JPH07220145A - 飲料製品等の配送方法 - Google Patents

飲料製品等の配送方法

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JPH07220145A
JPH07220145A JP919294A JP919294A JPH07220145A JP H07220145 A JPH07220145 A JP H07220145A JP 919294 A JP919294 A JP 919294A JP 919294 A JP919294 A JP 919294A JP H07220145 A JPH07220145 A JP H07220145A
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JP
Japan
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product
vending machine
retail store
route
products
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JP919294A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Takagawa
溥之 高川
Kazunori Murao
和則 村尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小売店或いは自動販売機に的確な製品補充が
できるようにして、ルートマンの手間と労力の節減を図
る。 【構成】 飲料等の壜詰・缶詰製品を自動販売機に配送
する飲料製品等の配送方法において、製造工場又は製品
倉庫から製品配送センタに、壜詰・缶詰製品10を種類
別に収納した大通い箱2が送られ、一方各自動販売機8
に備え付けの送信装置12から販売種類と数量データが
有線又は無線によって、前記製品配送センタに備え付け
のオンライン製品配送管理装置11にデータ転送され、
このデータに基づき自動で前記配送センタに備え付けの
詰換機4が大通い箱2から製品を取出し、各自動販売機
8に必要な製品の種類と数量をリターナブルのカセット
ケース7に詰め換えを行い、各自動販売機8の地域を巡
回するルートカー6に、到着順に合わせて前記カセット
ケースを積載し、それぞれの自動販売機の要求に合った
前記カセットケースをそれぞれの自動販売機の空のカセ
ットケースと取り替えることができるようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飲料等の壜詰・缶詰製品
を工場や倉庫から自動販売機又は小売店に配送する飲料
製品等の配送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場で生産された飲料等の壜・缶詰製品
は工場内の箱詰機によりプラスチックケース又は段ボー
ルケースに箱詰めされ、製品の種類毎にパレット上に積
み上げられて倉庫に運ばれ、1部はパレット積みのまま
配送センタに送られる。配送センタにおいては、各小売
店から前日の売上の種類と数量及び小売店の注文が報告
され、また各自動販売機の前日の補給の種類と数量が報
告され、その報告及び当日の曜日やイベント、天候等の
環境条件が加味されて補給数量と種類を予想し、配給係
又はルートマンが自分の受持ち区域の合計した製品種類
と数量を、包装方式に応じてパレットから手作業で運搬
車に混載し、運搬車で運んでルートカーに積み込み出発
する。自動販売機に供給する製品は殆ど段ボールケース
に詰められた包装形態であり、この製品仕分け作業を自
動化、省力化する方法として、製品別段ボールケースを
積み上げたパレットから注文書に従って種々の製品の段
ボールケースを混載する方法が特願平4−83912号
によって提案されており、また箱詰の混載方法について
は、特開平4−339703号公報において提案されて
いる。
【0003】ルートカーは順路に従って走行し、小売店
においてはルートマンはプラスチックケース入りの飲料
をそのまま置いて空ケースを持ち帰るか、製品を取り出
してショウケースに並べ、空いたケースを持ち帰るか、
段ボールケースを破って製品を店に置き、この段ボール
を持ち帰るかする。自動販売機の場合は、順路の傍らに
置いてあるときは楽であるが、大きい建物の上の階に設
置されている場合は、2輪のキャリヤに製品の入った段
ボールケースを数個積み上げて運び、ルートマンが段ボ
ールケースを開封して手作業で製品を取出し、1本づつ
