JP2003058640A - 調剤管理システム、調剤管理情報処理装置、調剤管理方法、プログラム、および、記録媒体 - Google Patents

調剤管理システム、調剤管理情報処理装置、調剤管理方法、プログラム、および、記録媒体

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JP2003058640A
JP2003058640A JP2001250623A JP2001250623A JP2003058640A JP 2003058640 A JP2003058640 A JP 2003058640A JP 2001250623 A JP2001250623 A JP 2001250623A JP 2001250623 A JP2001250623 A JP 2001250623A JP 2003058640 A JP2003058640 A JP 2003058640A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤の発注、コード管理、あるいは、在庫管
理等を集中的に行なうこと等により、効率よく、安全か
つ確実に薬剤を管理することのできる、調剤管理システ
ム等を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明にかかる調剤管理システムにおい
て、調剤管理サーバ100は、複数の調剤店舗の各々か
ら送信された薬剤識別情報および薬剤数量情報を受信す
る通信制御部130と、各調剤店舗の薬剤数量情報に基
づいて、補充すべき各薬剤の総量を算定し、この総量と
薬剤識別情報とに基づいて、各薬剤を所定の発注先に発
注するための所定の処理を行なう発注処理部144とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬局等の調剤店舗
において処方等される薬剤を管理するための、調剤管理
システム、調剤管理情報処理装置、調剤管理方法、プロ
グラム、および、記録媒体に関連する。
【0002】
【従来の技術】薬局やドラッグストア等の調剤店舗にお
いては、医師の処方箋に基づいて各種の薬剤が処方され
ている。特に、近年では医薬分業が進展していること
や、各種の規制が緩和されたこと等により、薬剤を取り
扱う調剤店舗の数が全体的に増加している。
【0003】このような状況下において、各調剤店舗で
は、他店との差別化を図るためにサービスを充実させる
必要がある。このため、例えば、各患者の薬歴情報を保
持し、この薬歴情報を用いて各患者毎にパーソナライズ
なアドバイスを提供して患者の囲い込みを図ったり、あ
るいは、店舗内に在庫する薬剤の種類や量を増やして、
多様な処方ニーズに迅速に応えられるようにすることが
行なわれている。
【0004】このような調剤店舗において、従来、薬剤
の在庫管理や、不足している薬剤の発注等は、各調剤店
舗毎に個別的に行なわれていた。すなわち、各調剤店舗
の担当者が、各調剤店舗に備えた台帳等に薬剤の残量等
を手記入したり、各調剤店舗に設けたパーソナルコンピ
ュータに薬剤の残量等を入力し、これらの情報をFAX
等にて卸業者に送信して、薬剤の発注を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
薬剤の発注や管理等が各調剤店舗毎に個別的に行なわれ
ていたことに起因して、様々な問題が生じていた。例え
ば、各薬剤には一定の発注単位があるため、各調剤店舗
において処方される薬剤の量が発注単位に対して極めて
少ない場合であっても、各調剤店舗では発注単位毎に発
注を行なわなければならない。このため、各調剤店舗に
おける薬剤の在庫が過剰になり、有効期限を過ぎた薬剤
を大量に廃棄しなければならなくなる等、各調剤店舗の
経営に悪影響を与える場合があった。あるいは、各調剤
店舗毎の発注量が少ない場合には、発注コストや納品コ
ストが割高になり、この点においても各調剤店舗の経営
に悪影響を与える場合があった。
【0006】また、各薬剤の発注を行う際、従来は、単
に処方箋に印刷されている薬剤名を見て、薬剤棚から薬
剤を取り出していたので、異なる種類の薬剤や、同一の
名称の薬剤であっても包装形態等が異なる薬剤を、患者
に渡してしまったり、発注してしまう等のミスが生じる
可能性があった。
【0007】また、従来から、各薬剤には、各薬剤を医
療会計過程において識別するための医薬品コードと、各
薬剤を流通過程において識別するためのJAN(JapanS
D Article Number)コードとの2つのコードが付与され
ている。しかしながら、これら医薬品コードと、JAN
コードとは、1対1で対応していないことがあり、例え
ば、包装形態のみが複数の薬剤に関しては、医薬品コー
ドが同一であるのに対して、JANコードが異なるもの
が付与されている場合がある。そこで、従来は、調剤店
舗の内部では医薬品コードを使用して薬剤を管理し、発
注を行なう場合には担当者が医薬品コードをJANコー
ドに読み替える必要がある等、複数のコード情報を取り
扱う手間が生ずると共に、コードの変換ミスに伴う発注
ミスを誘発する原因になっていた。
【0008】あるいは、従来は、薬剤の発注や在庫管理
を各調剤店舗毎に行なっていたので、薬剤に製造上等の
欠陥が発見されて薬剤回収命令が発せられたような場合
において、回収対象になった薬剤の所在を確認すること
が極めて困難であり、回収に長期間を要したり、回収が
徹底されない可能性があった。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、薬剤の発注、コード管理、あるいは、在庫管理等を
集中的に行なうこと等により、効率よく、安全かつ確実
に薬剤を管理することのできる、調剤管理システム、調
剤管理情報処理装置、調剤管理方法、プログラム、およ
び、記録媒体を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の調剤管理システムは、複数の
調剤店舗に設けられた端末装置と、これら複数の調剤店
舗において処方される薬剤に関する情報を管理する調剤
管理情報処理装置とを、ネットワークを介して相互に通
信可能に接続して構成された調剤管理システムであっ
て、上記端末装置は、当該端末装置が設けられた調剤店
舗に補充すべき薬剤の種類を特定するための薬剤識別情
報と、当該補充すべき薬剤の数量を特定するための薬剤
数量情報との入力を受付ける入力手段と、上記入力手段
を介して入力された薬剤識別情報および薬剤数量情報
を、上記ネットワークを介して上記調剤管理情報処理装
置に送信する送信手段とを備え、上記調剤管理情報処理
装置は、上記複数の調剤店舗の各々の上記端末装置の上
記送信手段を介して送信された上記薬剤識別情報および
上記薬剤数量情報を受信する受信手段と、上記受信手段
にて受信された各調剤店舗の薬剤数量情報に基づいて、
補充すべき各薬剤の総量を算定し、この総量と上記受信
手段にて受信された上記薬剤識別情報とに基づいて、各
薬剤を所定の発注先に発注するための所定の処理を行な
う発注手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】このシステムによれば、各調剤店舗に補充
すべき薬剤の総量が算定され、この総量等に基づいて、
各薬剤の発注が行なわれる。したがって、各調剤店舗で
処方される薬剤の量が発注単位に対して極めて少ない場
合であっても、複数の各調剤店舗の発注量を集約して発
注単位以上として発注を行なうことができ、必要量以上
の発注を行なうことがないため、薬剤の在庫が過剰にな
ることや、有効期限を過ぎた薬剤を廃棄しなければなら
なくなるような事態を防止することができ、各調剤店舗
の経営効率を向上させることができる。また、このよう
に一括発注を行なうことにより、発注コストや納品コス
トを低減することができ、この点においても各調剤店舗
の経営効率を向上させることができる。なお、請求項に
おける「端末装置」は、必ずしも1台の端末装置に限定
されず、例えば、後述する店舗PCとハンディターミナ
ルのいずれか一方または両方を端末装置として適宜使用
することができる。
【0012】また、請求項2に記載の調剤管理システム
は、複数の調剤店舗に設けられた第1の端末装置および
第2の端末装置と、これら複数の調剤店舗において処方
される薬剤に関する情報を管理する調剤管理情報処理装
置とを、ネットワークを介して相互に通信可能に接続し
て構成された調剤管理システムであって、上記第1の端
末装置は、当該第1の端末装置が設けられた調剤店舗に
補充すべき薬剤の種類を特定するための薬剤識別情報の
入力を受付ける入力手段と、上記入力手段を介して入力
された薬剤識別情報を、上記ネットワークを介して上記
調剤管理情報処理装置に送信する送信手段とを備え、上
記調剤管理情報処理装置は、上記複数の調剤店舗の各々
の上記第1の端末装置の上記送信手段を介して送信され
た上記薬剤識別情報を受信する受信手段と、上記受信手
段にて受信された上記薬剤識別情報を、当該薬剤識別情
報を送信した上記調剤店舗の上記第2の端末装置に直接
または間接に送信する送信手段とを備え、上記第2の端
末装置は、上記調剤管理情報処理装置の上記送信手段か
ら直接または間接に送信された上記薬剤識別情報を受信
する受信手段と、当該第2の端末装置の受信手段にて受
信された薬剤識別情報を出力する出力手段と、上記出力
手段にて出力された薬剤識別情報に対応する薬剤の保管
位置に設けられた上記薬剤識別情報を読み取る読み取り
手段と、上記読み取り手段にて読み取られた上記薬剤識
別情報を上記調剤管理情報処理装置に直接または間接に
送信する送信手段とを備え、上記調剤管理情報処理装置
は、上記第2の端末装置の送信手段にて送信され当該調
剤管理情報処理装置の受信手段にて受信された上記薬剤
識別情報に基づいて、上記薬剤の発注に関する処理を行
う発注処理手段をさらに備えることを特徴とする。
【0013】このシステムによれば、各調剤店舗で処方
等された薬剤の薬剤識別情報が店舗PC等の第1の端末
装置を介して調剤管理情報処理装置に送信され、この薬
剤識別情報がハンディターミナル等の第2の端末装置に
送信され表示等される。そして、表示された薬剤に対応
する薬剤の薬剤識別情報が読み取られ、この薬剤識別情
報が調剤管理情報処理装置に送信されて薬剤の発注が行
われる。したがって、処方等された薬剤の薬剤識別情報
を確認しつつ、ハンディターミナル等で薬剤識別情報を
入力して発注依頼を行うことができるので、薬剤識別情
報の入力ミスを防止することができ、薬剤の発注を一層
正確に行うことができる。なお、「直接または間接」と
は、調剤管理情報処理装置とハンディターミナル等の第
2の端末装置との送受信を、直接的に行うこと、およ
び、店舗PC等の他の端末装置を介して間接的に行うこ
との両方を含む意味である。
【0014】また、請求項3に記載の調剤管理システム
は、請求項2に記載の調剤管理システムにおいて、上記
第2の端末装置は、上記第2の端末装置の受信手段にて
受信された薬剤識別情報と、上記読み取り手段にて読み
取られた薬剤識別情報とが相互に異なる場合には、所定
の警報を出力するための処理を行う警報処理手段を備え
ることを特徴とする。
【0015】このシステムによれば、ハンディターミナ
ル等の第2の端末装置で薬剤識別情報が読み取られた
際、この薬剤識別情報と、処方等された薬剤の薬剤識別
情報とが一致しない場合には、警報音を出力等すること
で、薬剤を正確に取り出すことや発注することができ、
薬剤の処方ミスや発注ミスを防止することができる。
【0016】また、請求項4に記載の調剤管理システム
は、複数の調剤店舗に設けられた端末装置と、これら複
数の調剤店舗において処方される薬剤に関する情報を管
理する調剤管理情報処理装置と、薬剤の納品を行なう納
品情報処理装置とを、ネットワークを介して相互に通信
可能に接続して構成された調剤管理システムであって、
上記端末装置、上記調剤管理情報処理装置、または、上
記納品情報処理装置の全部または一部に、各薬剤を医療
会計過程において識別するための医薬品コードと、各薬
剤を流通過程において識別するための流通コードと、こ
れら医薬品コードと流通コードとを相互に関連付けるた
めの中間コードと、を相互に対応付けて格納するコード
情報格納手段と、上記医薬品コードまたは上記流通コー
ドのいずれか一方が特定された場合に、上記コード情報
格納手段に格納された医薬品コード、流通コード、およ
び、中間コードに基づいて、上記医薬品コードと上記流
通コードとの相互変換を行なうコード変換手段とを備え
たことを特徴とする。
【0017】このシステムによれば、医薬品コードと流
通コードとが、中間コードを介して相互に変換されるの
で、調剤店舗や医療会計を行なう店舗本部等においては
医薬品コードで情報管理を行い、薬剤の発注時や納品時
等には流通コードで情報管理を行なう等、各場面におい
て最適な形態のコードを、正確かつ容易に用いることが
できる。
【0018】また、請求項5に記載の調剤管理システム
は、請求項2および4に記載の調剤管理システムにおい
て、上記薬剤識別情報は、上記医薬品コードまたは当該
医薬品コードを特定するための情報であり、上記第2の
端末装置の読み取り手段は、上記保管位置に設けられた
上記中間コードを上記薬剤識別情報と共に読み取る読み
取り手段であり、上記第2の端末装置の送信手段は、上
記中間コードを上記薬剤識別情報と共に上記調剤管理情
報処理装置に直接または間接に送信する送信手段であ
り、上記調剤管理情報処理装置の発注処理手段は、当該
調剤管理情報処理装置の受信手段にて受信された上記中
間コードおよび上記薬剤識別情報に基づいて、上記薬剤
の発注に関する処理を行うことを特徴とする。
【0019】このシステムによれば、ハンディターミナ
ル等の第2の端末装置によって医薬品コードおよび中間
コードが読み取られ、これら医薬品コードおよび中間コ
ードに基づいて薬剤の発注が行われる。したがって、実
際に処方された薬剤を正確に知っている調剤店舗の薬剤
師等が、必要な薬剤を中間コードを用いて一意に特定し
て発注を行うことができるので、薬剤を正確かつ容易に
発注することができる。
【0020】また、請求項6に記載の調剤管理システム
は、複数の調剤店舗またはこれら複数の調剤店舗を統括
する店舗本部に設けられた端末装置と、これら複数の調
剤店舗において処方される薬剤に関する情報を管理する
調剤管理情報処理装置とを、ネットワークを介して相互
に通信可能に接続して構成された調剤管理システムであ
って、上記端末装置は、検索対象となる薬剤を識別する
ための薬剤識別情報の入力を受付ける入力手段と、上記
入力手段にて受付けられた上記薬剤識別情報を、上記ネ
ットワークを介して上記調剤管理情報処理装置に送信す
る送信手段とを備え、上記調剤管理情報処理装置は、上
記端末装置の上記送信手段を介して送信された上記薬剤
識別情報を受信する受信手段と、上記調剤店舗に在庫さ
れている薬剤の種類を特定するための薬剤識別情報と、
当該薬剤が在庫されている調剤店舗を特定するための店
舗識別情報とを相互に関連付けて格納する在庫情報格納
手段と、上記受信手段にて受信された上記薬剤識別情報
を検索キーとし、上記在庫情報格納手段に格納された薬
剤識別情報および店舗識別情報を検索対象として、所定
の薬剤が在庫されている調剤店舗を検索する検索手段と
を備えたことを特徴とする。
【0021】このシステムによれば、薬剤識別情報を検
索キーとし、所定の薬剤が在庫されている調剤店舗を検
索することができる。したがって、薬剤回収命令が発せ
られたような場合においても、回収対象になった薬剤の
所在を正確かつ容易に確認することができ、回収を短期
間で漏れなく行なうことができる。
【0022】また、本発明は調剤管理情報処理装置に関
するもので、請求項7に記載の調剤管理情報処理装置
は、複数の調剤店舗に設けられた端末装置に対してネッ
トワークを介して相互に通信可能に接続して構成される
調剤管理情報処理装置であって、上記複数の調剤店舗の
各々の上記端末装置から上記ネットワークを介して送信
された、当該端末装置が設けられた調剤店舗に補充すべ
き薬剤の種類を特定するための薬剤識別情報と、当該補
充すべき薬剤の数量を特定するための薬剤数量情報とを
受信する受信手段と、上記受信手段にて受信された各調
剤店舗の薬剤数量情報に基づいて、上記複数の調剤店舗
に補充すべき各薬剤の総量を算定し、この総量と上記受
信手段にて受信された上記薬剤識別情報とに基づいて、
各薬剤を所定の発注先に発注するための所定の処理を行
なう発注手段とを備えたことを特徴とする。
【0023】この装置によれば、各調剤店舗に補充すべ
き薬剤の総量が算定され、この総量等に基づいて、各薬
剤の発注が行なわれる。したがって、各調剤店舗で処方
される薬剤の量が発注単位に対して極めて少ない場合で
あっても、複数の各調剤店舗の発注量を集約して発注単
位以上として発注を行なうことができ、必要量以上の発
注を行なうことがないため、薬剤の在庫が過剰になるこ
