JP6995174B1 - 薬剤提供支援装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】処方箋により調剤された薬剤を適切な方法によって、患者が自宅等に居ながら受け取ることが可能な薬剤提供支援装置及びプログラムを提供する。【解決手段】患者支援サーバ1は、薬局に属する薬剤師が使用する薬剤師端末7と、患者が使用する患者端末5とに対して通信可能に接続されて患者への薬剤の提供を支援するものであり、患者端末5からの服薬指導要求に応じて、患者端末5と、服薬指導要求により特定した薬局の薬剤師端末7とを接続し、かつ、患者に交付された処方箋に係る処方データを薬剤師端末7から視認可能にして、患者端末5と薬剤師端末7との間での服薬指導を可能にする服薬指導処理部と、薬局において処方データに基づき調剤した薬剤を配送する場合に、薬剤師端末7から配送記録を受信して登録する薬剤配送処理部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤提供支援装置及びプログラムに関する。
従来、患者は、病院に行って医師の診察を受け、その後、医師が患者に交付した処方箋を持って薬局へ行く。そうすることで、患者は、薬剤師から服薬指導を受けた後に、処方箋に基づいて調剤した薬剤を受け取る。
近年では、オンラインによる診察が行われるようになってきており、診察における利便性が向上してきた。しかしながら、医師から処方箋が発行された場合には、例えば、郵送により処方箋が患者に届けられ、患者が届いた処方箋を薬局に持っていかなければならず、利便性に欠けていた。
そこで、患者が薬局に行くことなく、薬剤を宅配するサービスに係るものとして、「病院より、少なくとも患者の保険証番号及び、当該患者への薬剤の処方内容を含む処方箋情報を受信し、管理する処方箋情報受付手段と、前記処方箋情報受付手段により受信した前記処方箋情報の保険証番号をキーとして、保険証番号を含む患者情報を記憶している患者情報管理データベースから前記患者の患者情報を得る患者情報取得手段と、前記患者情報取得手段により得られた患者情報を基に前記患者所定の調剤、配送センターを決定し、当該調剤、配送センターへ前記処方箋情報と前記患者情報との一部若しくは全てを処方箋配送情報として通知する処方箋配送情報配信手段とを備えた、処方箋集配信サーバ。」が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-279069号公報
特許文献1に記載のものは、予め登録された薬剤、配送センターに、処方箋情報を送信することで、薬剤を配送するものである。他方、患者が薬剤を受け取る場合には、薬剤師による服薬指導が必要であるが、特許文献1に記載のものは、この点が考慮されていなかった。
本発明は、処方箋により調剤された薬剤を適切な方法によって、患者が自宅等に居ながら受け取ることが可能な薬剤提供支援装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、薬局に属する薬剤師が使用する薬剤師端末と、患者が使用する患者端末とに対して通信可能に接続され、前記患者への薬剤の提供を支援する薬剤提供支援装置であって、患者端末からの服薬指導要求に応じて、前記患者端末と、前記服薬指導要求により特定した薬局の前記薬剤師端末とを接続し、かつ、前記患者に交付された処方箋に係る処方データを前記薬剤師端末から視認可能にして、前記患者端末と前記薬剤師端末との間で服薬指導を可能にする服薬指導処理手段と、前記薬局において前記処方データに基づき調剤した薬剤を配送する場合に、前記薬剤師端末から配送記録を受信して登録する配送記録登録手段と、を備える、薬剤提供支援装置に関する。
また、薬剤提供支援装置において、対面による薬剤の提供を受けた薬剤師の情報を含む、患者情報を記憶した患者情報記憶部を備え、前記服薬指導処理手段は、前記患者情報記憶部を参照し、前記服薬指導要求により特定した前記薬剤師の情報が含まれる場合にのみ、前記患者端末と前記薬剤師端末との間で服薬指導を可能にしてもよい。
また、薬剤提供支援装置において、前記処方データを記憶する処方データ記憶部を備え、前記服薬指導処理手段は、前記服薬指導要求により特定した前記薬局の前記薬剤師端末から前記処方データ記憶部の前記服薬指導要求に対応する前記処方データを視認可能にしてもよい。
また、薬剤提供支援装置において、医師が使用する医師端末に対してさらに通信可能に接続され、前記患者端末からの診察要求に応じて、前記患者端末と、前記診察要求により特定した医療機関の前記医師端末とを接続し、前記患者端末と前記医師端末との間で診察を可能にする診察処理手段と、前記医師端末を使用する前記医師が前記患者に交付した前記処方箋に係る前記処方データを、前記患者端末から視認可能にする処方データ処理手段と、を備えてもよい。
また、薬剤提供支援装置において、前記医師端末から診察可否情報を受信する診察可否受信手段を備え、前記診察処理手段は、前記患者端末から受信した前記診察要求が即時診察の要求である場合に、前記診察可否受信手段により受信した前記診察可否情報が診察可の情報である一の前記医師端末と、前記患者端末とを接続してもよい。
また、薬剤提供支援装置において、前記診察処理手段は、前記患者端末から医療機関に係る要件を受信した場合に、受信した前記要件を満たし、前記診察可否受信手段により受信した前記診察可否情報が診察可の情報である前記一の医師端末と、前記患者端末とを接続してもよい。
また、薬剤提供支援装置において、対面による診察を行った医師の情報を含む、患者情報を記憶した患者情報記憶部を備え、前記診察処理手段は、前記患者情報記憶部を参照し、前記診察要求により特定した前記医師の情報が含まれる場合にのみ、前記患者端末と前記医師端末との間で診察を可能にしてもよい。
また、薬剤提供支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであってもよい。
