JP7024001B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、ユーザに対する商品の配送を行う配送サービスの一例として、ユーザから商品の注文を受けた際に、当該商品が搭載された車両を商品の受け渡し場所へと移動させることで、商品の効率的な配送を実現する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-157528号公報
このような配送サービスにおいては、例えば20歳以上の成人にしか販売することが許されない酒類のように、年齢等の購入者の属性に制限があり、販売時に購入者の属性確認が必要となる商品の配送を行うことも想定されるところ、同一の場所に複数回商品を配送する際に、配達員が逐一このような属性確認を行うことは繁雑であった。
本発明の課題は、購入者の属性に制限がある商品につき配送サービスの対象とする際に、購入者の属性確認の手間を低減することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、情報処理装置において、
ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、商品の配達員による前記ユーザが前記属性を満たす旨の確認結果である第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定する第1判定手段と、
前記第1判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザに対する前記属性を満たす旨の確認結果である第2属性確認情報を取得する第1取得手段と、
前記第1判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合において、前記第1取得手段が、前記第2属性確認情報を取得した場合に、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を、前記配達員が使用する配達員端末へと送信手段によって送信させる送信制御手段と、
前記送信制御手段が、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を前記配達員端末へと送信させた場合に、前記第1属性確認情報を、前記配達員端末から取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段が取得した前記第1属性確認情報を、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、
前記第1判定手段は、前記記憶手段に、注文したユーザ及び注文された商品の種別と一致するデータが存在しない場合に前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていなと判定し、前記記憶手段に、注文したユーザ及び注文された商品の種別と一致するデータが存在する場合に前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていると判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが成人であるかの確認結果であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報処理装置において、
前記所定の種別の商品は酒類であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の情報処理装置において、
前記所定の種別の商品はたばこであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが所定の資格を有するかの確認結果であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報処理装置において、
前記所定の種別の商品は薬品であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが所定の国籍を有するかの確認結果であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが所定の性別を有するかの確認結果であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、
前記ユーザは医療法人であり、前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが病院であるかの確認結果であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記送信制御手段は、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報と、前記配達員が前記ユーザが前記属性を満たすと判断した場合に操作するアイコンと、を表示する画面データを、前記配達員端末へと送信手段によって送信させ、
前記第取得手段は、前記配達員による前記画面の操作に応じて、前記第1属性確認情報を前記配達員端末から取得することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、前記ユーザが使用するユーザ端末から予め取得した情報を用いて、前記ユーザが前記属性を満たすか否かを判定する第2判定手段を備え、
前記第1判定手段は、ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、前記第2判定手段が、前記ユーザが前記属性を満たすと判定した場合に、前記第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、情報処理方法において、
ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、商品の配達員による前記ユーザが前記属性を満たす旨の確認結果である第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザに対する前記属性を満たす旨の確認結果である第2属性確認情報を取得する第1取得ステップと、