とや、有効期限を過ぎた薬剤を廃棄しなければならなく
なるような事態を防止することができ、各調剤店舗の経
営効率を向上させることができる。また、このように一
括発注を行なうことにより、発注コストや納品コストを
低減することができ、この点においても各調剤店舗の経
営効率を向上させることができる。
【0024】また、請求項8に記載の調剤管理情報処理
装置は、請求項7に記載の調剤管理情報処理装置におい
て、上記受信手段にて受信された上記薬剤識別情報を、
当該薬剤識別情報を送信した調剤店舗における同一もし
くは別の端末装置に送信する送信手段を備え、上記受信
手段は、上記送信手段から送信された薬剤識別情報のう
ち、発注を行なうものとして上記調剤店舗において確認
された薬剤の薬剤識別情報を上記端末装置から受信し、
上記発注手段は、上記確認された薬剤の薬剤識別情報に
基づいて、各薬剤を発注するための所定の処理を行なう
ことを特徴とする。
【0025】この装置によれば、調剤店舗において確認
された薬剤の薬剤識別情報に基づいて、各薬剤を発注す
るための処理が行なわれる。したがって、例えば、レセ
プト処理のために各調剤店舗から取得された情報を、調
剤店舗に再度送信して確認してもらい、確認された情報
に基づいて発注を行なうことができ、薬剤発注の正確性
を一層向上させることができる。
【0026】また、請求項9に記載の調剤管理情報処理
装置は、請求項7または8に記載の調剤管理情報処理装
置において、各薬剤の最小発注単位を特定するための発
注単位情報を格納する発注単位情報格納手段を備え、上
記発注手段は、上記算定した薬剤の総量のうち、上記発
注単位情報格納手段にて格納された発注単位情報にて特
定される最小発注単位の整数倍の部分についてのみ、薬
剤の発注を行なうことを特徴とする。
【0027】この装置によれば、薬剤の総量のうち、発
注単位情報にて特定される最小発注単位の整数倍の部分
についてのみ、薬剤の発注が行なわれる。したがって、
最小発注単位に対応した量の発注を自動的に行なうこと
ができる。
【0028】また、請求項10に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項9に記載の調剤管理情報処理装置にお
いて、上記最小発注単位の整数倍に該当しない部分の薬
剤の薬剤識別情報および薬剤数量情報を格納する端数情
報格納手段を備え、上記発注手段は、上記薬剤の総量を
算定する際、上記端数情報格納手段に格納された薬剤数
量情報を含めて上記薬剤の総量を算定し、上記薬剤の発
注を行なう際、上記最小発注単位の整数倍に該当しない
部分の薬剤の薬剤識別情報および薬剤数量情報を上記端
数情報格納手段に格納することを特徴とする。
【0029】この装置によれば、薬剤の総量を算定する
際、それまでの発注時に端数として残っている薬剤の量
を含めて総量が算定される。したがって、発注されずに
端数として残った薬剤についても、切り捨てることなく
次回以降の発注に含めることができ、発注の継続性を保
持することができる。
【0030】また、請求項11に記載の調剤管理情報処
理装置は、複数の調剤店舗に設けられた端末装置および
薬剤の納品を行なう納品情報処理装置に対してネットワ
ークを介して相互に通信可能に接続して構成される調剤
管理情報処理装置であって、各薬剤を医療会計過程にお
いて識別するための医薬品コードと、各薬剤を流通過程
において識別するための流通コードと、これら医薬品コ
ードと流通コードとを相互に関連付けるための中間コー
ドと、を相互に対応付けて格納するコード情報格納手段
と、上記医薬品コードまたは上記流通コードのいずれか
一方が特定された場合に、上記コード情報格納手段に格
納された医薬品コード、流通コード、および、中間コー
ドに基づいて、上記医薬品コードと上記流通コードとの
相互変換を行なうコード変換手段とを備えたことを特徴
とする。
【0031】この装置によれば、医薬品コードと流通コ
ードとが、中間コードを介して相互に変換されるので、
調剤店舗や医療会計を行なう店舗本部等においては医薬
品コードで情報管理を行い、薬剤の発注時や納品時等に
は流通コードで情報管理を行なう等、各場面において最
適な形態のコードを、正確かつ容易に用いることができ
る。
【0032】また、請求項12に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項11に記載の調剤管理情報処理装置に
おいて、上記中間コードは、上記薬剤の製造元を特定す
るメーカーコードを含んで構成されることを特徴とす
る。
【0033】これは中間コードの構成例を一層具体的に
示すものであり、この装置によれば、医薬品コードと流
通コードとが、メーカーコードを介して関連付けられ
る。
【0034】また、請求項13に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項11または12に記載の調剤管理情報
処理装置において、上記中間コードは、上記薬剤の流通
形態に対応する枝番を含んで構成されることを特徴とす
る。
【0035】これは中間コードの他の構成例を一層具体
的に示すものであり、この装置によれば、医薬品コード
と流通コードとが、流通形態に対応する枝番を介して関
連付けられる。
【0036】また、請求項14に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項11〜13のいずれか一つに記載の調
剤管理情報処理装置において、上記端末装置から上記ネ
ットワークを介して送信された上記医薬品コードおよび
上記中間コードを受信する受信手段と、上記受信手段に
て受信された上記医薬品コードおよび上記中間コードに
基づいて上記コード変換手段にて変換された上記流通コ
ードを用いて、薬剤を所定の発注先に発注するための所
定の処理を行なう発注手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0037】この装置によれば、端末装置からの医薬品
コードおよび中間コードが流通コードに変換され、この
流通コードを用いて薬剤の発注が行なわれる。したがっ
て、調剤店舗においては、流通コードを考慮することな
く、医薬品コードおよび中間コードを用いて発注を行な
うことができ、発注作業を容易かつ正確に行なうことが
できる。
【0038】また、請求項15に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項11〜14のいずれか一つに記載の調
剤管理情報処理装置において、上記受信手段は、上記納
品情報処理装置を介して納品された薬剤の上記流通コー
ドを、当該納品情報処理装置から上記ネットワークを介
して受信し、上記コード変換手段は、上記受信手段にて
受信された上記流通コードを、上記医薬品コードおよび
中間コードに変換することを特徴とする。
【0039】この装置によれば、納品情報処理装置から
の流通コードが医薬品コードおよび中間コードに変換さ
れる。したがって、納品者側では、医薬品コードおよび
中間コードを考慮することなく、流通コードを特定する
ことによって納品を行なうことができ、納品作業を容易
かつ正確に行なうことができる。
【0040】また、請求項16に記載の調剤管理情報処
理装置は、複数の調剤店舗またはこれら複数の調剤店舗
を統括する店舗本部に設けられた端末装置に対して、ネ
ットワークを介して相互に通信可能に接続して構成され
る調剤管理情報処理装置であって、上記端末装置から上
記ネットワークを介して送信された、検索対象となる薬
剤を識別するための薬剤識別情報を受信する受信手段
と、上記調剤店舗に在庫されている薬剤の種類を特定す
るための薬剤識別情報と、当該薬剤が在庫されている調
剤店舗を特定するための店舗識別情報とを相互に関連付
けて格納する在庫情報格納手段と、上記受信手段にて受
信された上記薬剤識別情報を検索キーとし、上記在庫情
報格納手段に格納された薬剤識別情報および店舗識別情
報を検索対象として、所定の薬剤が在庫されている調剤
店舗を検索する検索手段とを備えたことを特徴とする。
【0041】この装置によれば、薬剤識別情報を検索キ
ーとし、所定の薬剤が在庫されている調剤店舗を検索す
ることができる。したがって、薬剤回収命令が発せられ
たような場合においても、回収対象になった薬剤の所在
を正確かつ容易に確認することができ、回収を短期間で
漏れなく行なうことができる。
【0042】また、請求項17に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項16に記載の調剤管理情報処理装置に
おいて、上記受信手段は、上記端末装置から上記ネット
ワークを介して送信された、上記調剤店舗における在庫
を修正するための在庫修正情報を受信し、上記受信手段
にて受信された在庫修正情報に基づいて、上記在庫情報
格納手段にて格納された薬剤識別情報および店舗識別情
報を修正する在庫修正手段を備えることを特徴とする。
【0043】この装置によれば、在庫修正情報に基づい
て、薬剤識別情報および店舗識別情報が修正される。し
たがって、常に最新で正確な在庫情報を保持しておくこ
とができ、検索等の正確性を維持することができる。
【0044】また、請求項18に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項16または17に記載の調剤管理情報
処理装置において、上記受信手段は、上記端末装置から
上記ネットワークを介して送信された、上記調剤店舗に
おける薬剤の使用量を特定するための薬剤使用量情報を
受信し、上記在庫修正手段は、上記受信手段にて受信さ
れた薬剤使用量情報に基づいて上記薬剤識別情報を修正
することを特徴とする。
【0045】これは在庫修正情報の一形態を示すもので
あり、この装置によれば、薬剤使用量情報に基づいて、
薬剤識別情報および店舗識別情報が修正される。
【0046】また、請求項19に記載の調剤管理情報処
理装置は、請求項16〜18のいずれか一つに記載の調
剤管理情報処理装置において、上記在庫情報格納手段に
は、上記調剤店舗に対する薬剤の納品タイミングに関す
る納品タイミング情報が格納され、上記在庫修正手段
は、上記薬剤使用量情報に基づいて上記薬剤識別情報を
修正する際、当該薬剤識別情報を、上記在庫情報格納手
段に格納された納品タイミング情報にて示される納品タ
イミングが古い順に、上記薬剤使用量情報にて特定され
る薬剤の使用量分だけ、処方済み状態の情報に修正する
ことを特徴とする。
【0047】この装置によれば、店舗において薬剤が先
入れ先出しで処方されることを想定し、納品タイミング
が古い薬剤から順次、処方済みとして在庫情報を修正し
ていくので、処方した薬剤を個別に指定することなく、
在庫情報を更新することができる。
【0048】また、本発明は調剤管理方法に関するもの
であり、請求項20に記載の調剤管理方法は、複数の調
剤店舗において処方される薬剤に関する情報を管理する
調剤管理方法であって、上記複数の調剤店舗のそれぞれ
に補充すべき薬剤の種類を特定するための薬剤識別情報
と、当該補充すべき薬剤の数量を特定するための薬剤数
量情報とを所定の端末装置から取得する情報取得手順
と、上記情報取得手順において取得された上記薬剤数量
情報に基づいて、上記複数の調剤店舗に補充すべき各薬
剤の総量を算定する算定手順と、上記算定手順において
算定された総量と、上記情報取得手順において取得され
た上記薬剤識別情報とに基づいて、各薬剤を所定の発注
先に発注するための所定の処理を行なう発注手順とを備
えたことを特徴とする。
【0049】この方法によれば、各調剤店舗に補充すべ
き薬剤の総量が算定され、この総量等に基づいて、各薬
剤の発注が行なわれる。したがって、各調剤店舗で処方
される薬剤の量が発注単位に対して極めて少ない場合で
あっても、複数の各調剤店舗の発注量を集約して発注単
位以上として発注を行なうことができ、必要量以上の発
注を行なうことがないため、薬剤の在庫が過剰になるこ
とや、有効期限を過ぎた薬剤を廃棄しなければならなく
なるような事態を防止することができ、各調剤店舗の経
営効率を向上させることができる。また、このように一
括発注を行なうことにより、発注コストや納品コストを
低減することができ、この点においても各調剤店舗の経
営効率を向上させることができる。
【0050】また、請求項21に記載の調剤管理方法
は、請求項20に記載の調剤管理方法において、各薬剤
の最小発注単位を特定するための発注単位情報を所定の
調剤管理情報処理装置に格納する発注単位情報格納手順
を備え、上記発注手順において、上記算定した薬剤の総
量のうち、上記発注単位情報格納手順において格納され
た発注単位情報にて特定される最小発注単位の整数倍の
部分についてのみ、薬剤の発注を行なうことを特徴とす
る。
【0051】この方法によれば、薬剤の総量のうち、発
注単位情報にて特定される最小発注単位の整数倍の部分
についてのみ、薬剤の発注が行なわれる。したがって、
最小発注単位に対応した量の発注を自動的に行なうこと
ができる。
【0052】また、請求項22に記載の調剤管理方法
は、請求項21に記載の調剤管理方法において、上記最
小発注単位の整数倍に該当しない部分の薬剤の薬剤識別
情報および薬剤数量情報を所定の調剤管理情報処理装置
に格納する端数情報格納手順を備え、上記発注手順にお
いて、上記薬剤の総量を算定する際、上記端数情報格納
手順において格納された薬剤数量情報を含めて上記薬剤
の総量を算定することを特徴とする。
【0053】この方法によれば、薬剤の総量を算定する
際、それまでの発注時に端数として残っている薬剤の量
を含めて総量が算定される。したがって、発注されずに
端数として残った薬剤についても、切り捨てることなく
次回以降の発注に含めることができ、発注の継続性を保
持することができる。
【0054】また、請求項23に記載の調剤管理方法
は、複数の調剤店舗において処方される薬剤に関する情
報を管理する調剤管理方法であって、複数の調剤店舗に
設けられた第1の端末装置において、当該第1の端末装
置が設けられた調剤店舗に補充すべき薬剤の種類を特定
するための薬剤識別情報の入力を受付ける入力手順と、
上記入力手順において入力された薬剤識別情報を、上記
ネットワークを介して所定の調剤管理情報処理装置に送
信する送信手順と、上記送信手順において送信された上
記薬剤識別情報を上記調剤管理情報処理装置において受
信する受信手順と、上記受信手順において受信された上
記薬剤識別情報を、当該薬剤識別情報を送信した上記調
剤店舗に設けられた第2の端末装置に直接または間接に
送信する第2の送信手順と、上記第2の送信手順におい
て送信された上記薬剤識別情報を上記第2の端末装置に
おいて受信する第2の受信手順と、上記第2の受信手順
において受信された薬剤識別情報を出力する出力手順
と、上記出力手順において出力された薬剤識別情報に対
応する薬剤の保管位置に設けられた上記薬剤識別情報を
読み取る読み取り手順と、上記読み取り手順において読
み取られた上記薬剤識別情報を上記調剤管理情報処理装
置に直接または間接に送信する第3の送信手順と、上記
第3の送信手順において送信された上記薬剤識別情報を
上記調剤管理情報処理装置において受信する第3の受信
手順と、上記第3の受信手順において受信された上記薬
剤識別情報に基づいて、上記薬剤の発注に関する処理を
行う発注処理手順とを備えることを特徴とする。
【0055】この方法によれば、各調剤店舗で処方等さ
れた薬剤の薬剤識別情報が店舗PC等の第1の端末装置
を介して調剤管理情報処理装置に送信され、この薬剤識
別情報がハンディターミナル等の第2の端末装置に送信
され表示等される。そして、表示された薬剤に対応する
薬剤の薬剤識別情報が読み取られ、この薬剤識別情報が
調剤管理情報処理装置に送信されて薬剤の発注が行われ
る。したがって、処方等された薬剤の薬剤識別情報を確
認しつつ、ハンディターミナル等で薬剤識別情報を入力
して発注依頼を行うことができるので、薬剤識別情報の
入力ミスを防止することができ、薬剤の発注を一層正確
に行うことができる。また、ハンディターミナル等で薬
剤識別情報が読み取られた際、処方等された薬剤の薬剤
識別情報と一致するか否かをハンディターミナル等で自
動的に確認するようにしてもよく、例えば、一致しない
場合には警報音を出力等することで、薬剤識別情報の入
力ミスを一層確実に防止することができる。
【0056】また、請求項24に記載の調剤管理方法
は、請求項23に記載の調剤管理方法において、上記第
2の受信手順にて受信された薬剤識別情報と、上記読み
取り手順にて読み取られた薬剤識別情報とが相互に異な
る場合には、所定の警報を出力するための処理を行う警
報処理手順を備えることを特徴とする。
【0057】この方法によれば、ハンディターミナル等
の第2の端末装置で薬剤識別情報が読み取られた際、こ
の薬剤識別情報と、処方等された薬剤の薬剤識別情報と
が一致しない場合には、警報音を出力等することで、薬
