JP2021197121A - システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】患者や患者の代理人等の処方箋を保有する利用者から、処方箋データを受け付けることで、当該利用者の要望に応じた薬局を紹介できるシステムやプログラムを提供する。【解決手段】システム10は、処方箋を有する利用に対し、処方箋に対応する調剤業務を提供可能な薬局50に関する情報を提供可能である。システム10は、利用者から処方箋データを受け付ける処方箋データ受付部11と、処方箋データに応じて、調剤事業者として登録されている各薬局50における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行う薬局情報処理部12と、薬局情報処理部12により得られた各薬局50における調剤業務の提供可能性についての情報を利用者が備える利用者側クライアント端末30に対して提供する薬局情報提供部15とを有する。薬局情報提供部15は、地図表示やリスト表示で、利用者に薬局情報を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、調剤薬局等での薬剤の提供に係るシステム及びプログラムに関する。
従来から、病院や診療所にて患者に処方箋が発行され、当該患者から処方箋を受け取った薬局にて、処方箋データに基づいた薬剤の調剤及び販売が行われている。薬局での薬剤の調剤は、患者から処方箋を直接受け取り、薬局で処方箋データに基づく薬剤の在庫情報を確認した上で行われている。そのため、患者が、薬局で処方箋データに基づく薬剤を購入しようとした際に初めて当該薬剤の在庫の有無がわかる。従って、薬剤の在庫がない場合、患者が薬局を渡り歩かねばならない問題がある。
また、患者が薬局に行って初めて、薬局の混雑状況や調剤までの待ち時間を知ることができる。そのため、患者が薬局で長時間待たされる可能性がある。そこで、待ち時間短縮のため、病院で発行された患者の処方箋情報を予め院外薬局にネットワークを介して伝送しておき、当該院外薬局で処方箋情報に基づいて薬剤の調剤を行う医薬分業管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平6−231151号公報
しかしながら、特許文献1の医薬分業管理システムは、院内で入力された処方箋データを患者指定の薬局に伝送するだけのものであるので、当該薬局の混雑状況や処方箋の薬剤の在庫情報を知ることができない問題がある。また、病院等と提携された薬局しか紹介されず、患者が利用したい場所や時間等を指定することができないため、患者の要望を考慮した薬局の紹介が行えない問題もある。
そこで、本発明は、患者や患者の代理人等の処方箋を保有する利用者から、処方箋データを受け付けることで、当該利用者の要望に応じた薬局を紹介できるシステムやプログラムを提供することを目的とする。
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明のシステムは、処方箋を有する利用者に対し、前記処方箋に対応する調剤業務を提供する薬局に関する情報を提供可能なシステムであって、前記利用者から処方箋に係る処方箋データを受け付ける処方箋データ受付部と、前記処方箋データに応じて、調剤事業者として登録されている各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行う薬局情報処理部と、前記薬局情報処理部により得られた各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報を前記利用者が備える利用者側クライアント端末に対して提供する薬局情報提供部と、を有することを特徴とする。
上述した本発明のシステムによれば、処方箋データ受付部が処方箋データ受付部にて、利用者からの処方箋に係る処方箋データを受付、当該処方箋データに応じて、薬局情報処理部が、調剤事業者として登録された各薬局における調剤業務の提供可能性を情報処理することができる。従って、利用者へ薬局に係る調剤業務の提供可能性についての情報(以下、単に薬局情報とも称する)を提供可能とすることができる。
当該薬局情報には、処方箋データに係る薬剤の提供可能情報だけでなく、薬剤の在庫がなく、薬剤を提供できない提供不可能情報も含めたものとするとよい。また、上述した本発明のシステムによれば、薬局情報処理部が、情報処理された各薬局における薬局情報を薬局情報提供部から、利用者が備える利用者側クライアント端末に対して提供することができる。これにより、利用者が、場所や時間を問わず、各薬局の薬局情報を取得することができ、利用者の利便性が向上する。
上述した本発明のシステムは、前記処方箋データ受付部が、ネットワークを介した通信により前記処方箋データを取得可能であることが望ましい。
かかる構成によれば、場所を問わずに送信された処方箋データを、ネットワークを介して取得することができる。そのため、利用者が各所において処方箋データを発信することが可能となる。従って、利用者の利便性向上が期待できる。
(2)上述した本発明のシステムにおいて、前記薬局情報処理部は、前記処方箋に対応する調剤業務の提供可能性についての問い合わせ処理を各薬局が備える薬局側クライアント端末に対して実行し、前記薬局側クライアント端末からの前記問い合わせ処理に対する回答処理を受け、