自動販売機の製品ラックに補給するが、予想していた製
品の種類と数量が自動販売機の製品収容ラックの空き数
と食い違っているときは、ルートカーまで不足分を取り
に行かなければならないし、余った製品はルートカーま
で持ち帰らなければならない。
【0004】また空の段ボールケースは畳んで持ち帰る
が、これは再使用できない産業廃棄物となる。このよう
な自動販売機への補給を容易にするための用具として、
簡便な樋状の補給具が実開昭63−92984号公報、
実開平4−78685公報、特開平4−271497号
公報等で提案されている。さらに自販機の在庫量情報の
伝達に関しては、特開昭61−264494号公報、特
開昭58−114295号公報、特開昭59−2439
4号公報、特開平2−67696号公報、特開平3−1
16395号公報で提案されている。このうち特開昭6
1−264494号公報に示す自動販売機のモニタ方式
は、自動販売機を公衆電話機と一体又は別体に構成して
接続し、公衆電話機に接続された電話回線を利用して自
動販売機のモニタ用データを所定の管理センタに自動通
報するようにしたものである。しかしこれらの工夫も全
体の配送システムにおける多大の手間と労力の一部を節
減するにすぎない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の配送システムで
は製品配送の準備を前日に行い、これを数時間かかるル
ート配送をするため、特急の追加や種類変更等の依頼に
対応することが困難であった。また小売店からの受注
は、ルートマンとは別の部署の人が電話や訪問により処
理しなけれらなかった。さらにルートカーへの積み込み
は配送する製品の合計数量を纏めて行うため、小売店
別、自動販売機別には仕分けていないので、小売店又は
自動販売機のロケーションに到着後、ルートマンはその
都度伝票を確かめて製品を集めなければならないので時
間のロスが生ずる欠点があった。そしてまた段ボールケ
ースの開封、製品取出し、自動販売機への補給、製品種
類列の変換及び空段ボールケースの折り畳み等の手間と
労力がかかる。また段ボールケースは1回だけの使用で
廃却されるので資源の無駄使いであった。本発明は前記
従来の問題を解決するために提案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、飲料
等の壜詰・缶詰製品を自動販売機に配送する飲料製品等
の配送方法において、製造工場又は製品倉庫から製品配
送センタに、壜詰・缶詰製品を種類別に収納した大通い
箱が送られ、一方各自動販売機備え付けの送信装置から
販売種類と数量データが有線又は無線によって、前記製
品配送センタに備え付けのオンライン製品配送管理装置
にデータ転送され、このデータに基づき自動で前記配送
センタに備え付けの詰換機が大通い箱から製品を取出
し、各自動販売機に必要な製品の種類と数量をリターナ
ブルのカセットケースに詰め換えを行い、各自動販売機
の地域を巡回するルートカーに、到着順に合わせて前記
カセットケースを積載し、それぞれの自動販売機の要求
に合った前記カセットケースをそれぞれの自動販売機の
空のカセットケースと取り替えるようにしてなるもの
で、これを課題解決のための手段とするものである。
【0007】また本発明は、各自動販売機の地域を巡回
するルートカーに前記カセットケースを積載した後、ル
ートカー移動中に、さらに各自動販売機備え付けの送信
装置から各ルートカーに備え付けの無線受信機に各自動
販売機のラックにおける各製品種類に対する空き数量の
最新データが無線によって送られ、そのデータにより前
記ルートカーに備え付けの積換機が各自動販売機の必要
な製品の種類のカセットケースの数量の修正置き換えを
行い、それぞれの自動販売機の要求に合った前記カセッ
トケースを、それぞれの自動販売機の空のカセットケー
スと取り替えるようにしてなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。
【0008】更に本発明は、飲料等の壜詰・缶詰製品を
小売店に配送する飲料製品等の搬送方法において、製造
工場又は製品倉庫から製品配送センタに、壜詰・缶詰製
品の種類別に収納した大通い箱が送られ、一方各小売店
備え付けの送信装置から販売種類と数量のデータが有線
又は無線によって前記製品配送センタに備え付けのオン
ライン製品配送管理装置にデータ転送され、このデータ
に基づき前記配送センタに備え付けの詰換機が、大通い
箱から製品を取出し、各小売店に必要な製品の種類と数
量をリターナブルのカセットケース又は小通い箱に詰め
