JP2003296821A - 調剤薬局店舗運営支援方法 - Google Patents

調剤薬局店舗運営支援方法

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JP2003296821A
JP2003296821A JP2002102485A JP2002102485A JP2003296821A JP 2003296821 A JP2003296821 A JP 2003296821A JP 2002102485 A JP2002102485 A JP 2002102485A JP 2002102485 A JP2002102485 A JP 2002102485A JP 2003296821 A JP2003296821 A JP 2003296821A
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Hiroyuki Shima
宏幸 島
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KATABAMI MANAGEMENT SERVICE CO Ltd
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KATABAMI MAN SERVICE CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調剤薬局での処方箋調剤業務を簡単かつ効率
良く処理できるようにすること。 【解決手段】 調剤薬局支援システムは、POSシステ
ム11とレセコン12とICカード発行機13を備えて
おり、商品には商品情報を表すバーコード40が貼付さ
れている。患者10から処方箋30を受け取るとそれに
従って薬剤を取り揃え、携帯型入力装置15のスキャナ
15aでバーコード40を読み込むと共に数量をテンキ
ー15bから入力する。POSレジスタ14では患者1
0の所持するICカード20を読み込むと共に携帯型入
力装置15から処方した薬剤情報を読み込みこれらをレ
セコン12に転送する。レセコン12ではこれらの情報
に基づき薬剤の請求金額を算出してPOSレジスタ14
に転送する。POSレジスタ14では請求金額を表示し
清算処理を行いレシートと共に薬剤を患者10に渡す。
バーコード情報及びICカード情報に基づき薬歴管理・
保険請求処理業務と入出金処理等を連動して行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調剤薬局店舗にお
ける処方箋調剤業務、在庫管理および財務帳簿業務など
を相互に連動させて処理可能な調剤薬局店舗運営支援P
OSシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】調剤薬局では処方箋に基づく調剤業務が
行われる。この業務は、病院または診療所が薬を提供し
ない院外処方であり、処方箋が患者から渡されると、薬
剤師は処方箋に記載された薬剤を調剤して患者に渡すと
同時に、費用請求を行う。費用請求は、処方箋の記載に
基づき、調剤基本料などの基本料、技術料、薬剤料の点
数を計算し、この点数計算に基づいて患者一部負担とな
る請求金額を算出することを処理内容としている。ま
た、月末になると、医療報酬明細書(レセプト)の作成
も行っている。かかる費用請求処理は煩雑であるので、
それを処理するためのソフトウエアが搭載されたレセプ
トコンピュータ(レセコン)と呼ばれるシステムが一般
に利用されている。
【0003】ここで、調剤薬局では、このような処方箋
調剤業務を行うと共に、処方用の医家向け医薬品、風邪
薬・ドリンク剤などの一般医薬品、化粧品や洗剤などの
一般雑貨品などを置いており、取り扱い商品の幅が広い
ので、在庫管理も煩雑である。さらに、調剤薬局によっ
ては掛売りをしているところもあり、この場合には取引
先管理も必要である。これらの処理は、一般には、PO
Sシステムを用いて、商品の入出金管理、在庫管理など
が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、一般の
調剤薬局では、医薬品の販売などの入出金管理や在庫管
理はPOSシステムを通じて行っており、それに付随し
た患者管理およびレセプト作成業務などはレセコンと呼
ばれる専用の患者管理・保険請求システムを用いて行っ
ている。また、財務管理については別個の財務帳簿シス
テムを用いて行っているのが現状である。