本発明によれば、処方箋により調剤された薬剤を適切な方法によって、患者が自宅等に居ながら受け取ることが可能な薬剤提供支援装置及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る診察及び服薬指導システムの全体構成図である。 第1実施形態に係る患者支援サーバの機能ブロック図である。 第1実施形態に係る患者支援サーバの記憶部の例を示す図である。 第1実施形態に係る診察及び服薬指導システムの診察及び服薬指導処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る患者端末での表示例を示す図である。 第2実施形態に係る患者支援サーバの機能ブロック図である。 第2実施形態に係る診察及び服薬指導システムの即時診察処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る医師端末及び患者端末での表示例を示す図である。 第2実施形態に係る診察及び服薬指導システムの即時服薬指導処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
〔診察及び服薬指導システム100の全体構成〕
図1は、第1実施形態に係る診察及び服薬指導システム100の全体構成図である。
図2は、第1実施形態に係る患者支援サーバ1の機能ブロック図である。
図3は、第1実施形態に係る患者支援サーバ1の記憶部30の例を示す図である。
図1に示す診察及び服薬指導システム100は、例えば、患者が自宅に居ながら、医師による診察及び薬剤師による服薬指導を受けることができるようにした、診察から服薬指導及び薬剤配送までのワンストップサービスを行うシステムである。
診察及び服薬指導システム100は、患者支援サーバ1(薬剤提供支援装置)と、患者端末5と、医師端末6と、薬剤師端末7とを備える。そして、患者支援サーバ1と、患者端末5と、医師端末6と、薬剤師端末7とは、データ通信網Nによってデータ通信が可能になっている。
なお、図1には、1つの患者端末5と、2つの医師端末6及び薬剤師端末7とが、それぞれ設置場所と共に示されているが、一例にすぎない。各端末の台数や、各端末の設置場所は、特に限定されない。
〔患者支援サーバ1〕
患者支援サーバ1は、例えば、当該サービスを実現するためのプラットフォームを提供する企業が有する。そして、当該企業は、患者支援サーバ1を運営する。
ここで、多くの患者が、患者支援サーバ1が提供する当該サービスを使用するためには、多くの患者に、当該サービスを知らせる必要がある。また、当該サービスを利用するのに必要なアプリケーションプログラム(以降、「会員アプリ」ともいう。)を、各患者端末5にインストールさせる必要がある。
そこで、診察及び服薬指導システム100において、例えば、患者支援サーバ1を運営する企業が有する、既に医薬品を購入している購入者の情報を有するデータベースを、患者情報と連携させてもよい。そして、医薬品の購入者には、例えば、会員アプリのインストールを促す広告を提供してもよい。なお、このような利用者を増やすための方策は、一例である。
図2に示すように、患者支援サーバ1は、制御部10と、記憶部30と、データ通信IF(インタフェース)39とを備える。
制御部10は、患者支援サーバ1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、医療機関処理部11と、薬局処理部21とを備える。
医療機関処理部11は、患者が自宅等に居ながら医療機関を受診する際の処理として、事前予約、オンラインによる診察、及び、処方箋の発行に係る処理を行う。ここで、オンラインとは、端末同士を接続して、遠隔にて相手方と通話等を行うものをいう。
医療機関処理部11は、事前予約処理部12と、診察要求受信部13と、診察処理部14(診察処理手段)と、処方データ処理部15(処方データ処理手段)とを備える。
事前予約処理部12は、患者端末5から診察の予約に係る依頼を受け付けた場合に、受け付けた診察予約依頼に係る処理を行う。ここで、診察の予約とは、翌日以降の診察の予約をいう。
診察要求受信部13は、診察予約時間が到来した際に、患者端末5から診察要求を受信する。診察要求は、患者が指定した医療機関を特定する情報を含む。
診察処理部14は、患者端末5と、診察要求受信部13で受信した診察要求により特定した医療機関の医師端末6とを接続する。そして、診察処理部14は、患者端末5と医師端末6とを用いた診察を可能にする。診察処理部14は、例えば、ビデオ通話機能を用いることで、患者端末5を使用する患者と、医師端末6を使用する医師との間で、問診をしたり、患者の顔色や症状の観察等を行ったりして、医師が患者の診察をすることができる。
処方データ処理部15は、診察の結果、薬剤の処方が必要な場合に、医師が患者に交付する処方箋をデータ化した処方データを受信する。処方データ処理部15は、例えば、医師端末6から処方データを受信する。なお、医師端末6が患者端末5に処方データを送信してもよく、その場合には、処方データ処理部15は、患者端末5から処方データを受信してもよい。処方データは、例えば、紙の処方箋をカメラで撮影したり、スキャンしたりしてデータ化(画像化)したものであってもよいし、電子カルテ装置(図示せず)等により作成された、最初からデータ化されたものであってもよい。そして、処方データ処理部15は、受信した処方データを、処方データ記憶部35に記憶させる。また、医療機関が処方箋をFAXで送信した場合に、処方データ処理部15は、受信したFAXデータを、処方データ記憶部35に記憶させてもよい。
薬局処理部21は、患者が自宅等に居ながら薬局で処方された薬剤を受け取る際の処理として、事前予約、オンラインによる服薬指導、薬剤配送に係る処理を行う。
薬局処理部21は、事前予約処理部22と、服薬指導要求受信部23と、服薬指導処理部24(服薬指導処理手段)と、薬剤配送処理部25(配送記録登録手段)とを備える。
事前予約処理部22は、患者端末5から服薬指導の予約に係る依頼を受け付けた場合に、受け付けた指導予約依頼に係る処理を行う。
服薬指導要求受信部23は、指導予約時間が到来した際に、患者端末5から服薬指導要求を受信する。服薬指導要求は、患者が指定した薬局を特定する情報を含む。
服薬指導処理部24は、患者端末5と、服薬指導要求受信部23で受信した服薬指導要求により特定した薬局の薬剤師端末7とを接続する。そして、服薬指導処理部24は、患者端末5と薬剤師端末7とを用いた服薬指導を可能にする。その際、服薬指導処理部24は、患者の処方データを、薬剤師端末7から視認可能にする。そして、服薬指導処理部24は、例えば、ビデオ通話機能を用いることで、患者端末5を使用する患者と、薬剤師端末7を使用する薬剤師との間で、処方箋に基づいて調剤した薬剤の服薬に関する指導をすることができる。