薬局側クライアント端末からの回答に基づいて各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うようにすることが望ましい。
かかる構成によれば、各薬局が、薬局側クライアント端末で上記問い合わせ処理を実行することが可能であるので、各薬局の在庫情報を正確に反映でき、確度の高い薬局情報を提供することができる。
(3)上述した本発明のシステムにおいて、薬局が備える在庫管理システムにより把握される薬剤の在庫状況に基づいて、前記薬局側クライアント端末によりなされる前記問い合わせ処理に対する回答から各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うようにすることが望ましい。
かかる構成によれば、薬局が備える在庫管理システムと、本発明のシステムとを情報連携可能とすることができる。これにより、在庫確認を自動処理することができる。従って、各薬局での人為的な手間を削減できる。
(4)上述した本発明のシステムは、薬局が備える在庫管理システムと情報連携可能な在庫情報連携部を有し、前記薬局情報処理部が、前記処方箋に対応する調剤業務の提供可能性について前記在庫管理システムからの在庫情報に基づき、各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うことが望ましい。
かかる構成によれば、調剤業務の提供可能性についての情報処理を前記薬局情報処理部が行うことにより、薬局側クライアント端末の構成が簡易になり、かつ、選択された薬局以外に利用者の情報を送らなくて済むので、セキュリティが高くなる。
上述した本発明のシステムは、前記薬局情報処理部が、前記処方箋より処方された薬剤の種類及び数量に応じ、各薬局における薬剤の在庫状況に基づいて、各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うことが望ましい。
かかる構成によれば、利用者が、各薬局における薬剤の在庫の有無を知得できるので、利用者が薬局の選定を的確に行うことができる。これにより、利用者が在庫のない薬局に出向くという手間をなくすことができる。
上述した本発明のシステムは、前記薬局情報提供部により提供された調剤業務の提供可能性についての情報に基づき、調剤業務の提供可能性を有する一又は複数薬局から一の薬局を指定薬局として選択可能とする選択処理を前記利用者側クライアント端末において実現可能とする薬局指定部と、前記処方箋データ受付部によって受け付けられた処方箋に係る調剤業務の依頼するための調剤依頼情報を、前記薬局指定部において指定された薬局に対して出力する調剤依頼発信部とを有することが望ましい。
かかる構成によれば、利用者側クライアント端末において選択された指定薬局に対して、調剤依頼発信部にて調剤依頼情報を円滑に出力することができる。これにより、利用者が、容易に調剤依頼を指定薬局に対して行うことができる。
上述した本発明のシステムは、前記処方箋に対応する調剤業務を提供可能な薬局が、前記処方箋を有する利用者の自宅、前記処方箋の発行病院又は前記利用者が指定した場所若しくはGPSで取得した場所から所定距離の範囲内のものに限定されることが望ましい。
かかる構成によれば、利用者の利便性がよい薬局を選定することが可能となる。これにより、例えば、利用者が、買い物や帰宅のために利用する駅等の周辺にある薬局を選定することができるので、薬局の利用のための移動を最小限とすることができる。また、利用者が患者である場合に病人をむやみに移動させることを低減できる。
上述した本発明のシステムは、前記薬局情報提供部が、前記薬局の混雑状況又は前記処方箋データに基づく薬剤を提供するまでの待ち時間のいずれか一方又は双方を含むことが望ましい。
かかる構成によれば、利用者が、薬局の混雑状況や薬局での調剤の待ち時間を知得することが可能となるので、利用者の都合に合わせて、薬局を利用することができる。これにより、薬局の混雑緩和が期待できる。
上述した本発明のシステムは、前記処方箋データ受付部が、処方箋の写真、バーコード、QRコード(登録商標)又はファクシミリデータのいずれかにより処方箋情報を受け付け可能であることが望ましい。
かかる構成によれば、利用者が容易に処方箋データを送信することが可能となる。そのため、利用者の利便性が向上すると共に薬局側でも容易に処方箋データを受付することができる。
上述した本発明のシステムは、前記薬局情報提供部が、前記処方箋より処方された薬剤の種類毎に各薬局における薬剤の在庫状況に係る情報を提供することが望ましい。
かかる構成によれば、利用者が、薬剤の種類毎に各薬局における薬剤の在庫状況を知得することができる。これにより、例えば、薬剤毎に異なる薬局を利用することが可能となる。薬剤の種類毎の情報には、例えば、当該薬剤のメーカーやジェネリック品であるかなどの情報を含めるとよい。当該情報により、利用者の好みに応じて、薬局を選定できる可能性がある。
(4)上述した本発明のシステムにおいて、前記薬局情報提供部が、薬局の店舗情報を前記利用者側クライアント端末において地図表示及びリスト表示のいずれか一方又は双方により表示可能に提供するとよい。
かかる構成において、利用者側クライアント端末に地図表示が表示されるものとすれば、利用者が薬局の場所を特定でき、利用者が迷わずに薬局に行くことが可能となる。また、かかる構成において、利用者側クライアント端末にリスト表示をするものとすれば、利用者が各薬局の情報を一覧することができるので、利用者による薬局の選定が容易になる。