【0005】しかしながら、入出金管理・在庫管理業務
と、患者管理・保険請求業務と財務管理業務とが別個独
立のシステムにより行われているので、一つの医薬品に
ついて取引が発生すると、それぞれのシステムにデータ
を入力して個別に管理する必要がある。従って、同一の
取引についてデータ入力が複数回発生し、また、各シス
テムにおいて個別に管理が行われているので、入力処理
が煩雑であり、管理業務が非効率であるという問題点が
ある。
【0006】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
患者管理・保険請求システムと在庫管理システムを連動
させ、調剤薬局店舗における業務の効率化を達成可能な
POSシステムを利用した調剤薬局店舗運営支援方法を
提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、医薬品を含む商品の販売に関する入出
金処理を行うPOSシステムと、医家向け医薬品の処方
箋調剤業務に関する患者管理・保険請求業務処理を行う
ためのレセプトコンピュータとを用いた調剤薬局店舗運
営支援方法であって、本人確認情報および保険証情報を
記憶保持したICカードを顧客に発行し、取り扱い商品
あるいはその包装に当該商品を特定するための情報をバ
ーコードの形態で貼り付け、顧客から受け取った処方箋
に従って処方した商品のバーコード情報を当該商品の数
量と共に前記POSシステムに読み込み、前記顧客から
受け取ったICカード情報を前記POSシステムに読み
込み、当該POSシステムにより、バーコード情報およ
びICカード情報を対応付けし、対応付けした前記バー
コード情報およびICカード情報を前記POSシステム
から前記レセプトコンピュータに転送することを特徴と
している。
【0008】ここで、携帯型バーコードリーダを用い
て、前記バーコード情報の読み込み、および前記商品の
数量入力を行うと便利である。
【0009】また、前記レセプトコンピュータは、前記
POSシステムから受け取った前記バーコード情報およ
びICカード情報に基づき、薬歴管理情報の更新を行う
と共に薬剤説明書の出力処理を行うようにしている。
【0010】さらに、前記POSシステムは、読み込ま
れた前記バーコード情報に基づき、取り扱い商品毎に、
在庫量が予め設定されている発注点以下になったか否か
を検出し、発注点切れの取り扱い商品を検出すると、予
め設定されている仕入れ先に対して当該商品のオンライ
ン発注処理を行うことが望ましい。
【0011】このような在庫管理は、外部管理システム
において行うようにしてもよい。この場合には、POS
システムを通信回線を介して外部管理システムに接続し
ておき、読み込んだバーコード情報をPOSシステムに
転送して、外部管理システムにおいて発注点管理などを
行うようにすればよい。
【0012】本発明の方法では、商品情報をバーコード
情報として入力し、患者あるいは客情報をICカード情
報として読み込み、これらの情報をPOSシステムの側
からレセコンに転送して、請求金額を算出させ、算出し
た請求金額をPOSシステムに取り込み、精算処理を行
っている。従って、処方箋に記載の薬剤およびその数
量、および患者あるいは顧客情報(保険証コードなど)
をPOSシステムとレセコンそれぞれにおいて別個に入
力して、入出金管理と、薬歴・保険請求業務処理とを別
個に行う場合に比べて、簡単かつ効率良く処方箋調剤業
務処理を行うことが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した調剤薬局店舗運営支援POSシステムの一例を
説明する。
【0014】(システム概略構成)図1は本例の調剤薬
局店舗運営支援POSシステムの全体構成図である。本
例の調剤薬局店舗運営支援POSシステム(以下、単
に、「調剤薬局支援システム」と呼ぶものとする。)1
は、各調剤薬局2に設置されているコンピュータから構
成されている調剤薬局側処理装置3を備えており、各調
剤薬局側処理装置3は、インターネットなどの通信回線
ネットワーク4を介して、取り扱い商品の各卸5に設置
されているコンピュータシステムからなる卸側処理装置
6に接続可能となっている。また、業務委託会社7に設
置されたコンピュータシステムからなる委託会社側処理
装置8(外部管理システム)を介して、所定の卸側処理
装置6に接続可能となっている。
【0015】調剤薬局側処理装置3は、POSシステム
11と、レセコン12と、ICカード発行機13を備え