薬剤配送処理部25は、服薬指導処理部24による処理後に、薬剤師端末7から薬剤の配送記録を受信する。そして、薬剤配送処理部25は、処方データ記憶部35の該当の処方データの配送に係るステータスを更新する。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、患者情報記憶部32と、医師情報記憶部33と、薬剤師情報記憶部34と、処方データ記憶部35と、予約情報記憶部36とを備える。
プログラム記憶部31は、上述した制御部10が行う各種機能を実行するためのアプリケーションプログラム(プログラム)を記憶する記憶領域である。
患者情報記憶部32は、診察及び服薬指導システム100で実現されるサービスを利用する患者に関する情報を記憶する記憶領域である。
図3(A)に示す例では、患者情報記憶部32は、患者ID(IDentification)をキーにして、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日等の個人情報と、保険証情報と、支払方法情報と、対面医師IDと、対面薬剤師ID等とを対応付けて記憶する。
患者IDは、患者を識別する識別情報である。患者IDは、患者支援サーバ1において患者を一意に識別するために用いるものであり、患者情報を登録する際に、患者支援サーバ1の制御部10が、例えば、1からの連続番号として自動的に付与するものであってもよい。
氏名、住所等の個人情報は、例えば、このサービスを利用する際に、予め患者が入力することで、患者情報記憶部32に記憶される。
保険証情報は、保険証の券面情報であり、例えば、券面の画像であってもよいし、保険証番号等であってもよいし、両方であってもよい。保険証情報は、このサービスを利用する際に、予め患者が自身の保険証を、例えば、患者端末5のカメラで撮影することで、患者情報記憶部32に記憶される。また、保険証情報は、保険証の他、医療証等の情報を含んでもよい。
支払方法情報は、例えば、クレジットカード情報であり、診療費や薬剤費の支払に用いるものである。支払方法情報は、例えば、このサービスを利用する際に、予め患者がクレジットカード番号等を入力することで、患者情報記憶部32に記憶される。支払方法情報は、クレジットカード情報の他、例えば、金融機関の口座情報や、プリペイドカードの番号等、電子決済で使用可能な情報であれば、他のものであってもよい。
対面医師ID及び対面薬剤師IDは、対面による診察を行った医師や、対面による服薬指導を行った薬剤師を識別する識別情報である。対面医師ID及び対面薬剤師IDは、対面による診察を行った医師の情報及び対面による薬剤の提供を受けた薬剤師の情報に対応する。対面医師ID及び対面薬剤師IDは、例えば、対面による診察や服薬指導を行った後に、患者により医師や薬剤師が登録される。その際、患者による不正な登録を防ぐために、例えば、医師や薬剤師が承認した場合に、患者情報記憶部32に登録されるようにしてもよい。対面医師ID及び対面薬剤師IDは、複数を登録することができる。
なお、対面医師ID及び対面薬剤師IDに代わり、対面医療機関ID及び対面薬局IDであってもよい。その場合、対面による診察を行った医師の所属する医療機関や、対面による服薬指導を行った薬剤師の所属する薬局が登録される。
医師情報記憶部33は、診察及び服薬指導システム100を利用した診察をする医師に関する情報を記憶する記憶領域である。
図3(B)に示す例では、医師情報記憶部33は、医師IDをキーにして、氏名と、診療科と、医療機関IDと、医師免許情報等とを対応付けて記憶する。
医師IDは、医師を一意に特定する識別情報である。医師IDは、患者支援サーバ1において医師を一意に識別するために用いるものである。
氏名及び診療科は、医師の氏名及び対応可能な診療科であり、例えば、このサービスに登録をする際に、予め医師が入力することで、医師情報記憶部33に記憶される。
医療機関IDは、医師が所属する医療機関を識別する識別情報である。
医師免許情報は、医師免許証の情報であり、医師免許証の画像や、名簿登録番号等である。
なお、医師情報記憶部33は、医師に関するその他の情報を登録してもよい。
薬剤師情報記憶部34は、診察及び服薬指導システム100を利用しての服薬指導をする薬剤師に関する情報を記憶する記憶領域である。
図3(C)に示す例では、薬剤師情報記憶部34は、薬剤師IDをキーにして、氏名と、薬局IDと、薬剤師免許情報等とを対応付けて記憶する。
薬剤師IDは、薬剤師を一意に特定する識別情報である。薬剤師IDは、患者支援サーバ1において薬剤師を一意に識別するために用いるものである。
氏名は、薬剤師の氏名であり、例えば、このサービスに登録をする際に、予め薬剤師が入力することで、薬剤師情報記憶部34に記憶される。
薬局IDは、薬剤師が所属する薬局を識別する識別情報である。
薬剤師免許情報は、薬剤師免許証の情報であり、薬剤師免許証の画像や、名簿登録番号等である。
なお、薬剤師情報記憶部34は、薬剤師に関するその他の情報を登録してもよい。
処方データ記憶部35は、医師が発行した処方箋に係るデータを記憶する記憶領域である。
図3(D)に示す例では、処方データ記憶部35は、処方箋IDをキーにして、日時と、患者IDと、医師IDと、処方箋情報と、薬剤師IDと、配送済フラグとを対応付けて記憶する。
処方箋IDは、処方箋を識別する識別情報である。処方箋IDは、患者支援サーバ1において処方箋を一意に識別するために用いるものであり、処方データを登録する際に、患者支援サーバ1の制御部10が、例えば、1からの連続番号として自動的に付与するものであってもよい。
日時は、処方データの入力日時である。
患者IDは、処方箋を交付先である患者の識別情報であり、医師IDは、処方箋を発行する医師の識別情報である。なお、医師IDに代わり、又は、医師IDに加えて医療機関IDとしてもよい。
処方箋情報は、処方内容の情報である。処方箋情報は、処方箋の画像であってもよいし、処方箋を作成するための入力データであってもよい。入力データである場合、例えば、医師により発行がされたことを示す電子的な証明書等が付されているものが望ましい。
薬剤師IDは、処方データに基づく服薬指導を患者に行った薬剤師の識別情報であり、薬剤師が服薬指導をする際に、処方データ記憶部35に登録される。なお、薬剤師IDに代わり、又は、薬剤師IDに加えて薬局IDとしてもよい。