前記判定ステップにおいて、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合において、前記第1取得ステップにおいて、前記第2属性確認情報を取得した場合に、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を、前記配達員が使用する配達員端末へと送信手段によって送信させる送信制御ステップと、
前記送信制御ステップにおいて、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を前記配達員端末へと送信させた場合に、前記第1属性確認情報を、前記配達員端末から取得する第2取得ステップと、
前記第2取得ステップにおいて取得した前記第1属性確認情報を、前記記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、情報処理プログラムにおいて、
コンピュータを、
ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、商品の配達員による前記ユーザが前記属性を満たす旨の確認結果である第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定する判定手段、
前記判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザに対する前記属性を満たす旨の確認結果である第2属性確認情報を取得する第1取得手段、
前記判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合において、前記第1取得手段が、前記第2属性確認情報を取得した場合に、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を、前記配達員が使用する配達員端末へと送信手段によって送信させる送信制御手段、
前記送信制御手段が、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を前記配達員端末へと送信させた場合に、前記第1属性確認情報を、前記配達員端末から取得する第2取得手段、
前記第2取得手段が取得した前記第1属性確認情報を、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、購入者の属性に制限がある商品につき配送サービスの対象とする際に、購入者の属性確認の手間を低減することができる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することができる。
実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 実施形態に係る情報処理システムのサーバ装置に備えられた店舗情報記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムのサーバ装置に備えられたユーザ情報記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムのサーバ装置に備えられた配達員情報記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムのサーバ装置に備えられた商品情報記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムのサーバ装置に備えられた属性確認履歴情報記憶部の記憶内容の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理システムの動作における全体の流れの概略を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムの商品の注文時の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムの配達員への配達指令時の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムの商品の配達時の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る情報処理システムにおける第1属性確認画面の一例を示す図である。なお、ユーザ端末の表示部に表示された状態を図示している。 実施形態に係る情報処理システムにおける第2属性確認画面の一例を示す図である。なお、配達員端末の表示部に表示された状態を図示している。
以下、図1から図12に基づいて、本発明の実施形態である情報処理システム100について説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されるものではない。
[第1 構成の説明]
情報処理システム100は、ユーザに商品を配送すると共に、例えば購入者が成人に限定される酒類のような、年齢等の購入者の属性に制限があり、販売時に購入者の属性確認が必要となる所定の種別の商品(以下、「属性確認必要商品」という。)を配送する際に、これを購入するユーザの属性確認の結果に係る情報(以下、「属性確認情報」という。)を取得するためのシステムであり、図1に示すように、サーバ装置1と、配達員端末2と、ユーザ端末3と、店舗端末4と、を備えて構成され、各装置の間は、通信ネットワークNを介して接続されている。
[1 サーバ装置]
サーバ装置1は、情報処理システム100を管理・運営する管理者が保有するPC(Personal Computer)、WS(Work Station)等の情報機器であり、後述のように、配達員端末2からの属性確認情報の取得や、属性確認情報の取得の要否に係る情報の配達員端末2への提供等を行う。サーバ装置1が、本発明における情報処理装置に該当することとなる。
サーバ装置1は、図1に示すように、例えば、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、操作部15と、を備えて構成されている。
なお、サーバ装置1は、必ずしも単一のPC、WS等の情報機器によって実現されることを要せず、複数台のPC、WS等の情報機器が通信ネットワークNを介して接続されることで、複数台の情報機器により、サーバ装置1としての機能が実現されていてもよい。この場合、このような複数の情報機器が接続されたものが、本発明における情報処理装置に該当することとなる。