剤を正確に取り出すことや発注することができ、薬剤の
処方ミスや発注ミスを防止することができる。
【0058】また、請求項25に記載の調剤管理方法
は、複数の調剤店舗において処方される薬剤に関する情
報を管理する調剤管理方法であって、各薬剤を医療会計
過程において識別するための医薬品コードと、各薬剤を
流通過程において識別するための流通コードと、これら
医薬品コードと流通コードとを相互に関連付けるための
中間コードと、を相互に対応付けて所定の調剤管理情報
処理装置に格納するコード情報格納手順と、上記医薬品
コードまたは上記流通コードのいずれか一方が特定され
た場合に、上記コード情報格納手順において格納された
医薬品コード、流通コード、および、中間コードに基づ
いて、上記医薬品コードと上記流通コードとの相互変換
を行なうコード変換手順とを備えたことを特徴とする。
【0059】この方法によれば、医薬品コードと流通コ
ードとが、中間コードを介して相互に変換されるので、
調剤店舗や医療会計を行なう店舗本部等においては医薬
品コードで情報管理を行い、薬剤の発注時や納品時等に
は流通コードで情報管理を行なう等、各場面において最
適な形態のコードを、正確かつ容易に用いることができ
る。
【0060】また、請求項26に記載の調剤管理方法
は、請求項23および25に記載の調剤管理方法におい
て、上記薬剤識別情報は、上記医薬品コードまたは当該
医薬品コードを特定するための情報であり、上記読み取
り手順において、上記保管位置に設けられた上記中間コ
ードを上記薬剤識別情報と共に読み取り、上記第3の送
信手順において、上記中間コードを上記薬剤識別情報と
共に上記調剤管理情報処理装置に直接または間接に送信
し、上記第3の受信手順において、上記中間コードを上
記薬剤識別情報と共に受信し、上記発注処理手順におい
て、上記第3の受信手順において受信された上記中間コ
ードおよび上記薬剤識別情報に基づいて、上記薬剤の発
注に関する処理を行うことを特徴とする。
【0061】この方法によれば、ハンディターミナル等
の第2の端末装置によって医薬品コードおよび中間コー
ドが読み取られ、これら医薬品コードおよび中間コード
に基づいて薬剤の発注が行われる。したがって、実際に
処方された薬剤を正確に知っている調剤店舗の薬剤師等
が、必要な薬剤を中間コードを用いて一意に特定して発
注を行うことができるので、薬剤を正確かつ容易に発注
することができる。
【0062】また、請求項27に記載の調剤管理方法
は、請求項25または26に記載の調剤管理方法におい
て、上記中間コードは、上記薬剤の製造元を特定するメ
ーカーコードを含んで構成されることを特徴とする。
【0063】これは中間コードの構成例を一層具体的に
示すものであり、この方法によれば、医薬品コードと流
通コードとが、メーカーコードを介して関連付けられ
る。
【0064】また、請求項28に記載の調剤管理方法
は、請求項25〜27のいずれか一つに記載の調剤管理
方法において、上記中間コードは、上記薬剤の流通形態
に対応する枝番を含んで構成されることを特徴とする。
【0065】これは中間コードの他の構成例を一層具体
的に示すものであり、この方法によれば、医薬品コード
と流通コードとが、流通形態に対応する枝番を介して関
連付けられる。
【0066】また、請求項29に記載の調剤管理方法
は、請求項25〜28のいずれか一つに記載の調剤管理
方法において、上記調剤店舗に設けた端末装置から上記
医薬品コードおよび上記中間コードを取得する第1の情
報取得手順と、上記第1の情報取得手順において取得さ
れた上記医薬品コードおよび上記中間コードに基づいて
上記コード変換手順において変換された上記流通コード
を用いて、薬剤を所定の発注先に発注するための所定の
処理を行なう発注手順とを備えたことを特徴とする。
【0067】この方法によれば、端末装置からの医薬品
コードおよび中間コードが流通コードに変換され、この
流通コードを用いて薬剤の発注が行なわれる。したがっ
て、調剤店舗においては、流通コードを考慮することな
く、医薬品コードおよび中間コードを用いて発注を行な
うことができ、発注作業を容易かつ正確に行なうことが
できる。
【0068】また、請求項30に記載の調剤管理方法
は、請求項25〜29のいずれか一つに記載の調剤管理
方法において、薬剤の納品を行なう納品情報処理装置か
ら、上記調剤店舗に対して納品された薬剤の上記流通コ
ードを取得する第2の情報取得手順を備え、上記コード
変換手順において、上記第2の情報取得手順において取
得された上記流通コードを、上記医薬品コードおよび中
間コードに変換することを特徴とする。
【0069】この方法によれば、納品情報処理装置から
の流通コードが医薬品コードおよび中間コードに変換さ
れる。したがって、納品者側では、医薬品コードおよび
中間コードを考慮することなく、流通コードを特定する
ことによって納品を行なうことができ、納品作業を容易
かつ正確に行なうことができる。
【0070】また、請求項31に記載の調剤管理方法
は、複数の調剤店舗において処方される薬剤に関する情
報を管理する調剤管理方法であって、検索対象となる薬
剤を識別するための薬剤識別情報を端末装置から取得す
る情報取得手順と、上記調剤店舗に在庫されている薬剤
の種類を特定するための薬剤識別情報と、当該薬剤が在
庫されている調剤店舗を特定するための店舗識別情報と
を相互に関連付けて所定の調剤管理情報処理装置に格納
する在庫情報格納手順と、上記情報取得手順において取
得された上記薬剤識別情報を検索キーとし、上記在庫情
報格納手順において格納された薬剤識別情報および店舗
識別情報を検索対象として、所定の薬剤が在庫されてい
る調剤店舗を検索する検索手順とを備えたことを特徴と
する。
【0071】この方法によれば、薬剤識別情報を検索キ
ーとし、所定の薬剤が在庫されている調剤店舗を検索す
ることができる。したがって、薬剤回収命令が発せられ
たような場合においても、回収対象になった薬剤の所在
を正確かつ容易に確認することができ、回収を短期間で
漏れなく行なうことができる。
【0072】また、請求項32に記載の調剤管理方法
は、請求項31に記載の調剤管理方法において、上記情
報取得手順において、上記調剤店舗における在庫を修正
するための在庫修正情報を取得し、上記情報取得手順に
おいて取得された在庫修正情報に基づいて、上記在庫情
報格納手順において格納された薬剤識別情報および店舗
識別情報を修正する在庫修正手順を備えることを特徴と
する。
【0073】この方法によれば、在庫修正情報に基づい
て、薬剤識別情報および店舗識別情報が修正される。し
たがって、常に最新で正確な在庫情報を保持しておくこ
とができ、検索等の正確性を維持することができる。
【0074】また、請求項33に記載の調剤管理方法
は、請求項31または32に記載の調剤管理方法におい
て、上記情報取得手順において、上記調剤店舗における
薬剤の使用量を特定するための薬剤使用量情報を受信
し、上記在庫修正手順において、上記情報取得手順にお
いて取得された薬剤使用量情報に基づいて上記薬剤識別
情報を修正することを特徴とする。
【0075】これは在庫修正情報の一形態を示すもので
あり、この方法によれば、薬剤使用量情報に基づいて、
薬剤識別情報および店舗識別情報が修正される。
【0076】また、請求項34に記載の調剤管理方法
は、請求項31〜33のいずれか一つに記載の調剤管理
方法において、上記在庫情報格納手順において、上記調
剤店舗に対する薬剤の納品タイミングに関する納品タイ
ミング情報が格納され、上記在庫修正手順において、上
記薬剤使用量情報に基づいて上記薬剤識別情報を修正す
る際、当該薬剤識別情報を、上記在庫情報格納手順にお
いて格納された納品タイミング情報にて示される納品タ
イミングが古い順に、上記薬剤使用量情報にて特定され
る薬剤の使用量分だけ、処方済み状態の情報に修正する
ことを特徴とする。
【0077】この方法によれば、店舗において薬剤が先
入れ先出しで処方されることを想定し、納品タイミング
が古い薬剤から順次、処方済みとして在庫情報を修正し
ていくので、処方した薬剤を個別に指定することなく、
在庫情報を更新することができる。
【0078】また、本発明はプログラムに関するもので
あり、請求項35に記載のプログラムは、上記請求項2
0〜34のいずれか一つに記載された調剤管理方法をコ
ンピュータに実行させることを特徴とする。
【0079】このプログラムによれば、当該プログラム
をサーバ装置等の情報処理装置にインストール等して実
行することにより、請求項20〜34のいずれか一つに
記載された調剤管理方法をコンピュータを利用して実現
することができ、これら各方法と同様の効果を得ること
ができる。
【0080】また、本発明は記録媒体に関するものであ
り、請求項36に記載の記録媒体は、上記請求項20〜
34のいずれか一つに記載された調剤管理方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
特徴とする。
【0081】この記録媒体によれば、当該記録媒体に記
録されたプログラムをコンピュータに読み取らせて実行
することによって、前記請求項20〜34のいずれか一
つに記載された調剤管理方法をコンピュータを利用して
実現することができ、これら各方法と同様の効果を得る
ことができる。
【0082】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる調剤管理
システム、調剤管理情報処理装置、調剤管理方法、プロ
グラム、および、記録媒体の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発
明が限定されるものではない。
【0083】(全体の概要)以下、本システムにて行わ
れる調剤管理の全体の概要について説明し、その後、本
システムの構成および処理等について詳細に説明する。
図1はこの実施形態にかかる調剤管理システム全体の構
成図である。この図1において、管理センターの調剤管
理サーバ100、複数の調剤店舗(以下、単に店舗と称
する)の各々に設置された店舗PC200、複数の店舗
を統括する店舗本部に設定された店舗本部サーバ30
0、および、薬剤の備蓄および納品を行なうため店舗本
部や卸売り業者の備蓄センターに設置された備蓄サーバ
400が、インターネット500を介して相互に通信可
能に接続して構成されている。また、店舗PC200に
はハンディターミナル600が切り離し自在に接続さ
れ、また、店舗本部サーバ300には店舗本部PC70
0が接続されている。
【0084】このように構成される本システムにおい
て、各店舗において使用された薬剤等に関する情報が、
店舗PC200から調剤管理サーバ100に送信され、
この調剤管理サーバ100に格納される。そして、調剤
管理サーバ100は、店舗から送信された情報に基づい
て、各種の処理を行なう。
【0085】このようなシステムにおいて、従来のシス
テムと異なる主たる基本的な特徴は、(1)薬剤の一括
発注、(2)医薬品コードとJANコードとの相互変
換、(3)ピッキング、および、(4)薬剤所在確認で
ある。
【0086】(全体の概要−薬剤の一括発注)具体的に
は、調剤管理サーバ100は、店舗から送信された情報
に基づいて、薬剤の一括発注を行なう。すなわち、各店
舗毎の発注量を集約して一定の発注単位を満たす発注量
にした上で、備蓄センターに対して発注を行なう。この
時、店舗において発注すべき薬剤は、各店舗における薬
剤の使用量に基づいて自動的に算定される。
【0087】(全体の概要−医薬品コードとJANコー
ドとの相互変換)また、調剤管理サーバ100は、医薬
品コードとJANコードとの相互変換を行なう。すなわ
ち、本システムにおいては、医薬品コードとJANコー
ドとを1対1で対応付けるため、両コードを関連付ける
中間コードを設けている。
【0088】この中間コードは、具体的には、薬剤の製
造メーカーを特定するメーカーコードと、薬剤の流通形
態(店舗への納入形態、店舗における在庫形態、あるい
は、調剤単位)に対応する枝番とを含んで構成される。
そして、同一の医薬品コードを有する薬剤であっても、
その中間コードに応じて、異なるJANコードに対応付
けることを可能としている。そして、各店舗において薬
剤の発注を行う際、各店舗の担当者は、後述するピッキ
ングを行うことによって当該薬剤の医薬品コードおよび
中間コードを調剤管理サーバ100に送信する。この送
信を受けた調剤管理サーバ100では、医薬品コードお
よび中間コードに基づいてJANコードを特定し、発注
処理を行なう。
【0089】例えば、図8に示すように、医薬品名「R
カプセル20mg」の薬剤を、A社とB社の2つのメー
カーが、10錠入りと14錠入りの2つの流通形態(包
装形態、梱包形態)で販売している場合、4つの異なる
薬剤が存在することになる。このような場合、従来は、
4つの薬剤に対して、1つの医薬品コード123456789
と、4つのJANコード987654321〜987654324が付与さ
れていた。すなわち、医薬品コードでは、各薬剤をメー
カー別や形態別に区別することができなかった。
【0090】これに対して本実施の形態では、例えば、
A社の薬剤にはメーカーコード100、B社の薬剤にはメ
ーカーコード101を付与し、10錠入りの薬剤には枝番0
01、14錠入りの薬剤には枝番002を付与する。例え
ば、医薬品コード123456789、メーカーコード100、枝番
001の組み合わせの薬剤は、A社が製造した医薬品名
「Rカプセル20mg」の10錠入りの薬剤であること
を意味することが分かるので、対応するJANコード98
7654321に変換することができる。
【0091】(全体の概要−ピッキング)また、上記の
一括発注を行う際には、薬剤の「ピッキング」が行われ
る。「ピッキング」とは、各店舗の担当者が、当該店舗
において発注すべき薬剤を、ハンディターミナル600
を用いて確認する作業である。すなわち、各店舗の担当
者は、処方された処方入力された情報(処方箋の薬剤の
薬剤名や医薬品コード、数量、および、投与日数)を処
方と同時に調剤管理サーバ100を介してハンディター
ミナル600にダウンロードする。そして、このハンデ
ィターミナル600に表示される医薬品コード等を見な
がら、発注する薬剤の棚札をバーコードリーダでスキャ
ンすることによって医薬品コードおよび中間コードを入
力すると共に、ハンディターミナル600の画面に従っ
て、ピッキングした薬剤の数量を入力する。
【0092】このように担当者が中間コードの入力を行
うのは、各店舗に同一の医薬品コードを有していなが
ら、メーカーや流通形態が異なる複数の薬剤が在庫され
ている場合、実際に処方された薬剤を知っているのは担
当者だけであるため、この担当者によって中間コードを
特定してもらうことで、医薬品コードだけでなくメーカ
ーや流通形態についても一意に限定し、処方された薬剤
と同一の薬剤を正確に発注するためである。
【0093】例えば、同一の医薬品コードを有する薬剤
について、メーカーが同じでありながら、錠剤の場合に
は、ヒートとバラ(瓶)、散剤の場合には、分包済と未
分包(瓶)の如き違いが存在する場合がある。ここで、
処方箋に「薬剤a、薬剤bを毎食後で服用、5日分(一
包化)」と記載されている場合、店舗に薬剤aがバラと
ヒートで在庫されているものとすると、この薬剤aを自
動分包機に掛けて一包化するが、バラかヒートかどちら
を分包機に入れるのかは薬剤師が決める。そこで、使用
する薬剤aを上記ピッキングを行いつつ薬棚から取り出
すことにより、使用された薬剤がバラであるのかヒート
であるのかを本システム内で一意に特定することを可能
とする。
【0094】ここで、ピッキング時において、担当者に
て医薬品コードと中間コードとが入力された際、調剤管
理サーバ100からダウンロードされた医薬品コード
と、担当者によって入力された医薬品コードとが相互に
一致しない場合には、ハンディターミナル600におい
て警報音が出力され、入力内容の確認が促される。この
ような入力作業を経て、正確に入力された医薬品コード
と中間コードとのみが調剤管理サーバ100に送信され
て蓄積され、この蓄積された医薬品コードと中間コード
とに基づいて、上記の発注が行われる。
【0095】(全体の概要−薬剤所在確認)また、調剤
管理サーバ100は、各店舗の薬剤の在庫情報が格納さ
れており、薬剤が処方されたり、薬剤が店舗に納品され
る毎に、在庫情報が修正され、最新の情報に維持され
る。そして、薬剤の回収命令が発せられた際等には、店
舗本部等において、薬剤が納品された店舗を検索するこ
とができる。なお、本発明は、これら主たる特徴以外に
も種々の特徴を有しているが、この点については後述す
る。
【0096】(システム構成―調剤管理サーバ100)
次に、このような特徴を有する本システムの構成につい
て説明する。まず、調剤管理サーバ100の構成につい
て説明する。図2は調剤管理サーバ100の要部構成を