配送済フラグは、処方データに基づく薬剤を、発送(配送)したか否かを示すフラグである。配送の手配をした場合に、フラグをオンにする。
予約情報記憶部36は、患者による診察及び服薬指導の予約に係る情報を記憶する記憶領域である。
図3(E)に示す例では、予約情報記憶部36は、予約IDをキーにして、日時と、患者IDと、予約枠Aと、医療機関IDと、予約枠Bと、薬局IDとを対応付けて記憶する。
予約IDは、予約情報を識別する識別情報である。予約IDは、患者支援サーバ1において予約情報を一意に識別するために用いるものであり、予約情報を登録する際に、患者支援サーバ1の制御部10が、例えば、1からの連続番号として自動的に付与するものであってもよい。
日時は、患者による予約情報の入力日時である。
患者IDは、患者の識別情報である。
予約枠Aと、医療機関IDとは、診察の予約日時枠(時間帯)及び予約した医療機関の識別情報である。
予約枠Bと、薬局IDとは、服薬指導の予約日時枠(時間帯)及び予約した薬局の識別情報である。
なお、医師ID及び薬剤師IDに代えて、医療機関ID及び薬局IDにしてもよい。
また、記憶部30に記憶されるデータは、上記のものに限定されない。例えば、医療機関IDをキーにして、医療機関に関する情報を記憶した医療機関情報記憶部や、薬局IDをキーにして、薬局に関する情報を記憶した薬局情報記憶部を有してもよい。
また、図3に示した患者情報記憶部32から予約情報記憶部36までの各項目は、一例であり、他の項目があってもよいし、ない項目があってもよい。
データ通信IF39は、データ通信網Nとの間のインタフェースである。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、患者支援サーバ1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
また、患者支援サーバ1は、1つのサーバ装置ではなく、例えば、クラウドサーバ等の複数のサーバ装置に組み合わせによって実現されていてもよい。
〔患者端末5〕
患者端末5は、患者がオンラインでの診察や服薬指導を受ける際に用いる端末である。図1では、患者端末5は、スマートフォンや、タブレット等の携帯端末として例示しているがこれに限定されない。患者端末5は、その他、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等であってもよい。
患者端末5は、図示しないが、制御部と、記憶部と、タッチパネル等の入出力部と、カメラと、マイクと、データ通信IFとを備える。
〔医師端末6〕
医師端末6は、例えば、各医療機関に設けられて、医師が使用する端末である。図1では、医師端末6は、一般的なPCとして例示しているがこれに限定されない。医師端末6は、その他、例えば、スマートフォン、タブレット等であってよい。医師端末6は、図示しないが、制御部と、記憶部と、ディスプレイ等の表示部と、キーボード等の入力部と、カメラと、マイクと、データ通信IFとを備える。
なお、医師端末6は、例えば、電子カルテ用の端末等を用いてもよい。
〔薬剤師端末7〕
薬剤師端末7は、例えば、各薬局に設けられて、薬剤師が使用する端末である。図1では、薬剤師端末は、一般的なPCとして例示しているがこれに限定されない。薬剤師端末7は、その他、例えば、スマートフォン、タブレット等であってよい。図示しないが、制御部と、記憶部と、ディスプレイ等の表示部と、キーボード等の入力部と、カメラと、マイクと、データ通信IFとを備える。
〔処理の説明〕
次に、診察及び服薬指導システム100での処理について説明する。
事前処理として、まず、診察及び服薬指導システム100による当該サービスを利用しようとする患者は、患者端末5に、当該サービスを利用するための会員アプリ(図示せず)をインストールする。
そして、患者端末5にインストールされた会員アプリを起動して、基本情報を登録する。ここで、基本情報とは、患者情報記憶部32に記憶させる各項目の情報である。なお、上述したように、既に医薬品を購入している購入者の情報を、患者情報記憶部32に記憶させてもよい。
また、当該サービスによる診察を行う医師は、医師端末6から患者支援サーバ1に、例えば、Webによる接続をし、医師情報記憶部33に記憶させる各項目の情報を入力する。同様に、当該サービスによる服薬指導を行う薬剤師は、薬剤師端末7から患者支援サーバ1に、例えば、Webによる接続をし、薬剤師情報記憶部34に記憶させる各項目の情報を入力する。
次に、診察及び服薬指導に係る処理について説明する。
図4は、第1実施形態に係る診察及び服薬指導システム100の診察及び服薬指導処理を示すフローチャートである。
図5は、第1実施形態に係る患者端末5での表示例を示す図である。
まず、オンラインによる医師の診察を受けたい患者は、患者端末5の会員アプリを起動して予約情報を入力するための画面を表示させ、患者が予約情報を入力することで、図4のステップS(以下、単に「S」という。)11において、患者端末5の制御部は、予約情報の入力を受け付ける。
患者による患者端末5を用いた予約情報の入力は、病院(医療機関)を探す様々な方法を用いて行うことができる。
図5(A)は、予約する病院を探す際に用いる画面51である。
画面51は、予約する病院を探す際に、最初に患者端末5に出力するものである。画面51では、病院を探す方法として、「位置から」探したり、「症状から」探したり、「日時から」探したり、「口コミから」探したりすることができるようになっている。ここで、「位置から」病院を探す場合には、患者支援サーバ1の制御部10は、患者情報記憶部32に記憶されている患者の住所に基づいて近隣の病院を探すことができる。
なお、患者端末5に位置情報を取得する機能を有する場合には、「位置から」の選択を受け付けたことに応じて、患者端末5が現在地情報を患者支援サーバ1に送信することで、患者支援サーバ1の制御部10は、受信した現在地情報の近隣の病院を探すようにしてもよい。また、画面51は、一例であって、他の方法による病院を探すものがあってもよい。