換えを行い、各小売店の地域を巡回するルートカーに、
到着順に合わせて前記カセットケース又小通い箱を積載
し、それぞれの小売店の要求にマッチした前記カセット
ケース又は小通い箱をそれぞれの小売店に届け、空のカ
セットケース又は小通い箱を持ち帰るようにしてなるも
ので、これを課題解決のための手段とするものである。
【0009】また本発明は、前記小通い箱をルートカー
に種類別に積み込み、ルートカーが移動中に、さらに各
小売店備え付けの送信装置から各ルートカーに備え付け
の無線受信機に各小売店の販売種類と数量の最新データ
が無線によって報告され、その報告により前記ルートカ
ーに備え付けの積換機が指令を受け、同積換機は各小売
店の必要な製品の種類のカセットケース又は小通い箱の
数量の修正置き換えを行い、それぞれの小売店の要求に
合った前記カセットケース又は小通い箱をそれぞれの小
売店に届け、空のカセットケース又は小通い箱を持ち帰
るようにしてなるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。
【0010】
【作用】製品配送センタのオンライン製品配送管理装置
に各自動販売機の最新の販売データが届けられ、そのデ
ータに基づいて製品配送管理装置から自動詰換機に指令
が行き、同自動詰換機によって各自動販売機に必要な種
類と数量の製品がカセットケースに詰められ、ルートの
順にルートカーに積載される。この作業においては、ル
ートカーの移動以外は殆ど人手は不要である。ルートカ
ーがルート順に従い自動販売機のロケーションに到着す
ると、ルートカードライバーはルートカーに収容してあ
る製品入りのカセットケースを先頭から取り出せば、そ
れが其処の自動販売機に必要な製品入りカセットケース
であり、同カセットケースを製品種類をチェックしなが
ら自動販売機の空のカセットケースと取り替えるだけで
補給は終了する。空のカセットケースは製品配送センタ
に持ち帰り同センタにおいて次の製品詰め換えに使用す
る。
【0011】また請求項2の発明では、前記の製品配送
センタにおいて、各自動販売機に必要な種類と数量の製
品の合計を選び出し、自動詰換機によって各自動販売機
に必要な製品の種類のカセットケースの数量が詰め換え
られ、ルート順にルートカーに積載されるところまでは
前記と同様である。さらにルートカーが移動中に、巡回
ルートに設置されている各自動販売機の販売種類と数量
の最新記録が無線によって直接ルートカーの受信機に報
告され、同ルートカーに積み込まれた積換機により、次
に到着するロケーションの自動販売機に必要な種類の製
品のカセットケースの数量を取出口の位置に置き換え
る。この後の処理は前記と同様の作業であるが、このよ
うに最新のデータに基づいてカセットケースを取出せ
ば、自動販売機における補給の種類と数量を誤ることが
無くなり、無駄な手間を省くことができる。
【0012】さらに請求項3の発明では、製品配送セン
タのオンライン製品配送管理装置に各小売店の最新の発
注データが届けられ、そのデータに基づいて製品配送管
理装置から自動詰換機に指令が行き、同自動詰換機によ
って小売店に必要な製品の種類のカセットケース又は小
通い箱の数量が詰められ、ルートの順にルートカーに積
載される。この作業においては、ルートカーの移動以外
は殆ど人手は不要である。ルートカーがルート順に従い
小売店に到着すると、ルートカードライバがそれぞれの
小売店の注文通りの製品入りカセットケース又は小通い
箱をそれぞれの小売店に届け、空のカセットケース又は
小通い箱は製品配送センタに持ち帰り、同センタにおい
て次の製品詰め換えに使用する。
【0013】また請求項4の発明では、製品配送センタ
のオンライン製品配送管理装置に各小売店の予想発注デ
ータが届けられ、そのデータに基づいて製品配送管理装
置から自動詰換機に指令が行き、同自動詰換機によって
各小売店に必要な製品の種類のカセットケース又は小通
い箱の数量が詰められ、ルートカーに積載される所まで
は請求項3の発明と同様である。またルートカーが移動
中に、さらにルートカーの巡回ルートに位置する小売店
から、同小売店が発注する製品種類と数量の最新データ
が無線によって直接ルートカーに報告され、同ルートカ
ーに積み込まれた積換機において、次に到着する小売店
の発注する製品の種類のカセットケース又は小通い箱の
数量が選択され、ルートカーの製品取出口の位置に置き
換えられる。ルートカーがルート順に従って小売店に到
着すると、ルートカードライバがそれぞれの小売店の注
文通りの製品入りのカセットケース又は小通い箱を、そ
れぞれの小売店に届けることができる。その後の作業は