[(1) 制御部]
制御部11は、サーバ装置1の動作を制御する部分であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等
を備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部12に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、サーバ装置1の各部を統括制御する。
[(2) 記憶部]
記憶部12は、サーバ装置1の運用に必要となる各種情報が記憶される部分であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリ等により構成され、プログラムデータ
等のサーバ装置1の運用に必要となるデータを、制御部11から読み書き可能に記憶する。
記憶部12は、情報処理プログラム121と、店舗情報記憶部122と、ユーザ情報記憶部123と、配達員情報記憶部124と、商品情報記憶部125と、属性確認履歴情報記憶部126と、を有する。
[ア 情報処理プログラム]
情報処理プログラム121は、サーバ装置1を動作させるための制御部11への各種命令を含むプログラムであり、後述の動作の説明において述べるサーバ装置1の動作は、情報処理プログラム121に従ってなされることとなる。
[イ 店舗情報記憶部]
店舗情報記憶部122には、本システムによりユーザに配達される商品を販売する各店舗に係る情報である店舗データD1が記憶される。
店舗データD1は、例えば、店舗IDデータD1-1と、店舗名データD1-2と、店舗位置データD1-3と、を含む。
店舗IDデータD1-1は、店舗ごとに設定された識別情報である店舗IDに係るデータである。
店舗名データD1-2は、各店舗の名称に係るデータである。
店舗位置データD1-3は、各店舗の所在位置に係るデータであり、例えば各店舗の住所に係るデータを含む。
店舗データD1は、例えば、システムへの参加時に各店舗に店舗端末4を用いて入力させ、入力された情報を、通信ネットワークNを介して通信部13により、サーバ装置1が取得するようにすればよい。
図2に店舗情報記憶部122の記憶内容の一例を示す。本図に示すように、店舗情報記憶部122には、本システムによりユーザに配達される商品を販売する複数の店舗につき、店舗IDデータD1-1と、店舗名データD1-2と、店舗位置データD1-3と、が紐付けられて記憶されていることとなる。
[ウ ユーザ情報記憶部]
ユーザ情報記憶部123には、本システムにより商品の配達を受ける各ユーザに係る情報であるユーザデータD2が記憶される。
ユーザデータD2は、例えば、ユーザIDデータD2-1と、ユーザ名データD2-2と、生年月日データD2-3と、配達場所データD2-4と、決済手段データD2-5と、を含む。
ユーザIDデータD2-1は、情報処理システム100を利用して商品の配達を受けるユーザごとに設定された識別情報であるユーザIDに係るデータである。
ユーザ名データD2-2は、各ユーザの氏名に係るデータである。
生年月日データD2-3は、各ユーザの生年月日に係るデータである。
なお、ユーザ名データD2-2及び生年月日データD2-3は、決済手段データD2-5に係る決済手段において登録され、データが存在する場合には、当該データを使用するようにしてもよい。
配達場所データD2-4は、各ユーザが商品の配達を希望する場所に係るデータであり、例えば配達希望場所の住所を含む。なお、配達希望場所は、例えば、ユーザの自宅、勤務先のオフィス等、各ユーザが希望に応じて適宜設定することができる。
決済手段データD2-5は、ユーザが情報処理システム100を利用して商品を購入する際に使用することを希望する決済手段に係るデータであり、各ユーザは、クレジットカード、銀行口座等に加え、ユーザ端末3の表示部34に表示された2次元コードを用いる所定の決済方法等、利用を希望する決済手段につき適宜登録することができる。
ユーザデータD2は、例えば、システムへの参加時に各ユーザにユーザ端末3を用いて入力させ、入力された情報を、通信ネットワークNを介して通信部13により、サーバ装置1が取得するようにすればよい。
図3にユーザ情報記憶部123の記憶内容の一例を示す。本図に示すように、ユーザ情報記憶部123には、情報処理システム100を利用して商品の配達を受ける複数のユーザにつき、ユーザIDデータD2-1と、ユーザ名データD2-2と、生年月日データD2-3と、配達場所データD2-4と、決済手段データD2-5と、が紐付けられて記憶されていることとなる。
[エ 配達員情報記憶部]
配達員情報記憶部124には、商品をユーザに配達する各配達員に係る情報である配達員データD3が記憶される。
配達員データD3は、例えば、配達員IDデータD3-1と、配達員名データD3-2と、配達員位置データD3-3と、を含む。
配達員IDデータD3-1は、商品をユーザに配達する配達員ごとに設定された識別情報である配達員IDに係るデータである。
配達員名データD3-2は、各配達員の氏名に係るデータである。
配達員位置データD3-3は、各配達員の所在位置に係るデータであり、例えば各配達員の所在位置の経度及び緯度に係るデータを含む。
配達員データD3のうち、配達員IDデータD3-1及び配達員名データD3-2については、例えば、システムの管理者が、各配達員に係る情報を、操作部15を用いて入力することにより取得するようにすればよい。
配達員位置データD3-3は、例えば、各配達員端末2において、所定の間隔ごとに位置情報取得部26によって位置情報を取得の上、取得した位置情報を、配達員ID等の当該端末を携帯する配達員に係る所定の識別情報と共に通信ネットワークNを介してサーバ装置1へと送信し、通信部13によりこれを受信したサーバ装置1において、受信した位置情報を記憶部12の配達員情報記憶部124に記憶するようにすればよい。
これによって、配達員情報記憶部124には、配達員位置データD3-3として、配達員端末2、ひいてはそれを携帯する各配達員の最新の位置に係るデータが常に記憶されていることとなる。
図4に、配達員情報記憶部124の記憶内容の一例を示す。本図に示すように、配達員情報記憶部124には、商品をユーザに配達する複数の配達員につき、配達員IDデータD3-1と、配達員名データD3-2と、配達員位置データD3-3と、が紐付けられて記憶されていることとなる。