示すブロック図である。この調剤管理サーバ100は、
調剤管理情報処理装置であり、格納部110、通信制御
部130、および、制御部140を備えて構成されてお
り、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続
されている。
【0097】このうち、格納部110は、調剤管理サー
バ100の各種機能に必要になるプログラムおよびデー
タ等を格納する格納手段(記憶手段)であり、機能概念
的に、店舗マスターDB111、薬剤マスターDB11
2、コード変換マスターDB113、処方入力日計処理
DB114、店別薬剤使用量データDB115、店別発
注データDB116、端数データDB117、発注確認
データDB118、仕入確定データDB119、店別在
庫DB120、納品データDB121、在庫修正データ
DB122、および、WebDB123を備えて構成さ
れている。
【0098】このうち、店舗マスターDB111は、各
店舗および店舗本部に関する基本的な情報(店舗マスタ
ー情報)を格納する店舗マスター情報格納手段である。
この店舗マスター情報は、例えば、各店舗および店舗本
部の店舗ID、各店舗の住所、各店舗の所在エリア、各
店舗の店名、各店舗の電話番号、各店舗および店舗本部
を認証するための店舗パスワードを相互に関連付けて構
成されている。
【0099】また、薬剤マスターDB112は、薬剤に
関する基本的な情報(薬剤マスター情報)を格納する薬
剤基本情報格納手段である。この薬剤基本情報は、例え
ば、各薬剤の医薬品コード、各薬剤の名称、各薬剤の製
造メーカー名を相互に関連付けて構成されている。ま
た、薬剤マスターDB112には、各薬剤の最小発注単
位が格納されており、この点において、薬剤マスターD
B112は、発注単位情報を格納する発注単位情報格納
手段として機能する。
【0100】また、コード変換マスターDB113は、
医薬品コードとJANコードとの相互変換を行なうた
め、医薬品コード、JANコード、および、中間コード
(メーカーコードおよび枝番)を相互に対応付けて格納
するコード情報格納手段である。
【0101】また、処方入力日計処理DB114は、当
該店舗において処方された薬剤の各日毎の集計結果に関
する情報(処方入力日計情報)を格納する処方入力日計
情報格納手段である。この処方入力日計情報は、例え
ば、各店舗を一意に識別するための店舗ID、各店舗に
おいて処方を行なった日付け、各店舗において処方され
た薬剤の医薬品コード、および、各店舗において処方さ
れた薬剤の数量(=使用量または薬剤数量情報)を相互
に関連付けて構成されている。
【0102】また、店別薬剤使用量データDB115
は、各店舗毎の薬剤の使用量に関する情報(店別薬剤使
用量情報)を格納する店別薬剤使用量情報格納手段であ
る。この店別薬剤使用量情報は、例えば、各店舗の店舗
ID、各店舗で使用された各薬剤の医薬品コード、各薬
剤の使用量(錠単位、ヒート単位、箱単位等)を相互に
関連付けて構成されている。
【0103】また、店別発注データDB116は、各店
舗毎の薬剤の発注内容に関する情報(店別発注情報)を
格納する店別発注情報格納手段である。この店別発注情
報は、例えば、各店舗の店舗ID、各店舗で発注する各
薬剤の医薬品コードと中間コード、および、各薬剤の発
注量を相互に関連付けて構成されている。
【0104】また、端数データDB117は、最小発注
単位の整数倍に該当しない部分の薬剤に関する情報(端
数情報)を格納する端数情報格納手段である。この端数
情報は、例えば、各店舗の店舗ID、各店舗で発注する
各薬剤の医薬品コードと中間コード、および、各薬剤の
端数の発注量(最小発注単位に満たなかった分の発注
量)を相互に関連付けて構成されている。
【0105】また、発注確認データDB118は、発注
を行なう薬剤について各店舗に確認すべき情報(発注確
認情報)を格納する発注確認情報格納手段である。この
発注確認情報は、例えば、発注する各薬剤の医薬品コー
ドと中間コード、各薬剤の発注量の総量、各薬剤を発注
した各店舗の店舗ID、各店舗毎の各薬剤の発注量を相
互に関連付けて構成されている。
【0106】また、仕入確定データDB119は、発注
を行なうことが確定した薬剤に関する情報(仕入確定情
報)を格納する仕入確定情報格納手段である。この仕入
確定情報は、例えば、発注する各薬剤の医薬品コードと
中間コード、各薬剤の発注量の総量、各薬剤を発注した
各店舗の店舗ID、各店舗毎の各薬剤の発注量を相互に
関連付けて構成されている。
【0107】また、店別在庫DB120は、各店舗毎の
在庫に関する情報(店別在庫情報)を格納する在庫情報
格納手段である。この店別在庫情報は、例えば、各店舗
の店舗ID、各店舗に在庫されている薬剤の医薬品コー
ド、JANコード、各薬剤の納品日時(納品タイミング
情報)、各薬剤の製造番号、各薬剤の有効期限、およ
び、各薬剤の数量を相互に関連付けて構成されている。
【0108】また、納品データDB121は、各店舗に
納品された薬剤に関する情報(納品情報)を格納する納
品情報格納手段である。この納品情報は、例えば、納品
された薬剤の医薬品コードおよび中間コードと、製造番
号、有効期限、納品された店舗の店舗ID、数量、およ
び、納品日時を相互に関連付けて構成されている。
【0109】また、在庫修正データDB122は、各店
舗の在庫情報を修正するための情報(在庫修正情報)を
格納する在庫修正情報格納手段である。この在庫修正情
報は、例えば、修正の対象になる薬剤の名称、修正後の
医薬品コード、修正後の中間コード、修正後の製造番
号、修正後の有効期限、および、修正後の数量を相互に
関連付けて構成されている。
【0110】また、WebDB123は、店舗PC20
0等に送信すべきWebページの画面データや音声デー
タを格納するWeb情報格納手段である。この画面デー
タは、例えば、HTML(Hypertext Markup Language)、あ
るいは、XML(Extensible Markup Language)にて記述
され格納されている。この他、Webデータには、必要
に応じて、音声データをWAVE形式やAIFF形式の如き音声
ファイルで格納したり、静止画や動画をJPEG形式やMPEG
2形式の如き画像ファイルで格納することができる。
【0111】また、図2において、通信制御部130
は、調剤管理サーバ100とインターネット500(ま
たはルータ等の通信装置)との間における通信を制御す
る通信制御手段であり、店舗PC200から医薬品コー
ドや中間コード等の情報を受信する受信手段、ピッキン
グ時に医薬品コード等を店舗PC200に送信する送信
手段、および、検索対象となる薬剤を識別するための医
薬品コード等を受信する受信手段として機能する。
【0112】また、図2において、制御部140は、調
剤管理サーバ100の各部を制御する制御手段であり、
機能概念的に、処方入力日計処理部141、認証処理部
142、ピッキング処理部143、発注処理部144、
在庫修正部145、在庫検索部146を備えて構成され
ている。
【0113】このうち、処方入力日計処理部141は、
店舗において処方された薬剤に関する情報に基づいて、
レセプト会計等を行なうために必要な処理を行なう方入
力日計処理手段である。また、認証処理部142は、調
剤管理サーバ100にアクセスする際の認証に関する処
理を行なう認証処理手段である。また、ピッキング処理
部143は、店舗において行なわれるピッキングに関す
る情報を処理するピッキング処理手段である。
【0114】また、発注処理部144は、各調剤店舗に
おいて補充すべき数量に基づいて、補充すべき各薬剤の
総量を算定し、この総量等に基づいて、各薬剤を所定の
発注先に発注するための所定の処理を行なう発注手段で
あり、医薬品コードとJANコードとの相互変換を行な
うコード変換手段であり、かつ、JANコードを用い
て、各薬剤を所定の発注先に発注するための所定の処理
を行なう発注手段である。また、在庫修正部145は、
在庫修正情報に基づいて、店別在庫DB120にて格納
された情報を修正する在庫修正手段である。また、在庫
検索部146は、店舗PC200から送信された医薬品
コードを検索キーとし、店別在庫DB120に格納され
た情報を検索対象として、所定の薬剤が在庫されている
調剤店舗を検索する検索手段である。なお、これら各部
によって行なわれる処理の詳細については、後述する。
【0115】(システム構成−店舗PC200)次に、
店舗PC200の構成について説明する。図3は店舗P
C200の要部構成を示すブロック図である。この店舗
PC200は、端末装置(第1の端末装置)であり、概
略的には、RAM(Random Access Memory)210、HD
(Hard Disk)220、入力装置230、出力装置24
0、入出力制御IF250、通信制御IF260、およ
び、制御部270、を備えて構成されており、これら各
部がバスを介してデータ通信可能に接続されている。
【0116】このうち、RAM210は、店舗PC20
0の各部を制御するために必要になるプログラムおよび
データを揮発的に記憶する記憶手段である。また、HD
220は、店舗PC200の各部を制御するために必要
になるプログラムおよびデータを不揮発的に記憶する記
憶手段である。特に、本実施の形態において、HD22
0は、薬剤の名称および医薬品コードの対応関係に関す
る基本的な情報(名称コード情報)を格納する名称コー
ド情報格納手段として機能する。この名称コード情報
は、例えば、各薬剤の医薬品コード、および、各薬剤の
名称を相互に関連付けて構成されている。
【0117】また、入力装置230は、薬剤の医薬品コ
ードや使用量を含む各種の情報の入力を受付ける入力手
段であり、キーボード231、および、マウス232を
備えて構成されている。また、出力装置240は、各種
の情報を店舗PC200から出力する出力手段であり、
モニタ241を備えて構成されている。
【0118】また、入出力制御IF250は、これら入
力装置230および出力装置240によるデータの入出
力を制御する。また、通信制御IF260は、入力装置
230を介して入力された医薬品コードや使用量を含む
各種の情報を、調剤管理サーバ100に送信する送信手
段であり、店舗PC200とインターネット500(ま
たはLANスイッチ等の通信装置)との間における通信
制御を行う。
【0119】また、制御部270は、店舗PC200の
各部を制御する制御手段であり、機能概念的に、Web
ブラウザ271、レセプト処理部272を備えて構成さ
れている。このWebブラウザ271は、基本的には、
必要な情報をインターネット500を介して調剤管理サ
ーバ100等から取得し、この情報を解釈してモニタ2
41等に表示し、さらには、必要な情報を調剤管理サー
バ100等に送信するWebデータの送受信手段であ
る。
【0120】また、レセプト処理部272は、レセプト
に関する処理を行なうため、処方された薬剤の各日毎の
集計結果に関する情報の集計等を行なうレセプト処理手
段である。これらWebブラウザ271およびレセプト
処理部272の機能は、例えば、これらWebブラウザ
271およびレセプト処理部272を実質的に構成する
プログラムがHD220に記憶され、実行時にRAM2
10にロードされて、制御部270にて解釈および実行
されることにより実現される。
【0121】(システム構成−ハンディターミナル60
0)次に、ハンディターミナル600の構成について説
明する。図4はハンディターミナル600の要部構成を
示すブロック図である。このハンディターミナル600
は、端末装置(第2の端末装置)であり、概略的には、
記憶部610、入力装置620、出力装置630、入出
力制御IF640、通信制御IF650、および、制御
部660、を備えて構成されており、これら各部がバス
を介してデータ通信可能に接続されている。
【0122】このうち、記憶部610は、当該ハンディ
ターミナル600の各種機能を実現するためのプログラ
ムおよびパラメータや、後述するピッキング処理におい
て入力されたデータを記憶する記憶手段である。この記
憶手段の具体的な構成は任意であるが、例えば、フラッ
シュメモリーやRAM等にて構成される。
【0123】また、入力装置620は、各種の情報をハ
ンディターミナル600に対して入力する入力手段であ
り、キーボード621およびバーコードリーダ(読み取
り手段)622を備えて構成されている。また、出力装
置630は、各種の情報をハンディターミナル600か
ら出力する出力手段であり、モニタ631を備えて構成
されている。
【0124】また、入出力制御IF640は、これら入
力装置および出力装置によるデータの入出力を制御す
る。また、通信制御IF650は、ハンディターミナル
600と店舗PC200との間における通信制御を行
う。
【0125】また、制御部660は、ハンディターミナ
ル600の各部を制御する制御手段であり、機能概念的
に、ピッキング処理部661を備えて構成されている。
このピッキング処理部661は、ピッキングに関する処
理を行なうピッキング処理手段であると共に、調剤管理
サーバ100から送信された医薬品コードとバーコード
リーダ622にて読み取られた医薬品コードとが相互に
異なる場合には、所定の警報を出力するための処理を行
う警報処理手段である。この処理内容の詳細については
後述する。このピッキング処理部661の機能は、例え
ば、このピッキング処理部661を実質的に構成するプ
ログラムが記憶部に記憶され、制御部にて解釈および実
行されることにより実現される。
【0126】(システム構成−店舗本部サーバ300)
次に、店舗本部サーバ300の構成について説明する。
図5は店舗本部サーバ300の要部構成を示すブロック
図である。この店舗本部サーバ300は、納品情報処理
装置であり、格納部310、通信制御部320、およ
び、制御部330を備えて構成されており、これら各部
は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0127】このうち、格納部310は、店舗本部サー
バ300の各種機能に必要になるプログラムおよびデー
タ等を格納する格納手段(記憶手段)であり、機能概念
的に、処方入力日計処理DB311、仕入確定データD
B312、および、コード変換マスターDB313を備
えて構成されている。これら処方入力日計処理DB31
1、仕入確定データDB312、および、コード変換マ
スターDB313は、それぞれ調剤管理サーバ100の
処方入力日計処理DB114、仕入確定データDB11
9、および、コード変換マスターDB113と同一の情
報を格納する格納手段である。
【0128】また、図5において、通信制御部320、
店舗本部サーバ300と、インターネット500(また
はルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う
通信手段である。
【0129】また、図5において、制御部330は、店
舗本部サーバ300の各部を制御する制御手段であり、
機能概念的に、処方入力日計処理部331、および、仕
入確定処理部333を備えて構成されている。
【0130】このうち、処方入力日計処理部331は、
各店舗において処方された薬剤に関する情報に基づい
て、レセプト会計等を行なうために必要な処理を行なう
方入力日計処理手段である。また、仕入確定処理部33
3は、各店舗における薬剤の仕入れを確定する際の処理
を行なう仕入確定処理手段である。なお、これら各部に
よって行なわれる処理の詳細については、後述する。
【0131】(システム構成−店舗本部PC700)次
に、店舗本部PC700の構成について説明する。図6
は店舗本部PC700の要部構成を示すブロック図であ
る。この店舗本部PC700は、端末装置であり、概略
的には、RAM710、HD720、入力装置730、
出力装置740、入出力制御IF750、通信制御IF
760、および、制御部770、を備えて構成されてお
り、これら各部がバスを介してデータ通信可能に接続さ
れている。ただし、店舗本部PC700の各部は、特記
する場合を除き、店舗PC200の同一名称の各部とほ
ぼ同様に構成することができる。
【0132】ここで、入力装置730は、検索対象とな
る薬剤を識別するための医薬品コード等の入力を受付け
る入力手段として機能する。また、制御部770には、
機能概念的に、Webブラウザ771に加えて、更新処
理部772が設けられている。この更新処理部772
は、調剤管理サーバ100のコード変換マスターDB1
13に格納された各種コードの更新を行なうための更新
処理手段である。なお、これら各部によって行なわれる
処理の詳細については、後述する。
【0133】(システム構成−備蓄サーバ400)次
に、備蓄サーバ400の構成について説明する。図7は
備蓄サーバ400の要部構成を示すブロック図である。
この図7において、備蓄サーバ400は、格納部41
0、通信制御部420、および、制御部430を備えて