ている。ICカード発行機13はPOSシステム11に
組み込むことも可能である。POSシステム11は、P
OSレジスタ14と、ここに着脱可能に装着されている
携帯用入力装置15(バーコードリーダ)を備えてお
り、POSレジスタ14はコンピュータを中心に構成さ
れ、入出金処理機能16と、取り扱い商品の在庫管理機
能17と、財務帳簿機能18を備えている。入出金処理
機能16は一般のPOSレジスタと同様であり、在庫管
理機能17は、医家向け医薬品、化粧品、雑貨などの在
庫データを保持し、POSレジスタ14を経由して販売
された商品数量を在庫データから減算し、各商品が発注
点を切ると、決まっている仕入れ先に対してオンライン
発注処理を行うものである。財務帳簿機能18は、PO
Sレジスタ14における売掛金を管理し、当該POSシ
ステムのデータと共に自動的に帳簿付けを行う機能であ
る。さらに、POSレジスタ14には取り扱い商品の値
付けマスター管理機能19も備わっている。一方、レセ
コン12は、病院から発行された処方箋に基づき、患者
の薬歴管理処理を行うと共に保険点数計算を行って保険
請求処理を行う患者管理・保険請求機能が搭載されたコ
ンピュータシステムである。
【0016】ここで、図2に示すように、各調剤薬局2
における在庫・売掛・買掛管理を業務委託会社7に設置
されている委託会社側端末装置8の側において一括処理
するようにシステムを構築することも可能である。この
場合には、各調剤薬局2の調剤薬局側装置3からの販売
時点管理情報がネットワークを介して委託会社側端末装
置8に転送され、当該委託会社側端末装置8において、
各調剤薬局2における在庫管理や商品の自動発注処理が
行われる。
【0017】次に、本例の調剤薬局支援システム1で
は、顧客(患者)10に対してICカード20を発行す
るようにしている。ICカード20の発行はICカード
発行機13によって行われる。ICカード20には、顧
客の本人識別情報21および保険証コード22が記録保
持されている。また、各調剤薬局2の側では、取り扱い
商品には、その収納棚、その包装の外箱などに商品情報
を記憶したバーコード40が貼り付けられている。
【0018】(調剤入力処理)このように構成した本例
の調剤薬局支援システム1を利用した各調剤薬局2にお
ける調剤入力処理を説明する。
【0019】例えば、図3を参照して、病院9から発行
される処方箋30を所持した患者10が、調剤薬局2を
訪れて調剤を依頼した場合の処理を説明する。この場
合、患者10は、処方箋30と共にICカード20を調
剤薬局2の店員に渡す(矢印a1)。調剤薬局2の側で
は、調剤受付(ボックスb1)を行い、受け取った処方
箋30およびICカード20に基づき処方箋調剤業務を
行う。処方する薬剤の取り揃えは、POSレジスタ14
に取り付けられている携帯型入力装置15を取り外し
て、この携帯型入力装置15のスキャナ15aを用いて
処方する薬剤のバーコード40を読み込み、また、薬剤
の数量をテンキー15bを介して入力する(矢印a2、
a3)。
【0020】薬剤の取り揃えを終了した後は、携帯型入
力装置15を再びPOSレジスタ11の装着部に装着す
る(矢印a4、a5)。携帯型入力装置15をPOSレ
ジスタ15の装着部に戻すと、携帯型入力装置15に読
み込まれているバーコード情報および入力数量がPOS
レジスタ14に読み込まれる。換言すると、処方した薬
剤の種類を表す薬品コードおよび数量がPOSレジスタ
14に読み込まれる。
【0021】ここで、POSレジスタ14はICカード
リーダ14aを備えており、患者10から受け取ったI
Cカード20は店員によってICカードリーダ14aの
カードスロットに挿入され、ICカード情報がPOSレ
ジスタ14に読み込まれている(矢印a6、a7)。換
言すると、患者名などの本人識別情報および保険証コー
ドが読み込まれている。
【0022】従って、携帯型入力装置15がPOSレジ
スタ14の装着部に装着されて処方した薬剤の種類およ
び数量が読み込まれると、POSレジスタ14の入出金
処理機能16により、処方した薬剤の金額が算出され
る。
【0023】この入出金処理と同時に、POSレジスタ
14からは、入力された薬品コードおよび数量がレセコ
ン12に転送される(矢印a8)。レセコン12におい
て、患者10に関する必要データの入力が行われる。服
用法、指導料、科、処方日、調剤日、医師名(医療機
関)が入力される。レセコン2では、POSレジスタ1
4から供給された患者情報(患者番号および保険証コー