(5)上述した本発明のシステムは、前記薬局情報提供部が、前記利用者側クライアント端末において薬局の評価情報を閲覧可能に提供可能であることが望ましい。
かかる構成によれば、利用者が利用者側クライアント端末において、薬局の評価情報を閲覧できるので、当該評価情報を参考として薬局の選定の参考とすることができる。ここで、薬局の評価情報は、例えば、当該薬局が在庫管理システムを保有しており、当該在庫管理システムと本発明のシステムとを連動させているか、または、チェーン店であるかなどに基づく評価とすればよい。
上述した本発明のシステムは、前記処方箋データを受け付ける処方箋データ受付部を備え、前記処方箋データ受付部は、電子処方箋データ等を有する他のサーバーから受け付けることが望ましい。
かかる構成によれば、処方箋データを他のサーバーから電子処方箋データとして取り込むことができるので、利用者側のクライアント端末の処理負荷が低減することができ、また、システムが処方箋データ以外のデータを取得することができ、付加的な情報のやり取りも一括してできるようになる。
上述した本発明のシステムは、前記利用者による利用状況に応じてポイントを付与するポイント付与部を有することが望ましい。
かかる構成によれば、利用者が本発明のシステムを利用するインセンティブを高めることができる。また、当該ポイントは、例えば、利用者が各薬局で薬剤等の商品を購入する際に利用できるものとするとよい。また、当該ポイントは、利用された薬局に付与するものとしてもよい。当該薬局にポイントを付与することにより、例えば、薬局の評価に繋がるものとし、利用者に当該評価を供することが可能となる。これにより、利用者の薬局選定の参考情報としての利用が期待できる。
上述した本発明のシステムは、調剤事業者として登録されている薬局の一部又は全部において、薬剤の在庫情報を共有可能とする在庫情報共有処理部を有することが望ましい。
かかる構成によれば、在庫情報共有処理部にて共有される薬剤の在庫情報により、薬局間で薬剤を分譲(薬局間で薬剤の譲受を行う)することができる。これにより、利用者が、利用可能な薬局の選定の範囲を広げることが期待できる。
(6)上述した課題を解決すべく提供される本発明のプログラムは、上述したいずれか1項に記載のシステムをコンピュータに実現させることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、サーバーや各種の端末等で実行させることが可能となる。これにより、システムの利便性を向上させることができる。
本発明によれば、患者や患者の代理人等の処方箋を保有する利用者から、処方箋データを受け付けることで、当該利用者の要望に応じた薬局を紹介できるシステムやプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るシステムの概念図である。 本発明の第1の実施形態に係るシステムの構成図である。 本発明のシステムで用いられる処方箋の一例を示す説明図である。 本発明のシステムで提供される表示の一例を示すリスト表示である。 本発明のシステムで提供される表示の一例を示す地図表示である。 本発明の第2の実施形態に係るシステムの構成図である。 本発明のシステムにおける薬局指定に係る説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るプログラムのフロー図である。 図8に係るフロー図の続きである。
本発明のシステム10の第1の実施形態について、まず、図1に基づいて、全体の概念的なことを説明する。その後、本発明のシステム10の詳細な構成について図2〜図5に基づいて説明する。
図1は、本発明のシステム10の概念図である。図1に示すように、システム10は、患者等(患者の代理人等の処方箋保有者を含む)の利用者2の利用者側クライアント端末30から送信される処方箋データ3aを受け付けて、会員等として登録された各薬局50(50a,50b,50c)に処方箋データ3aを送信する。各薬局50は、それぞれ処方箋データ3aに基づく薬剤の在庫情報を在庫管理システム70又は手動で確認する。各薬局50は、在庫照合した結果をシステム10に送信し、システム10は、各薬局50の在庫照合結果と各薬局の薬局情報とを利用者2の利用者側クライアント端末30に返信する。照合結果を受けた利用者2は、照合結果や薬局情報を参照し、訪問する薬局50をシステム10に指示する。システム10から指示された薬局50cは、調剤を行う。利用者2は、薬局50cを訪問し、処方箋データ3aの薬剤を購入する。
上述のように、システム10は、利用者2が選択した薬局50に、予め処方箋データ3aを送信しておくことにより、利用者2の要望に応じた薬局50で利用者2が円滑に薬剤を受け取ることを可能とするものである。
次に上述のシステム10の詳細な構成について、図2〜図5を参照しながら以下に説明する。図2に示すように、システム10は、利用者2から処方箋3に係る処方箋データ3aを受け付ける処方箋データ受付部11と、処方箋データ3aに応じて情報処理を行う薬局情報処理部12と、利用者2が備える利用者側クライアント端末30に対して各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報を提供する薬局情報提供部15等を有している。
