JP2014228931A - 薬剤在庫管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】チェーンのグループ内の一つの調剤薬局の薬剤の格納場所から、本部のサーバーにアクセスして、グループ内の他の調剤薬局の在庫をできるように確認する。【解決手段】複数店舗の調剤薬局チェーンの各店舗11〜21のネット41に接続された個別管理コンピュータ19〜29で、薬剤の在庫量と安全在庫量の各データをネット41経由で調剤薬局チェーンの本部51との間で授受できるようにし、本部のネット41接続されたサーバー51では、各個別管理コンピュータ19〜29から受信した薬剤の在庫データと安全在庫量から、他店舗11等に供出可能な薬剤量を演算できるようにし、各店舗11〜21では、携帯電話端末15〜25を用いて、ネットワーク41を介して本部サーバー51にアクセスにより演算された所定薬剤について他店舗が供出可能な薬剤量のデータを得ることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、調剤薬局で使用される医薬品の発注及び備蓄を含む在庫管理業務を支援するシステムに関し、特に、発注/流通単位以下の少量を単位として患者に在庫から払い出される医薬品について複数の調剤薬局の在庫/管理負担を軽減できるシステムに関する。
<調剤薬局のレセコンについて>
調剤薬局は、医師が書いた処方箋に対応する医薬品を在庫から払い出して患者へ渡し、通常は健康保険制度が使用されて所定料率で割引きされた医薬品の代金を患者から受領する。その際に調剤薬局では、処方箋に記載された医薬品の情報が、点数を計算して調剤報酬明細書(レセプト:書類又は電子媒体)を出力する専用のコンピュータ(レセプトコンピュータ:以下、レセコンと略して記載)に入力される。その出力されたレセプトの請求金額が所定期間(一ヶ月等)毎にまとめられて調剤薬局から例えば保険者(市町村や健康保険組合等)に請求され、審査で問題が無ければ保険者から調剤薬局に健康保険で補償される金額が支払われる。
レセコンで使用している薬剤に関するコードは、一般的な商品の販売や流通に使用するJAN(Japanese Article Number)コードではなく、薬価基準収載医薬品コード又はそれを銘柄(製造会社毎に異なる商標)別に収載した個別医薬品コード(通称YJコード)が使用される。その理由は、調剤された結果の患者に手渡される薬剤の形態が、流通時に製造者等によりパッケージされた形態とは異なることから、流通時のパッケージ形態の商品に対して付与されるJANコードの使用が不可能なためである。
JANコードの使用が不可能な理由として、より具体的には以下の状況のためである。薬剤には、例えば内服薬(内用薬)には錠剤やカプセル剤、舌下錠、粉薬(散剤)、水薬(水剤)等があり、外用薬には、点眼(目薬)・点鼻・軟膏等の塗り薬、湿布薬、吸入薬、うがい薬、トローチ、消毒薬、座薬などがあり、それらと別に注射薬がある。それらの薬剤の流通時のパッケージ(流通単位:箱や瓶などの容器単位)は、例えば錠剤やカプセル剤は、10錠や12錠等を一枚のシートに納めたブリスタ−パックであり、それがさらに、10シート等が一箱に入った流通時のパッケージである。粉薬や水薬は、流通時には大きな箱や瓶のパッケージである。それらの比較的大きなパッケージにはJANコードが付与されている。
調剤薬局では、それらの比較的大きなパッケージで納入された薬剤が、処方箋に記載された数量に従って小分け又は細分化され、例えば錠剤やカプセル剤は、シートから切り離されて輪ゴムで止められるか、小分け袋等に入れられて、患者に渡される。粉薬や水薬は、計量されて別容器(小袋や小瓶等)に入れられて、患者に渡される。すると、薬剤の在庫数量は、流通時の大きな箱や瓶のパッケージに付与されたJANコードの数量よりも減少する。従って、流通時のパッケージを一単位として分別するJANコードでは、調剤薬局の在庫は管理できない。
また、現在のレセコンについては、患者の診療情報を含む種々の個人情報を格納するため、個人情報の外部流出を避けるため等の理由から基本的にスタンドアロン型である。例えネットワークに接続されていても、ネットワークからの要求により、内部のデータにアクセスできたり、内部のデータが出力されることはない。例えば使用者の手動操作により、ネットワークから薬剤に関する緊急安全性情報、法令改正情報、動作プログラムのバージョンアップ版等が入手できるのみであり、薬剤の在庫管理には使用しづらい構成である。
以上のような理由から、現在のレセコンは、保険者に提出するレセプトを作成して出力することに特化した専用機であり、処方箋の薬剤データは入力されるものの、使用される薬剤のコードがJANコードではなく、また薬剤のコードの基本数量の単位もJANコードとは異なっているため、薬剤を発注する用途には使用できなかった。そのため、調剤薬局には、レセコンとは別体の、JANコードで薬剤の発注と在庫を管理する在庫管理用のコンピュータを設置する必要が有った。
<調剤薬局の在庫管理用のコンピュータについて>
調剤薬局の在庫管理用のコンピュータは、レセコンが基本的にスタンドアロン型であることから、処方箋により払い出された薬剤のデータをレセコンとは別途に手入力するか、近年ではレセコンによっては、処方箋から入力された薬剤データを、払い出しデータとして調剤時の周辺業務等のアプリケーションソフトウエアに流用できるように有線LAN出力ポートを有しているものがあり、そこから入力できるものがある。このようなアプリケーションソフトウエアは、在庫管理用のコンピュータ上で動作し、基本的に、処方箋のデータに従い実際の薬剤を正確にピックアップするためのものや、調剤薬局単独の在庫量を管理するためのものや、チェーン展開する調剤薬局グループの本部サーバーで全店舗の在庫を集計したりレセプトを集計して管理するものが知られている。
在庫管理用のコンピュータには、納入された薬剤については、数量に加えて、薬剤の有効期限を管理するために薬剤の製造ロット番号と有効期限が入力されて在庫管理データベースが作成される。在庫管理データベース中の各薬剤毎のデータは、通常、患者に薬剤が処方箋に基づいて払い出される毎に、その薬剤の数量が在庫管理データベースから減算される。そして、例えば、ある薬剤の残り数量が安全な基準在庫値、又は新規に発注すべき所定値のしきい値(以後、発注しきい値と記載)以下にまで減った時点で、その薬剤が問屋又は卸し業者(以下、卸し業者と記載)に対して新規に発注される。発注量は、当該薬剤が所定の備蓄量に達するか、又は有効期限までに使用が予想される量で発注される。近年では、在庫管理データベースに薬剤のデータを入力する際や、薬剤を処方箋に基づいてピッキングする時の薬剤のデータの薬剤保管場所における入力用に、在庫管理用のコンピュータと無線LANで接続されるハンディ端末も使用されている。ハンディ端末には、薬剤の梱包や包装に印刷されたバーコードから薬剤のJANコードを読み取るバーコードリーダが備えられる。
そのような在庫管理用のコンピュータには、入力される薬剤のデータについて、レセコン内の処方箋に基づいて入力された薬剤データを、レセコンの有線LAN出力ポートから払い出しデータとして入力できるものがある。また、医薬品コードからJANコードの変換を、少なくとも一部について自動化できる変換データベースを有するものもある(例えば、引用文献1参照)。しかし、JANコードは自動的に入力できるが、薬剤の製造ロット番号と有効期限の付加等は、納品された薬剤に添付された書類や納品された薬剤の梱包上の表示等から手作業で別個に入力する必要が有り、エラーが発生する可能性がある。また、調剤薬局毎の在庫確認と、発注量の検討は、煩雑な作業であり、作業の回数を減らしたり作業内容を容易にすることで、エラーの発生する可能性を軽減させることが要望されている。