ド)および処方した薬剤情報(薬品コードおよび数量)
と、入力された必要データとに基づき、患者管理処理お
よび保険請求処理を行う。すなわち、該当する患者番号
に対応して記憶保持されている当該患者の薬歴管理情報
を更新する。また、保険点数計算処理などを行ない、薬
歴管理データおよび薬剤説明書がプリントアウトされ
る。また、処方した薬剤の請求金額が計算される。
【0024】算出された請求金額はPOSレジスタ14
に転送され(矢印a8)、POSレジスタ14では、当
該請求金額を表示画面14bに表示する。この後は、入
出金処理(精算)(ボックスb2)を行い、レシート4
2および処方した薬剤43を薬剤説明書などと共に患者
10に渡す(矢印a9、a10)。
【0025】このように本例の調剤薬局システム1で
は、POS14の携帯型入力装置15によって、処方す
る薬剤情報(薬品コードおよび数量)が入力される。ま
た、ICカード20を読み取ることにより、患者情報
(患者番号および保険証コード)が入力される。これら
の情報は、POSレジスタ14からレセコン12に自動
転送されるので、レセコン12の側においては、これら
の患者情報および処方した薬剤情報を改めてキーボード
などを介して入力する必要がなく、それ以外の必要事項
を入力するだけでよい。また、レセコン12で算出され
た請求金額がPOSレジスタ14に転送され、これに基
づきPOSレジスタ14では精算処理を行うようにして
いる。したがって、処方箋による調剤業務処理を、PO
Sシステムおよびレセコンを連携させた形態で行うこと
ができ、これらが単独で稼動している従来のシステム構
成に比べて、処方箋調剤業務処理を効率良くしかも簡単
に行うことが可能になる。
【0026】なお、新規の客の場合には、ICカード2
0を所持していないので、新規の客に割り当てた患者番
号および保険証コードをPOSレジスタ14に店員が入
力することになる。また、ICカード発行機13によっ
て、ICカード20を新規の客に対して発行することに
なる。
【0027】(入出金・在庫管理)次に、図4は店頭で
現金販売の流れを示す説明図である。新規の客が来店し
て風邪薬・ドリンク剤などの一般医薬品や化粧品などを
購入する場合(OTC現金販売)には、店員51は受付
で注文を受けて、商品棚から商品を取り揃え、POSレ
ジスタ14で商品の販売代金の現金精算処理を行う。あ
るいは、客が商品陳列棚から商品を取り出して受付に出
すと、POSレジスタ14において商品販売代金の現金
精算処理を行う。そして、レシートおよび商品を客10
に渡す。これと共に、新規の客の場合には、本人識別情
報を記録したICカード20を発行する。
【0028】図5は本例のシステム1における売掛管理
処理を示す説明図である。商品の注文を電話、あるいは
来店によって受け付けると、あるいは営業活動により受
注を受けると(矢印a11、a12、a13)、商品の
取り揃えを行い(矢印a14、15)、売上げデータを
売掛管理モードに設定したPOSレジスタ14に入力す
る(矢印a17)。POSレジスタ14から納品書を発
行して(矢印a18)、商品と共に発注先に納品する
(矢印a19)。この場合、POSレジスタ14におい
て、各種販売統計データを作成すると共に(ブロックb
11)、請求書を発注先に送付し(矢印a20)、請求
金額を回収する毎に(矢印a21)、売掛金の消し込み
を行う(ブロックb12)。
【0029】(買掛・在庫管理)次に、図6には本例の
システム1における買掛・在庫管理処理を示してある。
買掛管理では、仕入れ先(卸5など)から請求書を受け
取ると(矢印a25)、POSレジスタ14の入出金処
理機能16における買掛処理機能を起動して、仕入れデ
ータの更新を行い(ブロックb15)、また、各種仕入
れ統計データの更新も行う(ブロックb16)。支払い
処理(ブロックb17)を行った後(矢印a26)も、
それに伴う仕入れデータおよび各種仕入れ統計データの
更新を行う。
【0030】次に、在庫管理では、POSレジスタ14
の在庫管理機能17によって各商品についての適正在庫
数管理が行われている。すなわち、各商品の在庫点数が
POSレジスタ14によって管理されており、販売され
た数量だけ在庫点数から減算される。また、各商品毎に
発注点管理が行われており、発注点を切ると、仕入れ先
に対して、自動的にファクシミリにより所定量の商品の
発注書が送付される。あるいは電子メールなどの形態で
のオンライン発注が行われる(矢印a27)。
【0031】注文を受け取った卸5が商品を納入する際