処方箋データ受付部11は、図3に例示する処方箋3に係る処方箋データ3aを、利用者2から受け付けるものである。処方箋3には、例えば、患者名、保険者番号、発行日、有効期限及び発行者等の書誌的情報と、患者に処方された薬剤名や数量等の調剤情報とが、処方箋データ3aとして記載されている。また、本実施形態では、処方箋3は、処方箋データ3aがバーコード3bとして記録されている。なお、バーコード3bは、2次元や3次元のものなど各種のものを用いることができる。また、処方箋データ受付部11は、当該患者の電子処方箋データ等を有する他のサーバーから受け付けるようにしてもよい。例えば、処方箋データ受付部11は、電子処方箋データや、電子処方箋データに紐づいた各情報を、複数の電子処方箋データを一括で管理する病院のサーバーから受け付けるようにしてもよい。
図2に示すように、処方箋データ受付部11は、利用者側クライアント端末30と無線又は有線のネットワークを介して接続されている。そのため、利用者2から場所を問わずに送信された処方箋データ3aを、ネットワークを介して取得することができる。また、利用者2が各所において処方箋データ3aを発信することが可能となる。従って、利用者2の利便性向上が期待できる。
利用者側クライアント端末30は、処方箋データ3aを取り込むための処方箋データ取込部31と、薬局情報提供部15からの情報等を表示する表示部32等を有したものとされている。
利用者側クライアント端末30における処方箋データ取込部31は、処方箋3を写真撮影によって処方箋データ3aとして取り込むものや写真そのものを取り込むものを用いることができる。また、処方箋データ取込部31は、上述した手段以外に上述したバーコード3bを読み取って処方箋データ3aを取り込むものなど各種の手段を用いることができる。処方箋データ取込部31は、ファクシミリデータとして処方箋データ3aを取り込むものであってもよい。なお、処方箋データ取込部31を設けずに直接処方箋データ受付部11に処方箋データ3aが送信されるものであってもよい。
処方箋データ取込部31で取り込まれた処方箋データ3aは、システム10にネットワークを介して送信され、処方箋データ受付部11での受け付けがなされる。
薬局情報処理部12は、受け付けがなされた処方箋データ3aに応じて、調剤事業者として登録されている各薬局50における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うことができる。ここで、薬局50は、例えば、システム10を管理する事業者によって会員登録されたものとされている。また、各薬局50の名称、所在地、営業時間、評価等の情報は、システム10に記憶されている。なお、各薬局50の情報は、システム10に直接記憶するものだけではなく、外部のサーバー等から提供されるものでもよい。
詳細は後述するが、上述した薬局50の評価は、例えば、在庫管理システム70を有し、システム10からの問い合わせに応じて、在庫管理システム70と連動(図1参照)して回答できるかなどを利用者2の利便性の面から評価したものとすることができる。
薬局情報処理部12は、各薬局50が所有する薬局側クライアント端末60に対して、処方箋3に対応する調剤業務の提供可能性についての問い合わせ処理を実行する。前記問い合わせ処理の実行に際して、薬局情報処理部12は、例えば、処方箋データ3aを薬局側クライアント端末60に送信する。
各薬局50の薬局側クライアント端末60は、薬局側クライアント端末からの前記問い合わせ処理に対応して、当該薬局における調剤業務の提供の可否についての回答を薬局情報処理部12に送る。具体的には、処方箋データ3aを受信した各薬局50の薬局側クライアント端末60は、処方箋データ3aに係る薬剤の在庫を確認し、在庫情報について当該薬局における調剤業務の提供の可否についてシステム10に回答する。
薬局情報処理部12は、薬局側クライアント端末60からの回答を受ける回答受付処理を実行することにより、各薬局における調剤業務の提供可能性(以下、単に調剤業務提供可能性とも称する)についての情報処理を行う。
上述のように、各薬局50が、薬局側クライアント端末60で問い合わせ処理に対する回答を行うことが可能であるので、薬局側クライアント端末60で前記問い合わせ処理を自動処理することにより、各薬局50での人為的な手間が削減できる。
なお、薬局情報処理部12または薬局側クライアント端末60が、処方箋3により処方された薬剤の種類及び数量に応じ、各薬局50における薬剤の在庫状況に基づいて、各薬局50における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うようにしてもよい。これにより、利用者2が、各薬局50における薬剤の在庫状況を知得できるので、利用者2が薬局50の選定を的確に行うことができる。従って、利用者2が在庫のない薬局50に出向くという手間をなくすことができる。また、例えば、在庫が無い一部の薬剤だけ、他の薬局50で入手し、在庫を有する薬剤だけ当該薬局50で入手するといったことも可能となる。
薬局情報提供部15は、薬局情報処理部12にて情報処理されて作成された調剤業務提供可能性についての情報を利用者側クライアント端末30に対して提供する。薬局情報提供部15からの利用者側クライアント端末30に対しての情報の提供は、例えば、ネットワークを介して行われる。