図5(B)は、画面51から病院を指定した場合に、診察を受ける日時(診療日時)を入力するための画面52である。画面52は、診療日付と、診療開始時間とを指定可能な画面である。なお、指定不可の日付や時間には、取消線が付されている。また、患者が選択した日付や時間が一見して把握できるようになっている。図5(B)に示す画面52では、2020年9月9日の15時からの診察を予約していることを示す。
なお、図5(A)で「日時から」病院を探すものを選択した場合には、次に、図5(B)に類似した日時を入力する画面(図示せず)を出力し、患者が指定した日時で診察可能な病院一覧画面(図示せず)を出力することで、診察の予約をすることができる。
次に、患者は、患者端末5を用いた服薬指導の予約を行う。服薬指導の予約についても、診察の予約とほぼ同様に行うことができ、「病院」に代わり「薬局」にすればよい。
なお、服薬指導の予約は、予め行ってもよいが、診察の後に行ってもよい。
その後、患者端末5が、入力した予約情報を患者支援サーバ1に送信することで、患者支援サーバ1の制御部10(事前予約処理部12)は、予約情報を受信し、図4のS12において、制御部10(事前予約処理部12)は、予約情報を、予約情報記憶部36に登録する。この処理により、予約情報記憶部36には、予約IDから医療機関IDまでの各項目が入力された新たな情報が追加される。
ここで、患者支援サーバ1の制御部10(事前予約処理部12)は、受信した予約情報に含まれる医療機関IDが、患者情報記憶部32に記憶された対面医師IDの医師が所属する医療機関の医療機関IDと同じであることを確認し、同じ場合にのみ、予約情報を予約情報記憶部36に登録するようにしてもよい。これは、初回は対面による診察を行った場合にのみ、次回以降のオンラインでの診察を可能にする制度に対応したものである。
次に、予約した診察時間が近づき、患者が患者端末5を操作すると、S21において、患者端末5の制御部は、診察要求を患者支援サーバ1に送信する。ここで、患者支援サーバ1の制御部10(医療機関処理部11)は、予約情報記憶部36を参照し、予約日時が近づいた場合に、該当する患者IDに対応する患者端末5に対して、予約時間の通知をしてもよい。
患者支援サーバ1の制御部10(診察要求受信部13)は、患者端末5から診察要求を受信すると、S22において、制御部10(診察処理部14)は、予約情報記憶部36を参照し、予約した医療機関IDに対応した医師端末6と、患者端末5とを接続する。そして、制御部10(診察処理部14)は、医師端末6と、患者端末5との間で診察を可能にする診察処理を行う。
医師と患者とは、医師端末6と患者端末5とを用いることにより、オンラインで診察を行うことができる。
診察が終わり、医師が医師端末6を用いて処方データを入力すると、S23において、医師端末6の制御部は、処方データの入力を受け付け、患者支援サーバ1に送信する。
S24において、患者支援サーバ1の制御部10(処方データ処理部15)は、受信した処方データを、処方データ記憶部35に登録する。この処理により、患者端末5からの照会に対して、制御部10(処方データ処理部15)は、患者端末5から処方データを視認可能にする。
なお、診察が終わった後、患者支援サーバ1の制御部10は、診察の評価を入力する画面(図示せず)を患者端末5に表示させ、患者に医師及び/又は医療機関の評価を登録させるようにしてもよい。そして、登録した評価情報は、患者支援サーバ1の記憶部30に、口コミ情報として記憶させてもよい。
次に、予約した服薬指導時間が近づき、患者が患者端末5を操作すると、S31において、患者端末5の制御部は、服薬指導要求を患者支援サーバ1に送信する。ここで、患者支援サーバ1の制御部10(薬局処理部21)は、予約情報記憶部36を参照し、予約日時が近づいた場合に、該当する患者IDに対応する患者端末5に対して、予約時間の通知をしてもよい。
患者支援サーバ1の制御部10(服薬指導要求受信部23)は、患者端末5から服薬指導要求を受信すると、S32において、制御部10(服薬指導処理部24)は、予約情報記憶部36を参照し、予約した薬局IDに対応した薬剤師端末7と、患者端末5とを接続する。そして、制御部10(服薬指導処理部24)は、薬剤師端末7と、患者端末5との間で服薬指導を可能にする服薬指導処理を行う。その際、制御部10(服薬指導処理部24)は、処方データ記憶部35の該当する患者の処方データのみを、薬剤師端末7から視認可能にする。
薬剤師と患者とは、薬剤師端末7と患者端末5とを用いることにより、オンラインで服薬指導を行うことができる。
服薬指導が終わり、薬剤師が処方データに基づいて調剤した薬剤を、患者の指定した所定の場所への配送を手配すると、薬剤師は、薬剤師端末7を用いて薬剤配送登録を行う。そうすると、S33において、薬剤師端末7の制御部は、薬剤配送登録を受け付け、患者支援サーバ1に登録データ(配送記録)を送信する。
S34において、患者支援サーバ1の制御部10(薬剤配送処理部25)は、受信した登録データに基づいて、処方データ記憶部35の配送済フラグをオンに更新する。その後、患者支援サーバ1の制御部10は、本処理を終了する。
なお、患者支援サーバ1は、患者端末5に評価画面(図示せず)を出力し、医師による診察と同様に、服薬指導を行った薬剤師及び/又は薬局の評価を、患者に登録させてもよい。
また、詳細な記載は省略するが、患者支援サーバ1において、診察以外の様々な処理を行ってもよい。例えば、医師が患者を診察する前に、患者支援サーバ1は、患者情報記憶部32に登録された保険証情報から保険証の有効性を確認してもよい。また、診察後に、医師端末6から患者支援サーバ1に対して診療費を請求し、患者支援サーバ1が患者の支払方法情報を用いて医師端末6が属する医療機関に対して支払処理を行ってもよい。同様に、患者支援サーバ1は、薬剤費に係る支払処理を行ってもよい。
このように、第1実施形態の診察及び服薬指導システム100によれば、以下のような効果がある。
(1)患者端末5からの服薬指導要求に応じて、患者端末5と、服薬指導要求により特定した薬局の薬剤師端末7とを接続し、服薬指導要求に対応し患者に交付された処方箋に係る処方データを、薬剤師端末7から視認可能にして、患者端末5と薬剤師端末7との間で服薬指導を可能にする。そして、薬局において処方データに基づき調剤した薬剤を配送する場合に、配送記録を、薬剤師端末7から受信して登録する。
