、前記上流側事業者において前記リライトタグに対す
    る情報の記録若しくは消去動作の実行毎にインクリメン
    トされる書き換え履歴データを前記物流情報中に含めた
    状態で記録する段階を備え、 その書き換え履歴データを前記リライトタグの寿命管理
    に利用することを特徴とする物流管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の物流管理システ
    ムにおいて、 前記下流側事業者において前記リライトタグに対する情
    報の記録動作の実行毎にインクリメントされる書き換え
    履歴データを前記受領情報中に含めた状態で記録する段
    階を備え、 その書き換え履歴データを前記リライトタグの寿命管理
    に利用することを特徴とする物流管理システム。
  6. 【請求項6】 前記下流側事業者は、前記リライトタグ
    に前記上流側事業者が二次元コード化して記録した前記
    物流情報を消去装置により消去し、その消去領域に対し
    前記受領情報を前記記録装置により二次元コード化して
    記録することを特徴とする請求項1または2記載の物流
    管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の物流管理システムにおい
    て、 前記上流側事業者において前記リライトタグに対する情
    報の記録若しくは消去動作の実行毎にインクリメントさ
    れる書き換え履歴データを前記物流情報中に含めた状態
    で記録する段階と、 前記下流側事業者において前記物流情報中の書き換え履
    歴データを前記受領データ中に含めた状態で記録する段
    階とを備え、 その書き換え履歴データを前記リライトタグの寿命管理
    に利用することを特徴とする物流管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の物流管理システ
    ムにおいて、 前記下流側事業者において前記リライトタグに対する情
    報の記録動作の実行毎にインクリメントされる書き換え
    履歴データを前記受領情報中に含めた状態で記録する段
    階を備え、 その書き換え履歴データを前記リライトタグの寿命管理
    に利用することを特徴とする物流管理システム。
  9. 【請求項9】 前記上流側事業者及び下流側事業者間に
    配送事業者が介在する場合に、 前記上流側事業者において、前記配送事業者に対し出荷
    物品に関する配送情報を通信手段を通じて通知する段階
    と、 前記配送事業者において、上流側事業者からの出荷物品
    に添付された前記リライトタグの記録物流情報を読取装
    置により読み取ると共に、その物流情報と予め通知され
    ている前記配送情報とを照合して物品の配送処理を行う
    段階とを備えたことを特徴とする請求項1ないし8の何
    れかに記載の物流管理システム。
  10. 【請求項10】 前記下流側事業者は、前記リライトタ
    グに記録された物流情報と前記発注情報とを照合すると
    共に、その照合結果に不整合部分がある場合に、当該リ
    ライトタグに対し不整合の内容を示す不整合情報を含む
    受領情報を記録装置により二次元コード化して記録し、
    そのリライトタグを上流側事業者へ回送することによっ
    て情報伝達を行う段階を備えることを特徴とする請求項
    1ないし9の何れかに記載の物流管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の物流管理システムに
    おいて、 前記上流側事業者は、前記下流側事業者から回送された
    リライトタグに記録された受領情報中に前記不整合情報
    が記録されていた場合に、その不整合情報を以降の物品
    供給計画に反映させることを特徴とする物流管理システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記下流側事業者は、受領した物品に
    異常がある場合に、前記リライトタグに対し異常の内容
    を示す異常情報を含む受領情報を記録装置により二次元
    コード化して記録し、そのリライトタグを上流側事業者
    へ回送することにより情報伝達を行う段階を備えること
    を特徴とする請求項1ないし11の何れかに記載の物流
    管理システム。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載の物流管理
    システムにおいて、 前記下流側事業者は、リライトタグを上流側事業者へ回
    送する際に、前記不整合情報または異常情報に関連した
    物品を返送する場合には、当該リライトタグに対し返品
    情報を含む受領情報を記録装置により二次元コード化し
    て記録する段階を備えることを特徴とする物流管理装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の物流管理システムに
    おいて、 前記上流側事業者は、前記下流側事業者から回送された
    リライトタグに記録された受領情報中に前記返品情報が
    記録されていた場合に、その返品情報を以降の物品供給
    計画に反映させることを特徴とする物流管理システム。
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