[オ 商品情報記憶部]
商品情報記憶部125には、ユーザに配達される対象となる商品に係る情報である商品データD4が記憶される。
商品データD4は、例えば、商品IDデータD4-1と、商品内容データD4-2と、種別データD4-3と、店頭価格データD4-4と、在庫数データD4-5と、販売店舗データD4-6と、提示価格データD4-7と、を含む。
商品IDデータD4-1は、商品ごとに設定された識別情報である商品IDに係るデータである。
商品内容データD4-2は、各商品の商品内容(例えば、商品名、商品説明等を含む各商品がいかなる商品であるかをユーザが認識することができる内容)に係るデータである。
種別データD4-3は、各商品の商品種別に係るデータあり、例えば、所定の複数のカテゴリーから店舗が選択することによって設定される。本実施形態では、属性確認必要商品に該当する商品種別(図5においては酒類)に係るデータが含まれる。
店頭価格データD4-4は、当該商品を販売する店舗が設定した店頭における販売価格に係るデータである。
在庫数データD4-5は、各商品の在庫数に係るデータである。
販売店舗データD4-6は、当該商品を販売する店舗に係るデータであり、例えば、当該店舗の店舗IDを記憶するようにすればよい。
提示価格データD4-7は、本システムによってユーザに提示する商品の販売価格に係るデータである。
商品データD4は、例えば、各店舗に、本システムを利用して販売することを希望する商品が生じる度に店舗端末4を用いて入力させ、入力された情報を、通信ネットワークNを介して通信部13により、サーバ装置1が取得するようにすればよい。
図5に、商品情報記憶部125の記憶内容の一例を示す。本図に示すように、商品情報記憶部125には、各店舗が本システムを利用して販売することを希望する複数の商品につき、商品IDデータD4-1と、商品内容データD4-2と、種別データD4-3と、店頭価格データD4-4と、在庫数データD4-5と、販売店舗データD4-6と、提示価格データD4-7と、が紐付けられて記憶されていることとなる。
[カ 属性確認履歴情報記憶部]
属性確認履歴情報記憶部126には、後述のように、配達員が属性確認必要商品をユーザに配達した際に行った属性確認の履歴に係るデータである属性確認履歴データD5が記憶される。
属性確認履歴データD5は、例えば、履歴IDデータD5-1と、被確認者データD5-2と、確認日データD5-3と、確認者データD5-4と、確認種別データD5-5と、確認内容データD5-6と、を含む。
履歴IDデータD5-1は、属性確認の履歴ごとに設定された識別情報である履歴IDに係るデータである。
被確認者データD5-2は、属性確認がなされたユーザに係るデータであり、例えば、当該ユーザのユーザIDを記憶するようにすればよい。
確認日データD5-3は、属性確認がなされた日付に係るデータである。
確認者データD5-4は、属性確認を行った配達員に係るデータであり、例えば、当該配達員の配達員IDを記憶するようにすればよい。
確認種別データD5-5は、ユーザの属性確認がなされた商品の種別に係るデータであり、例えば、酒類の販売につき属性確認がなされたのであれば、「酒類」と記憶される。
確認内容データD5-6は、ユーザの属性確認がなされた内容に係るデータであり、例えば、成人である旨の確認がなされたのであれば、その旨が記憶される。
サーバ装置1は、配達員がユーザに配達した商品が属性確認必要商品であり、配達員によってユーザの属性確認がなされる度に、属性確認履歴データD5を取得する。データの取得の詳細については、動作の説明において述べる。
図6に、属性確認履歴情報記憶部126の記憶内容の一例を示す。本図に示すように、属性確認履歴情報記憶部126には、各ユーザに対してなされた各種別の商品に係る属性確認の履歴につき、履歴IDデータD5-1と、被確認者データD5-2と、確認日データD5-3と、確認者データD5-4と、確認種別データD5-5と、確認内容データD5-6と、が紐付けられて記憶されていることとなる。
[(3) 通信部]
通信部13は、サーバ装置1と、配達員端末2、ユーザ端末3及び店舗端末4との間の通信に用いられる部分であり、例えば、通信用IC(Integrated Circuit)及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部11の制御の元、所定の通信プロトコルを用いて、通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
[(4) 表示部]
表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面を備え、制御部11から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
[(5) 操作部]
操作部15は、例えば、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーを有するキーボード等を備え、例えば、管理者からの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部11へと出力する。操作部15は、例えば、表示部14と一体的に形成されたタッチパネル等であってもよい。
[2 配達員端末]
配達員端末2は、ユーザに対して商品を配達する配達員が携帯するスマートフォン、タブレット端末等の情報機器であり、後述のように、サーバ装置1から取得した配達指令や属性確認指令の配達員への表示等を行う。
配達員端末2は、図1に示すように、例えば、サーバ装置1と同様に、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、表示部24と、操作部25と、を備えると共に、さらに位置情報取得部26を備えて構成されている。また、通信部23から通信ネットワークNを介してサーバ装置1と接続され、サーバ装置1との間でデータを送受信可能とされている。
位置情報取得部26は、配達員端末2の所在位置に関する情報を取得する部分であり、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機が用いられる。GPS受信機は、GPSを構成する複数のGPS衛星から提供される測位用電波であるGPS信号を受信し、これを用いて、配達員端末2、ひいてはそれを所持する配達員の位置情報を取得する。