図4及び図5は、薬局情報提供部15から提供される情報の一例を示すものである。図4は、前記情報が、リスト表示33として利用者側クライアント端末30の表示部32に表示されている。本実施形態では、例えば、利用者側クライアント端末30のGPS機能を用いて利用者2の現在地を入手し、利用者側クライアント端末30に利用者2の現在地を中心として利用者2から所定距離の範囲内に存在する薬局50が表示されている。
本実施形態では、前記情報として薬局名称、薬局住所等(電話番号、FAX番号等を含む店舗情報)、在庫、薬局50の評価、混雑、調剤完了までの待ち時間が表示部32に表示されている。ここで、在庫の基準は、◎:薬剤が全てある、〇:メーカー違いの薬剤がある、△:薬剤の一部が無い、×:薬剤が無い、としている。また、薬局50の評価は、薬局50が、在庫情報連携部13を保有しており、薬局側クライアント端末60やシステム10と連携可能となっているか(手作業で在庫管理していないか)やチェーン店を有するものであるか、在庫切れの頻度などを基準として評点化されたものである。本実施形態では、評点が5点(評価高い)〜1点(評価低い)とされている。混雑は、度合いに応じて、混んでいる:大、やや混んでいる:中、空いている:小で表されている。
図5は、前記情報が、地図表示34として利用者側クライアント端末30の表示部32に表示されているものである。本実施形態では、例えば、利用者側クライアント端末30のGPS機能を用いて利用者2の現在地2aを入手し、利用者2の現在地2aを中心として地図表示34が表示されている。
また、利用者2の現在地2aの周辺に存在する薬局50が表示され、当該薬局50の詳細情報が、地図表示34の側方に薬局リスト34aが表示されている。薬局リスト34aには、上述の図4におけるリスト表示33と同様に薬局50の店舗情報、在庫情報、薬局50に係る評価、混雑状況、待ち時間等が表示されている。在庫、薬局50に係る評価、混雑の基準は、上述の図4における基準と同様のものであるので説明を省略する。
上述のように本発明のシステム10によれば、薬局情報処理部12で情報処理された各薬局50における情報を薬局情報提供部15にて、利用者2が備える利用者側クライアント端末30に対して提供することができる。これにより、利用者2が、場所や時間を問わず、各薬局50の情報を取得することができる。従って、利用者2の利便性が向上する。
なお、薬局情報提供部15で提供される情報は、処方箋3より処方された薬剤の種類毎に各薬局50における薬剤の在庫状況に係る情報が提供されるようにするとよい。また、処方箋データ3aに係る薬剤の提供可能情報だけでなく、薬剤の在庫がなく、薬剤を提供できない提供不可能情報も含めたものとするとよい。
上述のような構成を採用することで、利用者2が、薬剤の種類毎に各薬局50における薬剤の在庫状況を知得することができる。これにより、例えば、薬剤毎に異なる薬局50を利用することが可能となる。薬剤の種類毎の情報は、例えば、当該薬剤のメーカーやジェネリック品であるかなどの情報を含めるとよい。当該情報により、利用者2が、好みに応じた薬局50を選定できる。
本発明のシステム10の処理は、コンピュータ上で実行可能なプログラムとして提供することが可能である。以上が、本発明のシステム10及びプログラムの第1の実施形態である。
次に本発明のシステム10を拡張した第2の実施形態について、図6〜図9に基づいて以下に詳細を説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については、一部説明を省略する。また、上述の実施形態と同一の部材等は、上述の実施形態と同一の符号を用いて説明する。
図6に示すように、システム10は、上述の実施形態に加えて、在庫情報連携部13と、薬局指定部14と、調剤依頼発信部16と、在庫情報共有処理部17と、ポイント付与部18等を有したものとされている。
在庫情報連携部13は、薬局50が備える在庫管理システム70と情報連携可能である。また、在庫情報連携部13が、在庫管理システム70の在庫情報に基づいて薬剤の在庫状況を把握することにより、薬局情報処理部12が、当該在庫状況に基づいて、在庫管理システム70を備えている薬局50における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うことができる。すなわち、薬局情報処理部12が、処方箋に対応する調剤業務の提供可能性について、在庫管理システム70からの在庫情報に基づき、各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理(判定)を行うことができる。
これにより、薬局50が備える在庫管理システム70と、本発明のシステム10とを情報連携可能とすることができる。従って、薬局50が正確に薬剤の在庫状況を利用者2に提供することが可能となり、利用者2が在庫のない薬局50に出向くという手間をなくすことができる。
なお、上述した在庫状況は、上述した実施形態と同様に、在庫の有無、メーカー違いの薬剤在庫、処方箋3の一部の薬剤の在庫などを含むものとすればよい。また、システム10は、調剤事業者として登録されている薬局50の一部又は全部において、薬剤の在庫情報を共有可能とする在庫情報共有処理部17を有している。
在庫情報共有処理部17は、複数の薬局50間の薬剤の在庫情報を共有処理可能とするものである。これにより、薬局50間で薬剤を分譲(薬局間で薬剤の譲受を行う)することができる。そのため、利用者2が、利用可能な薬局50の選定の範囲を広げることが可能である。