前記と同様である。
【0014】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1は本発明の第1実施例を示し、飲料等の壜詰・
缶詰製品を自動販売機に配送する方法と、小売店に配送
する方法とが共通のルートカーを使用して同時に行われ
ている例を示す。図1において、飲料製造工場において
容器に充填された飲料製品10は、パレタイザ1により
壜詰・缶詰製品を種類毎に立てて仕切り板上に並べ、こ
れを縦方向に数段積み上げて大通い箱2に収納する。そ
してこの種類の異なった製品(A,B,C,Dで種類を
区別する)を収容した数個の大通い箱2がトラック3に
積み込まれ、製品配送センタに送られる。
【0015】製品配送センタに備えられた製品配送管理
装置11は、各自動販売機8備え付けのPOS送信機1
2と有線又は無線でオンライン結合されている。また同
配送管理装置11は各小売店のPOS端末機13とも有
線又は無線でオンライン結合されている。各自動販売機
及び小売店の販売種類と数量のデータが製品配送管理装
置に報告され、その報告に小売店の発注数量が加味され
て、前記配送センタに備え付けの詰換機4が指令を受
け、大通い箱2から製品10を取出し、各自動販売機8
及び小売店に必要な製品10の種類と数量を、ルートカ
ー6が走行するルートに所在する自動販売機8と小売店
の到着順に合わせて、リターナブルのカセットケース7
に詰め換えを行う。さらにカセットケース7を数個纏め
て収納箱5に収める(この際小売店向けにカセットケー
ス7を使用せず、図示しない直接小通い箱に製品を詰め
て供給する場合もある)。ルートカー6がルートに従っ
て製品を配送するとき、各自販機8と別売店向に各製品
入りのカセットケース7が数個纏められた収納箱5は、
ルートカー6の到着順に合わせて積み込んであるので、
収納箱5は直ぐ取り出せる。ルートカー6が自動販売機
8の設置位置に到着すると、ルートカードライバーはル
ートカー6の収容棚から収納箱5を決められた位置から
取出し、自動販売機8に運んで自動販売機8の蓋を開
き、収納箱5に収められたカセットケース7を製品種類
をチェックしながら自動販売機8の空のカセットケース
7と取り替えるだけで補給は終了する。空のカセットケ
ース7は製品配送センタに持ち帰り、同センタにおいて
次の製品の詰め換えに使用する。
【0016】次にルートカー6がルート順に従って小売
店に到着すると、ルートカードライバがそれぞれの小売
店の注文通りの製品入りのカセットケース7が収納され
た収納箱5、又は図示しない小通い箱をそれぞれの小売
店に届け、ときにはショウケース9に製品を補給し、空
のカセットケース7及び収納箱又は小通い箱は製品配送
センタに持ち帰り、同センタにおいて次の製品詰め換え
に使用する。このようにこの配送工程においては、ルー
トカー6の移動及びカセットケース7及び収納箱5又は
小通い箱の運搬と取替え以外は殆ど人手は不要である。
【0017】次に図2及び図3の第2実施例は、飲料等
の壜詰・缶詰製品を自動販売機への配送と、小売店への
配送とを共通のルートカーを使用して同時に行っている
例を示す。この第2実施例は前記第1実施例における有
線又は無線によるオンラインの販売種類と数量報知及び
発注システムを、自動販売機8及び小売店とルートカー
16との間にも設け、最新の製品必要種類と数量を無線
でルートカーのドライバーに知らせ、ルートカー16上
でカセットケース7の移動を行って取出しを容易とし、
手間を省くようにしたものである。
【0018】図2において詰換機4までの工程は、第1
実施例と同じであるため詳細な説明は省略する。この実
施例においても、各自動販売機8及び小売店の販売種類
と数量の記録が製品配送管理装置11に報告され、その
報告に小売店の発注数量が加味されて、前記配送センタ
の備え付けの詰換機4が指令を受け、大通い箱2から製
品10を取出し、各自動販売機8及び小売店に必要な製
品10の種類と数量を、ルートカー16が走行するルー
トに所在する自動販売機8と小売店の到着順に合わせて
リターナブルのカセットケース7に詰め換えを行い、ル
ートカー16に荷下ろしの順に積載を行うことは第1実
施例の場合と同様である。
【0019】ルートカー16が移動中に、ルートカー1
6の巡回ルートに位置する自動販売機8のPOS送信機
12と小売店のPOS端末機13から自動販売機8の製
品ラックの空き状態と小売店が発注する製品種類と数量
の最新データとが、無線によって直接ルートカー16の
POS受信機に報告され、同ルートカー16に積み込ま