ところで、調剤薬局の在庫管理データベースの所定薬剤の在庫量が発注しきい値以下になったことから、その薬剤を卸し業者に発注する場合には、卸し業者にJANコードで発注される。つまり、JANコードが付与されている流通時のパッケージ(箱や瓶などの容器単位で、場合によっては、それらの容器単位を複数セットにした箱詰めなど)の単位で発注しなければならない。さらに、JANコードは同等品であっても薬剤の銘柄(製造会社名又はブランド名等)毎に別のコードが付与されており、パッケージも別になっている。一方で調剤薬局では、少量多品種の医薬品について、各店舗で薬剤が不足する問題を回避するために、常時、ある程度の量の在庫量を維持する必要がある。
そのため、薬剤の発注は、一般的に実際に使用される薬剤の消費量よりも多めに発注する必要が有る。さらにその際には、各薬剤の有効期限を厳守しつつ維持する必要があり、有効期限に余裕を持たせて期限前に予め発注する必要が有る。そのような理由から調剤薬局の在庫量は、実際の必要量よりも多く発注されて多く在庫される傾向にある。その結果、調剤薬局では、全く使用されない不動在庫が増加したり、不動在庫のまま有効期限を迎える所謂デッドストックの在庫が発生するという問題もあった。
<調剤薬局のチェーンの本部サーバーについて>
そのような調剤薬局における薬剤の不足、有効期限の厳守、不動在庫及びデッドストックという問題に対して、例えば、大規模なチェーンの調剤薬局では、多数の店舗の仕入れや在庫等の管理情報を、大規模なシステムにより本部のサーバーにインターネット等の有線回線を介して集中させ、本部の在庫管理担当者が各店舗に在庫された薬剤の量と使用期限及び使用実績を調査し、予め又は所定しきい値以下に不足した分の薬剤を発注したり、各店舗の不動在庫の薬剤を使用実績の多い店舗に振り替える等により店舗間の在庫を調整することで、上記の各問題を軽減することがある。
特開2004−287833号公報
しかしながら、例えば、小規模なチェーンの調剤薬局では、インターネット等の有線回線を介して複数の店舗の在庫データを本部のサーバーに集中させることはできるが、マンパワーの余裕が大規模チェーンのように多くないため本部に専任の在庫管理担当者を配置することが困難であった。従来のシステムでは上記のように本部で処理することが前提であるため、例えば、各店舗から本部のサーバ内のトータル数量等は確認できても、サーバー内の他店舗毎の在庫データが検索できなかった。
そのため、例えば一つの店舗で急に所定の薬剤の在庫分が不足になり、追加の薬剤が必用になった場合でも、当該店舗は自力で他店舗に当該薬剤が在庫されているかを調べることができないので、本部の担当者(又は操作可能者)に他店の在庫状況の調査を依頼する必用があった。その場合、本部の担当者が別の業務中の場合にはすぐに着手できずに時間がかかる場合があり、本部の担当者には急ぎで処理しなければならない業務工数が増加するという問題が発生する。
また、薬剤の在庫管理は、ハンディ端末を用いた場合のように薬剤の格納場所で実際の薬剤の残数量を確認しながらできることが好ましく、本部のサーバー内のトータル数量等にアクセスする場合も同様に実際の薬剤の残数量を確認しながらできることが好ましことが、従来のシステムでは、一旦、在庫管理用のコンピュータの場所に戻らないと、本部のサーバーにアクセスすることができなかった。例えバーコードリーダー付ハンディ端末を有している場合でも、無線LAN等で当該店舗の在庫管理用のコンピュータにはアクセスできるが、本部のサーバーにはアクセスできないので、一旦、在庫管理用のコンピュータの場所に戻る必用がある点では同様であった。従って、実際の薬剤の残数量を確認しながらその場で正確に、かつ、そこから直接にサーバーにアクセスして迅速にトータル数量等を確認できなかった。
そこで本発明は、上記の課題を解決するため、チェーンのグループ内の一つの調剤薬局の薬剤の格納場所から、集計データを有している本部のサーバーにアクセスして、迅速かつ容易に、グループ内の他の全ての調剤薬局の在庫を確認できるシステム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、複数店舗を有する調剤薬局チェーンの各店舗において、コンピューターネットワークに接続されて、薬剤の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量の各データを管理し、前記各データを前記ネットワークを介して送受信できる個別管理コンピュータと、前記調剤薬局チェーンの本部において、前記コンピューターネットワークに接続されて、前記各個別管理コンピュータから受信した薬剤の在庫データについての在庫データベースを有し、前記在庫データベースの在庫データから、チェーンの各店舗毎における一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を読み出し、他店舗に供出可能な薬剤量を演算する本部サーバーと、前記調剤薬局チェーンの各店舗において、携帯電話ネットワークに接続されて、当該携帯電話ネットワークから前記コンピューターネットワークを介して前記本部サーバーにアクセスし、前記本部サーバーにより演算された所定薬剤について他店舗が供出可能な薬剤量のデータをダウンロードする携帯電話端末を少なくとも含む。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、携帯電話端末から、本部サーバーにより演算された所定薬剤について他店舗が供出可能な薬剤量のデータをダウンロードできるので、自店舗の在庫確認したその場で、不足薬剤について、個別管理コンピュータの場所まで戻らなくても、迅速に且つ容易にグループ内の他の全ての他店舗からの供出可能性を確認でき、薬剤の不足する事態を軽減させ発注の精度を高めることができる。
また、本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記携帯電話端末が、前記所定薬剤について、前記本部サーバーに前記他店舗に供出可能な薬剤量を演算させる指示を出力可能であるようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、本部サーバー側で予め所定薬剤について各店舗が供出可能な薬剤量を演算済みでない場合、又は、本部サーバー側で予め所定薬剤について各店舗が供出可能な薬剤量を演算済みであっても最新情報でアップデートされていない懸念がある場合には、携帯電話端末からの指示により本部サーバーに各店舗が供出可能な薬剤量を演算させることができ、薬剤の不足に対応するための入手時期を問屋発注よりも早めることができ、薬剤の発注をより正確に判断することができる。