このような仕組みにより、患者は、服薬指導要求をする薬局を選ぶことができ、また、患者端末5を用いて服薬指導を受けることができるため、患者は、例えば、自宅に居ながら服薬指導を受けることができる。また、患者支援サーバ1は、薬剤を配送により患者に届けることができ、それを記録及び管理することができる。患者は、例えば、自宅に居ながら薬剤を受け取ることができるため、時間を有効活用でき、利便性が向上する。
(2)対面による薬剤の提供を受けた薬剤師を特定する対面薬剤師IDが記憶された患者情報記憶部32を参照し、服薬指導要求により特定された薬局に所属する薬剤師IDが記憶されている場合にのみ、患者端末5と薬剤師端末7との間で服薬指導を可能にする。
よって、初回は対面により服薬指導を行い、次回以降に、オンラインによる服薬指導を行うことができる。よって、実際に対面により服薬指導を行った薬局のみがオンラインによる服薬指導を行えるように限定でき、服薬指導に対する信頼性が確保できる。
(3)服薬指導要求に対応する処方データ記憶部35の処方データを、服薬指導要求により特定可能な薬局の薬剤師端末7から視認可能にする。
よって、患者が指定した薬局の薬剤師は、患者の処方データを確認でき、当該薬剤師が調剤及び服薬指導をすることができる。
(4)患者端末5からの診察要求に応じて、患者端末5と、診察要求により特定可能な医療機関の医師端末6とを接続し、患者端末5と医師端末6との間で診察を可能にする。そして、医師端末6を使用する医師が患者に対して処方箋を交付した場合に、処方箋に係る処方データを患者端末5から視認可能にする。
このような仕組みにより、患者は、診察要求をする医療機関を選ぶことができ、また、患者端末5を用いて診察を受けることができるため、患者は、例えば、自宅に居ながら診察を受けることができ、院内感染等の感染症等に罹るリスクを抑えることができる。また、患者は、医師が交付した処方箋に係る処方データを、患者端末5から確認できる。
(5)対面による診察を受けた医師を特定する対面医師IDが記憶された患者情報記憶部32を参照し、診察要求により特定された医療機関に所属する医師IDが記憶されている場合にのみ、患者端末5と医師端末6との間での診察を可能にする。
よって、初回は対面により診察を行い、次回以降に、オンラインによる診察を行うことができる。よって、実際に対面により診察を行った医療機関のみがオンラインによる診察を行えるように限定でき、現在の法律に即したシステムにできる。また、診察に対する信頼性が確保できる。
(6)患者が患者端末5を用いて、オンライン診察を行う医療機関と、オンライン服薬指導を行う薬局とを選択する。そして、患者は、患者端末5を用いてオンライン診察と、オンライン服薬指導とを受けることができる。
よって、医薬分業の仕組みに合致した仕組みで実現できる。また、診察から服薬指導、薬剤の配送までの一連のサービスを、一気通貫で実現できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、すぐに対応可能な医師や薬剤師を、患者が手配するものに関する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図6は、第2実施形態に係る患者支援サーバ201の機能ブロック図である。
第2実施形態における診察及び服薬指導システム200の全体構成は、第1実施形態(図1)と同様である。
診察及び服薬指導システム200は、患者支援サーバ201と、患者端末5と、医師端末6と、薬剤師端末7とを備える。
〔患者支援サーバ201〕
図6に示すように、患者支援サーバ201は、制御部210と、記憶部230と、データ通信IF39とを備える。
制御部210は、医療機関処理部211と、薬局処理部221とを備える。
医療機関処理部211は、診察可否受信部216と、診察要求受信部213と、診察処理部214と、処方データ処理部15とを備える。
診察可否受信部216は、医師端末6から診察が可能である時間情報を含む診察可否情報を受信する。そして、診察可否受信部216は、受信した診察可否情報を、対応可能者記憶部237に記憶させる。
診察要求受信部213は、患者がすぐに診察を受けたい場合に患者端末5が送信する、即時診察の要求である診察要求を受信する。
診察処理部214は、対応可能者記憶部237を参照し、対応が可能な医師を選択する。そして、診察処理部214は、選択した医師の医師端末6に対して確認を行い、患者端末5と接続する。そうすることで、診察処理部214は、患者端末5と医師端末6との間での診察を可能にする。
薬局処理部221は、指導可否受信部226と、服薬指導要求受信部223と、服薬指導処理部224と、薬剤配送処理部25とを備える。
指導可否受信部226は、薬剤師端末7から服薬指導が可能である時間情報を含む指導可否情報を受信する。そして、指導可否受信部226は、受信した指導可否情報を、対応可能者記憶部237に記憶させる。
服薬指導要求受信部223は、患者がすぐに服薬指導を受けたい場合に患者端末5が送信する即時服薬指導の要求である服薬指導要求を受信する。
服薬指導処理部224は、対応可能者記憶部237を参照し、対応が可能な薬剤師を選択する。そして、服薬指導処理部224は、選択した薬剤師の薬剤師端末7に対して確認を行い、患者端末5と接続する。そうすることで、服薬指導処理部224は、患者端末5と薬剤師端末7との間での服薬指導を可能にする。
記憶部230は、プログラム記憶部231と、患者情報記憶部32と、医師情報記憶部33と、薬剤師情報記憶部34と、処方データ記憶部35と、対応可能者記憶部237とを備える。
プログラム記憶部231は、上述した制御部210が行う各種機能を実行するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶領域である。
対応可能者記憶部237は、即時診察の要求に対応可能な医師の医師IDや、即時服薬指導の要求に対応可能な薬剤師の薬剤師IDと、対応可能時間とを対応付けて記憶する記憶領域である。対応可能者記憶部237は、当日に対応可能なもののみを記憶する。
〔処理の説明〕
次に、診察及び服薬指導システム200での処理について説明する。
事前処理については、第1実施形態と同様である。
次に、診察に係る処理について説明する。
図7は、第2実施形態に係る診察及び服薬指導システム200の即時診察処理を示すフローチャートである。
図8は、第2実施形態に係る医師端末6及び患者端末5での表示例を示す図である。