なお、位置情報取得部26としては、配達員端末2の位置情報を取得可能なものであればよく、GPS受信機には限られない。例えば、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)受信機等、その他の衛星測位システムに係る信号の受信機を使用してもよい。
[3 ユーザ端末]
ユーザ端末3は、本システムを利用して商品の配達を受けるユーザが保有するPC、スマートフォン、タブレット端末等の情報機器であり、後述のように、ユーザによって入力された商品の注文に係る情報のサーバ装置1への送信等を行う。
ユーザ端末3は、図1に示すように、例えば、サーバ装置1と同様に、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、操作部35と、を備えて構成されている。また、通信部33から通信ネットワークNを介してサーバ装置1と接続され、サーバ装置1との間でデータを送受信可能とされている。
[4 店舗端末]
店舗端末4は、本システムによりユーザに配達される商品を販売する各店舗が保有するPC等の情報機器であり、各店舗が本システムを利用して販売することを希望する商品に係る情報のサーバ装置1への送信等を行う。
店舗端末4は、図1に示すように、例えば、サーバ装置1と同様に、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、表示部44と、操作部45と、を備えて構成されている。また、通信部43から通信ネットワークNを介してサーバ装置1と接続され、サーバ装置1との間でデータを送受信可能とされている。
[5 通信ネットワーク]
通信ネットワークNは、例えば、インターネット、電話回線網、携帯電話通信網、無線LAN通信網等であり、図1に示すように、サーバ装置1と、配達員端末2、ユーザ端末3及び店舗端末4と、の間を接続する。
通信ネットワークNとしては、上記のように各装置間を繋ぎ、これらの間でデータの送受信を行うことが可能なものであれば特に限定されない。
[第2 動作の説明]
以下、本実施形態に係る情報処理システム100の使用時の動作の流れについて説明する。情報処理システム100の動作は、図7のフローチャートに示すように、大きく分けて、ステップS1からS3の3つのステップからなる。
[1 ステップS1:商品の注文]
本システムを利用して酒類の購入を希望する場合、ユーザは、まず、図8のフローチャートに示すようにして、商品の注文を行う。具体的には以下の通りである。
商品の注文は、例えば、ユーザ端末3からの要求に応じて、サーバ装置1が、商品情報記憶部125に記憶された商品データD4に含まれる商品につき検索・注文可能に構成されたウェブページに係るデータを通信部13から通信ネットワークNを介してユーザ端末3へと送信するようにし、ユーザ端末3の表示部34に表示された当該ウェブページを確認したユーザが、操作部35を用いて、商品データD4に含まれる商品につき検索の上、所定の注文操作を行うようにすればよい。
ここでは、ユーザは、図5に示す商品情報記憶部125に商品データD4として記憶された商品のうち、種別データD4-3の商品種別が酒類である商品を注文するものとする。
このように注文する商品が酒類である場合においては、注文操作の完了に先立って、ユーザの属性(年齢)の確認がなされる。
まず、注文確定前の所定の段階で、サーバ装置1においては、制御部11が、当該ユーザ端末3を使用するユーザに係るユーザデータD2に含まれる生年月日データD2-3及び注文がなされる日付から、注文を行ったユーザが成人であるか否かにつき判定する(ステップS11)
こで、注文を行ったユーザが成人であると判定した場合にのみ次のステップへと進み、注文を行ったユーザが未成年であると判定した場合には、例えば、酒類につき販売できない旨のメッセージをユーザ端末3へと送信して、処理を終了することとなる。
続いて、制御部11は、注文者に係るユーザデータD2に含まれるユーザIDデータD2-1と、注文がなされる商品に係る商品データD4に含まれる種別データD4-3と、を基に属性確認履歴情報記憶部126に記憶された属性確認履歴データD5につき検索し、注文を行ったユーザが、当該種別の商品(酒類)につき、属性確認済みか否か(属性確認履歴データD5に当該ユーザを被確認者とする当該種別の商品に係るデータが存在するか否か)につき判定する(ステップS12)。
ここで、属性確認済みであると判定された場合、新たに属性確認を行うことを要しないことから、ステップS15に進み、ユーザはそのまま注文を確定することが可能となる。これに対し、属性確認済みでないと判定された場合、新たに属性確認を行うことを要することから、ステップS13へと進むこととなる。
新たに属性確認を行うことを要する場合、サーバ装置1の制御部11は、図11に示すような第1属性確認画面G1に係るデータを、通信部13から通信ネットワークNを介してユーザ端末3へと送信する(ステップS13)。
第1属性確認画面G1は、図11に示すように、例えば、ユーザの属性を確認するための属性確認メッセージM1と、当該属性を満たす場合に操作する確認アイコンA1と、を有する画面である。
ユーザが、自らが成人であるとして、操作部35を用いて確認アイコンA1の操作を行うと、当該操作がなされた旨のデータがサーバ装置1へと送信される(ステップS14)。すなわち、このようにしてユーザ端末3からサーバ装置1が取得する確認アイコンA1の操作がなされた旨の情報が、本発明における第属性確認情報に該当することとなる。
このようなデータをサーバ装置1が取得して初めて、ユーザは、商品の注文操作を完了でき、ユーザによる注文操作が完了すると、注文がなされた商品に係る情報が、通信部33から通信ネットワークNを介して、サーバ装置1へと送信されることとなる(ステップS15)。
[2 ステップS2:配達員への配達指令]
ステップS1において商品の注文がなされると、続いて、図9のフローチャートに示すようにして、注文がなされた商品につき配達する旨の指令が配達員に対してなされる。具体的には以下の通りである。
まず、サーバ装置1において、制御部11が、配達対象となる商品につき配達する配達員を決定する(ステップS21)。