構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通
信可能に接続されている。
【0134】このうち、格納部410は、備蓄サーバ4
00の各種機能に必要になるプログラムおよびデータ等
を格納する格納手段(記憶手段)であり、機能概念的
に、発注情報DB411、および、備蓄在庫DB412
を備えて構成されている。
【0135】このうち、発注情報DB411は、調剤管
理サーバ100から送信された薬剤の発注に関する情報
(発注情報)を格納する発注情報格納手段である。この
発注情報は、例えば、発注された各薬剤のJANコー
ド、各薬剤の発注量の総量、各薬剤を発注した各店舗の
店舗ID、各店舗毎の各薬剤の発注量を相互に関連付け
て構成されている。
【0136】また、備蓄在庫DB412は、当該備蓄セ
ンターに備蓄されている薬剤に関する情報(備蓄在庫情
報)を格納する備蓄在庫情報格納手段である。この備蓄
在庫情報は、例えば、各薬剤のJANコード、各薬剤の
製造番号、および、各薬剤の有効期限を相互に関連付け
て構成されている。
【0137】また、図7において、通信制御部420
は、備蓄サーバ400と、インターネット500(また
はルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う
通信手段である。
【0138】また、図7において、制御部430は、備
蓄サーバ400の各部を制御する制御手段であり、機能
概念的に、納品処理部431を備えて構成されている。
この納品処理部431は、備蓄センターに備蓄された薬
剤を各店舗に納品するための処理を行なう納品処理手段
である。なお、これら各部によって行なわれる処理の詳
細については、後述する。
【0139】(処理の内容)次に、このように構成され
た本システムを用いて行なわれる処理の内容について説
明する。この処理は、(1)ピッキングによる薬剤の発
注に関する処理、(2)手動での薬剤の発注処理に関す
る処理、(3)薬剤の所在確認に関する処理に大別され
る。以下、これら各処理について順次説明する。なお、
各処理の前提として、特記する場合を除き、各DBには
それぞれの情報が任意の方法にて予め格納されているも
のとする。
【0140】(処理の内容−ピッキングによる薬剤の発
注処理)最初に、ピッキングによる薬剤の発注に関する
処理ついて説明する。この処理は、図9に示すように、
処方入力日計およびピッキングに関する処理(ステップ
SA−1)、発注に関する処理(ステップSA−2)、
および、納品に関する処理(ステップSA−3)に大別
される。
【0141】(処理の内容−ピッキング発注−処方入力
日計およびピッキング処理)まず、処方入力日計および
ピッキング処理について説明する。この処理のフローチ
ャートを図10に示す。最初に、各店舗の担当者は、薬
剤の処方を行う際、店舗PCを用いて、調剤管理サーバ
100にログイン要求を行う(ステップSB−1)。例
えば、店舗PC200のWebブラウザ271を起動
し、このWebブラウザ271の所定欄に、所定のUR
L(Uniform Resource Locator)を入力する。
【0142】この要求をインターネット500を介して
受信した調剤管理サーバ100の認証処理部142は、
店舗または担当者の認証を行なう。すなわち、WebD
B123から認証画面の画面データを呼び出し、この画
面データをインターネット500を介して店舗PC20
0に送信する(ステップSB−2)。
【0143】このように送信された画面データは、店舗
PC200のWebブラウザ271にて解釈されてモニ
タ241に表示される(ステップSB−3)。なお、こ
れ以降に説明する各画面についても、同様にWebブラ
ウザ271にて解釈されモニタ241に表示されるもの
とする。
【0144】その後、担当者が、当該店舗の店舗IDお
よび店舗パスワードを認証画面に入力して送信を指示す
ると、入力された店舗IDおよび店舗パスワードが、調
剤管理サーバ100に送信される(ステップSB−
4)。そして、調剤管理サーバ100の認証処理部14
2は、これら送信された店舗IDおよび店舗パスワード
と、店舗マスターDB111に格納された店舗IDおよ
び店舗パスワードに基づいて認証を行なう(ステップS
B−5)。
【0145】この認証がOKの場合、調剤管理サーバ1
00の処方入力日計処理部141は、処方データ入力用
画面の画面データをWebDB123から呼び出し、こ
の画面データを店舗PC200に送信する(ステップS
B−6)。この結果、処方データ入力用画面が店舗PC
200のモニタ241に表示される(ステップSB−
7)。そして、担当者は、当該店舗において処方する薬
剤の名称および数量を店舗PC200に入力する。この
入力は、従来のレセコンシステムにおける処方内容の入
力と同様に行なうことができ、例えば、キーボード23
1等を用いて手入力してもよく、あるいは、処方する薬
剤に貼付されているバーコードを図示しないバーコード
リーダでスキャンすることで自動入力してもよい。この
ように入力された情報は、調剤管理サーバ100に送信
される(ステップSB−8)。
【0146】この送信を受けた調剤管理サーバ100の
処方入力日計処理部141は、送信された情報に基づい
て、処方入力日計情報および店別薬剤使用量情報を更新
する(ステップSB−9)。すなわち、処方入力日計処
理部141は、店舗PC200から送信された薬剤の名
称に基づいて薬剤マスターDB112を参照することに
より、この名称に対応する医薬品コードを呼び出す。そ
して、この医薬品コード、店舗PC200から送信され
た薬剤の数量、および、任意の方法で取得したその時点
の日付けを、相互に関連付けて処方入力日計処理DB1
14に格納する。
【0147】また、処方入力日計処理部141は、店舗
PC200から送信された店舗IDに基づいて店別薬剤
使用量データDB115を参照し、この店舗IDに対応
する店別薬剤使用量情報を呼び出す。そして、呼び出し
た店別薬剤使用量情報における数量に、店舗PC200
から送信された薬剤の数量を加算する。
【0148】なお、図示は省略するが、このように調剤
管理サーバ100に格納された情報は、店舗本部サーバ
300に送信され、店舗本部サーバ300の処方入力日
計処理部331によって処方入力日計処理DB311に
格納される。そして、処方入力日計処理部331は、こ
の処方入力日計処理DB311に格納された情報に基づ
いて、必要に応じてレセプト会計の処理を実行し、医療
保険の保険料の算定およびその請求等を行う。なお、こ
のレセプト会計の処理自体は、公知のレセプトシステム
と同様の処理を行なうことができるので、その説明を省
略する。
【0149】その後、調剤管理サーバ100のピッキン
グ処理部143は、上記呼び出した医薬品コードや、店
舗PC200から送信された薬剤の数量を用いて、処方
データ入力用画面の画面データを更新し、店舗PC20
0に送信する(ステップSB−10)。この結果、店舗
PC200のモニタ241における処方データ入力用画
面が更新される(ステップSB−11)。
【0150】その後、担当者は、店舗PC200にハン
ディターミナル600をシリアルケーブル等にて接続
し、調剤管理サーバ100から送信されたピッキング用
のデータを、ハンディターミナル600に転送する(ス
テップSB−12)。なお、店舗PC200とハンディ
ターミナル600との具体的な接続形態は任意であり、
例えば、無線LANを用いることができる。
【0151】そして、担当者は、ハンディターミナル6
00を店舗PC200から切り離した後、このハンディ
ターミナル600のモニタ631に、ピッキング用のデ
ータを含んだピッキング画面を表示させ(ステップSB
−13)、この状態でピッキングを行なう。このような
ピッキング画面の表示制御および後述するピッキング時
のデータ入力に関する制御は、ピッキング処理部661
にて行なわれる。
【0152】このピッキング画面は、店舗の担当者がピ
ッキングを行なうための入力画面であり、例えば、図1
1に示すように、調剤管理サーバ100から送信された
薬剤の名称MA−1および医薬品コードMA−2、中間
コードの入力欄MA−3、MA−4、発注量の入力欄M
A−5、次の薬剤のピッキングを指示する指示ボタンM
A−6、および、店舗PC200へのデータ転送を指示
する送信ボタンMA−7を備えて構成されている。
【0153】そして、担当者は、画面に表示される薬剤
の名称および医薬品コードと、実際に発注したい薬剤の
名称および医薬品コードとを対照させつつ、中間コード
および発注量等を入力する。この入力は、店舗の薬品棚
の各薬剤の保管位置に設けた薬剤ラベルを利用して行な
うことができる。この薬剤ラベルは、例えば、図12に
示すように、当該薬剤の名称MB−1、医薬品コードM
B−2およびそのバーコードMB−3、中間コード(メ
ーカーコードおよび枝番)MB−4およびそのバーコー
ドMB−5を備えて構成される。
【0154】そして、担当者は、画面に表示される薬剤
の名称および医薬品コードを見ながら、これらと一致す
る名称および医薬品コードの薬剤を探す。そして、その
薬剤の薬剤ラベルに表示されている中間コードのバーコ
ードを、ハンディターミナル600のバーコードリーダ
622で読み取ることによって、中間コードの入力を行
なう。また、担当者は、各薬剤の発注量をキーボード6
21を介して入力する。このように入力された医薬品コ
ード、中間コード、および、発注量が、ピッキング画面
に表示されると共に、記憶部に記憶される。このような
入力処理によれば、管理センターを経由したデータと対
照させつつ薬剤の発注を行なうことができるので、薬剤
発注時のミスを低減することができる。
【0155】ここで、医薬品コード等の入力の際、ピッ
キング処理部661は、入力された医薬品コードと、先
に店舗PC200から転送された医薬品コードとの一致
を確認し、一致しない場合には図示しないスピーカを介
して警報音等を出力して、入力内容の再確認や修正を促
す。
【0156】その後、担当者は、ハンディターミナル6
00を店舗PC200にシリアルケーブル等にて接続
し、送信ボタンを選択して、薬剤の名称および医薬品コ
ードと入力データとを店舗PC200に転送する(ステ
ップSB−14)。そして、担当者は、店舗PC200
において所定操作を行なうことにより、入力データ等を
調剤管理サーバ100に送信する(ステップSB−1
5)。
【0157】この送信を受けた調剤管理サーバ100の
ピッキング処理部143は、店舗PC200から送信さ
れた薬剤の名称、医薬品コード、中間コード、および、
発注量と、先に取得した店舗IDとを、店別発注情報と
して店別発注データDB116に格納する(ステップS
B−16。第1の情報取得手順)。これにて処方入力日
計およびピッキング処理が終了する。
【0158】(処理の内容−ピッキング発注−発注処
理)次に、発注処理について説明する。この処理のフロ
ーチャートを図13、14に示す。この処理において、
調剤管理サーバ100の発注処理部144は、各店舗の
発注量を集約して一括発注を行なう。具体的には、ま
ず、発注処理部144は、所定の集計タイミング(例え
ば、各営業日の営業時間終了後)が到来した場合(ステ
ップSC−1)、店別発注データDB116に格納され
ている店別発注情報を呼び出す(ステップSC−2)。
また、発注処理部144は、端数データDB117に格
納されている端数情報を呼び出す(同じくステップSC
−2)。
【0159】そして、発注処理部144は、医薬品コー
ドおよび中間コード毎に、店別発注情報または端数情報
に含まれている薬剤の発注量の総計を算定する(ステッ
プSC−3)。そして、発注処理部144は、店別発注
情報に含まれている医薬品コードに基づいて薬剤マスタ
ーDB112を参照し、各医薬品コードに対応する各薬
剤の最小発注単位を呼び出す(ステップSC−4)。
【0160】そして、上記総計した発注量と、呼び出し
た各薬剤の最小発注単位とを相互に比較し、発注する薬
剤およびその発注量を仮確定する(ステップSC−
5)。すなわち、最小発注単位の整数倍に対応する発注
量を、今回発注する薬剤の発注量とし、最小発注単位に
満たない発注量や、最小発注単位の整数倍を超えて余っ
た分の発注量は、端数として今回は発注せず、次回の発
注時に考慮するものと決定する。
【0161】この発注量の仮確定後、発注処理部144
は、端数として決定された薬剤についての店舗ID、医
薬品コードと中間コード、および、発注量を、端数情報
として端数データDB117に格納する(ステップSC
−6)。また、発注処理部144は、今回発注するもの
として決定された薬剤の発注量を、店別発注データDB
116または端数データDB117の対応する数量から
削除することにより、店別発注情報および端数情報を更
新する(ステップSC−7)。
【0162】その後、発注処理部144は、今回発注す
る薬剤に関して、発注する各薬剤の医薬品コードと中間
コード、各薬剤の発注量の総量、各薬剤を発注した各店
舗の店舗ID、および、各店舗毎の各薬剤の発注量を、
発注確認情報として発注確認データDB118に格納す
る(ステップSC−8)。
【0163】このように格納された発注確認情報は、各
店舗の店舗PC200に送信される(ステップSC−
9)。そして、各店舗の担当者は、発注確認情報に基づ
いて、発注内容の適否の確認を行なう。この発注確認情
報の送受信や確認の方法は任意であるが、例えば、調剤
管理サーバ100の発注処理部144は、発注確認情報
に基づいて発注確認用のWeb画面の画面データを生成
し、この画面データを、店舗PC200からの要求に応
じて、あるいは、サーバプッシュにて、店舗PC200
に送信する。なお、このような画面データの生成は、例
えば、CGI(Common Gateway Interface)を用いて行う
ことができる。
【0164】この結果、店舗PC200のモニタ241
に発注確認画面が表示される(ステップSC−10)。
この画面は、各店舗において発注する薬剤を確認するた
めの画面であり、例えば、各店舗において発注する薬剤
の医薬品コードと中間コード、発注量、および、発注内
容を確認した旨を入力する確認ボタンを含んで構成され
ている。そして、担当者が発注内容を確認し、入力装置
230を介して確認ボタンを選択すると、確認が行なわ
れた旨が調剤管理サーバ100に送信される(ステップ
SC−11)。
【0165】担当者からの確認の旨を受けた調剤管理サ
ーバ100の発注処理部144は、確認された発注確認
情報を、仕入確定情報として仕入確定データDB119
に格納する(ステップSC−12)。その後、発注処理
部144は、薬剤を備蓄センターへ発注するための処理
を行なう。具体的には、発注処理部144は、仕入確定
データDB119の仕入確定情報に含まれる医薬品コー
ドおよび中間コードに基づいてコード変換マスターDB
113を参照し、これら医薬品コードおよび中間コード
に対応するJANコードを呼び出す(ステップSC−1
3)。
【0166】そして、発注処理部144は、仕入確定情
報に含まれる医薬品コードおよび中間コードを、JAN
コードに変換することにより、発注情報を生成する(ス
テップSC−14)。そして、発注処理部144は、こ
の発注情報を備蓄サーバ400に送信することにより、
発注の処理を行なう。このような処理により、医薬品コ
ードをJANコードに変換することができ、医薬品メー
カーや納品形態まで一意に特定して薬剤を発注すること
ができる。
【0167】一方、備蓄サーバ400の納品処理部43
1は、調剤管理サーバ100からの発注情報の送信の有
無を監視しており、この発注情報の送信を受けると、こ
の発注情報を発注情報DB411に格納する(ステップ
SC−15)。これにて発注処理が終了する。
【0168】なお、図示は省略するが、仕入確定データ
DB119に格納された仕入確定情報は、必要に応じて
店舗本部サーバ300に送信され、この店舗本部サーバ
300の仕入確定処理部333により、仕入確定データ
DB312に格納される。そして、店舗本部では、この
ように格納された仕入確定情報を用いて、各店舗の販売
の管理等を行なう。
【0169】また、コード変換マスターDB113のコ
ード変換マスター情報は、必要に応じて店舗本部から更
新される。すなわち、店舗本部の担当者は、店舗本部サ
ーバ300のコード変換マスターDB313に格納され
たコード変換マスター情報を、店舗本部PC700の更
新処理部772を介して呼び出し、最新の内容に更新す
ることができる。そして、このように更新したコード変
換マスター情報を、インターネット500を介して調剤
管理サーバ100に送信し、調剤管理サーバ100のコ
ード変換マスターDB113に格納することができる。
このことにより、調剤管理サーバ100においては、常
に最新のコード変換マスター情報を保持して使用するこ
とができる。
【0170】(処理の内容−ピッキング発注−納品処