また、本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記個別管理コンピュータの各薬剤の在庫量のデータには、当該薬剤毎の有効期限のデータが含まれるようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、個別管理コンピュータの各薬剤の在庫量のデータに薬剤毎の有効期限のデータが含まれることで、本部サーバーに所定薬剤の在庫量のデータを送信する時に有効期限データも送信されるので、有効期限が近いデータの薬剤を優先して他店舗に供出可能な薬剤とすることができ、各店舗に在庫の薬剤における有効期限切れを減少させることができる。
また、本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記個別管理コンピュータの前記安全在庫量のデータは、当該薬剤毎の有効期限のデータが所定の安全管理期日以降の薬剤のデータのみを含むようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、個別管理コンピュータの薬剤の安全在庫量のデータに薬剤毎の有効期限のデータが、例えば3ヶ月以上後等の所定の安全管理期日以降の薬剤のデータのみを含むので、払い出された薬剤を服用者が服用する期間中に使用期限となる事態を避けることができる。
また、本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記個別管理コンピュータの各薬剤の在庫量のデータには、既に発注されて納入前の薬剤の数量と納入予定日のデータが関連付けられて付帯するようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、個別管理コンピュータの各薬剤の在庫量のデータに発注済みだが納入前の薬剤の数量と納入予定日のデータが関連付けられて付帯するので、将来的な薬剤の在庫量又は安全在庫量に対する不足の解消を予想でき、薬剤の発注をより正確に判断することができる。
また、発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記携帯電話端末が、本部サーバーの在庫データベースから、他店舗の一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を検索できるようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、携帯電話端末から他店舗の一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を検索できるので、他店舗に納入される予定の薬剤を現状の在庫分にプラスして他店舗に供出可能な薬剤と見なすことができ、不足しているか不足見込みの薬剤について、他店舗から供給可能な機会を増加させることができる。
また、本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記携帯電話端末が、当該携帯電話ネットワークから前記コンピューターネットワークを介して、少なくとも一つの薬剤問屋サーバーにアクセスして薬剤の発注が可能であるようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、携帯電話端末から直接に薬剤問屋サーバーに薬剤の発注が可能であるので、チェーンの各店舗毎における薬剤の在庫場所で、在庫およびチェーンの各店舗から供出可能な薬剤だけでは薬剤の不足に対応できないと判断した場合に、その場で迅速に問屋への発注を行い、入手時期を早めることができ、問屋への薬剤の発注をより正確に判断することができる。
また、本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記各店舗の個別管理コンピュータには、レセプトコンピュータから薬剤の払い出しデータが入力されるようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、個別管理コンピュータにレセプトコンピュータから薬剤の払い出しデータを入力できるので、打ち直しによる入力エラーおよび在庫データと実際の薬剤数との不一致を減らすことができ、打ち直しの余分な工数および作業時間を減少させることができる。
また、本発明に係る一実施態様の薬剤在庫管理システムは、前記各店舗の個別管理コンピュータには、前記レセプトコンピュータからの薬剤の払い出しデータが、薬剤の発注に適した形式に変換されて入力されるようにしてもよい。
本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、個別管理コンピュータにレセプトコンピュータからの薬剤の払い出しデータが、薬剤の発注に適した形式に変換されて入力されるので、薬剤の不足時の問屋への発注に際して、打ち直しによる入力エラーおよび発注エラーを減らすことができ、打ち直しの余分な工数および作業時間を減少させることができる。
本発明によれば、チェーンのグループ内の一つの調剤薬局の薬剤の格納場所から、集計データを有している本部のサーバーにアクセスして、迅速かつ容易に、グループ内の他の全ての調剤薬局の在庫を確認できるシステム、方法及びプログラムを提供することができる。
本発明に係る薬剤在庫管理システムの第1実施形態の概略構成のブロックの一例を示す図である。 図1の携帯電話回線スマート端末および薬剤在庫データ個別管理コンピュータの内部ブロックの一例を示す図である。 図1、2の薬剤在庫データ個別管理コンピュータのハードウェア構成の概略ブロックの一例を示す図である。 図1〜3の薬剤在庫管理システムの処理フローの一例を示す図である。
本発明の薬剤在庫管理システムの第1実施の形態について、図1〜図4を用いて詳細に説明する。尚、各図面中の同じ構成については同じ符号を付与して重複する説明を省略する。
図1の第1店舗11〜第n店舗21(nは任意の自然数)は、管理本部を同じくして複数の調剤薬局を有する同一調剤薬局チェーンの各グループ店舗である。
第1店舗11は、その内部に在庫の薬剤を格納する格納場所13が設けられている。第1店舗11から問屋に発注して納品された薬剤は、格納場所13に格納される。薬剤の発注時および納品時には、薬剤師又は担当者により薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19に薬剤の発注データ又は納品データが入力される。薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19は、インターネット等のコンピューターネットワーク41と接続されて薬剤在庫管理本部サーバー51又は第1薬剤問屋サーバー61等との間で通信が可能であり、格納場所13には格納された薬剤のデータ(名称、数量、分類記号、有効期限)が格納される。
上記のように薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19は、コンピューターネットワーク41に接続されて、薬剤の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量の各データを管理し、各データをネットワーク41を介して送受信でき、後述するようにレセプトコンピュータ17から薬剤の払い出しデータが入力される。これにより本実施形態の薬剤在庫管理システムでは、薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19にレセプトコンピュータ17から薬剤の払い出しデータを入力できるので、打ち直しによる入力エラーおよび在庫データと実際の薬剤数との不一致を減らすことができ、打ち直しの余分な工数および作業時間を減少させることができる。