配達員の決定方法は特に限定されないが、例えば、配達員情報記憶部124に記憶された配達員位置データD3-3に含まれる各配達員の最新の位置情報に基づき、当該時点で配達業務に従事してない配達員のうち、注文された商品の販売店舗から最も近くに位置しているものを、当該商品につき配達する配達員として決定すればよい。
続いてサーバ装置1においては、制御部11が、配達する商品の内容、当該商品の販売店舗及び配達先となるユーザに係る情報等を含む配達指令に係るデータを作成の上、通信部13から通信ネットワークNを介して、ステップS21で決定された配達員の配達員端末2へと送信することで、配達員への配達の指令を行う(ステップS22)。
続いてサーバ装置1においては、注文を行ったユーザが、当該種別の商品(酒類)につき、属性確認済みであり、属性確認履歴情報記憶部126に、当該ユーザの当該種別の商品に係るデータが存在するか否かにつき判定する(ステップS23)。本判定としては、ステップS12における判定結果を参照すればよい。
ここでユーザの属性確認が未了であり、属性確認履歴情報記憶部126に、当該ユーザの当該種別の商品に係るデータが存在しなかった場合、サーバ装置1の制御部11は、通信部13から通信ネットワークNを介して、属性確認指令を配達員端末2へと送信する(ステップS24)。
属性確認指令としては、例えば、配達員に対してユーザの属性確認を行うことを命ずる所定のメッセージと、図12に示すような第2属性確認画面G2に係るデータを、通信部13から通信ネットワークNを介して、配達員端末2へと送信することにより行えばよい。
第2属性確認画面G2は、例えば、図12に示すように、配達員に対し、属性確認必要商品の購入者となるユーザにつき、商品種別に対応した所定の属性(酒類の場合成人である旨)の確認を求める所定の属性確認要請メッセージM2と、属性確認が完了した際に配達員が操作する確認アイコンA2と、を有する画面である。
これに対し、属性確認済みであり、属性確認履歴情報記憶部126に、当該ユーザの当該種別の商品に係るデータが存在した場合には、配達員に対する属性確認指令を行うことなく、ステップS3へと進むこととなる。この場合、制御部11は、通信部13から、属性確認指令に代えて、属性確認不要である旨を示す所定のメッセージを、配達員端末2へと送信し、これを配達員端末2の表示部24に表示させる。
[3 ステップS3:商品の配達]
配達員端末2が、サーバ装置1から配達指令(及び属性確認未了の場合には属性確認指令)を受信すると、配達員は、図10のフローチャートに示すようにして、当該配達指令に従い、商品を配達することとなる。具体的には以下の通りである。
まず、通信部23によって配達指令に係るデータを受信した配達員端末2においては、制御部21が、配達する商品の内容、当該商品の販売店舗及び配達先となるユーザに係る情報を含む配達指令を表示部24に表示する(ステップS31)。
上記表示を確認した配達員は、当該商品の販売店舗に赴き、ユーザに配達する商品を受領する。なお、この際の代金の決済方法については特に限定されず、例えば、この際に配達員が、店舗に対して個別に、商品データD4に含まれる店頭価格データD4-4に係る商品の価格を支払って、商品を購入するようにしてもよいし、決済については、別途情報処理システム100の管理者と、各店舗との間で一括して行うようにしてもよい。
配達員が商品を受領すると、配達員による操作部25を用いた所定の操作に応じ、配達員端末2からサーバ装置1へと、配達員による商品の受領が完了した旨のデータが送信される(ステップS32)。
ユーザに配達する商品を受領した配達員は、配達指令に係るユーザが配達場所データD2-4の配達場所として指定した場所に向かうこととなる。
配達場所に到着すると、配達員は、操作部25を用いて配達場所に到着したことを示す所定の操作を行い、これに応じ、配達員端末2においては、制御部21が、ステップS2において、サーバ装置1から属性確認指令を受信しているかにつき判定する(ステップS33)。
属性確認指令を受信していた場合、制御部11は、表示部24に、図12に示す第2属性確認画面G2を表示する(ステップS34)。
なお、属性確認指令を受信していなかった場合には、第2属性確認画面G2が表示部24に表示されることはなく、配達員は、ユーザの属性確認を行うことなく商品を配達してよいということとなる。
第2属性確認画面G2が表示部24に表示されると、配達員は、ユーザの属性確認を行う。すなわち、配達場所データD2-4に係る配達場所において、注文したユーザと対面し、配達する商品の種別に応じた属性確認を行う。酒類である場合、配達員は、ユーザの年齢(成人であるか)につき確認することとなるが、確認の方法は特に限定されず、例えば、身分証の提示等まで求めてもよいが、配達員が目視で成人に見えるか否かにつき確認するにとどめてもよい。
配達員は、確認の結果、当該ユーザが成人であり、酒類の購入に必要な属性を満たしていると判断した場合、第2属性確認画面G2に表示された確認アイコンA2を操作する(ステップS35)。
なお、配達員が、当該ユーザが未成年であり、酒類の購入に必要な属性を満たしていないと判断した場合、配達員は、確認アイコンA2を操作することなく、当該ユーザへの酒類の販売を中止することとなる。
配達員により確認アイコンA2が操作されると、配達員端末2の制御部21は、当該操作がなされた旨のデータを通信部23から通信ネットワークを介してサーバ装置1へと送信し(ステップS36)、通信部13によって当該データを受信したサーバ装置1においては、制御部11が記憶部12に確認結果につき記録する(ステップS37)。すなわち、このようにして配達員端末2からサーバ装置1が取得する確認アイコンA2の操作がなされた旨の情報が、本発明における第1属性確認情報に該当することとなる。
具体的には、制御部11は、例えば、受信した属性確認の結果に関し、履歴IDデータD5-1に係る履歴IDを作成の上、これと紐付けて、図6に示すように、被確認者データD5-2、確認日データD5-3、確認者データD5-4、確認種別データD5-5、確認内容データD5-6を、記憶部12の属性確認履歴情報記憶部126に記憶することとなる。
これによって、ユーザが属性確認必要商品を注文し、配達員により属性確認がなされる度に、ユーザの属性確認に係る情報が、全て属性確認履歴情報記憶部126に蓄積されていくこととなる。