理)次に、納品処理について説明する。この処理のフロ
ーチャートを図15に示す。この処理において、備蓄サ
ーバ400の納品処理部431は、所定の納品タイミン
グが到来した場合に(ステップSD−1)、発注された
薬剤の納品を行なう。例えば、納品処理部431は、発
注情報DB411から発注情報を呼び出し(ステップS
D−2)、この発注情報の内容等を記載した納品伝票を
図示しない出力装置を介して所定形式で自動出力する
(ステップSD−3)。
【0171】その後、備蓄センターでは、この納品伝票
に基づいて、自動または手動にて薬剤の選定および発送
を行なう。なお、この際、各店舗毎の発注量を備蓄サー
バ400に送信し、この備蓄センター等において、納品
する薬剤を各店舗向けに小分けして発送するための処理
を行なうようにしてもよい。
【0172】また、納品処理部431は、各店舗に納品
する薬剤に対応する備蓄情報、すなわち、納品する各薬
剤のJANコード、製造番号、および、有効期限を備蓄
在庫DB412から呼び出し、これらの備蓄情報と、納
品先になる店舗の店舗ID、納品する数量、および、そ
の時点の日時(納品日時)とを納品情報として調剤管理
サーバ100に送信する(ステップSD−4)。
【0173】この送信を受けた調剤管理サーバ100の
発注処理部144は、備蓄サーバ400から送信された
納品情報を納品データDB121に格納する(ステップ
SD−5)。これにて納品処理が終了し、ピッキングに
よる薬剤の発注処理が終了する。なお、この処理の後、
必要に応じて、各店舗に納品された薬剤を検品し、その
結果を店舗PC200や調剤管理サーバ100に蓄積し
て、各種の処理に用いることができる。
【0174】(処理の内容−手動での薬剤の発注に関す
る処理)次に、手動での薬剤の発注に関する処理につい
て説明する。この処理は、図16に示すように、ピッキ
ングに関する処理(ステップSE−1)、発注に関する
処理(ステップSE−2)、および、納品(ステップS
E−3)に関する処理に大別される。
【0175】(処理の内容−手動での薬剤の発注処理−
ピッキング処理)まず、ピッキング処理について説明す
る。この処理のフローチャートを図17に示す。まず、
店舗の担当者は、ハンディターミナル600のモニタ6
31に所定方法で所定のピッキング画面を表示させ(ス
テップSF−1)、この状態でピッキングを行なう。
【0176】このピッキング画面は、店舗の担当者がピ
ッキングを行なうための入力画面であり、例えば、医薬
品コードの入力欄、中間コードの入力欄、発注量の入力
欄、次の薬剤のピッキングを指示する指示ボタン、およ
び、店舗PC200へのデータ転送を指示する送信ボタ
ンを備えて構成されている。
【0177】そして、担当者は、発注したい薬剤につい
ての情報を、各入力欄に入力する。この入力は、ピッキ
ングによる薬剤の発注処理の場合と同様に、店舗の薬品
棚等に設けたバーコードを利用して行なうことができ
る。すなわち、担当者は、発注したい薬剤が保管される
薬剤棚を探し、その薬剤棚に貼付されているバーコード
を、ハンディターミナル600のバーコードリーダ62
2で読み取ることによって、医薬品コードおよび中間コ
ードの入力を行なう。また、担当者は、各薬剤の発注量
をキーボード621を介して入力する。このように入力
された医薬品コード、中間コード、および、発注量が、
ピッキング画面に表示される。
【0178】その後、担当者は、ハンディターミナル6
00を店舗PC200にシリアルケーブル等にて接続
し、送信ボタンを選択して、入力データを店舗PC20
0に転送する(ステップSF−2)。そして、店舗PC
200において所定操作を行なうことにより、入力デー
タを調剤管理サーバ100に送信する(ステップSF−
3)。
【0179】この送信を受けた調剤管理サーバ100の
ピッキング処理部143は、店舗PC200から送信さ
れた薬剤の名称、医薬品コード、中間コード、および、
発注量と、先に取得した店舗IDとを、店別発注情報と
して店別発注データDB116に格納する(ステップS
F−4)。これにてピッキング処理が終了する。
【0180】(処理の内容−手動での薬剤の発注処理−
他の処理)その後、ピッキングによる薬剤の発注処理の
場合とほぼ同様に、発注に関する処理、および、納品に
関する処理が行なわれる。ただし、発注に関する処理に
おいては、各店舗に対する発注内容の確認のための処理
(図13、14のステップSC−8〜SC−12)を省
略することができ、ステップSC−7の後、今回発注す
る薬剤に関して、発注する各薬剤の医薬品コードと中間
コード、各薬剤の発注量の総量、各薬剤を発注した各店
舗の店舗ID、および、各店舗毎の各薬剤の発注量を、
仕入確定情報として仕入確定データDB119に格納す
ることができる。これにて手動での薬剤の発注処理が終
了する。
【0181】(処理の内容−薬剤所在確認に関する処
理)次に、薬剤所在確認に関する処理について説明す
る。この処理は、在庫情報を修正する処理と、在庫情報
を照会する処理に大別される。
【0182】(処理の内容−薬剤所在確認に関する処理
−在庫情報修正処理)まず、在庫情報を修正するための
処理について説明する。この処理のフローチャートを図
18に示す。この処理では、調剤管理サーバ100に格
納されている在庫情報の内容が、各店舗における日々の
受払による在庫変動、処方取消、製造番号や有効期限修
正の要請等に応じて修正される。また、調剤管理サーバ
100に格納されている店別在庫情報が、各店舗におけ
る薬剤の処方実績や、各店舗に対する薬剤の納品実績に
基づいて、自動的に更新される。
【0183】具体的には、担当者は、以前に行なった処
方を取り消したり、管理センターに格納されている店別
在庫情報の内容を修正したい場合には、店舗PC200
のWebブラウザ271を起動し、このWebブラウザ
271の所定欄に、店別在庫情報の修正を行なう所定の
在庫修正画面のURL(Uniform Resource Locator)を
入力して画面データの送信要求を行なう(ステップSG
−1)。
【0184】この要求をインターネット500を介して
受信した調剤管理サーバ100の認証処理部142は、
ピッキングによる発注処理等の場合と同様に認証を行な
う(ステップSG−2〜SG−5)。そして、この認証
がOKの場合、調剤管理サーバ100の在庫修正部14
5は、店舗PC200から送信された店舗IDに基づい
て店別在庫DB120を参照することにより、当該店舗
の店別在庫情報を呼び出す(ステップSG−6)。ま
た、在庫修正部145は、店舗IDに基づいて処方入力
日計処理DB114を参照することにより、当該店舗の
処方入力日計情報を呼び出す。そして、在庫修正部14
5は、これら呼び出した情報を用いて、在庫修正画面の
画面データを生成し、この画面データを店舗PC200
に送信する(ステップSG−7)。
【0185】この結果、店舗PC200のモニタ241
に在庫修正画面が表示される(ステップSG−8)。こ
の画面は、在庫の修正を行なうための画面であり、例え
ば、図19に示すように、これまでに処方した薬剤の名
称MC−1、医薬品コードMC−2、および、数量の表
示MC−3と、修正数量を入力するための入力欄MC−
4と、店別在庫情報に含まれる薬剤の名称MC−5、店
別在庫情報に含まれる医薬品コードMC−6、店別在庫
情報に含まれる中間コードMC−7、修正したい中間コ
ードを入力するための入力欄MC−8、店別在庫情報に
含まれる製造番号MC−9、修正したい製造番号を入力
するための入力欄MC−10、店別在庫情報に含まれる
有効期限MC−11、修正したい有効期限を入力するた
めの入力欄MC−12、店別在庫情報に含まれる数量M
C−13、修正したい数量を入力するための入力欄MC
−14、および、入力内容の送信を指示するための送信
ボタンMC−15を備えて構成されている。
【0186】そして、担当者が必要な情報を入力して送
信ボタンMC−15を選択すると、入力された情報が調
剤管理サーバ100に送信される(ステップSG−
9)。この送信を受けた調剤管理サーバ100の在庫修
正部145は、店舗PC200から送信された情報を、
在庫修正情報として在庫修正データDB122に格納す
る(ステップSG−10)。
【0187】また、在庫修正部145は、このように店
舗PC200から送信された情報に基づいて、店別在庫
DB120の店別在庫情報を修正する(ステップSG−
11)。この修正は、店舗における処方の取消等を反映
させるために行われる。例えば、店別在庫情報の薬剤の
数量を、店舗PC200から送信された薬剤の数量で上
書きする。
【0188】また、在庫修正部145は、上述の処方入
力日計処理において店別薬剤使用量データDB115に
格納された店別薬剤使用量情報に基づいて、店別在庫D
B120の店別在庫情報を修正する(ステップSG−1
2)。この修正は、各店舗で処方した薬剤を、店別在庫
情報から差し引くために行なわれる。例えば、店別在庫
情報の中から、店別薬剤使用量情報にて示される数量に
対応する分の薬剤の在庫情報を削除する。
【0189】特に、ここで削除する在庫情報は、店舗に
おいて薬剤が先入れ先出しされることを前提として決定
する。具体的には、在庫情報に含まれる納品日時を参照
し、この納品日時が古い順に、薬剤使用量情報にて特定
される薬剤の使用量分だけ、在庫情報を削除する。な
お、在庫情報の修正は、薬剤が処方された旨を示すこと
ができればよいため、必ずしも在庫情報を削除せずとも
よく、例えば、処方済みである旨を示すフラグを立てて
もよい。
【0190】また、在庫修正部145は、納品データD
B121に格納されている納品情報に基づいて、店別在
庫DB120の店別在庫情報を修正する(ステップSG
−13)。この修正は、備蓄センターから各店舗に納品
された薬剤を、店別在庫情報に加算するために行なわれ
る。例えば、納品された薬剤の製造番号、有効期限、数
量、および、納品日時を、納品された店舗の店舗IDに
関連付けて店別在庫DB120に格納する。これにて在
庫情報修正処理が終了する。
【0191】(処理の内容−薬剤所在確認に関する処理
−在庫情報照会処理)まず、在庫情報を照会するための
処理について説明する。この処理のフローチャートを図
20に示す。この処理では、調剤管理サーバ100に格
納された店別在庫情報を対象として、薬剤の検索を行な
うことができる。
【0192】具体的には、店舗本部の担当者は、回収命
令が発生された等の理由によって検索を行いたい場合に
は、店舗本部PC700のWebブラウザを起動し、こ
のWebブラウザの所定欄に、店別在庫情報の検索を行
なう所定の検索画面のURL(Uniform Resource Locat
or)を入力して画面データの送信要求を行なう(ステッ
プSH−1)。
【0193】この要求をインターネット500を介して
受信した調剤管理サーバ100の認証処理部142は、
ピッキングによる発注処理等の場合と同様に認証を行な
う(ステップSH−2〜SH−5)。そして、この認証
がOKの場合、調剤管理サーバ100の在庫検索部14
6は、WebDB123から検索画面の画面データを呼
び出し、この画面データを店舗本部PC700に送信す
る(ステップSH−6)。
【0194】この結果、店舗本部PC700のモニタに
検索画面が表示される(ステップSH−7)。この画面
は、店別在庫情報を対象とする薬剤検索を行なうための
画面であり、例えば、図21に示すように、検索したい
薬剤の医薬品コードを入力する入力欄MD−1、検索し
たい薬剤の製造番号を入力する入力欄MD−2、検索対
象とする店舗の所在エリアを選択するドロップダウンリ
ストMD−3、および、検索実行を指示する検索ボタン
MD−4を備えて構成されている。
【0195】そして、担当者は、医薬品コードと製造番
号の一方または両方を入力し、必要に応じてドロップダ
ウンリストMD−3で所在エリアを選択し、検索ボタン
MD−4を選択すると、入力および選択した情報が調剤
管理サーバ100に送信される(ステップSH−8)。
【0196】この送信を受けた調剤管理サーバ100の
在庫検索部146は、店舗本部PC700から送信され
た情報に基づいて店別在庫情報の検索を行なう。例え
ば、所在エリアが選択された場合には、この所在エリア
に該当する店舗の店舗IDを店舗マスターDB111か
ら呼び出し、この店舗IDに対応する店別在庫情報のみ
を呼び出して検索対象とする(ステップSH−9)。そ
して、担当者によって入力された医薬品コードまたは製
造番号を検索キーとして、AND条件にてまたはOR条
件にて店別在庫情報を検索し、該当する店舗の店舗ID
を特定する(ステップSH−10)。
【0197】その後、在庫検索部146は、特定された
店舗IDに基づいて店舗マスターDB111を参照し、
該当する店舗の店舗マスター情報を呼び出す。そして、
在庫検索部146は、店舗マスター情報に基づいて検索
結果表示画面の画面データを生成して、この画面データ
を店舗本部PC700に送信する(ステップSH−1
1)。
【0198】この結果、店舗本部PC700のモニタに
は、検索結果表示画面が表示される(ステップSH−1
2)。この画面は、検索結果を担当者に表示するための
画面であり、例えば、図22に示すように、検索キーに
なった医薬品コードME−1、製造番号ME−2、およ
び、所在エリアME−3と、検索された薬剤が在庫され
ている店舗の各店舗の住所ME−4、店名ME−5、お
よび、電話番号ME−6が表示されている。このような
検索を行なうことができるので、回収対象になった薬剤
の所在等を容易に確認することができる。これにて在庫
情報照会処理が終了する。
【0199】(他の実施の形態)さて、これまで本発明
の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した
実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技
術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて
実施されてよいものである。
【0200】例えば、上記実施の形態においては、店舗
本部を設けているが、店舗本部を省略し、各店舗、管理
センター、および、備蓄センターでシステムを構成する
こともできる。
【0201】また、医薬品コードとJANコードとの変
換機能は、調剤管理サーバ100に設けるものとして説
明したが、この変換機能を店舗PC200や備蓄サーバ
400に設けてもよい。
【0202】また、店舗には、店舗PC200とは別
に、レセプトに関する情報処理を行なうためのレセプト
コンピュータを設けてもよい。この場合、例えば、処方
入力日計処理はレセプトコンピュータと調剤管理サーバ
100との間で行い、ピッキング処理は店舗PC200
と調剤管理サーバ100との間で行うようにしてもよ
い。
【0203】また、実施形態において説明した各処理の
うち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全
部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手
動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または
一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この
他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、
具体的名称、各種の登録データや検索条件等のパラメー
タを含む情報については、特記する場合を除いて任意に
変更することができる。
【0204】また、図示した各装置の各構成要素は機能
概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成
されていることを要しない。例えば、各サーバや各装置
が備えた処理機能、特に制御部にて行なわれる各処理機
能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central P
rocessing Unit)および当該CPUにて解析実行される
プログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジッ
クによるハードウェアとして実現される。また、このコ
ンピュータプログラムは、各サーバや各装置に対して任
意のネットワークを介して接続されたアプリケーション
プログラムサーバに記録されてもよく、必要に応じてそ
の全部または一部をダウンロードすることも可能であ
る。このあるいは、各制御部の全部または任意の一部
を、ワイヤードロジック等によるハードウェアとして実
現することも可能である。
【0205】さらに、各サーバや各装置の分散・統合の
具合的形態は図示のものに限られず、その全部または一