また、上記の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19には、後述するようにレセプトコンピュータ17〜27からの薬剤の払い出しデータが、薬剤の発注に適した形式に変換されて入力される。これにより本実施形態の薬剤在庫管理システムでは、薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19にレセプトコンピュータ17からの薬剤の払い出しデータが、薬剤の発注に適した形式に変換されて入力されるので、薬剤の不足時の問屋への発注に際して、打ち直しによる入力エラーおよび発注エラーを減らすことができ、打ち直しの余分な工数および作業時間を減少させることができる。
第1店舗11の携帯電話回線スマート端末(携帯電話端末)15は、例えば一般的なスマートホンであって携帯電話回線31と接続可能であるが、在庫管理用のアプリケーションがインストールされており、主に第1店舗11の格納場所13で使用される。しかし、携帯電話回線スマート端末15の使用場所は、格納場所13に限られるわけではなく、あらゆる場所で使用可能であり、例えば第1店舗11内の接客カウンターで持ち込まれた処方箋を見ながら、接客しながら、あるいは、他のチェーン店舗に直接行って在庫の融通交渉等の話しをしながら等の場合にも使用することができる。
携帯電話回線スマート端末15は、在庫管理用のアプリケーションを実行することにより、携帯電話回線31およびコンピュータネットワーク41を介して、第1店舗11の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19の薬剤備蓄データへパスワード等を入力することによりアクセスできると共に、同様にして薬剤在庫管理本部サーバー51の各店舗毎の薬剤備蓄データや他店舗への供給可能薬剤データへもパスワード等を入力することによりアクセスできる。
より詳しくは、携帯電話回線スマート端末15は、第1店舗11の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19の薬剤備蓄データから所定の薬剤を検索し、その量を出力させ、さらに、薬剤在庫管理本部サーバー51の各店舗毎の他店舗への供給可能薬剤データを検索して、前記所定の薬剤を入手することができる。
また、携帯電話回線スマート端末15は、調剤薬局チェーンの各店舗11において、携帯電話ネットワーク31に接続されて、その携帯電話ネットワーク31からコンピューターネットワーク41を介して本部サーバー51にアクセスし、本部サーバー51により演算された所定薬剤について他店舗11以外のチェーン店舗(例えば第n店舗21)が供出可能な薬剤量のデータをダウンロードすることができる。
また、携帯電話回線スマート端末15は、上記のように所定薬剤について、本部サーバー51に他店舗11〜21に供出可能な薬剤量を演算させる指示を出力可能である。これにより本実施形態の薬剤在庫管理システムでは、本部サーバー51側で予め所定薬剤について各店舗11〜21が供出可能な薬剤量を演算済みでない場合、又は、本部サーバー51側で予め所定薬剤について各店舗11〜21が供出可能な薬剤量を演算済みであっても最新情報でアップデートされていない懸念がある場合には、携帯電話端末15からの指示により本部サーバー51に各店舗11〜21が供出可能な薬剤量を演算させることができ、薬剤の不足に対応するための入手時期を問屋発注よりも早めることができ、薬剤の発注をより正確に判断することができる。
また、上記の携帯電話回線スマート端末15は、後述するように本部サーバー51の在庫データベース53、55、56から、他店舗11〜21の一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を検索できる。これにより本実施形態の薬剤在庫管理システムでは、携帯電話端末15から他店舗11〜21の一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を検索できるので、他店舗11〜21に納入される予定の薬剤を現状の在庫分にプラスして他店舗11〜21に供出可能な薬剤と見なすことができ、不足しているか不足見込みの薬剤について、他店舗11〜21から供給可能な機会を増加させることができる。
また、上記の携帯電話回線スマート端末15は、後述するように当該携帯電話ネットワーク31からコンピューターネットワーク41を介して、少なくとも一つの薬剤問屋サーバーにアクセスして薬剤の発注が可能である。これにより本実施形態の薬剤在庫管理システムでは、携帯電話端末15から直接に薬剤問屋サーバーに薬剤の発注が可能であるので、チェーンの各店舗11〜21毎における薬剤の在庫場所で、在庫およびチェーンの各店舗11〜21から供出可能な薬剤だけでは薬剤の不足に対応できないと判断した場合に、その場で迅速に問屋への発注を行い、入手時期を早めることができ、問屋への薬剤の発注をより正確に判断することができる。
上記のように本実施形態の薬剤在庫管理システムでは、携帯電話端末15から、本部サーバー51により演算された所定薬剤について他店舗21等が供出可能な薬剤量のデータをダウンロードできるので、自店舗11の在庫確認したその場で、不足薬剤について、個別管理コンピュータ19の場所まで戻らなくても、迅速に且つ容易にグループ内の他の全ての他店舗21等からの供出可能性を確認でき、薬剤の不足する事態を軽減させ発注の精度を高めることができる。
第1店舗11のレセプトコンピュータ17は、第1店舗11内に設置されており、上記したように払い出した薬剤の健康保険制度の点数を計算して調剤報酬明細書(レセプト:書類又は電子媒体)を出力する専用のコンピュータである。レセコン17の有線LAN出力ポートからは、薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19に、レセコン内の処方箋に基づいて入力された薬剤データを出力し、薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19では、医薬品コードからJANコードに変換して払い出しデータとして入力する。
第n店舗21に設けられた薬剤の格納場所23は、基本的な機能は第1店舗11の格納場所13と同様であり、その内部に在庫の薬剤を格納する。第n店舗21の携帯電話回線スマート端末25も、基本的な機能は第1店舗11の携帯電話回線スマート端末15と同様であり、例えば一般的なスマートホンであって携帯電話回線31と接続可能であるが、在庫管理用のアプリケーションがインストールされており、主に第n店舗21の格納場所23で使用される。
第n店舗21のレセプトコンピュータ27も、基本的な機能は第1店舗11のレセプトコンピュータ17と同様であり、第n店舗21において、払い出した薬剤の健康保険制度の点数を計算して調剤報酬明細書(レセプト:書類又は電子媒体)を出力する。第n店舗21の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29も、基本的な機能は第1店舗11の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19と同様であり、格納場所23に格納された薬剤のデータ(名称、数量、分類記号、有効期限)が格納される。