薬局指定部14は、薬局情報提供部15により提供された調剤業務提供可能性についての情報に基づき、前記調剤業務提供可能性を有する一又は複数薬局50から一の薬局50を指定薬局50として選択可能とする選択処理を利用者側クライアント端末30において実現可能とするものである。すなわち、図4のようなリスト表示33及び図5のような地図表示34などの調剤業務提供可能性の情報を利用者側クライアント端末30の表示部32に表示し、利用者2が、薬局50を指定することを実現するものである。例えば、図4に示すようにリスト表示33の選択欄で利用者2が、薬局50を選択して指定することができる。また、図5に示すように地図表示34中の薬局50を利用者2が指定したり、あるいは、リスト中の薬局50を指定することで薬局50を指定することができる。
また、上述した薬局50の指定に際し、処方箋3に対応する調剤業務を提供可能な薬局50が、処方箋3を有する利用者2の自宅2b、処方箋3の発行病院5又は利用者2が指定した場所若しくはGPSで取得した場所から所定距離の範囲内のものに限定されることが望ましい。これにより、利用者2の利便性がよい薬局50を選定することが可能となる。また、例えば、利用者2が、買い物や帰宅のために利用する駅等の周辺にある薬局50を選定することができるので、薬局50の利用のための移動を最小限とすることができる。また、利用者2が患者である場合に病人をむやみに移動させることを低減できる。
図7は、薬局指定部14にて、薬局50を指定するための表示部32に表示される画面の一例である。本実施形態における薬局指定部14では、例えば、検索範囲の起点となる目的地、検索範囲(距離)、指定する薬局50の入力画面が表示される。例えば、前記起点は、現在地2a(GPSか入力により指定)、自宅2b、処方箋3の発行病院5、その他の指定場所等を選択できる。なお、当該入力画面での詳細な情報の入力は、図示しない別のサブメニューから行うことができる。
また、目的地は、利用者2が、これから向かう場所を指定するものである。例えば、目的地は、薬局50、自宅2b、その他の指定場所(例えば、帰宅途中の駅やスーパー等)を選択できる。これにより、利用者2が、直接指定薬局50に向かわない場合であっても、利用者2の要望に応じた薬局50の情報を提供できる。
また、前記検索範囲(距離)は、前記起点や目的地から指定した距離の範囲内で指定薬局50を検索するためのものである。当該入力画面からは、起点からの距離、起点から目的地までのルート沿い、目的地からの距離のいずれから検索範囲を指定するかを選択することができる。
指定する薬局50は、店舗名、在庫条件、営業時間内、混雑状況や薬剤受け取りまでの待ち時間、薬局50の評価のいずれか又は複数の条件を選択できる。これにより、利用者2の要望に応じた薬局50の情報を提供することができる。なお、検索範囲や薬局条件の指定の詳細な入力は、図示しない別のサブメニュー画面から入力することができる。
図6に示すように、調剤依頼発信部16は、処方箋データ受付部11によって受け付けられた処方箋3に係る調剤業務の依頼するための調剤依頼情報を、薬局指定部14において指定された薬局50に対して出力するものである。これにより、利用者側クライアント端末30において選択された指定薬局50に対して、調剤依頼発信部16にて調剤依頼情報を円滑に出力することができる。従って、利用者2が、容易に調剤依頼を指定薬局50に対して行うことができる。
なお、調剤依頼情報は、利用者2が来店する日時を含めるものとしてもよい。これにより、利用者2の都合に合わせて調剤をすることが可能となり、薬局50の混雑緩和や利用者2の薬局50での待ち時間を低減することができる。
また、システム10は、ポイント付与部18を有している。ポイント付与部18は、例えば、利用者2のシステム10の利用に応じてポイントを付与する。また、当該ポイントは、例えば、利用者2が各薬局50で薬剤等の商品を購入する際に利用できるものとするとよい。これにより、利用者2が本発明のシステム10を利用するインセンティブを高めることができる。また、当該ポイントは、利用された薬局50に付与するものとしてもよい。薬局50にポイントを付与することにより、例えば、薬局50の評価に繋がるものとし、利用者2に当該評価を供することが可能となる。これにより、利用者2の薬局選定の参考情報としての利用が期待できる。
以上が、本発明のシステム10の第2の実施形態に係る構成である。次に、本発明のシステム10における各処理のフローについて図8及び図9を参照して、以下に詳細を説明する。
図8に示すように、各処理は、システム10と、利用者側クライアント端末30と、薬局側クライアント端末60とに分けられる。システム10の処理が開始されると、まずS11として、利用者側クライアント端末30の処方箋データ取込部31において処方箋3に係る処方箋データ3aが取り込まれ、処方箋データ受付部11に処方箋データ3aが送信される。ただし、処方箋データ3aは、当該患者の電子処方箋データ等を有する他のサーバーから送信されるようにしてもよい。
S12として、処方箋データ3aが処方箋データ受付部11に受け付けられる。続いて、S13として、薬局問い合わせ処理が実行され、S14として、薬局側クライアント端末60で問い合わせに対して薬剤の提供が可能か否かの回答処理が実行される。