属性確認が完了すると、配達員は、提示価格データD4-7に係る提示価格で、決済手段データD2-5に係る決済手段により決済を行った上で、酒類につきユーザに引き渡すこととなる。
配達が完了すると、配達員は、配達員端末2の操作部25を用いて所定の操作を行い、当該操作が行われると、配達員端末2は、通信部23から通信ネットワークNを介して、サーバ装置1へと、配達の完了につき報告する所定のデータを送信する(ステップS38)。
[第3 効果の説明]
本実施形態に係る情報処理システム100によれば、サーバ装置1において、ユーザから酒類等の属性確認必要商品につき注文がなされた際に、ユーザの属性確認が未了であり属性確認が必要であるか、ユーザの属性確認が完了しており属性確認が不要であるかにつき判定の上、判定結果につき、属性確認指令を送信するか否かという形で、当該商品につきユーザに配達する配達員が使用する配達員端末2へと送信する。
その上で、属性確認が必要である場合には、サーバ装置1は、配達員が配達時に属性確認を行った後、当該配達員が使用する配達員端末2から、属性確認の結果に係る情報(属性確認が完了し、第2属性確認画面G2の確認アイコンA2が操作された旨の情報。本発明における第1属性確認情報。)を取得し、これを記憶部12の属性確認履歴情報記憶部126に属性確認履歴データD5として記憶する。
これに対して、属性確認が不要である場合には、配達員は配達時に属性確認を行うことを要しないこととなる。
したがって、配達員は、同一のユーザかつ同一の種別の商品である場合については、1度目のみ属性確認を行えばよく、2度目以降は属性確認を行うことなく配達することが可能となることから、属性確認必要商品につき配送サービスの対象とする際に、購入者の属性確認の手間を低減することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム100によれば、ユーザによるユーザデータD2の登録時にも、ユーザ端末3から、生年月日データD2-3を取得しており、これに基づいてのユーザの属性確認も行われることから、購入に必要な属性を満たさないユーザ(酒類であれば未成年)に属性確認必要商品を配達してしまうおそれを、配達時にのみ属性確認を行う場合よりもさらに低減できる。
また、本実施形態に係る情報処理システム100によれば、ユーザによる属性確認必要 商品の注文時にも、ユーザ端末3から、属性確認の結果に係る情報(第1属性確認画面G1の確認アイコンA1が操作された旨の情報。本発明における第属性確認情報)を取得し、これに基づいてのユーザの属性確認も行われることから、購入に必要な属性を満たさないユーザ(酒類であれば未成年)に属性確認必要商品を配達してしまうおそれを、配達時にのみ属性確認を行う場合よりもさらに低減できる。
[第4 変形例]
上記においては、ユーザに配達する商品が、販売時にユーザの年齢(成人であるか否か)につき確認する必要がある酒類であり、配達員端末2からサーバ装置1が取得する第1属性確認情報が、ユーザの年齢に係る情報である場合につき説明したが、配達対象となる商品及び第1属性確認情報として取得する情報の種類は、これに限られない。
例えば、販売許可に係る法制度上の問題点は存在するものの、酒類と同様に販売時にユーザの年齢につき確認する必要のあるたばこを対象とすることも可能である。
また、例えば、高齢者福祉目的等で、所定の年齢以上の高齢者のみが購入できる商品等があれば、そのような商品を対象とし、配達員端末2からサーバ装置1が取得する第1属性確認情報が、ユーザが当該所定の年齢に達しているか否かに係る情報であるようにすることも可能である。
また、例えば、販売時にユーザの資格の有無につき確認する必要のある商品を対象とし、配達員端末2からサーバ装置1が取得する第1属性確認情報が、ユーザの資格の有無に係る情報であるようにしてもよい。例えば、購入に所定の資格を有する薬品を対象とする場合等である。
また、例えば、販売時にユーザの国籍につき確認する必要のある商品を対象とし、配達員端末2からサーバ装置1が取得する第1属性確認情報が、ユーザの国籍に係る情報であるようにしてもよい。例えば、購入者が日本人に限定される商品を対象とする場合等である。
また、例えば、販売時にユーザの性別につき確認する必要のある商品を対象とし、配達員端末2からサーバ装置1が取得する第1属性確認情報が、ユーザの性別に係る情報であるようにしてもよい。例えば、購入者が女性に限定されるセール品を対象とする場合等である。
また、ユーザは自然人に限られず、法人であってもよく、かつ、配達員端末2からサーバ装置1が取得する第1属性確認情報が、当該ユーザに係る施設の属性であるようにしてもよい。例えば、医療法人に対してのみ販売することができる薬等が対象である場合において、配達先施設が病院であるか否かにつき確認する場合等である。
100 情報処理システム
1 サーバ装置(情報処理装置)
11 制御部(記憶制御手段、第1判定手段、送信制御手段、第2判定手段、判定手段
12 記憶部(記憶手段)
121 情報処理プログラム
122 店舗情報記憶部
123 ユーザ情報記憶部
124 配達員情報記憶部
125 商品情報記憶部
126 属性確認履歴情報記憶部
13 通信部(第1取得手段、送信手段、第2取得手
14 表示部
15 操作部
2 配達員端末
3 ユーザ端末
4 店舗端末
D1 店舗データ
D2 ユーザデータ
D2-3 生年月日データ
D3 配達員データ
D4 商品データ
D4-3 種別データ
D5 属性確認履歴データ
D5-2 被確認者データ
D5-5 確認種別データ
G1 第1属性確認画面
G2 第2属性確認画面
N 通信ネットワーク

Claims (14)

  1. ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、商品の配達員による前記ユーザが前記属性を満たす旨の確認結果である第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザに対する前記属性を満たす旨の確認結果である第2属性確認情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合において、前記第1取得手段が、前記第2属性確認情報を取得した場合に、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を、前記配達員が使用する配達員端末へと送信手段によって送信させる送信制御手段と、