携帯電話回線31は、携帯電話会社の設置した回線網であり、電波の届いている場所であれば、携帯電話をどこでも接続することができる。携帯電話回線31は、インターネット等のコンピューターネットワークとも接続されており、第1店舗11の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19、第n店舗21の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29、薬剤在庫管理本部サーバー51、第1薬剤問屋サーバー61、第n薬剤問屋サーバー63と通信が可能である。コンピューターネットワーク41は、インターネット等のデータ通信が可能なネットワークである。
薬剤在庫管理本部サーバー51は、内部にチェーンのグループ店舗毎の薬剤在庫データを有効期限付で記憶するグループ店舗毎薬剤在庫データ記憶部53、チェーンのグループ店舗毎の薬剤使用量/発注データを記憶するグループ店舗毎薬剤使用量/発注データ記憶部55、各グループ店舗毎に設定された個々の薬剤の安全在庫量を記憶する各店舗安全在庫量記憶部56、チェーンの各グループ店舗から受信した薬剤在庫データを、そのグループ店舗の各薬剤の安全在庫量に対する余裕度と、各薬剤の有効期限が所定日数以上残っているものをふるいにかけ、各薬剤について他店舗へ供出可能な薬剤量を演算する演算部57、演算部57で演算された他店舗へ供出可能な薬剤量を記憶する他店舗供出可能薬剤量記憶部59を有している。
薬剤在庫管理本部サーバー51は、調剤薬局チェーンの本部において、コンピューターネットワーク41に接続されて、各個別管理コンピュータ19〜29から受信した薬剤の在庫データについての在庫データベース53、55、56を有し、在庫データベース53、55、56の在庫データから、チェーンの各店舗11〜21毎における一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を読み出し、他店舗11〜21に供出可能な薬剤量を演算して他店舗供出可能薬剤量記憶部59に格納する
第1薬剤問屋サーバー61は、各グループ店舗からの所定の薬剤の発注を受け付け、在庫がある場合は発注をかけた店舗への所定薬剤の発送処理を行って到着期日を連絡し、在庫がない場合は、メーカーに発注をかけて、発注をかけた店舗へ発送予定日を連絡する。第n薬剤問屋サーバー63も、基本的な機能は第1店舗11の第1薬剤問屋サーバー61と同様であり、第n店舗21において、在庫がある場合は発注をかけた店舗への所定薬剤の発送処理を行って到着期日を連絡し、在庫がない場合は、メーカーに発注をかけて、発注をかけた店舗へ発送予定日を連絡する。
図2の第n店舗21の携帯電話回線スマート端末25の内部には、一例として、通信部71、演算部73、表示出力部75、入力部77、および記憶部79が示されているが、第1店舗11の携帯電話回線スマート端末25の内部にも同様に設けられている。
通信部71は、携帯電話回線スマート端末25を携帯電話回線31と無線電波により通信接続でき、携帯電話回線31とコンピューターネットワーク41を介して、第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29、薬剤在庫管理本部サーバー51、第1薬剤問屋サーバー61、および第n薬剤問屋サーバー63と通信することができる。
演算部73は、少なくとも薬剤在庫管理本部サーバー51から所定の薬剤について、他店舗が供出可能な薬剤量についてのデータを、薬剤在庫管理本部サーバー51に演算させる指示を出力でき、もし最新のデータで演算済みの場合には、そのデータをダウンロードできるアプリケーションを動作させることができる。さらに、第1薬剤問屋サーバー61、および第n薬剤問屋サーバー63に所定の薬剤について、発注を行うことができるアプリケーションを動作させることができる。
表示出力部75は、例えば液晶表示装置(LCD)であり、自店舗名、アプリケーションの選択メニュー、薬剤/問屋の選択/入力キー、任意入力欄、選択/入力後の内容、検索/演算の結果、各店舗においける所定の薬剤の在庫量、供出可能量、等を表示させる。
入力部77は、液晶表示装置(LCD)上に積層された透明なタッチパネルであってもよいが、別途に設置されたキーボード等であってもよい。
記憶部79は、例えば、アプリケーションのプログラム、薬剤の名称/分類上のIDデータ、自店舗およびチェーン(グループ)の本部と各他店舗のIDデータ/在庫量/安全在庫量/供出可能量、各通信先のURL、メールアドレス、動作中の一時記憶内容、等を記憶する。
図2の第n店舗21の個別管理コンピュータ29の内部には、一例として、変換データベース記憶部81、変換結果記憶部82、個別店舗在庫データベース記憶部83、発注しきい値(安全在庫量)データベース記憶部84、変換処理部91、払い出し減算処理部92、在庫量/発注判断部93、発注処理部94、通信部95、およびインターネット回線インターフェース96が示されているが、第1店舗11の個別管理コンピュータ19の内部にも同様に設けられている。
変換データベース記憶部81は、レセプトコンピュータ27の内部で使用されている薬剤に関するコード、薬価基準収載医薬品コード又はそれを銘柄(製造会社毎に異なる商標)別に収載した個別医薬品コード(通称YJコード)を、一般的な商品の販売や流通に使用するJAN(Japanese Article Number)コードにするためのデータが記憶されている。
変換処理部91は、レセプトコンピュータ27から入力した薬剤の薬価基準収載医薬品コード又は個別医薬品コードおよび払い出し数量を、変換データベース記憶部81に記憶されたデータを参照してJANコードに変換して、その払い出し数量に換算して出力する。変換結果記憶部82は、変換処理部91から出力された薬剤のJANコードと数量を記憶する。
個別店舗在庫データベース記憶部83は、前回の払い出し処理後の自店舗に残っている各薬剤のJANコードと在庫数量を記憶する。個別店舗在庫データベース記憶部83の各薬剤の在庫量のデータには、後述する問屋への発注処理によって既に発注されて納入前の薬剤の数量と納入予定日のデータが関連付けられて付帯する。これにより本実施形態では、個別管理コンピュータ29の各薬剤の在庫量のデータに発注済みだが納入前の薬剤の数量と納入予定日のデータが関連付けられて付帯するようにできるので、将来的な薬剤の在庫量又は安全在庫量に対する不足の解消を予想でき、薬剤の発注をより正確に判断することができる。
また、個別店舗在庫データベース記憶部83の各薬剤の在庫量のデータには、上記したように当該薬剤毎の有効期限のデータが含まれる。これにより本実施形態では、個別管理コンピュータ29の各薬剤の在庫量のデータに薬剤毎の有効期限のデータが含まれることで、本部サーバー51に所定薬剤の在庫量のデータを送信する時に有効期限データも送信されるので、有効期限が近いデータの薬剤を優先して他店舗11等に供出可能な薬剤とすることができ、各店舗11〜21に在庫の薬剤における有効期限切れを減少させることができる。
払い出し減算処理部92は、個別店舗在庫データベース記憶部83の在庫数量から、変換結果記憶部82に記憶されている今回払い出された薬剤のJANコードと数量を減算する。発注しきい値データベース記憶部84は、例えば、自店舗の薬剤の払い出し(販売)実績を統計的に処理して得られた各薬剤毎の常備しておくべき水準値をしきい値(安全在庫量)として記憶する。