まず、当日にオンラインでの診察が可能な医師は、医師端末6から患者支援サーバ201に接続して、図8(A)に例示する空き時間登録画面261を医師端末6の表示部に表示させる。
図8(A)に例示する空き時間登録画面261は、簡易入力部261aと、指定入力領域261bとを含む。簡易入力部261aは、現在から直近の時間(図8(A)の例では、1時間まで)における対応が可能である際に、医師が選択するボタンである。他方、指定入力領域261bは、本日の空き時間を登録可能なものであり、複数の時間帯の表示されており、時間帯を選択することで任意に登録が可能になっている。なお、取消線で示された時間帯は、現在時刻に基づいて指定が不可のものを示す。
医師は、空き時間登録画面261の簡易入力部261a又は指定入力領域261bを用いて、簡易入力又は指定入力を選択し、空き時間を登録することで、診察可の情報を入力する。
図7のS211において、医師端末6の制御部は、診察可の情報の入力を受け付け、患者支援サーバ201に送信する。
S212において、患者支援サーバ201の制御部210(診察可否受信部216)は、診察可の情報(診察可否情報)を受信し、対応可能者記憶部237に、医師IDと、対応可能時間とを記憶させる。
次に、即時に診察を受けたい患者が、患者端末5を操作して、図8(B)に例示する予約状況確認画面255をタッチパネルに表示させる。
ここで、予約状況確認画面255について説明する。
図8(B)に例示する予約状況確認画面255は、予約状況表示領域255aと、通常予約登録部255bと、即時予約登録部255cとを含む。予約状況表示領域255aは、当該患者の予約状況を表示する。通常予約登録部255bは、病院を探して予約をするためのボタンである。患者によって通常予約登録部255bが選択されると、患者端末5の制御部は、例えば、第1実施形態の図5(A)の画面51に画面遷移をするので、患者は、翌日以降の診察の予約をすることができる。即時予約登録部255cは、即時の診察を要求する場合に、患者が選択するボタンである。診察及び服薬指導システム200では、患者が即時予約登録部255cを選択するだけで、即時の診察を要求できるため、患者の即時診察のニーズを満たすことができ、利便性に富む。
患者が予約状況確認画面255の即時予約登録部255cを選択することで、図7のS221において、患者端末5の制御部は、診察要求を患者支援サーバ201に送信する。
患者支援サーバ201の制御部210(診察要求受信部213)は、患者端末5から診察要求を受信すると、S222において、制御部210(診察処理部214)は、対応可能者記憶部237を参照し、対応可能な医師を1人選択し、選択した医師の医師端末6に対して確認を行う。ここでの確認は、接続要求のようなものであってもよい。
S223において、制御部210(診察処理部214)は、接続を確認した医師端末6と、患者端末5とを接続し、診察を可能にする診察処理を行う。
S224及びS225の処理は、第1実施形態(図4)のS23及びS24の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、服薬指導に係る処理について説明する。
図9は、第2実施形態に係る診察及び服薬指導システム200の即時服薬指導処理を示すフローチャートである。
まず、当日にオンラインでの服薬指導が可能な薬剤師は、薬剤師端末7から患者支援サーバ201に接続して、図8(A)に例示する空き時間登録画面261と同様の画面を、薬剤師端末7の表示部に表示させる。
薬剤師が空き時間を登録することで、図9のS241において、薬剤師端末7の制御部は、薬剤師による指導可否の入力を受け付け、患者支援サーバ201に送信する。
S242において、患者支援サーバ201の制御部210(指導可否受信部226)は、指導可否情報を受信し、対応可能者記憶部237に、薬剤師IDと、対応可能時間とを記憶させる。
次に、即時に服薬指導を受けたい患者が、患者端末5を操作して、即時の服薬指導を要求することで、図9のS251において、患者端末5の制御部は、服薬指導要求を患者支援サーバ201に送信する。
患者支援サーバ201の制御部210(服薬指導要求受信部223)は、患者端末5から服薬指導要求を受信すると、S252において、制御部210(服薬指導処理部224)は、対応可能者記憶部237を参照し、対応可能な薬剤師を1人選択し、選択した薬剤師の薬剤師端末7に対して確認を行う。
S253において、制御部210(服薬指導処理部224)は、接続を確認した薬剤師端末7と、患者端末5とを接続し、服薬指導を可能にする服薬指導処理を行う。
S254及びS255の処理は、第1実施形態(図4)のS33及びS34の処理と同様であるため、説明を省略する。
このように、第2実施形態の診察及び服薬指導システム200によれば、以下のような効果がある。
医師や薬剤師は、診察や服薬指導が可能な時間帯を医師端末6及び薬剤師端末7を用いて予め患者支援サーバ201に登録する。そして、患者支援サーバ201は、患者端末5から即時の診察や服薬指導の要求を受信した場合に、登録された医師や薬剤師から選択して、患者端末5と、医師端末6又は薬剤師端末7とを接続する。
このような仕組みにより、医師や薬剤師は、自身の予定が空いているすき間時間に、診察及び服薬指導システム200を用いたオンライン診察やオンライン服薬指導をすることができる。そのため、医師や薬剤師の働き方の改革を実現できると共に、収益を上げることができる。また、すぐに診察や服薬指導をしてもらいたい、といった患者の急なニーズに対応できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態では、オンライン診察を行う医師が属する医療機関や、オンライン服薬指導を行う薬剤師が属する薬局を指定し、指定した医療機関に属する一の医師が診察し、指定した薬局に属する一の薬剤師が服薬指導をするものであったが、これに限定されない。例えば、既にかかりつけの医師や薬剤師がいる場合に、医師や薬剤師を、直接指定してもよい。
(2)第1実施形態では、病院を探す方法としていくつかの方法を例示したが、これに限定されない。例えば、患者に慢性の疾患等の既往症がある場合、患者は、いつも同じ薬剤を処方してもらっている、ということがある。患者情報記憶部に、既往症を登録しておき、「薬が欲しい」といったニーズに対応可能な医師による診察の予約ができるようにしてもよい。