(矢印a28)には、バーコード付きの納品書が発行さ
れ、また、各商品には商品コードを表すバーコードが貼
付されている。調剤薬局2の側では、POSレジスタ1
4の携帯型入力装置15のスキャナによって入荷データ
を読み込むか、あるいは納品書に記載されている発注番
号を入力することにより、検品を行う(ボックスb1
8、19)。そして、POSレジスタ14によって、棚
卸データに基づき、入荷消し込み(在庫繰り入れ・買掛
管理処理)を行う(矢印a29、30)。
【0032】ここで、図7には、本例のシステム1にお
けるレセコン連動処理および在庫管理におけるデータの
流れの概要を示してある。この図を参照して説明する
と、本例のシステム1では、POSレジスタ14に薬剤
情報(バーコード情報)および患者情報(ICカード情
報)が入力されるが(矢印b30)、入力される薬剤使
用量は例えばJANコードとされ(ブロックb31)、
調剤薬コード変換(厚生省コード)が行われ(ブロック
b32)、これがレセコン12に転送される。レセコン
12では転送された情報と、薬剤使用量以外の入力情報
(ブロックb33)とに基づき、調剤薬引当処理(ブロ
ックb34)を行う。このように、本例では、POSレ
ジスタ14の側からレセコン12の側に処方した薬剤情
報を転送するので、薬品包装単位別に管理している同種
類の薬品であってもレセコン上に必要な薬品コードを送
ることができる。
【0033】一方、POSレジスタ14の在庫管理機能
17は、入力された薬剤使用量に基づき在庫引当処理
(ブロックb35)を行い、また、必要な場合には、発
注データ作成処理(ブロックb36)および発注処理
(ブロックb37)を行う。なお、発注データは、例え
ば、バラ数を箱(ケース)単位に換算して発注するよう
に、作成される。
【0034】(その他の実施の形態)上記のシステムで
は、売掛・買掛管理および在庫管理を各調剤薬局2のP
OSシステムにより行うようにしている。この代わり
に、例えば、売掛・買掛管理データ、在庫管理データを
業務委託会社側処理装置8にリアルタイムあるいは定期
的に転送して、業務委託会社7の側において管理し、当
該業務委託会社7によって発注管理などを行うようにし
てもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、医薬品
を含む商品の販売に関する入出金処理を行うPOSシス
テムと、医家向け医薬品の処方箋調剤業務に関する患者
管理および保険請求業務を行うためのレセコンとを用い
た調剤薬局店舗運営支援方法において、取り扱い商品を
バーコードを用いて表し、顧客にICカードを発行し、
処方箋の調剤に当たっては、バーコードを読み込みなが
ら処方する薬剤の取り揃えを行い、読み込まれた商品情
報を、ICカード情報と共にレセコンに転送して、薬歴
管理および保険請求処理を行わせ、レセコンにより算出
した処方薬剤の請求金額をPOSレジスタに転送して、
精算処理を行うようにしている。
【0036】従って、本発明によれば、POSレジスタ
とレセコンを連動させながら処方箋調剤業務を行うこと
ができるので、当該業務処理を、重複した入力操作を行
うことなく簡単かつ効率良く行うことが可能になる。
【0037】また、本発明では、レセコンによる患者管
理・保険請求処理と共に、在庫管理処理および財務帳簿
処理も連動して行うシステムを簡単に構築できるという
効果も得られる。
【0038】したがって、本発明によれば、処方箋調剤
業務を行う調剤薬局店舗の運営に伴う負担を軽減するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した調剤薬局支援システムの全体
構成図である。
【図2】図1のシステムの変形例を示す全体構成図であ
る。
【図3】図1のシステムにおける調剤入力処理動作を示
す説明図である。
【図4】図1のシステムにおけるOTC現金販売処理を
示す説明図である。
【図5】図1のシステムにおける売掛管理処理を示す説
明図である。
【図6】図1のシステムにおける買掛・在庫管理処理を
示す説明図である。
【図7】図1のシステムにおけるPOSシステムとレセ
コンの連動、および在庫管理処理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 調剤薬局店舗運営支援POSシステム 2 調剤薬局 3 調剤薬局側処理装置 4 ネットワーク 5 卸 6 卸側処理装置 7 業務委託業者 8 委託業者側処理装置 9 病院 10 患者 11 POSシステム 12 レセコン 13 ICカード発行機 14 POSレジスタ 15 携帯型入力装置 15a スキャナ 15b テンキー 16 入出金管理機能 17 在庫管理機能 20 ICカード 30 処方箋 40 バーコード 51 店員