発注しきい値データベース記憶部84の安全在庫量のデータは、当該薬剤毎の有効期限のデータが所定の安全管理期日(例えば3ヶ月後等)以降の薬剤のデータのみを含む。これにより本実施形態では、個別管理コンピュータ29の薬剤の安全在庫量のデータに薬剤毎の有効期限のデータが、例えば3ヶ月以上後等の所定の安全管理期日以降の薬剤のデータのみを含むので、払い出された薬剤を服用者が服用する期間中に使用期限となる事態を避けることができる。
在庫量/発注判断部93は、各薬剤毎の払い出し後の在庫量が発注しきい値データベース記憶部84のしきい値(安全在庫量)以下になったと判断した場合には、第1問屋サーバー61〜第n問屋サーバーの何れかに発注し、例えば、しきい値よりも大幅に下回ってしまい、在庫不足の緊急度が高い場合には、本部サーバーに他店舗からすぐに供出可能な薬剤のデータを得るか、他店舗の薬剤の在庫データから供出可能な薬剤のデータを検索して貰うように依頼する。
発注処理部94は、在庫量/発注判断部93が薬剤の在庫量が不足していると判断した場合に、第1問屋サーバー61〜第n問屋サーバーの何れかから、薬剤に対応している問屋のサーバーに発注する。
通信部95は、不足している薬剤の発注を、対応している所定の問屋のサーバーに送信する。また、在庫不足の緊急度が高い場合には、通信部95は、本部サーバーに他店舗からすぐに供出可能な薬剤の既存データを取得するための通信を送信するか、新規に他店舗の薬剤の在庫データから供出可能な薬剤のデータを検索して貰う依頼の通信を送信する。
インターネット回線インターフェース96は、コンピューターネットワーク(インターネット回線)41を介して各問屋のサーバーや本部のサーバーと通信を行うためのインターフェース回路である。
図3は、図1の第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29内のハードウェア構成の一例を示す図である。
なお、以下に説明する図3に示した第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29の内部構成ブロックは、第1店舗のレセプトコンピュータ17、第1店舗の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ19、第n店舗のレセプトコンピュータ27、第n店舗の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29、薬剤在庫管理本部サーバー51、第1薬剤問屋サーバー61、第n薬剤問屋サーバー63の内部構成ブロックにおいてもほぼ同様構成であってもよい。
第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29は、主コントローラ111により相互に接続されるCPU101、RAM103、グラフィック・コントローラ109、及び表示装置110を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ112により主コントローラ111に接続される通信インターフェイス104、ハードディスクドライブ105、及びCD−ROMドライブ107を有する入出力部と、入出力コントローラ112に接続されるROM102、フレキシブルディスク・ドライブ106、及び入出力チップ108を有するレガシー入出力部とを備える。
主コントローラ111は、RAM103と、高い転送レートでRAM103をアクセスするCPU101、及びグラフィック・コントローラ109とを接続する。CPU101は、ROM102、及びRAM103に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ109は、CPU101等がRAM103内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置110上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ109は、CPU101等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ112は、主コントローラ111と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ105、通信インターフェイス104、CD−ROMドライブ107を接続する。ハードディスクドライブ105は、CPU101が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス104は、コンピュータ-ネットワーク(インターネット)41に接続してプログラムまたはデータを送受信する。CD−ROMドライブ107は、CD−ROM160からプログラムまたはデータを読み取り、RAM103を介してハードディスクドライブ105、及び通信インターフェイス104に提供する。
また、入出力コントローラ112には、ROM102と、フレキシブルディスク・ドライブ106、及び入出力チップ108の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM102は、第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29が起動時に実行するブート・プログラムや、第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ106は、フレキシブルディスク150からプログラムまたはデータを読み取り、RAM103を介してハードディスクドライブ105、及び通信インターフェイス104に提供する。入出力チップ108は、フレキシブルディスク・ドライブ106や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU101が実行するプログラムは、フレキシブルディスク150、CD−ROM160、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ105にインストールされ、RAM103に読み出されてCPU101により実行される。
CPU101により実行されるプログラムは、第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29を、図1〜図4に関連して説明した第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29として機能させる。
第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29のプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク150、CD−ROM160の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介して第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29にプログラム等を提供してもよい。
図4は、図1〜3の薬剤在庫管理システムの処理フローの一例を示す図である。まず第n店舗21では、第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29により、在庫不足の薬剤に対応する問屋のサーバー(第1薬剤問屋サーバー61〜第n薬剤問屋サーバー63の何れか)に発注を送信する(S1)。その問屋は、第n店舗21からの発注を受信(S2)すると、注文された薬剤を在庫から選ぶか又はメーカーから取り寄せて発送する(S3)。