    前記送信制御手段が、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を前記配達員端末へと送信させた場合に、前記第1属性確認情報を、前記配達員端末から取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段が取得した前記第1属性確認情報を、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1判定手段は、前記記憶手段に、注文したユーザ及び注文された商品の種別と一致するデータが存在しない場合に前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定し、前記記憶手段に、注文したユーザ及び注文された商品の種別と一致するデータが存在する場合に前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが成人であるかの確認結果であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記所定の種別の商品は酒類であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の種別の商品はたばこであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが所定の資格を有するかの確認結果であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の種別の商品は薬品であることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが所定の国籍を有するかの確認結果であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが所定の性別を有するかの確認結果であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  10. 前記ユーザは医療法人であり、前記第1属性確認情報は、前記配達員による前記ユーザが病院であるかの確認結果であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  11. 前記送信制御手段は、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報と、前記配達員が前記ユーザが前記属性を満たすと判断した場合に操作するアイコンと、を表示する画面データを、前記配達員端末へと送信手段によって送信させ、
    前記第取得手段は、前記配達員による前記画面の操作に応じて、前記第1属性確認情報を前記配達員端末から取得することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、前記ユーザが使用するユーザ端末から予め取得した情報を用いて、前記ユーザが前記属性を満たすか否かを判定する第2判定手段を備え、
    前記第1判定手段は、ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、前記第2判定手段が、前記ユーザが前記属性を満たすと判定した場合に、前記第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、商品の配達員による前記ユーザが前記属性を満たす旨の確認結果である第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザに対する前記属性を満たす旨の確認結果である第2属性確認情報を取得する第1取得ステップと、
    前記判定ステップにおいて、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合において、前記第1取得ステップにおいて、前記第2属性確認情報を取得した場合に、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を、前記配達員が使用する配達員端末へと送信手段によって送信させる送信制御ステップと、
    前記送信制御ステップにおいて、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を前記配達員端末へと送信させた場合に、前記第1属性確認情報を、前記配達員端末から取得する第2取得ステップと、
    前記第2取得ステップにおいて取得した前記第1属性確認情報を、前記記憶手段に記憶させる記憶制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  14. コンピュータを、
    ユーザにより購入者の属性に制限のある所定の種別の商品につき注文がなされる際に、商品の配達員による前記ユーザが前記属性を満たす旨の確認結果である第1属性確認情報が、記憶手段に記憶されているかを判定する判定手段、
    前記判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記ユーザに対する前記属性を満たす旨の確認結果である第2属性確認情報を取得する第1取得手段、
    前記判定手段が、前記第1属性確認情報が前記記憶手段に記憶されていないと判定した場合において、前記第1取得手段が、前記第2属性確認情報を取得した場合に、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を、前記配達員が使用する配達員端末へと送信手段によって送信させる送信制御手段、
    前記送信制御手段が、前記第1属性確認情報の取得を要する旨の情報を前記配達員端末へと送信させた場合に、前記第1属性確認情報を、前記配達員端末から取得する第2取得手段、
    前記第2取得手段が取得した前記第1属性確認情報を、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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