(3)第1実施形態では、対面による診察(又は服薬指導)を行った医師(又は薬剤師)が属する医療機関(又は薬局)によるオンライン診察(又はオンライン服薬指導)を可能にするものを例に説明したが、これに限定されない。法改正や、一時的な特例により、対面による診察(又は服薬指導)を要件にしなくてもよい場合には、この制限を行うロジックを実行しないようにすれば、対面による診察(又は服薬指導)を行っていない医療機関(又は薬局)によるオンライン診察(又はオンライン服薬指導)を可能にできる。
(4)第2実施形態では、医師や薬剤師の要件について特に記載をしなかったが、患者が要件を入力できるようにしてもよい。要件の内容としては、例えば、医師の場合には、希望する診療科の他、患者の住所に近い位置の医療機関の医師、といったものが挙げられる。また、口コミの評価が高いものを優先する等の要件であってもよい。患者支援サーバは、患者端末から受信した要件を、記憶部(患者要件記憶部)に記憶し、即時診察(又は服薬指導)が可能な医師(又は薬剤師)を選択する際に、当該記憶部に記憶された要件を用いてもよい。
1,201 患者支援サーバ(薬剤提供支援装置)
5 患者端末
6 医師端末
7 薬剤師端末
10,210 制御部
11,211 医療機関処理部
12,22 事前予約処理部
13,213 診察要求受信部
14,214 診察処理部
15 処方データ処理部
21,221 薬局処理部
23,223 服薬指導要求受信部
24,224 服薬指導処理部
25 薬剤配送処理部
30 記憶部
31,231 プログラム記憶部
32 患者情報記憶部
33 医師情報記憶部
34 薬剤師情報記憶部
35 処方データ記憶部
36 予約情報記憶部
39 データ通信IF
100,200 診察及び服薬指導システム
216 診察可否受信部
226 指導可否受信部
237 対応可能者記憶部
N データ通信網

Claims (8)

  1. 医師が使用する医師端末と、薬局に属する薬剤師が使用する薬剤師端末と、患者が使用する患者端末とに対して通信可能に接続され、前記患者の診察から前記患者への薬剤の提供までを支援する薬剤提供支援装置であって、
    前記患者端末からの診察要求に応じて、前記患者端末と、前記診察要求により特定した医療機関の前記医師端末とを接続し、前記患者端末と前記医師端末との間で診察を可能にする診察処理手段と、
    前記医師端末を使用する前記医師が前記患者に対する処方箋に係る処方データを入力することで、前記医師端末から受信した前記処方データを処方データ記憶部に記憶する処方データ処理手段と、
    前記患者端末からの服薬指導要求に応じて、前記患者端末と、前記服薬指導要求により特定した薬局の前記薬剤師端末とを接続し、かつ、前記処方データ記憶部に記憶された前記患者に交付された前記処方箋に係る前記処方データのみを前記薬剤師端末から視認可能にして、前記患者端末と前記薬剤師端末との間で服薬指導を可能にする服薬指導処理手段と、
    前記薬局において前記処方データに基づき調剤した薬剤を配送する場合に、前記薬剤師端末から配送記録を受信して登録する配送記録登録手段と、
    を備える、薬剤提供支援装置。
  2. 請求項1に記載の薬剤提供支援装置において、
    前記処方データ処理手段は、前記患者端末からの前記処方データの照会を受信した場合に、前記処方データ記憶部に記憶された前記処方データを、前記患者端末から視認可能にする、薬剤提供支援装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の薬剤提供支援装置において、
    前記医師端末から当日の診察可能時間を含む診察可否情報を受信する診察可否受信手段を備え、
    前記診察処理手段は、前記患者端末から受信した前記診察要求が即時診察の要求である場合に、前記診察可否受信手段により受信した前記診察可否情報によって診察可である一の前記医師端末を選定し、選定した前記医師端末と、前記患者端末とを接続する、薬剤提供支援装置。
  4. 請求項3に記載の薬剤提供支援装置において、
    前記診察処理手段は、前記患者端末から医療機関に係る要件を受信した場合に、受信した前記要件を満たし、前記診察可否受信手段により受信した前記診察可否情報によって診察可である前記一の医師端末を選定し、選定した前記医師端末と、前記患者端末とを接続する、薬剤提供支援装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の薬剤提供支援装置において、
    前記薬剤師端末から当日の服薬指導可能時間を含む服薬指導可否情報を受信する指導可否受信手段を備え、
    前記服薬指導処理手段は、前記患者端末から受信した前記服薬指導要求が即時の服薬指導の要求である場合に、前記指導可否受信手段により受信した前記服薬指導可否情報によって服薬指導が可である一の前記薬剤師端末を選定し、選定した前記薬剤師端末と、前記患者端末とを接続する、薬剤提供支援装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の薬剤提供支援装置において、
    対面による薬剤の提供を受けた薬剤師の情報を含む、患者情報を記憶した患者情報記憶部を備え、
    前記服薬指導処理手段は、前記患者情報記憶部を参照し、前記服薬指導要求により特定した前記薬剤師の情報が含まれる場合にのみ、前記患者端末と前記薬剤師端末との間で服薬指導を可能にする、薬剤提供支援装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の薬剤提供支援装置において、
    対面による診察を行った医師の情報を含む、患者情報を記憶した患者情報記憶部を備え、
    前記診察処理手段は、前記患者情報記憶部を参照し、前記診察要求により特定した前記医師の情報が含まれる場合にのみ、前記患者端末と前記医師端末との間で診察を可能にする、薬剤提供支援装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の薬剤提供支援装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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