第n店舗21では、注文した薬剤を受領すると(S4)、第n店舗レセプトコンピュータ27および第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29への受領薬剤の在庫登録処理を行い(S5)、その薬剤を薬剤の保管場所23に格納すると共に、薬剤在庫管理本部サーバ51への受領薬剤の登録処理(S6)を行う。このS5の処理は、第n店舗21側で第n店舗レセプトコンピュータ27および第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29に別個に入力するよりも、第n店舗レセプトコンピュータ27への受領薬剤の登録結果が、プログラムによる自動処理により第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29にも入力されることが好ましい。また、S6の処理も、第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29への入力結果が、プログラムによる自動処理により薬剤在庫管理本部サーバ51へも登録されるか、薬剤在庫管理本部サーバ51からのリクエストを受診して第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29が入力結果送信することが好ましい。
薬剤在庫管理本部サーバ51は、第n店舗薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29からの受領薬剤の登録処理の指示を受領すると、その薬剤の量と各店舗安全在庫量記憶部56に記憶された各グループ店舗毎に設定された対応する薬剤の安全在庫量と関連付けられるようにして、有効期限付の薬剤在庫データをグループ店舗毎薬剤在庫データ記憶部53に登録(記憶)する(S7)。
第n店舗21の処方箋を受け取った担当者は、レセプトコンピュータ27に入力する前に、まず自店舗である第n店舗21の薬剤在庫データ個別管理コンピュータ29を検索して処方箋に記載されていた所定の薬剤の在庫量確認を行う。自店舗の薬剤の格納場所23内に格納された所定の薬剤の在庫から払い出ししても残りに充分に余裕がある場合には、自店舗内に格納された薬剤の在庫から処方箋に対応する払い出しを行う(以上は従来と同様なので不図示)。しかし、その所定薬剤の在庫がすでに安全在庫量よりも不足しているか、近々に在庫量が安全在庫量以下になる可能性が高い場合には、自店舗である第n店舗21の携帯電話回線スマート端末25を用いて、自店舗の薬剤の格納場所23内から、薬剤在庫管理本部サーバー51に対して所定薬剤の検索指示を送信する(S8)。S8の処理は、処方箋を受け取った時期に限らず、例えば、定期的な/任意の時期における、各薬剤の在庫量の残量確認時/棚卸時に行うようにしてもよい。
薬剤在庫管理本部サーバー51では、第n店舗21からの所定薬剤の検索指示を受診すると(S9)、グループ店舗毎薬剤在庫データ記憶部53から各店舗の所定薬剤の在庫量のデータと、各店舗安全在庫量記憶部56から各店舗の所定薬剤の安全在庫量のデータを読み出し(S10)、演算部57で、例えば、現状の各店舗の在庫量から各店舗の安全在庫量を減算して供給可能量を演算し、演算結果を各店舗毎の所定薬剤の供出可能な薬剤量として、他店舗供出可能薬剤量記憶部59に記憶する(S11)。薬剤在庫管理本部サーバー51では、他店舗供出可能薬剤量記憶部59の各店舗毎の所定薬剤の供出可能な薬剤量を、検索指示を送信した第n店舗21に検索結果として通知する(S12)。
第n店舗21の担当者は、携帯電話回線スマート端末25で、他店舗毎の所定薬剤の供出可能な薬剤量を受信すると(S13)、自店舗内の所定薬剤の在庫量と、所定薬剤が必要になる時点(予測を含む)の緊急度から、所定薬剤について、「他店舗からの供出を受けるべきか」、または、「問屋/製造元に発注をかけるべきか」を判断する(S14)。例えば、緊急度が高いため他店舗からの供出を受ける場合(S14でYESの場合)には、薬剤在庫管理本部サーバー51に対して、「どの店舗」に在庫されている供出可能な所定薬剤を「どのくらいの量」で「いつの期限までに」供出してほしいかを示す供出依頼を送信する(S15)。その逆に、緊急度が低いために通常の問屋からの供出を受ける場合(S14でNOの場合)には、第1薬剤問屋サーバー61又は第n薬剤問屋サーバー63に対して、所定薬剤を「どのくらいの量」で「いつまでに」出荷してほしいかを示す発注(注文書)を送信する(S18)。
薬剤在庫管理本部サーバー51では、第n店舗21からの所定薬剤の供出依頼を受診すると(S16)、供出依頼中に示された店舗に、所定薬剤の示された量を、期限までに供出(発送)するように通知する処理を実施する(S17)。通知を受けた他店舗では、所定薬剤の通知に示された量を、通知に示された期限までに供出(発送)する(他店舗の処理は不図示)。
第1薬剤問屋サーバー61又は第n薬剤問屋サーバー63では、第n店舗21からの所定薬剤の発注(注文書)を受診すると(S19)、問屋の在庫中に所定薬剤の通知された量があれば、その中から選んで第n店舗21に発送し、問屋の在庫中に所定薬剤の通知された量がなければ、製造業者に発注して入手してから第n店舗21に発送する(S20)。
第n店舗21の担当者は、薬剤在庫管理本部サーバー51に供出依頼した所定薬剤を受領する(S21)か、第1薬剤問屋サーバー61又は第n薬剤問屋サーバー63に発注(注文書)した所定薬剤を受領する(不図示)。第n店舗21の担当者は、所定薬剤を受領する(S21)と、その所定薬剤の品目確認と量をチェックしてステップS5の在庫登録処理を実施する。以降は図4のステップS6以下の処理を繰り返す。
以上のように本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、チェーンのグループ内の自店舗において、調剤薬局の薬剤の在庫確認したその格納場所から、所定薬剤(不足薬剤)について、個別管理コンピュータの場所まで戻らなくても、携帯電話回線スマート端末を用いて、集計データを有している本部のサーバーにアクセスして、グループ内の他の全ての調剤薬局の在庫を確認したり、本部サーバーにより所定薬剤について他店舗が供出可能な薬剤量のデータを演算させたり、演算されたデータをダウンロードできる。従って、本実施態様の薬剤在庫管理システムでは、迅速に且つ容易に、所定薬剤について、自店舗の薬剤の格納場所から、グループ内の他の全ての他店舗からの供出可能性を確認でき、各店舗間の在庫調整等を行うことが可能であり、当該調剤薬局における、薬剤の発注量と在庫量を及びデッドストックを軽減させることができ、薬剤の不足する事態を軽減させ発注の精度を高めることができる。