部を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的また
は物理的に分散・統合して構成することができる。ま
た、各装置は、PHS(Personal Handy Phone System)
の如き他の形態による移動体通信端末や、パーソナルコ
ンピュータ、ワークステーション、家庭用ゲーム機、イ
ンターネットTV、あるいは、PDA(Personal Digita
l Assistant)、コンビニエンスストアに設置したKIO
SK端末等として構成されてもよい。
【0206】(ネットワーク)また、各サーバや各装置
を接続するネットワークとしては、上述したインターネ
ット500に限られず、任意のネットワークを利用する
ことができる。例えば、限定されたエリア内でLAN、
WANあるいはパソコン通信網を用いて、本システムを
構築することができる。また、その他にも、地上波、C
ATV、CS、BS、あるいは、ブロードバンドネット
ワーク等を用いて、各種データを送受信することができ
る。すなわち、ネットワークには、有線ネットワークの
みならず、これら無線・通信ネットワークを含めること
ができる。
【0207】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気
ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−
ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」
や、各種コンピュータシステムに内蔵されるROM、R
AM、HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるい
は、LAN、WAN、インターネットに代表されるネッ
トワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線
や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信
媒体」を含むものとする。
【0208】また、「プログラム」とは、任意の言語や
記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソース
コードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、
「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限
られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成
されるものや、OS(Operating System)に代表される
別個のプログラムと協働してその機能を達成するものを
も含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録
媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あ
るいは、読み取り後のインストール手順等については、
周知の構成や手順を用いることができる。
【0209】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、各調剤店舗に補充すべき薬剤の総量が算定され、こ
の総量等に基づいて、各薬剤の発注が行なわれる。した
がって、複数の各調剤店舗の発注量を集約して発注単位
以上として発注を行なうことができ、各調剤店舗の経営
効率を向上させることができる。また、発注コストや納
品コストを低減することができ、この点においても各調
剤店舗の経営効率を向上させることができる。
【0210】また、本発明によれば、処方等された薬剤
の薬剤識別情報を確認しつつ、ハンディターミナル等で
薬剤識別情報を入力して発注依頼を行うことができるの
で、薬剤識別情報の入力ミスを防止することができ、薬
剤の発注を一層正確に行うことができる。
【0211】また、本発明によれば、ハンディターミナ
ル等の第2の端末装置で薬剤識別情報が読み取られた
際、この薬剤識別情報と、処方等された薬剤の薬剤識別
情報とが一致しない場合には、警報音を出力等すること
で、薬剤を正確に取り出すことや発注することができ、
薬剤の処方ミスや発注ミスを防止することができる。
【0212】また、本発明によれば、薬剤の総量のう
ち、発注単位情報にて特定される最小発注単位の整数倍
の部分についてのみ、薬剤の発注が行なわれる。したが
って、最小発注単位に対応した量の発注を自動的に行な
うことができる。
【0213】また、本発明によれば、薬剤の総量を算定
する際、それまでの発注時に端数として残っている薬剤
の量を含めて総量が算定される。したがって、発注の継
続性を保持することができる。
【0214】また、本発明によれば、各場面において最
適な形態のコードを、正確かつ容易に用いることができ
る。
【0215】また、本発明によれば、ハンディターミナ
ル等の第2の端末装置によって医薬品コードおよび中間
コードが読み取られ、これら医薬品コードおよび中間コ
ードに基づいて薬剤の発注が行われる。したがって、実
際に処方された薬剤を正確に知っている調剤店舗の薬剤
師等が、必要な薬剤を中間コードを用いて一意に特定し
て発注を行うことができるので、薬剤を正確かつ容易に
発注することができる。
【0216】また、本発明によれば、納品情報処理装置
からの流通コードが医薬品コードおよび中間コードに変
換される。したがって、納品作業を容易かつ正確に行な
うことができる。
【0217】また、本発明によれば、薬剤識別情報を検
索キーとし、所定の薬剤が在庫されている調剤店舗を検
索することができる。したがって、薬剤回収命令が発せ
られたような場合においても、回収対象になった薬剤の
所在を正確かつ容易に確認することができ、回収を短期
間で漏れなく行なうことができる。
【0218】また、本発明によれば、在庫修正情報に基
づいて、薬剤識別情報および店舗識別情報が修正され
る。したがって、常に最新で正確な在庫情報を保持して
おくことができ、検索等の正確性を維持することができ
る。
【0219】また、本発明によれば、薬剤使用量情報に
基づいて、薬剤識別情報および店舗識別情報が修正され
る。
【0220】また、本発明によれば、店舗において薬剤
が先入れ先出しで処方されることを想定し、納品タイミ
ングが古い薬剤から順次、処方済みとして在庫情報を修
正していくので、処方した薬剤を個別に指定することな
く、在庫情報を更新することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる調剤管理システムを
含んだシステム全体の構成図である。
【図2】調剤管理サーバの要部構成を示すブロック図で
ある。
【図3】店舗PCの要部構成を示すブロック図である。
【図4】ハンディターミナルの要部構成を示すブロック
図である。
【図5】店舗本部サーバの要部構成を示すブロック図で
ある。
【図6】店舗本部PCの要部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】備蓄サーバの要部構成を示すブロック図であ
る。
【図8】コード間の対応テーブルを示す図である。
【図9】ピッキングによる薬剤の発注処理のフローチャ
ートである。
【図10】処方入力日計処理およびピッキング処理のフ
ローチャートである。
【図11】ピッキング画面の表示例を示す図である。
【図12】薬剤ラベルの表示例を示す図である。
【図13】発注処理のフローチャートである。
【図14】図13に続く、発注処理のフローチャートで
ある。
【図15】納品処理のフローチャートである。
【図16】手動での薬剤の発注に関する処理のフローチ
ャートである。
【図17】ピッキング処理のフローチャートである。
【図18】在庫情報修正処理のフローチャートである。
【図19】在庫修正画面の表示例を示す図である。
【図20】在庫情報照会処理のフローチャートである。
【図21】検索画面の表示例を示す図である。
【図22】検索結果表示画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
100 調剤管理サーバ 110 格納部 111 店舗マスターDB 112 薬剤マスターDB 113 コード変換マスターDB 114 処方入力日計処理DB 115 店別薬剤使用量データDB 116 店別発注データDB 117 端数データDB 118 発注確認データDB 119 仕入確定データDB 120 店別在庫DB 121 納品データDB 122 在庫修正データDB 123 WebDB 130 通信制御部 140 制御部 141 処方入力日計処理部 142 認証処理部 143 ピッキング処理部 144 発注処理部 145 在庫修正部 146 在庫検索部 200 店舗PC 300 店舗本部サーバ 400 備蓄サーバ 500 インターネット 600 ハンディターミナル 700 店舗本部PC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 持塚 朗 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 シー エスケイネットワークシステムズ株式会社 内

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の調剤店舗に設けられた端末装置
    と、これら複数の調剤店舗において処方される薬剤に関
    する情報を管理する調剤管理情報処理装置とを、ネット
    ワークを介して相互に通信可能に接続して構成された調
    剤管理システムであって、 上記端末装置は、 当該端末装置が設けられた調剤店舗に補充すべき薬剤の
    種類を特定するための薬剤識別情報と、当該補充すべき
    薬剤の数量を特定するための薬剤数量情報との入力を受
    付ける入力手段と、 上記入力手段を介して入力された薬剤識別情報および薬
    剤数量情報を、上記ネットワークを介して上記調剤管理
    情報処理装置に送信する送信手段とを備え、 上記調剤管理情報処理装置は、 上記複数の調剤店舗の各々の上記端末装置の上記送信手
    段を介して送信された上記薬剤識別情報および上記薬剤
    数量情報を受信する受信手段と、 上記受信手段にて受信された各調剤店舗の薬剤数量情報
    に基づいて、補充すべき各薬剤の総量を算定し、この総
    量と上記受信手段にて受信された上記薬剤識別情報とに
    基づいて、各薬剤を所定の発注先に発注するための所定
    の処理を行なう発注手段と、 を備えたことを特徴とする調剤管理システム。
  2. 【請求項2】 複数の調剤店舗に設けられた第1の端末
    装置および第2の端末装置と、これら複数の調剤店舗に
    おいて処方される薬剤に関する情報を管理する調剤管理
    情報処理装置とを、ネットワークを介して相互に通信可
    能に接続して構成された調剤管理システムであって、 上記第1の端末装置は、 当該第1の端末装置が設けられた調剤店舗に補充すべき
    薬剤の種類を特定するための薬剤識別情報の入力を受付
    ける入力手段と、 上記入力手段を介して入力された薬剤識別情報を、上記
    ネットワークを介して上記調剤管理情報処理装置に送信
    する送信手段とを備え、 上記調剤管理情報処理装置は、 上記複数の調剤店舗の各々の上記第1の端末装置の上記
    送信手段を介して送信された上記薬剤識別情報を受信す
    る受信手段と、 上記受信手段にて受信された上記薬剤識別情報を、当該
    薬剤識別情報を送信した上記調剤店舗の上記第2の端末
    装置に直接または間接に送信する送信手段とを備え、 上記第2の端末装置は、 上記調剤管理情報処理装置の上記送信手段から直接また
    は間接に送信された上記薬剤識別情報を受信する受信手
    段と、 当該第2の端末装置の受信手段にて受信された薬剤識別
    情報を出力する出力手段と、 上記出力手段にて出力された薬剤識別情報に対応する薬
    剤の保管位置に設けられた上記薬剤識別情報を読み取る
    読み取り手段と、 上記読み取り手段にて読み取られた上記薬剤識別情報を
    上記調剤管理情報処理装置に直接または間接に送信する
    送信手段とを備え、 上記調剤管理情報処理装置は、 上記第2の端末装置の送信手段にて送信され当該調剤管
    理情報処理装置の受信手段にて受信された上記薬剤識別
    情報に基づいて、上記薬剤の発注に関する処理を行う発
    注処理手段をさらに備えること、 を特徴とする調剤管理システム。
  3. 【請求項3】 上記第2の端末装置は、 上記第2の端末装置の受信手段にて受信された薬剤識別
    情報と、上記読み取り手段にて読み取られた薬剤識別情
    報とが相互に異なる場合には、所定の警報を出力するた
    めの処理を行う警報処理手段を備えることを特徴とする
    請求項2に記載の調剤管理システム。
  4. 【請求項4】 複数の調剤店舗に設けられた端末装置
    と、これら複数の調剤店舗において処方される薬剤に関
    する情報を管理する調剤管理情報処理装置と、薬剤の納
    品を行なう納品情報処理装置とを、ネットワークを介し
    て相互に通信可能に接続して構成された調剤管理システ
    ムであって、 上記端末装置、上記調剤管理情報処理装置、または、上
    記納品情報処理装置の全部または一部に、 各薬剤を医療会計過程において識別するための医薬品コ
    ードと、各薬剤を流通過程において識別するための流通
    コードと、これら医薬品コードと流通コードとを相互に
    関連付けるための中間コードと、を相互に対応付けて格
    納するコード情報格納手段と、 上記医薬品コードまたは上記流通コードのいずれか一方
    が特定された場合に、上記コード情報格納手段に格納さ
    れた医薬品コード、流通コード、および、中間コードに
    基づいて、上記医薬品コードと上記流通コードとの相互
    変換を行なうコード変換手段と、 を備えたことを特徴とする調剤管理システム。
  5. 【請求項5】 上記薬剤識別情報は、上記医薬品コード
    または当該医薬品コードを特定するための情報であり、 上記第2の端末装置の読み取り手段は、上記保管位置に
    設けられた上記中間コードを上記薬剤識別情報と共に読
    み取る読み取り手段であり、 上記第2の端末装置の送信手段は、上記中間コードを上
    記薬剤識別情報と共に上記調剤管理情報処理装置に直接
    または間接に送信する送信手段であり、 上記調剤管理情報処理装置の発注処理手段は、当該調剤
    管理情報処理装置の受信手段にて受信された上記中間コ
    ードおよび上記薬剤識別情報に基づいて、上記薬剤の発
    注に関する処理を行うこと、 を特徴とする請求項2および4に記載の調剤管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 複数の調剤店舗またはこれら複数の調剤
    店舗を統括する店舗本部に設けられた端末装置と、これ
    ら複数の調剤店舗において処方される薬剤に関する情報
    を管理する調剤管理情報処理装置とを、ネットワークを
    介して相互に通信可能に接続して構成された調剤管理シ
    ステムであって、 上記端末装置は、 検索対象となる薬剤を識別するための薬剤識別情報の入
    力を受付ける入力手段と、 上記入力手段にて受付けられた上記薬剤識別情報を、上
    記ネットワークを介して上記調剤管理情報処理装置に送
    信する送信手段とを備え、 上記調剤管理情報処理装置は、 上記端末装置の上記送信手段を介して送信された上記薬
    剤識別情報を受信する受信手段と、 上記調剤店舗に在庫されている薬剤の種類を特定するた
    めの薬剤識別情報と、当該薬剤が在庫されている調剤店
    舗を特定するための店舗識別情報とを相互に関連付けて
    格納する在庫情報格納手段と、 上記受信手段にて受信された上記薬剤識別情報を検索キ
    ーとし、上記在庫情報格納手段に格納された薬剤識別情
    報および店舗識別情報を検索対象として、所定の薬剤が
    在庫されている調剤店舗を検索する検索手段と、 を備えたことを特徴とする調剤管理システム。
  7. 【請求項7】 複数の調剤店舗に設けられた端末装置に
    対してネットワークを介して相互に通信可能に接続して
    構成される調剤管理情報処理装置であって、 上記複数の調剤店舗の各々の上記端末装置から上記ネッ
    トワークを介して送信された、当該端末装置が設けられ
    た調剤店舗に補充すべき薬剤の種類を特定するための薬
    剤識別情報と、当該補充すべき薬剤の数量を特定するた
    めの薬剤数量情報とを受信する受信手段と、 上記受信手段にて受信された各調剤店舗の薬剤数量情報
    に基づいて、上記複数の調剤店舗に補充すべき各薬剤の