れた積換機により、次に到着する自動販売機8又は小売
店の発注する製品の種類と数量のカセットケース7を収
めた収納箱5、又は小通い箱の内容が修正されてルート
カー16の製品取出口の位置に置き換えられる。ルート
カー16がルート順に従って自動販売機8又は小売店に
到着すると、ルートカードライバがそれぞれの小売店の
注文通りの製品入りカセットケース7を収めた収納箱5
又は小通い箱をそれぞれの小売店に届け、空のカセット
ケース7又はは小通い箱は製品配送センタに持ち帰り、
同センタにおいて次の製品詰め換えに使用する。
【0020】このようにこの配送工程においても、ルー
トカー16の移動及びカセットケース7の運搬と取替え
以外は殆ど人手は不要であり、自動販売機8又は小売店
において製品がルートカー16に積み込まれた後でも、
必要な製品の種類と数量の変更の要求に応じて、移動中
に自動積み替えをすることができ、時間のロスもなくな
る。図3はルートカー16の1例を示したもので、17
は自動販売機8及び小売店のPOS端末機13と無線で
オンラインに結ばれている受信機である。この受信機1
7に自動販売機8の製品ラックの空き状態と、小売店が
発注する製品種類と数量の最新データとが転送される。
【0021】そしてそのデータにより、収納箱5の中に
収められたカセットケース7を入れ代えねばならなくな
った場合、ルートカー16に取り付けられた縦走行装置
26、横走行装置22及び把持装置23よりなるカセッ
トケース交換装置28が、把持装置23により収納箱5
の不必要になったカセットケースを抜き取り、各製品を
ストックしたカセットストックヤード27のカセットポ
ケット24に縦走行装置26、横走行装置22で運び、
同カセットストックヤード27から追加しなければなら
ない製品のカセットケース7を把持装置により抜き取
り、縦走行装置26、横走行装置22で、必要な収納箱
5に運び入れ代える。ここでカセットストックヤード2
7のカセットポケット24は、各製品のカセットケース
7を収納して図示しないロータ駆動装置によって適宜移
動できるようになっている。また制御装置25は図示し
ないエンコーダ等の位置検出装置によりカセットストッ
クヤード27のカセットポケット24の位置及び収納箱
5の位置を記憶しておき、予めインプットされた収納箱
5内のカセットケース7の製品名及びカセットストック
ヤード27のカセットポケットの製品を記憶しておき、
前記受信機17からのデータに基づき、どれとどれを交
換及び追加したらよいかを、カセットケース交換装置2
8に指令し、さらにカセットポケット24及び収納箱5
の駆動指令を出すものである。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明の配送シ
ステムでは、配送する製品の受注データが、小売店又は
自動販売機からオンラインで配送センタに送られ、その
最新の受注データに基づいて配送順路毎の自動荷積みが
為されるので、特急の追加や種類変更等の依頼にも対応
することができ、余分な製品の荷積みを回避できる。ま
たルートカーが小売店又は自動販売機のロケーションに
到着後、直ちにルートマンは受注通りの製品を小売店に
渡し、また自動販売機に対してその必要補給量を直ちに
取出すことができるので、時間のロスがなくなる。更に
小売店からの受注、或いは自動販売機の補給必要種類と
数量はオンラインで直接配送センタに報告されるので、
ルートマンと別の部所の人が電話や訪問により処理する
必要はない。またルートカーに直接必要な製品の種類と
数量を無線連絡し、ルートカーに備付けの積換機で最寄
りの小売店或いは自動販売機に必要な製品の積換えを行
う方式は最新の発注データに対応でき、より一層的確な
製品補充ができ、ルートマンの手間と労力の節減とな
る。自動販売機においては、製品は種類別にカセットケ
ースに収容されているので、これを空のカセットケース
と取り替えるだけでよく、段ボールケースの場合のよう
な手間と労力はかからない。また自動販売機内の製品種
類列を換えたいときは、カセットケースより下部のラッ
クに収納されている製品を排出する手間だけあればよ
く、多くの手間の節減となる。またカセットケースはリ
ターナブルであるので、従来の段ボールケースの場合の
ように使い捨てによる資源の無駄使いはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る配送システムを示す
説明図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る配送システムを示す
説明図である。
【図3】図2の配送システムに使用するルートカーの斜