システム10は、S15として、問い合わせに対する回答を取得する回答受付処理が実行され、S16として、薬局情報処理部12で調剤業務提供可能性についての情報処理を実行する。情報処理により得た薬局情報をS17として、薬局情報提供部15で提供し、薬局情報の問い合わせが利用者側クライアント端末30に対して実行される。なお、S13に代えて、薬局情報処理部12が各薬局50の薬剤の在庫情報の問い合わせ処理を実行し、S14に代えて、在庫管理システム60が在庫情報を在庫情報連携部13に送信し、S15に代えて、薬局情報処理部12が、在庫情報連携部13の取得した在庫情報に基づき、調剤業務提供可能性について判定を行い、S16として、薬局情報処理部12で調剤業務提供可能性についての情報処理を実行してもよい。
システム10は、S18として、利用者2が利用者側クライアント端末30で指定した薬局指定情報が、薬局指定部14に送信される。続いて、前記薬局情報を利用者側クライアント端末30で取得し、S19として、利用者2が指定した薬局指定情報を薬局指定部14で取得する。
図9に示すように、薬局指定部14で取得された薬局指定情報が、S20として薬局情報処理部12で情報処理される。情報処理により得られた調剤業務提供可能性についての薬局情報データが、S21として薬局情報提供部15を介して、利用者側クライアント端末30に送信される。S22として、前記薬局情報データが、利用者側クライアント端末30に受信されて、表示部32に表示される。
S23として、利用者2が、利用者側クライアント端末30にて薬局50を選定する。利用者2により薬局50が選定されると、S24として、調剤依頼発信部16に調剤依頼が送信される。続いて、S25として、調剤依頼発信部16が調剤依頼を受信し、S26として、調剤依頼の発信が実行される。薬局側クライアント端末60は、S27として、調剤依頼を受信し、S28として、調剤依頼の処理(薬剤情報や領収書等の発行)が行われ、システム10の処理が終了する。S28に先立って、薬局50での調剤が行われ、利用者2に薬剤が販売処理される。なお、調剤は、適宜自動調剤で行うようにしてもよい。上述したシステム10での各処理の実行は、コンピュータ上のプログラムとして実行処理することが可能である。
本実施形態では、利用者側クライアント端末30における処方箋データ取込部31は、処方箋3を写真撮影によって処方箋データ3aとして取り込むものや写真そのものを取り込むものを用いることができるものとしたが、処方箋データ取込部31は、処方箋データ3aを、電子処方箋データ等を有する他のサーバーから受信して取り込むものであってもよい。
本実施形態では、システム10が、在庫情報連携部13、薬局指定部14、調剤依頼発信部16、在庫情報共有処理部17及びポイント付与部18を全て有するものとしたが、これらを単独又は複数で組み合わせるものとしてもよい。また、在庫情報連携部13、薬局指定部14、調剤依頼発信部16、在庫情報共有処理部17は、薬局側クライアント端末60に設けられていてもよい。
本実施形態では、処方箋データ受付部11が、ネットワークを介した通信により処方箋データ3aを取得可能であるものとしたが、使用するネットワークは、有線又は無線を問わない。また、ネットワークを用いずに直接的に処方箋データ受付部11に処方箋データ3aが入力されるものであってもよい。
本実施形態では、薬局情報処理部12が、処方箋3より処方された薬剤の種類及び数量に応じ、各薬局50における薬剤の在庫状況に基づいて、各薬局50における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うものとされている。また、薬局情報提供部15が、処方箋3より処方された薬剤の種類毎に各薬局50における薬剤の在庫状況に係る情報を提供するものとされている。上述した薬剤の種類には、例えば、薬剤のメーカーや薬剤の形態(錠剤、散剤、塗り薬、液剤等)、ジェネリック品等の情報を含めることもできる。これにより、利用者2が、希望する薬剤の在庫状況を提供できるので、利用者2の利便性の向上が期待できる。
本実施形態では、処方箋3に対応する調剤業務を提供可能な薬局50が、処方箋3を有する利用者2の自宅2b、処方箋3の発行病院5又は利用者2が指定した場所若しくはGPSで取得した場所から所定距離の範囲内のものに限定されるものとしたが、本発明は、これらに限定されるものではない。例えば、上述した薬局50が、クレジットカードや電子マネー等の使用可否や、チェーン店であるか等の条件範囲内のものに限定されるようにしてもよい。
本実施形態では、薬局情報提供部15が、薬局50の混雑状況又は処方箋データ3aに基づく薬剤を提供するまでの待ち時間のいずれか一方又は双方を含むものとしたが、これら以外の情報が提供されるものとしてもよい。例えば、薬局50での薬剤の入荷予定をふくむものとすることもできる。
本実施形態では、処方箋データ受付部11が、処方箋3の写真、バーコード3b、又はファクシミリデータのいずれかにより処方箋情報を受け付け可能としたが、本発明はこれらに限定されるものではなく、各種の処方箋3の受け付け手段で処方箋情報を受け付けるようにすることができる。また、処方箋情報は、バーコード3bに代えて、QRコード(登録商標)を含んでいてもよい。さらに、処方箋データ受付部11は、バーコードやQRコード(登録商標)の有する情報の一部のみを受け付けるようにしてもよい。