    総量を算定し、この総量と上記受信手段にて受信された
    上記薬剤識別情報とに基づいて、各薬剤を所定の発注先
    に発注するための所定の処理を行なう発注手段と、 を備えたことを特徴とする調剤管理情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記受信手段にて受信された上記薬剤識
    別情報を、当該薬剤識別情報を送信した調剤店舗におけ
    る同一もしくは別の端末装置に送信する送信手段を備
    え、 上記受信手段は、上記送信手段から送信された薬剤識別
    情報のうち、発注を行なうものとして上記調剤店舗にお
    いて確認された薬剤の薬剤識別情報を上記端末装置から
    受信し、 上記発注手段は、上記確認された薬剤の薬剤識別情報に
    基づいて、各薬剤を発注するための所定の処理を行なう
    こと、 を特徴とする請求項7に記載の調剤管理情報処理装置。
  9. 【請求項9】 各薬剤の最小発注単位を特定するための
    発注単位情報を格納する発注単位情報格納手段を備え、 上記発注手段は、上記算定した薬剤の総量のうち、上記
    発注単位情報格納手段にて格納された発注単位情報にて
    特定される最小発注単位の整数倍の部分についてのみ、
    薬剤の発注を行なうこと、 を特徴とする請求項7または8に記載の調剤管理情報処
    理装置。
  10. 【請求項10】 上記最小発注単位の整数倍に該当しな
    い部分の薬剤の薬剤識別情報および薬剤数量情報を格納
    する端数情報格納手段を備え、 上記発注手段は、上記薬剤の総量を算定する際、上記端
    数情報格納手段に格納された薬剤数量情報を含めて上記
    薬剤の総量を算定し、上記薬剤の発注を行なう際、上記
    最小発注単位の整数倍に該当しない部分の薬剤の薬剤識
    別情報および薬剤数量情報を上記端数情報格納手段に格
    納すること、 を特徴とする請求項9に記載の調剤管理情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の調剤店舗に設けられた端末装置
    および薬剤の納品を行なう納品情報処理装置に対してネ
    ットワークを介して相互に通信可能に接続して構成され
    る調剤管理情報処理装置であって、 各薬剤を医療会計過程において識別するための医薬品コ
    ードと、各薬剤を流通過程において識別するための流通
    コードと、これら医薬品コードと流通コードとを相互に
    関連付けるための中間コードと、を相互に対応付けて格
    納するコード情報格納手段と、 上記医薬品コードまたは上記流通コードのいずれか一方
    が特定された場合に、上記コード情報格納手段に格納さ
    れた医薬品コード、流通コード、および、中間コードに
    基づいて、上記医薬品コードと上記流通コードとの相互
    変換を行なうコード変換手段と、 を備えたことを特徴とする調剤管理情報処理装置。
  12. 【請求項12】 上記中間コードは、上記薬剤の製造元
    を特定するメーカーコードを含んで構成されること、 を特徴とする請求項11に記載の調剤管理情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 上記中間コードは、上記薬剤の流通形
    態に対応する枝番を含んで構成されること、 を特徴とする請求項11または12に記載の調剤管理情
    報処理装置。
  14. 【請求項14】 上記端末装置から上記ネットワークを
    介して送信された上記医薬品コードおよび上記中間コー
    ドを受信する受信手段と、 上記受信手段にて受信された上記医薬品コードおよび上
    記中間コードに基づいて上記コード変換手段にて変換さ
    れた上記流通コードを用いて、薬剤を所定の発注先に発
    注するための所定の処理を行なう発注手段と、 を備えたことを特徴とする請求項11〜13のいずれか
    一つに記載の調剤管理情報処理装置。
  15. 【請求項15】 上記受信手段は、上記納品情報処理装
    置を介して納品された薬剤の上記流通コードを、当該納
    品情報処理装置から上記ネットワークを介して受信し、 上記コード変換手段は、上記受信手段にて受信された上
    記流通コードを、上記医薬品コードおよび中間コードに
    変換すること、 を特徴とする請求項11〜14のいずれか一つに記載の
    調剤管理情報処理装置。
  16. 【請求項16】 複数の調剤店舗またはこれら複数の調
    剤店舗を統括する店舗本部に設けられた端末装置に対し
    て、ネットワークを介して相互に通信可能に接続して構
    成される調剤管理情報処理装置であって、 上記端末装置から上記ネットワークを介して送信され
    た、検索対象となる薬剤を識別するための薬剤識別情報
    を受信する受信手段と、 上記調剤店舗に在庫されている薬剤の種類を特定するた
    めの薬剤識別情報と、当該薬剤が在庫されている調剤店
    舗を特定するための店舗識別情報とを相互に関連付けて
    格納する在庫情報格納手段と、 上記受信手段にて受信された上記薬剤識別情報を検索キ
    ーとし、上記在庫情報格納手段に格納された薬剤識別情
    報および店舗識別情報を検索対象として、所定の薬剤が
    在庫されている調剤店舗を検索する検索手段と、 を備えたことを特徴とする調剤管理情報処理装置。
  17. 【請求項17】 上記受信手段は、上記端末装置から上
    記ネットワークを介して送信された、上記調剤店舗にお
    ける在庫を修正するための在庫修正情報を受信し、 上記受信手段にて受信された在庫修正情報に基づいて、
    上記在庫情報格納手段にて格納された薬剤識別情報およ
    び店舗識別情報を修正する在庫修正手段を備えること、 を特徴とする請求項16に記載の調剤管理情報処理装
    置。
  18. 【請求項18】 上記受信手段は、上記端末装置から上
    記ネットワークを介して送信された、上記調剤店舗にお
    ける薬剤の使用量を特定するための薬剤使用量情報を受
    信し、 上記在庫修正手段は、上記受信手段にて受信された薬剤
    使用量情報に基づいて上記薬剤識別情報を修正するこ
    と、 を特徴とする請求項16または17に記載の調剤管理情
    報処理装置。
  19. 【請求項19】 上記在庫情報格納手段には、上記調剤
    店舗に対する薬剤の納品タイミングに関する納品タイミ
    ング情報が格納され、 上記在庫修正手段は、上記薬剤使用量情報に基づいて上
    記薬剤識別情報を修正する際、当該薬剤識別情報を、上
    記在庫情報格納手段に格納された納品タイミング情報に
    て示される納品タイミングが古い順に、上記薬剤使用量
    情報にて特定される薬剤の使用量分だけ、処方済み状態
    の情報に修正すること、 を特徴とする請求項16〜18のいずれか一つに記載の
    調剤管理情報処理装置。
  20. 【請求項20】 複数の調剤店舗において処方される薬
    剤に関する情報を管理する調剤管理方法であって、 上記複数の調剤店舗のそれぞれに補充すべき薬剤の種類
    を特定するための薬剤識別情報と、当該補充すべき薬剤
    の数量を特定するための薬剤数量情報とを所定の端末装
    置から取得する情報取得手順と、 上記情報取得手順において取得された上記薬剤数量情報
    に基づいて、上記複数の調剤店舗に補充すべき各薬剤の
    総量を算定する算定手順と、 上記算定手順において算定された総量と、上記情報取得
    手順において取得された上記薬剤識別情報とに基づい
    て、各薬剤を所定の発注先に発注するための所定の処理
    を行なう発注手順と、 を備えたことを特徴とする調剤管理方法。
  21. 【請求項21】 各薬剤の最小発注単位を特定するため
    の発注単位情報を所定の調剤管理情報処理装置に格納す
    る発注単位情報格納手順を備え、 上記発注手順において、上記算定した薬剤の総量のう
    ち、上記発注単位情報格納手順において格納された発注
    単位情報にて特定される最小発注単位の整数倍の部分に
    ついてのみ、薬剤の発注を行なうこと、 を特徴とする請求項20に記載の調剤管理方法。
  22. 【請求項22】 上記最小発注単位の整数倍に該当しな
    い部分の薬剤の薬剤識別情報および薬剤数量情報を所定
    の調剤管理情報処理装置に格納する端数情報格納手順を
    備え、 上記発注手順において、上記薬剤の総量を算定する際、
    上記端数情報格納手順において格納された薬剤数量情報
    を含めて上記薬剤の総量を算定すること、 を特徴とする請求項21に記載の調剤管理方法。
  23. 【請求項23】 複数の調剤店舗において処方される薬
    剤に関する情報を管理する調剤管理方法であって、 複数の調剤店舗に設けられた第1の端末装置において、
    当該第1の端末装置が設けられた調剤店舗に補充すべき
    薬剤の種類を特定するための薬剤識別情報の入力を受付
    ける入力手順と、 上記入力手順において入力された薬剤識別情報を、上記
    ネットワークを介して所定の調剤管理情報処理装置に送
    信する送信手順と、 上記送信手順において送信された上記薬剤識別情報を上
    記調剤管理情報処理装置において受信する受信手順と、 上記受信手順において受信された上記薬剤識別情報を、
    当該薬剤識別情報を送信した上記調剤店舗に設けられた
    第2の端末装置に直接または間接に送信する第2の送信
    手順と、 上記第2の送信手順において送信された上記薬剤識別情
    報を上記第2の端末装置において受信する第2の受信手
    順と、 上記第2の受信手順において受信された薬剤識別情報を
    出力する出力手順と、上記出力手順において出力された
    薬剤識別情報に対応する薬剤の保管位置に設けられた上
    記薬剤識別情報を読み取る読み取り手順と、 上記読み取り手順において読み取られた上記薬剤識別情
    報を上記調剤管理情報処理装置に直接または間接に送信
    する第3の送信手順と、 上記第3の送信手順において送信された上記薬剤識別情
    報を上記調剤管理情報処理装置において受信する第3の
    受信手順と、 上記第3の受信手順において受信された上記薬剤識別情
    報に基づいて、上記薬剤の発注に関する処理を行う発注
    処理手順と、 を備えることを特徴とする調剤管理方法。
  24. 【請求項24】 上記第2の受信手順にて受信された薬
    剤識別情報と、上記読み取り手順にて読み取られた薬剤
    識別情報とが相互に異なる場合には、所定の警報を出力
    するための処理を行う警報処理手順、を備えることを特
    徴とする請求項23に記載の調剤管理方法。
  25. 【請求項25】 複数の調剤店舗において処方される薬
    剤に関する情報を管理する調剤管理方法であって、 各薬剤を医療会計過程において識別するための医薬品コ
    ードと、各薬剤を流通過程において識別するための流通
    コードと、これら医薬品コードと流通コードとを相互に
    関連付けるための中間コードと、を相互に対応付けて所
    定の調剤管理情報処理装置に格納するコード情報格納手
    順と、 上記医薬品コードまたは上記流通コードのいずれか一方
    が特定された場合に、上記コード情報格納手順において
    格納された医薬品コード、流通コード、および、中間コ
    ードに基づいて、上記医薬品コードと上記流通コードと
    の相互変換を行なうコード変換手順と、 を備えたことを特徴とする調剤管理方法。
  26. 【請求項26】 上記薬剤識別情報は、上記医薬品コー
    ドまたは当該医薬品コードを特定するための情報であ
    り、 上記読み取り手順において、上記保管位置に設けられた
    上記中間コードを上記薬剤識別情報と共に読み取り、 上記第3の送信手順において、上記中間コードを上記薬
    剤識別情報と共に上記調剤管理情報処理装置に直接また
    は間接に送信し、 上記第3の受信手順において、上記中間コードを上記薬
    剤識別情報と共に受信し、 上記発注処理手順において、上記第3の受信手順におい
    て受信された上記中間コードおよび上記薬剤識別情報に
    基づいて、上記薬剤の発注に関する処理を行うこと、 を特徴とする請求項23および25に記載の調剤管理方
    法。
  27. 【請求項27】 上記中間コードは、上記薬剤の製造元
    を特定するメーカーコードを含んで構成されること、 を特徴とする請求項25または26に記載の調剤管理方
    法。
  28. 【請求項28】 上記中間コードは、上記薬剤の流通形
    態に対応する枝番を含んで構成されること、 を特徴とする請求項25〜27のいずれか一つに記載の
    調剤管理方法。
  29. 【請求項29】 上記調剤店舗に設けた端末装置から上
    記医薬品コードおよび上記中間コードを取得する第1の
    情報取得手順と、 上記第1の情報取得手順において取得された上記医薬品
    コードおよび上記中間コードに基づいて上記コード変換
    手順において変換された上記流通コードを用いて、薬剤
    を所定の発注先に発注するための所定の処理を行なう発
    注手順と、 を備えたことを特徴とする請求項25〜28のいずれか
    一つに記載の調剤管理方法。
  30. 【請求項30】 薬剤の納品を行なう納品情報処理装置
    から、上記調剤店舗に対して納品された薬剤の上記流通
    コードを取得する第2の情報取得手順を備え、 上記コード変換手順において、上記第2の情報取得手順
    において取得された上記流通コードを、上記医薬品コー
    ドおよび中間コードに変換すること、 を特徴とする請求項25〜29のいずれか一つに記載の
    調剤管理方法。
  31. 【請求項31】 複数の調剤店舗において処方される薬
    剤に関する情報を管理する調剤管理方法であって、 検索対象となる薬剤を識別するための薬剤識別情報を端
    末装置から取得する情報取得手順と、 上記調剤店舗に在庫されている薬剤の種類を特定するた
    めの薬剤識別情報と、当該薬剤が在庫されている調剤店
    舗を特定するための店舗識別情報とを相互に関連付けて
    所定の調剤管理情報処理装置に格納する在庫情報格納手
    順と、 上記情報取得手順において取得された上記薬剤識別情報
    を検索キーとし、上記在庫情報格納手順において格納さ
    れた薬剤識別情報および店舗識別情報を検索対象とし
    て、所定の薬剤が在庫されている調剤店舗を検索する検
    索手順と、 を備えたことを特徴とする調剤管理方法。
  32. 【請求項32】 上記情報取得手順において、上記調剤
    店舗における在庫を修正するための在庫修正情報を取得
    し、 上記情報取得手順において取得された在庫修正情報に基
    づいて、上記在庫情報格納手順において格納された薬剤
    識別情報および店舗識別情報を修正する在庫修正手順を
    備えること、 を特徴とする請求項31に記載の調剤管理方法。
  33. 【請求項33】 上記情報取得手順において、上記調剤
    店舗における薬剤の使用量を特定するための薬剤使用量
    情報を受信し、 上記在庫修正手順において、上記情報取得手順において
    取得された薬剤使用量情報に基づいて上記薬剤識別情報
    を修正すること、 を特徴とする請求項31または32に記載の調剤管理方
    法。
  34. 【請求項34】 上記在庫情報格納手順において、上記
    調剤店舗に対する薬剤の納品タイミングに関する納品タ
    イミング情報が格納され、 上記在庫修正手順において、上記薬剤使用量情報に基づ
    いて上記薬剤識別情報を修正する際、当該薬剤識別情報
    を、上記在庫情報格納手順において格納された納品タイ
    ミング情報にて示される納品タイミングが古い順に、上
    記薬剤使用量情報にて特定される薬剤の使用量分だけ、
    処方済み状態の情報に修正すること、 を特徴とする請求項31〜33のいずれか一つに記載の
    調剤管理方法。
  35. 【請求項35】 上記請求項20〜34のいずれか一つ
    に記載された調剤管理方法をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  36. 【請求項36】 上記請求項20〜34のいずれか一つ
    に記載された調剤管理方法をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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