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月9日(2002.5.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図7】
【図5】
【図6】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医薬品を含む商品の販売に関する入出金
    処理を行うPOSシステムと、医家向け医薬品の処方箋
    調剤業務に関する患者管理・保険請求業務処理を行うた
    めのレセプトコンピュータとを用いた調剤薬局店舗運営
    支援方法であって、 本人確認情報および保険証情報を記憶保持したICカー
    ドを顧客に発行し、 取り扱い商品あるいはその包装に当該商品を特定するた
    めの情報をバーコードの形態で貼り付け、 顧客から受け取った処方箋に従って処方した商品のバー
    コード情報を当該商品の数量と共に前記POSシステム
    に読み込み、 前記顧客から受け取ったICカード情報を前記POSシ
    ステムに読み込み、 当該POSシステムにより、バーコード情報およびIC
    カード情報を対応付けし、 対応付けした前記バーコード情報およびICカード情報
    を前記POSシステムから前記レセプトコンピュータに
    転送することを特徴とする調剤薬局店舗運営支援方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 携帯型バーコードリーダを用いて、前記バーコード情報
    の読み込み、および前記商品の数量入力を行うことを特
    徴とする調剤薬局店舗運営支援方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記レセプトコンピュータは、前記POSシステムから
    受け取った前記バーコード情報およびICカード情報に
    基づき、薬歴管理、保険点数計算などの患者管理・保険
    請求業務処理を行うことを特徴とする調剤薬局店舗運営
    支援方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記POSシステムは、読み込まれた前記バーコード情
    報に基づき、取り扱い商品毎に、在庫量が予め設定され
    ている発注点以下になったか否かを検出し、 発注点切れの取り扱い商品を検出すると、予め設定され
    ている仕入れ先に対して当該商品のオンライン発注処理
    を行うことを特徴とする調剤薬局店舗運営支援方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 通信回線を介して、前記POSシステムに外部管理シス
    テムを接続し、 当該外部管理システムでは、前記POSシステムから転
    送される前記バーコード情報に基づき、取り扱い商品毎
    に、在庫量が予め設定されている発注点以下になったか
    否かを検出し、発注点切れの取り扱い商品を検出する
    と、予め設定されている仕入れ先に対して当該商品のオ
    ンライン発注処理を行うことを特徴とする調剤薬局店舗
    運営支援方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005190222A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Sap Ag 予算執行状況照会システム、予算執行状況照会方法、及び予算執行状況照会プログラム
JP2006154889A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 It Co Ltd 薬局支援装置及び薬局のレシート発行方法
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JP2017148430A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 勝也 布目 調剤薬局管理システム
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