本実施形態では、薬局情報処理部12は、各薬局50が所有する薬局側クライアント端末60に対して、処方箋3に対応する調剤業務の提供可能性についての問い合わせ処理を実行する。しかし、薬局情報処理部12は、事前に各薬局50の在庫情報を保有しておき、各薬局に問い合わせ処理をすることなく、処方箋データ3aに係る薬剤の在庫を確認できるようにしてもよい。
本実施形態では、薬局情報提供部15が、薬局50の店舗情報を利用者側クライアント端末30において地図表示34及びリスト表示33のいずれか一方又は双方により表示可能に提供するものとされているが、本発明はこれらに限定されるものではなく、各種の情報提供手段を利用することができる。
本実施形態では、薬局情報提供部15が、利用者側クライアント端末30において薬局50の評価情報を閲覧可能に提供可能であるが、前記評価情報には、薬局50の各種の評価情報を含めることができる。例えば、前記評価情報として、在庫管理システム70を有するか、チェーン店を有するか、薬剤以外も取り扱う店舗であるかなどを含めることができる。
本実施形態では、利用者2による利用状況に応じてポイントを付与するポイント付与部18を有するものとしたが、ポイント付与の仕方はこれに限定されるものではなく、例えば、薬局50側に利用者2による利用状況に応じてポイントを付与するものであってもよい。これにより、上述した評価情報に薬局50のポイントを含めることも可能となる。
本発明は、上述した実施形態や変形例等として示したものに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示及び精神から他の実施形態があり得る。上述した実施形態の構成要素は任意に選択して組み合わせて構成するとよい。また実施形態の任意の構成要素と、発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素又は発明を解決するための手段に記載の任意の構成要素を具体化した構成要素とは任意に組み合わせて構成してもよい。これらについても本願の補正又は分割出願等において権利取得する意思を有する。
本発明のシステム及びプログラムは、患者等の利用者が保有する携帯端末や通信可能な端末で利用が可能である。また、本発明のシステム及びプログラムは、システム管理者のサーバー等で利用することが可能である。
2 :利用者
3 :処方箋
3a:処方箋データ
10 :システム
11 :処方箋データ受付部
12 :薬局情報処理部
15 :薬局情報提供部
16 :調剤依頼発信部
17 :在庫情報共有処理部
18 :ポイント付与部
30 :利用者側クライアント端末
33 :リスト表示
34 :地図表示
50 :薬局
50a:薬局
50b:薬局
50c:薬局
60 :薬局側クライアント端末
70 :在庫管理システム

Claims (6)

  1. 処方箋を有する利用者に対し、前記処方箋に対応する調剤業務を提供可能な薬局に関する情報を提供可能なシステムであって、
    前記利用者から処方箋に係る処方箋データを受け付ける処方箋データ受付部と、
    前記処方箋データに応じて、調剤事業者として登録されている各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行う薬局情報処理部と、
    前記薬局情報処理部により得られた各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報を前記利用者が備える利用者側クライアント端末に対して提供する薬局情報提供部と、を有することを特徴とするシステム。
  2. 前記薬局情報処理部は、
    前記処方箋に対応する調剤業務の提供可能性についての問い合わせ処理を各薬局が備える薬局側クライアント端末に対して実行し、
    前記薬局側クライアント端末からの前記問い合わせ処理に対応した、当該薬局における調剤業務の提供の可否についての回答を受ける回答受付処理を実行することにより、
    各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 各薬局が備える在庫管理システムと情報連携可能な在庫情報連携部を有し、
    前記薬局情報処理部は、
    前記処方箋に対応する調剤業務の提供可能性についての問い合わせ処理を各薬局が備える薬局側クライアント端末に対して実行し、
    前記問い合わせ処理に対応した前記在庫管理システムからの在庫情報を受け、
    前記在庫情報に基づいて当該薬局における調剤業務の提供の可否について判定を行うことにより、
    各薬局における調剤業務の提供可能性についての情報処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記薬局情報提供部が、薬局の店舗情報を前記利用者側クライアント端末において地図表示及びリスト表示のいずれか一方又は双方により表示可能に提供することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記薬局情報提供部が、前記利用者側クライアント端末において薬局の評価情報を閲覧可能に提供可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシステムをコンピュータに実現させるためのプログラム。


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