以上、本発明を実施の形態では携帯電話回線スマート端末を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されるものではなく、例えば、インターネットに接続可能であれば通常の携帯電話装置でも実施可能である。また、本発明を実施の形態では携帯電話回線スマート端末の使用場所とタイミングは、各店舗(調剤薬局)における薬剤の格納場所で、在庫確認したその時を例として示したが、携帯電話装置の機能として場所は限定されないので、例えば、店舗のカウンターで接客(処方箋持参者等)中や、薬剤営業者との商談中に、本部サーバーにチェーン全店舗や他店舗の在庫を問い合わせて業務を迅速に推進することができる。以上のように、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかであり、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
11 第1店舗、
13 (第1店舗の)薬剤の格納場所、
15 (第1店舗の)携帯電話回線スマート端末、
17 (第1店舗の)レセプトコンピュータ、
19 (第1店舗の)薬剤在庫データ個別管理コンピュータ、
21 第n店舗、
23 (第n店舗の)薬剤の格納場所、
25 (第n店舗の)携帯電話回線スマート端末、
27 (第n店舗の)レセプトコンピュータ、
29 (第n店舗の)薬剤在庫データ個別管理コンピュータ、
31 携帯電話回線、
41 コンピューターネットワーク(インターネット)、
51 薬剤在庫管理本部サーバー、
53 (チェーンの)グループ店舗毎薬剤在庫データ(有効期限付)記憶部、
55 (チェーンの)グループ店舗毎薬剤使用量/発注データ記憶部、
57 (本部サーバーの)演算部、
59 (本部サーバーの)他店舗供出可能薬剤量記憶部、
61 第1薬剤問屋サーバー、
63 第n薬剤問屋サーバー、
71 (携帯電話回線スマート端末の)通信部、
73 (携帯電話回線スマート端末の)演算部、
75 (携帯電話回線スマート端末の)表示出力部、
77 (携帯電話回線スマート端末の)入力部、
79 (携帯電話回線スマート端末の)記憶部、
81 (個別管理コンピュータの)変換データベース記憶部、
82 (個別管理コンピュータの)変換結果記憶部、
83 (個別管理コンピュータの)個別店舗在庫データベース記憶部、
84 (個別管理コンピュータの)発注しきい値(安全在庫量)データベース記憶部、
91 (個別管理コンピュータの)変換処理部、
92 (個別管理コンピュータの)払い出し減算処理部、
93 (個別管理コンピュータの)在庫量/発注判断部、
94 (個別管理コンピュータの)発注処理部、
95 (個別管理コンピュータの)通信部、
96 (個別管理コンピュータの)インターネット回線インターフェース、
101 (個別管理コンピュータの)CPU(セントラル・プロセシング・ユニット)、
102 (個別管理コンピュータの)ROM(リード・オンリー・メモリ)、
103 (個別管理コンピュータの)RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、
104 (個別管理コンピュータの)通信インターフェース(I/F)、
105 (個別管理コンピュータの)ハードディスク(HD)ドライブ、
106 (個別管理コンピュータの)フロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブ、
107 (個別管理コンピュータの)CD−ROMドライブ、
108 (個別管理コンピュータの)入出力(I/O)チップ、
109 (個別管理コンピュータの)グラフィックコントローラ、
110 (個別管理コンピュータの)表示装置、
111 (個別管理コンピュータの)主コントローラ、
112 (個別管理コンピュータの)入出力(I/O)コントローラ、
150 (個別管理コンピュータの)フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、
160 (個別管理コンピュータの)コンパクトディスク(CD)。

Claims (9)

  1. 複数店舗を有する調剤薬局チェーンの各店舗において、コンピューターネットワークに接続されて、薬剤の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量の各データを管理し、前記各データを前記ネットワークを介して送受信できる個別管理コンピュータと、
    前記調剤薬局チェーンの本部において、前記コンピューターネットワークに接続されて、前記各個別管理コンピュータから受信した薬剤の在庫データについての在庫データベースを有し、前記在庫データベースの在庫データから、チェーンの各店舗毎における一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を読み出し、他店舗に供出可能な薬剤量を演算する本部サーバーと、
    前記調剤薬局チェーンの各店舗において、携帯電話ネットワークに接続されて、当該携帯電話ネットワークから前記コンピューターネットワークを介して前記本部サーバーにアクセスし、前記本部サーバーにより演算された所定薬剤について他店舗が供出可能な薬剤量のデータをダウンロードする携帯電話端末
    を少なくとも含むことを特徴とする薬剤在庫管理システム。
  2. 前記携帯電話端末が、前記所定薬剤について、前記本部サーバーに前記他店舗に供出可能な薬剤量を演算させる指示を出力可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の薬剤在庫管理システム。
  3. 前記個別管理コンピュータの各薬剤の在庫量のデータには、当該薬剤毎の有効期限のデータが含まれる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤在庫管理システム。
  4. 前記個別管理コンピュータの前記安全在庫量のデータは、当該薬剤毎の有効期限のデータが所定の安全管理期日以降の薬剤のデータのみを含む
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の薬剤在庫管理システム。
  5. 前記個別管理コンピュータの各薬剤の在庫量のデータには、既に発注されて納入前の薬剤の数量と納入予定日のデータが関連付けられて付帯する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の薬剤在庫管理システム。
  6. 前記携帯電話端末が、本部サーバーの在庫データベースから、他店舗の一つの薬剤についての現在の在庫量及び次の発注により当該薬剤が納入されるまでの安全在庫量を検索できる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の薬剤在庫管理システム。
  7. 前記携帯電話端末が、当該携帯電話ネットワークから前記コンピューターネットワークを介して、少なくとも一つの薬剤問屋サーバーにアクセスして薬剤の発注が可能である
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の薬剤在庫管理システム。
  8. 前記各店舗の個別管理コンピュータには、レセプトコンピュータから薬剤の払い出しデータが入力される
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の薬剤在庫管理システム。
  9. 前記各店舗の個別管理コンピュータには、前記レセプトコンピュータからの薬剤の払い出しデータが、薬剤の発注に適した形式に変換されて入力される
    ことを特徴とする請求項8に記載の薬剤在庫管理システム。
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