視図である。
【符号の説明】
1 パレタイザ 2 大通い箱 4 詰換機 5 収納箱 6 ルートカー 7 カセットケース 8 自動販売機 10 飲料製品 11 オンライン配送管理装置 12 POS送信機 13 POS端末機 16 ルートカー 17 POS受信機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料等の壜詰・缶詰製品を自動販売機に
    配送する飲料製品等の配送方法において、製造工場又は
    製品倉庫から製品配送センタに、壜詰・缶詰製品を種類
    別に収納した大通い箱が送られ、一方各自動販売機備え
    付けの送信装置から販売種類と数量データが有線又は無
    線によって、前記製品配送センタに備え付けのオンライ
    ン製品配送管理装置にデータ転送され、このデータに基
    づき自動で前記配送センタに備え付けの詰換機が大通い
    箱から製品を取出し、各自動販売機に必要な製品の種類
    と数量をリターナブルのカセットケースに詰め換えを行
    い、各自動販売機の地域を巡回するルートカーに、到着
    順に合わせて前記カセットケースを積載し、それぞれの
    自動販売機の要求に合った前記カセットケースをそれぞ
    れの自動販売機の空のカセットケースと取り替えること
    ができるようにしたことを特徴とする飲料製品等の配送
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の飲料製品等の配送方法に
    おいて、各自動販売機の地域を巡回するルートカーに前
    記カセットケースを積載した後、ルートカー移動中に、
    さらに各自動販売機備え付けの送信装置から各ルートカ
    ーに備え付けの無線受信機に各自動販売機のラックにお
    ける各製品種類に対する空き数量の最新データが無線に
    よって送られ、そのデータにより前記ルートカーに備え
    付けの積換機が各自動販売機の必要な製品の種類のカセ
    ットケースの数量の修正置き換えを行い、それぞれの自
    動販売機の要求に合った前記カセットケースを、それぞ
    れの自動販売機の空のカセットケースと取り替えること
    ができるようにしたことを特徴とする飲料製品等の配送
    方法。
  3. 【請求項3】 飲料等の壜詰・缶詰製品を小売店に配送
    する飲料製品等の配送方法において、製造工場又は製品
    倉庫から製品配送センタに、壜詰・缶詰製品の種類別に
    収納した大通い箱が送られ、一方各小売店備え付けの送
    信装置から販売種類と数量のデータが有線又は無線によ
    って前記製品配送センタに備え付けのオンライン製品配
    送管理装置にデータ転送され、このデータに基づき前記
    配送センタに備え付けの詰換機が、大通い箱から製品を
    取出し、各小売店に必要な製品の種類と数量をリターナ
    ブルのカセットケース又は小通い箱に詰め換えを行い、
    各小売店の地域を巡回するルートカーに、到着順に合わ
    せて前記カセットケース又小通い箱を積載し、それぞれ
    の小売店の要求にマッチした前記カセットケース又は小
    通い箱をそれぞれの小売店に届け、空のカセットケース
    又は小通い箱を持ち帰ることができるようにしたことを
    特徴とする飲料製品等の配送方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の飲料製品等の配送方法に
    おいて、前記小通い箱をルートカーに種類別に積み込
    み、ルートカーが移動中に、さらに各小売店備え付けの
    送信装置から各ルートカーに備え付けの無線受信機に各
    小売店の販売種類と数量の最新データが無線によって報
    告され、その報告により前記ルートカーに備え付けの積
    換機が指令を受け、同積換機は各小売店の必要な製品の
    種類のカセットケース又は小通い箱の数量の修正置き換
    えを行い、それぞれの小売店の要求に合った前記カセッ
    トケース又は小通い箱をそれぞれの小売店に届け、空の
    カセットケース又は小通い箱を持ち帰ることができるよ
    うにしたことを特徴とする飲料製品等の配送方法。
JP919294A 1994-01-31 1994-01-31 飲料製品等の配送方法 Withdrawn JPH07220145A (ja)

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